JP4808455B2 - 樹脂管の拡開工具 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂管内に流れるガスなどの流体を一次的に遮断するために、外周側から樹脂管を圧縮して偏平状とした後、次に流体の流送を再開するために樹脂管を加圧して元の形状に復元する樹脂管の拡開工具(スクイズ工具)に関する。
従来、たとえばガス配管の樹脂管を遮断する工法として、樹脂管を一対の押圧体で加圧して加圧部分を偏平状に圧縮し、一時的にガスを閉塞する工法が提案されており、これらは特許文献1〜3にそれぞれ開示されている。
しかしながら、一時的に樹脂管を閉塞した後、ガスの流送を再開する場合、押圧体を離反させることで、樹脂管の弾性により幾分復元されるものの、樹脂材料が塑性変形を起しているため、完全に元に戻ることはない。このため、樹脂管の偏平部を元に戻す必要があり、偏平部を長径方向に沿って強制的に加圧圧縮することにより、樹脂管を元の形状に復元することができる。
たとえば特許文献2の図1,図2に開示された圧縮遮断装置を拡開に適用する場合、この装置を90°傾転させて横向に配置することにより、樹脂管の偏平部を長径方向から加圧して略円形に復元することができる。
特開平8−61523号公報 特開2000−161533 特開2001−21051
しかし、特許文献1〜3に開示された装置は、駆動源として油圧シリンダを使用するため、装置全体が大きくかつ重量物となって取扱いが困難となりやすい。しかも埋設管などでは、地盤に幅方向に必要以上に広い穴を掘削する必要がある。
本発明は上記問題点を解決して、圧縮されて閉塞された樹脂管を、容易に復元できるとともに軽量で取扱いが容易な樹脂管の拡開装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、樹脂管を外周側から圧縮して形成された偏平部により、樹脂管の内部流体を一時的に閉塞した後、前記偏平部を復元して前記樹脂管を連通させる樹脂管の拡開工具であって、樹脂管と平行な開閉軸心を中心に開閉自在に連結された一対のアームと、前記両アーム間にわたって設けられてアームを開閉駆動する手動式ねじジャッキと、前記アームの遊端部にそれぞれ取付けられた加圧部材とを具備し、前記加圧部材は、加圧面が樹脂管と平行な軸心を中心とする湾曲状に形成されるとともに、両アームの遊端部に開閉軸心と平行な軸心周りに回動自在に支持され、さらに前記加圧面が開閉軸心側に向くように加圧部材を回動付勢する付勢部材と、前記加圧部材の開閉軸心側への回動を調整可能に規制する規制調整具とが設けられ、前記規制調整具は、樹脂管の径ごとに、アームの閉動規制位置で加圧部材の加圧面が互いに平行に対面するよう調整可能とされ、前記加圧部材の加圧面間に樹脂管の前記偏平部を嵌入して前記手動式ねじジャッキによりアームを閉動し偏平部を長径方向に加圧することにより、前記偏平部を略円形に復元するものである。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、一方のアームに回動自在に連結されるとともに他方のアームにガイド部を介して長さ方向に移動自在に保持されたスケール部材と、前記スケール部材に設けられて樹脂管径に対応するアームの加圧閉動限の開度を表示する表示部と、他方のアームに設けられて前記スケール部材の表示部を指示する指示部とを有する拡開計測部を設けたものである。
さらに請求項3記載の発明は、請求項1記載の構成において、一方のアームの基端部に固定されてたスケール板と、前記スケール板に設けられて樹脂管径に対応するアームの加圧閉動限の開度を表示する表示部と、他方のアームの基端部に設けられて前記スケール板の表示部を指示する指示部とを有する拡開計測部を設けたものである。
上記請求項1記載の発明によれば、アームを開いて加圧部材を樹脂管の偏平部に対して長径方向から挟み付け、手動式ねじジャッキによりアームを閉動して加圧部材により加圧することにより、容易に偏平部を略円形に復元することができる。また一対のアームと手動式ねじジャッキと加圧部材とにより、工具全体を軽量化でき、取扱いを容易に行うことができる。また埋設管の場合、上方からアームを差込んで加圧部材の間に偏平部を挟み込むことができ、必要以上の幅の掘削穴を掘る必要もない。
また、アームの遊端部の加圧部材を回動自在に設け、付勢部材により加圧面が開閉軸心側に向くように回動付勢するとともに規制調整具で閉動限を規制するので、加圧部材を付勢部材に抗して開いて加圧面を偏平部側に開放することにより、アームを必要以上に開くこと無く、加圧部材間に偏平部に外嵌させることができる。また付勢部材と規制調整具の作用により、加圧面の姿勢が保持されて樹脂管を良好に加圧することができる。さらに異径の樹脂管であっても、規制調整具を調整して、樹脂管が略円形となるアームの閉動限で両加圧面を対面させることで、樹脂管を良好に復元することができる。
請求項3および4記載の発明によれば、拡開計測部により、目視で樹脂管の拡開状態を検知して樹脂管径に対応してアームの閉動限を容易に知ることができ、拡開作業を迅速に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1〜図3に示すように、この拡開工具は、樹脂管Pの軸心Opに平行な開閉軸心O上の開閉ボルト2を介して開閉自在に連結された左右一対のアーム1,1と、前記両アーム1,1間にわたって設けられてアーム1,1を開閉駆動する手動式ねじジャッキ3と、前記アーム1,1の遊端部にそれぞれ開閉軸心Oと平行な支持ピン4,4を介して所定範囲で回動自在に取付けられた加圧部材5,5と、両アーム1,1間にわたって設けられてその開度を検出可能な拡開計測部6とを具備している。
前記アーム1は、基端のボルト穴と円柱状の支持体7とに嵌合された開閉ボルト2を介して開閉自在に連結された基端アーム部1AR,1ALと、この基端アーム部1AR,1ALの先端部(折り曲げ部1C)から所定角度(図面では約50°)内側(閉動側)に折り曲げて連結された遊端アーム部1BR,1BLからなり、基端アーム部1AR,1ALおよび遊端アーム部1BR,1BLは、正面板と後面板が連結板により連結され内面が開放されたチャンネル形断面に形成されている。8は支持体7に連結された吊下用のアイボルトである。
前記手動式ねじジャッキ3は、左右の遊端アーム部1BR,1BLの折り曲げ部1C側にわたって取付けられている。すなわち、右遊端アーム部1BRの前後面板の貫通穴に、開閉軸心Oに平行な支軸11を介して軸受部材12が回動自在に支持され、左遊端アーム部1BLの前後面板の貫通穴に、開閉軸心Oに平行な支軸13を介して雌ねじ部材14が回動自在に支持されている。そしてねじ軸15の軸部の基端側が軸受部材12に回転自在に支持され、また雄ねじ部15aが雌ねじ部材14に螺合して装着されている。またねじ軸15は、基端に六角柱状の入力部15bが形成され、軸受部材12と雄ねじ部15aの先端部にストッパ15c,15dが取付けられている。したがって、入力部15bにレンチを装着してねじ軸15を回転駆動することにより雌ねじ部材14を介してアーム1,1を開閉することができる。
前記加圧部材5,5の加圧面5a,5aはそれぞれ円弧面(湾曲面)状に形成されており、これら加圧部材5,5の加圧面5a,5a間に樹脂管Pの偏平部Paを嵌合して偏平部Paの長径方向の両端部を加圧面5a,5aに当て付け、手動式ねじジャッキ3によりアーム1,1を閉動して加圧することにより前記樹脂管Pを略円形に復元させるものである。前記加圧面5aは、開閉軸Oに平行な湾曲軸心Osを有する円弧面(図では最大径の樹脂管Pの外径Rに対応)に形成されている。また加圧部材5の背面に樹脂管Pの管軸心Oに平行な貫通孔を有するスリット付きの取付部5bが突設されている。左右の遊端アーム部1BR,1BLの遊端側で前後面板に形成された貫通穴と、加圧部材5の取付部5bの貫通孔に支持ピン4が嵌合されて、加圧部材5,5がアーム1,1の遊端部の内側に所定範囲で回動自在に取付けられている。なお、図5に示すように、アーム1,1が開いて加圧する状態でも、左右の支持ピン4を結ぶ線Lより開閉軸心O側に加圧面5a,5aの湾曲軸心Osが位置するように後述する調整ボルト24を調整し、これにより樹脂管Pを下方に逃げる力を付与することなく良好に加圧できるように構成されている。
また前記取付部5bのスリットには支持ピン4にコイルばね(付勢部材)22が装着され、コイルばね22により加圧部材5が加圧面5aを上方(開閉軸心O側)に向くように回動付勢されている。また加圧部材5には、取付部5bより上位にねじ穴23が開閉軸心Oに直交する左右方向に貫通され、このねじ孔23に嵌合されたロックナット付きの調整ボルト(規制調整具)24が装着されて外方(アーム1側)に突設されている。そして調整ボルト24の先端を遊端アーム部1BR,1BLの連結板の内面に当接させることにより、加圧部材5の上方への回動限を規制している。図3に示す24aは、ロックナット付き調整ボルト24の基端部に形成された六角レンチ用の係合穴である。
前記基端アーム部1AR,1ALには、アーム1,1の開度を計測する拡開計測部6が設けられている。この拡開計測部6はスケール板(スケール部材)31と、スケール板31の目盛31aを指す指示部32とを具備している。すなわち、スケール板31は、一端が右基端アーム部1ARに支持ピン33を介して回動自在に支持され、他端は長さ方向の長孔(ガイド部)31bが左基端アーム部1ALに突設されたガイドピン(ガイド部)34に長さ方向に移動自在に支持されている。また目盛31aは、スケール板31の下辺の所定位置に三角状に切り欠かれており、ここでは、たとえば管径(数字は内径を示す)100A,75A,50Aに対応するアーム1,1の加圧閉動限の開度を示している。また指示部32は、たとえば左基端アーム部1ALの前面板の表面に固定された線材により形成されている。
上記構成において、偏平状に圧縮されて閉鎖された樹脂管Pの復元作業を説明する。
まず、図4に示すように、アーム1,1の閉動限で加圧部材5,5の加圧面5a,5aが平行に対面するように、樹脂管Pの径に合わせて調整ボルト24を調整する。次いで、手動式ねじジャッキ3を回転駆動して偏平部Paの幅(長径)に合わせてアーム1,1を開放する。さらに、図4に仮想線で示すように、手で加圧部材5,5の下部を開放しつつ加圧部材5,5間に樹脂管Pの偏平部Paで長径方向の両端に外嵌させる。
レンチなどにより手動式ねじジャッキ3を回転駆動してアーム1,1を閉動させ、図5に示すように、加圧部材5,5により樹脂管Pの偏平部Paを長径方向から圧縮して短径方向に拡開させ、樹脂管Pを略円形状に復元する。この時、左右の加圧部材5,5は、コイルばね22により加圧面5aが上方に向くようにそれぞれ回動付勢されるとともに調整ボルト24に回動を規制され、常に管軸心Opが左右の支持ピン4を結ぶ線Lより上方に位置するように加圧面5a,5aで挟み付けるので、樹脂管Pが保持されつつ安定して加圧され、拡開することができる。
そして、図1に示すように、指示部32に示された目盛31aが樹脂管Pの径に対応すると、樹脂管Pの圧縮を停止する。後は手動式ねじジャッキ3を逆転してアーム1,1を開放し、加圧部材5を樹脂管Pから離脱させる。
なお、小径の樹脂管Pの場合の加圧拡開状態は、図6,図7に示すようになる。
上記実施の形態によれば、アーム1,1を開き、加圧部材5,5の加圧面5a,5a間に樹脂管Pの偏平部Paを長径方向から挟み、手動式ねじジャッキ3によりアーム1,1を閉動して偏平部Paを長径方向から加圧することにより、容易に樹脂管Pを略円形状に復元することができる。また一対のアーム1,1と手動式ねじジャッキ3と加圧部材5,5とにより、工具全体を小型化、軽量化できて、その取扱いを容易に行うことができる。また埋設された樹脂管Pの場合、上方から樹脂管Pの両側にアーム1,1を差込んで加圧部材5,5を挿入し、偏平部Paを挟み込むことができるので、掘削穴の幅を最小にできる。
さらに、加圧部材5,5を支持ピン4,4を介してそれぞれ回動自在に設け、コイルばね22により加圧面5aが上方に向くように加圧部材5,5をそれぞれ回動付勢するとともに調整ボルト24で閉動限を規制するように構成したので、アーム1,1の開放が少なくても圧縮された樹脂管Pの偏平部Paに嵌入させることができ、アーム1,1を必要以上に開く必要が無い。
また上記拡開工具の自重と、コイルばね22と調整ボルト24の作用とにより、樹脂管Pの管軸心Opが左右の支持ピン4を結ぶ線Lより上方に位置させて、確実に加圧面5a,5aの間に樹脂管Pの偏平部Pa挟み込み、安定して加圧し偏平部Paを拡開することができる。さらに樹脂管Pの偏平部Paが略円形となる閉動限で、コイルばね22と調整ボルト24の作用とにより、両加圧部材5,5の加圧面5a,5aを良好に対面させて良好な略円形断面に復元することができる。また調整ボルト24により加圧部材5の閉動限を調整して径の異なる複数種類の樹脂管Pであっても、樹脂管Pの外径に対応して対面する加圧時に開閉軸心O側に向く加圧面5a,5aの回動限の角度を調整することができ、偏平部Paを良好な略円形状に復元することができる。
さらにまた、拡開計測部6により、目視で、樹脂管Pの径に対応したアーム1,1の加圧閉動限を容易に検知することができ、拡開作業を迅速に行うことができる。
[実施の形態2]
樹脂管の拡開工具の実施の形態2を図8を参照して説明する。なお。実施の形態1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
この拡開工具は、吊下用部材と拡開計測部とを変更したものである。
開閉軸心O上に開閉ボルト2を介してアーム1,1に取り付けられた支持体7には、吊下用のT字形ボルト48が連結固定され、特に手動による操作性を向上させている。
またアーム1,1の加圧閉動限を検知する拡開計測部46は、右基端アーム部1ARの前面板が、左基端アーム部1ALの前面側となるように拡張されて扇形のスケール板46aが形成されている。そしてこのスケール板46aの円弧部に、樹脂管Pの径に対応したアーム1,1の加圧閉動限の開度を示す目盛46bが形成され、この目盛46bはたとえば管径(数字は内径を示す)100A,75A,50Aの加圧閉動限をそれぞれ表示している。また左基端アーム部1ALには、目盛46bを指す指示部46cが設けられており、ここでは左基端アーム部1ALの内縁部が指示部46cにされている。もちろんこの指示部46cは左基端アーム部1ALの外側面板に表記または刻設することもできる。この拡開計測部46により、組立部材を少なくして部品点数や組立時間を削減できるとともに、アーム1,1から突出する部材を削減することで、取り扱いが簡易で損傷しにくい。また加圧閉動限の検知も容易に行える。
さらに両アーム1,1で基端アーム部1AR,1ALと遊端アーム部1BR,1BLには、折り曲げ部1Cの両側にわたって前面板および背面板に補強板41R,41Lがそれぞれ固着されている。これによりアーム1,1の機械的強度を増大させている。
上記実施の形態2によれば、拡開計測部46により、右基端アーム部1ARの前面板を延長してスケール板46aを形成し、スケール板46aの目盛46bを指す指示部46cを左基端アーム部1ALに設けたので、部品や組立コストの削減と取り扱いの容易化を図ることができる。
本発明に係る樹脂管の拡開工具の実施の形態1を示す正面図である。 同拡開工具の側面図である。 同拡開工具の要部正面断面図である。 同拡開工具の操作手順を示す正面図である。 同拡開工具の操作手順を示す正面図である。 同拡開工具で径の異なる管を拡開した状態を示す正面図である。 同拡開工具で径の異なる管を拡開した状態を示す正面図である。 本発明に係る樹脂管の拡開工具の実施の形態2を示す正面図である。
符号の説明
P 樹脂管
Pa 偏平部
O 開閉軸心
Op 管軸心
1 アーム
1C 折り曲げ部
2 開閉ボルト
3 手動式ねじジャッキ
4 支持ピン
5 加圧部材
5a 加圧面
6 拡開計測部
15 ねじ軸
22 コイルばね
24 調整ボルト
31 スケール板
31a 目盛
31b 長穴
32 指示部
46 拡開計測部
46a スケール板
46b 目盛
46c 指示部

Claims (3)

  1. 樹脂管を外周側から圧縮して形成された偏平部により、樹脂管の内部流体を一時的に閉塞した後、前記偏平部を復元して前記樹脂管を連通させる樹脂管の拡開工具であって、
    樹脂管と平行な開閉軸心を中心に開閉自在に連結された一対のアームと、前記両アーム間にわたって設けられてアームを開閉駆動する手動式ねじジャッキと、前記アームの遊端部にそれぞれ取付けられた加圧部材とを具備し、
    前記加圧部材は、加圧面が樹脂管と平行な軸心を中心とする湾曲状に形成されるとともに、両アームの遊端部に開閉軸心と平行な軸心周りに回動自在に支持され、さらに前記加圧面が開閉軸心側に向くように加圧部材を回動付勢する付勢部材と、前記加圧部材の開閉軸心側への回動を調整可能に規制する規制調整具とが設けられ、
    前記規制調整具は、樹脂管の径ごとに、アームの閉動規制位置で加圧部材の加圧面が互いに平行に対面するよう調整可能とされ、
    前記加圧部材の加圧面間に樹脂管の前記偏平部を嵌入して前記手動式ねじジャッキによりアームを閉動し偏平部を長径方向に加圧することにより、前記偏平部を略円形に復元する
    ことを特徴とする樹脂管の拡開工具。
  2. 一方のアームに回動自在に連結されるとともに他方のアームにガイド部を介して長さ方向に移動自在に保持されたスケール部材と、前記スケール部材に設けられて樹脂管径に対応するアームの加圧閉動限の開度を表示する表示部と、他方のアームに設けられて前記スケール部材の表示部を指示する指示部とを有する拡開計測部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の樹脂管の拡開工具。
  3. 一方のアームの基端側に固定されたスケール板と、前記スケール板に設けられて樹脂管径に対応するアームの加圧閉動限の開度を表示する表示部と、他方のアームの基端部に設けられて前記スケール板の表示部を指示する指示部とを有する拡開計測部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の樹脂管の拡開工具。
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