JP4793339B2 - 動画像変換装置、動画像復元装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents
動画像変換装置、動画像復元装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4793339B2 JP4793339B2 JP2007179265A JP2007179265A JP4793339B2 JP 4793339 B2 JP4793339 B2 JP 4793339B2 JP 2007179265 A JP2007179265 A JP 2007179265A JP 2007179265 A JP2007179265 A JP 2007179265A JP 4793339 B2 JP4793339 B2 JP 4793339B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- downsampling
- unit
- moving image
- harmonic component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 125
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims description 122
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 13
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 211
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 152
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 88
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 87
- 238000011045 prefiltration Methods 0.000 claims description 61
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 57
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 33
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 31
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 claims description 26
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 20
- 230000004438 eyesight Effects 0.000 claims description 8
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 42
- 230000004044 response Effects 0.000 description 15
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 11
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 11
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 11
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 10
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 9
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 9
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 9
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 8
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 6
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 241000282412 Homo Species 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000006386 memory function Effects 0.000 description 2
- 230000008447 perception Effects 0.000 description 2
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002688 persistence Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000011946 reduction process Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 230000004382 visual function Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/917—Television signal processing therefor for bandwidth reduction
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/59—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving spatial sub-sampling or interpolation, e.g. alteration of picture size or resolution
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/85—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
動画像データのデータ変換処理を実行する動画像変換装置であり、
動画像データを構成するフレームを1個以上のブロックに分割するブロック分割部と、
前記ブロック分割部において分割された各ブロックに含まれる被写体の移動量をブロック移動量として検出する移動量検出部と、
前記移動量検出部の検出したブロック移動量を入力し、ブロックに対する処理パラメータとして、ダウンサンプリング(画素間引き)処理におけるサンプリング位相変化レート(ΔP)を決定する制御部と、
前記ブロック分割部において分割された各ブロックを入力し、超解像効果の発生条件として決定される阻止対象高調波成分次数(K)に基づいて算出される阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去するプレフィルタ部と、
前記プレフィルタ部において高域周波数成分が除去されたブロックを入力し、前記サンプリング位相変化レート(ΔP)に従って入力ブロックのダウンサンプリング(画素数間引き)処理を実行し、各ブロックの構成画素数を1/M(M≧2、整数)倍に削減するダウンサンプリング部と、
を有することを特徴とする動画像変換装置にある。
動画像変換データの復元処理を実行する動画像復元装置であり、
動画像変換データを構成する各ブロック対応変換データと、該ブロック対応変換データの変換態様を示す変換態様情報とを入力し、前記変換態様情報に基づいて、前記ブロック対応変換データ中に含まれない画素の画素値を0として変換処理前の画素数からなる画像データを生成するアップサンプリング部と、
前記アップサンプリング部の生成した画像データを入力し、前記変換態様情報に基づいて、前記画像データの構成画素の各々の画素値を、近傍画素の画素値を利用して決定する処理を実行するポストフィルタ部と、
を有することを特徴とする動画像復元装置にある。
動画像変換装置において、動画像データのデータ変換処理を実行する動画像変換方法であり、
ブロック分割部が、動画像データを構成するフレームを1個以上のブロックに分割するブロック分割ステップと、
移動量検出部が、前記ブロック分割部において分割された各ブロックに含まれる被写体の移動量をブロック移動量として検出する移動量検出ステップと、
制御部が、前記移動量検出部の検出したブロック移動量を入力し、ブロックに対する処理パラメータとして、ダウンサンプリング(画素間引き)処理におけるサンプリング位相変化レート(ΔP)を決定する制御ステップと、
プレフィルタ部が、前記ブロック分割部において分割された各ブロックを入力し、超解像効果の発生条件として決定される阻止対象高調波成分次数(K)に基づいて算出される阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去するプレフィルタ処理ステップと、
ダウンサンプリング部が、前記プレフィルタ部において高域周波数成分が除去されたブロックを入力し、前記サンプリング位相変化レート(ΔP)に従って入力ブロックのダウンサンプリング(画素数間引き)処理を実行し、各ブロックの構成画素数を1/M(M≧2、整数)倍に削減するダウンサンプリング処理ステップと、
を有することを特徴とする動画像変換方法にある。
動画像復元装置において、動画像変換データの復元処理を実行する動画像復元方法であり、
アップサンプリング部が、動画像変換データを構成する各ブロック対応変換データと、該ブロック対応変換データの変換態様を示す変換態様情報とを入力し、前記変換態様情報に基づいて、前記ブロック対応変換データ中に含まれない画素の画素値を0として変換処理前の画素数からなる画像データを生成するアップサンプリング処理ステップと、
ポストフィルタ部が、前記アップサンプリング部の生成した画像データを入力し、前記変換態様情報に基づいて、前記画像データの構成画素の各々の画素値を、近傍画素の画素値を利用して決定する処理を実行するポストフィルタ処理ステップと、
を有することを特徴とする動画像復元方法にある。
動画像変換装置において、動画像データのデータ変換処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
ブロック分割部にが、動画像データを構成するフレームを1個以上のブロックに分割させるブロック分割ステップと、
移動量検出部に、前記ブロック分割部において分割された各ブロックに含まれる被写体の移動量をブロック移動量として検出させる移動量検出ステップと、
制御部に、前記移動量検出部の検出したブロック移動量を入力し、ブロックに対する処理パラメータとして、ダウンサンプリング(画素間引き)処理におけるサンプリング位相変化レート(ΔP)を決定させる制御ステップと、
プレフィルタ部に、前記ブロック分割部において分割された各ブロックを入力し、超解像効果の発生条件として決定される阻止対象高調波成分次数(K)に基づいて算出される阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去させるプレフィルタ処理ステップと、
ダウンサンプリング部に、前記プレフィルタ部において高域周波数成分が除去されたブロックを入力し、前記サンプリング位相変化レート(ΔP)に従って入力ブロックのダウンサンプリング(画素数間引き)処理を実行し、各ブロックの構成画素数を1/M(M≧2、整数)倍に削減させるダウンサンプリング処理ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
動画像復元装置において、動画像変換データの復元処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
アップサンプリング部に、動画像変換データを構成する各ブロック対応変換データと、該ブロック対応変換データの変換態様を示す変換態様情報とを入力し、前記変換態様情報に基づいて、前記ブロック対応変換データ中に含まれない画素の画素値を0として変換処理前の画素数からなる画像データを生成させるアップサンプリング処理ステップと、
ポストフィルタ部に、前記アップサンプリング部の生成した画像データを入力し、前記変換態様情報に基づいて、前記画像データの構成画素の各々の画素値を、近傍画素の画素値を利用して決定する処理を実行させるポストフィルタ処理ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
まず、ブロック分割部101について説明する。ブロック分割部101は入力された動画像の各フレームを1つ以上の任意の個数のブロックに分割する。このときのブロックサイズは各ブロックに関して共通でなくとも構わない。しかしながら、任意の正の整数Mに対して、1/M倍のダウンサンプリング(間引き処理)を行なう場合、ブロックの縦横の画素数はMの整数倍とするのが最も適切である。例えば、M=4として1/4倍のダウンサンプリング(間引き処理)を実行する構成では、ブロックサイズを4×4画素や、8×8画素等のブロックサイズとする設定が好ましい。
0.5Hzで帯域制限された1次元アナログ信号f(x)を1/T(Hz)でサンプリングした1次元離散信号fd(n)について考える。1次元離散信号fd(n)は、0.5Hzで帯域制限された1次元アナログ信号f(x)を用いて以下のように得られる。
ここでTはサンプリング間隔、δ(t)はデルタ関数であり、t=0の場合のみδ(t)=1となり、他の場合はδ(t)=0となる関数である。1次元アナログ信号f(x)を1次元の被写体と考えると、1次元離散信号fd(n)はそれを撮像した結果得られる1次元の画像信号であると考えることができる。
となる。ここでωは角周波数を示す。
fs=K・g/M (式3)
上記式(式3)によって算出される周波数となるように設定すればよい。
fs=K・g/M
=2×0.5/4
=0.25
すなわち、
fs=0.25Hzとなる。
ΔP=0〜M−1
の整数であり、フレーム毎のサンプル位相の変化を示している。t番目のフレームのサンプリング位相Pは、以下の式(式4)、
P=t×ΔP%M(式4)
によって得られる。上記式(式4)において、[%]は剰余演算を示す。
ダウンサンプリング量(間引き量)M=4、
サンプリング位相変化レートΔP=1、
であれば、t番目のフレームのサンプリング位相Pは、
t=0→P=0
t=1→P=1
t=2→P=2
t=3→P=3
t=4→P=0
となる。
ダウンサンプリング量(間引き量)M=4、
サンプリング位相変化レートΔP=3、
であれば、t番目のフレームのサンプリング位相Pは、
t=0→P=0
t=1→P=3
t=2→P=2
t=3→P=1
t=4→P=0
となる。
このように、サンプリング位相は4フレーム周期で変化する。
(x+P+M×W、y+H)・・・(式5)
上記式(式5)を満たすような、ブロック内の全ての画素となる。ここでWおよびHは任意の整数である。
また、垂直方向のダウンサンプリングによって画素値が残る画素の座標は、
(x+W、y+P+M×H)・・・(式6)
上記式(式6)を満たすような、ブロック内の全ての画素となる。
ブロック=4画素×4画素、
ダウンサンプリングレート:M=4、
サンプリング位相変化レートΔP=1、
としている。
s00からs33がそれぞれ画素を表している。
図6の(A)〜(D)が水平方向のダウンサンプリングの例であり、(E)〜(H)が垂直方向のダウンサンプリングの例である。
サンプリング位相変化レートΔP=1、
であり、t番目のフレームのサンプリング位相Pは、
(A)t=0→P=0
(B)t=1→P=1
(C)t=2→P=2
(D)t=3→P=3
となる。このダウンサンプル処理によってブロック内のデータ量を1/4に削減することができる。
サンプリング位相変化レートΔP=1、
であり、t番目のフレームのサンプリング位相Pは、
(E)t=0→P=0
(F)t=1→P=1
(G)t=2→P=2
(H)t=3→P=3
となる。このダウンサンプル処理によってブロック内のデータ量を1/4に削減することができる。
プレフィルタ部104に提供する阻止対象高調波成分次数K、さらに、
ダウンサンプリング部105に提供するサンプリング位相変化レート(ΔP)とサンプリング方向、
これらの処理パラメータを決定して、決定した処理パラメータをプレフィルタ部104、ダウンサンプリング部105に出力する。
となる。なお、上記式(式7)において、Xはサンプリング間隔である。
V=e−j2πkφ(t)
と置けば、複素平面上のベクトルV(t)の総和であると考えることができる。このとき、各ベクトルは、
回転角θ=2πkφ(1)
の間隔で複素平面上で回転する。その回転の様子を図7に示す。
αM=Mσ/2π
と置けば、超解像を得られない被写体移動速度vの範囲を高調波成分次数kと、ダウンサンプリング量(間引き量)をMとによって規定した以下の式が得られる。
被写体移動速度v:v=2ピクセル/フレーム
である場合、図9に示すライン311上の各高調波成分次数k=1〜3のデータから理解されるように、
k=1次および3次の高調波成分に関しては超解像効果が発生するが、2次の高調波成分では超解像効果が発生しない。
φ(t)=(vt)/X・・・(式7)
として示されるが、この式では、サンプリング位相変化レートを考慮していなかった。すなわち、
サンプリング位相変化レート:ΔP=0
と仮定していた。
サンプリング位相変化レートΔP=0〜M−1
である。
このとき、被写体移動速度:v=s+1からs+2の場合には、サンプリング位相変化レートΔP=1とすれば、上記(式19)が成立せず、被写体移動速度:v=s+1からs+2の場合には、サンプリング位相変化レートΔP=1としてダウンサンプリング処理を実行すれば、被写体移動速度:v=s+1からs+2の被写体に関して折り返し歪みが発生しない。
同様に、被写体移動速度:v=s+M−1からs+Mの場合には、サンプリング位相変化レートΔP=M−1とすれば、被写体移動速度:v=s+M−1からs+Mの被写体に関して折り返し歪みが発生しない。
上述した図10を参照して説明した例の場合は、
高調波成分次数k=3
すなわち、次数が3の高調波成分による折り返し歪みを防げばよいので、制御部103は、阻止対象高調波成分次数Kを3に設定して、プレフィルタ部104に供給する。
(a)ダウンサンプリングレート:M、
(b)ステップS103で用いる(条件式1)で適用するパラメータ:α、
(c)ブロックに対応する移動速度:Vin(スカラー値)
である。
ブロックに対応する移動速度Vinは移動量検出部102から供給される。ダウンサンプリングレートMや、パラメータαは外部から供給される。
J=M+1、
p=−1、
とする。さらに、
Vin←Vin%M
として、ブロックに対応する移動速度[Vin]の範囲を[0、M)とする。%は剰余演算を示す。
なお、Jは、このフローの処理によって決定されプレフィルタ部104に出力される阻止対象高調波成分次数Jであり、pは、このフローにおいて決定され、ダウンサンプリング部105に出力されるサンプリング位相変化レートpである。これらの初期値は、上記のように、
J=M+1、
p=−1、
とする。
ステップS103〜S104のループにおいて得られたJ、
ステップS105〜S106のループにおいて得られたp、
これら(J,p)を出力する。Jは阻止対象高調波成分次数でありプレフィルタ部104に供給され、pはサンプリング位相変化レートであり、ダウンサンプリング部105に供給される。
(N−α)×M/k≦v≦(N+α)×M/k
を満たさないとき次数kの高調波成分をブロック移動量vにおいて観察者が知覚不能であると判定し、該判定結果に基づいて前記阻止対象高調波成分次数K=L+1を決定する。
ブロック=4画素×4画素、
ダウンサンプリングレート:M=4、
サンプリング位相変化レートΔP=1、
この設定でのダウンサンプリング画像データのアップサンプリング例を示している。s00からs33は、ダウンサンプリング処理において残された画素、すなわち変換データとして供給された画素である。
100 ブロック分割部
100 移動量検出部
103 制御部
104 プレフィルタ部
105 ダウンサンプリング部
500 動画像復元装置
501 アップサンプリング部
502 ポストフィルタ部
Claims (9)
- 動画像データのデータ変換処理を実行する動画像変換装置であり、
動画像データを構成するフレームを1個以上のブロックに分割するブロック分割部と、
前記ブロック分割部において分割された各ブロックに含まれる被写体の移動量をブロック移動量として検出する移動量検出部と、
前記移動量検出部の検出したブロック移動量を入力し、ブロックに対する処理パラメータとして、ダウンサンプリング(画素間引き)処理におけるサンプリング位相変化レート(ΔP)を決定する制御部と、
前記ブロック分割部において分割された各ブロックを入力し、超解像効果の発生条件として決定される阻止対象高調波成分次数(K)に基づいて算出される阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去するプレフィルタ部と、
前記プレフィルタ部において高域周波数成分が除去されたブロックを入力し、前記サンプリング位相変化レート(ΔP)に従って入力ブロックのダウンサンプリング(画素数間引き)処理を実行し、各ブロックの構成画素数を1/M(M≧2、整数)倍に削減するダウンサンプリング部と、
を有し、
前記制御部は、
1/M倍のダウンサンプリングに伴い発生する各次数の高調波成分データ各々に対して算出される視覚の時間積分効果による超解像効果が発生するブロック移動速度領域情報を適用して、超解像効果の発生する被写体速度領域のみとしたダウンサンプリングが可能となるように阻止対象高調波成分次数(K)を決定し、決定した阻止対象高調波成分次数(K)を前記プレフィルタ部に入力する構成であり、
前記プレフィルタ部は、
前記制御部から、前記阻止対象高調波成分次数(K(1<K<M、整数))を入力し、
前記ダウンサンプリング部が施す1/M倍ダウンサンプリングに伴って発生する高調波成分のうち、K以上の次数の高調波成分が原信号成分と重ならない設定となる阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を除去するローパスフィルタによる帯域制限処理を実行する構成であることを特徴とする動画像変換装置。 - 前記制御部は、
1/M倍ダウンサンプリングに伴って発生する高調波成分のうち、阻止対象高調波成分次数(K)未満の次数の高調波成分により発生する折り返し歪みが、前記移動量検出部の検出したブロック移動量で観察者が動画像を追従視した場合に、観察者の視覚の時間積分効果により知覚不能となるようなフレーム毎のサンプリング位相変化レートを各ブロックについて算出し、算出した結果をサンプリング位相変化レート(ΔP)として前記ダウンサンプリング部に供給する構成であることを特徴とする請求項1に記載の動画像変換装置。 - 前記ダウンサンプリング部は、
前記制御部から入力する各ブロックに対応するサンプリング位相変化レート(ΔP)に従って、フレームの進行と共にブロックに対するサンプリング位置を変化させたダウンサンプリング処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の動画像変換装置。 - 前記プレフィルタ部は、
予めメモリに記録された阻止対象高調波成分次数(K)、または外部から入力する阻止対象高調波成分次数(K)を利用して前記阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の動画像変換装置。 - 動画像変換装置において、動画像データのデータ変換処理を実行する動画像変換方法であり、
ブロック分割部が、動画像データを構成するフレームを1個以上のブロックに分割するブロック分割ステップと、
移動量検出部が、前記ブロック分割部において分割された各ブロックに含まれる被写体の移動量をブロック移動量として検出する移動量検出ステップと、
制御部が、前記移動量検出部の検出したブロック移動量を入力し、ブロックに対する処理パラメータとして、ダウンサンプリング(画素間引き)処理におけるサンプリング位相変化レート(ΔP)を決定する制御ステップと、
プレフィルタ部が、前記ブロック分割部において分割された各ブロックを入力し、超解像効果の発生条件として決定される阻止対象高調波成分次数(K)に基づいて算出される阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去するプレフィルタ処理ステップと、
ダウンサンプリング部が、前記プレフィルタ部において高域周波数成分が除去されたブロックを入力し、前記サンプリング位相変化レート(ΔP)に従って入力ブロックのダウンサンプリング(画素数間引き)処理を実行し、各ブロックの構成画素数を1/M(M≧2、整数)倍に削減するダウンサンプリング処理ステップを有し、
前記制御ステップは、
1/M倍のダウンサンプリングに伴い発生する各次数の高調波成分データ各々に対して算出される視覚の時間積分効果による超解像効果が発生するブロック移動速度領域情報を適用して、超解像効果の発生する被写体速度領域のみとしたダウンサンプリングが可能となるように阻止対象高調波成分次数(K)を決定し、決定した阻止対象高調波成分次数(K)を前記プレフィルタ部に入力するステップであり、
前記プレフィルタ処理ステップは、
前記阻止対象高調波成分次数(K(1<K<M、整数))を入力し、
前記ダウンサンプリング部が施す1/M倍ダウンサンプリングに伴って発生する高調波成分のうち、K以上の次数の高調波成分が原信号成分と重ならない設定となる阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を除去するローパスフィルタによる帯域制限処理を実行するステップであることを特徴とする動画像変換方法。 - 前記制御ステップは、
1/M倍ダウンサンプリングに伴って発生する高調波成分のうち、阻止対象高調波成分次数(K)未満の次数の高調波成分により発生する折り返し歪みが、前記移動量検出部の検出したブロック移動量で観察者が動画像を追従視した場合に、観察者の視覚の時間積分効果により知覚不能となるようなフレーム毎のサンプリング位相変化レートを各ブロックについて算出し、算出した結果をサンプリング位相変化レート(ΔP)として前記ダウンサンプリング部に供給するステップであることを特徴とする請求項5に記載の動画像変換方法。 - 前記ダウンサンプリング処理ステップは、
前記制御部から入力する各ブロックに対応するサンプリング位相変化レート(ΔP)に従って、フレームの進行と共にブロックに対するサンプリング位置を変化させたダウンサンプリング処理を実行するステップであることを特徴とする請求項5に記載の動画像変換方法。 - 前記プレフィルタ処理ステップは、
予めメモリに記録された阻止対象高調波成分次数(K)、または外部から入力する阻止対象高調波成分次数(K)を利用して前記阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去する処理を実行するステップであることを特徴とする請求項5に記載の動画像変換方法。 - 動画像変換装置において、動画像データのデータ変換処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
ブロック分割部にが、動画像データを構成するフレームを1個以上のブロックに分割させるブロック分割ステップと、
移動量検出部に、前記ブロック分割部において分割された各ブロックに含まれる被写体の移動量をブロック移動量として検出させる移動量検出ステップと、
制御部に、前記移動量検出部の検出したブロック移動量を入力し、ブロックに対する処理パラメータとして、ダウンサンプリング(画素間引き)処理におけるサンプリング位相変化レート(ΔP)を決定させる制御ステップと、
プレフィルタ部に、前記ブロック分割部において分割された各ブロックを入力し、超解像効果の発生条件として決定される阻止対象高調波成分次数(K)に基づいて算出される阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を各ブロックから除去させるプレフィルタ処理ステップと、
ダウンサンプリング部に、前記プレフィルタ部において高域周波数成分が除去されたブロックを入力し、前記サンプリング位相変化レート(ΔP)に従って入力ブロックのダウンサンプリング(画素数間引き)処理を実行し、各ブロックの構成画素数を1/M(M≧2、整数)倍に削減させるダウンサンプリング処理ステップを有し、
前記制御ステップは、
1/M倍のダウンサンプリングに伴い発生する各次数の高調波成分データ各々に対して算出される視覚の時間積分効果による超解像効果が発生するブロック移動速度領域情報を適用して、超解像効果の発生する被写体速度領域のみとしたダウンサンプリングが可能となるように阻止対象高調波成分次数(K)を決定し、決定した阻止対象高調波成分次数(K)を前記プレフィルタ部に入力させるステップであり、
前記プレフィルタ処理ステップは、
前記阻止対象高調波成分次数(K(1<K<M、整数))を入力し、
前記ダウンサンプリング部が施す1/M倍ダウンサンプリングに伴って発生する高調波成分のうち、K以上の次数の高調波成分が原信号成分と重ならない設定となる阻止域周波数(fs)以上の高域周波数成分を除去するローパスフィルタによる帯域制限処理を実行させるステップであることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007179265A JP4793339B2 (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 動画像変換装置、動画像復元装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US12/169,129 US8421914B2 (en) | 2007-07-09 | 2008-07-08 | Method and apparatus converting moving image, method and apparatus for reproducing moving image, and computer program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007179265A JP4793339B2 (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 動画像変換装置、動画像復元装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009017425A JP2009017425A (ja) | 2009-01-22 |
JP2009017425A5 JP2009017425A5 (ja) | 2010-05-06 |
JP4793339B2 true JP4793339B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=40252777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007179265A Expired - Fee Related JP4793339B2 (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 動画像変換装置、動画像復元装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8421914B2 (ja) |
JP (1) | JP4793339B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4876048B2 (ja) * | 2007-09-21 | 2012-02-15 | 株式会社日立製作所 | 映像送受信方法、受信装置、映像蓄積装置 |
JP5146335B2 (ja) * | 2009-01-22 | 2013-02-20 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および方法、並びにプログラム |
US8878913B2 (en) | 2010-03-12 | 2014-11-04 | Sony Corporation | Extended command stream for closed caption disparity |
JP5691374B2 (ja) * | 2010-10-14 | 2015-04-01 | 富士通株式会社 | データ圧縮装置 |
JP2012161020A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Fujitsu Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP2014096745A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 画像伝送システム |
JP6516695B2 (ja) * | 2016-02-24 | 2019-05-22 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 画像処理システムおよび画像処理装置 |
JP2021015346A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | キヤノン株式会社 | 情報処理方法、画像処理装置、及びプログラム |
US20210192019A1 (en) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | Booz Allen Hamilton Inc. | System and method for digital steganography purification |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5436665A (en) * | 1992-03-03 | 1995-07-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Motion picture coding apparatus |
US5583575A (en) * | 1993-07-08 | 1996-12-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image reproduction apparatus performing interfield or interframe interpolation |
JP3583831B2 (ja) * | 1995-06-09 | 2004-11-04 | 株式会社リコー | 信号処理装置 |
JPH11341496A (ja) * | 1998-05-28 | 1999-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理方法,画像処理装置,及びデータ記憶媒体 |
US6249549B1 (en) * | 1998-10-09 | 2001-06-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Down conversion system using a pre-decimation filter |
JP3926730B2 (ja) * | 2002-11-11 | 2007-06-06 | 日本電信電話株式会社 | 符号送受信システム |
JP2005198268A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-07-21 | Sony Corp | 動画像変換装置および方法、並びに動画像データフォーマット |
US7813430B2 (en) | 2004-05-18 | 2010-10-12 | Sony Corporation | Method and apparatus for decimation mode determination utilizing block motion |
JP4552691B2 (ja) * | 2004-05-18 | 2010-09-29 | ソニー株式会社 | 動画像変換装置、動画像復元装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US9083940B2 (en) * | 2007-03-14 | 2015-07-14 | Steve Selby | Automatic gain control system |
-
2007
- 2007-07-09 JP JP2007179265A patent/JP4793339B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-07-08 US US12/169,129 patent/US8421914B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009017425A (ja) | 2009-01-22 |
US20090015710A1 (en) | 2009-01-15 |
US8421914B2 (en) | 2013-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4793339B2 (ja) | 動画像変換装置、動画像復元装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP4040041B2 (ja) | 映像信号の解像度の変換方法及び装置 | |
EP2803036B1 (en) | Method and device for generating a super-resolution version of a low resolution input data structure | |
JP4688926B2 (ja) | 画像処理装置、画像符号化装置、画像処理方法、プログラムおよび半導体集積回路 | |
JP5342068B2 (ja) | 多重フレームへのアプローチ方法および画像アップスケール処理システム | |
EP2662825B1 (en) | Method and device for generating a super-resolution version of a low resolution input data structure | |
US9258518B2 (en) | Method and apparatus for performing super-resolution | |
KR101265956B1 (ko) | 블록 기반의 영상 복원 시스템 및 방법 | |
KR101795271B1 (ko) | 영상의 선명화를 위한 전처리를 수행하는 영상 처리 장치 및 방법 | |
EP2000976B1 (en) | Image processing apparatus and image processing method | |
US20180020229A1 (en) | Computationally efficient motion compensated frame rate conversion system | |
EP3100233B1 (en) | Method and device for enhancing quality of an image | |
Jeong et al. | Multi-frame example-based super-resolution using locally directional self-similarity | |
US6327307B1 (en) | Device, article of manufacture, method, memory, and computer-readable memory for removing video coding errors | |
JP2007535263A (ja) | データ値をダウンサンプリングする方法 | |
KR100655040B1 (ko) | 디지털 영상신호 스케일링 방법 | |
JP2005217532A (ja) | 解像度変換方法及び解像度変換装置 | |
US20040086201A1 (en) | Fast edge directed polynomial interpolation | |
KR102438227B1 (ko) | 영상 처리 장치 및 영상 처리 방법 | |
WO2012124591A1 (ja) | 信号処理装置、制御プログラム、および集積回路 | |
KR101675117B1 (ko) | 다계층의 저해상도 영상을 이용한 고해상도 영상 생성 방법 및 그 장치 | |
KR102027886B1 (ko) | 대형 디스플레이의 영상 크기 조절 장치 및 방법 | |
JP5894422B2 (ja) | 時空間低相関画像超解像装置、画像空間超解像装置、及びそれらのプログラム | |
JP2008532168A (ja) | 画像コントラスト及びシャープネスエンハンスメント | |
Park et al. | Kernel-based image upscaling method with shooting artifact reduction |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100318 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110419 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110628 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110711 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |