JP4821593B2 - 血圧測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は装置本体とは別体の表示器を備えた血圧測定装置に関する。
従来の血圧測定装置には図11に示すように被測定部位である人体の腕を挿入するための腕挿入筒部を設けた装置本体1と、該装置本体1で測定した測定結果を表示するための表示器2とを別体に備えたものがあり、これら血圧測定装置は表示器2を測定中の使用者から見やすい位置に配置できる、軽量の表示器2のみを持ち運んで表示器2で表示された測定結果を医者に見せることができるなどの利点がある。また上記血圧測定装置の装置本体1の外郭を構成するハウジングの1a表面には収納凹所30を形成しており、該収納凹所30に表示器2を収納することで、装置本体1と別体である表示器2の置き場所を確保して紛失などしないようにし、これにより装置本体1及び表示器2をセットとした血圧測定装置を構成している。
しかし上記図11に示す血圧測定装置では、装置本体1のハウジング1aに表示器2を収納するための収納凹所30を形成する部分を設ける必要があり、装置本体2が大型化して、狭いスペースに載置できないといった問題が生じる。なお、例えば特許文献1には装置本体と別体の表示器を備えた血圧測定装置が開示されている。
特開2005−237560号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、表示器の置き場所に困らず、装置本体を小型化できる血圧測定装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る血圧測定装置は、置本体1と、測定結果を表示するための前記装置本体1とは別体の表示器2を備え、装置本体1が、載置面に載置されるベース3と、該ベース3に取り付けられて被測定部位である人体の腕を挿入するための腕挿入筒部5とを有する血圧測定装置であって、表示器2が腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部で保持されるようにし、該腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部で保持された表示器2の表示画面14aが外部から視認できるように露出することを特徴とする。このように表示器2腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部で保持されることで、装置本体1の外面に別途表示器2を収納する部分を形成することなく表示器2を装置本体1に保持することができる。
また表示器2腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に保持された状態で表示器2が腕挿入筒部5の周縁部の両端部間に跨って配置されることが好ましい。このような構成により表示器2装置本体1の腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に保持された時に一層コンパクトにすることができる。
また腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態であるか否かを検出する保持検出手段と、腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態で表示器2と装置本体1との通信を停止する通信停止手段とを設けることが好ましい。このように腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態で表示器2と装置本体1との通信を停止する通信停止手段を設けることで、表示器2が装置本体1に保持されていない状態でのみ表示器2と装置本体1との通信を可能とすることができ、省エネを実現できる。
また腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態であるか否かを検出する保持検出手段と、腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態で装置本体1又は表示器2の少なくとも一方の電源をOFFにする電源OFF手段とを設けることが好ましい。腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態で装置本体1又は表示器2の少なくとも一方の電源をOFFにする電源OFF手段を設けることで、表示器2が装置本体1に保持されていない状態でのみ装置本体1又は表示器2の電源をONにすることができる。
また腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態であるか否かを検出する保持検出手段と、表示器2で表示される表示内容を、腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態と保持されていない状態とで自動的に異ならせる表示内容変更手段を設けることが好ましい。このように表示器2で表示される表示内容を腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態と保持されていない状態とで自動的に異ならせる表示内容変更手段を設けることで、腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に表示器2保持された状態と保持されていない状態の夫々に適した表示を表示器2で表示することができる。
また表示器2を、本体部13と、本体部13の後端部から立ち上げた前面に表示画面14aを有する表示部14とで構成し、表示部14を上側程後方に位置するように傾斜させ、該表示器2の本体部13から表示部14に至る部分に腕挿入筒部5内に嵌込可能な嵌込部19aを下方に向けて突設し、該嵌込部19aを腕挿入筒部5内に嵌め込んで表示器2を腕挿入筒部5に保持することが好ましい。本体部13の下面から表示部14の後面に至る部分、即ち側面視略く字状をした表示器2の屈曲部分に腕挿入筒部5内に嵌込可能な嵌込部19aを突設し、該嵌込部19aを腕挿入筒部5内に嵌め込んで表示器2腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部に保持されるので、表示器2を腕挿入筒部5内に安定して収まり良く嵌め込むことができる。
請求項1に係る発明では、装置本体の外面に別途表示器を収納する部分を形成することなく表示器を装置本体に保持することができ、装置本体1の小型化を実現できる。
また請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、表示器を装置本体の腕挿入筒部に保持した時に一層コンパクトにすることができる。
また請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、表示器が装置本体に保持されていない状態でのみ表示器と装置本体との通信を可能とすることができ、省エネを実現できる。
また請求項4に係る発明では、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、表示器が装置本体に保持されていない状態でのみ装置本体又は表示器の電源をONにすることができ、省エネを実現できる。
また請求項5に係る発明では、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、腕挿入筒部に表示器を保持した状態と保持していない状態の夫々に適した表示を表示器で表示でき、腕挿入筒部に表示器を保持した非測定時には表示器を有効に利用することができる。
また請求項6に係る発明では、請求項1乃至5のいずれか1項に係る発明の効果に加えて、表示器を腕挿入筒部内に安定して収まり良く嵌め込むことができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本実施形態の一例の血圧測定装置は人体の腕の血圧を測定するものであり、自動で血圧を測定する装置本体1と、該装置本体1で測定した測定結果を表示する別体の表示器2とを備えている。
装置本体1は机の上面等で構成された載置面に載置されるベース3と、ベース3の上方に配されてベース3に対して回動可能に取付けた測定部としての腕挿入筒部5からなる。腕挿入筒部5の中央には被測定部位である人体の腕(詳しくは上腕部)を挿入するための上下に貫通する円形の孔を形成してあり、該腕挿入筒部5の内周面には腕挿入筒部5の挿入口5a(腕挿入筒部5のベース3と反対側の開口)から挿入した腕の上腕部を包囲して圧迫するためのカフ6を設けている。腕挿入筒部5の一端部の下端は枢支部25を介してベース3の一端部に回動自在に連結してあり、これにより腕挿入筒部5を上下方向に回動して腕挿入筒部5の軸方向を任意の傾斜角度に変更できるようになっている。
図4に示すように装置本体1にはカフ6に空気を送って加圧する加圧ポンプ7を設けてあり、カフ6内の空気は開閉自在な電磁弁からなる排気弁8を介して外部に排出できるようになっている。また装置本体1にはカフ6内の圧力値を検出する圧力センサ9と、該圧力センサ9で検出したカフ6の圧力情報に基づいて計算処理を行って血圧や脈拍を算出するCPU11を備えた本体側回路部10を設けてあり、該装置本体1の外面には使用者により操作されて血圧測定動作の指示を与えるための本体側操作部12を設けている。なお図2では本体側操作部12の図示を省略する。
表示器2は装置本体1の腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部(上端部)に着脱自在に取り付けられるものであって、装置本体1を載置する箇所とは異なる載置面に載置される本体部13と、本体部13の後端部から立ち上げた前面に表示画面14aを有する表示部14とを備えている。本体部13の上面には表示器側操作部15を設けてあり、該表示器側操作部15を操作することで表示画面14aに表示される表示内容を変更可能となっている。また表示器2の表示部14は上側に行く程後方に位置するように傾斜し、表示器2全体で側面視略く字状をしており、これにより本体部13を載置面に載置した状態で使用者から表示部14の表示画面14aを視認しやすくなっている。
図4に示すように装置本体1及び表示器2の夫々には送信部からなる本体側通信部16及び受信部からなる表示器側通信部17を設けてあり、装置本体1で測定した測定データを本体側通信部16から送信し、該送信データを表示器側通信部17で受信し、これにより装置本体1及び表示器2間で一方向の通信を行って、装置本体1から表示器2に送信されたデータを表示器2に設けた表示器側回路部18により表示画面14aに表示できるようになっている。なお装置本体1と表示器2の通信は赤外線等を用いて無線により行うものとする。
そして上記装置本体1及び表示器2で構成した血圧測定装置により血圧を測定するには、例えば表示器2を装置本体1から取り外し、この分離した表示器2を使用者から表示画面14aが見えやすい位置に配置し、装置本体1の腕挿入筒部5を回動して腕挿入筒部5の中心軸方向を所望の傾斜角度とし、この装置本体1の腕挿入筒部5に挿入口5aから腕の上腕部を挿入すると共に該腕の前腕部を挿入口5aと反対側の開口から出し、且つこの腕の肘をベース3上に載置し、この状態で本体側操作部12を操作して血圧測定動作を開始する。測定を開始すると、本体側回路部10は加圧ポンプ7を駆動してカフ6により被測定部位である腕の上腕部を圧迫し、この後、排気弁8を開いてカフ6を減圧し、この時のカフ6の内圧を圧力センサ9により検出してデータとして取り込み、このデータに基づいて最高血圧、最低血圧、脈拍数からなる測定結果を算出し、該算出データを表示器2に送信して表示器2の表示画面14aに表示する。
ここで上記表示器2には該表示器2を腕挿入筒部5に保持するための保持手段19として、表示器2から下方に向けて突出した嵌込部19aを形成してあり、嵌込部19aは本体部13の後部から表示部14の前部に至る部分に表示器2と一体に形成してある。嵌込部19aは腕挿入筒部5の内側の挿入口5a側の端部に嵌め込み可能としてある。これにより装置本体1の未使用時における表示器2は、嵌込部19aを腕挿入筒部5の挿入口5a側端部の内側に嵌め込み、且つ嵌込部19aよりも外側に位置する表示器2の前後の両端部(即ち本体部13の前端部及び表示部14の上端部)を腕挿入筒部5の挿入口5aの周縁部の前後の両端部上に載置することで、装置本体1の腕挿入筒部5の挿入口5aの周縁部の前後の両端部間に跨った状態で保持されるようになっており、このように装置本体1で表示器2を保持した状態では、腕挿入筒部5の軸方向から見て表示器2が腕挿入筒部5の挿入口5aと重複し、腕挿入筒部5の上端外周縁の内側に位置するようになっている。なお表示器2の左右の幅方向の寸法は挿入口5aの左右両端間の寸法よりも短く、つまり表示器2は前後の両端部のみが挿入口5aの周縁部に引っ掛かった状態で保持されるものである。また嵌込部19aは間にカフ6を介して腕挿入筒部5内に嵌め込まれるものであっても良いものとする。
また表示器2の嵌込部19aを腕挿入筒部5内から上方に引き出し、表示器2を装置本体1から取り外すことにより、表示器2を使用者から見やすい位置に配置したり、表示器2のみを持ち運んで表示器2で表示された測定結果を医者に見せたりできる。なお嵌込部19aの下面は平坦な面となっており、表示器2は嵌込部19aの下面を載置面に載置した状態で自立できるようになっている。
このように本発明の血圧測定装置は表示器2を腕挿入筒部5に保持するための保持手段19を設けたので、装置本体1の外面に別途表示器2を収納する部分を形成することなく表示器2を装置本体1に保持することができ、装置本体1の小型化を実現できる。
また本例では表示器2を腕挿入筒部5に保持した状態で、表示器2により腕挿入筒部5の挿入口5aの一部を塞ぐように表示器2が腕挿入筒部5の周縁部の前後の両端部間に跨って配置されるようにしたので、表示器2を装置本体1の腕挿入筒部5に保持した時に一層コンパクトにすることができる。また表示器2を、載置面に載置される本体部13と、本体部13の後端部から立ち上げた前面に表示画面14aを有する表示部14とで構成し、表示部14を上側程後方に位置するように傾斜させたので、表示器2の表示画面14aが見やすい。また本例では保持手段19を腕挿入筒部5内に嵌め込まれる嵌込部19aで構成したので、腕挿入筒部5内の空間に表示器2の一部である嵌込部19aを配置でき、表示器2を装置本体1に取り付けた状態では血圧測定装置を小型化できる。さらに本例では本体部13の下面から表示部14の後面に至る部分、即ち側面視略く字状をした表示器2の屈曲部分に腕挿入筒部5内に嵌込可能な嵌込部19aを突設し、嵌込部19aを腕挿入筒部5内に嵌め込んで表示器2を腕挿入筒部5に保持したので、表示器2の嵌込部19aを腕挿入筒部5内に安定して収まり良く嵌め込むことができ、またこの場合、側面視略く字状をした表示器2の屈曲部分をも腕挿入筒部5内に収納することも可能となり、装置本体1からの表示器2の突出量を抑えることもできる。
なお図1に示す保持手段19を構成する嵌込部19aは腕挿入筒部5の内径よりも小さめに形成してあるが、図5(a)のように腕挿入筒部5の内径と略同じ大きさの外径を有するものとし、腕挿入筒部5の挿入口5aにぴったりと嵌合するものであっても良い。また図5(b)のように腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部の内径を他部よりも大径として凹部20を形成し、該凹部20に嵌込部19aをぴったりと嵌合するものであっても良い。また図5(c)のように腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部を挿入口5a側程内径が徐々に大きくなる載置部21とし、且つ嵌込部19aを突端側程大径となるテーパー状に形成し、該嵌込部19aの外周面を前記載置部21の内面に合致させて表示器2を保持するようにしても良い。さらには図5(d)のように保持手段19として表示器2から下方に向けて被嵌部19bを突出し、該被嵌部19bの内側に腕挿入筒部5の挿入口5a側の端部を構成する筒状の装置本体1の上端部を被嵌し、これにより表示器2を装置本体1に保持するようにしても良い。即ち本発明にあっては、装置本体1及び表示器2の少なくともいずれか一方に前記嵌込部19aや被嵌部19bのような保持手段19を設けてあれば良い。
また上記各例の血圧測定装置において、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態であるか否かを検出する保持検出手段と、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態で表示器2と装置本体1との通信を停止する通信停止手段とを設けることが好ましく、図6及び図7にその一例を示す。
図6及び図7では表示器2の本体部13の前端部の下面(即ち装置本体1の挿入口5aの周縁部上に載置される部分の下面)に保持検出手段としてのスイッチ23を設け、表示器2を装置本体1に保持した状態ではスイッチ23が装置本体1の挿入口5aの周縁部によって押されて表示器2が装置本体1に保持された状態とされ、それ以外では表示器2が装置本体1に保持されていない状態(即ち表示器2を装置本体1から取り外した状態)とされる。そして表示器2の表示器側回路部18は腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態である場合には、表示器2側で表示器2と装置本体1との通信を停止し、且つ腕挿入筒部5に表示器2を保持していない状態では表示器2側で表示器2と装置本体1との通信を許容するように設定してあり、即ち本例では表示器2の表示器側回路部18で通信停止手段を構成している。
このように腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態で表示器2と装置本体1との通信を停止する通信停止手段を設けることで、表示器2が装置本体1に保持されていない状態でのみ表示器2と装置本体1との通信を可能とすることができ、省エネを実現できる。
なお上記図6の例では保持検出手段としてのスイッチ23を表示器2に設け、表示器2側で表示器2と装置本体1との通信を停止するようにしたが、同様のスイッチを装置本体1に設け、装置本体1側で表示器2と装置本体1との通信を停止するようにしても良く、さらには保持検出手段としてのスイッチを表示器2及び装置本体1の両方に設け、表示器2側及び装置本体1側の夫々で表示器2と装置本体1との通信を停止するようにしても良い。
また上記各例の血圧測定装置において、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態であるか否かを検出する保持検出手段と、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態で装置本体1又は表示器2の少なくとも一方の電源をOFFにする電源OFF手段を設けることが好ましく、図8及び図9にその一例を示す。
図示例では装置本体1の挿入口5aの周縁部の上面(即ち装置本体1において表示器2が載置される部分の上面)に保持検出手段としてのスイッチ24を設け、表示器2を装置本体1に保持した状態ではスイッチ24が表示器2の表示部14の上端部によって押されて表示器2が装置本体1に保持された状態とし、それ以外では表示器2が装置本体1に保持されていない状態(即ち表示器2を装置本体1から取り外した状態)としている。そして装置本体1の本体側回路部10は、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態である場合には装置本体1の電源をOFFにし、且つ腕挿入筒部5に表示器2を保持していない状態では電源をONとするように設定してあり、即ち本例では装置本体1の本体側回路部10が電源OFF手段を構成している。
このように腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態であるか否かを検出する保持検出手段と、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態で装置本体1又は表示器2の少なくとも一方の電源をOFFにする電源OFF手段とを設けることで、表示器2が装置本体1に保持されていない状態でのみ装置本体1の電源をONにすることができ、省エネを実現でき、また本例では非測定時における装置本体1の誤動作を防止できる。
なお上記図8に示す例では先に示した図6の例に適用しても良い。また本例では保持検出手段としてのスイッチ24を装置本体1に設け、表示器2を装置本体1に保持した状態で装置本体1の電源をOFFにするようにしたが、同様のスイッチを表示器2に設け、表示器2を装置本体1に保持した状態で表示器2の電源をOFFするようにしても良く、さらには保持検出手段としてのスイッチを表示器2及び装置本体1の両方に設け、表示器2を装置本体1に保持した状態で装置本体1と表示器2の両方の電源をOFFするようにしても良い。
また上記図8の例を除く各例の血圧測定装置において、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態であるか否かを検出する保持検出手段と、表示器2で表示される表示内容を腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態と保持していない状態とで自動的に異ならせる表示内容変更手段とを設けることが好ましく、図10にその一例を示す。なお以下の例における保持検出手段は、先の図6又は図8の例で示した保持検出手段と同様の保持検出手段を設けるものとし、詳細な説明は省略する。
図10に示す例では、表示器2の表示画面14aに表示される表示内容として、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態で表示される保持状態表示と、腕挿入筒部5に表示器2を保持していない状態で表示される非保持状態表示とを備えており、保持状態表示では図10(a)に示すように表示画面14aに最高血圧、最低血圧、脈拍数からなる測定結果を表示し、また非保持状態表示では図10(b)に示すように現在時刻及び現在の日付を表示するように設定してある。表示器側回路部18又は本体側回路部10は腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態で表示画面14aに保持状態表示を表示し、且つ表示器2を保持していない状態で表示画面14aに非保持状態表示を表示するように設定してあり、つまり本例では表示器側回路部18又は本体側回路部10が表示内容変更手段を構成している。
このように表示器2で表示される表示内容を腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態と保持していない状態とで自動的に異ならせる表示内容変更手段を設けることで、腕挿入筒部5に表示器2を保持した状態と保持していない状態の夫々に適した表示を表示器2で表示することができ、腕挿入筒部5に表示器2を保持した非測定時には表示器2を有効に利用することができる。
なお非保持状態表示で表示される表示内容としては上記時計表示に限定されるものではなく、例えば表示画面14aに「本体・表示分離型で使いやすい血圧計新発売」といった商品等の広告を表示する広告表示などであっても良い。さらには非保持状態表示で表示される表示内容として既述した時計表示及び広告表示などの異なる表示内容を複数備え、操作部の操作などによりこれら複数の異なる表示内容から選択されたものを非保持状態表示として表示しても良いものとする。
なお上記各例では腕挿入筒部5を断面で環状に連続する完全な筒状としたが、該腕挿入筒部5は断面で周方向の一部が開口した断面C字状の略筒状に形成してあっても良いものとする。また上記各例では装置本体1と表示器2の通信は赤外線等を用いて無線により行うものとするが、有線であっても良く、また装置本体1と表示器2の通信は双方向で行うものであっても良い。
本発明の実施の形態の一例を示す説明図である。 同上の装置本体の斜視図である。 同上の表示器の斜視図である。 同上の回路ブロック図である。 同上の保持手段の変形例を示す説明図である。 他例の血圧測定装置を示し、表示器を装置本体の腕挿入筒部に取付けた状態を示す側面図である。 同上の表示器の側面図である。 更に他例の血圧測定装置を示し、表示器を装置本体の腕挿入筒部に取付けた状態を示す側面図である。 同上の腕挿入筒部を示す側面図である。 更に他例の血圧測定装置を示し、(a)は装置本体から表示器を取り外した状態を示す斜視図であり、(b)は装置本体に表示器を取り付けた状態を示す斜視図である。 従来の血圧計を示し、(a)は表示器を装置本体に取付けた状態を示す斜視図であり、(b)は表示器を装置本体から取り外した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 装置本体
2 表示器
5 腕挿入筒部
14 表示部
14a 表示画面
19 保持手段
19a 嵌込部

Claims (6)

  1. 置本体と、測定結果を表示するための前記装置本体とは別体の表示器を備え、装置本体が、載置面に載置されるベースと、該ベースに取り付けられて被測定部位である人体の腕を挿入するための腕挿入筒部とを有する血圧測定装置であって、表示器が腕挿入筒部の挿入口側の端部で保持されるようにし、該腕挿入筒部の挿入口側の端部で保持された表示器の表示画面が外部から視認できるように露出することを特徴とする血圧測定装置。
  2. 表示器腕挿入筒部の挿入口側の端部に保持された状態で表示器が腕挿入筒部の周縁部の両端部間に跨って配置されることを特徴とする請求項1に記載の血圧測定装置。
  3. 腕挿入筒部の挿入口側の端部に表示器保持された状態であるか否かを検出する保持検出手段と、腕挿入筒部の挿入口側の端部に表示器保持された状態で表示器と装置本体との通信を停止する通信停止手段とを設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の血圧測定装置。
  4. 腕挿入筒部の挿入口側の端部に表示器保持された状態であるか否かを検出する保持検出手段と、腕挿入筒部の挿入口側の端部に表示器保持された状態で装置本体又は表示器の少なくとも一方の電源をOFFにする電源OFF手段とを設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の血圧測定装置。
  5. 腕挿入筒部の挿入口側の端部に表示器保持された状態であるか否かを検出する保持検出手段と、表示器で表示される表示内容を、腕挿入筒部の挿入口側の端部に表示器保持された状態と保持されていない状態とで自動的に異ならせる表示内容変更手段を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の血圧測定装置。
  6. 表示器を、本体部と、本体部の後端部から立ち上げた前面に表示画面を有する表示部とで構成し、表示部を上側程後方に位置するように傾斜させ、該表示器の本体部から表示部に至る部分に腕挿入筒部内に嵌込可能な嵌込部を下方に向けて突設し、該嵌込部を腕挿入筒部内に嵌め込んで表示器腕挿入筒部の挿入口側の端部に保持されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の血圧測定装置。
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