JP4788855B2 - Electric power steering device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータにより操舵補助力を発生する電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動パワーステアリング装置において、操舵補助力発生用の電動モータが過負荷により過熱するのを防止するため、そのモータへの指示電流の上限値を予め設定した制限条件に従って制限することが行われている。
【0003】
例えば、その制限条件として制限開始時におけるモータの連続駆動時間や通電電流の積算値等のモータ負荷に対応する変量の設定値を予め定め、その変量が設定値に至ったならば、その指示電流の上限値を最大値から最小値まで低減し、その後に最小値から最大値まで復帰させている。その指示電流の上限値の低減や復帰を徐々に行うことで、そのモータや制御装置の過熱を防止すると共に冷却を行っている。その指示電流の上限値が最大値まで復帰することで、操舵補助力が必要以上に不足することなく操舵フィーリングを良好に維持できる。
【0004】
従来、そのモータへの指示電流の上限値を制限している途中で車両のイグニッションキースイッチがオフされた場合、制御装置への通電を即座に遮断することなく、モータの指示電流の上限値が最大値まで復帰した後に通電を遮断している。これにより、イグニッションキースイッチをオフした後に短時間でオンして再始動する場合におけるモータの過熱を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
その操舵補助用モータへの指示電流の上限値の制限条件は、車両が運転中であることを前提に決定されている。車両の運転中にあっては操舵補助用モータは頻繁に駆動されることから、その指示電流の上限値を制限した後に最大値まで復帰する時間を充分に長くし、そのモータの冷却を行う必要がある。ところが、イグニッションキースイッチをオフして通電遮断操作をした後は、操舵補助用モータは駆動されない。そのため、その操舵補助用モータへの指示電流の上限値を制限している途中で通電遮断操作された場合、モータの指示電流の上限値が最大値まで復帰するまでの時間が必要以上に長くなり、その復帰までは制御装置への通電が遮断されないため、必要以上に電力が消費されることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、操舵補助力発生用の電動モータへの指示電流の上限値を、予め設定した制限条件に従って制限する制御装置を備える電動パワーステアリング装置に適用される。
【0007】
本発明の第1の特徴は、その電動モータの雰囲気温度を検出する温度センサと、その検出された雰囲気温度が予め定めた設定値未満か否かを判断する手段とが設けられ、その電動モータへの指示電流の上限値を制限している途中で制御装置への通電遮断操作がなされた時に、その検出された雰囲気温度が前記設定値未満であれば、その制御装置への通電が遮断される点にある。
この構成によれば、その電動モータへの指示電流の上限値を制限している途中で制御装置への通電遮断操作がなされた時に、その検出された雰囲気温度が予め定めた設定値未満か否かを判断することで、その電動モータが再始動後における過熱を生じないように充分に冷却されたか否かを判断することができる。これにより、再始動後における電動モータの過熱を生じさせるおそれなく可及的速やかに制御装置への通電を遮断することができる。
【0008】
本発明の第2の特徴は、その制御装置への通電遮断操作がなされてからの経過時間が予め定めた設定値以上か否かを判断する手段が設けられ、その電動モータへの指示電流の上限値を制限している途中で制御装置への通電遮断操作がなされた時に、その経過時間が前記設定値以上であれば、その制御装置への通電が遮断される点にある。
この構成によれば、その電動モータへの指示電流の上限値を制限している途中で制御装置への通電遮断操作がなされた時に、その通電遮断操作がなされてからの経過時間が予め定めた設定値以上か否かを判断することで、その電動モータが再始動後における過熱を生じないように充分に冷却されたか否かを判断することができる。これにより、再始動後における電動モータの過熱を生じさせるおそれなく可及的速やかに制御装置への通電を遮断することができる。
【0009】
本発明においては上記第1の特徴と第2の特徴とを併せ持つのが好ましい。
【0010】
本発明においては、その制限条件として、その制限開始時における電動モータの通電電流の積算値に対応する基準電流、その指示電流の上限値の最小値、および、その指示電流の上限値を低下させた後に最大値まで増大させる際の増大速度が予め設定され、その通電電流の積算値が基準電流の二乗値を超えた時に、その指示電流の上限値の最大値からの低減が開始され、その通電電流の積算値が指示電流の上限値の最小値の二乗値を超えた時に、その指示電流の上限値は最小値とされ、しかる後に、その増大速度で最大値まで増大され、その基準電流は設定された雰囲気温度が低い程に大きくされ、その指示電流の上限値の最小値は、その設定された雰囲気温度が低い程に大きくされ、その増大速度は、その設定された雰囲気温度が低い程に速くされる。これにより、その電動モータへの指示電流の上限値を適正に制限することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に示す電動パワーステアリング装置1においては、車両のステアリングホイールHに連結されるステアリングシャフト2が、ステアリングギヤ3を介して車輪4に連結されている。そのステアリングギヤ3は、本実施形態ではラックピニオン式とされ、そのステアリングシャフト2にユニバーサルジョイント5を介して接続されるピニオン6と、そのピニオン6に噛み合うラック7とを備え、そのラック7にリンク機構を介して車輪4が連結される。これにより、ステアリングホイールHの回転がステアリングシャフト2およびピニオン6を介してラック7に伝達され、そのラック7の移動により車輪4のトー角が変化することで操舵がなされる。そのステアリングギヤ3は、ドライバーの操舵により作動する部材の動きを舵角が変化するように車輪に伝達できるものであればよく、例えばボールスクリュー式としてもよい。
【0012】
操舵補助力発生用の電動モータ10の出力が、出力伝達機構を介して車輪4に伝達される。その出力伝達機構は、そのステアリングシャフト2に設けられる従動ギヤ11と、この従動ギヤ11に噛み合う駆動ギヤ12とを有し、その駆動ギヤ12がモータ10により駆動されることで操舵補助力が発生する。その出力伝達機構はモータ10の出力を舵角が変化するように車輪4に伝達できればよく、例えば、ラックピニオン式ステアリングギヤのラックに一体化されるスクリューと、そのスクリューにねじ合わされるナットとを有し、そのナットがモータ10により駆動されるものでもよい。
【0013】
その操舵補助力を決定するための操舵補助基準値として、ステアリングシャフト2により伝達される操舵トルクを検出するトルクセンサ21と、車速を検出する車速センサ22が、車載制御装置23に接続されている。なお、その操舵補助基準値は操舵補助力を決定するための基準となるものであれば特に限定されず、例えば舵角を採用してもよい。
【0014】
その制御装置23に、モータ10の電流値を検出する電流検出センサ25と、そのモータ10の雰囲気温度を検出する温度センサ26とが接続されている。その温度センサ26は、モータ10の雰囲気温度を検出可能であれば、その構造や配置は限定されない。例えば、その温度センサ26をモータ10や制御装置23の近傍に配置したり、制御装置23のハウジング23a内に配置してもよい。
【0015】
その制御装置23は、上記トルクセンサ21により検出された操舵トルクと車速センサ22により検出された車速とに応じた指示電流値を演算する。すなわち制御装置23は、その操舵トルクと車速と指示電流値との間の予め設定された関係を記憶し、その記憶した関係と検出された操舵トルクと車速とから指示電流値を演算する。その記憶される関係は、例えば、操舵トルクが大きく車速が小さい程に操舵補助力が大きくなるように定められる。制御装置23は、例えばPID制御を行うことで、その電流検出センサ25により検出された電流値と、その指示電流値との偏差をなくすように指示電圧を求め、その指示電圧をモータ10へ出力する。
【0016】
その制御装置23は、そのモータ10への指示電流の上限値を制限するための制限条件を記憶し、その制限条件に従ってモータ10への指示電流の上限値を制限する。その制限条件は、モータ10の過負荷によるモータ10の過熱を防止できるように予め設定される。
【0017】
本実施形態では、そのモータ10の通電電流Imの積算値が予め定めた基準電流Iaの二乗値を超えた時に、その指示電流の上限値を最大値Imaxから最小値Iminまで減少させることを開始する。また、その積算値が予め定めた指示電流の上限値の最小値Iminの二乗未満になった時に、その指示電流の上限値を最小値Iminから最大値Imaxまで増大させることを開始する。その制限条件として、その基準電流Ia、その指示電流の上限値の最小値Imin、および、その指示電流の上限値を最小値Iminから最大値Imaxまで増大させる際の増大速度が予め設定される。その指示電流の上限値の最大値Imaxは、電動パワーステアリング装置1が必要とする最大操舵補助力に応じたモータ10の仕様から予め定められる。それら制限条件と指示電流の上限値の最大値Imaxは制御装置23に記憶される。
【0018】
ここで、その通電電流Imの積算値はモータ10の発熱量に相関し、そのモータ10の発熱量は通電電流Imの二乗に相関する。よって、Mを通電電流Imの積算値、sをラプラス演算子、G(s)を伝達関数として、M=G(s)・Im2 により通電電流Imの積算値を近似的に求めることができる。本実施形態においては、G(s)=1/{(1000+s)・s}として通電電流Imの積算値M=Im2 /{(1000+s)・s}を求め、その積算値Mが上記基準電流Iaの二乗値を超えた時、すなわちIm2 /{(1000+s)・s}>Ia2 となった時に、その指示電流の上限値の制限を開始する。なお、その伝達関数G(s)は一例であり、通電電流Imの積算値を近似的に求めることができるものであればよい。
その基準電流Iaの二乗値は、予め定めた雰囲気温度において、その指示電流の上限値の最大値Imaxを通電した状態で、モータ10を許容される時間taだけ連続駆動した場合におけるモータ10の通電電流の積算値に対応するように定められる。
その指示電流の上限値の最小値Iminは、予め定めた雰囲気温度において、その最小値Iminを通電した状態でモータ10の連続駆動が許容されるように設定される。その予め定めた雰囲気温度において、その指示電流の上限値が最小値Iminとされた状態においては、モータ10の発熱量に相関する通電電流Imの二乗値が指示電流の上限値の最小値Iminの二乗値よりも小さくなれば、モータ10を連続駆動することができる。
【0019】
その制限条件は、モータ10の設定された雰囲気温度が低い程に緩和されるように設定される。すなわち、そのモータ10の許容連続駆動時間taに対応する基準電流Iaと、その指示電流の上限値の最小値Iminとは、その設定された雰囲気温度が低い程に大きくされる。また、その増大速度は、その設定された雰囲気温度が低い程に速くされる。
【0020】
図2は、その記憶される制限条件の一例を示すもので、本実施形態においては、その制限条件は、設定された雰囲気温度が25℃未満、25℃〜30℃、30℃〜35℃、35℃〜40℃、40℃〜45℃、45℃〜50℃、50℃〜55℃、55℃〜60℃、60℃〜65℃、65℃〜70℃、70℃以上の各基準温度範囲毎に、予め設定されて制御装置23に記憶される。すなわち、モータ10への指示電流の上限値の最大値Imax(本実施形態では65アンペア)でのモータ10の許容連続駆動時間taに対応付けられた基準電流Ia、そのモータ10への指示電流の上限値の最小値Imin、その指示電流の上限値を最小値Iminから最大値Imaxまで増大させる時の増大速度Viとが、設定された雰囲気温度の各基準温度範囲毎に記憶される。
【0021】
図3は、そのモータ10の許容連続駆動時間taとモータ10への指示電流の上限値との関係の一例を示し、図示例では設定された雰囲気温度が25℃未満、モータ10への指示電流の上限値の最大値Imaxは65アンペアとされている。
【0022】
図4は、モータ10への指示電流の上限値と通電電流の積算値Mとの関係の一例を示し、その積算値Mが基準電流Iaの二乗値である時に上限値は最大値Imaxであり、その積算値Mが上限値の最小値Iminの二乗値である時に上限値は最小値Iminとなる。本実施形態では、その積算値Mが基準電流Iaの二乗値を超えて上限値の最小値Iminの二乗値に至るまでの間においては、その指示電流の上限値は直線補間により求められ、その指示電流の上限値が漸減するものとされている。図示例では設定された雰囲気温度が25℃未満、その最大値Imaxは65アンペアとされている。なお、図2の一例においては、雰囲気温度が65℃以上では基準電流Iaよりも指示電流の上限値の最小値Iminを小さくしている。このような場合、その積算値Mが基準電流Iaの二乗値を超えると、その指示電流の上限値は最大値Imaxから漸減するのではなく、即座に最小値Iminとなる。
【0023】
図5は、モータ10への指示電流の上限値を最小値Iminから最大値Imaxまで増大させる時の、その指示電流の上限値と時間との関係の一例を示し、図示例では設定された雰囲気温度が25℃未満、その最大値Imaxは65アンペアとされている。
【0024】
その制御装置23によるモータ10の制御手順を、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、上記モータ10の雰囲気温度の設定(図2の基準温度範囲の設定)を行い(ステップ1)、電流検出センサ25により検出したモータ10の通電電流Imの値を読み込む(ステップ2)。次に、その通電電流Imの積算値M=Im2 /{(1000+s)・s}を演算し(ステップ3)、その積算値Mが基準電流Iaの二乗値以下か否を判断する(ステップ4)。その積算値Mが基準電流Iaの二乗値以下であればステップ1に戻る。その積算値Mが基準電流Iaの二乗値を超える場合、例えば上記図4に示すように、設定された雰囲気温度に対応する指示電流の上限値の最小値Iminと最大値Imaxとの間における通電電流Imの積算値Mと指示電流の上限値との関係に従って、モータ10の指示電流の上限値を減少させる(ステップ5)。次に、その指示電流の上限値が最小値Iminに到達したか否かを判断し(ステップ6)、到達していなければステップ5に戻る。その指示電流の上限値が最小値Iminに到達すれば、設定された雰囲気温度に対応する上記増大速度Viで、モータ10への指示電流の上限値を最小値Iminから最大値Imaxへ増大させる(ステップ7)。次に、その指示電流の上限値が最大値Imaxに到達したか否かを判断し(ステップ8)、最大値Imaxに到達していなければステップ7に戻る。その指示電流の上限値が最大値Imaxに到達すれば、制御を終了するか否かを判断し(ステップ9)、終了しなければステップ1に戻る。なお、その制御終了は、例えば車両のイグニッションキースイッチがオフか否かにより判断する。
【0025】
上記モータ10の制御を行っている時に、車両のイグニッションキースイッチのオフ等により通電遮断操作がなされた時の通電遮断制御手順を、図7のフローチャートを参照して説明する。
この通電遮断制御は、上記モータ10の制御と並列処理してもよいし、所定間隔毎に交互に互いに割り込み処理するようにしてもよい。
まず、イグニッションキースイッチのオフ操作による通電遮断信号の入力に基づき通電遮断操作がなされると(ステップ101)、その通電遮断操作がなされてから予め定めた設定時間の経過後に設定時間経過信号を出力するタイマーをオンする(ステップ102)。その設定時間は、制御装置23への通電遮断後の再始動時において過熱するおそれのない温度までモータ10を低下させるのに要する時間に基づき予め設定されて制御装置23に記憶され、例えば1分とされる。
次に、モータ10への指示電流の上限値が最大値Imaxであるか否かを判断する(ステップ103)。その指示電流の上限値が最大値でない場合、そのモータ10への指示電流の上限値を制限している途中であると判断される。これにより、そのモータ10への指示電流の上限値を制限している途中であるか否かを確実に判断することができる。
ステップ103において、モータ10への指示電流の上限値が最大値Imaxであれば、通電遮断操作時においてはモータ10への指示電流の上限値は制限されていないので、制御装置23への通電を遮断して制御を終了する(ステップ104)。
ステップ103において、モータ10への指示電流の上限値が最大値Imaxでなければ、温度センサ26により検出されるモータ10の雰囲気温度Tが設定温度To未満か否かを判断する(ステップ105)。その設定温度Toは、制御装置23への通電遮断後の再始動時においてモータ10が過熱するおそれのない温度に基づき予め設定されて制御装置23に記憶され、例えば55℃とされる。
ステップ105においてモータ10の検出雰囲気温度Tが設定温度To未満であれば、すなわち、モータ10への指示電流の上限値を制限している途中で制御装置23への通電遮断操作がなされた時に温度センサ26により検出された雰囲気温度Tが設定温度To未満であれば、制御装置23への通電を遮断して制御を終了する(ステップ104)。
ステップ105において温度センサ26により検出されるモータ10の雰囲気温度Tが設定温度To以上であれば、上記設定時間が経過したか否かを、すなわち通電遮断操作がなされてからの経過時間が予め定めた設定値以上か否かをタイマーからの信号に基づき判断する(ステップ106)。
ステップ106において設定時間が経過していれば、すなわち、モータ10への指示電流の上限値を制限している途中で制御装置23への通電遮断操作がなされた時に、その経過時間が設定値以上であれば、制御装置23への通電を遮断して制御を終了し(ステップ104)、その設定時間が経過していなければステップ101へ戻る。
【0026】
上記構成によれば、操舵補助力発生用モータ10への指示電流の上限値を制限している途中にイグニッションキースイッチをオフすることで通電遮断操作した場合に、温度センサ26により検出された雰囲気温度Tが予め定めた設定値To未満か否かを判断することで、また、その通電遮断操作がなされてからの経過時間が予め定めた設定値以上か否かを判断することで、そのモータ10が再始動後における過熱を生じないように充分に冷却されたか否かを判断することができる。これにより、再始動後におけるモータ10の過熱を生じさせるおそれなく可及的速やかに制御装置への通電を遮断し、必要以上に電力消費量が増大するのを防止することができる。また、上記実施形態によれば、そのモータ10への指示電流の上限値を過負荷防止のために制限する際に、その制限を雰囲気温度に応じて緩和できる。これにより、その指示電流が過度に制限されるのを防止し、操舵フィーリングの低下を抑制できる。
【0027】
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、操舵補助力発生用モータ10への指示電流の上限値を制限している途中に通電遮断操作した場合に、上記実施形態では温度センサ26により検出された雰囲気温度Tが予め定めた設定値To未満か否かの判断と、通電遮断操作がなされてからの経過時間が予め定めた設定値以上か否かの判断の双方を行ったが、何れか一方の判断のみを行い、その判断に応じて制御装置への通電を遮断するか否かを決定してもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、操舵補助力発生用モータへの指示電流を過負荷防止のために制限する制御の途中で通電遮断操作を行った場合に、再始動後におけるモータの過熱を生じるおそれなく可及的速やかに制御装置への通電を遮断し、必要以上に電力消費量が増大するのを防止する電動パワーステアリング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装置の構成説明図
【図2】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装置における制御装置に記憶される制限条件の一例を示す図
【図3】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装置におけるモータへの指示電流の上限値の制限開始時におけるモータの連続駆動時間の設定値とモータへの指示電流の上限値との関係の一例を示す図
【図4】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装置におけるモータの通電電流値の積算値とモータへの指示電流の上限値との関係の一例を示す図
【図5】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装置におけるモータへの指示電流の上限値を漸増させる時の指示電流の上限値と時間との関係の一例を示す図
【図6】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装置におけるモータの制御手順を示すフローチャート
【図7】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装置における通電遮断制御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
10 電動モータ
23 制御装置
26 温度センサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electric power steering apparatus that generates a steering assist force by an electric motor.
[0002]
[Prior art]
In an electric power steering apparatus, in order to prevent an electric motor for generating a steering assist force from being overheated due to an overload, an upper limit value of an instruction current to the motor is limited according to a preset limit condition. .
[0003]
For example, as a limiting condition, a set value of a variable corresponding to a motor load such as a continuous driving time of the motor at the start of the limit or an integrated value of energization current is determined in advance, and if the variable reaches the set value, the indicated current Is reduced from the maximum value to the minimum value, and then returned from the minimum value to the maximum value. By gradually reducing or returning the upper limit value of the indicated current, overheating of the motor and control device is prevented and cooling is performed. By returning the upper limit value of the command current to the maximum value, the steering feeling can be satisfactorily maintained without the steering assist force being insufficient more than necessary.
[0004]
Conventionally, when the ignition key switch of a vehicle is turned off while the upper limit value of the command current to the motor is being limited, the upper limit value of the motor command current is not cut off immediately without energizing the control device. Power is cut off after returning to the maximum value. This prevents overheating of the motor when the ignition key switch is turned off and then turned on and restarted in a short time.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The limiting condition of the upper limit value of the command current to the steering assist motor is determined on the assumption that the vehicle is in operation. Since the steering assist motor is driven frequently while the vehicle is in operation, it is necessary to sufficiently lengthen the time for returning to the maximum value after limiting the upper limit value of the indicated current and to cool the motor. There is. However, the steering assist motor is not driven after the ignition key switch is turned off to turn off the energization. For this reason, if energization is cut off while the upper limit value of the command current to the steering assist motor is being limited, the time until the upper limit value of the motor command current returns to the maximum value becomes longer than necessary. Since the energization to the control device is not interrupted until the return, more power is consumed than necessary.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is applied to an electric power steering apparatus including a control device that limits an upper limit value of an instruction current to an electric motor for generating a steering assist force in accordance with a preset restriction condition.
[0007]
The first feature of the present invention is that a temperature sensor for detecting the ambient temperature of the electric motor and means for determining whether or not the detected ambient temperature is less than a preset value are provided. When the control device is turned off while the upper limit value of the instruction current is being limited, if the detected ambient temperature is lower than the set value, the control device is turned off. There is in point.
According to this configuration, when the energization cut-off operation is performed on the control device while the upper limit value of the instruction current to the electric motor is being limited, whether or not the detected ambient temperature is less than a predetermined set value. It is possible to determine whether or not the electric motor has been sufficiently cooled so as not to cause overheating after restart. Thereby, the energization to the control device can be cut off as quickly as possible without causing the overheating of the electric motor after the restart.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, there is provided means for determining whether or not an elapsed time after the operation of turning off the power to the control device is equal to or more than a predetermined set value, and the instruction current to the electric motor is determined. When the energization cut-off operation to the control device is performed while the upper limit value is being limited, if the elapsed time is equal to or greater than the set value, the energization to the control device is cut off.
According to this configuration, when an energization cut-off operation is performed on the control device while the upper limit value of the instruction current to the electric motor is being limited, an elapsed time after the energization cut-off operation is determined in advance. By determining whether or not it is greater than or equal to the set value, it is possible to determine whether or not the electric motor has been sufficiently cooled so as not to cause overheating after restart. Thereby, the energization to the control device can be cut off as quickly as possible without causing the overheating of the electric motor after the restart.
[0009]
In the present invention, it is preferable to have both the first feature and the second feature.
[0010]
In the present invention, as the limiting condition, the reference current corresponding to the integrated value of the energization current of the electric motor at the start of the limitation, the minimum value of the upper limit value of the indicated current, and the upper limit value of the indicated current are reduced. After that, when the increase rate when increasing to the maximum value is set in advance and the integrated value of the energization current exceeds the square value of the reference current, the reduction of the indicated current from the maximum value is started. When the integrated value of the energizing current exceeds the square value of the minimum value of the upper limit value of the command current, the upper limit value of the command current is set to the minimum value, and then increased to the maximum value at the increasing speed, and the reference current Is increased as the set ambient temperature is lower, the minimum value of the upper limit value of the indicated current is increased as the set ambient temperature is lower, and the rate of increase is lower when the set ambient temperature is lower. About Rot Ru. Thereby, the upper limit value of the command current to the electric motor can be appropriately limited.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the electric
[0012]
The output of the
[0013]
A
[0014]
A
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
In this embodiment, when the integrated value of the energization current Im of the
[0018]
Here, the integrated value of the energization current Im correlates with the heat generation amount of the
The square value of the reference current Ia is the energization of the
The minimum value Imin of the upper limit value of the instruction current is set so that continuous driving of the
[0019]
The restriction condition is set so as to be relaxed as the set atmospheric temperature of the
[0020]
FIG. 2 shows an example of the stored limiting conditions. In the present embodiment, the limiting conditions are set at an ambient temperature of less than 25 ° C., 25 ° C. to 30 ° C., 30 ° C. to 35 ° C., Reference temperature ranges of 35 ° C to 40 ° C, 40 ° C to 45 ° C, 45 ° C to 50 ° C, 50 ° C to 55 ° C, 55 ° C to 60 ° C, 60 ° C to 65 ° C, 65 ° C to 70 ° C, 70 ° C or more Each time, it is preset and stored in the
[0021]
FIG. 3 shows an example of the relationship between the allowable continuous drive time ta of the
[0022]
FIG. 4 shows an example of the relationship between the upper limit value of the command current to the
[0023]
FIG. 5 shows an example of the relationship between the upper limit value of the command current and time when the upper limit value of the command current to the
[0024]
The control procedure of the
First, the setting of the ambient temperature of the motor 10 (setting of the reference temperature range in FIG. 2) is performed (step 1), and the value of the energization current Im of the
[0025]
With reference to the flowchart of FIG. 7, a description will be given of an energization interruption control procedure when an energization interruption operation is performed by turning off the ignition key switch of the vehicle while the
This energization cut-off control may be processed in parallel with the control of the
First, when a power cut-off operation is performed based on an input of a power cut-off signal by turning off the ignition key switch (step 101), a set time elapsed signal is output after a predetermined set time has elapsed since the power cut-off operation was performed. The timer to be turned on is turned on (step 102). The set time is set in advance based on the time required to lower the
Next, it is determined whether or not the upper limit value of the instruction current to the
In
If the upper limit value of the instruction current to the
If the detected ambient temperature T of the
If the ambient temperature T of the
If the set time has elapsed in
[0026]
According to the above configuration, the atmosphere detected by the
[0027]
The present invention is not limited to the above embodiment. For example, in the above embodiment, the ambient temperature T detected by the
[0028]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to prevent overheating of the motor after restarting when an energization cut-off operation is performed in the middle of the control for limiting the command current to the steering assist force generation motor to prevent overload. It is possible to provide an electric power steering device that cuts off the power supply to the control device as quickly as possible and prevents an increase in power consumption more than necessary.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of an electric power steering apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram illustrating an example of limiting conditions stored in a control device in the electric power steering apparatus according to the embodiment of the present invention. The figure which shows an example of the relationship between the setting value of the continuous drive time of a motor at the time of the restriction | limiting start of the upper limit of the instruction current to the motor in the electric power steering device of embodiment of this invention, and the upper limit of the instruction current to a motor. FIG. 4 is a diagram showing an example of the relationship between the integrated value of the motor energization current value and the upper limit value of the instruction current to the motor in the electric power steering apparatus of the embodiment of the present invention. FIG. 6 is a diagram showing an example of the relationship between the upper limit value of the instruction current and the time when the upper limit value of the instruction current to the motor in the power steering device is gradually increased. FIG. 6 is an electric power according to the embodiment of the present invention. [Description of symbols is a flowchart showing a power cutoff control procedure in the electric power steering apparatus of the embodiment of the flowchart Fig. 7 the invention showing a motor of a control procedure in a steering device
DESCRIPTION OF
Claims (3)
その電動モータの雰囲気温度を検出する温度センサと、
その検出された雰囲気温度が予め定めた設定値未満か否かを判断する手段とが設けられ、
その電動モータへの指示電流の上限値を制限している途中で制御装置への通電遮断操作がなされた時に、その検出された雰囲気温度が前記設定値未満であれば、その制御装置への通電が遮断され、
その制限条件として、その制限開始時における電動モータの通電電流の積算値に対応する基準電流、その指示電流の上限値の最小値、および、その指示電流の上限値を低下させた後に最大値まで増大させる際の増大速度が予め設定され、
その通電電流の積算値が基準電流の二乗値を超えた時に、その指示電流の上限値の最大値からの低減が開始され、その通電電流の積算値が指示電流の上限値の最小値の二乗値を超えた時に、その指示電流の上限値は最小値とされ、しかる後に、その増大速度で最大値まで増大され、
その基準電流は設定された雰囲気温度が低い程に大きくされ、
その指示電流の上限値の最小値は、その設定された雰囲気温度が低い程に大きくされ、
その増大速度は、その設定された雰囲気温度が低い程に速くされることを特徴とする電動パワーステアリング装置。In an electric power steering apparatus including a control device that limits an upper limit value of an instruction current to an electric motor for generating a steering assist force according to a preset restriction condition,
A temperature sensor for detecting the ambient temperature of the electric motor;
Means for determining whether or not the detected ambient temperature is less than a predetermined set value;
If the detected ambient temperature is less than the set value when an energization cut-off operation to the control device is performed while the upper limit value of the instruction current to the electric motor is being limited, the energization to the control device is performed. Is shut off ,
As the limiting conditions, the reference current corresponding to the integrated value of the energization current of the electric motor at the start of the limitation, the minimum value of the upper limit value of the indicated current, and the maximum value after the upper limit value of the indicated current is reduced The increasing speed when increasing is preset,
When the accumulated value of the energized current exceeds the square value of the reference current, the reduction of the upper limit value of the indicated current starts from the maximum value, and the accumulated value of the energized current becomes the square of the minimum value of the upper limit value of the indicated current. When the value is exceeded, the upper limit value of the indicated current is set to the minimum value, and then increased to the maximum value at the increasing speed,
The reference current is increased as the set ambient temperature is lower,
The minimum value of the upper limit value of the indicated current is increased as the set ambient temperature is lower.
Its rate of increase is the electric power steering apparatus that set ambient temperature is characterized Rukoto is fast enough low.
その制御装置への通電遮断操作がなされてからの経過時間が予め定めた設定値以上か否かを判断する手段が設けられ、
その電動モータへの指示電流の上限値を制限している途中で制御装置への通電遮断操作がなされた時に、その経過時間が設定値以上であれば、その制御装置への通電が遮断され、その制限条件として、その制限開始時における電動モータの通電電流の積算値に対応する基準電流、その指示電流の上限値の最小値、および、その指示電流の上限値を低下させた後に最大値まで増大させる際の増大速度が予め設定され、
その通電電流の積算値が基準電流の二乗値を超えた時に、その指示電流の上限値の最大値からの低減が開始され、その通電電流の積算値が指示電流の上限値の最小値の二乗値を超えた時に、その指示電流の上限値は最小値とされ、しかる後に、その増大速度で最大値まで増大され、
その基準電流は設定された雰囲気温度が低い程に大きくされ、
その指示電流の上限値の最小値は、その設定された雰囲気温度が低い程に大きくされ、
その増大速度は、その設定された雰囲気温度が低い程に速くされることを特徴とする電動パワーステアリング装置。In an electric power steering apparatus including a control device that limits an upper limit value of an instruction current to an electric motor for generating a steering assist force according to a preset restriction condition,
Means is provided for determining whether or not the elapsed time since the energization cut-off operation to the control device is greater than or equal to a predetermined set value,
When an energization cut-off operation to the control device is performed in the middle of limiting the upper limit value of the instruction current to the electric motor, if the elapsed time is equal to or greater than the set value, the energization to the control device is cut off , As the limiting conditions, the reference current corresponding to the integrated value of the energization current of the electric motor at the start of the limitation, the minimum value of the upper limit value of the indicated current, and the maximum value after the upper limit value of the indicated current is reduced The increasing speed when increasing is preset,
When the accumulated value of the energized current exceeds the square value of the reference current, the reduction of the upper limit value of the indicated current starts from the maximum value, and the accumulated value of the energized current becomes the square of the minimum value of the upper limit value of the indicated current. When the value is exceeded, the upper limit value of the indicated current is set to the minimum value, and then increased to the maximum value at the increasing speed,
The reference current is increased as the set ambient temperature is lower,
The minimum value of the upper limit value of the indicated current is increased as the set ambient temperature is lower.
Its rate of increase is the electric power steering apparatus that set ambient temperature is characterized Rukoto is fast enough low.
その検出された雰囲気温度が予め定めた設定値を超えるか否かを判断する手段とが設けられ、
その電動モータへの指示電流の上限値を制限している途中で制御装置への通電遮断操作がなされた時に、その検出された雰囲気温度が前記設定値未満であれば、その制御装置への通電が遮断される請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。A temperature sensor for detecting the ambient temperature of the electric motor;
Means for determining whether or not the detected ambient temperature exceeds a predetermined set value;
If the detected ambient temperature is less than the set value when an energization cut-off operation to the control device is performed while the upper limit value of the instruction current to the electric motor is being limited, the energization to the control device is performed. The electric power steering device according to claim 2, wherein the electric power steering is cut off.
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