JP4813477B2 - 生体情報入出力装置、生体情報提示装置、生体情報入出力方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

生体情報入出力装置、生体情報提示装置、生体情報入出力方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、歩数、体重、心拍、血圧などの生体情報を入出力する装置に関する。
近年、病院などへ通うことなく、日常生活の中で個人の生体情報を簡易に測定し、健康管理などに役立てる機器やサービスが普及しつつある。具体的には、例えば、歩数計や体重計に体脂肪率測定機能が付加された機器がある。また、非特許文献1:オムロンヘルスケア株式会社、「オムロン ヘルスカウンタHJ−710IT」、[online]、2004年4月23日、オムロンヘルスケア株式会社、[平成17年5月8日検索]、インターネット<URL:http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hj_index.html>には、血圧計や脈拍計などのより専門的な測定を行う一般家庭向け機器が開示されている。
また、インターネットの家庭への普及も急速に進展しており、しかもブロードバンド接続が一般的になってきたことから、例えば特許文献1:日本国公開特許公報「特開平2004−321373号公報(2004年11月18日公開)」では、家庭と医療機関をネットワーク接続し、測定機器で測定した生体情報測定結果をもとに、遠隔診断などに利用することが提案されている。
生体情報は、その性質上それぞれの個人に属する情報であるため、その表示を行う際には、その機器を使用しているユーザに応じて、生体情報を転送する必要がある。また、生体情報は、その情報の種類や内容に応じてプライバシー性が異なり、他人に見られてもいい場合と良くない場合がある。つまり、本人だけが見ることが可能な情報と複数人が見ることが可能な情報があるが、これらを解決する提案はなされていない。
また、疾病を抱えた人(例えば高血圧など)は、日々の測定データを蓄積する必要性に迫られており、生体情報を測定する動機が高いといえる。しかしながら、多くの健常者は特段の動機を持続しつづけない限り、測定機器購入当初は頻繁に測定するものの、やがて測定頻度が落ち、最終的には利用しなくなる可能性が高い。上記の非特許文献1および特許文献1ともに、測定・結果参照・行動へのフィードバックが利用者の要求に応じて行われるため、自発性が乏しい場合には測定が継続されないという課題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、機器を使用するユーザや情報に応じて生体情報を出力する装置を提供することにある。さらに本発明の第二の目的は、使用者が積極的に操作することなく自分の生体情報を確認できる装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、生体情報を使用者に提示するために入出力する生体情報入出力装置であって、生体情報を使用者と対応付けて記憶する生体情報記憶手段と、機器を使用者と対応付けて記憶する機器情報記憶手段と、生体情報記憶手段に記憶された生体情報を読み出して機器に生体情報を出力する生体情報出力手段と、を含み、生体情報出力手段は、機器に対応付けられている使用者に基づいて、機器に生体情報の出力を行う。
上記の構成によれば、機器に対応付けられた使用者に応じて、生体情報が機器に出力されるため、ユーザは自分の生体情報を指定する必要が無い。
また、上記課題を解決するために、生体情報を使用者に提示する生体情報提示装置であって、通信により生体情報を取得する通信手段と、通信手段により取得された生体情報を使用者に提示する生体情報提示手段と、を含み、生体情報提示手段は、電源の投入あるいは現在時刻に応じて、生体情報を取得し生体情報提示手段により使用者に提示する。
上記の構成によれば、使用者は日常生活の日常動作により生体情報に意識を払うことが可能となる。
また、上記課題を解決するために、生体情報を使用者に提示するために入出力する生体情報入出力方法であって、生体情報を使用者情報と対応付けて記憶する生体情報記憶ステップと、機器を使用者と対応付けて記憶する機器情報記憶ステップと、生体情報記憶手段に記憶された生体情報を、機器に対応付けられている使用者に基づいて機器に生体情報を出力する、生体情報出力ステップと、を含む。
生体情報入出力装置、生体情報測定装置、生体情報提示装置の接続および機能的構成を示した図である。 生体情報入出力装置で生体情報を記憶するフローを示した図である。 生体情報入出力装置の生体情報記憶部で記憶されている生体情報の一例を示した図である。 生体情報入出力装置の機器情報記憶部で記憶されている機器情報の一例を示した図である。 生体情報入出力装置の使用者情報記憶部で記憶されている使用者情報の一例を示した図である。 生体情報入出力装置の生体情報秘匿性記憶部で記憶されている生体情報の秘匿性情報の一例を示した図である。 生体情報入出力装置の生体情報秘匿性記憶部で記憶されている生体情報の優先秘匿性情報の一例を示した図である。 生体情報入出力装置の処理フローを示した図である。 生体情報入出力装置の出力用生体情報の生成処理フローを示した図である。 生体情報提示装置の処理フローを示した図である。 生体情報提示装置(テレビ)の提示例を示した図である。 生体情報提示装置の処理フローを示した図である。 生体情報提示装置(携帯電話)の提示例を示した図である。 生体情報提示装置(テレビ)の提示例を示した図である。 生体情報提示装置(テレビ)の提示例を示した図である。 生体情報提示装置における生体情報提示処理のフローを示した図である。 生体情報提示装置(テレビ)の提示例を示した図である。
〔第1の実施の形態〕
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施の形態について説明する。なお、以下の説明に用いる図面は、同一の部品または同一の機能のものについては同一の符号を付してある。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態で例示する生体情報入出力装置1010および生体情報提示装置1020の機能構成図である。
図のように、生体情報を測定する生体情報測定装置1040と、生体情報測定結果を測定者に提示する生体情報提示装置1020と、前記生体情報測定装置1040で測定された生体情報測定結果を前記生体情報提示装置1020に出力する生体情報入出力装置1010とからなる。
前記生体情報測定装置1040は歩数、体重、体脂肪率、血圧、心拍など、一つまたは複数のさまざまな生体に関する情報を測定することが可能な装置である。最近では、測定機能単体としての装置だけにとどまらず、携帯電話に歩数計機能が付加されたもの等もある。生体情報測定装置1040は測定結果を所定のタイミングで生体情報入出力装置1010に転送する。ここで所定のタイミングとは、測定後すぐであったり、ある程度測定データを蓄積した後(1時間や1日)であったり、測定頻度や測定データの意味などを鑑みてさまざまな場合がありうる。
図に示したように、まず、生体情報入出力装置1010は、外部の前記生体情報測定装置1040より生体情報を取得する生体情報取得部1011と、前記生体情報取得部より取得された生体情報をその種別情報および使用者情報と対応付けて記憶する生体情報記憶部1013と、前記生体情報提示装置1020や前記生体情報測定装置1040の所有者情報や秘匿性(例えば当該機器の公私情報)といった機器情報を記憶する機器情報記憶部1014と、前記生体情報記憶部1013に記憶された各種生体情報の種別ごとの秘匿性を記憶した生体情報秘匿性記憶部1015と、性別や生年月日などの年齢に関する情報を記憶した使用者情報記憶部1016と、前記生体情報記憶部1013に記憶された生体情報を読み出し、前記生体情報提示装置1020に出力する生体情報出力部1012により構成される。なお、生体情報出力部1012は、前記機器情報記憶部1014に記憶された出力先である前記生体情報提示装置1020の所有者情報および前記生体情報提示装置1020の秘匿性と、前記生体情報秘匿性記憶部1015に記憶されている前記生体情報の使用者および前記生体情報の種別に基づく前記生体情報の秘匿性に基づいて、該生体情報の出力可否を含めた出力態様を決定し、該出力態様に従って生体情報を出力する。
次に、前記生体情報提示装置1020は、前記生体情報入出力装置1010と通信し生体情報の取得等を行う通信部1021と、現在時刻の計測を行う計時部1022と、取得された生体情報を出力する生体情報提示部1023と、ボタンやリモコンにより使用者の操作の入力を受け付ける操作入力部1024と、生体情報を前記生体情報提示部1023により使用者に提示するかどうかを判定する生体情報提示判定部1025により構成される。なお、前述の各装置は、中央処理装置や記憶装置などからなるマイクロコンピュータを含んで構成され、後述する動作は該記憶装置に記憶されたプログラムにより実現されるものとする。
図2に、前記生体情報取得部1011が、前記生体情報測定装置1040より生体情報を取得し、前記生体情報記憶部1013に記憶するフローを示す。まず、前記生体情報取得部1011は、前記生体情報測定装置1040から生体情報の受信が無いかを待機する(S201)。前記生体情報測定装置1040より生体情報を受信すると(S201でYes)、前記受信した生体情報を、前記生体情報記憶部1013へ記憶する(S202)。
図3に、生体情報入出力装置1010の前記生体情報記憶部1013に記憶されている生体情報の一例を示す。図に示したように、それぞれの生体情報は、前記生体情報記憶部1013における生体情報の識別子301、その生体情報が測定された測定日時302、その生体情報の使用者(生体情報の主)である使用者303、測定機器304、生体情報そのものである測定データ305、生体情報の種別を表す情報ID306と対応付けられて前記生体情報記憶部1013に記憶されている。
図4に、前記生体情報入出力装置1010の前記機器情報記憶部1014に記憶されている機器情報の一例を示す。図に示したように、それぞれの機器情報は、前記機器情報記憶部1014における機器情報の識別子401、その機器が置かれている場所を示す設置場所情報402、機器の種別を示す種別情報403、その機器の所有者を示す所有者情報、その機器が共用のものであるのかそれともプライベートな私用のものであるのかといった機器の秘匿性を示す公私情報405と対応付けられて前記機器情報記憶部1014に記憶されている。例えば、図1に示した前記生体情報提示装置(テレビ)1020Aは、図4の機器ID401が1のテレビなどが該当し、同様に1020Bは、機器ID401が11〜14の携帯電話などが該当し、前記生体情報測定装置(体重計)は、機器ID401が6の体重計などが該当する。
なお、前記S202において、前記生体情報測定装置1040より受信した生体情報を前記生体情報記憶部1013に記憶する際には、前記機器情報記憶部1014に記憶されている前記生体情報測定装置1040の前記所有者情報を、受信した生体情報の前記使用者情報として対応付けて記憶を行う。もちろん、前記所有者情報が共有であった場合には、前記生体情報測定装置1040は測定時に使用者を判別して測定した生体情報と対応付けて記憶しておき、該使用者情報を共に前記生体情報測定装置1040より受信して前記使用者情報として設定しても良い。あるいは、取得した生体情報の特性からその使用者を特定することが可能であれば、生体情報に基づいて特定された使用者を前記使用者情報として対応付けても良い。
図5に、前記生体情報入出力装置1010の前記使用者情報記憶部1016に記憶されている使用者に関する情報の一例を示す。図に示したように、それぞれの使用者情報は、使用者303と、その使用者の性別を表す性別502と、使用者の年齢に関する情報として生年月日503と、その使用者がかかっている疾患504、などの情報と対応付けられて記憶されている。
前記生体情報秘匿性記憶部1015には、各種生体情報の秘匿性情報と優先秘匿性情報が記憶されている。図6に、前記生体情報秘匿性記憶部1015に記憶されている各種生体情報の秘匿性情報の一例を示す。図に示したように、それぞれの生体情報は、前述の情報ID306により分類されており、情報ID306ごとにその情報の種別を示す情報種別602、性別によってプライバシーが変化する場合にその性別を指定する性別603、本人にのみ提示するべきものであるかをYesとNoの2値で示すプライバシー604、と対応付けられて記憶されている。
さらに、上述の生体情報秘匿性記憶部1015には、検出された生体情報より判定できる使用者の容態が緊急を要する場合や深刻な場合に、前述の秘匿性情報に優先して判断される優先秘匿性情報が記憶されている。図7に、前記生体情報秘匿性記憶部1015に記憶されている優先秘匿性情報の一例を示す。図に示したように、優先秘匿性情報を持つそれぞれの生体情報の情報ID306毎に、優先プライバシーが発生する優先条件703と、優先された場合の優先プライバシー704と対応付けられて記憶されている。
図8に、生体情報入出力装置1010が行う、前記生体情報提示装置1020からの生体情報取得要求に対する処理フローを示す。生体情報入出力装置1010は、前記通信部1021において、生体情報提示装置1020からの要求の受信を待つ(S801)。要求を受信した場合(S801でYes)、該生体情報提示装置1020で提示するための出力用生体情報の生成を行う。(S802)。本処理の詳細については後述する。次に、生成された出力用生体情報を、前記通信部1021を介して、該生体情報提示装置1020に出力し(S803)、再び、S801に戻る。
図9に、前記生体情報入出力装置1010の生体情報出力部1012が行う出力用生体情報の生成処理(S802)の詳細な動作フローを示す。まず、S1101において、前記機器情報記憶部1014より生体情報転送要求を行った生体情報提示装置1020の所有者情報を取得する。次に、S1102において、前記取得された所有者情報に基づいて、前記生体情報記憶部1013に記憶された生体情報を検索し、当該所有者情報の生体情報の取得を行う。なお、所有者情報が未設定であり、前記機器情報記憶部1014に記憶された公私情報405が「共用」であった場合には、全使用者の生体情報を検索するものとする。また、検索対象とする生体情報は、現在時刻から一定期間内、ここでは1週間分としている。次に、S1103において、後述する判定処理が行われていない生体情報があるかどうかを調べる。未判定の検索結果があった場合は(S1103でNo)、S1104に進み、未判定の生体情報の一つを選択し、該生体情報を判定済みに変更する。
次に、S1105に進み、前記生体情報秘匿性記憶部1015に記憶された秘匿性情報を参照して、S1104で選択された生体情報のプライバシー604を取得する。続いて前記生体情報秘匿性記憶部1015の優先秘匿性情報にリストされた生体情報であれば、生体情報の測定データより優先条件703を判断し、優先条件に該当する場合は、前述のプライバシーの値を破棄して優先プライバシー704の値を採用し、プライバシーが「No」であれば、クリアしていると判断する。これらの結果、プライバシーが「Yes」の場合は、前記機器情報記憶部1014より機器情報の公私情報が「私用」でかつ所有者情報が、該生体情報の使用者情報のみであった場合にクリアと判断し、それ以外の場合は、クリアしていないと判断する。
S1105において秘匿性をクリアしていると判断した場合(S1105でYes)、S1106に進み、該生体情報を出力リストに追加する処理を行い、S1103に戻る。S1105において秘匿性をクリアしていないと判断した場合(S1105でNo)はそのままS1103に戻る。以降、S1103で、判定処理が行われていない生体情報が無くなるまでS1104からS1106の処理を繰り返し、未判定の検索結果がなくなると(S1103でYes)、呼び出しもとへ戻り、図8のS803において、作成された出力リストを要求のあった前記生体情報提示装置1020に対して出力を行う。
図10は、前記生体情報提示装置1020において生体情報を提示するために実行される動作フローを示す。生体情報提示装置1020の電源管理部は常に通電されている状態であり、電源のON/OFFを監視する(S1201)。前記電源管理部において操作などにより電源ONとなった場合、前記生体情報提示判定部1025が生体情報を生体情報入出力装置に要求するか否かの判断を行う(S1202)。本実施の形態ではこの判断は前記生体情報提示判定部1025が前記生体情報提示装置1020の表示部に、「本日の健康データを表示しますか?」と表示するように制御を行い、この表示に対する使用者操作を前記生体情報提示判定部1025が検出することにより行うものとする。
S1202において、前記生体情報提示判定部1025により生体情報を生体情報入出力装置に要求すると判断された場合(S1202でYes)、前記生体情報提示判定部1025は、前記通信部1021により前記生体情報入出力装置1010に対して生体情報の要求を行い(S1203)、生体情報を前記生体情報入出力装置1010から受信し(S1204)、前記生体情報提示部1026より使用者に提示する(S1205)。
図11に、上述の処理により前記生体情報提示装置1020の前記生体情報提示部1023において生体情報が表示される表示例を示す。図の場合、前記生体情報提示装置1020は、図4における機器ID401が「1」の居間に置かれたテレビであり、公私情報405が共用であるため、全使用者の生体情報が検索され、かつ、図6の秘匿性テーブルにより全使用者において、プライバシーが「No」となる歩数情報が表示されている。
上述のように、本実施の形態に係る前記生体情報入出力装置1010と前記生体情報提示装置1020によると、テレビなどの普段日常生活で使用する機器の電源を投入すると、まず生体情報の提示の問い合わせが行われるため、ユーザが生体情報への関心を失っている場合や、健康状態のチェックを失念している場合でも、自分の生体情報を確認できるようになる。
〔第2の実施の形態〕
以下、本発明における第2の実施の形態について図を用いて説明する。第1の実施の形態においては、前記生体情報提示装置1020において、電源の投入時に生体情報の提示に関する問い合わせを行ったが、本実施の形態では、定刻や非常事態になどに適宜ユーザに対して生体情報の通知を行う。なお、本実施の形態における構成および動作は、基本的に第1の実施の形態と同様であり、動作や構成の異なる点についてのみ記載する。
図12に、本実施の形態に係る前記生体情報提示装置1020において生体情報を提示するために実行される動作フローを示す。生体情報提示装置1020の電源管理部は常に通電されている状態であり、電源のON/OFFを監視する(S1401)。前記電源管理部において操作などにより電源が投入されると(S1401でYes)、S1402において前記生体情報提示判定部1025は、前記計時部1022を参照して生体情報を提示する時刻になったか、あるいは、前記通信部1021において緊急通知を受信したかの判定を行う。ここで所定の時刻とは毎時丁度の3分前とするが、もちろん、15分毎や、電源投入時からの経過時間で一定時間毎としてもよい。
なお、本実施の形態に係る前記生体情報入出力装置1010は、図2の生体情報記憶処理(S202)において、受信した生体情報が図7の優先プライバシーが設定されている内容であった場合は、前記生体情報出力部1012より電源が投入されている前記生体情報提示装置1020に直ちに緊急通知を行うように構成されている。なお、電源が投入されている前記生体情報提示装置1020の識別方法については、ポーリングや状況通知などさまざまな方法が公知であるのでその詳細についての説明は割愛する。
S1402で生体情報を提示する時刻になった、あるいは、前記通信部1021において緊急通知を受信した場合(S1402でYes)、S1403に進み、前記生体情報提示判定部1025は、前記通信部1021により前記生体情報入出力装置1010に対して生体情報の要求を行い(S1403)、生体情報を前記生体情報入出力装置1010から受信し(S1404)、前記生体情報提示部1026より使用者に提示する(S1405)。
図13は、前記生体情報提示装置1020が、図4における機器ID401が「12」の携帯電話であった場合で、毎時丁度の3分前に表示される生体情報の表示例を示す。図4の機器情報より、機器ID401が「12」の機器は、所有者404が山田花子であり公私情報405が「私用」であるため、山田花子の生体情報が検索され、プライバシーが「Yes」「No」ともにすべての種別の生体情報が表示されている。ここでは、表示は、待ち受け画面の背景として一定時間(例えば10分)提示されるものとする。もちろん、所定時間ごとに音により報知され、折り畳みしきの構造である場合には蓋を開くなどの所定の操作に応じて表示を行うようにしてもよい。また、前記緊急通知を受信して提示を行う場合には、背景ではなく前面に表示を行い、さらに、メール受信時や電話の着信時等に用いる通知音や振動あるいはその両方を伴って提示を行うよう構成されている。
図14は、前記生体情報提示装置1020がテレビであった場合で、毎時丁度の3分前に表示される生体情報の別の表示形態である。このように、前記生体情報提示装置1020がテレビのような番組などの映像コンテンツを表示する装置であった場合には、番組等の視聴を妨げないように画面下部の一部の領域を使ってスクロール表示により一定時間(例えば10分)生体情報の提示を行う。
なお、前記優先秘匿性情報に該当する生体情報があった場合は、緊急性を要する場合があるため、図15に示したように、番組等の視聴内容より優先して前面に表示し、同時に設定されているボリューム状態に関係なく一定の音量で警告音を発するなど、強調して提示を行う。
図16は、図15に示した緊急時の強調表示を実現する、図12の生体情報提示処理(S1405)の動作内容を示すフロー図である。図に示したように、S1601において、提示する生体情報が緊急事態に該当するか否かの判断を行う。なお、この判断は、生体情報に関連付けられた緊急フラグにより行われ、該緊急フラグは、前記生体情報入出力装置1010により設定される。具体的には、前記生体情報入出力装置1010は、図2の生体情報記憶処理(S202)において受信した生体情報が図7の優先プライバシーが設定されている内容であった場合、該緊急フラグを該生体情報に関連付けると共に、前記生体情報提示装置1020に直ちに転送を行う。S1601において、生体情報が緊急事態と判断された場合は(S1601でYes)、S1602に進み、図15に示したように、前記生体情報提示部1023において強調表示を行う。S1601において、生体情報が緊急事態に該当しないと判断された場合は(S1601でNo)、S1603に進み、図14で示したように通常表示を行う。なお、前記生体情報測定装置1040において緊急を要する状態を判断し、緊急を要すると判断した場合には直ちに前記生体情報入出力装置1010に転送するように構成されているものとする。
また、第1及び第2の実施の形態において、例えば生体情報から使用者の健康状態を特定し、各健康状態に関連する内容の番組などのコンテンツの種別を対応付けたテーブル(図示せず)を管理し、データ放送やEPG(Electrical Program Guide)、BML(Broadcast Markup Language)などより得られる番組種別に基づいてコンテンツを選択することにより、例えば、図17に示したように、生体情報を表示する際や所定操作が行われた際に、使用者の健康状態に合わせて関連するコンテンツを提示することができる。
なお、前記生体情報提示装置1020が前記生体情報入出力装置1010に生体情報測定結果を要求する際には、カメラや、ユーザIDを特定可能なリモコンなどにより使用者を検出する使用者検出部を備え、前記生体情報入出力装置1010に通知し、その時点での使用者に関する生体情報が表示されるようにしても良い。例えば、前記生体情報提示装置1020が例えばテレビのような機器であった場合には、前記使用者検出部により検出されたユーザが一人であれば前記公私情報405を「私用」と判定して、前記生体情報提示部1023が生体情報出力部1012の機能を兼ねて提示するようにしても好都合である。
また、前記生体情報提示装置1020はテレビ、携帯電話を前提にしていたが、当然、他の機器で実現してもよい。例えば、ラジオの場合は、音声で読み上げればよい。もちろん、テレビで提示する場合も音声は利用可能である。また、パソコンなどでも実現できる。さらには、最近の冷蔵庫には、液晶画面や音声出力機能を有する機種も発売されており、これらに応用することも可能である。
なお、上記説明では、生体情報測定結果を提示するための要求は前記生体情報提示装置1020側から一連の処理が開始されていたが、特にこれに限定されるものではなく、前記生体情報入出力装置1010は、前記生体情報提示装置1020からの要求を待つことなく、それぞれの前記生体情報提示装置1020に対してポーリング形式で要求有無の間合せを行ってもよい。この場合、前記生体情報提示装置1020の実装が簡略化できる。あるいは、前記生体情報入出力装置1010内にも計時部を備え、所定の時刻になると前記生体情報出力部1012より前記生体情報提示装置20に対して生体情報を提示するように指示を行うように構成しても良い。
また、前記生体情報提示装置1020が測定結果を提示するタイミングは、夕食時のニュース番組の視聴時や、使用者の健康状態と関連する番組やインターネットコンテンツなどの情報が機器から出力されている時など、ある所定のタイミングにしても好都合である。
さらには、前述の実施の形態においては、プライバシー情報をYes/No、機器を共用/私用とそれぞれ2値で管理したが、よりきめ細かく分類あるいはレベル付けして管理することも好ましい。
また、前述の実施の形態では図9のS1105におけるプライバシー判断を図6に示すテーブルによって行ったが、本判断も体重が所定以上であればプライバシーを「Yes」とするなど、生体情報の種別と測定データに基づいて判断するようにしてもよい。さらに、図7における優先秘匿性情報の判断も同様に、年齢や性別および測定データに基づいて判断するようにしても好都合である。
また、前記生体情報入出力装置1010において、生体情報が図7の優先プライバシーが設定されている内容であった場合に緊急状態と判断したが、図5に示した使用者情報の疾患504内容にも基づいて判断を行うとより好都合である。
また、上述の実施の形態においては、前記生体情報入出力装置1010と前記生体情報提示装置1020を別々の機器として構成したが、ホームサーバ的な性質を持ったハードディスクレコーダなどの機器であれば、これらの機能を両方備えた装置として実現しても良いことは言うまでもない。
上述のように、本発明に係る生体情報入出力装置によると、各機器のユーザ情報とその公私属性に基づいて生体情報が転送されるため、まず、私有する機器であれば使用者を指定する操作を行うことなく自身の生体情報を取得提示することが出来、また、他の使用者に見られたくない生体情報が共用される機器において提示されてしまうことを防止することが出来る。
さらに、測定者は生体情報を測定することや生体情報の測定結果を主目的としてテレビを見るのではなく、純粋に番組を楽しむためにテレビを見ている際に、生体情報提示装置1020から生体情報入出力装置1010に対して、生体情報測定結果の転送を要求し、受信し、提示される。従って使用者が自発的に生体情報を閲覧しようとし、意識的に測定結果を確認するという手続きを踏む必要なく、測定結果を測定者に提示できることが可能となる。生体情報提示装置1020の例としては、テレビ・ラジオ・冷蔵庫など通常家庭にありふれている家電製品が使用できる。
すなわち、生体情報は、測定者からの指示により提示されるのではなく、生体情報測定機器とは異なる機能を有する機器(例:テレビ、ラジオ、冷蔵庫など)を生体情報測定者が利用している場合に、機器側からの起動(測定者からの意図的な指示によらず)により生体情報測定結果を生体情報測定者に提示することが可能となる。その結果、測定しっぱなしで結果を参照しないという状況が起こりにくくなる。さらには、定期的に測定結果を生体情報測定者が参照できることで、測定を持続させる動機付けにもなり、測定結果を踏まえた上で行動へのフィードバックが得られやすい。例えば、歩数を測定している測定者に対して、定期的に測定結果を提示することで、ウォーキングを促すきっかけとなり、測定を継続するとともに、健康増進へのきっかけともなる。
また、測定を行わなかった日においても測定者へ測定結果を提示することで、通常継続することが困難な測定であっても継続することが可能となる。例えば、体重を測定している測定者に対して、ある日の測定を行わなかったとしても、前日までの測定結果を含んだ一覧表などを提示することで、直接的に測定を促すようなコメントを出さなくても、その日の測定を促すことにもなり得る。
この場合、次のように処理を行うことにより実現可能である。まず、生体情報入出力装置1010の生体情報管理部(図示せず)が、毎日の定時など定期的に、生体情報記憶部1013に記憶された各ユーザの生体情報について、種別ごとの最新の測定日時をもとに、最後の測定から2週間などの所定以上の時間が経過した生体情報を抽出し、測定催促リストに追加しておく。次に、S803において当該生体情報が出力される際に当該測定催促リストと照合し、当該測定催促リストの生体情報については所定のフラグの設定などを行って出力する。次に、生体情報提示装置1020は、当該フラグのついた生体情報については、S1205の提示の際に強調表示または生体情報の測定を促すメッセージとともに出力するなどの処理を行う。
あるいは、生体情報入出力装置1010が生体情報提示装置1020からの生体情報の要求を待たずに、生体情報提示装置1020に対して出力を行うようにメール送信などで能動的に制御を行っても良い。
さらに、例えば血圧は24時間以上、体重および体脂肪は2週間以上経過すると測定催促リストに追加するように、生体情報の種別ごとにそれぞれの特性に合わせて所定時間を設定するとなお好適である。
また、生体情報入出力装置1010において定期的に管理を行わず、生体情報提示装置1020がS1205で生体情報を提示する際に、計時部1022から得られる現在時刻をもとに、最新の測定日時より所定以上の時間が経過した生体情報については強調表示など行うようにしても実現可能である。
生体情報出力手段は、さらに生体情報の内容に基づいて、該生体情報の出力可否を含めた出力態様を決定することが好ましい。
これにより、生体情報の内容に基づいて、例えば心臓発作などの重大な容態を判断し、緊急を要する通知がプライバシーの勘案で抑制されることを防止することが可能となる。
また、生体情報出力手段は、機器の電源投入、あるいは、現在時刻に基づいて、機器に生体情報を出力することが好ましい。
これにより、日常的に使用する機器の操作時、あるいは、定期的に表示など現在時刻に基づいて生体情報が提示されるため、ユーザが自身の健康に関する意識が低い場合や失念している場合においても、自身や他人の生体情報を確認することが出来る。
さらに、生体情報出力手段は、生体情報の内容に基づいて緊急を要すると判断される場合には、直ちに所定の機器に出力することが好ましい。
これにより、生体情報の内容に基づいて、例えば心臓発作などの重大な容態を判断し、緊急を要する場合には、迅速かつ強調した提示を行うことが可能となる。
また、生体情報を外部の機器より入手する生体情報取得手段を含み、機器情報記憶手段に記憶された機器情報より得られる入手先の機器の使用者を、取得した生体情報の使用者として対応付け、生体情報記憶手段に記憶することが好ましい。
これにより、使用者が変化するテレビなどの共用機器においても、その時の使用者に関する生体情報を提示することが可能となる。
さらに、機器情報記憶手段に記憶された使用者は、当該機器により検出され転送されたものであることが好ましい。
これにより、個人所有された測定機器において検出された生体情報はユーザが設定することなく、その使用者を関連付けることが可能となる。
また、使用者の性別あるいは年齢のいずれかに関する使用者情報を記憶する使用者情報記憶手段を含み、生体情報出力手段は、さらに使用者情報記憶手段に記憶された使用者情報に基づいて、生体情報の出力可否を含めた出力態様を決定することが好ましい。
これにより、上記の構成によれば、例えば使用者の性別や年齢といった属性に応じて出力態様に影響を及ぼすプライバシーをよりきめ細かく制御することが可能となる。
さらに、出力態様は、生体情報の種別の取捨選択である。これにより、プライバシーが必要な生体情報が他人に漏洩することを防止することが可能となる。
また、通信手段により所定の生体情報を取得すると、生体情報提示手段は、取得した生体情報を、強調して提示を行うことが好ましい。
これにより、重大な生体情報をより確実に気づくことが可能となる。
さらに、現在の使用者を検出する使用者検出手段を含み、生体情報提示手段は、使用者検出手段により検出された使用者に基づいて、生体情報を取得し提示することが好ましい。
これにより、使用者が変化する場合においても、その時の使用者の生体情報を提示することが可能となる。
また、機器情報記憶ステップにおいて、さらに、機器を該機器の秘匿性と対応付けて記憶し、生体情報記憶ステップは、さらに生体情報を生体情報の種別情報と対応付けて記憶し、生体情報出力ステップは、少なくとも機器情報記憶手段に記憶された出力を行う機器の使用者および秘匿性と、生体情報に対応付けられている生体情報の使用者、生体情報の内容、および種別情報に基づいて、該生体情報の出力可否を含めた出力態様を決定し、該出力態様に従って生体情報を出力することが好ましい。
さらに、生体情報出力ステップは、機器の電源投入、あるいは、現在時刻に基づいて、機器に生体情報を出力することが好ましい。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、前述の生体情報入出力方法をコンピュータに実行させてもよい。
本発明の生体情報入出力装置によれば、以上のように、出力しようとするそれぞれの機器に応じて選択的に生体情報の出力を行うようにしたため、ユーザによる指定操作を必要とすることなく、それぞれの個人に属する生体情報が、その個人が所有する機器において提示されるようになる。さらに、生体情報の性質と、生体情報を提示する機器の性質に合わせて、提示する生体情報の範囲を変化するようにしたため、例えば、人に知られたくないプライバシー性の高い生体情報が、他の使用者に不用意に知られてしまうことを防止できる。
また、本発明の生体情報入出力装置によると、以上のように、使用者が意図的に生体情報の閲覧操作を行わなくても、装置側から生体情報が提示されるように制御されるため、使用者がいちいち生体情報の閲覧操作を行う必要が無く、忘れていたとしても、自分の健康状態や健康管理に気づくことができる。
本発明に係る生体情報入出力装置、生体情報提示装置、生体情報入出力方法およびコンピュータプログラムは、例えば、使用者の健康管理に好適に使用することができる。

Claims (11)

  1. 生体情報を使用者に提示するために入出力する生体情報入出力装置であって、
    外部の測定装置としての機器から生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記測定装置としての機器及び生体情報を提示する提示装置としての機器のそれぞれを、その機器の所有者、及びその機器の秘匿性と対応づけて予め記録する機器情報記憶手段と、
    前記生体情報取得手段が取得した生体情報を、その生体情報の使用者として前記機器情報記憶手段に記憶されている機器の所有者と対応づけて記憶する生体情報記憶手段と、
    生体情報の秘匿性を、その生体情報の種別と対応づけて予め記録する生体情報秘匿性記憶手段と、
    前記提示装置としての機器から生体情報の転送要求を取得する転送要求取得手段と、
    前記生体情報記憶手段に記憶された生体情報を読み出して、前記提示装置としての機器に生体情報を選択的に出力する生体情報出力手段と、
    を含み、
    前記生体情報出力手段は、
    前記転送要求取得手段が、前記転送要求を取得したときに、
    前記機器情報記憶手段に予め記録されている機器の所有者に基づいて特定される、前記転送要求を行った前記提示装置としての機器の所有者に基づいて、その機器の所有者が生体情報の使用者として対応づけられている生体情報を前記生体情報取得手段から検索し、
    前記生体情報秘匿性記憶手段に、生体情報の種別と対応づけて記憶されている生体情報の秘匿性、並びに、前記測定装置としての機器及び提示装置としての機器と対応づけて記録されている機器の秘匿性に基づいて、検索した生体情報の中から出力すべき生体情報を特定し、特定された生体情報を前記生体情報の転送要求を行った前記提示装置としての機器に出力することを特徴とする、生体情報入出力装置。
  2. 前記生体情報秘匿性記憶手段は、生体情報の種別と、その種別の生体情報の測定値に従って予め定められた優先条件とに基づいて、前記生体情報の秘匿性に優先して判断される生体情報の優先秘匿性を、その生体情報と対応づけてさらに記憶し、
    前記生体情報出力手段は、
    さらに前記生体情報秘匿性記憶手段に、生体情報と対応づけて記憶されている生体情報の優先秘匿性に基づいて、検索した生体情報の中から出力すべき生体情報を特定し、特定された生体情報を前記生体情報の転送要求を行った前記提示装置としての機器に出力することを特徴とする、請求項1に記載の生体情報入出力装置。
  3. 前記生体情報出力手段は、
    前記生体情報取得手段が取得した生体情報が、その種別と、その種別の生体情報の測定値に従って予め定められた優先条件とに基づいて、前記生体情報の秘匿性に優先して判断される優先秘匿性と対応づけられるものであった場合に、前記提示装置としての機器に対して緊急通知を送信することを特徴とする、請求項1に記載の生体情報入出力装置。
  4. さらに、生体情報の使用者の性別、生年月日、疾患のいずれかに関する使用者情報を記憶する使用者情報記憶手段を含み、
    前記生体情報秘匿性記憶手段は、前記使用者情報記憶手段に記憶された使用者情報に基づいて決定された優先秘匿性を予め記憶することを特徴とする、請求項2に記載の生体情報入出力装置。
  5. 外部の測定装置としての機器から生体情報を取得する生体情報取得手段と、前記測定装置としての機器及び生体情報を提示する提示装置としての機器のそれぞれを、その機器の所有者、及びその機器の秘匿性と対応づけて予め記録する機器情報記憶手段と、前記生体情報取得手段が取得した生体情報を、その生体情報の使用者として前記機器情報記憶手段に記憶されている機器の所有者と対応づけて記憶する生体情報記憶手段と、生体情報の秘匿性を、その生体情報の種別と対応づけて予め記録する生体情報秘匿性記憶手段と、前記提示装置としての機器から生体情報の転送要求を取得する転送要求取得手段と、前記生体情報記憶手段に記憶された生体情報を読み出して、前記提示装置としての機器に生体情報を選択的に出力する生体情報出力手段と、を含み、前記生体情報出力手段は、前記転送要求取得手段が、前記転送要求を取得したときに、前記機器情報記憶手段に予め記録されている機器の所有者に基づいて特定される、前記転送要求を行った前記提示装置としての機器の所有者に基づいて、その機器の所有者が生体情報の使用者として対応づけられている生体情報を前記生体情報取得手段から検索し、前記生体情報秘匿性記憶手段に、生体情報の種別と対応づけて記憶されている生体情報の秘匿性、並びに、前記測定装置としての機器及び提示装置としての機器と対応づけて記録されている機器の秘匿性に基づいて、検索した生体情報の中から出力すべき生体情報を特定し、特定された生体情報を前記生体情報の転送要求を行った前記提示装置としての機器に出力する生体情報入出力装置から生体情報を取得して使用者に提示する、前記生体情報を提示する提示装置としての機器である生体情報提示装置であって、
    電源が投入されたとき、あるいは現在時刻が予め定められた時刻に達したときに、前記生体情報入出力装置に対して生体情報の転送要求を送信する転送要求送信手段と、
    前記転送要求送信手段が前記転送要求を送信した前記生体情報入出力装置が出力する生体情報を取得する通信手段と、
    前記通信手段が取得した生体情報を使用者に提示する生体情報提示手段と、
    を含む、
    ことを特徴とする生体情報提示装置。
  6. 前記通信手段は、
    前記生体情報入出力装置が取得した生体情報が、その種別と、その種別の生体情報の測定値に従って予め定められた優先条件とに基づいて、前記生体情報の秘匿性に優先して判断される生体情報の優先秘匿性と対応づけられるものであった場合に、前記生体情報入出力装置が送信する緊急通知を受信し、
    前記生体情報提示手段は、
    前記通信手段が、前記緊急通知と共に、生体情報を受信した場合に、その生体情報を、強調して提示を行うことを特徴とする、請求項5に記載の生体情報提示装置。
  7. さらに、前記機器が共有されている場合に、取得した使用者の識別情報に基づいて、自装置の使用者を検出する使用者検出手段を含み、
    前記通信手段は、前記使用者検出手段により検出された使用者を、自装置としての前記機器の使用者として通知することを特徴とする、請求項6に記載の生体情報提示装置。
  8. 生体情報を使用者に提示するために入出力する生体情報入出力装置の制御方法であって
    前記生体情報入出力装置の機器情報記憶手段が、外部の測定装置としての機器及び生体情報を提示する提示装置としての機器のそれぞれを、その機器の所有者、及びその機器の秘匿性と対応づけて予め記録する機器情報記憶ステップと、
    記生体情報入出力装置の生体情報取得手段が、前記測定装置としての機器から生体情報を取得する生体情報取得ステップと、
    記生体情報入出力装置の生体情報記憶手段が、前記生体情報取得手段が取得した生体情報を、その生体情報の使用者として前記機器情報記憶手段に記憶されている機器の所有者と対応づけて記憶する生体情報記憶ステップと、
    前記生体情報入出力装置の生体情報秘匿性記憶手段が、生体情報の秘匿性を、その生体情報の種別と対応づけて予め記録する生体情報秘匿性記憶ステップと、
    前記生体情報入出力装置の転送要求取得手段が、前記提示装置としての機器から生体情報の転送要求を取得する転送要求取得ステップと、
    前記生体情報入出力装置の生体情報出力手段が、前記生体情報記憶手段に記憶された生体情報を読み出して、前記提示装置としての機器に生体情報を選択的に出力する生体情報出力ステップと、
    を含み、
    前記生体情報出力ステップで、
    前記生体情報入出力装置の前記生体情報出力手段が、
    前記転送要求取得手段が、前記転送要求を取得したときに、
    前記機器情報記憶手段に予め記録されている機器の所有者に基づいて特定される、前記転送要求を行った前記提示装置としての機器の所有者に基づいて、その機器の所有者が生体情報の使用者として対応づけられている生体情報を前記生体情報取得手段から検索し、
    前記生体情報秘匿性記憶手段に、生体情報の種別と対応づけて記憶されている生体情報の秘匿性、並びに、前記測定装置としての機器及び提示装置としての機器と対応づけて記録されている機器の秘匿性に基づいて、検索した生体情報の中から出力すべき生体情報を特定し、特定された生体情報を前記生体情報の転送要求を行った前記提示装置としての機器に出力することを特徴とする、生体情報入出力装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の生体情報入出力装置の制御方法における前記各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項5から7までのいずれか1項に記載の生体情報提示装置としての携帯電話。
  11. 請求項5から7までのいずれか1項に記載の生体情報提示装置としてのテレビ。
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