JP4783167B2 - 圧力調整スイッチ機構およびそれを用いた表示パネル輸送用の筐体装置 - Google Patents
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Description
また、特開2004−149188号公報には、比較的低コストで表示パネルを梱包して輸送することができる輸送方法を提供することを目的として、表示パネルをカセットに収納し、表示パネルを収納したカセットを梱包部材で梱包し、梱包したカセットを輸送する表示パネルの輸送方法であって、表示パネルの端部にはその端部を支持するクッション部材を含む旨の提案がなされている。
また、国内外にある工場間の輸送には、船や航空機を使用することがある。この際、輸送環境の変化は極めて大きい。例えば、搭載待ち時には直射日光があたり、コンテナ内の温度は60〜70℃、あるいはそれ以上になることもある。これとは反対に、船又は航空機からコンテナが外に出され、外気温の極めて低い雰囲気中に長時間さらされることもある。
R1:リレー
R2:リレー
PSW2:圧力スイッチ2(高圧設定スイッチ)
PR:圧力リレー
次いで、本発明の表示パネル輸送用の筐体装置について詳細に説明する。図1には、本発明の表示パネル輸送用筐体装置の内部の状態が理解し易いように内部を模式的に断面にした図面が示されており、図2には、本発明で用いられるエアバック140に連結される圧力制御機構部の要部システムの好適な一例が示されている。図2に示されるように圧力制御機構部は、エアバック140への気体供給を可能とする空気圧調整機構部200と、圧力制御のためのスイッチとして作用する機械的構成からなる圧力調整スイッチ機構部1を有している。
図2には、エアバック140に連結される圧力制御機構部の要部システム図が示されている。図2において、点線で囲まれたブロックAのエリア以外の各部材が基本的に本発明の表示パネル輸送用の筐体装置100に一緒に組み込まれて筐体に一体化・固定されている。
図2に示されるようにエアバック140には、圧力制御のためのスイッチとして作用する機械的構成からなる圧力調整スイッチ機構部1が接続されている。
17…ダイヤフラム
20…主ピストン部
26…ピストンバー
30…シリンダ
40…ボンネット
50…第1の調圧ネジ部材
60…副ピストン部
70…ストッパー部材
81…第1の圧力調整バネ
85…第2の圧力調整バネ
90…第2の調圧ネジ部材
98…第1のスイッチ(リミットスイッチ)
99…第2のスイッチ(リミットスイッチ)
100…表示パネル輸送用の筐体装置
110…筐体本体
120…蓋体
130…緩衝部材
140…エアバック
Claims (17)
- 緩衝部材、表示パネル、押圧用平板およびエアバックを収納するための開口部を備える筐体本体と、
前記筐体本体の開口部を封止するための蓋体と、
前記エアバックに連結される圧力制御機構部とを有する表示パネル輸送用の筐体装置であって、
前記緩衝部材は、輸送対象物である複数枚の隣接する表示パネルの間に介在されるとともに、表示パネルの振動を吸収するクッション材としての機能を有し、
前記エアバックは、緩衝部材と表示パネルとが実質的に交互に積層された積層体形成後に前記押圧用平板を介して最上部に配置され、積層体を押圧するように作用しており、
前記圧力制御機構部は、前記エアバックへの気体供給を可能とする空気圧調整機構部と、圧力制御のためのスイッチとして作用する機械的構成からなる圧力調整スイッチ機構部を有しており、
前記圧力調整スイッチ機構部は、シリンダ部とボンネット部により形成される筐体と、この筐体の内部下部に前記エアバックと連通する圧力室を形成するように組み込まれたダイヤフラムおよびこのダイヤフラムと一体化された主ピストン部と、この主ピストン部と第1の圧力調整バネを介して接する第1の調圧ネジ部材と、この第1の調圧ネジ部材と螺合される副ピストン部と、この副ピストン部と第2の圧力調整バネを介して接する第2の調圧ネジ部材と、前記第1の調圧ネジ部材と第2の調圧ネジ部材との間に介在されるとともに前記主ピストン部の主軸方向に延設されるピストンバーに固定されているストッパー部材と、前記主ピストン部の主軸方向の移動にともない、前記ピストンバーの先端と順次接触してスイッチ作動することができる第1のスイッチおよび第2のスイッチを有してなることを特徴とする表示パネル輸送用の筐体装置。 - 前記第1の調圧ネジ部材の中央部は、前記ピストンバーと固定されることなく遊嵌されており、前記第1の調圧ネジ部材の外周部は、前記副ピストン部の内周部と螺合しており、前記第1の圧力調整バネの反力を調整できるように当該第1の調圧ネジ部材の螺合位置を調整することができるようになっており、
前記第2の調圧ネジ部材の中央部は、前記ピストンバーと固定されることなく遊嵌されており、前記第2の調圧ネジ部材の外周部は、前記シリンダの上部と螺合しており、前記第2の圧力調整バネの反力を調整できるように当該第2の調圧ネジ部材の螺合位置を調整することができるようになっており、
前記シリンダの中央内部には前記副ピストン部が着座することのできる着座部が形成されており、
前記主ピストン部は、前記圧力室の圧力上昇に伴い、上方移動する際に前記第1の調圧ネジ部材と係合して一体化したまま移動する係合部を備えてなる請求項1に記載の表示パネル輸送用の筐体装置。 - 前記第1のスイッチは、前記主ピストン部が、前記圧力室の圧力上昇に伴い、上方移動を開始してから前記第1の調圧ネジ部材と係合する前に、前記ピストンバーの先端と接触してスイッチ作動することができるように設定されてなる請求項1または請求項2に記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記第2のスイッチは、前記副ピストン部が、前記圧力室の圧力上昇に伴い、着座位置から離れて前記ストッパー部材により停止させられるまでの間に、前記ピストンバーの先端と接触してスイッチ作動することができるように設定されてなる請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記第1のスイッチおよび第2のスイッチがそれぞれリミットスイッチである請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記空気圧調整機構部は、チェック弁を介して前記エアバックへの気体供給を可能とするエアポンプを有してなる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記空気圧調整機構部は、前記エアバックへの気体供給を可能とする気体供給タンク、第1の切り換え弁、減圧弁、およびチェック弁(一方向弁)を順次有する気体供給回路を有してなる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記輸送対象物である表示パネルは、その平面の大きさが1500mm×1840mm以上である請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記輸送対象物である表示パネルは、ガラス基板または液晶パネルである請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記エアバックは、天然ゴム、合成ゴム、または熱可塑性エラストマーの弾性体を主材料とする袋体から構成されてなる請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記エアバックの主材料となる弾性体は、その肉厚部に基布が埋設されてなる請求項10に記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 前記押圧用平板は、前記エアバックの圧力が前記積層体に均一にかかるように作用すべく剛性を備えた樹脂プレート、セラミックプレート、又は金属プレートである請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の表示パネル輸送用の筐体装置。
- 圧力調整対象物となるエアバックへ連通されて用いられ、圧力制御のためのスイッチとして作用する圧力調整スイッチ機構であって、
前記圧力調整スイッチ機構は、シリンダ部とボンネット部により形成される筐体と、この筐体の内部下部に前記エアバックと連通する圧力室を形成するように組み込まれたダイヤフラムおよびこのダイヤフラムと一体化された主ピストン部と、この主ピストン部と第1の圧力調整バネを介して接する第1の調圧ネジ部材と、この第1の調圧ネジ部材と螺合される副ピストン部と、この副ピストン部と第2の圧力調整バネを介して接する第2の調圧ネジ部材と、前記第1の調圧ネジ部材と第2の調圧ネジ部材との間に介在されるとともに前記主ピストン部の主軸方向に延設されるピストンバーに固定されているストッパー部材と、前記主ピストン部の主軸方向の移動にともない、前記ピストンバーの先端と順次接触してスイッチ作動することができる第1のスイッチおよび第2のスイッチを有してなることを特徴とする圧力調整スイッチ機構。 - 前記第1の調圧ネジ部材の中央部は、前記ピストンバーと固定されることなく遊嵌されており、前記第1の調圧ネジ部材の外周部は、前記副ピストン部の内周部と螺合しており、前記第1の圧力調整バネの反力を調整できるように当該第1の調圧ネジ部材の螺合位置を調整することができるようになっており、
前記第2の調圧ネジ部材の中央部は、前記ピストンバーと固定されることなく遊嵌されており、前記第2の調圧ネジ部材の外周部は、前記シリンダの上部と螺合しており、前記第2の圧力調整バネの反力を調整できるように当該第2の調圧ネジ部材の螺合位置を調整することができるようになっており、
前記シリンダの中央内部には前記副ピストン部が着座することのできる着座部が形成さされており、
前記主ピストン部は、前記圧力室の圧力上昇に伴い、上方移動する際に前記第1の調圧ネジ部材と係合して一体化したまま移動する係合部を備えてなる請求項13に記載の圧力調整スイッチ機構。 - 前記第1のスイッチは、前記主ピストン部が、前記圧力室の圧力上昇に伴い、上方移動を開始してから前記第1の調圧ネジ部材と係合する前に、前記ピストンバーの先端と接触してスイッチ作動することができるように設定されてなる請求項13または請求項14に記載の圧力調整スイッチ機構。
- 前記第2のスイッチは、前記副ピストン部が、前記圧力室の圧力上昇に伴い、着座位置から離れて前記ストッパー部材により停止させられるまでの間に、前記ピストンバーの先端と接触してスイッチ作動することができるように設定されてなる請求項13ないし請求項15のいずれかに記載の圧力調整スイッチ機構。
- 前記第1のスイッチおよび第2のスイッチがそれぞれリミットスイッチである請求項13ないし請求項16のいずれかに記載の圧力調整スイッチ機構。
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