JP4781081B2 - 加速度センサチップ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、加速度センサチップ及びその製造方法に関する。
半導体微細加工技術を応用したマイクロマシニング技術を用いて、数百μm程度の微小構造体を製造する技術が発展してきている。例えば、各種のセンサ、光通信分野における光スイッチ、高周波(RF)部品等への応用が始まっている。
このような微小構造体は、従来の半導体製造プロセスにより製造することができるため、例えば信号処理系LSIと組み合わせて、単一のチップに集積することができる。
上述した微小構造体を含む、特定の機能を有するシステムが構築されているチップは、Micro−Electrical−Mechanical−Systems:MEMS、又はMicro−System−Technology:MISTと称されている(以下、単にMEMSデバイスと称する。)。
このようなMEMSデバイスとしては、いわゆる加速度センサ(チップ)が知られている。一般的に加速度センサチップの製造工程では、上述した微小構造体である質量部(可動部)及びこの可動部を支持する梁部の形成工程は、いわゆるウェットエッチングにより行われている。
しかしながら、例えば、加速度をピエゾ抵抗素子の物理的な歪みによる電気抵抗の変化として検出するピエゾ型加速度センサにおいて、ピエゾ抵抗素子に接続される金属配線を形成した後に、上述したウェットエッチングを行うと、特に金属配線の材料がアルミニウム(Al)である場合には、かかるウェットエッチングのエッチャントにより、金属配線が溶解してしまうおそれがある。このように金属配線が溶解してしまうと、加速度の検出が行えなくなるおそれがある。
このようなウェットエッチングのエッチャントによるアルミニウム配線の溶解を防止する目的で、可動部をウェットエッチングにより予備的に形成した後に、アルミニウム膜を形成し、このアルミニウム膜をマスクとしてドライエッチングを行って可動部を完成させ、さらに残存したアルミニウム膜をパターニングしてアルミニウム配線を形成する半導体加速度センサの製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−198243号公報
上述した従来の半導体加速度センサの製造方法によれば、可動部と、これを支持する梁部とを備える微小構造体をウェットエッチングにより予備的に形成した後に、アルミニウム膜を2度にわたってパターニングして、ドライエッチングのためのマスク及び配線を順次に形成するという複雑な工程を採用している。よって、チップの製造歩留まりが低下し、結果として、製造コストが増大してしまう問題があった。
このように、可動部を具えるMEMSデバイスを製造するに当たり、ウェットエッチングによる金属配線の溶解を防止しつつ、デバイスの歩留まりを向上させることができる、より簡易な製造工程を実現するための技術が嘱望されている。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。上述した課題を解決するにあたり、この発明の加速度センサチップは、下記のような構成を具えている。
すなわち、加速度センサチップは、上面及び該上面と対向する下面を有していて、上面と下面とにわたる貫通孔を有する四角枠状のフレーム部を有している。
可動部は、貫通孔内に収められている。
梁部は、表面及び表面と対向する底面を有している薄厚かつ細長の形状であって、フレーム部から貫通孔内に突出して、可動部に接続されて可動に支持している。
機能素子は、梁部の表面側に設けられている。
配線は、機能素子に電気的に接続されていて、梁部の表面とフレーム部の上面とにわたって延在している。
溝部は、配線に沿って、かつ配線とは離間して設けられていて、梁部の表面から梁部の厚み内に収まる深さとして設けられている。また、溝部は、梁部に設けられている。
また、この発明の加速度センサチップの製造方法によれば、下記のような工程を含んでいる。
すなわち、第1半導体層、犠牲層及び第2半導体層が順次に積層されて含まれ、かつ内周枠領域、内周枠領域の内側に存在する内側領域、内側領域内に存在する複数の梁部形成予定領域及び梁部形成予定領域に連接している可動部形成予定領域を有する複数のチップ領域が区画される半導体基板を準備する。
梁部形成予定領域内に機能素子を作り込む。
機能素子に接続されており、梁部形成予定領域に延在する配線を含む配線層を形成する。
配線層を覆う配線保護膜を形成する。
内周枠領域の内側領域に対し、犠牲層をエッチングストッパ層として第2半導体層側からエッチングを行った後、露出している犠牲層を除去して犠牲層及び第1半導体層により固定されている可動部を形成する。
配線に沿って、かつ配線とは離間して設けられていて、梁部の表面から梁部の厚み内に収まる深さの溝部を梁部形成予定領域に形成する。
溝部を埋め込んで内周枠領域、梁部形成予定領域及び可動部形成予定領域を覆うレジスト層を形成する。
レジスト層をマスクとして用いて、犠牲層をエッチングストッパ層として第1半導体層側からエッチングを行って、犠牲層により固定されている可動部及び可動部を支持する梁部とを含む微小構造体を形成し、露出している犠牲層を除去して、溝部により配線層へのエッチャントの浸透を防止しつつ犠牲層から微小構造体を切り離す。
この発明の加速度センサチップの製造方法によれば、従来通り、金属配線形成後にウェットエッチングによる微小構造体の切り離しを行ったとしても、浸透してくるエッチャントを金属配線の側面部から離間して形成される溝部に貯留して、エッチャントの金属配線への到達を阻止することにより、エッチャントによる金属配線の溶解を防止することができる。よって、エッチャントによる金属配線の溶解を防止することができる。従って、さらなる特別な工程を必要とせずに、簡易な工程により、製造工程における配線の溶解を効果的に防止し、かつ製造されるデバイスの歩留まりを顕著に向上させることができる。
また、この発明の加速度センサチップによれば、梁部には溝部が形成されているため、梁部はより撓みやすくなる。従って、加速度の検出感度をより向上させることができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。なお、図面には、この発明が理解できる程度に各構成成分の形状、大きさ及び配置関係が概略的に示されているに過ぎず、従って、この発明は、特に図示例にのみ限定されるものではない。
また、以下の説明において、特定の材料、条件及び数値条件等を用いることがあるが、これらは好適例の1つに過ぎず、従って、何らこれら好適例に限定されるものではない。
以下の説明に用いる各図において、同様の構成成分については、同一の符号を付して示し、その重複する説明を省略する場合もあることを理解されたい。
(加速度センサチップの構成例)
まず、図1及び図2を参照して、この発明の製造方法を適用して、製造される加速度センサチップの構成例につき説明する。ここではピエゾ抵抗素子を備えたピエゾ型3軸加速度センサチップを例にとって説明する。
ここでいう加速度センサチップとは、任意に設定された所定の加速度を計測することができる半導体素子である。
図1(A)は、加速度センサチップの表面側を示す、構成要素を説明するための概略的な平面図である。図1(B)は、図1(A)のA−A’で示した一点鎖線で切断した切り口を示す模式的な図である。図1(C)は、図1(A)のB−B’で示した一点鎖線で切断した切り口を示す模式的な図である。
図2(A)は、図1(A)のC−C’で示した一点鎖線で切断した切り口を示す溝部28の構成を説明するための模式的な図である。図2(B)は、加速度センサチップの裏面側を示す、構成要素を説明するための概略的な平面図である。
この加速度センサチップ10は、図1(A)及び図2(B)に示すように、表面側及び裏面側からみた、全体的な平面形状が方形(正方形)のチップ11に作り込まれている。
このチップ11の裏面側の周縁に、枠状のフレーム部12が存在している。チップ11のフレーム部12の内側には、このフレーム部12で画成された凹部15が形成されている。詳細は後述するが、凹部15の底面に相当する部分の一部分は、チップ11の表面から裏面に貫通して打ち抜かれている。従って、凹部15は単に貫通孔とも称される。
特に図2(B)に示すように、加速度センサチップ10は、マス部とも称される可動部14と、梁部16とを含む微小構造体13を備えている。梁部16は、凹部15の底面の一部分を構成しており、従って、可動部14は梁部16により、貫通孔内に収められている。すなわち、この可動部14は、梁部16により、上述した凹部15と一体となって存在している。
微小構造体13は、可動部14及び梁部16に共通な第1半導体層21を備えている。ここでは、この第1半導体層21をシリコンで形成してあって、この第1半導体層を第1シリコン層21と称する。
可動部14は、さらに第1シリコン層21の、加速度センサ10の裏面側の部分的な表面領域上に、犠牲層部分22bと、その上側に積層された第2半導体層部分23aとを有している。この第2半導体層部分23aはシリコンで形成してあって、この第2半導体層部分を第2シリコン層部分23aと称する。
なお、上述したフレーム部12は、共通な第1シリコン層21の下側に犠牲層部分22bとさらにその下側に第2シリコン層部分23bを積層して備えている。
可動部14と梁部16とは、共通な第1シリコン層21によって、部分的に一体的につながって形成されていて、かつ、フレーム部12と梁部16は、同様に、共通な第1シリコン層21によって、部分的に一体的につながって形成されている。この第1シリコン層21のつながっている部分により、フレーム12は梁部16を支持し、かつ、梁部16は可動部14を支持している。
さらに、可動部14は、これが受ける外力によって運動できるように構成する必要がある。そのために、可動部14がフレーム部12と直接的につながらないようにするため、及び梁部16によって当該運動が抑制されないようにするために、可動部14とフレーム部12との間、及び梁部16の、フレーム部12及び可動部14とのつながり部分を除いた梁部16の側縁と可動部14との間は、間隙50を以って切り離してある。この間隙50は、加速度センサチップ10の表面側から第1シリコン層21を貫通している。すなわち、この間隙50により凹部15と一体的に貫通孔が画成される。
また、上述した説明からも明らかなように、可動部14は、第1シリコン層21の部分21aと、犠牲層部分22aと、第2シリコン層部分23aとを有していて、一方、梁部16は、第1シリコン層21の部分21bを有しているが、犠牲層部分22a及び第2シリコン層部分23aを有していない。従って、可動部14の犠牲層部分22a及び第2シリコン層部分23aは、錘の役割を果たしている。梁部16は、表面とこれに対向する裏面とを有する細長かつ薄型の板状部である。この梁部16は、フレーム部12から突出して可動部14に接続してこの可動部を支持する形態で設けられている。従って、梁部16は、可動部14の運動時に撓む可撓部である。
また、上述した凹部15の底面は、第1シリコン層部分21bの露出面16cと第2シリコン層部分23aの露出面14cを含み、露出面16cは、フレーム部12の表面から第1の深さaのところにあり、また、露出面14cは、フレーム部12の表面から第1の深さaよりも浅い第2の深さbのところにある。
図1及び図2に示す構成例を参照して加速度センサチップ10の構成をより詳細に説明する。四角枠状のフレーム部12の各辺の中心から内側に直角に突出した4つの梁部16が設けられている。従って、これら梁部16は、直交する2つの直線の一方の直線上に2つ対向して設けられ、かつ他方の直線上に残りの2つが対向して設けられている配置形態を取っている。
可動部14の中心部14aは、4本の梁部16のそれぞれ突出した先端側で、支持されている。この可動部14の中心部14aの平面的形状は四角形、好ましくは正方形であって、梁部16は、四角形の4辺の中央部分でそれぞれつながっている。
可動部14の中心部14aの4つの角部には、フレーム部12側に向かってそれぞれ突出した4つの突出部14bが設けられている。
梁部16の表面側すなわち梁部16を構成している第1シリコン層21、すなわち第1シリコン層部分21bには、機能素子、例えばピエゾ抵抗素子17が設計に応じた適当な個数で形成されている。これらピエゾ抵抗素子17を、測定目的とする加速度が測定できる好適な位置に設けておけばよい。
さらに図1及び図2に示す構成例では、ピエゾ抵抗素子17のそれぞれには、信号を外部に出力するための配線36が電気的に接続されている。この配線36は、ピエゾ抵抗素子17から後述する熱酸化膜32を貫通するコンタクトホール34を埋め込んで熱酸化膜32上をフレーム部12の上面に至って延在して設けられている。この配線36は、例えばアルミニウム(Al)配線といった金属配線とするのが好適である。以下の説明において、各ピエゾ抵抗素子17に個別に設けられた複数の配線36を、配線層(36)と総称する場合もある。
配線36は、フレーム部12側に向かう方向に梁部16の延在方向に沿って、直線状に延在する例を示してある。
図1(A)に示すように、各梁部16には、複数の溝部28がそれぞれ設けられている。図1及び図2に示す構成例では、梁部16ごとに2本ずつの溝部28が設けられていて、これらはそれぞれ隣接する梁部16に設けられている近接する側の溝部28と可動部14上で連通されるため、4本の溝部28、すなわち第1溝部28a、第2溝部28b、第3溝部28c及び第4溝部28dから構成されている。
これら溝部28は、梁部16の2つの側面16aに沿って、略平行かつ直線状にそれぞれ延在している。溝部28は、配線36の2つの側面部36aそれぞれから所定距離離間して、かつ梁部16の側面16aから離間して設けられている(図2(A)参照。)。既に説明した通り、4つの梁部16は、2つの直線の直交点で分割された各直線成分上にそれぞれ1つずつ配設されているので、順次に隣接する梁部16の延在方向は、90°ずつ異なっている。さらにこの構成例では、1つの梁部16に対して配設された溝部28は、この梁部16に隣接する別の梁部16に対して配設された他の溝部28と連続した1つの溝として形成されている。従って、延在方向が90°異なって隣接している2つの溝部28は、それぞれの延長上で直角に交差するまで延在して交差点で互いにつながっている。このように溝部28は、可動部14上で直角に屈曲した平面的形状を有している。すなわち溝部28は、隣接する2つの梁部にわたって延在して設けられている。このように溝部28を設ければ、配線36がこの溝部28により分断されることがない。
換言すると、溝部28は、配線36が溝部28により分断されないことを条件として、フレーム部12のある端縁から、梁部16の側面16aに沿って、直線状に延在して可動部14上に至り、この可動部14上で90°方向転換して隣接する他の梁部16上を通って、フレーム部12の他の端縁に貫通させて設ければよい。
なお、溝部28の延在形状は、この発明の目的を損なわない範囲で任意好適なものとできる。例えば、直交する2本の梁部16及びフレーム部12の凹部15側の端縁に沿った閉じたループ状に設けてもよい。
図2(A)に示すように、溝部28は配線保護膜37を貫通して第1半導体層21の厚み内に収まる深さh1とされている。深さh1は、この発明の目的を損なわない範囲で任意好適なものとすることができる。
溝部28は、後述する製造工程において、ウェットエッチングのエッチャントが浸透して配線36と接触することを防止するための構成として機能する。
従って溝部28の断面形状、すなわち幅w1及び深さh1、並びに延在範囲は、この目的を損なわない範囲で任意好適なものとできる。また、溝部28は配線36の最外側の側面36aから可能な限り離間させるのがよい。さらに、溝幅w1は可能な限り幅広とするのがよい。
複数の溝部28は、いずれも同一の形態、すなわち延在長、幅及び深さとするのがよい。このようにすれば、加速度センサの加速度測定精度を損なうことがない。
上述したように、梁部16に溝部28を設ける構成とすれば、梁部16の可撓性が増すため、さらなる測定感度の向上が期待される。
配線36が形成されている梁部16上には、この配線36を覆っている配線保護膜37が設けられている。この配線保護膜37は、好ましくはPSG酸化膜とするのがよい。配線36が複数である場合には、これらを一体として覆う一続きの膜として形成すればよい。
フレーム部12には、梁部16のピエゾ抵抗素子17と電気的に接続されている電極パッド18が設けられている。この電極パッド18は、例えば配線保護膜37の一部を開口して、配線36の一部を露出して形成することができる。
すなわち、加速度センサチップ10は、凹部15に納められている可動部14と、ピエゾ抵抗素子17が作り込まれている梁部16とを含む微小構造体13を具えている。ピエゾ抵抗素子17は、この例ではLOCOS酸化膜24により、互いに素子分離されている。
(動作)
ここで、加速度センサチップ10の動作について簡単に説明する。加速度センサチップ10に加速度がかかると、可動部14が変位する。すなわち、可動部14を支持する梁部16には、可動部14の変位量に応じた大きさの撓みが発生する。この撓みの大きさを、梁部16に設けられているピエゾ抵抗素子17の電気的な抵抗値の変化量として計測する。計測された抵抗値の変化量は、ピエゾ抵抗素子17と電気的に接続されている電極パッド18を介して、加速度センサチップ10の外部の検出回路等に出力される。このようにして、加速度センサチップ10にかかる加速度が定量的に検出される。
(製造方法)
次に、この発明の加速度センサチップの製造方法について図3から図6を参照して説明する。
この発明の製造方法は、配線36の形成後に、溝部28を形成する点に特色を有している。
なお、この製造方法例の説明では、基板上に同時に形成される複数のチップのうち、代表として1つのチップを図示して説明する。また、この説明では、既に説明した構成を有するピエゾ型加速度センサチップの製造方法の一例を説明する。
図3(A)、(B)及び(C)は、製造途中の加速度センサチップの構造体を、図1(A)中のA−A’で示した一点鎖線と同じ位置で切断した切り口を示す概略的な工程図である。
図4(A)、(B)及び(C)は、図3(C)から続く工程図である。
図5(A)及び(B)は、図4(C)から続く工程図である。なお、図5(A)は、図1(A)のA−A’で示した一点鎖線と同じ位置で切断した切り口を示す概略的な図である。図5(B)は、図5(A)と同じ時点での図1(A)のB−B’で示した一点鎖線と同じ位置で切断した切り口を示す概略的な図である。
図6(A)、及び(B)は、図5から続く工程図である。なお、図6(A)において、図(Aa)は、図1(A)のA−A’で示した一点鎖線と同じ位置で切断した切り口を示す概略的な図である。図(Ab)は、図(Aa)と同じ時点での図1(A)のB−B’で示した一点鎖線と同じ位置で切断した切り口を示す概略的な図である。
はじめに、図3(A)に示すように、第1の面20aと、この第1の面(表面とも称する。)20aと対向する第2の面(裏面とも称する。)20bとを有する半導体基板20を準備する。この半導体基板20は、好ましくは、上述した第1シリコン層21、犠牲層22及び第2シリコン層23を積層してなるSOI(Silicon On Insulator)ウェハとするのがよい。しかしながら、半導体基板20は、これに限定されず、犠牲層を含む任意好適な基板を選択して用いることができる。
図3(A)に示すように、半導体基板20には、予め、複数のチップ領域20cを区画して設定しておく。このチップ領域20cは、後に個片化されて加速度センサチップ10となる領域である。
次いで、半導体基板20のチップ領域20cの内側に、その内周枠領域20dを設定する。この内周枠領域20dは、微小構造体13が形成されず、後に枠(フレーム)として加速度センサチップ10の外形を画成する領域である。
すなわち、チップ領域20cには、フレーム部12が形成されるフレーム(内周枠)領域20dと、可動部14が形成される可動部形成予定領域14X、及び梁部16が形成される梁部形成予定領域16Xが含まれている。
次に、加速度センサチップ10の本質的な機能を担う微小構造体13を作り込む。この微小構造体13は、上述したように可動部14と、この可動部14を支持する梁部16とを含む構造を有している。
そのために、まず、図3(B)に示すように、この基板20の第1シリコン層21上、すなわち、第1の面20a側に、常法に従って、パッド(Pad)酸化膜25及びシリコン窒化膜26を形成する。
然る後、従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により、パッド酸化膜25及びパッド酸化膜上のシリコン窒化膜26をパターニングして所定のマスクパターンを形成する。このマスクパターンは後述するLOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜を形成するためのマスクパターンである。
次に、このマスクパターンを用いて、常法に従ってLOCOS酸化膜24を形成する。このLOCOS酸化膜24は、後述するピエゾ抵抗素子17を素子分離する。
次に、マスクパターンとして使用されたパッド酸化膜25及びシリコン窒化膜26を除去して、図3(C)に示すような構造体を得る。
次いで、常法に従って、機能素子であるピエゾ抵抗素子17を形成する。その目的のため、まず、図4(A)に示すように、基板20の第1シリコン層21に、上述したLOCOS酸化膜24をマスクとして、イオン注入を行う。このイオン注入工程は、従来公知のイオン注入装置を使用すればよい。常法に従い、LOCOS酸化膜24から露出する領域に、イオン30として、P型不純物である例えばボロン(B)を、打ち込む。
次いで、常法に従って、打ち込まれたイオンの熱拡散工程を行って、LOCOS酸化膜24の下側の領域まで、注入されたイオンを拡散させる。
この熱拡散工程により、基板20のLOCOS酸化膜24から露出する領域には、熱酸化膜32が形成される。このようにして、梁部形成予定領域16Xに、ピエゾ抵抗素子17を作り込む。
次に、図4(B)に示すように、従来公知のホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により、ピエゾ抵抗素子17に電気的に接続するための熱酸化膜32を貫通するコンタクトホール34を形成する。
然る後、図4(C)に示すように、LOCOS酸化膜24及び熱酸化膜32上に、例えば、コンタクトホール34を埋め込む配線36、好ましくはアルミニウム配線を、従来公知の形成工程により形成する。
この工程により、ピエゾ抵抗素子17と配線36とは電気的に接続される。また、配線36は、任意好適な位置、例えばフレーム部12上にまで延在させて形成する。
次いで、図5(A)に示すように、配線36を覆う配線保護膜37を形成する。この配線保護膜37は、例えば従来公知のPSG酸化膜といったいわゆる絶縁膜を、従来公知の任意好適な条件で行われるCVD法といった成膜方法により成膜してパターニングすればよい。このとき、配線保護膜37は、フレーム部12上に延在する配線36の一部分を露出させてパターニングして電極パッド18とする。
次に、第2シリコン層23に対してエッチングを行って、第1シリコン層21及び犠牲層であるBOX層22により固定されている未完成な可動部14と未完成な梁部16とを含む不可動な前駆微小構造体13aを形成する。
例えば、基板20を、第2の面20bが上側になるように反転させ、基板20の第2の面20b側に厚膜レジストによるマスクパターンを、ホトリソグラフィ技術を用いて形成し、次いで従来公知のBosh法によるエッチング工程を行うことにより、深堀加工すればよい。このエッチングは、フレーム部12として残存させる内周枠領域20dの内側の領域に対して行う。
具体的には、このエッチングは、例えば、従来公知の誘導結合型プラズマエッチング装置を用いるいわゆるICP(Inductively Coupled Plasma)方式で、材料としてC48を用いて側壁保護を行い、またエッチャントとしてSF6を用いてエッチングを行う。このエッチングは、側壁保護工程とエッチング工程とを適宜繰り返すことにより、深堀エッチングを行うものとすればよい。
このとき、梁部16の形成に際しては、梁部形成予定領域16X外を、BOX層22に至るまで、すなわち、BOX層22をエッチングストッパ層として、第2シリコン層23に対して、エッチングを行う。
また、可動部14の形成に際しては、可動部形成予定領域14Xの第2シリコン層23に対して、第2シリコン層23の厚みの一部分についてのみエッチングを行って露出面(底面)14cを形成する。
このとき、形成される凹部15のフレーム部12の頂面からの深さは、BOX層22の表面までの第1深さaと、第2シリコン層23の被エッチング面までの第2深さbとを有している。可動部14の厚みは、第2シリコン層23の被エッチング面までの第2深さbを第1深さaから減じた厚みcである。なお、第1深さaは、第2深さbよりも大である。
可動部形成予定領域14Xの第2シリコン層部分23aに対するエッチングに際しては、第2シリコン層23の厚さよりも薄く、かつ可動部14が所定量の可動幅を確保できる任意好適な範囲に収まる程度にエッチング深さを調節してエッチングを行えばよい。
このような工程により、半導体基板20の裏面側に凹凸の底面を有する凹部15が形成される。このとき、梁部形成予定領域16Xの第1シリコン層21部分は、BOX層22により裏打ちされることによりその強度が補強された状態であり、かつ梁部形成予定領域16Xと可動部形成予定領域14XとはBOX層22により接続された状態である。すなわち、前駆微小構造体13aは、この時点では不可動の構造体である。
次に、犠牲層(BOX層)22のうち、凹部15に露出している犠牲層部分22aを除去する。この犠牲層部分22aの除去により、第1シリコン層21と残存している第2シリコン層部分23bとの間に犠牲層部分22bが残存する。
この例では犠牲層22は、シリコン酸化膜であるので、例えば、酢酸(CH3COOH)/フッ化アンモニウム(NH3F)/フッ化水素アンモニウム(NH4F)(溶液)を任意好適な混合比(組成比)とした混合溶液をエッチャントとするウェットエッチング工程を実施すればよい。
通常は、ここで半導体基板20の下面22b側から残存した内周枠領域20dに接着されて凹部15を封止するガラス板を取り付ける(図示せず。)。
然る後、図示しない溝部形成用レジストパターンをマスクとして用いて、梁部形成予定領域16Xに、既に図2(A)を参照して説明した形状の複数の溝部28を形成する。第1溝部28a及び第2溝部28bは、配線36の延在方向に沿って、配線36の対向する2つの側面部36aそれぞれから所定距離離間させて形成する(図2(A)参照。)。
この溝部28は、従来公知のエッチング工程により、第1シリコン層21の厚み内に収まる深さh1として形成すればよい(図2(A)参照。)。
なお、この溝部28の形成工程は、既に説明した配線36の形成工程よりも後の工程としてであれば、前駆微小構造体13aの形成工程の前後のいずれに実施してもよい。
次いで、図6(A)に示すように、可動部形成予定領域14X、梁部形成予定領域16X、内周枠領域20d及び配線保護膜37上を覆い、かつ溝部28を埋め込むレジスト層40を形成する。すなわち、このマスクパターンは、内周枠領域20dの内側であって、内周枠領域20d、可動部形成予定領域14X及び梁部形成予定領域16X外の領域を開口させる。
このレジスト層40は、従来公知の感光性のレジスト材料を用いて任意好適な膜厚として形成すればよい。レジスト層40は、後述する第1シリコン層21のエッチング工程において配線保護膜37が損傷しない程度の膜厚とすればよい。
次いで、図6(Ab)に示すように、このマスクパターンをマスクとして、常法に従い、例えば上述したBosh法により第1シリコン層21の表面から、犠牲層であるBOX層22の表面に達するまで、第1シリコン層21のエッチングを行う。
すなわち、ここではBOX層22をエッチングストッパ層として使用してエッチングを行っている。従って、BOX層22は、この工程によっては除去されない。よって、可動部14が形成される領域と梁部16が形成される領域とは、BOX層22により接続されている。このとき、可動部形成予定領域14Xの第1シリコン層部分21aと、梁部形成予定領域16Xの第1シリコン層部分21bと、フレーム部12の第1シリコン層部分21cとが残存する。
引き続き、露出したBOX層22に対して、上述と同様にフッ化水素酸をエッチャントとして用いるウェットエッチングを行って、前駆微小構造体13aから可動部14及び梁部16を切り離して間隙50を形成する。すなわち、この工程により凹部15は加速度センサチップ10の表面から裏面に至る貫通孔とされる。これにより、貫通孔に収められた可動部14を有する微小構造体13が完成して、梁部16は可撓な状態となり、かつ可動部14は可動な状態となる。
このとき、エッチャントは、レジスト層(レジストパターン)40から露出する犠牲層22をエッチングする。また、エッチャントは、このとき露出する第1シリコン層溝部28にも浸透する。
この発明の加速度センサチップの製造方法によれば、配線36、特に側面部36aに向かって犠牲層22を浸透するエッチャントを、レジスト層40で埋め込まれた溝部28で食い止めることができる。従って、エッチャントによる配線36の溶解を効果的に防止することができる。
また、この発明の加速度センサチップの製造方法によれば、ウェットエッチングによる配線(金属配線)の溶解を防止しつつ、簡易な工程で製造されるデバイスの歩留まりを顕著に向上させることができる。
特に基板としてSOIウェハを適用すれば、BOX層を犠牲層としてそのまま利用できるので、梁部を形成してから、この梁部を何らかの手段により補強するといったさらなる特別な工程を必要としない。従って、簡易な工程で、効率的かつ安価にデバイスの製造を行うことができる。
さらに、ウェットエッチング工程の終了後、レジスト層40の材料に応じた任意好適な工程、例えば従来公知のプラズマアッシング工程及び硝酸を用いてレジスト層40を除去する。
然る後、図6(B)に示すように、隣接するチップ領域20c間の領域に設けられたダイシングラインdに沿って、従来公知のダイシング装置を用いてダイシングを行う。このようにして、1枚の半導体基板20から複数個の加速度センサチップ10が完成する。
(A)は加速度センサチップの表面側を示す、構成要素を説明するための概略的な平面図であり、(B)は切り口を示す模式的な図であり、(C)は(B)とは異なる位置で示した切り口を示す模式図である。 (A)は溝部の構成を説明するための模式的な図であり、(B)は加速度センサチップの裏面側を示す概略的な平面図である。 (A)、(B)及び(C)は製造途中の加速度センサチップを切断した切り口を示す概略的な工程図である。 (A)、(B)及び(C)は図3(C)から続く工程図である。 図4(C)から続く工程図である。 (A)及び(B)は図5から続く模式的な図である。
符号の説明
10:加速度センサチップ
11:チップ
12:フレーム部
13:微小構造体
13a:前駆微小構造体
14:可動部(マス(錘)部)
14a:中心部
14b:突出部
14c:第2シリコン層部分の露出面
14X:可動部形成予定領域
15:凹部
16:梁部
16a:側面
16c:第1シリコン層部分の露出面
16X:梁部形成予定領域
17:機能素子(ピエゾ抵抗素子)
18:電極パッド
20:半導体基板(SOIウェハ)
20a:第1の面
20b:第2の面
20c:チップ領域
20d:内周枠領域
21:第1半導体層(第1シリコン層)
21a、21b、21c:第1シリコン層部分
22:犠牲層(BOX層)
22a、22b:犠牲層部分
23:第2半導体層(第2シリコン層)
23a、23b:第2シリコン層部分
24:LOCOS酸化膜
25:パッド酸化膜
26:シリコン窒化膜
28:溝部
28a:第1溝部
28b:第2溝部
28c:第3溝部
28d:第4溝部
30:イオン
32:熱酸化膜
34:コンタクトホール
36:配線(配線層)
36a:側面部
37:配線保護膜
40:レジスト層
50:間隙

Claims (10)

  1. 上面及び該上面と対向する下面を有していて、前記上面と前記下面とにわたる貫通孔を有する四角枠状のフレーム部と、
    前記貫通孔内に収められている可動部と、
    表面及び当該表面と対向する底面を有している梁部であって、前記フレーム部から前記貫通孔内に突出して、前記可動部に接続されて可動に支持している前記梁部と、
    前記梁部の前記表面側に設けられている機能素子と、
    前記機能素子に電気的に接続されていて、前記梁部の前記表面と前記フレーム部の上面とにわたって延在している配線と、
    前記配線に沿って、かつ前記配線とは離間して設けられていて、前記梁部の前記表面から前記梁部の厚み内に収まる深さとして設けられている溝部と
    を具え
    前記溝部は、前記梁部に設けられている
    ことを特徴とする加速度センサチップ。
  2. 前記溝部は前記梁部の側面と前記梁部の表面に設けられている前記配線との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の加速度センサチップ。
  3. 前記溝部は、前記梁部の前記表面と前記フレーム部の前記上面とにわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の加速度センサチップ。
  4. 前記溝部は、前記可動部の領域上で屈曲して、隣接する2つの梁部にわたって延在していることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の加速度センサチップ。
  5. 第1半導体層、犠牲層及び第2半導体層が順次に積層されて含まれ、かつ内周枠領域、当該内周枠領域の内側に存在する内側領域、当該内側領域内に存在する複数の梁部形成予定領域及び当該梁部形成予定領域に連接している可動部形成予定領域を有する複数のチップ領域が区画される半導体基板を準備する工程と、
    前記梁部形成予定領域内に機能素子を作り込む工程と、
    前記機能素子に接続されており、前記梁部形成予定領域に延在する配線を含む配線層を形成する工程と、
    前記配線層を覆う配線保護膜を形成する工程と、
    前記内周枠領域の前記内側領域に対し、前記犠牲層をエッチングストッパ層として前記第2半導体層側からエッチングを行った後、露出している犠牲層を除去して前記犠牲層及び前記第1半導体層により固定されている可動部を形成する工程と、
    前記配線に沿って、かつ前記配線とは離間して設けられてい溝部を形成する工程と、
    前記溝部を埋め込んで前記内周枠領域、前記梁部形成予定領域及び前記可動部形成予定領域を覆うレジスト層を形成する工程と、
    前記レジスト層をマスクとして用いて、前記犠牲層をエッチングストッパ層として前記第1半導体層側からエッチングを行って、前記犠牲層により固定されている可動部及び当該可動部を支持する梁部とを含む微小構造体を形成し、露出している犠牲層を除去して、前記溝部により前記配線層へのエッチャントの浸透を防止しつつ当該犠牲層から前記微小構造体を切り離す工程と
    を含み、
    前記溝部を形成する工程は、該溝部を、前記梁部の前記表面から前記梁部の厚み内に収まる深さで、前記梁部形成予定領域に形成する工程である
    ことを特徴とする加速度センサチップの製造方法。
  6. 前記溝部を形成する工程は、該溝部を前記梁部の側面と前記梁部の表面に設けられる前記配線との間に形成する工程とすることを特徴とする請求項に記載の加速度センサチップの製造方法。
  7. 前記溝部を形成する工程は、該溝部を前記梁部の前記表面と前記フレーム部の前記上面とにわたって形成する工程であることを特徴とする請求項に記載の加速度センサチップの製造方法。
  8. 前記溝部を形成する工程は、前記溝部を前記可動部の領域上で屈曲して、隣接する2つの梁部にわたって延在している溝部として形成する工程であることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の加速度センサチップの製造方法。
  9. 前記犠牲層の除去は、フッ化水素を用いた酸処理により行われることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の加速度センサチップの製造方法。
  10. 前記半導体基板をSOI基板とすることを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の加速度センサチップの製造方法。
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