JP4773440B2 - 弁 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP4773440B2
JP4773440B2 JP2007523533A JP2007523533A JP4773440B2 JP 4773440 B2 JP4773440 B2 JP 4773440B2 JP 2007523533 A JP2007523533 A JP 2007523533A JP 2007523533 A JP2007523533 A JP 2007523533A JP 4773440 B2 JP4773440 B2 JP 4773440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
seal
piston
actuator
plastically deformable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007523533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008510103A (ja
Inventor
ゲルハルト リーポルト
ディートリッヒ ビッツァー
Original Assignee
ジーエル ツール アンド マニュファクチュアリング カンパニー インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from PCT/US2004/024732 external-priority patent/WO2005012775A1/en
Application filed by ジーエル ツール アンド マニュファクチュアリング カンパニー インコーポレイテッド filed Critical ジーエル ツール アンド マニュファクチュアリング カンパニー インコーポレイテッド
Priority claimed from PCT/US2005/002909 external-priority patent/WO2006022816A2/en
Publication of JP2008510103A publication Critical patent/JP2008510103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4773440B2 publication Critical patent/JP4773440B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J1/00Pistons; Trunk pistons; Plungers
    • F16J1/001One-piece pistons
    • F16J1/003One-piece pistons with integral sealing lips
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31511Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
    • A61M5/31513Piston constructions to improve sealing or sliding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/0318Processes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/1624Destructible or deformable element controlled
    • Y10T137/1632Destructible element
    • Y10T137/1692Rupture disc
    • Y10T137/1759Knife or cutter causes disc to break
    • Y10T137/1767Movable knife or cutter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

本発明は、弁装置に関し、より具体的には、流体の無菌移送に有益な弁装置に関する。
ほとんどの科学業界においては、確認及び責任が不可欠であり、特にこれは、製薬業界及び生体工学業界において当て嵌まる。これらの業界の主要な課題は、無菌状態が正確にかつ再生可能に実現され、工場内での製造ライン全体にわたり維持されることを示す必要性である。このことは、米国FDAといった取締機関の厳重な必要条件を満たすように行われなければならない。直接的ではない手段により、物質が1つの無菌位置から別の無菌位置に移送されるときには、容認可能な基準を満たすのが困難になることがある。
1つの現行の慣習は、連結弁により物質を移送することができる保持容器を与えることを含む。保持容器は、第2の無菌位置に移送され、物質は、次いで、1つ又はそれ以上の連結弁により、保持容器から第2の無菌位置に移送される。連結弁及び保持容器は、ガス、放射線、又は蒸気滅菌といった通常の技術を用いて滅菌することができる。しかし、連結弁を第1の無菌位置に連結する間、連結弁の外部連結面は大気に露出され、弁の無菌状態が犠牲になる。
物質を移送するための代替的な方法は、同様な問題に悩まされる。
例えば、無菌ではない雄ポートが、滅菌前に、空の無菌ではないバルク容器に取り付けられる加圧滅菌に耐えるポートの使用においては、組み立てられた装置全体は、次いで、加圧滅菌により滅菌される。しかし、この技術の主要な欠点は、容器が滅菌前に空でなくてはならないことである。
或いは、無菌ではない雄ポートが、滅菌前に、照射により、全体として、無菌ではない空の廃棄物バッグ取り付けられる照射ポートを用いることができる。ここでも、このシステムに関連する主要な欠点は、バッグが滅菌前に空でなくてはならないことである。
物質を移送するためのさらに別の方法は、無菌条件の下で、移送ポートを容器に連結させることを含む。この方法においては、容器が空であるか又は満たされているかは関係ない。しかし、指定された「グレードA」ゾーンにおいてこれらの動作を始める必要性にもかかわらず、種々の連結を行い、壊すことにより、汚染が増加するというリスクがある。単に「グレードA」ゾーンがこれらの動作を完了することが要求されるという事実が、この技術を採用することを望む会社による顕著な財政投資を必要とする。
別の技術は、管定着器の使用を組み込む。無菌バルク容器が、管定着器により無菌ポートから出ている管類に取り付けられる。この技術は、管類の選択が制限されることを含む幾多の理由のために望ましくない。このことは、次いで、管類により移送することができる物質の種類を制限する。さらに、湿った管類を用いることは望ましくない。さらに、交差汚染及び再汚染の潜在的なリスクもある。
物質を移送するための無菌方法を見出す幾多の試みにもかかわらず、完全に満足のいくものはない。上述の技術のすべてにおいて、物質を1つの容器から別の容器に移送するのに用いられるポート又は弁の無菌状態は、連結プロセス中に犠牲になるか、又は、汚染されやすい。これは、望ましくないことであり、製品を確認するときに問題をもたらす。
上述の適用例のためのピストン動作弁が知られている。これらは、ハウジングの流体連通孔を覆う又は覆いをなくすように、開口ハウジング内でピストンを上下に移動するか、又は、前後に摺動させることにより作用する。Oリングシールは、開放弁位置と閉鎖弁位置との間をシールするために与えられる。したがって、こうした弁は、Oリングを受けるためのスロットを有し、これらのスロット及びその周りの空間が汚染に曝されないことを補償する難しさは、これらを無菌移送システムで使用することを疑わしいものにする。
GB1,573,482号は、管状部材の一端が一体的に形成されたプラグにブロックされた、可撓性管内に位置決めされた剛性管状部材を開示する。剛性軸は、可撓性管に沿ってプラグから延び、脆弱領域がプラグと管状部材との間に定められる。プラグは、人為的に外側から可撓性管を把持して、剛性軸を引っ張り、曲げ、又はねじることにより、管状部材から折れて自由になり、このように管状部材から折り取られ、流体の移送のために、管状部材を開く。開放端部は、プラグを密閉して再挿入することにより、再び閉じることができる。
AT006,052 U1号は、2つの開放端部と、ハウジング内で可動のピストンとをもつ中空ハウジングを有する弁について説明する。変形可能なOリングがピストンの端部分の周りに配置されて、これがハウジングの開放端部の1つをブロックし、Oリングは、ピストンの端部分と開口部との間にシールを与える。ピストンは、ねじによりハウジングに連結されて、ピストンの周りのハウジングの回転が、ピストンを開口部から離れる方向に移動させて、弁を開くようにする。ハウジングの逆回転が、弁を再閉鎖する。
WO03/090,842号は、端部の1つが、ハウジングと連続して形成された「簡単に剥がれる」シールによりブロックされた細長い開放端部ハウジングを有するピストン動作弁を提供する。アクチュエータの動作において、ピストンは、ハウジング内で移動してシールを破り、このように流体の通路のための弁を開く。破られたシールは、弁の開放端部から離れる方向の使用位置で保持される。この弁は、シールが破られた後で再閉鎖することはできず、したがって、例えば、生体物質が弁により移送されるといった環境汚染のリスクが存在する。
本発明は、従来技術の弁に関連するさらに別の上述の問題を緩和することに努める。
したがって、本発明は、第1の開放端部及び第2の開放端部と、端部間に流体のための通路とを有する本体を含む弁を提供し、第1の端部が、本体を、外部デバイスの開口部の周りでシール連結するための結合手段と、第1の端部の開放区域を閉じる結合手段により形成される第1のシールとを含み、これは使用中、外部デバイスの開口部と整合するように配置可能なものであり、弁が、第1のシールを変位させて、流体が端部間の通路に沿って通ることを可能にする、本体内で可動のシール変位手段をさらに含み、結合手段及び第1のシールが、外部デバイスにおける開口部の周りの嵌合表面とシール嵌合する外側滅菌可能嵌合表面を与え、
第1のシールが手がつけられていない状態であり弁が閉じられた、準備が整った状態と、第1のシールが結合手段から分離され、変位手段により嵌合表面から離れるように移動された開放状態との間で、第1の作動において変位手段を移動させて、弁が、流体の通過のために開くようにする作動手段、
を含み、作動手段が、連結手段により変位手段に係合され、かつ本体に係合され、連結手段が、変位手段が、直線経路からの側部偏向なしで、本体内で直線経路に沿って線形に非回転状に移動することを可能にし、
変位手段が、変位手段の部材の外側表面を取り囲む第1の可塑的に変形可能な部分を含み、結合手段が、その開放区域を取り囲む第2の可塑的に変形可能な部分を含み、これは第1のシールがそこから分離されたときに露出されるようになり、変位手段が、第2の後に続く作動において可動であり、第1及び第2の可塑的に変形可能な部分が係合するようにして、第1の部分と第2の部分との間に第2のシールを形成し、変位手段が、第1の部分と連続する面を含んで、第2のシールと面とが流体通路を閉鎖するようになる。
相互に係合可能な把持手段が、第1のシール上及び変位手段上に与えられて、変位手段が、第1のシールを外向きに型打ちすることにより、又は、第1のシールを弁の本体に引き込むことにより、第1のシールを嵌合表面から離れるように移動させることを可能にすることが有利である。
一実施形態においては、連続する面が、弁の第1の端部の開口部及び第1のシールの外側面に面する変位手段の外側表面の一部を含み、変位手段の部分と第1のシールが互いにシール結合される。別の実施形態においては、連続する面が、弁の第2の端部の開口部に面する変位手段上に面を含むことができる。
最も好ましい実施形態においては、変位手段が、第3及びその後に続く交互の作動において、第1及び第2の可塑的に変形可能な部分が交互に分離し、再び係合して、弁を再開放及び再閉鎖するように連結手段により作動手段に係合される。これらの多数の作動は、いずれの可能性のある理由のために、必要に応じて行うことができる。
最も好ましい実施形態においては、変位手段が、連結手段により作動手段に係合されて、第1の作動中、連結手段が、変位手段を本体内で、弁の第2の端部の方向に移動させて、第1のシールが本体の内部に引き込まれるようになり、第2の後に続く作動中、連結手段が、変位手段を、弁の第1の端部に向かって逆方向に移動させて、第1及び第2の可塑的に変形可能な部分を係合し、第2のシールを形成するようにする。
別の実施形態においては、変位手段が、連結手段により作動手段に係合されて、第1の作動中、連結手段が、変位手段を本体内で、弁の第1の端部の方向において移動させて、第1のシールが弁の第1の端部の開口部から別個の容器の通路に外向きに押し込まれるようになり、第2の後に続く作動中、連結手段が、変位手段をさらに同じ方向に移動させて、第1及び第2の可塑的に変形可能な部分を係合し、第2のシールを形成するようにする。
第1のシールは結合手段と一体的に形成されることが好ましく、無端脆弱接合領域が結合手段と第1のシールとの間に与えられることが理想的であり、接合領域がシールを囲み、接合領域が、少なくとも1つの破断線を含んで、変位手段が第1の作動において、弁を開くように移動したとき、これが少なくとも1つの破断線に沿って接合領域を破砕して、第1のシールを連結手段から分離して、弁を流体の通過のために開くようにする。
好ましい実施形態においては、接合領域は、第1のシールと結合手段との間の材料厚さの削減により形成される。最も好ましくは、厚さの削減は、第1のシールと結合手段との間にノッチを形成することにより取得され、ノッチは一対の収束表面により定められており、その一方は第1のシールに属し、その他方は結合手段に属しており、前述の表面の交差線が、脆弱接合領域の破断線を定める。最も好ましい構成においては、ノッチは、第1のシールの表面に形成され、使用中の結合手段は弁の本体の内部に面する。結合手段の収束表面が、弁の端部間に延びる縦方向軸に対してほぼ平行であることが好ましい。このことは、第1の可塑的に変形可能な部分を含む変位手段が、第1及び第2の部分の係合により、結合手段の開口部を完全に塞ぐことを可能にする。接合領域は、その長さ全体に沿ってほぼ一様な断面を有することが理想的である。
一様な断面及び一対の収束表面の交差により形成される破断線を有する接合領域の備えは、第1のシールを結合手段からより迅速かつ容易に分離することを可能にする。さらに、こうした破断線は、第1のシールが結合手段から分離したことにより、きちんとした清潔な破断表面を生成して、ばらばらになった材料粒子が弁を通って流れる流体を汚染するリスクを減らす。
理想的には、第1及び第2の可塑的に変形可能な部分の一方が、無端の取り囲む鋭いリムを有し、他方の可塑的に変形可能な部分が、無端の取り囲む湾曲表面区域を有して、変位手段が弁を閉鎖するように移動されたとき、鋭いリムが湾曲表面区域に係合し、湾曲表面区域の一部を変位させて、鋭いリム及び湾曲表面区域の材料を変形させて、弁の開口部において第2のシールを形成する。鋭いリムと湾曲表面との間の接触は、流体が弁に通ることを防止する第2のシールを形成するのに十分なだけ密接した緊密なものである。
第1及び第2の可塑的に変形可能な部分は、シール変位手段及び本体のそれぞれと解放可能に結合可能な取り付具として与えることができることが理解される。これらの部分は、第2のシールの形成が可能であり、滅菌に耐えることができるものである限り、本体及び変位手段の材料とは異なる材料から作ることができる。滅菌中、第1及び第2の部分の材料の可塑的な変形が続くことがなく、第1及び第2の部分が有効なシールを保証する所定の寸法範囲に留まることが重要であり、或いは別の場合には、第2のシールの一体性が犠牲になる。
弁の本体、第1のシール、及びシール変位手段はプラスチック材料から製造されることが好ましい。他の材料を本体、第1のシール、及びシール変位手段に用いてもよいことが理解される。こうした他の材料は、金属、セラミック、又は滅菌プロセスの厳しさに耐えるのに適したいずれかの他の材料を含むことができる。
理想的には、第1の可塑的に変形可能な部分が変位手段の部材と一体的に形成されており、部材が、使用中、弁の第1の開放端部に対して近位に配置され、湾曲表面区域を含んでおり、第2の可塑的に変形可能な部分が結合手段と一体的に形成されて、鋭いリムを含む。
最も好ましい構成においては、弁の準備が整った状態において、第1及び第2の可塑的に変形可能な部分が、弁の端部間に延びる弁の縦方向軸に沿って軸方向に分離され、変位手段が、連結手段により作動手段に係合されて、第2の作動において変位手段により移動された距離は、部分を係合させて、第2のシールを形成するのに十分である。弁の本体内の直線経路から側部偏向のない変位手段の線形の非回転運動は、第2のシールの一体性を保証する。
好ましい実施形態においては、把持手段が、第1のシールとシール変位手段との間にスナップ嵌め構成を含み、第1のシール及びシール変位手段のそれぞれに与えられた第1及び第2のスナップ嵌め部材を含む。
理想的には、第1のスナップ嵌め部材が、第1のシールの内側に面する側部から直立する壁を含み、壁が、一連の交互に配置されたリブ及び溝を有して、その外側表面を取り囲んでおり、第2のスナップ嵌め部材が、使用中、第1のシールに近接する変位手段の一部に形成された凹部に与えられ、凹部は壁を受けるように構成されており、凹部を定める変位手段の一部の表面が一連の交互に配置されたリブ及び溝を含み、これは壁のリブ及び溝と適合し表面を取り囲んで、弁の組み立てにおいて、壁が凹部に受けられたとき、壁及び凹部のリブは、まず、弾性的に変形して、壁が凹部に入ることを可能にし、次いで、それぞれの壁の溝及び凹部にスナップして、第1のシールをシール変位手段と結合する。
好ましくは、変位手段が、弁の流体通路の一部を定める内孔を有するピストンを含み、ピストンが、開放した第1の端部と第2の端部とを有し、部材が、ピストンの第2の端部に与えられた湾曲表面区域を含み、ピストンが、さらに、ピストンの第2の端部に隣接するピストンの壁に与えられた1つ又はそれ以上の穴を含んで、流体が、各々の穴により、ピストンの内部と弁の第1の端部との間を通ることができるようになる。
1つの構成においては、第1のシールを取り囲む結合手段の一部を、第1のシール及び結合手段を含む取付具として与えることができる。取付具は、弁の第1の端部における弁の本体に固定され、例えば、ねじ、スナップ嵌め結合などの好適な手段により、所定の位置に固定される。本体及び取付具は、本体と取付具との間の接触が流体密封になるように構成される。破られていないシールをもつ新規な取付具が、次いで、弁の開放第1端部をブロックする位置に配置される。こうした取付具の別の修正形態は、取付具が、弁と容器が互いに固定されたときに結合される、弁と容器との間のシール座金の二次的な機能を与えるように形成され、成形することができる。こうした修正形態においては、第1のシールは、座金と一体的に形成されることが理想的であり、座金が容器と弁との間に配置されたとき、シールは弁の開放端部をブロックする。座金のシールは、弁のピストンと結合されて、弁におけるピストンの移動において、シールが座金から分離され、弁を開くようになる。取り付け可能シールが用いられる弁の構成においては、弁のハウジングを、多数の滅菌に耐えることができるステンレス鋼又はセラミックのような硬質材料から作ることができる。ステンレス鋼ハウジングが用いられる場合には、各々の使用後、取付具を取り外して、ハウジングを再滅菌し、再使用することができる。
理想的には、作動手段が、弁の本体の外部に可動に取り付けられた中空のアクチュエータ本体を含み、アクチュエータ本体が、カムの対により、ピストンに連結されて、弁の本体に関連するアクチュエータの移動を、弁の本体内のピストンの移動に変換し、カムの対がガイド手段と協働して、弁の本体の流体経路における直線経路に沿って、ピストンの線形の非回転運動を可能にして、運動中にピストンの側部偏向が生じないようにする。
カムが、第1のシールを、弁の開口部をブロックする位置から離れるように移動させるための第1の領域と、第1及び第2の部分を係合させて、第2のシールを形成するようにピストンを変位させるための第2の領域とを有する。
理想的には、弁の本体及びアクチュエータが円筒形であり、アクチュエータが、本体の円筒形の外部に回転可能に取り付けられており、カムが無端で、アクチュエータの内側表面を取り囲んでおり、戻り領域が、第1カム領域の開始端部と第2カム領域の終端部とを連結して、弁の繰り返される再開放及び再閉鎖のために、ハウジングの周りのアクチュエータの多数の旋回を可能にする。
ハウジングの周りのアクチュエータの移動をピストンの線形運動に変換するために他のカムの対を与えることができることが理解される。
最も好ましくは、作動手段が、シール変位手段の望ましくない運動を防止するための解放可能な安全ロック手段と、ハンドルとを含み、この動作により、ユーザが、アクチュエータを本体に対して移動させて、安全ロック手段が、本体と解放可能に係合可能な舌部を含んで、アクチュエータの運動を防止し、舌部が、各々の作動の完了により、解放可能に係合可能になる。
別の実施形態においては、本発明による弁は、摺動アクチュエータにより作動されることができる。うした摺動アクチュエータは、一対の平行側部を有し、少なくとも1つの壁は、壁に沿って延びるカムを有する。アクチュエータは、ハウジングの外部に取り付けられて、弁の本体の縦方向軸に対して横方向垂直に摺動して可動である。アクチュエータのカムは、上述されたのと同様な少なくとも1つのカムフォロワーに係合されて、ハウジングに関連するアクチュエータの摺動運動が、カムの対によりピストンに変換されて、ハウジング内のピストンの線形縦方向運動をもたらすようになる。
理想的には、いずれかの作動の完了後に、アクチュエータが、ハウジングの周りの逆方向に移動することを防止するための停止手段を有する。これは、第1のシールが、偶然に又は間違って、第1のシールを変位させた第1の作動により、シールの一体性が取り返すがつかないほど失われている場合には望ましくない、第1の端部の開口部をブロックするように見える位置に戻ることがないという利点を有する。
都合がいいことには、弁は、本体と変位手段との間をシールするための第3のシールを含み、第3のシールが、本体上又は変位手段上に形成された少なくとも1つの変形可能なプラスチックのリブを含んで、他方の本体又は変位手段に接触して、これらが静止しているか又は互いに対して移動しているときに、これらの間をシールする。理想的には、リブは、本体又は変位手段と一体的に形成される。リブは、表面に沿ってドラッグ又はワイプするのに十分なだけ変形可能で可撓性があり、本体又は変位手段が互いに対して摺動するときに接触するようになる。好ましい実施形態においては、本体と変位手段との間の相対運動経路に沿って、互いに軸方向に離間された複数のリブが与えられる。少なくとも1つのリブが連結手段と第1の端部との中間に形成され、少なくとも1つのリブが連結手段と第2の端部との間に形成されることが理想的である。
本発明の弁は、第1の作動に続く流体移送の完了時に廃棄される使い捨て弁として使用可能である。第1のシール構成は、第1のシールが結合手段から破れて自由になった後で再閉鎖されることを可能にする。再閉鎖は、例えば、流体移送ラインにおけるいずれかの位置で漏れが生じたとき又はいずれかの他の危険な状況において必要とされることがある。再閉鎖は、さらに、弁が危険な物質を取り扱うプロセスにおいて用いられる場合に望ましい特徴である。こうした材料は、弁の内部を汚染し、さらに、弁の再閉鎖が可能ではない場合には、装置の分解により外の環境も汚染することがある。使い捨てが意図される弁は、プラスチック材料から製造されることが理想的である。こうした使い捨て弁は、洗浄、保管、試験、及び確認といった費用のかかる動作が技術プロセスから除かれるという利点を有する。さらに、使い捨て処分可能弁は、交差汚染のリスクを減らす。
本発明の弁は、ピストンの移動がハウジング内で行われる固定長の弁であってもよいし、又は、第1のシールがハウジングの内部に引き込まれたときに、ピストンが外向きに突出する可変長の弁であってもよい。
上述の構成は、第1及び第2のシールが、本体の第1及び第2の開放端部を閉鎖し、弁の第2の端部が、第1のシールが形成された第2の結合手段を含み、各々の第1のシールが、本体内で互いに軸方向に離間された別個の変位手段により可動であり、各々の変位手段が、第1の可塑的に変形可能な部分を含み、各々の結合手段が、第2の可塑的に変形可能な部分を含んで、弁の両方の端部を開く及び/又は閉じることができるように修正することができる。1つの構成においては、各々の変位手段は別個の作動手段に連結されて、弁の端部の独立した開放及び閉鎖を可能にする。別の構成においては、各々の変位手段は、同じ作動手段に連結されて、オペレータが単一の作動により弁の状態を変更することを可能にする。
さらに別の構成においては、弁は、各々が第1及び第2の開放端部を有する一対の本体を含み、本体が、第2の端部において互いに結合されて、弁の通路が対向する一対の本体の第1の開放端部の間に延び、第1及び第2のシールが本体の第1の開放端部を閉鎖し、各々の第1のシールが、それぞれの本体に配置された別個の変位手段により可動であり、各々の変位手段が、第1の可塑的に変形可能な部分を含み、第2の可塑的に変形可能な部分が、第1の端部の各々において、結合手段の開口部を取り囲んで、弁の第1の端部を開く及び/又は閉じることができるようになる。
こうした「両端」弁は、変位手段の移動が弁の本体内で行われる固定長の弁であってもよいし、又は、第1のシールが結合手段から分離されたときに、変位手段が外向きに突出する可変長の弁であってもよい。固定長の弁は、固定長を有する剛性のパイプ又は容器をその開口部の間に連結するのに有益である。可変長の弁は、可撓性の管類の開口部を連結するため、又は実際に、剛性のパイプの開口部及び可撓性の開口部を連結するのに適している。
本発明の別の態様は、第1の容器から第2の容器に流体を無菌移送するための方法を提供し、
a)第1の弁及び第2の弁を、それぞれの導管の長さの開放端部に結合するステップと、
b)弁が取り付けられた導管をバッグ内に置き、バッグ及びその内容物を滅菌するステップと、
c)バッグを開き、弁/導管組立体を取り除いて、弁の外側シール表面を環境汚染に曝すステップと、
d)第1の弁を第1の容器に結合し、第1の容器の内部を滅菌して、さらに第1の弁の曝された面を再滅菌するステップと、
e)第1の容器を取り付けられた弁/導管組立体と共に第2の容器の場所に移送するステップと、
f)第2の弁を第2の容器に結合し、第2の容器の内部を滅菌して、さらに第2の弁の曝された面を再滅菌するステップと、
g)弁を開いて、各々の弁の第1のシールを破り、流体が第1の容器と第2の容器との間に流れることを可能にするステップと、
h)作動手段を使用して第2のシールを閉鎖することにより、各々の弁を再閉鎖するステップと、
i)第1及び第2の容器の内部を弁に面する弁の閉鎖面と併せて消毒するステップと、
j)弁を容器から外して、弁/導管組立体を廃棄するステップと、
を含む。
この方法は、ステップg)とステップh)との間にいずれかの弁の閉鎖ステップ及び開放ステップの任意の望ましい数を行うことを含むことが理想的である。
第1及び第2の容器は、異なる位置にあってもよいし、又は互いに密接に近接していてもよいことが理解される。さらに、導管の長さに連結された一対の弁の代わりに、上述のように単一の「両端」弁を用いてもよいことが理解される。
任意的には、弁は、弁の第2の作動の完了時に、アクチュエータをブロックするための解放不能ロックを含んで、使い捨てのみが意図される弁を与えることができる。
ここで、本発明を、単なる一例に過ぎないものとして、本発明による弁の幾つかの実施形態を示す添付図面を参照して説明する。
最初に図1から図3までの図面を参照すると、全体を参照番号1で示す弁が示されている。弁1は、第1開放端部2及び第2開放端部3を有する本体と、端部2と端部3との間に延びる通路4とを有する。
弁1の本体は、中空管状ハウジング5を含む。中空管状ピストン9は、ハウジング5内に配置される。ピストン9は、ハウジング5の外側に回転可能に取り付けられたアクチュエータ7によりハウジング5の縦方向軸に沿って可動であり、該アクチュエータは、アクチュエータ7のカムと、ピストン9の外側に取り付けられたカムフォロワー10とを含むカム機構により、ピストン9に結合されている。ハウジング5、アクチュエータ7、及びカム機構については、以下で説明される。
図4から図7までを参照すると、ハウジング5には、内孔510を有する中空管が設けられている。第1及び第2の平行に離間されたガイドレール6及び60のそれぞれは、ハウジングの外部表面から横方向に突出する。第1のガイドレール6は、弁の第1の端部2に面し、第2のガイドレール60は、第2の端部3に面する。ガイドレール6、60は、ハウジング5の縦方向軸に対して垂直な平面においてハウジング5を取り囲む。アクチュエータ7は、ガイドレール6、60の間に定められたハウジング5の一部に取り付けられる。カム機構のカムフォロワー10(図2を参照されたい)を受けるための一対の正反対のガイドスロット5aが、ハウジングの外部と内部との間のハウジング5の側壁に形成されて、ハウジング5の縦方向軸に対して平行に延びる。
弁1の第1の端部において、ハウジング5が容器(図示せず)に連結可能であり、ここから流体が弁1により移送される。ハウジング5は、弁1の第2の端部2においてフランジ54を有し、フランジ54の基部は、対応する容器の嵌合表面と用いる際に嵌合する嵌合表面54aを含む。座金(図示せず)は、弁と容器の嵌合面間に配置することができる。座金を受けるために、溝54bを嵌合表面54aに設けることができる。嵌合溝を容器の嵌合表面に形成することができる。弁のフランジと容器、場合によっては、座金を互いに好適な固定手段、例えば、トリクローバークランプ315(図34を参照されたい)により固定することができる。
シール5bは、第1の端部2において弁1の開口部をブロックする。図8及び図8aに示すように、シール5bは、フランジ54と連続して形成されており、フランジ54の嵌合表面54aと共に弁1の滅菌可能外部表面を形成する外側表面5cを有する。弁1の本発明の実施形態においては、シール5bは、ディスク形態である。接合領域5dは、シール5bを取り囲み、フランジ54をシール5bと連結させる。接合領域5dは、シール5bとフランジ54との間の材料厚さを減らすことにより形成され、その長さ全体に沿って一様な断面を有する。本発明の場合においては、シール5bとフランジ54との間の材料厚さの削減は、シール5b及びフランジ54の両方の内側部、すなわち、弁1の第2の開放端部3に面する側部に行われる。さらに、厚さの削減は、シール5b及びフランジ54のそれぞれの内側部における表面5e及び5fにより定められるノッチ50を形成することにより取得される。表面5e及び5fは、第2の端部2の開口部の方向に収束して、接合領域5dが、収束する表面5e及び5fの交差ラインを含むようになる。表面5eは、ハウジングの縦方向軸に関連して傾斜され、表面5fは、前述の縦方向軸に対してほぼ平行である。こうした接合領域5dの形成は、シール5bをフランジ54からより迅速かつ容易に分離させることを可能にする。さらに、接合領域5dの一様性又は断面及び破断ラインの存在は、弁の一体性が、接合領域5dの破壊中に犠牲になるリスクを減らす。弁1が作動されたとき、シール5b及びフランジ54は接合領域5dにおいて分離して、弁1により流体通路を与える。シール5bとフランジ54との間の材料厚さの削減を取得するための方法は、接合領域が、シールとフランジとの少なくとも2つの収束表面の交差線を含む限り、弁の他の実施形態において異なっていてよいことが理解される。
シール5bは、シール5bをピストン9に取り付けるために、シール5bの内側から突出する壁又はシリンダ5gを有する。図9に示すように、シリンダ5gは、一連の交互に配置された環状溝501及びリブ501を、その外側円筒形表面の周りに有し、この目的は以下に説明される。シリンダ5gは、ここで説明された弁の実施形態のように中空シリンダとすることができるが、こうした構成に限定されるものではない。
さらに図8及び図8aを参照すると、ハウジング5の内孔510を定める側壁表面は、第1の端部2の開口部の近くに第1の部分12を含み、これは第1の端部2の方向に収束する。壁表面は、さらに、第2の端部2に対して近位にある第2の部分13を含み、これは、ハウジング5の縦方向軸に対してほぼ垂直である。第3の壁表面部分14は、第2の部分13から弁1の第1の開放端部2の方向に延び、ハウジング5の縦方向軸に対してほぼ平行なフランジ54の表面5fを含む。第2の部分13と第3の部分14との間の境界は、鋭いリム15を定める。ハウジング5の縦方向軸に関連する壁部分12、13、及び14の傾斜角は、第1の端部2の開口部の周りに内向きに突出する鋭いリムが設けられている限り、弁の異なる実施形態で異なっていてよいことが理解される。
図10から図12aまでを参照すると、ピストン9は、使用中、弁の第1の端部2に対して近位に位置決めされる第1の端部17と、弁1の第2の端部3に対して近位にある第2の端部21と、端部間に延びる孔9aとを有する。孔9aは、弁1の流体通路4の一部を構成する。ピストン9は、第1の端部17において漏斗部分18を有し、これは使用中、弁1の第1の端部2の方向に収束する。スカート19が漏斗部分18の細い端部から軸方向に延びる。スカート19はキャビティ19aを定め、開口部は、使用中、第1の端部2に面する。キャビティ19aは、シール5bのシリンダ5gを受けるための、スカート19の基部に対して近位の第1のセクション19bと、シール5bの本体を受けるような大きさにされ、そのように成形された、キャビティ19aの開口部に対して近位に第2のセクション19cを含む。第1のセクション19bを定めるキャビティ19aの内部表面は、一連の交互に配置された環状リブ19d及び溝19eを有し、これはシリンダ5gの溝502及びリブ501に適合する。シリンダ5及びキャビティ19aの第1のセクション19bを定めるスカート19の一部の材料は、リブ501及び19eが、例えばプラスチック材料のように弾性的に変形可能なものであるように選択される。
弁1の組み立てにおいて、ピストン9がハウジング5の内孔510に挿入されたとき、シリンダ5gがスカートキャビティ19aの第1のセクション19b内に受けられる。シリンダ5gが第1のセクション19bに入るとき、シリンダ5gのリブ501及び第1のセクション19bのリブ19eが変形して、シリンダ5gがスカート19の基部の方向に進むことを可能にする。シリンダ5gの自由端がキャビティ19aの端部に到達したときには、シリンダ5gのリブ501が、第1のセクション19bの溝19eにスナップする。同様に、第1のセクション19bのリブ19dが、シリンダ5gの溝502にスナップする。この位置においては、シール5bは、ピストン9と共にロックされる(図13を参照されたい)。したがって、シール5bは、連結されるピストン9の変位によってのみ移動することが可能である。
他の結合手段をシール5bとピストン9との間に設けて、弁1内のシールの変位を可能にできることが理解される。
図13aに示すように、シール5bとスカート19との間の上述のリブ/溝構成は、プラグ80をシリンダ5gの対応する凹部5hに締まりばめすることにより、強化することができる。プラグ80とシリンダ5gとの間の締まりばめは、シリンダ5gが横方向に拡がるようにし、このようにその外部とスカート19との間の接触力を増加させる。プラグ80は、キャビティ19aとピストン9の内側孔9aとを連結するスカート19の基部における通り穴9bにより、凹部5hに挿入される。弾性的に変形可能なリブ81は、プラグ80の一部を取り囲み、これは孔9aとキャビティ19aとの間に有効な流体緊密シールを与えるように、穴9bに定置する。
ピストン9の漏斗部分18は、フランジ54からのシール5bの分離により、流体がピストン9の内孔9aにアクセスすることを可能にする複数の通り穴18aを有する。
スカート19の端部領域の外部表面(図12及び図12aを参照されたい)は、外表面が弁1の第1の端部2の方向に先細になるステップ部分191を有する。ステップ部分191は、ほぼ円筒形の端部分192につながる。端部分192は、キャビティ19の開放端部に隣接する。遷移的な湾曲表面領域193が、スカート19のステップ部分191と端部分192との間に与えられる。ステップ部分191及び端部分192の表面の傾斜角は、その間に遷移的な湾曲表面が与えられる限り、弁の異なる実施形態において異なっていてよいことが理解される。湾曲表面領域193の目的は、ハウジング5の内孔510の鋭いリム15を係合するためであり、以下に説明される。鋭いリム15を含むハウジング5の領域の材料、及びスカート19の端部領域190の材料は、鋭いリブ15及び湾曲表面領域193が、例えばプラスチック材料のように可塑的に変形可能なものであるように選択される。端部領域190は、弁1の組み立てられた使用準備が整った状態でノッチ50を占有するような大きさ及び形状にされる。
カム8は、アクチュエータ7の内側表面から突出する連続的な屈曲レッジ形態で与えられる。カム8は、一対の第1のカム勾配8bを有し、これは一対の第2のカム勾配8cと交番する。アクチュエータ7の回転における第1のカム勾配8bに沿ったカムフォロワー10の相対移動中、カムフォロワー10は、第1カム勾配8bを上り、ピストン9が変位されて、図2における矢印Mの方向、すなわち、弁の第2端部3の方向に、弁1の第1の端部2から離れるように移動される。したがって、ピストン9にロックされたシール5bは、フランジ54から分離するまで、接合領域5dに沿ってハウジング5から引き剥がされ、ピストン9により弁1の本体に引き込まれる。
接合領域5dの破壊を可能にするために、ピストン9の変位力に対するシリンダ5gのリブ501及び19e並びにスカート19の抵抗のそれぞれは、前述の力に対する破断ライン5dの抵抗より大きくなければならない。シール5bとハウジング5との間の接合領域5dの破砕により、流体は、漏斗部分18の穴18aにより、弁1の第1の端部2に連結された容器からピストン9の内孔9aに流れることができる。流体は、第2の端部3において弁1から出て、下流側の処理マニホルドに入る。
多数の適用例においては、この弁は、流体移送の完了後に廃棄される使い捨て弁として用いられる。しかし、弁1は、さらに、シール5bが剥がされた後で、再閉鎖するように作用する。再閉鎖は、例えば、弁の作動後、システムに漏れが生じたとき、又は、いずれかの他の危険な状況、又はプロセスの断続的な動作が必要とされるときに、要求される。弁を閉じることができることが望ましい別の状況は、生体材料といった潜在的に危険な材料が移送される場合であり、中のいずれの危険な材料も、廃棄中に外の環境を汚染することがないことを保証するために、廃棄前に弁を閉じることが望ましい。
再閉鎖のために、第2のカム勾配8cが与えられる。接合領域5dが破砕され、シール5bが弁1の本体に引き込まれた後の、同じ方向におけるアクチュエータ7のさらなる回転は、カムフォロワー10がカム勾配8cを下るようにさせ、ピストン9は、このように、図2における矢印Nの方向において、弁1の第1の端部2の方向に変位される。シール5bとピストン9のスカート19との間のリブ/溝係合は、しっかりとした把持を与え、シール5bが弁1の縦方向軸に沿った両方向に変位されることを可能にする。ピストン9が第1の端部2の開口部の方向に移動するとき、ハウジング5の内孔510の鋭いリム15が端部領域190の湾曲表面領域193に係合し、移動方向において、湾曲表面領域193の一部を変位させ、このように鋭いリム15と湾曲表面流域193の材料を変形させる。端部領域190は、フランジ54の開口部を塞ぎ、端部領域192は、フランジ54の第3部分14に当接する。鋭いリム15と湾曲表面領域193との間の接触は、その間にシールを形成するのに十分に密接で緊密なものであり、これが、弁1の本体に又は該本体からどのような流体もさらに流れることを防ぐ。ピストン9の線形の非回転運動は、潜在的に間のシールを犠牲にすることがある、鋭いリム15と湾曲表面領域193の材料の接線方向の延伸が生じないことを保証する。
キャビティ19aの内側表面は、弁の内部につながる穴があってはならず、及び/又は、キャビティ19aの壁とのシール5bの外部の接触は、どのような流体も鋭いリム15と湾曲表面領域193との間に形成された第2のシールをバイパスすることを防ぐように、流体密封でなければならない。シール5b及びキャビティ壁は、例えば、シール5bとピストン9との係合により、キャビティ壁に対して崩壊するシール5bの内側表面から突出する無端変形リブ(図示せず)を与えることにより、互いにシールすることができる。
鋭いリム15と湾曲表面領域193との間に形成されるシールは、この分野に必要とされる滅菌プロセスの厳しさに耐えるのに適している。シールを形成する材料の変形が滅菌中に生じないことが極めて重要であり、生じた場合には、シールの一体性が犠牲になる。
第2のカム勾配8cは、再閉鎖中、ピストン9が、ハウジング5からシール5bが分離する間にピストンが移動する距離より大きい距離だけ、弁1の第1の端部2の開口部の方向に移動するように成形されて、スカート19の端部領域190の自由縁が、再閉鎖により、弁1の第1の端部2の開口部から外向きに突出するようになる(図33を参照されたい)。これは、接合領域5dに手がつけられていないときに、弁1の使用準備が整った状態において軸方向に離間される湾曲表面領域193と鋭いリム15との係合を可能にするためである。
1つの適用例においては、弁は、一度だけ再閉鎖することができる、再閉鎖後、弁を外して、廃棄することができる。
別の適用例においては、再閉鎖弁は、以前の作動と同じ方向において、ハウジング5の周りでアクチュエータ7のさらなる回転により再開放することができる。こうした回転は、カムフォロワー10が第1のカム勾配8b上に乗って、鋭いリム15と湾曲表面領域193が、このように開いたシールを外すまで、ピストン9を第1の端部2の開口部から離れるように移動させる。再開放された後で、弁1を再閉鎖するためには、さらにアクチュエータ7を回転させて、ピストン9が、鋭いリム15と湾曲表面領域193が係合される位置に移動するまで、カムフォロワー10が第2のカム勾配8c上に乗るようにしなければならない。したがって、弁の多数の作動が可能であり、各々の再閉鎖の場合において、有効で信頼性のあるシールが、弁と、これが連結されるいずれかの装置との間に再形成される。
図10に示すように、ピストン9は、下流側の処理位置につながる管類の端部350(図2を参照されたい)と結合するために第2の端部21においてスリーブ結合部を有する。典型的には、管類の端部350は、スリーブ結合部に溶接されて、管類とスリーブ結合部92との間に流体密封シールを生成する。管類は、前もって溶接され、弁1と供給されてもよい。
図15から図17aは、弁1の下流側の連結のために、弁1の第2の端部3に設けることができる代替的な結合部を示す。図15及び図15aは、スリーブ結合部92ではなくピストン9の第2の端部21から延びる係止取付具55を示す。係止取付具55は、或る範囲の直径を有する種々の管に連結するのに適している。図16及び図16aは、ピストン9の第2の端部21に設けられたフランジ54を示し、これはハウジング5のフランジと同じものであり、下流側の結合デバイスの嵌合表面と嵌合するのに適している。図17及び図17aは、固定長の弁700を示し、これは弁1と同一のものであるが、ハウジング5は、弁1の第1の端部2における同じ番号のフランジと同一のフランジ54を有しており、これにより、ハウジング5が下流側の処理位置に連結される。ピスト9の移動は、ハウジング5内で生じる。
図10及び図10aに示すように、複数の軸方向に離間されたシール部材が、ピストン9の外表面の周りに形成された断面リブ45において変形可能なほぼV字形状の形態で設けられる。ピストン9の外径は、ハウジング5の内孔510の直径より小さく、各々のリブ45の表面の最も周辺の領域46は、ピストン9の外表面を越えて延びて、最も周辺の領域9の直径が内孔510の直径より大きくなっている。リブ45を含むピストン9の部分は、弾性的に変形可能な材料、例えば、プラスチック材料から作られ、リブ45は、ピストン9と一体的に形成される。
使用中、ピストン9が内孔510に搭載されたときには、リブ45の最も周辺の領域46が、内孔510の壁に当接し、ピストン9が孔510に入ることを可能にするように変形する。この当接は、シールが壁とリブ45との間に形成されて、流体がピストン9の外表面とハウジング5の内部との間に流れることを防ぐのに十分なだけ密接で緊密である。このシールは、変形可能なリブ45が内孔510の壁に沿ってドラッグする又は「ワイプする」、内孔510に沿ったピストン9の後続する移動中、元の状態のまま残る(図26を参照されたい)。リブ45に加えるものとして、Oリングシールを、ピストンの各々の端部に1つずつ、ピストン9の外側表面に形成された2つのスロット42の一方に配置することができる。修正されたV字形状のリブ47(図10b及び図27)をリブ45の代わりに用いることができる。
一対の正反対の孔44がピストン9の端部17、21の間に配置される。これらの孔44は、カムフォロワー10から延びるスピゴット10aと係合するように形成される(図28及び図29を参照されたい)。
図2に示すように、カム8は、アクチュエータ7の内側表面、すなわち、使用中、ハウジング5に隣接する表面から高く突出するほぼ長方形の断面のレッジ形態で与えられる。カムフォロワー10は、カムフォロワー10のスッピゴット10aをピストン9の孔44に締まりばめすることにより、ピストン9の外部の正反対の位置に取り付けられる。カムフォロワー10は、ピストン9の外部から高く突出し、ハウジング5の対向するガイドスロット5aを貫通する。各々のカムフォロワー10は、カム8を受けるためにカムフォロワーの外向きに面する面に形成されたスロット10bを有する(図28及び図30を参照されたい)。ハウジング5の周りのアクチュエータ7の回転は、カム8がガイドスロット5aに沿ってカムフォロワー10を押して、ピストン9がハウジング5の縦方向軸の周りで線形に遷移するようにし、このようにシール5bを変位させる。ガイドスロット5aは、さらに、ピストンが、ハウジング5の縦方向軸に沿って移動するとき、線形経路から側部に偏向して移動することを防ぐ。直線経路からのいずれの側部偏向もないピストン9の線形の非回転運動は、フランジ54からシール5bが分離する間、均一な負荷の分布を接合領域5dに与え、これは弁作動の信頼性及び安全性を増加させる。さらに、こうしたピストン9の運動は、弁1の一体性を犠牲にするというリスクを減少させる。
図18から図21に示すように、アクチュエータ7は、2つの構成部品の半体71及び710を含み、この各々は、結合面のそれぞれの対71a、71bと、710a、710bとを有するC字形状のカラー72を含む。ハンドル73が各々のC字形状カラー72の外側表面から横方向に延びる。本実施形態においては、構成部品の半体71、710のハンドル73は、結合面71b、710bをそれぞれ含む。一対の連結ピン74が、例えば結合表面71a、710aのそれぞれのような各々の構成部品の半体71、710のC字形状のカラーの結合面の一方から延びる。各々の構成部品の半体71、710の他方の結合表面、すなわち、結合表面71b、710bのそれぞれは、他方の構成部品の半体の連結ピン74を受けるための適合する孔75の対を有する。構成部品の半体71、710の一方の連結ピン74を、他方の構成部品の孔75と位置合わせして、2つの構成部品の半体71、710を互いに押し付けることにより、図2に示すアクチュエータがもたらされて、中央管状孔(図示せず)が構成部品71、710のカラー72により定められる。
弁1を組み立てるとき、2つの構成部品の半体71、710は、2つのガイドレール6、60の間のハウジング5の周りに配置され、連結ピン74が孔75を塞ぐまで、互いに押し付けられる。各々の構成部品の半体71、710のC字形状のカラー72の内側に湾曲する表面78は、そこから突出するカムの半体8aを有する。カムの半体8aの各々は、第1及び第2のカム勾配8b及び8cを有する。構成部品の半体71、710が組み立てられ、互いに押し付けられたとき、カムの半体8aはアクチュエータ7の内側表面を連続的に取り囲むカム8を形成する。構成部品の半体71、710は、例えば、図22から図25に示すように、構成部品の半体71、710に設けられた対応する穴76、76aにねじ込まれるねじといった種々の手段を用いて、互いに取り付けることができる。
一度だけの弁の再閉鎖が望まれている構成においては、アクチュエータ7の内側表面上にカムの半体8aを1つだけ備えるので十分であり、弁は、再閉鎖後、閉じてロックされた状態になる。
図30に示すように、各々のカムフォロワー10のスロット10bは、一対の対向する凸状壁10cを含み、この形状は、壁とカム0との間の表面接触ではなく、点接触を可能にし、このようにカムとカムフォロワー10との間の摩擦を減少させる。
図1、図4から図7、図18から図21までを参照すると、ロック機構がアクチュエータ7とハウジング5との間に与えられて、アクチュエータ7の偶然の又は自然な回転を防ぐ。ロック機構は、例えば、舌部77の一端における構成部品の半体71のような構成部品の半体71、710の一方のハンドル73の周辺端部と一体的に形成されるか又はこれに取り付けられる。舌部77は、ハンドル73の周辺端部から内向きに延びる。舌部77の他端は自由端であり、組み立てられ、使用準備が整った弁1においてハウジング5のガイドレール60に形成された第1の凹部61と係合され(図2を参照されたい)、このようにハウジング5の周りのアクチュエータ7の回転を防ぐ。間隙79が舌部77とハンドル73との間に定められて、舌部77の弾性的な撓みを可能にする。舌部77を解放するために、サム力といった外圧が舌部77に適用されてこれをくぼませ、このように舌部77を第1の凹部61から外す。アクチュエータ5は、次いで、自由に回転できるようになる。
与えられた、開く準備が整った状態から弁1を開くために(図1及び図2を参照されたい)、舌部77が上述のように解放され、アクチュエータ7は矢印Aの方向において(図3及び31を参照されたい)、ハンドル73により所定の角度まで回転される。回転中、第1のカム勾配8bは、ガイドスロット5aにおけるカムフォロワー10を弁1の第2の端部3の方向に押して、このように、ピストン9をハウジングの縦方向軸に沿って線形に変位させる。ピストン9は、接合領域5dを破砕し、シール5bを弁1の本体に引き込む(図32)。アクチュエータ7の回転中、舌部77の自由端がガイドレール6の下を通るとき、どのような外圧も舌部77に適用されない。第2の凹部62(図2)がガイドレール6に与えられ、舌部77は、アクチュエータ7が、シール5bが完全に弁1の本体に引き込まれ、弁1が流体の通過のために開かれる位置に到達したときに、第2の凹部62にスナップする。弁を再閉鎖するために、舌部77は、凹部62から解放され、アクチュエータ7は、さらに、ハウジング5の周りで、第2の所定の角度まで回転され、カムフォロワー10は第2のカム勾配8c上で、弁1の第1の端部2の方向に移動し、このようにピストン9を変位させて、鋭いリム15が上述のように湾曲表面領域193に係合するようになり、弁1を再閉鎖し、再シールする(図33を参照されたい)。第3の凹部63(図3)がガイドレール6に与えられ、舌部77は、弁1の再シールにより、第3の凹部63に弾性的にスナップする。
弁を再閉鎖できるのは一度だけである弁の修正形態においては、第2の非解放可能ロック(図示せず)を弁に組み込んで、弁を再閉鎖するときに、アクチュエータのさらなる回転をいずれの方向においても防ぐことができる。
多数の作動が可能な修正形態においては、弁を再開放するために、舌部77が第3の凹部63から解放されて、アクチュエータがハウジング5の周りでさらに回転される。ここで述べられる弁1の構成においては、アクチュエータの回転は、舌部77が最初に第1の凹部61を通り、次いで、第2の凹部にスナップするまで続く。これが「弁開放」位置であり、ここでは、シール5bが弁1の本体に引き込まれており、鋭いリム15が湾曲表面領域193から外されている。
第4の凹部(図示せず)は、第2の凹部62と正反対のガイドレール60に設けることができる。舌部77は、したがって、第3の凹部63からの移動において、第4の凹部にスナップすることができる。この位置においては、鋭いリム15及び湾曲表面領域193が外れており、シール5bは、舌部77が第2の凹部62に係合しているかのうように、弁1の本体に引き込まれている。したがって、この位置は、さらに別の「弁開放」状態を定義する。
弁を再閉鎖することにより、人為的にアクチュエータをロックするために、第3の解放可能ロックをこの修正形態に与えることができる。こうした解放可能ロックは、必要じ応じて、さらに別の作動を可能にするように解放することができる。
弾性的に変形可能なスナップ嵌め部材64(図19を参照されたい)が、内側に一体的に形成されるか、又はそこに取り付けられるかのいずれかで、アクチュエータ7の内側に与えられる。停止部材64は、アクチュエータ7の逆回転を防ぐ。停止部材64は、アクチュエータの開口部を定めるリムを越えて中央孔から外向きに突出して、これは使用中、弁1の第1の端部2に面する。3つの周方向に離間されたポケット65(1つを図1に示す)が第1のガイドレール6に形成されて、舌部77がそれぞれの凹部61、62、又は63を塞ぐときに、停止部材64がポケット65の1つにスナップされるようになる。停止部材64は、傾斜側部64a(図19a)と自由端64bとを有する。アクチュエータ7がハウジング5の周りの正しい方向において回転されたとき、傾斜側部64aがガイドレール6に対して摺動し、このように停止部材64を偏向させて、傾斜側部がアクチュエータ7のリムに対してほぼ平行になり、停止部材64がポケット65を出ていくことを可能にする。一方、アクチュエータ7の回転が間違った方向において試みられた場合には、自由端64bがポケット65の側壁に当接して、その方向におけるアクチュエータ7の回転を防ぐ。第4の凹部が舌部77に与えられた修正形態においては、それぞれの第4のポケット65を第1のガイドレール6に形成することができる。
ロック機構を有するハウジング7の周りでアクチュエータ7を回転させるために、ハンドル73を1つだけ備えることは、いずれの弁の修正形態にも可能である。
ここで、図34を参照して、本発明の弁をどのように実際に用いることができるかの一例を説明する。この例においては、第1の容器は、管300により第2の容器に連結される。管300には、端部の各々において弁1が設けられる。弁1がいずれかの端部に取り付けられた管300は、バッグ内に配置され、バッグの内容物は、例えば、蒸気、ガス、放射線、又はいずれかの他の好適な手段により滅菌される。さらに別のステップにおいては、バッグが開かれて、弁1の1つが取り外されて、弁の外側シール表面を環境汚染に曝し、他方の弁はバッグ内に残ることができるが、バッグを開いたときに曝されることになることは避けられない。バッグから解放されると、弁1は第1の容器に結合され、第1の容器は次いで、蒸気滅菌され、したがって、さらに弁1の露出面を再滅菌する。次いで、取り付けられた弁1と、管の残りの部分及び他方の弁を含むバッグとをもつ第1の容器が、第2の容器の場所に移送される。ここで、管300の反対側の端部の弁1がバッグから解放され、第1の弁及び第1の容器に関連して説明されたのと同じ方法により、第2の容器に連結される。第2の容器及び取り付けられた弁は、次いで、蒸気滅菌される。ここで、両方の弁を開いて、第1の容器と第2の容器との間に無菌の流体経路を与えることができる。流体移送の完了において、弁は再シールされ、弁の内部と、この内部に面する弁の面と共に消毒されて、弁が容器から切り離される。弁は、次いで、廃棄される。必要に応じて、流体移送中、弁を再閉鎖し、再開放することができる。
図35aから図36bに示すように、2つの弁を連結する管類は、フィルタ310及び/又は試験サンプルマニホルドにつながるカプラ320を含むことができる。トリクローバークランプ315は、フィルタ310及びカプラ320を管類に連結するのに用いることができる(図35b及び図36bを参照されたい)。
図37は、両端において、容器370及び380を連結する剛性パイプ360に結合された固定長弁700を示す。
本発明の動作のために、弁は、例えば、ガス、ガンマ線、又は蒸気滅菌により、使用前に事前滅菌される。この段階においては、これは閉鎖位置にある。滅菌されると、弁は、パイプ又は容器のいずれかの望ましい開口部に連結することができる。弁を開口部に連結する際、弁の外部のシールされた入口側を含む弁の外部表面が大気に曝され、このように弁の無菌状態が犠牲になる。弁が連結されると、これが取り付けられている容器又はパイプが滅菌されて、弁の外側連結表面を再滅菌することが可能になる。弁の連結表面が再滅菌されると、弁は必要なときに開くことができるようになる。
図面に示されない別の実施形態においては、本発明による弁は、摺動アクチュエータにより作動することができる。こうした摺動アクチュエータは、一対の平行側部を有し、各々の壁は、壁の内側表面から内向きに突出し、壁に沿って延びる、レッジ形態のカムを有する。アクチュエータは、ハウジングの外部に設けられた一対のガイドレール間に取り付けられて、ハウジングが対向する壁の間に受けられ、アクチュエータは、ハウジングの縦方向軸に対して横方向垂直に移動できるようになる。アクチュエータのカムは、回転アクチュエータ7について説明されたのと同様なカムフォロワーに係合されて、ハウジングに関連するアクチュエータの摺動運動がハウジング内のピストンの線形縦方向運動をもたらすようになる。
さらに別の実施形態においては(図38を参照されたい)、弁の開放端部2をブロックするシールを取り囲むフランジ54の一部を、シール5b及びフランジ24を含む取付具58として与えることができる。取付具58は、弁1の第1の端部2においてハウジング5に固定され、ねじ85により所定の位置に固定される。ハウジング5及び取付具58は、ハウジングと取付具58との間の接触が流体密封になるように構成される。各々の使用後、取付具58が取り外されて、弁が清掃される。破られていないシール5bをもつ新規な取付具が、次いで、弁1の開放端部2をブロックする位置に配置される。
別の修正形態(図示せず)においては、取付具が、弁と容器が互いに固定されたときに結合される、弁と容器との間のシール座金として作用する二次的な機能を与えるように形成され、成形される。シール5bのようなシールが座金と一体的に形成され、座金が容器と弁との間に配置されたとき、シールは弁の開放端部をブロックする。座金のシールは、弁のピストンと結合されて、弁におけるピストンの移動において、シールが座金から分離され、弁を開くようになる。取り付け可能シールが用いられる弁の構成においては、弁のハウジングを、多数の滅菌に耐えることができるステンレス鋼又はセラミックのような硬質材料から作ることができる。
図39から図40までは、本発明による弁のさらに別の実施形態を示し、弁は全体が参照番号100により示される。弁1の要素と同じ弁100の要素は、弁100においても同じ番号で示される。シール500は、第1の端部2において弁100の開口部をブロックする。シール500は、シール5bと同様であるが、シール500の内側面と内側面上の直立部分520との間に延びる補強リブ540を有する。図39から図43までにおいては、直立部分520とピストン9との間の結合は、概略的に示されるに過ぎない。実際、シール500及びピストン9は、プラグ80をもつ又はもたない弁1のものと同様なリブ/溝構成により、互いに結合される。弁100は、アクチュエータ7、ハウジング5、及びピストン9の間のカム構成が、シール500を、弁100の内部に引き込むのではなく、弁の第1の端部2が連結される別個の容器の通路に外向きに、すなわち、図39の矢印Oの方向において、変位させるように配置される。後に続く弁100の再閉鎖は、上述のように鋭いリム15と湾曲表面領域193を係合させるために、シール500の変位中、ピストン9を同じ方向においてハウジング5のさらに外に押すことにより実行される。
連続カム85は、アクチュエータ7の内側表面を取り囲む。カム85は、2つのカムの半体85aから組み立てられる(図44)。各々のカムの半体85aは、アクチュエータ7のそれぞれの構成部品の半体の内側表面にわたり対角線状に延び(図40は舌部77を有する構成部品の半体71を示す)、第1のステップ部分86と第2のステップ部分87とを有する。
使用中、与えられた、開く準備が整った状態から弁100を開くために(図39及び図41)、舌部77は上述のように解放され、アクチュエータ7は、ハンドル73により、図40における矢印Qの方向において所定の角度まで回転される。回転中、第1のステップ部分86は、ガイドスロット5aにおけるカムフォロワー10を弁100の第1の端部2の方向に押して、ピストン9をハウジング5の縦方向軸に沿って線形に変位させる。ピストン9は、接合領域5dを破砕し(図41)、シール5bを別個の容器の通路400に型打ちする(図39及び図42)。弁を再閉鎖するために、アクチュエータ7は、さらに、ハウジング5の周りで第2の所定の角度に回転され、第2のステップ部分87は、カムフォロワー10をさらに外向きに押し、ピストン9を変位させて、上述のように、鋭いリム15が湾曲表面領域193に係合して、弁100を再閉鎖し、再シールするようにする(図43を参照されたい)。
ハウジング5の壁表面部分14及びスカート19の表面部分195は、ほぼ平行であり、鋭いリム15が湾曲表面領域193に係合したとき、スカート19はハウジング5の第1の端部2の開口部を塞ぎ、表面部分195は壁表面部分14に当接する(図43)。
接合領域5dの破砕中、ピストンの変位力は、シールの肩部530上に集中される。したがって、リブ/溝構成は、シール5bが弁本体に引き込まれる上述の弁における同じリブ/溝構成より少ない負荷を受ける。補強リブ540は、破砕中、シール500を損傷するリスクを減らすことを助ける。
図45は、全体が参照番号800により示される本発明による弁のさらに別の実施形態を示す。弁1の要素と同じ弁800の要素は同じ番号で示される。弁800は、「両端」弁であり、各々の端部には、弁1に関連する上述のシールが設けられている。フランジ54が弁800の第1の端部2及び第2の端部3の各々に形成される。弁800は、一対の第1のシール5bを有して、弁の使用準備が整った状態で、弁の第1及び第2の端部2、3においてフランジ54の開口部を閉じる。各々のシール5bが、上述のリブ/溝構成により、共通のハウジング5内に軸方向に離間された一対のピストン9の一方に連結される。両方のピストン9は、湾曲表面区域を有し、フランジは、弁1に関して上述されたもののような鋭いリムを有する。共通のアクチュエータ750は、ガイドレール6と60との間のハウジング5の周りに取り付けられる。アクチュエータ570は、弁1のアクチュエータ7と同様であるが、その内側表面上に一対のカム8が形成されており、このカム8は、互いに軸方向に離間されている。各々のカム8は、ピストン9の1つの一対のカムフォロワー10に係合される。カムフォロワー10は、ハウジング5のそれぞれのガイドスロット5aにおいて可動である。第1の作動における共通のアクチュエータ750の回転は、カムフォロワー10をカム8上で移動させ、ピストン9をフランジ54の開口部から内向きに移動させて、シール5bを破砕させ、これらをハウジング5に引き込んで、流体の通過のために、弁の両方の端部2及び3を開くようにする。第2の後続の作動におけるハウジング5の周りのアクチュエータ750のさらなる回転は、ピストン9を端部2及び3に向かって逆方向に移動させて、弁1に関して上述された方法により、鋭いリムを湾曲表面区域に係合させ、このように弁800を再シールするようにする。ピストン9の1つは、その内向きに面する端部において、管状延長部材90を有する。延長部材90は、他のピストン9に摺動可能に係合され、使用中、端部2と端部3との間に流れる流体を向ける。シール45が延長部材90上に形成され、弁1に関して上述されたのと同じ方法により、延長部材と他のピストン9の内側表面との間をシールする。所望の場合には、弁800は、要求に応じて、何回でも再開放及び再閉鎖することができる。
弁800のような弁は、弁700のシール500のような外向きに型打ちされたシールを有するように修正することができることが理解される。「両端」弁を、或いは、弁1のような2つの弁を取り、次いで、好適な結合手段又はクランプによって、それぞれの端部において、これらを互いに組み立てることにより与えることができることがさらに理解される。こうした弁は、組立体の個々の弁の各々に対してアクチュエータを有して、組み立てられた両端弁の各々の端部が、他方とは独立して作動できるようになる。
シール5b及び500は、ポリプロピレンのような適切なプラスチック材料から形成され、Teflon(商標)といった中身がくっつかない材料により被覆されることができる。シール5bの材料は、プラスチック材料に限定されるものではなく、当業者に知られるいずれかの好適な材料を用いることができる。選択される材料は、適切な行政当局から製薬会社又はバイオテクノロジー会社における使用の承認を受けていることが理想的である。プラスチック、ゴム、金属、フォイル、及び他のシール、可撓性があってもよいし及び/又は延伸可能であってもよい、これらすべてが本発明の範囲内で有益であると想定される。
上述のカム機構は、アクチュエータの内側表面に形成されたカムと、弁ピストンに係合されたカムフォロワーとを含む構成に限定されるものではないことが理解される。実際、カム機構の多数の修正形態は、ピストンがその縦方向軸と、ハウジングの縦方向軸に沿った線形の非回転運動を与える限り可能である。1つの可能な修正形態は、アクチュエータ壁に形成された湾曲カムスロット、及び、ピストンに一体的に形成されるか又はその外側表面に取り付けられたカムフォロワーの備えを含むことができ、カムフォロワーは、スロット内に受けられて、ハウジングにけるピストンの線形遷移を可能にする。カムの対に限定されない他の可能な方法は、アクチュエータ、ハウジング、及びピストンを結合して、ハウジングの内側でピストンの線形縦方向運動を可能にするために存在する。上述のように、弁の2つのシールの種類、すなわち、破ることができるシール5b及び「接触」シールは、同じカム機構により作動されると説明されるが、異なるシールの作動は切り離すことができることが理解される。
弁又はその部品のいずれかは、耐熱性材料及び金属又はセラミックを含むいずれかの好適な材料から製造することができる。使い捨て弁には、プラスチックが特に好ましい。
もちろん、本発明は、ここで説明された、一例に過ぎない特定の詳細に限定されるものではなく、特許請求の範囲に定義される本発明の範囲から離れることなく、種々の変更及び修正を行うことができることが理解される。
本発明による弁の斜視図である。 図1の弁の断面正面図である。 図1の弁の平面図である。 本発明によるハウジングの断面正面図である。 図4のハウジングの正面図である。 線A−Aに沿った図4のハウジングの断面平面図である。 線B−Bに沿った図4のハウジングの断面平面図である。 図4の区域Xの拡大図である。 図8の区域Zの拡大図である。 図4区域Yの拡大図である。 本発明による弁のピストンの断面正面図である。 ピストンの側部シールを示す図10の区域Vの拡大図である。 図10aの側部シールの修正形態である。 線D−Dに沿った図10のピストンの断面平面図である。 図10の区域Uの拡大図である。 図12の区域Wの拡大図である。 図2の区域Hの拡大図である。 シールとピストンとの間の結合構成の修正形態を示す。 本発明による弁の再シール表面を示す図35の区域Kの拡大図である。 図1の弁の第2の端部における結合部の第1の修正形態の斜視図である。 管類の端部と結合された図15の結合部の断面正面図である。 図1の弁の第2の端部における結合部の第2の修正形態の斜視図である。 図16の結合部の断面正面図である。 第2の端部における結合部の第3の修正形態を有する弁の斜視図である。 結合部を示す図17の弁の一部の断面正面図である。 図1の弁の回転アクチュエータの一方の構成部品の半体の平面図である。 図1の弁の回転アクチュエータの一方の構成部品の半体の正面図である。 図19の区域Gの拡大図である。 図1の弁の回転アクチュエータの他方の構成部品の半体の平面図である。 図20の矢印Fの方向に見られる図20の構成部品の半体の正面図である。 回転アクチュエータの修正形態の一方の構成部品の半体の平面図である。 回転アクチュエータの修正形態の一方の構成部品の半体の正面図である。 修正された回転アクチュエータの他方の構成部品の半体の平面図である。 図20の矢印Fの方向に見られる図24の構成部品の半体の正面図である。 弁のハウジングの内部に係合されるピストンの側部シールを示す図2の区域Jの拡大図である。 ハウジングの内部に係合される側部シールの修正形態である。 本発明による弁のカムフォロワーの側部正面図である。 本発明による弁のカムフォロワーの後部正面図である。 本発明による弁のカムフォロワーの前部正面図である。 弁の開く準備が整った状態における弁の開口部のシールブロックを示す図2の拡大された区域Rである。 シールが弁の内部に引き込まれた、図31と同じ弁の部分を示す。 開口部が図14に示すようにシールされた図31と同じ弁の部分を示す。 2つのリザーバ間に流体移送経路を与える本発明による2つの弁を含む流体移送組立体の平面図である。 フィルタを含む、図34のものと同様な流体移送組立体の概略図である。 フィルタを含む、図34のものと同様な流体移送組立体の概略図である。 試験サンプルマニホルドにつながる結合部を含む、図34のものと同様な流体移送組立体の概略図である。 試験サンプルマニホルドにつながる結合部を含む、図34のものと同様な流体移送組立体の概略図である。 非可撓性管類に結合された図17の弁の概略図である。 シールを収容する取り外し可能部分を有する本発明による弁の部分断面正面図である。 本発明による弁の第2の実施形態の断面正面図である。 弁の開く準備が整った状態における図39の弁の開放端部をブロックするシールの平面図である。 弁の開く準備が整った状態におけるシールを示す拡大された図39の区域Lである。 シールが弁の開口部をブロックする位置から外向きに型打ちされた、図40と同じ弁の部分を示す。 開口部が、図14に示すものと同様な方法により再シールされた、図40と同じ弁の部分を示す。 図39の弁の回転アクチュエータの一方の構成部品の半体の正面図である。 弁の両方の端部においてシールを有する弁の実施形態の断面正面図である。

Claims (33)

  1. 第1の開放端部及び第2の開放端部と、前記開放端部間に流体のための通路とを有する本体を含む弁であって、前記第1の端部が、前記本体を、外部デバイスの開口部の周りでシール連結するための結合手段(54)と、前記第1の端部の開放区域を閉じる前記結合手段(54)により形成される第1のシール(5a,5b,500)とを含み、これは使用中、前記外部デバイスの前記開口部と整合するように配置可能なものであり、前記弁が、前記第1のシール(5a,5b,500)を変位させて、流体が前記開放端部間の通路に沿って通ることを可能にする、前記本体内で可動のシール変位手段(9)をさらに含み、前記結合手段(54)及び前記第1のシール(5a,5b,500)が、前記外部デバイスにおける前記開口部の周りの嵌合表面とシール嵌合するための外側滅菌可能嵌合表面を形成し、
    前記第1のシール(5a,5b,500)が前記弁の第1の開放端部の開放領域を閉じている準備が整った状態と、前記第1のシール(5a,5b,500)が前記結合手段(54)から分離され、前記シール変位手段(9)により前記嵌合表面から離れるように移動された開放状態との間で、第1の作動において前記シール変位手段(9)を移動させて、前記弁が、流体の通過のために開くようにする作動手段(7,750)を含み、前記作動手段(7,750)が、連結手段により前記シール変位手段(9)に係合され、かつ前記本体に係合され、前記連結手段が、前記シール変位手段(9)が、直線状の経路からの側部偏向なしで、前記本体内の縦方向軸に沿って線形に非回転状に移動することを可能にし、
    前記シール変位手段(9)が、前記シール変位手段(9)の部材の外側表面を取り囲む第1の可塑的に変形可能な部分(193)を含み、前記結合手段(54)が、その開放区域を取り囲む第2の可塑的に変形可能な部分(15)を含み、これは前記第1のシール(5a,5b,500)がそこから分離されたときに露出されるようになり、前記シール変位手段(9)が、前記第1の作動に続く第2の作動において可動であり、前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)及び第2の可塑的に変形可能な部分(15)が係合するようにして、前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)と前記第2の可塑的に変形可能な部分(15)との間に第2のシールを形成し、前記変位手段(9)が、前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)と連続する面(192,5c)を有し、前記第2のシールと前記面(192,5c)とが前記流体通路を閉鎖するようになることを特徴とする弁。
  2. 相互に係合可能な把持手段が、前記第1のシール(5a,5b,500)上及び前記シール変位手段(9)上に与えられて、前記シール変位手段(9)が、前記第1のシールを外向きに型打ちすることにより、又は、前記第1のシール(5a,5b,500)を前記弁の前記本体に引き込むことにより、前記第1のシール(5a,5b,500)を前記嵌合表面から離れるように移動させることを可能にすることを特徴とする請求項1に記載の弁。
  3. 前記把持手段が、前記第1のシール(5a,5b,500)と前記シール変位手段(9)との間にスナップ嵌め構成を含み、第1のスナップ嵌め部材と第2のスナップ嵌め部材とが前記第1のシール(5a,5b,500)上及び前記変位手段(9)上にそれぞれ与えられたことを特徴とする請求項2に記載の弁。
  4. 前記第1のスナップ嵌め部材が、前記第1のシール(5a,5b)の内側に面する側部から直立する壁を含み、前記壁が、一連の交互に配置されたリブ及び溝を有して、その外側表面を取り囲んでおり、前記第2のスナップ嵌め部材が、使用中、前記第1のシール(5a,5b)に近接する前記シール変位手段(9)の一部に形成された凹部に与えられ、前記凹部は前記壁を受けるように構成されており、前記凹部を定める前記変位手段の前記一部の表面が一連の交互に配置されたリブ及び溝を含み、これは前記壁のリブ及び溝と適合し前記表面を取り囲んで、弁の組み立てにおいて、前記壁が前記凹部に受けられたとき、前記壁及び前記凹部の前記リブは、まず、弾性的に変形して、前記壁が前記凹部に入ることを可能にし、次いで、それぞれの前記壁の溝及び前記凹部にスナップして、前記第1のシール(5a,5b)を前記シール変位手段(9)と結合することを特徴とする請求項3に記載の弁。
  5. 前記連続する面(192,5c)が、前記弁の前記第1の端部の前記開口部及び前記第1のシール(5a,5b,500)の前記外側面に面する前記シール変位手段(9)の外側表面の一部を含み、前記シール変位手段(9)の前記一部と前記第1のシールが互いにシール結合されることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の弁。
  6. 前記シール変位手段(9)が、前記連結手段により前記作動手段(7,750)に係合されて、第3及びその後に続く交互の作動において、前記第1及び第2の可塑的に変形可能な部分が交互に分離し、再び係合して、前記弁を再開放及び再閉鎖することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の弁。
  7. 前記シール変位手段(9)が、前記連結手段(7,750)により前記作動手段に係合されて、前記第1の作動中、前記連結手段が、前記シール変位手段(9)を前記本体内で、前記弁の前記第2の端部の方向に移動させて、前記第1のシール(5a,5b,500)が前記本体の内部に引き込まれるようになり、前記第2の後に続く作動中、前記連結手段が、前記シール変位手段(9)を、前記弁の前記第1の端部に向かって逆方向に移動させて、前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)及び第2の可塑的に変形可能な部分(15)を係合し、前記第2のシールを形成するようにすることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の弁。
  8. 前記シール変位手段(9)が、前記連結手段により前記作動手段(7,750)に係合されて、前記第1の作動中、前記連結手段が、前記シール変位手段(9)を前記本体内で、前記弁の前記第1の端部の方向において移動させて、前記第1のシール(500)が前記弁の前記第1の端部の前記開口部から別個の容器の通路に外向きに押し込まれるようになり、前記第2の後に続く作動中、前記連結手段が、前記シール変位手段(9)をさらに同じ方向に移動させて、前記第1及び第2の可塑的に変形可能な部分を係合し、前記第2のシールを形成するようにすることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の弁。
  9. 前記第1のシール(5a,5b,500)が前記結合手段(54)と一体的に形成され、無端脆弱接合領域が前記結合手段(54)と前記第1のシール(5a,5b,500)との間に与えられ、前記接合領域が前記第1のシール(5a,5b,500)を囲み、前記接合領域が、少なくとも1つの破断線を含んで、前記シール変位手段(9)が前記第1の作動において、前記弁を開くように移動したとき、これが前記少なくとも1つの破断線に沿って前記接合領域を破砕して、前記第1のシール(5a,5b,500)を前記結合手段(54)から分離して、前記弁を流体の通過のために開くようにし、厚さの削減は、前記第1のシール(5a,5b,500)と前記結合手段(54)との間にノッチを形成することにより取得され、前記ノッチは一対の収束表面により定められており、その一方は前記第1のシール(5a,5b,500)に属し、その他方は前記結合手段(54)に属しており、前記表面の交差線が、前記脆弱接合領域の前記破断線を定めることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の弁。
  10. 前記結合手段(54)の前記収束表面が、前記弁の前記端部間に延びる縦方向軸に対して平行であることを特徴とする請求項9に記載の弁。
  11. 前記接合領域が、その長さ全体に沿って一様な断面を有することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の弁。
  12. 前記弁の準備が整った状態において、前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)及び第2の可塑的に変形可能な部分(15)が、前記弁の端部間に延びる前記弁の縦方向軸に沿って軸方向に分離され、前記シール変位手段(9)が、前記連結手段により前記作動手段(7,750)に係合されて、前記第2の作動において前記シール変位手段(9)により移動された距離が、前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)及び第2の可塑的に変形可能な部分(15)を係合させて、前記第2のシールを形成するのに十分であることを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の弁。
  13. 前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)及び第2の可塑的に変形可能な部分(15)の一方が、無端の取り囲む鋭いリムを有し、他方の前記可塑的に変形可能な部分が、無端の取り囲む湾曲表面区域を有して、前記シール変位手段(9)が弁を閉鎖するように移動されたとき、前記鋭いリムが前記湾曲表面区域に係合し、前記湾曲表面区域の一部を変位させて、前記鋭いリム及び前記湾曲表面区域の材料を変形させて、前記弁の開口部において前記第2のシールを形成することを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の弁。
  14. 前記第1の可塑的に変形可能な部分(193)が前記変位手段(9)と一体的に形成されており、使用中、前記弁の前記第1の開放端部に対して近位に配置され、前記湾曲表面区域を含んでおり、
    前記第2の可塑的に変形可能な部分(15)が前記結合手段(15)と一体的に形成されて、前記鋭いリムを含むことを特徴とする請求項13に記載の弁。
  15. 前記シール変位手段(9)が、前記弁の前記流体通路の一部を定める内孔を有するピストンを含み、前記ピストンが、開放した第1の端部と第2の端部とを有し、前記部材が、前記ピストンの前記第2の端部に与えられた前記湾曲表面区域を含み、前記ピストンが、さらに、前記ピストンの前記第2の端部に隣接する前記ピストンの壁に与えられた1つ又はそれ以上の穴を含んで、流体が、前記各々の穴により、前記ピストンの前記内部と前記弁の前記第1の端部との間を通ることができるようになったことを特徴とする請求項14に記載の弁。
  16. 前記作動手段(7,750)が、前記弁の本体の前記外部に可動に取り付けられた中空のアクチュエータを含み、前記アクチュエータが前記結合手段(15)を介して前記ピストンに連結されて、前記結合手段(15)が前記カム対を包含して、前記弁の本体に関連する前記アクチュエータの移動を、前記弁の本体内の前記ピストンの移動に変換し、前記カムの対がガイド手段と協働して、前記弁の本体の前記流体経路における直線経路に沿って、前記ピストンの前記線形の非回転運動を可能にして、前記運動中に前記ピストンの側部偏向が生じないようにすることを特徴とする請求項15に記載の弁。
  17. 前記カム対が、前記アクチュエータの内側表面のカムと少なくとも1つのカムフォロワーを包含し、前記カムが、前記少なくとも1つのカムフォロワーと係合しており、前記ガイド手段が、前記弁の本体の前記壁に形成され、前記弁の本体の前記縦方向軸に対して平行に延びる少なくとも1つの細長い通りスロットを含み、前記カムフォロワーが前記通りスロットに沿って可動であり、前記スロットが、前記弁の本体の周りの前記アクチュエータの相対移動中に前記カムフォロワーをガイドして、前記弁の本体内で前記ピストンの変位を行うようになったことを特徴とする請求項16に記載の弁。
  18. 前記カムが、前記第1のシール(5a,5b,500)を、前記弁の前記開口部をブロックする位置から離れるように移動させるための第1の領域と、前記第1及び第2の部分を係合させて、前記第2のシールを形成するように前記ピストンを変位させるための第2の領域とを有することを特徴とする請求項17に記載の弁。
  19. 前記弁の本体及び前記アクチュエータが円筒形であり、前記アクチュエータが、前記本体の前記円筒形の外部に回転可能に取り付けられており、前記カムが無端で、前記アクチュエータの前記内側表面を取り囲んでおり、戻り領域が、前記第1カム領域の開始端部と前記第2カム領域の終端部とを連結して、前記弁の繰り返される再開放及び再閉鎖のために、前記ハウジングの周りの前記アクチュエータの多数の旋回を可能にすることを特徴とする請求項18に記載の弁。
  20. 前記作動手段(7,750)が、前記シール変位手段(9)の望ましくない運動を防止するための解放可能な安全ロック手段と、ハンドルとを含み、この動作により、ユーザが、前記アクチュエータを前記本体に対して移動させて、前記安全ロック手段が、前記本体と解放可能に係合可能な舌部を含んで、前記アクチュエータの運動を防止し、前記舌部が、各々の作動の完了により、解放可能に係合可能になることを特徴とする請求項16から請求項19までのいずれか1項に記載の弁。
  21. 前記弁が、いずれかの作動の完了後に、前記アクチュエータが、前記バルブ本体の周りの逆方向に移動することを防止するための停止手段を有することを特徴とする請求項16から請求項20までのいずれか1項に記載の弁。
  22. 前記弁の前記第2の作動の完了時に、前記アクチュエータをブロックするための解放不能ロックを含むことを特徴とする請求項16から請求項21までのいずれか1項に記載の弁。
  23. 前記第1シール(56)及び第2のシールが、前記本体の前記第1及び第2の開放端部を閉鎖し、前記弁の前記第2の端部が、第1のシール(56)が形成された第2の結合手段(54)を含み、各々の第1のシール(56)が、前記本体内で互いに軸方向に離間された別個のシール変位手段(9)により可動であり、各々のシール変位手段(9)が、第1の可塑的に変形可能な部分(193)を含み、各々の結合手段(54)が、第2の可塑的に変形可能な部分(15)を含んで、前記弁の両方の端部を開く及び/又は閉じることができるようになったことを特徴とする請求項1から請求項22までのいずれか1項に記載の弁。
  24. 各々のシール変位手段(9)が、別個の作動手段(7)に連結されて、前記弁の端部の独立した開放及び閉鎖を可能にするようになったことを特徴とする請求項23に記載の弁。
  25. 各々のシール変位手段(9)が、同じ作動手段(750)に連結されることを特徴とする請求項23に記載の弁。
  26. 各々が第1及び第2の開放端部を有する一対の本体を含み、前記本体が、前記第2の端部において互いに結合されて、前記弁の前記通路が対向する前記一対の本体の前記第1の開放端部の間に延び、
    前記第1のシール(5a,5b,500)及び第2のシールが前記本体の前記第1の開放端部を閉鎖し、各々の第1のシール(5a,5b,500)が、それぞれの本体に配置された別個のシール変位手段(9)により可動であり、
    各々のシール変位手段(9)が、第1の可塑的に変形可能な部分(193)を含み、第2の可塑的に変形可能な部分(15)が、前記第1の端部の各々において、前記結合手段(54)の前記開口部を取り囲んで、前記弁の前記第1の端部を開く及び/又は閉じることができるようになったことを特徴とする請求項1から請求項22までのいずれか1項に記載の弁。
  27. 前記本体と前記シール変位手段(9)との間をシールするために与えられた第3のシールを含み、前記第3のシールが、前記本体上又は前記シール変位手段(9)上に形成された少なくとも1つの変形可能なプラスチックのリブを含んで、他方の前記本体又は前記シール変位手段(9)に接触して、これらが静止しているか又は互いに対して移動しているときに、これらの間をシールすることを特徴とする請求項1から請求項26までのいずれか1項に記載の弁。
  28. 前記リブが、前記本体又は前記シール変位手段(9)と一体的に形成されることを特徴とする請求項27に記載の弁。
  29. 前記リブが、前記表面に沿ってドラッグ又はワイプするのに十分なだけ変形可能で可撓性があり、前記本体又は前記シール変位手段(9)が互いに対して摺動するときに接触するようになることを特徴とする請求項27又は請求項28に記載の弁。
  30. 前記本体と前記シール変位手段(9)との間の相対運動経路に沿って、互いに軸方向に離間された複数のリブが与えられたことを特徴とする請求項27から請求項29までに記載の弁。
  31. 前記連結手段と前記第1の端部との中間に形成された少なくとも1つのリブと、前記連結手段と前記第2の端部との間に形成された少なくとも1つのリブとを含むことを特徴とする請求項30に記載の弁。
  32. 第1の容器から第2の容器に流体を無菌移送するための方法であって、
    a)請求項1から請求項31までのいずれか1項に記載の第1の弁及び第2の弁を、それぞれの導管の開放端部に結合するステップと、
    b)前記弁が取り付けられた前記導管をバッグ内に置き、前記バッグ及びその内容物を滅菌するステップと、
    c)前記バッグを開き、前記弁/導管組立体を取り除いて、前記弁の外側シール表面を環境汚染に曝すステップと、
    d)前記第1の弁を第1の容器に結合し、前記第1の容器の内部を滅菌して、さらに前記第1の弁の前記曝された面を再滅菌するステップと、
    e)前記第1の容器を前記取り付けられた弁/導管組立体と共に第2の容器の場所に移送するステップと、
    f)前記第2の弁を前記第2の容器に結合し、前記第2の容器の内部を滅菌して、さらに前記第2の弁の前記曝された面を再滅菌するステップと、
    g)前記弁を開いて、各々の弁の前記第1のシール(5a,5b,500)を破り、流体が前記第1の容器と前記第2の容器との間に流れることを可能にするステップと、
    h)前記作動手段(7,750)を使用して前記第2のシールを閉鎖することにより、各々の弁を再閉鎖するステップと、
    i)前記第1及び第2の容器の前記内部を前記弁に面する前記弁の閉鎖面と併せて消毒するステップと、
    j)前記弁を前記容器から外して、前記弁/導管組立体を廃棄するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  33. ステップg)とステップh)との間にいずれかの弁の閉鎖ステップ及び開放ステップの任意の望ましい数を行うことを含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
JP2007523533A 2004-07-30 2005-02-01 Expired - Fee Related JP4773440B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59269804P 2004-07-30 2004-07-30
USPCT/US2004/024732 2004-07-30
US60/592,698 2004-07-30
PCT/US2004/024732 WO2005012775A1 (en) 2003-08-01 2004-07-30 A valve
PCT/US2005/002909 WO2006022816A2 (en) 2004-07-30 2005-02-01 A valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008510103A JP2008510103A (ja) 2008-04-03
JP4773440B2 true JP4773440B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=35241208

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007523533A Expired - Fee Related JP4773440B2 (ja) 2004-07-30 2005-02-01
JP2007523883A Pending JP2008508488A (ja) 2004-07-30 2005-07-29 シール

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007523883A Pending JP2008508488A (ja) 2004-07-30 2005-07-29 シール

Country Status (6)

Country Link
US (3) US7766029B2 (ja)
EP (1) EP1781970A1 (ja)
JP (2) JP4773440B2 (ja)
AT (1) ATE481584T1 (ja)
DE (1) DE602005023625D1 (ja)
WO (1) WO2006015324A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7509742B2 (en) * 2002-11-19 2009-03-31 Earl & Kimberly Votolato, Trustees Of The Votolato Living Trust Safety cutting apparatus
US8408558B2 (en) 2007-07-03 2013-04-02 Jetseal, Inc. Annular seal having a rib
CN102989055B (zh) * 2007-11-19 2015-03-04 马林克罗特有限公司 具有多剂量流体源的流体输送系统
CA2871598C (en) 2012-04-27 2023-02-21 Fisher & Paykel Healthcare Limited Usability features for respiratory humidification system
CA3176652A1 (en) * 2013-09-13 2015-03-19 Fisher And Paykel Healthcare Limited Circuit connector for a humidification system
WO2015119515A1 (en) 2014-02-07 2015-08-13 Fisher & Paykel Healthcare Limited Respiratory humidification system
CN112370630A (zh) 2014-06-03 2021-02-19 费雪派克医疗保健有限公司 用于呼吸治疗系统的流动混合器
US10612670B2 (en) * 2015-10-23 2020-04-07 Culligan International Company Control valve for fluid treatment apparatus
AU2017371480B2 (en) 2016-12-07 2022-11-03 Fisher And Paykel Healthcare Limited Sensing arrangements for medical devices
US10724516B2 (en) 2017-06-13 2020-07-28 Forum Us, Inc. Reciprocating piston
EP4392106A1 (en) * 2021-08-27 2024-07-03 W. L. Gore & Associates, Inc. Reshaping of injector device stopper features
CN114658871A (zh) * 2022-02-18 2022-06-24 何婧 一种多级密封制冷阀门

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US328529A (en) * 1885-10-20 Markus singer
US293515A (en) * 1884-02-12 Stop-cock
US1111390A (en) * 1912-05-27 1914-09-22 John Kelly Valve.
US1064376A (en) * 1912-06-17 1913-06-10 Nicholas W Race Valve.
US2642256A (en) * 1949-04-19 1953-06-16 Theodore A Stehlin Valve
US2992052A (en) * 1959-12-09 1961-07-11 John Charles R De Self sealing piston
FR1288146A (fr) * 1961-02-08 1962-03-24 Nouveau joint à double effet utilisable en particulier pour les seringues en matières plastiques
US3397712A (en) * 1962-12-19 1968-08-20 Thiokol Chemical Corp Valve having a rupturable seal assembly
US3623495A (en) * 1967-11-02 1971-11-30 Karl Friedrich Erb Pressure-relief valve and diaphragm for such valve
US3563557A (en) * 1968-11-04 1971-02-16 Scovill Manufacturing Co Dual piston seal
US3750959A (en) * 1972-06-19 1973-08-07 Gen Films Inc Valve and nozzle assembly
US4544132A (en) * 1983-02-28 1985-10-01 Sloan Valve Company Combination gladhand and shutoff valve
US4601235A (en) * 1984-06-18 1986-07-22 Trw Inc. Reciprocating pump piston
FR2634256B1 (fr) * 1988-07-13 1992-12-31 Automax Verin perfectionne
FR2705951B1 (fr) * 1993-06-04 1995-08-11 Oreal Ensemble de distribution comprenant un récipient cylindrique comportant un piston.
DE9416432U1 (de) * 1994-10-12 1994-12-01 Gebr. Müller Apparatebau GmbH & Co KG, 74653 Ingelfingen Dichtung
DE19710878C1 (de) * 1997-03-15 1998-07-02 Henkel Kgaa Kartuschensystem
US5897119A (en) * 1997-04-18 1999-04-27 Garlock, Inc. Floating wiper seal assembly
US5947001A (en) * 1997-04-24 1999-09-07 Turn-Act, Inc. Molded piston
US6224577B1 (en) * 1998-03-02 2001-05-01 Medrad, Inc. Syringes and plungers for use therein
AUPP243598A0 (en) * 1998-03-18 1998-04-09 Rapak Asia Pacific Limited Improvements relating to tote bins
AUPP274198A0 (en) * 1998-04-01 1998-04-30 Technosearch Pty. Limited Nozzle-valve arrangement for liner bags for containers
US6511459B1 (en) * 2000-09-29 2003-01-28 Mallinckrodt Inc. Syringe plunger having an improved sealing ability
US6427517B1 (en) * 2000-12-04 2002-08-06 Mcmillan Company Low friction piston for gas flow calibration systems
DE10152764A1 (de) * 2001-10-29 2003-05-08 Linde Ag Ventil für kryogene Medien
US7350535B2 (en) * 2002-04-26 2008-04-01 Gl Tool And Manufacturing Co. Inc. Valve
ES2524802T3 (es) * 2002-04-26 2014-12-12 Emd Millipore Corporation Dispositivo de transferencia de fluido estéril, desechable
AT6052U1 (de) 2002-07-04 2003-03-25 Tesma Motoren Getriebetechnik Sicherheitsablass
JP2004121344A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Terumo Corp シリンジ用ガスケット、ガスケット付プランジャー、シリンジ及びプレフィルドシリンジ
CA2409316C (en) * 2002-10-22 2009-03-24 Dean Foote Seal assembly for reciprocating shaft
EP1660799B1 (en) 2003-08-01 2008-12-17 GL Tool and Manufacturing Co. Inc. A valve

Also Published As

Publication number Publication date
EP1781970A1 (en) 2007-05-09
JP2008510103A (ja) 2008-04-03
US7766029B2 (en) 2010-08-03
WO2006015324A1 (en) 2006-02-09
JP2008508488A (ja) 2008-03-21
DE602005023625D1 (de) 2010-10-28
US20090194168A1 (en) 2009-08-06
US20100295250A1 (en) 2010-11-25
US20090243226A1 (en) 2009-10-01
ATE481584T1 (de) 2010-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4773440B2 (ja)
JP4515773B2 (ja) バルブ
US7350535B2 (en) Valve
US7163022B2 (en) Connector apparatus and method of coupling bioprocessing equipment to a media source
US7753340B2 (en) Valve
AU2007313359A1 (en) Valve assembly and system
EP1781972B1 (en) A valve
JP4941917B2 (ja) 連結器具および器具を備える雄雌連結システム
US20070193375A1 (en) System and method for sampling liquids
US20050090797A1 (en) Sterile connector
JP2017505687A (ja) 使い捨て医療用品を無菌接続する装置
US20230121701A1 (en) Fluid couplings
CN100482985C (zh) 将生物处理装置与媒质源连接的连接器设备和方法
WO2022193000A1 (en) Aseptic connector with disposable air lock

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100628

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100928

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101005

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101028

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110613

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees