JP4771734B2 - 分解処理槽の給気装置 - Google Patents

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本発明は、発酵分解装置等の分解処理槽に設けられる給気装置の技術分野に属するものである。
今日、余剰汚泥や生ゴミ等の被処理物の処理が社会的に大きな問題になっており、そこでこれら被処理物を分解処理槽に投入し、発酵分解する等の処理をして無公害化することが試みられている。一般に、発酵分解には、好気性菌を担持したコロニーが用いられるが、該コロニーの発酵分解効率を高めるために処理槽に空気(酸素)を供給する必要があり、このような場合の給気装置として、処理槽の底部に給気口が形成された給気管を埋設して空気を処理槽に供給するようにしたものがある(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2001−300586号公報 特開平6−246284号公報
しかしながらこれらのものでは、攪拌器による処理槽底部の押し付けやコロニーの自重でコロニーが細部に入り込んで分解槽に至るまでの空気流路が目詰まりし易くなって円滑な空気の供給が損なわれ、発酵分解効率が低下するといった問題があり、ここに本発明が解決せんとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、生ごみや余剰汚泥等の有機物である被処理物とコロニーを形成するコロニー素材とが投入され、これら投入されたものを被攪拌物とし前記被処理物を分解処理するための分解処理槽に、前記被攪拌物を掻き揚げながら攪拌する攪拌手段を平面視で中央部位に設けて、前記分解処理槽内に、中央部で掻き揚げられ、周辺部で沈降して行く状態の被攪拌物の還流が生じるように構成した分解処理槽において、前記分解処理槽の内側の下部側壁には、被攪拌物の沈降方向に沿う下向きでかつ分解処理槽の内側に膨出している給気口が形成された空気供給部を設けたことを特徴とする分解処理槽における給気装置である。
請求項2の発明は、請求項1において、分解処理槽の下部側壁は、下側ほど小径になるように傾斜した傾斜面を有し、該傾斜面の内側に空気供給部が設けられていることを特徴とする分解処理槽の給気装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2において、空気供給部は、分解処理槽の内側壁に設けられ、外部から空気が供給される給気部本体と、該給気部本体に穿設される通気孔と、該通気孔を覆う状態で通気孔よりも下位置にまで至って下端開口が給気口に形成された覆い体とを備えていることを特徴とする分解処理槽の給気装置である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一つにおいて、分解処理槽の底面には、被攪拌物を強制排出するための排出手段が設けられていることを特徴とする分解処理槽の給気装置。
請求項1の発明とすることにより、空気供給部の給気口の目詰まりを防止して円滑な空気の供給を行うことができ、発酵分解効率を高めることができる。
請求項2の発明とすることにより、被攪拌物に対して全体的に効率よく空気を供給することができる。
請求項3の発明とすることにより、被攪拌物が、覆い体内に侵入し、さらに給気部本体内に侵入してしまうことが防止される。
請求項4の発明とすることにより、分解処理槽5からのコロニーの効率の良い排出ができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は発酵分解脱臭装置であって、該発酵分解脱臭装置1は被処理物を分解処理する分解処理機2と該分解処理機2から排出された臭気の脱臭処理をする脱臭機3とを設けて構成されている。ここで、被処理物は、生ごみや余剰汚泥等の有機物であるが、本実施の形態では余剰汚泥である。そして余剰汚泥の場合、このままでは発酵分解しづらく、そこで予め凝集剤で凝集し、脱水したものを分解処理機2に投入することが要求される。
前記分解処理機2は、略四角形状の天板4が設けられる分解処理槽5を備えているが、前記天板4の各コーナー部からは下方に向かって支柱6が垂下されている。そして該支柱6は、分解処理槽5の底板7を途中で支持するようにして設けられることにより、分解処理機2は底板7が設置面Gから浮き上がる状態で組みつけられる。
前記分解処理槽5は円筒形状をしており、その中心位置には、前記天板4と底板7とに回転自在に支持される状態で支軸8が軸支されているが、支軸8の天板4から突出する上端部8aには従動スプロケット9が一体的に取付けられている。一方、分解処理槽5の周面板(側面板)10に固着した支柱6aの外側面にはブラケット11が止着され、該ブラケット11に駆動モータ12の収納室11aが取付けられている。そして駆動モータ12の駆動軸12aに取付けられた駆動スプロケット13と前記従動スプロケット9とのあいだには伝動チエン14が懸回され、駆動モータ12の駆動により支軸8が回転することで、該支軸8に設けた螺旋羽根(オーガ)15が、分解処理槽5に投入された被攪拌物の掻き揚げ作動をするようになっており、このようにすることで、分解処理槽5内には、中央部で掻き揚げられ、周辺部で沈降して行く状態の被攪拌物の還流が生じるように構成されている。尚、14aは両スプロケット9、13、伝動チエン14を覆蓋するカバーである。また、螺旋羽根15の最下端部15aは、外径方向にやや突出した長いものになっている。
さらに天板4には、被処理物を投入するための被処理物投入口4aとコロニーを形成するためのコロニー形成用のコロニー素材(例えば杉チップのようなチップ材)を投入するためのコロニー素材投入口4bとが開設されているが、被処理物投入口4aは、開閉モータ16によって開閉自在な蓋体17が設けられていて、通常時は閉鎖しているが、図示しない被処理物供給装置からの被処理物の供給にタイミングを合わせて開放されるようになっている。またコロニー素材投入口4bには手動開閉式の蓋18が設けられている。
19は螺旋羽根15の上端と天板4との間に設けられる振分板であって、該振分板19は、周面板10に一端(外端)を支持した支持棒20に支持されているが、コロニー投入口4bに対応する位置は大きく開口19aしていて、コロニーの投入を邪魔しないようになっている。さらに振分板19の内周縁19bは支軸8よりも大径になっていて支軸8とのあいだに隙間を有し、外周縁19cは分解処理槽5の周面板10よりも小径になっていて周面板10とのあいだに隙間を有している。また、振分板19は、被処理物投入口4aに対応する位置は封止状になっていて、該被処理物投入口4aから投入された被処理物がここに堆積するが、振分板19には、該堆積部位から前記支軸8の回転方向(図5では反時計回り方向)に向けて複数の落下口19dが点在状態で設けられるが、該落下口19dは、径方向位置をずらした状態で設けられている。
前記支軸8には、振分板19の上側に位置する取付けブロック21が着脱自在に取付けられ、該取付けブロック21に搬送板22の基端部が止着されているが、該搬送板22は、上側が支軸8の回転方向側に向けて傾斜するようにして設けられており、支軸8の回転方向逆側を前記搬送板22に備えられた支持片23に支持されている。そして搬送板22の下端縁は振分板19から隙間を存するようになっているが、搬送板22には、可撓性を有した掃拭板24が設けられているが、該掃拭板24は、振分板19に撓む状態で当接する長さ設定になっている。そして支軸8が回転することに伴う搬送板22、掃拭板24の回転により、前記堆積した被処理物を支軸8の回転方向に搬送し、落下口19d、振分板19と支軸8とのあいだの隙間や周面板10とのあいだの隙間から振分ける状態で被処理物をコロニー上に落下させ、これらを螺旋羽根15で攪拌するようになっている。尚、本実施の形態のコロニーは、発酵分解特性を有した微生物であって、前述したようにコロニー形成素材に好気性菌が群生となって担持したものである。
前記分解処理槽5の周面板10は、円筒状部10aと、該円筒状部10aの下側に位置して下側ほど小径になる截頭逆円錐筒形状をした傾斜面部10bとにより構成されているが、傾斜面部10bには複数(本実施の形態では90度おきに都合4組が設けられている。)の空気供給部25が設けられている。
前記空気供給部25は、傾斜面部10bに開設され、外部配管26が連通連結された空気流入口27と、傾斜面部10bの内側面に一体的に止着され、傾斜表面28aが傾斜面部10bから所定の間隙を存するようにして形成された箱状の給気部本体28とからなっていて、給気部本体28には外部配管26から供給された外気が流入するようになっているが、該給気部本体28の傾斜表面28aには、左右方向に長い複数の通気孔28bが上下方向に所定間隔を存して穿設されている。尚、通気孔28bは、左右方向に長い長孔に限定されず、円や楕円、長円を左右方向に並べて設けて通気孔列を構成しても良いことはいうまでもない。
前記各通気孔28bは、各通気孔28bの上側位置で上端縁が給気部本体傾斜表面28aに封止状に止着され、下側ほど傾斜表面28aから離間する状態で内側に向けて下り傾斜状になっており、下端縁が対応する各通気孔28bを越えた下側位置にまで至っていて該対応する各通気孔28bを覆う覆い体29が設けられ、該覆い体29の下端開口(給気口)29aから外気が分解処理槽5内に供給するようになっている。
さらに給気部本体28の天部、底部は何れも板材28c、28dにより閉鎖されているが、天板材28cは、水平面に対して下り傾斜状になっていて、該天板材28cに堆積した被攪拌物がここに停滞することを防止するようになっている。因みに、底板材28dはない設定としてもよく、この場合には、給気部本体28内に万一入り込んだ被攪拌物を落下排出できることになる。
また、前記外気配管26は、傾斜面部10bの外周を、円筒状部10aの径内に位置する(円筒状部10aから外径方向にはみ出さない)ようにして配設され、外気配管26の中間部に外径方向に突出するよう連通連結された給気管30aにはブロア30が設けられていて、外気を給気部本体28に強制給気できるようになっている。
31は被攪拌物を分解処理機2から強制排出するための排出装置であって、該排出装置31は、分解処理槽底板7に介設された排出口7aの下側に連通状に設けられる排出筒32と、該排出筒32の内部に備えられ螺旋軸33と、該螺旋軸33を回転駆動させる駆動モータ34とから構成され、該駆動モータ34の駆動に基づいて被攪拌物を分解処理槽5から排出できるようになっている。
また、分解処理槽天板4には、分解処理槽5内の空気(臭気)を排出する排気口が設けられているが分解処理槽5内の空気は、該排気口に連通連結される排気管35を介して前記脱臭機3に供給されるようになっている。
前記脱臭機3は、上下複数段(本実施の形態では3段)に別けて脱臭材36を投入する下段脱臭材槽37、中段脱臭材槽38、上段脱臭材槽39と、これら脱臭材槽37、38、39の一側部に仕切り板40を介して仕切られた空気(臭気)流路41と、下段脱臭材槽37の下側に位置して空気流路41に連通するようにして形成された間隙部42とを備えて構成され、脱臭機3の天板43には配管44を介して排気ファン45が設けられている。また空気流路41の上端部に形成された空気流入口41aが前記排気管35に連通連結されている。そして排気ファン45の駆動に基づく吸気作用によって発酵分解槽5内の空気が空気流路41に流入して間隙部42に至り、該間隙部42に至った空気は、下段脱臭材槽37、中段脱臭材槽38、上段脱臭材槽39を通過することで脱臭され、該脱臭された空気が配管44から外気に排出するようになっている。
46は上段脱臭材槽39の上面に散水するための散水管であって、該散水管46は、図示しないコントローラーにより、予め設定される時間毎に所定量の散水をするようになっている。そして該散水された水は、上段脱臭材槽39、中段脱臭材槽38、下段脱臭材槽37を通過して前記間隙部42に落下するが、該落下した水は、間隙部42の側面に連通して配された配管47を介して排水されるようになっている。
また前記脱臭材槽37、38、39同士のあいだは、金網等の後述する脱臭材36が通過(落下)しないメッシュに設定された着脱自在な通気材48で仕切られていて上中下段の各脱臭材槽39、38、37を仕切り形成しているが、さらに下段脱臭材槽37は、前板面が開口し、ここに引き出し状の脱臭箱49の複数(本実施の形態では3個)を前後方向に出し入れ自在に組み込んでいる。ここで脱臭箱49は、底板部49aが周縁部を残して開口し、該開口に脱臭材36が通過しないメッシュに設定された通気材48aが設けられていると共に、前記底板部49aにキャスター49bが設けられ、該キャスター49bが脱臭機3に設けたガイドレール3aを転動することで前後方向の出し入れが円滑にできるようになっている。そして脱臭箱49は、該脱臭箱49の脱臭材槽37への出し入れで脱臭材36の交換ができるようになっているが、前記開口する前板面は、塞ぎ板50によって塞ぐことができるようになっている。因みに、中、上段脱臭材槽38、39の脱臭材36の交換は、脱臭機天板43を取り外して行うようになっている。
一方、前記脱臭材36は、本実施の形態では、分解処理機2に投入したコロニー素材と同じ素材で形成される脱臭素材51に間隙材52を混入させて形成し、これによって脱臭材36が締め固まってしまうのを防止して、脱臭する空気流通を促進すると共に、脱臭材36に担持されて空気の脱臭をする微生物(例えば好気性菌)の繁殖を促すようになっている。前記間隙材52は、例えばプラスチック製の帯状シート部材の一方の側端縁を襞が連続するように葛折りして外周側に配置すると共に、この帯状シート部材の他方の側端縁を収束して中心部に配置することによって、全体として略球状に形成して成るもの(例えば特許第3613227号公報に記載される手法により形成されるもの。)を採用することができる。
そして脱臭素材51と間隙材52との充填は、脱臭素材51と間隙材52とを交互層状に充填することが好ましい。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、分解処理槽5内では、螺旋羽根15の被攪拌物の掻き揚げ作動により、被攪拌物が分解処理槽5の中央部側で掻き揚げられ、周面部側で沈降して行く還流が生じるが、前記分解処理槽5の周面板10には空気給気部25が備えられているが、該空気給気部25は、下向きに開口する下端開口29aを備え、該下端開口29aから空気が分解処理槽5に供給されることになるが、下端開口29aは、被攪拌物の還流(沈降)に沿った下向きとなって空気を供給するため、下端開口29aに被攪拌物がここから侵入して目詰まりしてしまうことを防止して円滑な空気の供給を行って発酵分解効率を高めることができる。
また、空気供給部25は、周面板10の円筒状部10の下側に位置して下側ほど小径になる截頭逆円錐筒形状をした傾斜部10bに上下方向に長い状態で設けられている結果、周辺板10付近を沈降してきて傾斜部10bによって分解処理槽5の中央部付近に誘導される流れが乱れた過程の被攪拌物に空気が供給されることになって、被攪拌物に対して全体的に効率よく空気を供給することができる。
また、前記空気供給部25を構成する給気部本体28の傾斜表面28aに穿設された通気孔28bは、該通気孔28bの上側位置で上端縁が傾斜表面28aに封止状に止着され、下側ほど傾斜表面28aから離間する状態で内側に向けて下り傾斜状になり、そして下端縁が通気孔28bを越えた下側位置にまで至る覆い体29によって被攪拌物の還流方向に沿う状態で覆われているため、被攪拌物が、覆い体29内に侵入し、さらに通気孔28bから給気部本体28内に侵入してしまうことが防止される。
またこのものでは、分解処理槽5の底板7に排出筒32が設けられ、ここから被攪拌物であったコロニーの排出ができることとなって、分解処理槽5からのコロニーの効率の良い排出ができる。
尚、本発明は前記実施の形態のものに限定されるものでないことは勿論であって、被処理物が生ごみである場合、該生ごみは余剰汚泥に比して燃焼エネルギーが有るため発酵分解しやすく、そのため余剰汚泥のように凝集し、脱水したものを被処理物とする必要はなく、生ゴミそのままを、分解処理槽に直接投入するようにすることができ、この場合には、前記実施の形態に設けたように振分板19や搬送板22等の振分投入システムの無いもので実施することができる。
発酵分解脱臭装置の正面図である。 分解処理機の正面図である。 分解処理機の縦断面図である。 分解処理機の平面図である。 図2のX−X断面図である。 図2のY−Y断面図である。 分解処理機の部分縦端面図である。 (A)、(B)はそれぞれ空気供給部の正面図、縦断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ空気供給部の底面図、側面図である。 脱臭機の正面図である。 脱臭機の縦断面図である。 (A)、(B)、(C)はそれぞれ脱臭材を収納した脱臭箱、脱臭材が未収納の脱臭箱、間隙材である。
符号の説明
1 分解発酵脱臭装置
2 分解処理機
3 脱臭機
4 天板
4a 被処理物投入口
4b コロニー素材投入口
5 分解処理槽
7 底板
7a 排出口
8 支軸
10 周面板
10a 円筒状部
10b 傾斜面部
15 螺旋羽根
25 空気供給部
26 外部配管
27 空気流入口
28 給気部本体
28a 傾斜表面
28b 通気孔
28c 天板材
29 覆い体
29a 下端開口
30 ブロア
30a 給気管
31 排出装置

Claims (4)

  1. 生ごみや余剰汚泥等の有機物である被処理物とコロニーを形成するコロニー素材とが投入され、これら投入されたものを被攪拌物とし前記被処理物を分解処理するための分解処理槽に、前記被攪拌物を掻き揚げながら攪拌する攪拌手段を平面視で中央部位に設けて、前記分解処理槽内に、中央部で掻き揚げられ、周辺部で沈降して行く状態の被攪拌物の還流が生じるように構成した分解処理槽において、前記分解処理槽の内側の下部側壁には、被攪拌物の沈降方向に沿う下向きでかつ分解処理槽の内側に膨出している給気口が形成された空気供給部を設けたことを特徴とする分解処理槽における給気装置。
  2. 請求項1において、分解処理槽の下部側壁は、下側ほど小径になるように傾斜した傾斜面を有し、該傾斜面の内側に空気供給部が設けられていることを特徴とする分解処理槽の給気装置。
  3. 請求項1または2において、空気供給部は、分解処理槽の内側壁に設けられ、外部から空気が供給される給気部本体と、該給気部本体に穿設される通気孔と、該通気孔を覆う状態で通気孔よりも下位置にまで至って下端開口が給気口に形成された覆い体とを備えていることを特徴とする分解処理槽の給気装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一つにおいて、分解処理槽の底面には、被攪拌物を強制排出するための排出手段が設けられていることを特徴とする分解処理槽の給気装置。
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