JP4783658B2 - 検証支援装置、検証支援方法、検証支援プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Description
<検証システムのシステム構成>
まず、この発明の実施の形態にかかる検証システムについて説明する。検証システムは、検証対象回路の論理検証をおこなうシステムである。図1は、この発明の実施の形態にかかる検証システムのシステム構成図である。
つぎに、図1に示したコンピュータ装置(検証支援装置101、検証装置102)のハードウェア構成について説明する。図2は、図1に示したコンピュータ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、コンピュータ装置は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードディスク)205と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)206と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)207と、ディスプレイ208と、I/F(インターフェース)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
つぎに、図1に示した原因結果記述データ111について説明する。図3は、原因結果記述データ111を示す説明図である。図3において、原因結果記述データ111は、結果定義情報と原因定義情報と、から構成される電子データである。
つぎに、テンプレートDBについて説明する。図4は、テンプレートDBの記憶内容を示す説明図である。図4において、テンプレートDB400は、テンプレートタイプごとにテンプレート内容とテンプレート記述とを記憶している。テンプレート内容とは、テンプレート記述の意味をあらわす情報(たとえば、テキストデータ)である。また、テンプレート記述は検証プロパティ言語で記述されている。テンプレート記述は、原因−結果に関する記述データを、パラメータを用いて抽象化した情報である。
つぎに、この発明の実施の形態1について説明する。実施の形態1は、「レジスタ書換え条件が発生したらレジスタ値が指定値へ変化する」ことをチェックする検証プロパティ112を自動生成する形態である。
まず、実施の形態1にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図5は、実施の形態1にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図5において、検証支援装置500は、テンプレートDB400と、入力部501と、テンプレート抽出部502と、検証プロパティ生成部503とを備えている。
図6は、実施の形態1にかかる検証支援処理手順を示すフローチャートである。図6において、まず、入力部501により、原因結果記述データ111の入力を待ち受ける(ステップS601:No)。
図7は、実施の形態1にかかる検証プロパティ112の自動生成例を示す説明図である。ここでは、図3に示した原因結果記述データ111を例にあげて説明する。図3に示した原因結果記述データ111が与えられた場合、原因結果記述データ111のテンプレートタイプを手がかりとして、図4に示したテンプレートDB400からテンプレート記述を抽出する。
『IntRdy0iはC_RESET=1となったら次のサイクルで0へ書き換わり』
を意味する検証プロパティ112を生成する。
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2は、実施の形態1において、競合条件を追加表現する形態である。競合とは、複数の検証プロパティ112間で、矛盾しあう結果が同時に起こることである。このような場合、原因結果記述データ111の優先度の値をチェックして、検証プロパティ112に追加することで、優先順位の低い検証プロパティ112を用いた検証を途中でキャンセルすることができる。なお、実施の形態1と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
まず、実施の形態2にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図8は、実施の形態2にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図8において、検証支援装置800は、入力部501、テンプレート抽出部502、および検証プロパティ生成部503のほか、検証プロパティ抽出部801と、書換条件生成部802と、を有する。
図9は、実施の形態2にかかる検証支援処理手順を示すフローチャートである。図9において、まず、検証プロパティ抽出部801により、任意の検証プロパティ112を抽出し(ステップS901)、この検証プロパティ112と競合する検証プロパティ112が抽出されたか否かを判断する(ステップS902)。競合する検証プロパティ112が抽出されなかった場合(ステップS902:No)、ステップS905に移行する。
図10は、実施の形態2にかかる検証プロパティ112の自動生成例を示す説明図である。図10中、検証プロパティP1は、「C_RESET=1となったら次のサイクルで0へ書き換わり」であり、検証プロパティP2は、「Init0iビットが解除されたら
1へ書き換わり」とする。ここでは、便宜上、自然言語であらわしているが、実際は検証プロパティ言語で記述されている。
が「1」であり解除後が「0」ということである。
書換条件CN2:endpoint CN2={Init0i;〜Init0i};
つぎに、この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3は、実施の形態1において、逆命題の検証プロパティ112を生成する形態である。ここで、逆命題とは、レジスタ値が変化(0→1または1→0)したならば必ず変化する前(もしくは変化と同じタイミング)に書換え条件が発生していることをチェックすることである。
まず、実施の形態3にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図11は、実施の形態3にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図11において、検証支援装置1100は、入力部501、テンプレート抽出部502、および検証プロパティ生成部503のほか、逆命題書換条件生成部1101と、を有する。
は次のサイクルで0へ書き換わり』という書換結果があるとすると、当該結果が発生するための書換条件(たとえば、『C_RESET=1となったら』など)を抽出する。そして、個々の書換条件によるキャンセル文を(たとえばPSLのabort文)を用いて表現することで、逆命題の書換条件を生成する。
図12は、実施の形態3にかかる検証支援処理手順を示すフローチャートである。図12において、まず、入力部501により、原因結果記述データ111の入力を待ち受ける(ステップS1201:No)。
図13は、実施の形態3にかかる逆命題の検証プロパティ112の自動生成例を示す説明図である。ここでは、「レジスタのIntRdy0iが1から0へ書き換わった」とい
う結果を例にして説明する。
へ書き換わった」ということは、書換条件CN1〜CN9のうち少なくともいずれか一つが発生しているばずである。換言すれば、「書換条件CN1〜CN9なしでは、「レジスタのIntRdy0iが1から0へ書き換わらない」ことと同じである。
という記述の否定文をたとえばPSLのnever文を用いて表現する。この2つの表現を組み合わせることで、逆命題の検証プロパティ112を生成することができる。
つぎに、実施の形態4について説明する。実施の形態4は、仕様書データ114を自動生成する形態である。仕様書データ114を自動生成することができれば、設計者の仕様書作成の負担を軽減することができる。また、設計者が作成した仕様書と比較して矛盾箇所を見つけることができる。
まず、実施の形態4にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図14は、実施の形態4にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図14において、検証支援装置1400は、入力部1401と、データ抽出部1402と、仕様書データ生成部1403と、から構成されている。
図16は、実施の形態4にかかる検証支援処理手順を示すフローチャートである。図16において、まず、入力部1401により、原因結果記述データ111の入力を待ち受ける(ステップS1601:No)。そして、原因結果記述データ111が入力された場合(ステップS1601:Yes)、データ抽出部1402により、原因結果記述データ111のレジスタ情報から「アドレス」および「レジスタ名」を抽出する(ステップS1602)。そして、仕様書データ生成部1403により、レジスタマップ1501を生成する(ステップS1603)。
つぎに、実施の形態5について説明する。実施の形態5は、原因結果グラフを用いて原因結果記述データ111において不足な部分がないかどうかをチェックする形態である。原因結果グラフは、ノードとエッジにより、図3に示した原因結果記述データ111を図形化したデータである。ノードは原因と結果(途中結果含む)をあらわしている。各ノードの左側には、原因や結果(途中結果含む)をあらわす記述を付す。また、エッジはノードを連結することで、連結先のノードの原因と結果の因果関係をあらわしている。
つぎに、実施の形態5にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図20は、実施の形態5にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図20において、検証支援装置2000は、入力部2001と、原因結果グラフ生成部2002と、ノード探索部2003と、連結部2004と、整合性検出部2005と、出力部2006とから構成されている。
つぎに、実施の形態5にかかる検証支援装置2000の検証支援処理手順について説明する。図21は、実施の形態5にかかる検証支援装置2000の検証支援処理手順を示すフローチャートである。
つぎに、実施の形態6について説明する。実施の形態6は、実施の形態5に示した原因結果グラフを用いて原因結果記述データ111に矛盾性があるかどうかをチェックする形態である。このチェックは、原因結果グラフ間において、同一タイミングのノードどうしの排他関係の有無によりおこなわれる。
1から0へ書き換わった』という結果をあらわし、他方のノードが『レジスタのIntRdy0iが1から0へ書き換わった』という結果をあらわしている場合、両者は矛盾する
こととなる。
つぎに、実施の形態6にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図27は、実施の形態6にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、実施の形態5に示した構成と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。検証支援装置2700は、入力部2001、原因結果グラフ生成部2002、ノード探索部2003、連結部2004、整合性検出部2005、出力部2006のほか、連結済み原因結果グラフ群2701と、グラフ抽出部2702と、展開部2703と、追加部2704と、矛盾性検出部2705と、を備えている。
つぎに、実施の形態6にかかる検証支援装置2700の検証支援処理手順について説明する。図28は、実施の形態6にかかる検証支援装置2700の検証支援処理手順を示すフローチャートである。まず、グラフ抽出部2702により、連結済み原因結果グラフを抽出する(ステップS2801)。そして、展開部2703による展開処理をおこない(ステップS2802)、追加部2704により追加可能な結果ノードがあれば追加する(ステップS2803)。
つぎに、実施の形態7について説明する。実施の形態7は、実施の形態5に示した原因結果グラフを用いて、原因結果グラフからなるべくいくつかの原因結果を連結するシナリオ113を選択する形態である。これにより、効率の良い検証シナリオ113を生成することができる。原因結果グラフは、原因ノードと結果ノードとが直接または他のノードを介して間接的に連結されることで、検証シナリオ113を構成する。
つぎに、実施の形態7にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図30は、実施の形態7にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、実施の形態5および実施の形態6に示した構成と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。検証支援装置3000は、入力部2001、原因結果グラフ生成部2002、ノード探索部2003、連結部2004、整合性検出部2005、出力部2006、連結済み原因結果グラフ群2701、グラフ抽出部2702、展開部2703のほか、サブグラフ抽出部3001を備えている。
つぎに、実施の形態7にかかる検証支援装置3000の検証支援処理手順について説明する。図32は、実施の形態6にかかる検証支援装置3000の検証支援処理手順を示すフローチャートである。まず、グラフ抽出部2702により、連結済み原因結果グラフを抽出する(ステップS3201)。そして、展開部2703による展開処理をおこなう(ステップS3202)。
つぎに、実施の形態8について説明する。実施の形態8は、レジスタ書き換え条件が発生しレジスタ値が指定値へセットされる条件のカバレッジを測定するプロパティを自動生成する形態である。書き換えがおこなわれたか否かをチェックするためには、最低限書き換え条件が1回でも発生していることが必要である。1回でも書き換え条件が発生し、かつ、エラーがなかった場合、書き換えは正常におこなわれたこととなる。
つぎに、実施の形態8にかかる検証支援装置の機能的構成について説明する。図34は、実施の形態8にかかる検証支援装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1に示した構成と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
つぎに、実施の形態8にかかる検証支援装置3400の検証支援処理手順について説明する。図35は、実施の形態8にかかる検証支援装置3400の検証支援処理手順を示すフローチャートである。まず、検証プロパティ抽出部3401により、論理検証に用いる検証プロパティ112を抽出する(ステップS3501)。
つぎに、実施の形態9について説明する。実施の形態9は、実施の形態1〜4において、原因結果グラフにより定義された検証プロパティ112を波形表示し、意図した検証プロパティ112であるかを視覚的に確認する形態である。
書き換える」というプロパティである。
視覚的にわかりやすい形式で表示することができる。
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力手段によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出手段と、
前記テンプレート抽出手段によって抽出されたテンプレートと、前記入力手段によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述とに基づいて、前記原因から前記結果までの前記レジスタの状態変化をあらわす検証プロパティを生成する検証プロパティ生成手段と、
を備えることを特徴とする検証支援装置。
前記検証プロパティ抽出手段によって抽出された検証プロパティのうち優先度が高い方の検証プロパティの原因に関する記述を抽出する原因記述抽出手段と、を備え、
前記生成手段は、
前記優先度が低い方の検証プロパティに、前記原因記述抽出手段によって抽出された原因に関する記述の内容を優先処理する記述を追加することにより、あらたな検証プロパティを生成することを特徴とする付記1に記載の検証支援装置。
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力手段によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出手段と、
前記入力手段によって入力されたレジスタの状態変化の原因に関する記述に基づいて、逆命題の原因に関する記述を生成する逆命題原因記述生成手段と、
前記テンプレート抽出手段によって抽出されたテンプレートと、前記逆命題原因記述生成手段によって生成された記述とに基づいて、前記原因が発生しなければ前記結果が発生しないことを意味する逆命題の検証プロパティを生成する検証プロパティ生成手段と、
を備えることを特徴とする検証支援装置。
前記表示画面を制御して、前記検証プロパティに関する波形情報を表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の検証支援装置。
前記入力手段によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述の中から、レジスタのアドレスおよび動作に関するデータを抽出するデータ抽出手段と、
前記データ抽出手段によって抽出されたデータに基づいて、前記検証対象回路の仕様書データを生成する仕様書生成手段と、
を備えることを特徴とする検証支援装置。
前記入力手段によって入力された記述データに基づいて、前記原因と前記結果との関係をノードとエッジと前記時間距離によりあらわす原因結果グラフを生成する原因結果グラフ生成手段と、
前記原因結果グラフ生成手段によって生成された原因結果グラフ群の中から、一の原因結果グラフの原因に関するノード(以下、「原因ノード」という)と同一内容の結果に関するノード(以下、「結果ノード」という)を、前記一の原因結果グラフ以外の他の原因結果グラフから探索する探索手段と、
前記探索手段によって探索された探索結果に基づいて、前記一の原因結果グラフの原因ノードと前記他の原因結果グラフの結果ノードとを連結することにより、あらたな原因結果グラフを生成する連結手段と、
前記連結手段によって生成された原因結果グラフと、前記連結手段によって連結されなかった残余の原因結果グラフとに基づいて、前記記述データの整合性を検出する整合性検出手段と、
前記整合性検出手段によって検出された検出結果を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする検証支援装置。
前記追加手段によって追加された結果ノードを含む前記連結済み原因結果グラフを構成するノードのうち、同一時間距離のノード間において排他関係があるか否かを判定することで前記原因結果記述データの矛盾性を検出する矛盾性検出手段と、を備え、
前記出力手段は、
前記矛盾性検出手段によって検出された検出結果を出力することを特徴とする付記6に記載の検証支援装置。
前記出力手段は、
前記サブグラフ抽出手段によって抽出されたサブグラフを検証シナリオとして出力することを特徴とする付記6に記載の検証支援装置。
前記検証プロパティ抽出手段によって抽出された検証プロパティを用いて前記検証対象回路の論理検証が十分におこなわれたことを示すカバレッジ情報を生成するカバレッジ情報生成手段と、
を備えることを特徴とする検証支援装置。
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出工程と、
前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートと、前記入力工程によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述とに基づいて、前記原因から前記結果までの前記レジスタの状態変化をあらわす検証プロパティを生成する検証プロパティ生成工程と、
を含んだことを特徴とする検証支援方法。
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出工程と、
前記入力工程によって入力されたレジスタの状態変化の原因に関する記述に基づいて、逆命題の原因に関する記述を生成する逆命題原因記述生成工程と、
前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートと、前記逆命題原因記述生成工程によって生成された記述とに基づいて、前記原因が発生しなければ前記結果が発生しないことを意味する逆命題の検証プロパティを生成する検証プロパティ生成工程と、
を含んだことを特徴とする検証支援方法。
前記入力工程によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述の中から、レジスタのアドレスおよび動作に関するデータを抽出するデータ抽出工程と、
前記データ抽出工程によって抽出されたデータに基づいて、前記検証対象回路の仕様書データを生成する仕様書生成工程と、
を含んだことを特徴とする検証支援方法。
前記入力工程によって入力された記述データに基づいて、前記原因と前記結果との関係をノードとエッジと前記時間距離によりあらわす原因結果グラフを生成する原因結果グラフ生成工程と、
前記原因結果グラフ生成工程によって生成された原因結果グラフ群の中から、一の原因結果グラフの原因に関するノード(以下、「原因ノード」という)と同一内容の結果に関するノード(以下、「結果ノード」という)を、前記一の原因結果グラフ以外の他の原因結果グラフから探索する探索工程と、
前記探索工程によって探索された探索結果に基づいて、前記一の原因結果グラフの原因ノードと前記他の原因結果グラフの結果ノードとを連結することにより、あらたな原因結果グラフを生成する連結工程と、
前記連結工程によって生成された原因結果グラフと、前記連結工程によって連結されなかった残余の原因結果グラフとに基づいて、前記記述データの整合性を検出する整合性検出工程と、
前記整合性検出工程によって検出された検出結果を出力する出力工程と、
を含んだことを特徴とする検証支援方法。
前記追加工程によって追加された結果ノードを含む前記連結済み原因結果グラフを構成するノードのうち、同一時間距離のノード間において排他関係があるか否かを判定することで前記原因結果記述データの矛盾性を検出する矛盾性検出工程と、を含み、
前記出力工程は、
前記矛盾性検出工程によって検出された検出結果を出力することを特徴とする付記13に記載の検証支援方法。
前記出力工程は、
前記サブグラフ抽出工程によって抽出されたサブグラフを検証シナリオとして出力することを特徴とする付記13に記載の検証支援方法。
前記検証プロパティ抽出工程によって抽出された検証プロパティを用いて前記検証対象回路の論理検証が十分におこなわれたことを示すカバレッジ情報を生成するカバレッジ情報生成工程と、
を含んだことを特徴とする検証支援方法。
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出させるテンプレート抽出工程と、
前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートと、前記入力工程によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述とに基づいて、前記原因から前記結果までの前記レジスタの状態変化をあらわす検証プロパティを生成させる検証プロパティ生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする検証支援プログラム。
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出させるテンプレート抽出工程と、
前記入力工程によって入力されたレジスタの状態変化の原因に関する記述に基づいて、逆命題の原因に関する記述を生成させる逆命題原因記述生成工程と、
前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートと、前記逆命題原因記述生成工程によって生成された記述とに基づいて、前記原因が発生しなければ前記結果が発生しないことを意味する逆命題の検証プロパティを生成させる検証プロパティ生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする検証支援プログラム。
前記入力工程によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述の中から、レジスタのアドレスおよび動作に関するデータを抽出させるデータ抽出工程と、
前記データ抽出工程によって抽出されたデータに基づいて、前記検証対象回路の仕様書データを生成させる仕様書生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする検証支援プログラム。
前記入力工程によって入力された記述データに基づいて、前記原因と前記結果との関係をノードとエッジと前記時間距離によりあらわす原因結果グラフを生成させる原因結果グラフ生成工程と、
前記原因結果グラフ生成工程によって生成された原因結果グラフ群の中から、一の原因結果グラフの原因に関するノード(以下、「原因ノード」という)と同一内容の結果に関するノード(以下、「結果ノード」という)を、前記一の原因結果グラフ以外の他の原因結果グラフから探索させる探索工程と、
前記探索工程によって探索された探索結果に基づいて、前記一の原因結果グラフの原因ノードと前記他の原因結果グラフの結果ノードとを連結することにより、あらたな原因結果グラフを生成させる連結工程と、
前記連結工程によって生成された原因結果グラフと、前記連結工程によって連結されなかった残余の原因結果グラフとに基づいて、前記記述データの整合性を検出させる整合性検出工程と、
前記整合性検出工程によって検出された検出結果を出力させる出力工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする検証支援プログラム。
前記追加工程によって追加された結果ノードを含む前記連結済み原因結果グラフを構成するノードのうち、同一時間距離のノード間において排他関係があるか否かを判定することで前記原因結果記述データの矛盾性を検出させる矛盾性検出工程と、を前記コンピュータに実行させ、
前記出力工程は、
前記矛盾性検出工程によって検出された検出結果を出力させることを特徴とする付記20に記載の検証支援プログラム。
前記出力工程は、
前記サブグラフ抽出工程によって抽出されたサブグラフを検証シナリオとして出力させることを特徴とする付記20に記載の検証支援プログラム。
前記検証プロパティ抽出工程によって抽出された検証プロパティを用いて前記検証対象回路の論理検証が十分におこなわれたことを示すカバレッジ情報を生成させるカバレッジ情報生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする検証支援プログラム。
101,500,800,1100,1400,2000,2700,3000,3400 検証支援装置
102 検証装置
111 原因結果記述データ
112 検証プロパティ
113 検証シナリオ
114 仕様書データ
115 レビュー情報
116 回路情報
1700,1800,1901,1902,1903,2200,2210,2300,2400,2900,2910,原因結果グラフ
3302 カバレッジ情報
3602 波形表示
Claims (7)
- 検証対象回路を構成するレジスタの状態変化の原因に関する記述と前記状態変化の結果に関する記述とテンプレート特定情報とを含む記述データの入力を受け付ける入力手段と、
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力手段によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出手段と、
前記テンプレート抽出手段によって抽出されたテンプレートと、前記入力手段によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述とに基づいて、前記原因から前記結果までの前記レジスタの状態変化をあらわす検証プロパティ群を生成する検証プロパティ生成手段と、
前記検証プロパティ生成手段によって生成された検証プロパティ群の中から前記結果に関する記述が競合しあう検証プロパティを抽出する検証プロパティ抽出手段と、
前記検証プロパティ抽出手段によって抽出された検証プロパティのうち優先度が高い方の検証プロパティの原因に関する記述を抽出する原因記述抽出手段と、を備え、
前記検証プロパティ生成手段は、
前記優先度が低い方の検証プロパティに、前記原因記述抽出手段によって抽出された原因に関する記述の内容を優先処理する記述を追加することにより、あらたな検証プロパティを生成することを特徴とする検証支援装置。 - 検証対象回路を構成するレジスタの状態変化の原因に関する記述と前記状態変化の結果に関する記述とテンプレート特定情報とを含む記述データの入力を受け付ける入力手段と、
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力手段によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出手段と、
前記入力手段によって入力されたレジスタの状態変化の原因に関する記述のキャンセル文を、前記原因が発生しなければ前記結果が発生しないことを意味する逆命題の原因に関する記述として生成する逆命題原因記述生成手段と、
前記入力手段によって入力された前記結果に関する記述の否定文を生成し、前記テンプレート抽出手段によって抽出されたテンプレートに、前記結果に関する記述の否定文と前記逆命題原因記述生成手段によって生成された逆命題の原因に関する記述との組み合わせを与えることにより、前記逆命題の検証プロパティを生成する検証プロパティ生成手段と、
を備えることを特徴とする検証支援装置。 - 入力手段、テンプレート抽出手段、検証プロパティ生成手段、検証プロパティ抽出手段、および原因記述抽出手段を備えるコンピュータが、
前記入力手段により、検証対象回路を構成するレジスタの状態変化の原因に関する記述と前記状態変化の結果に関する記述とテンプレート特定情報とを含む記述データの入力を受け付ける入力工程と、
前記テンプレート抽出手段により、検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出工程と、
前記検証プロパティ生成手段により、前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートと、前記入力工程によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述とに基づいて、前記原因から前記結果までの前記レジスタの状態変化をあらわす検証プロパティ群を生成する第1の検証プロパティ生成工程と、
前記検証プロパティ抽出手段により、前記第1の検証プロパティ生成工程によって生成された検証プロパティ群の中から前記結果に関する記述が競合しあう検証プロパティを抽出する検証プロパティ抽出工程と、
前記原因記述抽出手段により、前記検証プロパティ抽出工程によって抽出された検証プロパティのうち優先度が高い方の検証プロパティの原因に関する記述を抽出する原因記述抽出工程と、
前記検証プロパティ生成手段により、前記優先度が低い方の検証プロパティに、前記原因記述抽出工程によって抽出された原因に関する記述の内容を優先処理する記述を追加することにより、あらたな検証プロパティを生成する第2の検証プロパティ生成工程と、
を実行することを特徴とする検証支援方法。 - 入力手段、テンプレート抽出手段、逆命題原因記述生成手段、および検証プロパティ生成手段を備えるコンピュータが、
前記入力手段により、検証対象回路を構成するレジスタの状態変化の原因に関する記述と前記状態変化の結果に関する記述とテンプレート特定情報とを含む記述データの入力を受け付ける入力工程と、
前記テンプレート抽出手段により、検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出するテンプレート抽出工程と、
前記逆命題原因記述生成手段により、前記入力工程によって入力されたレジスタの状態変化の原因に関する記述のキャンセル文を、前記原因が発生しなければ前記結果が発生しないことを意味する逆命題の原因に関する記述として生成する逆命題原因記述生成工程と、
前記検証プロパティ生成手段により、前記入力工程によって入力された前記結果に関する記述の否定文を生成し、前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートに、前記結果に関する記述の否定文と前記逆命題原因記述生成工程によって生成された逆命題の原因に関する記述との組み合わせを与えることにより、前記逆命題の検証プロパティを生成する検証プロパティ生成工程と、
を実行することを特徴とする検証支援方法。 - 検証対象回路を構成するレジスタの状態変化の原因に関する記述と前記状態変化の結果に関する記述とテンプレート特定情報とを含む記述データの入力を受け付けさせる入力工程と、
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出させるテンプレート抽出工程と、
前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートと、前記入力工程によって入力された原因に関する記述および結果に関する記述とに基づいて、前記原因から前記結果までの前記レジスタの状態変化をあらわす検証プロパティ群を生成させる第1の検証プロパティ生成工程と、
前記第1の検証プロパティ生成工程によって生成された検証プロパティ群の中から前記結果に関する記述が競合しあう検証プロパティを抽出させる検証プロパティ抽出工程と、
前記検証プロパティ抽出工程によって抽出された検証プロパティのうち優先度が高い方の検証プロパティの原因に関する記述を抽出させる原因記述抽出工程と、
前記優先度が低い方の検証プロパティに、前記原因記述抽出工程によって抽出された原因に関する記述の内容を優先処理する記述を追加することにより、あらたな検証プロパティを生成させる第2の検証プロパティ生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする検証支援プログラム。 - 検証対象回路を構成するレジスタの状態変化の原因に関する記述と前記状態変化の結果に関する記述とテンプレート特定情報とを含む記述データの入力を受け付けさせる入力工程と、
検証プロパティに関するテンプレート群の中から、前記入力工程によって入力されたテンプレート特定情報により特定されるテンプレートを抽出させるテンプレート抽出工程と、
前記入力工程によって入力されたレジスタの状態変化の原因に関する記述のキャンセル文を、前記原因が発生しなければ前記結果が発生しないことを意味する逆命題の原因に関する記述として生成させる逆命題原因記述生成工程と、
前記入力工程によって入力された前記結果に関する記述の否定文を生成し、前記テンプレート抽出工程によって抽出されたテンプレートに、前記結果に関する記述の否定文と前記逆命題原因記述生成工程によって生成された逆命題の原因に関する記述との組み合わせを与えることにより、前記逆命題の検証プロパティを生成させる検証プロパティ生成工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする検証支援プログラム。 - 請求項5または6のいずれか一つに記載の検証支援プログラムを記録した前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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