JP2002297521A - 受信装置および方法、送信装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに通信システム - Google Patents
受信装置および方法、送信装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに通信システムInfo
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Abstract
再生する。 【解決手段】 メール構文解析部502は、メールの開
封指示に連動して、メールに添付ファイルとして付加さ
れているスクリプトを抽出する。スクリプトインタプリ
タ506は、抽出されたスクリプトを実行し、スクリプ
トに付随するコンテンツを基に、コンテンツの再生を制
御する。
Description
法、送信装置および方法、記録媒体、並びに通信システ
ムに関し、特に、電子メールを送信または受信する受信
装置および方法、送信装置および方法、記録媒体、並び
に通信システムに関する。
にしたデータを送受信するシステム、いわゆる電子メー
ルシステムが広く利用されている。
る)を受信した受信装置は、受信したメールをテキスト
で表示する。
表示させるためのデータ、または音楽を再生させるため
のデータを添付したメールを送信、または受信すること
ができる。
を開いたとき、アニメーションを表示するか、または音
楽を再生させるには、メールの受け手において、メール
を開いた後、さらにメールに添付されたデータを開くな
どの所定の操作が必要である。
れたデータを処理できる、アニメーションを表示させる
アプリケーションプログラム、または音楽を再生させる
アプリケーションプログラムを予め用意しなければなら
ないという問題点があった。
ものであり、メールを開いたとき、簡単に、アニメーシ
ョン、または音楽などのコンテンツを再生できるように
することを目的とする。
ールの開封指示に連動して、メールに添付ファイルとし
て付加されているスクリプトを抽出する抽出手段と、抽
出されたスクリプトを実行し、スクリプトに付随するコ
ンテンツを基に、コンテンツの再生を制御する再生制御
手段とを含むことを特徴とする。
動画像のコンテンツを基に、動画像の再生を制御するよ
うにすることができる。
音声のコンテンツを基に、音声の再生を制御するように
することができる。
連動して、メールに添付ファイルとして付加されている
スクリプトを抽出する抽出処理ステップと、抽出された
スクリプトを実行し、スクリプトに付随するコンテンツ
を基に、コンテンツの再生を制御する再生制御処理ステ
ップとを含むことを特徴とする。
メールの開封指示に連動して、メールに添付ファイルと
して付加されているスクリプトを抽出する抽出処理ステ
ップと、抽出されたスクリプトを実行し、スクリプトに
付随するコンテンツを基に、コンテンツの再生を制御す
る再生制御処理ステップとを含むことを特徴とする。
封指示に連動して、メールに添付ファイルとして付加さ
れているスクリプトを抽出する抽出処理ステップと、抽
出されたスクリプトを実行し、スクリプトに付随するコ
ンテンツを基に、コンテンツの再生を制御する再生制御
処理ステップとをコンピュータに実行させることを特徴
とする。
を再生させるスクリプトを生成する生成手段と、メール
にスクリプトを格納する格納手段と、スクリプトが格納
されたメールの送信を制御する送信制御手段とを含むこ
とを特徴とする。
を再生させるスクリプトを生成するようにすることがで
きる。
再生させるスクリプトを生成するようにすることができ
る。
を再生させるスクリプトを生成する生成処理ステップ
と、メールにスクリプトを格納する格納処理ステップ
と、スクリプトが格納されたメールの送信を制御する送
信制御処理ステップとを含むことを特徴とする。
受信側でコンテンツを再生させるスクリプトを生成する
生成処理ステップと、メールにスクリプトを格納する格
納処理ステップと、スクリプトが格納されたメールの送
信を制御する送信制御処理ステップとを含むことを特徴
とする。
ンテンツを再生させるスクリプトを生成する生成処理ス
テップと、メールにスクリプトを格納する格納処理ステ
ップと、スクリプトが格納されたメールの送信を制御す
る送信制御処理ステップとをコンピュータに実行させる
ことを特徴とする。
信装置にコンテンツを再生させるスクリプトを生成する
生成手段と、メールにスクリプトを格納する格納手段
と、スクリプトが格納されたメールの送信を制御する送
信制御手段とを含み、受信装置が、メールの開封指示に
連動して、メールに添付ファイルとして付加されている
スクリプトを抽出する抽出手段と、抽出されたスクリプ
トを実行し、スクリプトに付随するコンテンツを基に、
コンテンツの再生を制御する再生制御手段とを含むこと
を特徴とする。
媒体、並びに第1のプログラムにおいては、メールの開
封指示に連動して、メールに添付ファイルとして付加さ
れているスクリプトが抽出され、抽出されたスクリプト
が実行され、スクリプトに付随するコンテンツを基に、
コンテンツの再生が制御される。
媒体、並びに第2のプログラムにおいては、受信側でコ
ンテンツを再生させるスクリプトが生成され、メールに
スクリプトが格納され、スクリプトが格納されたメール
の送信が制御される。
置にコンテンツを再生させるスクリプトが生成され、メ
ールにスクリプトが格納され、スクリプトが格納された
メールの送信が制御され、メールの開封指示に連動し
て、メールに添付ファイルとして付加されているスクリ
プトが抽出され、抽出されたスクリプトが実行され、ス
クリプトに付随するコンテンツを基に、コンテンツの再
生が制御される。
信システムの一実施の形態を示す図である。PDA(Perso
nal Digital Assistant)1−1は、クレードル2−1
に装着され、クレードル2−1を介して、パーソナルコ
ンピュータ3−1に接続されている。
ナルコンピュータ3−1、インターネット4、メールサ
ーバ5−1および5−2、並びにDNS(Domain Name Sys
tem)サーバ6−1および6−2を介して、PDA1−2に
メールを送信する。PDA1−2は、メールを受信した場
合、メールにスクリプト(例えば、Javaにより記述され
ているスクリプト)が含まれているとき、スクリプトを
抽出して、抽出したスクリプトを実行する。
れ、クレードル2−2を介して、パーソナルコンピュー
タ3−2に接続されている。
ナルコンピュータ3−2、インターネット4、メールサ
ーバ5−1および5−2、並びにDNSサーバ4−1およ
び6−2を介して、PDA1−1にメールを送信する。PDA
1−1は、メールを受信した場合、メールにスクリプト
が含まれているとき、スクリプトを抽出して、スクリプ
トを実行する。
ial Bus)、またはRS-232-Cなどの規格に基づくシリアル
通信により、PDA1−1およびパーソナルコンピュータ
3−1と接続される。クレードル2−1は、PDA1−1
と接続するための端子、およびパーソナルコンピュータ
3−1と接続するためのケーブル等が設けられ、装着さ
れているPDA1−1とパーソナルコンピュータ3−1と
のメールの送受信を実行する。また、クレードル2−1
は、装着されているPDA1−1に電源を供給する。
ドル2−1を介して、PDA1−1に接続されるととも
に、図示せぬ公衆電話回線、およびインターネット接続
サービスプロバイダなどを介して、インターネット4に
接続されている。パーソナルコンピュータ3−1は、イ
ンターネット4を介して、PDA1−1から供給されたメ
ールをメールサーバ5−1に送信すると共に、メールサ
ーバ5−1から受信したメールをPDA1−1に送信す
る。
などの規格に基づくシリアル通信により、PDA1−2お
よびパーソナルコンピュータ3−2と接続される。クレ
ードル2−2は、PDA1−2と接続するための端子、お
よびパーソナルコンピュータ3−2と接続するためのケ
ーブル等が設けられ、装着されているPDA1−2とパー
ソナルコンピュータ3−2とのメールの送受信を実行す
る。また、クレードル2−2は、装着されているPDA1
−2に電源を供給する。
ドル2−2を介して、PDA1−2に接続されるととも
に、図示せぬ公衆電話回線、およびインターネット接続
サービスプロバイダなどを介して、インターネット4に
接続されている。パーソナルコンピュータ3−2は、イ
ンターネット4を介して、PDA1−2から供給されたメ
ールをメールサーバ5−2に送信すると共に、メールサ
ーバ5−2から受信したメールをPDA1−2に送信す
る。
を介して、PDA1−1または1−2からメールを受信
し、受信したメールのあて先のドメインが自分に対応し
ていないとき、他のメールサーバ、例えば、メールサー
バ5−2にメールを転送する。メールサーバ5−1は、
インターネット4を介して、メールサーバ5−2から転
送されたメールを受信し、受信したメールのあて先のド
メインが自分に対応していない場合、図示せぬ他のメー
ルサーバにメールを転送する。
を介して、PDA1−1若しくは1−2、またはメールサ
ーバ5−2から受信したメールのあて先のドメインが自
分に対応しているとき、受信したメールをスプールと称
するメールボックスに格納する。
を介して、PDA1−1または1−2からメールを受信
し、受信したメールのあて先のドメインが自分に対応し
ていない場合、他のメールサーバ、例えば、メールサー
バ5−1にメールを転送する。メールサーバ5−2は、
インターネット4を介して、メールサーバ5−1から転
送されたメールを受信し、受信したメールのあて先のド
メインが自分に対応していない場合、他のメールサーバ
にメールを転送する。
を介して、PDA1−1若しくは1−2、またはメールサ
ーバ5−1から受信したメールのあて先のドメインが自
分に対応しているとき、受信したメールをスプールと称
するメールボックスに格納する。
−2、メールサーバ5−1若しくは5−2からホスト名
を受信したとき、受信したホスト名に対応するIP(Inte
rnetProtocol)アドレスをホスト名を送信した相手に送
信する。
または5−2からドメイン名を受信したとき、受信した
ドメイン名に対応するメールサーバ(例えば、メールサ
ーバ5−1または5−2)のホスト名を送信した相手に
送信する。
−2、メールサーバ5−1若しくは5−2からホスト名
を受信したとき、受信したホスト名に対応するIPアドレ
スをホスト名を送信した相手に送信する。
または5−2からドメイン名を受信したとき、受信した
ドメイン名に対応するメールサーバ(例えば、メールサ
ーバ5−1または5−2)のホスト名を送信した相手に
送信する。
別する必要がないとき、単にPDA1と称する。以下、ク
レードル2−1または2−2を個々に区別する必要がな
いとき、単にクレードル2と称する。以下、パーソナル
コンピュータ3−1または3−2を個々に区別する必要
がないとき、単にパーソナルコンピュータ3と称する。
の送受信について説明する。
または受信する仕組みは、はがきなどの手紙を届ける郵
便の仕組みに非常によく似ている。郵便の場合、1.手
紙を書く、2.ポストへ投函する、3.郵便局間で転送
する、4.郵便受けに配達する、という4つのステップ
を経て、1通の手紙が相手に届く。
合、1.メール送受信プログラム上でメールを書く、
2.メール送受信プログラムの送信ボタンを押す、3.
メールサーバ間で転送する、4.メール送受信プログラ
ムの受信ボタンを押す、という4つのステップを経て、
メールが相手に届く。
て相手に送る、または相手が送ったメールを受信するプ
ログラムである。メール送受信プログラムは、メーラと
も呼ばれ、ポストと郵便受けとに対応する機能を有す
る。
ールを画面に表示させ、またはメールを書くためのエデ
ィタ機能を有する。使用者は、メール送受信プログラム
を操作して、メールを送信し、または受信する。
米マイクロソフト社のOutlookExpress(商標)、米クア
ルコム社のEudora Pro(商標)、フリーソフトウェアで
あるBecky!InternetMailまたはAl-Mail32などがある。
する。メールサーバは、メール送受信プログラムが送信
したメールを受信し、メールをメール送受信プログラム
に送信する。代表的なメールサーバプログラムとして、
米センドメール社のsendmail(商標)などがある。
1は、メール送受信プログラムから受信したメールを、
適切に、他のメールサーバに送信することである。第2
は、他のメールサーバから受信したメールをあて先(使
用者)別に整理して、管理することである。第3は、管
理しているメールをメール送受信プログラムの要求に応
じてメール送受信プログラムに送信することである。
メールを送信する処理の手続は、メールサーバがメール
送受信プログラムにメールを送信する処理の手続と異な
り、通信の手順が異なる。
る。メール送受信プログラムがメールサーバにメールを
送信する処理、およびメールサーバがメールサーバにメ
ールを送信する処理としては、SMTP(Simple Mail Tran
sfer Protocol)が広く利用されている。
らメールを受信する処理としては、POP3(Post Office
Protocol Version3)が広く利用されている。
ートと、POP3に対応するポートは、それぞれ異なる。メ
ール送受信プログラムは、メールを送信するとき、メー
ルサーバと、SMTPに対応するポートを介して、通信し、
メールを受信するとき、メールサーバと、POP3に対応す
るポートを介して、通信する。
過した国毎に消印を押される。同様に、メールも、消印
が付されている。
する度に、メール本文の先頭部分には消印情報が次々追
記される。先頭に付くことから、この消印情報は、ヘッ
ダと呼ばれる。
れる。最も下の部分(本文に近い部分)には、メール送
受信プログラムが付するブロックが配置され、その上の
2つの部分には、メールサーバが付するブロックが配置
される。
る。
報は、手紙の宛名と同様の情報から構成される。Fromに
は、送信元のメールアドレスが格納され、Toには、宛先
のメールアドレスが格納され、Subjectには、題名が格
納される。
ceivedには、タイムスタンプが格納される。formは、通
過したメールサーバの名称を格納する。
Receivedのブロックを付する。従って、Receivedのブロ
ックの記載を下から上に順に確認することにより、メー
ルが通過したメールサーバを知ることができる。
いて説明する。メールを送信するために正確に設定しな
ければならない情報は、メール送受信プログラムに対応
する電子メールアドレス、およびSMTPに対応するメール
サーバのホスト名である。
ールアドレスは、差出人名に対応する、送信元のアドレ
スである。メール送受信プログラムに対応する電子メー
ルアドレスが設定されないとき、メールを受信した相手
が差出人を知ることができず、また、宛て先が不明だっ
たとき、メールの差し戻しをすることができなくなる。
プログラムに対応する電子メールアドレスを、ヘッダ中
のFromの行に挿入する。メール送受信プログラムに対応
する電子メールアドレスは、相手が返事を書くときの宛
先としても利用される。メール送受信プログラムによっ
ては、返信アドレスの項目を設定することにより、返事
の受け取り先を変更することができる。
は、メール送受信プログラムがメールを送信するメール
サーバのホスト名が設定される。メール送受信プログラ
ムは、メールを送信するとき、SMTPに対応するメールサ
ーバのホスト名を基に、メールサーバにメールを送信す
る。ホスト名は、例えば、mailserver.so-net.ne.jpな
どと記述される。
メイン名に基づいて、表記される。ドメイン名において
は、国名、組織の種類、会社名を「.」が接続されて表
記される。ドメイン名において、大きい区分ほど、後ろ
に配置される。
区切り文字としての「@」を付して、更に、ドメイン名
を接続して、表記される。
ての「.」を付して、更に、ドメイン名を接続して、表
記される。
述したように表記されることにより、一意のメールアド
レスまたはホスト名とされる。
イン名には、大文字と小文字が使われるが、これらは区
別されない。
ルサーバへのメールの送信について説明する。メール送
受信プログラムは、メールの送信にあたって、ホスト名
に対応するIPアドレスを取得しなければならない。IPア
ドレスは、例えば、192.168.0.1などのように、数字お
よび「.」の組み合わせで記述される。
システムである。インターネット4には、いくつものDN
Sサーバが設置されている。いずれかの、DNSサーバにホ
スト名を送信すると、そのDNSサーバは、ホスト名に対
応するIPアドレスを返信する。
ト名Aに対応させて、IPアドレスa.a.a.aを記録してい
る。
にアクセスする直前に、DNSサーバからメールサーバのI
Pアドレスを教えてもらう。
サーバへのメールの送信の手順について説明する。メー
ル送受信プログラムおよびメールサーバは、SMTPの手順
に従って、メール送受信プログラムからメールサーバに
メールを送信する。
l Protocol)のセットアップ、メールサーバの呼び出
し、送信の準備、宛先の通知、本文の送信、終了確認、
およびTCPの終了の処理から構成される。メールサーバ
の呼び出し、送信の準備、宛先の通知、本文の送信、お
よび終了確認の処理は、いずれも、メール送受信プログ
ラムからの要求とメールサーバの返答で構成される。
ラムおよびメールサーバは、コマンド文および返信コー
ドにより、通信する。例えば、コマンド文”RCPT from:
y@so-net.ne.jp"において、RCPTがメールの宛先を通知
するコマンドであり、そのメールの宛先がy@so-net.ne.
jpである。
250である。返信コードのいくつかを説明すると、251
は、"そのようなユーザは存在しません"を示し、450
は、"メールボックスが使用中です”を示し、451は、"
エラーが発生し異常終了しました”を示し、452は、"処
理に必要なリソースが不足しています"を示し、501
は、”コマンドの文法が間違っています”を示し、502
は、"コマンドが使えません”を示し、550は、"メール
ボックスが存在しません"を示す。
報機能は、同じ文面のメールを何人にも送る機能であ
る。
アドレスを記載すると、メール送受信プログラムは、RC
PTコマンドを送信する処理を、メールアドレスに記載さ
れた、それぞれアドレスについて繰り返す。
cc(ブラインドカーボンコピー)行といった専用のヘ
ッダを利用しても一斉同報をすることができる。
送信した場合、メールを受信した相手は、ヘッダのTo行
に自分のアドレスが記載されていないことから、メール
のコピーを受信したことを知ることができる。
ヘッダには、相手のメールアドレスが格納されている。
Bcc行を利用してメールを送信した場合、メール送受
信プログラムは、RCPTコマンドを送信する処理の後、ヘ
ッダからBcc行を削除して、本文を送信する。Bcc
行を利用したメールの送信は、相手に同報した宛先をあ
えて知らせたくないとき、有効である。
ルサーバを探して転送する処理について説明する。メー
ルサーバからメールサーバにメールを転送する処理は、
SMTPの手順に従って実行される。
転送する処理において、メールを送信するメールサーバ
は、メールの送り先からドメイン名を切り出して、切り
出したドメイン名をDNSサーバに送信する。
のホスト名との関係をMXレコードとして記録しているの
で、ドメイン名に対応するメールサーバのホスト名を、
ドメイン名を送信したメールサーバに送信する。
イン名B.B.Bに対応させて、ホスト名Bを記録している。
ホスト名をDNSサーバに送信する。
関係をAレコードとして記録しているので、ホスト名に
対応するIPアドレスを、ホスト名を送信したメールサー
バに送信する。
ト名Bに対応させて、IPアドレスb.b.b.bを記録してい
る。
述したSMTPの手順に基づき、メールを、メールの送り先
のドメイン名に対応するメールサーバに送信する。
して、メールを同報することができる。メーリングリス
トを利用して、メールを同報するとき、エイリアス機能
が使用される。
は、所定のメールアドレス(代表アドレス)に対応し
て、予め複数のアドレスをグループ化して、記録してい
る。メールサーバは、代表アドレス宛のメールを受信す
ると、代表アドレスに対応して記録されている複数のア
ドレスの全てに対して、メールのコピーを再送信する。
メールサーバは、ヘッダを書き換えることなく、登録し
ているメールアドレスに宛てて次々にメールを送信す
る。
信したメールをスプールと呼ばれるメールボックスに保
存する。メールサーバは、使用者ごとにメールを管理
し、宛先に対応する使用者のメール送受信プログラムの
受信ボタンが押されたとき、メールを配信する。
にSMTPに基づいてメールを送信しないのは、メール送受
信プログラムを実行している装置が動作していない、ま
たはインターネット4に接続されていない可能性がある
ためである。
にPOP3に基づいてメールを送信する。POP3の手順は、TC
Pのセットアップ、メールサーバの呼び出し、使用者の
認証、メールボックスの内容確認、着信数のチェック、
本文の受信、削除の依頼、終了確認、およびTCPの終了
の処理から構成される。メールサーバの呼び出し、使用
者の認証、メールボックスの内容確認、着信数のチェッ
ク、本文の受信、削除の依頼、および終了確認の処理
は、いずれも、メール送受信プログラムからの要求とメ
ールサーバの返答で構成される。
は、SMTPにおけるコマンド文および返信コードと異な
る。
しているユーザIDおよびパスワードにより使用者を認証
しない限り、メールの受信の処理は実行されない。
図である。図2は、把持されたときのPDA1の斜視図で
ある。図3は、クレードル2に装着されたPDA1の斜視
図である。図4は、PDA1の正面図である。
な大きさに、その筐体が形成されている。PDA1の上部
には、半導体メモリが内蔵されているメモリースティッ
ク(商標)11が挿入されるスロットが設けられてい
る。
面に接するようにクレードルに装着される。PDA1の下
面には、クレードル2と接続するためのUSB(Universal
Serial Bus)ポート(図示せず)等が設けられてい
る。
びジョグダイヤル23などが設けられている。
表示装置で構成され、アイコン、サムネイル、またはテ
キストなどの画像を表示する。表示部21の上側には、
タッチパッドが設けられている。タッチパッドを指また
はペンなどで押圧することにより、PDA1に所定のデー
タまたは動作指示が入力される。
表示部21に表示されたアイコンまたはサムネイルの選
択などを入力する。
体側への押圧操作に対応して、表示部21に表示された
アイコンまたはサムネイルの選択などを入力する。
る。CPU(Central Processing Unit)31は、発振器3
2から供給されるクロック信号に同期して、Flash ROM
(Read-only Memory)33またはEDO DRAM(Extended D
ata Out Dynamic Random-AccessMemory)34に格納さ
れているオペレーティングシステム、または開発された
アプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを
実行する。
Erasable Programmable Read-OnlyMemory)の一種であ
るフラッシュメモリで構成され、一般的には、CPU31
が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基
本的に固定のデータを格納する。EDO DRAM34は、CPU
31の実行において使用するプログラムや、その実行に
おいて適宜変化するパラメータを格納する。
は、PDA1に装着されているメモリースティック11か
らデータを読み出すとともに、CPU31から供給された
データをメモリースティック11に書き込む。
ェース36は、発振器37から供給されるクロック信号
に同期して、接続されているUSB機器であるドライブ5
1からデータまたはプログラムを入力するとともに、CP
U31から供給されたデータをドライブ51に供給す
る。USBインターフェース36は、発振器37から供給
されるクロック信号に同期して、接続されているUSB機
器であるクレードル2からデータまたはプログラムを入
力するとともに、CPU31から供給されたデータをクレ
ードル2に供給する。
スク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、また
は半導体メモリ64に記録されているデータまたはプロ
グラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、
USBインターフェース36を介して、接続されているCPU
31またはEDO DRAM34に供給する。また、ドライブ5
1は、装着されている磁気ディスク61、光ディスク6
2、光磁気ディスク63、または半導体メモリ64にデ
ータまたはプログラムを記録させる。
スティックインターフェース35、およびUSBインター
フェース36は、アドレスバスおよびデータバスを介し
て、CPU31に接続されている。
からデータを受信し、受信したデータに対応する画像ま
たは文字などを表示する。タッチパッド制御部38は、
表示部21の上側に設けられたタッチパッドが操作され
たとき、操作に対応したデータ(例えば、タッチされた
座標を示す)を表示部21から受信し、受信したデータ
に対応する信号をシリアルバスを介してCPU31に供給
する。
は、表示部21の液晶表示部の裏側に設けられている電
界発光素子を動作させ、表示部21の表示の明るさを制
御する。
ynchronous receiver-transmitter)を介して、CPU31
から受信したデータを赤外線を媒体として、図示せぬ他
の機器に送信するとともに、他の機器から送信された赤
外線を媒体とするデータを受信して、CPU31に供給す
る。また、PDA1は、UARTを介して、他の機器と通信す
ることができる。
のデータの復号回路などから構成され、予め記憶してい
る音声のデータ、またはインターネット4を介して受信
した音声のデータなどを復号して、再生し、音声を出力
する。例えば、音声再生部42は、バッファ41を介し
て、CPU31から供給された音声のデータを再生して、
データに対応する音声を出力する。
U31に各種の指令を入力するとき、使用者により操作
される。
体側への押圧操作に対応するデータをCPU31に供給す
る。
52または接続されているAC(Alternating current)
アダプタ53から供給される電源の電圧を変換して、電
源をCPU31乃至音声再生部42のそれぞれに供給す
る。
−2に受信されるまでの手順を図6を参照して説明す
る。PDA1−1は、クレードル2−1、パーソナルコン
ピュータ3−1、およびインターネット4を介して、DN
Sサーバ6−1にメールサーバ5−1のホスト名を送信
する。DNSサーバ6−1は、インターネット4を介し
て、受信したホスト名に対応させてAレコードに格納さ
れているメールサーバ5−1のIPアドレスをPDA1−1
に送信する。
たメールサーバ5−1のIPアドレスを基に、クレードル
2−1、パーソナルコンピュータ3−1、およびインタ
ーネット4を介して、SMTP(Simple Mail Transfer Pro
tocol)の手順に基づき、メールをメールサーバ5−1
に送信する。
あて先を確認して、メールのあて先のドメイン名が自分
のドメインに対応しない場合、インターネット4を介し
て、DNSサーバ6−2にドメイン名を送信する。DNSサー
バ6−2は、インターネット4を介して、受信したドメ
イン名に対応させてMXレコードに格納されているメー
ルサーバ5−2のホスト名をメールサーバ5−1に送信
する。
を介して、DNSサーバ6−2から受信したメールのあて
先に対応するメールサーバ5−2のホスト名をDNSサー
バ6−2に送信する。DNSサーバ6−2は、インターネ
ット4を介して、受信したホスト名に対応させてAレコ
ードに格納されている、メールサーバ5−2のIPアドレ
スをメールサーバ5−1に送信する。
を介して、受信したIPアドレスを基に、SMTPの手順に基
づき、メールをメールサーバ5−2に転送する。メール
サーバ5−2は、受信したメールのあて先を確認して、
あて先のドメイン名が自分のドメインに対応する場合、
メールをスプールと称するメールボックスに格納する。
ナルコンピュータ3−2、およびインターネット4イン
ターネット4を介して、DNSサーバ6−2にメールサー
バ5−2のホスト名を送信する。DNSサーバ6−2は、
インターネット4を介して、受信したホスト名に対応す
る、メールサーバ5−2のIPアドレスをPDA1−2に送
信する。
2のIPアドレスを基に、クレードル2−2、パーソナル
コンピュータ3−2、およびインターネット4を介し
て、POP3(Post Office Protocol Version3)の手順に
基づき、メールサーバ5−2にメールを要求する。PDA
1−2は、クレードル2−2、パーソナルコンピュータ
3−2、およびインターネット4を介して、POP3の手順
に基づき、メールサーバ5−2からメールを受信する。
るプログラムを説明する図である。オペレーティングシ
ステム(以下、OSと称する)101は、PDA1の基本
的な動作を制御するプログラムである。
を制御するプログラムである。ドライバ102−2は、
タッチパッド制御部38の動作を制御するプログラムで
ある。ドライバ102−3は、音声再生部42の音声の
再生を制御するプログラムである。ドライバ102−4
は、ジョグダイヤル23の入力に対応した処理を実行す
るプログラムである。
ラム104などのアプリケーションプログラムが利用す
る複数の処理ルーチンが格納されている。
ドル2−1若しくは2−2、パーソナルコンピュータ3
−1若しくは3−2、およびインターネット4を介し
て、メールを送信し、または受信するプログラムであ
る。
来のメールを送受信する機器のプロクラムの構成と同様
である。
ルを受信するPDA1が実行するプログラムを説明する図
である。メール送受信プロクラム104は、メールサー
バ5−2からメールを受信するとき、例えば、図9に例
を示す画像を表示部11に表示させる。メール送受信プ
ログラム104は、受信したメールを表示するとき、受
信したメールをインタプリタ106に供給する。
がスクリプトを実行するとき利用されるルーチンを格納
する。
クラム104にプラグインされたプログラムであり、メ
ールに含まれているスクリプトを抽出して、抽出したス
クリプトを実行する。例えば、インタプリタ106は、
スクリプトの実行に対応して、ドライバ102−1に、
所定の画像を表示部11に表示させ、ドライバ102−
3に、所定の音声を音声再生部42に再生させる。
音声再生部42などに対応するドライバ102−1乃至
102−4に、表示または音声の再生などを実行させる
ので、PDA1の機種の違いなどにより、表示部11また
は音声再生部42が異なるものであったとしても、イン
タプリタ106による表示または音声の再生は、確実
に、かつ正確に実行される。
または音声再生部42などのデバイスに対応するドライ
バ102−1乃至102−4に、表示または音声の再生
などの処理を実行させるので、スクリプトの実行内容に
対応して動作させる多種のデバイスがPDA1に組み込ま
れていても、インタプリタ106によるデバイスの制御
は、確実に、かつ正確に実行される。
表示しようとしたメールにスクリプトが含まれていると
き、インタプリタ106を起動するとともに、ライブラ
リ105をロードするようにしてもよい。
な構造を説明する図である。インタプリタ106は、構
文解析モジュール121、実行モジュール122、およ
び出力モジュール123から構成される。
11に示すように、メール送受信プログラム104がメ
ール151を表示しようとするとき、メール送受信プロ
グラム104からメール151を受け取り、受け取った
メール151に含まれているスクリプトを抽出して、抽
出したスクリプトを実行モジュール122に供給する。
信するメール151の構造の例を示す図である。メール
151は、スクリプトを格納しているとき、メール本文
に続いて、スクリプトを格納する。メール151は、格
納しているスクリプトがデータを必要とする場合、スク
リプトに続いて、インタプリタ106によるスクリプト
の実行に必要なデータを格納する。
1にスクリプトと共にデータが格納されているとき、ス
クリプトと共にデータを抽出して、抽出したデータをス
クリプトと共に実行モジュール122に供給する。
納している場合のインタプリタ106の処理の流れを説
明する図である。構文解析モジュール121は、メール
151からスクリプトを抽出したとき、抽出したスクリ
プトを実行モジュール122に供給する。
122は、スクリプトを実行する。出力モジュール12
3は、スクリプトの実行の結果に対応して、画像を表示
するか、音声を出力するか、または出力データ171
を、例えば、EDO DRAM34に記憶させる。
ル151からスクリプトを抽出しなかったとき(メール
151にスクリプトがふくまれていないとき)、図14
に示すように、構文解析モジュール121は、以後の処
理をメール送受信プログラム104に実行させ、通常の
メールの処理が実行される。このとき、メール送受信プ
ログラム104は、メール151の本文に対応するテキ
ストデータ191をドライバ102−1に供給する。ド
ライバ102−1は、テキストデータ191を基に、メ
ール151の本文を表示部11に表示させる。
の例を示す図である。図15に示す例において、メール
151は、本文およびスクリプトにより構成されてい
る。図15に示すメール151に含まれるスクリプト
は、MIME(Multi Purpose Internet Mail Extension)方
式により記述されたapplication/x-emmaである。
O:"Someone"<someone@sony.co.jp>"乃至”Othelloの2
手目です。"が本文に対応し、"------=_NextPart_000_0
011_01BFA9E7.2EE28580"乃至"----Next_Part(Wed_Apr_1
9_11:42:48_2000_705)----"がスクリプトに対応する。
す図である。スクリプトの実行は、入力部および実行部
に分類される。
21により、メール151からスクリプトが抽出され
る。
部、および出力部から構成されている。データ入力部に
おいて、実行モジュール122は、例えば、ドライバ1
02−1に、入力用の画像を表示部11に表示させ、ド
ライバ102−2に、タッチパッド制御部38からの入
力を制御させる。
ュール122が、例えば、タブレット、キー22、ジョ
グダイヤル23、センサ、メモリースティックインター
フェース35、外付けキーボード、モデム、USBインタ
ーフェース36、赤外線通信部40、またはドライブ5
2などに対応するドライバを制御することにより実行さ
れる。
2は、スクリプトの処理ロジックを実行する。
は、処理実行部における処理に対応して、例えば、ドラ
イバ102−1に、処理の結果の画像を表示部11に表
示させ、ドライバ102−3に、処理の結果の音声を音
声再生部42に出力させる。
123が、例えば、表示部11、モデム、音声再生部4
2、メモリースティックインターフェース35、USBイ
ンターフェース36、赤外線通信部40、またはドライ
ブ52などに対応するドライバを制御することにより実
行される。
プトの例を示す図である。図17に示すスクリプトがイ
ンタプリタ106に読み込まれたとき、実行モジュール
122は、onload()メソッドを起動して、図18に例を
示すように、show()メソッドによりオセロ盤とそのとき
のコマを表示部11に表示させる。
手を入力すると、実行モジュール122は、ontap()メ
ソッドにより、新しい手が入力されたオセロ盤上の座標
を取得する。実行モジュール12は、check()メソッド
により、新しい手に対応する座標がオセロのルールに規
定される要件を満たしているか否かを判定し、オセロの
ルールに規定される要件を満たしていないと判定された
場合、confirm()メソッドにより、エラーである旨を通
知し(表示部11にエラーメッセージを表示する)、on
tap()メソッドの実行を繰り返す。
件を満たしていると判定された場合、実行モジュール1
22は、図20に例を示すように、update()メソッドに
より、コマの面を更新する。出力モジュール123は、
図21に例を示すように、sendmail()メソッドにより、
メールを相手に送信する処理を実行して、exit()メソッ
ドにより処理は終了する。
て、メール送受信プログラム104を実行するPDA1に
よるメール送信の処理を説明する。ステップS11にお
いて、メール送受信プログラム104は、USBインター
フェース36に、クレードル2、パーソナルコンピュー
タ3、およびインターネット4を介して、メールサーバ
5−1に対応するホスト名をDNSサーバ6−1に送信さ
せ、DNSサーバ6−1からメールサーバ5−1に対応す
るIPアドレスを取得する。
は、例えば、SMTPの手順に基づいて実行される。
ログラム104は、USBインターフェース36に、クレ
ードル2、パーソナルコンピュータ3、およびインター
ネット4を介して、IPアドレスを指定させてメールサー
バ5−1と接続させる。ステップS13において、メー
ル送受信プログラム104は、USBインターフェース3
6に、クレードル2、パーソナルコンピュータ3、およ
びインターネット4を介して、メールサーバ5−1を呼
び出させる(メールサーバ5−1が実行するメールサー
バプログラム(例えば、sendmail(商標)など)を呼び
出す)。
ログラム104は、USBインターフェース36に、メー
ルの送信の準備をメールサーバ5−1にさせる(メール
サーバ5−1が実行するメールサーバプログラムに、メ
ールを送信する手続きを実行する旨を通知する)。ステ
ップS15において、メール送受信プログラム104
は、USBインターフェース36に、送信するメールのあ
て先(メールアドレス)をメールサーバ5−1に通知す
る。
ログラム104は、USBインターフェース36に、メー
ルをメールサーバ5−1に送信させる。ステップS17
において、メール送受信プログラム104は、USBイン
ターフェース36に、メールサーバ5−1との処理の終
了確認をさせる。
ログラム104は、USBインターフェース36に、メー
ルサーバ5−1との接続を切断させ、処理は終了する。
1にメールを送信することができる。
5−2にメールを転送する処理は、メールのあて先に対
応するホスト名の取得の処理を除いて、メール送信の処
理と同様なので、その説明は省略する。
て、メール送受信プログラム104を実行するPDA1に
よるメール受信の処理を説明する。ステップS31にお
いて、メール送受信プログラム104は、USBインター
フェース36に、クレードル2、パーソナルコンピュー
タ3、およびインターネット4を介して、メールサーバ
5−2に対応するホスト名をDNSサーバ6−2に送信さ
せ、DNSサーバ6−2からメールサーバ5−2に対応す
るIPアドレスを取得する。
は、例えば、POP3の手順に基づいて実行される。
ログラム104は、USBインターフェース36に、クレ
ードル2、パーソナルコンピュータ3、およびインター
ネット4を介して、IPアドレスを指定させてメールサー
バ5−2と接続させる。ステップS33において、メー
ル送受信プログラム104は、USBインターフェース3
6に、クレードル2、パーソナルコンピュータ3、およ
びインターネット4を介して、メールサーバ5−2を呼
び出させる。
ログラム104は、USBインターフェース36に、PDA1
の使用者のユーザIDおよびパスワードを、クレードル
2、パーソナルコンピュータ3、およびインターネット
4を介して、メールサーバ5−2に送信させ、メールサ
ーバ5−2に使用者の認証の処理を実行させる。
ログラム104は、USBインターフェース36に、メー
ルボックス(PDA1の使用者宛てのメールが格納されて
いる)の内容確認をメールサーバ5−2にさせる。
ログラム104は、USBインターフェース36に、PDA1
の使用者宛のメールの着信数をメールサーバ5−2に送
信させ、メールの着信数を受信する。
ログラム104は、USBインターフェース36に、メー
ルサーバ5−2にPDA1の使用者宛のメールを送信さ
せ、送信されたメールを受信させる。ステップS38に
おいて、メール送受信プログラム104は、USBインタ
ーフェース36に、PDA1の使用者宛のメールの削除を
メールサーバ5−2に依頼させる。メールサーバ5−2
は、PDA1の使用者宛のメールを削除する。
ログラム104は、USBインターフェース36に、メー
ルサーバ5−2との処理の終了確認をさせる。
ログラム104は、USBインターフェース36に、メー
ルサーバ5−2との接続を切断させ、処理は終了する。
2から、PDA1の使用者宛のメールを受信することがで
きる。
信したメールを表示するとき実行される、メール送受信
プログラム104およびインタプリタ106を実行する
PDA1のスクリプトの処理を、図24のフローチャート
を参照して説明する。ステップS51において、メール
送受信プログラム104は、受信したメール151を読
み込む。
ログラム104は、読み込んだメール151にスクリプ
トが含まれているか否かを判定し、スクリプトが含まれ
ていると判定された場合、ステップS53に進み、イン
タプリタ106を起動する。メール送受信プログラム1
04は、読み込んだメール151をインタプリタ106
に供給する。
信プログラム104と共に、予め起動させておくように
してもよい。
06の構文解析モジュール121は、メール151の記
述を基に、メール151に含まれるスクリプトを抽出す
る。ステップS55において、インタプリタ106の実
行モジュール122は、抽出したスクリプトを実行す
る。
06の出力モジュール123は、スクリプトの実行の結
果に対応して、表示または音声の出力の処理を実行す
る。ステップS57において、メール送受信プログラム
104は、インタプリタ106を終了させ、処理は終了
する。
まれていないと判定された場合、スクリプトに対応する
処理は必要ないので、ステップS53乃至ステップS5
7の処理はスキップされて、処理は終了する。
クリプトが含まれているとき、インタプリタ106を起
動して、スクリプトに対応した処理を実行する。
しているインタプリタ106の構文解析モジュール12
1により実行されるようにしてもよい。
であるオセロの処理を、図25のフローチャートを参照
して説明する。ステップS71において、メール送受信
プログラム104は、受信したメール151を読み込
む。
ログラム104は、インタプリタ106を起動する。ス
テップS73において、インタプリタ106の出力モジ
ュール123は、表示部11にオセロ盤とコマを表示さ
せる。
122は、新たな手が入力されたか否かを判定し、新た
な手が入力されていないと判定された場合、新たな手が
入力されるまで、ステップS74に戻り判定の処理を繰
り返す。
されたと判定された場合、ステップS75に進み、実行
モジュール122は、新たな手の座標(オセロ盤上の位
置を示す)を読み取る。ステップS76において、実行
モジュール122は、新たな手がオセロのルールに規定
される要件を満たしているか否かを判定し、新たな手が
オセロのルールに規定される要件を満たしていると判定
された場合、ステップS77に進み、新たな手に対応す
るオセロ盤の位置にコマをおく。
122は、所定のコマを裏返すなど、コマの面を更新す
る。ステップS79において、出力モジュール123
は、表示部11にオセロ盤とコマを表示させる。
123は、USBインターフェース36に、新たな手を相
手に通信させる。ステップS81において、メール送受
信プログラム104は、インタプリタ106を終了さ
せ、処理は終了する。
ロのルールに規定される要件を満たしていないと判定さ
れた場合、ステップS82に進み、出力モジュール12
3は、表示部11にエラーの表示をさせて、使用者にエ
ラーを通知し、手続きは、ステップS74に戻り、新た
な手の入力から処理を繰り返す。
まれるスクリプトに基づき、オセロの処理を実行する。
151を読もうとするとき、メール151の送り手が所
望するアクションを実行する。PDA1は、使用者がメー
ル151を読まないとき、メール151に含まれるスク
リプトを実行しないので、スクリプトの処理の負荷を最
小とすることができる。
だけで、スクリプトの記述に対応する種々の処理を実行
することができるので、メールにデータを添付して送信
する場合に比較して、添付されたデータの種類に対応す
る、多数のアプリケーションプログラムを格納しておく
必要がない。
実行するので、インタプリタ106をセキュアに実装す
れば、メールに添付された実行プログラムをそのまま実
行する場合に比較して、より安全に処理を実行させるこ
とができる。
の第2の実施の形態について説明する。
テムの第2の実施の形態を示す図である。公衆回線網2
02には、通信サービスの提供エリアを所望の広さに分
割したセルにそれぞれ配置されている、固定無線局であ
る基地局201−1乃至201−4を介して、PDA1−
1若しくは1−2、またはカメラ付きデジタル携帯電話
機301−1および301−2が接続されている。
無線局であるPDA1−1および1−2、並びにカメラ付
きデジタル携帯電話機301−1および301−2を、
例えば、W-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Ac
cess)と呼ばれる符号分割多元接続により無線接続し、
移動無線局であるPDA1−1および1−2、並びにカメ
ラ付きデジタル携帯電話機301−1および301−2
と、2GHzの周波数帯域を利用して最大2Mbpsのデータ転
送速度で大容量データを高速にデータ通信できる。
きデジタル携帯電話機301−1および301−2は、
基地局201−1乃至201−4とW-CDMA方式により大
容量データを高速にデータ通信できるので、音声通話に
限らず、電子メールの送受信、簡易ホームページの閲
覧、画像の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行し得
る。
は、有線回線を介して、公衆回線網202に接続されて
いる。公衆回線網202には、インターネット4、図示
せぬ加入者有線端末装置、コンピュータネットワーク、
および企業内ネットワーク等が接続されている。
セスサーバ203は、公衆回線網202に接続されてお
り、更に、インターネットサービスプロバイダが保有す
るコンテンツサーバ204に接続されている。
末装置、PDA1−1若しくは1−2、またはカメラ付き
デジタル携帯電話機301−1若しくは301−2から
の要求に対応して、例えば、簡易ホームページ等のコン
テンツを、コンパクトHTML(Hypertext Markup Languag
e)方式のファイルとして提供する。
Wide Web)サーバ205−1乃至205−Nが接続さ
れている。WWWサーバ205−1乃至205−Nは、TCP
(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protoc
ol)のプロトコルに従って、加入者有線端末装置、PDA1
−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話
機301−1および301−2からアクセスされる。
カメラ付きデジタル携帯電話機301−1および301
−2は、基地局201−1乃至201−4までを2Mbps
の簡易トランスポートプロトコルで通信し、基地局20
1−1乃至201−4から、インターネット4、および
WWWサーバ205−1乃至205−NまでをTCP/IPで通
信する。
202を介して、加入者有線端末装置、PDA1−1およ
び1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機301
−1および301−2に接続され、加入者有線端末装
置、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタ
ル携帯電話機301−1および301−2に対する認証
処理または課金処理などを実行する。
および301−2は、公衆回線網202およびインター
ネット4を介して、上述した、PDA1と同様の処理でメ
ールを送信するか、または受信する。カメラ付きデジタ
ル携帯電話機301−1および301−2は、受信した
メールにスクリプトが含まれているとき、インタプリタ
106を起動して、スクリプトを実行する。
1−1および301−2を個々に区別する必要がないと
き、単に、カメラ付きデジタル携帯電話機301と称す
る。
帯電話機301の外観構成について説明する。図27に
示すようにカメラ付デジタル携帯電話機301は、表示
部302および本体303で構成され、中央のヒンジ部
304により折り畳み可能に形成されている。
収納可能な送受信用のアンテナ305を有する。カメラ
付デジタル携帯電話機301は、アンテナ305を介し
て、固定無線局である基地局201−1乃至201−4
のいずれかとの間で電波を送受信する。
180度の角度範囲で回動自在なカメラ部306を有す
る。カメラ付デジタル携帯電話機301は、カメラ部3
06のCCDカメラ307によって所望の撮像対象を撮
像する。
0度回動されて位置決めされた場合、図28に示すよう
に、表示部302は、カメラ部306の背面側中央に設
けられたスピーカ308が正面側に位置する状態とな
る。これにより、カメラ付デジタル携帯電話機301
は、通常の音声通話状態に切り換わる。
プレイ309が設けられている。液晶ディスプレイ30
9は、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録さ
れている相手先名や電話番号および発信履歴等の他、電
子メールの内容、簡易ホームページ、カメラ部306の
CCDカメラ307で撮像した画像などを表示する。
乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終
話及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操
作キー310が設けられている。操作キー310の操作
に対応した各種指示が、カメラ付デジタル携帯電話機3
01に入力される。
にメモボタン311およびマイクロフォン312が設け
られている。カメラ付デジタル携帯電話機301は、メ
モボタン311が操作されたとき、通話中の相手の音声
を録音する。カメラ付デジタル携帯電話機301は、マ
イクロフォン312によって通話時の使用者の音声を集
音する。
部に回動自在なジョグダイヤル313が、本体303の
表面から僅かに突出した状態で設けられている。カメラ
付デジタル携帯電話機301は、ジョグダイヤル313
に対する回動操作に応じて、液晶ディスプレイ309に
表示されている電話帳リスト若しくは電子メールのスク
ロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作、また
は画像の送り動作等の種々の動作を実行する。
グダイヤル313の回動操作に応じて液晶ディスプレイ
309に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中
から所望の電話番号を選択し、ジョグダイヤル313が
本体303の内部方向に押圧されたとき、選択されてい
る電話番号を確定して、確定した電話番号に対して自動
的に発呼処理を行う。
バッテリパックが装着されており、終話/電源キーがオ
ン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して
電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
自在なメモリースティック11を装着するためのメモリ
ースティックスロット314が設けられている。カメラ
付デジタル携帯電話機301は、メモボタン311が押
下されると、通話中の相手の音声を装着されているメモ
リースティック11に記録する。カメラ付デジタル携帯
電話機301は、使用者の操作に応じて、電子メール、
簡易ホームページ、CCDカメラ307で撮像した画像
を、装着されているメモリースティック11に記録す
る。
あるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモ
リカードの一種である。このメモリースティック11
は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm]の小型薄型形状のプラ
スチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮
発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable andP
rogrammable Read Only Memory )の一種であるフラッ
シュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を
介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び
読み出しが可能となっている。
等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、
使用する機器で互換性を確保することができる独自のシ
リアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S]、
最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共
に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保して
いる。
1は、このようなメモリースティック11を装着可能に
構成されているために、メモリースティック11を介し
て、他の電子機器との間でデータの共有化を図ることが
できる。
帯電話機301は、表示部302および本体303の各
部を統括的に制御する主制御部351に対して、電源回
路部352、操作入力制御部353、画像エンコーダ3
54、カメラインターフェース部355、LCD(Liqu
id Crystal Display)制御部356、画像デコーダ35
7、多重分離部358、記憶再生部363、変復調回路
部359、および音声コーデック360がメインバス3
61を介して互いに接続されると共に、画像エンコーダ
354、画像デコーダ357、多重分離部358、変復
調回路部359、および音声コーデック360が同期バ
ス362を介して互いに接続されて構成されている。
終話/電源キーがオン状態にされると、バッテリパック
から各部に対して電力を供給することによりカメラ付デ
ジタル携帯電話機301を動作可能な状態に起動する。
PU、ROMおよびRAM等でなる主制御部351の制
御に基づいて、音声通話モードにおいて、マイクロフォ
ン312で集音した音声信号を音声コーデック360に
よってデジタル音声データに変換する。カメラ付デジタ
ル携帯電話機301は、デジタル音声データを変復調回
路部359でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部3
64でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理
を施した後にアンテナ305を介して送信する。
は、音声通話モードにおいて、アンテナ305で受信し
た受信信号を増幅して周波数変換処理およびアナログデ
ジタル変換処理を施し、変復調回路部359でスペクト
ラム逆拡散処理し、音声コーデック360によってアナ
ログ音声信号に変換する。カメラ付デジタル携帯電話機
301は、アナログ音声信号に対応する音声をスピーカ
308に出力させる。
1は、データ通信モードにおいて、電子メールを送信す
る場合、操作キー310およびジョグダイヤル313の
操作によって入力された電子メールのテキストデータを
操作入力制御部353を介して主制御部351に送出す
る。
調回路部359でスペクトラム拡散処理し、送受信回路
部364でデジタルアナログ変換処理及び周波数変換処
理を施した後にアンテナ305を介して基地局へ送信す
る。
301は、データ通信モードにおいて、電子メールを受
信する場合、アンテナ305を介して基地局CS3から
受信した受信信号を変復調回路部359でスペクトラム
逆拡散処理して、元のテキストデータを復元した後、L
CD制御部356を介して液晶ディスプレイ309に電
子メールとして表示する。
いて、電子メールを送信または受信する場合、メール送
受信プログラム104およびインタプリタ106を実行
する。
ント配線板11と同様に、パネルID設定部を有するフレ
キシブルプリント配線板を介して、液晶ディスプレイ3
09に接続されている。
1は、使用者の操作に応じて受信した電子メールを記憶
再生部363を介してメモリースティック11に記録す
ることも可能である。
ータ通信モードにおいて画像データを送信する場合、C
CDカメラ307で撮像された画像データをカメライン
ターフェース部355を介して画像エンコーダ354に
供給する。
は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ3
07で撮像した画像データをカメラインターフェース部
355およびLCD制御部356を介して液晶ディスプ
レイ309に直接表示することも可能である。
07から供給された画像データを、例えば、MPEG
(Moving Picture Experts Group )2またはMPEG
4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化することに
より符号化画像データに変換し、これを多重分離部35
8に送出する。
機301は、CCDカメラ307で撮像中にマイクロフ
ォン312で集音した音声を音声コーデック360を介
してデジタルの音声データとして多重分離部358に送
出する。
4から供給された符号化画像データと音声コーデック3
60から供給された音声データとを所定の方式で多重化
し、その結果得られる多重化データを変復調回路部35
9でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部364でデ
ジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後
にアンテナ305を介して送信する。
301は、データ通信モードにおいて、例えば、簡易ホ
ームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを
受信する場合、アンテナ305を介して基地局から受信
した受信信号を変復調回路部359でスペクトラム逆拡
散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部
358に送出する。
化画像データと音声データとに分離し、同期バス362
を介して、符号化画像データを画像デコーダ357に供
給すると共に、音声データを音声コーデック360に供
給する。
をMPEG2またはMPEG4等の所定の符号化方式に
対応した復号方式でデコードすることにより再生動画像
データを生成し、これをLCD制御部356を介して液
晶ディスプレイ309に供給する。これにより、カメラ
付デジタル携帯電話機301は、例えば、簡易ホームペ
ージにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画デー
タを表示する。
音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをス
ピーカ308に供給する。これにより、カメラ付デジタ
ル携帯電話機301は、例えば、簡易ホームページにリ
ンクされた動画像ファイルに含まる音声データを再生す
る。
メラ付デジタル携帯電話機301は、受信した簡易ホー
ムページ等にリンクされたデータを使用者の操作により
記憶再生部363を介してメモリースティック11に記
録することが可能である。
ル携帯電話機301に限らず、ノート型のパーソナルコ
ンピュータ、PHS(Personal Handyphone System)の
端末装置、またはカーナビゲーションシステムなどメー
ルを送信し、または受信する装置全般に適用することが
できる。
成について説明する。
な構成の一例を示す図である。
ダ503、構文解析部505、データ構成部517、エ
ンコーダ518、およびメール生成部519は、図10
の構文解析モジュール121に対応する。
認証暗号化部507、リソースアクセスマネージャ50
8、およびストレージモジュール511は、図10の実
行モジュール122に対応する。
ル510は、図10の出力モジュール123に対応す
る。
送受信プログラムプラグインインターフェース501を
介して、開こうとするメール151をメール構文解析部
502に供給するか、またはメール生成部519から生
成されたメール151を取得する。
プログラムプラグインインターフェース501を介し
て、メール送受信プログラム104から供給されたメー
ル151の構文を解析して、メール151からスクリプ
トおよびデータを抽出する。メール構文解析部502
は、メール151から抽出したスクリプトおよびデータ
をデコーダ503に供給する。
コードにより、処理手順が記述されている、1連の命令
群から成るプログラムの1種である。
方式により符号化されているデータを復号する。Base64
は、7ビットのデータのみを伝送するネットワークを介
して、データまたはプログラムなどを伝送するため、デ
ータまたはプログラムなどを64種類のASCIIコードの
列に変換する2進データのエンコード方法である。
るスクリプトを復号するようにしてもよい。
4を介して、スクリプトを構文解析部505に供給し、
復号されたデータをスクリプトインタプリタ506に供
給する。
る所定の文字列を、スクリプトインタプリタ506が処
理可能な中間コード(intermediate code)に置換する。
ここで、中間コードを大別すると、一般的には、(1)
字句解析の結果や生成される字句の列などの字句の列、
(2)構文解析の結果として生成される解析木や構文
木、ポーランド記法などの木構造、(3)3つ組、4つ
組とよばれる仮想機械コードなどの機械語に近い形式に
分類されるが、本明細書においては、この中間コードを
解析木の意味で使用する。
イトコード」と呼んでいる。
において、元のソースコードから最終的な実行形式に変
換する過程で、便宜上、一時的に作成される中間形式の
コードをいう。このようにソースからターゲットへの変
換プロセスを細かく分離することにより、複数のプラッ
トフォーム(ターゲット)に言語処理系を対応させるこ
とが容易となる。
一旦、バイトコードと呼ばれる中間コードに変換され、
変換された中間コードがWWWサーバに保存される。WWWサ
ーバは、クライアント側のWWWブラウザに、このバイト
コードを送信し、クライアント側のJava VM(Java Virt
ual Machine)は、バイトコードを解釈して実行する。
この場合、各プラットフォームの違い(CPUやオペレー
ティングシステムの違い)を、Java VMが吸収するの
で、バイトコード自身は特定のプラットフォームに依存
しない。こうしてJavaにおいて、実行時にかかる負担
(バイトコードから実行コードへの変換)を抑えなが
ら、プラットフォームに依存しないプログラム環境が実
現される。
ても、ソースコードを実行プログラム(通常はCPUが解
釈できるバイナリコード)に直接変換するのではなく、
実際のマシンよりも抽象度が高い中間的なコードに変換
し(実際のマシンアーキテクチャの制限などに煩わされ
ずにすむので、コードの最適化作業などがやりやすくな
る)、その後、最終的な実行形式のバイナリコードを生
成する方式がとられることも多い。
コードに置換したスクリプトをスクリプトインタプリタ
506に供給する。
プトを認証暗号化部507に供給し、認証暗号化部50
7に、スクリプトの正当性を判定させる。
トにMD(Message Digest)5などのハッシュ関数を適用
して、スクリプトに対応するハッシュ値を算出する。認
証暗号化部507は、算出されたハッシュ値とスクリプ
トに含まれている認証用のデータとが同一であるか否か
を判定する。
るスクリプトを含むメール151の例を示す。
IGNATURE>”および”</SIGNATURE>”の間に配置されて
いる”347a9d8684ab96533fb6b51906fdacf9”などのデー
タが、認証用のデータである。
書を格納して、認証暗号化部507に、電子署名または
証明書を基に、認証させるようにしてもよい。
ュ値と認証用のデータとが同一であると判定された場
合、スクリプトが改変されていないので、スクリプトが
正当であることを示すデータをスクリプトインタプリタ
506に供給する。
ュ値と認証用のデータとが同一でないと判定された場
合、スクリプトが改変されているので、スクリプトが正
当でないことを示すデータをスクリプトインタプリタ5
06に供給する。
プトが正当でないことを示すデータが認証暗号化部50
7から供給されたとき、そのスクリプトを実行しない。
プトが正当であることを示すデータが認証暗号化部50
7から供給されたとき、デコーダ503から供給された
データを基に、そのスクリプトを実行する。
6は、正当なスクリプトのみを実行するので、本発明に
係るメール送受信システムにおいては、改変された不正
なスクリプトによる攻撃が排除され、スクリプトの実行
における安全性が保証される。
21に画像を表示するか、またはタッチパッドから入力
されたデータを取得するとき、リソースアクセスマネー
ジャ508に画像の表示またはデータの取得の処理を実
行させる。
ROM33またはEDO DRAM34などにデータを記憶させる
か、またはFlash ROM33またはEDO DRAM34に記憶さ
れているデータを取得するとき、リソースアクセスマネ
ージャ508にデータの記憶またはデータの取得の処理
を実行させる。
ュール帳プログラム512、アドレス帳プログラム51
3、メモ帳プログラム514、TODO帳プログラム5
15、またはアプリケーションプログラム516にアク
セスするとき、リソースアクセスマネージャ508にス
ケジュール帳プログラム512、アドレス帳プログラム
513、メモ帳プログラム514、TODO帳プログラ
ム515、またはアプリケーションプログラム516に
アクセスさせる。
クリプトインタプリタ506から、表示部21への画像
の表示が要求されたか、またはタッチパッドから入力さ
れたデータの取得が要求されたとき、プラットフォーム
リソースアクセスインターフェース509を介して、I
/Oモジュール510に、表示部21に画像を表示させ
るか、またはI/Oモジュール510に、タッチパッド
から入力されたデータを取得させる。I/Oモジュール
510が取得した、タッチパッドから入力されたデータ
は、プラットフォームリソースアクセスインターフェー
ス509を介して、リソースアクセスマネージャ508
に供給される。
/Oモジュール510により取得された、タッチパッド
から入力されたデータをスクリプトインタプリタ506
に供給する。
クリプトインタプリタ506から、Flash ROM33また
はEDO DRAM34などへのデータの記憶が要求されたか、
またはFlash ROM33またはEDO DRAM34に記憶されて
いるデータの取得が要求されたとき、プラットフォーム
リソースアクセスインターフェース509を介して、ス
トレージモジュール511に、Flash ROM33またはEDO
DRAM34などにデータを記憶させるか、またはストレ
ージモジュール511に、Flash ROM33またはEDO DRA
M34に記憶されているデータを取得させる。ストレー
ジモジュール511が取得した、Flash ROM33またはE
DO DRAM34に記憶されているデータは、プラットフォ
ームリソースアクセスインターフェース509を介し
て、リソースアクセスマネージャ508に供給される。
トレージモジュール511により取得された、Flash RO
M33またはEDO DRAM34に記憶されているデータをス
クリプトインタプリタ506に供給する。
クリプトインタプリタ506から、スケジュール帳プロ
グラム512、アドレス帳プログラム513、メモ帳プ
ログラム514、TODO帳プログラム515、または
アプリケーションプログラム516へのアクセスが要求
されたとき、プラットフォームリソースアクセスインタ
ーフェース509を介して、スケジュール帳プログラム
512、アドレス帳プログラム513、メモ帳プログラ
ム514、TODO帳プログラム515、またはアプリ
ケーションプログラム516にアクセスする。
ジュール帳にスケジュールを記録するか、または、記録
されているスケジュールを表示するアプリケーションプ
ログラムである。
を記録するか、または、記録されているメモを表示する
アプリケーションプログラムである。
行うべきことを記録するか、または記録されている使用
者が行うべきことを表示するアプリケーションプログラ
ムである。
定の処理を実行するアプリケーションプログラムであ
る。
ール151に添付して送信するとき、スクリプトインタ
プリタ506から供給された、メール151に添付する
データを、所定のデータ構造に変換する。
は、実行しているスクリプトを中断し、スクリプトの実
行状態を示すデータをメール151に添付して送信する
とき、プログラムカウンタの値、またはプッシュダウン
スタックに格納されているデータなどの、スクリプトの
実行状態を示すデータをデータ構成部517に供給す
る。
プリタ506から供給された、スクリプトの実行状態を
示すデータを所定のデータ構造に変換する。
とされたデータを、インターフェース504を介して、
エンコーダ518に供給する。
スクリプトをメール151に添付して送信するとき、イ
ンターフェース504を介して、スクリプトをエンコー
ダ518に供給する。
から供給された、所定の構造のデータを、例えば、Base
64などの方式により符号化する。エンコーダ518は、
符号化したデータをメール生成部519に供給する。エ
ンコーダ518は、スクリプトインタプリタ506から
供給されたスクリプトをそのままメール生成部509に
供給する。
符号化するようにしてもよい。
から供給された符号化されたデータまたはスクリプトを
格納したメール151を生成する。メール生成部519
は、メール送受プログラムプラグインインターフェース
501を介して、生成したメール151をメール送受信
プログラム104に供給する。
生成部519から供給されたメール151を送信する。
のタッチパッドからの入力を基に、スクリプトデータベ
ース521に記憶されている、例えば、オセロゲームス
クリプト531、回覧メールスクリプト532、自動削
除メールスクリプト533、アニメーションメールスク
リプト534、またはアップデートメールスクリプト5
35などのスクリプトのうちの1つのスクリプトを選択
して、選択したスクリプトをインターフェース504を
介して、構文解析部505に供給する。
に表示されているアイコンのうち、オセロと名前が付さ
れたアイコンがタップされたとき、スクリプトランチャ
520は、タップされたアイコンに対応するオセロゲー
ムスクリプト531をスクリプトデータベース521か
ら読み出して、オセロゲームスクリプト531をインタ
ーフェース504を介して、構文解析部505に供給す
る。
ち、回覧メールと名前が付されたアイコンがタップされ
たとき、スクリプトランチャ520は、タップされたア
イコンに対応する回覧メールスクリプト532をスクリ
プトデータベース521から読み出して、回覧メールス
クリプト532をインターフェース504を介して、構
文解析部505に供給する。
520から供給された、オセロゲームスクリプト53
1、回覧メールスクリプト532、自動削除メールスク
リプト533、アニメーションメールスクリプト53
4、またはアップデートメールスクリプト535などの
スクリプトに含まれる所定の文字列を、スクリプトイン
タプリタ506が処理可能な中間コードに置換する。構
文解析部505は、文字列を中間コードに置換したスク
リプトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
析部505から供給された、文字列が中間コードに置換
された、オセロゲームスクリプト531、回覧メールス
クリプト532、自動削除メールスクリプト533、ア
ニメーションメールスクリプト534、またはアップデ
ートメールスクリプト535などのスクリプトを実行す
る。
リタ106は、メール151が開かれたとき、メール1
51に添付されたスクリプトを実行して、例えば、所定
の画像を表示部21に表示させる、表示部21のタッチ
パッドの操作に対応した処理を実行する、所望のデータ
をFlash ROM33またはEDO DRAM34などに記憶させ
る、またはFlash ROM33またはEDO DRAM34に記憶さ
れているデータを取得するなどの処理を実行することが
できる。
トをメール151に添付すれば、メール151の送り手
は、迅速に、かつ確実に、メール151の読み手に、所
望するアクションを実行させることができるようにな
る。
末装置を使用し、返信の操作に手間が掛かるときであっ
ても、メール151の送り手は、迅速に、かつ確実に、
メール151の読み手に、返信させることができるよう
になる。
グラム104がメール151を開こうとするとき、メー
ル151に添付されているスクリプトを実行するので、
メールの読み手は、メール151の受信に先立って、対
応するスクリプトを入手しておく必要がない。
51に添付されて伝送されるので、メール151の読み
手は、スクリプトを迅速に取得することができ、新たに
生成されたスクリプトを迅速に実行することができる。
06は、記憶しているスクリプトを実行して、例えば、
所定の画像を表示部21に表示させる、表示部21のタ
ッチパッドの操作に対応した処理を実行する、所望のデ
ータをFlash ROM33またはEDO DRAM34などに記憶さ
せる、またはFlash ROM33またはEDO DRAM34に記憶
されているデータを取得するなどの処理を実行すること
ができる。
106は、記憶しているスクリプトを実行して、所望の
スクリプトを格納しているメール151を生成し、生成
したメール151をメール送受信プログラム104に送
信させることができる。
クリプトの伝送媒体の変更について説明する。
(米国マイクロソフト社の商標)などの他のオペレーテ
ィングシステムに変更するなど、プラットフォームを変
更したときの、インタプリタ106の構成の変更を説明
する図である。
ットフォーム依存部561、スクリプト実行部562、
および電子メール変換部563から構成されている。
モジュール510、ストレージモジュール511、およ
びアプリケーションプログラム516などから構成され
ている。
解析部505、スクリプトインタプリタ506、認証暗
号化部507、リソースアクセスマネージャ508、お
よびデータ構成部517に対応する。
ル送受信プログラムプラグインインターフェース50
1、メール構文解析部502、デコーダ503、インタ
ーフェース504、エンコーダ518、およびメール生
成部519に対応する。
ターネット4を介して、メール151を受信する、図5
のUSBインターフェース36に対応する。
が変更されたとき、変更されたプラットフォームに対応
するスクリプト処理部571は、プラットフォーム依存
部561からプラットフォーム依存部581に変更され
る。スクリプト実行部562および電子メール変換部5
63は、変更されない。
れたプラットフォームに対応するI/Oモジュール59
1、ストレージモジュール592、およびアプリケーシ
ョンプログラム593などから構成されている。
も、プラットフォームに依存する部分のみを変更すれ
ば、その全てを変更することなく、インタプリタ106
は、メール151に添付されているスクリプトを実行す
ることができる。
に準拠した通信により、スクリプト自身を伝送するな
ど、スクリプトの伝送媒体を変更したときの、インタプ
リタ106の構成の変更を説明する図である。
クリプト処理部601は、プラットフォーム依存部56
1、スクリプト実行部562、および変換部611から
構成されている。
どの仕様に準拠した通信を実行する通信部603に、ス
クリプトおよびデータの受信または送信を実行させるプ
ログラムである。送受信プログラム602は、通信部6
03に受信させたスクリプトおよびデータを取得し、取
得したスクリプトおよびデータをプラットフォーム依存
部561の変換部611に供給する。
603に、変換部611から供給されたスクリプトおよ
びデータを送信させる。
から供給されたスクリプトの所定の文字列を変換して、
変換したスクリプトをスクリプト実行部562に供給す
る。また、変換部611は、スクリプト実行部562か
ら供給されたスクリプトおよびデータを変換して、変換
したスクリプトおよびデータを送受信プログラム602
に供給する。
から供給されたスクリプトを実行する。
しても、伝送媒体に依存する部分のみを変更すれば、全
体を変更することなく、インタプリタ106は、スクリ
プトを実行することができる。
を参照して、図30に構成を示すインタプリタ106に
よる、電子メールに添付されたスクリプトの実行の処理
を説明する。
プログラム104は、スクリプトが添付されているメー
ル151を表示しようとしているか否かを判定し、スク
リプトが添付されているメール151を表示しようとし
ていないと判定された場合、ステップS501に戻り、
判定の処理を繰り返す。
添付されているメール151を表示しようとしていると
判定された場合、ステップS502に進み、メール送受
信プログラム104は、開こうとしているメール151
を、メール送受信プログラムプラグインインターフェー
ス501を介して、メール構文解析部502に供給す
る。
析部502は、メール送受信プログラム104から取得
したメール151から、スクリプトおよびスクリプトの
実行に必要なデータを抽出する。スクリプトの実行に必
要なデータは、例えば、スクリプトが中断されたときの
スクリプトの実行状態を示す、プログラムカウンタの値
若しくはスタックポインタの値に対応するデータ、オセ
ロゲームのコマの配置を示すデータ、アニメーションを
描画するためのデータ、プログラムをアップデートする
ためのデータ、または電子メールの回覧の状態を示すデ
ータなどである。
リプトおよびスクリプトの実行に必要なデータをデコー
ダ503に供給する。
3は、メール構文解析部502から供給されたスクリプ
トの実行に必要なデータを、Base64などの方式により復
号する。
3は、インターフェース504を介して、スクリプトを
構文解析部505に供給する。
3は、インターフェース504を介して、スクリプトの
実行に必要なデータをスクリプトインタプリタ506に
供給する。
05は、デコーダ503から供給されたスクリプトの所
定の文字列を、スクリプトインタプリタ506が解釈可
能な中間コードに置き換える。構文解析部505は、所
定の文字列を中間コードに置き換えたスクリプトをスク
リプトインタプリタ506に供給する。
ンタプリタ506は、スクリプトを認証暗号化部507
に供給し、認証暗号化部507に、スクリプトの正当性
を確認させる。認証暗号化部507は、例えば、スクリ
プトインタプリタ506から供給されたスクリプトに含
まれている認証用データを抽出すると共に、スクリプト
に、ハッシュ関数を適用して、ハッシュ値を生成する。
認証暗号化部507は、抽出した認証用データと、生成
したハッシュ値とが同一であるか否かを基に、スクリプ
トの正当性を判定する。
であるか否かを示すデータを、スクリプトインタプリタ
506に供給する。
ンタプリタ506は、認証暗号化部507から供給され
たデータを基に、スクリプトが正当であるか否かを判定
し、スクリプトが正当でないと判定された場合、スクリ
プトが改変されているので、スクリプトを実行しない
で、処理は終了する。
正当であると判定された場合、ステップS510に進
み、スクリプトインタプリタ506は、スクリプトを実
行する。
ンタプリタ506は、スクリプトの実行により、入出
力、情報の記憶若しくは読み出し、または外部のアプリ
ケーションプログラムのアクセスが要求されたか否かを
判定し、スクリプトの実行により、入出力、情報の記憶
若しくは読み出し、または外部のアプリケーションプロ
グラムのアクセスが要求されたと判定された場合、ステ
ップS512に進み、スクリプトインタプリタ506
は、リソースアクセスマネージャ508に、入出力、情
報の記憶若しくは読み出し、または外部のアプリケーシ
ョンプログラムのアクセスを実行させる。
セスマネージャ508は、入出力が要求されたか否かを
判定し、入出力が要求されたと判定された場合、ステッ
プS514に進み、I/Oモジュール510に、入出力
を実行させるか否かを使用者に入力させるダイアログボ
ックスを、表示部21に表示させ、使用者の操作を基
に、入出力を実行するか否かを判定する。
すると判定された場合、ステップS515に進み、リソ
ースアクセスマネージャ508は、I/Oモジュール5
10に、画像を表示させるなどの入出力の処理を実行さ
せ、手続きは、ステップS516に進む。
されていないと判定された場合、入出力の処理は必要な
いので、ステップS514およびステップS515の処
理はスキップされ、手続きは、ステップS516に進
む。
しないと判定された場合、入出力の処理を実行してはな
らないので、ステップS515の処理はスキップされ、
手続きは、ステップS516に進む。
セスマネージャ508は、情報の記憶または読み出しが
要求されたか否かを判定し、情報の記憶または読み出し
が要求されたと判定された場合、ステップS517に進
み、I/Oモジュール510に、情報の記憶または読み
出しを実行させるか否かを使用者に入力させるダイアロ
グボックスを、表示部21に表示させ、使用者の操作を
基に、情報の記憶または読み出しを実行するか否かを判
定する。
たは読み出しを実行すると判定された場合、ステップS
518に進み、リソースアクセスマネージャ508は、
ストレージモジュール511に、Flash ROM33にデー
タを記憶させるなどの情報の記憶または読み出しの処理
を実行させ、手続きは、ステップS519に進む。
たは読み出しが要求されていないと判定された場合、情
報の記憶または読み出しの処理は必要ないので、ステッ
プS517およびステップS518の処理はスキップさ
れ、手続きは、ステップS519に進む。
たは読み出しを実行しないと判定された場合、情報の記
憶または読み出しの処理を実行してはならないので、ス
テップS518の処理はスキップされ、手続きは、ステ
ップS519に進む。
セスマネージャ508は、スケジュール帳プログラム5
12、アドレス帳プログラム513、メモ帳プログラム
514、TODO帳プログラム515、またはアプリケ
ーションプログラム516などの外部のアプリケーショ
ンプログラムへのアクセスが要求されたか否かを判定
し、外部のアプリケーションプログラムへのアクセスが
要求されたと判定された場合、ステップS520に進
み、I/Oモジュール510に、外部のアプリケーショ
ンプログラムへのアクセスを実行させるか否かを使用者
に入力させるダイアログボックスを表示部21に表示さ
せ、使用者の操作を基に、外部のアプリケーションプロ
グラムへのアクセスを実行するか否かを判定する。
ケーションプログラムへのアクセスを実行すると判定さ
れた場合、ステップS521に進み、リソースアクセス
マネージャ508は、外部のアプリケーションプログラ
ムにアクセスし、手続きは、ステップS522に進む。
ケーションプログラムへのアクセスが要求されていない
と判定された場合、外部のアプリケーションプログラム
へのアクセスの処理は必要ないので、ステップS520
およびステップS521の処理はスキップされ、手続き
は、ステップS522に進む。
ケーションプログラムへのアクセスを実行しないと判定
された場合、外部のアプリケーションプログラムへのア
クセスの処理を実行してはならないので、ステップS5
21の処理はスキップされ、手続きは、ステップS52
2に進む。
セスマネージャ508は、スクリプトインタプリタ50
6に、入出力、情報の記憶若しくは読み出し、または外
部のアプリケーションプログラムのアクセスの結果を供
給する。
ンタプリタ506は、使用者の操作またはスクリプトの
記述などを基に、スクリプトの実行結果を電子メールで
送信するか否かを判定し、スクリプトの実行結果を電子
メールで送信すると判定された場合、ステップS524
に進み、スクリプトインタプリタ506は、データ構成
部517に、電子メールに添付するデータであって、ス
クリプトの実行状態を示すデータなどの、所定の形式に
成形する必要のあるデータを供給する。
517は、スクリプトインタプリタ506から供給され
たデータを所定の形式に成形する。データ構成部517
は、インターフェース504を介して、成形したデータ
をエンコーダ518に供給する。
ンタプリタ506は、インターフェース504を介し
て、エンコーダ518に、電子メールに添付するスクリ
プトまたはデータを供給する。スクリプトインタプリタ
506がエンコーダ518に直接供給するデータは、デ
ータ構成部517において、成形の必要のないデータで
ある。
18は、データ構成部517から供給されたデータ、ま
たはスクリプトインタプリタ506から供給されたデー
タを、例えば、Base64などの方式により符号化する。エ
ンコーダ518は、符号化したデータおよびスクリプト
をメール生成部519に供給する。
519は、エンコーダ518から供給されたスクリプト
またはデータを基に、スクリプトまたはデータを添付し
たメール151を生成する。メール生成部519は、メ
ール送受信プログラムプラグインインターフェース50
1を介して、生成したメール151をメール送受信プロ
グラム104に供給する。
プログラム104は、メール生成部519から供給され
たメール151を送信し、処理は終了する。
の記憶若しくは読み出し、または外部のアプリケーショ
ンプログラムのアクセスが要求されていないと判定され
た場合、入出力、情報の記憶若しくは読み出し、または
外部のアプリケーションプログラムのアクセスの処理は
不要なので、ステップS512乃至ステップS522の
処理はスキップされ、手続きは、ステップS523に進
み、スクリプトの実行結果を電子メールで送信するか否
かの判定を実行する。
実行結果を電子メールで送信しないと判定された場合、
電子メールを送信する処理は不要なので、ステップS5
24乃至ステップS529の処理はスキップされ、処理
は終了する。
リタ106は、スクリプトが添付されたメール151を
表示しようとするとき、メール151に添付されたスク
リプトを抽出して、実行することができる。
は、メール151に添付されたスクリプトの実行によ
り、入出力、情報の記憶若しくは読み出し、または外部
のアプリケーションプログラムのアクセスが要求された
とき、要求された、入出力、情報の記憶若しくは読み出
し、または外部のアプリケーションプログラムのアクセ
スを実行することができる。
06は、スクリプトの実行結果の電子メールでの送信が
要求されたとき、スクリプトの実行結果に対応して、ス
クリプトまたはデータを添付したメール151を送信す
ることができる。
を参照して、図30に構成を示すインタプリタ106に
よる、スクリプトデータベース521に記憶されている
スクリプトの実行の処理を説明する。
ンチャ520は、タッチパッドからの入力を基に、スク
リプトデータベース521に記憶されている、例えば、
オセロゲームスクリプト531、回覧メールスクリプト
532、自動削除メールスクリプト533、アニメーシ
ョンメールスクリプト534、またはアップデートメー
ルスクリプト535などのスクリプトから1つのスクリ
プトを選択して、選択したスクリプトをインターフェー
ス504を介して、構文解析部505に供給する。
処理のそれぞれは、ステップS507乃至ステップS5
29の処理のそれぞれと同一なので、その説明は省略す
る。
リタ106は、選択された、記憶されているスクリプト
を実行することができる。
は、選択された、記憶されているスクリプトの実行によ
り、入出力、情報の記憶若しくは読み出し、または外部
のアプリケーションプログラムのアクセスが要求された
とき、要求された、入出力、情報の記憶若しくは読み出
し、または外部のアプリケーションプログラムのアクセ
スを実行することができる。
06は、選択された、記憶されているスクリプトの実行
により、スクリプトまたはデータを添付したメール15
1を送信することができる。
送信の処理、およびメール151の自動削除の処理につ
いて説明する。
付されたアイコンがタップされたとき、PDA1のスクリ
プトランチャ520は、スクリプトデータベース521
から自動削除メールスクリプト533を読み出す。PDA
1のスクリプトランチャ520は、インターフェース5
04を介して、読み出した自動削除メールスクリプト5
33を構文解析部505に供給する。
ールスクリプト533の所定の文字列を中間コードに変
換して、所定の文字列が中間コードとされたスクリプト
をスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、構文解析部505から供給されたスクリプトの実行
の処理により、例えば、図41に示す、PDA1の使用者
により入力された電子メールの本文を取得する。スクリ
プトインタプリタ506は、インターフェース504お
よびエンコーダ518を介して、取得した本文をメール
生成部519に供給する。
は、他のPDA1にメール151を削除させるスクリプト
を生成する。
は、自動削除メールスクリプト533と同一のスクリプ
トを生成する。スクリプトインタプリタ506は、自動
削除メールスクリプト533に含まれる1連の命令群の
一部の命令群からなるスクリプトを生成する。
は、表示部21からの入力に基づいて、自動削除メール
スクリプト533に含まれる命令を変更することにより
スクリプトを生成する。
うに生成したスクリプトを、インターフェース504を
介して、エンコーダ518に供給する。エンコーダ51
8は、スクリプトをそのままメール生成部519に供給
する。
他のPDA1に送信する電子メールに添付するスクリプト
をスクリプトデータベース521から取得し、取得した
スクリプトをエンコーダ518に供給するようにしても
よい。
クリプトインタプリタ506により指定された、他のPD
A1に送信する電子メールに添付するスクリプトをスク
リプトデータベース521から取得し、取得したスクリ
プトをメール151に格納するようにしてもよい。
ダ518から供給されたスクリプトを基に、本文および
スクリプトを格納したメール151を生成する。PDA1
のメール生成部519は、生成したメール151をメー
ル送受信プログラム104に供給する。
は、インターネット4を介して、スクリプトおよびデー
タを格納したメール151を他のPDA1に送信する。
る、メール151を自動的に削除する処理を図41乃至
図43を参照して説明する。
プトを格納したメール151を受信したPDA1のメール
送受信プログラム104は、図41に示すように、メー
ル151を開き、本文を表示部21に表示する。
ール送受信プログラム104は、メール送受信プログラ
ムプラグインインターフェース501を介して、メール
151をメール構文解析部502に供給する。
ル151から、スクリプトを抽出し、抽出したスクリプ
トをデコーダ503に供給する。デコーダ503は、イ
ンターフェース504を介して、スクリプトをそのまま
構文解析部505に供給する。
03から供給されたスクリプトの所定の文字列を中間コ
ードに変換して、所定の文字列が中間コードとされたス
クリプトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、構文解析部505から供給されたスクリプトを実行
し、リソースアクセスマネージャ508にダイアログボ
ックスの表示を要求する。リソースアクセスマネージャ
508は、スクリプトインタプリタ506からの要求に
対応して、プラットフォームリソースアクセスインター
フェース509を介して、I/Oモジュール510に、
ダイアログボックスの表示を要求する。
2に示すように、表示部21に、メール151を削除す
る旨のダイアログボックスを表示させる。削除する旨の
ダイアログボックスには、”OK”と名前が付されたボ
タンのみが設けられている。
スが表示されているとき、PDA1の使用者により、表示
部21のタッチパッドがタップされた場合、I/Oモジ
ュール510は、表示部21のタッチパッドからタップ
された座標を示すデータを取得する。PDA1のI/Oモ
ジュール510は、タップされた座標を示すデータを、
プラットフォームリソースアクセスインターフェース5
09を介して、リソースアクセスマネージャ508に供
給する。リソースアクセスマネージャ508は、I/O
モジュール510から供給された、タップされた座標を
示すデータを、スクリプトインタプリタ506に供給す
る。
は、リソースアクセスマネージャ508から、タップさ
れた座標を示すデータが供給されたとき、供給されたデ
ータを基に、ダイアログボックスの”OK”と名前が付
されているボタンがタップされたか否かを判定し、ダイ
アログボックスの”OK”と名前が付されているボタン
がタップされたと判定された場合、開いているメール1
51を特定するメールIDと共に、メールを削除する旨の
コマンドをメール送受信プログラム104に供給する。
されているボタンがタップされていないと判定された場
合、スクリプトインタプリタ506は、判定の処理を繰
り返す。
プトインタプリタ506から供給されたメールIDを基
に、開いているメール151を削除する。メール送受信
プログラム104は、メール151を削除した旨のデー
タをスクリプトインタプリタ506に供給する。
ックスが表示部21に表示され、ダイアログボックスに
は”OK”と名前が付されているボタンのみが設けられ
ているので、メールの送り手の意志が、メールの読み手
に確実に伝達されると共に、確実に、メール151は削
除される。
スアクセスマネージャ508にダイアログボックスの表
示を要求する。リソースアクセスマネージャ508は、
スクリプトインタプリタ506からの要求に対応して、
プラットフォームリソースアクセスインターフェース5
09を介して、I/Oモジュール510に、ダイアログ
ボックスの表示を要求する。
3に示すように、表示部21に、メール151を削除し
た旨のダイアログボックスを表示させる。
スが表示されているとき、PDA1の使用者により、表示
部21のタッチパッドがタップされた場合、I/Oモジ
ュール510は、表示部21のタッチパッドからタップ
された座標を示すデータを取得する。PDA1のI/Oモ
ジュール510は、タップされた座標を示すデータを、
プラットフォームリソースアクセスインターフェース5
09を介して、リソースアクセスマネージャ508に供
給する。リソースアクセスマネージャ508は、I/O
モジュール510から供給された、タップされた座標を
示すデータを、スクリプトインタプリタ506に供給す
る。
は、リソースアクセスマネージャ508から、タップさ
れた座標を示すデータが供給されたとき、供給されたデ
ータを基に、ダイアログボックスの”OK”と名前が付
されているボタンがタップされたか否かを判定し、ダイ
アログボックスの”OK”と名前が付されているボタン
がタップされたと判定された場合、リソースアクセスマ
ネージャ508にダイアログボックスの消去を要求す
る。
クリプトを格納したメール151を受信したPDA1は、
メール151を自動的に削除する。
削除メールスクリプト533を実行するPDA1による、
自動的に削除される電子メールの送信の処理を説明す
る。
ンタプリタ506は、リソースアクセスマネージャ50
8またはI/Oモジュール510を介して、本文を取得
する。スクリプトインタプリタ506は、例えば、表示
部21のタッチパッドから入力された電子メールの本文
を取得するか、またはFlash ROM33などに予め記憶し
ている本文を取得する。
ンタプリタ506は、メール151(スクリプトを格納
しているメール151自身)を削除するスクリプトを生
成する。例えば、スクリプトインタプリタ506は、実
行している自動削除メールスクリプト533と同一のス
クリプトを生成する。または、スクリプトインタプリタ
506は、自動削除メールスクリプト533に含まれる
1連の命令群の一部の命令群からなるスクリプトを生成
する。
たスクリプトをインターフェース504およびエンコー
ダ518を介して、メール生成部519に供給する。
519は、本文と共に、生成されたスクリプトを格納し
たメール151を生成する。メール生成部519は、メ
ール送受信プログラムプラグインインタフェース501
を介して、生成したメール151をメール送受信プログ
ラム104に供給する。
プログラム104は、スクリプトが格納されているメー
ル151を相手に送信して、処理は終了する。
て、メール151を削除させるスクリプトを格納したメ
ール151を受信したPDA1による、メール151の削
除の処理を説明する。
を受信したメール送受信プログラム104は、本文を表
示部21に表示する。本文を表示したとき、メール送受
信プログラム104は、メール送受信プログラムプラグ
インインタフェース501を介して、メール151をメ
ール構文解析部502に供給する。
析部502は、メール送受信プログラム104から供給
されたメール151から、スクリプトを抽出する。メー
ル構文解析部502は、デコーダ503およびインター
フェース504を介して、抽出したスクリプトを構文解
析部505に供給する。構文解析部505は、スクリプ
トの所定の文字列を中間コードに変換し、所定の文字列
が中間コードとされたスクリプトをスクリプトインタプ
リタ506に供給する。
ンタプリタ506は、所定の文字列が中間コードに変換
されたスクリプトを実行する。
730の処理は、スクリプトの実行に基づく処理であ
る。
ンタプリタ506は、メール送受信プログラム104が
電子メールの本文を表示してから、所定の時間が経過し
たか否かを判定し、所定の時間が経過していないと判定
された場合、ステップS724に戻り、判定の処理を繰
り返す。
経過したと判定された場合、ステップS725に進み、
スクリプトインタプリタ506は、表示部21に、電子
メールを削除する旨のダイアログボックスを表示させ
る。
ンタプリタ506は、表示部21に表示されているダイ
アログボックスの”OK”と名前が付されたボタンがタ
ップされたか否かを判定し、ダイアログボックスの”O
K”と名前が付されたボタンがタップされていないと判
定された場合、ステップS726に戻り、判定の処理を
繰り返す。
ックスの”OK”と名前が付されたボタンがタップされ
たと判定された場合、ステップS727に進み、スクリ
プトインタプリタ506は、メールのIDを指定して、メ
ール送受信プログラム104にメール151を消去させ
る。
ンタプリタ506は、表示部21に、電子メールを削除
した旨のダイアログボックスを表示させる。
ンタプリタ506は、表示部21に表示されているダイ
アログボックスの”OK”と名前が付されたボタンがタ
ップされたか否かを判定し、ダイアログボックスの”O
K”と名前が付されたボタンがタップされていないと判
定された場合、ステップS729に戻り、判定の処理を
繰り返す。
ックスの”OK”と名前が付されたボタンがタップされ
たと判定された場合、ステップS730に進み、スクリ
プトインタプリタ506は、ダイアログボックスを消去
させ、処理は終了する。
クリプトを格納したメール151を受信したPDA1は、
メール151を自動的に削除することができる。
ル151の削除の他の処理を説明する。
処理のそれぞれは、ステップS721乃至ステップS7
23の処理のそれぞれと同様なので、その説明は省略す
る。
ンタプリタ506は、メール送受信プログラム104が
電子メールの本文を閉じようとしているか否かを判定
し、メール送受信プログラム104が電子メールの本文
を閉じようとしていないと判定された場合、ステップS
744に戻り、判定の処理を繰り返す。
プログラム104が電子メールの本文を閉じようとして
いると判定された場合、ステップS745に進み、スク
リプトインタプリタ506は、表示部21に、電子メー
ルを削除する旨のダイアログボックスを表示させる。
処理のそれぞれは、ステップS726乃至ステップS7
30の処理のそれぞれと同様なので、その説明は省略す
る。
す処理により、メール151を削除させるスクリプトを
格納したメール151を受信したPDA1は、メール15
1を自動的に削除することができる。
が実行されるので、受け手のみがメールの内容を知ると
共に、誤操作などにより、メールの内容を他の人に知ら
れてしまう可能性を完全に無くすことができる。
ターゲットプログラムと称する)をアップデートさせる
メール151の送信の処理、およびメール151を受信
し、ターゲットプログラムをアップデートする処理につ
いて説明する。
トさせるメール151の送信の処理について説明する。
前が付されたアイコンがタップされたとき、PDA1のス
クリプトランチャ520は、スクリプトデータベース5
21からアップデートメールスクリプト535を読み出
す。PDA1のスクリプトランチャ520は、インターフ
ェース504を介して、読み出したアップデートメール
スクリプト535を構文解析部505に供給する。
トメールスクリプト535の所定の文字列を中間コード
に変換して、所定の文字列が中間コードとされたスクリ
プトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、構文解析部505から供給された、所定の文字列が
中間コードとされたスクリプトの実行の処理により、タ
ーゲットプログラムをアップデートさせるためのデータ
を取得する。アップデートされるターゲットプログラム
は、メール151の受信側の、例えば、メール送受信プ
ログラム104、スクリプトインタプリタ506、スケ
ジュール帳プログラム512、アドレス帳プログラム5
13、メモ帳プログラム514、TODO帳プログラム
515、またはアプリケーションプログラム516など
とすることができる。
た、ターゲットプログラムをアップデートさせるための
データを、インターフェース504を介して、エンコー
ダ518に供給する。
ムをアップデートさせるためのデータを、Base64などの
方式により符号化し、符号化したデータをメール生成部
519に供給する。
は、他のPDA1にターゲットプログラムをアップデート
させるスクリプトを生成する。
は、アップデートメールスクリプト535と同一のスク
リプトを生成する。スクリプトインタプリタ506は、
アップデートメールスクリプト535に含まれる1連の
命令群の一部の命令群からなるスクリプトを生成する。
は、表示部21からの入力に基づいて、アップデートメ
ールスクリプト535に含まれる命令を変更することに
よりスクリプトを生成する。
うに生成したスクリプトを、インターフェース504を
介して、エンコーダ518に供給する。
他のPDA1に送信する電子メールに添付するスクリプト
をスクリプトデータベース521から取得し、取得した
スクリプトをエンコーダ518に供給するようにしても
よい。
クリプトインタプリタ506により指定された、他のPD
A1に送信する電子メールに添付するスクリプトをスク
リプトデータベース521から取得し、取得したスクリ
プトをメール151に格納するようにしてもよい。
リタ506から供給されたスクリプトをそのままメール
生成部519に供給する。
ダ518から供給されたスクリプトおよびデータを基
に、スクリプトおよびデータを格納したメール151を
生成する。PDA1のメール生成部519は、生成したメ
ール151をメール送受信プログラム104に供給す
る。
は、インターネット4を介して、スクリプトおよびデー
タを格納したメール151を他のPDA1に送信する。
る、ターゲットプログラムをアップデートする処理を図
47乃至図50を参照して説明する。
るスクリプトを格納したメール151が受信されたと
き、PDA1のメール送受信プログラム104は、図47
に例を示すダイアログボックスを表示部21に表示す
る。
付されたボタンがタップされたとき、メール送受信プロ
グラム104は、メール151を開き、例えば、図48
に示す本文を表示部21に表示させる。
PDA1のメール送受信プログラム104は、メール送受
信プログラムプラグインインターフェース501を介し
て、メール151をメール構文解析部502に供給す
る。
ル151から、スクリプトおよびデータを抽出し、抽出
したスクリプトおよびデータをデコーダ503に供給す
る。
り符号化されているデータを復号し、復号したデータを
スクリプトインタプリタ506に供給する。デコーダ5
03は、インターフェース504を介して、スクリプト
をそのまま構文解析部505に供給する。
03から供給されたスクリプトの所定の文字列を中間コ
ードに変換して、所定の文字列が中間コードとされたス
クリプトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、デコーダ503から供給された、復号されたデータ
を基に、構文解析部505から供給された、所定の文字
列が中間コードとされたスクリプトを実行する。
スアクセスマネージャ508にダイアログボックスの表
示を要求する。リソースアクセスマネージャ508は、
スクリプトインタプリタ506からの要求に対応して、
プラットフォームリソースアクセスインターフェース5
09を介して、I/Oモジュール510に、ダイアログ
ボックスの表示を要求する。
9に示すように、表示部21に、ターゲットプログラム
をアップデートする旨のダイアログボックスを表示させ
る。
スが表示されているとき、PDA1の使用者により、表示
部21のタッチパッドがタップされた場合、I/Oモジ
ュール510は、表示部21のタッチパッドからタップ
された座標を示すデータを取得する。PDA1のI/Oモ
ジュール510は、タップされた座標を示すデータを、
プラットフォームリソースアクセスインターフェース5
09を介して、リソースアクセスマネージャ508に供
給する。リソースアクセスマネージャ508は、I/O
モジュール510から供給された、タップされた座標を
示すデータを、スクリプトインタプリタ506に供給す
る。
は、リソースアクセスマネージャ508から、タップさ
れた座標を示すデータが供給されたとき、供給されたデ
ータを基に、ダイアログボックスの”YES”と名前が
付されているボタンがタップされたか否かを判定し、ダ
イアログボックスの”YES”と名前が付されているボ
タンがタップされたと判定された場合、抽出されたデー
タを基に、ターゲットプログラムをアップデートする。
506は、メール151から抽出されたデータを基に、
メール送受信プログラム104をアップデートする。
されているボタンがタップされたと判定された場合、ス
クリプトインタプリタ506は、ターゲットプログラム
をアップデートしない。
ットプログラムのアップデートの処理が終了したとき、
リソースアクセスマネージャ508にダイアログボック
スの表示を要求する。リソースアクセスマネージャ50
8は、スクリプトインタプリタ506からの要求に対応
して、プラットフォームリソースアクセスインターフェ
ース509を介して、I/Oモジュール510に、ダイ
アログボックスの表示を要求する。
0に示すように、表示部21に、ターゲットプログラム
をアップデートした旨のダイアログボックスを表示させ
る。
スが表示されているとき、PDA1の使用者により、表示
部21のタッチパッドがタップされた場合、I/Oモジ
ュール510は、表示部21のタッチパッドからタップ
された座標を示すデータを取得する。PDA1のI/Oモ
ジュール510は、タップされた座標を示すデータを、
プラットフォームリソースアクセスインターフェース5
09を介して、リソースアクセスマネージャ508に供
給する。リソースアクセスマネージャ508は、I/O
モジュール510から供給された、タップされた座標を
示すデータを、スクリプトインタプリタ506に供給す
る。
は、リソースアクセスマネージャ508から、タップさ
れた座標を示すデータが供給されたとき、供給されたデ
ータを基に、ダイアログボックスの”OK”と名前が付
されているボタンがタップされたか否かを判定し、ダイ
アログボックスの”OK”と名前が付されているボタン
がタップされたと判定された場合、リソースアクセスマ
ネージャ508にダイアログボックスの消去を要求す
る。
プデートするスクリプトおよびデータを格納したメール
151を受信したPDA1は、ターゲットプログラムをア
ップデートすることができる。
プデートメールスクリプト535を実行するPDA1によ
る、ターゲットプログラムをアップデートさせる電子メ
ールの送信の処理を説明する。
ンタプリタ506は、リソースアクセスマネージャ50
8またはI/Oモジュール510を介して、本文を取得
する。スクリプトインタプリタ506は、例えば、表示
部21のタッチパッドから入力された電子メールの本文
を取得するか、またはFlash ROM33などに予め記憶し
ている本文を取得する。
ンタプリタ506は、ターゲットプログラムのアップデ
ートのためのデータを取得する。スクリプトインタプリ
タ506は、取得したデータを、インターフェース50
4およびエンコーダ518を介して、メール生成部51
9に供給する。
ンタプリタ506は、ターゲットプログラムをアップデ
ートするスクリプトを生成する。例えば、スクリプトイ
ンタプリタ506は、実行しているアップデートメール
スクリプト535と同一のスクリプトを生成する。スク
リプトインタプリタ506は、アップデートメールスク
リプト535に含まれる1連の命令群の一部の命令群か
らなるスクリプトを生成する。
たスクリプトをインターフェース504およびエンコー
ダ518を介して、メール生成部519に供給する。
519は、取得されたデータ、および生成されたスクリ
プトを格納したメール151を生成する。メール生成部
519は、メール送受信プログラムプラグインインタフ
ェース501を介して、生成したメール151をメール
送受信プログラム104に供給する。
プログラム104は、スクリプトおよびデータが格納さ
れているメール151を相手に送信して、処理は終了す
る。
ーゲットプログラムをアップデートさせるメール151
を送信することができる。
て、メール151を受信したPDA1による、ターゲット
プログラムのアップデートの処理を説明する。
を受信したメール送受信プログラム104は、本文を表
示部21に表示する。本文を表示したとき、メール送受
信プログラム104は、メール送受信プログラムプラグ
インインタフェース501を介して、メール151をメ
ール構文解析部502に供給する。
析部502は、メール送受信プログラム104から供給
されたメール151から、データおよびスクリプトを抽
出する。
3およびインターフェース504を介して、抽出したス
クリプトを構文解析部505に供給する。メール構文解
析部502は、抽出したデータをデコーダ503に供給
する。
どの方式により符号化されているデータを復号し、復号
したデータをスクリプトインタプリタ506に供給す
る。
文字列を中間コードに変換し、所定の文字列が中間コー
ドとされたスクリプトをスクリプトインタプリタ506
に供給する。
ンタプリタ506は、デコーダ503から供給されたデ
ータを基に、所定の文字列が中間コードに変換されたス
クリプトを実行する。
829の処理は、スクリプトの実行に基づく処理であ
る。
ンタプリタ506は、ターゲットプログラムをアップデ
ートする旨のダイアログボックスを表示部21に表示さ
せる。
ンタプリタ506は、表示部21に表示されているダイ
アログボックスの”YES”と名前が付されたボタンが
タップされたか否かを判定し、ダイアログボックスの”
YES”と名前が付されたボタンがタップされたと判定
された場合、ステップS826に進み、スクリプトイン
タプリタ506は、データを基に、ターゲットプログラ
ムをアップデートする。
ンタプリタ506は、表示部21に、ターゲットプログ
ラムをアップデートした旨のダイアログボックスを表示
させる。
ンタプリタ506は、表示部21に表示されているダイ
アログボックスの”OK”と名前が付されたボタンがタ
ップされたか否かを判定し、ダイアログボックスの”O
K”と名前が付されたボタンがタップされていないと判
定された場合、ステップS828に戻り、判定の処理を
繰り返す。
ックスの”OK”と名前が付されたボタンがタップされ
たと判定された場合、ステップS829に進み、スクリ
プトインタプリタ506は、ダイアログボックスを消去
させ、処理は終了する。
ックスの”NO”と名前が付されたボタンがタップされ
たと判定された場合、ステップS829に進み、スクリ
プトインタプリタ506は、ターゲットプログラムをア
ップデートしないで、ダイアログボックスを消去させ、
処理は終了する。
51を基に、ターゲットプログラムをアップデートする
ことができる。
をアップデートするファイルをダウンロードするなどの
操作を必要とせず、受信したメール151を開くだけ
で、迅速に、ターゲットプログラムをアップデートする
ことができる。本発明においては、受信したメール15
1を開くだけで、ターゲットプログラムをアップデート
することができるので、誤ったファイルを取得したり、
アップデートを忘れたりすることが防止される。
ル151を送信し、メール151を受信して、コンテン
ツを再生する処理について説明する。メール151を受
信したPDA1が再生するコンテンツには、音楽を含む音
声、静止画像、またはアニメーションを含む動画像など
が含まれる。
び音楽の再生を、コンテンツの再生の一例として説明す
る。
151の送信の処理について説明する。
名前が付されたアイコンがタップされたとき、PDA1の
スクリプトランチャ520は、スクリプトデータベース
521からアニメーションメールスクリプト534を読
み出す。PDA1のスクリプトランチャ520は、インタ
ーフェース504を介して、読み出したアニメーション
メールスクリプト534を構文解析部505に供給す
る。
ョンメールスクリプト534の所定の文字列を中間コー
ドに変換して、所定の文字列が中間コードとされたスク
リプトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、構文解析部505から供給された、所定の文字列が
中間コードとされたスクリプトの実行の処理により、本
文およびアニメーションを表示させるためのデータを取
得する。スクリプトインタプリタ506は、取得した、
本文およびアニメーションを表示させるためのデータ
を、インターフェース504を介して、エンコーダ51
8に供給する。
示させるためのデータを、Base64などの方式により符号
化し、符号化したデータをメール生成部519に供給す
る。エンコーダ518は、本文をそのままメール生成部
519に供給する。
は、他のPDA1にアニメーションを表示させるスクリプ
トを生成する。
は、アニメーションメールスクリプト534と同一のス
クリプトを生成する。スクリプトインタプリタ506
は、アニメーションメールスクリプト534に含まれる
1連の命令群の一部の命令群からなるスクリプトを生成
する。
は、表示部21からの入力に基づいて、アニメーション
メールスクリプト534に含まれる命令を変更すること
によりスクリプトを生成する。
うに生成したスクリプトを、インターフェース504を
介して、エンコーダ518に供給する。
他のPDA1に送信する電子メールに添付するスクリプト
をスクリプトデータベース521から取得し、取得した
スクリプトをエンコーダ518に供給するようにしても
よい。
クリプトインタプリタ506により指定された、他のPD
A1に送信する電子メールに添付するスクリプトをスク
リプトデータベース521から取得し、取得したスクリ
プトをメール151に格納するようにしてもよい。
リタ506から供給されたスクリプトをそのままメール
生成部519に供給する。
ダ518から供給されたスクリプトおよびデータを基
に、スクリプトおよびデータを格納したメール151を
生成する。PDA1のメール生成部519は、生成したメ
ール151をメール送受信プログラム104に供給す
る。
は、インターネット4を介して、スクリプトおよびデー
タを格納したメール151を他のPDA1に送信する。
信したPDA1による、アニメーションを表示する処理を
説明する図である。
格納したメール151が受信されたとき、PDA1のメー
ル送受信プログラム104は、図53に例を示すダイア
ログボックスを表示部21に表示する。
付されたボタンがタップされたとき、メール送受信プロ
グラム104は、メール151を開き、例えば、図54
に示す本文を表示部21に表示させる。
PDA1のメール送受信プログラム104は、メール送受
信プログラムプラグインインターフェース501を介し
て、メール151をメール構文解析部502に供給す
る。
ル151から、スクリプトおよびデータを抽出し、抽出
したスクリプトおよびデータをデコーダ503に供給す
る。
り符号化されているデータを復号し、インターフェース
504を介して、復号されたデータをスクリプトインタ
プリタ506に供給する。
4を介して、スクリプトをそのまま構文解析部505に
供給する。
03から供給されたスクリプトの所定の文字列を中間コ
ードに変換して、所定の文字列が中間コードとされたス
クリプトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、復号されたデータを基に、構文解析部505から供
給された、所定の文字列が中間コードとされたスクリプ
トを実行し、リソースアクセスマネージャ508にアニ
メーションの表示を要求する。リソースアクセスマネー
ジャ508は、スクリプトインタプリタ506からの要
求に対応して、プラットフォームリソースアクセスイン
ターフェース509を介して、I/Oモジュール510
に、アニメーションの表示を要求する。
ば、図54に示すように、表示部21に、本文と共に、
アニメーションを表示させる。
51を基に、アニメーションを表示することができる。
メーションメールスクリプト534を実行するPDA1に
よる、アニメーションを表示させる電子メールの送信の
処理を説明する。
ンタプリタ506は、リソースアクセスマネージャ50
8またはI/Oモジュール510を介して、本文を取得
する。スクリプトインタプリタ506は、例えば、表示
部21のタッチパッドから入力された電子メールの本文
を取得するか、またはFlash ROM33などに予め記憶し
ている本文を取得する。
ンタプリタ506は、アニメーションを表示させるため
のデータを取得する。スクリプトインタプリタ506
は、取得したデータを、インターフェース504および
エンコーダ518を介して、メール生成部519に供給
する。
ンタプリタ506は、アニメーションを表示させるスク
リプトを生成する。例えば、スクリプトインタプリタ5
06は、実行しているアニメーションメールスクリプト
534と同一のスクリプトを生成する。または、スクリ
プトインタプリタ506は、アニメーションメールスク
リプト534に含まれる1連の命令群の一部の命令群か
らなるスクリプトを生成する。
たスクリプトをインターフェース504およびエンコー
ダ518を介して、メール生成部519に供給する。
519は、取得されたデータ、および生成されたスクリ
プトを格納したメール151を生成する。メール生成部
519は、メール送受信プログラムプラグインインタフ
ェース501を介して、生成したメール151をメール
送受信プログラム104に供給する。
プログラム104は、スクリプトおよびデータが格納さ
れているメール151を相手に送信して、処理は終了す
る。
て、メール151を受信したPDA1による、アニメーシ
ョンの表示の処理を説明する。
プログラム104は、メール151を表示しようとして
いるか否かを判定し、メール151を表示しようとして
いないと判定された場合、ステップS921に戻り、判
定の処理を繰り返す。
を表示しようとしていると判定された場合、ステップS
922に進み、メール構文解析部502は、メール送受
信プログラム104から供給されたメール151から、
データおよびスクリプトを抽出する。
タをデコーダ503に供給する。デコーダ503は、抽
出された、Base64などの方式により符号化されているデ
ータを復号する。デコーダ503は、復号されたデータ
をスクリプトインタプリタ506に供給する。
3およびインターフェース504を介して、抽出したス
クリプトを構文解析部505に供給する。構文解析部5
05は、スクリプトの所定の文字列を中間コードに変換
し、所定の文字列が中間コードとされたスクリプトをス
クリプトインタプリタ506に供給する。
ンタプリタ506は、デコーダ503から供給されたデ
ータを基に、所定の文字列が中間コードに変換されたス
クリプトを実行する。
ンタプリタ506は、アニメーションを表示させるため
のデータを基に、表示部21にアニメーションを表示さ
せ、処理は終了する。
に、アニメーションを表示することができる。本発明に
係るPDA1は、アニメーションを表示させるためのプロ
グラムを取得したり、またはメールの添付ファイルをい
ちいち開いたりする必要がなく、受信したメール151
を開いたとき、アニメーションが表示される。
信の処理、およびメール151に基づく、音楽の再生の
処理について説明する。
名前が付されたアイコンがタップされたとき、PDA1の
スクリプトランチャ520は、スクリプトデータベース
521からアニメーションメールスクリプト534を読
み出す。PDA1のスクリプトランチャ520は、インタ
ーフェース504を介して、読み出したアニメーション
メールスクリプト534を構文解析部505に供給す
る。
ョンメールスクリプト534の所定の文字列を中間コー
ドに変換して、所定の文字列が中間コードとされたスク
リプトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、構文解析部505から供給された中間コードとされ
たスクリプトの実行の処理により、本文と共に、音楽を
再生させるためのデータを取得する。スクリプトインタ
プリタ506は、取得した、音楽を再生させるためのデ
ータを、インターフェース504を介して、エンコーダ
518に供給する。
めのデータを、Base64などの方式により符号化し、符号
化したデータをメール生成部519に供給する。
は、他のPDA1に音楽を再生させるスクリプトを生成す
る。
は、アニメーションメールスクリプト534と同一のス
クリプトを生成する。スクリプトインタプリタ506
は、アニメーションメールスクリプト534に含まれる
1連の命令群の一部の命令群からなるスクリプトを生成
する。
は、表示部21からの入力に基づいて、アニメーション
メールスクリプト534に含まれる命令を変更すること
によりスクリプトを生成する。
うに生成したスクリプトを、インターフェース504を
介して、エンコーダ518に供給する。
他のPDA1に送信する電子メールに添付するスクリプト
をスクリプトデータベース521から取得し、取得した
スクリプトをエンコーダ518に供給するようにしても
よい。
クリプトインタプリタ506により指定された、他のPD
A1に送信する電子メールに添付するスクリプトをスク
リプトデータベース521から取得し、取得したスクリ
プトをメール151に格納するようにしてもよい。
リタ506から供給されたスクリプトをそのままメール
生成部519に供給する。
ダ518から供給されたスクリプトおよびデータを基
に、スクリプトおよびデータを格納したメール151を
生成する。PDA1のメール生成部519は、生成したメ
ール151をメール送受信プログラム104に供給す
る。
は、インターネット4を介して、スクリプトおよびデー
タを格納したメール151を他のPDA1に送信する。
る、音楽を再生する処理を図57を参照して説明する。
151を開き、例えば、図57に示すように、本文を表
示部21に表示させる。
ール送受信プログラム104は、メール送受信プログラ
ムプラグインインターフェース501を介して、メール
151をメール構文解析部502に供給する。
ル151から、スクリプトおよびデータを抽出し、抽出
したスクリプトおよびデータをデコーダ503に供給す
る。
り符号化されているデータを復号し、インターフェース
504を介して、復号したデータをスクリプトインタプ
リタ506に供給する。
4を介して、スクリプトをそのまま構文解析部505に
供給する。
03から供給されたスクリプトの所定の文字列を中間コ
ードに変換して、所定の文字列が中間コードとされたス
クリプトをスクリプトインタプリタ506に供給する。
は、復号されたデータを基に、構文解析部505から供
給された、所定の文字列が中間コードとされたスクリプ
トを実行し、リソースアクセスマネージャ508に音楽
の再生を要求する。リソースアクセスマネージャ508
は、スクリプトインタプリタ506からの要求に対応し
て、プラットフォームリソースアクセスインターフェー
ス509を介して、I/Oモジュール510に、音楽の
再生を要求する。
7に示すように、スピーカなどからなる、図示せぬ音声
再生部に、音楽を再生させる。
に、音声を再生することができる。
メーションメールスクリプト534を実行するPDA1に
よる、音楽を再生させる電子メールの送信の処理を説明
する。
ンタプリタ506は、リソースアクセスマネージャ50
8またはI/Oモジュール510を介して、本文を取得
する。スクリプトインタプリタ506は、例えば、表示
部21のタッチパッドから入力された電子メールの本文
を取得するか、またはFlash ROM33などに予め記憶し
ている本文を取得する。
ンタプリタ506は、音楽を再生させるためのデータを
取得する。スクリプトインタプリタ506は、取得した
データを、インターフェース504およびエンコーダ5
18を介して、メール生成部519に供給する。
ンタプリタ506は、音楽を再生させるスクリプトを生
成する。例えば、スクリプトインタプリタ506は、実
行しているアニメーションメールスクリプト534と同
一のスクリプトを生成する。スクリプトインタプリタ5
06は、アニメーションメールスクリプト534に含ま
れる1連の命令群の一部の命令群からなるスクリプトを
生成する。
たスクリプトをインターフェース504およびエンコー
ダ518を介して、メール生成部519に供給する。
519は、取得されたデータ、および生成されたスクリ
プトを格納したメール151を生成する。メール生成部
519は、メール送受信プログラムプラグインインタフ
ェース501を介して、生成したメール151をメール
送受信プログラム104に供給する。
プログラム104は、スクリプトおよびデータが格納さ
れているメール151を相手に送信して、処理は終了す
る。
て、メール151を受信したPDA1による、音楽の再生
の処理を説明する。
プログラム104は、メール151を表示しようとして
いるか否かを判定し、メール151を表示しようとして
いないと判定された場合、ステップS961に戻り、判
定の処理を繰り返す。
を表示しようとしていると判定された場合、ステップS
962に進み、メール構文解析部502は、メール送受
信プログラム104から供給されたメール151から、
データおよびスクリプトを抽出する。
タをデコーダ503に供給する。デコーダ503は、抽
出された、Base64などの方式により符号化されているデ
ータを復号する。デコーダ503は、復号されたデータ
をスクリプトインタプリタ506に供給する。
3およびインターフェース504を介して、抽出したス
クリプトを構文解析部505に供給する。構文解析部5
05は、スクリプトの所定の文字列を中間コードに変換
し、所定の文字列が中間コードに変換されたスクリプト
をスクリプトインタプリタ506に供給する。
ンタプリタ506は、デコーダ503から供給されたデ
ータを基に、所定の文字列が中間コードに変換されたス
クリプトを実行する。
ンタプリタ506は、復号された、音楽を再生させるた
めのデータを基に、音楽を再生させ、処理は終了する。
いたとき、音楽を再生することができる。本発明に係る
PDA1は、音楽を再生させるためのプログラムを取得し
たり、またはメールの添付ファイルをいちいち開いたり
する必要がなく、受信したメール151を開いたとき、
音楽が再生される。
ン、または音楽などのコンテンツを相手に再生させるメ
ール151を送信し、メール151を受信したPDA1
は、コンテンツを再生することができる。
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを記
録する記録媒体は、図5に示すように、磁気ディスク6
1(フロッピディスクを含む)、光ディスク62(CD-R
OM(Compact Disc-Read OnlyMemory)、DVD(Digital V
ersatile Disc)を含む)、光磁気ディスク63(MD(M
ini-Disc)を含む)、若しくは半導体メモリ64などよ
りなるパッケージメディア、または、プログラムが一時
的若しくは永続的に格納されるFlash ROM33や、ハー
ドディスクなどにより構成される。記録媒体へのプログ
ラムの記録は、必要に応じてルータ、モデムなどのイン
ターフェースを介して、公衆回線網202、ローカルエ
リアネットワーク、インターネット4、デジタル衛星放
送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行わ
れる。
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
録媒体、並びに第1のプログラムによれば、メールの開
封指示に連動して、メールに添付ファイルとして付加さ
れているスクリプトが抽出され、抽出されたスクリプト
が実行され、スクリプトに付随するコンテンツを基に、
コンテンツの再生が制御されるようにしたので、メール
を開いたとき、簡単に、コンテンツを再生できるように
なる。
媒体、並びに第2のプログラムによれば、受信側でコン
テンツを再生させるスクリプトが生成され、メールにス
クリプトが格納され、スクリプトが格納されたメールの
送信が制御されるようにしたので、メールを開いたと
き、簡単に、コンテンツを再生できるようになる。
にコンテンツを再生させるスクリプトが生成され、メー
ルにスクリプトが格納され、スクリプトが格納されたメ
ールの送信が制御され、メールの開封指示に連動して、
メールに添付ファイルとして付加されているスクリプト
が抽出され、抽出されたスクリプトが実行され、スクリ
プトに付随するコンテンツを基に、コンテンツの再生が
制御されるようにしたので、メールを開いたとき、簡単
に、コンテンツを再生できるようになる。
形態を示す図である。
示す図である。
での手順を説明する図である。
を説明する図である。
PDA1が実行するプログラムを説明する図である。
する図である。
る。
る。
る。
である。
である。
である。
る。
実施の形態を示す図である。
示す図である。
302の外観を示す図である。
示すブロック図である。
を示す図である。
を含むメール151の例を示す図である。
る図である。
プリタ106の構成の変更を説明する図である。
ンタプリタ106の構成の変更を説明する図である。
る、電子メールに添付されたスクリプトの実行の処理を
説明するフローチャートである。
る、電子メールに添付されたスクリプトの実行の処理を
説明するフローチャートである。
る、電子メールに添付されたスクリプトの実行の処理を
説明するフローチャートである。
る、スクリプトデータベース521に記憶されているス
クリプトの実行の処理を説明するフローチャートであ
る。
る、スクリプトデータベース521に記憶されているス
クリプトの実行の処理を説明するフローチャートであ
る。
る、スクリプトデータベース521に記憶されているス
クリプトの実行の処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
る。
る。
を説明するフローチャートである。
ャートである。
ーチャートである。
る図である。
る。
る。
る。
電子メールの送信の処理を説明するフローチャートであ
る。
を説明するフローチャートである。
る図である。
信の処理を説明するフローチャートである。
ーチャートである。
説明するフローチャートである。
である。
レードル, 3−1および3−2 パーソナルコンピュ
ータ, 4 インターネット4−1および5−2 メー
ルサーバ, 6−1および6−2 DNSサーバ, 11
メモリースティック, 21 表示部, 22 キ
ー, 23 ジョグダイヤル, 31 CPU, 33
Flash ROM, 34 EDO DRAM, 35 メモリース
ティックインターフェース, 36 USBインターフェ
ース, 61 磁気ディスク, 62 光ディスク,
63 光磁気ディスク, 64 半導体メモリ, 10
1OS, 102−1乃至102−4 ドライバ, 1
04 メール送受信プログラム, 106 インタプリ
タ, 151 メール, 201−1乃至201−4
基地局, 202 公衆回線網, 203 アクセスサ
ーバ, 204 コンテンツサーバ, 205−1乃至
205−N WWWサーバ, 301−1および301−
2 カメラ付デジタル携帯電話機, 309 液晶ディ
スプレイ,351 主制御部, 364 送受信回路
部, 501 メール送受信プログラムプラグインイン
ターフェース, 502 メール構文解析部, 503
デコーダ, 504 インターフェース, 505
構文解析部, 506 スクリプトインタプリタ, 5
07 認証暗号化部, 508 リソースアクセスマネ
ージャ, 509 プラットフォームリソースアクセス
インターフェース, 510 I/Oモジュール, 5
11 ストレージモジュール, 517 データ構成
部, 518 エンコーダ, 519 メール生成部,
520 スクリプトランチャ, 521 スクリプト
データベース, 531 オセロゲームスクリプト,
532 回覧メールスクリプト, 533 自動削除メ
ールスクリプト, 534 アニメーションメールスク
リプト, 535 アップデートメールスクリプト,
571 スクリプト処理部, 581 プラットフォー
ム依存部, 591 I/Oモジュール, 592 ス
トレージモジュール, 593アプリケーションプログ
ラム, 601 スクリプト処理部, 602 送受信
プログラム, 603 通信部, 611 変換部
Claims (13)
- 【請求項1】 メールを受信する受信装置において、 前記メールの開封指示に連動して、前記メールに添付フ
ァイルとして付加されているスクリプトを抽出する抽出
手段と、 抽出された前記スクリプトを実行し、前記スクリプトに
付随するコンテンツを基に、前記コンテンツの再生を制
御する再生制御手段とを含むことを特徴とする受信装
置。 - 【請求項2】 前記再生制御手段は、前記スクリプトに
付随する、動画像の前記コンテンツを基に、前記動画像
の再生を制御することを特徴とする請求項1に記載の受
信装置。 - 【請求項3】 前記再生制御手段は、前記スクリプトに
付随する、音声の前記コンテンツを基に、前記音声の再
生を制御することを特徴とする請求項1に記載の受信装
置。 - 【請求項4】 メールを受信する受信装置の受信方法に
おいて、 前記メールの開封指示に連動して、前記メールに添付フ
ァイルとして付加されているスクリプトを抽出する抽出
処理ステップと、 抽出された前記スクリプトを実行し、前記スクリプトに
付随するコンテンツを基に、前記コンテンツの再生を制
御する再生制御処理ステップとを含むことを特徴とする
受信方法。 - 【請求項5】 メールを受信する受信処理用のプログラ
ムであって、 前記メールの開封指示に連動して、前記メールに添付フ
ァイルとして付加されているスクリプトを抽出する抽出
処理ステップと、 抽出された前記スクリプトを実行し、前記スクリプトに
付随するコンテンツを基に、前記コンテンツの再生を制
御する再生制御処理ステップとを含むことを特徴とする
コンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されて
いる記録媒体。 - 【請求項6】 メールを受信する受信装置を制御するコ
ンピュータに、 前記メールの開封指示に連動して、前記メールに添付フ
ァイルとして付加されているスクリプトを抽出する抽出
処理ステップと、 抽出された前記スクリプトを実行し、前記スクリプトに
付随するコンテンツを基に、前記コンテンツの再生を制
御する再生制御処理ステップとを実行させるプログラ
ム。 - 【請求項7】 メールを送信する送信装置において、 受信側でコンテンツを再生させるスクリプトを生成する
生成手段と、 前記メールに前記スクリプトを格納する格納手段と、 前記スクリプトが格納された前記メールの送信を制御す
る送信制御手段とを含むことを特徴とする送信装置。 - 【請求項8】 前記生成手段は、受信側で動画像の前記
コンテンツを再生させる前記スクリプトを生成すること
を特徴とする請求項7に記載の送信装置。 - 【請求項9】 前記生成手段は、受信側で音声の前記コ
ンテンツを再生させる前記スクリプトを生成することを
特徴とする請求項7に記載の送信装置。 - 【請求項10】 メールを送信する送信装置の送信方法
において、 受信側でコンテンツを再生させるスクリプトを生成する
生成処理ステップと、 前記メールに前記スクリプトを格納する格納処理ステッ
プと、 前記スクリプトが格納された前記メールの送信を制御す
る送信制御処理ステップとを含むことを特徴とする送信
方法。 - 【請求項11】 メールを送信する送信処理用のプログ
ラムであって、 受信側でコンテンツを再生させるスクリプトを生成する
生成処理ステップと、前記メールに前記スクリプトを格
納する格納処理ステップと、 前記スクリプトが格納された前記メールの送信を制御す
る送信制御処理ステップとを含むことを特徴とするコン
ピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている
記録媒体。 - 【請求項12】 メールを送信する送信装置を制御する
コンピュータに、 受信側でコンテンツを再生させるスクリプトを生成する
生成処理ステップと、 前記メールに前記スクリプトを格納する格納処理ステッ
プと、 前記スクリプトが格納された前記メールの送信を制御す
る送信制御処理ステップとを実行させるプログラム。 - 【請求項13】 メールを送信する送信装置、および前
記メールを受信する受信装置からなる通信システムにお
いて、 前記送信装置は、 前記受信装置にコンテンツを再生させるスクリプトを生
成する生成手段と、 前記メールに前記スクリプトを格納する格納手段と、 前記スクリプトが格納された前記メールの送信を制御す
る送信制御手段とを含み、 前記受信装置は、 前記メールの開封指示に連動して、前記メールに添付フ
ァイルとして付加されている前記スクリプトを抽出する
抽出手段と、 抽出された前記スクリプトを実行し、前記スクリプトに
付随する前記コンテンツを基に、前記コンテンツの再生
を制御する再生制御手段とを含むことを特徴とする通信
システム。
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JP2001097509A JP4656359B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 送信装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001097509A JP4656359B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 送信装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに通信システム |
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JP2001097509A Expired - Fee Related JP4656359B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 送信装置および方法、記録媒体、プログラム、並びに通信システム |
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