JP4790807B2 - フラップ活性化を有する吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用ナプキン、成人用失禁用具などの吸収性物品に関する。更により具体的には、本発明は、フラップが下向きに、且つ着用者の下着の下側に折り畳まれ、下着の下面に取り付けられたとき、着用者によって加えられた力をフラップを介して伝達するのを助けるため、切欠き及び異方性剛性の第1区域を有するフラップを有する吸収性物品に関する。
経血、尿、及び糞便などの体液を吸収するように構成された、あらゆる種類の多種多様な吸収性物品が、当然ながら周知である。ウィング又はフラップを有する吸収性物品、特に生理用ナプキンが、文献に開示されており、市場にて市販されている。
一般に、フラップは、中央の吸収性手段から横方向に延び、股領域において着用者のパンティの縁部の周りで折り畳まれるようになっている。したがって、フラップは、股領域における着用者のパンティの縁部と着用者の大腿との間に配置される。一般に、フラップは、フラップを着用者のパンティの下面に固着させる取付け手段を備える。
フラップは、少なくとも2つの目的に役立つ。第一に、フラップは、それがなければ着用者のパンティの縁部を汚すであろう排出物が、パンティの縁部を汚すのを防ぐ。第二に、フラップは、特にフラップがパンティの下面に固着されたとき、ナプキンを安定させて定位置からずれないようにする助けとなる。
様々なタイプのフラップを有する生理用ナプキンが、「フラップを有する成形生理用ナプキン(Shaped Sanitary Napkin With Flaps)」という名称の、ヴァン・ティルバーグ(Van Tilburg)に1987年8月18日に発行された米国特許第4,687,478号、「生理用ナプキン取付け手段(Sanitary Napkin Attachment Means)」という名称の、マティングリー(Mattingly)に1986年8月26日に発行された米国特許第4,608,047号、「生理用ナプキン(Sanitary Napkin)」という名称の、ヴァン・ティルバーグに1986年5月20日に発行された米国特許第4,589,876号、「生理用ナプキン(Sanitary Napkin)」という名称の、マクネアー(McNair)に1981年8月25日に発行された米国特許第4,285,343号、「下着用使い捨て生理用シールド(Disposable Sanitary Shield For Undergarments)」という名称の、リカード(Rickard)に1968年8月20日に発行された米国特許第3,397,697号、及び「生理用ナプキン(Sanitary Napkin)」という名称の、クラーク(Clark)に1957年4月2日に発行された米国特許第2,787,271号に開示されている。多くの場合、フラップは、吸収性物品を着用者のパンティに固着するのを助けるため、接着剤でコーティングされている。
フラップが、着用者のパンティの縁部に沿って下向きに折り畳まれると、フラップに応力が生じる。応力は、フラップがパンティの身体側からパンティの下面へ曲げられる、着用者のパンティの縁部における曲げ線に沿って特に高い。これらの応力は、パンティ股部の湾曲した輪郭の周りにフラップをフィットさせることによって生じる。これらの応力は着用者が座ったり屈んだりしたときに増幅されるが、それは、パンティの縁部がフラップに接触して外向きに引張られ、その結果、この曲げ線に対する力が増加するためである。応力が高くなり過ぎると、フラップがパンティから引き離されることがあり、フラップの前述した利益の一部が失われることがある。それに加えて、応力がフラップを引き離すのに十分ではない場合であっても、フラップを長手方向内向きに膨らませるのには依然として十分なことがある。これは、フラップのサイズと、フラップが覆うことができる着用者の下着の面積とを事実上低減させる。これらの応力を緩和する1つの方策は、フラップ内で発生する応力を緩和する、応力解放手段を有するフラップを提供することである。
応力解放手段を包含するフラップを有する生理用ナプキンは、フラップ内に応力解放手段を有さない生理用ナプキンと比べて、パンティとより良好にフィットし、それを汚れからより良好に保護すると考えられるが、応力解放手段を包含するフラップを有する生理用ナプキンには、一般に、最適な有効性を発揮できないという問題がある。1つの問題は、フラップを下向きに、且つ着用者の下着の下側に折り畳むため、着用者がフラップに力を加えたとき、個々のフラップを単一のユニットとして折り畳むことができない場合があることである。その結果、フラップの折り畳まれた部分は着用者のパンティに付着する。次に、着用者は、フラップの残りの部分を折り畳み、フラップをパンティに取り付ける。着用者が単一のフラップを着用者のパンティに取り付けるのに使用されることがある、この複数工程プロセスによって、フラップが膨らんで丸まったり、吸収性物品が着用者の身体に対して不適切な配置になったり、フラップが吸収性物品を着用者のパンティにしっかり取り付けられなかったりする。
フラップを単一のユニットとして折り畳むことができないという問題に対する1つの可能な解決策は、フラップをより剛性の材料で作ることである。しかしながら、吸収性物品は着用者の股領域で着用され、着用者が動くと吸収性物品が取り付けられた着用者のパンティが動き、吸収性物品自体が動くため、この解決策は好ましくないことがある。更に、吸収性物品は着用者の身体と接触している場合があり、着用者のパンティが着用者の身体にどのようにフィットするかに影響する場合がある。着用者が吸収性物品を着用する位置を考慮すると、堅い不撓性材料よりも、より可撓性の材料の方が着用者のパンティのフィット性に及ぼす影響が少ないことがあり、且つ着用者の股部に着用したときにより快適であり得ることから、それらの材料の方が着用者に好まれると考えられる。それに加えて、より剛性の材料を使用してフラップを作成することは、応力解放手段を有するフラップ材料に、フラップをパンティの下方に折り畳むことによる応力を緩和させるという必要性に反する。
理想的には、フラップは、ユーザが力を加えてウィングを折り畳むとき、各フラップを単一のユニットとして折り畳むことができるように、特定の方向には比較的剛性であることができる一方で、フラップをパンティの下方に折り畳むことによって発生した応力を緩和することができ、且つ吸収性物品を快適に着用することができるように、別の方向には比較的低い剛性であることができる。
別の複雑な問題は、着用者の股部におけるパンティラインの形状が湾曲している場合が多いことである。更に、着用者の股部におけるパンティラインの湾曲は、着用者の前側にほぼ向いたパンティの部分と、着用者の後側にほぼ向いたパンティの部分との間で変わることがある。したがって、生理用ナプキンのフラップが着用者のパンティの下方に折り畳まれると、不均一な応力がフラップの曲げ線に沿って発生する場合がある。不均一な応力は、係合位置にあるフラップの曲げ線が着用者の股領域においてパンティラインに従うのを妨げる場合があり、結果として、フラップを着用者のパンティに取り付けられない、フラップが膨らんで丸まる、生理用ナプキンが不適切に配置されるなど、上述したのと同様の問題が生じる。
したがって、それぞれ単一のユニットとして折り畳まれるとともに、フラップを着用者のパンティの下方に折り畳んだ結果として発生する応力を緩和する所望の能力を有するフラップに対する、対処されなかったニーズが継続的してある。
更に、折り畳まれた位置にあるフラップの曲げ線の形状が着用者のパンティの形状に従うようにして、着用者がフラップを取り付けることができるようにするため、着用者のパンティのラインに合わせて向けられた比較的剛性が低い領域を有するとともに、フラップを着用者のパンティの下方に折り畳んだ結果として発生する応力を緩和する能力を有するフラップに対する、対処されなかったニーズが継続してある。
本発明によれば、フラップが股部において着用者のパンティの縁部に沿って下向きに折り畳まれたとき、着用者によってフラップに加えられた力を伝達する、切欠き及び異方性剛性の第1区域と組み合わせたフラップを有する生理用ナプキンなどの吸収性物品が、添付の請求項に従って提供される。
生理用ナプキンは、主要長手方向中心線、横断方向中心線、及びフラップ横断方向中心線を有する。主要長手方向中心線及びフラップ横断方向中心線は交点を有する。生理用ナプキンは、フラップ横断方向中心線によって分割された前側領域及び後側領域を有する。生理用ナプキンは、横断方向中心線にほぼ沿って配置された左側部及び右側部を有する。
生理用ナプキンは、主本体部分と、主本体部分に結合した一対のフラップとを有する。生理用ナプキンの主本体部分は、液体透過性トップシート、トップシートに接合された液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートの間に位置付けられた吸収性コアを有する。主本体部分は、2つの離間した長手方向縁部と2つの離間した端縁部を有する。フラップは、主本体部分から横方向外向きに延びる。フラップは、主本体部分の長手方向縁部に沿った接合部で主本体部分と結合する。フラップは、フラップ横断方向中心線によって前側半分と後側半分に分割される。フラップは接合部から離れた切欠きを有する。フラップは、切欠きと連続して位置する少なくとも1つの異方性剛性の第1区域を有する。異方性剛性の第1区域は、比較的剛性が高い方向と比較的剛性が低い方向を有する。比較的剛性が高い方向は、異方性剛性の第1区域がその上に位置する辺上でフラップ横断方向中心線から15〜45°の角度に平行である。角度の頂点は、長手方向中心線とフラップ横断方向中心線の交点であり、回転角度は、異方性剛性の第1区域が位置する領域内で長手方向中心線に向かって測定される。
フラップは、一対の異方性剛性の第1区域を有してもよい。異方性剛性の第1区域は互いから離間していてもよい。異方性剛性の第1区域は、吸収性物品の波形化された、又はリングロール加工された部分で作られてもよい。
引用される文献は全て、関連部分において参考として本明細書に組み込まれるが、いかなる文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを承認するものとして解釈されるべきではない。
本発明は、生理用ナプキン、成人用失禁用具などの吸収性物品に関する。更により具体的には、本発明は、フラップが下向きに、且つ着用者の下着の下側に折り畳まれ、下着の下面に取り付けられたとき、着用者によって加えられた力をフラップを介して伝達するのを助けるため、切欠き及び異方性剛性の第1区域を備えたフラップを有する吸収性物品に関する。
用語「吸収性物品」は、本明細書で使用されるとき、身体排出物を吸収し収容する物品を指す。より具体的には、同用語は、身体から排泄される様々な排出物を吸収し収容するため、着用者の身体に密着又は近接して配置される物品を指す。用語「吸収性物品」は、生理用ナプキン、パンティライナー、及び失禁用パッド(並びに下着の股領域において着用される他の物品)を包含するものとする。用語「使い捨て」は、一回の使用後に廃棄され、好ましくは、再利用、堆肥化、ないしは別の方法で環境に適合する形で処分されることが意図される物品を指す。(即ち、洗濯されるか、ないしは別の方法で復元されるか、又は吸収性物品として再使用されることは意図されない。)例証される好ましい実施形態では、吸収性物品は符号20で指定される生理用ナプキンである。
用語「生理用ナプキン」は、本明細書で使用されるとき、女性によって外陰部に隣接して着用される、身体から排泄される様々な排出物(例えば、血液、経血、及び尿)を吸収し収容することが意図される物品を指す。しかしながら、本発明は、図面に示される特定のタイプ又は構成の吸収性物品に限定されない。
用語「異方性」は、本明細書で使用する時、異なる方向で測定した場合に異なる値の特性を示すことを意味する。
用語「剛性」は、本明細書で使用する時、曲げ剛性を指す。
用語「頂点」は、本明細書で使用する時、角度がその周囲で測定される地点を指す。
本明細書で使用する時、用語「しるし」は、メッセージを伝えるのに使用することができるマーク又は表示を指す。しるしは、単色、図形、文字、矢印、単一の点、又はそれらのいずれかの組み合わせであることができる。
本発明による生理用ナプキン20が図1に示される。図1に示されるように、生理用ナプキン20は、基本的に、中央の吸収性パッド(即ち、「主本体部分」)22によって表される吸収性手段と2つのフラップ24とを含む。以下の考察では、特に指定しない限り、本明細書に記載される生理用ナプキンは2つのフラップを有する。ナプキンは2つのフラップを有する必要はないが、1つのフラップよりも2つのフラップの方が好ましい。また、フラップは互いの鏡像である必要はないが、好ましくは互いの鏡像である。したがって、1つのフラップの説明は他方のフラップの説明であり、明瞭にするため、第2のフラップの考察は省略されることがある。
生理用ナプキン20は、主要長手方向中心線Lと主要横断方向中心線Tの2つの中心線を有する。用語「長手方向」は、本明細書で使用する時、生理用ナプキン20を着用しているときの直立している着用者を左半身と右半身に二分する垂直面とほぼ一直線に並ぶ(例えば、それとほぼ平行な)、生理用ナプキン20の面内にある線、軸線、又は方向を指す。本明細書で使用される用語「横断方向」又は「横方向」は互換性があり、長手方向にほぼ垂直な、生理用ナプキン20の面内にある線、軸線、又は方向を指す。
次に、図1、2、及び3を参照すると、生理用ナプキン20は、トップシート40、バックシート42、吸収性コア44、及び一対のフラップ24から成る。トップシート40、バックシート42、及び吸収性コア44の少なくとも一部は、主本体部分22を含む。
トップシート40は液体透過性であり、生理用ナプキン20が使用中のとき、トップシート40はユーザの皮膚に近接している。トップシート40は、柔軟で、柔らかい感触であり、ユーザの皮膚を刺激しない。それは、この種の用途に対する従来のあらゆる材料から作ることができる。トップシート40として使用できる好適な材料の非限定例は、織布及び不織布のポリエステル、ポリプロピレン、7ナイロン、レーヨン、及び成形熱可塑性フィルムであり、成形フィルムが好ましい。
好適な成形フィルムが、「先細の毛管を有する吸収構造(Absorptive Structure Having Tapered Capillaries)」という名称の、トンプソン(Thompson)に1975年12月30日に発行された米国特許第3,929,135号、「耐汚染性トップシートを有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having A Stain-Resistant Topsheet)」という名称の、マレイン(Mullane)及びスミス(Smith)に1982年4月13日に発行された米国特許第4,324,426号、「繊維様の性質を示す弾性プラスチックウェブ(Resilient Plastic Web Exhibiting Fiber-Like Properties)」という名称の、レイデル(Radel)及びトンプソンに1982年8月3日に発行された米国特許第4,342,314号、及び「光沢のない目に見える表面と布様の触感を示す巨視的に伸張された三次元プラスチックウェブ(Macroscopically Expanded Three-Dimensional Plastic Web Exhibiting Non-Glossy Visible Surface and Cloth-Like Tactile Impression)」という名称の、アール(Ahr)、ルイス(Louis)、マレイン、及びウーレット(Ouellette)に1984年7月31日に発行された米国特許第4,463,045号に記載されている。成形フィルムは、液体透過性であり、しかも非吸収性であるため、トップシート40として好ましい。したがって、身体と接触する成形プラスチックの表面は乾燥したままであり、着用者にとってより快適である。
それに加えて、本発明の好ましい実施形態では、トップシート40の外表面40aの少なくとも一部は界面活性剤で処理される。界面活性剤は、主本体部分22の上に重なるトップシート40の外表面40aの少なくとも一部にわたって、ほぼ均一且つ全体的に分配されることが好ましい。これは、当業者には周知のあらゆる一般的な技術によって達成することができる。例えば、界面活性剤は、噴霧によって、パディングによって、又は転写ロールを使用することによって、トップシート40に塗布することができる。
トップシート40の外表面40aを界面活性剤で処理することにより、トップシート40の表面がより親水性になる。これによって、液体が、表面が処理されていない場合よりも速くトップシート40に浸透するようになる。これによって、月経液が、吸収性コア44によって吸収されずにトップシート40から流れ出る可能性が軽減される。好ましくは、フラップ24の上に重なるトップシート40のいずれの部分も、界面活性剤で処理されない。これによって、流体がフラップ全体にわたって横方向に広がり、着用者の大腿及び着用者の身体の他の部分と接触してしまう、あらゆる傾向が最小限に抑えられる。
好ましい実施形態では、トップシート40の内表面40bは、吸収性コア44と接触した関係で固定される。この接触した関係により、液体が、トップシート40が吸収性コア44と接触していない場合よりも速くトップシート40に浸透するようになる。トップシート40は、トップシート40の内表面40bに接着剤を塗布することによって、吸収性コア44と接触したままにすることができる。この目的に有用な好適な接着剤は、米国特許第4,917,697号に記載されている。接着剤は、界面活性剤をトップシート40の外表面40aに塗布するのと同様の方法によって塗布することができる。
吸収性コア44は、トップシート40とバックシート42の間に位置付けられる。吸収性コア44は、月経液を吸収する手段を提供する。吸収性コア44は、吸収されることが予測される月経液の総量よりも大幅に大きい吸収能力を有する必要はない。吸収性コア44は、一般に、圧縮可能であり、変形順応性であり、ユーザの皮膚を刺激しない。それは、そのような目的で当該技術分野において使用されるあらゆるの材料を含むことができる。非限定例としては、一般にエアフェルトと称される粉砕木材パルプ、縮みセルロース詰め物(creped cellulose wadding)、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、合成ステープルファイバー、高分子繊維、ヒドロゲル形成性ポリマーゲル化剤、ピートモス、若しくはいずれかの同等材料、又はこれら材料の組み合わせが挙げられる。
ポリマーゲル化剤は、水又は体液などの流体(即ち、液体)と接触すると、そのような流体を吸収し、それによってヒドロゲルを形成する材料である。このようにして、吸収性コア44に排出された流体をポリマーゲル化剤によって捕捉し保持し、それによって、本明細書の物品に向上した吸収能力及び/又は改善された流体保持性能を提供することができる。
吸収性コア44に用いられるポリマーゲル化剤は、一般に、実質的に非水溶性であり、僅かに架橋され、部分的に中和されたヒドロゲル形成性ポリマー材料の粒子を含む。用語「粒子」は、本明細書で使用する時、ペレット、フレーク、又は繊維の形態など、あらゆる形態の粒子を指すことができる。吸収性コア44の特性(それに使用される好ましいタイプのポリマー材料、及びこれらのポリマー粒子を調製するのに使用できるタイプの方法が挙げられるが、それらに限定されない)は、オズボーン(Osborn)に発行された米国特許第5,009,653号並びに該特許に参考により組み込まれている特許に更に詳細に記載されている。
一実施形態では、吸収性コア44は、2つのエアレイドティッシュ、即ち第1及び第2のティッシュ層(又は「上側」及び「下側」ティッシュ層)の間に配置された、粒子の形態などの超吸収性ポリマー材料の層から成る積層体である。第1及び第2のティッシュ層は、超吸収性ポリマー材料を封じ込め、吸収性コア44全体にわたって吸収された排出物の横方向のウィッキングを改善し、ある程度の吸収力を提供する。
好適な積層体は、グレイン・プロセッシング社(Grain Processing Corporation)(アイオワ州マスカティン(Muscatine))から入手可能な超吸収性積層体WATER−LOCK L−535である(WATER−LOCKはグレイン・プロセッシング社の登録商標)。そのような超吸収性積層体は、「吸収性フィルム用の組成物及び調製方法(Composition For Absorbent Film And Method Of Preparation)」という名称の、ペダーセン(Pedersen)らに1984年8月21日に発行された米国特許第4,467,012号、及び「積層吸収性プロセス(Laminated Absorbent Process)」という名称の、リンゼイ(Lindsay)らに1981年4月7日に発行された米国特許第4,260,443号に開示されている。
バックシート42は液体不透過性であり、したがって、月経液がユーザの衣服を汚すのを防ぐ。そのような目的で当該技術分野において使用されるあらゆる材料を、本明細書にて利用することができる。好適な材料としては、エンボス加工された、又はエンボス加工されていないポリエチレンフィルム及び積層ティッシュが挙げられる。好適なポリエチレンフィルムは、モンサント・ケミカル社(Monsanto Chemical Corporation)によって製造されており、フィルム番号8020として市販されている。
生理用ナプキン20の1つの代替実施形態(典型的には、トップシート40が主本体部分22の上にのみ重なっており、外に延びてフラップの上面を形成しない)では、バックシート42は2つの層から成ってもよい。そのような場合、バックシート42は、バックシートのコアに向いた面42a上に配置された嵩高材料の第1の層を含んでもよい。第1の層は、着用者の身体に対して快適で刺激がない表面を提供するためのものである。嵩高層は、不織布材料など、あらゆる好適な材料から成ってもよい。好ましくは、嵩高層は疎水性不織布材料を含む。第2の層は、バックシート42の衣類側42b上に配置されてもよく、流体不透過性フィルムを含んでもよい。厚さ約0.01〜約0.05mm、好ましくは厚さ約0.02mmの低密度ポリエチレン材料が、この第2の層として良好に働くことが分かっている。エチル社(Ethyl Corporation)のビスクイーン(Visqueen)部門によってXP−39385の型番で販売されているものなどのポリエチレンフィルムが、この第2の層に特に良く適していることが分かっている。バックシート42はまた、トップシート40に比べて疎水性の、柔らかい布様の材料で作られてもよい。ポリエステル又はポリオレフィン繊維のバックシート42が、良好に働くことが分かっている。特に好ましい柔らかい布様のバックシート42材料は、ポリエステル不織布材料と、ナック(Wnuk)に1984年10月9日に発行された米国特許第4,476,180号に記載されているようなフィルムとの積層体である。
トップシート40は、シーム36に沿ってバックシート42に接合又は固定される。シーム36は、接着、捲縮、又はヒートシールなど、この目的で当該技術分野において一般に使用されるあらゆるの手段によって形成することができる。トップシート40はまた、バックシート42に間接的に接合されてもよい。
主本体部分22は、吸収性コア44などの吸収性手段を含む生理用ナプキン20の部分である。主本体部分22は、液体透過性の身体接触面と、反対側の液体不透過性表面とを有する。例証される実施形態は、好ましい実施形態ではあるが、1つの可能な実施形態に過ぎないことを理解されたい。他の可能な実施形態としては、吸収性コア44が、バックシート上に配置される前に本質的に完全にトップシートで包まれている実施形態が挙げられる。主本体部分22はまた、自立するのに十分な一体性を持つとともに、一方の面は液体透過性であり他方の面は液体不透過性になるように処理されている吸収性コアを含むことができる。
主本体部分22は、比較的厚くてもよく、或いは比較的狭く薄くてもよい。狭い主本体部分22は、その全体の構成と生理用ナプキン20の用途によって、主本体部分22が身体に近接して維持されるため、有効なことがある。主本体部分22のそのような近接性により、主本体部分はそのあるべき場所に、即ち膣開口部において身体の非常に近くに正確に配置される。したがって、主本体部分22は、月経液(経血)が主本体部分22の側部に沿って流れる機会を持つ前にその大部分を吸収することができる。薄い主本体部分はまた、典型的にはユーザにとって快適であるため、望ましいことがある。
接着剤取付け手段、中央パッド接着剤54、及びフラップ接着剤56などの締結具が、生理用ナプキン20を下着の股領域に固定するために設けられる。
中央パッド接着剤54は、主本体部分22をパンティの股部分に固定する接着剤取付け手段を提供する。フラップの遠位縁34に隣接したフラップ24の外表面は、好ましくはフラップ接着剤56でコーティングされる。フラップ接着剤56は、後述するように、フラップ24がパンティの股部分の縁部に巻き付けられた後、それを適所で維持するのを助けるために使用される。フラップ24は、フラップ24を下着に、又は反対側のフラップに取り付けることによって、適所で維持することができる。好適な接着剤締結具が、米国特許第4,917,697号に更に詳細に記載されている。
図示されるように、各フラップ24は一対のフラップ接着剤を含む。一方のフラップ接着剤56はフラップ24の前側半分26に位置付けられ、他方のフラップ接着剤56はフラップ24の後側半分28に位置付けられる。一方が前側半分24に位置付けられ、他方が後側半分28に位置付けられた一対のフラップ接着剤56が好ましいが、単一のフラップ接着剤56を有する他の実施形態も使用されてもよい。3つ以上のフラップ接着剤56を有する他の実施形態も使用されてもよい。
本発明に使用される締結具は接着剤取付け手段に限定されない。当該技術分野において使用されるあらゆるタイプの締結具をそのような目的に使用することができる。例えば、生理用ナプキン20は、「感圧接着剤締結具及びその作成方法(Pressure-Sensitive Adhesive Fastener and Method of Making the Same)」という名称の、バトレル(Battrell)に1990年8月7日に発行された米国特許第4,946,527号に記載されている締結具によって、着用者の下着に固定することができる。しかしながら、簡単にするため、締結具は接着剤取付け手段に関して記載される。
接着剤取付け手段はそれぞれ、取外し可能な剥離ライナーによって、両方とも符号58で指定された中央パッド剥離ライナー及びフラップ剥離ライナーによって覆われる。感圧接着剤は、接着剤が使用前に無関係な表面に貼り付かないようにするため、剥離ライナー58で覆われているべきである。好適な剥離ライナーが、米国特許第4,917,697号に記載されている。
図示されるフラップ24は主本体部分22と一体である。そのような場合、トップシート40はフラップ24と主本体部分22両方の一方の表面を形成し、バックシート42がそれらの他方の表面を形成してもよい。それに加えて、生理用ナプキン20の吸収性材料は、米国特許第4,917,697号に更に詳細に記載されているように、フラップ24内まで延びて、フラップ吸収性コアを形成してもよい。或いは、フラップは、EP606358B1に記載されているように、主本体部分22に取り付けられた別個の材料片から成ってもよい。
フラップ24はそれぞれ、接合部に沿って主本体部分22と関連付けられる。これは、典型的には、接合線30など、長手方向に向いた(即ち、「長手方向」)接合部である。本明細書で使用する時、用語「接合部」(又は「接合線」)は、フラップ24が主本体部分22から延びる、又はそれに接合される領域を指す。これらの領域は、様々な曲線又は直線のいずれかであることができるが、線に限定されない。したがって、これらの領域は、フランジ、ストリップ、断続的な線などを含むことができる。図1に示される実施形態では、接合線30は曲線である。
フラップ24は、接合線30に隣接した近位縁32を有する。遠位縁(又は「自由縁」)34は接合線30から離れている。図1に示されるように、各フラップ24は、フラップ横断方向中心線T1によって前側半分26と後側半分28に分割される。フラップ横断方向中心線T1は、生理用ナプキンの主要横断方向中心線Tと一致してもよいが、これは絶対条件ではない。フラップ横断方向中心線T1は主要長手方向中心線Lを通って延びる。
生理用ナプキン20は、前側領域100と後側領域110に分割することができ、前側及び後側領域はフラップ横断方向中心線T1によって分割される。前側領域100は、生理用ナプキン20が着用されたときに着用者の前側に向く、生理用ナプキン20の部分を指す。後側領域110は、生理用ナプキン20が着用されたときに着用者の後側に向く、生理用ナプキン20の部分を指す。
生理用ナプキン20は、前側端部130及び後側端部140を有することができる。前側端部130及び後側端部140は、主要長手方向中心線にほぼ沿って配置される。前側端部130は、生理用ナプキンが着用されたときに着用者の前側に向く、生理用ナプキン20の端部を指す。後側端部140は、生理用ナプキン20が着用されたときに着用者の後側に向く、生理用ナプキン20の部分を指す。
フラップ24全体のサイズは当業者が容易に選択することができる。好ましくは、フラップ24は、フラップの遠位縁34が最も離れているところで、それらの間で生理用ナプキン20の幅が約10〜約23cmであるようにサイズが決められる。好ましくは、各フラップ24は、生理用ナプキンの主要長手方向中心線Lに平行な方向で、長さ約5cmから少なくとも約19cmである。
フラップ24の形状は当業者が選択することができる。好ましくは、フラップ24が互いの鏡像であるだけでなく、各フラップの2つの半分26及び28も、フラップ横断方向中心線T1に関して対称である。(本明細書に記載されるフラップの形状及び向きは、好ましい一実施形態のものであることを理解されたい。それらは、必須の設計上の特徴ではない。)
図1に示される実施形態では、フラップ24は、生理用ナプキンの主要横断方向中心線Tの僅かに前方に位置付けられる。(そのような場合、フラップ横断方向中心線T1は、生理用ナプキン20の主要横断方向中心線Tと一致しない。)フラップ24は、生理用ナプキンの主要横断方向中心線Tの5〜20mm前方に位置付けることができる。ただし、フラップ24は、好ましくは、生理用ナプキンの主要長手方向中心線Tから均等に離間している。
フラップ24は、多数の異なるやり方で主本体部分22と結合することができる。異なるやり方のほとんどでは、構成要素(フラップ24など)を別の構成要素に「接合する」、又はそれと「結合する」などすることができ、それらの用語は、「分離された生理用ナプキン(Decoupled Sanitary Napkin)」という名称の、オズボーン(Osborn)らに1991年4月16日に発行された米国特許第5,007,906号に含まれる用語の定義において説明されている。フラップが別個の要素を含むとき、それらは、当業者には既知のいずれかの技術によって主本体部分22に接合することができる。そのような技術としては、接着剤、熱、及び/又は圧力、超音波などが挙げられるが、それらに限定されない。
フラップ24は、接合線30に沿って主本体部分22と結合させる。接合線は、主要長手方向中心線Lに対して、凹状、直線状(又は凸状、ただし好ましくない)であることができる。接合線30は、別個のフラップ要素が主本体部分22に接合される線又は領域を含んでもよい。或いは、フラップ24が主本体部分22と一体であるとき、接合線30は、主本体部分22とフラップ24の間の境界線を表してもよい(ただし、必ずしも正確な境界線がなくてもよい)。
フラップ24が主本体部分22の長手方向縁部22から延びる(又はそれに沿って接合される)ことも必須ではない。フラップ24は、マッコイ(McCoy)に1990年2月13日に発行された米国特許第4,900,320号に示されているように、長手方向縁部80から長手方向中心線に向かって内側に(即ち、「内寄りに」)接合することができる。したがって、フラップ24はそれぞれ、主要長手方向中心線Lに沿って、又は主本体部分22の長手方向縁部80に沿って、或いは主要長手方向中心線Lと主本体部分22の長手方向縁部80との間のいずれかの場所において、主本体部分22に接合することができる。フラップ24は、当然ながら、一般に主要長手方向中心線Lを挟んで向かい合った側部上にある。
フラップ24は、切欠き50及び異方性剛性の第1区域70を有する。切欠き50は接合線30から離れて位置付けられる。図1に示される実施形態では、切欠き50は、遠位縁34に沿って、且つフラップ横断方向中心線T1を中心として位置付けられる。理論によって束縛されるものではないが、切欠き50は、フラップ24が着用者のパンティの縁部周りにフィットするのを助けると考えられる。
切欠き50はスリット又は切欠きのどちらかであってもよい。本明細書で使用する時、用語「切欠き」は、材料又は材料の積層体の縁部に沿った隙間、へこみ、又は窪みを指す。本明細書で使用する時、用語「スリット」は、材料の2つの縁部が、互いに接合されることなく互いに隣接するか、又はほぼ隣接している狭い切れ目を指す。スリットは直線状又は曲線状のどちらかであってもよい。
異方性剛性の第1区域70は切欠き50と連続している。図1に示される実施形態では、フラップ24はそれぞれ、切欠き50と連続している2つの異方性剛性の第1区域70を有する。2つの異方性剛性の第1区域70は、フラップ横断方向中心線T1の向かい合った側部上で互いから離間している。切欠き50と連続している一対の異方性剛性の第1区域70が好ましいが、切欠き50と連続している単一の異方性剛性の第1区域70を有する他の実施形態も使用されてもよい。切欠き50と連続している3つ以上の異方性剛性の第1区域70を有する他の実施形態も使用されてもよい。
図1に示される実施形態では、異方性剛性の第1区域70は、フラップ横断方向中心線T1の両側に位置付けられる。したがって、一方の異方性剛性の第1区域70はフラップ24の前側半分26にあり、他方の異方性剛性の第1区域70はフラップ24の後側半分28にある。
異方性剛性の第1区域70は、フラップ24が作成される材料の剛性が、1つの面内方向では別の面内方向の剛性と異なる剛性を有する区域を含む。異方性剛性を有する材料の一例は、波形化された厚紙である。波形化された厚紙は、波形線と一致する方向で波形線と交差する面の方向よりも剛性である。
本明細書で言及される異方性剛性は、好ましくは非伸縮性である。即ち、別個の伸縮性の断片、ストランド、又は材料を使用することなく、生理用ナプキンの1以上の部分の剛性化が達成される。
異方性剛性の第1区域に適した構造は、波形化された、又はリングロール加工された材料の区域である。理論によって束縛されるものではないが、折畳み線の間の材料は、曲げ剛性を有し得るビームとして働くと考えられる。折畳み線は曲線であり得る。リングロール加工された、又は波形化された材料はその線と一致する方向で比較的剛性が高く、波形線と交差する方向で比較的剛性が低いという点で、リングロール加工された、又は波形化された材料は異方性剛性を有する。より剛性が高い方向はより強固な方向と称することができ、折畳み線又は波形線と交差する面の、より剛性が低い方向は、より脆弱な方向と称することができる。比較的剛性が高い方向は、比較的剛性が低い方向と直交することができるが、異方性の角度はあらゆる角度であり得る。
リングロール加工又は波形化に適したプロセスは、シソン(Sisson)に1978年8月15日に発行された米国特許第4,107,364号、サビー(Sabee)に1989年5月30日に発行された米国特許第4,834,741号、ウェバー(Weber)らに1992年12月1日に発行された米国特許第5,167,897号、ブエル(Buell)らに1992年10月20日に発行された米国特許第5,156,793号、及びウェバーらに1992年9月1日に発行された米国特許第5,143,679号に記載されている。
図4は、多数の女性が一般的に着用する、且つパンティとして周知のタイプの下着11の股部分14の図である。パンティ11は、前側区分10、後側区分12、及び前側区分と後側区分を接合する股部分14を含む。股部分14は、2つの側縁部16及び中央の股部分18を含む。
本発明の生理用ナプキン20は、剥離ライナー58を取り除き、生理用ナプキン20をパンティ11内に配置することによって利用される。主本体部分22の中央部は、主本体部分22の一方の端部がパンティの前側区分10に向かって延び、他方の端部が後側区分12に向かって延びるようにして、パンティの股部分14内に配置される。バックシート42は、パンティの中央の股部分18の内表面と接触して配置される。中央パッド接着剤54は、主本体部分22を定位置で維持する。
フラップ24の遠位部分はパンティの側縁部16の周囲で折り畳まれる。フラップ接着剤は、フラップ24をパンティの下面に固定する。フラップ24を折り畳むため、着用者は、フラップ24の一部分をパンティの股部分14の縁部16の周りで押し下げる。フラップは股部分14の縁部16によって形成される円弧に従うように曲げられなければならないので、パンティの身体側からパンティの下面へフラップ24を押すために力が必要である。
トップシート40はフラップ24の一方の表面を形成することができ、バックシート42はフラップ24の他方の表面を形成することができる。トップシート40及びバックシート42は、材料が着用者の身体とパンティのそれぞれに変形順応することができるようにするため、好ましくは可撓性である。したがって、着用者がフラップ24の一部分を押してフラップ24をパンティの下面へ折り畳むとき、着用者によって加えられた力は、フラップ24全体にわたって伝達されなくてもよい。着用者によって加えられた力がフラップ24全体にわたって伝達されないとき、フラップ24の一部分のみがパンティの下側に折り畳まれて、フラップの他の部分はパンティの身体側に残っていてもよい。フラップ24は接着剤取付け部を有するので、フラップ24の一部分はパンティの下面に接着し、フラップ24の他の部分は正確な位置になくてもよい。次に、着用者は、フラップ24の他の取り付けられていない部分に力を加えて、それらの部分をパンティに取り付けることができる。着用者がフラップ24を着用者のパンティに取り付けるのに使用される場合がある、この複数工程プロセスは、着用者にとって不便な場合があり、また、フラップ24が膨らんで丸まったり、生理用ナプキン20が着用者の身体に対して不適切な位置になったり、フラップ24が生理用ナプキン20を着用者のパンティにしっかり取り付けることができない結果となる場合がある。
単一のユニットとして折り畳むことができ、且つフラップを着用者のパンティの下方に折り畳んだ結果として発生する応力を緩和する所望の能力を有するフラップ24を提供するため、フラップ24は、1つ以上の異方性剛性の区域70を備えて、着用者によってフラップ24に加えられる力をフラップ24のより広い範囲にわたって分配する。
切欠き50及び異方性剛性の第1区域70は、接合線30から離れてフラップ24に配置される。上述したように、切欠き50はスリット又は切欠きのどちらかであってもよい。スリット又は切欠きはあらゆる形状のものであってもよい。切欠き50の全体寸法は大幅に異なることができる。好ましくは、切欠き50は接合線30まで延びるほど大きくはない。
異方性剛性の第1区域70は切り欠き50と連続している。異方性剛性の第1区域70は異方性剛性の区域を含む。異方性剛性の区域はあらゆる形状のものであってもよい。典型的には、平面図において三辺を持つ図形(ほぼ三角形、パイ形、又は扇形)を形成する。ただし、異方性剛性の区域の正確な形状は、必ずしも異方性剛性の区域の位置及び剛性ほど重要ではないことを理解されたい。同様に、異方性剛性の区域の境界を示す正確な境界線が存在することは重要ではない。したがって、異方性剛性の区域とフラップの残りの部分との間に段階的な遷移が存在する場合がある。
異方性剛性の第1区域は、典型的には、フラップ24の遠位縁34の少なくとも一部分によって、1つの辺において境界が決められる。これは曲線である場合が多い。異方性剛性の第1区域の残りの辺は、典型的にはフラップ24の残りの部分内に見出され、主本体部分22の中までは延びない。
異方性剛性の第1区域によって覆われる総面積は大幅に異なることができる。その面積は、フラップ24の剛性がより低い部分がいくつか残っている場合において、フラップ24の比較的大きな部分を覆うことができる。
異方性剛性の第1区域の剛性は、多数の要因に応じて異なることができる。これらの要因としては、着用者のパンティのサイズ及び形体、フラップのサイズ及び形体、並びにフラップが作られる材料のタイプが挙げられるが、それらに限定されない。あらゆる程度の剛性が、異方性剛性の区域を備えていない生理用ナプキンに比べていくらかの利益を提供することができる。ただし、異方性剛性の第1区域の剛性は、剛性によって生理用ナプキンの着用が不快になるほど、又は着用者のパンティに対する適合が緩くなるほどの大きさであるべきではない。
異方性剛性の第1区域70は、上述のリングロール加工の特許に従ってこれらの領域をリングロール加工することによって、異方性剛性を備えることができる。リングロール加工又は波形化を、異方性剛性の第1区域がその上に位置する辺上で、波形の折畳み線60がフラップ横断方向中心線から15〜45°の角度に平行な方向を向くようにして付与するべきである。より好ましくは、リングロール加工又は波形化を、異方性剛性の第1区域がその上に位置する辺上で、波形の折畳み線60がフラップ横断方向中心線から20〜40°の角度に平行な方向を向くようにして付与するべきである。更により好ましくは、リングロール加工又は波形化を、異方性剛性の第1区域がその上に位置する辺上で、波形の折畳み線60がフラップ横断方向中心線から25〜35°の角度に平行な方向を向くようにして付与するべきである。最も好ましくは、リングロール加工又は波形化を、異方性剛性の第1区域がその上に位置する辺上で、波形の折畳み線60がフラップ横断方向中心線から30°の角度に平行な方向を向くようにして付与するべきである。角度の頂点は、長手方向中心線とフラップ横断方向中心線の交点であり、角度の回転は、異方性剛性の第1区域がその中に位置する領域内で長手方向中心線に向かって測定される。理論によって束縛されるものではないが、異方性剛性の第1区域をこのようにして向けることによって、異方性剛性の第1区域を有するフラップの一方の半分に対して着用者によって加えられる力がフラップの他方の半分に伝達され、フラップは単一のユニットとしてパンティの下方に折り畳まれると考えられる。
提供される剛性の程度は、異方性剛性の第1区域の異なる部分にわたって変わることができる。例えば、リングロール加工によって形成される波形の数又は大きさは、それらの特性のどちらか又は両方が、フラップ横断方向中心線T1に近いほど大きくなるように異ならせることができる。
応力解放手段は、フラップ内の切欠き、折畳み線に垂直な方向のリングロール加工された材料の延長部、それら2つの組み合わせ、又は応力を解放することが可能な他のいずれかの構造であることができる。
図5は、異方性剛性の第2区域90を有する本発明の生理用ナプキンの代替実施形態である。異方性剛性の第2区域90は、主本体部分22の一部分、フラップ24の一部分、又はそれら両方を含むことができる。異方性剛性の第2区域90は完全にフラップ24上にあることができる。
異方性剛性の第2区域90は、より具体的には、生理用ナプキン20の角部領域92内に位置する。生理用ナプキン20は、好ましくは、各フラップ24に2つずつ、4つの角部領域92を有する。用語「角部領域」92は、本明細書で使用する時、各フラップ24の長手方向接合部の一部分にほぼ沿って、又はそれに隣接して位置する生理用ナプキン20の部分を指す。各フラップ24の角部領域92は、各接合部30の端部94の領域内の2つの区域に位置する。一方の角部領域92は、フラップ24の前側半分26における長手方向接合部30に隣接して位置する。他方は、フラップ24の後側半分28における長手方向接合部30に隣接している。角部領域92は、好ましくは、各方向において、フラップ横断方向中心線T1から少なくとも部分的に長手方向に離れて配置される。(したがって、角部領域92は、フラップ横断方向中心線T1から長手方向に「遠く離れて」いるものと説明されてもよい。)
最も好ましい場合(より詳細に後述される)、異方性剛性の第2区域90は、フラップ24が着用者のパンティ股部の周りで折り畳まれる曲げ線の一部分に沿って位置する。曲げ線は、典型的には、各フラップ24の長手方向接合線30に沿って、又はそれに隣接して位置する。用語「部分」、「区域」、及び「領域」は、本明細書で使用する時、概略的な範囲を指し、したがって、異方性剛性の第2区域90及び角部領域92は、正確に接合線30上にある地点に限定されない。典型的には、接合線30上にあるそれらの地点と周りを取り囲む生理用ナプキン20の範囲(上述の曲げ線を包含する)の両方を包含する。したがって、長手方向接合部は、典型的には、異方性剛性の第2区域90の位置に十分に接近している。
角部領域92はそのように指定されるが、これは、それら領域が典型的には生理用ナプキン20の外周部に沿って形成される「角」を包含するためである。「角」は、生理用ナプキン20が平面図で示されたとき、フラップ24の縁部95が主本体部分22の長手方向側縁部80と交わる所に生じる。しかしながら、それらの縁部の交点において鋭角が形成されるか、又は境界線がそれを指定する必要はない。
異方性剛性の第2区域90はあらゆる形状のものであってもよい。典型的には、それらは、完全に延ばされたとき、平面図において3つの辺を持つ図形(ほぼ三角形、パイ形、又は扇形)を形成する。多くの場合、異方性剛性の第2区域によって画定される図形は、ほぼ等しい長さの2つの辺とそれよりも短い辺とを有する。フラップ24の縁部35は通常、短い辺を形成する。しかしながら、異方性剛性の第2区域90の正確な形状は、必ずしも異方性剛性の第2区域の位置及び剛性ほど重要ではないことを理解されたい。同様に、異方性剛性の第2区域90の境界を示す正確な境界線が存在することは重要ではない。したがって、異方性剛性の第2区域90と生理用ナプキンの他の部分との間に段階的な遷移が存在する場合がある。
異方性剛性の第2区域90は、接合線30によって一辺で境界が決められてもよい。或いは、境界は接合線30に隣接してもよい。異方性剛性の第2区域90が主本体部分22内に設けられる場合(例えば、それらが主本体部分22を通して作られる折畳みによって形成される場合)、境界は、主要長手方向中心線Lと同程度内側にあってもよい。異方性剛性の第2区域90は、典型的には、フラップ24の縁部35の少なくとも一部分によって端部において境界が決められる。これは曲線である場合が多い。異方性剛性の第2区域90はまた、主本体部分の長手方向縁部80及び/又は主本体部分22の端縁部82の一部分によって端部において境界が決められる場合がある。異方性剛性の第2区域の第3の辺は、典型的には、フラップ横断方向中心線T1上に(又はそれに最も近いところのどちらかに)位置する異方性剛性の第2区域90の地点から、フラップ24の縁部35上の地点まで及ぶ想像線であってもよい境界によって形成される。
異方性剛性の第2区域90によって覆われる総面積は大幅に異なる場合がある。その面積は、主要長手方向中心線及びフラップ横断方向中心線の少なくとも一部分に隣接した、より剛性が低い生理用ナプキンのある部分が残っていることを前提として、生理用ナプキンの比較的大きな部分を覆うことができる。異方性剛性の第2区域90は、フラップ24の主本体部分22との接合部30全体に沿って設けることができる。好ましくは、本発明では、異方性剛性の第2区域90は、接合部30全体に沿っても、又はフラップ全体にわたっても設けられない。
異方性剛性の第2区域に適した構造は、異方性剛性の第1区域に関して記載したものと同様である。異方性剛性の第2区域のリングロール加工又は波形化は、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から50〜83°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与することができる。より好ましくは、リングロール加工又は波形化を、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から57〜78°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与するべきである。更により好ましくは、リングロール加工又は波形化を、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から60〜73°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与するべきである。角度の頂点は、長手方向中心線とフラップ横断方向中心線の交点であり、角度の回転は、異方性剛性の第2区域がその中に位置する領域内で長手方向中心線に向かって測定される。理論によって束縛されるものではないが、異方性剛性の第2区域をこのようにして向けることによって、フラップ材料は、着用者の股領域のパンティラインであるフラップの所望の曲げ線にほぼ垂直な方向においてより剛性が低いと考えられる。したがって、着用者がフラップを自身のパンティの下方に巻き付けるのに必要な抵抗力を加えたとき、フラップは、所望の曲げ方向においてより剛性が低く、曲げ線がパンティラインとほぼ一致するような形で変形する。応力解放手段は、折畳み線に垂直な方向におけるリングロール加工された材料の延長部、又は応力を解放することが可能な他のいずれかの構造であることができる。
異方性剛性の第2区域が生理用ナプキン20の前側領域内に位置する場合、異方性剛性の第2区域のリングロール加工又は波形化は、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から63〜83°の角度に平行な方向に向けられるようにして、最も良好に付与される。より好ましくは、リングロール加工又は波形化を、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から68〜78°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与するべきである。最も好ましくは、リングロール加工又は波形化を、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から73°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与するべきである。理論によって束縛されるものではないが、異方性剛性の第2区域をこのようにして生理用ナプキン20の前側領域に向けることにより、フラップ材料は、着用者の股領域のパンティラインであるフラップの所望の曲げ線にほぼ垂直な方向においてより剛性が低いと考えられる。したがって、着用者がフラップを自身のパンティの下方に巻き付けるのに必要な力を加えたとき、フラップは、所望の曲げ方向においてより剛性が低く、曲げ線がパンティラインにほぼ従うような形で変形する。
異方性剛性の第2区域が生理用ナプキン20の後側領域内に位置する場合、異方性剛性の第2区域のリングロール加工又は波形化は、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から45〜75°の角度に平行な方向に向けられるようにして、最も良好に付与される。より好ましくは、リングロール加工又は波形化を、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から50〜70°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与するべきである。更により好ましくは、リングロール加工又は波形化を、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から55〜65°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与するべきである。最も好ましくは、リングロール加工又は波形化を、波形の折畳み線60が、異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で、フラップ横断方向中心線から60°の角度に平行な方向に向けられるようにして付与するべきである。理論によって束縛されるものではないが、異方性剛性の第2区域をこのようにして生理用ナプキン20の後側領域に向けることにより、フラップ材料は、着用者の股領域のパンティラインであるフラップの所望の曲げ線にほぼ垂直な方向においてより剛性が低いと考えられる。したがって、着用者がフラップを自身のパンティの下方に巻き付けるのに必要な力を加えたとき、フラップは、所望の曲げ方向においてより剛性が低く、曲げ線がパンティラインにほぼ従うような形で変形する。
パンティは、パンティの前側と後側の間で非対称なパンティラインを有し得るので、異方性剛性の第2区域の異なる向きが望ましい場合がある。パンティが、前側と後側の間でやはり非対称な股領域において、着用者の身体により良好にフィットできるようにするため、パンティは前側と後側の間で非対称であり得る。
異方性剛性の第2区域の剛性は、多数の要因に応じて異なることができる。これらの要因としては、着用者のパンティのサイズ及び形体、フラップのサイズ及び形体、並びにフラップが作られる材料のタイプが挙げられるが、それらに限定されない。あらゆる程度の剛性が、異方性剛性の区域を備えていない生理用ナプキンに対していくらかの利益を提供することができる。ただし、異方性剛性の第2区域の剛性は、生理用ナプキンの着用が不快になるか、又は着用者のパンティに対する適合が緩くなるほど大きな剛性であるべきではない。
着用者が力を加えてフラップ24を係合することができる位置を示す、しるし120を有するフラップ24が、図5に示される。しるし120は、着用者がフラップ24を押すためのフラップ24上の適切な位置を特定し、それによって、フラップ24全体を単一のユニットとしてパンティの下に折り畳む助けとなり得る。しるし120は、フラップ24の前側半分26上、フラップ24の後側半分28上、又はフラップ24の前側半分26と後側半分28の両方の上に位置することができる。好ましくは、しるしは両方のフラップ24上に位置する。
したがって、本発明は、フラップが下向きに、且つ着用者の下着の下に折り畳まれ、下着の下面に取り付けられたとき、着用者によって加えられた力をフラップを介して伝達するのを助ける、切欠き及び異方性剛性の第1区域を備えたフラップを有する、生理用ナプキンなどの吸収性物品に関する。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきでない。その代わりに、特に指定されない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は「約40mm」を意味するものとする。
「発明を実施するための最良の形態」で引用されたすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。本明細書における用語のあらゆる意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語の任意の意味又は定義と対立する範囲については、本明細書においてその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態を説明し記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行うことができることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本発明の生理用ナプキンの一実施形態の平面図。 図1の線1A−1Aで取った断面図。 図1の線1B−1Bで取った断面図。 女性のパンティの股部分の斜視図。 本発明の生理用ナプキンの代替実施形態の平面図。 女性のパンティに適用された図1の生理用ナプキンの底面図。

Claims (7)

  1. 下着の中に着用する吸収性物品であって、主要長手方向中心線と、横断方向中心線と、フラップ横断方向中心線とを有し、前記主要長手方向中心線とフラップ横断方向中心線とは交点を有し、前記フラップ横断方向中心線によって分割される前側領域及び後側領域と、前記横断方向中心線にほぼ沿って配置された左側部及び右側部とを有する吸収性物品において、
    2つの離間した長手方向側縁部と2つの離間した横断方向端縁部とを有するとともに、液体透過性トップシートと、前記トップシートに接合された液体不透過性バックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に位置付けられた吸収性コアとを含む主本体部分と、
    前記下着の周りで折り畳まれるとともに、前記吸収性物品を前記下着に固定する一対のフラップであって、1つのフラップが前記主本体部分の各長手方向側縁部から横方向外側に延びるようにして、前記両フラップは接合部で前記主本体部分に結合して、各々が前側半分と後側半分を有し、前記前側及び後側半分が前記フラップ横断方向中心線によって分割された、一対のフラップと、
    前記接合部から離れて前記フラップ内に位置する切欠きと、を備え、
    少なくとも1つの異方性剛性の第1区域は、前記切欠きと連続して前記フラップ内に位置し、
    前記異方性剛性の第1区域は、比較的剛性が高い方向と比較的剛性が低い方向とを有し、
    前記異方性剛性の第1区域の前記比較的剛性が高い方向は、前記異方性剛性の第1区域がその上に位置する辺上で前記フラップ横断方向中心線から15〜45°の角度に平行であり、
    前記角度の頂点は、前記長手方向中心線と前記フラップ横断方向中心線の前記交点であり、
    前記角度の回転は、前記異方性剛性の第1区域がその中に位置する前記領域内で前記長手方向中心線に向かって測定され
    前記接合部に隣接して位置する異方性剛性の第2区域を更に備え、
    前記異方性剛性の第2区域は、比較的剛性が高い方向と比較的剛性が低い方向とを有し、
    前記異方性剛性の第2区域の前記比較的剛性が高い方向は、前記異方性剛性の第2区域がその上に位置する辺上で前記フラップ横断方向中心線から50〜83°の角度に平行であり、
    前記角度の頂点は、前記長手方向中心線と前記フラップ横断方向中心線の前記交点であり、
    前記角度の回転は、前記異方性剛性の第2区域がその中に位置する前記領域内で前記長手方向中心線に向かって測定される、ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記フラップが一対の異方性剛性の第1区域を含む、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記一対の異方性剛性の第1区域が互いから離間している、請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記異方性剛性の前記第1区域は、前記フラップの予め波形化された又はリングロール加工された部分によって作られる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記異方性剛性の第2区域は、前記吸収性物品の波形化された又はリングロール加工された部分で作られる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記フラップは、前記フラップを係合するために力を加えることができる位置を示すしるしを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  7. 前記フラップ横断方向中心線が前記横断方向中心線から5〜20mmにある、請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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