JP4807883B2 - 復号装置、デジタルテレビ装置、テレビ付き携帯電話、デジタルメディアプレーヤ、インターネットテレビ装置および復号方法 - Google Patents
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Description
(3)のケースは、PピクチャとBピクチャでのみ発生し、Pピクチャでは最大1ピクチャ分、Bピクチャでは最大2ピクチャ分の読み出しが行われる。
即ち、各タイプのピクチャの復号処理に使用される最大帯域を比較すると、Bピクチャが最も使用する帯域が多くなり、次がPピクチャ、最も少ない帯域で済むのがIピクチャとなる。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1から図17を用いて説明する。
図1は本実施形態による復号装置であるデジタルTV370の構成を示す概略ブロック図である。デジタルTV370は、チューナ300、ストリーム処理部200、CPU310、復号制御部380、メモリ280、ビデオデコーダ230、オーディオデコーダ320、音声出力装置330、表示処理部340、表示装置350、バス360から構成される。図1に示すデジタルTV370は、ストリーム処理部200、CPU310、復号制御部380、ビデオデコーダ230、オーディオデコーダ320、表示処理部340といった各データ処理を行うブロックがバス360を介して、メモリ280を共有する構成となっている。
表示処理部340は、前記復号制御部380から指示されるタイミングに基づき、前記ビデオデコーダ230がメモリ280に書き込んだピクチャデータを読み出し、画質調整処理等を行った上で表示装置350へと出力する。その際、CPU310がメモリ280に書き込んだ画像データを拡大縮小するスケール調整等を施した上で、前述のピクチャデータに重ね合わせる処理等も行う。表示装置350は、前記表示処理部340から与えられたデータを表示する。
また、図2においては、バス360は図示していない。バス360は、各処理ブロックがメモリを共有するため及び各処理ブロック同士がデータをやり取りするために必要なものであるので、図2においては、メモリ280と各ブロックを接続する矢印及び各ブロック同士を接続する矢印がバス360に相当する部分となる。
ストリーム処理部200は、前記入力された動画像符号化ストリームMPEG2−TSから、ビデオES(Elementally Stream:エレメンタリストリーム)、TS(Transport Stream)ヘッダ、ビデオESを格納したPES(Packetized Elementary Stream:パケット化エレメンタリストリーム)パケットのヘッダ部分(以下、「ビデオPESヘッダ」という)を抽出し、それぞれ、ビデオESをビデオストリームバッファ210と復号処理時間演算部250へ、TSヘッダをSTC260へ、ビデオPESヘッダを復号処理時間演算部250と表示タイミング生成部270と復号タイミング生成部290へと分配する。
最初に、MPEG2のビデオESの構成について簡単に説明する。図5はMPEG2のビデオESの構造を示す図である。図5からわかるように、MPEG2のビデオESは6層構造となっており、最上層がシーケンス層、次の第2層がGOP(Group Of Picture:グループオブピクチャ)層、第3層がピクチャ層、第4層がスライス層、第5層がマクロブロック層、第6層がブロック層となっている。
F=FRV…(1)’
ここで、具体的なP−P間フレーム数Mの求め方について述べる。P−P間フレーム数Mは、ビデオPESヘッダ内に記載されているパラメータを用いて算出する。図7にPESヘッダの基本構造を示す。図7に示した基本構造は、ビデオPESヘッダでもオーディオPESヘッダでも同一である。
先ずは、1フレームに含まれるマクロブロックの数MBを求める。Tmb演算部130は、式(3)を用いて、前記水平方向解像度HS、垂直方向解像度VSから、マクロブロック数MBを算出する。
次に、Tmb演算部130は、マクロブロック数MBとフレーム周期Tを、次の式(4)に代入してマクロブロック表示時間Tmbを算出する。
ここで、基準復号時間比TRp、TRbについて説明をする。
図9は、各ピクチャの復号処理時間を均等にした場合の、Pピクチャ、Bピクチャにおける最大使用帯域を表した図である。図中の矩形は、1ピクチャ分のデータ転送の総量を示しており、その高さは使用する帯域を、幅は使用する時間を示している。復号処理時間を均等にしたときは、1ピクチャの表示時間の間に1ピクチャの復号を行うため、PピクチャもBピクチャでも復号時間はTとなっている。
従って、復号処理時間を均等にしたときは、ビデオストリームの復号にBWbという帯域が必要になる。
P−P間フレーム数Mが得られれば、Pピクチャ1枚に対するBピクチャの枚数がM−1枚と求められるため、P−P間フレーム数Mを用いることにより、Pピクチャの復号に必要な最大帯域とBピクチャの復号に必要な最大帯域が同じBWaveになるような、Pピクチャ、Bピクチャの復号時間も得ることができる。
本実施形態においては、使用する帯域が少ないピクチャに関しては復号時間を短くし(復号速度を速め)、使用する帯域が多いピクチャに関しては復号時間を長くする(復号速度を遅める)という操作を、ピクチャ毎、マクロブロック毎にそれぞれ行うが、まず、ピクチャタイプに応じて、ピクチャ毎の復号時間(復号速度)を決めるのが復号速度比演算部135ということになる。
図9のように、PピクチャもBピクチャも使用帯域が最大になるような場合では、このPピクチャ基準復号時間比TRp及びBピクチャ基準復号時間比TRbを用いることにより、ビデオデコーダ230の使用帯域を時間方向に平準化できる。
Pピクチャ基準復号時間比TRpとBピクチャ基準復号時間比TRbを求める式は、それぞれ、式(5)、(6)になる。
なお、上記では、参照画像数Rfmb=2と参照画像数Rfmb≦1という条件で分けて、それぞれのマクロブロックの数を計数する方法を説明したが、参照画像数Rfmb=2、参照画像数Rfmb=1、参照画像数Rfmb=0の時を個別に計数するという方法や、参照画像数Rfmb≧1と参照画像数Rfmb=0という条件で分けて計数する方法等を用いることができる。Bピクチャ処理時間演算部150やビデオデコーダ230における、復号時間を可変する条件と対応する値を計数する。
本実施形態のビデオデコーダ230は、復号処理時の使用帯域を平準化するために、2つの方法を用いて復号処理時間を変化させる。1つ目は、各ピクチャの最大参照画像数に基づいて使用帯域が平準化されるようにする、復号時間比演算部135で算出した基準復号時間比TRp、TRbを用いる方法で、ピクチャ毎に復号処理時間を変化させる方法である。この1つ目の方法では、最大参照画像数が2つであるBピクチャに割り当てる復号処理時間を多くし、最大参照画像数が1のPピクチャや0のIピクチャに割り当てる復号処理時間を少なくすることにより使用帯域を平準化させる。しかし、この1つ目の方法では、Bピクチャを構成する多くのマクロブロックの参照画像数が1つまたは0であった場合に、減らす必要のないBピクチャの使用帯域が削減され、その削減分だけ、I、Pピクチャの使用帯域が大きくなってしまうことがある。
ビデオデコーダ230の使用する帯域を平準化しようとした時、参照画像数が多い場合においては、使用帯域を低く抑えるには、可能な限り復号時間を長くとることが望ましい。一方、参照画像数が少ない場合においては、参照画像数が多い場合の使用帯域を越えない範囲で復号時間を短縮することが望ましい。実際には、ストリーム中に参照画像数が異なるマクロブロックがどのような比率で、どのような順序で存在するかによって、使用帯域を平準化するための最適な復号時間は異なってくる。また、コンテンツの種別等の条件によっては、動的に前記参照画像数による復号時間を変更することで高い効果が得られるというケースも考えられる。しかし、基本的に効果が得られる条件は、(参照画像が多い場合の復号時間)>(参照画像が少ない場合の復号時間)である。これは、(参照画像数2の場合の復号時間)>(参照画像数1の場合の復号時間)>(参照画像数0の場合の復号時間)でも同義である。
Bピクチャ復号時の、全てのマクロブロックの復号処理時間を基準復号時間比TRbに基づく復号処理時間とする方法と、本実施形態における復号方法との、画像構成要素(マクロブロック)の復号処理時間の比較を図11に示す。図11はBピクチャ(1ピクチャとは限らない)に含まれるn個のマクロブロックの処理時間を示している。
Bピクチャ処理時間演算部150は、復号時間比演算部135からトリガ信号を受けたら、復号時間比演算部135から与えられるTRbとTmb演算部130から与えられるTmbから、ビデオデコーダ230がBピクチャを復号する際に1マクロブロック分の処理に使用する時間を演算する。
I/Pピクチャ処理時間演算部(第2ピクチャ群処理時間演算部)155は、復号時間比演算部135からトリガ信号を受けると、復号時間比演算部135から与えられる基準復号時間比TRp、Tmb演算部130から与えられるマクロブロック数MB、マクロブロック表示時間Tmb、余剰時間演算部145から与えられる余剰時間Toddから、ビデオデコーダ230がP(またはI)ピクチャを復号する際に1マクロブロック分の処理に使用する時間であるI/Pピクチャの1マクロブロック処理時間Tmbpを式(12)により算出する。
I/Pピクチャ処理時間演算部155は、算出結果のP(またはI)ピクチャの1マクロブロック処理時間Tmbpを、FIFO書き込み制御部160へFIFO書き込みトリガ信号と共に送る。
FIFO書き込み制御部160は、Bピクチャ処理時間演算部150とI/Pピクチャ処理時間演算部155から与えられる1マクロブロック処理時間Tmbp、Tmbb1、Tmbb2の各データをFIFO165に書き込む。
図12は、復号処理時間演算部250内の各処理の処理手順を示した図である。
図中の最上段の矩形列1100、1102、1104、…1146は復号処理時間演算部250に入力される動画像符号化ストリームMPEG2−TSを示している。矩形列1100、1102、1104、…1146のうち、1100はシーケンスヘッダを示し、1102、1116、1130、1144はビデオPESヘッダを示し、1104、1118、1132、1146はピクチャヘッダを示し、1106、1120、1134はスライスヘッダを示し、1108、1112、1122、1126、1136、1140はマクロブロックヘッダを示し、1110、1114、1124、1128、1138、1142はブロックデータを示す。
なお、図12に示す動画像符号化ストリームMPEG2−TSは、復号処理時間演算部250の動作の説明に必要な要素のみを示したものとなっている。
ピクチャタイプPTを求める方法は、処理ピクチャタイプ検出部120の動作説明で、参照画像数Rfmbを求める方法は参照画像数検出部105の動作説明で、MBo、MBtの計数動作に関しては、画像構成要素数計数部140の動作説明で述べた通りである。
次のピクチャタイプがIまたはPであるBピクチャの最後のマクロブロックの検出方法については、余剰時間演算時刻検出部170に、余剰時間Toddを求める方法については、余剰時間演算部145に述べた通りである。
FIFO165への書き込み方法は、FIFO書き込み制御部160で述べた通りである。
以上で、復号処理時間演算部250の動作の説明を終了する。
表示タイミング生成部270は、ビデオPESヘッダとシステム基準時刻STCから、表示処理部340がフレームバッファ240から復号済みのピクチャデータを読み出すためのタイミング信号(表示タイミング信号)を生成する。具体的には、まず、ビデオPESヘッダに含まれる提示時刻情報PTSを抽出する。既に述べたように、ビデオPESヘッダの構造は、図7のPESヘッダと同一の構造であるので、同図中のPESヘッダP600から、提示時刻情報PTSP661を抽出すれば良い。
但し、本実施形態においては、後述するようにその構成上、復号処理開始が各ピクチャの復号処理時間を同一にする場合に比べ、最大時間Eだけ遅れるため、少なくともこの時間Eの分タイミング信号の生成時刻を遅らせる必要がある。
別途停止を指示するトリガとしては、復号したピクチャの枚数Xが復号タイミング信号の発生回数Yに対し、X>Yとなった場合や、ユーザからの停止操作があった場合等が考えられる。
図14は、入力ビデオストリームを復号処理する際に、各ピクチャの復号処理時間を同一にする場合と、本実施形態とで、各々、復号処理及び表示のタイミングを示した図である。この図14では復号処理の遅延時間Dは0としている。図14においても、各矩形に付された符号は、英文字がピクチャのタイプを表し、数字がストリーム上でのピクチャの並び順を表す。
本実施形態では、I(またはP)ピクチャの復号時間は各ピクチャの復号処理時間を同一にする場合よりも短くなるという特徴があるが、復号処理の完了は、ビデオストリームの入力完了よりも早い時刻にはできないため、復号時間が短縮された分、各ピクチャの復号処理時間を同一にする場合よりも復号開始を遅らせる必要が出てくる(図14の本実施形態復号処理のI1、P4を参照)。
本実施形態では、I(またはP)ピクチャの復号時間Tpは、式(5)から、前記P−P間フレーム数M及びフレーム周期Tを用いて、次の式(13)で表される。
ビデオデコーダ230は、P(またはI)ピクチャを復号する時には、1マクロブロック処理時間Tmbpで指定された時間以下で処理が完了するようにマクロブロック毎の復号を行う。また、ビデオデコーダ230は、Bピクチャを復号する時には、マクロブロックヘッダのmacroblock_typeというパラメータから、参照画像数を検出し、前記参照画像数が1以下である場合には、1マクロブロック処理時間Tmbb1で指定された時間以下で処理が完了するように、前記参照画像数が2である場合には、1マクロブロック処理時間Tmbb2で指定された時間以下で処理が完了するようにマクロブロックの復号を行う。
第二の処理時間を制御する方法として、ビデオデコーダ230の動作クロックをマクロブロック処理時間に比例させる方法がある。この方法には、無段階にクロック周波数を変更する方法、予め用意しておいた何種類かのクロック周波数をマクロブロック処理時間に応じて段階的に切り換える方法等が考えられる。
また、本実施形態においては、ビデオデコーダ230に与えるパラメータを、P(またはI)ピクチャを復号する際に1マクロブロック分の処理に使用する時間と、Bピクチャを復号する際に1マクロブロック分の処理に使用する時間としたが、結果的にマクロブロックの処理時間を制御できるパラメータであれば、処理速度など、他のパラメータを用いても良い。
フレームバッファ240は、ビデオデコーダ230が復号した画像データを蓄積する。また、ビデオデコーダ230または表示処理部340からの要求によって、要求した相手に画像データを出力する。
表示処理部340は、表示タイミング生成部270から表示タイミング信号を受け取ると、フレームバッファ240から画像データを表示順に読み出して、表示装置350へと出力する。
比較のための条件として、以下の3種類を設定する。
条件1:Pピクチャの参照画像数は全てのマクロブロックで1、Bピクチャの参照画像数は全てのマクロブロックで2。
条件2:Pピクチャの参照画像数は全てのマクロブロックで1、Bピクチャの参照画像数も全てのマクロブロックで1。
条件3:Pピクチャの参照画像数は全てのマクロブロックで1、Bピクチャの参照画像数は、ピクチャ内の通し番号が奇数番目のマクロブロックで1、偶数番目のマクロブロックで2(平均で1.5)。
図15〜図17では、ピクチャはフレーム構造であり、その解像度は1920×1088ドット(つまり、120マクロブロック×68マクロブロック)、そのフレーム周期は60fps(frame per sec)であるとし、帯域は1マクロブロックライン(120マクロブロック)時間(≒245μs)毎のデータ転送量を示すものとする。
本実施形態おけるBピクチャの復号時間Tabが、そのBピクチャを構成するマクロブロックの参照画像数によって変化するのは、上述した通りである。条件3においては、1枚のBピクチャ内に、処理時間がTRb×Tmbとなるマクロブロックと、1×Tmbとなるマクロブロックが半分ずつ含まれることになるので、条件3におけるTab(=Tab3)は、次の式(18)で表される。条件3の時、Bピクチャを時間Tで復号するのに必要な帯域は、2.5BWなので、時間Tab3で復号するのに必要な帯域BWab3は、式(19)から求まる。これは式(17)そのものである。
条件3の時のTabd(=Tabd3)は、本実施形態におけるBピクチャ1枚の最大の復号時間TRb×Tと、前記条件3の時のBピクチャの復号時間Tab3の差分に、P(またはI)ピクチャ間のBピクチャの枚数をかけた式(20)となる。従って、条件3の時のTap(=Tap3)は、次の式(21)式で表される。
図15〜17により条件1〜3での使用帯域を比較すると、どの条件においても本実施形態による方法が、他の2つの復号方法に比べて、最大使用帯域を最も低く抑えることができていることがわかる。
以下、本発明の第2の実施形態について、図18を用いて説明する。図18は本実施形態による復号装置であるTV付き携帯電話400の構成を示した概略ブロック図である。TV付き携帯電話400の具体例としては、日本であれば、地上デジタル放送ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting Terrestrial)の1セグメント放送を受信、再生、表示できる携帯電話やPHSが、欧州や米国等であれば、DVB−H(Digital Video Broadcasting for Handheld)やT−DMB(Terrestrial-digital media broadcasting)を受信、再生、表示できる携帯電話が挙げられる。
以下、本発明の第3の実施形態について、図19を用いて説明する。図19は本実施形態による復号装置であるデジタルメディアプレーヤ500の構成を示した概略ブロック図である。デジタルメディアプレーヤ500の具体例としては、携帯音楽プレーヤや携帯ゲーム機等のHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリを内蔵した動画プレーヤが挙げられる。
バス360やメモリ280は、元々複数のブロックの間で共有されているものであるので、前記の相違点は、本発明による復号方法または復号装置の実現を妨げるものではない。従って、本発明による復号装置は、図19に示す第3の実施形態によっても実現可能である。
以下、本発明の第4の実施形態について、図20を用いて説明する。図20は本実施形態による復号装置であるIPTV(Internet Protocol Television)装置(インターネットテレビ装置)600の構成を示した概略ブロック図である。IPTV装置600は、ネットワーク上から、動画、音声、その他の情報を含むストリームを受け取り、それらの再生を行う装置である。IPTV装置600は、ストリーム処理部200、CPU310、復号制御部380、メモリ280、ビデオデコーダ230、オーディオデコーダ320、音声出力装置330、表示処理部340、表示装置350、バス360、IPチューナ610を具備する。ストリーム処理部200、CPU310、復号制御部380、メモリ280、ビデオデコーダ230、オーディオデコーダ320、音声出力装置330、表示処理部340、表示装置350の動作については、第1の実施形態と同様の動作をする。
110…フレーム周期検出部
115…解像度検出部
120…処理ピクチャタイプ検出部
125…P−P間フレーム数検出部
130…Tmb演算部
135…復号時間比演算部
140…画像構成要素数計数部
145…余剰時間演算部
150…Bピクチャ処理時間演算部
155…I/Pピクチャ処理時間演算部
160…FIFO書き込み制御部
165…FIFO
170…余剰時間演算時刻検出部
200…ストリーム処理部
210…ビデオストリームバッファ
220…ビデオ位相調整バッファ
230…ビデオデコーダ
240…フレームバッファ
250…復号処理時間演算部
260…STC
270…表示タイミング生成部
280…メモリ
290…復号タイミング生成部
300…チューナ
310…CPU
320…オーディオデコーダ
330…音声出力装置
340…表示処理部
350…表示装置
360…バス
370…デジタルTV
380…復号制御部
400…TV付き携帯電話
410…通信制御部
500…デジタルメディアプレーヤ
510…メディア部
600…IPTV
610…IPチューナ
T300、T310、T330…TSパケットV
T320、T340…TSパケットA
T350、T370、T390、T410…TSヘッダ
T360、T380、T400、T420…TSペイロード
T430、T450…ビデオPESヘッダ
T440、T460…ビデオES
T470、T490…オーディオPESヘッダ
T480、T500…オーディオES
P600…PESヘッダ
P610…パケット開始コード
P620…パケット長
P630…制御コード
P640…フラグ
P645…PTS DTSフラグ
P650…PESヘッダ長
P660…コンディショナル・コーディング
P661…PTS
P662…DTS
1100…シーケンスヘッダ
1102、1116、1130、1144…ビデオPESヘッダ
1104、1118、1132、1146…ピクチャヘッダ
1106、1120、1134…スライスヘッダ
1108、1112、1122、1126、1136、1140…マクロブロックヘッダ
1110、1114、1124、1128、1138、1142…ブロックデータ
1800…ビデオデコーダ
1810…メモリ
1820…CPU
1830…表示処理部
1840…表示装置
1850…オーディオデコーダ
1860…チューナ
1870…ストリーム処理部
1880…バス
1890…音声出力装置
Claims (9)
- 動画像符号化データを復号する復号装置において、
前記動画像符号化データを構成するピクチャ各々を最大参照画像数により分類したピクチャ種別の構成であって、前記動画像符号化データ中で連続するピクチャからなるピクチャ群における構成であるピクチャ種別構成を検出するピクチャ種別構成検出部と、
前記各ピクチャ種別のピクチャの復号処理におけるメモリとの間の前記最大参照画像数に基づくデータ転送量と、前記検出したピクチャ種別構成とに基づき、前記ピクチャ群のピクチャ各々の復号処理におけるメモリとの間の単位時間当たりのデータ転送量が、時間方向に平準化されるように各ピクチャの基準復号処理時間を求める復号処理時間算出部と、
前記ピクチャ群のピクチャを前記ピクチャ種別により参照画像数の多い第1ピクチャ群と参照画像数の少ない第2ピクチャ群とに分類するピクチャ分類部と、
前記ピクチャ分類部が分類した第1ピクチャ群のピクチャ各々を構成する構成要素各々の参照画像数を検出する参照画像数検出部と、
前記第1ピクチャ群のピクチャ各々を構成する構成要素のうち、当該構成要素の属するピクチャの最大参照画像数より前記参照画像数検出部が検出した参照画像数が少ない構成要素については、該構成要素の属するピクチャの1構成要素当たりの基準復号処理時間より短い時間を該構成要素の復号処理時間とし、残りの構成要素については、該構成要素の属するピクチャの1構成要素当たりの基準復号処理時間を該構成要素の復号処理時間とし、前記各構成要素の復号処理時間を合計した前記第1ピクチャ群の復号処理時間と、該第1ピクチャ群を構成するピクチャの前記基準復号処理時間の合計との差分である余剰時間を算出する余剰時間演算部と、
前記算出した余剰時間を、前記ピクチャ群の後続のピクチャ群における第2ピクチャ群の復号処理時間に割り当てて、該第2ピクチャ群を構成するピクチャの復号処理時間を算出する第2ピクチャ群処理時間演算部と
を具備することを特徴とする復号装置。 - 前記ピクチャ種別構成検出部は、前記動画像符号化データから同一のピクチャに関する提示時刻情報と復号時刻情報とを検出し、該ピクチャと前記動画像符号化データ中の並びが該ピクチャに続くピクチャであって、提示時刻が該ピクチャより前のピクチャからなるピクチャ群におけるピクチャ種別構成を、前記検出した提示時刻情報と復号時刻情報とに基づき算出すること
を特徴とする請求項1に記載の復号装置。 - 前記余剰時間演算部は、前記ピクチャ分類部が分類した第1ピクチャ群のピクチャ各々を構成する構成要素のうち、当該構成要素の属するピクチャの最大参照画像数より参照画像数が少ない構成要素については、各ピクチャの復号処理時間を均等にしたときの1構成要素当たりの復号処理時間を該構成要素の復号処理時間とすることを特徴とする請求項1または2に記載の復号装置。
- 前記ピクチャ種別は、最大参照画像数が2つのBピクチャと、最大参照画像数が1つまたは0のI/Pピクチャとの2種類であり、
前記第1ピクチャ群は、Bピクチャからなり、
前記第2ピクチャ群は、I/Pピクチャからなること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の復号装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の復号装置を具備することを特徴とするデジタルテレビ装置。
- 請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の復号装置を具備することを特徴とするテレビ付き携帯電話。
- 請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の復号装置を具備することを特徴とするデジタルメディアプレーヤ。
- 請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の復号装置を具備することを特徴とするインターネットテレビ装置。
- 動画像符号化データを復号する復号装置における復号方法において、
前記復号装置が、前記動画像符号化データを構成するピクチャ各々を最大参照画像数により分類したピクチャ種別の構成であって、前記動画像符号化データ中で連続するピクチャからなるピクチャ群における構成であるピクチャ種別構成を検出する第1の過程と、
前記復号装置が、前記各ピクチャ種別のピクチャの復号処理におけるメモリとの間の前記最大参照画像数に基づくデータ転送量と、前記検出したピクチャ種別構成とに基づき、前記ピクチャ群のピクチャ各々の復号処理におけるメモリとの間の単位時間当たりのデータ転送量が、時間方向に平準化されるように各ピクチャの基準復号処理時間を求める第2の過程と、
前記復号装置が、前記ピクチャ群のピクチャを前記ピクチャ種別により参照画像数の多い第1ピクチャ群と参照画像数の少ない第2ピクチャ群とに分類する第3の過程と、
前記復号装置が、前記第3の過程にて分類した第1ピクチャ群のピクチャ各々を構成する構成要素各々の参照画像数を検出する第4の過程と、
前記第1ピクチャ群のピクチャ各々を構成する構成要素のうち、当該構成要素の属するピクチャの最大参照画像数より前記第4の過程にて検出した参照画像数が少ない構成要素については、該構成要素の属するピクチャの1構成要素当たりの基準復号処理時間より短い時間を該構成要素の復号処理時間とし、残りの構成要素については、該構成要素の属するピクチャの1構成要素当たりの基準復号処理時間を該構成要素の復号処理時間とし、前記各構成要素の復号処理時間を合計した前記第1ピクチャ群の復号処理時間と、該第1ピクチャ群を構成するピクチャの前記基準復号処理時間の合計との差分である余剰時間を算出する第5の過程と、
前記復号装置が、前記第5の過程にて算出した余剰時間を、前記ピクチャ群の後続のピクチャ群における第2ピクチャ群の復号処理時間に割り当てて、該第2ピクチャ群を構成するピクチャの復号処理時間を算出する第6の過程と
を備えることを特徴とする復号方法。
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