JP4797667B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4797667B2
JP4797667B2 JP2006028067A JP2006028067A JP4797667B2 JP 4797667 B2 JP4797667 B2 JP 4797667B2 JP 2006028067 A JP2006028067 A JP 2006028067A JP 2006028067 A JP2006028067 A JP 2006028067A JP 4797667 B2 JP4797667 B2 JP 4797667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
heating chamber
heating
heated
heater heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006028067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007205688A5 (ja
JP2007205688A (ja
Inventor
利文 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006028067A priority Critical patent/JP4797667B2/ja
Priority to CN2007100080275A priority patent/CN101018435B/zh
Publication of JP2007205688A publication Critical patent/JP2007205688A/ja
Publication of JP2007205688A5 publication Critical patent/JP2007205688A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4797667B2 publication Critical patent/JP4797667B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Description

本発明は、高周波加熱と蒸気加熱とを組み合わせて被加熱物の加熱処理を行う機能を有する高周波加熱装置の加熱室外への水漏れ安全対策に関するものである。
従来、この種の高周波加熱装置は図6から図8に示すようなものが知られていた。すなわち、加熱室1の蒸発皿8に注水された水が蒸発皿加熱ヒータ(図示せず)により加熱され、水蒸気となるが、この水蒸気を含む空気が加熱室1内で結露し、加熱室1内において、加熱室の残水F(図7)となり、蒸発皿8と加熱室1との結合部から加熱室1の外に滴下する。この滴下した水は蒸発皿8の下部に設けた水受け用仕切り部4に滞留させる構成となっている。これにより、結露水が装置本体外にこぼれ出すという、製品の品位の低下を防ぎ、その水の浸入により製品の誤動作防止及び、感電事故からの防止等の安全性を向上させている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−163942号公報
しかしながら、前記従来の構成では、蒸気による加熱量を増すために供給する蒸気の量を増やすと、加熱室1内で結露する量が増え、加熱室内の残水量Fがかなり多く、水受け用仕切り部4だけで滴下水Eを滞留するのには、限界がある。したがって、連続した、被加熱物を蒸気によって加熱する蒸気調理を行うと、水受け用仕切り部4から装置本体外への滴下が発生する。又、被加熱物を蒸気によって加熱する蒸気調理を行った直後に、高周波加熱装置を駆動すると、前記と同じく、水受け用仕切り部4からの滴下が発生する。これにより、装置本体外にこぼれ出すということが生じ、製品の品位が低下するとともに、その水の浸入により製品の誤動作や感電等が発生する可能性があり安全性を向上させる事ができなくなる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、構成の複雑化を伴うことなく加熱室から滴下した水を安全に排水し、装置本体外にこぼれ出すという、製品の品位の低下を防ぎ、その水の浸入により製品の誤動作防止及び、感電事故から防止することを目的としたものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の高周波加熱装置は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を高周波電波によって加熱する高周波発生手段と、前記加熱室の下部に設けた被加熱物加熱用の電熱手段と、前記被加熱物を蒸気によって加熱する蒸気発生手段とを備えた高周波加熱装置であって、前記加熱室の下部に加熱室からの滴下水を受けるようにヒータ熱反射板を設けるとともに装置本体前面に水受けトレーを着脱自在に配置して、前記ヒータ熱反射板は前記滴下水を本体前面の水受けトレーに案内する構成としたものである。
これによって、構成の複雑化を伴うことなく加熱室内で結露した水蒸気の残水が装置本体外にこぼれ出すという、製品の品位の低下を防ぎ、その水の浸入により製品の誤動作防止及び、感電事故から確実に防止できる。
本発明の高周波加熱装置によれば、加熱室内で結露した残水の滴下水を効率よく装置本
体外部に安全に排水し、製品の品位を下げることなく排水処理ができる。
また、安全に排水することで回転導波管駆動機や機械室を保護することができる。更に構成的にも特殊な装置を必要とせず、現行の構成で部品を一部改造することで効果的に保護するため、コスト的にも安価に構成できる。
第1の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を高周波電波によって加熱する高周波発生手段と、前記加熱室の下部に設けた被加熱物加熱用の電熱手段と、前記被加熱物を蒸気によって加熱する蒸気発生手段とを備えた高周波加熱装置であって、前記加熱室の下部に加熱室からの滴下水を受けるようにヒータ熱反射板を設けるとともに装置本体前面に水受けトレーを着脱自在に配置して、前記ヒータ熱反射板は前記滴下水を本体前面の水受けトレーに案内する構成としたもので、構成の複雑化を伴うことなく加熱室内で結露した水蒸気の残水が装置本体外にこぼれ出すという、製品の品位の低下を防ぎ、その水の浸入により製品の誤動作防止及び、感電事故から確実に防止できる。
第2の発明の蒸気発生手段は、加熱室底部に設けるとともに、この蒸気発生手段が位置する加熱室と前記蒸気発生手段となる蒸発皿との結合部下方に水を受け止める水受け用仕切り部を設け、この水受け用仕切り部で受け止めた水を加熱室下部のヒータ熱反射板を介して水受けトレーに排水する構成としてあり、より安全に装置本体に滴下水が排水されることで漏電による機械の誤動作や感電事故からの防止等、安全性を向上させる事ができる。
第3の発明は、加熱室のセラミック製皿受け台下部に位置する加熱室底面壁に排水用の穴を設け、前記セラミック製皿受け台より滴下した水を加熱室底面壁で受け止め、加熱室底面壁の排水用穴からヒータ熱反射板に案内する構成としてあり、加熱室内のセラミック製皿受け台が万が一破損してここより水が漏れたとしても、安全に排水することができ、より安全性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の側断面図、図2は同排水の流れを説明するための側断面図、図3は図2の要部拡大断面図、図4、図5は同排水の流れを説明する斜視図である。
図1において、加熱室1には、被加熱物を乗せるセラミック製皿受け台7、被加熱物を加熱する電熱手段となるヒータ2、被加熱物を加熱する高周波発生手段となる回転導波管13が取り付けられている。そしてこの加熱室1は、水蒸気を発生させる蒸気発生手段となる蒸気皿8、加熱室後面壁11、加熱室底面壁9、をそれぞれカシメにより結合し、密着曲げにより扉板6を結合して加熱室を構成している。
加熱室1の下部には、蒸発皿8の下に蒸発皿加熱ヒータ(図示せず)と、その下に蒸発皿8と加熱室1との結合部12からの滴下水を受けるように、水受け用仕切り部4が設置されている。そしてさらに、加熱室底面壁9に取り付けられるヒータ2の輻射熱を加熱室に反射するヒータ熱反射板3が水受け用仕切り部4からの排水を装置本体外部へと排水する排水経路の役割もかねて扉板6に接触するように設けられている。上記扉板6とヒータ熱反射板3との間には排水用穴1aが設けられ、この排水用穴1aから装置本体外部に設けた着脱自在な水受けトレー5へと排水し、水受けトレー5に貯水する構成としてある。この水受けトレー5は図示しない扉の下方に位置する如く装置前面に設け、少なくともその前側を略透明に構成してある。
これにより加熱室から漏れ出した、滴下水を、水受けトレーを外し容易にかつ安全に処理することができる。
すなわち、上記構成において、図2で示すように、まず始めに加熱室1内の蒸発皿8から発生した水蒸気が室壁で結露し、残水Fとなって蒸発皿8と加熱室1との結合部12から漏れ出し、その滴下水Eは水受け仕切り部4が受け止め、ヒータ熱反射板3へと排水していく。そして、その排水をヒータ熱反射板3が扉板6とヒータ熱反射板3との間の排水用穴1aへと誘導し、その穴1aから装置本体外部の水受けトレー5へと排水する。
また、万が一セラミック製皿受け台7が破損し、その亀裂から結露水が滴下した場合、図4、図5に示すようにその滴下水はセラミック製皿受け台7と加熱室底面壁9との間に浸入して回転導波管13表面へと伝わり、回転導波管13から滴り落ちた滴下水は、図2に示すように加熱室底面壁9に設けた排水用の穴9aから排水される。この穴9aから排水された水は、ヒータ熱反射板3が受け止め、前記した排水と合流し、装置本体外部の水受けトレー5へと排水する。
したがって使用者は水受けトレー5を装置本体からはずして所定の場所へと持っていき、水を捨てることができる。
ここで、上記した如くこの実施の形態ではヒータ熱反射板3によって結露水を案内させているので、この反射板3の温度を結露水による冷却効果で比較的低温に維持できるとともに、結露水を水受けトレーに案内する部材を別途必要とせず、構成の簡素化もあわせて図ることができる。加えて蒸気水受けトレーは少なくともその前側部分を略透明に構成してあるから、使用者はこの水受けトレー5に溜まった結露水量を容易に知ることができ、この結露水が水受けトレー5からあふれることを容易に防止することができる。
以上のように、本発明にかかる高周波加熱装置によれば、機器内に滞留する滴下水を構成の複雑化をともなうことなく効率よく装置外に排水することができるので、水蒸発生機能付きの高周波加熱装置にのみならず、加熱室からの水漏れによる機械室の装置への漏電対策が可能となる。
本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の側断面図 同高周波加熱装置の同排水の流れを説明するための側断面図 図2の要部拡大図 同高周波加熱装置の排水の流れを説明する斜視図 同高周波加熱装置の排水の流れを説明する斜視図 従来の高周波加熱装置の斜視図 同高周波加熱装置の要部斜視図 同高周波加熱装置の要部拡大斜視図
符号の説明
1 加熱室
2 電熱手段(ヒータ
ヒータ熱反射板
4 水受け用仕切り板
5 水受けトレー
7 セラミック製皿受け台
8 蒸気発生手段(蒸発皿)
9 加熱室底面壁
12 蒸発皿と加熱室の結合部
13 高周波加熱手段(回転導波管)

Claims (1)

  1. 被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を高周波電波によって加熱する高周波発生手段と、前記加熱室の下部に設けた被加熱物加熱用の電熱手段と、前記被加熱物を蒸気によって加熱するために前記加熱室の底部に設けられる蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段から浸入した水を受け止めるために前記蒸気発生手段の下方に設けられる水受け用仕切り部と、前記電熱手段の輻射熱を反射するために前記加熱室の下部に設けられるヒータ熱反射板と、前記電熱手段を取り付けるために前記加熱室の下方かつ前記ヒータ熱反射板の上方に設けられる加熱室底面壁とを備え、前記ヒータ熱反射板は、前記水受け用仕切り部で受け止められた水を排水するための経路となり、前記加熱室底面壁には、前記加熱室から浸入した水を前記ヒータ熱反射板に導くための穴が設けられ、装置本体前面には、前記水受け用仕切り部を流れる水を前記ヒータ熱反射板を介して受けるための水受けトレーが脱着可能に設けられる高周波加熱装置。
JP2006028067A 2006-02-06 2006-02-06 高周波加熱装置 Expired - Fee Related JP4797667B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006028067A JP4797667B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 高周波加熱装置
CN2007100080275A CN101018435B (zh) 2006-02-06 2007-02-05 高频加热装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006028067A JP4797667B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 高周波加熱装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007205688A JP2007205688A (ja) 2007-08-16
JP2007205688A5 JP2007205688A5 (ja) 2009-01-08
JP4797667B2 true JP4797667B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=38485307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006028067A Expired - Fee Related JP4797667B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 高周波加熱装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4797667B2 (ja)
CN (1) CN101018435B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4882452B2 (ja) * 2006-03-30 2012-02-22 パナソニック株式会社 高周波加熱装置
JP5198148B2 (ja) * 2008-05-28 2013-05-15 株式会社東芝 加熱調理器
KR20100034108A (ko) * 2008-09-23 2010-04-01 엘지전자 주식회사 오븐
JP5417096B2 (ja) * 2009-09-11 2014-02-12 株式会社東芝 加熱調理器
JP5569019B2 (ja) * 2010-02-15 2014-08-13 パナソニック株式会社 加熱調理器
JP5540812B2 (ja) * 2010-03-25 2014-07-02 パナソニック株式会社 加熱調理器
JP6089224B2 (ja) * 2012-10-30 2017-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 高周波加熱調理装置
CN105068235A (zh) * 2015-07-30 2015-11-18 苏州欧可罗电子科技有限公司 一种加热式显微镜

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561208U (ja) * 1978-10-20 1980-04-25
JPS5565420U (ja) * 1978-10-30 1980-05-06
JPH0384319A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Toshiba Corp 調理器
JPH07293900A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Toshiba Corp 電子レンジ
JP2004011974A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 蒸気発生機能付き高周波加熱装置
JP3841066B2 (ja) * 2003-05-23 2006-11-01 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101018435A (zh) 2007-08-15
CN101018435B (zh) 2011-06-01
JP2007205688A (ja) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4797667B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2007205688A5 (ja)
CN101112288B (zh) 加热烹调器及加热烹调器用的蒸汽产生装置
JP4476881B2 (ja) 加熱調理器
JP2010012085A (ja) 蒸し器
WO2015198855A1 (ja) 蒸気発生装置および加熱調理器
US6722264B2 (en) Drink extraction apparatus
KR20110041518A (ko) 가열 조리기
JP4717869B2 (ja) 蒸気回収装置およびこの蒸気回収装置を備えた加熱調理器
WO2014013700A1 (ja) 蒸気発生装置及び蒸気発生装置を備えた加熱調理器
KR20120077557A (ko) 전기밥솥의 물받이 구조체
JP5316330B2 (ja) 電気湯沸かし器
JP4882452B2 (ja) 高周波加熱装置
JP5359287B2 (ja) 蒸気発生機能付き加熱調理器
JPWO2010126027A1 (ja) 加熱調理器
JP2007183098A (ja) 蒸気発生機能付き加熱調理器
CN102551556B (zh) 蒸煮器
JP2011058710A (ja) 加熱調理器
JP2007068807A (ja) ドラム式洗濯機
JP2004011974A (ja) 蒸気発生機能付き高周波加熱装置
KR200398686Y1 (ko) 스팀청소기의 스팀발생장치
CN215053618U (zh) 智能马桶盖用温水箱及包括此的智能马桶盖装置
JP2004011966A (ja) 温水器の漏水検知装置
KR100215799B1 (ko) 유도가열기
JP2019066142A (ja) 蒸気発生装置および加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081117

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees