JP4819521B2 - 記憶システム及び仮想化方法並びにストレージ装置 - Google Patents

記憶システム及び仮想化方法並びにストレージ装置 Download PDF

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Description

本発明は、記憶システム及び仮想化方法並びにストレージ装置に関し、特に外部接続機能が搭載されたストレージ装置及び当該ストレージ装置を構成要素とする記憶システムに適用して好適なものである。
従来、ストレージ装置の機能の1つとして、自ストレージ装置に接続された1又は複数台の他のストレージ装置がそれぞれ提供する論理ボリューム(記憶領域の単位であり、メインフレーム系では慣例的に論理デバイスと呼ぶ)を仮想化する外部接続機能がある(例えば特許文献1参照)。
この場合、外部接続機能によりストレージ装置を仮想化するストレージ装置(以下、これを内部ストレージ装置と呼ぶ)には、仮想化されるストレージ装置(以下、これを外部ストレージ装置と呼ぶ)内に設定された論理ボリュームとそれぞれ対応付けて、仮想的な論理ボリューム(以下、これを仮想ボリュームと呼ぶ)が設定される。
そして内部ストレージ装置は、上位装置としてのホスト装置からある仮想ボリュームに対するアクセス要求が与えられた場合、対応する論理ボリュームを有する外部ストレージ装置にそのアクセス要求を転送し、実際のデータ入出力処理をその外部ストレージ装置に実行させる。
このような外部接続機能によれば、複数台のストレージ装置がそれぞれ提供する論理ボリュームを一元管理することができるため、ストレージ装置の増設等を容易化させることができる。
特開2005−157867号公報
ところで、このような外部接続機能において、メインフレーム系のホスト装置から外部ストレージ装置にアクセスするためには、ホスト装置が保持するジェネレーション情報に合致したデバイス番号の仮想ボリュームを内部ストレージ装置に設定すると共に、この仮想ボリュームと外部ストレージ装置内の対応する論理デバイスとの間に論理パスを設定しなければならない。ここで、ジェネレーション情報とは、システム管理者によってホスト装置に定義される、そのホスト装置の各チャネルの配下に存在するコントロールユニット(本明細書においては、ストレージ装置とする)やそのコントロールユニット内に存在する論理デバイスなどのデバイスを規定した情報をいう。
実際上、内部ストレージ装置内の仮想ボリュームと、外部ストレージ装置内の対応する論理デバイスとの間に論理パスを設定する場合、ユーザは、まず、ホスト装置が保持するジェネレーション情報において定義された、内部ストレージ装置との間のチャネルの配下に設定されたデバイスのデバイス情報、具体的にはコントロールユニットである外部ストレージ装置の識別番号や、その内部に設定された論理デバイスの識別番号(以下、これらの識別番号をまとめてデバイス番号と呼ぶ)を調べる。
その後、ユーザは、ホスト装置がジェネレーション情報に基づいて認識する外部ストレージ装置内のデバイス構成と、内部ストレージ装置内の仮想デバイスのデバイス構成とが完全に一致するように、外部ストレージ装置内の各論理デバイスとそれぞれ対応付けて設定した仮想ボリュームに対して、対応する論理デバイスのデバイス番号を割り当て、さらにこの後内部ストレージ装置の各仮想ボリュームと外部ストレージ装置の対応する論理デバイスとの間に、論理的な通信路である論理パスを形成するようにする。
この場合において、かかる外部接続機能を有する従来のストレージ装置では、上述のような内部ストレージ装置内の各仮想ボリュームに対する対応するデバイス番号の設定や、これら仮想ボリュームと外部ストレージ装置内の対応する論理デバイスとの間の論理パスの設定を手作業により行う必要があり、かかる外部接続機能のための事前設定に対するシステム管理者の負担が大きい問題があった。
また、かかる外部接続機能を有する従来のストレージ装置では、例えば内部ストレージ装置の仮想ボリュームと外部ストレージ装置内の論理デバイスとの間の対応付けを間違えて設定した場合、データが本来的に格納すべき第1の論理デバイスと異なる第2の論理デバイスに格納されることとなるため、当該データの書き込みによって第2の論理デバイスに格納されていた元のデータが破壊されるという事態が発生するおそれがあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、第1に、外部接続機能のため事前設定作業を省略し、第2に、論理パスの設定ミスに起因するデータ破壊等の発生を未然に防止し得る、設定負担の少ない信頼性の高い記憶システム及び仮想化方法並びにストレージ装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、ホスト装置と接続し、第1チャネルインターフェースを含む第1コントローラと、複数の内部論理デバイスを構成する複数の第1ディスクデバイスと、を含む内部ストレージ装置と、前記内部ストレージ装置と接続し、第2チャネルインターフェースを含む第2コントローラと、前記内部ストレージ装置により仮想化して前記ホスト装置に提供される複数の外部論理デバイスを構成する複数の第2ディスクデバイスと、を含む外部ストレージ装置とを備え、前記第1コントローラは、前記ホスト装置から、前記ホスト装置が前記第1チャネルインターフェースに設定されていると認識する複数の論理デバイスに対する問い合わせコマンドを受領した場合、前記複数の内部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1内部論理デバイスの第1デバイス番号を認識し、前記第1コントローラは、前記問い合わせコマンドを前記外部ストレージ装置に送信し、前記複数の外部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1外部論理デバイスの第2デバイス番号を認識し、前記第1コントローラは、前記第1内部論理デバイスのデバイス番号と、前記第1外部論理デバイスのデバイス番号とを比較し、前記第1内部論理デバイスの前記第1のデバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが異なる場合、前記第2デバイス番号を有する仮想ボリュームを前記内部ストレージ装置内に設定し、前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが同じである場合、同じデバイス番号の論理デバイスが既に前記内部ストレージ装置内に存在する旨の警告を表示することを特徴とするものである。
このような構成の記憶システムによれば、内部装置に対する仮想ボリュームの設定や、当該仮想ボリューム及び外部装置内の対応する論理デバイス間の論理パスの設定が人手を介さずに行われるため、これらの設定についてのシステム管理者の負担を省略することができ、またかかる設定時の設定ミスなどに起因するデータ破壊等の発生を未然に防止することができる。
また本発明においては、ホスト装置と接続し、第1チャネルインターフェースを含む第1コントローラと、複数の内部論理デバイスを構成する複数の第1ディスクデバイスと、を含む内部ストレージ装置と、前記内部ストレージ装置と接続し、第2チャネルインターフェースを含む第2コントローラと、前記内部ストレージ装置により仮想化して前記ホスト装置に提供される複数の外部論理デバイスを構成する複数の第2ディスクデバイスと、を含む外部ストレージ装置とを備えるストレージシステムの管理方法において、前記第1コントローラが、前記ホスト装置から、前記ホスト装置が前記第1チャネルインターフェースに設定されていると認識する複数の論理デバイスに対する問い合わせコマンドを受領した場合、前記複数の内部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1内部論理デバイスの第1デバイス番号を認識する第1のステップと、前記第1コントローラが、前記問い合わせコマンドを前記外部ストレージ装置に送信し、前記複数の外部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1外部論理デバイスの第2デバイス番号を認識する第2のステップと、前記第1コントローラが、前記第1内部論理デバイスのデバイス番号と、前記第1外部論理デバイスのデバイス番号とを比較し、前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが異なる場合、前記第2デバイス番号を有する仮想ボリュームを前記内部ストレージ装置内に設定し、前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが同じである場合、同じデバイス番号の論理デバイスが既に前記内部ストレージ装置内に存在する旨の警告を表示する第3のステップとを備えることを特徴とするものである。
このような仮想化方法によれば、内部装置に対する仮想ボリュームの設定や、当該仮想ボリューム及び外部装置内の対応する論理デバイス間の論理パスの設定が人手を介さずに行われるため、これらの設定についてのシステム管理者の負担を省略することができ、またかかる設定時の設定ミスなどに起因するデータ破壊等の発生を未然に防止することができる。
さらに本発明においては、上位装置としてのホスト装置及びデータを格納する論理デバイスを提供する外部ストレージ装置間において、前記外部ストレージ装置が提供する前記論理デバイスを仮想化するストレージ装置であって、前記ホスト装置は、前記ストレージ装置と接続されたチャネルのオンライン実行時に、当該チャネルの配下に設定されたすべての前記論理デバイスに対して、当該チャネルを通じて所定の問合せコマンドを送信し、前記ホスト装置から送信される前記問合せコマンドに基づいて、前記ホスト装置において当該チャネルの配下に設定された前記論理デバイスを認識する論理デバイス認識部と、当該認識結果に基づいて、前記ホスト装置において当該チャネルの配下に設定された各前記論理デバイスのうちの前記外部ストレージ装置に存在する前記論理デバイスを検出する論理デバイス検出部と、当該検出結果に基づいて、前記ホスト装置において当該チャネルの配下に設定された各前記論理デバイスのうちの前記外部ストレージ装置に存在する各前記論理デバイスとそれぞれ対応させて自装置内に仮想ボリュームを設定すると共に、当該設定した各前記仮想ボリュームと、前記外部ストレージ装置内の対応する前記論理デバイスとの間に第1の論理パスを設定する論理パス設定部とを備えることを特徴とする。
このような構成のストレージ装置によれば、当該ストレージ装置に対する仮想ボリュームの設定や、当該仮想ボリューム及び外部ストレージ装置内の対応する論理デバイス間の論理パスの設定が人手を介さずに行われるため、これらの設定についてのシステム管理者の負担を省略することができ、またかかる設定時の設定ミスなどに起因するデータ破壊等の発生を未然に防止することができる。
本発明によれば、設定負担の少ない信頼性の高い記憶システム及び仮想化方法並びにストレージ装置を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による記憶システムの構成
図1において、1は全体として本実施の形態による記憶システムを示す。この記憶システムは、上位装置としてのホスト装置2がネットワークを3介して内部ストレージ装置4と接続され、当該内部ストレージ装置4に外部ストレージ装置5が外部接続されることにより構成されている。
ホスト装置2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源を備えたメインフレーム系のコンピュータ装置である。メモリに格納された各種制御プログラムをCPUが実行することにより、ホスト装置2全体として後述のような処理を実行する。また、ホスト装置2は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備える。
ネットワーク3は、例えばSAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、公衆回線又は専用回線などから構成される。このネットワーク3を介したホスト装置2及び内部ストレージ装置4間の通信は、例えばネットワーク3がSANである場合にはファイバーチャネルプロトコルに従って行われ、ネットワーク3がLANである場合にはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って行われる。
内部ストレージ装置4は、複数のディスクデバイス10Aと、これらディスクデバイス10Aを制御するコントローラ11Aとを備える。
ディスクデバイス10Aは、例えばSCSI(Small Computer System Interface)ディスク等の高価なディスクドライブ、又はSATA(Serial AT Attachment)ディスクや光ディスク等の安価なディスクから構成される。1又は複数のディスクデバイス10Aが提供する記憶領域上に1又は複数の論理デバイスLDEV(Logical Device)が定義される。そして、ホスト装置2からのデータは、この論理デバイスLDEVに格納される。
コントローラ11Aは、複数のチャネルインタフェース20A、CPU21A、ローカルメモリ22A、データ転送コントローラ23A、キャッシュメモリ24A、ディスクインタフェース25A及び保守管理端末26Aを備えて構成される。
チャネルインタフェース20Aは、ネットワーク3に対するインタフェースであり、書込み対象のデータや、ディスクデバイス10Aから読み出されたデータ、及び各種コマンドなどをホスト装置2との間で送受信する。なお、複数のチャネルインタフェース20Aのうちの1つのチャネルインタフェース20Aは、外部接続用のインタフェースとして、ケーブル又はLAN等のネットワークを介して外部ストレージ装置5と接続され、当該外部ストレージ装置5との間でデータや各種コマンドを送受信する。
CPU21Aは、ディスクデバイス10Aからローカルメモリ22Aに読み出されたマイクロプログラムを実行することにより、外部接続機能に関する処理を始めとする各種処理を実行する。
ローカルメモリ22Aは、CPU21Aのワークメモリとして用いられる。またデータ転送コントローラ23Aは、CPU21Aの制御に基づいて、チャネルインタフェース21A及びディスクインタフェース25A間のデータ転送を制御する。
キャッシュメモリ24Aは、かかるチャネルインタフェース20A及びディスクインタフェース25A間において転送されるデータを一時的に記憶するために用いられる。このキャッシュメモリ24Aには、内部ストレージ装置4Aの起動時にシステムディスク10Aから読み出されたシステム情報も格納される。
ディスクインタフェース25Aは、ディスクデバイス10Aに対するインタフェースであり、例えばファイバーチャネルプロトコルに従って書込み対象のデータやディスクデバイス10Aから読み出されたデータ、及び各種コマンドなどをディスクデバイス10Aとの間で送受信する。
保守管理端末26Aは、内部ストレージ装置4の保守及び管理のために操作されるコンピュータ装置であり、例えばノート型のパーソナルコンピュータから構成される。保守管理端末26Aは、内部ストレージ装置4内の障害発生を監視してディスプレイ画面(図示せず)に表示したり、ホスト装置2からの指令に基づいてディスクデバイス10Aの閉塞処理等を指示したりすることができる。
外部ストレージ装置5は、内部ストレージ装置4の対応部分に同一符号に添字「B」を付して示すように、内部ストレージ装置4と同様に構成されている。外部ストレージ装置5内の1つのチャネルインタフェース20Bが内部ストレージ装置4の外部接続用のチャネルインタフェース20Aと接続され、このチャネルインタフェース20Bを通じて外部ストレージ装置5が内部ストレージ装置4との間で通信を行う。
(2)論理パス設定機能
(2−1)オープン系及びメインフレーム系間での論理パス設定の違い
次に、本実施の形態による記憶システム1の内部ストレージ装置4に搭載された論理パス設定機能について説明する。
これに際して、まず、記憶システム1がオープン系(様々なメーカーのソフトウェアやハードウェアを組み合わせて構築されたコンピュータシステム)である場合における外部接続機能のための内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5間の論理パスの設定方法と、記憶システム1がメインフレーム系(企業の基幹業務システムなどに用いられる汎用大型コンピュータ装置)である場合における外部接続機能のための内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5間の論理パスの設定方法との違いについて説明する。
ホスト装置2がオープン系である場合、図2に示すように、ホスト装置2及び内部ストレージ装置4間の論理パスの設定と、内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5間の論理パスの設定は、内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5にそれぞれ搭載された制御プログラム(以下、これをLUNマネージャと呼ぶ)30A,30Bが行う。
具体的に、内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5の各LUNマネージャ30A,30Bは、この図2のように、それぞれ各ポートのポートID(「Port ID」)と、そのポートに接続されたホスト装置2のID(「HOST ID」)と、そのポートとの間で論理パスが設定された仮想ボリュームVVOL又は論理ボリュームVOLの識別番号であるLUN(「LUN」)と、自ストレージ装置のデバイスタイプ(「DKU Emulation」)とを対応付けたテーブル(以下、これを論理ユニット管理テーブルと呼ぶ)31A,31Bを作成し、これを記憶する。
また、このとき外部ストレージ装置5のLUNマネージャ30Bは、各論理ボリュームVOLのLUNとそれぞれ対応付けて、その論理ボリュームVOLが設けられたコントロールユニット(外部ストレージ装置5)の識別番号(「CUN」)と、その論理ボリュームVOLを論理デバイスLDEVとして取り扱う際の識別番号(「LDEVN」)とを論理ユニット管理テーブル31Bに登録して管理する。
さらにこのとき内部ストレージ装置4のLUNマネージャ30Aも、外部ストレージ装置5のLUNマネージャ30と同様に、各ポートのポートID(「Port ID」)と、そのポートに接続されたホスト装置2のID(「HOST ID」)と、そのポートとの間で論理パスが設定された仮想ボリュームVVOLのLUN(「LUN」)と、その仮想ボリュームVVOLと対応付けられた論理ボリュームVOLが存在するコントロールユニットの識別番号(「CUN」、以下、これをコントロールユニット番号と呼ぶ)と、各仮想ボリュームVVOLにそれぞれ対応付けられた論理ボリュームVOLを論理デバイスとして取り扱う際の識別番号(「LDEVN」、以下、これを論理デバイス番号と呼ぶ)と、自ストレージ装置のデバイスタイプ(「DKU Emulation」)とを対応付けた論理ユニット管理テーブル31Aを作成し、これを記憶する。
ただし、オープン系の場合、ホスト装置2、内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5間では、仮想ボリュームVVOLや論理ボリュームVOLの指定をLUNで行なうため、内部ストレージ装置4のLUNマネージャ30Aは、論理ユニット管理テーブル31A上において、各仮想ボリュームVVOLのコントロールユニット番号(「CUN」)及び論理デバイス番号(「LDEVN」)として、ユニークな番号を設定することができる。
またホスト装置2は、内部ストレージ装置4のLUNマネージャ30Aにより設定された仮想ボリュームVVOLを検索し、検出した仮想ボリュームVVOLに対してデバイス名称を割り当ててアクセスを行なう。この場合において、オープン系の場合、ホスト装置2は、各チャネル配下にそれぞれ設定された論理ボリュームVOLに関するジェネレーション情報を管理しない。また各チャネルに接続された論理ボリュームVOLをコントロールユニット番号及び論理デバイス番号で管理しない。
一方、ホスト装置2がメインフレーム系である場合、図3に示すように、内部ストレージ装置4内の仮想ボリュームVVOLと外部ストレージ装置5内の論理デバイスLDEVとの間の論理パスの設定は、システム管理者により行なわれる。
具体的に、システム管理者は、各チャネルのID(「Channel ID」)と、そのチャネル配下に設定されたコントロールユニット(外部ストレージ装置5)のコントロールユニット番号(「CUN」)と、そのコントロールユニット内の各論理デバイスLDEVの論理デバイス番号(「LDEVN」)と、これら論理デバイスLDEVに対してホスト装置2が認識する識別番号(「HOST Address」)と、内部ストレージ装置4のデバイスタイプ(「DKU Emulation」)とを対応付けたジェネレーション情報32を作成し、これをホスト装置2に記憶させる。
例えば図3のジェネレーション情報32は、チャネルIDが「0A」のチャネルの配下に、コントロールユニット番号が「00」であるコントロールユニット(外部ストレージ装置5)が存在し、このコントロールユニット内には、論理デバイス番号がそれぞれ「00」、「01」、「02」、「03」及び「0F」の論理デバイスLDEVが存在し、これらの論理デバイスLDEVがホスト装置2において「1000」、「1001」、「1002」、「1003」及び「100F」というアドレスで管理され、これら論理デバイスLDEVのデバイスタイプがいずれも「3390-3」であることを示している。
また、システム管理者は、ホスト装置2のジェネレーション情報において定義された外部ストレージ装置5内の各論理デバイスLDEVとそれぞれ対応させて内部ストレージ装置4内に仮想ボリュームVVOLを設定すると共に、これら仮想ボリュームVVOLにそれぞれ対応する論理デバイスLDEVのデバイス番号(コントロールユニット番号及び論理デバイス番号の組合せからなるもの)を割り当て、さらにこれら仮想ボリュームVVOLと外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEVとの間にそれぞれ論理パスを設定する。
この場合において、メインフレーム系では、ホスト装置2、内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5間における論理デバイスLDEVの指定をデバイス番号で行なうため、ホスト装置2のジェネレーション情報に定義された各論理デバイスLDEVのデバイス番号と、内部ストレージ装置4内の仮想ボリュームVVOLに割り当てられたデバイス番号と、外部ストレージ装置5内の各論理デバイスLDEVのデバイス番号とが完全に一致している必要がある。また内部ストレージ装置4内の各仮想ボリュームVVOLが、それぞれ外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEVと論理パスを介して接続されている必要がある。
しかしながら、このような内部ストレージ装置4内の仮想ボリュームVVOLに対するデバイス番号の設定や、仮想ボリュームVVOL及び論理デバイスLDEV間の論理パスの設定作業は手作業で行われるため、作業者の負荷が大きく、また設定ミスなどによってデータ破壊等の不具合を生じさせる問題がある。
そこで、本実施の形態による記憶システム1では、ホスト装置2のジェネレーション情報に定義されたデバイス情報を内部ストレージ装置4が認識し、その認識したデバイス情報に基づいて、内部ストレージ装置4が、必要な仮想ボリュームVVOLの設定や、この仮想ボリュームVVOLと、外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEVとの間の論理パスの設定とを行うようになされている。以下、このような内部ストレージ装置4に搭載された論理パス設定機能について、詳細に説明する。
(2−2)論理パス設定処理
図4及び図5は、かかる論理パス設定機能に関する内部ストレージ装置4のCPU21Aの一連の処理内容を示したフローチャートである。内部ストレージ装置4のCPU21Aは、ホスト装置2が自ストレージ装置と接続されたチャネルをオンライン化するためのオンライン処理を実行したことを契機として、ローカルメモリ22Aに格納されたマイクロプログラムに基づいて、この図4及び図5に示すパス設定処理手順RT1を実行する。
すなわち、ホスト装置2は、内部ストレージ装置5と接続されたチャネル(チャネルIDが「0A」のチャネルであるとする)のオンライン実行時、図3について上述したジェネレーション情報32に基づいて、まずチャネルIDが「0A」のチャンネルの配下に設定された各論理デバイスLDEVに対して、それぞれ「Device Characteristics Information」コマンドを送信する。
この「Device Characteristics Information」コマンドは、送り先のデバイスの構成情報を問い合わせるための問合せコマンドであり、図6に示すように、その論理デバイスLDEVが受付可能なホスト装置2のタイプを表すコントロールユニットタイプ情報(「Storage director type」)と、その詳細情報であるコントロールユニットモデル情報(「Storage director model information」)と、論理デバイスLDEVのタイプを表すデバイスタイプ情報(「Device type」)と、その付随的な情報であるデバイスモデル情報(「Device model」)となどの各種情報をそれぞれ格納するためのフィールド40A〜40D,……を有する。そしてこのとき「Device Characteristics Information」コマンドは、ホスト装置2から各論理デバイスLDEVへは各フィールド40A〜40D,……に対応する情報が格納されていない状態で送信される。
このとき、かかる「Device Characteristics Information」コマンドの送り先、つまりホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVが内部ストレージ装置4内に存在する場合には、その論理デバイスLDEVから「Device Characteristics Information」コマンドの各フィールド40A〜40D,……にそれぞれ自デバイスについての対応する情報を格納した応答がホスト装置2に向けて発信される。
かくして内部ストレージ装置4のCPU21Aは、この「Device Characteristics Information」コマンドに対する対応する論理デバイスLDEVからの応答に基づいて、図7に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ実際に内部ストレージ装置4内に存在するデバイス番号(以下、図7のデバイス番号が「00:0F」の論理デバイスLDEVのみが該当するものとする)を認識する(SP1)。
一方、かかる「Device Characteristics Information」コマンドの送り先、つまりホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVが当該内部ストレージ装置4内に存在しない場合、この「Device Characteristics Information」コマンドに対する対応するデバイスからの応答がない。
かくして、このとき内部ストレージ装置4のCPU21Aは、図7に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ実際に内部ストレージ装置4内に存在するデバイス(以下、図7のデバイス番号が「00:00」〜「00:03」の論理デバイスLDEVが該当するものとする)を認識する(SP1)。
さらにCPU21Aは、自ストレージ装置(内部ストレージ装置4)とホスト装置2とを接続したときに行なわれるリンクの初期化処理(リンクイニシャライズ処理)時に取得した接続先のホスト装置2のベンダ名に基づいて、このステップSP1において、ホスト装置2のデバイスタイプを認識する(SP1)。
続いてCPU21Aは、図8 に示すように、外部ストレージ装置5と接続されたチャネルインタフェース20A(図1)内の「Initiator」ポート(命令を発行するポートである)のリンクイニシャライズ処理を実行し、このとき外部ストレージ装置5から与えられる当該外部ストレージ装置5のノード情報に基づいて、図9に示すように、内部ストレージ装置4のポートID(図9の例では「1A」)と、部ストレージ装置のポートID(図9の例では「1B」)と、外部ストレージ装置5の製造番号(図9の例では「12345」)とを認識する(SP2)。
そしてCPU21Aは、ステップSP2において取得した自ストレージ装置(内部ストレージ装置4)及び外部ストレージ装置5のポートIDと、外部ストレージ装置5の装置製造番号とに基づいて、ステップSP1において認識したコントロールユニット番号と同じコントロールユニット番号を外部ストレージ装置5に付与して、当該外部ストレージ装置5との間に論理パスを確立する(SP3)。
続いてCPU21Aは、図10に示すように、ステップSP1において認識した、ホスト装置2がそのチャネル配下に存在すると認識している全論理デバイスLDEV(「00:00」〜「00:0F」)を選択し(SP4)、図11に示すように、選択した全論理デバイスLDEVに対して、ステップSP3において確立した論理パスを通じて、「Device Characteristics Information」コマンドを送信する(SP5)。
この「Device Characteristics Information」コマンドを受信した外部ストレージ装置5内の対応する各論理デバイスLDEV(「Device Characteristics Information」コマンドの送り先となっていた論理デバイスLDEV)は、当該「Device Characteristics Information」コマンドの各フィールド40A〜40D,……にそれぞれ自デバイスの対応する情報を格納し、その後この「Device Characteristics Information」コマンドをステップSP3において確立した論理パスを通じて内部ストレージ装置4に返信する。
また、かかる「Device Characteristics Information」コマンドの送り先、つまりホスト装置2がそのチャネル配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVが外部ストレージ装置5内に存在しない場合には、外部ストレージ装置5からその論理デバイスLDEVが存在しない旨の通知である「Device level exception」通知がステップSP3において確立した論理パスを通じて内部ストレージ装置4に送信される。
一方、内部ストレージ装置4のCPU21Aは、外部ストレージ装置5から返信される各「Device Characteristics Information」コマンドに基づいて、図12に示すように、ステップSP4において選択した論理デバイスLDEVのうち、「Device Characteristics Information」コマンドを返信してきた論理デバイスLDEVについては、外部ストレージ装置5内に存在すると判断し、「Device Characteristics Information」コマンドを返信してこなかった論理デバイスLDEVについては、外部ストレージ装置5内に存在しないと判断する。またCPU21Aは、外部ストレージ装置5内に存在すると判断した論理デバイスLDEVについては、当該論理デバイスLDEVから返信されてきた「Device Characteristics Information」コマンドに基づいてそのデバイスタイプを認識する(SP6)。
この後CPU21Aは、ステップSP1において取得した、ホスト装置2がそのチャネル配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVと、ステップSP6において認識した、外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVとを比較し、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVが、すべて外部ストレージ装置5内に存在するか否かを判断する(SP7)。
そしてCPU21Aは、例えば図13及び図14に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識している全論理デバイスLDEVが外部ストレージ装置5内に存在すると判断した場合には、ローカルメモリ22Aに格納して保持している当該自ストレージ装置内に存在する論理デバイスLDEVに関する情報であるデバイス構成情報を取得する(SP8)。
この後CPU21Aは、取得した自ストレージ装置内のデバイス構成情報に基づいて、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVと同じデバイス番号が付与された論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)が、既に内部ストレージ装置4内に存在するか否かを判断する(SP9)。
この判断において否定結果を得ることは、図15に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVと同じデバイス番号が付与された論理デバイスLDEVが内部ストレージ装置4内に存在しないことを意味する。
かくして、このときCPU21Aは、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVをそれぞれ仮想化対象として選択し(SP10)、この後、これら選択した各論理デバイスLDEVとそれぞれ同じデバイス番号を有する仮想ボリュームVVOLを自ストレージ装置内に設定する(SP16)。そしてCPU21Aは、この後このようにして設定した各仮想ボリュームVVOLと、外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEVとの間に論理パスをそれぞれ設定し、この一連の処理を終了する。
これに対してステップSP9の判断において否定結果を得ることは、図16に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVと同じデバイス番号が付与された論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)が内部ストレージ装置4内に存在することを意味する。
かくして、このときCPU21Aは、保守管理端末26A(図1)を制御して、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在するいずれかの論理デバイスLDEVと同じデバイス番号の論理デバイスLDEVが既に自ストレージ装置内に存在する旨の警告を表示させる(SP14)。そしてCPU21Aは、この後この一連の処理を終了する。
一方、CPU21Aは、ステップSP7の判断において、例えば図17及び図18に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識している全論理デバイスLDEVが外部ストレージ装置5内に存在しないと判断した場合には、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVであって、外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVを認識する(SP11)。
またCPU21Aは、この後、上述のステップSP8の場合と同様にして、ローカルメモリ22Aに保持している当該自ストレージ装置(内部ストレージ装置4)内のデバイス構成情報を取得する(SP12)。
そしてCPU21Aは、この後ステップSP11における認識結果と、ステップSP12における認識結果とに基づいて、かかるホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVと同じデバイス番号の論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)が自ストレージ装置内に存在するか否かを判断する(SP13)。
この判断において否定結果を得ることは、図19に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVと同じデバイス番号の論理デバイスLDEVが自ストレージ装置内に存在しないことを意味する。
かくして、このときCPU21Aは、ホスト装置2がそのチャネル配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVをそれぞれ仮想化対象として選択し(SP15)、この後、これら選択した仮想化対象の各論理デバイスLDEVとそれぞれ同じデバイス番号を有する仮想ボリュームVVOLを自ストレージ装置内に設定する(SP16)。そしてCPU21Aは、この後このようにして設定した各仮想ボリュームVVOLと、外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEVとの間に論理パスをそれぞれ設定し、この一連の処理を終了する。
これに対して、ステップSP13の判断において肯定結果を得ることは、図20に示すように、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVと同じデバイス番号が付与された論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)が既に内部ストレージ装置4内に存在することを意味する。
かくして、このときCPU21Aは、保守管理端末26A(図1)を制御して、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在すると認識しており、外部ストレージ装置5内に存在するいずれかの論理デバイスLDEVと同じデバイス番号の論理デバイスLDEVが既に自ストレージ装置内に存在する旨の警告を表示させる(SP14)。そしてCPU21Aは、この後この一連の処理を終了する。
(2−3)本実施の形態の効果
以上の構成において、内部ストレージ装置4のCPU21Aは、チャネルオンラインの実行時にホスト装置2から送信される「Device Characteristics Information」コマンドに基づいて当該ホスト装置2が当該内部ストレージ装置4と接続されたチャネルの配下に存在すると認識している論理デバイスLDEVと、そのうちの自ストレージ装置内に存在する論理デバイスLDEVとを認識する。
またCPU21Aは、外部ストレージ装置5に「Device Characteristics Information」コマンドを送信することにより得られる当該「Device Characteristics Information」コマンドの応答結果に基づいて、外部ストレージ装置5内に存在する対応する論理デバイスLDEVを認識する。そしてCPU21Aは、これらの認識結果に基づいて自ストレージ装置内に仮想ボリュームVVOLを設定すると共に、この仮想ボリュームVVOLと外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEVとの間に論理パスを設定する。
従って、この記憶システム1では、かかる内部ストレージ装置4に対する仮想ボリュームVVOLの設定や、当該仮想ボリュームVVOL及び外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEV間の論理パスの設定が人手を介さずに行われるため、これらの設定についてのシステム管理者の負担を省略させることができ、またかかる設定時の設定ミスなどに起因するデータ破壊等の発生を未然に防止することができる。かくするにつき、設定負担の少ない信頼性の高い記憶システムを実現できる。
(2)第2の実施の形態
図4及び図5のパス設定処理手順RT1のステップSP9の判断において肯定結果を得た場合や、ステップSP13の判断において否定結果を得た場合、同じデバイス番号の仮想ボリュームVVOLを内部ストレージ装置4に設定することはできない。従って、この場合には、新たに設定しようとする仮想ボリュームVVOLを、既に内部ストレージ装置4内に存在する論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)と異なるデバイス番号を付して内部ストレージ装置4内に設定することとなる。
ただし、このようにすると、かかる新たに設定された仮想ボリュームVVOLに付与されたデバイス番号に応じてホスト装置2のジェネレーション情報を更新する必要があり、この更新の際に入力ミスによる不具合が生じるおそれがある。
そこで第2の実施の形態による記憶システム50(図1)では、図21(A)に示すように、内部ストレージ装置4内の各論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)のデバイス番号にID(以下、これをデバイス番号IDと呼ぶ)を付加することにより、同一のデバイス番号の論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)を別管理できるようにする。
この場合、図21(B)に示すように、かかるデバイス番号IDの管理は、ポートごとに行なう。つまり、図22に示すように、デバイス番号IDごとに異なるポートからのみアクセスできるようにする。これは、実装済みの同一のデバイス番号を有する論理デバイスLDEVが別のホスト装置2によって使用されている可能性があるため、アクセス可能なポートを分けることで同一デバイス番号の論理デバイスLDEVを管理する場合の混乱を防止するためである。
そして、この第2の実施の形態による内部ストレージ装置51(図1)のCPU21Aは、例えば図4及び図5について上述したパス設定処理手順RT1のステップSP9において肯定結果を得た場合や、ステップSP13において否定結果を得た場合、つまり外部ストレージ装置5内の論理デバイスLDEVと同一のデバイス番号の論理デバイスLDEV(仮想ボリュームVVOLを含む)が既に内部ストレージ装置4に設定されていた場合には、そのときホスト装置2に接続されていた論理パスのポートを他のポートに切り替える(図21(B)の例ではポート番号が「00」のポートからポート番号が「01」のポートに切り替える)。
またCPU21Aは、その外部ストレージ装置5内の論理デバイスLDEVに対する仮想ボリュームVVOLを、デバイス番号IDを「01」として作成し、図21(C)に示すように、かかる論理デバイスLDEVをその仮想ボリュームVVOLにマッピングする。さらにCPU21Aは、この後パス設定処理手順RT1のステップSP14において、そのようなポートの切り替えを行なった旨の警告を表示する。
かくして、このときホスト装置2のユーザは、既に内部ストレージ装置4に設定済みであった論理デバイスLDEVにアクセスするときには内部ストレージ装置4のポートIDが「00」のポートにアクセスし、同一デバイス番号で外部ストレージ装置5内に設けられた論理デバイスLDEVにアクセスするときには内部ストレージ装置4のポートIDが「01」のポートにアクセスするように、ホスト装置2を設定するようにする。これにより、ホスト装置2が、デバイス番号IDが「00」の論理デバイスLDEVと、これと同一デバイス番号であってデバイス番号IDが「01」の論理デバイスLDEVとの所望する方に確実にアクセスすることができる。
このようにこの第2の実施の形態による記憶システム50では、内部ストレージ装置4内の論理デバイスLDEVをそのデバイス番号にデバイス番号IDを付加して管理し、デバイス番号IDごとに仮想ボリュームVVOLにアクセス可能なポートとして、異なるポートを設定するようにしているため、図4及び図5について上述したパス設定処理時において、ホスト装置2がそのチャネルの配下に存在していると認識している論理デバイスLDEVであって、かつ外部ストレージ装置5内に存在する論理デバイスLDEVのデバイス番号が、既に内部ストレージ装置4内に存在する論理デバイスLDEVのデバイス番号と同一であった場合にも、これら2つの論理デバイスLDEVを別管理することができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5間が直接接続されている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、内部ストレージ装置4及び外部ストレージ装置5間がスイッチ60を介して接続されている場合にも本発明を適用することができる。ただし、この場合には、内部ストレージ装置4内の仮想ボリュームVVOL及び外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEV間の論理パス設定のために、人手を介してスイッチ60にリンクアドレスを設定する必要がある。
また上述の実施の形態においては、ホスト装置2から送信される「Device Characteristics Information」コマンドに基づいて、ホスト装置2において当該チャネルの配下に設定された論理デバイスDEVLを認識する論理デバイス認識部と、当該認識結果に基づいて、ホスト装置2において当該チャネルの配下に設定された各論理デバイスLDEVのうちの外部ストレージ装置5に存在する論理デバイスLDEVを検出する論理デバイス検出部と、当該検出結果に基づいて、ホスト装置2において当該チャネルの配下に設定された各論理デバイスLDEVのうちの外部ストレージ装置5に存在する各論理デバイスLDEVとそれぞれ対応させて自装置内に仮想ボリュームVVOLを設定すると共に、当該設定した各仮想ボリュームVVOLと、外部ストレージ装置5内の対応する論理デバイスLDEVとの間に論理パスを設定する論理パス設定部とを同じ1つのCPU21Aにより構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら論理デバイス認識部、論理デバイス検出部及び論理パス設定部をそれぞれ個別に設けるようにしても良い。
本発明は、外部接続機能が搭載されたストレージ装置及び当該ストレージ装置を構成要素とする記憶システムに広く適用することができる。
本実施の形態による記憶システムの構成を示すブロック図である。 ホスト装置がオープン系である場合のホスト装置及び外部ストレージ装置間のパス設定の説明に供する概念図である。 ホスト装置がメインフレーム系である場合のホスト装置及び外部ストレージ装置間のパス設定の説明に供する概念図である。 パス設定処理手順を示すフローチャートである。 パス設定処理手順を示すフローチャートである。 「Device Characteristics Information」コマンドの説明に供する概念図である。 (A)及び(B)は、パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 パス設定処理の説明に供する概念図である。 (A)〜(C)は、第2の実施の形態によるパス設定処理時のエラー処理の説明に供する概念図である。 (A)〜(C)は、第2の実施の形態によるパス設定処理時のエラー処理の説明に供する概念図である。 他の実施の形態の説明に供する概念図である。
符号の説明
1,50……記憶システム、2……ホスト装置、4……内部ストレージ装置、5……外部ストレージ装置、10A,10B……ディスクデバイス、21A,21B……CPU、32……ジェネレーション情報、LDEV……論理デバイス、VVOL……仮想ボリューム。

Claims (9)

  1. ホスト装置と接続し、第1チャネルインターフェースを含む第1コントローラと、複数の内部論理デバイスを構成する複数の第1ディスクデバイスと、を含む内部ストレージ装置と、
    前記内部ストレージ装置と接続し、第2チャネルインターフェースを含む第2コントローラと、前記内部ストレージ装置により仮想化して前記ホスト装置に提供される複数の外部論理デバイスを構成する複数の第2ディスクデバイスと、を含む外部ストレージ装置と
    を備え、
    前記第1コントローラは、
    前記ホスト装置から、前記ホスト装置が前記第1チャネルインターフェースに設定されていると認識する複数の論理デバイスに対する問い合わせコマンドを受領した場合、前記複数の内部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1内部論理デバイスの第1デバイス番号を認識し、
    前記第1コントローラは、前記問い合わせコマンドを前記外部ストレージ装置に送信し、前記複数の外部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1外部論理デバイスの第2デバイス番号を認識し、
    前記第1コントローラは、前記第1内部論理デバイスのデバイス番号と、前記第1外部論理デバイスのデバイス番号とを比較し、
    前記第1内部論理デバイスの前記第1のデバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが異なる場合、前記第2デバイス番号を有する仮想ボリュームを前記内部ストレージ装置内に設定し、
    前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが同じである場合、同じデバイス番号の論理デバイスが既に前記内部ストレージ装置内に存在する旨の警告を表示する
    ことを特徴とするストレージシステム。
  2. 前記第1コントローラは、
    前記設定した仮想ボリュームと、前記第1外部論理デバイスの間に論理パスを設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  3. 前記第1コントローラは、
    前記ホスト装置から受信した前記問い合わせコマンドに対する前記複数の内部論理デバイスからの応答に基づいて、前記複数の内部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号を認識する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  4. 前記第1コントローラは、
    前記外部ストレージ装置に送信された前記問い合わせコマンドに対する前記複数の外部論理デバイスからの応答に基づいて、前記複数の外部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号を認識する
    ことを特徴とする請求項3に記載のストレージシステム。
  5. 前記問い合わせコマンドは、
    前記ホスト装置が前記第1チャネルインターフェースに設定されていると認識する前記複数の論理デバイスの構成情報を問い合わせるコマンドである
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  6. ホスト装置と接続し、第1チャネルインターフェースを含む第1コントローラと、複数の内部論理デバイスを構成する複数の第1ディスクデバイスと、を含む内部ストレージ装置と、前記内部ストレージ装置と接続し、第2チャネルインターフェースを含む第2コントローラと、前記内部ストレージ装置により仮想化して前記ホスト装置に提供される複数の外部論理デバイスを構成する複数の第2ディスクデバイスと、を含む外部ストレージ装置とを備えるストレージシステムの管理方法において、
    前記第1コントローラが、前記ホスト装置から、前記ホスト装置が前記第1チャネルインターフェースに設定されていると認識する複数の論理デバイスに対する問い合わせコマンドを受領した場合、前記複数の内部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1内部論理デバイスの第1デバイス番号を認識する第1のステップと、
    前記第1コントローラが、前記問い合わせコマンドを前記外部ストレージ装置に送信し、前記複数の外部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる第1外部論理デバイスの第2デバイス番号を認識する第2のステップと、
    前記第1コントローラが、前記第1内部論理デバイスのデバイス番号と、前記第1外部論理デバイスのデバイス番号とを比較し、前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが異なる場合、前記第2デバイス番号を有する仮想ボリュームを前記内部ストレージ装置内に設定し、前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号と、前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号とが同じである場合、同じデバイス番号の論理デバイスが既に前記内部ストレージ装置内に存在する旨の警告を表示する第3のステップと
    を備えることを特徴とする管理方法。
  7. 前記第3のステップにおいて、前記第1コントローラは、
    前記設定した仮想ボリュームと、前記第1外部論理デバイスの間に論理パスを設定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の管理方法。
  8. 前記第1のステップにおいて、前記第1コントローラは、
    前記ホスト装置から受信した前記問い合わせコマンドに対する前記複数の内部論理デバイスからの応答に基づいて、前記複数の内部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる前記第1内部論理デバイスの前記第1デバイス番号を認識する
    ことを特徴とする請求項6に記載の管理方法。
  9. 前記第2のステップにおいて、前記第1コントローラは、
    前記外部ストレージ装置に送信された前記問い合わせコマンドに対する前記複数の外部論理デバイスからの応答に基づいて、前記複数の外部論理デバイスのうち前記複数の論理デバイスに含まれる前記第1外部論理デバイスの前記第2デバイス番号を認識する
    ことを特徴とする請求項6に記載の管理方法。
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