JP4823206B2 - IP telephone, IP telephone exchange, and call recording method - Google Patents
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Description
本発明は、ＩＰ電話の通話録音技術に関する。 The present invention relates to an IP telephone call recording technique.
特許文献１には、各拠点に配置された通話録音装置に蓄積された通話データを共有化する技術が開示されている。この技術では、ＩＰ電話網上に配置された管理装置を経由して、各拠点に配置された通話録音装置間でアドレス情報を交換することにより、通話録音装置が目的の端末に通話データの取得用情報を送信できるようにしている。 Patent Document 1 discloses a technique for sharing call data stored in a call recording device disposed at each site. In this technology, the call recording device acquires call data to the target terminal by exchanging address information between the call recording devices arranged at each site via a management device arranged on the IP telephone network. Information can be sent.
この技術において、第一の通話録音装置は、配下の端末である第一の端末から、第二の端末の電話番号を含む通話データ配布要求を受信すると、この電話番号を含むアドレス確認要求を管理装置に送信する。管理装置は、アドレス確認要求を受信すると、このアドレス確認要求に含まれている電話番号を持つ第二の端末を配下とする第二の通話録音装置のアドレスを取得し、この第二の通話録音装置にアドレス確認要求を転送する。第二の通話録音装置は、アドレス確認要求を受信すると、このアドレス確認要求に含まれている電話番号に基づき第二の端末のアドレスを取得し、このアドレスを第一の通話録音装置に送信する。第一の通話録音装置は、このアドレスにより特定される第二の端末に対して、自通話録音装置に蓄積された通話データの取得用情報を送信する。 In this technology, when the first call recording device receives a call data distribution request including the telephone number of the second terminal from the first terminal which is a subordinate terminal, the first call recording device manages the address confirmation request including the telephone number. Send to device. Upon receiving the address confirmation request, the management device acquires the address of the second call recording device under the control of the second terminal having the telephone number included in the address confirmation request, and this second call recording Transfer the address confirmation request to the device. When the second call recording device receives the address confirmation request, the second call recording device acquires the address of the second terminal based on the telephone number included in the address confirmation request, and transmits this address to the first call recording device. . The first call recording device transmits information for acquiring the call data stored in the own call recording device to the second terminal specified by this address.
また、特許文献２には、ＩＰ電話の通話を簡単に録音できる技術が開示されている。この技術では、サウンドＤＬＬとサウンドカードのデバイスドライバとの間でやり取りされるサウンドデータをフッキングするフッキングプログラムモジュールを用いて、このサウンドデータをフッキングし蓄積する。これにより、ＩＰ電話に採用されているプロトコルを知らなくても通話データを録音できる。
ところで、ＩＰ電話は通常の電話に比べ音声品質が悪い。このため、ＩＰ電話の録音データからでは、例えば当事者双方の発言が重なった場合に、それがどちらの発言なのかの判断が困難なことがある。 By the way, IP phones have poor voice quality compared to normal phones. For this reason, from the recorded data of the IP phone, it may be difficult to determine which one is, for example, when both parties overlap.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、発話者を容易に特定可能なＩＰ電話の録音技術を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is an object of the present invention to provide an IP telephone recording technique capable of easily specifying a speaker.
上記課題を解決するために、本発明では、ＩＰ電話機において、送話データおよび受話データを別々に録音できるようにした。 In order to solve the above problems, in the present invention, transmission data and reception data can be recorded separately in an IP telephone.
例えば、本発明は、録音機能を備えたＩＰ電話機であって、
ハンドセットに音声入力された音声データおよび前記ハンドセットから音声出力される音声データを、それぞれ送話データ、受話データとして録音する録音手段と、
録音対象の指定を受け付ける受付手段と、を有し、
前記録音手段は、
前記受付手段で受け付けた指定により特定される前記音声データを録音する。
For example, the present invention is an IP telephone having a recording function,
Recording means for recording voice data inputted to the handset and voice data outputted from the handset as transmission data and reception data, respectively.
Receiving means for receiving designation of a recording target,
The recording means is
The audio data specified by the designation received by the receiving unit is recorded.
本発明によれば、ＩＰ電話機において、送話データおよび受話データを別々に録音できるので、発話者を容易に特定可能なＩＰ電話の録音技術を提供することができる。 According to the present invention, since transmission data and reception data can be recorded separately in an IP telephone, it is possible to provide an IP telephone recording technique that can easily identify a speaker.
以下、本発明の実施の形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
図１は、本発明の一実施の形態が適用されたＩＰ電話システムの概略構成図である。 FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an IP telephone system to which an embodiment of the present invention is applied.
図示するように、本実施の形態のＩＰ電話システムは、複数の拠点（拠点Ａ、Ｂ）がＩＰ網８に接続されて構成されている。各拠点Ａ、Ｂには、ＬＡＮ７に接続された複数のＩＰ機器１〜６が配置される。ここで、ＩＰ機器１はＩＰ電話機であり、ＩＰ機器２はＩＰ電話交換機であり、ＩＰ機器３はパーソナルコンピュータ（ＰＣ）であり、そして、ＩＰ機器４はファイルサーバである。また、ＩＰ機器５は、ＬＡＮ７をＩＰ網８に接続するルータであり、ＩＰ機器６は、ＬＡＮ７を公衆回線網（ＰＳＴＮ）９に接続するＶｏＩＰゲートウェイである。
As shown in the figure, the IP telephone system of the present embodiment is configured by connecting a plurality of bases (bases A and B) to an IP network 8. In each base A and B, a plurality of IP devices 1 to 6 connected to the LAN 7 are arranged. Here, the IP device 1 is an IP telephone, the IP device 2 is an IP telephone exchange, the
図１において、ＩＰ電話機１は、通話パスがオープンすると、ＩＰ電話交換機２の指示に従い、送話および受話の少なくとも一方の録音を開始し、通話パスがクローズすると、この録音を終了する。そして、この録音された音声データに、自ＩＰ電話機１の電話番号、通話相手の電話番号、音声データの種別（後述の送話データか受話データか）、録音日時等の属性情報を付加することによって音声ファイルデータを生成し、これを所定の宛先（ＰＣ３、ファイルサーバ４等）に送信する。
In FIG. 1, the IP telephone 1 starts recording at least one of transmission and reception in accordance with an instruction from the IP telephone exchange 2 when the call path is opened, and ends the recording when the call path is closed. Then, attribute information such as the telephone number of the own IP telephone 1, the telephone number of the other party, the type of voice data (whether it is transmitted data or received data described later), the recording date and time, etc. is added to the recorded voice data. To generate audio file data and transmit it to a predetermined destination (PC3,
図２は、ＩＰ電話機１の概略構成図である。 FIG. 2 is a schematic configuration diagram of the IP telephone 1.
図示するように、ＩＰ電話機１は、ネットワークインターフェース部１１と、マンマシン（ＭＭ）インターフェース部１２と、呼制御処理部１３と、通話処理部１４と、録音・再生部１５と、音声ファイル記憶部１６と、ファイル送信部１７と、を有する。
As shown in the figure, the IP telephone 1 includes a
ネットワークインターフェース部１１は、自ＩＰ電話機１をＬＡＮ７に接続するためのインターフェースである。
The
ＭＭインターフェース部１２は、ＬＣＤ等の表示パネル、スピーカ、マイク等のハンドセット１２１、およびダイヤルキー、ファンクションキー等の操作パネルを備えたマンマシンインターフェースである。
The
呼制御処理部１３は、ＳＩＰ（Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｉｎｉｔｉａｔｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）等のプロトコルに従い呼制御処理を行って、通話相手との間の通話パスをオープンおよびクローズする。また、呼制御処理部１３は、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスオープン要求の呼制御メッセージおよび通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを録音・再生部１５に渡す。このとき、少なくとも一方の呼制御メッセージには通話相手の電話番号を付加し、それを録音・再生部１５に渡す。
The call
通話処理部１４は、ＲＴＰ（Ｒｅａｌｔｉｍｅ Ｔｒａｎｓｐｏｒｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）等のプロトコルに従い音声通信処理を行う。図示するように、通話処理部１４は、受話処理部１４１と、ＤＡ変換部１４２と、ＡＤ変換部１４３と、送話処理部１４４と、を有する。
The
受話処理部１４１は、呼制御処理部１３により確立された通話パスを介して通話相手から通話データを受信し、これをデジタル音声データ（受話データと呼ぶ）に復調してＤＡ変換部１４２に渡す。ＤＡ変換部１４２は、受話処理部１４１から受け取った受話データをアナログ音声信号に変換して、これをハンドセット１２１のスピーカから出力する。
The
ＡＤ変換部１４３は、ハンドセット１２１のマイクで集音されたアナログ音声信号をデジタル音声データ（送話データと呼ぶ）に変換して送話処理部１４４に渡す。送話処理部１４４は、ＡＤ変換部１４３から受け取った送話データを通話データに変調し、これを、呼制御処理部１３により確立された通話パスを介して通話相手に送信する。
The
録音・再生部１５は、呼制御処理部１３より通話パスオープン要求の呼制御メッセージを受信すると、この呼制御メッセージで指定されている種別の音声データ（通話処理部１４が出力する送話データおよび／または受話データ）の録音を開始する。
When the recording /
また、録音・再生部１５は、呼制御処理部１３より通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを受信すると、音声データの録音を終了する。そして、この録音された音声データに属性情報を付加して音声ファイルデータを作成し、これを音声ファイル記憶部１６に記憶する。また、ファイル送信部１７に対して、呼制御処理部１３より受信した通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを転送する。
When the recording /
また、録音・再生部１５は、ＭＭインターフェース部１２を介してユーザより受け付けた指示に従い、音声ファイル記憶部１６から音声ファイルデータを読み出して再生し、その再生信号を、ＭＭインターフェース部１２に設けられたスピーカから音声出力する。
The recording / reproducing
音声ファイル記憶部１６には、音声ファイルデータが記憶される。図３（Ａ）は、音声ファイル記憶部１６に記憶される音声ファイルデータのフォーマットを模式的に表した図である。図示するように、音声ファイルデータは、音声データ１６１に属性情報１６２が付加されて構成される。属性情報１６２は、録音日時（録音開始日時および録音終了日時）１６２１、自ＩＰ電話機１の電話番号１６２２、呼制御処理部１３より通知された通話相手の電話番号１６２３、および音声データの種別（送話データか受話データか）１６２４を含む。なお、属性情報１６２の一部（例えば自ＩＰ電話機１の電話番号１６２２と録音日時１６２１との組み合わせ）は、音声ファイルデータのファイル名として利用することができる。
The audio
ファイル送信部１７は、通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを呼制御処理部１３より受信すると、この呼制御メッセージで指定されている送信プロトコルを用いて、音声ファイル記憶部１６に新たに記憶された音声ファイルデータを、この呼制御メッセージで指定されている送信先（宛先アドレス）に送信する。
When the
図４は、ＩＰ電話機１の通話録音処理を説明するための図である。 FIG. 4 is a diagram for explaining call recording processing of the IP telephone 1.
録音・再生部１５は、通話パスオープン要求の呼制御メッセージを呼制御処理部１３から受け取ると（Ｓ１０１でＹＥＳ）、この呼制御メッセージにおいて録音対象音声データの種別として「送話」が指定されているか否かを判断する（Ｓ１０２）。「送話」が指定されているならば（Ｓ１０２でＹＥＳ）、録音・再生部１５は、ＡＤ変換部１４３から出力される送話データの録音を開始する（Ｓ１０３）。
When the recording /
また、録音・再生部１５は、この呼制御メッセージにおいて録音対象音声データの種別として「受話」が指定されているか否かを判断する（Ｓ１０４）。「受話」が指定されているならば（Ｓ１０４でＹＥＳ）、受話処理部１４１から出力される受話データの録音を開始する（Ｓ１０５）。
In addition, the recording /
次に、録音・再生部１５は、通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを呼制御処理部１３から受け取ると（Ｓ１０６でＹＥＳ）、録音中の音声データ（送話データおよび／または受話データ）の録音を終了する（Ｓ１０７）。そして、録音を終了した音声データの各々について、図３（Ａ）に示すように、この音声データ１６１に属性情報１６２を付加した音声ファイルデータを作成し、これを音声ファイル記憶部１６に記憶する（Ｓ１０８）。
Next, when the recording /
それから、録音・再生部１５は、通話パスクローズ要求の呼制御メッセージをファイル送信部１７に渡す。これを受けて、ファイル送信部１７は、この呼制御メッセージにおいて音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）が指定されているか否かを判断する（Ｓ１０９）。宛先アドレスが指定されているならば（Ｓ１０９でＹＥＳ）、この呼制御メッセージで指定されている送信プロトコルを用いて、音声ファイル記憶部１６に新たに記憶された音声ファイルデータを、この宛先アドレスに送信する（Ｓ１１０）。例えば、指定されている送信プロトコルがＦＴＰならば、ＦＴＰを用いて、宛先アドレス（ＩＰアドレス）に音声ファイルデータを送信する。また、指定されている送信プロトコルがＳＭＴＰならば、ＳＭＴＰを用いて、宛先アドレス（メールアドレス）に音声ファイルデータを電子メールの添付ファイルとして送信する。
Then, the recording /
図１に戻って説明を続ける。ＩＰ電話交換機２は、各拠点Ａ、Ｂに配置されたＩＰ電話機１を収容しており、ＳＩＰ等のプロトコルに従い呼制御処理を行って、これらのＩＰ電話機１とＩＰ電話機１との間、あるいはＩＰ電話機１と公衆回線網９との間における通話パスのオープンおよびクローズを制御する。また、ＩＰ電話交換機２は、呼制御メッセージを用いて、ＩＰ電話機１に録音対象音声データの種別と、音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルとを通知する。 Returning to FIG. 1, the description will be continued. The IP telephone exchange 2 accommodates IP telephones 1 arranged at the respective bases A and B, and performs call control processing in accordance with a protocol such as SIP, or between these IP telephones 1 and IP telephones 1 or It controls the opening and closing of a call path between the IP telephone 1 and the public line network 9. The IP telephone exchange 2 notifies the IP telephone set 1 of the type of audio data to be recorded, the destination (destination address) of the audio file data, and the transmission protocol using the call control message.
図５は、ＩＰ電話交換機２の概略構成図である。 FIG. 5 is a schematic configuration diagram of the IP telephone exchange 2.
図示するように、ＩＰ電話交換機２は、ネットワークインターフェース部２１と、局データ記憶部２２と、呼制御処理部２３と、指定挿入部２４と、を有する。
As shown in the figure, the IP telephone exchange 2 includes a
ネットワークインターフェース部２１は、自ＩＰ電話交換機２をＬＡＮ７に接続するためのインターフェースである。
The
局データ記憶部２２には、自ＩＰ電話交換機２の局データが記憶されている。 The station data storage unit 22 stores the station data of the own IP telephone exchange 2.
呼制御処理部２３は、局データ記憶部２２に記憶されている局データを参照して、ＳＩＰ等のプロトコルに従い呼制御処理を行って、ＩＰ電話機１とＩＰ電話機１との間、あるいはＩＰ電話機１と公衆回線網９と間の通話パスのオープンおよびクローズを制御する。
The call
指定挿入部２４は、呼制御メッセージを用いて、ＩＰ電話機１に、録音対象音声データの種別と、音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルとを通知する。 The designation insertion unit 24 notifies the IP telephone set 1 of the type of audio data to be recorded, the transmission destination (destination address) of the audio file data, and the transmission protocol using the call control message.
具体的には、指定挿入部２４は、ＩＰ電話機１に送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージに、録音対象音声データの種別の指定を挿入する。通話パスオープン要求の呼制御メッセージの送信先が両方（発信側および着信側）ともＩＰ電話機１である場合、一方のＩＰ電話機１へ送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージに、送話データおよび受話データの何れか一方のデータの指定を挿入し、他方のＩＰ電話機１へ送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージにも、それと同じデータの指定を挿入する。通話パスオープン要求の呼制御メッセージの送信先の一方がＩＰ電話機１であり、他方が公衆回線網９側である場合、このＩＰ電話機１へ送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージに、送話データおよび受話データの両データの指定を挿入する。公衆回線網９側へ送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージには、録音対象音声データの種別の指定を挿入しない。 Specifically, the designation inserting unit 24 inserts the designation of the type of audio data to be recorded in the call control message of the call path open request transmitted to the IP telephone 1. When both destinations (calling side and called side) of the call control message for the call path open request are the IP telephone 1, the call control message for the call path open request to be transmitted to one of the IP telephones 1 includes transmission data and The designation of any one of the received data is inserted, and the designation of the same data is also inserted into the call control message of the call path open request transmitted to the other IP telephone set 1. If one of the destinations of the call control message for the call path open request is the IP telephone set 1 and the other is the public line network 9 side, the call control message for the call path open request to be sent to the IP telephone set 1 is sent Insert both data and received data specifications. No specification of the type of voice data to be recorded is inserted in the call control message of the call path open request transmitted to the public line network 9 side.
また、指定挿入部２４は、ＩＰ電話機１に送信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに、音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルの指定を挿入する。 In addition, the designation insertion unit 24 inserts designation of the transmission destination (destination address) and transmission protocol of the voice file data in the call control message of the call path close request transmitted to the IP telephone 1.
図６は、ＩＰ電話交換機２の指定挿入処理を説明するためのフロー図である。 FIG. 6 is a flowchart for explaining the specified insertion process of the IP telephone exchange 2.
呼制御処理部２３は、ネットワークインターフェース部２１を介してＩＰ電話機１から発信要求（オフフック信号）を受信すると（Ｓ２０１でＹＥＳ）、ＳＩＰ等のプロトコルに従い呼制御処理を開始する。また、発信要求を、この呼制御処理においてＩＰ電話機１から取得したダイヤル情報とともに指定挿入部２４に通知する。
When the call
これを受けて、指定挿入部２４は、局データ記憶部２２を参照し、呼制御処理部２３から受け取ったダイヤル情報により特定される着信側がＩＰ電話機１であるか否かを判断する（Ｓ２０２）。
In response to this, the designation inserting unit 24 refers to the station data storage unit 22 and determines whether or not the called party specified by the dial information received from the call
着信側がＩＰ電話機１でない場合、つまり着信側が公衆回線網９側である場合は（Ｓ２０２でＮＯ）、Ｓ２０９に進む。 If the called party is not the IP telephone 1, that is, if the called party is the public network 9 side (NO in S202), the process proceeds to S209.
一方、着信側がＩＰ電話機１である場合（Ｓ２０２でＹＥＳ）、指定挿入部２４は、発信側および着信側のＩＰ電話機１各々に対して同じ録音対象音声データの種別を通知するものとし、この録音対象音声データの種別を「送話」および「受話」の何れか一方に決定する（Ｓ２０３）。 On the other hand, when the destination is the IP telephone 1 (YES in S202), the designated insertion unit 24 notifies the origination and destination IP telephones 1 of the same type of audio data to be recorded. The type of the target voice data is determined as either “send” or “receive” (S203).
それから、指定挿入部２４は、呼制御処理部２３において、発信側および着信側のＩＰ電話機１の各々に送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージが生成されるのを待つ（Ｓ２０４）。これらの呼制御メッセージが生成されたならば（Ｓ２０４でＹＥＳ）、指定挿入部２４は、これらの呼制御メッセージ各々に、決定した録音対象音声データの種別の指定を挿入する（Ｓ２０５）。呼制御処理部２３は、通話パスをオープンするために、以上のようにして録音対象音声データの種別の指定が挿入された通話パスオープン要求の呼制御メッセージを、発信側および着信側のＩＰ電話機１の各々に送信する。
Then, the designation insertion unit 24 waits for the call
また、指定挿入部２４は、呼制御処理部２３において、発信側および着信側のＩＰ電話機１の各々に送信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージが生成されるのを待つ（Ｓ２０６）。これらの呼制御メッセージが生成されたならば（Ｓ２０６でＹＥＳ）、指定挿入部２４は、これらの呼制御メッセージ各々に、予め設定された音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルの指定を挿入する（Ｓ２０７）。呼制御処理部２３は、通話パスをクローズするために、以上のようにして音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルの指定が挿入された通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを、発信側および着信側のＩＰ電話機１の各々に送信する。
The designation insertion unit 24 waits for the call
また、呼制御処理部２３は、ネットワークインターフェース部２１を介してＶｏＩＰゲートウェイ６（公衆回線網９）から着信要求を受信すると（Ｓ２０８でＹＥＳ）、ＳＩＰ等のプロトコルに従い呼制御処理を開始する。また、着信要求を指定挿入部２４に通知して、Ｓ２０９に進む。
When the call
さて、Ｓ２０９において、指定挿入部２４は、録音対象音声データの種別を「送話」および「受話」の双方に決定する。 In S209, the designation inserting unit 24 determines the type of the audio data to be recorded as “sending” and “receiving”.
そして、指定挿入部２４は、呼制御処理部２３において通話パスオープン要求の呼制御メッセージが生成されるのを待つ（Ｓ２１０）。具体的には、Ｓ２０２でＮＯであったときには、呼制御処理部２３において、発信側のＩＰ電話機１に送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージが生成されるのを待ち、Ｓ２０８でＹＥＳであったときには、呼制御処理部２３において着信側のＩＰ電話機１に送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージが生成されるのを待つ。
Then, the designation inserting unit 24 waits for the call
そして、この呼制御メッセージが生成されたならば、この呼制御メッセージに、決定した録音対象音声データの種別（「送話」および「受話」の双方）の指定を挿入する（Ｓ２１１）。呼制御処理部２３は、通話パスをオープンするために、以上のようにして録音対象音声データの種別の指定が挿入された通話パスオープン要求の呼制御メッセージを、発信側のＩＰ電話機１（Ｓ２０２でＮＯの場合）あるいは着信側のＩＰ電話機１（Ｓ２０８でＹＥＳの場合）に送信する。ここで、ＶｏＩＰゲートウェイ６（公衆回線網９）側に対しては、通常の（指定が含まれていない）通話パスオープン要求の呼制御メッセージを送信する。
Then, if this call control message is generated, designation of the type of voice data to be recorded (both “send” and “receive”) is inserted into this call control message (S211). In order to open the call path, the call
また、指定挿入部２４は、Ｓ２０２でＮＯであったときには、呼制御処理部２３において発信側のＩＰ電話機１に送信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージが生成されるのを待ち、Ｓ２０７でＹＥＳであったときには、呼制御処理部２３において着信側のＩＰ電話機１に送信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージが生成されるのを待つ（Ｓ２１２）。そして、この呼制御メッセージが生成されたならば（Ｓ２１２でＹＥＳ）、指定挿入部２４は、予め設定された音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルの指定を挿入する（Ｓ２１３）。呼制御処理部２３は、通話パスをクローズするために、以上のようにして音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの指定が挿入された通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを、発信側のＩＰ電話機１（Ｓ２０２でＮＯの場合）あるいは着信側のＩＰ電話機１（Ｓ２０８でＹＥＳの場合）に送信する。ＶｏＩＰゲートウェイ６（公衆回線網９）側に対しては、通常の（指定が含まれていない）通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを送信する。
If the answer is NO in S202, the designation insertion unit 24 waits for the call
次に、本実施の形態のＩＰ電話システムの動作例を説明する。 Next, an operation example of the IP telephone system according to the present embodiment will be described.
図７は、あるＩＰ電話機１が他のＩＰ電話機１に発信する場合の動作例を説明するためのシーケンス図である。ここで、発信側のＩＰ電話機１をＩＰ電話機Ａ１、着信側のＩＰ電話機１をＩＰ電話機Ｂ１とする。 FIG. 7 is a sequence diagram for explaining an operation example when a certain IP telephone 1 makes a call to another IP telephone 1. Here, it is assumed that the IP telephone 1 on the outgoing side is the IP telephone A1, and the IP telephone 1 on the incoming side is the IP telephone B1.
ＩＰ電話機Ａ１は、ＩＰ電話機Ｂ１との通話を開始するためにオフフックされ、ダイヤル情報が入力されると、発信要求（オフフック情報）およびダイヤル情報をＩＰ電話交換機２に送信する（Ｓ３０１）。 The IP telephone set A1 is off-hooked to start a call with the IP telephone set B1, and when dial information is input, it transmits a call request (off-hook information) and dial information to the IP telephone exchange 2 (S301).
ＩＰ電話交換機２は、ＩＰ電話機Ａ１から発信要求およびＩＰ電話機Ｂ１のダイヤル情報を受信すると、ＩＰ電話機Ａ１に呼出音を送信すると共に、ＩＰ電話機Ｂ１に着信要求を送信する（Ｓ３０２）。また、ＩＰ電話交換機２は、発信側および着信側の両方ともＩＰ電話機１であることを確認し、発信側のＩＰ電話機Ａ１および着信側のＩＰ電話機１Ｂ１の双方に通知する録音対象音声データの種別を「送話」および「受話」の何れか一方に決定する。ここでは「送話」に決定したものとする（Ｓ３０３）。 When the IP telephone exchange 2 receives the outgoing call request and the dial information of the IP telephone B1 from the IP telephone A1, the IP telephone exchange 2 transmits a ringing tone to the IP telephone A1 and transmits an incoming call request to the IP telephone B1 (S302). Also, the IP telephone exchange 2 confirms that both the calling side and the called side are IP telephones 1, and the type of recording target voice data to be notified to both the calling side IP telephone A1 and the called side IP telephone 1B1 Is determined as one of “send” and “receive”. Here, it is assumed that “transmission” is determined (S303).
ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２からの着信要求を受けて、着信音を出力する。そして、オフフックされると、着信応答（オフフック情報）をＩＰ電話交換機２に送信する（Ｓ３０４）。 The IP telephone B1 receives the incoming call request from the IP telephone exchange 2 and outputs a ring tone. When off-hooked, an incoming call response (off-hook information) is transmitted to the IP telephone exchange 2 (S304).
ＩＰ電話交換機２は、ＩＰ電話機Ｂ１から着信応答を受信すると、発信側のＩＰ電話機Ａ１および着信側のＩＰ電話機Ｂ１の双方に送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージに、録音対象音声データの種別「送話」の指定を挿入する（Ｓ３０５）。それから、発信側のＩＰ電話機Ａ１および着信側のＩＰ電話機Ｂ１のそれぞれに、録音対象音声データの種別「送話」の指定が挿入された通話パスオープン要求の呼制御メッセージを送信する（Ｓ３０６）。 When the IP telephone exchange 2 receives the incoming response from the IP telephone B1, the type of recording target voice data is included in the call control message of the call path open request transmitted to both the originating IP telephone A1 and the incoming IP telephone B1. The designation of “send” is inserted (S305). Then, a call control message of a call path open request in which designation of the type of voice data to be recorded “transmission” is inserted is transmitted to each of the IP telephone A1 on the outgoing side and the IP telephone B1 on the incoming side (S306).
ＩＰ電話機Ａ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスオープン要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ａ１からＩＰ電話機Ｂ１への通話パスをオープンする（Ｓ３０７）。同様に、ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスオープン要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ｂ１からＩＰ電話機Ａ１への通話パスをオープンする（Ｓ３０８）。これにより、ＩＰ電話機Ａ１とＩＰ電話機Ｂ１との間に、双方向の通話パスが確立する。 When the IP telephone set A1 receives the call control message for the call path open request from the IP telephone exchange 2, the IP telephone set A1 opens a call path from the IP telephone set A1 to the IP telephone set B1 (S307). Similarly, when the IP telephone B1 receives the call control message for the call path open request from the IP telephone exchange 2, it opens a call path from the IP telephone B1 to the IP telephone A1 (S308). As a result, a two-way call path is established between IP phone A1 and IP phone B1.
さて、ＩＰ電話機Ａ１は、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスオープン要求の呼制御メッセージに含まれている指定「送話」に従い送話データを録音すると共に、ＩＰ電話機Ａ１からＩＰ電話機Ｂ１への通話パスを用いて送話データ（音声データ）をＩＰ電話機Ｂ１に送信する。また、ＩＰ電話機Ｂ１からＩＰ電話機Ａ１への通話パスを介してＩＰ電話機Ｂ１より受信した受話データ（音声データ）を再生する（Ｓ３０９）。 Now, the IP telephone set A1 records the transmission data in accordance with the designation “transmission” included in the call control message of the call path open request received from the IP telephone exchange 2, and the IP telephone set A1 to the IP telephone set B1. Transmission data (voice data) is transmitted to the IP telephone set B1 using the call path. Also, the reception data (voice data) received from the IP telephone B1 through the call path from the IP telephone B1 to the IP telephone A1 is reproduced (S309).
同様に、ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスオープン要求の呼制御メッセージに含まれている指定「送話」に従い送話データを録音すると共に、ＩＰ電話機Ｂ１からＩＰ電話機Ａ１への通話パスを用いて送話データ（音声データ）をＩＰ電話機Ａ１に送信する。また、ＩＰ電話機Ａ１からＩＰ電話機Ｂ１への通話パスを介してＩＰ電話機Ａ１より受信した受話データ（音声データ）を再生する（Ｓ３１０）。 Similarly, IP telephone B1 records transmission data in accordance with the designation “transmission” included in the call control message of the call path open request received from IP telephone exchange 2, and from IP telephone B1 to IP telephone A1. The transmission data (voice data) is transmitted to the IP telephone set A1 using the telephone call path. Also, the reception data (voice data) received from the IP telephone set A1 through the call path from the IP telephone set A1 to the IP telephone set B1 is reproduced (S310).
その後、通話が終了し、ＩＰ電話機Ａ１およびＩＰ電話機Ｂ１の何れか一方がオンフックされると、切断要求（オンフック情報）がＩＰ電話交換機２に送信される。ここでは、ＩＰ電話機Ａ１がオンフックされ、ＩＰ電話機Ａ１からＩＰ電話交換機２に切断要求が送信されたものとする（Ｓ３１１）。 Thereafter, when the call is finished and either one of the IP telephone set A1 and the IP telephone set B1 is on-hooked, a disconnection request (on-hook information) is transmitted to the IP telephone exchange 2. Here, it is assumed that IP telephone A1 is on-hooked and a disconnection request is transmitted from IP telephone A1 to IP telephone exchange 2 (S311).
ＩＰ電話交換機２は、ＩＰ電話機Ａ１から切断要求を受信すると、発信側のＩＰ電話機Ａ１および着信側のＩＰ電話機Ｂ１の双方に送信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに、予め設定されている音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルの指定を挿入する（Ｓ３１２）。ここでは、音声ファイルデータの送信先としてファイルサーバ４が指定され、音声ファイルデータの送信プロトコルとしてＦＴＰが指定されているものとする。
When the IP telephone exchange 2 receives the disconnect request from the IP telephone A1, the voice set in advance in the call control message of the call path close request transmitted to both the originating IP telephone A1 and the incoming IP telephone B1. The designation of the transmission destination (destination address) and transmission protocol of the file data is inserted (S312). Here, it is assumed that the
それから、ＩＰ電話交換機２は、発信側のＩＰ電話機Ａ１および着信側のＩＰ電話機Ｂ１のそれぞれに、音声ファイルデータの送信先（ファイルサーバ４）のアドレス、音声ファイルデータの送信プロトコルの指定「ＦＴＰ」が挿入された通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを送信する（Ｓ３１３）。 Then, the IP telephone exchange 2 designates the destination of the voice file data (file server 4) and the transmission protocol of the voice file data “FTP” to the IP telephone A1 on the outgoing side and the IP telephone B1 on the incoming side. A call path close request call control message in which is inserted is transmitted (S313).
ＩＰ電話機Ａ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ａ１からＩＰ電話機Ｂ１への通話パスをクローズする（Ｓ３１４）。同様に、ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ｂ１からＩＰ電話機Ａ１への通話パスをクローズする（Ｓ３１５）。これにより、ＩＰ電話機Ａ１とＩＰ電話機Ｂ１との間の双方向の通話パスが切断される。 When the IP telephone set A1 receives the call control message for the call path close request from the IP telephone exchange 2, it closes the call path from the IP telephone set A1 to the IP telephone set B1 (S314). Similarly, when the IP telephone B1 receives the call control message for the call path close request from the IP telephone exchange 2, it closes the call path from the IP telephone B1 to the IP telephone A1 (S315). As a result, the two-way call path between IP telephone set A1 and IP telephone set B1 is disconnected.
さて、ＩＰ電話機Ａ１は、送話データの録音を終了すると共に、この送話データに属性情報を付加して音声ファイルデータを作成する。そして、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信先であるファイルサーバ４へ、この呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信プロトコルであるＦＴＰを用いて、作成した音声ファイルデータを送信する（Ｓ３１６）。
Now, the IP telephone set A1 ends the recording of the transmission data, and adds attribute information to the transmission data to create voice file data. Then, the
同様に、ＩＰ電話機Ｂ１は、送話データの録音を終了すると共に、この送話データに属性情報を付加して音声ファイルデータを作成する。そして、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信先であるファイルサーバ４へ、この呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信プロトコルであるＦＴＰを用いて、作成した音声ファイルデータを送信する（Ｓ３１７）。
Similarly, the IP telephone set B1 ends the recording of the transmission data, and adds attribute information to the transmission data to create voice file data. Then, the
なお、ＩＰ網側と通話パスをオープンする際に、ＩＰ電話機Ａ１とＩＰ電話機Ｂ１の通話を暗号化して行う場合には、呼制御メッセージを送信する際に（Ｓ３０６）、ＩＰ電話機Ａ１から暗号化情報を呼制御メッセージに含めて送信し、ＩＰ電話機Ｂ１からの暗号化確認情報を受信して暗号化のプロトコルを確立し、その後の通話はＩＰパケットを暗号化して送受信するようにすればよい。 When the call between the IP phone A1 and the IP phone B1 is encrypted when the call path is opened with the IP network side, when the call control message is transmitted (S306), the IP phone A1 encrypts the call. Information may be included in the call control message and transmitted, the encryption confirmation information from the IP telephone B1 may be received to establish the encryption protocol, and the subsequent call may be transmitted and received by encrypting the IP packet.
図８は、あるＩＰ電話機１が公衆回線網９側の電話機に発信する場合の動作例を説明するためのシーケンス図である。ここで、発信側のＩＰ電話機１をＩＰ電話機Ａ１とし、公衆回線網９（ＶｏＩＰゲートウェイ６）側の電話機を電話機Ｃとする。 FIG. 8 is a sequence diagram for explaining an operation example when a certain IP telephone 1 makes a call to a telephone on the public line network 9 side. Here, it is assumed that the IP telephone 1 on the calling side is the IP telephone A1, and the telephone on the public line network 9 (VoIP gateway 6) side is the telephone C.
ＩＰ電話機Ａ１は、電話機Ｃとの通話を開始するためにオフフックされ、ダイヤル情報が入力されると、発信要求（オフフック情報）およびダイヤル情報をＩＰ電話交換機２に送信する（Ｓ３２１）。 The IP telephone A1 is off-hooked to start a call with the telephone C, and when dial information is input, transmits a call request (off-hook information) and dial information to the IP telephone exchange 2 (S321).
ＩＰ電話交換機２は、ＩＰ電話機Ａ１から発信要求および電話機Ｃのダイヤル情報を受信すると、ＩＰ電話機Ａ１に呼出音を送信すると共に、ＶｏＩＰゲートウェイ６を介して電話機Ｃに着信要求を送信する（Ｓ３２２）。また、ＩＰ電話交換機２は、発信側のみがＩＰ電話機１であることを確認し、発信側のＩＰ電話機１（ＩＰ電話機Ａ１）に通知する録音対象の音声データの種別を「送話」および「受話」の両方に決定する（Ｓ３２３）。 When the IP telephone exchange 2 receives the outgoing call request and the dial information of the telephone C from the IP telephone A1, it transmits a ringing tone to the IP telephone A1 and transmits an incoming call request to the telephone C via the VoIP gateway 6 (S322). . Further, the IP telephone exchange 2 confirms that only the calling side is the IP telephone 1, and sets the type of voice data to be recorded to be notified to the calling side IP telephone 1 (IP telephone A1) as “sending” and “ "Sending" is determined for both (S323).
ＩＰ電話交換機２は、ＶｏＩＰゲートウェイ６を介して電話機Ｃから着信応答を受信すると（Ｓ３２４）、発信側のＩＰ電話機Ａ１に送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージにのみ、録音対象音声データの種別「送話」、「受話」の指定を挿入する（Ｓ３２５）。それから、発信側のＩＰ電話機Ａ１に、録音対象音声データの種別「送話」、「受話」の指定が挿入された通話パスオープン要求の呼制御メッセージを送信する。また、電話機Ｃには、通常の（指定を含まない）通話パスオープン要求の呼制御メッセージを、ＶｏＩＰゲートウェイ６を介して送信する（Ｓ３２６）。 When the IP telephone exchange 2 receives the incoming call response from the telephone C via the VoIP gateway 6 (S324), only the call control message of the call path open request transmitted to the IP telephone A1 on the caller side is recorded. The designation of “send” or “receive” is inserted (S325). Then, a call control message for a call path open request in which the designation of “sending” and “receiving” of the voice data to be recorded is inserted is transmitted to the IP telephone A1 on the transmission side. In addition, a call control message for a normal call path open request (not including designation) is transmitted to the telephone set C via the VoIP gateway 6 (S326).
ＩＰ電話機Ａ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスオープン要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ａ１から電話機Ｃへの通話パスをオープンする（Ｓ３２７）。同様に、電話機Ｃも、電話機ＣからＩＰ電話機Ａ１への通話パスをオープンする。これにより、ＩＰ電話機Ａ１と電話機Ｃとの間に、双方向の通話パスが確立する。 When the IP telephone set A1 receives the call control request message for the call path open request from the IP telephone exchange 2, it opens a call path from the IP telephone set A1 to the telephone set C (S327). Similarly, telephone C also opens a call path from telephone C to IP telephone A1. As a result, a two-way call path is established between the IP phone A1 and the phone C.
さて、ＩＰ電話機Ａ１は、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスオープン要求の呼制御メッセージに含まれている指定「送話」「受話」に従い送話データを録音すると共に、ＩＰ電話機Ａ１から電話機Ｃへの通話パスを用いて送話データ（音声データ）を電話機Ｃに送信する。また、電話機ＣからＩＰ電話機Ａ１への通話パスを介して電話機Ｃより受信した受話データ（音声データ）を再生すると共に、この受話データを録音する（Ｓ３２８）。 Now, the IP telephone set A1 records the transmission data in accordance with the designation “send” and “receive” included in the call control message of the call path open request received from the IP telephone exchange 2, and the IP telephone set A1 to the telephone set C. The transmission data (voice data) is transmitted to the telephone set C using the telephone call path. In addition, the reception data (voice data) received from the telephone C via the call path from the telephone C to the IP telephone A1 is reproduced and the reception data is recorded (S328).
その後、通話が終了し、ＩＰ電話機Ａ１および電話機Ｃの何れか一方がオンフックされると、切断要求（オンフック情報）がＩＰ電話交換機２に送信される。ここでは、ＩＰ電話機Ａ１がオンフックされ、ＩＰ電話機Ａ１からＩＰ電話交換機２に切断要求が送信されたものとする（Ｓ３２９）。 Thereafter, when the call is finished and one of the IP phone A1 and the phone C is on-hooked, a disconnection request (on-hook information) is transmitted to the IP telephone exchange 2. Here, it is assumed that IP telephone A1 is on-hooked and a disconnection request is transmitted from IP telephone A1 to IP telephone exchange 2 (S329).
ＩＰ電話交換機２は、ＩＰ電話機Ａ１から切断要求を受信すると、発信側のＩＰ電話機Ａ１に送信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに、予め設定されている音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルの指定を挿入する（Ｓ３３０）。ここでは、音声ファイルデータの送信先としてファイルサーバ４が指定され、音声ファイルデータの送信プロトコルとしてＦＴＰが指定されているものとする。
When the IP telephone exchange 2 receives the disconnection request from the IP telephone A1, the destination (destination address) of the voice file data set in advance in the call control message for the call path close request transmitted to the IP telephone A1 on the originating side Then, the designation of the transmission protocol is inserted (S330). Here, it is assumed that the
それから、ＩＰ電話交換機２は、発信側のＩＰ電話機Ａ１に、音声ファイルデータの送信先（ファイルサーバ４）のアドレス、音声ファイルデータの送信プロトコルの指定「ＦＴＰ」が挿入された通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを送信する。また、電話機Ｃには、通常の（指定を含まない）通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを、ＶｏＩＰゲートウェイ６を介して送信する（Ｓ３３１）。 Then, the IP telephone exchange 2 makes a call path close request in which “FTP” of the destination of the voice file data (file server 4) and the voice file data transmission protocol is inserted in the IP telephone A1 on the calling side. Send a call control message. The telephone C transmits a call control message for a normal call path close request (not including designation) via the VoIP gateway 6 (S331).
ＩＰ電話機Ａ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ａ１から電話機Ｃへの通話パスをクローズする（Ｓ３３２）。同様に、電話機Ｃも、電話機ＣからＩＰ電話機Ａ１への通話パスをクローズする。これにより、ＩＰ電話機Ａ１と電話機Ｃとの間の双方向の通話パスが切断される。 When the IP telephone set A1 receives the call control message for the call path close request from the IP telephone exchange 2, it closes the call path from the IP telephone set A1 to the telephone set C (S332). Similarly, telephone C also closes the call path from telephone C to IP telephone A1. As a result, the two-way call path between the IP phone A1 and the phone C is disconnected.
さて、ＩＰ電話機Ａ１は、送話データおよび受話データ各々の録音を終了すると共に、この送話データおよび受話データ各々に属性情報を付加して、送話データおよび受話データ各々につき音声ファイルデータを作成する。そして、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信先であるファイルサーバ４へ、この呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信プロトコルであるＦＴＰを用いて、作成した各音声ファイルデータを送信する（Ｓ３３３）。
Now, the IP telephone set A1 ends the recording of the transmission data and the reception data, and adds attribute information to each of the transmission data and the reception data, and creates voice file data for each of the transmission data and the reception data. To do. Then, the
図９は、公衆回線網９側の電話機から、あるＩＰ電話機１に着信する場合の動作例を説明するためのシーケンス図である。ここで、着信側（宛先）のＩＰ電話機１をＩＰ電話機Ｂ１とし、公衆回線網９側の電話機を電話機Ｃとする。 FIG. 9 is a sequence diagram for explaining an operation example when a call is received from a telephone on the public network 9 side to a certain IP telephone 1. Here, it is assumed that the IP telephone 1 on the receiving side (destination) is the IP telephone B1 and the telephone on the public line network 9 side is the telephone C.
ＩＰ電話交換機２は、ＶｏＩＰゲートウェイ６を介して公衆回線網９から着信要求を受信すると、この着信要求に含まれている宛先情報により特定されるＩＰ電話機Ｂ１に、この着信要求を転送する（Ｓ３４１）。また、ＩＰ電話交換機２は、着信側のみがＩＰ電話機１であることを確認し、着信側のＩＰ電話機Ｂ１に通知する録音対象音声データの種別を「送話」および「受話」の両方に決定する（Ｓ３４３）。
When receiving the incoming request from the public network 9 via the
ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２からの着信要求を受けて、着信音を出力する（Ｓ３４２）。そして、オフフックされると、着信応答（オフフック情報）をＩＰ電話交換機２に送信する（Ｓ３４４）。 The IP telephone B1 receives the incoming call request from the IP telephone exchange 2 and outputs a ringtone (S342). When it is off-hooked, an incoming call response (off-hook information) is transmitted to the IP telephone exchange 2 (S344).
ＩＰ電話交換機２は、ＩＰ電話機Ｂ１から着信応答を受信すると、着信側のＩＰ電話機Ｂ１に送信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージに、録音対象音声データの種別「送話」、「受話」の指定を挿入する（Ｓ３４５）。それから、着信側のＩＰ電話機Ｂ１に、録音対象音声データの種別「送話」、「受話」の指定が挿入された通話パスオープン要求の呼制御メッセージを送信する。また、電話機Ｃには、通常の（指定を含まない）通話パスオープン要求の呼制御メッセージを、ＶｏＩＰゲートウェイ６を介して送信する（Ｓ３４６）。 When the IP telephone exchange 2 receives an incoming call response from the IP telephone B1, the call control message of the call path open request transmitted to the IP telephone B1 on the called side includes the types of “speech” and “receive” of the voice data to be recorded. A designation is inserted (S345). Then, a call control message for a call path open request in which the designation of the type of voice data to be recorded “sending” and “receiving” is inserted is transmitted to the receiving side IP telephone B1. The telephone C transmits a call control message for a normal call path open request (not including designation) via the VoIP gateway 6 (S346).
ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスオープン要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ｂ１から電話機Ｃへの通話パスをオープンする（Ｓ３４７）。同様に、電話機Ｃも、電話機ＣからＩＰ電話機Ｂ１への通話パスをオープンする。これにより、ＩＰ電話機Ｂ１と電話機Ｃとの間に、双方向の通話パスが確立する。 When the IP telephone B1 receives the call control message for the call path open request from the IP telephone exchange 2, the IP telephone B1 opens a call path from the IP telephone B1 to the telephone C (S347). Similarly, the telephone set C opens a call path from the telephone set C to the IP telephone set B1. As a result, a bidirectional call path is established between the IP telephone set B1 and the telephone set C.
さて、ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスオープン要求の呼制御メッセージに含まれている指定「送話」、「受話」に従い送話データを録音すると共に、ＩＰ電話機Ｂ１から電話機Ｃへの通話パスを用いて送話データ（音声データ）を電話機Ｃに送信する。また、電話機ＣからＩＰ電話機Ｂ１への通話パスを介して電話機Ｃより受信した受話データ（音声データ）を再生すると共に、この受話データを録音する（Ｓ３４８）。 Now, the IP telephone B1 records the transmission data in accordance with the designation “send” and “receive” included in the call control message of the call path open request received from the IP telephone exchange 2, and the IP telephone B1 receives the telephone from the IP telephone B1. The transmission data (voice data) is transmitted to the telephone C using the call path to C. In addition, the reception data (voice data) received from the telephone set C through the call path from the telephone set C to the IP telephone set B1 is reproduced and the received data is recorded (S348).
その後、通話が終了し、ＩＰ電話機Ｂ１および電話機Ｃの何れか一方がオンフックされると、切断要求（オンフック情報）がＩＰ電話交換機２に送信される。ここでは、ＩＰ電話機Ｂ１がオンフックされ、ＩＰ電話機Ｂ１からＩＰ電話交換機２に切断要求が送信されたものとする（Ｓ３４９）。 Thereafter, when the telephone call is terminated and either one of the IP telephone set B1 and the telephone set C is on-hooked, a disconnection request (on-hook information) is transmitted to the IP telephone exchange 2. Here, it is assumed that IP telephone B1 is on-hooked and a disconnection request is transmitted from IP telephone B1 to IP telephone exchange 2 (S349).
ＩＰ電話交換機２は、ＩＰ電話機Ｂ１から切断要求を受信すると、着信側のＩＰ電話機Ｂ１に送信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに、予め設定されている音声ファイルデータの送信先（宛先アドレス）および送信プロトコルの指定を挿入する（Ｓ３５０）。ここでは、音声ファイルデータの送信先として任意のＰＣ３が指定され、音声ファイルデータの送信プロトコルとしてＳＭＴＰが指定されているものとする。
When the IP telephone exchange 2 receives the disconnection request from the IP telephone B1, the destination (destination address) of the voice file data set in advance in the call control message for the call path close request transmitted to the IP telephone B1 on the receiving side Then, the designation of the transmission protocol is inserted (S350). Here, it is assumed that an
それから、ＩＰ電話交換機２は、着信側のＩＰ電話機Ｂ１に、音声ファイルデータの送信先（ＰＣ３）のアドレス、音声ファイルデータの送信プロトコルの指定「ＳＭＴＰ」が挿入された通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを送信する。また、電話機Ｃには、通常の（指定を含まない）通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを、ＶｏＩＰゲートウェイ６を介して送信する（Ｓ３５１）。 Then, the IP telephone exchange 2 performs call control of a call path close request in which the destination IP phone B1 is inserted with the destination of the voice file data (PC3) and the voice file data transmission protocol designation “SMTP”. Send a message. The telephone C transmits a call control message for a normal call path close request (not including designation) via the VoIP gateway 6 (S351).
ＩＰ電話機Ｂ１は、ＩＰ電話交換機２から通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを受信すると、ＩＰ電話機Ｂ１から電話機Ｃへの通話パスをクローズする（Ｓ３５２）。同様に、電話機Ｃも、電話機ＣからＩＰ電話機Ｂ１への通話パスをクローズする。これにより、ＩＰ電話機Ｂ１と電話機Ｃとの間の双方向の通話パスが切断される。 When the IP telephone set B1 receives the call control message for the call path close request from the IP telephone exchange 2, it closes the call path from the IP telephone set B1 to the telephone set C (S352). Similarly, telephone C also closes the call path from telephone C to IP telephone B1. As a result, the two-way call path between the IP phone B1 and the phone C is disconnected.
さて、ＩＰ電話機Ｂ１は、送話データおよび受話データ各々の録音を終了すると共に、この送話データおよび受話データ各々に属性情報を付加して、送話データおよび受話データ各々につき音声ファイルデータを作成する。そして、ＩＰ電話交換機２から受信した通話パスクローズ要求の呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信先であるＰＣ３へ、この呼制御メッセージに含まれている指定により特定される送信プロトコルであるＳＭＴＰを用いて、作成した各音声ファイルデータを電子メールに添付して送信する（Ｓ３５３）。
Now, the IP telephone set B1 finishes recording each of the transmission data and reception data, and adds attribute information to each of the transmission data and reception data, and creates voice file data for each transmission data and reception data. To do. Then, the transmission protocol specified by the designation included in the call control message is sent to the
以上、本発明の一実施の形態を説明した。 The embodiment of the present invention has been described above.
本実施の形態によれば、ＩＰ電話機１において、送話データおよび受話データを別々（すなわち発話者別）に録音することができるので、発話者を容易に特定可能なＩＰ電話の録音技術を提供できる。 According to the present embodiment, since the transmission data and the reception data can be recorded separately (that is, for each speaker) in the IP telephone 1, it is possible to provide an IP telephone recording technique that can easily identify the speaker. it can.
また、本実施の形態では、各音声ファイルのデータは、それぞれのＩＰ電話機側で作成されるので、ＩＰ網側にＩＰパケットを送信する際にＳＲＴＰ等で暗号化されたＩＰパケット情報を用いた場合であっても、送話データは暗号化される前の音声データが音声ファイルデータとして作成され、受話データは復号化された後の音声データが音声ファイルデータとして作成されるので、音声ファイルデータを管理するデータベース（例えば録音サーバなど）側で、ＳＲＴＰ等の暗号化解析を実施する必要がなく、特殊な暗号化に対応したデータベースの構築が不要であり、容易に通話録音のサービスを提供することができる。 In this embodiment, since the data of each voice file is created on the IP telephone side, the IP packet information encrypted by SRTP or the like is used when transmitting the IP packet to the IP network side. Even if the transmission data, the voice data before encryption is created as voice file data, and the voice data after decryption is created as voice file data. It is not necessary to perform encryption analysis such as SRTP on the database (such as a recording server) that manages the voice, and it is not necessary to construct a database that supports special encryption, and provides a call recording service easily be able to.
また、本実施の形態では、ＩＰ電話機１において、録音された音声データに、相手装置の電話番号、音声データの種別、および録音時刻を含む属性情報を付加して、音声ファイルデータを作成している。このため、本実施の形態によれば、録音データの管理を容易に行うことができる。 Further, in the present embodiment, the IP telephone 1 creates voice file data by adding attribute information including the telephone number of the partner device, the type of voice data, and the recording time to the recorded voice data. Yes. For this reason, according to the present embodiment, the recording data can be easily managed.
また、本実施の形態では、ＩＰ電話機１がファイルサーバ４、ＰＣ３等の所定の宛先に音声ファイルデータを送信するので、ＩＰ電話機１に音声ファイルデータを保存しておく必要がない。このため、ＩＰ電話機１の記憶容量を小さくすることができる。
In the present embodiment, since the IP telephone 1 transmits the audio file data to a predetermined destination such as the
また、本実施の形態において、ＩＰ電話機１は、ＩＰ電話交換機２から受信する通話パスオープン要求の呼制御メッセージを用いて録音対象音声データの指定を受け付ける。そして、通話パスがオープンした場合に、この指定により特定される音声データの録音を開始し、この通話パスがクローズした場合に、この指定により特定される音声データの録音を終了する。したがって、本実施の形態によれば、発話者が録音開始および録音終了の各タイミングをいちいち指示しなくても、通話データを自動で録音することができる。 Further, in the present embodiment, IP telephone 1 accepts designation of voice data to be recorded using a call control message for a call path open request received from IP telephone exchange 2. Then, when the call path is opened, recording of the voice data specified by the designation is started, and when the call path is closed, recording of the voice data specified by the designation is ended. Therefore, according to the present embodiment, it is possible to automatically record the call data even if the speaker does not instruct the recording start timing and recording end timing one by one.
また、本実施の形態において、ＩＰ電話機１は、ＩＰ電話交換機２から受信する通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを用いて音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの指定を受け付け、指定された送信プロトコルを用いて、指定された送信先に音声ファイルデータを送信する。したがって、本実施の形態によれば、通話毎に、音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルを変更することができ、これにより、例えば音声ファイルデータの保存先を分散させるなどの柔軟な運用が可能になる。 In the present embodiment, the IP telephone 1 accepts designation of the transmission destination and transmission protocol of the voice file data using the call control message of the call path close request received from the IP telephone exchange 2, and the designated transmission protocol. Is used to transmit the audio file data to the specified destination. Therefore, according to the present embodiment, it is possible to change the transmission destination and transmission protocol of the audio file data for each call, thereby enabling flexible operation such as distributing the storage destination of the audio file data. become.
また、本実施の形態において、ＩＰ電話交換機２は、発信側および着信側の双方ともＩＰ電話機１である場合に、発信側および着信側のＩＰ電話機１の双方ともに、「送話」および「受話」の何れか一方の同じ種別を、録音対象音声データの種別として通知する。一方、発信側および着信側の一方のみがＩＰ電話機１である場合に、「送話」および「受話」の両種別を、録音対象音声データの種別として通知する。したがって、本実施の形態によれば、同じ音声データが複数のＩＰ電話機１で重複録音される事態の発生を防止することができ、ＩＰ電話機１の記憶領域の使用量を低減することができる。また、音声ファイルデータ送信により発生するトラヒックを低減することができる。 In the present embodiment, when both the caller side and the callee side are the IP telephones 1, the IP telephone exchange 2 has both “send” and “receiver” for both the caller side and the callee side IP telephone set 1. The same type of any one of “” is notified as the type of the audio data to be recorded. On the other hand, when only one of the caller side and the callee side is the IP phone 1, both types of “sending” and “receiving” are notified as the types of recording target voice data. Therefore, according to the present embodiment, it is possible to prevent a situation in which the same voice data is duplicately recorded by a plurality of IP telephones 1, and to reduce the usage amount of the storage area of IP telephone 1. Further, it is possible to reduce the traffic generated by the audio file data transmission.
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。 In addition, this invention is not limited to said embodiment, Many deformation | transformation are possible within the range of the summary.
例えば、上記の実施の形態では、通話パスオープン要求の呼制御メッセージを用いてＩＰ電話交換機２からＩＰ電話機１に録音対象の指定を通知している。また、通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを用いてＩＰ電話交換機２からＩＰ電話機１に音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの指定を通知している。しかし、本発明はこれに限定されない。通話パスオープン要求および通話パスクローズ要求の呼制御メッセージ以外の呼制御メッセージを用いて、録音対象の指定と、音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの指定とを、ＩＰ電話交換機２からＩＰ電話機１に通知してもよい。あるいは、独自プロトコルを用いて、録音対象の指定と、音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの指定とを、ＩＰ電話交換機２からＩＰ電話機１に通知してもよい。 For example, in the above embodiment, the recording target is notified from the IP telephone exchange 2 to the IP telephone 1 by using a call control message for a call path open request. In addition, the IP telephone switch 2 notifies the IP telephone 1 of the destination of the audio file data and the designation of the transmission protocol using a call control message for a call path close request. However, the present invention is not limited to this. Using the call control message other than the call control message of the call path open request and the call path close request, the recording target and the transmission destination and transmission protocol of the audio file data are specified from the IP telephone exchange 2 to the IP telephone 1. May be notified. Alternatively, the IP telephone switch 2 may notify the IP telephone 1 of the designation of the recording target and the designation of the audio file data transmission destination and transmission protocol using a unique protocol.
また、上記の実施の形態では、通話毎に、録音対象の指定と、音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの指定とを、ＩＰ電話交換機２からＩＰ電話機１に通知している。しかし、本発明はこれに限定されない。録音対象音声データの種別と、音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルとを予めＩＰ電話機１に設定しておくようにしてもよい。そして、ＩＰ電話機１は、通話の度に、予め設定された種別の音声データを録音して音声ファイルデータを作成し、この音声ファイルデータを予め設定された送信先に、予め設定された送信プロトコルを用いて送信するようにしてもよい。 In the above embodiment, the IP telephone switch 2 notifies the IP telephone 1 of the designation of the recording target and the designation of the transmission destination and transmission protocol of the audio file data for each call. However, the present invention is not limited to this. The type of audio data to be recorded, the transmission destination of the audio file data, and the transmission protocol may be set in the IP telephone 1 in advance. Then, each time a call is made, the IP telephone 1 records voice data of a preset type to create voice file data, and sends the voice file data to a preset transmission protocol. You may make it transmit using.
図３（Ｂ）は、録音対象音声データの種別の管理テーブルを模式的に表した図である。この管理テーブルは、例えばＩＰ電話機１の録音・再生部１５に保持される。図示するように、この管理テーブルは、種別「送話」の音声データを録音対象に設定するか否かを示すフラグを格納するエントリ１５１と、種別「受話」の音声データを録音対象に設定するか否かを示すフラグを格納するエントリ１５２と、を有する。なお、エントリ１５１、１５２に格納するフラグは、ＭＭインターフェース部１２の操作パネルを介してユーザが設定できるようにしてもよい。
FIG. 3B is a diagram schematically showing a management table of types of audio data to be recorded. This management table is held in the recording / reproducing
この場合、録音・再生部１５は、通話パスオープン要求の呼制御メッセージを契機として、録音対象に設定する旨を示すフラグが格納されているエントリ１５１、１５２に対応する種別の音声データの録音を開始し、通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを契機としてこの音声データを録音を終了する。
In this case, the recording /
図３（Ｃ）は、音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの管理テーブルを模式的に表した図である。この管理テーブルは、例えばＩＰ電話機１のファイル送信部１７に保持される。図示するように、音声ファイルデータの送信先および送信プロトコルの管理テーブルには、音声ファイルデータの送信先候補毎にレコード１７０が登録されている。レコード１７０は、送信先のアドレス（宛先アドレス）を登録するフィールド１７１と、送信プロトコルを登録するフィールド１７２と、自動送信を実施するか否かを示すフラグを登録するフィールド１７３と、を有する。なお、各レコード１７０の各フィールド１７１〜１７３に登録する情報は、ＭＭインターフェース部１２の操作パネルを介してユーザが設定できるようにしてもよい。
FIG. 3C is a diagram schematically showing a management table of transmission destinations and transmission protocols of audio file data. This management table is held in the
この場合、ファイル送信部１７は、録音・再生部１５から通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを受け取ると、自動送信を実施する旨を示すフラグがフィールド１７３に登録されているレコード１７０を全て検索する。そして、検索したレコード１７０各々について、フィールド１７１に登録されている宛先アドレスに対して、音声ファイル記憶部１６に追加された音声ファイルデータを、フィールド１７２に登録されている送信プロトコルを用いて送信する。
In this case, when the
また、上記の実施の形態において、ＩＰ電話機１は、通話パスオープン要求の呼制御メッセージを契機として音声データの録音を開始し、通話パスクローズ要求の呼制御メッセージを契機としてこの音声データの録音を終了している。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、ＭＭインターフェース部１２の操作パネルに送話データおよび受話データのそれぞれの録音ボタンを設け、押下された録音ボタンに対応する音声データを録音・再生部１５に録音させるようにしてもよい。
In the above embodiment, the IP telephone 1 starts recording voice data triggered by a call control message requesting a call path open request, and records this voice data triggered by a call control message requesting a call path close request. It has ended. However, the present invention is not limited to this. For example, the recording panel for each of the transmission data and the reception data may be provided on the operation panel of the
また、上記の実施の形態において、ＩＰ電話機１は、ＰＣ３、ファイルサーバ４等の他の装置に音声ファイルデータを送信している。例えば、ＩＰ電話機１に、メモリカード等の外部記憶媒体のリーダ・ライタを設け、このリーダ・ライタを介して、ＩＰ電話機１に装着された外部記憶媒体に音声ファイルデータを記憶するようにしてもよい。この場合、ＭＭインターフェース部１２の操作パネルに外部記憶媒体への書き込みボタンを設け、この書き込みボタンが押下された場合に、このリーダ・ライタを介して、ＩＰ電話機１に装着された外部記憶媒体に、音声ファイル記憶部１６に記憶されている全音声ファイルデータを記憶するようにしてもよい。
In the above embodiment, the IP telephone 1 transmits the audio file data to other devices such as the
また、上記の実施の形態では二者通話の場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は多者通話のＩＰ電話システムにも同様に適用できる。多者通話に本発明を適用した場合、通話者毎に発話を録音することができるので、例えば録音データから議事録等を作成するのに好適である。 In the above embodiment, the case of two-party call has been described as an example. However, the present invention is not limited to this. The present invention can be similarly applied to an IP telephone system for multi-party calls. When the present invention is applied to a multi-party call, an utterance can be recorded for each caller, which is suitable, for example, for creating minutes from recorded data.
また、上記の実施の形態において、ＩＰ電話機１およびＩＰ電話交換機２の構成は、ＡＳＩＣ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ）、ＦＰＧＡ（Ｆｉｅｌｄ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ）などの集積ロジックＩＣによりハード的に実行されるものでもよい。あるいは、ＣＰＵ、メモリ、ＨＤＤ、ＤＶＤ−ＲＯＭ等の補助記憶装置、およびＮＩＣ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｃａｒｄ）を備えたコンピュータにおいて、ＣＰＵが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。 In the above-described embodiment, the configuration of the IP telephone 1 and the IP telephone exchange 2 may be executed by an integrated logic IC such as an application specific integrated circuit (ASIC) or a field programmable gate array (FPGA). Good. Alternatively, in a computer equipped with an auxiliary storage device such as a CPU, memory, HDD, DVD-ROM, and NIC (Network Interface Card), the CPU loads a predetermined program from the auxiliary storage device onto the memory and executes it. It may be realized.
１：ＩＰ電話機、２：ＩＰ電話交換機、３：ＰＣ、４：ファイルサーバ、５：ルータ、６：ＶｏＩＰゲートウェイ、７：ＬＡＮ、８：ＩＰ網、９：公衆回線網、１１：ネットワークインターフェース部、１２：ＭＭインターフェース部、１３：呼制御処理部、１４：通話処理部、１５：録音・再生部、１６：音声ファイル記憶部、１７：ファイル送信部、２１：ネットワークインターフェース部、２２：局データ記憶部、２３：呼制御処理部、２４：指定挿入部、１２１：ハンドセット、１４１：受話処理部、１４２：ＤＡ変換部、１４３：ＡＤ変換部、１４４：送話処理部 1: IP telephone, 2: IP telephone exchange, 3: PC, 4: file server, 5: router, 6: VoIP gateway, 7: LAN, 8: IP network, 9: public network, 11: network interface unit, 12: MM interface unit, 13: call control processing unit, 14: call processing unit, 15: recording / playback unit, 16: audio file storage unit, 17: file transmission unit, 21: network interface unit, 22: station data storage 23: Call control processing unit 24: Designation insertion unit 121: Handset 141: Reception processing unit 142: DA conversion unit 143: AD conversion unit 144: Transmission processing unit
Claims (4)
ハンドセットに音声入力された音声データおよび前記ハンドセットから音声出力される音声データを、それぞれ送話データ、受話データとして録音する録音手段と、
録音対象の指定を受け付ける受付手段と、を有し、
前記録音手段は、前記受付手段で受け付けた指定により特定される前記音声データを録音し、
前記受付手段は、
自ＩＰ電話機を収容するＩＰ電話交換機から受信する呼制御メッセージを用いて当該ＩＰ電話交換機から前記指定を受け付け、
前記録音手段は、
通話パスがオープンした場合に、前記受付手段で受け付けた前記指定により特定される前記音声データの録音を開始し、当該通話パスがクローズした場合に、当該指定により特定される前記音声データの録音を終了する
ことを特徴とするＩＰ電話機。 An IP phone with a recording function,
Recording means for recording voice data inputted to the handset and voice data outputted from the handset as transmission data and reception data, respectively.
Receiving means for receiving designation of a recording target,
The recording means records the audio data specified by the designation received by the receiving means ,
The accepting means is
Accepting the designation from the IP telephone exchange using a call control message received from the IP telephone exchange accommodating the IP telephone;
The recording means is
When the call path is opened, the recording of the voice data specified by the specification received by the receiving unit is started. When the call path is closed, the recording of the voice data specified by the specification is started. An IP phone that is terminated .
通話パスのオープンに先立って、当該通話パスの発信側の前記ＩＰ電話機および着信側の前記ＩＰ電話機のそれぞれに送信する呼制御メッセージに、前記録音対象の指定を含める指定手段を有する
ことを特徴とするＩＰ電話交換機。 An IP telephone exchange accommodating a plurality of IP telephones according to claim 1 ,
Prior to opening a call path, the call control message transmitted to each of the IP telephone on the caller side and the IP telephone on the callee side of the call path includes designation means for including designation of the recording target. IP telephone exchange.
前記指定手段は、
前記発信側のＩＰ電話機と前記着信側のＩＰ電話機との間で録音対象が重複しないように、当該発信側のＩＰ電話機および当該着信側のＩＰ電話機のそれぞれに送信する呼制御メッセージに、前記録音対象の指定を含める
ことを特徴とするＩＰ電話交換機。 The IP telephone exchange according to claim 2 , wherein
The designation means is:
In the call control message transmitted to each of the caller IP phone and the callee IP phone, the recording is made in the call control message so that the recording target does not overlap between the caller IP phone and the callee IP phone. An IP telephone exchange characterized by including designation of an object.
ＩＰ電話交換機が、
通話パスのオープンに先立って、当該通話パスの発信側のＩＰ電話機および着信側のＩＰ電話機のそれぞれに送信する呼制御メッセージに、録音対象の指定を含め、
前記ＩＰ電話機が、
前記通話パスがオープンした場合に、ハンドセットに音声入力された音声データである送話データおよび前記ハンドセットから音声出力される音声データである受話データのうち、前記ＩＰ電話交換機から受信した呼制御メッセージで前記録音対象に指定されている前記音声データの録音を開始し、
前記通話パスがクローズした場合に、当該録音対象に指定されている前記音声データの録音を終了する
ことを特徴とする通話録音方法。 IP phone call recording method,
IP telephone exchange
Prior to the opening of the call path, the call control message sent to each of the caller IP phone and the callee IP phone of the call path includes a recording target designation,
The IP telephone is
The call control message received from the IP telephone exchange among the transmission data that is voice data input to the handset and the reception data that is voice data output from the handset when the call path is opened Start recording the audio data specified for the recording target,
A call recording method, wherein when the call path is closed, the recording of the audio data designated as the recording target is terminated.
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