JP4802852B2 - 作業機械の油圧回路 - Google Patents

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Description

本発明は破砕機や解体機のように作業アタッチメントを備え、この作業アタッチメントに油圧アクチュエータが設けられた作業機械の油圧回路に関するものである。
高層建造物の解体に使用される超ロングアタッチメント付きの解体機を例にとって背景技術を説明する。
この解体機は、図5に示すようにクローラ式の下部走行体1と、この下部走行体1上に垂直軸まわりに旋回自在に搭載された上部旋回体2とから成るベースマシンAの前部に、長尺のブーム3を備えた作業アタッチメントBが装着されて構成される。
この作業アタッチメントBのブーム3は、下から順に第1段、第2段、第3段、第4段の各ブーム体4,5,6,7が、隣り合うもの同士、水平軸まわりに相対回動可能に連結されて構成され、第1段ブーム体4の下端部がベースマシンAの上部旋回体2に取付けられる。
また、各ブーム体4〜7を起伏作動させるシリンダとして、第1〜第4各ブームシリンダ8〜11が設けられ、第1ブームシリンダ8によってブーム3全体が起伏し、かつ、第2〜第4各ブームシリンダ9〜11によって第2〜第4各段ブーム体5〜7が互いの連結部分を関節として屈伸動作を行う。
そして、このブーム3の先端(第4段ブーム体7の先端)に、作業装置としての開閉式の破砕装置12が設けられ、この破砕装置12によりコンクリート塊等が破砕されて建物の解体が行われる。
図5中、13は破砕装置12を水平軸まわりに上下に回動させる破砕装置用シリンダである。また、破砕装置12は、向きが可変となるように回転自在で、かつ、破砕運動を行うために開閉自在に構成され、油圧モータ及び開閉シリンダ(ここでは図示しない)によって回転及び開閉駆動される。
以上のような解体機はたとえば特許文献1に、また解体機を含むブーム付き作業機械の油圧回路は特許文献2にそれぞれ示されている。
特開平7−305518号公報 特開2000−92706号公報
このような長尺の作業アタッチメントBを備えた作業機械においては、作業アタッチメントBに設けられた各油圧アクチュエータ(とくに先端側の開閉シリンダや回転モータ)と、ベースマシンAに搭載された油圧ポンプ及びタンクとを結ぶ給油ラインが非常に長くなり、配管ボリュームも大きくなる。
しかも、アクチュエータ操作を行っても、1回の操作当たりのアクチュエータの動きが小さく、油の移動も少ない。
従って、給油ラインの油の循環が行われず、ライン内に留まってなかなかタンクに戻ら
ないし、オイルクーラーによる冷却も受けないため、同ラインの油温が上昇し易い環境にある。
このため、油温の上昇による悪影響、たとえば油温が開閉シリンダや回転モータ内のシールの使用温度限界を超えてシールが破損し、油漏れが生じる等の問題が発生していた。
そこで本発明は、給油ラインの油を入れ替えて油温の上昇を防止することができる作業機械の油圧回路を提供するものである。
請求項1の発明は、ベースマシンに作業アタッチメントが取付けられ、この作業アタッチメントに設けられた油圧アクチュエータと、ベースマシンに搭載された油圧ポンプ及びタンクとが給油ラインによって接続され、この給油ラインに設けられたコントロールバルブによって上記油圧アクチュエータの作動が制御される作業機械の油圧回路において、上記給油ライン内の油をタンクに戻す戻しラインと、この戻しラインを開閉する戻し弁とを備え、上記戻しラインは、上記タンクに接続された主管路と、この主管路から分岐して両側給油ラインに接続された二本の個別管路とから成り、上記主管路に上記戻し弁が設けられる一方、上記両個別管路に、上記給油ラインから上記個別管路に向かう油の流れのみを許容するチェック弁が設けられ、上記戻し弁を開いた状態で上記コントロールバルブを操作することにより上記給油ラインの油を上記戻しラインを介して上記タンクに戻すように構成されたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、上記戻し弁は、スイッチの操作により通電されて開く電磁弁として構成されたものである。
請求項3の発明は、請求項の構成において、上記戻し弁は、上記コントロールバルブに連動して同バルブの操作時に開き、かつ、開いた状態で入口側に圧力を立てる絞り付きの連動弁として構成されたものである。
請求項4の発明は、請求項の構成において、上記コントロールバルブ及び戻し弁は、操作量に応じたパイロット圧を出力する操作弁によって同時に操作される油圧パイロット弁として構成されたものである。
請求項5の発明は、ベースマシンに作業アタッチメントが取付けられ、この作業アタッチメントに設けられた油圧アクチュエータと、ベースマシンに搭載された油圧ポンプ及びタンクとが給油ラインによって接続され、この給油ラインに設けられたコントロールバルブによって上記油圧アクチュエータの作動が制御される作業機械の油圧回路において、上記給油ライン内の油をタンクに戻す戻しラインと、この戻しラインを開閉する戻し弁とを備え、上記戻しラインは、油圧アクチュエータの油圧源となるメインポンプよりも吐出圧が低いサブポンプに接続された主管路と、この主管路から分岐して両側給油ラインに接続された二本の個別管路とから成り、上記主管路に戻し弁が設けられる一方、上記両個別管路に、主管路から給油ラインに向かう油の流れのみを許容するチェック弁が設けられたものである。
請求項6の発明は、請求項の構成において、上記コントロールバルブは、操作量に応じたパイロット圧を出力する操作弁によって操作される油圧パイロット弁として構成され、上記操作弁のパイロット圧源となる油圧ポンプが上記サブポンプとして用いられるとともに、上記戻し弁に、上記パイロット圧を確保するための絞りが設けられたものである。
本発明によると、給油ラインの油をタンクに戻す戻しラインを設け、この戻しラインを戻し弁によって開閉する構成としたから、給油ラインの油を戻しラインによって積極的にタンクに戻し(循環させ)、冷却することができる。
具体的には、請求項の発明では、戻し弁を開いた状態でコントロールバルブを操作することにより、給油ラインの油が戻しライン経由でタンクに戻される。このうち、請求項ではスイッチ操作によって戻し弁が開き、請求項,ではコントロールバルブに連動して戻し弁が開く。
また、請求項,の発明では、サブポンプから戻しラインを介して給油ラインに油が送り込まれることにより、給油ラインの油が同ラインを介してタンクに強制的に戻される。
この場合、サブポンプの吐出圧はメインポンプの吐出圧よりも低いため、サブポンプからの油は戻り側(低圧側)の給油ラインのみに送り込まれる。このとき、高圧側の給油ラインに接続された個別管路のチェック弁は高圧側給油ラインの圧力に押されて閉じたままとなるため、高圧側給油ラインから戻しラインに油が流入するおそれはない。
また、請求項の発明によると、コントロールバルブを操作弁からのパイロット圧によって操作する構成をとる場合に、操作弁のパイロット圧源となる油圧ポンプをサブポンプとして用いるため、戻し専用のサブポンプを増設する必要がなく、コスト、スペース等の点で有利となる。この場合、戻し弁に絞りを設けているため、サブポンプからの油がすべて戻しラインに送られて操作弁の圧源が失われるという問題がなく、コントロールバルブに送るべきパイロット圧を確保することができる。
以上の発明により、給油ラインの油温の上昇を防ぎ、シールの破損等の悪影響を回避することができる。
以下の実施形態では、図5中の破砕装置12を開閉させる開閉シリンダ回路に適用した場合を例にとっている。
第1実施形態(図1参照)
開閉シリンダ14と、図5中のベースマシンAに搭載された油圧源であるメインポンプ15及びタンクTとが二本の給油ライン(伸び側及び縮み側両側給油ライン)16,17によって接続され、同ライン16,17に設けられたコントロールバルブ18によって開閉シリンダ14の作動が制御される。
コントロールバルブ18は油圧パイロット弁として構成され、操作弁19からその操作量に応じて出力されるパイロット圧によって中立位置イと、伸び位置ロと、縮み位置ハとの間で切換操作される。20は操作弁19の圧源としてのサブポンプ、21,22は操作弁19とコントロールバルブ18の両側パイロットポート18a,18bとを結ぶ伸び側及び縮み側両パイロットライン、23は両側給油ライン16,17の最高圧力を設定するリリーフ弁である。
なお、サブポンプ20の吐出圧はメインポンプ15の吐出圧よりも低い値に設定される。
この開閉シリンダ回路においては、両側給油ライン16,17内の油をタンクTに戻す戻しライン24が設けられている。
この戻しライン24は、タンクTに接続された主管路25と、この主管路25から分岐して両側給油ライン16,17(望ましくは開閉シリンダ14に近い部分)に接続された二本の個別管路26,27とから成り、主管路25に戻し弁28が設けられている。
この戻し弁28は、スイッチ29の閉じ操作によって図のブロック位置イから開き位置ロに切換わる電磁弁として構成され、ベースマシンAに設置されている。
また、両個別管路26,27には、給油ライン16,17側から個別管路26,27側に向かう油の流れのみを許容するチェック弁30,31が設けられている。
一方、両側給油ライン16,17におけるシリンダ近くの油温を検出する油温センサ32,33が設けられ、この油温センサ32,33で検出された油温がベースマシンA内の温度計に表示される。
この構成において、給油ライン16,17内の油温が所定値以上に上昇したことが確認された場合に、作業を中断し、スイッチ29を操作して戻し弁28を開く。
この状態で操作弁19を操作してコントロールバルブ18を伸び側及び縮み側両位置ロ,ハに交互に切換える。
こうすると、たとえばコントロールバルブ18を伸び側(伸び位置ロ)に操作した場合には、メインポンプ15からの油が伸び側給油ライン16に送られながら、図1中に破線矢印で示すように同ライン16内の油が個別管路26(チェック弁30)−主管路25の径路で戻しライン24に流入し、戻し弁28を通ってタンクTに戻される。
このとき、給油ライン16及び開閉シリンダ14の圧力に対して戻しライン24の圧力が十分低い(管路の圧損のみによる0に近い値となる)ため、開閉シリンダ14には油は流入せず、同シリンダ14はほぼ停止したままとなる。
この作用を両側給油ライン17に対して行うことにより、両側給油ライン16,17の油を強制的に循環させ、図示しないオイルクーラー及びタンクTを通すことによる冷却作用によって油温を下げることができる。
このため、油温の上昇による開閉シリンダ14のシールの破損といった悪影響を回避することができる。
なお、油温センサ32,33は油温を正確に確認する上で有効であるが、オペレータによって油温の上昇が予想されたときに上記循環作用を行わせるようにしてもよい。これは他の実施形態においても同じである。
第2実施形態(図2参照)
以下の実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
第2実施形態においては、戻し弁28が油圧パイロット弁として構成され、この戻し弁28にパイロット圧を供給する戻し弁用パイロットライン34がシャトル弁35を介してコントロールバルブ用のパイロットライン21,22に接続されている。
すなわち、戻し弁28が、操作弁19からのパイロット圧によりコントロールバルブ18と連動して開くように構成されている。
この構成によると、コントロールバルブ18の作動時、つまり作業中に、開閉シリンダ14に送られる油の一部が戻しライン24を介してタンクTに戻される。すなわち、油の強制循環作用が作業中、常に自動的に行われる。従って、第1実施形態のように作業を中断する必要がなくなる。
この場合、給油ライン16,17のすべての油が戻しライン24に流れ込まないように、同ライン24に圧力を立てるための絞り28aが戻し弁28に設けられている。
なお、この実施形態においては、油温に関係なく、作業中、常に油の循環作用が行われ、従って油温を監視する必要がないため、第1実施形態の油温センサ32,33は不要となる。
第3実施形態(図3参照)
第3実施形態においては、第1実施形態と同様に、作業を中断し、コントロールバルブ18を操作して給油ライン16,17の油の入れ替えを行うことを前提として、戻しライ
ン24がサブポンプ20の吐出側に接続され、サブポンプ20の吐出油(低温油)が戻しライン24を介して給油ライン16,17に送り込まれるように構成されている。
たとえば、コントロールバルブ18を伸び側(伸び位置ロ)に操作した場合には、メインポンプ15からの油が伸び側給油ライン16に送られながら、図3中に破線矢印で示すようにサブポンプ20の吐出油が戻しライン24を介して縮み側給油ライン17に送られる。
この操作を縮み側についても行うことにより、両側給油ライン16,17の油がサブポンプ20からの低温油と入れ替えられ、油温の上昇が防止される。
なお、戻し弁28には、パイロットライン21,22のパイロット圧を確保するための絞り28bが設けられている。
また、戻しライン24における両個別管路26,27に、戻しライン24から給油ライン16,17に向かう油の流れのみを許容するチェック弁36,37が設けられている。
参考形態(図4参照)
第1〜第3各実施形態においては、戻しライン24は給油ライン16,17とタンクTまたはサブポンプ20との間に設けられ、戻し弁28は図5のベースマシンAに設置される。これに対し、参考形態においては、戻しライン24が作業アタッチメントBの先端部において両側給油ライン16,17を短絡する状態で設けられ、戻し弁28もアタッチメント先端部において同ライン24に設けられている。
この構成による油の循環操作と作用は、基本的には第1実施形態と同じで、作業を中断し、コントロールバルブ18を操作することにより、給油ライン16,17のうち高圧側ラインの油が戻しライン24経由で低圧側ラインに流入してタンクTに戻り、油の循環(高温油と低温油の入れ替え)作用が行われる。
この構成によると、低圧側給油ラインを戻しラインの一部として利用することができる。このため、第1〜第3各実施形態のように給油ライン16,17とタンクTとを結ぶ戻し専用の長いラインを設ける必要がなくなる。このため、配管構成が簡単となり、コストダウンとなる。
この場合、戻し弁28付きの戻しライン24は、開閉シリンダ14のシール保護という所期の目的から、できるだけ開閉シリンダ14の近くに設けるのが望ましい。
ところで、第1、第3両実施形態及び参考形態の変形形態として、開閉シリンダ14の作動を阻害しない回路構成をとることを条件として、油温センサ32,33で検出される油温が設定値以上となったときに、戻し弁28を自動的に開いて油の循環作用が行われるように構成してもよい。
また、本発明は開閉シリンダ回路に限らず、作業アタッチメントBに設けられた他の油圧アクチュエータ、すなわち、図5の破砕装置12を回転させるための回転モータや破砕装置用シリンダ13、第2〜第4各ブームシリンダ9〜11の各回路にも適用することができる。
本発明の第1実施形態を示す油圧回路図である。 本発明の第2実施形態を示す油圧回路図である。 本発明の第3実施形態を示す油圧回路図である。 本発明の参考形態を示す油圧回路図である。 本発明の適用対象となる解体機の概略側面図である。
A ベースマシン
B 作業アタッチメント
3 ブーム
14 開閉シリンダ
15 メインポンプ
T タンク
16,17 給油ライン
18 コントロールバルブ
19 操作弁
20 サブポンプ
21,22 パイロットライン
24 戻しライン
25 主管路
26,27 個別管路
28 戻し弁
28a,28b 絞り
29 スイッチ
30,31 チェック弁
34 戻し弁用パイロットライン
35 シャトル弁
36,37 チェック弁

Claims (6)

  1. ベースマシンに作業アタッチメントが取付けられ、この作業アタッチメントに設けられた油圧アクチュエータと、ベースマシンに搭載された油圧ポンプ及びタンクとが給油ラインによって接続され、この給油ラインに設けられたコントロールバルブによって上記油圧アクチュエータの作動が制御される作業機械の油圧回路において、上記給油ライン内の油をタンクに戻す戻しラインと、この戻しラインを開閉する戻し弁とを備え、上記戻しラインは、上記タンクに接続された主管路と、この主管路から分岐して両側給油ラインに接続された二本の個別管路とから成り、上記主管路に上記戻し弁が設けられる一方、上記両個別管路に、上記給油ラインから上記個別管路に向かう油の流れのみを許容するチェック弁が設けられ、上記戻し弁を開いた状態で上記コントロールバルブを操作することにより上記給油ラインの油を上記戻しラインを介して上記タンクに戻すように構成されたことを特徴とする作業機械の油圧回路。
  2. 上記戻し弁は、スイッチの操作により通電されて開く電磁弁として構成されたことを特徴とする請求項1記載の作業機械の油圧回路。
  3. 上記戻し弁は、上記コントロールバルブに連動して同バルブの操作時に開き、かつ、開いた状態で入口側に圧力を立てる絞り付きの連動弁として構成されたことを特徴とする請求項記載の作業機械の油圧回路。
  4. 上記コントロールバルブ及び戻し弁は、操作量に応じたパイロット圧を出力する操作弁によって同時に操作される油圧パイロット弁として構成されたことを特徴とする請求項記載の作業機械の油圧回路。
  5. ベースマシンに作業アタッチメントが取付けられ、この作業アタッチメントに設けられた油圧アクチュエータと、ベースマシンに搭載された油圧ポンプ及びタンクとが給油ラインによって接続され、この給油ラインに設けられたコントロールバルブによって上記油圧アクチュエータの作動が制御される作業機械の油圧回路において、上記給油ライン内の油をタンクに戻す戻しラインと、この戻しラインを開閉する戻し弁とを備え、上記戻しラインは、油圧アクチュエータの油圧源となるメインポンプよりも吐出圧が低いサブポンプに接続された主管路と、この主管路から分岐して両側給油ラインに接続された二本の個別管路とから成り、上記主管路に戻し弁が設けられる一方、上記両個別管路に、主管路から給油ラインに向かう油の流れのみを許容するチェック弁が設けられたことを特徴とする作業機械の油圧回路。
  6. 上記コントロールバルブは、操作量に応じたパイロット圧を出力する操作弁によって操作される油圧パイロット弁として構成され、上記操作弁のパイロット圧源となる油圧ポンプが上記サブポンプとして用いられるとともに、上記戻し弁に、上記パイロット圧を確保するための絞りが設けられたことを特徴とする請求項記載の作業機械の油圧回路。
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