JP4797353B2 - データ解析方法及びデータ解析プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、広く産業界で取り扱われるデータ間の関連を把握し、産業上優位な結果をもたらすための有意性のある結果を抽出するデータ解析方法及びデータ解析プログラム、より具体的には、計算機システムに蓄積されているデータ内に含まれているが、一見するだけでは容易に検出できず、埋もれてしまうデータ間の相関関係を効率的に抽出するデータ解析方法及びデータ解析プログラムに関する。
半導体製品製造分野を始めとして、多くの分野で多種大量のデータが計算機システムに蓄積されている。これらのデータは、ただ蓄積されるだけでは、ビジネスに活用できず、何らの収益をもたらさない。そこで、これらの多種大量のデータに潜む規則性、特徴を効率的に見出し、ビジネスに活用し得るデータ解析技術の一つであるデータマイニングが注目され、産業界でよく活用されている。データマイニングは、金融、流通等の分野では従来からよく活用され、成果を上げてきたが、近年では、半導体製品製造分野を始めとするプロセスデータの解析を必要とする分野でも適用されるようになってきている。
プロセスデータを解析する主な目的の一つは、製品の不良要因を抽出することにあるが、製品の不良要因となるものは多く、かつ、それらは複雑に絡み合っている。通常、プロセスデータの解析は、収集された全プロセスデータについて行われるが、仮に、特定の2変数間に相関関係があったとしても、対象となる変数の値が他の変数の値の影響を受けて変化しており、一見すると相関関係が弱くなっているように見える場合も多く、このような潜在している相関関係は容易には抽出することができない。
例えば、図30はレコード群の一例を示す表図であり、或る抵抗体についてのレコード群を示しており、或る抵抗体に印加した電圧の値及び流れる電流の値を装置A、Bで測定して得たものであり、変数として“装置の値”、“電流値”、“電圧値”を有している。
図31は図30に示すレコード群中の2変数:電流値、電圧値の相関図である。図31中、◆印は、装置の値がAであるレコード群における2変数:電流値、電圧値の相関を示し、黒色の□印(楕円Eで囲った部分)は、装置の値がBであるレコード群における2変数:電流値、電圧値の相関を示し、直線L31は、装置の値がA、Bである全レコードにおける2変数:電流値(x)、電圧値(y)の単回帰式(単回帰関数)を示している。この例では、単回帰式:y=0.292x+5.1712、寄与率R2=0.1496となっている。但し、Rは相関係数である。
図32は図30に示すレコード群中の装置の値がBであるレコード群のみを示す表図、図33は図32に示すレコード群中の2変数:電流値、電圧値の相関図である。図33中、直線L33は図32に示すレコード群における2変数:電流値(x)、電圧値(y)の単回帰式を示している。この例では、単回帰式:y=0.7235x+2.4705、寄与率R2=0.9278となっている。
図31に示す相関図では、2変数:電流値、電圧値に顕著な相関関係は見られないが、オームの法則によれば、両者の間には、線形の強い相関関係が存在するはずである。しかし、収集、蓄積されたデータは、実際には諸々の異なった環境、条件下で得られたものであるために、2変数:電流値、電圧値の相関関係は、図31に示すようになってしまい、本来存在するはずの相関関係が観測されない。ところが、装置の値がAであるレコード群と装置の値がBであるレコード群とに分けて相関図を見ると、後者については、図33に示すように、2変数:電流値、電圧値に強い相関関係が見られる。
この例のように、レコード群を何らかの特徴(この例では、装置の値)によって幾つかの層(この例では、装置の値がAであるレコード群の層と、装置の値がBであるレコード群の層)に分けることは層別(stratification)といい、よく使われている手法であり、このようなデータ解析の結果から、この例の場合には、装置Aに関する条件が変動し、本来存在しているはずの相関関係が見られなくなっていると判断し、装置Aが不良であったと結論付けることもできる。なお、単回帰式:y=ax+bの傾きa、切片bの値及び寄与率R2は、市販の表計算ソフトを使用することにより得ることができるが、このような値を得るようにする場合には、相関関係を定量的に評価することが可能となる。
ここに、データを構成する各レコードは、一般的には、多くの変数から成り立っているが、変数間の相関関係を効率的に抽出することは、データ解析の効果を上げるための重要な要素であり、前述のようにレコード群を分割すれば、変数間の相関関係を抽出することができる場合がある。
しかし、一般的に何を根拠にしてレコード群を分割すれば効果的に変数間の相関関係を抽出できるかについての技術は確立されていない。限定された場合については、本願発明者による技術が公開されている(特許文献1)。この技術は、データマイニングの一手法である回帰木分析を使い、歩留りに最も効く要因を判別し、その条件を満たすレコードを除くことによりレコード分割を行い、データ中に潜んでいた相関関係を抽出するというものである。この他に、レコード群を分割することにより効率的に相関関係を抽出する明確な手法はみられない。
特開2001−306999号公報
前述のように、レコード群を分割すれば、変数間の相関関係を抽出することができる場合があるが、一般的に何を根拠にしてレコード群を分割すれば効果的に変数間の相関関係を抽出できるかについての技術は確立されておらず、また、一般的に、前述の例における装置の値に相当する変数を何にすれば効率的であるかの判断も難しい。このような状況の下で、レコード群中の変数間の相関関係を効率的に抽出する手法が望まれる。
本発明は、かかる点に鑑み、レコード群中の変数間の相関関係を効率的に抽出することができ、これを、例えば、半導体製品製造分野等、プロセスデータの解析を必要とする分野で利用する場合には、製品の不良要因等の抽出を簡便に行うことができ、産業上の優位性を得ることができるデータ解析方法及びデータ解析プログラムを提供することを目的とする。
本発明のデータ解析方法は、レコード群分割・抽出手段により、対象レコード群を指定された分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、相関関係算出手段により、指定された変数間の相関関係を分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程を有するというものである。
本発明のデータ解析プログラムは、対象レコード群を、指定された分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、指定された変数間の相関関係を分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程を、コンピュータに実行させるプログラムを含むというものである。
本発明のデータ解析方法によれば、レコード群分割・抽出手段により、対象レコード群を、指定された分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、相関関係算出手段により、指定された変数間の相関関係を分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程を有するので、レコード群中の変数間の相関関係を効率的に抽出することができる。
本発明のデータ解析プログラムによれば、対象レコード群を、指定された分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、指定された変数間の相関関係を分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程を、コンピュータに実行させるプログラムを含むとしているので、レコード群中の変数間の相関関係を効率的に抽出することができる。
即ち、本発明によれば、一般的に行われているようにデータ解析対象のレコード群の全レコードについて解析する場合には容易に抽出することができない、レコード群中に潜んでいる変数間の相関関係を容易に抽出することができる。したがって、本発明を、例えば、半導体製品製造分野等、プロセスデータの解析を必要とする分野で利用する場合には、製品の不良要因等の抽出を簡便に行うことができるようになり、産業上の優位性を得ることができる。
以下、図1〜図29を参照して、本発明のデータ解析方法の実施形態について、本発明のデータ解析プログラムの実施形態を含めて説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明のデータ解析方法の第1実施形態を実施するためのデータ解析装置の要部の概略的構成図である。図1中、1はCPU(central processing unit)であり、データ解析に必要な各種処理の実行等に使用される。2は入力装置であり、データ解析に必要な実行制御データの入力等に使用される。
3は主記憶装置であり、データ解析対象のデータやデータ解析に必要なプログラムの記憶等に使用される。4は外部記憶装置であり、各種のレコード群やデータ解析に必要な各種のプログラムやデータ解析結果の記憶等に使用される。5は表示装置であり、実行制御データ入力画面やデータ解析結果の表示等に使用される。
また、主記憶装置3において、6〜13は主記憶装置3に記憶されたデータ解析に必要なプログラムである。6は実行制御データ入力プログラムであり、データ解析に必要な実行制御データの入力処理を行うためのものである。実行制御データの入力は、表示装置5に表示される実行制御データ入力画面を介して入力装置2から行われる。
7はデータ入力・編集プログラムであり、データ解析の対象として指定されたデータを外部記憶装置4から読み出して主記憶装置3に書き込む処理(入力処理)、及び、入力したデータがレコード群に編集されていないデータについてはレコード群に編集する処理を行うためのものである。データ解析の対象とするデータの指定は、実行制御データ入力画面の入力ファイル指定ボックスを介して行われる。
8は変数選択プログラムであり、データ解析対象のレコード群中の、指定された変数の中から、相関関係を算出する2変数の選択処理を行うためのものである。変数の指定は、実行制御データ入力画面の変数指定欄を介して行われる。
9はレコード群分割・抽出プログラムであり、データ解析対象のレコード群を、指定された分割方法で分割し、分割レコード群を抽出する処理を行うためのものである。データ解析対象のレコード群の分割方法の指定は、実行制御データ入力画面の分割方法指定欄を介して行われる。
10は回帰式計算プログラムであり、選択された2変数間に成立する単回帰式:y=ax+bのa、bを分割レコード群毎に従来周知の手法で計算するためのものである。11は寄与率計算プログラムであり、寄与率R2を分割レコード群毎に従来周知の手法で計算するためのものである。
12は寄与率判定プログラムであり、寄与率計算プログラム11を用いて計算した寄与率R2が、指定された閾値以上であるか否かを判定するためのものである。寄与率R2の閾値の指定は、実行制御データ入力画面のR2閾値指定ボックスを介して行われる。
13は結果出力プログラムであり、回帰式計算プログラム10で計算された単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2等を出力させて、表示装置5への表示処理及び外部記憶装置4への書き込み処理を行うためのものである。本実施形態では、指定された閾値以上の寄与率を示す2変数間の情報(寄与率R2、単回帰式:y=ax+bのa、b等)のみが出力される。
図2は実行制御データ入力プログラム6により表示装置5に表示された実行制御データ入力画面を示す図である。図2中、14は入力ファイル指定ボックスであり、データ解析対象とするデータが格納されているファイルを入力ファイルとして指定するボックスである。15は出力ファイル指定ボックスであり、データ解析結果の出力先のファイルを出力ファイルとして指定するボックスである。なお、図2では、ファイルは、CSV形式とされているが、XML形式等とすることもできる。
16は変数指定欄であり、指定した入力ファイルに格納されているレコード群中の変数の中から、相関関係を算出する変数を指定するための欄である。16−1〜16−mは変数名を指定する変数名指定ボックスであり、変数名指定ボックス16−4〜16−(m−1)は図示を省略している。
この例は、半導体製品製造プロセスデータを解析対象とした場合であり、変数名指定ボックス16−1には半導体製品に形成されたトランジスタのチャネル長、変数名指定ボックス16−2には同じくトランジスタのVT(閾値電圧)、変数名指定ボックス16−3にはAMP(電流値)、変数名指定ボックス16−mには半導体装置のYield(歩留り値)が記述されており、チャネル長、VT(閾値電圧)、Yield(歩留り値)が変数として指定されている場合を示している。本実施形態では、変数名指定ボックスの番号が小さい方の変数が単回帰式:y=ax+bにおけるx、大きい方の変数がyとされる。
したがって、この例においては、チャネル長をx、VT(閾値電圧)をyとする単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2と、VT(閾値電圧)をx、Yield(歩留り値)をyとする単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2と、チャネル長をx、Yield(歩留り値)をyとする単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2が計算されることになる。なお、n個(但し、nは正の整数)の変数を指定した場合には、n2個の組み合わせについて、単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2が計算されることになる。
17は分割方法指定欄であり、データ解析対象のレコード群の分割方法を指定するための欄である。分割方法指定欄17において、18、19はチェックボタンであり、分割レコード群に重複のない分割(本明細書では、自動分割という)を行う場合にはチェックボタン18を選択し、自動分割を行わない場合(分割レコード群に重複のある分割を行う場合)にはチェックボタン19を選択する。
20は分割数記述ボックスであり、チェックボタン18を選択した場合に、分割数を記述することにより、データ解析対象のレコード群の分割数を指定するためのものである。分割数記述ボックス20には、2nの値を記述することができ、2nの値を記述した場合には、2n個の分割レコード群毎に、単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2が算出されることになる。なお、この場合、更に、1分割のレコード群についても、単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2が算出されるようにしても良い。
21、22はチェックボタン19を選択した場合に使用されるボックスであり、データ解析対象のレコード群を、先頭から何件毎に何件ずらすかを指定することにより、分割方法を指定するためのボックスであり、21は何件毎にずらすかを指定するボックス、22は何件ずらすかを指定するボックスである。
23はR2閾値指定ボックスであり、相関関係の情報(単回帰式:y=ax+bのa、b及び寄与率R2)を出力するか否かの閾値となる寄与率R2を指定するためのボックスである。24は実行制御データ入力画面に記述された実行制御データを入力してデータ解析の実行を開始させるための実行ボタンである。
図3は図1に示すデータ解析装置で行われるデータ解析処理手順、即ち、本発明のデータ解析方法の第1実施形態を示す流れ図である。本発明のデータ解析方法の第1実施形態においては、まず、図2に示す実行制御データ入力画面に実行制御データが記述された後、実行ボタン24を介してデータ解析の実行開始が命令されると、実行制御データ入力画面に記述された実行制御データの入力処理が行われる(ステップS1)。この処理は、実行制御データ入力プログラム6を使用し、CPU1を実行制御データ入力処理手段として行われる。
そして、実行制御データの入力処理が終了すると、図2に示す実行制御データ入力画面の入力ファイル指定ボックス14に記述されていた入力ファイルからのデータの入力処理、及び、入力したデータがレコード群に編集されていないデータについてはレコード群に編集する処理が行われる(ステップS2)。この処理は、データ入力・編集プログラム7を使用し、CPU1をデータ入力・編集処理手段として行われる。
次に、図2に示す実行制御データ入力画面の変数指定欄16の変数名指定ボックス16−1〜16−mのいずれか又は全部に記述され、かつ、指定されていた変数の中から一組を選択する変数選択処理が行われる(ステップS3)。この処理は、変数選択プログラム8を使用し、CPU1を変数選択処理手段として行われる。
次に、図2に示す実行制御データ入力画面の分割方法指定欄17において指定されていた分割方法で主記憶装置3に記憶されているデータ解析対象のレコード群を分割し、一群の分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出処理が行われる(ステップS4)。この処理は、レコード群分割・抽出プログラム9を使用し、CPU1をレコード群分割・抽出処理手段として行われる。
次に、選択された変数の一組について、抽出された一群の分割レコード群について、単回帰式:y=ax+bのa、bを計算する回帰式計算処理が行われる(ステップS5)。この処理は、回帰式計算プログラム10を使用し、CPU1を回帰式計算処理手段として行われる。
次に、選択された変数の一組について、抽出された一群の分割レコード群について、寄与率R2を計算する寄与率計算処理が行われる(ステップS6)。この処理は、寄与率計算プログラム11を使用し、CPU1を寄与率計算処理手段として行われる。なお、回帰式計算処理工程と寄与率計算処理工程とで相関関係処理が構成されており、この工程は、CPU1を相関関係算出手段として行われることになる。
次に、図2に示す実行制御データ入力画面のR2閾値指定ボックス23に記述されていた寄与率R2の閾値と、寄与率計算結果の寄与率R2とを比較し、寄与率計算結果の寄与率R2が閾値以上であるか否かを判定する寄与率判定処理が行われる(ステップS7)。この処理は、寄与率判定プログラム12を使用し、CPU1を寄与率判定処理手段として行われる。
次に、抽出されるべき全分割レコード群についてステップS5〜S7の処理が終了したか否かを判断し(ステップS8)、抽出されるべき全分割レコード群についてステップS5〜S7の処理が終了していない場合には(ステップS8でNOの場合)には、ステップS4に戻る。
そして、抽出されるべき全分割レコード群についてステップS5〜S7の処理が終了した場合(ステップS8でYESの場合)には、指定された変数の全ての組み合わせについて、ステップS3〜S7の処理が終了したか否かを判断し(ステップS9)、指定された変数の全ての組み合わせについてステップS3〜S7の処理が終了していない場合(ステップS9でNOの場合)には、ステップS3に戻る。
そして、指定された変数の全ての組み合わせについてステップS3〜S7の処理が終了した場合(ステップS9でYESの場合)には、寄与率計算結果の寄与率R2が閾値以上である変数間についてのみデータ解析結果を出力する結果出力処理が行われ(ステップS10)、データ解析が終了する。この処理は、結果出力プログラム13を使用し、CPU1を結果出力処理手段として行われる。
図4〜図27は本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図である。図4はデータ解析対象のレコード群を示す表図であり、半導体製品製造プロセスデータの一例を示している。図4に示すレコード群は、20個のレコード:rec1〜rec20からなり、変数として、トランジスタの特性や歩留りに大きな影響を及ぼすパラメータである“チャネル長”、同じくトランジスタのパラメータである“閾値電圧(VT)”、“歩留り値(Yield)”を有している。
図5は図4に示すレコード群:rec1〜rec20におけるチャネル長のトレンドを示す図、図6は図4に示すレコード群:rec1〜rec20における閾値電圧(VT)のトレンドを示す図、図7は図4に示すレコード群:rec1〜rec20における歩留り値(Yield)のトレンドを示す図である。ここで、図4に示すレコード群:rec1〜rec20から、どの変数間にどのような相関関係があるかを判別するのは容易ではない。
図8は図4に示すレコード群:rec1〜rec20におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L8は単回帰式を示している。図9は図4に示すレコード群:rec1〜rec20における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L9は単回帰式を示している。図8例の場合、寄与率R2=0.263、図9例の場合、寄与率R2=0.0613であり、いずれの場合も、顕著な相関関係は見られない。
図10は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec5におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L10は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.0037である。図11は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec5における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L11は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.0237である。
図12は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec10におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L12は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.8702である。図13は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec10における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L13は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.5601である。
図14は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec15におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L14は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.9883である。図15は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec15における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L15は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.1839である。
図16は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec16〜rec20におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L16は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.9975である。図17は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec16〜rec20における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L17は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.0155である。
ここで、図8〜図17を見ると、レコード群:rec11〜rec15におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との間(図14)と、レコード群:rec16〜rec20におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との間(図16)に、強い相関関係があり、回帰直線も定量的に似たものであることがわかる。このように、全データによる解析(図9)では弱い相関関係しか存在しなかったデータの中にも、レコード群:rec1〜rec20を分割することにより、図14、図16に示すような顕著な相関関係が潜んでいたことが明らかになる。
図18は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec10におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L18は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.0002である。図19は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec10における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L19は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.006である。
図20は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec15におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L20は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.0519である。図21は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec15における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L21は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.3255である。
図22は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec20におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図であり、L22は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.995である。図23は図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec20における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図であり、L23は単回帰式を示している。この場合、寄与率R2=0.038である。
ここで、図18〜図23を見ると、レコード群:rec11〜rec20におけるチャネル長と閾値電圧(VT)との間(図22)のみ、顕著な相関関係が存在することが分かる。即ち、以上のようなレコード群分割でも、顕著な相関関係が潜んでいたことを検出することができる。
図24は自動分割を選択した場合(チェックボタン18を選択した場合)において、4分割を指定した場合(ボックス20に「4」を記述した場合)の図4に示すレコード群:rec1〜rec20の分割方法を示す図である。この場合には、レコード群:rec1〜rec20は、レコード群:rec1〜rec5からなる分割レコード群GA1と、レコード群:rec6〜rec10からなる分割レコード群GA2と、レコード群:rec11〜rec15からなる分割レコード群GA3と、レコード群:rec16〜rec20からなる分割レコード群GA4とに分割される。
図25は自動分割を選択し、4分割を指定し、変数として、チャネル長、閾値電圧(VT)、歩留り値(Yield)を指定した場合に出力される結果を示す図である。この例では、相関関係の定量的評価値である寄与率R2、単回帰式:y=ax+bのa、b、変数x、y、分割レコード群の開始位置(開始レコードの番号)と終了位置(終了レコードの番号)が出力されている。なお、図25の寄与率R2=0.997482の部分は図16の場合に対応し、寄与率R2=0.988311の部分は図14の場合に対応し、寄与率R2=0.870189の部分は図12の場合に対応し、寄与率R2=0.560068の部分は図13の場合に対応し、寄与率R2=0.183857の部分は図15の場合に対応し、寄与率R2=0.023655の部分は図11に対応している。
図26は自動分割を選択しない場合(チェックボタン19を選択した場合)において、10件毎に5件ずらすことを指定した場合(ボックス21に「10」を入力し、ボックス22に「5」を入力した場合)の図4に示すレコード群:rec1〜rec20の分割方法を示す図である。この場合には、レコード群:rec1〜rec20は、レコード群:rec1〜rec10からなる分割レコード群GB1と、レコード群:rec6〜rec15からなる分割レコード群GB2と、レコード群:rec11〜rec20からなる分割レコード群GB3とに分割される。
図27は自動分割を選択せず、10件毎に5件ずらすことを指定し、変数として、チャネル長、閾値電圧(VT)、歩留り値(Yield)を指定した場合に出力される結果を示す図である。この例でも、相関関係の定量的評価値である寄与率R2、単回帰式:y=ax+bのa、b、変数x、y、分割レコード群の開始位置(開始レコードの番号)と終了位置(終了レコードの番号)が出力されている。なお、図27の寄与率R2=0.995024の部分は図22に対応し、寄与率R2=0.325462の部分は図21に対応し、寄与率R2=0.051911の部分は図20に対応し、寄与率R2=0.038017の部分は図23に対応している。
以上のように、本発明のデータ解析方法の第1実施形態によれば、図1に示すデータ解析装置及び実行制御データ入力プログラム、データ入力・編集プログラム、変数選択プログラム、レコード群分割・抽出プログラム、回帰式計算プログラム、寄与率計算プログラム、寄与率判定プログラム及び結果出力プログラムを使用し、実行制御データ入力処理、データ入力・編集処理、変数選択処理、レコード群分割・抽出処理、回帰式計算処理、寄与率計算処理、寄与率判定処理及び結果出力処理を行うとしているので、データ解析対象のレコード群中の変数間の相関関係を効率的に抽出することができる。
即ち、本発明のデータ解析方法の第1実施形態によれば、一般的に行われているようにデータ解析対象のレコード群の全レコードについて解析する場合には容易に抽出することができない、レコード群中に潜んでいる2変数間の相関関係を容易に抽出することができる。したがって、本発明のデータ解析方法の第1実施形態を、例えば、半導体製品製造分野等、プロセスデータの解析を必要とする分野で利用する場合には、製品の不良要因等の抽出を簡便に行うことができるようになり、産業上の優位性を得ることができる。
(第2実施形態)
本発明のデータ解析方法の第2実施形態は、図2に示す実行制御データ入力画面において自動分割を指定し(チェックボタン18を選択し)、2n分割を指定した場合(ボックス20に2nの値を記述した場合)には、データ解析対象のレコード群を1分割、2分割、…、2n分割に分割し、分割レコード群を抽出するというものであり、レコード群分割・抽出プログラム9にこのような機能を持たせており、その他については、本発明のデータ解析方法の第1実施形態と同様の内容を有するものである。
図28、図29は本発明のデータ解析方法の第2実施形態の具体的適用例を説明するための図である。図28は自動分割を選択した場合(チェックボタン18を選択した場合)において、4分割を指定した場合(ボックス20に「4」を入力した場合)の図4に示すレコード群:rec1〜rec20の分割方法を示す図である。
この場合には、レコード群:rec1〜rec20は、レコード群:rec1〜rec20からなる分割レコード群GC1と、レコード群:rec1〜rec10からなる分割レコード群GC2と、レコード群:rec11〜rec20からなる分割レコード群GC3と、レコード群:rec1〜rec5からなる分割レコード群GC4と、rec6〜rec10からなる分割レコード群GC5と、レコード群:rec11〜rec15からなる分割レコード群GC6と、レコード群:rec16〜rec20からなる分割レコード群GC7とに分割される。
図29は自動分割を選択し、4分割を指定し、変数として、チャネル長、閾値電圧(VT)、歩留り値(Yield)を指定した場合に出力される結果を示す図である。この例では、相関関係の定量的評価値である寄与率R2、単回帰式:y=ax+bのa、b、変数x、y、分割レコード群の開始位置(開始レコードの番号)と終了位置(終了レコードの番号)、分割個数、分割番号が出力されている。
なお、図29の寄与率R2=0.997482の部分は図16に対応し、寄与率R2=0.995024の部分は図22に対応し、寄与率R2=0.988311の部分は図14に対応し、寄与率R2=0.870189の部分は図12に対応し、寄与率R2=0.560068の部分は図13に対応し、寄与率R2=0.263026の部分は図8に対応し、寄与率R2=0.183857の部分は図15に対応し、寄与率R2=0.061342の部分は図9に対応し、寄与率R2=0.038017の部分は図23に対応し、寄与率R2=0.023655の部分は図11に対応している。
以上のように、本発明のデータ解析方法の第2実施形態によれば、本発明のデータ解析方法の第1実施形態と同様に、データ解析対象のレコード群中の変数間の相関関係を効率的に抽出することができる。
即ち、本発明のデータ解析方法の第2実施形態によっても、一般的に行われているようにデータ解析対象のレコード群の全レコードについて解析する場合には容易に抽出することができない、レコード群中に潜んでいる2変数間の相関関係を容易に抽出することができる。したがって、本発明のデータ解析方法の第2実施形態を、例えば、半導体製造分野等、プロセスデータの解析を必要とする分野で利用する場合には、製品の不良要因等の抽出を簡便に行うことができるようになり、産業上の優位性を得ることができる。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、少なくとも、以下に述べるデータ解析方法及びデータ解析プログラムが含まれる。
(付記1) レコード群分割・抽出手段により、対象レコード群を、指定された分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、相関関係算出手段により、指定された変数間の相関関係を前記分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程を有することを特徴とするデータ解析方法。
(付記2) データ解析に必要な実行制御データを実行制御データ入力手段を介して入力する実行制御データ入力工程を有することを特徴とする付記1記載のデータ解析方法。
(付記3) 前記対象レコード群を含むデータが前記実行制御データの一つとして指定され、データ入力手段により、指定された前記対象レコード群を含むデータを所定の記憶手段から入力するデータ入力工程を含むことを特徴とする付記2記載のデータ解析方法。
(付記4) 前記変数は、前記実行制御データに含まれることを特徴とする付記2又は3記載のデータ解析方法。
(付記5) 前記分割方法は、前記実行制御データに含まれることを特徴とする付記2、3又は4記載のデータ解析方法。
(付記6) 前記分割方法は、前記対象レコード群の分割数を指定するものであることを特徴とする付記5記載のデータ解析方法。
(付記7) 前記分割方法は、前記対象レコード群の先頭から何件毎に何件ずらして分割レコード群を抽出するかを指定するものであることを特徴とする付記5記載のデータ解析方法。
(付記8) 前記分割方法は、前記対象レコード群の最大分割数を2n(但し、nは正の整数)で指定するものであり、前記レコード群分割・抽出手段は、前記対象レコード群を1分割、2分割、…、2n分割して分割レコード群を抽出することを特徴とする付記5記載のデータ解析方法。
(付記9) 前記相関関係算出工程は、回帰式計算手段により、前記分割レコード群毎に回帰式を計算する回帰式計算工程と、寄与率計算手段により、前記分割レコード群毎に寄与率を計算する寄与率計算工程を含むことを特徴とする付記1〜8のいずれか一に記載のデータ解析方法。
(付記10) 前記実行制御データ入力工程では、寄与率の閾値を指定することができ、寄与率が指定された閾値以上の値を取る変数間の相関関係のみを出力する結果出力工程を有することを特徴とする付記9記載のデータ解析方法。
(付記11) 対象レコード群を、指定された分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、指定された変数間の相関関係を前記分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程を、コンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするデータ解析プログラム。
(付記12) データ解析に必要な実行制御データを入力する実行制御データ入力工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とする付記11記載のデータ解析プログラム。
(付記13) 前記実行制御データの一つとして指定された前記対象レコード群を含むデータを所定の記憶手段から入力するデータ入力工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とする付記12記載のデータ解析プログラム。
(付記14) 前記変数は、前記実行制御データに含まれることを特徴とする付記12又は13記載のデータ解析プログラム。
(付記15) 前記分割方法は、前記実行制御データに含まれることを特徴とする付記12、13又は14のいずれか一に記載のデータ解析プログラム。
(付記16) 前記分割方法は、前記対象レコード群の分割数を指定するものである
ことを特徴とする付記15記載のデータ解析プログラム。
(付記17) 前記分割方法は、前記対象レコード群の先頭から何件毎に何件ずらして分割レコード群を抽出するかを指定するものであることを特徴とする付記15記載のデータ解析プログラム。
(付記18) 前記分割方法は、前記対象レコード群の最大分割数を2n(但し、nは正の整数)で指定するものであり、前記レコード群分割・抽出工程は、前記対象レコード群を1分割、2分割、…、2n分割して分割レコード群を抽出する工程を含むことを特徴とする付記15記載のデータ解析プログラム。
(付記19) 前記相関関係算出工程は、前記分割レコード群毎に回帰式を計算する回帰式計算工程と、前記分割レコード群毎に寄与率を計算する寄与率計算工程を含むことを特徴とする付記11〜18のいずれか一に記載のデータ解析プログラム。
(付記20) 前記実行制御データ入力工程では、寄与率の閾値を指定することができ、寄与率が指定された閾値以上の値を取る変数間の相関関係のみを出力する結果出力工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とする付記19記載のデータ解析プログラム。
本発明のデータ解析方法の第1実施形態を実施するためのデータ解析装置の要部の概略的構成図である。 図1に示すデータ解析装置が備える表示装置に表示された実行制御データ入力画面を示す図である。 図1に示すデータ解析装置で行われるデータ解析処理手順(本発明のデータ解析方法の第1実施形態)を示す流れ図である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(データ解析対象のレコード群を示す表図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20におけるチャネル長のトレンドを示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20における閾値電圧(VT)のトレンドを示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20における歩留り値(Yield)のトレンドを示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec5におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec5における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec10におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec10における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec15におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec15における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec16〜rec20におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec16〜rec20における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec10におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec1〜rec10における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec15におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec6〜rec15における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec20におけるチャネル長と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(図4に示すレコード群:rec1〜rec20中のレコード群:rec11〜rec20における閾値電圧(VT)と歩留り値(Yield)との相関図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(自動分割を選択した場合において、4分割を指定した場合の図4に示すレコード群:rec1〜rec20の分割方法を示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(自動分割を選択し、4分割を指定し、変数として、チャネル長、閾値電圧(VT)、歩留り値(Yield)を指定した場合に出力される結果を示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(自動分割を選択しない場合において、10件毎に5件ずらすことを選択した場合の図4に示すレコード群:rec1〜rec20の分割方法を示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第1実施形態の具体的適用例を説明するための図(自動分割を選択せず、10件毎に5件ずらすことを選択し、変数として、チャネル長、閾値電圧(VT)、歩留り値(Yield)を指定した場合に出力される結果を示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第2実施形態の具体的適用例を説明するための図(自動分割を選択した場合において、4分割を指定した場合の図4に示すレコード群:rec1〜rec20の分割方法を示す図)である。 本発明のデータ解析方法の第2実施形態の具体的適用例を説明するための図(自動分割を選択し、4分割を指定し、変数として、チャネル長、閾値電圧(VT)、歩留り値(Yield)を指定した場合に出力される結果を示す図)である。 レコード群の一例を示す表図である。 図30に示すレコード群中の2変数:電流値、電圧値の相関図である。 図30に示すレコード群中の装置の値がBであるレコード群のみを示す表図である。 図32に示すレコード群中の2変数:電流値、電圧値の相関図である。
符号の説明
1…CPU
2…入力装置
3…主記憶装置
4…外部記憶装置
5…表示装置
6…実行制御データ入力プログラム
7…データ入力・編集プログラム
8…変数選択プログラム
9…レコード群分割・抽出プログラム
10…回帰式計算プログラム
11…寄与率計算プログラム
12…寄与率判定プログラム
13…結果出力プログラム
14…入力ファイル指定ボックス
15…出力ファイル指定ボックス
16…変数指定欄
16−1〜16−m…変数名指定ボックス
17…分割方法指定欄
18、19…チェックボタン
20…分割数指定ボックス
21、22…ボックス
23…R2閾値指定ボックス
24…実行ボタン

Claims (5)

  1. 実行制御データ入力処理手段が、少なくとも、相関関係を算出する変数と、対象レコード群の分割方法と、算出された前記相関関係を出力するか否かの閾値となる寄与率とが指定可能とされた実行制御データ入力画面を介して指定された前記変数、前記分割方法及び前記閾値の入力処理を行う実行制御データ入力処理工程と、
    レコード群分割・抽出手段前記対象レコード群を、指定された前記分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、
    相関関係算出手段前記相関関係として、指定された前記変数中から選択される2変数間に成立する回帰式中の係数及び寄与率を前記分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程と、
    結果出力処理手段が、前記算出された前記相関関係のうち、前記算出された寄与率が前記閾値以上の値を取る2変数間の相関関係のみを出力する工程とを有すること
    を特徴とするデータ解析方法。
  2. 前記実行制御データ入力画面は、データ解析の対象とするデータが格納されているファイルを入力ファイルとして指定可能とされており、
    データ入力・編集処理手段が、前記入力ファイルから前記データを入力し、該入力した前記データがレコード群に編集されていない場合はレコード群に編集する工程を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のデータ解析方法。
  3. 前記分割方法として、
    前記対象レコード群の分割数を指定する方法と、
    前記対象レコード群の先頭から何件毎に何件ずらして前記分割レコード群を抽出するかを指定する方法との、
    いずれか一方が選択可能とされていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のデータ解析方法。
  4. 前記対象レコード群の分割数を指定する方法は、前記分割数を2 (但し、nは正の整数)で指定するものであり、
    前記レコード群分割・抽出手段は、前記対象レコード群を1分割、2分割、…、2 分割して前記分割レコード群を抽出すること
    を特徴とする請求項3に記載のデータ解析方法。
  5. 少なくとも、相関関係を算出する変数と、対象レコード群の分割方法と、算出された前記相関関係を出力するか否かの閾値となる寄与率とが指定可能とされた実行制御データ入力画面を介して指定された前記変数、前記分割方法及び前記閾値の入力処理を行う実行制御データ入力処理工程と、
    前記対象レコード群を、指定された前記分割方法で分割し、分割レコード群を抽出するレコード群分割・抽出工程と、
    前記相関関係として、指定された前記変数中から選択される2変数間に成立する回帰式中の係数及び寄与率を前記分割レコード群毎に算出する相関関係算出工程と、
    前記算出された前記相関関係のうち、前記算出された寄与率が前記閾値以上の値を取る2変数間の相関関係のみを出力する工程とを、
    コンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするデータ解析プログラム。
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