JP4803086B2 - 情報管理装置及び情報管理方法 - Google Patents

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本発明は、情報管理装置及び情報管理方法に関する。
従来、情報管理装置としては、クライアントから得られた印刷ログとプリンタから得られた印刷結果情報とをマージし、印刷結果情報に印刷ログと同種の項目があるときには印刷結果情報を優先的に採用して印刷ログファイルを形成することにより、実際にプリンタで行われた印刷の状態を優先的に反映して印刷ログの精度を高めるというものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−259103号公報
ところで、印刷システムにおいては、情報管理装置が1つの印刷ジョブを複数の印刷ジョブに分け複数のプリンタで印刷処理する分散印刷を行い、印刷の効率化を高める場合がある。しかしながら、この特許文献1に記載された情報管理装置では、分散印刷については考慮されておらず、1つの印刷ジョブを複数の印刷ジョブに分けると分けた印刷ジョブがそれぞれの印刷ジョブとして管理するため、分散印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果を正確に把握することができない場合があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、分散印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる情報管理装置及び情報管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の情報管理装置は、
複数の印刷装置へ出力する印刷データを管理する情報管理装置であって、
情報を取得可能な情報取得手段と、
前記情報取得手段が取得した印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへ付与する印刷変換手段と、
分散印刷指令された印刷ジョブを前記情報取得手段が取得したときには前記複数の印刷装置に対応した複数の印刷ジョブを生成し該複数の印刷ジョブを前記印刷変換手段に分散印刷データへ変換させる変換制御手段と、
時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいて前記変換された印刷データから前記印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定する分散特定手段と、
前記分散特定手段によって特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている固有情報を統一する固有情報統一手段と、
を備えたものである。
この情報管理装置では、取得した印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報をこの変換した印刷データへ付与し、分散印刷指令された印刷ジョブを取得したときには複数の印刷装置に対応した複数の印刷ジョブを生成しこの複数の印刷ジョブを分散印刷データへ変換させ、時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいてこの変換された印刷データから印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定し、特定した印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている固有情報を統一する。このように、分散印刷される分散印刷ジョブについては統一した固有情報が付与され、この統一された固有情報をあとで利用し分散印刷ジョブについて確認可能である。したがって、分散印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる。ここで、「統一する」には、その全体を統一するもののほか、印刷ジョブを共通とすることを認識可能な態様でその一部を統一するものをも含む。
本発明の情報管理装置において、前記分散特定手段は、分散印刷データの作成時刻、ユーザに対応付けられたユーザ識別情報、印刷ジョブに対応付けられたジョブ識別情報、前記付与された固有情報及び前記印刷変換手段に対応付けられた変換手段識別情報のうち少なくとも1以上を含む前記ジョブ関連情報に基づいて前記分散印刷データを特定するものとしてもよい。これらの情報は、分散印刷ジョブを特定するのが比較的容易であるため、好ましい。
本発明の情報管理装置において、前記変換制御手段は、前記分散印刷指令された印刷ジョブから前記複数の分散印刷データへ変換したあと前記分散特定手段が該分散印刷データを特定するまでは他の分散印刷指令された印刷ジョブを前記印刷変換手段に分散印刷データへ変換させず、前記分散特定手段が該分散印刷データを特定したあと他の分散印刷指令された印刷ジョブを前記印刷変換手段に前記分散印刷データへ変換させるものとしてもよい。こうすれば、印刷ジョブから生成された分散印刷データの特定が完了するまでは他の分散印刷データの生成を抑制するため、より容易に分散印刷ジョブを特定することができるし、より確実に分散印刷ジョブを特定することができる。
本発明の情報管理装置において、前記ジョブ関連情報には分散印刷データの作成時刻、ジョブ識別情報が含まれており、前記分散特定手段は、1つの分散印刷データを特定したあと前記生成した印刷ジョブ数の印刷データを特定するまで、該特定した分散印刷データよりもあとの作成時刻であると共に、該特定した分散印刷データよりもあとに付与された前記ジョブ識別情報を有する印刷データを前記分散印刷データとして特定するものとしてもよい。こうすれば、より確実に分散印刷データを特定することができる。
本発明の情報管理装置において、前記変換制御手段は、前記分散印刷指令された印刷ジョブに基づいて変換された分散印刷データと前記分散印刷指令されていない印刷ジョブに基づいて生成された印刷データとに異なる変換手段識別情報を付与し、前記分散特定手段は、前記変換制御手段により付与された変換手段識別情報にも基づいて前記変換された印刷データから分散印刷データを特定するものとしてもよい。こうすれば、印刷データと分散印刷データとを変換手段識別情報により区別可能であるため、より容易に分散印刷データを特定することができる。
本発明の情報管理装置は、前記情報取得手段が取得した印刷ジョブにジョブ識別情報を付与する識別情報付与手段、を備え、前記印刷変換手段は、前記印刷ジョブに対応付けられたジョブ識別情報とは異なる所定の副識別情報を前記固有情報として前記変換した印刷データへ付与し、前記固有情報統一手段は、前記分散特定手段によって特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている副識別情報を統一するものとしてもよい。こうすれば、副識別情報を利用して分散印刷した印刷データであることを正確に把握することができる。また、副識別情報は、例えば印刷ジョブ名や印刷ジョブ識別情報とは異なり、完全に一致するものとすることも許容されるため、分散印刷した印刷データであることを一層正確に把握することができる。
本発明の情報管理装置において、前記印刷変換手段は、印刷データ名を前記固有情報として前記変換した印刷データへ付与し、前記固有情報統一手段は、前記分散特定手段によって特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている印刷データ名を所定の関連付けられた印刷ジョブ名に統一するものとしてもよい。こうすれば、比較的容易に分散印刷した印刷データを正確に把握することができる。ここで、「所定の関連付け」とは、例えば、同一の文字列のあとに「−1」「−2」などの副識別子を設けるものとしてもよい。
なお、本発明の情報管理装置は、情報を記憶する情報記憶手段、を備え、前記印刷変換手段は、前記変換した印刷データを前記情報記憶手段へ記憶させ、前記分散特定手段は、前記情報記憶手段に記憶された印刷データから前記印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定し、前記固有情報統一手段は、前記固有情報を統一した分散印刷データを前記情報記憶手段へ記憶させるものとしてもよい。また、本発明の情報管理装置は、情報を前記印刷装置へ出力可能な情報出力手段と、前記変換制御手段によって変換された分散印刷データの各々を、対応する前記印刷装置へ前記情報出力手段に出力させる分散印刷実行手段と、を備えたものとしてもよい。このとき、本発明の情報管理装置は、情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報取得手段が前記印刷装置から取得した前記固有情報を含む印刷結果情報を印刷ログとして前記情報記憶手段に記憶させる印刷ログ管理手段と、を備えたものとしてもよい。
あるいは、本発明の情報管理装置は、複数の印刷装置へ出力する印刷データを管理する情報管理装置であって、情報を取得可能な情報取得手段と、前記情報取得手段が取得した印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへ付与する印刷変換手段と、前記印刷ジョブを前記情報取得手段が取得したときには前記印刷ジョブを前記変換手段に印刷データへ変換させ、その後該印刷データの印刷が完了しなかった旨の再印刷指令を前記情報取得手段が該印刷装置から取得した際には、該印刷が完了しなかった印刷装置とは異なる印刷装置に対応した前記印刷変換手段に前記印刷ジョブを振替印刷データへ変換させる変換制御手段と、時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいて前記変換された印刷データから前記振替印刷データを特定する振替特定手段と、前記振替特定手段によって特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の印刷データの各々に付与されている固有情報を統一する固有情報統一手段と、を備えたものとしてもよい。こうしても、振り替え印刷される振替印刷ジョブについては統一した固有情報が付与され、この統一された固有情報をあとで利用し振替印刷ジョブについて確認可能である。したがって、振り替え印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる。なお、この情報管理装置は、上述のいずれかの態様を採用してもよい。このとき、振替特定手段は、上述の分散特定手段のいずれかの態様を採用してもよい。
本発明の情報管理方法は、
複数の印刷装置へ出力する印刷データを管理する情報管理装置を利用した情報管理方法であって、
(a)印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへ付与するステップと、
(b)分散印刷指令された印刷ジョブから前記複数の印刷装置に対応した複数の印刷ジョブを生成し該複数の印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへそれぞれ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへそれぞれ付与するステップと、
(c)時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいて前記ステップ(a)及び前記ステップ(b)で変換された印刷データから前記印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定するステップと、
(d)前記ステップ(c)で特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている固有情報を統一するステップと、
を含むものである。
この情報管理方法では、取得した印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報をこの変換した印刷データへ付与し、分散印刷指令された印刷ジョブを取得したときには複数の印刷装置に対応した複数の印刷ジョブを生成しこの複数の印刷ジョブを分散印刷データへ変換させ、時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいてこの変換された印刷データから印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定し、特定した印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている固有情報を統一する。このように、分散印刷される分散印刷ジョブについては統一した固有情報が付与され、この統一された固有情報をあとで利用し分散印刷ジョブについて確認可能である。したがって、分散印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる。なお、この情報管理方法において、上述した情報管理装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した情報管理装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
あるいは、本発明の情報管理方法は、複数の印刷装置へ出力する印刷データを管理する情報管理装置を利用した情報管理方法であって、
(a)印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへ付与するステップと、
(b)前記ステップ(a)の後、前記印刷データの印刷が完了しなかった旨の再印刷指令を前記印刷装置から取得した際には、該印刷が完了しなかった印刷装置とは異なる印刷装置に対応した振替印刷データへ前記印刷ジョブを変換するステップと、
(c)時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいて前記変換された印刷データから前記振替印刷データを特定するステップと、
(d)前記ステップ(c)で特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の印刷データの各々に付与されている固有情報を統一するステップと、を含むものとしてもよい。こうしても、振り替え印刷される振替印刷ジョブについては統一した固有情報が付与され、この統一された固有情報をあとで利用し印刷ジョブについて確認可能である。したがって、振り替え印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる。
本発明のプログラムは、上述した情報管理方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、上述した情報管理方法の各ステップが実行されるため、該制御方法と同様の作用効果が得られる。
図1は、本発明の一実施形態である分散印刷システム10の構成の概略を示す構成図であり、図2は、ジョブ処理サーバ30が備えるHDD35に記憶されたジョブ管理情報48の説明図である。本実施例の分散印刷システム10は、ネットワークとしてのLAN12に接続されたユーザパソコン(以下ユーザPCとする)20と、LAN12を介して接続されたジョブ処理サーバ30と、LAN12を介して接続されたジョブ情報収集サーバ50と、LAN12を介して接続された複数のプリンタ60,68,69と、によって構成されている。この分散印刷システム10では、図示しないが、その他のユーザPC、プリンタを複数台備えているものとする。なお、プリンタ及びユーザPCは、それぞれ任意の数を備えているものとしてもかまわない。
ユーザPC20は、ユーザが使用する情報処理装置として構成された周知の汎用パソコンであり、各種制御を実行するCPU22と、各種制御プログラムを記憶するROM23と、データを一時記憶するRAM24と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する大容量メモリであるHDD25と、LAN12に接続された外部機器との間で情報の送受信が可能なI/F26とを備えている。このユーザPC20は、インストールされたプログラムによりジョブ処理サーバ30に対して印刷処理を指令したりジョブ情報収集サーバ50に保存されている印刷ログ55aなどの情報を表示したりする。このユーザPC20は、LAN12を介してジョブ処理サーバ30などとデータを送受信する際には、RAM24の所定領域に設けられた受信バッファ及び送信バッファを利用して行う。HDD25には、分散印刷システム10により1つの印刷ジョブを複数のプリンタに分散させて印刷処理を行うときに用いられる仮想プリンタドライバ25aが記憶されている。このユーザPC20は、各種情報を画面表示するディスプレイ27や、ユーザが各種指令を入力するキーボード等の入力装置28などを備え、ディスプレイ27に表示されたカーソル等をユーザが入力装置28を介して入力操作するとその入力操作に応じた動作を実行する機能を有している。
ジョブ処理サーバ30は、ユーザから受信した印刷ジョブを管理すると共に、印刷ジョブを各プリンタで実行させる印刷サーバの機能を有したサーバである。このジョブ処理サーバ30は、各種制御を実行するCPU32と、各種制御プログラムを記憶するROM33と、データを一時記憶するRAM34と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する大容量メモリであるHDD35と、LAN12に接続された外部機器との間で信号の送受信が可能なI/F36とを備えている。このCPU32は、図示しないバスによって情報のやり取りが可能なようにHDD35やI/F36などと接続されている。このジョブ処理サーバ30は、LAN12を介してユーザPC20やプリンタ60などとデータを送受信する際には、RAM34の所定領域に設けられた受信バッファ及び送信バッファを利用して行う。HDD35には、図1に示すように、OSにプラグインされ印刷ジョブに識別情報としてのIDを付与するモジュールであるジョブID設定モジュール40と、分散印刷指令に伴い印刷ジョブを複数に分割し複数のプリンタに印刷処理を行わせる分散印刷ツール41や、所定のプリンタ(例えばプリンタ60)で印刷可能な印刷データを生成するプリンタドライバ42、所定のプリンタ(例えばプリンタ68)で印刷可能な印刷データを生成するプリンタドライバ43、所定のプリンタ(例えばプリンタ69)で印刷可能な印刷データを生成するプリンタドライバ44、印刷データを格納しておきこの印刷データを所定タイミングでプリンタへ送信するスプーラ46、印刷データ48aを格納した管理リストとしてのジョブ管理情報48などが記憶されている。ジョブ管理情報48には、図2に示すように、ジョブID設定モジュール40により付与されたジョブIDや、各プリンタドライバにより印刷ジョブが印刷データへ変換された時刻である印刷受付時刻、ジョブIDとは異なり印刷ジョブごとに固有の識別情報として付与されたサブミッションID(SIDともいう)、印刷ジョブがスプールされたプリンタドライバ名、及び印刷ジョブから生成された印刷データなどの情報が格納されている。プリンタドライバ42,43,44は、SID設定モジュール42a,43a,44aをそれぞれ有しており、印刷ジョブを印刷データへ変換する際には、SIDをこの印刷データへ付与するよう設定されている。このSID設定モジュール42a,43a,44aは、印刷指令したユーザ名、印刷指令したドキュメント名、印刷データへ変換した時刻などの情報を文字列として組み合わせてSIDを生成するモジュールとして構成されている。したがって、SIDは、通常は印刷ジョブにユニークな値として設定される。
ジョブ情報収集サーバ50は、印刷した結果の情報である印刷ログを管理するサーバであり、各種制御を実行するCPU52と、各種制御プログラムを記憶するROM53と、データを一時記憶するRAM54と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する大容量メモリであるHDD55と、LAN12に接続された外部機器との間で信号の送受信が可能なI/F56とを備えている。このCPU52は、図示しないバスによって情報のやり取りが可能なようにHDD55やI/F56などと接続されている。このジョブ情報収集サーバ50は、LAN12を介してユーザPC20やプリンタ60などとデータを送受信する際には、RAM54の所定領域に設けられた受信バッファ及び送信バッファを利用して行う。HDD55には、各ユーザ及び各プリンタで印刷した結果の情報である印刷ログ55aが記憶されている。この印刷ログ55aは、ユーザからのアクセスによって閲覧可能になっている。
プリンタ60は、LAN12を介して得られた印刷データを記録紙Sに印刷する装置であり、装置全体の制御を司るCPU62と、各種処理プログラムを記憶した読み書き可能なフラッシュROM63と、一時的にデータを記憶するRAM64と、着色剤としてトナーを用いて記録紙Sに印刷を行う印刷機構65と、LAN12に接続された外部機器との間で信号の送受信が可能なI/F66とを備えている。印刷機構65は、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の印刷機構として構成され、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に色分解された各色ごとの画像の静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を各色のトナーにより現像し、現像したトナー像を転写ベルトを介して記録紙Sに転写し、転写した記録紙Sを加熱・加圧して定着させる機構である。この印刷機構65は、プリントヘッド内に設けられた圧電素子又はヒータによりインクカートリッジ内のインクを加圧して記録紙Sに向かって吐出するインクジェット方式を採用してもよい。なお、プリンタ68,69は、プリンタ60と同様の構成であるため、その説明を省略する。
次に、こうして構成された本実施形態の分散印刷システム10の動作について、特に、ユーザが分散印刷を指定して印刷を実行したときの動作について説明する。ここでは、具体例として、ユーザAがユーザPC20から分散印刷を指令し、プリンタ60,68,69で印刷ジョブの印刷を実行する場合を主として説明する。図3は、ジョブ処理サーバ30のCPU32により実行される分散印刷管理処理ルーチンの一例を表すフローチャートである。このルーチンは、HDD35に記憶され、ジョブ処理サーバ30が起動したあと繰り返し実行される。
このルーチンを実行すると、CPU32は、まず、印刷ジョブを受信したか否かを判定し(ステップS100)、印刷ジョブを受信したときには受信した印刷ジョブにジョブIDを付与する(ステップS110)。ここでは、OSに組み込まれたジョブID設定モジュール40が文字列としての番号を印刷ジョブに付与するものとした。次に、CPU32は、受信した印刷ジョブが分散印刷ジョブであるか否かを分散印刷指令を受信したか否かに基づいて判定し(ステップS120)、分散印刷ジョブでないときには、CPU32は、印刷ジョブに含まれる指定されたプリンタに対応するプリンタドライバで印刷ジョブから印刷データへ変換する(ステップS130)。このとき、プリンタドライバでは、変換した印刷データに印刷データ名やSID設定モジュールによりサブミッションIDを付与すると共に変換処理を実行したプリンタドライバ名を格納する。ここでは、プリンタドライバ名は通常のプリンタドライバ名(例えばプリンタドライバAなど)を格納する。ステップS130のあと、またはステップS100で印刷ジョブを受信していないときには、、CPU32は、変換された印刷データをスプーラ46に格納し、このスプーラ46により印刷先のプリンタの状態に応じてスプール済みの印刷データをプリンタへ送信する(ステップS140)。次に、CPU32は、電源がオフされたか否かを判定し(ステップS150)、電源がオフされていないときには、上述したステップS100以降の処理を実行する。
一方、ステップS120で受信した印刷ジョブが分散印刷ジョブであるときには、CPU32は、分散印刷ツール41を用いて以下に説明する分散印刷処理を実行する。具体的には、CPU32は、まず、他の分散印刷ジョブの分散処理、即ち印刷ジョブの分割処理の実行を禁止する(ステップS160)。これは、複数の分散印刷ジョブから複数の分散印刷データへの変換が行われてしまうことによる混乱の発生を防止するためである。続いて、CPU32は、受信した印刷ジョブを印刷するプリンタの数だけ分割し(ステップS170)、分割した印刷ジョブを所定順にプリンタドライバで印刷データへ変換させる(ステップS180)。ここでは、プリンタ60,68,69により印刷させるよう、印刷ジョブを3つにコピーし、プリンタドライバ42,43,44の順で印刷データへ変換する。なお、印刷ジョブを分割するとは、例えば総頁が30頁である印刷ジョブを1〜10頁までをプリンタ60、11〜20頁までをプリンタ68、21〜30頁までをプリンタ69、のように分担させることをいい、印刷ジョブを3つコピーするものとしてもよい。このとき、プリンタドライバでは、変換した印刷データに印刷データ名やSID設定モジュールによりサブミッションIDを付与すると共に変換処理を実行したプリンタドライバ名を格納する。ここでは、プリンタドライバ名は通常のプリンタドライバ名と異なる名称(例えばサブ番号「−1」を付与した「プリンタドライバA−1」など)が分散印刷ツール41により作成され、それを格納する(図2参照)。
次に、CPU32は、スプーラを監視し(ステップS190)、印刷ジョブがスプールされたか否かを判定し(ステップS200)、印刷ジョブがスプールされていないときには、ステップS190の処理を実行し、印刷ジョブがスプールされたときには、スプールされた印刷データに関する情報であるジョブ関連情報を印刷データから取得する(ステップS210)。このジョブ関連情報には、印刷受付時刻、サブミッションIDに含まれるユーザ名、ジョブID,サブミッションID,印刷ジョブ名、及びプリンタドライバ名が含まれている。続いて、CPU32は、取得したジョブ関連情報が所定条件を満たすか否かを判定することによりスプールされた印刷データが分散印刷データであるか否かを特定し(ステップS220)、ジョブ関連情報が所定条件を満たすときには、分散印刷データであるものとして、サブミッションID及び印刷データ名の統一処理を実行する(ステップS230)。ステップS230のあと、またはステップS220でジョブ関連情報が所定条件を満たさなかったときには、CPU32は、分散印刷ジョブのスプールが終了したか否かを今回の分散印刷データのすべてが特定されたか否かに基づいて判定し(ステップS240)、分散印刷データのすべてが特定されていないときにはステップS190以降の処理を実行する。
ここで、ステップS190〜S240の処理について具体的に説明する。ここでは、前回スプールされた印刷データがスプーラ46に残っていたり、本ルーチン以外でプリンタドライバ42などにより印刷ジョブがスプールされることがあるため、現在スプールされている印刷データのうち新たに分散印刷データとして生成されたものを特定する判定を実行する。まず、分割した印刷ジョブのうち1番目の分散印刷データの判定では、印刷受付時刻が最も遅く且つプリンタドライバ名のサブ番号(「−1」など)を有するか否か、即ちジョブ関連情報が所定条件を満たすか否かを判定する。1番目の分散印刷データであるときには、統一処理として、2番目以降の判定に用いるためジョブIDと印刷受付時刻をRAM34の所定領域に格納し、以後の情報の統一に用いるためサブミッションID及び印刷データ名をRAM34の所定領域に格納すると共に、印刷データ名にサブ番号(例えば「−1」など)を付与する処理を行う。また、2番目以降の分散印刷データの特定では、1番目の分散印刷データよりもあとの印刷受付時刻であると共に、1番目の分散印刷データよりもあとに付与されたジョブIDを有する印刷データであるか否か、即ちジョブ関連情報が所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件を満たすものを分散印刷データとして特定する。ここで、例えば、分散印刷を指令したあとにシステムを再起動し、再度分散印刷を指令すると、OSによりジョブIDが初期値から振り直されていくことになるが、このように特定することにより、再起動前に変換された分散印刷データがスプーラに残っている場合であっても、確実に今回の分散印刷データだけを特定可能であり、前回までの分散印刷データの情報の誤変換を抑制可能である。そして、分散印刷データが特定されると、統一処理としてサブミッションIDを1番目のものと同一の文字列に置換すると共に、1番目の印刷データ名にサブ番号(例えば2番目は「−2」など)を付与する処理を行う。このような統一処理を行わない場合は、図4(a)に示すように、同一の印刷ジョブであっても、各プリンタドライバのSID設定モジュールなどにより、サブミッションIDや印刷ジョブ名が個別に付与され、どの印刷ジョブが分散印刷のものか判別できなくなってしまうが、このような統一処理を行うことにより、図4(b)に示すように、どの印刷ジョブが分散印刷のものか判別容易となる。
さて、ステップS240で分散印刷データのすべてが特定されたときには、CPU32は、他の分散印刷ジョブの分散処理の実行を許可し(ステップS250)、ステップS140以降の処理を実行し、ステップS150で電源がオフされたときには、そのままこのルーチンを終了する。なお、ステップS140で送信された印刷データをプリンタ60,68,69が印刷処理し、この印刷処理が完了すると、各プリンタ60,68,69は、その印刷結果やジョブID,印刷データ名,サブミッションIDなどの情報をジョブ情報収集サーバ50へ送信する。ジョブ情報収集サーバ50では、印刷結果に関する情報を印刷ログ55aに格納する。そして、ユーザがジョブ情報収集サーバ50にアクセスし、印刷ログ55aの閲覧を行うと、CPU22は、印刷ログ55aの情報をダウンロードし、ディスプレイ27に印刷ログ情報表示画面80を表示させる。図5は、印刷ログ情報表示画面80の説明図である。このように、ユーザは、分散印刷した情報が統一されている印刷ログ情報表示画面80をあとで確認することができる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のI/F36が本発明の情報取得手段に相当し、サブミッションID及び印刷データ名が固有情報に相当し、
CPU32及びプリンタドライバ42,43,44が印刷変換手段に相当し、CPU32及び分散印刷ツール41が変換制御手段、分散特定手段及び固有情報統一手段に相当し、CPU32及びジョブID設定モジュール40が識別情報付与手段に相当する。また、印刷受付時刻が分散印刷データの作成時刻に相当し、ユーザ名がユーザ識別情報に相当し、ジョブIDがジョブ識別情報に相当し、プリンタドライバ名が変換手段識別情報に相当し、サブミッションIDが副識別情報に相当し、これらの情報がジョブ関連情報に含まれる。なお、本実施形態では、分散印刷システム10の動作を説明することにより本発明の情報管理方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態の分散印刷システム10によれば、取得した印刷ジョブをプリンタにより印刷可能である印刷データへ変換すると共にプリンタドライバが印刷データに固有であるサブミッションIDや印刷データ名をこの印刷データへ付与し、分散印刷指令された印刷ジョブを取得したときには複数のプリンタに対応した複数の印刷ジョブを生成しこの複数の印刷ジョブをそれぞれのプリンタドライバに分散印刷データへ変換させ、時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいてこの変換された印刷データから印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定し、特定した印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている固有情報を統一する。このように、分散印刷される分散印刷ジョブについては統一した固有情報が付与され、この統一された固有情報をあとで利用し分散印刷ジョブについて確認可能である。したがって、分散印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる。また、複数の印刷データにおいて完全に一致することが許容されるサブミッションIDを統一するため、分散印刷した印刷データであることを一層正確に把握することができる。印刷データ名を所定の関連付けられた印刷ジョブ名に統一するため、比較的容易に分散印刷した印刷データを正確に把握することができる。
また、ジョブ関連情報には、印刷受付時刻、サブミッションIDに含まれるユーザ名、ジョブID,サブミッションID,印刷ジョブ名、及びプリンタドライバ名が含まれているため、分散印刷ジョブを特定するのが比較的容易であり、好ましい。更に、分散印刷データを特定するまでは他の分散印刷ジョブを分割せず分散印刷データを特定したあと他の分散印刷ジョブを分散印刷データへ変換するため、より容易に分散印刷ジョブを特定することができるし、より確実に分散印刷ジョブを特定することができる。更にまた、1番目の分散印刷データを特定したあと分割した印刷ジョブ数の印刷データを特定するまで、この1番目の分散印刷データよりもあとの印刷受付時刻であると共に、特定した分散印刷データよりもあとに付与されたジョブIDを有する印刷データを前記分散印刷データとして特定するため、より確実に分散印刷データを特定することができる。そして、分散印刷データと通常の印刷データとに異なるプリンタドライバ名を付与し、プリンタドライバ名にも基づいてスプールされている印刷データから分散印刷データを特定するため、より容易に分散印刷データを特定することができる。また、プリンタドライバ42などにより変換された分散印刷データを分散印刷ツール41であとから特定するため、プリンタドライバでの処理内容を通常印刷と分散印刷とで切り替える必要がなく、汎用性が高い。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、固有情報をサブミッションID及び印刷データ名としたが、いずれか一方であってもよいし、ジョブIDであるものとしてもよい。こうしても、分散印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる。
上述した実施形態では、特定した分散印刷データについて、サブミッションIDを同一のものに統一するものとしたが、認識可能な何らかの統一を行えばよく、同一の文字列にサブ番号(例えば「−1」など)を付与するものとしてもよい。また、同様に、印刷データ名を同一の文字列にサブ番号を付与するものとしたが、認識可能な何らかの統一を行えばよく、同一の文字列に統一してもよい。また、分散印刷ジョブのプリンタドライバ名を通常のドライバ名にサブ番号を付与したものとし互いに異なるものとしたが、通常の印刷時のプリンタドライバ名と分散印刷ジョブのプリンタドライバ名とが異なるものにすれば、どのような名称を用いてもよい。
上述した実施形態では、ジョブ関連情報には、印刷受付時刻、サブミッションIDに含まれるユーザ名、ジョブID,サブミッションID,印刷ジョブ名、及びプリンタドライバ名が含まれるものとしたが、時間に関係する情報(印刷受付時刻など)を少なくとも1つ含むものであれば、他の情報を任意に用いるものとしてもよい。
上述した実施形態では、ステップS160で他の分散印刷ジョブの分散処理を禁止するものとしたが、ステップS160で他の印刷ジョブの印刷データ変換処理を禁止してもよい。こうすれば、他の印刷データが新たにスプールした分散印刷データに紛れることが抑制可能であるため、分散印刷データを特定しやすい。このとき、プリンタドライバ42により生成された分散印刷データ以外の印刷データはないため、ジョブ関連情報として印刷受付時刻のみを用いて分散印刷データを特定することができる。あるいは、ステップS160での分散印刷ジョブの分散処理を禁止するのを省略してもよい。このとき、分散印刷データの特定は、上述のように、印刷受付時刻、サブミッションIDに含まれるユーザ名、ジョブID,サブミッションID,印刷ジョブ名、及びプリンタドライバ名などに基づいて行えばよい。
上述した実施形態では、分散印刷ジョブにおいて、1つの印刷ジョブを共通とする分散印刷データの各々の固有情報を統一するものとしたが、1つの印刷ジョブを共通とし、あるプリンタで印刷完了できなかった場合に、他のプリンタで振り替え印刷を行う際の振替印刷データの固有情報を印刷完了できなかった固有情報に統一するものとしてもよい。具体的には、ジョブ処理サーバ30が、印刷ジョブをI/F36を介して取得したときには印刷ジョブをプリンタドライバ42に印刷データへ変換させると共に、固有情報としてのサブミッションID及び印刷データ名をこの印刷データへ付与し、その後この印刷データの印刷が完了しなかった旨の再印刷指令をプリンタ60から取得した際には、プリンタドライバ43にこの印刷ジョブを振替印刷データへ変換させ、ジョブ関連情報に基づいて
スプーラ46に記憶されている印刷データの中から振替印刷データを特定し、この特定した印刷データに付与されている固有情報を印刷が完了しなかった固有情報に統一する。こうしても、振り替え印刷される振替印刷ジョブについては統一した固有情報が付与され、この統一された固有情報をあとで利用し振替印刷ジョブについて確認可能である。したがって、振り替え印刷において1つの印刷指令に対する印刷結果をより正確に把握することができる。
上述した実施形態では、ジョブ処理サーバ30及びジョブ情報収集サーバ50を別のサーバとしたが、これらの機能を一体化させたサーバとしてもよい。また、プリンタ60としたが、プリンタ機能を有するFAX機としてもよいし、コピー機としてもよい。なお、上述した実施形態では、本発明の情報管理装置としてのジョブ処理サーバ30として説明したが、情報管理方法の形態としてもよいし、情報管理方法を実行するプログラムの形態としてもよい。
分散印刷システム10の構成の概略を示す構成図である。 HDD35に記憶されたジョブ管理情報48の説明図である。 分散印刷管理処理ルーチンの一例を表すフローチャートである。 統一処理未実行及び実行済みのジョブ管理情報48の説明図である。 印刷ログ情報表示画面80の説明図である。
符号の説明
10 分散印刷システム、12 LAN、20 ユーザPC、22 CPU、23 ROM、24 RAM、25 HDD、25a 仮想プリンタドライバ、26 I/F、27 ディスプレイ、28 入力装置、30 ジョブ処理サーバ、32 CPU、33 ROM、34 RAM、35 HDD、36 I/F、40 ジョブID設定モジュール、41 分散印刷ツール、42,43,44 プリンタドライバ、42a,43a,44a SID設定モジュール、46 スプーラ、48 ジョブ管理情報、48a 印刷データ、50 ジョブ情報収集サーバ、52 CPU、53 ROM、54 RAM、55 HDD、55a 印刷ログ、56 I/F、60,68,69 プリンタ、62 CPU、63 フラッシュROM、64 RAM、65 印刷機構、66 I/F、80 印刷ログ情報表示画面、S 記録紙。

Claims (8)

  1. 複数の印刷装置へ出力する印刷データを管理する情報管理装置であって、
    情報を取得可能な情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへ付与する印刷変換手段と、
    分散印刷指令された印刷ジョブを前記情報取得手段が取得したときには前記複数の印刷装置に対応した複数の印刷ジョブを生成し該複数の印刷ジョブを前記印刷変換手段に分散印刷データへ変換させる変換制御手段と、
    時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいて前記変換された印刷データから前記印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定する分散特定手段と、
    前記分散特定手段によって特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている固有情報を統一する固有情報統一手段と、
    を備えた情報管理装置。
  2. 前記分散特定手段は、分散印刷データの作成時刻、ユーザに対応付けられたユーザ識別情報、印刷ジョブに対応付けられたジョブ識別情報、前記付与された固有情報及び前記印刷変換手段に対応付けられた変換手段識別情報のうち少なくとも1以上を含む前記ジョブ関連情報に基づいて前記分散印刷データを特定する、請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記変換制御手段は、前記分散印刷指令された印刷ジョブから前記複数の分散印刷データへ変換したあと前記分散特定手段が該分散印刷データを特定するまでは他の分散印刷指令された印刷ジョブを前記印刷変換手段に分散印刷データへ変換させず、前記分散特定手段が該分散印刷データを特定したあと他の分散印刷指令された印刷ジョブを前記印刷変換手段に前記分散印刷データへ変換させる、請求項1又は2に記載の情報管理装置。
  4. 前記ジョブ関連情報には分散印刷データの作成時刻、ジョブ識別情報が含まれており、
    前記分散特定手段は、1つの分散印刷データを特定したあと前記生成した印刷ジョブ数の印刷データを特定するまで、該特定した分散印刷データよりもあとの作成時刻であると共に、該特定した分散印刷データよりもあとに付与された前記ジョブ識別情報を有する印刷データを前記分散印刷データとして特定する、
    請求項3に記載の情報管理装置。
  5. 前記変換制御手段は、前記分散印刷指令された印刷ジョブに基づいて変換された分散印刷データと前記分散印刷指令されていない印刷ジョブに基づいて生成された印刷データとに異なる変換手段識別情報を付与し、
    前記分散特定手段は、前記変換制御手段により付与された変換手段識別情報にも基づいて前記変換された印刷データから分散印刷データを特定する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の情報管理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の情報管理装置であって、
    前記情報取得手段が取得した印刷ジョブにジョブ識別情報を付与する識別情報付与手段、を備え、
    前記印刷変換手段は、前記印刷ジョブに対応付けられたジョブ識別情報とは異なる所定の副識別情報を前記固有情報として前記変換した印刷データへ付与し、
    前記固有情報統一手段は、前記分散特定手段によって特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている副識別情報を統一する、情報管理装置。
  7. 前記印刷変換手段は、印刷データ名を前記固有情報として前記変換した印刷データへ付与し、
    前記固有情報統一手段は、前記分散特定手段によって特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている印刷データ名を所定の関連付けられた印刷ジョブ名に統一する、請求項1〜6のいずれかに記載の情報管理装置。
  8. 複数の印刷装置へ出力する印刷データを管理する情報管理装置を利用した情報管理方法であって、
    (a)印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへ付与するステップと、
    (b)分散印刷指令された印刷ジョブから前記複数の印刷装置に対応した複数の印刷ジョブを生成し該複数の印刷ジョブを印刷装置により印刷可能である印刷データへそれぞれ変換すると共に印刷データに固有である固有情報を該変換した印刷データへそれぞれ付与するステップと、
    (c)時間を含む印刷ジョブに関するジョブ関連情報に基づいて前記ステップ(a)及び前記ステップ(b)で変換された印刷データから前記印刷ジョブを共通とする分散印刷データを特定するステップと、
    (d)前記ステップ(c)で特定された前記印刷ジョブを共通とする複数の分散印刷データの各々に付与されている固有情報を統一するステップと、
    を含む情報管理方法。
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