JP4820938B2 - メディア・ゲートウェイの制御を介して、無線ネットワーク間の双方向ソフトハンドオーバを実施するための方法及び装置 - Google Patents

メディア・ゲートウェイの制御を介して、無線ネットワーク間の双方向ソフトハンドオーバを実施するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4820938B2
JP4820938B2 JP2004517528A JP2004517528A JP4820938B2 JP 4820938 B2 JP4820938 B2 JP 4820938B2 JP 2004517528 A JP2004517528 A JP 2004517528A JP 2004517528 A JP2004517528 A JP 2004517528A JP 4820938 B2 JP4820938 B2 JP 4820938B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile station
media gateway
connection line
network
communication network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004517528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005531254A (ja
Inventor
ファヴィラ、エンジェル
パン、シャオウェイ
ラバン、ニコラス
ツァン、ジンゾン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Mobility LLC
Original Assignee
Motorola Mobility LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Mobility LLC filed Critical Motorola Mobility LLC
Publication of JP2005531254A publication Critical patent/JP2005531254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4820938B2 publication Critical patent/JP4820938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • H04W36/144Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology
    • H04W36/1446Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology wherein at least one of the networks is unlicensed
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/18Performing reselection for specific purposes for allowing seamless reselection, e.g. soft reselection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、一般には、移動通信システムに関するものであり、より詳細には、携帯電話ネットワークと、携帯電話ネットワークの制御を介さない別の無線ネットワークとの間の双方向ハンドオーバを実施するための装置及び方法に関するものである。
携帯電話の技術において、ハンドオーバ処理は周知である。移動加入者ユニット、即ち移動局は、一般的に、無線基地局(「BTS」)により伝送される何らかの形の無線標識信号を検出し、次いで、そのBTSに同期することにより、携帯電話ネットワークと接続する。通話の間、移動局及び/又は基地局のいずれかにおける無線信号強度表示信号(「RSSI」)のような移動局及び/又はネットワークの監視基準により、移動局の別のBTSへのハンドオーバがいつ成されるべきかが決定される。多くの場合、ハンドオーバの決定のために、音質に関するより洗練された基準も使用される。例えば、ビット誤り率(「BER」)又はフレーム消失率(「FER」)である。
携帯電話のエア・インターフェイス技術を使用し、かつ携帯電話ネットワークの移動交換局(「MSC」)から構内交換機(「PBX」)のサービスエリアへの移動局のハンドオーバを可能にする無線ネットワークは周知である。この種のネットワークを企業ネットワークとして利用することは可能であり、企業に「構内の」サービスエリアが提供される。例えば、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(「GSM」)の携帯電話ネットワークを使用するGSM移動加入者であり、かつ企業ネットワークの加入者でもある者は、その企業構内の無線サービスエリア内に進入している間に、企業のGSMネットワークへのハンドオーバを実行し得る。従来技術において周知なように、ローカルなPBXの機能は、PBXネットワークへの内線通話の交換のため、若しくは外線通話用の公衆交換電話ネットワーク(「PSTN」)への交換のために使用され、それゆえ、外部携帯電話ネットワークの交換による企業のコストは削減される。
携帯電話ネットワークと、そのネットワークと同一の無線インターフェイス技術を組み込んだ企業ネットワークとの間の移動局のハンドオーバは、一般的に、移動局、携帯電話ネットワーク及び企業ネットワークとの通信及び制御リンクを調整することにより実行される。これらの周知のハンドオーバ法では、携帯電話ネットワークと同一の無線インターフェイス技術を利用する無線ネットワークが必要とされ、又、例えばSS7メッセージングを介して通信するMSC及びPBXも必要とされる。それゆえ、両ネットワークにおいて、同一の移動局を使用するためには、企業のユーザは特定の携帯電話のプロバイダと契約しなければならない。
既存の企業ネットワークと携帯電話ネットワークとの間のハンドオーバを移動局が実行するためには、その企業ネットワークは、SS7メッセージングのようなプロトコルを使用して携帯電話ネットワークと連携する必要がある。この携帯電話ネットワークとの連携の必要性により、企業ネットワークのオペレーターには極めて負担がかかる。第一に、携帯電話のオペレーターのエア・インターフェイス技術により、企業のオペレーターが企業内において使用可能な移動局の選択枝は制限されてしまう。加えて、二つのネットワーク間で必要とされる連携により、各自の提供サービスを有する構内ソリューションを供給する携帯電話のオペレーターは、企業にとっては制限されてしまう。
仮に、携帯電話ネットワークと、その携帯電話ネットワークのエア・インターフェイス及び制御の連携技術からは独立した無線ネットワークとの間をシームレスに移動局が動作することが可能であるならば、企業ネットワークのオペレーターにとっても、ユーザにとっても有益であろう。企業はより高い生産性及びコスト削減の利益を得ることになろう。そこでは、ユーザは企業の構内及び構外のいずれにおいても単一の移動局を操作する。個別のユーザは、単一の個人用機器を、例えば仕事関連の通信及び個人的な通信のように、多目的に使用可能であるという利益を得ることになろう。企業のユーザはまた、一般的に、その企業のユーザがそれぞれに個人的に使用している携帯電話のオペレーターと同一のオペレーターを利用しないだろう。企業は、一般的に、コストに基づきプロバイダを選択するように制約される。例えば、企業と外部ネットワークとの間の利用可能性及び相互接続性という特徴のような他の事柄もまた企業にとっては考慮の対象である。これらの観点のいずれも最適に達成することは困難である。
加えて、仮に移動局により使用されている携帯電話技術からは独立した無線ネットワークを使用する手段が存在するならば、サービスの強化、又はサービスを強化したビジネスといった他の態様も存在することが出来よう。そのような移動局のシームレスな移動性を達成することを制限する要因は、携帯電話ネットワークによるハンドオーバ制御の態様にある。
それゆえ、携帯電話ネットワークと、携帯電話ネットワークの制御を介さない無線ネットワークとの間の双方向ソフトハンドオーバを実施するための装置及び方法についての必要性は存在する。
本発明は、二つのネットワーク間における移動局の双方向ソフトハンドオーバを実施するための方法及び装置であって、そのネットワーク間におけるネットワーク制御を介さないような、二つのネットワーク間における移動局の双方向ソフトハンドオーバを実施するための方法及び装置に関するものである。特に、本発明は、一方の無線ネットワークと、移動局により使用されている無線通信用のエア・インターフェイス技術には関与しない他方の無線通信ネットワークとによる移動局のシームレスな動作を可能にする。
本発明は、例えば事業者ネットワーク及び非事業者ネットワークのような様々なネットワークの制御エリア間を移動局が移動する状況において使用される。事業者ネットワークは携帯電話ネットワーク上で運用され、ワシントン州 レドモンドのAT&T Wireless、ジョージア州 アトランタのCingular Wireless、カンザス州 オーバーランド パークのSprint PCS、ニューヨーク州 ニューヨークのVerizon Wireless及びワシントン州 ベルビューのVoiceStream Wirelessを含む携帯電話事業者により一般に制御されているが、それらの携帯電話事業者に限られている訳ではない。典型的な事業者ネットワークでは、アナログに基づいたエア・インターフェイス、及び/又は一つ若しくは複数のデジタルに基づいたエア・インターフェイスが使用されている。デジタルに基づいたエア・インターフェイスには、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、第三世代符号分割多元接続(CDMA2000)等を含むデジタル通信技術が使用されているが、それらのデジタル通信技術に限られている訳ではない。非事業者ネットワークは無線ネットワーク上で運用されており、一般的には、携帯電話事業者により制御されてはいない。非事業者ネットワークでは、Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.によりサポートされているIEEE802.11(商標)(例えば、Wireless Ethernet Compatibility AllianceによりサポートされているWi−Fi)、Bluetooth SIG,Inc.によりサポートされているBluetooth(商標)、HomeRF Working Group Inc.によりサポートされているHomeRF等を含むエア・インターフェイスに基づく無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)が使用されているが、それらのエア・インターフェイスに限られている訳ではない。
以下に図面を参照する。図面では同一の番号は同一の部材を指定している。図1は、本発明による通話の開設及びハンドオーバを示す図である。この図において、第一位置102に位置する移動局は、事業者ネットワーク104を使用して通話を開設し、その後、その移動局が非事業者ネットワークの無線サービスエリア(図示略)内の第二位置108に移動した後、その通話の非事業者ネットワーク106へのハンドオーバを実行する。同様に、第二位置108に位置する移動局は、非事業者ネットワーク106を使用して通話を開設し、その後、その移動局が事業者ネットワーク104の無線サービスエリア(図示略)内の第一位置102に移動した後、その通話の事業者ネットワーク104へのハンドオーバを実行する。もちろん、図1において事業者ネットワーク及び非事業者ネットワークが表されているが、本発明は事業者ネットワーク間の通信及び非事業者ネットワーク間の通信においてもまた利用可能であろう。
図1の例を参照すると、各ネットワークには、移動局と通信するための複数の送受信器、ネットワーク間を通信するための相互通信部品、及びその複数の送受信器とその相互通信部品との間を通信するための相互接続可能な装置が含まれている。図1の例に示すように、事業者ネットワーク104は、複数の基地局110、移動交換局(「MSC」)112及びその基地局とそのMSCとの間を通信する携帯電話接続ネットワーク114を含み得るものであり、非事業者ネットワーク106は、複数の接続ポイント116、メディア・ゲートウェイ118、及びその接続ポイントとそのゲートウェイとの間を通信する無線接続ネットワーク120を含み得るものである。ネットワーク104及び106は、MSC112及びメディア・ゲートウェイ118を介して、互いに通信する。
上述したように、本発明は、移動局により使用されている無線通信用エア・インターフェイス技術には関与しないネットワークの間において、移動局がシームレスに動作することを可能にする。基地局及び/又は機器の間で開設された搬送チャンネルは、その通話が事業者ネットワークから非事業者ネットワークに開始されようとも、非事業者ネットワークから事業者ネットワークに開始されようとも、非事業者ネットワークから別の非事業者ネットワークに開始されようとも、事業者ネットワークから別の事業者ネットワークに開始されようとも必ずメディア・ゲートウェイを介して開設されていることを注意しておくことは、本発明を理解する上で重要である。また、通話に関与する一つ若しくは複数の基地局及び/又は機器には、例えば事業者ネットワークについて一つの番号、非事業者ネットワークについて別の番号のように、各ネットワークに付随した電話番号が指定されている。本発明において、複数の番号が指定されている移動局は、その通話の発信者及び通話を開始するネットワークに拘わらず、ハンドオーバを実行することが可能である。
全ての通話はメディア・ゲートウェイを介して送信されるため、ネットワーク間の移動局の各ハンドオーバは「メイクビフォアブレーク」のソフトハンドオーバであり、各ハンドオーバの制御は、事業者ネットワークの介在又は制御はなく、メディア・ゲートウェイにより実施されることを理解することも重要である。このように、本発明の目的を達成するために、従来の交換システムにおいて使用されているようなSS7又は他の制御信号は必要とされない。例えば、図1を参照すると、本発明において、MSC112とメディア・ゲートウェイ118との間を通信するSS7又は他の制御信号は必要とされない。
換言すれば、本発明のメディアデートウェイは、移動局との通信の制御を事業者ネットワークに引き渡す訳ではない。代わって、移動局が、一つのネットワークから別のネットワークに再配置される場合であっても、メディア・ゲートウェイはその通信の制御を保持する。特に、移動局及び遠隔局がメディア・ゲートウェイを介して直接に通話をしている時、そのメディア・ゲートウェイは、移動局に対するの一つの接続及び遠隔局に対する別の接続を有する。ここで、メディア・ゲートウェイと移動局との間の接続は、第一通話レッグと参照される。次いで、メディア・ゲートウェイは移動局との第二通話レッグを開設し、第一及び第二通話レッグが同時に存在し、第一通話レッグから第二通話レッグへの通信のハンドオーバが実行され、そのハンドオーバが完了した後、第一通話レッグは切断される。移動局との通信の制御を保つことによって、メディア・ゲートウェイは事業者ネットワークの介在又は制御なしにハンドオーバを実行することが可能である。
図2から図4は、遠隔局204と通信している移動局202であって、通信ネットワーク206に対して三つの異なる位置を有する移動局202を示す。特に、図2は通信ネットワーク206の内部(又は、より詳細にはその通信ネットワークの通信エリアの内部)に位置する移動局202を示し、図3は通信ネットワーク206の境界208において移行期にある移動局202を示し、図4は通信ネットワーク206の外部(又は、より詳細にはその通信ネットワークの通信エリアの外部)に位置する移動局202を示している。図2から図4において、遠隔局204は通信ネットワーク206の通信エリア又は境界208の外部に示されているが、その遠隔局の位置は本発明を制限する要因ではないことは理解されよう。従って、本発明の機能を著しく変化させることなく、遠隔局204は通信ネットワークの通信エリア又は境界208の内部に位置し得る。本明細書において使用される通信ネットワーク206という言葉は、そのネットワークのサービスエリアと同様にそのネットワークの部品も指すものとする。
図2から図4は、移動局202が通信ネットワーク206に対して移行する場合の少なくとも二つの進路を示している。一つの進路では、移動局は、図2に表すように通信ネットワーク206の内部から出発し、図3に表すように通信ネットワークの外側境界208に移行して、図4により表されるように外側境界を越えて移動していく。別の進路では、移動局は、図4に表すように通信ネットワーク206の外部から出発し、図3に表すように通信ネットワークの外側境界208に移行して、図4に表すように通信ネットワークの内部に移動していく。いずれの場合も、遠隔機器204は通信ネットワーク206の内部にあっても、外部にあっても構わない。このように、本発明の動作の順序が図面の番号の順序により表されている必然性はないことは理解されよう。
図2から図4を参照すると、通信ネットワーク206は、メディア・ゲートウェイ210により表される一つ若しくは複数のメディア・ゲートウェイ、及び接続ポイント212により表される一つ若しくは複数の接続ポイントを含む。通信ネットワーク206は事業者ネットワークであっても、非事業者ネットワークであっても構わないが、好ましい実施形態において、その通信ネットワークは、企業ネットワークのような非事業者ネットワークである。例えば、通信ネットワーク206は、アナログ、CDMA,TDMA,GSM,WCDMA及びCDMA2000のような携帯電話のエア・インターフェイスを使用し得る、又は、IEEE802.11(商標)、Bluetooth(商標)及びHomeRFのようなエア・インターフェイスに基づいたWLANを使用し得る。
メディア・ゲートウェイ210は、局の位置に拘わらず、二つ若しくそれ以上の局間の通話を管理することが可能である。例えば、好ましい実施形態において、メディア・ゲートウェイ210は、その通信ネットワークのサービスエリアの内部における接続ポイント212と接続され、そのサービスエリアの内部に位置する局202と通信可能であり、かつそのサービスエリアの外部に位置する局204とも通信可能である。メディア・ゲートウェイ210は、第二ネットワーク214を介して通信をすることにより、そのサービスエリアの外部における局204とも通信可能である。
第二ネットワーク214は、メディア・ゲートウェイ210と遠隔局204との間の通信を提供する一つ若しくは複数の基地局を含み、通信ネットワーク206はそのメディア・ゲートウェイと移動局202との間の通信を提供する一つ若しくは複数の接続ポイント212を含んでいる。例えば、好ましい実施形態において、接続ポイント212は、移動局202との無線接続、メディア・ゲートウェイ210との有線接続、並びに移動局からメディア・ゲートウェイに至る前方通信及びその逆を有している。図2から図4には示していないが、第二ネットワーク214は、様々なサポート部品、特に、基地局を管理する部品を含み得るものであり、移動交換局(「MSC」)のような他の基地局又はネットワークに対する基地局の相互接続可能性を提供する。
図2を参照すると、移動局202は、通信ネットワーク206及び第二ネットワーク214を介して、遠隔局204と通信可能であり、このように、移動局から遠隔局に至る搬送チャンネルを形成する。好ましい実施形態において、移動局202は通信ネットワーク206に至る第一リンク222を有し、遠隔局204は第二ネットワーク214に至る第二リンク224を有し、かつその通信ネットワーク及び第二ネットワークはそれらの間に有線リンク226を有している。図2において、好ましい実施形態における第二リンクは無線通信を提供するよう示されているが、遠隔局204と第二ネットワーク214との間の有線接続も、本発明に適合することは理解されよう。
移動局202はメディア・ゲートウェイ210を介して遠隔局204と通信を行う。特に、メディア・ゲートウェイ210は第一接続線を介して移動局202と通信を行い、第二接続線を介して遠隔局204と通信を行う。好ましい実施形態において、図2に示すように、その第二接続線は部分的に第二リンク224により表されており、その第一接続線は、移動局202が通信ネットワーク206に進入している場合にのみ、部分的に第一リンク222により表される。以下により詳細に説明するように、仮に移動局202が通信ネットワーク206から退出している場合は、第一リンク222は第三接続線を表し得る。
メディア・ゲートウェイ210は、通信ネットワーク206及び第二ネットワーク214と通信可能である限り、任意の位置に配置され得る。好ましい実施形態において、メディア・ゲートウェイ210は通信ネットワーク206の一部として同一の場所に配置され、それゆえ、そのメディア・ゲートウェイは通信ネットワークの外側境界208の内部におけるアドレス変換及びルーティングを処理する。このように、メディア・ゲートウェイ210は第一リンク222を介して移動局202と通信を行い、第二リンク224及び有線リンク226を介して遠隔局204と通信を行う。
移動局202と遠隔局204との間の通話はメディア・ゲートウェイ210に至る搬送チャンネルを介してルーティングされる。従って、その搬送チャンネルは、移動局202からメディア・ゲートウェイ210にまで延びる移動内線228、メディア・ゲートウェイから遠隔局204にまで延びる遠隔外線230及びメディア・ゲートウェイ210を介した移動内線及び遠隔外線の間の接続を含んでいる。好ましい実施形態において、移動内線228により、第一無線接続又はリンク222、接続ポイント212及びイントラネットワークリンク232を介してメディア・ゲートウェイ210と移動局202とが接続され、遠隔外線230により、有線リンク226、第二ネットワーク214及び第二無線接続又はリンク224を介してメディア・ゲートウェイと遠隔局204とが接続される。
メディア・ゲートウェイ210は、一方の局、即ち発呼局から、別の局、即ち被呼局に向かうように意図された通話を受信する。例えば、移動局202から遠隔局204への通話の試み、又はその逆も行われる。メディア・ゲートウェイ210が発呼局からの通話を受信すると、メディア・ゲートウェイは、発呼局の電話番号、及び電子シリアルナンバー(ESN)又は加入者識別モジュール(SIM)の情報に基づいて、発呼局に対応する発信者のID情報をシームレス移動レジスタに問い合わせる。シームレス移動レジスタとは、メディア・ゲートウェイ210の内部、又はそのメディア・ゲートウェイに接続された遠隔サーバ上のいずれかに備えられたデータベースのことである。加えて、シームレス移動レジスタは、複数の無線ネットワーク内に同時に存在し得る。シームレス移動レジスタは、無線ネットワークに加入する各局のデータ記録を含んでいる。その記録されているデータには、ESN又はSIMの情報、ユーザ名及び各局に付随した全ての電話番号が含まれている。
メディア・ゲートウェイ210は、発呼局の加入者情報を受信し、発呼局のネットワークにおいて使用されている加入者情報を、被呼局のネットワークにおいて使用されている電話番号及びユーザ名に変換し、その変換された情報を被呼局に送信する。その発呼局の発信者のID情報は、その後、被呼局のディスプレイ上に表示される。
図3は図2と同様であるが、移動局202は通信ネットワーク206の移行エリア302に移動したものとして示されている。メディア・ゲートウェイ210は、通話に関与する移動局202が通信ネットワーク206のサービスエリアの移行エリア302に進入したことを検出することが可能である。移行エリア302は、サービスエリアの外側境界208及び内側境界304の間のエリアとして画定されている。外側境界208の位置は、接続ポイント212の通信エリア(又は、複数の接続ポイントの通信エリア)に基づいて決定され、内側境界304の位置はその外側境界からの相対距離に基づいて決定されている。仮に移動局202が移行エリア302に進入した場合、メディア・ゲートウェイ210は、その移動局がサービスエリアに進入するのか、若しくは退出するのかの感知を開始する。移行エリア302の内部における、特に、外側境界208及び内側境界304に対する移動局202の動きを監視することにより、メディア・ゲートウェイ210は、その感知の段階をさらに進め、移動局がサービスエリア内に進入するのか、退出するのかの可能性を判断することが可能である。外側境界208及び内側境界304の間の距離を長距離にすれば、短距離にする場合に比べ、進入又は退出の可能性の判断精度は向上するが、長距離にした場合はまた、境界の間の広い移行エリア302を監視するためにより多くの資材が必要となるであろう。
図3において、通信ネットワーク206、より詳細にはメディア・ゲートウェイ210は、接続ポイント212により感知される移動局の無線信号強度を測定することにより、移動局202が外側境界208に到着したことを検出する。その無線信号強度が第一の所定の最低閾値に到達すると、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202が接続ポイント212に戻ってきており、信号が改善されている場合であるのか、それとも、その接続ポイントから遠ざかっており、通話を確保するためには、移動局との通信の第二ネットワーク214へのハンドオーバが必要とされている場合であるのかを判断する。例えば、移動局202がサービスエリアに戻ってきており、信号が改善されている場合であるのか、それとも、サービスエリアから外部に移動し、携帯電話ネットワークへのハンドオーバが必要とされている場合であるのかを判断するタイマーが設定されていてもよい。移動局202からの無線信号強度が、第一の所定の最低閾値よりも低い第二の所定の最低閾値に到達したことが、一旦、通信ネットワーク206により検出されたならば、ハンドオーバ処理が開始される。
図3は好ましい実施形態を表し、そこでは二つの異なるケースが可能である。(1)第一通話における移動局202は、通信ネットワーク206から退出する前に、移行エリア302に進入している。(2)第一通話における移動局は、通信ネットワークに進入する前に、移行エリアに進入している。第一のケースにおいては、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202に至る第一接続線、即ち移動内線228を有し、移動局が移行エリア302に到達したことを検出したことに応答して、移動局に至る第三接続線、即ち移動外線306の開設を試みる。第二のケースにおいては、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202に至る第一接続線、即ち移動外線306を有し、移動局が移行エリア302に到達したことを検出したことに応答して、移動局に至る第三接続線、即ち移動内線228の開設を試みる。いずれのケースにおいても、メディア・ゲートウェイ210が第三接続線を第一接続線に同期させることによって、一方の接続から他方の接続への実質的にシームレスなハンドオーバが起こり得る。
好ましい実施形態において、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202に対し、メディア・ゲートウェイに至る第二通話を設定するように命令する。これに応答して、移動局202は、第二通話を開設するために、即ち、メディア・ゲートウェイ210に至る第三接続線を開設するために、所定の番号の呼び出しを行う。その所定の番号は、電話番号のような移動局の識別番号であっても、指定のフリーダイアルの番号(例えば、「800」、「888」又は「877」)又は市外局番(例えば、「900」)のような予め指定されたハンドオーバ番号であっても構わない。移動局202と遠隔局204との間の通話はメディア・ゲートウェイ210を介して通信されなければならないため、その所定の番号に対するいかなる通信もメディア・ゲートウェイに向けられなければならない。
移動局202に対する所定の番号の呼び出し命令の後の所定時間内において、メディア・ゲートウェイ210は、その所定の番号による通信を受信したことに応答して、第三接続線を開設し得る。代替例として、メディア・ゲートウェイ210は、所定の番号の通信を受信したこと、かつメディア・ゲートウェイと移動局202との間を接続する移動内線228が未だにアクティブであることを判断したことに応答して、第三接続線を開設し得る。別の代替例として、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202を呼び出すことにより第三接続線を開設し、その呼び出しを介してハンドオーバ動作の発生を移動局に知らせることが可能である。例えば、メディア・ゲートウェイ210は、移動内線228から移動外線306への通信のハンドオーバを実行するというメディア・ゲートウェイの意図を、移動局202に知らせるヘッダメッセージを伝送する呼び出しに含めることが可能である。
図4を参照すると、移動局202は、通信ネットワーク206の外側境界208の外部に位置するよう示されている。移動局202は、通信ネットワーク206を退出した場合、若しくは通信ネットワークに進入しようとした場合に、この位置に到達し得る。仮に移動局202が通信ネットワーク206を退出した場合は、メディア・ゲートウェイ210は、以前は、移動局202に至る第一接続線、即ち移動内線228(図3に図示)を有し、現在は、その移動局に至る第三接続線、即ち移動外線306を有している。このように、第三接続線が開設された後は、メディア・ゲートウェイ210は第一接続線から第三接続線への通信のハンドオーバを実行し、第一接続線を切断しなければならない。第二のケースにおいて、その場合のメディア・ゲートウェイ210は、現在は、移動局202に至る第一接続線、即ち移動外線306を有し、その移動局に至る第三接続線、即ち移動内線228の開設を試み得る。このように、第三接続線が開設された後は、メディア・ゲートウェイ210は第一接続線から第三接続線への通信のハンドオーバを実行し、第一接続線を切断する。好ましい実施形態において、移動局202が所定の時間の間、通信ネットワーク206内に留まっていた場合に、第一接続線は切断される。
図4に示す好ましい実施形態において、移動局202は、移動外線306を介してメディア・ゲートウェイ210と通信しており、遠隔局204は遠隔外線230を介してそのメディア・ゲートウェイと通信している。本発明を理解する上で重要なことは、図4に例示するように局202及び204が第二ネットワーク214を利用している場合ですら、移動外線306は、メディア・ゲートウェイ210により開設され、制御されていることである。仮に局202及び204が、メディア・ゲートウェイに向けられずに、第二ネットワーク214を介して通信しているならば、メディア・ゲートウェイ210がその通信を制御することは不可能であり、それゆえ、第二ネットワーク214に伴う例えばSS7のような通信制御信号により通信することなく、その移動局が通信ネットワーク206の内部及び外部に移動した場合の通信のハンドオーバを実行することは不可能であろう。メディア・ゲートウェイ210に至る移動外線306を維持することにより、そのメディア・ゲートウェイはまた、第二ネットワーク214に伴う通信制御信号により通信することなく、通信ネットワーク206と第二ネットワーク214との間を移動局202が移動する場合の所定の通話のシームレスなハンドオーバを実行することが可能である。
遠隔局204は通信ネットワーク206に加入していても、していなくても構わない。仮に通信ネットワーク206に加入していない遠隔局204(「非加入遠隔局」)が移動局202に対する通話を開始する場合、その移動局のハンドオーバが可能であるためには、メディア・ゲートウェイ210を介して搬送チャンネルが開設されなければならない。移動局202は通信ネットワーク206及び第二ネットワーク214に加入し、通信ネットワークにおける動作のための、例えば企業番号のような通信ネットワーク番号、及び第二ネットワークにおける動作のための、例えば携帯電話番号のような第二ネットワーク番号を有する。この特定のケースにおいて、仮に非加入遠隔局204が移動局の通信ネットワーク番号の呼び出しを行ったならば、その搬送チャンネルはメディア・ゲートウェイ210を介して開設される。このように、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202の通信のハンドオーバを実行することが可能である。別のケースにおいて、仮に非加入遠隔局204が移動局の第二ネットワーク番号の呼び出しを行ったならば、その遠隔局と移動局202との間の通話は、直接に第二ネットワーク214により接続される。このように、メディア・ゲートウェイ210はその通話を制御せず、移動局202の通話のハンドオーバを実行することは不可能である。
例えば、図4を参照すると、遠隔局204は通信ネットワーク206には加入しておらず、第二ネットワーク214にのみ加入している。遠隔局204は通信ネットワーク206の内部又は外部のいずれに位置するものであっても構わないが、この例における遠隔局は通信ネットワークの外部に位置している。移動局202は通信ネットワーク206及び第二ネットワーク214のいずれにも加入しており、それゆえ、少なくとも二つの電話番号を有している。移動局202はまたメディア・ゲートウェイ210のシームレス移動レジスタのデータベースに記録されたデータを有している。遠隔局204は、第二接続線、即ち遠隔外線230を開設するために、第二ネットワーク214を介して、移動局202の通信ネットワーク番号を使用した移動局への通話を開始する。メディア・ゲートウェイ210はその呼び出しを受信し、移動局202に対する加入者情報、特に移動局の第二ネットワーク番号を読み出す。次いで、メディア・ゲートウェイ210は、通信ネットワーク206が第二ネットワーク214を介して移動局202を呼び出すような通話の転送を利用し、第一接続線、即ち移動外線306を開設する。移動局202は通信ネットワーク206のサービスエリア外に位置しているため、その通話は第二ネットワーク214を介して移動局により受信される。
この例において、メディア・ゲートウェイ210には遠隔局204についての情報は何も記録されていないため、移動局202の発信者番号通知には遠隔局204の第二ネットワークの電話番号及びユーザ名が表示される。別の例としては、移動局202のディスプレイには、「エリア外」のような特定のメッセージが表示されてもよい。遠隔局204は通信ネットワーク206に加入しておらず、メディア・ゲートウェイのシームレス移動レジスタにはその遠隔局について情報は記録されていないため、遠隔外線230は、通話中、メディア・ゲートウェイ210により維持される。また、この例の遠隔局204が通信ネットワーク206への通信のハンドオーバを実行することは不可能である。メディア・ゲートウェイ210は通話の搬送チャンネルを維持し、移動局202は通信ネットワーク206及び第二ネットワーク214に加入している。それゆえ、本明細書に開示の処理を使用することにより、移動局202が通信ネットワークと第二ネットワークとの間の通信のハンドオーバを実行することは可能である。
図2から図4に付随して、図5を参照すると、メディア・ゲートウェイ210の好ましい動作を示すフロー図500が提供されている。ステップ502において動作が開始された後、ステップ504において、移動局202(「MS」)及び遠隔局204(「RS」)のいずれか一方が、その移動局及び遠隔局の他方への呼び出しを試みる。特に、移動局202が遠隔局204の通信ネットワーク番号の呼び出しを試みるか、若しくは遠隔局が移動局の通信ネットワーク番号の呼び出しを試みる。ステップ506において、移動局202又は遠隔局204のいずれかによる通信ネットワーク番号の呼び出しの試みはメディア・ゲートウェイ210に送信される。上述したように、移動局202と遠隔局204との間に開設された搬送チャンネルは必ずメディア・ゲートウェイ210を介して開設される。次いで、ステップ508において、メディア・ゲートウェイ210により、移動局202と遠隔局204との間のそのメディア・ゲートウェイを介した通話が接続される。メディア・ゲートウェイ210は、第一接続線、即ちラインナンバー1を介して移動局202に接続され、そのメディアウェイは、第二接続線、即ちラインナンバー2を介して遠隔局に接続される。図2から図4に示すように、その第一接続線は移動内線228及び移動外線306のいずれか一方により表され、その第二接続線は遠隔外線230により表される。
通話が接続された後、ステップ510において、メディア・ゲートウェイ210はサービスエリアの移行エリア302に対する移動局202の位置を監視する。仮にメディア・ゲートウェイ210が移動局202の位置を監視している間に、ステップ512において通話は切断されたと判断された場合、その動作はステップ534において終了する。さもなくば、仮にステップ514において移動局202がサービスエリアの移行エリア302へ進入しなかった場合、或いは、ステップ516において移動局202のサービスエリアへの進入又はサービスエリアからの退出の見込みがあった場合、メディア・ゲートウェイ210は、ステップ510において移動局202の位置の監視をつづける。仮にステップ512に至っても通話が切断されなかった場合、移動局202はステップ514においてはサービスエリアの移行エリアに進入し、ステップ516においては移動局202のサービスエリアへの進入又はサービスエリアからの退出の見込みがあり、次いで、ステップ524においてメディア・ゲートウェイ210は移動局との第三接続線を開設する。図2から図4において示すように、その第三接続線は移動内線228及び移動外線306のいずれか一方により表され、どちらの線も第一接続線を表すものではない。従って、ステップ524の間では、メディア・ゲートウェイ210と移動局202との間に接続線が二つ同時に存在する。
メディア・ゲートウェイ210は、一つ若しくは複数の条件に応答して、ステップ524において第三接続線を開設し得る。例えば、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202がメディア・ゲートウェイに呼び出しを行って、第三接続線が開設されるように移動局に対して命令してもよい。或いは第三接続線が開設されるようにメディア・ゲートウェイが移動局に呼び出しを行ってもよい。仮にメディア・ゲートウェイ210が、移動局202に対して、メディア・ゲートウェイに向けた所定の番号の呼び出しを行うように命令した場合、その呼び出しの受信に応答してメディア・ゲートウェイは第三接続線を開設し得る。例えば、メディア・ゲートウェイ210が、移動局202に対して、所定の番号の呼び出しを行うように命令した後、特定の閾値時間内に、その呼び出しがメディア・ゲートウェイにより受信された場合に第三接続線は開設され得る。また、例えば、仮にメディア・ゲートウェイ210が呼び出しを受信するために必要な所定の番号が第三接続線の開始の目的の専用のものである場合には、第三接続線は開設され得る。仮にメディア・ゲートウェイ210が移動局202に呼び出しを行い、第三接続線が開設される場合には、その呼び出しに、移動局に対して第三接続線が開設されたことを知らせる情報を含めることが可能である。例えば、メディア・ゲートウェイ210が移動局202への呼び出しを行った時、その呼び出しには、第三接続線が第一接続線と同時に存在するべきことを示す呼び出し信号を含めることが可能である。
好ましい実施形態においては、ステップ518において、メディア・ゲートウェイ210は、第三接続線を開設するために、そのメディア・ゲートウェイに所定の番号の呼び出しを行うように移動局202に対し命令することが可能であり、次いで、ステップ520において、移動局がその命令に応答して所定の番号の呼び出しを実行するか否かが判断される。例えば、移動局202はその所定の番号の呼び出しを行うことによりその命令に対して応答し得る。仮に、ステップ520において、移動局202がその命令に応答しなかった場合、ステップ522において、メディア・ゲートウェイ210により、その通話は切断されたか否かが判断される。ステップ520及び522によるループにより、メディア・ゲートウェイ210は移動局202からの応答又は通話が切断されたことの表示のいずれかを待機し続ける。仮にその通話がステップ522において切断された場合、ステップ534においてその動作は終了する。
仮に、ステップ520において、移動局202がその命令に応答した場合、メディア・ゲートウェイ210は、ステップ524において、メディア・ゲートウェイと移動局との間の第三接続線、即ち、ラインナンバー3を開設する。次いで、メディア・ゲートウェイ210は、ステップ526において、そのメディア・ゲートウェイと移動局202との間の通信における第一接続線から第三接続線へのハンドオーバを実行する。ステップ526及びステップ528により表すように、メディア・ゲートウェイ210は、そのメディア・ゲートウェイと移動局202との間の通信のハンドオーバを、ステップ528において、そのハンドオーバが成功するまで試み続ける。ステップ528におけるハンドオーバの成功の後、メディア・ゲートウェイ210は、ステップ530において、第一接続線を切断することにより、そのメディア・ゲートウェイと移動局202との間の通信を切断する。仮にその通話が、ステップ532に至っても切断されていないならば、次いで、メディア・ゲートウェイ210は、ステップ510において、サービスエリアの移行エリア302に対する移動局202の位置を再び監視する。さもなくば、仮にその通話が切断されたならば、ステップ534において、その動作は終了する。
図6を参照すると、移動局202の種々の部品が示されている。移動局202は一般に、少なくとも一本のアンテナ602、二つの送受信回路604、606及び種々の他の部品608−614を含む。移動局202の個別の部品は、部分的に、若しくは全体として集積され得る。例えば、図6における送受信回路604、606は分離した回路として示されているが、それらは単一の回路を形成するように集積され得る。
図6に示すように、移動局202は第一送受信回路604(「送受信器ナンバー1」)及び第二送受信回路606(「送受信器ナンバー2」)を含んでいる。第一送受信回路604は第一サービスエリア内において第一ネットワークと通信し、第二送受信回路606は第二サービスエリア内において第二ネットワークと通信する。第二サービスエリアは第一サービスエリアとは異なるものであり、好ましくは第二ネットワークも第一ネットワークと異なるものである。移動局202の好ましい実施形態において、第一ネットワークは事業者ネットワーク及び非事業者ネットワークのいずれか一方であり、第二ネットワークはその事業者ネットワーク及び非事業者ネットワークの他方のいずれかである。その非事業者ネットワークは、事業者の管理下にはない無線ローカルエリアネットワークである。例えば、その事業者ネットワークは携帯電話ネットワークであってもよく、その非事業者ネットワークは企業ネットワークであってもよい。
移動局202はまた、プロセッサ608及びメモリ部分610を備えた主要回路、ディスプレイ612並びにプロセッサに接続されたユーザインターフェイス614を含んでいる。そのプロセッサは、メモリ部分610に記録されたアプリケーション及びそのメモリ部分に記録されたデータの処理に基づいて、移動局202の一般的な動作を提供する。メモリ部分610に記録されたアプリケーションには、メディア・ゲートウェイ210を介した遠隔局204との通話を誘導するプロセッサコード、通信ネットワーク206の移行エリア302に進入するためのプロセッサコード、第一送受信回路604及び第二送受信回路606を同時に介して、メディア・ゲートウェイと通信するためのプロセッサコード、メディア・ゲートウェイとの通信における第一送受信回路から第二送受信回路へのハンドオーバのためのプロセッサコード及び第一送受信回路を介したメディア・ゲートウェイとの通信を切断するためのプロセッサコードを含んでいるが、これらのプロセッサコードに制限されるものではない。このように、そのプロセッサは、図7を参照して以下に説明するような動作を提供し、第一ネットワークと第二ネットワークとの間のシームレスな移行を可能にする。また、ディスプレイ612及びユーザインターフェイス614により、上記プロセッサコードを実行している間、移動機器202のユーザの操作は簡便なものとなる。
主要回路は第一送受信回路604及び第二送受信回路606に接続されており、遠隔局との通話を誘導するのに使用される。好ましい実施形態において、プロセッサ608は第一送受信回路604及び第二送受信回路606に接続されている。その主要回路は、第一送受信回路604及び第二送受信回路606を同時に動作させることが可能であり、第一送受信回路604による通話から第二送受信回路606による通話への通信のハンドオーバを実行することが可能である。特に、その主要回路は、第一送受信回路604及び第二送受信回路606のいずれか一方を介して遠隔局204に至る第一接続線を接続し、その第一送受信回路及び第二送受信回路の他方のいずれかを介して遠隔局に至る第二接続線を開設し、その第一接続線を切断することが可能である。その主要回路は、第一送受信回路604を動作させている間に、移動局202が移行エリア又は第二サービスエリアに進入したことを示す信号の受信に応答して、第二送受信回路606の動作を開始する。移動局202は、非事業者のサービスエリアに進入、若しくはそのサービスエリアを退出するための特定のエリア内に配置されることにより、その移行エリアに進入し得る。
移動局202は二つの送受信回路604、606を含んでいるため、その移動局は、通信ネットワーク番号及び第二ネットワーク番号の呼び出しを受信することが可能である。主要回路はメディア・ゲートウェイ210と同期して、その通信のハンドオーバを実行することが可能である。好ましい実施形態において、(a)仮に遠隔局204が移動局202の通信ネットワーク番号、又はメディア・ゲートウェイ210に向けられた所定の番号の呼び出しを開始した場合、或いは(b)仮にその移動局がその遠隔局の通信ネットワーク番号、又はメディア・ゲートウェイに向けられた所定の番号の呼び出しを開始した場合、主要回路はその通話の通信のハンドオーバを実行することが可能である。また、好ましい実施形態において、仮に遠隔局204が移動局202の第二ネットワーク番号の呼び出しを開始した場合は、主要回路はその通話の通信のハンドオーバを実行することは不可能である。
仮に移動局202が遠隔局204の第二ネットワーク番号の呼び出しを開始した場合は、主要回路はその通話の通信のハンドオーバを実行することが可能であることも、不可能であることも有り得る。上述したように、仮に移動局がメディア・ゲートウェイ210との接続を開設する所定の番号の呼び出しを行い、かつメディア・ゲートウェイ210が遠隔局204の第二ネットワーク番号の呼び出しを行った場合は、移動局202の主要回路はハンドオーバを実行することが可能となる。ユーザはまた、移動局202のユーザインターフェイスを介して、遠隔局204の第二ネットワーク番号を入力することにより、その呼び出しを開始する。移動局202は、続いて、遠隔局204の所定の番号又は通信ネットワーク番号を利用することにより、ユーザに意識させることなくメディア・ゲートウェイ210の呼び出しを行う。例えば、好ましい実施形態において、移動局202が通信ネットワーク206のサービスエリア内に位置する場合はいつも、優先される接続は、(第二ネットワークの接続とは対照的に)通信ネットワークの接続により与えられる。このようなケースは、移動局202が通信ネットワーク206の内部に位置する場合であっても、外部に位置する場合であっても起こり得る。移動局202がメディア・ゲートウェイ210を介して通話を開設し、移動局202からメディア・ゲートウェイ210に至る通信内線又は外線が開設されている限り、移動局が、通信ネットワーク206と第二ネットワーク214との間の通信のハンドオーバを実行することは可能である。
図6は遠隔機器204も示し得る。遠隔局204は、全ての態様において移動局202と同様であり得る。しかしながら、本発明の適正な動作にとって、移動局202及び遠隔局204が同一である必要性はない。特に、遠隔局204には、移動局202について上述したような、第二送受信回路606も、メモリ部分610に記録されたアプリケーション又はプロセッサコードも、必要ではない。実際、既存の通信機器は遠隔機器204として動作し得る。
図6に付随して図7を参照すると、移動局202の好ましい動作を示すフロー図700が提供されている。ステップ702において動作が開始された後、ステップ708において、移動局(「MS」)202と遠隔局(「RS」)との間の通話が開設される。特に、メディア・ゲートウェイ210と、移動局202の第一送受信回路604との間の通信が開設される。その通話が接続された後、移動局202は、ステップ712においてその通話が切断されたのか、若しくは、ステップ714においてその移動局がサービスエリアの移行エリア302に進入したのかを判断する。仮にメディア・ゲートウェイ210が、ステップ712において、その通話は切断されたと判断した場合、ステップ734においてその動作は終了する。
仮にステップ712に至ってもその通話が切断されず、かつステップ714において移動局202がサービスエリアの移行エリアに進入した場合、次いで、ステップ724において、メディア・ゲートウェイ210と移動局の第二送受信回路606との間の通信が開設される。ステップ724の間、第一及び第二送受信回路は同時に、メディア・ゲートウェイ210及び移動局202と通信する。
ステップ724において、メディア・ゲートウェイ210と第二送受信回路606との間の通信は、一つ若しくは複数の条件に応答して開設され得る。例えば、メディア・ゲートウェイ210は、移動局202がメディア・ゲートウェイに向けて所定の番号の呼び出しを行うように、移動局に命令してもよい。或いは、メディア・ゲートウェイが移動局に呼び出しを行い、接続が開設されたことを移動局に知らせてもよい。
次いで、ステップ726において、移動局202は、メディア・ゲートウェイ210とその移動局との間の通信の、第一送受信回路604から第二送受信回路606へのハンドオーバを実行する。この移動局202によるハンドオーバ動作は、メディア・ゲートウェイ210により実行される同様のハンドオーバ動作(図5におけるステップ526)に同期して実行される。ステップ726及び728により表されるように、移動局202は、メディア・ゲートウェイと移動局202との間の通信のハンドオーバを、それがステップ728において成功するまで、試み続ける。ステップ728において、ハンドオーバが成功した後、メディア・ゲートウェイ210は、ステップ730において、そのメディア・ゲートウェイと移動局202の第一送受信回路604との間の通信を切断する。仮にステップ712に至ってもその通話が切断されなかった場合、移動局202は再び、ステップ714においてその移動局がサービスエリアの移行エリア302に進入したか否かを判断する。さもなくば、仮にその通話が切断された場合、ステップ734においてその動作は終了する。
本発明の好ましい実施形態において、ネットワーク間のハンドオーバを可能にするために、少なくとも二つの番号が移動局202に指定されている。しかしながら、移動局202に三つ以上の番号を指定することも有り得る。例えば、移動局202に共通番号が指定され、その番号はメディア・ゲートウェイ210に付随したシームレス移動レジスタに記録さていてもよい。この場合、発呼局が、通信ネットワーク番号に代えて被呼局の共通番号を利用することを除いて、本明細書に記載の使用方法は同一であろう。メディア・ゲートウェイ210は要求に従い、その共通番号を変換し、本明細書に記載の方法により、通話を開設し、その搬送チャンネルは、本明細書において記載したように、必ずメディア・ゲートウェイを介して維持される。
本発明の好ましい実施形態を示し、かつ記載したが、本発明がそのように制限されるものでないことは理解されよう。添付請求項により定義される本発明の技術思想及び範囲から逸脱することなく、数多くの改良、変更、変形、代用及び均等物使用が当業者により成されるであろう。
本発明による通話の開設を示すブロック図。 本発明の好ましい実施形態による、通信ネットワークの内部に位置する移動局及び一つの通信リンクを介してその移動局と通信するメディア・ゲートウェイを示すブロック図。 移動局は通信ネットワークの境界において移行中であり、メディア・ゲートウェイは二つの通信リンクを介してその移動局と通信している図2における移動局及びメディア・ゲートウェイを示すブロック図。 移動局は通信ネットワークの外部に位置し、メディア・ゲートウェイは一つの通信リンクを介してその移動局と通信している図2及び3における移動局及びメディア・ゲートウェイを示すブロック図。 図2から図4のメディア・ゲートウェイの好ましい動作を示すフロー図。 図2から図4の移動局の内部部品を示すブロック図。 図6の移動局の好ましい動作を示すフロー図。

Claims (18)

  1. 複数の移動局と通信するメディア・ゲートウェイが関連付けされ、かつサービスエリアを有する通信ネットワークを管理するための方法であって、
    第一通信ネットワークを介して第一接続線により前記第一通信ネットワークのサービスエリア内に位置する移動局と、第二通信ネットワークを介して第二接続線により遠隔局と接続されている前記メディア・ゲートウェイによって移動局及び遠隔局の間の通話を接続するステップであって、前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリア外に位置する場合、前記移動局が前記第二通信ネットワークを介した前記第一接続線により前記メディア・ゲートウェイに接続可能である、前記接続するステップと、
    前記第一通信ネットワークのサービスエリア外に位置する前記移動局が前記第一通信ネットワークの前記サービスエリアの移行エリアに進入したか、前記第一通信ネットワークのサービスエリア内に位置する前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリアの移行エリアに移動したことを判断するステップと、
    前記第一及び第二通信ネットワークのうちの一つを介して前記メディア・ゲートウェイに至る第三接続線を開設するために、前記移動局が、所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを前記メディア・ゲートウェイから受信するステップであって、前記ハンドオーバ呼び出しは、移動局に第一接続線から第三接続線へのハンドオーバが起こることを知らせるための呼び出しヘッダを含み、前記ハンドオーバ呼び出しが前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリアの移行エリアに進入した場合、前記第一通信ネットワークを介して第三接続線を開設するための前記ハンドオーバ呼び出しを受信し、前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリアの移行エリアに移動した場合、前記第二通信ネットワークを介して第三接続線を開設するための前記ハンドオーバ呼び出しを受信する、前記ハンドオーバ呼び出しを受信するステップと、
    前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間に前記第一及び第二通信ネットワークのうちの一つを介して第三接続線を開設するステップと、
    前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間の通信における、前記第一接続線から前記第三接続線へのハンドオーバを実行するステップとを備える通信ネットワークを管理するための方法。
  2. 前記所定の番号に対する通信は、前記メディア・ゲートウェイに向けられている請求項1に記載の方法。
  3. 前記メディア・ゲートウェイに至る前記第三接続線を開設するために、前記移動局に対して、前記所定の番号を呼び出すように命令するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記第三接続線を開設するステップは、前記所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを受信することに応答して実行される請求項1に記載の方法。
  5. 前記第三接続線を開設するステップは、前記所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを受信すること、かつ前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間に接続された前記第一接続線が現在のところアクティブであるかを判断することに応答して実行される請求項1に記載の方法。
  6. 前記所定の番号は、前記移動局の識別番号及び予め割り当てられたハンドオーバ番号のうちの一方である請求項1に記載の方法。
  7. 前記メディア・ゲートウェイは、前記第一通信ネットワークとは異なる第二通信ネットワークと通話の制御を連携することなく、前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間の通信のハンドオーバを実行する請求項1に記載の方法。
  8. 前記通信のハンドオーバを実行するステップの間、前記メディア・ゲートウェイが、前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間の通信における前記第一接続線から前記第三接続線へのハンドオーバを実行し得るように前記第一接続線及び前記第三接続線は同時に存在する請求項1に記載の方法。
  9. 前記第一接続線は、非事業者ネットワーク及び事業者ネットワークのいずれか一方において機能し、かつ前記第三接続線は、その非事業者ネットワーク及び事業者ネットワークのいずれかの他方において機能する請求項1に記載の方法。
  10. 複数の移動局と通信するメディア・ゲートウェイが関連付けされ、かつサービスエリアを有する通信ネットワークを管理するための方法であって、
    第一通信ネットワークを介して第一接続線により前記第一通信ネットワークのサービスエリア内に位置する移動局と、第二通信ネットワークを介して第二接続線により遠隔局と接続されている前記メディア・ゲートウェイによって移動局及び遠隔局の間の通話を接続するステップであって、前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリア外に位置する場合、前記移動局が前記第二通信ネットワークを介した前記第一接続線により前記メディア・ゲートウェイに接続可能である、前記接続するステップと、
    前記第一通信ネットワークのサービスエリア外に位置する前記移動局が前記第一通信ネットワークの前記サービスエリアの移行エリアに進入したか、前記第一通信ネットワークのサービスエリア内に位置する前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリアの移行エリアに移動したことを判断するステップと、
    前記第一及び第二通信ネットワークのうちの一つを介して前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間の第三接続線を開設するために、前記第一接続線から第三接続線へのハンドオーバが起こることを前記移動局に知らせるための呼び出しのヘッダを含み、かつ前記移動局の所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを前記メディア・ゲートウェイが前記移動局に行うステップであって、前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリアの移行エリアに進入した場合、前記第一通信ネットワークを介して第三接続線を開設するための前記ハンドオーバ呼び出しが行われ、前記移動局が前記第一通信ネットワークのサービスエリアの移行エリアに移動した場合、前記第二通信ネットワークを介して第三接続線を開設するための前記ハンドオーバ呼び出しが行われる、前記ハンドオーバ呼び出しを設定するステップと、
    前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間の通信における、前記第一接続線から前記第三接続線へのハンドオーバを実行するステップとを備える通信ネットワークを管理するための方法。
  11. 無線通信システムにおいて、
    遠隔局と通信可能な移動局と、
    事業者サービスエリア内において、前記移動局と前記遠隔局との間の無線通信を可能にする事業者ネットワークと、
    非事業者サービスエリア内において、前記移動局と前記遠隔局との間の無線通信を可能にする非事業者ネットワークと、
    前記非事業者ネットワークに関連付けされ、前記移動局と前記遠隔局との間の通話を接続するためのメディア・ゲートウェイとを備え、
    前記メディア・ゲートウェイは、前記事業者ネットワーク及び前記非事業者ネットワークのうちのいずれか一方を介して、前記移動局との第一接続線を接続し、前記メディア・ゲートウェイに至る第二接続線を開設するために、前記移動局が、所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを前記メディア・ゲートウェイから受信し、前記ハンドオーバ呼び出しは、移動局に第一接続線から第三接続線へのハンドオーバが起こることを知らせるための呼び出しヘッダを含み、ここで、前記移動局が非事業者サービスエリアに進入した場合、前記非事業者ネットワークを介して第二接続線を開設するための前記ハンドオーバ呼び出しが受信され、前記移動局が非事業者サービスエリアから外部に移動した場合、前記事業者ネットワークを介して第二接続線を開設するための前記ハンドオーバ呼び出しが受信され、前記メディア・ゲートウェイは、更に前記所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを受信した後、前記事業者ネットワーク及び前記非事業者ネットワークの他方のいずれかを介して前記移動局との前記第二接続線を開設することが可能である無線通信システム。
  12. 前記所定の番号に対する通信は、前記メディア・ゲートウェイに向けられている請求項11に記載の方法。
  13. 前記メディア・ゲートウェイは、前記メディア・ゲートウェイに至る前記第二接続線を開設するために、前記移動局に対して、前記所定の番号を呼び出すように命令することがさらに可能である請求項11に記載の方法。
  14. 前記メディア・ゲートウェイは、前記所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを受信することに応答して、前記第二接続線を開設する請求項11に記載の方法。
  15. 前記メディア・ゲートウェイは、前記所定の番号を対象としたハンドオーバ呼び出しを受信すること、かつ前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間に接続された前記第一接続線が現在のところアクティブであるかを判断することに応答して、前記第二接続線を開設する請求項11に記載の方法。
  16. 前記所定の番号は、前記移動局の識別番号及び予め割り当てられたハンドオーバ番号のうちの一方である請求項11に記載の方法。
  17. 前記メディア・ゲートウェイは、前記通信ネットワークとは異なる別のネットワークと通話の制御を連携することなく、前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間の通信のハンドオーバを実行する請求項11に記載の方法。
  18. 前記メディア・ゲートウェイが、前記メディア・ゲートウェイと前記移動局との間の通信における前記第一接続線から前記第二接続線へのハンドオーバを実行し得るように前記第一接続線及び前記第二接続線は同時に存在する請求項11に記載の方法。
JP2004517528A 2002-06-26 2003-04-30 メディア・ゲートウェイの制御を介して、無線ネットワーク間の双方向ソフトハンドオーバを実施するための方法及び装置 Expired - Fee Related JP4820938B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/180,414 2002-06-26
US10/180,414 US6889045B2 (en) 2002-06-26 2002-06-26 Method and apparatus for implementing bi-directional soft handovers between wireless networks via media gateway control
PCT/US2003/013286 WO2004004373A1 (en) 2002-06-26 2003-04-30 Method and apparatus for implementing bi-directional soft handovers between wireless networks via media gateway control

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005531254A JP2005531254A (ja) 2005-10-13
JP4820938B2 true JP4820938B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=29999163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004517528A Expired - Fee Related JP4820938B2 (ja) 2002-06-26 2003-04-30 メディア・ゲートウェイの制御を介して、無線ネットワーク間の双方向ソフトハンドオーバを実施するための方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6889045B2 (ja)
JP (1) JP4820938B2 (ja)
CN (1) CN1723719B (ja)
AU (1) AU2003249602A1 (ja)
BR (1) BR0312065A (ja)
RU (1) RU2292666C2 (ja)
WO (1) WO2004004373A1 (ja)

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1421802B1 (en) 2001-08-14 2013-02-13 QUALCOMM Incorporated Method and apparatus for wireless network connectivity
US7003298B1 (en) * 2002-02-28 2006-02-21 Cisco Technology, Inc. Devices, softwares and methods for handing off live calls between legs of CSV and VOX modalities
US7403773B2 (en) * 2002-06-27 2008-07-22 Avaya Technology Corp. Location-based access control for wireless local area networks
US7251488B2 (en) * 2002-06-28 2007-07-31 Interdigital Technology Corporation Method and system for coordinating services in integrated WLAN-cellular systems
CN1275419C (zh) * 2002-10-18 2006-09-13 华为技术有限公司 一种网络安全认证方法
US20040266437A1 (en) * 2003-04-17 2004-12-30 Spatial Communication Technologies, Inc. Method and system for providing mobile handover across multiple media gateways controlled by the same call server
US7181219B2 (en) * 2003-05-22 2007-02-20 Lucent Technologies Inc. Wireless handover using anchor termination
JP4080950B2 (ja) * 2003-05-30 2008-04-23 京セラ株式会社 端末装置
JP4310150B2 (ja) * 2003-08-29 2009-08-05 京セラ株式会社 携帯通信端末及び無線通信システム
US7042859B2 (en) * 2003-09-02 2006-05-09 Santera Systems, Inc. Methods and systems for performing call handover in a media gateway
US7492758B2 (en) 2003-09-23 2009-02-17 International Business Machines Corporation Wireless telephone system including voice over IP and POTS
US7092493B2 (en) * 2003-10-01 2006-08-15 Santera Systems, Inc. Methods and systems for providing lawful intercept of a media stream in a media gateway
US20050100028A1 (en) * 2003-11-10 2005-05-12 Intel Corporation Medium hopping via a gateway
US7200400B2 (en) * 2003-12-15 2007-04-03 International Business Machines Corporation Mobile to 802.11 voice multi-network roaming utilizing SIP signaling with SIP proxy or redirect server
US7215959B2 (en) * 2003-12-15 2007-05-08 International Business Machines Corporation Cellular to 802.11 voice roaming utilizing SIP signaling
US7433690B2 (en) * 2003-12-15 2008-10-07 International Business Machines Corporation Conversion of voice-over-IP media control messaging into mobile control channel signaling using a voice-over IP gateway
US7801529B2 (en) * 2003-12-19 2010-09-21 At&T Mobility Ii Llc Method and apparatus for providing seamless call handoff between networks that use dissimilar transmission methods
US8913604B2 (en) 2004-01-06 2014-12-16 Vasu Networks Corporation Access point with controller for billing and generating income for access point owner
CN100544518C (zh) 2004-01-06 2009-09-23 哈瓦公司 在蜂窝网络与因特网协议语音网络之间自动转换的电话
US8078164B2 (en) * 2004-01-06 2011-12-13 Vasu Networks Corporation Mobile telephone VOIP/cellular seamless roaming switching controller
US10419996B2 (en) 2004-01-06 2019-09-17 Vasu Networks Corporation Mobile device with automatic switching between cellular and wifi networks
US8768322B2 (en) * 2004-02-13 2014-07-01 Sprint Spectrum L.P. Method and system for triggering events in a radio network
US7710923B2 (en) * 2004-05-07 2010-05-04 Interdigital Technology Corporation System and method for implementing a media independent handover
US7738871B2 (en) 2004-11-05 2010-06-15 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and system for implementing media independent handover between technologically diversified access networks
EP1734777B1 (en) * 2004-12-02 2009-09-02 Huawei Technologies Co., Ltd. Handover method in a mobile communication system for guaranteeing communication continuation
US10320989B2 (en) 2005-02-11 2019-06-11 Vasu Networks Corporation Access point with controller for billing and generating income for access point owner
EP1849329A1 (en) * 2005-02-16 2007-10-31 Starhome GmbH Local number solution for roaming mobile telephony users
JP4615345B2 (ja) * 2005-03-25 2011-01-19 Okiセミコンダクタ株式会社 無線lanにおけるハンドオーバー方法
CN100450282C (zh) * 2005-04-05 2009-01-07 华为技术有限公司 一种电路交换呼叫连接的切换方法
US8010112B1 (en) 2005-04-28 2011-08-30 Sprint Spectrum L.P. Method and system using a media gateway for handoff of a multi-mode mobile station
US8811991B2 (en) * 2005-04-28 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Wireless handoffs between multiple wireless networks
US20060246903A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-02 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for voice data handoff between cellular network and WiBro/WLAN network in heterogeneous network environment
US7466991B2 (en) * 2005-05-26 2008-12-16 Sprint Spectrum L.P. Method and system using a conference bridge for handoff of a multi-mode mobile station
US8644833B1 (en) 2005-06-03 2014-02-04 Sprint Spectrum L.P. Method and system using a mobility server for handoff of a multi-mode mobile station
US7542455B2 (en) * 2006-04-18 2009-06-02 Cisco Technology, Inc. Unlicensed mobile access (UMA) communications using decentralized security gateway
US7899495B2 (en) 2006-07-14 2011-03-01 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for supporting multiple connections
US8064401B2 (en) * 2006-07-14 2011-11-22 Qualcomm Incorporated Expedited handoff
FR2909249B1 (fr) * 2006-11-28 2009-05-01 Alcatel Sa Procede de transfert d'une communication telephonique d'un reseau sans fil, a un autre ; et terminal telephonique mobile bi-mode pour la mise en oeuvre de ce procede.
CA2670535C (en) * 2006-12-11 2013-06-18 Qualcomm Incorporated Multiple-antenna device having an isolation element
ATE553585T1 (de) 2007-05-25 2012-04-15 Nokia Siemens Networks Oy Verfahren, system und vorrichtung zur positionsaktualisierung in netzwerken
FR2922705B1 (fr) * 2007-10-23 2011-12-09 Sagem Defense Securite Passerelle bidirectionnelle a niveau de securite renforce
EP2059073A1 (en) * 2007-11-06 2009-05-13 Alcatel Lucent Method and apparatus for call handover in a telecommunications system
US8447303B2 (en) * 2008-02-07 2013-05-21 Research In Motion Limited Method and system for automatic seamless mobility
US8369265B2 (en) * 2008-08-07 2013-02-05 Ringcentral, Inc. Remote call control for mobile telecommunication devices and services
US20100056157A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-04 Motorola, Inc. Method and Apparatus for Making Handover Decisions in a Heterogeneous Network
WO2010027197A2 (en) 2008-09-05 2010-03-11 Lg Electronics Inc. Method of transmitting and receving frame in a wireless communication system
WO2010035969A2 (en) 2008-09-23 2010-04-01 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of transmitting and recieving data in soft handoff of a wireless communication system
RU2456772C2 (ru) * 2008-09-23 2012-07-20 ЭлДжи ЭЛЕКТРОНИКС ИНК. Устройство и способ передачи и приема данных при мягкой передаче обслуживания в системе беспроводной связи
US8135403B1 (en) 2008-11-06 2012-03-13 Sprint Spectrum L.P. Method and apparatus for providing a pilot beacon on behalf of one or more base stations
US8565139B2 (en) * 2009-10-29 2013-10-22 Symbol Technologies, Inc. Methods and apparatus for WAN/WLAN unicast and multicast communication
US9002350B1 (en) 2010-09-02 2015-04-07 Ringcentral, Inc. Unified caller identification across multiple communication modes
US8369847B1 (en) 2010-09-13 2013-02-05 Ringcentral, Inc. Mobile devices having a common communication mode
EP2772094B1 (en) 2011-10-27 2019-12-18 Provenance Asset Group LLC A method and apparatus for wireless peer-to-peer communication with multiple radio interfaces
US8467514B1 (en) 2012-04-09 2013-06-18 Ringcentral, Inc. Cross-platform presence
JP6207330B2 (ja) * 2013-10-02 2017-10-04 キヤノン株式会社 通信装置、データ処理装置、その制御方法、プログラム
WO2016061912A1 (zh) 2014-10-20 2016-04-28 华为技术有限公司 无线局域网中的信令的发送、接收方法及装置
JP6425253B2 (ja) * 2016-02-08 2018-11-21 日本電信電話株式会社 コアネットワーク分散型無線通信システム及びそのコネクション制御方法
CN106597503A (zh) * 2016-12-30 2017-04-26 重庆多道电子技术有限公司 一种基于位置数据来判断目标进出指定区域的系统
CN106646552A (zh) * 2016-12-30 2017-05-10 重庆多道电子技术有限公司 数据处理装置
US11812515B2 (en) 2018-05-01 2023-11-07 Intermetro Communications, Inc. Multiple active network wireless device using a shadow number
TWI811354B (zh) 2018-05-01 2023-08-11 美商因特美羅通訊股份有限公司 多重活躍網路的無線裝置
US11558924B2 (en) 2020-11-09 2023-01-17 Celona, Inc. Method and apparatus for selectively releasing user equipment devices to efficiently operate an enterprise wireless communication network

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06216836A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Mitsubishi Electric Corp 移動通信システム
GB2288301A (en) * 1994-04-05 1995-10-11 Motorola Inc Methods and apparatus for call handover between different mobile radio networks
JPH11298930A (ja) * 1998-04-16 1999-10-29 Nec Corp Phsのハンドオーバ機能を提供する構内交換機
JP2001008251A (ja) * 1999-06-07 2001-01-12 Nec Corp ハンドオーバ制御方法、ユーザ装置および移動通信ネットワーク
US20020198020A1 (en) * 2001-06-26 2002-12-26 Mooney Philip D. Automatic handoff for wireless piconet multimode cell phone

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993016549A1 (en) * 1992-02-06 1993-08-19 Motorola, Inc. Call routing for a radiotelephone in multiple radiotelephone systems
DE69402716T2 (de) 1993-06-11 1997-12-11 Northern Telecom Ltd., Montreal, Quebec Verfahren zur versorgung von durch den anwender gesteuerten anrufverwaltungsdiensten
US5475735A (en) * 1993-12-02 1995-12-12 Motorola, Inc. Method of providing wireless local loop operation with local mobility for a subscribed unit
US5862208A (en) 1994-02-16 1999-01-19 Priority Call Management, Inc. Method and system for enabling a party to change terminals during a call
GB2296626B (en) * 1994-12-23 1999-07-28 Nokia Mobile Phones Ltd Multi-mode radio telephone
US5850606A (en) * 1996-05-17 1998-12-15 Bellsouth Corporation Method and system for transferring a cellular telephone call between intelligent cell sites
US5937019A (en) * 1996-08-07 1999-08-10 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for reliable intersystem handoff in a CDMA system
US6539237B1 (en) 1998-11-09 2003-03-25 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for integrated wireless communications in private and public network environments
US6501952B1 (en) * 1999-06-29 2002-12-31 Lucent Technologies Inc. Apparatus, method and system for mobile wireless communication hand-off utilizing directed call pick-up with barge-in
US7010301B2 (en) * 2001-06-28 2006-03-07 Lucent Technologies Inc. Apparatus, method and system for mobile wireless communication hand-off utilizing ISDN multiway capabilities
US6801773B2 (en) * 2001-06-28 2004-10-05 Lucent Technologies Inc. Apparatus, method and system for mobile wireless communication hand-off utilizing shared directory numbers and multiway capabilities

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06216836A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Mitsubishi Electric Corp 移動通信システム
GB2288301A (en) * 1994-04-05 1995-10-11 Motorola Inc Methods and apparatus for call handover between different mobile radio networks
JPH11298930A (ja) * 1998-04-16 1999-10-29 Nec Corp Phsのハンドオーバ機能を提供する構内交換機
JP2001008251A (ja) * 1999-06-07 2001-01-12 Nec Corp ハンドオーバ制御方法、ユーザ装置および移動通信ネットワーク
US20020198020A1 (en) * 2001-06-26 2002-12-26 Mooney Philip D. Automatic handoff for wireless piconet multimode cell phone

Also Published As

Publication number Publication date
US20040192294A1 (en) 2004-09-30
RU2005101769A (ru) 2005-08-10
AU2003249602A1 (en) 2004-01-19
RU2292666C2 (ru) 2007-01-27
WO2004004373A1 (en) 2004-01-08
JP2005531254A (ja) 2005-10-13
CN1723719B (zh) 2010-04-28
BR0312065A (pt) 2005-03-29
CN1723719A (zh) 2006-01-18
US6889045B2 (en) 2005-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4820938B2 (ja) メディア・ゲートウェイの制御を介して、無線ネットワーク間の双方向ソフトハンドオーバを実施するための方法及び装置
KR100670873B1 (ko) 반송파 제어 없이 무선 통신망들 사이의 양방향 소프트핸드오버를 구현하기 위한 방법 및 장치
US20040203791A1 (en) Method and apparatus for implementing bi-directional soft handovers between wireless networks via mobile station control
EP0695104B1 (en) Mobile telephone connection transfer
US7570617B2 (en) Complex wireless service apparatus using wired and wireless communication systems and method thereof
KR101208809B1 (ko) 복수의 네트워크 유형 호환을 용이하게 하는 무선 통신 방법 및 컴포넌트들
US5659598A (en) Dual mode subscriber terminal and a handover procedure of the dual mode subscriber terminal in a mobile telecommunication network
US8798627B2 (en) Apparatus and method of handoff between wireless networks
US7613171B2 (en) Cellular network service over WLAN
EP1590972B1 (en) Method and apparatus for a target-initiated handoff from a source cellular wireless network to a target non-cellular wireless network
KR100757860B1 (ko) 유무선 통신 시스템을 이용한 복합 무선 서비스 장치
US9402234B2 (en) Mobile communication system, communication control method and a mobile station
CN104684039A (zh) 移动电话voip/蜂窝无缝漫游切换控制器
CN101390436A (zh) 在无线通信网络间转移主动呼叫的装置、系统和方法
KR101007333B1 (ko) 유무선 통신 시스템을 이용한 복합 무선 서비스 장치 및그 방법
KR20070026692A (ko) 두 전화 서비스 간 전환 방법
US7974625B2 (en) Method, communication system, central interface device and mobile terminal for operating a wireless communication connection
KR200406546Y1 (ko) 복수의 네트워크 유형 호환을 용이하게 하는 무선 통신컴포넌트들
BRPI0312065B1 (pt) Method and apparatus for implementing bidirectional soft transfers between wireless networks through media portal control

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071204

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090324

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090525

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100514

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100521

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100616

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101203

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110414

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4820938

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees