JP4795229B2 - 歯科衛生装置 - Google Patents

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Description

本発明は一般的に歯科学に関するものである。特に、本発明は、早く、より効果的に、便利に、そして、衛生的に歯科用フロスによる清掃を可能にするための複数の装置を開示および保護している。
発明の背景
フロスによる清掃は、歯科衛生学上重要なものとして何百年もの間認められてきた。それにもかかわらず、現在の米国では、人口の約65%しか毎年歯科用フロスを買わず、10〜20%しかそれを定期的に使用していない。ほとんどの人がフロスによる清掃をすべきことを知っているが、それが内在する時間、不快感、および、全体の不便などのたくさんの理由のため、フロスによる清掃をしない。先行技術における知識は、多くの発明者がフロスによる清掃を、より簡単に、より短く、および、より巧妙な操作で行えるよう努力していることに気づく。不幸にも、先行技術を組み合わせても、当面の問題に満足のいく解法を提供することができない。さらに、フロスによる清掃および健康との密接な関係と適切な技術の重要性とを一般に知らないことが、適切におよび規則的にフロスによる清掃をすることに対する一般大衆の失敗へとつながっている。
フロスによる清掃を行わないことでかかる費用および結果的に不便になることは、フロスによる清掃をしなかった結果として重要である。例えば、一般の75%が歯と歯の間に問題があることが判っている。その結果、平均的な人が50になるまでに、彼または彼女は8本の歯をなくす。60までに、10本から20本の歯が失われることがあり、場合によってはさらに多くの歯がなくなる。この歯の抜けは、一般的に、費用がかかり苦痛をともなうインプラントやブリッジおよび総入れ歯につながり、それにより、歯を失った経験をもつ者は歯科衛生を気にしなかったことに後悔する。
適切な歯科衛生の必要性は、近年の科学的な発見によってより強調されている。例示すると、病気制御および防止センター(CDC)は、感染症が一般的に接触特に手から歯への接触を通して広がることの不気味な証拠を示す発見を報告している。とりわけ、一旦細菌が口の中に入ると、歯および歯間はバクテリアが成長する天然のコロニーとして絶好の居住ポイントとなるため、口は細菌が人間の体に浸入するための理想的な入口である。もし定期的に除去または破壊しないと、そのようなバクテリアは体の連続的な健康問題を誘発する。国立健康研究所(NIH)の援助で行われた研究を含む数多くの研究によって示されているように、口腔バクテリアの感染は、炎症をおこし、心臓血管、呼吸器および心臓の病気、糖尿病、さらには癌のような組織的な衰弱を含む多くの広く拡がる思い病弊となり、一方、老化のプロセスを加速する。
実際、歯の健康の重要性は、馬の口腔の経験から動物全体の歴史および未来について多くのことを知る明敏な農民、カーボーイ、ブリーダーに良く知られている。この貴重な知識は、歯周病よりも局地的な感染、特に、口腔内の膿瘍および虫歯が、体全体の健康の土台を崩す:という人間の病気の“病巣感染理論”にようやく反映されてきている。その結果、近年まで歯を抜くことが広く知られていたが、進歩した歯科技術および抗生物質が可能な限り歯を保存することを強調するようシフトさせている。
しかしながら、病気になった歯間組織中小さな水滴を介して移動しやすい冠動脈閉塞中のポルフィロモナス歯肉炎バクテリアの発見で、病巣感染理論は慢性的な歯周病で再び注目されている。それにより、歯科的な治療による突っつく治療が歯間に傷をつけることがあり、その結果、細菌の強力なポケットを血流中に直接解き放すこととなるため、ある医者は、特に心臓病をもつ患者に対し歯科的な治療の前に抗生物質を勧める。特に、近似の不利な影響は、毎日の歯磨きや例えば歯肉炎の結果として歯間の出血がある人によるかむ動作を通しても経験され、それにより、慢性的な組織の病気につながる。実際、骨粗鬆症、肥満、LDLコレステロールの上昇を含む約40の病気は、歯周病の感染と結び付いている。
細菌の伝染における接触の重要性に関するCDC及びその他の研究所によって提供された知識により、人に手やその他の器具を口を侵略的な方法で広げるために直接口の内部に入れることを要求し、それによって、細菌の伝染に最適な機会を与えることとなるため、適切な歯科衛生特にフロスによる清掃における新しい光は影を落とすこととなった。不注意に行われた簡単な手術のように、不適当なフロスによる清掃や、殺菌していない材料を用いたフロスによる清掃は、血流中へ有害なバクテリアを直接解き放つこととなり、そこで、それらは遠い場所で大惨事を引き起こす。そのため、フロスによる清掃を安全で殺菌された方法で行うことができるようにするために、殺菌された材料の対策が必要であろう。
適切で、効果的なフロスによる清掃に対する大きな他の障害は、貧しい歯科衛生に関連する健康のリスクを多くの人が理解しないことである。多くの人は、フロスによる清掃がたまたま詰まった食物のかすを取り除くためにのみ行われているものと、考えており、あまりに少しの人しか、フロスによる清掃の根本的な目的、すなわち、歯ぐきのラインの上下の歯の側面をコートするバクテリアに富んだプラークを除去する目的を理解していない。さらにまた、フロスによる清掃を通じてのプラーク除去の重要性を理解している人でさえ、フロスによる清掃にために不完全で、効率の悪い方法を行っている。ある人は、全ての口の清掃を行うために、親指と人差し指との間で保持された大変短いフロスのみを使用し、他の人は、中指ではなく人差し指の回りにに不適切に巻かれた大きなフロスを使用する。そのような不適当なフロスによる清掃は、ある歯や歯ぐきの領域から他の領域へのバクテリアの“相互汚染”となる。
適切なフロスによる清掃は、各歯や歯ぐきから可能な限り多くのバクテリアを除去するための第1の目的である。そのため、フロスのきれいな場所をそれぞれの歯の側で用いるべきである。そうするために、フロスは、歯の間に挿入され、歯ぐきのラインに対しでだけ優しく移動させるべきである。フロスは、歯の回りに一般的なU形状となるように配置され、歯のかみ合わせ面に向かって歯ぐきのラインから注意深く引かれる。方向は、フロスの同じ箇所で反対方向とならないようにすべきである、なぜなら、そうするとバクテリアを付着したプラークを再び歯に導くこととなるためである。そのため、フロスは横方向に移動されるべきであり、同様の工程を1回またはそれ以上各回とも新鮮な場所を使って繰り返される。横方向に移動したフロスにより、フロスの例えば次のインチのような次の場所が、歯の回りに、歯ぐきのラインの下を移動すべきであり、その後、歯ぐきの下で注意深く引かれ、それにより、深く隠されたプラークを除去する。フロスは前後に引くべきではない、なぜなら、そうするとその場を大部分のプラークが離れ、歯ぐきに傷を負わすためである。同じ工程が、それぞれの歯のそれぞれの側面において繰り返されるべきである。
この議論が明らかにしたように、従来の装置を用いた従来の方法による正しいフロスによる清掃は、かなりの長さのフロスを必要とする時間のかかる扱いにくい操作である。例えば、親知らずを持つ一般的な人は全部で28本の歯を持ち、そのため、最低でもきれいなフロスが56インチ必要であり、ほぼ同量のきれいなフロスが歯ぐきのためにも必要である。このため、しばしば口全体で勧められる18インチが完全に不適切であることは明らかである。しかしながら、正しいフロスによる清掃に必要とされるかなりの長さのフロスを保持して動かすことは、多くの理由で問題である。まず第1に、人のむきだしの指の回りに56インチのフロスを巻くことは、必然的に、不快でかなり危険な圧縮となり、使用者の指に血がまわらなくなる。さらにまた、彼または彼女の指の回りにフロスを繰り返し巻くことによって、使用者は、それを彼または彼女の口に入れる前にフロスを汚染しがちである。さらに、フロスはフロスの新しい箇所を使用するつもりで横方向に移動するため、汚染物質で完全に汚染された使用済みで湿ったフロスを、使用者の反対側の手の指に巻かなければならない。さらにまた、特に湿っていると、歯科用のフロスは掴みにくく、あるいは、使用者の指にまとわりつき、その結果、スリップしやすく、掴む際にロスがある、非効率的なフロスによる清掃となることを注意しなければならない。これらの不利益を心にとめると、裸の指によるフロスによる清掃は、汚く、非衛生的で、不快な、時間のかかる操作となり、フロスによる清掃に対する嫌気が強調される。
上述したところから、公衆のかなり大部分の人にとって、歯科的なフロスによる清掃の正しいそして不断の実践のための本当の必要性があることを正しく評価すべきである。従って、多くの人々が正しい方法で定期的に喜んでフロスによる清掃をするような衛生学上の試みと、歯を、より速く、より便利に、効果的に、フロスによる清掃を行うための装置および方法との付随する必要性があることを正しく評価すべきである。
発明の要約した開示
本発明は、公衆のかなり大部分の人にとって、歯科的なフロスによる清掃の正しいそして不断の実践をする広い目的のもとに有利に創設された。
本発明の結果として起こる目的は、本発明の利益を受ける人の歯の健康を増進するだけでなく、歯の崩壊、感染、病気の発生や負の効果を減らしたり無くしたりすることにより、そのような人の全体の健康を増進しようとするものである。
本発明のさらに他の目的は、歯科的なフロスによる清掃を、より速く、より易しく、より効果的に、よりきちんと、そして、より衛生的に行う歯科衛生装置を提供しようとするものである。
本発明の特定の実施例におけるさらなる目的は、使用者が、フロスによる清掃の操作のために簡単かつ容易に殺菌された未使用のフロスの部分を使用できるようにする、歯科衛生装置を提供しようとするものである。
本発明のさらに他の目的は、フロスの使用済みの部分や汚染の環境的要因によって、フロスの未使用の部分の汚染を防止する歯科衛生装置を提供しようとするものである。
本発明の特定の実施例におけるさらに他の目的は、とりわけ、フロスによる清掃中の血流の停止やフロスの不慮のスリップ減少または無くすことにより、より快適な操作でフロスによる清掃を行う歯科衛生装置を提供しようとするものである。
本発明のこれらの目的や効果は、この明細書および図面をレビューする人だけでなく、本発明の実施例を使う機会がある人にとって明らかになるであろう。しかしながら、本発明の一つの実施例において上述した目的の一つの達成が可能でありそして実際好ましくても、すべての実施例が一つあるいはそれぞれの効力のある効果を達成することを求め、あるいは必要としているわけではない、ことを理解してほしい。それでもなお、すべてのそのような実施例は本発明の範囲内であると考えるべきである。
これらの目的は達成するにあたり、本発明に係る歯科衛生装置の一実施例は、分配部材、分配部材に関連して歯科用フロスを保持するための手段、蓄積部材、および、蓄積部材に関連して歯科用フロスを蓄積するための手段、を備える。この配置により、歯科用フロスは、分配部材から分配され、蓄積部材によって蓄積され、それによって、使用者が彼または彼女の歯をフロスによる清掃できるようにする。必要性や希望により、分配部材および蓄積部材はカラー・コードを付される。
ある実施例において、分配部材および蓄積部材はそれぞれ、使用者の指を受けるための開口を備える。いずれにしても、起動スイッチは、分配部材からのデンタルフロスの分配を選択的に可能にするための分配部材に対して歯科用フロスを保持するための部材を、起動可能に結合されている。分配部材の詰め替えを防ぐため、起動スイッチを駆動させている間、分配部材に対する歯科用フロスの蓄積を防ぐための部材が設けられている。起動スイッチは、スイッチの起動により、歯科用フロスの無制限の長さの分配または歯科用フロスの所定の長さの分配を誘起する。
さらにまた、起動スイッチは、蓄積部材に対する歯科用フロスの引き込みを選択的に可能にするための蓄積部材に対して歯科用フロスを蓄積する手段を、起動可能に結合されている。起動スイッチを駆動させている間の蓄積部材に対する歯科用フロスの蓄積は、例えば、巻き戻すことのできるコイルスプリングを含む何らかの適切な手段により誘起されている。さらにまた、起動スイッチを駆動させている間でさえ、使用済みの歯科用フロスを蓄積部材から引き込まれないようにするための手段が設けられている。
歯科用フロスは、ハウジング内に設けられたボビンによって、分配部材および蓄積部材に対し引き込まれる。歯科用フロスは、分配部材および蓄積部材の各々の開口を通して分配され蓄積される。さらにまた、除去可能で移動可能な研磨エレメントが、歯科用フロスからの残骸を清掃するための開口に隣接する蓄積部材に対して保持されている。
指のサイズの異なる使用者に適応するために、歯科用衛生装置は、分配リングおよび蓄積リングに開口のサイズを変えるための手段を備えている。開口のサイズを変える手段は、本発明の範囲内において開口を変化させることができ、例えば、開口から除くための除去可能なサイジング部材および開口に挿入するための挿入部材を備えている。特定の実施例では、分配部材および蓄積部材のハウジングに対しボビンの除去および移動を可能にするための手段が設けられている。
他の実施例では、歯科衛生装置は、それぞれがフロス保持部材として考えられる分配部材のみまたは蓄積部材のみを備えている。フロス保持部材は、歯科用フロスを保持するための手段と、歯科用フロスの蓄積または分配のようなフロス保持部材に対し歯科用フロスの搬送を可能にするための手段を有している。使用者の手に対しフロス保持部材を保持するための手段が設けられており、例えば、使用者の指を受けるためのフロス保持部材と結合されたリング部材を備えている。リングは、種々の手段のいずれかにより、半径を調整可能である。ある構成では、使用者の手に対しそれを保持するためフロス保持部材と結合された第1および第2のリングである。フロス保持部材は、例えば、使用者の手、腕、複数の指または使用者の他の部分を取り囲むためのバンドによって、使用者に選択的に保持できる。バンドは、適当な手段により半径を調整可能である。
あるいは、使用者の手に対しフロス保持部材を保持するための手段は、ポストによってフロス保持部材に結合された対向するフック配列の形をとる。ポストの有効な長さは、適当な手段によって、長くすることもでき、縮めることもできる。ポストが設けられた場合は、分配されることによっても、あるいは、縮められることによっても、ポストの遠心端の隣から歯科用フロスが搬送される。そのような配置のもと、ポストは、歯科用フロスを搬送するために使用者の指の間を横切る。そのような場合、起動トリガはポストの遠心端に隣接して設けられる。
フロス保持部材は、それに対し回転可能に保持されるボビンを備えるフロス保持シェルを備えている。シェルの開口は、歯科用フロスがそこを通ることを可能にする。ある実施例では、フロス保持シェルは樽形状を有しており、起動トリガはフロス保持シェルの第1の端部に配置される。他の実施例では、フロス保持シェルは、卵や球のような丸い形状を有している。
フロス保持部材は、使用者の指を受けるための開口を有するリングと、リング内に歯科用フロスを保持するための回転可能なボビンのような手段と、を備えている。ある実施例では、フロス保持部材は、さらに、第1のリングに結合された第2のリングを含み、それにより、フロス保持部材はフロスを保持するためのナックルと呼ばれる。そのような場合、独立したボビンはリングのそれぞれに保持される。あるいは、単一のボビンは両開口を取り囲む両リングを広げる。
いずれにしても、歯科衛生装置は、衛生的にフロスによる清掃をする使用者の能力を改良するための指のシールド配置を付加的に含んでいる。指のシールドは、はめあい関係で使用者の指を受けるための管状部材を備えている。管状部材は、それを押さえつけるための接着タブのような手段によって、使用者の指に対して保持される。ある実施例では、管状部材に固定された第1の接着タブおよび第2の管状部材に接着された第2の接着タブのように、第2の管状部材が別に管状部材に結合している。そのような構成のもと、第1の接着タブおよび第2の接着タブは、分割された管状部材に対し分割され、管状部材は、接着タブを使用してそれを押さえつけることによって、使用者の指に対し保持される。
もちろん、上述した説明は、以下の詳細な説明をより良く理解させ、従来技術に対する本発明の寄与のより良い認識を植え込むように、本発明のより重要な特徴の概要を広く説明するだけのためになされている。本発明の実施例を詳細に説明する前に、以下の詳細な構成、配置の記載および発明概念の記載は、本発明の可能な具現化の一例にすぎないことは明白である。
付随する図面において:
図1は使用時の状態を示した本発明の自動フロスシステムの斜視図である; 図2Aは本発明における自動フロスシステムの構成の側面図を構成し; 図2Bは本発明における自動フロスシステムの構成の側面図を構成し; 図2Cは本発明における自動フロスシステムの構成の側面図を構成し; 図3Aは、分配リング、蓄積リングおよびボビンの異なる実施例を示す図であり; 図3Bは、分配リング、蓄積リングおよびボビンの異なる実施例を示す図であり; 図3Cは、分配リング、蓄積リングおよびボビンの異なる実施例を示す図であり; 図3Dは、分配リング、蓄積リングおよびボビンの異なる実施例を示す図であり; 図3Eは、分配リング、蓄積リングおよびボビンの異なる実施例を示す図であり; 図3Fは、分配リング、蓄積リングおよびボビンの異なる実施例を示す図であり; 図3Gは、分配リング、蓄積リングおよびボビンの異なる実施例を示す図であり; 図4は蓄積リングの側面図であり; 図5Aは蓄積リングのさらに他の実施例の側面図および正面図を構成し; 図5Bは蓄積リングのさらに他の実施例の側面図および正面図を構成し; 図6Aはサイジング配置を含む分配リングのさらに他の実施例の図を構成し; 図6Bはサイジング配置を含む分配リングのさらに他の実施例の図を構成し; 図6Cはサイジング配置を含む分配リングのさらに他の実施例の図を構成し; 図7Aは本発明におけるさらに他のサイジング配置を示し; 図7Bは本発明におけるさらに他のサイジング配置を示し; 図7Cは本発明におけるさらに他のサイジング配置を示し; 図8は本発明におけるサイジングゲージの斜視図であり; 図9は本発明にかかるサイジング挿入物のためのパッケージ配置を示し; 図10Aは分配リングに対しある効果的な配置を示し; 図10Bは分配リングに対しある効果的な配置を示し; 図10Cは分配リングに対しある効果的な配置を示し; 図11Aは蓄積リングに対しある効果的な配置を示し; 図11Bは蓄積リングに対しある効果的な配置を示し; 図11Cは蓄積リングに対しある効果的な配置を示し; 図12は自動フロスシステムの実施例に対するパッケージ配置を示し; 図13は本発明の選択された実施例に関する指シールド配置の正面図であり; 図14は他の指シールド配置の正面図であり; 図15は指シールド配置のさらなる改良例の斜視図であり; 図16Aは使用のために指シールド開くステップを示し; 図16Bは使用のために指シールド開くステップを示し; 図16Cは使用のために指シールド開くステップを示し; 図17Aは指シールドを適用するステップを示し; 図17Bは指シールドを適用するステップを示し; 図17Cは指シールドを適用するステップを示し; 図18は指シールドの可能なパッケージ配置の斜視図であり; 図19Aは本発明における自由に保持された自動フロスシステムの斜視図であり; 図19Bは本発明における自由に保持された自動フロスシステムの斜視図であり; 図19Cは本発明における自由に保持された自動フロスシステムの斜視図であり; 図20AからDは自動フロスシステムの指を固定する実施例の斜視図であり; 図21AからEは本発明における蓄積/分配配置を保持するためのさらなる手段お 図22Aから22Gは蓄積/分配の配置を保持するためのさらに他の手段および方法の斜視図であり; 図23Aから23Hは蓄積/分配の配置を設けて保持するための選択された構成の斜視図であり; 図24Aから24Fは蓄積/分配の配置のさらに他の実施例の斜視図であり; 図25Aから25Iは蓄積/分配の配置のさらに他の実施例の斜視図であり; 図26Aから26Cは二重の蓄積/分配の配置を用いる自動フロスシステムの斜視図であり; 図27Aから27Cは第1および第2の指のための開口を有する自動フロスシステムの他の実施例の斜視図であり; 図28Aから28Fは本発明に関する蓄積/分配の配置を保持するためのさらに他の手段の斜視図である。
詳細な説明
多くの発明と同じように、歯科衛生装置のための本発明は広い種類の実施例の対象となる。しかしながら、当業者が完全に理解できるようにするために、そして、特定の場合は、本発明を実施できるようにするために、ここで示されるより広い発明のある好ましい実施例が、以下に記載されるとともに図面を伴って示される。
このことを心におき、付随する図面をより特定して見ることで、歯科衛生装置の第1の好適例は図1中符号10で一般的に示される。ここで、この実施例における歯科衛生装置10は、歯科用フロス16を第2の蓄積リング14に供給する分配リング12を備えている。同時に、分配リング12および蓄積リング14は、符号10で示される、自動フロスシステムを形成する。図1において、自動フロスシステム10は、フロスによる清掃を行っている状態で示されている。そのようにして、分配リング12は、この例では、使用者の左手100の中指102に保持され、蓄積リング14は、この例では、使用者の右手200の中指202に保持される。
ここで詳細に示されているように、そして、図1、2A、2B及び2Cから理解できるように、分配リング12は、消毒した未使用の歯科用フロス16を開口28を通して保持して選択的に分配する一方、蓄積リング14は、使用済みの歯科用フロス16を開口30を通して選択的に受け取り保持する。この模範的な実施例において、分配リング12は、フロス16がそこから引かれることを選択的に許し、そして、フロス16の不慮の引き込みを防止する、起動スイッチ18を有している。例えば、ある配置のもと、起動スイッチ18は押され、分配されることに対しフロス16をロックするために折りたたまれ放されることをフロス16に許す。同様に、蓄積リング14は、押された場合にフロス16を蓄積リング14内に格納し、解放された場合に蓄積リング14内から格納されたフロス16を引っ張ることを防止する、起動スイッチ20を有している。
分配リング12および蓄積リング14は、例えばコイルスプリング(これらの図面では図示されていない)により、スプリングで巻かれ、それぞれはフロス16をそれ自身に引き込む。例えば使用者が起動スイッチ18または20を押すことで、フロス16は、選択的に、分配リング12および蓄積リング14内へ引き込まれる。分配リング12に関し、スプリング力がフロス16を格納状態にバイアスするために用いられたとき、スプリング力が打ち勝ち、フロス16が分配されることを許す。しかしながら、蓄積リング14は汚染された使用済みのフロス16を保持するため、フロス16をロックして、起動スイッチ20が押された場合でもフロス16が分配されないようにすることが好ましい。起動スイッチ18および20が押されたとき、格納されるかあるいは解放されるフロス16の量は無限に変化可能であり、使用者が望むように少量または多量のフロス16を延ばしたり格納したりすることができる。他の例では、フロス16の量は、1インチから6インチの予め設定された量が、起動スイッチ18または20を1回押すことで、解放または格納されることを許すよう、予め設定することができる。
もちろん、分配リング12は、消毒されたフロス16のみを保持して、予め装着されたフロス16が使い終わったとき廃棄することを意図しているため、好ましい分配リング12は、フロス16が分配リング12内から引き出されることを許すとともにそれが分配リング12内に引き込まれることを防止するための手段を、組み込むことができる。ある配置のもと、そのような手段は、ボビン38とトロイダルハウジング15との間のラチェット配置に具現化されるボビン38の一方向の回転を確実にするための手段を備えることができ、使用者はスイッチ18を起動して、フロス16の格納ではなくボビン38の分配のための回転を許す。フロス16は、例えば図3Aから3Gに示されるように、コイルスプリング32の力に打ち勝つことで、ハウジング15内から引き出される。
他の例では、コイルスプリング32は除去され、スイッチ18が起動されたとき、フロスは単純にトロイダルハウジング15から引き出される。その場合、ラチェット配置は、フロス16のいからなる格納をも防止するために、再び使われる。他の例では、ボビン38とハウジング15との間のドラッグ配置が、ボビン38の逆回転を防ぐことができる。さらにまた、ボビン38の逆回転の防止は、単に、らせん状の回転を作る手段を持たないトロイダルハウジング15内でそれをシールドすることによって、確実にすることができる。
好適な実施例において、分配リング12および蓄積リング14はカラーコード化され、使用者がそれらを簡単に見分けることができるようにする。例えば、分配リング12は青色に塗られ、それにより、使用者に保持されたフロス16の消毒状態を示す一方、蓄積リング14は黄色に塗られ、それにより、その中に保持された使用済みフロス16の汚染された性質を示す。
自動フロスシステム10の他の実施例は図2Cに示されている。ここでも、自動フロスシステム10は、消毒されたフロス16を保持して分配する分配リング12と、使用済みのフロス16を保持する蓄積リング14と、を備えている。しかしながら、この実施例では、蓄積リング14は、それを蓄積リング14内に入れる前に使用済みフロス16から除去されたデブリのような大きなものをきれいにするために蓄積リング14の内部容積に導く、開口30の近傍または開口30の内部に配置された発泡研磨装置22を有している。また、図2Cの実施例では、分配リング12および蓄積リング14のそれぞれが、保持されたフロス16へのアクセスを可能とするアクセスパネル24および26を有し、その結果、とりわけ、フロス16の破断やこぶを修正することができる。この模範的な実施例では、アクセスパネル24および26は、分配リング12および蓄積リング14と一体に形成することができ、一体の蝶番またはその他の適当なメカニズムにより、ピボット回転ができるように保持される。
図3Aから3Dは、蓄積リング14が起動スイッチ20を押すことで自動的にフロス16を格納するための一つの可能な配置を示す。図3Aと3Bとを組み合わすことで、コイルスプリング32が、蓄積リング14のトロイダルハウジング15に対し保持されることがわかる。特に、コイルスプリング32は、トロイダルハウジング15の内部の管状の壁に固定された第1の端部と、ロック用タブ36を備える第2の端部と、を有している。トロイダルハウジング15は、コイルスプリング32のロック用タブ36を接続するための外側の管状の壁に設けられた対応するロック用タブ34を有しており、それにより、コイルスプリング32が不注意で巻かれないことを防止している。起動スイッチ20それ自体は、ロック用タブ34および36が完全に接続されている非起動位置に向かって放射状にバイアスしている。
コイルスプリング32の第2の外部端部は、蓄積リング14のトロイダルハウジング15内に回転可能に保持されるボビン38と接続している。もちろん、ボビン38とコイルスプリング32間のこの接続は、当業者が想到する複数の方法で達成される。この例示的な実施例において、それぞれコイルスプリング32とボビン38を後に配置して、コイルスプリング32の第2の端部と回転するボビン38を固定する駆動ジベル42によって接続される。もちろん、ボビン38とコイルスプリング32は、複数の代替キーイングメカニズムの一つに結合できる。たとえば、キーイングは、コイルスプリング32に固定され係合しているギアをつけた端部またはノッチングした端部を組み合わせたボビン38のギアをつけた端部またはノッチングした端部を提供することで行う。図3Bの配置において、使用者は、起動スイッチ20を押して、ロック用タブ34および36をはずすことができる。同時に、巻かれていたコイル32の力は、それを解放する。コイルスプリング32が解放されると、ボビン38を回転させ、それにより付加的な使用済みフロス歯科用フロスを巻く。
もちろん、その他の配置も本発明の範囲内において可能である。例えば、図3Eは、コイルスプリング32がトロイダルハウジング15内のボビン38の放射状の内部に配置された蓄積リング15のための配置を示している。特に、ボビン38は、それを回転から選択的にロックする起動スイッチ20とともに、トロイダルハウジング15内に回転可能に設けられている。コイルスプリング32は、ボビン38の内壁とトロイダルハウジング15の内壁との間の管状の空間に配置されている。コイルスプリング32の第1の端部は、トロイダルハウジング15の内壁に固定される一方、コイルスプリング32の第2の端部は、ボビン38の内壁に固定される。この場合、起動スイッチ32は、ボビン38のロック用の歯と選択的に係合するロック用の歯をその上に有している。このため、ボビン38から突き出されたりスライドされたりすることによって、起動スイッチ20が起動されると、スイッチ32はボビン38上の歯から離れ、それにより回転を可能にし、スプリング32の力はその回転を誘起して、使用済み歯科用フロス16の長さだけ巻かれる。
さらにまた、ボビン38の回転がスプリング力によって誘起される場合、コイルスプリング32は巻かれない状態あるいは完全に巻かれた状態となり、そのため、分配リング12または蓄積リング14の使用期間が過ぎる前に効果がなくなる。例えば、使用者がコイルスプリング32の力に打ち勝つことによって分配リング12からフロス16を引き出す分配リング12に関し、コイルスプリング32は完全に巻かれた状態となり、その結果、それ以上のフロス16は引かれない。汚染されたフロス16がコイルスプリング32の解放力によって蓄積リング14内に引き込まれる蓄積リング14に関し、コイルスプリング32は完全に巻かれていない状態となり、その結果、それ以上のフロス16は蓄積リング14内に巻かれない。
ある実施例では、好適例として、本発明はコイルスプリング32の端部を再配置することを可能にする手段を備えることができ、その結果、使用者はコイルスプリング32を再び巻いたり巻き戻したりすることができ、分配リング12および蓄積リング14の巻回能力を再生できる。多くのそのような部材が本発明の範囲内で可能であるが、一つの可能な手段は図3Fおよび3Gに示されている。ここでは、コイルスプリング32の第1の端部または第2の端部となる端部は、ラチェットとつめとの関係によって、トロイダルハウジング15の環状の周辺壁の周りに再配置可能であり、一方、コイルスプリング32の他方の端部はボビン38と関連する。特に、トロイダルハウジング15の外側の環状の壁は、それに沿って複数の傾いた歯を有し、その結果、ラチェット表面80を形成する一方、コイルスプリング32の端部はそれに固定されたつめ82を有する。コイルスプリング32のつめ82側の端部に結合された巻回ハンドル76は、トロイダルハウジング15の外部に配置され、環状のチャンネル78に沿って搬送可能である。この配置のもと、コイルスプリング32が完全に巻かれるかまたは巻き戻されたとき、使用者は、単に巻回ハンドル76を使用してラチェット表面80からつめ82を必要に応じて離脱させ、環状チャンネル78に沿って巻回ハンドル76をスライドさせることによって、コイルスプリング32に力を補充でき、それにより、必要に応じてコイルスプリング32を巻いたり解放したりすることができる。
図3Cから最もよく理解できるように、ボビン38は、その半径方向の壁66の一方または両方に切り欠かれたあるいは形成された一つまたは複数のウェッジスロット64を有している。好適例として、例えばアクセスパネル26と組み合わせることで、使用者は、必要に応じて便利な方法で、フロス16を離脱または装着することができる。例えば、フロス16の糸が自動フロスシステム10の使用中に切れた場合は、使用者は、アクセスパネル26を開き、フロス16の自由端をウェッジスロット64に詰め込むことだけで、蓄積リング14は必要に応じてより多くのフロス16を引き込む準備ができる。
蓄積リング14に対し開示された構成の多くは、分割リング12に対する効果と同じ効果を共有することを評価すべきである。しかし、分配リング12の基本的な機能は蓄積リング14の機能と基本的に反対であり、ある要素は反対に設けられている。例えば、コイルスプリング32は、ボビン38上の巻き戻す力を使い切ることによって、トロイダルハウジング15から歯科用フロス16を進ませるよう設けられている。他の例として、ボビン38、コイルスプリング32およびそれらに付随する構成物は、起動スイッチ18を押すことで、ボビン38がフロス16を巻き取るような方法で回転することを許すが、フロス16の巻き戻しを許す打ち勝つべきコイルスプリング32の力をも許すように設けられている。
他の可能な配置は図4に示されている。ここで、蓄積リング14は、使用済みの歯科用フロス16の長さを保持するためのトロイダルハウジング15上に見つかり、起動スイッチ20は、使用済みのフロス16の巻き込みを許すよう設けられている。しかし、この場合、起動スイッチ20は、選択的に開口30をシールするためのトロイダルハウジング15の外側環状壁に付随してスライド可能である簡単な摩擦スイッチであり、それにより、それに起動スイッチ20とトロイダルハウジング15との間で圧力をかけることで、フロス16の動きを摩擦的に固定している。摩擦による装着を確実にするために、起動スイッチ20およびトロイダルハウジング15のうちの少なくとも一方、好ましくは両方は、その上に配置されたロック用歯44を有している。
図5Aにおいて、ボビン38はその半径に沿って放射状に突出した複数のロック用歯46を有している。起動スイッチ20は、ボビン38上のロック用歯46と選択的に係合するための、一つあるいはそれ以上の対応するロック用歯48を有しており、それにより、不注意な回転に対しボビン38を固定する。
図5Bにおいて、トロイダルハウジング15内にぴったりフィットする大きさの環状壁52は、ボビン38を、ボビン38に固定された第1の端部とトロイダルハウジング15に対し固定された第2の端部とを有する、歯科用フロス16を保持するための第1の軸構成要素とコイルスプリング32を保持するための第2の軸構成要素とに、二股に分ける。起動スイッチ20は適切な配置のもとで動作する。図5Bに示した実施例では、起動スイッチ20はその上に配置された一つあるいはそれ以上のロック用歯48を有しており、ボビン38は、起動スイッチ20によりボビン38の回転を固定するための、選択的にロック用歯48と係合するそこから突出する複数のロック用歯50を有している。もちろん、数多くのその他の配置も可能である。例えば、一つあるいはそれ以上の合い釘あるいは他のキーメカニズムを、ボビン38をトロイダルコイル15に内部で係合させるために用いることができる。
分配リング12および蓄積リング14はリングとして使用されているため、自動フロスシステム10が、異なる指の大きさを持つ装着者に対応して大きさを変えられるようにすることが好ましい。もちろん、これは、異なる大きさの内側の環状開口または指用穴を持つように、分配リング12および蓄積リング14のそれぞれのトロイダルハウジング15をモールドするかあるいは形成することによって、簡単に達成することができる。しかし、多くの理由で、トロイダルハウジング15および分配リング12と蓄積リング14のその他の構成要素が同じ大きさを有することが好ましく、これらの固定された配置を異なる指の大きさの使用者に合わせることが好ましい。多くの大きさを調整する手段は当業者にとって容易に見つかり、第1の好適な手段は、分配リング12に対し図6Aから6Cに示されており、同じ構成および方法は蓄積リング14に対しても用いられることは明らかである。ここで、トロイダルハウジング15の内部環状壁は、除去可能な大きさ調整部材54の一つあるいはそれ以上の層とともに一列に並んでいる。この場合、大きさ調整部材54は、プルタブ56内で終了する、同じく符号54で示された、スパイラル状に巻かれたストリップを備えている。
この配置のもと、分配リング12は、初期の製造段階では、所定の最も小さいリングの大きさを有している。もしこのリングの大きさが使用者に適合しているならば、分配リング12はそのまま簡単に使用される。しかし、もしリングの大きさが小さすぎる場合は、使用者はタブ56を引っ張り、それにより、スパイラル状に巻かれた大きさ調整部材54を巻き戻して除去し、より大きさリングの大きさを作りだすことができる。図6Bに示されているように、さらにリングの大きさを使用者に合わせられるように、それぞれがプルタブ56または60を有する、複数の大きさ調整部材54および58を備えることもできる。
他の例として、図7Aおよび7Bに示すように、トロイダルハウジング15内の環状開口の有効な大きさは、大きさを変更可能な挿入物62を用いることによって、調製することができる。挿入物62は、摩擦または他の係合手段でトロイダルハウジング15の内壁と係合するため普遍的な外径を持っているが、特定の使用者の指に係合させるための特定の大きさの内径を有している。ある実施例では、トロイダルハウジング15は、小、中、大のように一般化された大きさに造ることができ、これらの一般的な大きさは、各一般的な大きさごとに大きさを変更可能な挿入物62を用いることで、特殊化することができる。このような構成のもと、例えば、中と大との一般化された大きさの大きさのギャップは、特定の大きさの挿入物62の一つあるいは複数で埋められる。図7Bに示すように、挿入物62は、トロイダルハウジング15にスリップして挿入できるように、テーパ形状の外径を有している。このようにして、単一の自動フロスシステム10は、異なる手の大きさを有する使用者によって、調製されて使用される。実際に、そのような配置は、家族のメンバーのように異なる人が、各人の挿入物62を持つことで、分配および蓄積リング12および14の単一のセットあるいはセットのカテゴリーを互いに使用可能とする。図7Cは販売のためにパッケージとされた自動フロスシステム10のセットを示す。
適当な大きさの自動フロスシステム10を決める際使用者を助けるために、購入の場所にガイドを備える。例えば、図8に示すように、複数の大きさの異なる開口122を持つ挿入ゲージ120が販売の場所に安心のために置かれる。また、図9に示すように、挿入物62は別にパックされて売られる。このため、使用者は、彼または彼女の最適な大きさの自動フロスシステム10および挿入物62を必要とするかどうかを、決定することができ、その結果、使用者の指の大きさを最も快適かつ正確に適合させることができる。
本発明のさらに他の実施例においては、蓄積リング14に対し完全にまたは部分的に満たされたボビン38を除去して置き換えるための手段を備えている。そのような手段は、好ましくは、使用済みの歯科用フロス16のさらなる長さを保存するための部屋を備えている。さらに好ましくは、そのような手段は、使用者が汚れた歯科用フロス16を必要に応じてあるは希望により廃棄することを可能とし、それにより、臭い、腐敗、または、その他の問題のある使用済みフロス16の結果として生じる不都合な影響を防ぐ。これはまた、本発明において複数の方法で実行することができる。一つの可能な配置は図10Aから10Cに示されている。ここで、使い捨て可能なボビン38(図示せず)は、第1のトロイダルハウジングハーフ15Aおよび第2のトロイダルハウジングハーフ15Bの間に、除去可能でかつ置き換え可能に受け取られる。第1および第2のトロイダルハウジングハーフ15Aおよび15Bは、好ましくは分離されているが、しっかり結合されており、使い捨て可能なボビン38の安全で便利な保存を可能とする。図示した実施例において、第1および第2のトロイダルハウジングハーフ15Aおよび15Bは、第1および第2のトロイダルハウジングハーフ15Aおよび15Bから延びる第1および第2のロック用アーム68および70と相互に係合することによって、接続されている。フロス16の糸がより便利に供給されるように、第2のロック用アーム70は、鋭いエッジ形状、可能ならば金属のブレードを組み込むか、あるいは、それで作製されている。ボビン38は、その中に組み込まれた一つあるいはそれ以上のウェッジスロット64を有している。
そのような構成のもと、汚れた歯科用フロス16で満たされたあるいは部分的に満たされたボビン38は、使用者が、第1および第2のトロイダルハウジングハーフ15Aおよび15Bを分離し、例えば、第1のトロイダルハウジングハーフ15Aからボビン38を取り除き、第2のロック用アーム70の鋭いエッジでフロス16を切断することによって、簡単に、取り除かれて処分される。フロス16の消毒された長さの端部はウェッジスロット64内に詰め込まれ、フロス16は必要に応じてボビン38の回りに巻き付けられる。新しいボビン28は、例えば、第1のトロイダルハウジングハーフ15A内に落とされ、第1および第2のトロイダルハウジングハーフ15Aおよび15Bは、それらの間の相対的な回転により連結され、第1および第2のロック用アーム68および70を係合させる。
図11Aから11Cは、とりわけ、ボビン38が除去され置き換わることを許すとともに、歯科用フロス16がからまりを解かれ再び装着することを許すため、トロイダルハウジング15の内容積へのアクセスを可能とする他の構成を示している。ここで、トロイダルハウジング15は、第1および第2のトロイダルハウジングハーフ15Aおよび15Bに再分割される。この場合、ハーフ15Aおよび15Bは、重合体からなる一体の蝶番またはその他の形式のヒンジからなる、ヒンジ72によって連結されている。この配置のもと、新しいボビン38は、まず第1に新しいフロス16の端部をウェッジスロット64内に挿入し、必要に応じてフロス16をボビン38の回りに巻き付けることで、簡単に、トロイダルハウジング15内に装着される。次に、ボビン38はトロイダルハウジングハーフ15Aまたは15Bの一つに挿入され、ハーフ15Aおよび15Bは、開口30を通ってフロス16を延ばすことで、閉じられる。開口30は図11Cにおいて開いている状態で示されているが、他の配置では閉じられている。もしそうであれば、使用者は、それをウェッジスロット64に押し付ける前に、さもなければ、それをハウジングハーフ15Aおよび15Bに装着する前に、フロス16を開口30を通す必要がある。
図12では、自動フロスシステム10の構成要素は、パッケージ配列110で販売するためにパッケージ化された状態で、示されている。ここで、パッケージ配列110は、5個の分配リング12と、2個の蓄積リング14と、6スタックのボビン38とを含む。そのような配列110により、分配リング12はフロス16が無くなるまで使用され、廃棄可能なボビン38は、満杯となるまであるいは処分される準備ができるまで使用され、蓄積リング14は、ボビン38を保持するために用いられ、必要なときに処分される。
ここに開示されているように、自動フロスシステム10のための本発明は、従来技術で悩まされた複数の問題、および、一般消費者の中で正しく堅実なフロスによる清掃を相対的にまれにすることに寄与している複数の問題、を解くことができる。例えば、図1を再び参照すると、彼または彼女の歯をフロスで清掃しようと努める人は、例えば彼または彼女の左手100の中指102上で分配リング12をすべらせる一方、彼または彼女の右手200の中指202上で、分配および蓄積リング12および14を接続する歯科用フロス16の長さだけ、蓄積リング14をすべらせるだけでよい。そして、使用者は、分配リング12の起動スイッチ18を押すことで、必要なフロス16のスパンを長くすることができ、それにより、消毒されたフロス16をほどいた状態にできる。フロス16の長さが適切になることで、使用者は、上述したように、まず第1にフロス16を第1の歯と第2の歯との間に挿入し、歯ぐきのラインに沿ってフロス16を優しく動かすことで、最も好ましい方法で、フロスによる清掃を始めることができる。フロス16は、U字形状にすることができるとともに、歯ぐきのラインから引き上げることもできる。そして、フロス16は横方向にシフトされるべきであり、次のフロスによる清掃ステップは、フロス16の次の部分を歯ぐきのラインの下で動かし、そして、引き離すようにして、行われる。この工程は各歯のそれぞれの側面で繰り返されるべきである。
好適例として、所定の長さのフロス16が汚染され、新しいフロス16が必要な場合、使用者は、分配リング12および蓄積リング14上の起動ボタン18および20を押すことで、汚れたフロス15を蓄積リング14内に巻き取り、消毒されたフロス16が分配リング12内から引き出されるようにする必要があるだけである。さらにまた、分配リング12および蓄積リング14の使用は、今までフロスによる清掃中の避けようにない欠点であった使用者の指102および202の周りの歯科用フロス16による深いな圧迫を避けることができる。なおさらに、使用者は、従来は避けられなかった汚染された、歯科用フロス16に触る必要性あるいは露出される必要がない。さらにまた、分割リング12および蓄積リング14を使用することで、歯科用フロス16は、安全にかつスリップすることなく保持される。これらのこと、および、本発明に係る自動フロスシステム10の使用によって達成される効果により、本発明は、正しいフロスによる清掃を自動化でき、便利に、快適に、衛生的に、そして、さらに重要なこととして、より速く、正しいフロスによる清掃を行うことができ、それにより、一般大衆によって一貫した基礎としよりて実践されるであろう。
それでもなお、いつものように、従来技術においてその他の構成の余地がある。この点で、使用者の裸の指の回りに繰り返しフロスを巻くことから生じる不快で危険な圧迫および血流のロスに注意すべきである。さらに、裸の指でのフロスによる清掃が、裸の指から彼または彼女の口に汚染物や危険なバクテリアを導く傾向、および、彼のまたは彼女の指の回りに使用済みで汚染されたフロスを巻くという不衛生で嫌悪感の生じる必要性に注意すべきである。さらにまた、歯科用フロスが、特に湿っているとき、使用者のグリップからスリップし、あるいは、使用者の裸の指に何回も巻かれたときでさえ巻き戻される傾向に注意すべきである。最後に、歯の複合汚染を避けるに十分な長さで歯科用フロス16を手動で巻くことおよび巻き戻すことに比べて、使用の容易性、付加的な便利さ、そして、とりわけ時間の短縮を与える構成を提供する必要性がある。
完全に手を洗浄することで、フロスによる清掃中における口へのバクテリアやその他の汚染物の浸入を制限しようとするかもしれない。しかし、手洗いを外科的方法で実施しても、有害な汚染物は残留し、汚染物は、必然的に、フロスや口の内部にさわった裸の指の使用を通して、口の内部に導入される。これらの理由により、口腔衛生装置に関する本発明の第2の実施例は、以下に記述し、図面とともに示す。
図13をみると、口腔衛生装置に関する本発明の第1の実施例のさらなる面は、一般的に符号150で示される、指シールド配置を備える。示したように、指シールド配置150は、使用者の裸の指が使用者の口の内部や周囲に置かれる必要性を防止するために、自動フロスシステム10に追加して用いられる。これを用いることで、基本的な指シールド配置150は、好ましくは使用者の手の各々に対し、親指シールド152および人差し指シールド154を提供し、それにより、通常使用者の口に挿入される指が消毒したカバーで覆われる。親指および人差し指シールド152および154は、ここに記載されているように、タブファスナー156によって別々に接続される。好ましくは、親指および人差し指シールド152および154を接続することに加えて、タブファスナー156は、指シールド152および154が使用者の指と快適な関係になるために用いられる。このことをより効率的に達成するために、タブ156は、使用者の指の中央部分に対し角度をつけて設けられている。
指シールド配置150の他の実施例は図14に示されている。ここでは、親指および人差し指シールド152および154には、そこから延びるタブ160を有する中指シールド158が追加される。従って、指シールド配置150のこの実施例は、図15に示すような伝統的で緩いフロスを使用する自動フロスシステム10とは分離して使用される。そうすることで、指シールド152、154および158はそれぞれの指に適用でき、適当な長さのフロス16は、使用者の中指シールと158すなわち中指の回りに巻かれる。これにより、伝統的なフロスによる清掃は、従来のフロスによる清掃の実施を妨げていた不快な圧迫なしで、実施される。好ましくは、中指シールド158は、フロス16がさらに使用者の指の回りを圧迫して血流を遮断する危険性をなくすために、木、プラスチック、あるいは、その他の適当な材料からなるたる板で強化される。
例えば、図16Aから16Cに示したように、指シールド配置150は、平坦な配置でパッケージ化され販売される。そして、指シールド152、154および158は、それらを使用者の指の間に配置し、それらを平坦な形状で圧迫することで簡単に使用できるよう、開かれている。これにより、指シールド152、154および158は、図16Cに示された開かれた配置に形成される。
図17Aから17Cの連続した図面に戻ると、どのようにして親指および人差し指シールド152および154が使用に用いられているのかが分かる。まず、指シールド152および154をそれぞれの親指および人差し指上でスリップさせる。次に、指が離れることで、タブ156を、人差し指シールド152に結合したまま残る第1のタブハーフ156Aと、親指シールド154に結合したまま残る第2のタブハーフ156Bとに分ける。第1および第2のタブハーフ156Aおよび156Bの分離は、分離部材156Cを解放する。第1および第2のタブハーフ156Aおよび156Bはそこに塗られた接着剤を有しており、分離部材156Cは例えばプラスチックからなるスムースストリップを備えている。
従って、タブ156の配置は、一つのスムースでプラスチック製の除去可能なシールドを分け合い、互いに向き合う関係にある、一対の接着剤のバンドのようである。第1および第2のタブハーフ156Aおよび156Bが分離すると、それらの接着面が露出する。図17Bおよび17Cの最後の図面に示されているように、タブハーフ156Aおよび156Bは、それぞれの各指シールド152または154の表面に、折り畳まれて接着されている。そうすることで、使用者は、必要ならば、指シールド152、154および158との快適な装着を確実にするために、締結部材として第1および第2のタブハーフ156Aおよび156Bを使用することができる。さらにまた、第1および第2のタブハーフ156Aおよび156Bは、望むならば、使用者の指に部分的に接着させることができ、それにより、指シールド152、154および158が最も安全に保持されることを確実にする。最後に、図18は、指シールド152、154および多分158のために用いることができるパッケージ配置164を示している。予想できるように、指シールド152、154および158は、複数の大きさで製造され販売されている。
指シールド152、154および158は、本発明の範囲内におて、広い種類の材料から形成される。例えば、指シールド152、154および158は、好適には、織られた布、紙、プラスチック、または、その他の消毒された材料から製造することができ、それらは、鋳造、機織り、裁縫、および、たくさんの他の方法で作られる。ある実施例では、指シールド152、154および158は、使用者の指などが使用者の口に挿入されて起こる汚染、および、汚染されたフロスにより使用者の口から使用者の指へ運ばれて起こる汚染、の両者に対し使用者をさらに守るために、好ましくは適当な臭いのついた消毒液などを染みこませることができる。
上述した自動フロスシステム10の分配および蓄積リング12および14は従来技術を越えた多くの効果を達成する一方、本発明は多くの異なる構成でも具現化されることは明らかである。以下に記載するように、多種多様の配置は、歯科用フロス16を、機械的で好ましくは自動的に分配しさらに選択的に蓄積するために、用いられることができる。分配および/または蓄積のための配置は、例えば、樽形状、ディスク形状、球形状、楕円形状、リング形状、二重リング形状、指を握った形状、立方体形状、八角形の形状を含む、種々の大きさ、形状、または、構成を実質的にとることができ、さらに、ひとつの指、複数の指、あるいは、使用者の全部の指に、装着したり、接続したり、あるいは、単に保持したりする変形もできる。
分配および蓄積のための配置は廃棄可能に構成することができる。あるいは、それらは、詰め替えのために開くよう、切れたフロスを結び直したり巻き戻したりするように、あるいは、適用可能であれば、使用済みのフロスを排出して必要に応じてきれいにするように、設計することができる。もちろん、ボビン38または他の保持部材に予め収納されたり巻かれたフロスは、臭いのついた状態、薬の入った状態、編まれた状態、色のついた状態、ワックスをかけられた状態、などのいかなるタイプにすることもでき、厚さを変えられる、テープ、リボン、着色物などにすることもでき、他のタイプまたは特徴を有するものとすることもできる。スプリング32または他の手段のような動力を、必須ではないが、備えることができる。分配および/または蓄積のための配置は、異なる大きさの指や手を収納するために、好ましくは最初の大きさを変更できる構成と組み合わせて、ねじ込み、テレスコーピング、指フック、バンド、ブレスレット、挿入物によって動かすことのできる、調製可能および/または膨張可能な大きさの配置とすることができる。
これらの事を心に留めて、自動フロスシステム10がシェル250上にあり、この実施例では樽状のシェル250を備える図19Aから19Cを見ることができる。樽状のシェル250は、歯科用フロス16の長さが巻かれているボビン256を、回転可能に保持している。樽状のシェル250はヒンジ状に設けられた蓋258を有し、ボビン256へのアクセスを許す。そのため、樽状のシェル250は新しいフロス16を分配するために使用され、ボビン256の全体は、歯科用フロス16が無くなったときや、新しいフロスを完全に収納したボビン256を入れ換えるときや、その上に新しい歯科用フロス16を巻くときに、取り除くことができる。あるいは、ボビン256は使用済みの歯科用フロス16を蓄積するために使用され、ボビン256は、オリジナルのボビン256のさらなる使用を許すため、処分するために取り除かれ、または、そこから使用済みのフロス16を除去させる。
歯科用フロス16は、樽状のシェル250の内容積内から、スロット開口252を通過する。ボビン256が樽状のシェル250内で回転する能力は、この実施例では樽状シェル250の端部のボタン254を備える起動トリガ254によって、制御することができる。起動トリガ254は、歯科用フロス16を使用者が引っ張る動作に反応して、それが回転するようにボビン256を単に解放する。あるいは、ボビン256および樽状のシェル250はスプリングが巻かれており、例えば、歯科用フロス16がボビン256に巻かれることを許したり、歯科用フロス16がボビン256から分配されることを許したり、使用者が樽状のシェル250から対向するスプリング力に抗して歯科用フロス16を引き出すことを許すよう、ボビン256が回転するようにしている。
この配置のもと、樽状のシェル250は、例えば図19Cに示すように、樽状のシェル250を保持する一つあるいはそれ以上の使用者の指202と、使用者の親指204の近傍に設けられた起動トリガ254と、を有する使用者の手250の手のひら内に配置されている。これにより、使用者は彼または彼女の親指204で起動トリガ254を押すことができ、歯科用フロス16が最も便利な方法で分配されまたは蓄積されることを可能とする。
樽状のシェル250は上述したようにして保持されるので、本発明のある実施例では、使用者の手200に対し樽状のシェル250を保持するための部材の使用を考慮する。例えば、図20Aから20Dにおいて、自動フロスシステム10は、さらに、使用者の指202に対し樽状のシェル250を保持するための一つあるいはそれ以上の手段を組み込んでいる。図20Aにおいて、リング部材260は何らかの方法で樽状のシェル250に固定されており、図20Dに示されているように使用者の手のひら内のどこかに設けられた樽状のシェル250を有するか、あるいは、使用者の手の外側に設けられた樽状のシェル250を有する、図20Dに示されているような使用者の指202の一つのうえを、それがスリップする。
リング260は、図20Aに示されているように、固定された円周を有している。あるいは、自動フロスシステム10は、まず第1に図20Bに示すように、リング260の円周を調製するための手段を含んでいる。そこでは、調製手段262は、リング260の顎のある第2のストラップセクションと組み合わさったリング260の数珠状の第1のストラップセクションを備えている。そのような構成のもと、使用者は、顎のある第2のストラップセクションを数珠状の第1のストラップセクションに選択的に係合させることによって、リング260の有効な円周を調製することができる。図20Cの他の配置において、第1および第2のリング260Aおよび260Bは、使用者の二つの指202を係合させるために設けられており、樽状のシェル250が安全で心地よく保持されることを可能にする。第1および第2のリング260Aおよび260Bの有効な円周は、第1のリング260Aの数珠状の第1のストラップセクションと、第2のリング206Bのの顎のある第2のストラップセクションと、第1および第2のリング260Aおよび260Bの各々を達成する顎のある中央部材と、を備える調製手段262によって、調製される。
リング260あるいはリング260Aおよび260Bは、図20Aから20Dに示されてるように、例えば一体に形成することで、樽状のシェル250に固定されているが、他の例では、リング260あるいはリング260Aおよび260Bは、樽状のシェル250に、除去可能で置き換え可能に結合されている。例えば、図21Aから21Cに示されているように、リング260あるいはリング260Aおよび260Bは、それと一体に形成されることにより、あるいは、それに固定または回転可能に結合されることにより、リング260に固定された樽状の係合リング264を用いて、樽状のシェル250に結合される。図21Cにより明確に示されているように、樽状の係合リング264は摩擦力で樽状のシェル250を係合するために用いられており、それにより、樽状のシェル250を必要に応じてあるいは希望により除去することを可能にする。
いずれの場合でも、例えば図20B、20Cおよび21Eに示された数珠状/顎状の配置の他に、数多くの異なる配置が調製手段262として用いられる。例えば、図21Bおよび21Dに示すように、リング260の有効な円周は、複数の開口を有する第1のストラップセクションと、第2のストラップセクション状の係合のための隆起を有する第2のストラップセクションと、を備える調製手段262によって、調製することができる。さらにまた、図21Fに示すように、調製手段262は、蝶ナットと組み合わされるボルトや第2のストラップセクションと第1のストラップセクションとの結合のような、ねじ込み配置を備えることもできる。
もちろん、使用者の手200に対し樽状のシェル250を保持するための他の手段も、本発明の範囲内において、自由に用いることができる。例えば、図22Aおよび22Eに示すように、対向フック配置268は中央ポスト266によって保持され、使用者の指202は、対向フック配置268の対向するフックと樽状のシェル250との間に保持される。樽状のシェル250は、使用者の手200の手のひら側あるいは手200の外側に、配置される。中央ポスト266は、それと一体に形成されることにより、そこに結合されることにより、あるいは、上述したように樽状の係合リング264により、樽状のシェル250に固定される。
中央ポスト266は、図22Cに示すように、実質的に固定された長さを有し、使用者の指202は、対向フック配置268と使用者の指202との曲がった摩擦による係合を誘起するように、スライドされるか曲げられる。あるいは、中央ポスト266は、適当な手段により、延長可能および格納可能に作製され、使用者の指202を収容するまで延び、そして、安全で快適な摩擦による係合を確実にするために、そのあたりを圧縮する。例えば、図22Aおよび22Bに示すように、対向フック配置268を格納位置にバイアスするための、スプリング、ゴム部材、あるいは、その他の適当な手段のような、バイアス部材272と組み合わせた往復運動可能な雄/雌係合270を用いることができる。さらにまた、中央ポスト266は、図22Fおよび22Gに示すようにカーブさせることによって、コイル状に巻くことによって、あるいは、他の適当な配置によって、弾性的に変形可能であり、使用者は中央ポスト266を変形させて彼または彼女の指202を収容させることができ、中央ポスト266は対向フック配置268をバイアスさせて使用者の指との摩擦による係合を達成する。対向フック配置268が快適に使用者の指と係合することを確実にするために、ヒンジ配置265により中央ポスト266にヒンジにより結合させることもできる。
図23Aから23Gに示す本発明の他の改良では、中央ポスト266は、歯科用フロス16が、樽状のシェル250から使用者の指202の間、さらには、フロスによる清掃時あるいはフロスによる清掃の後の蓄積のために、それを越えた位置まで、移動することを可能にする。必須ではないが、中央ポスト266は、その端部に起動トリガ254を付加的に組み込むこともできる。例えば、図23A、23B、23Cおよび23Hに示すように、中央ポスト266は、樽状の係合リング264によって樽状のシェル250と係合可能であり、歯科用フロス16を、中央リング266の近傍の端部を通ってそれがその端部に存在するまで、通すことができる。図23Aおよび23Hから、樽状の係合リング264が環状の構成となること、あるいは、折り曲げられるための、あるいは、樽状のシェル250に係合されるための、半円形の構成を備えることもできることに注意すべきである。中央ポスト266は、摩擦的に係合されたスプリングの張力を示すように、固定された長さによる構成、延長可能で格納可能な構成、および/または、曲げられたあるいはコイルで巻かれた構成、とすることができる。
この配置のもと、自動フロスシステム10は、使用者の手200の外側に設けられた樽状のシェル250を有し、使用者の手200の手のひら側に設けられた歯科用フロス16および起動トリガ254を有する、図23Cおよび23Dに示すように、使用者の手200の指202と係合される。これにより、起動トリガ254は使用者の親指204によって簡単に押され、歯科用フロス16が樽状のシェル250から分配されあるいはそれに蓄積されることを許す。
もちろん、シェル250の特定の形状は、本発明の範囲内において、無限に変形できることを認識すべきである。例えば、図24A、24Cおよび24Fに示すように、シェル250は球状のシェル250を備えることができる。図24B、24Dおよび24Eに示すように、シェル250は、他の例として、卵形状のシェル250の形とすることもできる。それぞれの場合、シェル250は、図24A、24Bおよび24Eに示すように、使用者の手のひらに自由に保持される。他の例として、シェル250は、図24Dに示されたような完全なリング260、あるいは、図24Cに示されたような部分的なリング260からなるリング260によって、使用者の指202に対して、保持される。部分的なリング260の場合、上述したように円周を調製可能である。いずれにしても、リング260は、図24Cに示すようにシェル250に直接的に固定されるか、あるいは、図24Dに示す樽状の係合リング264によって、そこに除去可能かつ置き換え可能に結合される。上述したように、歯科用フロス16は、開口252を通ってシェル250の外部へ出ることができ、起動トリガ254の動作によって分配されたり蓄積されたりすることを許される。
本発明の多才さは、自動フロスシステム10がディスク形状のシェル250を有する図25Aから25Iを参照してさらに理解することができる。図25Aおよび25Hの最も基本的な実施例において、ディスク形状のシェル250は、使用者の手200の手のひらに自由に保持されるよう設計されている。しかし、図25Bにおいて、中央ポスト266はシェル250から突出しており、歯科用フロス16が、そこを通って通過することを許し、さらに、図25Fに示すように、使用者の指202を係合するための対向するフック配置268を保持することを許すための溝として働く。中央の溝266は、起動トリガ254をその端部に有し、例えば使用者の親指254によって自動フロスシステム10の即座の作動を可能にする。図25Bの変形例において、図25Cの実施例は、使用者の指202をさらに係合させるための、近接対向フック配置267を含む。図25Bおよび25Cの実施例では、シェル250は、図25Gに示すように、使用者の手200の外側に配置されることが多い。図25A、25C、25Hおよび25Iの実施例において、歯科用フロス16は、ここにたくさん示された他の実施例における中央での退出と比べて、側面でシェル250から出る、ことにさらに注意すべきである。
図25Dおよび25Eの実施例において、シェル250は、図25Dに示されている完全なリング260からなる、あるいは、上述した配置および他の配置を用いることで円周を調製可能な、図25Eに示されている部分的なリング260からなる、リング260によって、使用者の手200に対し保持されている。起動トリガ254はシェル250に直接配置することができ、歯科用フロス16は、また、シェル250から直接退出することができる。そのような構成のもと、シェル250は、図25Iに示されているように、使用者の手200の手のひらの内部に配置されることが多い。
図26Aから26Cは自動フロスシステム10のさらに他の変形例を示している。ここで、第1および第2のリング12Aおよび12Bは互いに結合されており、それにより、歯科用フロス16を分配するか蓄積するための複合手段を提供している。この場合、第1および第2のリング12Aおよび12Bは、それぞれが第1および第2の指を受けるための開口280および282を備えている、単一の基礎ハウジング278および単一の蓋部材276とたまたま一体に形成される。第1および第2のリング12Aおよび12Bは、歯科用フロス16Aおよび16Bの第1および第2の糸を分配するか蓄積するための第1および第2のボビン38Aおよび38Bを、それぞれ回転可能に保持している。第1および第2の起動トリガ18Aおよび18Bは、歯科用フロス16Aおよび16Bの巻き取りまたは分配をするための第1および第2のリング12Aおよび12Bに、駆動可能に組み込まれている。
この配置のもと、使用者は、彼または彼女の指202Aおよび202Bを、図26Cに示すように、自動フロスシステム10の第1および第2のリング12Aおよび12Bの第1および第2の開口280および282内に、滑り込ませることができる。自動フロスシステム10がそのように配置されると、使用者は、起動トリガ18Aおよび18Bの一つあるいは両方を選択的に押し下げることで、歯科用フロス16Aおよび16Bの分配または蓄積を可能にすることができる。場合によって、ボビン38Aまたは38Bの一方あるいは両方が新しいフロスが無い状態、あるいは、使用済みのフロスが一杯になった状態、となったとき、蓋部材276は開かれ、除去、置き換え、詰め替えまたは空にするためにボビン38Aおよび38Bへのアクセスを許す。
さらにまた、図27Aから27Cは、単一の分配または蓄積リング12が第1および第2の開口280および282と二つの指202Aおよび202Bの橋渡しをするための中央本体部分とを有する指関節に合った配置として動作する、自動フロスシステム10の実施例を示している。リング12は、蓋部材276によって封入されたハウジング278内に、開口280および282の両者を取り囲む、可撓性のボビン38を有している。ボビン38の効果的な回転は、本例では蓋部材276に組み込まれたスプリング部材32により、推進されまたは抵抗される。起動トリガ18は、使用者がボビン38の選択的な回転を許可し、歯科用フロス16の対応する分配または蓄積を許す。
図28Aから28Fは、自動フロスシステム10の実施例が、バンド部材284によって、使用者の手に対し安全に保持されるために作られていることを、明瞭にしている。図28Aから28Dに示すように、バンド部材284の円周は多くの異なる方法により変えることができる。例えば、図28Aでは、バンド部材284の円周は、複数のスプリングを装着した結合部材を備える手段285を活用することで、延ばすことができる。図28Bでは、バンド部材284の円周は、開口と隆起の組合せを備える手段285により変化させることができる。あるいは、バンド部材284の円周は、単一のスプリングを装着した結合部材を備える手段285の使用により変化させることができる。さらにまた、バンド部材284は、ゴムのような弾力のある材料で形成されるだけで、円周を変化することができる。そのような構成のもと、バンド部材284は何らかの適切な方法によりハウジング250に結合され、完全な自動フロスシステム10は、例えば、図28Eに示すように使用者の手200の手のひら部分を囲んで摩擦で係合させることにより、あるいは、図28Fに示すように使用者の手200の一つあるいはそれ以上の指202を囲んで摩擦で係合させることにより、使用者の手に対する種々の配置で保持される。
上述したことから、本発明は、そこに現れるより広い発明を単に例示するある好ましい実施例を参考にして、示されそして記載されていることは明らかである。もちろん、当業者であれば他の実施例を思いつくことができる。例えば、本発明の大部分の特徴を心に留めた人であれば、これらの大部分の特徴を組み込んだ実施例を、好ましい実施例ではすべての特徴を含んでいるわけではないが、作ることができる。
上述したことを心に留めて、以下のクレームは発明者に与えられるべき権利の範囲を定義しようとするものであり、クレームは、本発明の精神および範囲から離れない程度において、均等な構成を含むと判断すべきである。複数の以下のクレームは、たまに行われる構成または材料の説明以外、特定の機能を実施するための手段としてのある要素を表現している。法律が請求するように、これらのクレームは、この明細書で規制された対応する構成および材料だけでなく、それらの均等物までカバーするものと解釈されるべきである。

Claims (47)

  1. フロスによる歯の清掃を可能にするための歯科衛生装置であって、当該歯科衛生装置が、
    使用者の指を受けて貫通させるための貫通した開口を有する環状分配リングを具える分配部材と;
    当該分配部材に対し歯科用フロスを保持するための環状分配ボビンであって、前記分配リングの周囲に実質的に同軸回転となるように回動自在に保持される環状分配ボビンと;
    選択的に前記分配部材からの歯科用フロスの繰り出しを可能にするための、前記環状分配ボビンと駆動可能に連結された起動スイッチと;
    前記分配ボビンの一方向の分配回転を確実にするための手段を具え、前記起動スイッチが作動している間を含めて、前記分配部材に対する歯科用フロスの蓄積を防止するための手段と;
    前記分配部材から構成的に分離している蓄積部材と;
    当該蓄積部材に対し歯科用フロスを蓄積する手段とを具え、
    これにより、歯科用フロスが、前記分配部材から分配されて前記蓄積部材によって蓄積されることを特徴とする歯科衛生装置。
  2. 前記起動スイッチが歯科用フロスの所定の長さの分配を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の歯科衛生装置。
  3. 前記蓄積部材が使用者の指を受けるための開口を有する蓄積リングを具え、前記蓄積部材に対し歯科用フロスを蓄積する手段が、前記蓄積リングに関して実質的に同軸回転となるように回動自在に保持される蓄積ボビンを具えることを特徴とする請求項1に記載の歯科衛生装置。
  4. フロスによる歯の清掃を可能にするための歯科衛生装置であって、当該歯科衛生装置が、
    使用者の指を受けて貫通させるための貫通した開口を有する環状分配リングを具える分配部材と;
    当該分配部材に対し歯科用フロスを保持するための環状分配ボビンであって、前記分配リングの周囲に実質的に同軸回転となるように回動自在に保持される環状分配ボビンと;
    使用者の指を受けて貫通させるための貫通した開口を有する蓄積リングを具え、前記分配部材から構成的に分離している蓄積部材と;
    当該蓄積部材に対し歯科用フロスを蓄積するための蓄積ボビンであって、前記蓄積リングの周囲に実質的に同軸回転となるように回動自在に保持される環状蓄積ボビンとを具え、
    これにより、歯科用フロスが、前記分配部材から分配されて前記蓄積部材によって蓄積されることを特徴とする歯科衛生装置。
  5. 歯科衛生装置が、さらに、選択的に前記蓄積部材に対する歯科用フロスの格納を可能にするために、前記蓄積部材に対し歯科用フロスを蓄積する手段と駆動可能に連結された起動スイッチを具えることを特徴とする請求項4に記載の歯科衛生装置。
  6. フロスによる歯の清掃を可能にするための歯科衛生装置であって、当該歯科衛生装置が、
    使用者の指を受けて貫通させるための貫通した開口を有する環状分配リングを具える分配部材と;
    当該分配部材に対し歯科用フロスを保持するための環状分配ボビンであって、前記分配リングの周囲に実質的に同軸回転となるように回動自在に保持される環状分配ボビンと;
    前記分配部材から構成的に分離している蓄積部材と;
    当該蓄積部材に対し歯科用フロスを蓄積する手段と;
    選択的に前記蓄積部材に対する歯科用フロスの格納を可能にするために、前記蓄積部材に対し歯科用フロスを蓄積する手段と駆動可能に連結された起動スイッチと;
    当該起動スイッチが作動している間に前記蓄積部材に対する歯科用フロスの自動蓄積を誘起するための手段とを具え、
    これにより、歯科用フロスが、前記分配部材から分配されて前記蓄積部材によって蓄積されることを特徴とする歯科衛生装置。
  7. 歯科衛生装置が、さらに、前記起動スイッチが作動している間を含めて、前記蓄積部材からの歯科用フロスの繰り出しを防止するためのロック手段を具えることを特徴とする請求項6に記載の歯科衛生装置。
  8. 請求項4に記載の歯科衛生装置において、前記分配部材および前記蓄積部材がカラーコード化されることを特徴とする歯科衛生装置。
  9. 前記分配ボビンが前記分配リングのハウジング内に配置されるとともに、前記蓄積ボビンが前記蓄積リングのハウジング内に配置されることを特徴とする請求項8に記載の歯科衛生装置。
  10. 歯科衛生装置が、さらに、歯科用フロスを通すことが可能な前記蓄積リング中の開口を具え、さらに、前記開口近傍の前記蓄積リングに対し保持される清掃要素を具えることを特徴とする請求項9に記載の歯科衛生装置。
  11. 起動スイッチが作動している間に前記蓄積部材に対する歯科用フロスの自動蓄積を誘起するための手段が、選択的に前記蓄積ボビンの回転を可能にして、前記蓄積リングに対し歯科用フロスの格納を行う手段を具えることを特徴とする請求項9に記載の歯科衛生装置。
  12. 前記起動手段が、さらに、前記蓄積ボビンを自動回転させるための手段を具えることを特徴とする請求項11に記載の歯科衛生装置。
  13. 前記起動手段が、さらに、選択的に前記起動スイッチを前記蓄積ボビンに係合させるための手段を具え、前記起動スイッチの始動により前記蓄積ボビンに対し前記起動スイッチが離脱することを特徴とする請求項12に記載の歯科衛生装置。
  14. 前記蓄積ボビンを自動回転させるための手段が、コイルスプリングを具え、さらに、当該コイルスプリングを巻くことを可能にするための手段を具えることを特徴とする請求項12に記載の歯科衛生装置。
  15. 歯科衛生装置が、さらに、前記分配リングおよび前記蓄積リング内の前記開口の大きさを変えるための手段を具えることを特徴とする請求項4に記載の歯科衛生装置。
  16. 前記分配リングおよび前記蓄積リング内の前記開口の大きさを変える手段のそれぞれが、少なくとも一つの取外し可能なサイジング部材を具えることを特徴とする請求項15に記載の歯科衛生装置。
  17. 前記分配リングおよび前記蓄積リング内の前記開口の大きさを変える手段のそれぞれが、前記分配リングまたは前記蓄積リング内の前記開口に係合するための外側環状表面と、使用者の指を受けるための開口を規定する内側環状表面とを有する挿入物を具えることを特徴とする請求項15に記載の歯科衛生装置。
  18. 歯科衛生装置が、さらに、前記蓄積部材のハウジングに対し前記蓄積ボビンの除去および置き換えを可能にするための手段を具えることを特徴とする請求項9に記載の歯科衛生装置。
  19. 歯科衛生装置が、さらに、前記蓄積部材に対し保持された清掃要素を具え、前記清掃要素が前記蓄積部材に対し取外し可能かつ置き換え可能であることを特徴とする請求項6に記載の歯科衛生装置。
  20. 歯科衛生装置が、さらに、使用者の指をぴったりした関係で受けるための環状部材を具える指シールド構造を具えることを特徴とする請求項1に記載の歯科衛生装置。
  21. 前記指シールド構造が、さらに、前記使用者の指の回りに前記環状部材を押し付けるための手段を具えることを特徴とする請求項20に記載の歯科衛生装置。
  22. 前記使用者の指の回りに前記環状部材を押し付けるための手段が、粘着性のタブを具えることを特徴とする請求項21に記載の歯科衛生装置。
  23. 前記指シールド構造が、さらに、前記環状部材に別個に取付けられた第2の環状部材を具えることを特徴とする請求項20に記載の歯科衛生装置。
  24. 前記環状部材および前記第2の環状部材は、別々に、前記環状部材に固定された第1の粘着性のタブ、および、前記第2の環状部材に固定された第2の粘着性のタブによって結合され、これにより、前記環状部材および前記第2の環状部材の分離を可能にするために、前記第1および第2の粘着性のタブが分離可能であることを特徴とする請求項23に記載の歯科衛生装置。
  25. 歯科衛生装置であって、
    フロス保持部材と;
    使用者の手に対し前記フロス保持部材を保持するための手段と、
    前記フロス保持部材に対し歯科用フロスを保持するための手段と、
    前記フロス保持部材に対し歯科用フロスの移動を可能にするための手段とを具え、
    前記フロス保持部材に対し歯科用フロスの移動を可能にするための手段が、起動トリガを具え、
    前記フロス保持部材が、
    使用者の指を受けて貫通させるための貫通した開口を有するリング部材を有するフロス保持シェルと、
    歯科用フロスを保持し、前記リング部材の周囲に実質的に同軸回転となるように前記シェルに対し回転可能に保持されるボビンと、
    歯科用フロスが通過できるようにするための前記シェル内の開口とを具え、
    前記起動トリガが前記フロス保持シェルに対し保持されることを特徴とする歯科衛生装置。
  26. 前記フロス保持シェルが第1の端部と第2の端部とを有する樽形状であり、前記起動トリガが前記フロス保持シェルの第1の端部に配置されていることを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  27. 前記フロス保持シェルが丸い本体を具え、前記起動トリガが前記フロス保持シェル上に配置されていることを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  28. 歯科衛生装置が、さらに、前記リング部材の周径を調整するための手段を具えることを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  29. 前記使用者の手に対し前記フロス保持部材を保持するための手段が、さらに、前記フロス保持部材に結合した第2のリング部材を具えることを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  30. 前記使用者の手に対し前記フロス保持部材を保持するための手段が、前記フロス保持部材と結合した対向するフック配置を具えることを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  31. 前記対向するフック配置が、ポストによって、前記フロス保持部材に結合されていることを特徴とする請求項30に記載の歯科衛生装置。
  32. 前記ポストが、有効な長さとなるように延長することができ、また、格納可能であることを特徴とする請求項31に記載の歯科衛生装置。
  33. 前記使用者の手に対し前記フロス保持部材を保持するための手段が、前記フロス保持部材の近傍の近接端と末端とを有するポストを含み、前記フロス保持部材に対し歯科用フロスの移動を可能にするための手段が、前記ポストの末端に対し歯科用フロスを移動させるための手段を含むことを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  34. 前記フロス保持部材に対し歯科用フロスの移動を可能にするための手段が、起動トリガを具えることを特徴とする請求項33に記載の歯科衛生装置。
  35. 前記起動トリガが、前記ポストの末端の近傍に配置されていることを特徴とする請求項34に記載の歯科衛生装置。
  36. 前記使用者の手に対し前記フロス保持部材を保持するための手段が、前記フロス保持部材に結合したバンド部材を具えることを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  37. 歯科衛生装置が、さらに、前記バンド部材の周径を調整するための手段を具えていることを特徴とする請求項36に記載の歯科衛生装置。
  38. 歯科衛生装置が、さらに、使用者の指を接触させた状態で受けるための環状部材を具える指シールド構造を具えることを特徴とする請求項25に記載の歯科衛生装置。
  39. 前記指シールド構造が、さらに、前記使用者の指の周りで前記環状部材を押さえつけるための手段を具えることを特徴とする請求項38に記載の歯科衛生装置。
  40. 前記使用者の指の周りで前記環状部材を押さえつけるための手段が、接着性のタブを具えることを特徴とする請求項39に記載の歯科衛生装置。
  41. 前記指シールド構造が、さらに、前記環状部材に別個に取付けられた第2の環状部材を具えることを特徴とする請求項38に記載の歯科衛生装置。
  42. 前記環状部材および前記第2の環状部材が、前記環状部材に固定された第1の接着性のタブおよび前記第2の環状部材に固定された第2の接着性のタブによって、別々に結合されることを特徴とする請求項41に記載の歯科衛生装置。
  43. 前記分配ボビンの一方向の回転を確実にするための手段がラチェット配置を具えることを特徴とする請求項1に記載の歯科衛生装置。
  44. 前記起動スイッチが作動している間に前記蓄積部材に対し歯科用フロスの自動蓄積を誘起するための手段が、前記蓄積ボビンを自動回転させるための手段を具えることを特徴とする請求項6に記載の歯科衛生装置。
  45. 前記蓄積ボビンを自動回転させるための手段がコイルスプリングを具え、さらに当該コイルスプリングの巻回を可能とする手段を具えることを特徴とする請求項44に記載の歯科衛生装置。
  46. フロスによる歯の清掃を可能にするための歯科衛生装置であって、当該歯科衛生装置が、
    使用者の指を受けて貫通させるための貫通した開口を有する環状分配リングを具える分配部材と;
    当該分配部材に対し歯科用フロスを保持するための分配ボビンであって、前記分配部材の周囲に実質的に同軸回転となるように回動自在に保持される分配ボビンと;
    前記分配部材から構成的に分離している蓄積部材であって、使用者の指を受けて貫通させるための貫通した開口を有する蓄積リングを具える蓄積部材と;
    前記蓄積部材に対し歯科用フロスを蓄積するための蓄積ボビンであって、当該蓄積部材の周囲に実質的に同軸回転となるように回動自在に保持される蓄積ボビンとを具え、
    前記分配ボビンが前記分配部材のハウジング内に封入され、前記蓄積ボビンが前記蓄積リングのハウジング内に封入され、
    これにより、歯科用フロスが、前記分配部材から分配されて前記蓄積部材によって蓄積されることを特徴とする歯科衛生装置。
  47. 歯科衛生装置が、さらに、選択的に前記蓄積部材に対する歯科用フロスの格納を可能にするために、前記蓄積ボビンと駆動可能に連結された起動スイッチと、当該起動スイッチが作動している間に前記ボビンの自動回転を誘起するための手段とを具えることを特徴とする請求項46に記載の歯科衛生装置。
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