JP4814670B2 - 子供のサイト閲覧申請可否判定方法 - Google Patents

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本発明は、インターネット上で子供に安全なホームページのみを閲覧させる際に子供のサイト閲覧申請に対して実の親に大きな負担を掛けさせずに子供の閲覧申請の可否を判定する技術に関する。
インターネット上にはさまざまな情報が氾濫しており、子供が関心を示す情報の中には子供にとって有害な情報も多々ある。このような有害な情報を提供するサイトから子供を守る方法として、有害な情報を含んでいると思われるキーワードを含むサイトを検出し、子供が閲覧できないようにするフィルタサービスがすでに一部のプロバイダーによって実用に供されている。しかし、この方法では、キーワードが一致する文字情報をブロックできても、キーワードが一致しない俗語や有害な画像情報をブロックできないという問題があり、また、フィルタの精度が低いために有害でないサイトまでブロックしてしまう場合があるという問題がある。
また、価値観の違いから親により子供にとって有害か無害かの判断が異なり、子供にとって有害なサイトを一律に決められないという問題もある。そのため子供が閲覧を希望するサイトをいちいち親が判定すれば確実であるが、親はいつも子供の傍に居られるわけではないので、この方法に依存することは現実的ではない。
このような問題点の所在に鑑み、下記特許文献1では、プロテクトがかかったサイトに対し、子供が閲覧を希望することをネットワークの管理者(たとえば親)に申請し、ネットワークの管理者が、当該サイトが子供の閲覧に相応しいかどうかを判断し、閲覧を承認するようにしたネットワーク管理者による子供のサイト閲覧希望承認方法が提案されている。
特開2004−110774号公報
しかしながら、上記特許文献1で提案されている方法をもってしても、プロテクトがかかったサイトに対する子供の閲覧申請について実の親(管理者)がその閲覧の可否を全て判断しなければならず実の親の負担が非常に大きいという課題があった。
上記のような課題を解決するために本発明は、子供のサイト閲覧承認申請に関して子供のサイト閲覧を管理する管理者(実の親)に過度の負担をかけることなく、子供のサイト閲覧承認/却下を子供のサイト閲覧端末画面に表示する子供のサイト閲覧申請可否判定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、コンピュータにより実行される、データ覧可否判定方法であって、コンピュータが、複数の利用者のうちの第1の利用者からの、データを管理する管理装置に格納された第1のデータの閲覧要求を受信し、前記利用者を示す利用者情報と、該利用者のデータ閲覧可否を管理する管理者を示す管理者情報と、該管理者が有する属性を特定する属性情報とが対応付けて格納された第1のデータベースを参照して、前記第1の利用者についての第1の利用者情報に対応付けられた第1の管理者情報を取得し、前記管理者情報に対応付けて当該管理者が当該管理者以外の管理者の属性情報として指定した基準属性情報が格納された第2のデータベースを参照して、前記第1の管理者情報に対応付けられた基準属性情報を取得し、前記第1のデータベースを参照して、取得された前記基準属性情報と一致する属性情報に対応付けられた、前記第1の管理者情報とは異なる第2の管理者情報を取得し、前記管理者情報に対応付けて前記データの閲覧可否判定基準が記憶された第3のデータベースを参照して、前記第2の管理者情報に対応付けられた閲覧可否判定基準を取得し、取得した前記閲覧可否判定基準に基づき前記第1のデータの閲覧可否を判定する
本発明によれば、管理者(実の親)に過大な負担を負わせることなく、子供(我が子)の閲覧にとって相応しいサイトの閲覧可否判定が可能となるという効果がある。
また、親もしくは該親が信頼できる他の親が実際にサイトを見て子供の閲覧可否を判断することになるので、管理者(親)の責任において有害なサイトを確実にブロックできるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法を実現するためのシステムの原理的構成を示すブロック図である。図1において本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法を実現するためのシステムは、大きくは、親側の端末1〜3と、子側の端末4〜6と、インターネットなどのネットワーク7と、リンクされた各種サイトのホームページ9の閲覧を可能にするウェブサーバ8と、ウェブサーバ8に接続される管理サーバ10と、管理サーバ10に接続されるデータベース20とから構成される。図1において本実施形態では親A(1)および子A(4)を便宜的に実親および我が子とし、親A(1)の信頼できる他の親を親B(2)および親C(3)であるとする。さらに信頼できる他の親B(2)および親C(3)に対する子はそれぞれ子B(5)および子C(6)であるとする。なお親B(2)および親C(3)は、少なくともそれぞれの子B(5)および子C(6)におけるサイト閲覧に係る閲覧承認・却下履歴が残され、本システムにおいて自分自身の閲覧承認・却下履歴の利用も含め他の親A(1)に子供のサイト閲覧に係る閲覧承認・却下履歴が利用される可能性を予め了承しているものとする。
管理サーバ10には、本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法を実現するために、親の承認判定基準設定処理部11と、我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理部12と、信頼できる他の親との個人属性一致度設定処理部13と、信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック基準設定処理部14と、信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理部15と、信頼できる他の親選択処理部16と、信頼できる他の親によるサイト閲覧承認可否判定処理部17と、実の親の承認可否判断処理部18とが設けられている。またデータベース20には、我が子の閲覧承認・却下履歴DB(図11参照)を含む閲覧履歴DB21と、子供DB22と、親DB23と、図14〜図22に例示される各種テーブル、すなわち、子供の学年テーブル、子供の学校種別テーブル、子供の性別テーブル、都道府県テーブル、居住地区テーブル、親の年齢層テーブル、親の職業テーブル、親の年収テーブル、親の最終学歴テーブル等が設けられている。
図2は本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法における管理者(実親)の承認判定基準設定処理を説明するためのフロー図である。図2においてまず我が子のサイト閲覧を管理する管理者(実親)が予め図1に示した管理サーバ10内の親の承認判定基準設定処理部11を起動して承認履歴の有効期限を1ヶ月〜6ヶ月で設定する(ステップ1)。なお図ではステップをSと略記する。以下の図においても同じである。次いで、管理者(実親)が信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック基準の設定を行う(ステップ2)。信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック基準の設定処理は図3で詳しく説明する。そして管理者(実親)が信頼できる他の親(他の管理者)との個人属性一致度の設定を行う(ステップ3)。信頼できる他の親(他の管理者)との個人属性一致度の設定処理は図4で詳しく説明する。以上の設定を行って、管理者(実親)の承認判定基準設定処理を終了する。
図3は、信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック基準の設定処理を説明するためのフロー図である。図3において管理者(実親)が予め図1に示した管理サーバ10内の信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック基準設定処理部14を起動して信頼できる他の親(他の管理者)の最低人数を2〜100人で設定する(ステップ11)。次いで、管理者(実親)が信頼できる他の親(他の管理者)による承認判定のための最小許容承認者百分率を50〜100%で設定する(ステップ12)。そして管理者(実親)が信頼できる他の親(他の管理者)による却下判定のための最小許容却下者百分率を50〜100%で設定する(ステップ13)。以上の設定を行って、信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック基準の設定処理を終了する。
図4は、信頼できる他の親(他の管理者)との個人属性一致度の設定処理を説明するためのフロー図である。図4において管理者(実親)として信頼できる他の親(他の管理者)との個人属性一致度の設定をするために図1に示した管理サーバ10内の信頼できる他の親との個人属性一致度設定処理部13は、まず個人属性選択項目n(ただしnは任意の選択項目を一般化したものである。以下、同じ)を参照する(ステップ21)。ここで図24に示される信頼できる他の親判定テーブルを参照するに、個人属性選択項目nとして、(1)子供の学年、(2)子供の性別、(3)学校種別、(4)都道府県、(5)居住地区、(6)親の年齢(層)、(7)親の職業、(8)親の年収、(9)最終学歴、などの選択項目が挙げられている。
次いで参照した選択項目nを要チェック項目に入れるかを判定する(ステップ22)。要チェック項目に入れない場合は、ステップ24に進み、要チェック項目に入れる場合は、ステップ23に進み、ステップ23において要チェック項目リストに追加する。そしてステップ24に進む。
ステップ24では、他に個人属性選択項目はあるかを判定する。他に個人属性選択項目があれば、ステップ21に戻り、再度、ステップ21〜ステップ24を繰り返す。他に個人属性選択項目がなければ、ステップ25に進み、ステップ25において要チェック項目nを参照する。
ステップ26では、ステップ25で参照した要チェック項目nは要完全一致かを判定する。ここで再び図24を参照する。図24において上述した個人属性選択項目nの上に、完全一致を要する項目として、子供の学年及び子供の性別が挙がっているので、本実施形態に係る管理者(実親)1は(1)子供の学年、(2)子供の性別、を完全一致を要する項目としていることが分る。子供の学年に関しては図14の子供の学年テーブルに示されるように学年別に学年IDが付与され、学年IDで区別できるようにしている。また子供の性別に関しては図16の子供の性別テーブルに示されているように子供の性別に性別IDを付与し、性別IDで区別できるようにしている。
ステップ26において要チェック項目nが要完全一致項目であれば、ステップ27に進み、ステップ27において要完全一致項目リストに追加する。そしてステップ28においてパラメーターを設定する。またステップ26において要チェック項目nが要完全一致項目でなければ、ステップ29に進み、ステップ29において任意項目リストに追加する。そしてステップ30においてパラメーターを設定する。ここでまた図24を参照する。図24において上述した個人属性選択項目nの上に、任意項目として、(3)学校種別、(4)都道府県、(5)居住地区、(6)親の年齢(層)、(7)親の職業、(8)親の年収、(9)最終学歴、が挙げられているので、本実施形態に係る管理者(実親)1はこれらを任意項目としているのが分る。なおパラメーターは、管理者(実親)1が信頼できる他の親(他の管理者)の個人属性一致度に係るファクタとして、例えば、都道府県、居住地区、職業、学歴などの項目中に展開される項目(図17、図18、図20、図22に示されるテーブルを参照)をID番号で選択・指示することである。
ステップ28およびステップ30におけるパラメーターの設定が済めば、ステップ31に進む。ス
テップ31では、他に要チェック項目はあるかを判定する。他に要チェック項目があれば、ステップ25に戻り、ステップ25〜ステップ31を繰り返す。他に要チェック項目がなければ、信頼できる他の親(他の管理者)との個人属性一致度の設定処理を終了する。
図26は個人属性一致度設定画面の例を示す図である。図26の画面例において、設定した項目には二重丸を付けることで、設定しない項目(一重丸)と区別している。また図27は子供(我が子)の学年設定画面を示す図である。設定する場合には、二重丸を付けることで設定しない項目(一重丸)と区別している。
図5Aおよび図5Bは、本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法における承認・却下判定処理を説明するためのフロー図である。図5Aおよび図5Bに示す判定処理を、図1の構成および図11〜図33の各DB、各種テーブル、および、各種表示画面を参照しながら説明する。図5Aおよび図5Bにおいて子供(我が子:子供A)4がサイトnの閲覧を申請する(ステップ41)。子供4が申請によりサイトを閲覧できるようにするには、図1に示した管理サーバ10に接続されているデータベース20内の親A(実親:管理者)1に係る親DB23に子供(我が子:子供A)4のIDが登録されていることが前提となる。図13は、図1の管理サーバ10に接続されている親DB23のデータ構造を示す図である。図13において親DB23は、レコードにおける親ID毎に氏名、都道府県ID、居住地区ID、年齢層ID、職業ID、年収ID、最終学歴ID、メールアドレス、複数の子供IDの項目を備え、各項目にデータが記録されている。すなわちこの子供IDに我が子4のIDが記述されている。また図12は、図1の管理サーバ10に接続されている子供DB22のデータ構造を示す図である。図12において子供DB22は、レコードにおいて親IDの元に展開される複数の子供IDを有し、その子供ID毎に氏名、学年、性別、学校種別、メールアドレスの項目を備え、各項目にデータが記録されている。
次に、我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理を行う(ステップ42)。我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理については図6で詳しく説明する。そしてステップ43では、閲覧申請されたサイトnが我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理で承認されているかを判定する。承認されていれば、すなわち図6における処理で承認フラグが立っていれば、図5Bのステップ53に跳ぶ。承認されていなければ、ステップ44に進む。ステップ44では、閲覧申請されたサイトnが我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理で却下されているかを判定する。却下されていれば、すなわち図6における処理で却下フラグが立っていれば、図5Bのステップ54に跳ぶ。却下されていなければ、すなわち図6における処理で保留フラグが立っていれば、ステップ45に進む。ステップ45では、信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック処理を行う。信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理については図7で詳しく説明する。
そしてステップ46では閲覧申請されたサイトnが信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理で承認されているか判定する。承認されていれば、図5Bのステップ53に跳ぶ。承認されていなければ、ステップ47に進む。ステップ47では、閲覧申請されたサイトnが信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理で却下されているか判定する。却下されていれば、図5Bのステップ54に跳ぶ。却下されていなければ、ステップ48に進む。ステップ48では閲覧申請されたサイトnが保留リストに追加される。次いで、他に見たいサイトはあるかを判定する(ステップ49)。他に見たいサイトがあればステップ41に戻り、ステップ41〜ステップ49を繰り返す。他に見たいサイトがなければ、図5Bのステップ50に進む。
図28は、子供(我が子)の閲覧申請画面例を示す図である。この場合、子供4はリンク選択されて表示されたホームページ一覧のタイトルをクリックすることで図1に示すウェブサーバ8にリンクされている各種サイトのホームページ9について閲覧申請することができる。本実施形態の説明では図28において一例として『ダイエットに役立つページ一覧』が表示され、その中から子供(我が子)4は、『3.食べながら痩せる私のダイエット法』、『2.私は10日間で10キロ痩せた!』、『1.スーパーダイエット』のタイトルを順に閲覧申請のためにクリックして行くものとする。
また図29ないし図31は、図28の閲覧申請画面に対する子供(我が子)へのシステムの応答画面例を示すものであり、図29は図28でクリックにより閲覧申請選択された『3.食べながら痩せる私のダイエット法』のタイトルに対する閲覧許可画面例であり、図30は図28でクリックにより閲覧申請選択された『2.私は10日間で10キロ痩せた!』のタイトルに対する閲覧却下画面例であり、図31は図28でクリックにより閲覧申請選択された『1.スーパーダイエット』のタイトルに対する親可否判断待ち画面例である。
図5Bのステップ50では、システムが実の親(我が子の管理者)に承認可否判断を依頼する。ステップ51では、依頼された承認可否判断について実親(管理者)が承認可否判断処理を行う。親(実親)の承認可否判断処理については図10で詳しく説明する。
ステップ51における親(実親)の承認可否判断処理において、親(実親)が承認したかを判定する(ステップ52)。親(実親)が承認していれば、ステップ53に進み、親(実親)が承認していなければ、ステップ54に進む。
ステップ53では、閲覧申請した子供(我が子:子供A)4へ閲覧承認を通知する。またステップ54では、閲覧申請した子供(我が子:子供A)4へ閲覧却下を通知する。ステップ55では、ステップ53における承認通知、および、ステップ54における却下通知に基づいて承認・却下履歴を記録・更新する。そして承認・却下判定処理を終了する。
図32は、実の親への承認可否判断依頼画面を示す図である。図32には3つのサイトについて実の親への承認可否判断依頼がなされ、それぞれに対する判断を二重丸によって示している。また図33は、子供(我が子)への承認・却下通知画面を示す図である。図32において実の親が判断した結果が図32の送信ボタンをクリックすることで子供(我が子)への承認・却下通知をシステムに行わせるようにしている。
図6は、本発明の実施形態に係る我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理を説明するためのフロー図である。図6において図1に示した管理サーバ10内の我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理部12は、閲覧履歴DB21内の我が子の閲覧承認・却下履歴DB(図11参照)を参照する(ステップ61)。我が子の閲覧承認・却下履歴DBは、図11に示されるように、レコードにおける子供ID毎に閲覧申請したことのあるサイトIDが展開され、そのサイトID毎に、サイトアドレス、承認・却下日、判定の各項目を備え、判定の項目において我が子の承認・却下履歴による判定、信頼できる他の親の承認・却下履歴による判定、実の親による判定、最終判定の各判定結果を承認・却下履歴として記録している。例えば図11においては、3つのサイトの閲覧申請が我が子の閲覧承認・却下履歴として記録されており、そのうち、サイトID「10001」は我が子の閲覧承認・却下履歴では保留扱いであったが信頼できる他の親の承認・却下履歴による承認を参酌して最終判定で承認という記録が残されており、またサイトID「25309」は我が子の閲覧承認・却下履歴では保留扱いにされ、さらに信頼できる他の親の承認・却下履歴でも保留扱いにされていたのを実の親による判定で承認され最終判定で承認という記録が残されており、またサイトID「66543」は我が子の閲覧承認・却下履歴では却下として取り扱われ、信頼できる他の親の承認・却下履歴についてはデータの記録はないが、最終判定で却下という記録が残されている例を示している。
つぎにステップ62では、当該サイトの承認・却下履歴があるかを判定する。当該サイトの承認・却下履歴がなければステップ66に進んで、ステップ66で保留フラグを立てて処理を終了する。また、当該サイトの承認・却下履歴があれば、ステップ63において承認かを判定する。ここで承認でなければステップ68に進んで、ステップ68で却下フラグを立てて処理を終了する。ステップ63で承認であれば、ステップ64に進み、ステップ64において予め設定した有効期限を超過しているかを判定する。因みに有効期限は図2に示した親の承認判定基準設定処理における図2のステップ1で管理者(実親)により1ヶ月〜6ヶ月に設定されているものである。
ステップ64による判定で予め設定した有効期限を超過していれば、ステップ65において承認済みリストより当該サイトの承認を削除する。そしてステップ66に進み、ステップ66において保留フラグを立てて処理を終了する。一方、ステップ64による判定で予め設定した有効期限を超過していなければ、ステップ67において承認フラグを立てて処理を終了する。
図7は、本発明の実施形態に係る信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理を説明するためのフロー図である。図7において図1に示した管理サーバ10内の信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理部15は、まず信頼できる他の親の選択処理を行う(ステップ71)。信頼できる他の親の選択処理は図8で詳細に説明する。次いで信頼できる他の親nの閲覧承認・却下履歴を参照する(ステップ72)。信頼できる他の親nの閲覧承認・却下履歴の中に当該サイトの承認・却下履歴があるかを判定する(ステップ73)。ステップ73で当該サイトの承認・却下履歴がなければステップ76に跳ぶ。またステップ73で当該サイトの承認・却下履歴があれば、ステップ74に進み、ステップ74において承認かを判定する。ステップ74で承認されていなければ、ステップ77に進み、ステップ77において当該サイトの閲覧を却下した信頼できる他の親のリストに追加する処理を行い、ステップ76に進む。ステップ74で承認されていればステップ75に進む。
ステップ75では、予め設定した有効期限を超過したかを判定する。有効期限は図2に示した親の承認判定基準設定処理における図2のステップ1で管理者(実親)により1ヶ月〜6ヶ月に設定されているものである。そしてステップ75による判定で予め設定した有効期限を超過していなければ、ステップ78に進み、ステップ78において当該サイトの閲覧を承認した信頼できる他の親のリストに追加する処理を行い、ステップ76に進む。ステップ75による判定で予め設定した有効期限を超過していれば、ステップ76に進む。
ステップ76では、他に信頼できる他の親はいるかを判定する。他に信頼できる他の親がいれば、ステップ72に戻り、ステップ72〜ステップ78を繰り返す。一方、他に信頼できる他の親がいなければ、ステップ79に進み、ステップ79において信頼できる他の親による当該サイト閲覧承認可否判定処理を行う。信頼できる他の親による当該サイト閲覧承認可否判定処理が済めば、信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理を終了する。なお、信頼できる他の親による当該サイト閲覧承認可否判定処理は図9で詳細に説明する。
図8は、本発明の実施形態に係る信頼できる他の親の選択処理を説明するためのフロー図である。図8において図1に示した管理サーバ10内の信頼できる他の親の選択処理部16は、システムに登録済みの他の親nを参照する(ステップ81)。システムに登録済みの他の親とは、図13に示された親DB(図1の親DB23参照)に登録されている親IDを有する実親以外の者である。親DBは、レコードにおける親ID毎に氏名、都道府県ID、居住地区ID、年齢層ID、職業ID、年収ID、最終学歴ID、メールアドレス、複数の子供IDについての項目を有し、各項目にデータが記録されている。なお、図13では他の親は、実際には多数存在するのであるが、具体例としては1名だけしか例示していない。
ステップ82では、参照した他の親nの個人属性項目と実親(管理者)の個人属性項目とにおいて設定した完全一致項目が合致するかを判定する。合致しなければ、ステップ86に跳ぶ。一方、合致すればステップ83に進み、ステップ83において個人属性一致度が設定以上かを判定する。個人属性一致度が設定以上でなければステップ86に跳び、個人属性一致度が設定以上であればステップ84に進む。
ここで個人属性一致度について説明を補足する。個人属性の一致度を判定する前提として、ポイントについて説明する。本実施形態に係るポイントとは、信頼できる他の親の個人属性項目と親(実親)の個人属性項目とが一致すれば1ポイントとして加点し、一致しなければ加点しないようにして、ポイントの合計が所定値を超えるか否かを基準にして親(実親)が信頼できる他の親であるか否かを判定するものである。参考までに図23は、信頼できる他の親の個人属性一致度判定基準となるポイントの付け方を示す表である。図23では、子供の学年、子供の性別、子供の学校種別、都道府県、居住地区、親の職業、親の年齢層、親の年収、親の最終学歴、などの個人属性項目のそれぞれにおいて一致していれば、1ポイントを加点し、一致していなければポイントを加点しない、というポイントの加点法を用いている。
図14〜図22には、各種テーブルすなわち、子供の学年テーブル(図14)、子供の学校種別テーブル(図15)、子供の性別テーブル(図16)、都道府県テーブル(図17)、居住地区テーブル(図18)、親の年齢層テーブル(図19)、親の職業テーブル(図20)、親の年収テーブル(図21)、親の最終学歴テーブル(図22)が示されている。
個人属性一致度の設定は、信頼できる他の親であるか否かを判定するために親(実親)は個人属性項目で完全一致することを要する項目で完全一致することを前提に、任意の項目におけるポイント合計数を所定値(ここでは、3)以上とし、任意項目における合計ポイント数が所定値以上であれば信頼できる他の親であると判定している。図24に示す例では、他の親IDが「3571」の信頼できる他の親候補は、任意項目では親の年齢(層)、最終学歴の項目におけるポイント加点があるけれどもそれ以外にはポイント加点が無いため任意項目における合計ポイント数は2で、合計ポイント数3に満たないため信頼できる他の親であるとは判定されていない。
図8の説明に戻って、ステップ84では、サイト閲覧承認履歴一致度が設定以上かを判定する。サイト閲覧承認履歴一致度が設定以上でなければステップ86に進み、サイト閲覧承認履歴一致度が設定以上であればステップ85に進む。サイト閲覧承認履歴一致度の設定は、例えば、実の親1により一致度90%以上を目安に予め設定しておくものとする。サイト閲覧承認履歴一致度は本来完全一致が望ましいが、そうすると信頼できる他の親の母数を確保できなくなる恐れがあるのを考慮して適当な百分率、例えば一致度90%、でもって設定する。ステップ85では、信頼できる他の親リストに追加する処理を行い、ステップ86に進む。ステップ86では、他に登録済みの他の親はいるかを判定する。登録済みの他の親がいれば、ステップ81に戻り、ステップ81〜ステップ86を繰り返す。登録済みの他の親がいなければ、信頼できる他の親選択処理を終了する。
図9は、本発明の実施形態に係る信頼できる他の親による当該サイト閲覧承認可否判定処理を説明するためのフロー図である。図9において図1に示した管理サーバ10内の信頼できる他の親によるサイト閲覧承認可否判定処理部17は、まず当該サイトの閲覧承認・却下履歴のある信頼できる他の親リストを参照する(ステップ91)。次いでステップ92では、承認・却下履歴のある信頼できる他の親の数は設定以上かを判定する。信頼できる他の親の数が設定以上でなければ、ステップ97に進み、ステップ97において保留フラグを立てて処理を終了する。一方、信頼できる他の親の数が設定以上であれば、ステップ93に進む。
ステップ93では、承認した親は設定した百分率以上かを判定する。ここで承認に係る設定した百分率とは、図3に示した信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック基準の設定処理における図3のステップ12で設定した承認判定のための最小許容百分率のことである。設定した百分率以上であれば、ステップ94に進み、ステップ94において承認フラグを立てて、処理を終了する。一方、設定した百分率以上でなければ、ステップ95に進み、ステップ95において、却下した親は設定した百分率以上かを判定する。ここで却下に係る設定した百分率とは、図3に示した信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック基準の設定処理における図3のステップ13で設定した却下判定のための最小許容百分率のことである。そして、設定した百分率以上であれば、ステップ96に進み、ステップ96において却下フラグを立てて、処理を終了する。一方、設定した百分率以上でなければ、ステップ97に進み、ステップ97において保留フラグを立てて、処理を終了する。
図25は信頼できる他の親グループによるサイト閲覧承認可否判定処理結果を示す表であり、閲覧申請のあったサイトIDについて、信頼できる他の親グループ(図25の例では10人)が下した承認・却下の判定に基づいてそれぞれ百分率を求め、図3のステップ12、ステップ13で予め設定した所定の百分率(これを例えば70%とする)を超えているかを判定し、却下について求めた百分率(図25の例では20%)は70%に満たないが、承認について求めた百分率(図25の例では80%)が70%を超えていることで信頼できる他の親グループによるサイト閲覧承認可否判定処理で『承認』判定したことを表している。なお、図25の承認、却下の欄における‘1’はフラグを示し、図25の合計欄はフラグの総数を示している。
図10は、本発明の実施形態に係る親(実親)の承認可否判断処理を説明するためのフロー図である。図10においてシステム(図1に示した管理サーバ10内の実の親の承認可否判断処理部18)から親1に承認可否判断を依頼する(ステップ101)(図32参照)。依頼された親1は、承認可否判断依頼リスト、すなわち保留リスト、にあるサイトnを参照する(ステップ102)。ステップ103では、承認可否判断する親1が実際にサイトnを見て子供が閲覧するのを承認かを判定する。承認であればステップ104に進み、ステップ104において承認フラグを立てる。そしてステップ106に進む。一方、承認でなければステップ105に進み、ステップ105において却下フラグを立てる。そしてステップ106に進む。ステップ106においては、他に承認可否判断待ち(サイト)があるかを判定する。他に承認可否判断待ち(サイト)があれば、ステップ102に戻り、ステップ102〜ステップ106を繰り返す。一方、他に承認可否判断待ち(サイト)がなければ、親(実親)の承認可否判断処理を終了する。上記において「承認フラグ」、「却下フラグ」を立てるということは、図32における依頼画面で親1が承認又は却下の判断をしてそのどちらかに二重丸を付し送信ボタンを押すことで、システムすなわち図1に示した管理サーバ10内の実の親の承認可否判断処理部18でフラグ処理されるものである。
以上説明したことを概観すれば本発明は以下のような構成を備えるものである。
(付記1)子供のサイト閲覧可否を管理する管理者が子供のサイト閲覧承認の判定基準を予め設定する過程と、子供がインターネット上のあるサイトを閲覧申請した場合に前記管理者のサイト閲覧承認・却下履歴を参照する過程と、前記管理者の前記サイト閲覧承認・却下履歴に当該サイトが存在すれば前記閲覧申請を自動的に承認する過程と、前記管理者の前記サイト閲覧承認・却下履歴に当該サイトが存在しなければ前記管理者が設定した前記サイト閲覧承認の判定基準に合致する他の子供のサイト閲覧可否を管理する他の管理者グループのサイト閲覧承認・却下履歴を参照する過程と、前記他の管理者グループのサイト閲覧承認・却下履歴の参照の結果、前記管理者が予め設定した承認条件を満たす前記他の管理者グループが承認していれば自動的に承認し、前記管理者が予め設定した却下条件を満たす前記他の管理者グループが却下していれば自動的に却下し、前記管理者が予め設定した承認又は却下の条件をどちらも満たさないときまたは前記他の管理者グループによる閲覧承認・却下履歴に関する情報が得られなかったときのみ前記管理者に閲覧可否判断を依頼し前記管理者による閲覧可否判断を受領する過程と、を含むことを特徴とする子供のサイト閲覧申請可否判定方法。
(付記2)前記管理者が予め設定する前記サイト閲覧承認の判定基準は、判定に必要な、過去の承認・却下履歴の有効期限、前記他の管理者による承認又は却下の総数、および、前記他の管理者との個人属性一致度、について設定するものであることを特徴とする付記1に記載の子供のサイト閲覧申請可否判定方法。
(付記3)前記他の管理者グループは、前記管理者が設定した個人属性一致度の選択項目の中から指定した完全一致項目で一致することを前提に他の任意の選択項目について一致する合計数が所定以上であるという条件をクリアした他の管理者から選ばれるものであることを特徴とする付記1に記載の子供のサイト閲覧申請可否判定方法。
(付記4)前記管理者が予め設定した承認又は却下の条件をどちらも満たさないときまたは前記他の管理者グループによる閲覧承認・却下履歴に関する情報が得られなかったとき若しくは有効期限を超過しているときは、保留リストに入れて前記管理者に閲覧可否判断を依頼する過程を含むことを特徴とする付記1に記載の子供のサイト閲覧申請可否判定方法。
(付記5)前記管理者が予め設定した却下条件を満たす前記他の管理者グループが却下していても、すぐには却下とせず、前記保留リストに入れることを特徴とする付記4に記載の子供のサイト閲覧申請可否判定方法。
本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法を実現するためのシステムの原理的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法における管理者(実親)の承認判定基準設定処理を説明するためのフロー図である。 信頼できる他の親(他の管理者)の閲覧承認・却下履歴チェック基準の設定処理を説明するためのフロー図である。 信頼できる他の親(他の管理者)との個人属性一致度の設定処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法における承認・却下判定処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る子供のサイト閲覧申請可否判定方法における承認・却下判定処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る信頼できる他の親の選択処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る信頼できる他の親による当該サイト閲覧承認可否判定処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る親(実親)の承認可否判断処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施形態に係る我が子の閲覧承認・却下履歴DBのデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る子供DBのデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る親DBのデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る子供の学年テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る子供の学校種別テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る子供の性別テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る都道府県テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る居住地区テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る親の年齢層テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る親の職業テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る親の年収テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る親の最終学歴テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る信頼できる他の親の個人属性一致度判定基準となるポイントの付け方を示す表である。 本発明の実施形態に係る信頼できる他の親判定テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る信頼できる他の親グループによるサイト閲覧承認可否判定処理結果を示す表である。 本発明の実施形態に係る個人属性一致度設定画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る子供(我が子)の学年設定画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る子供(我が子)の閲覧申請画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る閲覧許可画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る閲覧却下画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る親可否判断待ち画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る実の親への承認可否判断依頼画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る子供(我が子)への承認・却下通知画面を示す図である。
符号の説明
1 親A(実親:管理者)
2 親B(信頼できる他の親:他の管理者)
3 親C(信頼できる他の親:他の管理者)
4 子A(我が子)
5 子B(信頼できる他の親Bの子)
6 子C(信頼できる他の親Cの子)
7 ネットワーク
8 ウェブ(Web)サーバ
9 各種サイトのホームページ
10 管理サーバ
11 親の承認判定基準設定処理部
12 我が子の閲覧承認・却下履歴チェック処理部
13 信頼できる他の親との個人属性一致度設定処理部
14 信頼できる他の親の閲覧承認・却下履歴チェック基準設定処理部
15 信頼できる他の親の承認・却下履歴チェック処理部
16 信頼できる他の親選択処理部
17 信頼できる他の親によるサイト閲覧承認可否判定処理部
18 実の親の承認可否判断処理部
20 データベース
21 閲覧承認DB
22 子供DB
23 親DB

Claims (3)

  1. コンピュータが、
    複数の利用者のうちの第1の利用者からの、データを管理する管理装置に格納された第1のデータの閲覧要求を受信し、
    前記利用者を示す利用者情報と、該利用者のデータ閲覧可否を管理する管理者を示す管理者情報と、該管理者が有する属性を特定する属性情報とが対応付けて格納された第1のデータベースを参照して、前記第1の利用者についての第1の利用者情報に対応付けられた第1の管理者情報を取得し、
    前記管理者情報に対応付けて当該管理者が当該管理者以外の管理者の属性情報として指定した基準属性情報が格納された第2のデータベースを参照して、前記第1の管理者情報に対応付けられた基準属性情報を取得し、
    前記第1のデータベースを参照して、取得された前記基準属性情報と一致する属性情報に対応付けられた、前記第1の管理者情報とは異なる第2の管理者情報を取得し、
    前記管理者情報に対応付けて前記データの閲覧可否判定基準が記憶された第3のデータベースを参照して、前記第2の管理者情報に対応付けられた閲覧可否判定基準を取得し、
    取得した前記閲覧可否判定基準に基づき前記第1のデータの閲覧可否を判定する
    ことを特徴とするデータ覧可否判定方法。
  2. 前記第1のデータベースには、前記管理者情報に対応付けて複数の属性情報が格納され、
    前記第2のデータベースには、前記管理者情報に対応付けられた複数の属性情報の中から当該管理者が指定した属性情報が前記基準属性情報として格納され、
    前記コンピュータは、
    前記第2のデータベースを参照して、前記第1の管理者情報に対応付けられた前記基準属性情報を取得し、
    前記第1のデータベースを参照して、取得された前記基準属性情報と一致する属性情報に対応付けて格納された前記第2の管理者情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ覧可否判定方法。
  3. 前記第3のデータベースには、前記データの閲覧可否判定基準に対応付けて当該閲覧可否判定基準の設定日が格納され、
    前記コンピュータは、
    前記第3のデータベースを参照して、取得した前記閲覧可否判定基準のうち、当該閲覧可否判定基準に対応付けられた前記設定日が所定の有効期限内である閲覧可否判定基準に基づき、前記第1のデータの閲覧可否を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ覧可否判定方法。
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