JP4782884B1 - 情報処理端末、情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理端末、情報処理方法、プログラム

Info

Publication number
JP4782884B1
JP4782884B1 JP2010178343A JP2010178343A JP4782884B1 JP 4782884 B1 JP4782884 B1 JP 4782884B1 JP 2010178343 A JP2010178343 A JP 2010178343A JP 2010178343 A JP2010178343 A JP 2010178343A JP 4782884 B1 JP4782884 B1 JP 4782884B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
mail
data
image data
animation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010178343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012039427A (ja
Inventor
崇 萩庭
一徳 大槻
洋一 菅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2010178343A priority Critical patent/JP4782884B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4782884B1 publication Critical patent/JP4782884B1/ja
Publication of JP2012039427A publication Critical patent/JP2012039427A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】電子メールのアニメーションを構成する画像データに埋め込まれたIDに対応する処理を行うとともに、ID埋め込みによる視覚的な影響を抑えることができる情報処理端末等を提供する。
【解決手段】携帯端末1は、電子メールの絵文字アニメーションがクリックされてことに応じて、絵文字アニメーションのアニメーションデータ23を構成する4枚の画像データ31−1〜31−4のそれぞれの所定位置の画素に基づき第1〜4の値32−1〜32−4を読み出し、各値よりID33を検出、取得する。ID33は電子メールに添付されるサウンドデータ24を特定し、携帯端末1は、ID33の値が10進数で「4」ならば添付されるサウンドデータ24−1を、「5」ならば添付されるサウンドデータ24−2を再生する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理端末、情報処理方法、プログラムに関する。より詳しくは、電子メールのアニメーションを構成する画像データに埋め込まれたIDに対応する処理を行う情報処理端末、情報処理方法、プログラムに関する。
携帯電話等の携帯端末は、絵文字を含む電子メールを作成し、送受信することができる。画像データである絵文字を使用することにより、表現豊かで視覚的に強い印象を与える電子メールを送信することができる。近年では、複数の画像データにより1つの絵文字を構成し、これらの画像データを順次表示することにより、絵文字をアニメーションとしてみせるものもある。
現在、これらの電子メールの機能については、更にその魅力を高めるものとすることが望まれている。このため、例えばフラッシュ機能によるアニメーションと音声での表現を行う電子メールもある。アニメーションと音声での表現を行うことにより、視覚的な効果に加え、聴覚的に印象を与えることもでき、電子メール機能の魅力を高めることができる。
しかしながら、このような電子メールを作成する作業は容易ではなく、携帯端末によるメールでのコミュニケーションに必ずしも適しているとはいえない。
一方、絵文字アニメーションと音声による表現を行うためには、電子透かしの技術を用いて音声に関する情報を画像データに埋め込むことや、画像データに埋め込まれたコード情報に対応する音楽や効果音などを再生することも考えられる。画像データにコード情報を埋め込むための画像処理方法については、特許文献1にその例が記載されている。
特開2009−71551号公報
しかしながら、画像データに電子透かしの技術を用いて音声に関する情報を埋め込む方法は、電子メールに含まれる絵文字アニメーションが通常20画素×20画素程度のGIF(Graphic Interchange Format)形式のような小さいサイズの画像データより構成されるため、携帯端末の電子メールでの使用には適さない。
そこで、絵文字アニメーションに何らかのIDを埋め込んでおき、これに応じて異なる音声データの再生を行うことが考えられる。但し、一般的にこのようなIDを画像データに埋め込むと画像データは変化するので、その視覚的な影響を最小限にする必要がある。特許文献1に記載された画像処理方法は、コード情報を埋め込んだ画像とそれ以外の画像を切り替えて表示するもので、視覚的な影響を避けるためにその表示時間を変更しているが、上記のような複数の画像データによる絵文字アニメーションの場合を考えると、画像データごとに表示時間を変更することは不自然にもなり、好ましくない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電子メールのアニメーションを構成する画像データに埋め込まれたIDに対応する処理を行うとともに、ID埋め込みによる視覚的な影響を抑えることができる情報処理端末等を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、電子メールに含まれるアニメーションを構成する複数の画像データについてIDを分散して所定位置に埋め込んでおき前記所定位置の画素の画素値を読み出し、前記画素値に対応する値を並べた値に基づき、前記IDを取得するID取得手段と、前記IDに対応するデータに対する再生処理または前記IDに対応するアプリケーションを実行する情報処理手段と、を具備することを特徴とする情報処理端末である。
前記情報処理手段は、電子メールに含まれる音声データのうち、前記ID取得手段で取得した前記IDに対応する音声データの再生を行うことができる。
前記所定位置は、前記画像データごとに異なることが望ましい。また、前記画像データの画像の外周部にあることも望ましい。さらに、前記画像データは、GIF形式であることも望ましい。
前述した目的を達成するために第2の発明は、情報処理端末が、電子メールに含まれるアニメーションを構成する複数の画像データについて分散して所定位置に埋め込まれたIDを、前記所定位置の画素の画素値を読み出し、前記画素値に対応する値を並べた値に基づき取得するID取得ステップと、前記IDに対応するデータに対する再生処理または前記IDに対応するアプリケーションを実行する情報処理ステップと、を行うことを特徴とする情報処理方法である。
前述した目的を達成するための第3の発明は、情報処理端末を第1の発明の情報処理端末として機能させるためのプログラムである。
上記の構成により、携帯電話機などの情報処理端末は、電子メールに含まれるアニメーションを構成する複数の画像データのそれぞれから、画素値を読み出して画素値に対応する所定の値よりIDを取得し、当該IDに対応するデータに対する情報処理または当該IDに対応する情報処理を行う。例えば、IDに応じて電子メールに添付等されている音声データを再生することで、電子メール機能の魅力を高めることができる。IDは、アニメーションを構成する画像データに分散して埋め込まれるので、IDを埋め込んだことに伴う画素値の変化による視覚的な影響を小さくすることができる。また、IDを構成する値を埋め込む位置を画像データごとに異なるものとしたり、画像の外周部とすることで、視覚的な影響を更に小さくすることができる。さらに、画像データをGIF形式とすることで、電子メールでの使用に適したものとなる。
本発明により、電子メールのアニメーションを構成する画像データに埋め込まれたIDに対応する処理を行うとともに、ID埋め込みによる視覚的な影響を抑えることができる情報処理端末等を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る携帯端末1のハードウエア構成を示す図 携帯端末1の機能構成を示す図 画像データ31−1〜31−4へのID埋め込みの一例を示す図 画像データ31−1〜31−4の一例を示す図 画像データ31−1〜31−4の一例を示す図 画像データ31−1〜31−4の一例を示す図 画像データ31−1〜31−4の一例を示す図 携帯端末1の表示部13に表示されるメール画面41の一例を示す図 電子メールの本文の構成の一例を示す図 携帯端末1における電子メール閲覧時の処理の流れを示すフローチャート 携帯端末1におけるID33取得の処理の流れを示すフローチャート 携帯端末1における電子メール閲覧時の処理の流れを示すフローチャート 携帯端末1における電子メール閲覧時の処理について示す図
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
最初に、図1、2を参照しながら、本発明の実施の形態に係る情報処理端末である携帯端末1について説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る携帯端末1のハードウエア構成を示す図である。尚、図1(a)のハードウエア構成は携帯端末1としての携帯電話機の一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
携帯端末1は、制御部11、無線通信部12、表示部13、入力部14、通話処理部15、メモリ16、ICチップI/F17等がバス19を介して接続される。
制御部11は、プログラムの実行を行うCPU(Central Processing Unit)と、OS(Operating System)、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM(Read Only Memory)、一時的な作業用データを格納するためのRAM(Random Access Memory)等のメモリから構成される。制御部11は、携帯端末1の処理全体を制御する。
無線通信部12は、基地局(図示しない)との間で行われる無線通信を制御する。無線通信部12は、制御部11の制御の下、音声に関するデータやパケット通信用のデータ等の信号を生成し、基地局に送信したり、あるいは、基地局から送信される無線信号を受信し、受信した信号を復調して音声に関するデータやパケット通信用のデータを取得したりする。
表示部13は液晶表示パネル等を有し、表示制御を行う。
入力部14は、数字や文字、操作指示を入力するためのキーボタン等を有し、キーボタンの操作に応じた信号を制御部11に出力する。
通話処理部15は、マイクロフォンやスピーカ、音声処理部等を有し、制御部11の制御により呼接続、切断処理を含む通話処理を行う。
メモリ16は、携帯端末1にインストールされているアプリケーションプログラムや、電話番号及びメールアドレス等のアドレス帳データ等が格納されている。
ICチップI/F17は、ICチップ18と接続しており、制御部11とICチップ18間のシリアル通信を制御する。
ICチップ18は、USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード等のICチップで、内部に携帯端末1のユーザの識別番号等の情報等を記録している。
図1(b)は、携帯端末1のメモリ16について示す図である。
携帯端末1のメモリ16はOS21、メールソフト22、アニメーションデータ23、サウンドデータ24、メールデータ25等を有する。
OS21は、携帯端末1の制御部11が実行するプログラム全体を制御するプログラムである。
メールソフト22は、携帯端末1において電子メールの作成、送信、受信等の管理を行うソフトウエアであり、電子メールの作成、送信、受信等に加え、後述する電子メールでの絵文字アニメーションの表示や、当該絵文字アニメーションに対応するサウンドデータ24の再生など、制御部11により電子メールに係る後述する処理を実現するためのプログラムである。
アニメーションデータ23は、メールソフト22における電子メール作成時に添付して使用する絵文字アニメーションのデータである。アニメーションデータ23は、例えば、20画素×20画素からなるGIF形式の画像データの複数により構成されるGIFファイルである。
サウンドデータ24は、メールソフト22における電子メール作成時に添付して使用し、電子メールを受信したユーザが、携帯端末1の表示部13上に表示された絵文字アニメーションをクリックしたときに再生する音声データである。サウンドデータ24は、例えば効果音、音楽、声などのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データである。
メールデータ25は、ユーザによりメールソフト22を用いて作成されたメールを例えばタグ付きのテキストデータとして保存したものである。
なお、以上説明した携帯端末1は、メール送信側とメール受信側の双方で用いられるものとする。
次に、図2を参照しながら、携帯端末1の機能構成について説明する。
携帯端末1は、ID取得手段26、情報処理手段27を有する。
ID取得手段26は、携帯端末1の制御部11が、メールソフト22により、ユーザにより電子メールの絵文字アニメーションがクリックされ選択されたことに応じて、当該絵文字アニメーションを構成する複数の画像データのそれぞれの所定位置の画素の画素値に基づき、IDを取得するものである。
情報処理手段27は、携帯端末1の制御部11が、メールソフト22により、ID取得手段26により取得したIDに対応するデータに対する情報処理、または当該IDに対応する情報処理を行うものである。データに対する情報処理とは、例えば、電子メールに添付されたサウンドデータ24の再生などである。情報処理とは、例えばアプリケーションの立ち上げなどである。
次に、図3を参照しながら、携帯端末1の電子メールで使用する、絵文字アニメーションを構成する画像データについて説明する。携帯端末1で表示される電子メールにおいて、絵文字アニメーションを構成する画像データにはIDが埋め込まれる。図3はそのID埋め込みの一例を示す図である。
本実施形態において、携帯端末1の電子メールで絵文字アニメーションとして使用するアニメーションデータ23は、20画素×20画素の4枚のGIF形式の画像データ31−1〜31−4からなるGIFファイルである。携帯端末1の制御部11は、画像データ31−1〜31−4を順次表示することにより絵文字アニメーションを実現する。
本実施の形態では、絵文字アニメーションを構成する画像データは31−1〜31−4の4枚としたが、画像データの数はそれ以外でもよい。画像のサイズも上記したものに限らない。また、画像データもGIF形式に限ることはないが、GIFファイルによる絵文字アニメーションとすることは、電子メールでの使用に適するという利点がある。
各画像データ31−1〜31−4の中の連続する2画素の画素値は、それぞれ携帯端末1における処理対象のデータまたは情報処理の内容を指定するID33を構成する値に対応する。画像データ31−1の左上の2画素は、ID33の第1、第2ビット目にあたる第1の値32−1、画像データ31−2の左下の2画素は、ID33の第3、第4ビット目にあたる第2の値32−2、画像データ31−3の右上の2画素は、ID33の第5、第6ビット目にあたる第3の値32−3、画像データ31−4の右下の2画素は、ID33の第7、第8ビット目にあたる第4の値32−4にそれぞれ対応する。絵文字アニメーションに対する視覚的な影響を抑えるため、各画像データ31−1〜31−4の各値32−1〜32−4に対応する2画素は、それぞれ各画像の外周部に配置されるとともに、画像データ間で異なる位置に配置される。
各値32−1〜32−4においては、対応する画素の画素値を白か黒かのモノクロ2値としておき、画素値が黒を示す(例えばグレースケールで画素値が0)の場合「1」、白を示す(例えばグレースケールで画素値が255)場合「0」とする。各値32−1〜32−4は、上記したように、各画像の所定位置の2画素の画素値に基き定め、各2画素が黒白の順で並んでいれば2進数で「(0b)10」、白黒の順で並んでいれば2進数で「(0b)01」、白白の順で並んでいれば2進数で「(0b)00」、黒黒の順で並んでいれば2進数で「(0b)11」とする。ここで、0bは2進数であることを示す。ID33は、図3に示すように、各値32−1〜32−4を並べて構成された2進数の値を10進数に変換したものとする。但し、各値32−1〜32−4、あるいはID33の値の算出は各画素の画素値に基づき定められればよく、これに限ることはない。
図4から7は、画像データ31−1〜31−4の一例を示す図である。
図4では、画像データ31−1の第1の値32−1に対応する画素は黒白であるため、2進数で「(0b)10」を、画像データ31−2の第2の値32−2に対応する画素は黒黒であるため、2進数で「(0b)11」を、画像データ31−3の第3の値32−3に対応する画素は白黒であるため、2進数で「(0b)01」を、画像データ31−4の第4の値32−4に対応する画素は白白であるため、2進数で「(0b)00」を示す。この場合、ID33の値として2進数で「(0b)10110100」、即ち、10進数で「180」となる。
図5では、画像データ31−1の第1の値32−1に対応する画素は白白であるため、2進数で「(0b)00」を、画像データ31−2の第2の値32−2に対応する画素は白白であるため、2進数で「(0b)00」を、画像データ31−3の第3の値32−3に対応する画素は白白であるため、2進数で「(0b)00」を、画像データ31−4の第4の値32−4に対応する画素は白黒であるため、2進数で「(0b)01」を示す。従って、ID33の値は2進数で「(0b)00000001」、即ち10進数では「1」となる。
図6でも同様にして、ID33の値は2進数で「(0b)00000000」、即ち、10進数で「0」となる。図7についても同様に、ID33の値は2進数で「(0b)00000011」、即ち、10進数で「3」となる。ID33は8ビットで構成されるため、ID33の値の範囲は0〜255となる。携帯端末1の制御部11が、上記のようにID33が分散して埋め込まれた、アニメーションデータ23を構成するこれらの画像データを順次表示することにより、電子メールにおける絵文字アニメーションとなる。アニメーションデータ23は、制作者により予め制作される。
携帯端末1の制御部11は、アニメーションデータ23、サウンドデータ24を含む電子メールを受信すると、アニメーションデータ23による絵文字アニメーションを含む電子メール本文を表示部13に表示する。サウンドデータ24は、ユーザがアニメーションデータ23による絵文字アニメーションをクリックすると再生される。
後述するが、本実施形態では、ID33は、電子メールで使用する絵文字アニメーションをクリックしたときに再生する、電子メールに添付されたサウンドデータ24を特定する。
図8は、携帯端末1の表示部13に表示されるメール画面41の一例を示す図である。なお、図8および次に示す図9の例では、電子メールに3つのアニメーションデータ23−1〜23−3、および2つのサウンドデータ24−1、24−2が添付されているものとする。
メール画面41は、電子メールを受信した時に携帯端末1の表示部13に表示される。メール画面41は、差出人42、件名43、本文44を有する。
差出人42は、電子メールの差出人の名前あるいはメールアドレスを示す。
件名43は、電子メールの件名を示す。
本文44は、電子メールの本文である。本文44は、テキスト「おはよう 今日もがんばりましょう」に加えて、絵文字アニメーション45−1〜45−3を有する。絵文字アニメーション45−1〜45−3は、それぞれ電子メールに添付されたアニメーションデータ23−1〜23−3に対応し、各アニメーションデータ23−1〜23−3を構成するそれぞれの画像データ31−1〜31−4を順に表示するものである。
図9は、図8に示す電子メールの本文の構成の一例を示す図であり、電子メールのソースの一部を示すものである。
電子メールは、メール画面41における本文44のテキスト部分54と、添付されるアニメーションデータ23−1〜23−3をそれぞれ示すアニメーション情報55−1〜55−3と、アニメーションデータ23−1〜23−3に埋め込まれたID33と関連付けて再生されるサウンドデータ24−1、24−2をそれぞれ示すサウンドデータ情報56−1、56−2とを有する。アニメーション情報55−1は、メール画面41の絵文字アニメーション45−1に、アニメーション情報55−2は絵文字アニメーション45−2に、アニメーション情報55−3は絵文字アニメーション45−3に対応する。図示は省略したが、アニメーション情報55−1〜55−3、サウンドデータ情報56−1、56−2では、それぞれ、添付するデータを識別するためのContent−IDの項目の後にアニメーションデータ23−1〜23−3、サウンドデータ24−1、24−2をバイナリ化したものが記述される。なお、上記の電子メールにはアニメーションデータ23が3つ、サウンドデータ24が2つ添付されており、その数は異なるが、サウンドデータ24はアニメーションデータ23に埋め込まれたID33に対応するものであるので、ID33の値によってはサウンドデータ24を再生しない場合や、異なるアニメーションデータ23で同じID33になる場合もあり、アニメーションデータ23とサウンドデータ24を同数添付することは必要でない。
次に、図10を参照しながら、メールソフト22による、携帯端末1における電子メール閲覧時の処理の流れについて説明する。以下の説明では、図8、9を用いて説明した電子メールを閲覧するものとする。
図10は、携帯端末1における電子メール閲覧時の処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザは、携帯端末1のメールソフト22により、メールの受信等を行う。携帯端末1の制御部11は、ユーザ操作により電子メールの閲覧が選択されると、選択された電子メールと、当該電子メールに添付されたアニメーションデータ23−1〜23−3およびサウンドデータ24−1、24−2とをRAM等に記憶するとともに、表示部13に選択した電子メールをメール画面41として表示し、ユーザによる入力部14へのキー入力を待つ(ステップS101)。
ここで、携帯端末1の制御部11は、サウンドデータ24−1、24−2を記憶する際、図13(a)に示すように、ID28を付しておく。なお、本実施形態では、携帯端末1の制御部11は、サウンドデータ24−1、24−2のそれぞれに対応する、図9で示したサウンドデータ情報56−1、56−2のContent−IDの番号を取得し、これをID28として付すものとする。即ち、サウンドデータ24−1にID28として「4」を、2番目に添付されたサウンドデータ24−2にID28として「5」を付す。ただし、ID28はID33に対応するように付されればよく、その付番方法はこれに限らない。
入力部14にキー入力がされると、携帯端末1の制御部11はキー入力がいずれかのカーソルキーの入力かどうかを判定し(ステップS102)、カーソルキーの入力の場合(ステップS102のYes)、カーソルの位置を移動させる(ステップS103)。ここで、カーソルの移動は、例えばimgタグにより指定される箇所である絵文字アニメーション間をジャンプするものであってもよい。
キー入力がカーソルキーの入力でない場合(ステップS102のNo)、携帯端末1の制御部11は、キー入力が決定キーかどうか判定し(ステップS104)、決定キーではない場合(ステップS104のNo)、当該キー入力に対応する処理を行い、次のキー入力を待つ(ステップS101)。
キー入力が決定キーの場合(ステップS104のYes)、携帯端末1の制御部11は、カーソルがメール画面41の絵文字アニメーション45−1〜45−3の上にあるかどうかを判定する(ステップS105)。カーソルが絵文字アニメーション45−1〜45−3の上にない場合(ステップS105のNo)、携帯端末1の制御部11は決定キーに対応する処理を行い、次のキー入力を待つ(ステップS101)。
カーソルがメール画面41の絵文字アニメーション45−1〜45−3の上にある場合(ステップS105のYes)、上記したように、携帯端末1の制御部11は、カーソルがある位置の絵文字アニメーション45−1〜45−3のアニメーションデータ23−1〜23−3を構成する画像データ31−1〜31−4の所定位置の画素の画素値を読み出してこれを第1〜第4の値32−1〜32−4に変換し、これらの値よりID33を検出、取得し、RAM等に記憶する。既に取得したID33がある場合はこれを更新する(ステップS106)。
ステップS106におけるID33の取得処理を、図11に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS106においては、図11に示すように、まず、携帯端末1の制御部11が、カーソルがある位置の絵文字アニメーション45のアニメーションデータ23を構成する画像データ31−1〜31−4のそれぞれより、前述の図3に示した位置の2画素の画素値を読み出す(ステップS201)。
次に、携帯端末1の制御部11は、各画像データ31−1〜31−4より読み出した画素値をID33を構成する値に変換する(ステップS202)。前述したように、画素値が黒を示す場合「1」、白を示す場合「0」として、各画像データより読み出した画素値の2画素の並びが白白である場合、2進数で「(0b)00」、白黒である場合、2進数で「(0b)01」などと変換する。
続いて、携帯端末1の制御部11は、ステップS202で変換して得た各値に基づき、ID33を検出、取得する(ステップS203)。本実施形態では、前述したように、各値を画像データ31−1〜31−4の順に並べた2進数の値を10進数に変換した値をID33として取得する。このようにして、ステップS106において携帯端末1の制御部11がID33を取得する。
ステップS106で取得したID33の値が「0」以外の場合(ステップS107のYes)、携帯端末1の制御部11は、ID33の値に対応するサウンドデータ24を再生する(ステップS108)。
ステップS108では、携帯端末1の制御部11は、RAM等に記憶したサウンドデータ24−1、24−2のうち、図13(a)に示すように、ステップS106で取得したID33に対応するID28が付されたものを取得し、再生する。例えば、ID33の値が「4」ならばID28として「4」が付されたサウンドデータ24−1を、ID33の値が「5」ならばID28として「5」が付されたサウンドデータ24−2を再生する。そして、ユーザによるキー等の入力部14への操作入力を再び待つ(ステップS101)。
ID33の値が「0」の場合、携帯端末1の制御部11は上記の処理を行わず、次の操作入力を待つ(ステップS107のNo)。
制御部11は、ステップS108において、以上のようにして、取得したID33に対応するサウンドデータ24を再生する。例えば、ユーザが図8に示すメール画面41上でID33の値が「5」である絵文字アニメーションにカーソルを合わせクリックすると、携帯端末1の制御部11は、ID28として「5」が付されRAM等に記憶されているサウンドデータ24−2、即ち、サウンドデータ情報56−2で示されるファイル名“midi2.mid”のサウンドデータ24−2(図9参照)を再生する。
上記の例では、携帯端末1の制御部11は、取得したID33に従ってMIDIデータ等のサウンドデータ24を再生したが、動画を再生するようにしてもよいし、アプリケーションを立ち上げたりすることもできる。
ここでは、携帯端末1の制御部11が、電子メールの閲覧時に、取得したID33に従ってアプリケーションを立ち上げる処理を行う例について説明する。なお、この場合でも、携帯端末1等の構成は先程示したものと同様であるが、メモリ16には立ち上げるアプリケーションのデータが記憶されるとともに、メモリ16やROM等には、図13(b)に示すように、携帯端末1の制御部11が取得したID33とこれに応じて立ち上げるアプリケーションの関連付けを示すテーブル61が予め記憶されている。
携帯端末1の制御部11が、取得したID33に従ってアプリケーションを立ち上げる処理を行う流れを図12を用いて示す。図12のステップS301〜ステップS307までの流れは、図10等を用いて先程説明したものと同様であるので説明を省略する。
ステップS308において、携帯端末1の制御部11は、ステップS307までの処理において取得した(0以外の値の)ID33より、テーブル61を参照して、立ち上げるアプリケーションを選択する。例えばID33の値が1の場合、図13(b)に示す例ではアプリケーションAを立ち上げる。
このように、ID33に対応するデータに対する情報処理あるいはID33に対応する情報処理をテーブルにより予め指定しておくことで、所定のWebサイトに移動したり、テキスト読み上げ機能によりクリックされた絵文字アニメーションとその直前の絵文字アニメーションの間の文章を読み上げるなど、任意の情報処理を行うようにすることができる。例えばID33の一部のビットを使用して、アプリケーションの立ち上げやテキスト読み上げ処理など、このような情報処理の種類を決めておき、必要な場合には残りのビットを使用して処理対象のデータを指定することもできる。
なお、各画像データ31−1〜31−4において、ID33を構成する値に対応する画素の位置は前述したものに限らず任意の位置とすることもできるが、絵文字アニメーションに対する視覚的な影響を小さくするためには、図3から図7で示されるように、各画像データで異なるものとするとともに、その外周部に位置させることが望ましい。
また、各画像データ31−1〜31−4におけるID33を構成する値に対応する画素の位置は1箇所に限らず、例えば、最上行の中央、最下行の中央、最左列の中央、最右列の中央などに画像データ内でも分散して配置してよい。
ID33を構成する値に対応する各画像データの画素数も、2画素に限らず、目立たなければ任意の画素数としてよい。画像データ間で異なる画素数とすることも可能である。各画像データでID33を構成する値に用いる画素数を増やすなどして、ID33のために使用する画素数を増やすことができる。さらに、各画素は、その画素値に対応するようにID33を構成する値が定められればよく、モノクロ2値に限らずカラーであってもよい。これにより、ID33の値の範囲を拡げ、ID33に基づく情報処理の種類を増やすこともできる。例えばID33により特定し再生するサウンドデータ24の数を増やすことができる。
以上説明したように、本発明に係る情報処理装置等では、電子メールにおけるアニメーションを構成する複数の画像データに分散して埋め込まれたIDを検出、取得し、IDに対応するデータの処理または情報処理、例えばIDに対応するサウンドデータの再生、を行う。
GIFアニメーションのように連続して表示される複数の画像データに渡ってIDを埋め込むことにより、埋め込まれたIDは目立たず、視覚的な影響が抑えられる。また、各画像の外周部で、画像データ間で異なる位置にIDを構成する値を埋め込むことにより、さらに視覚的な影響を抑えることができる。
なお、IDを検出する機能を持たない従来のメールソフトを使用した場合、サウンドデータの再生はできないが、絵文字アニメーションは通常通り表示することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………携帯端末
11………制御部
12………無線通信部
13………表示部
14………入力部
15………通話処理部
16………メモリ
17………ICチップI/F
18………ICチップ
19………バス
21………OS
22………メールソフト
23………アニメーションデータ
24………サウンドデータ
25………メールデータ
26………ID取得手段
27………情報処理手段
31−1〜31−4………画像データ
32−1………第1の値
32−2………第2の値
32−3………第3の値
32−4………第4の値
33………ID

Claims (7)

  1. 電子メールに含まれるアニメーションを構成する複数の画像データについてIDを分散して所定位置に埋め込んでおき前記所定位置の画素の画素値を読み出し、前記画素値に対応する値を並べた値に基づき、前記IDを取得するID取得手段と、
    前記IDに対応するデータに対する再生処理または前記IDに対応するアプリケーションを実行する情報処理手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理端末。
  2. 前記情報処理手段は、電子メールに含まれる音声データのうち、前記ID取得手段で取得した前記IDに対応する音声データの再生を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理端末。
  3. 前記所定位置は、前記画像データごとに異なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理端末。
  4. 前記所定位置は、前記画像データの画像の外周部にあることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報処理端末。
  5. 前記画像データは、GIF形式であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報処理端末。
  6. 情報処理端末が、
    電子メールに含まれるアニメーションを構成する複数の画像データについて分散して所定位置に埋め込まれたIDを、前記所定位置の画素の画素値を読み出し、前記画素値に対応する値を並べた値に基づき取得するID取得ステップと、
    前記IDに対応するデータに対する再生処理または前記IDに対応するアプリケーションを実行する情報処理ステップと、
    を行うことを特徴とする情報処理方法。
  7. 情報処理端末を請求項1から請求項5のいずれかに記載の情報処理端末として機能させるためのプログラム。
JP2010178343A 2010-08-09 2010-08-09 情報処理端末、情報処理方法、プログラム Expired - Fee Related JP4782884B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010178343A JP4782884B1 (ja) 2010-08-09 2010-08-09 情報処理端末、情報処理方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010178343A JP4782884B1 (ja) 2010-08-09 2010-08-09 情報処理端末、情報処理方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4782884B1 true JP4782884B1 (ja) 2011-09-28
JP2012039427A JP2012039427A (ja) 2012-02-23

Family

ID=44798106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010178343A Expired - Fee Related JP4782884B1 (ja) 2010-08-09 2010-08-09 情報処理端末、情報処理方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4782884B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000270205A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Hitachi Ltd コンテンツへの情報挿入及び検出方法
JP2002297521A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Sony Corp 受信装置および方法、送信装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに通信システム
JP2002312805A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Hitachi Ltd 画像データに埋め込んだ付加情報の管理方法及びそのプログラム
JP2006050135A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Dainippon Printing Co Ltd 電子透かしの埋め込み方法
JP2009239966A (ja) * 2002-12-12 2009-10-15 Sharp Corp マルチメディアデータ処理装置およびマルチメディアコンテンツデータのデータ構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000270205A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Hitachi Ltd コンテンツへの情報挿入及び検出方法
JP2002297521A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Sony Corp 受信装置および方法、送信装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに通信システム
JP2002312805A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Hitachi Ltd 画像データに埋め込んだ付加情報の管理方法及びそのプログラム
JP2009239966A (ja) * 2002-12-12 2009-10-15 Sharp Corp マルチメディアデータ処理装置およびマルチメディアコンテンツデータのデータ構造
JP2006050135A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Dainippon Printing Co Ltd 電子透かしの埋め込み方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012039427A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11837217B2 (en) Message playing method and terminal
US9659547B2 (en) Method and device for displaying images and text in accordance with a selected pattern
EP1930804A1 (en) Method of executing function on standby screen of mobile terminal
US20070101366A1 (en) Method for analyzing information and executing function corresponding to analyzed information in portable terminal
JP2008065695A (ja) コンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法
MX2007005796A (es) Metodos, aparatos y productos de programa de computadora que soportan generacion de visualizacion en dispositivos perifericos.
US20060099978A1 (en) Wireless communication terminal with function of confiirming receiver's identity by displaying image corresponding to the receiver and method thereof
JP4592018B2 (ja) 携帯通信機器
US7917180B2 (en) Button with an included display
CN103731470A (zh) 用于在终端中提供电子信纸下载服务的设备和方法
JP4782884B1 (ja) 情報処理端末、情報処理方法、プログラム
JP2006215654A (ja) 文字情報表示システム及び文字情報表示方法
JP2007026394A (ja) 登録文字の処理方法、それを実現するプログラム及び携帯端末
JP5726562B2 (ja) 通信端末、送信プログラム、送信方法、メールシステムおよび送信/受信方法
JP5444978B2 (ja) 装飾処理装置及び装飾処理方法及びプログラム及び通信機器及び装飾処理システム
US20090248815A1 (en) Mobile apparatus
JP5720376B2 (ja) 携帯端末、携帯端末における処理方法、プログラム、記憶媒体
JP4869710B2 (ja) 携帯端末装置及び画像表示方法
CN115314588B (zh) 背景同步方法、装置、终端、设备、系统及存储介质
KR200433204Y1 (ko) 문자메시지를 플래시 이미지로 출판하는 기능을 구비하는이동기기(1)
KR101013657B1 (ko) 관용구 삽입 기능을 가지는 무선통신 단말기 및 그 방법
JP5965246B2 (ja) 携帯電話機、出力制御方法及びプログラム
JP2005191774A (ja) 携帯端末
JP2002149559A (ja) 電子メールを表示する端末装置および電子メールの表示方法
JP2002259026A (ja) 移動通信端末

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees