JP4815195B2 - ジョブ実行管理方法、ジョブ実行管理システム及びジョブ実行管理プログラム - Google Patents
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従って、ジョブネットを設計してジョブを実行する場合には、設計したジョブネットで実際に試行して検証してから、実際にジョブを実施することが一般的であった(例えば、特許文献1参照。)。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のジョブ実行管理方法において、前記ジョブ実行管理システムは、ジョブ毎に、処理に要した実績時間に基づいて算出した予測処理時間に関するデータを記録する予測処理時間データ記憶手段と、遅くともジョブを完了させるべき最遅完了時刻を記録した最遅完了時刻データ記憶手段とを更に備え、前記管理コンピュータが、ジョブ毎に、前記ジョブの最遅完了時刻と、前記予測処理時間データ記憶手段に記録された予測処理時間に関するデータとに基づいて最遅処理開始時刻を算出し、この最遅処理開始時刻を実行優先度として前記ジョブ管理データ記憶手段に記録する最遅処理開始時刻記録段階を更に実行することを要旨とする。
ルを含めて実行に必要な入力ファイルの入力ファイル識別子と、実行により生成される出力ファイルの出力ファイル識別子と、実行優先度とを関連付けて記録したジョブ管理データ記憶手段と、ファイル識別子が付与されたファイルを記録するファイルデータ記憶手段と、各ジョブについて、ジョブが完了したときに出力されるファイルのファイル識別子に関連付けて、「完了」又は「未完了」を示す状態データが記録されるジョブ完了情報データ記憶手段と、各データ記憶手段を管理する管理コンピュータとを用いてジョブの実行管理を行なうジョブ実行管理システムであって、前記管理コンピュータが、前記ファイルデータ記憶手段において、実行条件となるファイル識別子を用いて、ジョブに関連するファイルの登録状況を検出するとともに、ジョブの実行を完了した場合、前記ジョブで生成されたファイルに、前記ジョブ管理データ記憶手段に登録された出力ファイルの出力ファイル識別子を付与し、前記ファイルデータ記憶手段に記録し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において、このジョブの状態データを「完了」に変更し、ジョブ完了情報データの状態データが「完了」になったジョブにより生成され、前記ファイルデータ記憶手段に新たに記録されたファイルのファイル識別子を特定するファイル特定手段と、前記特定したファイル識別子が入力ファイル識別子として前記ジョブ管理データ記憶手段に記録されたジョブを検索し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において状態データが「未完了」となっているジョブであって、実行可能なジョブを特定するジョブ検索手段と、実行可能なジョブについて、各ジョブの実行優先度に基づいてジョブを選択して実行を指示する実行指示手段と、前記ジョブの実行完了により生成されたファイルに対して、前記ジョブ管理データ記憶手段に記録されている出力ファイル識別子を付与して前記ファイルデータ記憶手段に記録するファイル記録手段と、予定されていた全ジョブが完了するまで、各ジョブの実行条件となる前記ファイル特定手段の処理から繰り返させる手段とを備えることを要旨とする。
ァイルに対して、前記ジョブ管理データ記憶手段に記録されている出力ファイル識別子を付与して前記ファイルデータ記憶手段に記録するファイル記録手段、予定されていた全ジョブが完了するまで、各ジョブの実行条件となる前記ファイル特定手段の処理から繰り返させる手段として機能させることを要旨とする。
請求項1、6又は11に記載の発明によれば、管理コンピュータは、ジョブプログラムが完了してファイルが生成されると、このファイルを入力ファイルとするジョブを検出し
、このジョブが実行可能となったかを監視する。管理コンピュータは、実行したジョブによりファイルが生成されると、上述した処理を管理コンピュータが繰り返す。このため、管理コンピュータは、ジョブを実行するためのファイルの有無に基づいて、自動的に次の実行できるジョブを決定する。従って、予めジョブを行なう順番(ジョブネット)を決定しなくても、効率よくジョブの処理を行なうことができる。また、管理コンピュータは、実行するために必要なファイルから次に実行するジョブを選択するため、1つのジョブの処理に遅れが生じても、ジョブの実際の処理状況に応じて効率よく処理を行なうことができる。また、実行可能となったジョブが複数ある場合には、実行優先度に基づいて実行するジョブを選択するので、優先度に応じて、より適切なジョブを選択することができる。更に、ジョブの追加、変更又は廃止を行なう場合にも、ジョブネットを考慮する必要がないので、追加、変更又は廃止が容易である。
本実施形態においてジョブを行なう管理コンピュータ20は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、通信手段等を有する。この管理コンピュータ20は、後述する処理(ファイル特定段階、ジョブ検索段階、実行指示段階、ファイル記録段階、及び最遅処理開始時刻記録段階等を含む処理)を行なう。そして、このためのジョブ実行管理プログラムを実行することにより、管理コンピュータ20は、ファイル特定手段、ジョブ検索手段、実行指示手段、ファイル記録手段、及び最遅処理開始時刻記録手段等として機能する。
ジョブ名データ領域には、ジョブを特定するためにジョブに付された名称に関するデータが記録される。このジョブ名を用いることにより、ジョブ制御言語で記載され、ジョブ記憶部(図示せず)に格納されたジョブを特定することができる。
最遅処理開始時刻データ領域には、そのジョブの処理を開始する期限に関するデータが記録される。この最遅処理開始時刻は、後述するようにジョブ実行情報の平均処理実績時間と、ジョブ実行条件とジョブ完了情報とから、最遅完了時刻以内に終了するために算出されるジョブ開始時刻である。ただし、このジョブがまだ1回も実行されていない場合には、最遅処理開始時刻は、ジョブ実行情報データ210に登録された予想処理時間と、ジョブ実行条件とジョブ完了情報とから算出される。
状態データ領域には、そのジョブの現在の状態に関するデータが記録される。この状態データは、初期状態では「実行条件待ち」を示すデータとなっており、実行条件が揃った時点で「実行待ち」を示すデータとなる。また、ジョブ実行中は「実行中」を示すデータ、完了時には「完了」を示すデータとなる。なお、この状態データは、ジョブの実行条件が揃ったとき、ジョブが実行されたとき又はジョブが完了されたときに、管理コンピュータ20により変更される。
実行条件種類データ領域には、ジョブの実行条件の種類を特定するためのデータが記録されている。このデータには、「ファイル」、「メッセージ」や「時刻」を示すデータなどがある。
ジョブ名データ領域には、ジョブを特定するためにジョブに付された名称に関するデータが記録される。
完了情報対象データ領域には、このジョブが完了したときに作成される完了情報対象に付与される識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、この識別子として、出力データの名称(例えば、ファイルを生成する場合には、生成したファイルのファイル名)が設定される。なお、本実施形態では、この完了情報対象データ領域に記録されたファイル名が、出力ファイルのファイル識別子に相当する。
制御情報データには、ジョブの状態データが含まれる。状態データ記憶領域には、ジョブの出力データとしての完了情報の状態データが記録される。本実施形態では、状態データとして「完了」又は「未完了」のデータが記録される。なお、常時存在する固定ファイルについては、初期段階で作成済みであるため、常に「完了」の状態データが記録されている。
する。ここで、ジョブ実行管理処理は、実行するジョブを管理するための処理である。ジョブ実行処理は、ジョブの実行時に行なわれる処理である。
まず、ジョブ実行管理処理について説明する。
管理コンピュータ20は、ジョブに関連するファイルのステータスを監視している(ステップS1−1)。具体的には、管理コンピュータ20は、ジョブ完了情報データ230の状態データが「完了」となったジョブにより生成されてファイルデータ記憶部25に新たに記憶されたファイルの有無や、入力システム30から入力されてファイルデータ記憶部25に新たに記憶されたファイルデータの有無など、ファイル等の登録状況を検出する。
更に、特定したジョブの完了情報対象を用いて実行可能なジョブを、ジョブ実行条件データ記憶部22に記録されたジョブ実行条件データ220を用いて特定する。このように、完了情報対象と、この完了情報対象によって実行可能なジョブの連鎖を、順次、特定していく。
なお、管理コンピュータ20は、予定されていた全ジョブのジョブ完了情報データ230の状態データが「完了」となった場合には、出力システム40に、その日に行なったジョブの結果を出力する。ここで、管理コンピュータ20は、ジョブがその日に行なわれるか否かは、ジョブ実行情報データ210の実行サイクルデータに基づいて判断する。
次に、ジョブの実行を指示したときに行なわれるジョブ実行処理について、図6を参照して説明する。
プS2−5)。具体的には、管理コンピュータ20は、処理が完了したジョブの今回の処理時間(実績時間)を処理時間データ記憶部に記録する。
・ 本実施形態では、ジョブ実行条件データ記憶部22には、ジョブの実行開始を制御するための条件に関するジョブ実行条件データ220が記録される。そして、管理コンピュータ20は、ファイルデータ記憶部25において、ジョブに関連するファイルのステータスを監視している(ステップS1−1)。そして、実行条件を満たすジョブがある場合(ステップS1−2において「YES」の場合)には、管理コンピュータ20は、システムのリソースが許容量以下かどうかを判断し、そのジョブの実行を指示する(ステップS1−6)。このため、予めジョブを行なう順番を決定しなくても、効率よくジョブの処理を行なうことができる。また、障害が発生してジョブの処理が予定より遅れた場合であっても、ジョブに用いるファイルの有無から実行可能な他のジョブがある場合にはこれを実行することができるため、ジョブの実際の処理状況に応じて効率よく処理を行なうことができる。また、ジョブの追加、変更又は廃止を行なう場合にも、ジョブネットを考慮する必要がないため、効率的にジョブを実行することができる。
○ 上記実施形態においては、ファイルデータ記憶部25に記憶されるデータは、入力システム30からのネットワーク伝送の他、テープ読取装置を用いて入力であってもよい。
3…ジョブ管理データ記憶手段及び最遅完了時刻データ記憶手段としてのジョブ完了情報データ記憶部、25…ファイルデータ記憶手段としてのファイルデータ記憶部。
Claims (11)
- 複数のジョブを一度に処理する場合のジョブ実行順番を定義したジョブネットを設計することなく、ジョブ毎に、他のジョブにより生成されたファイルを含めて実行に必要な入力ファイルの入力ファイル識別子と、実行により生成される出力ファイルの出力ファイル識別子と、実行優先度とを関連付けて記録したジョブ管理データ記憶手段と、ファイル識別子が付与されたファイルを記録するファイルデータ記憶手段と、各ジョブについて、ジョブが完了したときに出力されるファイルのファイル識別子に関連付けて、「完了」又は「未完了」を示す状態データが記録されるジョブ完了情報データ記憶手段と、各データ記憶手段を管理する管理コンピュータとを用いたジョブ実行管理システムを用いて、ジョブの実行管理を行なう方法であって、
前記管理コンピュータが、
前記ファイルデータ記憶手段において、実行条件となるファイル識別子を用いて、ジョブに関連するファイルの登録状況を検出するとともに、ジョブの実行を完了した場合、前記ジョブで生成されたファイルに、前記ジョブ管理データ記憶手段に登録された出力ファイルの出力ファイル識別子を付与し、前記ファイルデータ記憶手段に記録し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において、このジョブの状態データを「完了」に変更し、ジョブ完了情報データの状態データが「完了」になったジョブにより生成され、前記ファイルデータ記憶手段に新たに記録されたファイルのファイル識別子を特定するファイル特定段階と、
前記特定したファイル識別子が入力ファイル識別子として前記ジョブ管理データ記憶手段に記録されたジョブを検索し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において状態データが「未完了」となっているジョブであって、実行可能なジョブを特定するジョブ検索段階と、
実行可能なジョブについて、各ジョブの実行優先度に基づいてジョブを選択して実行を指示する実行指示段階と、
前記ジョブの実行完了により生成されたファイルに対して、前記ジョブ管理データ記憶
手段に記録されている出力ファイル識別子を付与して前記ファイルデータ記憶手段に記録するファイル記録段階とを実行し、
予定されていた全ジョブが完了するまで、各ジョブの実行条件となる前記ファイル特定段階の処理から繰り返させることを特徴とするジョブ実行管理方法。 - 前記実行優先度は、遅くともジョブを開始させるべき最遅処理開始時刻であることを特徴とする請求項1に記載のジョブ実行管理方法。
- 前記ジョブ実行管理システムは、ジョブ毎に、処理に要した実績時間に基づいて算出した予測処理時間に関するデータを記録する予測処理時間データ記憶手段と、
遅くともジョブを完了させるべき最遅完了時刻を記録した最遅完了時刻データ記憶手段とを更に備え、
前記管理コンピュータが、ジョブ毎に、前記ジョブの最遅完了時刻と、前記予測処理時間データ記憶手段に記録された予測処理時間に関するデータとに基づいて最遅処理開始時刻を算出し、この最遅処理開始時刻を実行優先度として前記ジョブ管理データ記憶手段に記録する最遅処理開始時刻記録段階を更に実行することを特徴とする請求項2に記載のジョブ実行管理方法。 - 前記実行指示段階は、前記ジョブ管理データ記憶手段に記録された入力ファイル識別子と出力ファイル識別子とを用いて関連付けられるジョブの連鎖を特定し、
前記連鎖の中に最遅完了時刻が設定されたジョブを検出した場合には、前記連鎖を構成するジョブの予測処理時間を取得して総計し、
この総計値を前記最遅完了時刻から差し引いて最遅処理開始時刻を算出することを特徴とする請求項3に記載のジョブ実行管理方法。 - 前記実行指示段階は、前記ジョブを行なうリソースの状況に基づいて前記実行の指示を行なうことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のジョブ実行管理方法。
- 複数のジョブを一度に処理する場合のジョブ実行順番を定義したジョブネットを設計することなく、ジョブ毎に、他のジョブにより生成されたファイルを含めて実行に必要な入力ファイルの入力ファイル識別子と、実行により生成される出力ファイルの出力ファイル識別子と、実行優先度とを関連付けて記録したジョブ管理データ記憶手段と、ファイル識別子が付与されたファイルを記録するファイルデータ記憶手段と、各ジョブについて、ジョブが完了したときに出力されるファイルのファイル識別子に関連付けて、「完了」又は「未完了」を示す状態データが記録されるジョブ完了情報データ記憶手段と、各データ記憶手段を管理する管理コンピュータとを用いてジョブの実行管理を行なうジョブ実行管理システムであって、
前記管理コンピュータが、
前記ファイルデータ記憶手段において、実行条件となるファイル識別子を用いて、ジョブに関連するファイルの登録状況を検出するとともに、ジョブの実行を完了した場合、前記ジョブで生成されたファイルに、前記ジョブ管理データ記憶手段に登録された出力ファイルの出力ファイル識別子を付与し、前記ファイルデータ記憶手段に記録し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において、このジョブの状態データを「完了」に変更し、ジョブ完了情報データの状態データが「完了」になったジョブにより生成され、前記ファイルデータ記憶手段に新たに記録されたファイルのファイル識別子を特定するファイル特定手段と、
前記特定したファイル識別子が入力ファイル識別子として前記ジョブ管理データ記憶手段に記録されたジョブを検索し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において状態データが「未完了」となっているジョブであって、実行可能なジョブを特定するジョブ検索手段と、
実行可能なジョブについて、各ジョブの実行優先度に基づいてジョブを選択して実行を指示する実行指示手段と、
前記ジョブの実行完了により生成されたファイルに対して、前記ジョブ管理データ記憶手段に記録されている出力ファイル識別子を付与して前記ファイルデータ記憶手段に記録するファイル記録手段と、
予定されていた全ジョブが完了するまで、各ジョブの実行条件となる前記ファイル特定手段の処理から繰り返させる手段とを備えることを特徴とするジョブ実行管理システム。 - 前記実行優先度は、遅くともジョブを開始させるべき最遅処理開始時刻であることを特徴とする請求項6に記載のジョブ実行管理システム。
- 前記ジョブ実行管理システムは、ジョブ毎に、処理に要した実績時間に基づいて算出した予測処理時間に関するデータを記録する予測処理時間データ記憶手段と、
遅くともジョブを完了させるべき最遅完了時刻を記録した最遅完了時刻データ記憶手段とを更に備え、
前記管理コンピュータが、ジョブ毎に、前記ジョブの最遅完了時刻と、前記予測処理時間データ記憶手段に記録された予測処理時間に関するデータとに基づいて最遅処理開始時刻を算出し、この最遅処理開始時刻を実行優先度として前記ジョブ管理データ記憶手段に記録する最遅処理開始時刻記録手段を更に実行することを特徴とする請求項7に記載のジョブ実行管理システム。 - 前記実行指示手段は、前記ジョブ管理データ記憶手段に記録された入力ファイル識別子と出力ファイル識別子とを用いて関連付けられるジョブの連鎖を特定し、
前記連鎖の中に最遅完了時刻が設定されたジョブを検出した場合には、前記連鎖を構成するジョブの予測処理時間を取得して総計し、
この総計値を前記最遅完了時刻から差し引いて最遅処理開始時刻を算出することを特徴とする請求項8に記載のジョブ実行管理システム。 - 前記実行指示手段は、前記ジョブを行なうリソースの状況に基づいて前記実行の指示を行なうことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1つに記載のジョブ実行管理システム。
- 複数のジョブを一度に処理する場合のジョブ実行順番を定義したジョブネットを設計することなく、ジョブ毎に、他のジョブにより生成されたファイルを含めて実行に必要な入力ファイルの入力ファイル識別子と、実行により生成される出力ファイルの出力ファイル識別子と、実行優先度とを関連付けて記録したジョブ管理データ記憶手段と、ファイル識別子が付与されたファイルを記録するファイルデータ記憶手段と、各ジョブについて、ジョブが完了したときに出力されるファイルのファイル識別子に関連付けて、「完了」又は「未完了」を示す状態データ完了情報が記録されるジョブ完了情報データ記憶手段と、各データ記憶手段を管理する管理コンピュータとを用いたジョブ実行管理システムを用いて、ジョブの実行管理を行なうプログラムであって、
前記管理コンピュータを、
前記ファイルデータ記憶手段において、実行条件となるファイル識別子を用いて、ジョブに関連するファイルの登録状況を検出するとともに、ジョブの実行を完了した場合、前記ジョブで生成されたファイルに、前記ジョブ管理データ記憶手段に登録された出力ファイルの出力ファイル識別子を付与し、前記ファイルデータ記憶手段に記録し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において、このジョブの状態データを「完了」に変更し、ジョブ完了情報データの状態データが「完了」になったジョブにより生成され、前記ファイルデータ記憶手段に新たに記録されたファイルのファイル識別子を特定するファイル特定手段と、
前記特定したファイル識別子が入力ファイル識別子として前記ジョブ管理データ記憶手
段に記録されたジョブを検索し、前記ジョブ完了情報データ記憶手段において状態データが「未完了」となっているジョブであって、実行可能なジョブを特定するジョブ検索手段と、
実行可能なジョブについて、各ジョブの実行優先度に基づいてジョブを選択して実行を指示する実行指示手段と、
前記ジョブの実行完了により生成されたファイルに対して、前記ジョブ管理データ記憶手段に記録されている出力ファイル識別子を付与して前記ファイルデータ記憶手段に記録するファイル記録手段、
予定されていた全ジョブが完了するまで、各ジョブの実行条件となる前記ファイル特定手段の処理から繰り返させる手段として機能させることを特徴とするジョブ実行管理プログラム。
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