JP4788724B2 - 表面パネル取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、表面パネル取付構造に関する。
従来、天井又は壁の下地面に、例えばデザインされた表面パネルを取り付ける場合には、接着剤や目立たない細い釘、タッカー等で取り付ける方法がある。
また、下地面に、表面パネルをねじで取り付ける場合には、表面パネルにねじ用穴をあけてねじ止め固定し、その後に、目隠し部材でねじ用穴を塞ぐ方法がある。
なお、表面パネルとは異なる埋込型照明器具であるが、天井に固定した器具本体に枠体を差し込みながら、枠体の立ち上がり片を器具本体の係止部材に係止することで取り付ける方法もある(特許文献1参照)。
特に、スピーカーや照明といった機能が表面パネルに付加されている場合、メンテナンス等のために、下地面に対して、表面パネルを簡単に取り付け・取り外しできることが望まれている。
特開平10−208520号公報
しかしながら、接着等の方法では、表面パネルを傷付けずに、迅速に下地面から取り外すことが非常に困難である。
また、ねじ止めの方法では、表面パネルの表面の目隠し部材が目立つのでデザイン性を損ないやすいうえに、ねじ止め作業等が煩わしくて、表面パネルの取り付け・取り外しが簡単かつ迅速に行えないという問題がある。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、表面パネルを簡単かつ迅速に取り付け・取り外すことができる表面パネル取付構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、天井又は壁の下地面に、並べて取付けられる複数枚の矩形状表面パネルの内の少なくとも1枚を、取り外し可能に取り付けるための表面パネル取付構造であって、前記下地面に取付け用開口が形成されるとともに、この取付け用開口内に入り込む筒状部を有する取付ベースが固定され、この取付ベースの筒状部内に係合部が設けられ、前記表面パネルの裏面に、前記取付ベース内に差し込み可能な挿入部を有する差込アダプタが固定され、この差込アダプタの挿入部の外面に被係合部が設けられ、前記係合部と被係合部の少なくとも一方が弾性を有して、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベースに差し込むことで、被係合部が係合部に弾性力で係合されて、下地面の取付ベースに表面パネルが弾性力で取付けられるようにしたことを特徴とする表面パネル取付構造を提供するものである。
請求項2のように、前記取付ベースの筒状部の内周面に、内方に突出するばね掛かり部が設けられ、前記表面パネルの差込アダプタの挿入部の外周面に、外方に突出するばね部が設けられて、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んだ時に、差込アダプタのばね部が取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合することで、下地面の取付ベースに表面パネルが取付けられるようにすることが好ましい。
請求項3のように、前記取付ベースのばね掛かり部と差込アダプタのばね部は、円周上等角度間隔で複数個が設けられ、取付ベースのばね掛かり部の隣り合う隙間に差込アダプタのばね部を合致させながら表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んだ後に、表面パネルを回すことで、差込アダプタのばね部を取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合させるようにすることが好ましい。
請求項4のように、前記差込アダプタのばね部は、板ばねで構成され、側面視で略く字状に屈曲されて、表面パネル側の傾斜部を取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合させるようにすることが好ましい。
請求項5のように、前記取付ベースの上底部の内面に、側面視で略L字状に折曲された係合突起部が設けられ、前記差込アダプタの上底部に、平面視で略曲玉状に湾曲された被係合長穴部が設けられて、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んで、被係合長穴部の広穴部分を係合突起部に差し込んだ後に、表面パネルを回すことで、係合突起部に被係合長穴部の狭穴部分の周縁部が係合可能になることが好ましい。
請求項6のように、前記取付ベースの上縁部の内周面に、内方に突出する係合突起部が円周上等角度間隔で設けられ、前記差込アダプタの上縁部の外周面に、外方に突出する被係合突起部が円周上等角度間隔で設けられて、取付ベースの係合突起部の隙間に差込アダプタの被係合突起部を合致させながら表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んだ後に、表面パネルを回すことで、係合突起部に被係合突起部が係合可能になることが好ましい。
本発明によれば、天井又は壁の下地面に、並べて取付けられる複数枚の表面パネルの内の少なくとも1枚の表面パネルの差込アダプタを天井又は壁の下地面の取付ベースに差し込む。これにより、表面パネルの差込アダプタの被係合部が天井又は壁の下地面の取付ベースの係合部に弾性力で係合されて、下地面の取付ベースに表面パネルが弾性力で取付けられるようになる。
したがって、表面パネルを簡単かつ迅速に下地面に取り付けることができ、逆に、表面パネルの裏面の被係合部を、下地面の取付ベースから引き抜くことで、表面パネルを簡単かつ迅速に下地面の取付ベースから取り外すことができる。
また、表面パネルを下地面の取付ベースの方向に移動しなくなるまで押し込むことで位置決めすれば、表面パネルが隣接する表面パネルと略面一となるように、取り付けることができる。さらに、表面パネルに差込アダプタを設け、下地面に取付ベースを設けるだけであるから、構造が簡単になる。
請求項2によれば、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベースに差し込んだ時に、差込アダプタのばね部が取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合することで、下地面の取付ベースに表面パネルが取付けられるようになる。
請求項3によれば、取付ベースのばね掛かり部の隙間に差込アダプタのばね部を合致させながら表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込む。その後に、表面パネルを回すことで、差込アダプタのばね部を取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合させるから、差し込みが軽い力でスムーズに行えるようになる。
請求項4によれば、差込アダプタの板ばねを側面視で略く字状に屈曲させて、表面パネル側の傾斜部を取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合させることで、表面パネルを取付ベース側に引き込む方向にばね力が作用するようになる。したがって、表面パネルが取付ベースのフランジ部等にばね力に抗して当て止められることで、表面パネルが差し込み位置で正確に位置決めされる。これによって、隣接する表面パネルと略面一となるように、表面パネルをより正確に取り付けることができる。
請求項5によれば、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込みながら、被係合長穴部の広穴部分を係合突起部に差し込む。その後に、表面パネルを回すことで、係合突起部に被係合長穴部の狭穴部分の周縁部が係合可能になるので、表面パネルが下地面の取付ベースから脱落するおそれがなくなる。
請求項6によれば、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込みながら、被係合突起部を係合突起部の隙間に差し込む。その後に、表面パネルを回すことで、係合突起部に被係合突起部が係合可能になるので、表面パネルが下地面の取付ベースから脱落するおそれがなくなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2に示すように、建物内の天井下地材(下地面)1の下面には、複数枚の矩形状表面パネル3が僅かの隙間tを隔てて、かつ面一で縦横に並べて取り付けられている〔図3(e)参照〕。本例の表面パネル3は、例えば30〜45cm角程度の正四角形状に形成されていて、表面(下面)が彩色や模様等で化粧されたものであり、木質材、樹脂材、セラミック材、これらの複合材等で製造されている。
そして、これら複数枚の矩形状表面パネル3の全てを取り外し可能に取り付ける必要は無く、少なくとも1枚が取り外し可能に取り付けられれば良い。以下では、取り外し可能に取り付けられる表面パネル3のみについて説明する。
表面パネル3を取り付ける天井下地材1の取り付け位置には、その中央部分に取付け用開口2が形成されている。この取付け用開口2に下方から差し込んだ時に、天井下地材1の内部に突出する筒状部5gを有する取付ベース5が設けられ、この取付ベース5の下フランジ部5aを天井下地材1の下面に当て止めることで位置決めされるようになる。この下フランジ部5aをねじ等で天井下地材1に固定することで、天井下地材1に取付ベース5が固定されるようになる。
この取付ベース5の内周面には、円周上等角度間隔で内方に突出する複数個(本例では90度間隔で4個)の円弧状ばね掛かり部(係合部)5bが設けられている。このばね掛かり部5bの両端部は、後述する板ばね7が乗り上げ易くするために傾斜されている。ばね掛かり部5bは、取付ベース5の内周面の一部を内向きに切り起こして一体形成することができる他、別部品を溶接等して設けることもできる。
表面パネル3の裏面の中央部分には、天井下地材1の取付ベース5内に下方から差し込み可能な円筒状の差込アダプタ6の下フランジ部6aがねじ等で固定されている。この差込アダプタ6の挿入部の外周面に位置して、円周上等角度間隔で、差込アダプタ6の外周面から外方に突出する複数個(本例では90度間隔で4個)の板ばね(被係合部)7が設けられている。各板ばね7は、側面視で外向きに略く字状に屈曲されて、下端ベース部7aが表面パネル3の裏面にねじ等で固定されている。なお、板ばね7に代えて、ボールとコイルばね等を組み合わせたクリック状のばね部であっても良い。
取付ベース5のばね掛かり部5bと差込アダプタ6の板ばね7との位置関係は次の通りである。図2(c)および図3(e)の表面パネル3の正規取り付け状態に対して、図2(a)および図3(a)の表面パネル3を約45度で回した取り付け準備状態において、取付ベース5のばね掛かり部5bの隣り合う隙間s〔図1(b)参照〕に差込アダプタ6の板ばね7が合致するようになっている。
そして、表面パネル3の差込アダプタ6を天井下地材1の取付ベース5内に下方から差し込んだ後に〔図2(a)(b)参照〕、表面パネル3を図3(c)の矢印aの方向に、約45度で回す。これにより、表面パネル3が図3(e)の正規取り付け状態となり、この時に、図2(c)のように、差込アダプタ6の板ばね7が取付ベース5のばね掛かり部5bに乗り上げながら、ばね力(弾性力)で係合するようになる。
この時、板ばね7は、表面パネル3側の傾斜部7bが取付ベース5のばね掛かり部5bにばね力で係合するようになる。
一方、取付ベース5の上底部5cの内面には、側面視で内向きL字状に折曲された一対の係合突起部9aを左右部に有する係合金具9が溶接等で固定して設けられている。また、差込アダプタ6の上底部6cには、図3に示したように、平面視で曲玉状に湾曲された一対の被係合長穴部6dが打ち抜きで一体的に設けられている。
前述した取付ベース5のばね掛かり部5bと差込アダプタ6の板ばね7との位置関係との関連で、取付ベース5側の係合突起部9aと差込アダプタ6の被係合長穴部6dとの位置関係は次の通りである。図3(e)の表面パネル3の正規取り付け状態に対して、図3(a)の表面パネル3を約45度で回した取り付け準備状態において、取付ベース5側の係合突起部9aに差込アダプタ6の被係合長穴部6dの広穴部分6eが合致する。
そして、表面パネル3の差込アダプタ6を天井下地材1の取付ベース5内に下方から差し込むと、被係合長穴部6dの広穴部分6eが係合突起部9aに差し込まれるようになる〔図2(a)(b)および図3(b)(d)参照〕。
その後に、表面パネル3を図3(c)の矢印aの方向に、約45度で回す。これにより、表面パネル3が図3(e)の正規取り付け状態となり、この時に、図3(f)のように、係合突起部9aが被係合長穴部6dの狭穴部分6fに入り込むことで、係合突起部9aに被係合長穴部6dの狭穴部分6fの周縁部が係合可能になる。
前記のような構成において、表面パネル3を取り付ける場合には、図3(e)の正規取り付け状態に対して、図3(a)の約45度の取り付け準備状態に表面パネル3を回す。これにより、天井下地材1の取付ベース5のばね掛かり部5bの隣り合う隙間sに表面パネル3の差込アダプタ6の板ばね7が合致するようになる。また、取付ベース5側の係合突起部9aに差込アダプタ6の被係合長穴部6dの広穴部分6eが合致するようになる。
この状態で、表面パネル3の差込アダプタ6を天井下地材1の取付ベース5内に下方から差し込むと、差込アダプタ6の板ばね7が取付ベース5のばね掛かり部5bの隣り合う隙間sに抵抗無く入り込むようになる。同時に、取付ベース5側の係合突起部9aに差込アダプタ6の被係合長穴部6dの広穴部分6eが差し込まれるようになる。
その後、表面パネル3を図3(c)の矢印aの方向に、約45度で回すと、差込アダプタ6の板ばね7が取付ベース5のばね掛かり部5bに乗り上げながら、ばね力(弾性力)で係合するようになる。この板ばね7は、表面パネル3側の傾斜部7bが取付ベース5のばね掛かり部5bにばね力で係合する。同時に、取付ベース5側の係合突起部9aが差込アダプタ6の被係合長穴部6dの狭穴部分6fに入り込むことで、係合突起部9aに被係合長穴部6dの狭穴部分6fの周縁部が係合可能になる。最後に、表面パネル3を天井下地材1の方向に移動しなくなるまで押し込む。
このように、表面パネル3の差込アダプタ6を天井下地材1の取付ベース5に差し込むことで、板ばね7がばね掛かり部5bにばね力で係合するようになるから、天井下地材1に表面パネル3がばね力で取付けられるようになる。
したがって、表面パネル3を簡単かつ迅速に天井下地材1に取り付けることができる。逆に、表面パネル3の差込アダプタ6を、前記と逆の手順で天井下地材1の取付ベース5から引き抜くことで、表面パネル3を簡単かつ迅速に天井下地材1から取り外すことができる。
また、表面パネル3を天井下地材1の方向に移動しなくなるまで押し込むことで、位置決めすれば、表面パネル3が隣接する表面パネル3と略面一となるように、取り付けることができる。
特に、差込アダプタ6の板ばね7を側面視でく字状に屈曲させて、表面パネル3側の傾斜部7bを取付ベース5のばね掛かり部5bにばね力で係合させることで、表面パネル3を取付ベース5側に引き込む方向にばね力が作用するようになる。したがって、表面パネル3が取付ベース5の下フランジ部5aにばね力に抗して当て止められることで、表面パネル3が差し込み位置で正確に位置決めされるので、隣接する表面パネル3と略面一となるように、表面パネル3をより正確に取り付けることができる。
さらに、表面パネル3に差込アダプタ6を設け、天井下地材1に取付ベース5を設けるだけであるから、構造が簡単になる。
また、取付ベース5のばね掛かり部5bの隙間sに差込アダプタ6の板ばね7を合致させながら表面パネル3の差込アダプタ6を天井下地材1の取付ベース5内に差し込む。その後に、表面パネル3を回すことで、差込アダプタ6の板ばね7を取付ベース5のばね掛かり部5bにばね力で係合させるから、差し込みが軽い力でスムーズに行えるようになる。
さらに、表面パネル3の差込アダプタ6を天井下地材1の取付ベース5内に差し込んで、差込アダプタ6の被係合長穴部6dの広穴部分6eを取付ベース5側の係合突起部9aに差し込む。その後に、表面パネル3を回すことで、取付ベース5側の係合突起部9aが差込アダプタ6の被係合長穴部6dの狭穴部分6fに入り込む。これにより、係合突起部9aに被係合長穴部6dの狭穴部分6fの周縁部が係合可能になることで、表面パネル3が天井下地材1から脱落するおそれがなくなる。
図1〜図3の実施形態では、取付ベース5に、係合突起部9aを有する係合金具9を設け、差込アダプタ6に、被係合長穴部6dを打ち抜きで設けたものであるが、図4および図5に示す変形例のように構成することもできる。
すなわち、取付ベース5の上縁部の内周面に、内方に突出する円弧状の係合突起部5dが円周上等角度間隔(本例では180度で2個)で設けられている。また、差込アダプタ6の上縁部の外周面に、外方に突出する被係合突起部6gが円周上等角度間隔(本例では180度で2個)で設けられている。
前述した取付ベース5のばね掛かり部5bと差込アダプタ6の板ばね7との位置関係との関連で、取付ベース5の係合突起部5dと差込アダプタ6の被係合突起部6gとの位置関係は次の通りである。図4(d)、図5(e)(f)の表面パネル3の正規取り付け状態に対して、図4(b)、図5(a)(b)の表面パネル3を約45度で回した取り付け準備状態では、取付ベース5の係合突起部5dの隙間uに差込アダプタ6の被係合突起部6gが合致する。
そして、表面パネル3の差込アダプタ6を天井下地材1の取付ベース5内に下方から差し込むと、被係合突起部6gが係合突起部5dの隙間uに差し込まれるようになる〔図4(b)(c)および図5(a)(c)参照〕。
その後に、表面パネル3を図5(d)の矢印aの方向に、約45度で回す。これにより、表面パネル3が図4(d)および図5(e)(f)の正規取り付け状態となり、この時に、係合突起部5dに被係合突起部6gが係合可能になる。
この構成であっても、表面パネル3が天井下地材1から脱落するおそれがなくなる。
前記実施形態では、天井下地材1に表面パネル3を取り付けたが、壁面に表面パネル3を取り付けることもできる。
前記実施形態では、表面パネル3は、表面(下面)が彩色や模様等で化粧されたものであったが、例えば、スピーカーや照明器具を組み込んだ表面パネル3とすることができる。スピーカーを組み込んだ場合には、差込アダプタ6の内部空間に加振器を嵌め込むことができる。照明器具を組み込んだ場合には、差込アダプタ6の内部空間に安定器を嵌め込むことができる。いずれの場合にも、表面パネル3を簡単かつ迅速に取り外せるので、メンテナンスが容易に行えるようになる。
本発明の実施形態の表面パネル取付構造であり、(a)は分解斜視図、(b)は取付ベースの下面側斜視図である。 (a)は取り付け準備状態の表面パネルと天井下地材の断面図、(b)は取付ベースに差込アダプタを差し込んだ時の表面パネルと天井下地材の断面図、(c)は正規取り付け状態の表面パネルと天井下地材の断面図である。 (a)は取り付け準備状態の表面パネルの正面図、(b)は(a)の係合突起部と被係合長穴部との関係を示す平面断面図、(c)は取付ベースに差込アダプタを差し込んだ時の表面パネルの正面図、(d)は(c)の係合突起部と被係合長穴部との関係を示す平面断面図、(e)は正規取り付け状態の表面パネルの正面図、(f)は(e)の係合突起部と被係合長穴部との関係を示す平面断面図である。 本発明の変形例の表面パネル取付構造であり、(a)は分解斜視図、(b)は取り付け準備状態の表面パネルと天井下地材の断面図、(c)は取付ベースに差込アダプタを差し込んだ時の表面パネルと天井下地材の断面図、(d)は正規取り付け状態の表面パネルと天井下地材の断面図である。 (a)は取り付け準備状態の表面パネルと天井下地材の斜視図、(b)は(a)の表面パネルの正面図、(c)は取付ベースに差込アダプタを差し込んだ時の表面パネルと天井下地材の斜視図、(d)は(c)の表面パネルの正面図、(e)は正規取り付け状態の表面パネルと天井下地材の斜視図、(f)は(e)の表面パネルの正面図である。
符号の説明
1 天井下地材(下地面)
2 取付け用開口
3 表面パネル
5 取付ベース
5b ばね掛かり部(係合部)
5c 上底部
5d 係合突起部
5g 筒状部
6 差込アダプタ
6c 上底部
6d 被係合長穴部
6e 広穴部分
6f 狭穴部分
6g 被係合突起部
7 板ばね(被係合部)
7b 傾斜部
9 係合金具
9a 係合突起部
s,t,u 隙間

Claims (6)

  1. 天井又は壁の下地面に、並べて取付けられる複数枚の矩形状表面パネルの内の少なくとも1枚を、取り外し可能に取り付けるための表面パネル取付構造であって、
    前記下地面に取付け用開口が形成されるとともに、この取付け用開口内に入り込む筒状部を有する取付ベースが固定され、この取付ベースの筒状部内に係合部が設けられ、前記表面パネルの裏面に、前記取付ベース内に差し込み可能な挿入部を有する差込アダプタが固定され、この差込アダプタの挿入部の外面に被係合部が設けられ、前記係合部と被係合部の少なくとも一方が弾性を有して、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベースに差し込むことで、被係合部が係合部に弾性力で係合されて、下地面の取付ベースに表面パネルが弾性力で取付けられるようにしたことを特徴とする表面パネル取付構造。
  2. 前記取付ベースの筒状部の内周面に、内方に突出するばね掛かり部が設けられ、前記表面パネルの差込アダプタの挿入部の外周面に、外方に突出するばね部が設けられて、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んだ時に、差込アダプタのばね部が取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合することで、下地面の取付ベースに表面パネルが取付けられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の表面パネル取付構造。
  3. 前記取付ベースのばね掛かり部と差込アダプタのばね部は、円周上等角度間隔で複数個が設けられ、取付ベースのばね掛かり部の隣り合う隙間に差込アダプタのばね部を合致させながら表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んだ後に、表面パネルを回すことで、差込アダプタのばね部を取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の表面パネル取付構造。
  4. 前記差込アダプタのばね部は、板ばねで構成され、側面視で略く字状に屈曲されて、表面パネル側の傾斜部を取付ベースのばね掛かり部にばね力で係合させるようにしたことを特徴とする請求項2または3に記載の表面パネル取付構造。
  5. 前記取付ベースの上底部の内面に、側面視で略L字状に折曲された係合突起部が設けられ、前記差込アダプタの上底部に、平面視で略曲玉状に湾曲された被係合長穴部が設けられて、表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んで、被係合長穴部の広穴部分を係合突起部に差し込んだ後に、表面パネルを回すことで、係合突起部に被係合長穴部の狭穴部分の周縁部が係合可能になることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の表面パネル取付構造。
  6. 前記取付ベースの上縁部の内周面に、内方に突出する係合突起部が円周上等角度間隔で設けられ、前記差込アダプタの上縁部の外周面に、外方に突出する被係合突起部が円周上等角度間隔で設けられて、取付ベースの係合突起部の隙間に差込アダプタの被係合突起部を合致させながら表面パネルの差込アダプタを下地面の取付ベース内に差し込んだ後に、表面パネルを回すことで、係合突起部に被係合突起部が係合可能になることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の表面パネル取付構造。
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