JP4798058B2 - Functional pillar - Google Patents
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Description
本発明はインターホンや表札を設けた機能門柱に関する。 The present invention relates to a function gate pillar provided with an intercom and a nameplate.
従来から敷地の玄関先に立設される機能門柱が知られており、この機能門柱には例えば特許文献1に示すようにインターホン等の電気機器が設置される。特許文献1では門柱本体の前面に電気機器としてのインターホン装置を設けてあり、該インターホン装置は門柱本体内で地中から門柱本体に至る電気配線と接続している。また、門柱本体の後面にはインターホン装置に電気配線を接続したり、該接続部分を点検するための配線作業用開口部を形成している。 2. Description of the Related Art Conventionally, a functional gate pillar standing at the entrance of a site is known, and an electrical device such as an interphone is installed in this functional gate pillar as shown in Patent Document 1, for example. In Patent Document 1, an interphone device as an electrical device is provided on the front surface of the gate post body, and the interphone device is connected to electrical wiring from the ground to the gate post body in the gate post body. In addition, an opening for wiring work is formed on the rear surface of the gate post body to connect electrical wiring to the intercom device and to inspect the connection portion.
しかし、上記のように門柱本体の前面にインターホン装置を設けた場合、門柱本体の左右幅をインターホン装置の左右幅よりも短くできず、門柱本体の左右幅が長くなって機能門柱がすっきりとした外観とならない。また、門柱本体の後面に設けた配線作業用開口部は蓋によって開閉自在に閉塞されるが、門柱本体の後面において配線作業用開口部の上方部分に付いた雨水が流下し、前記蓋の上縁から電気配線を収納した門柱本体内に浸入する恐れがある。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、機能門柱をすっきりとした外観とでき、配線作業を容易に行うことができ、また電気配線を収納した部分に雨水が浸入することを防止できる機能門柱を提供することを課題とする。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems. The functional gate pillar can be made to have a clean appearance, wiring work can be easily performed, and rainwater infiltrates into a portion storing electric wiring. It is an object to provide a functional portal that can prevent this.
上記課題を解決するために本発明に係る機能門柱は、内部に配線通路5を形成した門柱本体2の左右一方の側面に配線ボックス18を取り付けると共に該配線ボックス18に電気機器(インターホン装置19)を設け、前記配線通路5内の電気配線を門柱本体2から引き出して配線ボックス18内に導入した後に電気機器に接続し、前記配線ボックス18は、後面に配線作業用開口部16を形成したボックス本体21と、該ボックス本体21の配線作業用開口部16を閉塞する着脱自在な蓋体22とで構成され、ボックス本体21の上面に前面側に表示部を備えた表札ユニット3cを設置し、該表札ユニット3cの後端部から下方に向けて覆部54を突出し、該覆部54で蓋体22の後面上端部を覆って成ることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the functional gate pole according to the present invention has a
このように門柱本体2の側面に設けた配線ボックス18に電気機器を設けることで、門柱本体2の左右幅を短くして、機能門柱をすっきりとした外観とすることができ、また、配線作業を行う配線ボックス18の左右幅寸法を門柱本体2の左右幅よりも長くできる。また、配線ボックス18の配線作業用開口部16を閉塞する蓋体22の後面上端部を、表札ユニット3cの後端部から下方に向けて突出した覆部54によって覆うことができる。
Thus, by providing an electrical device in the
また、前記表札ユニット3cは側面視略山形状に形成されると共に表示部を設けた前側傾斜板48と後側傾斜板49を備え、該表札ユニット3cの後側傾斜板49の下端部を下方に延出して前記覆部54を形成することが好ましい。この場合、後側傾斜板49上の雨水を後側傾斜板49の傾斜により覆部54側に流下させ、覆部54の背面を伝って地面1に流し落とすことができる。
The
また、門柱本体2から前記表札ユニット3cの上方に位置する照明ユニット4を突設すると共に、該照明ユニット4の下面と表札ユニット3cの上端との間に隙間79を形成し、該照明ユニット4に下方に向けて光を照射する光源(LED64)を設けることが好ましい。
Further, an
この場合、光源からの光を隙間79を介して下方の表札ユニット3cの前側傾斜板48の前面及び後側傾斜板49の後面に当て、表札ユニット3cの前方や後方に反射させることができる。
In this case, the light from the light source can be applied to the front surface of the front
請求項1に係る発明では、門柱本体の左右幅を短くして、機能門柱をすっきりとした外観として見栄え良くできる。また、配線ボックスの左右幅寸法を門柱本体の左右幅よりも長くし、配線作業用開口部から容易に配線ボックス内の配線作業を行うことができる。また、蓋体の後面上端部を表札ユニットの後端部から下方に向けて突出した覆部によって覆うことができ、雨水などが蓋体の上端部と配線ボックスの後端面との間の隙間から配線ボックス内に浸入することを防止できる。 In the invention which concerns on Claim 1, the left-right width | variety of a gate pillar main body can be shortened, and it can do with a good appearance as a clean appearance of a functional gate pillar. Also, the wiring box can be easily wired from the opening for wiring work by making the width dimension of the wiring box longer than the width of the gate pole body. Also, the upper end of the rear surface of the lid can be covered with a cover projecting downward from the rear end of the nameplate unit, so that rainwater or the like can escape from the gap between the upper end of the lid and the rear end surface of the wiring box. Intrusion into the wiring box can be prevented.
また、請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、後側傾斜板の傾斜を利用することで、表札ユニットの後側傾斜板上の雨水を覆部の背面を伝ってスムーズに地面に流れ落とすことができる。
Further, in the invention according to
また、請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、光源からの光が隙間を介して下方の表札ユニットの前側傾斜板の前面及び後側傾斜板の後面にあたって前方や後方に反射し、あたかも表札部材が前後方向に発光するような照明を行うことができる。
Further, in the invention according to
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお、本発明の機能門柱は、例えば機能門柱の後側を建物の玄関側に配置して玄関先に立設されるものである。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings. In addition, the functional gate pillar of this invention arrange | positions the back side of a functional gate pillar in the entrance side of a building, for example, and is erected in the front of a front door.
図1は本実施形態の一例の機能門柱の全体斜視図であり、図2は機能門柱の正面図及び側面図、図3は分解斜視図である。機能門柱は、玄関先の地面1等に垂直に立設される門柱本体2と、門柱本体2の左右一方の側面(図示例では左側面)の上部に上下方向に複数並設される設備ユニット3a〜3cを備えている。設備ユニット3a〜3cとしては、下方に配置されるものから順に、ポストユニット3a、インターホンユニット3b、表札ユニット3cの計3個の設備ユニットを備えている。また、門柱本体2の上端部には表札ユニット3cの照明を行う照明ユニット4を設けてあり、ポストユニット3a、インターホンユニット3b及び照明ユニット4は門柱本体2に対して片持ちで支持される。なお、表札ユニット3cはインターホンユニット3b上に載設される。
FIG. 1 is an overall perspective view of a functional gate pillar as an example of this embodiment, FIG. 2 is a front view and a side view of the functional gate pillar, and FIG. 3 is an exploded perspective view. The functional gate pillar is a facility unit that is vertically arranged on the upper part of the left and right side surfaces (left side surface in the illustrated example) of the
門柱本体2は水平断面で前後方向に長い角筒状のアルミ型材からなり、図2のように門柱本体2の下端部を地中に埋設することで地面1に立設される。図3に示すように門柱本体2の内部には門柱本体2の上下方向の全長に亘る配線通路5を形成してあり、門柱本体2の下端部開口から地中の電気配線(図示せず)が配線通路5に導入される。門柱本体2の左側壁部の上部で且つインターホンユニット3bが取付けられる部分には配線導出用孔6を形成してあり、地中から配線通路5に導入された前記電気配線のうちインターホンユニット3bに接続される電気配線が配線導出用孔6から導出され、照明ユニット4に接続される電気配線が門柱本体2の上端開口から導出される。門柱本体2の下端部には門柱本体2を左右方向に貫通する回り止め棒8を設けてあり、回り止め棒8を門柱本体2の下端部と共に地中に埋設することで、門柱本体2の回り止めがなされる。門柱本体2の上部の左右一方の側壁部(図示例では左側壁部)には、インターホンユニット3b及びポストユニット3aを取り付けるためのねじ孔9を上下に複数穿設してある。また、同側壁部の上端部の前後にはビス87を挿通するための孔10を穿設している。
The
ポストユニット3aは縦置型の郵便受け箱7からなる。郵便受け箱7の前後長さはインターホンユニット3b、表札ユニット3c、門柱本体2の夫々の前後長さよりも長い。縦長直方体状の郵便受け箱7の前面には縦長の投入口11を設けてあり、後面には取出口12を設けている。郵便受け箱7の左右両側板の前部にはビス14、86を挿通するための孔15を上下方向に複数穿設している。郵便受け箱7を門柱本体2に取り付けるには、郵便受け箱7の門柱本体2側の側板に設けた各孔15にビス14を挿通し、各ビス14を門柱本体2の対応するねじ孔9に螺合する。これにより、郵便受け箱7は門柱本体2の左側の側面に沿って取り付けられ、このように取り付けたポストユニット3aの前面は門柱本体2の前面と略面一となり、またポストユニット3aの後部は門柱本体2よりも後方に突出する。なお、ポストユニット3aの前面は門柱本体2の前面よりも若干後方に位置する。また郵便受け箱7は左右対称に形成してあり、本例のように門柱本体2の左側に設備ユニット3a〜3cを設置する場合だけではなく、門柱本体2と左右対称形状の右用の門柱本体(図示せず)の右側にも取り付け可能となっている。
The
インターホンユニット3bは、電気機器としてインターホン装置19を備えたものであり、門柱本体2の左側の側面に設けた配線ボックス18と、配線ボックス18に設けたインターホン装置19(インターホン子機)で構成される。
The
インターホンユニット3bを構成する配線ボックス18の左右方向の幅寸法は郵便受け箱7の左右方向の幅寸法と同じである。配線ボックス18はその前後長さを門柱本体2の前後長さと略同じ(詳しくは若干短い)とした方形箱状に形成してあり、郵便受け箱7の上面に載置した状態で門柱本体2に取り付けられる。配線ボックス18は、後面に配線作業用開口部16を形成した門柱本体2に取り付けられるボックス本体21と、該ボックス本体21の配線作業用開口部16を閉塞する縦板状の蓋体22とで構成してある。さらに、ボックス本体21は、門柱本体2に取り付けられる前面及び後面が開口した正面視ロ字状で筒状の箱体23と、箱体23の前開口を閉塞してインターホン装置19が設置される台座24とで構成してある。
The width dimension in the left-right direction of the
箱体23はアルミ型材からなり、両側板部の中央部に配線通し用孔25を穿設している。箱体23の底板26及び天板27の夫々の前後両端部にはねじ込み部28を形成している。箱体23の底板26の上面及び天板27の下面の夫々には前後方向の全長に亘って断面C字状のビスホールを形成してあり、各ビスホールの前後両端部で前記底板26及び天板27の夫々の前後に設けたねじ込み部28を構成している。また箱体23の両側板の夫々にはビス35を挿通するための孔29を上下に複数穿設している。
The
図7に示すように台座24は箱体23の前開口を閉塞する前板30と箱体23の天板27に載置される上板31を備えた側断面略逆L字状のアルミ又はステンレス製の板からなり、台座24の上板31でボックス本体21の上面を構成している。台座24の前板30の中央にはインターホン装置19がビス32により前板30の前面に沿って取り付けられる。台座24の前板30の下端部にはビス34を挿通するための孔33を穿設してあり、孔33から挿通したビス34を箱体23の下側且つ前側のねじ込み部28に螺合することで、台座24は箱体23に取り付けられる。なお、インターホン装置19は、箱体23に取り付ける前の台座24に取り付けても良いし、箱体23に取り付けた後の台座24に取り付けても良い。
As shown in FIG. 7, the
ボックス本体21を門柱本体2に取り付けるには、箱体23の門柱本体2側の側板に設けた各孔29にビス35を挿通し、各ビス35を門柱本体2の対応するねじ孔9に螺合する。これにより、ボックス本体21は門柱本体2の左側の側面に沿って取り付けられる。この取り付け状態では、箱体23が郵便受け箱7上に載置され、また台座24の前板30の前面(即ちボックス本体21の前面)が郵便受け箱7の前面と面一となる。またこの箱体23の配線通し用孔25は門柱本体2の配線導出用孔6に対向し、前記配線導出用孔6から導出された電気配線は配線通し用孔25を介してボックス本体21内に導入される。なお、ボックス本体21は、箱体23を門柱本体2に取り付けた後に台座24を箱体23に取り付けても良いし、台座24を箱体23に取り付けた後に箱体23を門柱本体2に取り付けても良い。
In order to attach the
台座24の前板30のインターホン装置19に対向する部分には配線引出孔36を穿設してあり、前述の配線通し用孔25を介してボックス本体21内に導入された電気配線は配線引出孔36を介してインターホン装置19に接続される。即ち、地中の電気配線は、門柱本体2の配線通路5、配線導出用孔6、配線通し用孔25、ボックス本体21の内部、配線引出孔36、を順に通過し、外部に露出することなくインターホン装置19に接続される。なお、門柱本体2から引き出した電気配線をインターホン装置19に接続する作業はボックス本体21の配線作業用開口部16から手を入れて行うものであり、この配線作業用開口部16は配線ボックス18内を点検するための開口部としても利用される。
A wiring lead-
台座24の上板31の前部両側には上板31を切り起こして形成した側面視逆L字状の被係止片37を設けてあり、各被係止片37と上板31との間に後方に開口する差込溝38を形成している。また上板31の後縁の両側端部から垂下片39を垂設している。
Side-reverse L-shaped
蓋体22はアルミ又はステンレス製の板からなる。図8に示すように蓋体22の下端部にビス43を挿通するための孔40を穿設してあり、上端部には上方に開口する切欠からなるビス挿通用の開口部41を形成している。蓋体22の上端部の両側端部には垂下片39と略同大同形の切欠42を形成している。蓋体22をボックス本体21に取り付けるには、蓋体22を各切欠42に台座24の各垂下片39が位置するように配置し、該蓋体22の孔40に挿通したビス43を箱体23の下側且つ後側のねじ込み部28に螺合し、この後、後述のように配線ボックス18上に表札ユニット3cを構成する表札部材47を取り付けて該表札部材47を用いて蓋体22を固定する。なお配線ボックス18も左右対称形状であり、前述のポストユニット3aと同様に左用の門柱本体の左側にも取り付け可能である。
The
図4及び図7に示すように表札ユニット3cは側面視略山形状に形成したアルミ型材からなる表札部材47で構成してある。表札部材47の左右幅寸法は配線ボックス18の左右方向の幅寸法と同じであり、つまりポストユニット3a、インターホンユニット3b、表札ユニット3cは全て左右方向の幅寸法が同じである。また表札部材47の前後長さは配線ボックス18の前後長さと略同じであり、つまり門柱本体2の前後長さと略同じ(詳しくは若干短い)である。
As shown in FIGS. 4 and 7, the
表札部材47は山形状の前側傾斜面を構成する前側傾斜板48と後側傾斜面を構成する後側傾斜板49を備えており、インターホンユニット3bの配線ボックス18とは別体である。前側傾斜板48の前面には表示部として居住者の名前等の表札表示50を記している。前側傾斜板48は前側に行く程下り傾斜しているため、表札部材47の前方に居る人がやや上方から表札部材47に設けた表札表示50を見た場合に視認しやすいという利点がある。
The
前側傾斜板48及び後側傾斜板49の下部同士は表札部材47の左右方向の全長に亘る横片状の連結片51によって一体に連結してあり、補強されている。連結片51の前部には下方に向けて側断面L字状の係止片52を一体に突設してあり、該係止片52の横片状部52aは前方に向けて突出している。
The lower portions of the front
前側傾斜板48及び後側傾斜板49の夫々の下端部は連結片51よりも下方に突出し、このうち前側傾斜板48の下端部は前側載置部となっている。一方、図6に示すように後側傾斜板49の下端には載置片53を後方に向けて一体に突設してあり、該載置片53が後側載置部となっている。後側傾斜板49の下端部に設けた載置片53の後端部は下方に延出されて縦片状の覆部54を形成してあり、該覆部54と載置片53とで側断面逆L字状をなしている。覆部54には前後方向に貫通するビス挿通用の孔55を穿設している。
The lower end portions of the front
表札部材47を配線ボックス18に取り付けるには、まず、図4(b)や図7に示すように各係止片52の横片状部52aを台座24上の各差込溝38に挿入して、各係止片52を対応する被係止片37に係止すると共に、前側載置部である前側傾斜板48の下端部及び前側載置部である載置片53を配線ボックス18の上面の前縁部及び後縁部の夫々に載置する。またこの時、図6のように表札部材47の覆部54の前面と箱体23の天板27の後端との間には、蓋体22の上端部(両切欠42間の部分)と、この両側に位置する台座24の両垂下片39が配置される。そして、このように仮止めした表札部材47の覆部54に設けた孔55にビス56を挿通し、該ビス56を蓋体22の開口部41を通して箱体23の上側且つ後側のねじ込み部28に螺合することで、表札部材47が配線ボックス18に本固定される。また、このように配線ボックス18に取り付けた表札部材47の覆部54と箱体23の天板27で、蓋体22の上端部及びこの両側に位置する台座24の両垂下片39が挟持固定される。
In order to attach the
ここで、表札部材47の覆部54の下端は蓋体22の両切欠42よりも下方に位置し、このため、台座24の上板31の後端縁部における垂下片39を設けていない左右中央部と、同部の下方に位置する蓋体22の上縁部の両側の切欠42を除く左右中央部の間の隙間、及び、台座24の各垂下片39の下縁部と、同部の下方に位置する蓋体22の切欠42の縁部との間の隙間は、その後方が覆部54により覆われる。即ち、台座24の後縁部と、この下方に位置する蓋体22の上縁部の間に形成される隙間は、覆部54により左右方向の全長に亘って覆われ、この覆部54により雨水などが前記隙間から配線ボックス18内に浸入することが防止される。また、本例の覆部54は後方程下側に位置するように傾斜した後側傾斜板49の下端部を下方に延出して形成したものであるので、後側傾斜板49の傾斜を利用して、表札部材47の後側傾斜板49上の雨水を覆部54の背面を伝ってスムーズに流し落とすことができる。また、本例では、ビス56を蓋体22の上端部に形成した上方に開口する開口部41を通して箱体23に螺合してあり、このため、ビス34を箱体23から外し、ビス56のねじ込み部28に対する螺合を緩めるだけで、蓋体22の上端部を覆部54と天板27との間から下方に引き抜くことができ、配線ボックス18内の点検を容易に行うことができる。
Here, the lower end of the
なお、上記のように取り付けた表札部材47の前端は平面視で配線ボックス18の前面(即ち台座24の前板30の前面)及び郵便受け箱7の前面と重複する位置に配置される。また、表札ユニット3cは左右対称形状であり、前述の左用の門柱本体2にも対応可能となっている。
The front end of the
照明ユニット4は門柱本体2の上端から各種設備ユニット3a〜3cを設ける側である左側に向かって突設される。照明ユニット4の前後長さは門柱本体2の前後長さと略同じであり、また左右幅寸法はその突出端部である左側端部が各設備ユニット3a〜3cよりもやや外側に突出する長さである。
The
照明ユニット4の外郭は厚みのある横板状に形成され、最上段の設備ユニットである表札ユニット3cの上方に位置する天板部を構成する。この照明ユニット4の外郭は、下方に開口する上ケース60と、上ケース60の下開口を閉塞する下カバー61とで構成してある。上ケース60はアルミダイキャストで形成され、下カバー61はアルミ製の板からなる。上ケース60と下カバー61からなる外郭内には図9に示すように端子台62、電源ユニット63、光源となるLED64等を電子部品として内装している。
The outline of the
図10に示すように略矩形板状の下カバー61の中央部には光源用孔65を穿設している。下カバー61の門柱本体2側の側端部の後端部には切欠からなる配線挿通用開口部66を形成してあり、配線挿通用開口部66の前方には取付部67を形成している。下カバー61の門柱本体2側の側端部を構成する取付部67にはビス88挿通用の孔68を前後方向に複数穿設している。下カバー61の門柱本体2側の端縁よりもやや手前には前後方向に長い取付具通し孔69を穿設している。下カバー61の門柱本体2と反対側の側端部の前後両端部を除く部分は他部よりも一段上方に位置し、これにより、下カバー61の門柱本体2と反対側の側端部の中央には下方及び門柱本体2と反対側の左側方に開口する嵌込凹所70を形成している。嵌込凹所70の底部にはビス挿通用の孔71を前後方向に複数穿設している。
As shown in FIG. 10, a
下カバー61の取付部67は図3に示す連結具72を介して上ケース60に取り付けられる。連結具72はステンレス製の金具であって、前後に長い横片73と、横片73の両側縁から垂設した差込片74とで断面下向きコ字状に形成してある。横片73には各孔68に対応する位置にビス挿通用の孔75を穿設してあり、また左側の差込片74には門柱本体2の各孔10に対応する位置にはねじ孔76を穿設している。
The
下カバー61を上ケース60に取り付けるには、図4のように、まず、連結具72の横片73を下カバー61の取付部67上に載置すると共に、左側の差込片74を下カバー61の取付部67の左側の端縁に沿わせ、且つ左側の差込片74を下カバー61の取付具通し孔69に上方から挿通し、左右両側の差込片74を下カバー61よりも下方に突出する。そして、差込片74の各孔75及びこれに対応する下カバー61の各孔68にビス88を挿通し、各ビス88を上ケース60に螺合することで、上ケース60に連結具72を取り付け、該連結具72の横片73と上ケース60とで下カバー61の取付部67を挟持し、他方で、下カバー61の嵌込凹所70の底部の前後方向の中央に位置する孔71にビス77を挿通し、該ビス77を上ケース60に螺合し、これにより、上ケース60に対して下カバー61を固定する。
In order to attach the
照明ユニット4を門柱本体2に取り付けるには、連結具72の下カバー61から下方に突出した各差込片74を門柱本体2の上端部(配線通路5の上端部)内に差し込み、門柱本体2の各孔10に挿通したビス87を左側の差込片74に設けたねじ孔76に螺合して、連結具72を門柱本体2に取り付ける。このように取り付けた連結具72は配線通路5の上端部における前後方向の中間部に配置され、この時、配線通路5の上端部の前後両端部は連結具72の横片73によって閉塞されず、門柱本体2の前壁部と連結具72の前端との間、及び、門柱本体2の後壁部と連結具72の後端との間には配線通過用開口部78が形成される。前後の配線通過用開口部78のうち一方(図示例では後の配線通過用開口部78)は下カバー61の配線挿通用開口部66に対向し、この配線通過用開口部78及び配線挿通用開口部66を介して配線通路5内の電気配線は照明ユニット4内に導入され、端子台62に接続される。
In order to attach the
このように取り付けた照明ユニット4は若干の隙間79を介して表札部材47の上方に位置する。また照明ユニット4の下カバー61に設けた光源用孔65は山形形状の表札部材47の頂部上方に位置し、該光源用孔65を介して前記照明ユニット4に内装したLED64が下方に臨む。従って、照明ユニット4のLED64を発光することで、該LED64からの光が隙間79を介して下方の表札部材47の前側傾斜板48の前面及び後側傾斜板49の後面にあたって前方や後方に反射し、LED64からの光が表札部材47の前方や後方に至るので、あたかも表札部材47が前後方向に発光するような照明を行うことができる。
The
またポストユニット3a、インターホンユニット3b、表札ユニット3cは、全て左右方向の幅寸法が同じであるので、上記のように各設備ユニット3a〜3cを門柱本体2に取り付けた場合、ポストユニット3a、インターホンユニット3b、表札ユニット3cの夫々の門柱本体2と反対側の端、即ち郵便受け箱7の左側面及び配線ボックス18の左側面(箱体23の左側面)及び表札部材47の左側端面は平面視で重複して面一となるが、照明ユニット4の右側端部はこれら各設備ユニット3a〜3cよりも門柱本体2と反対側に突出する。なお、照明ユニット4は上記下カバー61と左右対称形状の下カバー(図示せず)を下カバー61に替えて上ケース60に取り付けることが可能となっており、これにより、前述の右用の門柱本体2にも対応できるようにしてある。
Further, since the
ここで、各設備ユニット3a〜3cの左側面に沿って、ポストユニット3a、インターホンユニット3b、表札ユニット3cに亘る一枚の側表面板80が設けてある。
Here, along the left side of each
側表面板80は、前後長さが配線ボックス18の前後長さと略同じで且つ上下長さがポストユニット3a、インターホンユニット3b、表札ユニット3cの各高さ寸法を合計した長さと略同一の長さとなったアルミ板からなり、図11に示すように上下に長い長方形板状の縦板81と、上端を門柱本体2と反対側の左側に折り曲げて形成した嵌込片82とで構成してある。縦板81には上下に複数のねじ孔83を穿設してあり、また嵌込片82の前後にはビス85挿通の孔84を穿設している。
The
側表面板80を機能門柱に取り付けるには、図5のように嵌込片82を照明ユニット4の下カバー61に設けた嵌込凹所70に嵌め込むと共に、縦板81を面一となった各設備ユニット3a〜3cの左側面に沿わせる。次に、嵌込片82の前後に設けた孔84から挿通したビス85を下カバー61の対応する孔71に通して上ケース60に螺合すると共に、配線ボックス18の各孔29及び郵便受け箱7の側表面板80側の側板に設けた各孔15から挿通したビス86を縦板81に設けた対応するねじ孔83に螺合する。ここで本例では、最上段の設備ユニット(表札ユニット3c)の上方に照明ユニット4(天板部)を設け、側表面板80の上端部に設けた嵌込片82を照明ユニット4の下面に設けた嵌込凹所70に嵌め込むので、側表面板80を確実に位置決めして設備ユニット3に取り付けることができる。このように取り付けた側表面板80は平面視でその前端が表札部材47の前端や、配線ボックス18の前面、郵便受け箱7の前面と重複し、また後端が配線ボックス18の後面と重複する。
In order to attach the
上記機能門柱の施工は、例えば既述のように門柱本体2を地面1に立設し、この後、ポストユニット3a、インターホンユニット3b、表札ユニット3cを順に門柱本体2に取り付けた後、照明ユニット4及び表札部材47を取り付けることで行われる。
For the construction of the functional gate pillar, for example, as described above, the
このように本実施形態の機能門柱は、左右幅寸法が略同じ設備ユニット3a〜3cを複数備え、門柱本体2の一方の側面に沿って複数の設備ユニット3a〜3cを上下に並設すると共に各設備ユニット3a〜3cの門柱本体2と反対側の側面を揃えて面一とし、設備ユニット3a〜3cを挟んで門柱本体2と反対側の位置に、複数の設備ユニット3a〜3cの門柱本体2と反対側の側面に沿い且つ複数の設備ユニット3a〜3cに亘る一枚の側表面板80を設けているので、機能門柱を前方から見た場合には、各設備ユニット3a〜3cの前面を視認できて各設備ユニット3a〜3cの機能を容易に理解できる。また、左右幅寸法が同じである設備ユニット3a〜3cを門柱本体2の同一側面に上下に並設することで、正面から見て門柱本体2の上部から複数の設備ユニット3a〜3cを内装した一塊のボックスを突出したような新規で統一感のある外観とすることができる。またこれら各設備ユニット3a〜3cの面一となった門柱本体2と反対側の側面は複数の設備ユニット3a〜3cに亘る一枚の側表面板80で覆い隠すことができ、すっきりとした一体感のある外観とすることができる。また、門柱本体2の同一側面に複数の設備ユニット3a〜3cを設けることで、門柱本体2の左右幅寸法を小さくでき、一層すっきりとした一体感のある外観とすることができ、また機能門柱を小型化できる。
As described above, the functional gate pole of the present embodiment includes a plurality of
なお、本例では複数の設備ユニット3a〜3cを門柱本体2の左側の側面にのみ設けたが、複数の設備ユニットを門柱本体2の右側の側面にのみ設けても良いし、また左右両方の側面に設けても良いものとする。
In this example, the plurality of
2 門柱本体
3c 表札ユニット
5 配線通路
16 配線作業用開口部
18 配線ボックス
21 ボックス本体
22 蓋体
54 覆部
2
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