JP4777843B2 - Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus - Google Patents
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本発明は、シートに対して所定処理を施すシート後処理装置及び画像形成装置に関する。 The present invention relates to a sheet post-processing apparatus and an image forming apparatus that perform predetermined processing on a sheet.
特許文献1には、画像形成が施されたシートが積載される積載トレイと、積載トレイにシートを案内する案内ローラと、積載トレイに積載されたシートを整合する整合部材と、整合したシートに綴じ処理を施す綴じ処理部と、綴じ処理を施したシート束をすくい上げて排紙方向に放出する放出手段とを備えた技術が開示されている。
In
しかし、特許文献1に記載の従来技術では、積載トレイにシートを案内する案内ローラが常時同一方向に回転しているため、積載トレイにシートを案内した後、積載トレイにスタックされたシート束に案内ローラが接触して、シート束を排紙方向とは逆方向に戻してしまい、シート詰まり等の不具合が生じるという問題があった。
However, in the prior art described in
本発明は、積載トレイにスタックされたシート束の逆送りを防止して積載トレイ内でのシート詰まりを防止できるシート後処理装置及び画像形成装置を得ることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a sheet post-processing apparatus and an image forming apparatus that can prevent sheet clogging in a stacking tray by preventing reverse feeding of a sheet bundle stacked on the stacking tray.
前記課題を解決する為に、請求項1に記載された発明は、画像形成が施されたシートが積載される積載トレイと、前記積載トレイにシートを案内する案内ローラ対と、前記積載トレイに積載されたシートを整合する整合部材と、整合したシートに綴じ処理を施す綴じ処理部と、綴じ処理を施したシート束を排紙方向に押し上げてシート束を前記積載トレイから放出する放出手段とを備え、前記案内ローラ対は前記積載トレイから離間したシート積載位置上方対向位置に設けられ、前記案内ローラによって案内されたシートは当該案内ローラ対と前記積載トレイの間であって前記積載トレイ上に積載され、前記積載トレイ上に積載されたシートを前記積載トレイから放出する際には、前記積載トレイにシートを案内するときの回転方向と逆方向であって放出する方向に前記案内ローラ対を駆動することを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention described in
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、シート束を放出する際、前記案内ローラ対の駆動開始タイミングと前記放出手段の駆動開始タイミングとが略同一であることを特徴とする。
The invention described in
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、シート束を放出する際、シート束が前記案内ローラ対から離れた直後に、前記案内ローラ対の回転方向を前記積載トレイにシートを案内するときの回転方向に変更することを特徴とする。
Wherein The invention described in
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、画像形成が施されたシートを前記積載トレイに導く複数の搬送ローラを備え、シート束を放出する際、各前記搬送ローラの駆動により次のシートを前記案内ローラ対の手前位置まで搬送し、シート束の放出が終了するまで、前記案内ローラ対の手前位置で次のシートを待機させていることを特徴とする。
The invention described in
請求項5に記載された発明は、請求項1又は4に記載の発明において、前記案内ローラ対の搬送方向上流位置には画像形成が施された複数のシートを待機させる待機手段が設けられており、シート束を放出する際にはシート束の放出が終了するまで、シートに画像形成を施す画像形成装置本体から順次送られてくる複数のシートを前記待機手段で待機させていることを特徴とする。
The invention described in
請求項6に記載された発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のシート後処理装置を備えたことを特徴とする。
The invention described in
本発明によれば、シート束を積載トレイから放出する際には、積載トレイにシートを案内する時の回転方向とは逆方向に案内ローラ対を駆動しているので、積載トレイにスタックされたシートが案内ローラ対によって排紙方向と逆方向に搬送されることを防止でき、積載トレイ内でのシート詰まりを防止できる。 According to the present invention, when the sheet bundle is discharged from the stacking tray, the guide roller pair is driven in the direction opposite to the rotation direction when the sheets are guided to the stacking tray. The sheet can be prevented from being conveyed in the direction opposite to the sheet discharge direction by the guide roller pair , and the sheet can be prevented from being jammed in the stacking tray.
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図24を用いて本発明の第1実施の形態について説明する。図24に示すように第1実施形態に係る用紙後処理装置(シート後処理装置)100は、画像形成装置本体110の側部に取付けられており、画像形成装置本体110から排出された用紙(シート)に穿孔処理を施す穿孔処理部Aと、用紙束に対して端部綴じ処理を施す端部綴じ処理部Fと、綴じ処理を施した用紙束に中綴じ及び折り処理を施す中綴じ処理部G、処理が施された用紙を機外に排出する排紙トレイ39a、39b、39c等を備える。
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 24, a sheet post-processing apparatus (sheet post-processing apparatus) 100 according to the first embodiment is attached to a side portion of the image forming apparatus
穿孔処理部Aは、画像形成装置本体110から排出された用紙を検出する入口センサ20a、その下流に設けた入口ローラ21、パンチユニット31、ホッパ32、搬送ローラ22、分岐爪15および分岐爪16が順次配置されている。ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、用紙を上トレイ39aへ導く搬送路B、シフトトレイ39bへ導く搬送路C、端部綴じ処理部Fへ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるようになっている。
The punching processing unit A includes an
搬送路Bの経路上には搬送ローラ23、排紙ローラ24及び排紙センサ20bが設けられており、搬送路B上の用紙を上トレイ39aへ導いている。また、搬送路C上には搬送ローラ25、戻しコロ13、排紙ローラ26及び排紙センサ20cが設けられており、綴じ処理及を施さない用紙や端部綴じ処理のみを施した用紙をシフトトレイ39bへ導いている。搬送路Dの経路上には各搬送ローラ27、29、30、用紙検知センサ20d、20eが設けられており、用紙を端部綴じ処理部Fへ導いている。また、搬送路D内には分岐爪17が配置されており、搬送ローラ28によって用紙を用紙収容部(待機手段)Eへ導いて用紙を滞留させ、次の用紙と重ね合せて搬送している。
A
次にシフトトレイ部について説明する。シフトトレイ部は排紙ローラ26と、戻しコロ13と、シフトトレイ39bと、図2に示すシフト機構と、図3に示すシフトトレイ昇降機構とにより構成される。戻しコロ13は排紙ローラ26の回転力で回転するようになっており、戻しコロ13の近傍にはトレイ上昇リミットスイッチ69cが設けられており、シフトトレイ39bが上昇して戻しコロ13を押し上げると、トレイ上昇リミットスイッチ69cがオンしてトレイ昇降モータ38bが停止する。これによりシフトトレイ39bのオーバーランが防止される。
Next, the shift tray portion will be described. The shift tray section includes a
また、戻しコロ13の近傍にはシフトトレイ39b上に排紙された用紙もしくは用紙束の紙面位置を検知する紙面位置検知手段としての紙面検知センサ66が設けられている。紙面検知センサ66は、図3に示す紙面検知レバー60と、ステープル用の紙面検知センサ66aと、ノンステープル用の紙面検知センサ66bとから構成されている。紙面検知レバー60は、レバーの軸部を中心に回動可能に設けられ、シフトトレイ39bに積載された用紙の後端上面に接触する接触部60aと扇形の遮蔽部30bとを備えている。上方に位置する紙面検知センサ(ステープル用)66aは主にステープル排紙制御に用いられ、紙面検知センサ(ノンステープル用)66bは主にシフト排紙制御に用いられる。
Further, a paper
本実施形態では、紙面検知センサ(ステープル用)66a及び紙面検知センサ(ノンステープル用)66bは、遮蔽部60bによって遮られた時にオンするようになっている。したがって、シフトトレイ39bが上昇して紙面検知レバー60の接触部60aが上方に回動すると、紙面検知センサ(ステープル用)66aがオフし、さらに回動すると紙面検知センサ(ノンステープル用)66bがオンする。用紙の積載量が所定の高さに達したことが紙面検知センサ(ステープル用)66a及び紙面検知センサ(ノンステープル用)66bによって検知されると、シフトトレイ39bはトレイ昇降モータ38bの駆動により所定量下降する。これによりシフトトレイ39bの紙面位置は略一定に保たれる。
In the present embodiment, the paper surface detection sensor (for stapling) 66a and the paper surface detection sensor (for non-staple) 66b are turned on when blocked by the
次にシフトトレイの昇降機構について詳細に説明する。図3に示すようにシフトトレイ39bは、駆動ユニットにより駆動軸61が駆動されることにより昇降する。駆動軸61と従動軸62との間にはタイミングベルト63がタイミングプーリを介してテンションをもって掛けられ、このタイミングベルト63にシフトトレイ39bを支持する側板64が固定されている。このような構成により、シフトトレイ39bを含むユニットが昇降可能にタイミングベルト63に吊り下げられている。
Next, the shift tray lifting mechanism will be described in detail. As shown in FIG. 3, the
駆動ユニットは、トレイ昇降モータ38bとウォームギア65とから構成され、駆動源としての正逆転可能なトレイ昇降モータ38bで発生した動力が、ウォームギア65を介して駆動軸61に固定されたギア列の最終ギアに伝達され、シフトトレイ39bを上下方向に移動させるようになっている。ウォームギア65を介して駆動を伝達している為、シフトトレイ39bを一定位置に保持することができ、このギア構成により、シフトトレイ39bの不意の落下を防止することができる。
The drive unit is composed of a tray lifting / lowering
シフトトレイ39bの側板64には遮蔽板64aが一体に形成されており、下方には積載用紙の満載を検出する満杯検知センサ69aと下限位置を検出する下限センサ69bが配置されており、遮蔽板64aによって満杯検知センサ69aと下限センサ69bとがオン・オフされるようになっている。満杯検知センサ69aと下限センサ69bはフォトセンサであり、遮蔽板64aによって遮られた時にオンするようになっている。
A
シフトトレイ39bの揺動機構は図2に示すように、シフトモータ38aとシフトカム33とからなり、シフトモータ38aを駆動源としてシフトカム33を回転させることにより、シフトトレイ39bは用紙排紙方向と直交する方向に往復動する。シフトカム33には回転軸中心から一定量離れた位置にピン33aが立てられており、そのピン33aの他端部がエンドフェンス34の長穴部に勘合している。シフトカム33の回転により前記ピン33aと勘合しているエンドフェンス34は用紙排紙方向と直交方向に移動し、それに伴いシフトトレイ39bも移動する。シフトトレイ39bは手前と奥の2つの位置で停止し、その停止位置はシフトセンサ36aにより検出され、シフトモータ38aのON・OFFにより駆動制御される。
As shown in FIG. 2, the swing mechanism of the
図4に示すように、シフト排紙ローラ26は駆動ローラと従動ローラとを有し、従動ローラは用紙排出方向上流側が支持され、上下方向に揺動自在設けられた開閉ガイド板37の自由端部に回転自在に支持されている。従動ローラは自重または付勢力により駆動ローラに当接し、用紙は両ローラ間に挟持されて排出される。綴じ処理された用紙束が排出される時は、開閉ガイド板37が上方に引き上げられ、所定のタイミングで戻されるようになっており、このタイミングはシフト排紙センサ20cの検知信号に基づいて決定される。その停止位置は排紙ガイド板開閉センサ69eの検知信号に基づいて決定され、排紙ガイド板開閉モータ38cにより駆動される。尚、排紙ガイド板開閉モータ38cは排紙ガイド板開閉リミットスイッチ69dのオン・オフにより駆動制御される。
As shown in FIG. 4, the shift
次に用紙端部にステープル処理を施す端部綴じ処理部Fの構成を詳細に説明する。尚、図5は端部綴じ処理部Fを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図、図6は端部綴じ処理部Fとその駆動機構を示す斜視図、図7は用紙束の放出機構を示す斜視図である。図6に示すように、従動ローラと対をなし、用紙を両ローラ(案内ローラ対)間にて挟持搬送するステープル排紙ローラ11(案内ローラ)によって端部綴じ処理部Fに導かれた用紙は、端部綴じ処理部Fに順次積載される。この場合、用紙ごとに叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53によって横方向(用紙搬送方向と直交する方向−用紙幅方向とも称す)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用紙束の先頭紙までの間で、制御装置からのステープル信号により端面綴じステープラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aが突設された放出ベルト52によりシフト排紙ローラ26へ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイ39bに排出される。
Next, the configuration of the end binding processing unit F that performs stapling on the end of the paper will be described in detail. 5 is a plan view of the end binding processing unit F as viewed from a direction perpendicular to the sheet conveyance surface, FIG. 6 is a perspective view showing the end binding processing unit F and its driving mechanism, and FIG. It is a perspective view which shows a mechanism. As shown in FIG. 6, the sheet guided to the end binding processing section F by a staple discharge roller 11 (guide roller) that forms a pair with a driven roller and sandwiches and conveys the sheet between both rollers (guide roller pair). Are sequentially stacked on the end binding processor F. In this case, alignment in the vertical direction (paper conveyance direction) is performed by the tapping
図7に示すように放出爪52aは、放出ベルトHPセンサ20gによりそのホームポジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ20gは放出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。尚、放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52a、52aを備えている。また、図5に示すように放出モータ38dにより駆動される放出ベルト52の駆動軸には、用紙幅方向の整合中心に放出ベルト52とその駆動プーリ55とが配置され、駆動プーリ55に対して対称に放出ローラ56が配置、固定されている。さらに、これらの放出ローラ56の周速は放出ベルト52の周速より速くなるように設定されている。
As shown in FIG. 7, the home position of the
図6に示すように、叩きコロ12は支点12aを中心に叩きSOL(ソレノイド)70
によって振り子運動を与えられ、端部綴じ処理部Fへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。尚、叩きコロ12は反時計回りに回転する。ジョガーフェンス53は、正逆転可能なジョガーモータによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙幅方向に往復移動する。
As shown in FIG. 6, the hitting
The pendulum motion is given by the above, and intermittently acts on the sheet fed to the end binding processing unit F to hit the sheet against the
図8に示すように、端面綴じステープラS1は、正逆転可能なステープラ移動モータ38eによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置を綴じる為に用紙幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には、端面綴じステープラS1のホームポジションを検出するステープラ移動HPセンサ20jが設けられており、用紙幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジションからの端面綴じステープラS1移動量により制御される。
As shown in FIG. 8, the end surface binding stapler S1 is driven via a timing belt by a
図9に示すように、端面綴じステープラS1は針の打ち込み角度を用紙端部と平行或いは斜めに変更できるように、さらには、前記ホームポジション位置でステープラS1の綴じ機構部だけを所定角度斜めに回転させ、ステープル針の交換が容易にできるように構成されている。ステープラS1は斜めモータ38fによって斜め回転し、針交換位置センサ20kによって所定の斜めの角度に、或いは、前記針の交換位置まで達したことが検出されると、斜めモータ38fは停止する。斜め打ちが終了し、或いは針交換が終了すると、元の位置まで回転して次のステープルに備える。
As shown in FIG. 9, the end-face stitching stapler S1 can change the needle driving angle parallel to or obliquely with respect to the end of the paper, and further, only the binding mechanism portion of the stapler S1 is inclined at a predetermined angle at the home position. It is configured so that the staple needle can be easily exchanged by rotating. The stapler S1 rotates obliquely by the
次に端部綴じ処理部F内の押圧手段1の構成について図10〜図13を用いて説明する。押圧手段1はトレイ内に積載された用紙後端の膨らみを少なくするものであり、後端フェンス51の対向位置に設けられている。押圧手段1は用紙の幅方向に複数の押圧ユニット(手前位置の第1押圧ユニット1a、中央位置の第2押圧ユニット1b、奥側位置の第3押圧ユニット1c)を備えている。
Next, the structure of the press means 1 in the edge part binding process part F is demonstrated using FIGS. The
第1押圧ユニット1aは、用紙に当接する後端押えレバー2aと、後端押えレバー2aを固定したタイミングベルト6aと、タイミングベルト6aを駆動する駆動モータ4a及びプーリ5aとを備え、駆動モータ4aの回転駆動に合わせて後端押えレバー2aが動作する。また、第1押圧ユニット1aは、後端押えレバー2aのホームポジションを検出するHPセンサ3aが設けられており、後端押えレバー2a後端の凸形状部がHPセンサ3aを遮蔽することでホームポジション(初期位置)を検出している。
The first
さらに、後端押えレバー2aのホームポジションは、ステープラS1が用紙端部を綴じる為に用紙幅方向に移動する範囲において、ステープラS1と干渉しない位置になっている。用紙後端を押さえる方向、すなわち図1の矢印U方向に動作させる量は、駆動モータ4aへの入力パルス数で決められており、後端押えレバー2aの先端が用紙束に接触して用紙束後端の膨らみを押さえる位置まで動作する。
Further, the home position of the rear
後端押えレバー2aの後端にはスプリング7aが取付けられており、スプリング7aが伸縮して積載されている用紙束の厚さの変化に対応するような構成となっている。尚、第2押圧ユニット1b及び第3押圧ユニット1cは、第1押圧ユニット1aの構成と同じ構成であるので、その説明を省略する。
A
次に各綴じモードにおける各押圧ユニット1a、1b、1cの動作を説明する。図11が手前綴じ、図12が2箇所綴じ、図13が奥綴じの時のステープラS1の待機位置になる。各押圧ユニット1a、1b、1cはステープラS1の各待機位置で、後端押えレバー2a、2b、2cが作動した時にステープラS1と干渉しないようにしなければならない。図11に示すように、手前綴じの時には、第2押圧ユニット1b及び第3押圧ユニット1cのみが作動し、第1押圧ユニット1aは作動させない。
Next, the operation of each
図12に示すように、2箇所綴じの時には、各押圧ユニット1a、1b、1cすべてを作動させることができる。図13に示すように、奥綴じの時には、第1押圧ユニット1a及び第2押圧ユニット1bのみが作動し、第3押圧ユニット1cは作動させない。各押圧ユニット1a、1b、1cの作動タイミングは、排出された用紙が後端フェンス51内に積載されてジョガーフェンス53によって用紙幅方向の揃えがされてから、次の用紙が叩きコロ12によって整合されるまでの間に行われる。
As shown in FIG. 12, all the
次に用紙束偏向手段Iの構成について説明する。図14に示すように端部綴じ処理部Fから中綴じ処理部Gへ、或いは端部綴じ処理部Fからシフトトレイ39bへ用紙束を導く用紙束偏向手段Iは、用紙束に搬送力を与える搬送手段35、用紙束をターンさせる放出ローラ56、用紙束のターン部のガイドを行うガイド部材44とで構成されている。搬送手段35にはコロ41が設けられており、コロ41は駆動軸47の駆動をタイミングベルト48によって伝達される構成となっている。
Next, the configuration of the sheet bundle deflecting means I will be described. As shown in FIG. 14, the sheet bundle deflecting means I for guiding the sheet bundle from the edge binding processing section F to the saddle stitching processing section G or from the edge binding processing section F to the
また、コロ41と駆動軸47はアーム49によって連結支持されており、図15に示すように搬送手段35は、従動ローラ42の軸よりも搬送方向上流側の位置に設けた駆動軸47を回転支点として移動できる構成となっている。搬送手段35のコロ41の回転移動はカム40によって行われ、カム40は回転軸を中心に回転し、駆動はモータM1より伝達される。搬送手段35を回転移動させるカム40のホームポジション位置はセンサT1で検知され、ホームポジションからの回転角度はセンサT1とは別途にセンサを設けても良いし、モータM1のパルス制御で調整しても良い。搬送手段35のコロ41に対向する位置には従動ローラ42を配置しており、従動ローラ42とコロ41とで用紙束を挟み、弾性部材43によって加圧して搬送力を与えている。
Further, the
用紙束偏向手段の動作について説明する。端部綴じ処理部Fから中綴じ処理部Gへ用紙束を搬送する場合、図16に示すように端部綴じ処理部Fで整合された用紙束の後端を放出爪52aで押し上げ、搬送手段35のコロ41と対向する従動ローラ42とで用紙束を挟み搬送力を与える。尚、この時搬送手段35のコロ41は、用紙束先端にぶつからないような位置で待機している。ここでは図17(a)に示すように、用紙束が端部綴じ処理部Fで整合時に積載される面、もしくは放出爪52aで押し上げられる時に用紙束がガイドされる面とコロ41との距離L1は、端部綴じ処理部Fから中綴じ処理部Gへ搬送される用紙束の最大紙厚L2よりも広くし、用紙束先端とコロ41との衝突を回避している。
The operation of the sheet bundle deflecting means will be described. When transporting a sheet bundle from the edge binding processing unit F to the saddle stitching processing unit G, as shown in FIG. 16, the trailing edge of the sheet bundle aligned by the edge binding processing unit F is pushed up by the
端部綴じ処理部Fにおいて整合する用紙枚数や、紙種によって用紙束の厚みが変わる為、コロ41が用紙束の先端との衝突を回避する必要最小限の位置も変わる。そこで用紙枚数や紙種の情報によって退避位置を変動させている。このように用紙枚数や紙種の情報によって退避位置を変動させることにより、退避位置から搬送力を与える位置までの移動時間も必要最小限にでき、生産性が向上する。この用紙枚数、紙種の情報は画像形成装置本体からのジョブ情報でも良いし、用紙後処理装置内のセンサで得ても良い。
Since the thickness of the sheet bundle varies depending on the number of sheets to be aligned and the sheet type in the edge binding processing unit F, the minimum position where the
尚、端部綴じ処理部Fで整合した用紙束に大きなカールが発生する場合、用紙束を放出爪52aで押し上げる時に、用紙先端とコロ41とが接触してしまう場合も考えられる為、図17(b)に示すようにコロ41の直前位置且つ搬送路側にガイド47aを設けて、用紙先端とコロ41との接触角度が小さくなるようにしている。このガイド47aはアーム49に対して固定した部材であっても良いし、アーム49に対して弾性支持された部材であっても良い。
Note that when a large curl is generated in the sheet bundle aligned by the edge binding processing unit F, when the sheet bundle is pushed up by the
用紙束を下流の中綴じ処理部Gへと搬送する場合、図18(a)に示すように、用紙先端が搬送手段35を通過してから、用紙表面に搬送手段35のコロ41を接触させ、用紙束に搬送力を与える。この時ガイド部材44と放出ローラ56とでターン部のガイドを形成し、放出爪52aの押し上げにより用紙束を下流の中綴じ処理部Gへと搬送する。一方、端部綴じ処理部Fからシフトトレイ39bへ用紙束を送る場合、図18(b)に示すようにガイド部材44を回動させ、ガイド部材44とガイド板46とでシフトトレイ39bへつながる搬送路を形成する。そして端部綴じ処理部Fで整合された用紙束の後端を放出爪52aで押し上げ、シフトトレイ39bへと搬送する。
When the sheet bundle is conveyed to the downstream saddle stitching processing section G, as shown in FIG. 18A, the
次に中綴じ処理部Gについて説明する。図24に示すように中綴じ処理部Gは、用紙束を搬送路に沿って案内する搬送ガイド92と、搬送ガイド92に沿って用紙束を搬送する搬送ローラ71、72と、用紙束の中央に綴じ処理を施すステープラS2と、突設自在に設けた折りブレード74と、折りブレード74に押された用紙束をニップに挟み込んで用紙束を折る折りローラ対81とを備えている。折りローラ対81で折り処理が施された用紙束は搬送路Hの用紙検知センサ20h及び排紙ローラ83を通過して、下トレイ39cに排紙される。
Next, the saddle stitching processing unit G will be described. As shown in FIG. 24, the saddle stitching processing unit G includes a
図19に示すように折りブレード74は側板に立てられた各2本の軸に長孔部74aを遊嵌することにより支持され、さらに、折りブレード74から立設された軸部74bがリンクアーム76の長孔部76bに遊嵌され、リンクアーム76が支点76aを中心に揺動することにより、折りブレード74は左右に往復移動する。すなわち、リンクアーム76の長孔部76cに折りブレード駆動カム75の軸部75bは遊嵌されており、折りブレード駆動カム75の回転運動によりリンクアーム76は揺動し、これに応じて、折りブレード74は搬送ガイド92に対して垂直な方向に往復動する。折りブレード駆動カム75は折りブレード駆動モータ38hにより図19(a)中の矢印方向に回転する。その停止位置は折りブレードHPセンサ20pにより検知することで決定される。
As shown in FIG. 19, the
図19(a)は中綴じ処理部Gの用紙束収容領域から完全に退避したホームポジション位置を示す。折りブレード駆動カム75を矢印方向に回転させるとり折りブレード74は矢印方向に移動し、中綴じ処理部Gの用紙束収容領域に突出する。図19(b)は中綴じ処理部Gの用紙束中央を折りローラ81のニップに押し込む位置を示す。折りブレード駆動カム75を矢印方向に回転させると折りブレード74は図中矢印方向に移動し、中綴じ処理部Gの用紙束収容領域から退避する。尚、中折りについては用紙束を折ることを前提にしているが1枚の用紙を折る場合でも適用できる。この場合、1枚だけで中綴じが不要なので、1枚排紙された時点で中折り処理部G側に送り込み、折りブレード74と折りローラとによって折り処理を実行して下トレイ39cに排紙するようにする。
FIG. 19A shows the home position completely retracted from the sheet bundle accommodation area of the saddle stitching processing section G. FIG. The
次に中綴じ処理の動作を以下に説明する。用紙束が端部綴じ処理部Fで仮整合された後、用紙束先端部は放出爪52aと放出ローラ56により下流へ搬送される。放出ローラ56は放出ベルト52の駆動軸に設けられており、放出ベルト52と同期して駆動される。その後、放出ローラ56を用紙束後端が通過するまで放出爪52aによって運ばれ、さらに図20(a)の位置まで上下の搬送ローラ71、72によって搬送される。その時、各用紙束の搬送方向のサイズに応じて可動後端フェンス84の停止位置が異なって待機している。待機している可動後端フェンス84に用紙束先端が当接してスタックされた時、図20(b)のように下搬送ローラ72の圧が解除され、後端叩き爪73により用紙束の後端を叩いて搬送方向の最終的な揃えを行う。端部綴じ処理部Fで仮整合された用紙束が可動後端フェンス84にスタックされるまでに用紙束にズレが発生している可能性がある為、最終的な揃えを後端叩き爪73で行っている。
Next, the operation of the saddle stitching process will be described below. After the sheet bundle is temporarily aligned by the edge binding processing unit F, the leading end of the sheet bundle is conveyed downstream by the
そして、後端叩き爪73で用紙束の揃えを行った直後に中綴じ上ジョガーフェンス77aと、中綴じ下ジョガーフェンス77bによって幅方向の最終的な揃えが行われ、その中央を中綴じステープラS2により綴じ処理する。ここで、可動後端フェンス84は可動後端フェンスHPセンサ84aからのパルス制御により位置決めされていて、後端叩き爪73は後端叩き爪HPセンサ73aからのパルス制御により位置決めされている。
Immediately after the sheet bundle is aligned with the trailing
図20(c)に示すように、中綴じされた用紙束は下搬送ローラ72の加圧が解除されたまま、可動後端フェンス84の移動に伴って上方に運ばれ、その後、図21(a)に示すように、綴じられた針部近傍は略直角方向に折りブレード74により押され、その対向する折りローラ81のニップへと導かれる。予め回転していた折りローラ81はその用紙束を加圧搬送することで、用紙束中央に折りを施す。
As shown in FIG. 20C, the saddle-stitched sheet bundle is carried upward along with the movement of the movable
ここで中綴じされた用紙束は折り処理の為に上方に移動する為、可動後端フェンス84の移動のみで確実に用紙束を搬送することができる。図21(b)に示すように、折りを施された用紙束は第2の折りローラ82により折りぐせを強化され、排紙ローラ83により下トレイ39cへ排出される。このとき、用紙束後端が折り部通過センサ20hに検知されると、折りブレード74及び可動後端フェンス84はホームポジションに復帰し、下搬送ローラ72の加圧は復帰され、次の用紙に備える。また次のジョブが同じ用紙サイズ或いは同じ枚数であれば、可動後端フェンス84は、図20(a)に示す位置に移動して待機しても良い。
Here, since the saddle-stitched sheet bundle moves upward for folding processing, the sheet bundle can be reliably conveyed only by moving the movable
制御手段100aは、図22に示すように、CPU95、I/Oインターフェース97等を有するマイクロコンピュータであり、画像形成装置本体110のコントロールパネルの各スイッチ等、及び紙面検知センサ等の各センサからの信号がI/Oインターフェース97を介してCPU95へ入力される。CPU95は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ39b用のトレイ昇降モータ38b、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ38c、シフトトレイ39bを移動するシフトモータ38a、叩きコロ12を駆動する叩きSOL70等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放出モータ38d、端面綴じステープラS1を移動するステープラ移動モータ38e、端面綴じステープラS1を斜めに回転する斜めモータ38f、ジョガーフェンス53を移動するジョガーモータ等の駆動を制御する。
As shown in FIG. 22, the control unit 100a is a microcomputer having a
次に、本実施の形態に係る用紙後処理装置の端部綴じ処理部における作用及び効果を説明する。尚、ここではステープルモード時の端部綴じ処理部Fの動作について図1、図5〜図8、及び図23を用いて説明する。ステープルモードが選択されると、図6に示すように、ジョガーフェンス53はホームポジションより移動し、端部綴じ処理部Fに排出される用紙幅より片側7mm離れた待機位置で待機する。同様に叩きコロ12、ジョガーフェンス53、ステープラS1、放出爪52aも所定のホームポジションで待機し、その後、ステープル排紙ローラ11が正転方向に回転を開始する(ステップS1、S2)。
Next, operations and effects of the edge binding processing unit of the sheet post-processing apparatus according to the present embodiment will be described. Here, the operation of the end binding processing unit F in the staple mode will be described with reference to FIGS. 1, 5 to 8, and 23. When the staple mode is selected, as shown in FIG. 6, the
ステープル排紙ローラ11の回転駆動によって用紙がトレイ内に搬送される(ステップS3)。用紙後端がステープル排紙センサ20eを通過すると、ジョガーフェンス53が待機位置から5mm内側に移動して停止する。また、ステープル排紙センサ20eは用紙後端が通過した時にそれを検知し、検知信号がCPU95に入力される。端部綴じ処理部Fに収容される用紙は入口センサ20a又はステープル排紙センサ20eを通過するたびにその信号がCPU95に入力され、用紙枚数がカウントされる。そして、トレイ内に搬送される用紙が最終紙である場合は、次のステップS8に進み叩きコロ12による用紙の縦方向の整合が行われる(ステップS4)。すなわち、CPU95でステープル排紙センサ20eにより検知信号の受信時点からステープル排紙ローラ11を駆動するステープル搬送モータからの発信パルス数をカウントし、所定パルス発信後に叩きSOL70をオンさせる。叩きコロ12は、叩きSOL70のオン・オフにより振り子運動をし、オン時には用紙を叩いて下方向に戻し、後端フェンス51に突き当てて紙揃えを行う。
The sheet is conveyed into the tray by the rotation driving of the staple discharge roller 11 (step S3). When the trailing edge of the paper passes the staple
叩きSOL70がオフされて所定時間経過後、ジョガーフェンス53は、ジョガーモータによってさらに2.6mm内側に移動して一旦停止し、横揃えが終了する(ステップS9)。ジョガーフェンス53はその後、7.6mm外側に移動して待機位置に戻り、次の用紙を待つ。この動作を最終頁まで行う。その後、ジョガーフェンス53は再び7mm内側に移動して停止し、用紙束の両側端を押さえてステープル動作に備える。その後、後端押えレバー2による用紙押さえ動作が行われ(ステップS10)、所定時間後にステープルモータにより端面綴じステープラS1が作動し、綴じ処理が行われる(ステップS11)。この時2ヶ所以上の綴じが指定されていれば、1ヶ所の綴じ処理が終了した後、ステープル移動モータが駆動され、端面綴じステープラS1が用紙後端に沿って適正位置まで移動され、2ヶ所目の綴じ処理が行われる。また、3ヶ所目以降が指定されている場合は、これを繰り返す。尚、ステップS4において、トレイ内に搬送される用紙が最終紙でない場合は、ステップS5の叩きコロによる用紙縦方向の整合、ステップS6のジョガーフェンス53による用紙横方向の整合、及びステップS7の後端押えレバー2による用紙押さえ動作が繰り返される。
After the hitting
ステップS11において綴じ処理が終了すると、放出モータ38dが駆動され、放出ベルト52が駆動される。この時、放出ベルト52に設けた放出爪52aが用紙束を持ち上げるのとほぼ同時に処理トレイに面しているステープル排紙ローラ11のみが放出ベルト52(放出爪52a)と略同じ搬送速度で排出方向へ逆回転し、用紙束を送り出している(ステップS12)。ステープル排紙ローラ11が逆回転する時間は用紙束後端がステープル排紙ローラ11を通過するまでであり、その後はすぐに用紙搬送方向へ駆動して次の用紙を受け入れるようにしている(ステップS13、S14)。
When the binding process is completed in step S11, the
また、ステープル排紙ローラ11の逆回転中は、次の用紙をトレイ内に受け入れることができない為、次の用紙は、ステープル排紙ローラ11より上流で停止し、ステープル排紙ローラ11が搬送方向へ正転するまで待機している。この場合、生産性を向上させる為にステープル排紙ローラ11より上流位置にある用紙収容部Eに次の用紙をスタックし、複数枚の用紙をまとめて端部綴じ処理部Fへ排紙してもよい。
Further, during the reverse rotation of the staple
このとき、排紙モータも駆動され、放出爪52aにより持ち上げられた用紙束を受け入れるべくシフト排紙ローラ26が回転し始める。このとき、ジョガーフェンス53は用紙サイズ及び綴じ枚数に基づいて異なる制御が行われる。例えば、綴じ枚数が設定枚数より少ない、或いは設定サイズより小さい場合には、ジョガーフェンス53により用紙束を押さえながら放出爪52aにより用紙束後端を引っかけ搬送する。そして、紙有無センサ20f或いは放出ベルトHPセンサ20gによる検知により、所定パルス後にジョガーフェンス53を2mm退避させジョガーフェンス53による用紙への拘束を解除する。このジョガーフェンス53を退避させる所定パルスは、放出爪52aが用紙後端と接触してからジョガーフェンス53の先端を抜ける間で設定されている。また、綴じ枚数が設定枚数より多い、或いは設定サイズより大きい場合には、予めジョガーフェンス53を2mm退避させ、放出を行う。いずれの場合も用紙束がジョガーフェンス53を抜けきると、ジョガーフェンス53は、さらに5、6mm外側に移動して待機位置に復帰し、次の用紙に備える。
At this time, the paper discharge motor is also driven, and the shift
本実施の形態では、用紙束を放出する際には、端部綴じ処理部F内に用紙を案内する時の回転方向と逆方向にステープル排紙ローラ11を駆動しているので、処理トレイ内にスタックされた用紙が排紙方向と逆方向に搬送されることを防止でき用紙詰まりを防止できる。
In the present embodiment, when the sheet bundle is discharged, the
用紙束を放出する際、ステープル排紙ローラ11の駆動開始タイミングと、放出爪52aの駆動開始タイミングとが略同一であるので、用紙束に対する摩擦抵抗を小さくでき、用紙束をスムーズにシフトトレイ39b、又は中綴じ処理部Gに搬送することができる。
When discharging the sheet bundle, the drive start timing of the staple
用紙束を放出する際、ステープル排紙ローラ11の用紙搬送速度と、放出爪52aによる用紙搬送速度とが略同一であるので、速度ズレによる用紙束に対する摩擦抵抗を小さくでき、用紙束をスムーズにシフトトレイ39b、又は中綴じ処理部Gに搬送することができる。
When discharging the sheet bundle, the sheet conveyance speed of the
用紙束を放出する際、用紙束がステープル排紙ローラ11から離れた直後に、ステープル排紙ローラ11の回転方向を、用紙をトレイに案内する時の回転方向へ変更しているので、次の用紙の待ち時間を短縮し、生産性を向上することができる。
When releasing the sheet bundle, immediately after the sheet bundle is separated from the
用紙束を放出する際、スタックトレイに対向したステープル排紙ローラ11のみ逆転駆動させており、それ以外の搬送ローラはステープルトレイ方向へ搬送するように回転しているので、画像形成装置本体110から送られてきた用紙を、スタックトレイに面しているステープル排紙ローラ11の直前位置まで搬送することで、次の用紙の待ち時間を短縮し、生産性を向上することができる。
When discharging the sheet bundle, only the
また、用紙束の放出が終了するまで、ステープル排紙ローラ11の手前位置で次の用紙を待機させているので、次の用紙がステープルトレイ内の入ってくることを防止でき、用紙に傷が生じたり、用紙詰まりが生じたりすることを防ぐことができる。
Further, since the next paper is kept waiting at the position before the staple
ステープル排紙ローラ11によって用紙束を放出している間は、次の用紙がステープル排紙ローラ11に到達しない用紙収容部Eで画像形成装置本体110から順次送られてくる用紙をスタックしているので、次の用紙の待ち時間を短縮し生産性を向上することができる。
While the bundle of sheets is being discharged by the
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。 Next, other embodiments will be described. In the following description, parts having the same functions and effects as those of the first embodiment described above are denoted by the same reference numerals, and detailed description of the parts is given. In the following description, differences from the first embodiment will be mainly described.
上述の第1実施の形態では、用紙束偏向手段は、従動ローラ42と搬送手段35のコロ41との間の弾性部材43の付勢により用紙束を加圧しているが、第2実施形態では搬送手段35のコロ41に取付けた弾性部材43の加圧力をカム40によって変更している。
In the first embodiment described above, the sheet bundle deflecting means pressurizes the sheet bundle by the biasing of the
図26に示すように、カム40にピンを設けており、駆動モータM1の駆動によりカム40が図中矢印方向に回転すると、ピンに押されて弾性部材43が縮んで加圧力が高まる。一方、カム40が図中矢印方向と反対に回転すると、弾性部材43が伸びて加圧力が弱まる。用紙束の紙厚が厚い場合には加圧力を高くし、用紙束の紙厚が薄い場合には加圧力を弱くしている。尚、カム40の近傍位置に設けた位置検知センサT1によってカム40の回転角度を検知している。
As shown in FIG. 26, the
第2実施形態によれば、用紙束の紙厚の違いによって、用紙束偏向手段における搬送手段35の加圧力を変更できるので、用紙束に好適な搬送力を与えることができ、用紙束をスムーズにシフトトレイ39b、又は中綴じ処理部Gに搬送することができる。
According to the second embodiment, the pressing force of the conveying means 35 in the sheet bundle deflecting means can be changed depending on the difference in the sheet thickness of the sheet bundle, so that a suitable conveying force can be applied to the sheet bundle, and the sheet bundle can be smoothed. Can be conveyed to the
次に図27を用いて第3実施形態について説明する。上述の第1実施形態では搬送手段35のコロ41と対向するローラを従動ローラ42としたが、第3実施形態では搬送手段35のコロ41と対向するローラを放出ローラ56としている。この時コロ41と放出ローラ56とのニップ位置は、用紙束の搬送軌跡線D1と放出ローラ56の同心円C1とが接する接点位置近傍とする。
Next, a third embodiment will be described with reference to FIG. In the first embodiment described above, the roller facing the
端部綴じ処理部Fから中綴じ処理部Gへ用紙束を搬送する搬送路は、放出ローラ56と放出ローラ56の対向側のガイド部材44とで構成され、ガイド部材44は支点45を中心に回動し、その駆動は束分岐駆動モータ38gから伝達される。またガイド部材44のホームポジション位置はセンサS2にて検知される。また端部綴じ処理部Fから積載手段であるシフトトレイ39bへ用紙束を搬送する搬送路は、図27(b)に示すようにガイド部材44が支点45を中心に回動した状態で、ガイド部材44とガイド板46との間に搬送路を形成する。
The conveyance path for conveying the sheet bundle from the end binding processing unit F to the saddle stitching processing unit G includes a
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。 Needless to say, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be variously modified without departing from the scope of the invention.
上述の実施の形態では、用紙束偏向手段の搬送手段35は、図15に示すように従動ローラ42の軸よりも搬送方向上流側の位置に設けた駆動軸47を回転支点として移動できる構成としているが、これに限定されず、図25に示すように、搬送手段35が従動ローラ42の軸よりも搬送方向下流側の位置に設けてあっても良い。
In the above-described embodiment, the conveying
11 ステープル排紙ローラ(案内ローラ)
52 放出ベルト(放出手段)
52a 放出爪(放出手段)
53 ジョガーフェンス(整合部材)
100 用紙後処理装置(シート後処理装置)
S1 端面綴じステープラ(綴じ処理部)
E 用紙収容部(待機手段)
11 Staple paper discharge roller (guide roller)
52 Discharge belt (discharge means)
52a Release claw (release means)
53 Jogger fence (alignment member)
100 Paper post-processing device (sheet post-processing device)
S1 End binding stapler (binding processing unit)
E Paper storage section (standby means)
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