JP4817164B2 - 樹脂製組立てフィギュア - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は軟質樹脂製フィギュアに関して、主としてクレーンゲーム機の景品として場所を取らないように分割して収納展示にするための分割された構造を有す樹脂製フィギュアに関する。
【背景技術】
【0002】
アミューズメントセンター等の店頭には景品を吊り上げて獲るクレーンゲーム機が設置されており、人気を博している。出願人はクレーンゲーム機の景品落下口の径より大きい大型縫いぐるみに対して任意数に分割縫合された縫いぐるみの分割面の双方に接合具を分割面の周囲よりへこませて取り付けた分割縫いぐるみを提供している(例えば特許文献1)。
【0003】
さらに種々の動物の首と胴又はさらにその他の部分を別々に形成し、かつ互いに異なる動物の首と胴又はさらにその他の部分を結合するように結合手段を設けてなる動物の組合せ玩具が提案されており、結合手段は一方に孔を設け、かつ他方には孔にはまり込む突起を設け、かつ突起は柔軟な合成樹脂で成形している(例えば特許文献2)。
【0004】
近年、このクレーンゲーム機の景品として、軟質樹脂製フィギュアが出まわり、景品をクレーンゲーム機内に分割して収納展示する必要が生じ、景品を適当な大きさに分割して、景品取得後に取得者が景品を組み立てるようになっている。
当社製の景品では、怪獣映画のキャラクタであるガメラの三代目(ガメラ3ハイグレードフィギュア:2002年1月発売)では、軟質樹脂製のフィギュアの体と尻尾が分割されており、分割面の接合部には胴体部が分割面の断面形状に合わせた開口部が形成され、尻尾部は先端が環状拡幅に形成された突起部から形成され、尻尾部を胴体部の開口部に差込み組立てるようになっている。
【0005】
図10に従来技術の一部裁断図を示す。この株式会社バンプレスト製のゴジラのフィギュア01では、胴体部02と尻尾部03の付け根で分割され、分割部の構造は、胴体部の分割面が輪郭に沿って略丸孔に開口02aしており、尻尾部03が分割断面より若干小さいに球状の張膨部03aが形成されており、差込み組立てるようになっており、このフィギュアは図示していないがビニール袋に詰めて上部にヘッダが取り付けられ、紐で吊るすようになっている。
【特許文献1】
実公平7−25995号公報(第3頁、第1図)
【特許文献2】
実開昭52−144089号公報(第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、クレーンゲーム機を操作する顧客は景品の縫いぐるみの頭、胴体、尻尾、足がばらばらに入っているため、必ずしも全部のパーツが取れるとも限らず、縫いぐるみが完成できない場合もあった。
そこで、当社製の上記ガメラのフィギュアでは、体と尻尾を袋詰めにしたセットとして、一回でそのセットが獲れるようにしてある。しかし、開口部と突起部からなる接合部の構造では、断面が分割面にあわせた形状にしてあるために組み立てる際にねじ込むことができず、取り付け、取り外しが容易ではなかった。なによりもこの構造はフィギュアの分割面に合わせているため、フィギュア毎に異なり、まさに一品、一品の手作りによる金型設計になってしまうのであった。
【0007】
特許文献2では、結合手段として一方に孔を設け且つ他方には孔にはまり込む突起を設け、接合面は曲面になっているだけであり、互いに突起を中心にネジレが生じやすい構造であった。これでは、関節部分には良好であるが、関節でない部分では好ましくないのであった。
【0008】
さらに上記ゴジラの球状の張膨部構造では、押し込む際に非常に大きな力が必要となり、場合によっては両方の部品を加熱して柔らかくしてからでなければ押し込むことが出来なかったのである。
さらにバンプレスト社製のフィギュアでは袋詰めのためクレーンゲームの景品展示台に置いた際に、フィギュアのパッケージは単に袋詰めしてあるだけであり正面に向けるには吊るすしかなく、フィギュアを床面に立てた状態で展示した場合に座りが悪く、倒れやすく寝かした状態になるのであった。これでは、展示台の床に数多くのフィギュアを見栄えよく入れることができず、寝かして重ねるのでは展示効果としては今一つであった。そこで本願は見栄えがよい観賞用フィギュアの分割構造を得ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明では上記課題を解決するために、樹脂製フィギュア本体を一方と他方に輪切り状に分割して造り、該樹脂製フィギュアの分割した一方と他方を結合させて組み立てるフィギュアにおいて、
前記分割は前記フィギュアの断面形状が円以外の形状となる部分で行われてなり、
前記フィギュアの一方の接続構造は、フィギュアの外皮側の輪郭に沿って形成された一方の縁取部と、前記断面の内側に形成された一方の平面部と、前記縁取部と前記平面部との間に接合方向に段差を有して前記外皮側輪郭に沿って設けられた一方の段差部と、前記平面部に設けられた突起部と、を有し、
前記フィギュアの他方の接続構造は、前記一方の縁取部に合致するようにフィギュアの外皮側の輪郭に沿って形成された他方の縁取部と、前記断面の内側に形成された他方の平面部と、前記他方の縁取部と前記他方の平面部の間に前記一方の段差部に対応して逆方向に段差を有して前記外皮側輪郭に沿って設けられた他方の段差部と、前記突起部に対応して前記他方の平面部に設けられた穴部と、を有し、
前記縁取部、前記段差部及び前記平面部のそれぞれ対応する部分が接触し前記外皮側輪郭に沿って互いに逆方向に設けられた段差が嵌合するように前記一方の接続構造と前記他方の接続構造とをつきあわせ、前記突起部を前記穴部に嵌合されることで前記分割された一方と他方の縁取部が合致する接合構造を有する、ことを特徴とする樹脂製フィギュアとしてある。
【0010】
上記発明により、樹脂製フィギュア本体を輪切り状に適宜分割して造り、断面形状が円以外の形状で分割した部分を結合する突起部と嵌合する穴部、段差部、縁取部が合致する接続構造を設けることで容易には動かず回転してしまうことを防ぎ組み立てることができるのである。
【0011】
さらに本願発明では上記課題を解決すべく上記発明において、
前記突起部は、
前記一方の平面部に設けた円柱体と、
該円柱体に同心円状に設けた該円柱体の外径より大きい径の外環体と、
から構成され、
前記穴部は、
前記他方の平面部に設けた内径が前記突起部の円柱体の外径で、高さが前記円柱体の高さの環状の開口とから構成され、
前記一方の突起部は、前記他方の穴部に嵌合する接合構造を有する、ことを特徴とする樹脂製フィギュアとしてある。
【0012】
上記発明により、フィギュアの分割した一方の部分の突起部と他方の部分の穴部が密嵌して結合する構造となっているので、フィギュア本来の形状に組み立てることができるのである。
【0015】
本願発明は各種のフィギュアを設計するにあたり、大きすぎて分割する必要が生じた際には、分割部を任意に選ぶことができ、接合構造の金型の設計にあたり、設計図面を拡大、縮小するだけで済むみ作成時間が短縮できる。
【0016】
さらに、分割部の接続部の設計図面を同一にすることで、今後発生するであろう他の商品への応用が利くのである。
さらにフィギュアの組立てにあたり、本願の構造を採用することにより、接合が容易であり、接合面は平面によって両者が接合でき、且つ接合面が外皮の段差により隠すことができるので、接合部の構造上隙間等が見えず、見栄えのよい観賞用フィギュアを得ることができるのである。
【0017】
さらに接合部の断面が円以外の形状の場合には、外皮の辺縁部が環状の段差になっていることで接合する両者の側面からみて前後方向へのネジレを解消することができるのである。
【0018】
以下、本発明に係る樹脂製フィギュアの分割構造及びその収納パッケージの実施形態を図面に示した実施例を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0019】
本実施例に係る樹脂製フィギュアについて説明する。図1には軟質樹脂の恐竜のフィギュアが楕円形の台座に固定されている前方斜視図を示す。このフィギュア1の全長は50cmほどあり、見た目は大きく顧客への訴求力は非常に強い。
このままでは図7に示すクレーンゲーム機100の景品落下口110に引っかかり取れない。従ってやむを得ず、胴体部2と尻尾部3が分割線40で二分割する分割構造を有しており、顧客がフィギュア1をクレーンゲーム機100から取得後に、持ち帰って組立てるようになっている。すわわち、胴体部2と尻尾部3を結合させて、さらに台座4にフィギュア1を固定させるのである。
【0020】
フィギュア1は塩化ビニール等の若干可撓性のある軟質樹脂製で、恐竜のティラノザウルスが頭部2aを左側に向け固定展示されている。
台座4には楕円の長径をやや跨ぐ位置関係で右後脚2bの位置にボス4aを設け、後左脚位置には脚受体4bが立設され該脚受体にはボス4cを有しており、それぞれフィギュアの右後脚2bが前に出して脚裏の小孔をボス4aに嵌入し、左後脚2cが後ろ側でかかとが浮いた部分の小孔が脚受体のボス4cに嵌入してフィギュア1が台座4に固定される。
【0021】
フィギュアは尻尾部3が後上に伸びた状態で、歩行している姿勢であり、フィギュア内部は中空に造られている。フィギュアの胴体部2は、さらに頭部2a、後脚部2b、2cに分れた金型の夫々に溶けた軟質樹脂を入れて回転させることにより、金型の内側に軟質樹脂が一様に広がり、金型から取り外して形成される。
その後に胴体部2に頭部2a、後脚部2b、2c、前脚2d、2eをそれぞれ接着させ、その後に着色して造られる。
【0022】
図2はフィギュアの胴体部と尻尾部の分割部の構造を示す斜視図である。胴体部2と尻尾部3は後脚部2b、2cの後ろで平面で分割線40で輪切りにしたように分割される。輪切りにした断面は人の目の外形を模した楕円状の断面を有している。
胴体部の分割構造20は、胴体部の外皮側が平面環状にした縁取部21が形成され、その縁取部21より段差部22を外側に出した平面部23に形成され、この平面部のほぼ中央にはボス状の突起部24が設けられている。
【0023】
他方、尻尾部の分割構造30は、尻尾部の外皮側が平面環状にした縁取部31が形成され、その縁取部31より段差部32を内側に凹ませて平面部33が形成され、この平面部のほぼ中央部には丸穴部34が設けられている。
それぞれ、胴体部の分割構造20と相対して尻尾部の分割構造30が固定されるようになっている。
【0024】
図3には胴体部と尻尾部の分割構造の概略図を示す。図3(A)は胴体部の突起部の正面図と側面図を示し、同(B)は尻尾部の丸穴部の正面図と縦断面図を示し、同(C)は、突起部と丸穴部が嵌合した側面図を示す。同(D)は胴体部と尻尾部の分割構造の斜視図を示している。
【0025】
胴体部の突起部24は平面部23に設けられた円柱体24aと、該円柱体の外径より大きい径の外環体24bが同心に設けられ、該円柱体24aと外環体24bは切り立った直角の段差部24cを有している。さらに外環体24bには円錐台部24dが形成されており、円錐台部24dの上面は前記円柱体24aより径がやや小さく、さらに短平円柱24eが形成されている。短平円柱の側面がエッジ面24fとなる。さらに短平円柱24eの中央には丸穴24gが開口している。
【0026】
尻尾部の丸穴部34は、平面部33に開口して形成された短平の環状壁34aにより形成される。
環状壁34aの内径は突起部の円柱体24aの外径としてあり、平面部33からの環状壁34aの高さは突起部の円柱体24aの高さである。
さらに、平面部33には環状壁の開口に沿って全周に亘り縁取34bがしてあり、尻尾部の内部に突出した環状壁34aのリング状面34cは環状内壁面に対して直角に形成されている。
【0027】
図4にはフィギュアの胴体部と尻尾部の分割構造の組立て説明図を示す。適宜、図2、図3を参照しながら組立て工程を説明する。
図4(A)に示す如く、左手h1、右手h2でそれぞれ胴体部2及び尻尾部3を持ち、胴体部の突起部のエッジ面24fが、尻尾部の丸穴部34に斜めに引っかかるように合わせる。
次に同図(B)に示す如く、胴体部2と尻尾部3の分割面がピッタリと合うように、両手の力を加えてゆっくりと押し込む。すると、突起部の円錐台部24dが弾性変形しながら、丸穴部の環状壁34aを押し広げるようにして挿通する。
【0028】
同図(C)に示す如く、さらに両手で尻尾部3を胴体部2に押し付けるようにしながら1回転させるように回す。すると、突起部のエッジ面24fに案内された円錐台部24dが丸穴部の縁取34bを弾性変形しながら、環状壁34aを押し広げながら、摺動して環状壁34aの内面を進む。そして、胴体部2と尻尾部3が一回りすると、外皮の縁取部21、31の形状が合致して段差部22,32がお互いに合い、平面部23、33どうしが面接触するようになる。この時に、突起部24の円柱体24aと外環体24bとで構成された段差部24cは、丸穴部34のリング状面34cにしっかりと嵌るのである。
【0029】
こうすると、胴体部2と尻尾部3は突起部の段差部24cと開口部のリング状面34cで挿入方向に対し直角面で固定でき、さらに外皮の縁取部21、31が互いに一致するので、固定後は、胴体部2と尻尾部3がしっかりと固定される。また、分割構造面が略楕円形になっているので、外皮の縁取部の段差部22、32がねじれや回転方向に対し、段差部22、32が壁となり、容易には動かず回転してしまうことを防ぐ。
さらに接合する両者の側面から観て、前後方向のネジレを解消でき、しっかりとしたフィギュアの固定を持続させることが可能となっている。
さらに分割構造に全周囲にわたり段差部22、32を設けてあるので、隙間が生じることはなく、外観からは突起部4が見えることはなく、接続構造が直接見えずにリアルな固定観賞用のフィギュアを提供しているのである。
【0030】
図5にフィギュアのパッケージの斜視図を示し、図6にはパッケージにフィギュアを梱包した斜視図を示している。フィギュア1は胴体部2と尻尾部3に分割された状態で収納できるようにダンボール製または厚紙の保持台紙5で支持されている。保持台紙5は高さ30cm、幅20cm、奥行き10cmほどに組み立てられている。保持台紙5は一枚の紙から組み立てられており、保持棚50、背台紙60、底保持台70より構成されている。
【0031】
保持棚50の上側の背上紙61は高さが7cmほどの略矩形であり、保持棚50は22cm程の高さ位置で背上紙61に連なる長方形部を手前に棚状に7cmほど折込み、折返して保持棚50の下側の背中紙62に連接しており、表保持棚紙51と裏保持棚紙52から構成されている。
【0032】
上側の背上紙61と表保持棚紙51との境界線61a上で左右両端からそれぞれ内側に入った位置で表保持棚紙側に短平矩形にコの字状に切込みを入れて折曲片53a、53bを設け、裏保持棚紙52と下側の背中紙62の境界線53c上の該折曲片53a、53bに対応する位置には折曲片53a、53bが差込まれる線分状の切込62a、62bが設けられ、表保持棚紙の折曲片53a、53bがこの切込62a、62bに差込まれ、下側の背中紙62の手前面に突出し、セロファンテープにて折曲片53a、53bが背中紙62に固定される。これにより保持棚50自体を表保持棚紙51と裏保持棚紙52を二重構造にするとともに、背中紙62に対し直角に保持することができる。背上紙61は境界線61aで手前側に折り曲げ自在になっている。
【0033】
表保持棚紙51及び裏保持棚紙52から構成される保持棚50には手前側の折返辺53の左側には奥側に向け切欠き54を設けて折返辺近傍位置に切欠き54に連接する丸穴55が設けられている。さらに折返辺53の右側には奥側に向けて切り欠き56が設けられ、保持棚の略中央位置に切欠き56に連接する楕円穴57が横設されている。丸穴55にはフィギュアの尻尾部3の先端が切欠き54から嵌入し保持され、楕円穴57にはフィギュアの首が切欠き56から嵌入し保持される。
【0034】
保持棚50の下側の背中紙62は保持棚50から下方に位置する方形体であり、底保持台70に連接している。底保持台70は背中紙62の底辺で手前側に10cm程折り込んで長方形の床板71を構成し、さらに床板71は手前側で上側に立設して折込み手前面72として、手前面72は高さ6.5cmで水平に後方に折り返して台座面73とし、さらに台座面73の左側辺74は手前端及び後端からほぼ1.5cm位置から内側に1cmの切込み74a、74bが入れられており、切込み74a、74b間は左外方に7cm幅で延出する延出片75が切込みの奥から長さ6.5cmの長方形状に設けられ、延出片75の外辺には中央部3.5cmで高さ1cmの舌片75aが設けられている。
【0035】
延出片75は切込み74a、74bの奥の折曲辺74c側で下方に垂下して折り曲げられており、床板71に達し、該床板71には延出片75の舌片75aに対応して切込み71aが設けられており、該延出片75の舌片75aが挿入され床板71の裏側で舌片75aが床板71の裏面に折り曲げられ、セロファンテープで床板71に固定されている。
【0036】
同様に台座面73の右側辺76は手前端及び後端からほぼ1.5cm位置から内側に1cmの切込み76a、76bが入れられており、切込み76a、76b間は左外方に7cm幅で延出する延出片77が切込みの奥から長さ6.5cmの長方形状に設けられ、延出片77の外辺には中央部3.5cmで高さ1cmの舌片77aが設けられている。
【0037】
延出片77は切込み76a、76bの奥の折曲辺76c側で下方に垂下して折り曲げられており、床板71に達し、該床板71には延出片77の舌片77aに対応して切込みが入れられた切込み71bが設けられており、該延出片77の舌片77aが挿入され床板71の裏側で舌片が床板に折り曲げられ、セロファンテープで舌片77aが床板71裏側に固定されている。
これにより台座面73が床板71に対し延出片75、77が垂下して固定されるのである。
台座面内の左側中央から後方にかけてひょうたん形状のひょうたん穴78が開口しており、さらに台座面の右側中央には丸穴79が開口している。
【0038】
さらに台座面73の奥側は背台紙62に接して下方に折り曲げられた長方形状の内側後面80となっており、内側後面の両側の側辺81、82には高さ6cmから2cmの位置で横に0.5cmの切込み81a、81b、82a、82bが入れられ後方に折り曲げる舌片81c、82cが形成され、内側後面の舌片81c、82cの折り曲げ位置に対応する背台紙62には舌片81c、82cが挿入される線分状の切込63a、63bが設けられており、舌片81c、82cが挿入され、背台紙60の裏側で内側に折り曲げられセロファンテープにより固定される。
【0039】
さらに内側後面80の床面に達する下辺83では左右両側からやや離れた位置に舌片83a、83bが内側後面80に連接して設けてあり、内側後面80が背台紙60に密着した状態で舌片83a、83bに対応する床板71には線分状の切込み71a、71bが設けられ、舌片83a、83bが挿入され、床板71の裏側で底板に折り曲げられセロファンテープにより固定される。
【0040】
以上により底保持台70は、延出片75、77により支えられその舌片75a、77aにより床板71に固定され、さらに内側後面の舌片81c、82cで背台板60に固定され、さらに内側後面の舌片83a、83bで床板71にそれぞれセロファンテープにより固定されるので、頑強な底保持台となるのである。
【0041】
図5に示す保持台紙5の背台紙60には楕円形の台座4が長径部が水平に脚受体4bが右側になるようにして、台座4が背台紙の側辺両側から多少はみ出し、台座の短径部が背台紙の保持棚50と底保持台70の台座面73までの距離程度であり、台座4は図示しないビニール袋に入れられ、両側セロファンテープにより固定されている。保持棚50の楕円穴57と底保持台の丸穴79、ひょうたん穴78の後ろ側の丸穴78aには胴体部2が保持される。
【0042】
つまり、胴体部の分割構造のボス状の突起部24が底保持台の丸穴79に嵌入され、左後脚部2cがひょうたん穴78の後方穴78a側に入り底板71の裏面に脚裏を付けて、右後脚2bは手前表に出て、フィギュアの首部が保持棚の楕円穴57に切欠56から挿入して保持棚50の上側に頭部を出して保持される。さらにひょうたん穴78の手前穴78bには尻尾部の分割面側が挿入され、分割面は底板71に当接して尻尾部の先端側が保持棚50の丸穴55の切欠54に挿入されて保持される。これにより尻尾部3を胴体部2の前脚2d、2eで支え持つような姿勢で保持される。
【0043】
上記のように保持台紙に胴体部2及び尻尾部3、台座4を展示して収納することにより、全体の重心をほぼパッケージ底面の中央寄りに位置することができており、パーケッジ全体の座りが非常によくなり、手前側や後方側に倒れづらくなるのである。
またパッケージを寝かした状態の重心はちょうど台座4の長径部に位置するようになっている。
【0044】
フィギュア1は分割されて、胴体部2及び尻尾部3、台座4を保持台紙5に取り付け、持台座の底面に合わせたビニール製の袋に入れられ上側をヘッダ90にて止められ梱包され、保持台紙の底部からヘッダまで50cmほどの高さとなっており、ヘッダ90は保持台紙の奥行きのほぼ中央に位置するようになっており、横方向から見るとほぼ吊鐘状になっており、外から見て内部のフィギュアが見やすいように保持台紙5に展示されている。これにより上側の背上紙61が手前側に多少傾くようにビニール袋で押されるのである。これによりフィギュアのパッケージが後ろに倒れて場合に上側の背上紙61と床面との間に隙間が生じることになる。
【0045】
ヘッダ90は、短平の刷毛形状であり、短平矩形91の上辺側が横太T字状92になっており、下側は折返片93が設けられ、さらに下側左右両側には横接片94a、94bが設けられ折り返しになっており折返片の裏側で保持台座を収納するポリプロピレン製のビニール袋をセロファンテープで止められる。さらに横太T字状92の中央上部には紐を通す丸穴92a、92bが2つ開口しており、紐95が通されて輪を作っている。
【0046】
このヘッダ90は紙製で、英大文字のIと引き算記号の-を合成した形を横太にした形状で、Iの上側の横棒部分が下側の横棒部分より縦幅があり、折返片93になっており、さらにI字の下側の横棒部分の左右両側面に横設する横設片94a、94bを設けた一枚の紙から、I字と−字の合成した−字の中央を上下に分ける線で折り込み二重にして横設片94a、94bを裏側の紙の表に折込みセロファンテープで止めて構成される。
【0047】
図7はクーンゲーム機へのフィギュアのパッケージの展示状態を示す斜視図である。
クレーンゲーム機100は操作者が操作部101のコイン投入口102に硬貨を投入して所定のクレット数をクレジット表示部103に表示し、横方向操作ボタン104、後方向操作ボタン105を操作して景品展示室106の天井部から釣り下がっている景品把持部107を任意の位置に操作し、景品把持部を降下させて景品把持部の把持爪108で景品展示床面109に展示されている景品のパッケージPを把持して吊り上げて、景品展示室脇の景品落下口110に落し、クレーンゲーム機の手前下側の景品取出口111から外部に取出すようになっている。
【0048】
景品把持部107は所定のクレジットが投入された後に、横方向操作ボタン104を押している間のみ、景品落下口110の真上のホームポジション位置から右方向に定速度で移動し、次に後方向ボタン105を押すと押している間だけ景品把持部107が後方に定速度で移動するのである。そして後方向操作ボタン105を離すと、景品把持部107は後方移動を止めて操作者の操作から離れ、景品把持部107は自動的に把持爪108を開きながら下降してくる。そして把持爪108が物体に当るとその場で把持爪108を閉じる動作を行い、閉じ動作が終わると景品把持部107は天井に向けて吊り上げられ、天井部に景品把持部107が戻ると景品落下口110にそのままの状態で移動して、景品落下口110の真上に来ると閉じていた把持爪108を開く動作を行うのである。従ってうまく景品を把持したまま、景品落下口110まで持って来た場合は景品Pが景品落下口110に落すことができるのである。
【0049】
図8には景品把持部の構造示す。図8(A)は景品把持部の内部構造を示す斜視図であり、同(B)は把持爪を閉じた把持部の正面図である。
景品把持部107の内部構造は景品把持部内に設けたモータ107aの駆動により2本の把持爪108が開く方向に動かし、各把持爪108は景品把持部の両端108a、108bで開閉自在に軸支されており、両把持爪108は景品把持部の底側で張架されたバネ107bにより常時閉じる方向に付勢されている。これにより把持爪108はモータ107aの駆動が閉じる方向に動くとバネ107bにより閉じる方向に付勢されるので、その把持爪間にある景品をつかむ力となる。このバネ107bの引っ張り強さを変えることで把持爪108の把持力を変更することができる。把持爪108の角度は爪108cを取りかえることでいろいろと変更でき、同図(A)では閉じる手前で、爪が上方向に向いており、同図(B)では把持爪が閉じた状態で爪は水平になっており、このように爪の角度、及び爪の大きさや形状は爪を取りかえることで変更可能である。
【0050】
図9は寝た状態の本願パッケージを把持しようとする景品把持部を示す説明図である。
パッケージPは台座4の長径部で切断した切断面を表しており、胴体部2及び尻尾部3の断面とビニール袋の断面が一点鎖線で描かれている。
背台紙60が景品展示室床面109に当接した状態で倒れた場合にパッケージPの重心は台座4の楕円の長径部4dにあり、この長径部4bは背中板61から両側に多少出ており、把持爪108をうまく操り、背中紙62の厚みの分、台座の長径部4dが浮いているので、ここの隙間に把持爪108をうまく掛けることで、バランスよくパッケージPを吊り上げることが可能となる。
【0051】
ここで本願発明のフィギュアのパッケージPを吊り上げられるように、把持爪108の両爪間の距離は開いた状態では、少なくともパッケージPの横幅以上に開くことができるようになっている。そして把持爪108がヘッダ90の下側を挟み吊り上げたり、あるいは紐95に把持爪108を入れて吊り上げたりする。さらには把持爪108が底保持台70を掴みやすいように左右側は延出片75、77が中央部にしか存在しておらず、底保持台70が把持爪108で把持しやすい構造になっているので、パッケージPが倒れている場合等には底保持台70を把持することもできるようになっている。さらには胴体部2あるいは尻尾部3間に把持爪108を掛けることも可能であり、そのためにビニール袋のヘッダ90までの空間に余裕が持たせてある。
【0052】
景品落下口110にパッケージPが縦方向に落ちる際には景品落下口110の縁には当らない大きさになっているが、パッケージPが寝かした状態で落下した際には景品落下口110は円形でありその直径はパッケージPの長さより短く、景品落下口110に掛け渡すように引っかかるようになっており、この場合は再度、景品把持部107を操作してパッケージPを景品落下口110に落す操作をしなければならない。
あるいはその設置店のルールとして景品落下口110に景品全体が載っていればOKにしてあれば店員を呼んで、取ってもらってもよい。それは各店舗で決めることで対応すればよいものとする。
【0053】
本願発明は上述した如く構成したことにより、各種のフィギュアを設計するにあたり、分割部を任意に選ぶことができ、接合構造を本体の輪郭に沿ったものにしないことで、分割断面の形状とは無関係にすることができる。ボス状の突起部の形状は分割部に合わせて大きさを変えるだけでできるので、金型の設計にあたり、ボス状の突起部の寸法を拡大、縮小するだけで済むので金型の設計図面の作成時間が短縮できる。
【0054】
さらに、分割部の接続部の設計図面を同一にすることで、今後発生するであろう他の商品への応用が利くのである。またフィギュアの組立てにあたり、本願の構造を採用することにより、接合が容易であり、接合面は平面によって両者が接合でき、且つ接合面が外皮の段差により隠すことができるので、接合部の構造上隙間等が見えず、気になることはない。
【0055】
さらに接合部の断面が円以外の形状の場合には、外皮の辺縁部が環状の段差になっていることで接合する両者の側面からみて前後方向へのネジレを解消することができるのである。なお、本願の分割構造による接合はボス状の突起部側の一定の丸みを設けることで、複数回の取り外しができるのである。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】軟質樹脂の恐竜のフィギュアが楕円形の台座に固定されている前方斜視図である。
【図2】フィギュアの胴体部と尻尾部の分割部の構造を示す斜視図である。
【図3】胴体部と尻尾部の分割部の概略図である。
【図4】フィギュアの胴体部と尻尾部の分割構造の組立て説明図である。
【図5】フィギュアのパッケージ梱包の斜視図である。
【図6】パッケージのみの斜視図である。
【図7】クレーンゲーム機へのフィギュアのパッケージの展示状態を示す斜視図である。
【図8】景品把持部の構造である。
【図9】景品把持部の構造と、パッケージとの関係を示す説明図である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
【0057】
1…フィギュア、
2…胴体部、
3…尻尾部、
4…台座、
5…保持台紙、
20…分割構造、
21…縁取部、
22…段差部、
23…平面部、
24…突起部、
24a…円柱体、
24b…外環、
24c…直角段差、
24d…円錐台、
24e…短平円柱、
24f…エッジ面、
24g…丸穴、
30…分割構造、
31…縁取部、
32…段差部、
33…平面部、
34…丸穴部、
34a…環状壁、
34b…縁取、
34c…リング状面、
40…分割線
50…保持棚、
60…背台紙、
70…底保持台、
80…内側後面、
90…ヘッダ、
100…クレーンゲーム機、
101…操作部、
102…コイン投入口、
103…クレジット表示部、
104…横方向操作ボタン、
105…後方向操作ボタン、
106…景品展示室、
107…景品把持部、
108…把持爪、
109…景品展示床面、
110…景品落下口、
111…景品取出口、
P…パッケージ
Claims (2)
- 樹脂製フィギュア本体を一方と他方に輪切り状に分割して造り、該樹脂製フィギュアの分割した一方と他方を結合させて組み立てるフィギュアにおいて、
前記分割は前記フィギュアの断面形状が円以外の形状となる部分で行われてなり、
前記フィギュアの一方の接続構造は、フィギュアの外皮側の輪郭に沿って形成された一方の縁取部と、前記断面の内側に形成された一方の平面部と、前記縁取部と前記平面部との間に接合方向に段差を有して前記外皮側輪郭に沿って設けられた一方の段差部と、前記平面部に設けられた突起部と、を有し、
前記フィギュアの他方の接続構造は、前記一方の縁取部に合致するようにフィギュアの外皮側の輪郭に沿って形成された他方の縁取部と、前記断面の内側に形成された他方の平面部と、前記他方の縁取部と前記他方の平面部の間に前記一方の段差部に対応して逆方向に段差を有して前記外皮側輪郭に沿って設けられた他方の段差部と、前記突起部に対応して前記他方の平面部に設けられた穴部と、を有し、
前記縁取部、前記段差部及び前記平面部のそれぞれ対応する部分が接触し前記外皮側輪郭に沿って互いに逆方向に設けられた段差が嵌合するように前記一方の接続構造と前記他方の接続構造とをつきあわせ、前記突起部を前記穴部に嵌合されることで前記分割された一方と他方の縁取部が合致する接合構造を有する、
ことを特徴とする樹脂製フィギュア。 - 請求項1において、
前記突起部は、
前記一方の平面部に設けた円柱体と、
該円柱体に同心円状に設けた該円柱体の外径より大きい径の外環体と、
から構成され、
前記穴部は、
前記他方の平面部に設けた内径が前記突起部の円柱体の外径で、高さが前記円柱体の高さの環状の開口とから構成され、
前記一方の突起部は、前記他方の穴部に嵌合する接合構造を有することを特徴とする樹脂製フィギュア。
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