JP4782597B2 - Pantograph contact force fluctuation reducing method and pantograph - Google Patents
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Description
本発明は、電気鉄道におけるトロリ線(架線)とパンタグラフとの間に作用する接触力の変動を低減する方法及び接触力変動の低減が可能なパンタグラフに関する。 The present invention relates to a method for reducing fluctuations in contact force acting between a trolley line (overhead line) and a pantograph in an electric railway, and a pantograph capable of reducing fluctuations in contact force.
現状の電気鉄道においては、トロリ線(架線)から車体屋根に搭載されたパンタグラフを介して車両に電力を送る方式が一般的である。このようなパンタグラフは、トロリ線に押し当てられるすり板体と、このすり板体をバネにより支持する舟体と、舟体を昇降可能に支持すると共にトロリ線に押し当てる押上力を付与する支持機構とを備えている。また、他のパンタグラフの例として,トロリ線に押し当てられるすり板体と,このすり板体を直接支持する舟体と,この舟体をバネにより支持すると共に舟体を昇降可能に支持する支持機構とを備えたものがある。以下では主として前者の形態のパンタグラフを例に説明を行なう。
トロリ線とパンタグラフのすり板体との接触力は、トロリ線の高さ変動や車両・パンタグラフの振動によって変動する。この接触力の変動が大きすぎると、パンタグラフのすり板体がトロリ線から離線するおそれがある。離線が頻発すると、すり板体とトロリ線との間にスパークが生じて、すり板体やトロリ線の摩耗が進む。また、常に接触力が大きくなる箇所では、トロリ線の局所的な摩耗が進行する可能性もある。以上のように、離線に至らない場合でも、パンタグラフの接触力は極力変動が小さいことが好ましい。
In the current electric railway, a method of sending electric power from a trolley line (overhead line) to a vehicle via a pantograph mounted on a vehicle body roof is common. Such a pantograph has a sliding plate body pressed against the trolley wire, a boat body that supports the sliding plate body with a spring, and a support that supports the boat body so that the boat body can be moved up and down and also applies a lifting force against the trolley wire. Mechanism. As another example of the pantograph, a sliding plate body pressed against a trolley wire, a boat body that directly supports the sliding plate body, a support that supports the boat body with a spring, and supports the boat body that can be moved up and down. Some have a mechanism. In the following, description will be given mainly by taking the former form of pantograph as an example.
The contact force between the trolley wire and the pantograph sliding plate varies depending on the height of the trolley wire and the vibration of the vehicle / pantograph. If the variation of the contact force is too large, the pantograph's sliding plate may be separated from the trolley line. When frequent separation occurs, a spark is generated between the sliding plate and the trolley wire, and wear of the sliding plate and the trolley wire proceeds. Further, local wear of the trolley wire may progress at a location where the contact force always increases. As described above, it is preferable that the contact force of the pantograph has as little fluctuation as possible even when it does not lead to separation.
このため、トロリ線とパンタグラフのすり板体との間に作用する接触力の変動を低減する技術がいくつか提案されており、そのうち、アクティブ方式のパンタグラフとして、特許文献1に記載のものがある。このパンタグラフは、すり板体を支持するバネの変位又は力をセンサで測定し、その変位又は力の変動の低周波数成分をゼロに近づけるようにアクチュエータを制御することによって、トロリ線(架線)に押し当てるすり板体の押上力を調整するものである。
このパンタグラフによれば、すり板体を支持するバネの変位の低周波成分を制御目標量とし、このバネの変位又は力をセンサが測定するものであるため、センサの数が少なくて済み、測定自体も容易となり、簡便に接触力の変動を低減するとされている。
According to this pantograph, the low frequency component of the displacement of the spring supporting the sliding plate body is used as a control target amount, and the sensor measures the displacement or force of this spring. It is also easy to reduce the fluctuation of contact force easily.
上記従来のパンタグラフにおいては、すり板体支持部に設置したセンサにより接触力を測定し、その測定値が一定になるようにアクチュエータで制御している。このようにセンサにより測定した接触力は、すり板体を支持するバネのバネ力によるものであって、電車走行時の風圧によりすり板体に働く揚力による接触力の増加分を測定することができず、正確な接触力とは異なる値となってしまい、高い精度で接触力の変動を低減することが難しい。特に、高速用のパンタグラフでは空気力の影響を強く受けるため、この傾向が顕著になる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、すり板体に作用する揚力によるトロリ線への接触力変動も考慮し、高い精度で接触力を常に一定に保つアクティブ制御を行うパンタグラフの接触力変動低減方法及びパンタグラフを提供することを課題としている。
In the conventional pantograph, the contact force is measured by a sensor installed on the sliding plate body support, and the actuator is controlled so that the measured value becomes constant. Thus, the contact force measured by the sensor is due to the spring force of the spring that supports the sliding plate body, and it is possible to measure the increase in contact force due to the lift force that acts on the sliding plate body due to the wind pressure during train traveling. This is not possible and results in a value different from the accurate contact force, and it is difficult to reduce the variation of the contact force with high accuracy. In particular, this tendency becomes remarkable because the pantograph for high speed is strongly influenced by aerodynamic force.
The present invention has been made in view of the above-described problems, and considers fluctuations in the contact force to the trolley wire due to the lift acting on the sliding plate body, and performs active control that keeps the contact force constantly constant with high accuracy. It is an object of the present invention to provide a pantograph contact force fluctuation reducing method and a pantograph.
上記課題を解決するため、本発明のパンタグラフの接触力変動低減方法は、センサ9によりバネの変位又は力を測定し、また電車走行時のすり板体5近傍の空気の相対流速を測定し、この流速に対応して予め試験により測定され又は算出された揚力FLをセンサ9により測定されたバネ力FKに加算することにより、トロリ線への舟体の接触力FCを求め、この接触力FCを一定にするようにアクチュエータ8を制御する。
In order to solve the above problems, the pantograph contact force fluctuation reducing method of the present invention measures the displacement or force of the spring by the
本発明のパンタグラフは、トロリ線Tに押し当てられるすり板体5と、このすり板体5をトロリ線Tに押し当てるバネ6と、このバネ6の変位又は力を測定するセンサ9と、このセンサ9の測定値に基づいてすり板体5をトロリ線Tに押し当てる押上力FCを制御するアクチュエータ8とでパンタグラフ1を構成する。すり板体5の近傍の流速を測定するようにピトー管10などの流速センサを設け、これにより測定した流速に対応して、予め試験により測定され又は算出された揚力FLをセンサ9により測定されたバネ力FKに加算することにより、トロリ線Tへのすり板体5の接触力FCを求め、これに応じてアクチュエータ8を制御する制御手段12を設けた。
The pantograph of the present invention includes a
すり板体5の揚力FLは、パンタグラフ1に設けたピトー管10などのセンサにより測定されたすり板体5近傍の空気の流速の2乗に特定の係数CLを乗算して求めることとした。
Lift F L of the
ピトー管などのセンサの設置が難しい場合等には,すり板体5近傍の空気の流速を近似的に列車速度から推定することとした。
When it is difficult to install a sensor such as a pitot tube, the air flow velocity in the vicinity of the
さらに,列車走行路の周辺環境に応じて予め求められた所定の倍率を乗算することにより列車速度を補正して、すり板体5近傍の空気の流速を精度良く推定することとした。
Furthermore, the train speed is corrected by multiplying by a predetermined magnification determined in advance according to the surrounding environment of the train travel path, and the air flow velocity in the vicinity of the
本発明においては、センサにより測定したバネ力に、ピトー管などにより測定したすり板体近傍の空気の相対流速に対応する揚力を加えることにより、トロリ線へのパンタグラフの接触力を正確に求めることができ、この接触力に応じてアクチュエータを制御するので、接触力の変動を高い精度で低減することができる。 In the present invention, the contact force of the pantograph to the trolley wire is accurately obtained by adding the lift force corresponding to the relative flow velocity of the air in the vicinity of the sliding plate measured by a pitot tube or the like to the spring force measured by the sensor. Since the actuator is controlled according to the contact force, fluctuations in the contact force can be reduced with high accuracy.
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の一形態を説明する。図1は本実施例に係るパンタグラフの制御系統ブロック図、図2は原理確認のためのパンタグラフの風洞試験装置の概略図、図3は揚力を考慮した接触力制御を行わない場合の接触力の変化を示すグラフ、図4は揚力を考慮した接触力制御を行った場合の接触力の変化を示すグラフである。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram of a control system for a pantograph according to the present embodiment, FIG. 2 is a schematic diagram of a pantograph wind tunnel test apparatus for confirming the principle, and FIG. 3 is a diagram of contact force when contact force control considering lift is not performed. FIG. 4 is a graph showing a change in contact force when contact force control considering lift is performed.
図1は、本発明に係るパンタグラフの一実施形態である。パンタグラフ1は、電車の車体屋根2上に搭載される。このパンタグラフ1は、すり板体5を支持する舟体3と、この舟体3を車体屋根2上で昇降可能に支持する支持機構4とを備えている。
FIG. 1 is an embodiment of a pantograph according to the present invention. The
舟体3は、車体幅方向(左右方向:図2の紙面表裏方向)に沿って延びる箱状体である。この舟体3は、一例でアルミニウム合金等からなる。図1に示す実施形態では,舟体3はバネ6を介してすり板体5を支持する。このすり板体5は、一例で鉄系や銅系の焼結合金製、あるいは、カーボン系材料等からなる。このすり板体5がトロリ線Tに直接接触する。
なお,すり板体5は舟体3にボルト結合し,バネを介して舟体3を支持機構4に支持するように構成してもよい。
The
The
舟体3は、支持機構4に含まれる上下に伸縮可能な枠体(図示せず)により昇降可能に支持される。この支持機構4には、定常的な押上力を付与する押上バネ7及び制御力を付与するアクチュエータ8を備えている。押上バネ7は、舟体3,すり板体5をトロリ線Tに押し付けるものである。アクチュエータ8は押上バネ7と並行して設けられている。このアクチュエータ8の出力端が舟体3に連結されている。アクチュエータ8は、舟体3,すり板体5をトロリ線Tに押し当てる押上力を制御するもので、例えばエアシリンダを用いる。
The
すり板体5を支持するバネ6には力センサ9が臨む。力センサ9には例えば光ファイバ式の歪みゲージが用いられる。力センサ9は、バネ6のひずみもしくは変位からバネ力を計測する。
A
舟体3には、空気の相対流速を測定する流速センサであるピトー管10が設けられている。ピトー管10は電車走行時の舟体3近傍の空気の動圧を測定して相対流速を求めるものである。すり板体5に働く揚力は相対流速と一定の関係にあるので、流速に対応する揚力を求めるための係数を風洞試験により予め求めておき、ピトー管10により測定された動圧(流速の2乗)に係数を乗算することにより揚力FLを算出することができる。ピトー管10により測定された動圧にはコントローラ11によって係数が乗算されることにより揚力が算出される。この揚力はトロリ線Tへのすり板体5の接触力の増加分となる。
なお、ピトー管10に代えて,アネモマスター,ドップラー流速計,熱線流速計などを適用してもよい。
The
Instead of the
また、ピトー管などの流速センサの設置が難しい場合には,すり板体5近傍の空気の流速を近似的に列車速度から推定してもよい。
In addition, when it is difficult to install a flow velocity sensor such as a Pitot tube, the flow velocity of the air near the
さらに、列車走行路の周辺環境の情報、例えばトンネルの有無等流速の変化要因に応じて列車速度に対する補正を加えることにより、すり板体5近傍の空気の流速をより高い精度で推定するようにしてもよい。例えばトンネル区間においては、すり板体5近傍の空気の流速をトンネル外の列車速度に所定の倍率(例えば1.2倍)を乗じた値としたり、その倍率も列車種別により異なるものとするなどの補正を加えるものである。これらの空気の流速の変化要因に対応する上記倍率は予め試験等により求められている。
Furthermore, the flow velocity of the air in the vicinity of the
上記風洞試験は、図2に示すように、舟体3と台枠15の上下端部を試験用バネ13及びロードセル14で結合し、水平方向から風を送り、試験用バネ13の収縮力に抗して発生する揚力をロードセル14で測定する。この試験では、トロリ線への接触力が常に60Nとなるようにアクチュエータ8を制御した。なお、風速は150,220,270,300,350km/hと段階的に変化させた。
この結果、図3,図4に示すように、風速を増加させることによりすり板体5に加わる揚力は増大し、この揚力のために、舟体3内部に設置した力センサ9により測定したバネ力から推定される押上力は、ロードセル14により測定した接触力より小さい値となる。従って、接触力に揚力を考慮しない場合には、図3に示すように、風速が増加するにつれて目標値との偏差が増加し、その偏差分だけ過大な制御を行うことになってしまう。一方、本発明の方法を適用して接触力に揚力を考慮した場合には、図4に示すように、風速が増加しても目標値に近い範囲でほぼ一定し、正確な制御となっている。このように、本発明を適用することにより、揚力による影響を考慮した接触力制御を行うことが可能であるといえる。
In the wind tunnel test, as shown in FIG. 2, the upper and lower ends of the
As a result, as shown in FIGS. 3 and 4, the lift applied to the sliding
本実施形態に係るパンタグラフ1の制御動作について説明する。
舟体3は支持機構4により上昇してトロリ線Tに接触した後、バネ6の付勢力によりすり板体5がトロリ線Tに押し当てられる。力センサ9は、バネ6のひずみによりそこに作用するバネ6のバネ力を測定する。トロリ線Tへのすり板体5の接触力をFC、力センサ9によるバネ力をFK、ピトー管10により測定したすり板体5の動圧(相対流速の2乗に比例)に上記係数CLを乗算した揚力をFLとすれば、
FC=FL+FK として正確な接触力を求めることができる。
A control operation of the
After the
An accurate contact force can be obtained as F C = F L + F K.
比例積分微分(PID:Proportional-Integral-Differential)制御器12は、比例動作に積分動作と微分動作を加えた制御を行い、残留偏差をなくすように前述のアクチュエータ8の出力を制御する。このPID制御器12には、すり板体5からトロリ線Tに加わるすり板体5の接触力FC=FL+FKと、制御目標量FTとが入力されて両者の差が演算され、アクチュエータ8に対する操作量Fconstが出力される。このようなアルゴリズムによって、制御目標量FTの変動をゼロに近づけるようなアクチュエータ8の出力が与えられる。
A proportional-integral-differential (PID)
なお、パンタグラフの他の実施形態として,図示しないが、先の実施形態におけるすり板体5が舟体3により直接支持され,この舟体3を車体屋根2上で昇降可能に支持すると共にバネにより舟体3をトロリ線Tに押し当てる押上力を付与する支持機構4を備えたものであってもよい。
As another embodiment of the pantograph, although not shown, the sliding
本発明は、電気鉄道におけるトロリ線とパンタグラフとの間に作用する接触力の変動を低減するのに有効である。 The present invention is effective in reducing fluctuations in contact force acting between a trolley line and a pantograph in an electric railway.
1 パンタグラフ
2 車体屋根
3 舟体
4 支持機構
5 すり板体
6 バネ
7 押上バネ
8 アクチュエータ
9 力センサ
10 ピトー管
11 コントローラ
12 比例積分微分制御器
13 試験用バネ
14 ロードセル
15 台枠
T トロリ線
DESCRIPTION OF
Claims (4)
このすり板体をトロリ線に押し当てるバネと、
このバネに作用する力を測定する力センサと、
すり板体近傍の空気の相対速度を測定する流速センサと、
これらのセンサの測定値に基づいて前記すり板体をトロリ線に押し当てる押上力を制御するアクチュエータとを具備するパンタグラフのトロリ線への接触力の変動を低減する方法であって、
前記力センサにより前記バネに作用する力を測定し、
前記流速センサにより電車走行時のすり板体近傍の空気の相対速度を測定し、
この空気の相対速度に対応して予め試験により測定され又は算出されたすり板体の揚力を前記力センサの測定値に基づいて測定されたバネ力に加算することにより、トロリ線へのすり板体の接触力を求め、
この接触力を一定にするようにアクチュエータを制御することを特徴とするパンタグラフの接触力変動低減方法。 A sliding plate pressed against the trolley wire,
A spring that presses the sliding plate against the trolley wire,
A force sensor for measuring the force acting on the spring;
A flow rate sensor that measures the relative velocity of air in the vicinity of the sliding plate,
A method of reducing the variation of the contact force of the these of the sliding plate member on the basis of the measurement of the sensor to the pantograph trolley wire comprising an actuator for controlling the upward force pressed against the trolley wire,
Measuring the force acting on the spring by the force sensor;
Measure the relative velocity of the air near the sliding plate during train travel by the flow rate sensor ,
A sliding plate to the trolley wire is obtained by adding the lift force of the sliding plate measured or calculated in advance according to the relative velocity of the air to the spring force measured based on the measured value of the force sensor. Find the contact force of the body,
A method of reducing contact force fluctuation of a pantograph, wherein the actuator is controlled so that the contact force is constant.
このすり板体をトロリ線に押し当てるバネと、
このバネに作用する力を測定する力センサと、
このセンサの測定値に基づいて前記すり板体をトロリ線に押し当てる押上力を制御するアクチュエータとを具備するパンタグラフであって、
前記すり板体近傍の空気の相対速度を測定するように設けられた流速センサと、この空気の相対速度に対応して、予め試験により測定され又は算出されたすり板体の揚力を、前記センサの測定値に基づいて測定されたバネ力に加算することにより、トロリ線へのすり板体の接触力を求め、これに応じて前記アクチュエータを制御する制御手段と、を備えることを特徴とするパンタグラフ。 A sliding plate pressed against the trolley wire,
A spring that presses the sliding plate against the trolley wire,
A force sensor for measuring the force acting on the spring;
A pantograph comprising an actuator for controlling a lifting force that presses the sliding plate against a trolley wire based on a measurement value of the sensor,
A flow rate sensor provided to measure the relative velocity of air in the vicinity of the sliding plate body, and the lift force of the sliding plate body measured or calculated in advance by a test corresponding to the relative velocity of the air. Control means for obtaining a contact force of the sliding plate body to the trolley wire by adding to the spring force measured based on the measured value of the actuator and controlling the actuator in accordance with the contact force. pantograph.
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