JP4803915B2 - Squid fishing yaen - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】
この発明は、イカ釣り用に使用される仕掛け、すなわちヤエンに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
イカ釣りには従来からヤエンと呼ばれる仕掛けが使用されている。従来のヤエンの構造は、図14に示すようなものである。
【0003】
同図を参照して、ヤエン1は、先端にベイトフィッシュ2を取り付けた釣糸3に引っ掛けられて海中へ誘導されるようになっている。そして、ヤエン1の先端には掛針4,5が備えられており、これらがベイトフィッシュ2に食いついたイカに掛かるようになっている。ヤエン1は、金属製の本体6を備えており、この先端に上記掛針4,5が取り付けられ、基端側には、釣糸3に係合するための釣糸ガイド7,8が設けられている。なお、海中へ円滑に誘導するために、本体6には重錘9が設けられている。
【0004】
ところで、従来から、イカを確実に取り込むためには、釣糸ガイド7と掛針4との距離sを、掛かったイカの大きさに合わせるのが有効であると言われている。このため、釣人は、イカがベイトフィッシュ2に食いついたときに釣竿および釣糸3を通じて伝わるイカの大きさを予測し、それに基づいて適当な寸法sを有するヤエンを選択していた。
【0005】
しかしながら、これでは、予め上記寸法sが異なるさまざまなヤエンを複数準備しておく必要があり、その中から適切なものを選択しなければならないという不便があった。
【0006】
そこで、本発明は、一つの種類でさまざまなイカのサイズに対応できるヤエンを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1) 本願発明者は、ヤエンに設けられた掛針の位置と釣糸ガイドとの距離を調整することのできる構造とすることにより、上記目的を達成できると考えた。
【0008】
そこで、本願に係るヤエンは、釣糸に摺動自在に係合され、釣糸に沿って海中に誘導されるイカ釣用ヤエンであって、細長棒状の本体と、本体に設けられた掛針と、本体に設けられ、上記釣糸に係合する釣糸ガイドと、掛針と釣糸ガイドとの距離を所要の値に調整設定するための距離調整機構とを備え、上記距離調整機構は、掛針を本体に沿ってスライドさせるスライド機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
この構成によれば、イカがヒットした場合に、掛針と釣糸ガイドとの距離を、釣人が予想するイカのサイズに合わせて意図的に調整し設定することができる。
【0010】
上記距離調整機構は、掛針を本体に沿ってスライドさせるスライド機構を備える。この機構により掛針を本体に沿ってスライドさせることによって、ヒットしたイカの大きさに合わせて掛針と釣糸ガイドとの距離を簡単に調整・設定することができる。
【0011】
上記距離調整機構は、釣糸ガイドを本体に沿ってスライドさせる機構を備えるようにすることができる。この機構により釣糸ガイドを本体に沿ってスライドさせることによって、ヒットしたイカの大きさに合わせて掛針と釣糸ガイドとの距離を簡単に調整・設定することができる。
【0012】
(2) さらに、上記距離調整機構は、掛針を本体に対して着脱自在に連結する連結機構を備えるように構成することもできる。この構成によれば、次のような作用を奏する。
【0013】
すなわち、掛針は、通常、本体の長手方向に沿って所定間隔をあげて複数設けられるものであるところ、連結機構を利用して釣糸ガイド側に配置されている掛針を取り外すことによって、結果として掛針と釣糸ガイドとの距離を意図的に大きくすることができる。逆に、連結機構を利用して掛針を本体に取り付けることによって、結果として掛針と釣糸ガイドとの距離を意図的に小さくすることができる。
【0014】
(3) また、上記距離調整機構は、本体の長さを伸縮させる伸縮機構を備えて構成することができる。このようにすれば、本体の、掛針と釣糸ガイドとの中間部分の長さを変化させることにより、掛針と釣糸ガイドとの距離を調整・設定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施形態>
(1) 概略構成
図1は、本発明の第1の実施形態に係るイカ釣り用ヤエン(以下、単に「ヤエン」という。)10の斜視図である。
【0016】
このヤエン10は、釣糸(図示せず)に引っ掛けて釣糸に沿って海中に誘導・沈下されるようになっており、本体11と、本体11の先端側に設けられた掛針12,13と、上記釣糸が挿通されるガイド14,15(釣糸ガイド)と、ガイド14を本体11に対してスライドさせるスライド機構16(距離調整機構)とを備えている。
【0017】
(2) 本体、掛針、ガイド
本体11、掛針12,13、ガイド14,15は、たとえばステンレス鋼等により構成することができる。掛針12,13については、高炭素鋼等を使用することもできる。
【0018】
本体11は、図に示すように細長棒状に形成されており、海中に誘導された際に抵抗が小さく速やかに沈下するようになっている。具体的には、ステンレス線材等を使用して本体11を構成することができる。なお、本実施形態では、ヤエン10が速やかに沈下するように、重錘17が設けられている。この重錘17は鉛等により構成することができる。
【0019】
ガイド15は、本体11に連続して形成されている。すなわち、ガイド15は、本体11の基端部を略90度に屈曲させて構成されており、さらにその上端部に釣糸係合部18が形成されている。この釣糸係合部18は、ガイド15を構成する棒状部材の端部を渦巻状に巻回して形成されている。
【0020】
一方、ガイド14は、本体11と同様に細長棒状部材(ステンレス線材等)を用いて構成することができる。ガイド14の一端部は、後に詳述するスライド機構16に連結されている。また、ガイド14の他端部は渦巻状に巻回されており、これにより、釣糸係合部19が構成されている。
【0021】
ヤエン10を海中に誘導する際には、釣糸を釣糸係合部18,19に係合させるのであるが、その場合に釣糸は、釣糸係合部18,19の渦巻に沿って釣糸係合部18,19の内部へ案内され、これにより、釣糸と釣糸係合部18,19とは摺動自在に係合されることになる。つまり、ヤエン10は、当該釣糸に沿って海中に沈下するようになっている。
【0022】
掛針12,13は、一般的なイカ釣用の針を採用することができ、本実施形態では、本体11の所定の位置に所要の固着部材20を用いて固定されている。固着部材20としては、掛針12,13を本体11に締結するための布製または樹脂製の糸や、接着剤等を採用することができるが、掛針12,13を直接本体11に溶接等することもできる。
【0023】
(3) スライド機構
次にスライド機構16について説明する。図2は、スライド機構16の構造を示す断面図であり、(a)図はガイド14のスライドを規制した状態、(b)図は、スライドを許容した状態を示している。
【0024】
スライド機構16は、内筒21および内筒21の外側に螺合された外筒22とを有し、外筒22を回転させることによって内筒21の内径が変化し、それによって内筒21に挿通された本体11が締め付けられるようになっている。
【0025】
内筒21は全体として円形の筒状を呈しており、基部23と、基部23に延設され、外径が漸次拡径されたクランプ部24とを有している。基部23は、外径および内径が一定の真直な円筒状に形成されており、その外周面に雄ねじ25が形成されている。
【0026】
また、クランプ部24は、外径が漸次拡径されることによっていわゆる錐形に形成されている。しかも、クランプ部24には、図示していないが複数のスリットが形成されている。これらスリットは、クランプ部24の周方向に放射状にかつ軸方向に沿って形成されており、そのため、クランプ部24が径方向に弾性変形可能となっている。さらに、クランプ部24が全体として錐形に形成されることにより、その外周面は、テーパ面26に形成されている。なお、このクランプ部24の端部には、ガイド14が固着されている。
【0027】
この内筒21の中央部には、軸方向に沿って貫通孔27が設けられている。この貫通孔27の内径は、上記本体11の外径に対応しており、本体11は、がたつき等を生じることなく内筒21に沿ってスライドすることができるようになっている。
【0028】
外筒22は、全体として円筒状に形成されており、その外周面にローレットが形成されている。外筒22の中央部には貫通孔28が設けられており、同図において貫通孔28の右側部分は、その内径が漸次拡径されている。貫通孔28の左側部分の内周面には雌ねじ29が形成されており、内筒21の雄ねじ25部分と螺合している。また、貫通孔28の拡径された部分は、その内周面がテーパ面30として構成されている。
【0029】
したがって、図2に示すように、外筒22を内筒21に螺合させてねじ込むことにより、外筒22のテーパ面30が内筒のテーパ面26に当接する。そして、そのまま外筒22を締め込むことにより、外筒22によってクランプ部24が締め付けられて、貫通孔27の内径が小さくなる。すなわち、同図(b)の状態では、本体11は内筒21に対してスライド自在な状態であり、この状態から外筒22を締め込むことにより、本体11は内筒21に締め付けられて、内筒21に対してスライドが規制されることになる。
【0030】
再び図1を参照して、このスライド機構16により、ガイド14が本体11に沿ってスライドすることができることから、掛針12とガイド14との間の距離Sを調整し設定することができ、スライド機構16は、かかる距離Sを調整するための距離調整機構として機能する。
【0031】
(4) ヤエンの使用態様
本実施形態に係るヤエン10は、次のようにして使用する。
【0032】
まず、釣糸の先端に取り付けた餌(ベイトフィシュ等)にイカが食いついた場合には、釣人は、釣糸および釣竿等の感触を通じてそのイカのサイズを予測することができる。そして、上記スライド機構16により、そのイカのサイズに合わせて上記距離Sを意図的に所要の値に設定する。その後、釣糸をヤエン10のガイド14,15に係合させ、釣糸に沿ってヤエン10を海中に誘導・沈下させる。ヤエン10がイカに到達した場合には、ガイド14と掛針12との間の距離Sが当該イカのサイズに対応されているから、掛針12および掛針13が確実にイカに掛かる。その結果、ヒットしたイカを効果的に取り込むことができる。
【0033】
このように本実施形態に係るヤエン10によれば、ヒットしたイカの大きさに合わせて掛針12とガイド14との間の距離Sを釣人が意図的に調整・設定することができるので、当該ヤエン10を一つ用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【0034】
特に、本実施形態では、上記距離Sを調整するためにスライド機構16を採用しており、図2に示したように、外筒22を内筒21に対して締め込むことによりガイド14のスライドを規制し、また緩めることによりガイド14を本体11に対してスライドさせることができるので、簡単な構造により、きわめて簡単かつ迅速に上記距離Sを自在に調整することができるという利点がある。
【0035】
(5) 実施形態の変形例
次に、本実施形態の変形例について説明する。
【0036】
図3は、第1の変形例に係るヤエン10の要部拡大斜視図であり、具体的には、当該変形例に係るスライド機構32の構造を示すものである。
【0037】
この変形例に係るスライド機構32は、スライドリング33と、これを係止するための止めねじ34とを有している。スライドリング33には、本体11の外径に対応する内径の貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔に本体11が挿通されている。また、スライドリング33には、径方向に沿って貫通するねじ穴35が設けられており、このねじ穴35に止めねじ34がねじ込まれている。なお、本変形例では、スライドリング33が図に示すような段付き形状となっているが、真直な筒状に形成することもできる。
【0038】
したがって、止めねじ34を緩めた状態では、スライドリング33は本体11に沿って自由にスライドすることができ、止めねじ34を締め込むことによって当該止めねじ34が本体11を押圧し、そのスライドが規制される。なお、止めねじ34の頭部には、止めねじ34を操作する際の滑り止めのために、ローレット36を形成することもできる。
【0039】
この変形例でも、釣人は、止めねじ34を操作することによって、簡単に上記距離Sを意図的に調整することができ、当該ヤエン10を一つ用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【0040】
次に、図4は、第2の変形例に係るヤエン10の要部拡大斜視図であり、具体的には、当該変形例に係るスライド機構38の構造を示すものである。
【0041】
この変形例に係るスライド機構38は、スライドリング39と、断面が楕円形状に形成された本体11により構成されている。なお、本体11全体をかかる断面楕円形状に形成する必要はなく、スライドさせたい部分についてのみ断面を楕円形状とすることもできる。
【0042】
図5は、スライドリング39部分の断面図である。スライドリング39には、図5に示すような貫通孔40が設けられており、この貫通孔40は、長径と短径とを有する略楕円形状を呈している。そして、この貫通孔40の短径が、上記本体11の最大外径に対応している。
【0043】
したがって、同図(a)の状態から本体11をその軸方向回りに回転させることにより(本体11の軸方向回りにスライドリング39を回転させてもよい)、同図(b)に示すように、本体11がスライドリング39の貫通孔40の内面に押圧され、両者の弾性変形により互いに圧着固定される。これにより、スライドリング39は、本体11に対してそのスライドが規制されることになる。なお、同図(b)の状態から同図(a)の状態に戻すことにより、スライドリング39が本体11に対して自在にスライドすることができるのはいうまでもない。
【0044】
この変形例でも、釣人は、本体11に対してスライドリング39を相対的に回転させるという簡単な操作により、本体11に対するスライドリング39の位置を自在に変化させることができるから、簡単に上記距離Sを調整し設定することができる。その結果、当該ヤエン10を一つ用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【0045】
次に、図6は、第3の変形例に係るヤエン10の斜視図である。また、図7は、当該変形例に係るスライド機構43の構造を示す要部拡大斜視図である。
【0046】
この変形例に係るスライド機構43は、スライドリング44と、この両端部に配設された止めゴム45,46とを有している。
【0047】
図7を参照して、スライドリング44には、本体11の外径に対応する内径の貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔に本体11が挿通されている。また、スライドリング44には、ガイド14が一体的に設けられている。
【0048】
止めゴム45は、たとえば図に示すような紡錘形に形成することができる。もっとも、止めゴム45の形状は、かかる紡錘形に限定されることはない。止めゴム45には、その軸方向に沿って本体挿通孔(図示せず)が設けられている。この本体挿通孔に本体11が挿通されるのであるが、その内径は小さく設定されており、本体11を挿通した状態で本体挿通孔が弾性変形により拡径し、その緊迫力で本体11に係止するようになっている。なお、止めゴム46も同様の構成である。
【0049】
したがって、図7に示すように、本体11をスライドリング44に挿通し、このスライドリング44を止めゴム45,46により挟み込むことにより、スライドリング44のスライドが規制される。また、止めゴム45,46は、本体11に沿って移動させることができることから、スライドリング44の位置を本体11に対して移動させることができる。
【0050】
すなわち、この変形例でも、釣人は、止めゴム45,46の位置をずらすことにより、掛針12とガイド14との間の距離Sを簡単に調整し設定することができ、当該ヤエン10を一つ用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【0051】
次に、図8は、第4の変形例に係るヤエン10の斜視図である。また、図9は、当該変形例に係るスライド機構48の構造を示す要部拡大斜視図である。
【0052】
この変形例に係るスライド機構48は、スライドパイプ49と、これを係止するための止めねじ50とを有している。スライドパイプ49には、本体11の外径に対応する内径の貫通孔51が形成されており、この貫通孔51に本体11が挿通されている。また、スライドパイプ49には、径方向に沿って貫通するねじ穴52が設けられており、このねじ穴52に止めねじ50がねじ込まれている。さらに、このスライドパイプ49の両端部には、上記ガイド14,15が一体的に設けられている。
【0053】
すなわち、止めねじ50を緩めた状態では、スライドパイプ49本体11に沿って自由にスライドすることができ、止めねじ50を締め込むことによって当該止めねじ50が本体11を押圧し、そのスライドが規制される。なお、止めねじ50の頭部には、止めねじ50を操作する際の滑り止めのために、ローレット53を形成することもできる。
【0054】
この変形例でも、釣人は、止めねじ50を操作することによって、掛針12とガイド14との間の距離Sを簡単に調整し設定することができ、当該ヤエン10を一つ用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【0055】
なお、本変形例において、スライドパイプ49を金属で構成することにより、ヤエン10を海中に沈めるための重錘を別途設ける必要がない。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0056】
図10は、本発明の第2の実施形態に係るヤエン60の斜視図である。
【0057】
本実施形態に係るヤエン60が上記第1の実施形態に係るヤエン10と異なるところは、第1の実施形態に係るヤエン10では、ガイド14と掛針12との間の距離Sを調整するためにガイド14の位置を変化させるようにしたのに対し、本実施形態に係るヤエン60は、本体11の全長Lを変化させることにより、上記距離Sを調整するようにした点である。なお、その他の構成については第1の実施形態と同様であり、同様の構成については同様の参照符号を付してその説明を省略する。
【0058】
このヤエン60は、本体11を伸縮させる伸縮機構61を備えている。また、本体11は2分割されており、本体前部62および本体後部63が伸縮機構61に接続されている。
【0059】
図11は、伸縮機構61の構造を示す要部分解斜視図である。
【0060】
同図に示すように伸縮機構61は、スライド片64およびスライド片65と、これらを互いに締結する連結具66とを有する。
【0061】
スライド片64は、略全体が半円柱状に形成されており、その上面により当接面68が構成されている。また、スライド片64の端部67は、円柱状に形成されており、この端部67に本体前部62が連結されている。
【0062】
一方、スライド片65も、略全体が半円柱状に形成されており、その下面により当接面69が構成されている。また、スライド片65の端部70は、円柱状に形成されており、この端部70に本体後部63が連結されている。
【0063】
したがって、上記各当接面68,69を対向させて両スライド片64,65を合わせると、全体として円柱状の部材となり、両スライド片64,65は、後述のように互いに相対的にスライドすることができるようになっている。
【0064】
なお、ガイド14は、本実施形態では本体後部63に設けられているが、スライド片65の端部70に設けてもよい。
【0065】
連結具66は、連結リング71と止めねじ72とを有している。連結リング71には、上記各スライド片64,65が合わさって形成される円柱状部材の外径に対応する内径の貫通孔73が形成されており、この貫通孔73に両スライド部材64,64が挿通されるようになっている。また、連結リング71には、径方向に沿って貫通するねじ穴74が設けられており、このねじ穴74に止めねじ72がねじ込まれている。
【0066】
したがって、止めねじ72を緩めた状態では、各スライド片64,65は矢印76の方向に相対的に自由にスライドすることができ、止めねじ72を締め込むことによって当該止めねじ72がスライド片65を押圧し、その結果、両スライド片64,65が互いに押圧されて、両者間のスライドが規制される。なお、止めねじ72の頭部には、止めねじ72を操作する際の滑り止めのために、ローレット75を形成することもできる。
【0067】
特に、各スライド片64,65は、上記当接面68,69が当接し合うので、止めねじ72を締め付けた際に両当接面68,69間に大きな摩擦力が生じ、その結果、両スライド片64,65のスライド規制を確実に行うことができるという利点がある。
【0068】
本実施形態によれば、伸縮機構61を操作することによって、各スライド片64,65を矢印76の方向、すなわち本体11の長手方向にスライドさせることができることから、二分割された本体11の全長Lを調整することができる。つまり、本体前部62に設けられた掛針12と本体後部63に設けられたガイド14との間の距離S(図10参照)を釣人が意図的に調整し設定することができる。
【0069】
その結果、ヒットしたイカの大きさに合わせて、掛針12とガイド14との間の距離Sを調整し設定することができるので、当該ヤエン60を一つ用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【0070】
なお、本実施形態において、スライド片64,65を金属で構成することにより、ヤエン60を海中に沈めるための重錘を別途設ける必要がない。
【0071】
特に本実施形態では、本体11を伸縮させる機構として、相対的にスライドするスライド片64,65を設け、これらのスライドを連結具66により許容/規制するという構造を採用しているから、構造が簡単であり、本体11の伸縮を円滑に行うことができるという利点がある。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0072】
図12は、本発明の第3の実施形態に係るヤエン80の斜視図である。
【0073】
本実施形態に係るヤエン80が上記第1の実施形態に係るヤエン10と異なるところは、第1の実施形態に係るヤエン10では、ガイド14と掛針12との間の距離Sを変化させるためにガイド14の位置を変化させるようにしたのに対し、本実施形態に係るヤエン80は、掛針12の位置を変化させることにより、上記距離Sを調整するようにした点である。
【0074】
そして、かかる構造とすることによって、ガイド14は、本体11に固定される構造となっている。この固定するための手段82としては、ガイド14を本体11に締結するための布製または樹脂製の糸や、接着剤等を採用することができるが、ガイド14を直接本体11に溶接等することもできる。
【0075】
なお、その他の構成については第1の実施形態と同様であり、同様の構成については同様の参照符号を付してその説明を省略する。
【0076】
図13は、掛針12をスライドさせるためのスライド機構81(特許請求の範囲の欄に記載された「スライド機構」の一例)を示す要部斜視図である。
【0077】
このスライド機構81は、スライドリング83と、これを係止するための止めねじ84とを有している。スライドリング83には、本体11の外径に対応する内径の貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔に本体11が挿通されている。
【0078】
また、スライドリング83には、径方向に沿って貫通するねじ穴が設けられている。当該ねじ穴は同図では図示していないが、図中スライドリング83の下方から鉛直上方へ、上記貫通孔に連通するように形成されている。このねじ穴35に止めねじ84がねじ込まれている。なお、止めねじ84の頭部には、止めねじ84を操作する際の滑り止めのために、ローレット85を形成することもできる。
【0079】
また、掛針12は、このスライドリング83に一体的に形成されているが、掛針12を別途構成し、これをスライドリング83に固定するようにしてもよい。
【0080】
このスライド機構81によれば、止めねじ84を緩めた状態では、スライドリング83は本体11に沿って自由にスライドすることができ、止めねじ84を締め込むことによって当該止めねじ84が本体11を押圧し、そのスライドが規制される。
【0081】
したがって、本実施形態においても、釣人は、止めねじ84を操作することによって、掛針12を本体11に対して簡単にスライドさせることができる。したがって、簡単な操作によって上記距離Sを意図的に調整し設定することができ、当該ヤエン80を一つ用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【0082】
加えて本実施形態では、掛針12を本体11に対してスライドさせるために、上述のようなスライド機構81を採用しているが、かかるスライド機構81に代えて、上記第1の実施形態で示した各変形例を適用することができるのは勿論である。
【0083】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、距離調整機構によって、ヒットしたイカの大きさに合わせて掛針と釣糸ガイドとの距離を、釣人が意図する寸法に調整・設定することができるから、当該一つのイカ釣用ヤエンを用意しておくことにより、さまざまなサイズのイカに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るヤエンの斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るスライド機構の構造を示す断面図であり、(a)図はスライドを規制した状態、(b)図は、スライドを許容した状態を示している。
【図3】第1の実施形態の第1の変形例に係るヤエンの要部拡大斜視図である。
【図4】第1の実施形態の第2の変形例に係るヤエンの要部拡大斜視図である。
【図5】第2の変形例に係るスライドリング部分の断面図であり、(a)図はスライドを許容した状態、(b)図はスライドを規制した状態を示している。
【図6】第1の実施形態の第3の変形例に係るヤエンの斜視図である。
【図7】第3の変形例に係るスライド機構の構造を示す要部拡大斜視図である。
【図8】第1の実施形態の第4の変形例に係るヤエンの斜視図である。
【図9】第4の変形例に係るスライド機構の構造を示す要部拡大斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るヤエンの斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る伸縮機構の構造を示す要部分解斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係るヤエンの斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る掛針をスライドさせるためのスライド機構を示す要部斜視図である。
【図14】従来のヤエンの構造を示す図である。
【符号の説明】
10 ヤエン
11 本体
12 掛針
13 掛針
14 ガイド
15 ガイド
16 スライド機構
21 内筒
22 外筒
24 クランプ部
26 テーパ面
30 テーパ面
32 スライド機構
33 スライドリング
34 止めねじ
38 スライド機構
39 スライドリング
43 スライド機構
44 スライドリング
45 止めゴム
46 止めゴム
48 スライド機構
49 スライドパイプ
50 止めねじ
60 ヤエン
61 伸縮機構
64 スライド片
65 スライド片
66 連結具
80 ヤエン
81 スライド機構
83 スライドリング
84 止めねじ[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to a device used for squid fishing, that is, a yaen.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
Traditionally, a mechanism called yaen has been used for squid fishing. The conventional Yaen structure is as shown in FIG.
[0003]
With reference to the figure, the
[0004]
Conventionally, it has been said that it is effective to adjust the distance s between the
[0005]
However, in this case, it is necessary to prepare a plurality of various yaen having different dimensions s in advance, and there is an inconvenience that an appropriate one must be selected.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a yaen that can cope with various squid sizes of one kind.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
(1) The inventor of the present application considered that the above object could be achieved by adopting a structure that can adjust the distance between the position of the hook provided on the yaen and the fishing line guide.
[0008]
Therefore, the yaen according to the present application is a squid fishing yaen that is slidably engaged with the fishing line and guided into the sea along the fishing line. A fishing line guide provided on the main body and engaged with the fishing line, and a distance adjusting mechanism for adjusting and setting the distance between the hook and the fishing line guide to a required value.The distance adjustment mechanism is a slide mechanism that slides the hanging needle along the main body.It is characterized by comprising.
[0009]
According to this configuration, when the squid hits, the distance between the hook and the fishing line guide can be intentionally adjusted and set according to the size of the squid expected by the angler.
[0010]
The distance adjusting mechanism includes a slide mechanism that slides the hanging needle along the main body. By sliding the hanging needle along the main body with this mechanism, the distance between the hanging needle and the fishing line guide can be easily adjusted and set according to the size of the hit squid..
[0011]
The distance adjusting mechanism may include a mechanism for sliding the fishing line guide along the main body. By sliding the fishing line guide along the main body with this mechanism, the distance between the hook and the fishing line guide can be easily adjusted and set according to the size of the hit squid..
[0012]
(2In addition,Above distance adjustment mechanismCan also be configured to include a coupling mechanism for detachably coupling the hanging needle to the main body. According to this configuration, the following effects are achieved.
[0013]
That is, a plurality of hooks are usually provided at a predetermined interval along the longitudinal direction of the main body, and the result is obtained by removing the hooks arranged on the fishing line guide side using a coupling mechanism. As a result, the distance between the hook and the fishing line guide can be intentionally increased. Conversely, by attaching the hook to the main body using the coupling mechanism, the distance between the hook and the fishing line guide can be intentionally reduced as a result.
[0014]
(ThreeIn addition, the distance adjusting mechanism can be configured to include an expansion / contraction mechanism that expands / contracts the length of the main body. In this way, the distance between the hook and the fishing line guide can be adjusted and set by changing the length of the intermediate portion of the main body between the hook and the fishing line guide.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
<First Embodiment>
(1) Schematic configuration
FIG. 1 is a perspective view of a squid fishing yaen (hereinafter simply referred to as “yaen”) 10 according to a first embodiment of the present invention.
[0016]
The
[0017]
(2) Main unit, hanging needle, guide
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
On the other hand, the
[0021]
When the
[0022]
As the hanging needles 12 and 13, general squid fishing needles can be employed. In the present embodiment, the
[0023]
(3)Slide mechanism
Next, the
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
Moreover, the
[0027]
A through
[0028]
The
[0029]
Therefore, as shown in FIG. 2, when the
[0030]
Referring to FIG. 1 again, the
[0031]
(4) Use of Yaen
The yaen 10 according to the present embodiment is used as follows.
[0032]
First, when a squid bites into a bait (bait fish or the like) attached to the tip of a fishing line, the angler can predict the size of the squid through the feel of the fishing line and fishing rod. The
[0033]
Thus, according to the
[0034]
In particular, in the present embodiment, the
[0035]
(5) Modification of the embodiment
Next, a modification of this embodiment will be described.
[0036]
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a main part of the yaen 10 according to the first modification, and specifically shows the structure of the
[0037]
A
[0038]
Therefore, in a state where the
[0039]
Even in this modified example, the angler can intentionally adjust the distance S by operating the
[0040]
Next, FIG. 4 is an enlarged perspective view of a main part of the
[0041]
The
[0042]
FIG. 5 is a cross-sectional view of the
[0043]
Therefore, by rotating the
[0044]
Even in this modification, the angler can freely change the position of the
[0045]
Next, FIG. 6 is a perspective view of a yaen 10 according to a third modification. FIG. 7 is an essential part enlarged perspective view showing the structure of the
[0046]
A
[0047]
With reference to FIG. 7, the
[0048]
The retaining
[0049]
Therefore, as shown in FIG. 7, the slide of the
[0050]
That is, even in this modification, the angler can easily adjust and set the distance S between the
[0051]
Next, FIG. 8 is a perspective view of a yaen 10 according to a fourth modification. FIG. 9 is an essential part enlarged perspective view showing the structure of the
[0052]
The
[0053]
That is, when the
[0054]
Even in this modification, the angler can easily adjust and set the distance S between the
[0055]
In this modification, it is not necessary to separately provide a weight for sinking the
<Second Embodiment>
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
[0056]
FIG. 10 is a perspective view of a
[0057]
The difference between the yaen 60 according to the present embodiment and the yaen 10 according to the first embodiment is that, in the
[0058]
The
[0059]
FIG. 11 is an exploded perspective view showing a main part of the structure of the
[0060]
As shown in the figure, the expansion /
[0061]
The
[0062]
On the other hand, the
[0063]
Therefore, when the slide surfaces 64 and 65 are aligned with the contact surfaces 68 and 69 facing each other, the whole becomes a cylindrical member, and the
[0064]
In addition, although the
[0065]
The
[0066]
Therefore, in a state where the
[0067]
In particular, since the abutment surfaces 68 and 69 abut each other on the
[0068]
According to the present embodiment, by operating the
[0069]
As a result, the distance S between the hanging
[0070]
In the present embodiment, the
[0071]
In particular, in the present embodiment, as a mechanism for expanding and contracting the
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described.
[0072]
FIG. 12 is a perspective view of a yaen 80 according to the third embodiment of the present invention.
[0073]
The difference between the yaen 80 according to the present embodiment and the yaen 10 according to the first embodiment is that, in the
[0074]
With this structure, the
[0075]
In addition, about another structure, it is the same as that of 1st Embodiment, About the same structure, the same referential mark is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
[0076]
FIG. 13 shows a
[0077]
The
[0078]
Further, the
[0079]
Further, although the hanging
[0080]
According to the
[0081]
Therefore, also in this embodiment, the angler can easily slide the
[0082]
In addition, in the present embodiment, the
[0083]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the distance adjustment mechanism can adjust and set the distance between the hook and the fishing line guide to the size intended by the angler according to the size of the hit squid. By preparing one squid fishing yaen, it is possible to handle squid of various sizes.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a yaen according to a first embodiment of the present invention.
2A and 2B are cross-sectional views showing the structure of the slide mechanism according to the first embodiment of the present invention, where FIG. 2A shows a state in which the slide is restricted, and FIG. 2B shows a state in which the slide is allowed. Yes.
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a main part of a yaen according to a first modification of the first embodiment.
FIG. 4 is an enlarged perspective view of a main part of a yaen according to a second modification of the first embodiment.
FIGS. 5A and 5B are cross-sectional views of a slide ring portion according to a second modification, in which FIG. 5A shows a state in which sliding is permitted, and FIG.
FIG. 6 is a perspective view of a yaen according to a third modification of the first embodiment.
FIG. 7 is an enlarged perspective view of a main part showing the structure of a slide mechanism according to a third modification.
FIG. 8 is a perspective view of a yaen according to a fourth modification of the first embodiment.
FIG. 9 is an enlarged perspective view of a main part showing the structure of a slide mechanism according to a fourth modification.
FIG. 10 is a perspective view of a yaen according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is an exploded perspective view of a main part showing the structure of an expansion / contraction mechanism according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a perspective view of a yaen according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a perspective view of a main part showing a slide mechanism for sliding a hook needle according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a diagram showing the structure of a conventional yaen.
[Explanation of symbols]
10 Yaen
11 Body
12 Needle
13 Needle
14 Guide
15 Guide
16 Slide mechanism
21 inner cylinder
22 outer cylinder
24 Clamp part
26 Tapered surface
30 Tapered surface
32 Slide mechanism
33 Slide ring
34 Set screw
38 Slide mechanism
39 Slide ring
43 Slide mechanism
44 Slide ring
45 Retaining rubber
46 Retaining rubber
48 Slide mechanism
49 Slide pipe
50 Set screw
60 Yaen
61 Telescopic mechanism
64 slide pieces
65 slide pieces
66 coupling
80 Yaen
81 Slide mechanism
83 Slide ring
84 Set screw
Claims (3)
細長棒状の本体と、
本体に設けられた掛針と、
本体に設けられ、上記釣糸に係合する釣糸ガイドと、
掛針と釣糸ガイドとの距離を所要の値に調整設定するための距離調整機構とを備え、
上記距離調整機構は、掛針を本体に沿ってスライドさせるスライド機構とを備えたことを特徴とするイカ釣用ヤエン。A squid fishing yaen that is slidably engaged with a fishing line and guided into the sea along the fishing line,
An elongated rod-shaped body,
A hook provided on the main body,
A fishing line guide provided on the main body and engaged with the fishing line;
A distance adjustment mechanism for adjusting and setting the distance between the hook and the fishing line guide to a required value ;
The squid fishing yaen characterized in that the distance adjusting mechanism includes a slide mechanism that slides the hook needle along the main body .
上記距離調整機構は、掛針を本体に対して着脱自在に連結する連結機構を備えていることを特徴とするイカ釣用ヤエン。 In the squid fishing yaen of claim 1 ,
The said distance adjustment mechanism is equipped with the connection mechanism which connects a hook needle with respect to a main body so that attachment or detachment is possible, The squid fishing yaen characterized by the above-mentioned .
上記距離調整機構は、
本体の長さを伸縮させる伸縮機構を備えていることを特徴とするイカ釣用ヤエン。 In the squid fishing yaen according to claim 1 or 2 ,
The distance adjustment mechanism is
Squid fishing yaen characterized by having an expansion and contraction mechanism that expands and contracts the length of the main body.
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