JP4771156B2 - コントロール装置 - Google Patents
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図3は従来より一般に使用されている従来例の要部斜視構成説明図である。
図において、モジュール1は、基板2の一端縁に設けられたコネクタ3とバックボード4に設けられたバックボードの基板5上のコネクタ6を介して信号のやり取りをしている。
このために高速な情報処理ができず、モジュールやモジュールによって制御される装置の、情報処理量に制約が生ずる。
コネクタ7a,7bをコネクタ接続させると、そのコネクタ接続させたコネクタ7a,7b部分が拘束される。そして、他のコネクタ3aと6a、3bと6bとをコネクタ接続させると、コネクタ部分による拘束が3箇所になる。
平面状のバックボードの面に直交しそれぞれが互いに平行して設けられた複数のモジュールと、このモジュールの一端縁に設けられ前記バックボードにそれぞれコネクタ接続されるコネクタとを有するコントロール装置において、前記隣り合うモジュールの対向する面に対向して設けられこの隣り合うモジュール同士のずれを吸収してコネクタ接続されるフローティングコネクタ手段と、
前記隣り合うモジュールの一方のモジュールと他方のモジュールとの間に配置され前記隣り合うモジュールのいずれか一方に着脱自由に取付けられ前記フローティングコネクタ手段が収納されるホルダとを具備したことを特徴とするコントロール装置。
前記フローティングコネクタ手段は、フローティングコネクタが使用されたことを特徴とする。
前記フローティングコネクタ手段は、一方のモジュールに設けられた第1のコネクタと、他方のモジュールに設けられこの第1のコネクタにフレキシブル基板を介して接続される第2のコネクタとを具備したことを特徴とする。
前記フローティングコネクタ手段は少なくとも2個以上連続に連結して使用されたことを特徴とする。
前記モジュールの一端縁に設けられ前記バックボードにそれぞれコネクタ接続されるコネクタは、モジュール基板のずれを吸収してコネクタ接続するフローティングコネクタ手段が使用されたことを特徴とする。
バックボードに接続するためのコネクタ同士がリジットに接続された状態でも、フローティングコネクタ手段による電気的接続が可能になり、別ルートの電気的接続が可能なコントロール装置が得られる。
バックボードに実装されたコネクタのピン数に依存することなく、モジュールの高機能化に必要な信号数が増やせるコントロール装置が得られる。
フローティングコネクタ手段によって、バックボードに対する2箇所と隣り合うモジュールの1箇所の計3箇所の固定のずれ等による機械的応力を吸収できるコントロール装置が得られる。
フローティングコネクタ手段によって、隣接モジュール間の振動・衝撃に対しても、機械的な破損が無いよう、応力の吸収が可能になるコントロール装置が得られる。
フローティングコネクタが使用されたので、簡易安価に、バックボードに対する2箇所と隣り合うモジュールの1箇所の計3箇所の固定のずれ等による機械的応力を吸収できるコントロール装置が得られる。
フローティングコネクタ手段は、一方のモジュールに設けられた第1のコネクタと、他方のモジュールに設けられこの第1のコネクタにフレキシブル基板を介して接続される第2のコネクタとが設けられたので、バックボードに対する2箇所と隣り合うモジュール基板の1箇所の計3箇所の固定のずれ等による機械的応力を、さらに大きく吸収できるコントロール装置が得られる。
フローティングコネクタ手段は少なくとも2個以上連続に連結して使用されたので、バックボードに対する2箇所と隣り合うモジュール基板の1箇所の計3箇所の固定のずれ等の量に応じて機械的応力を吸収できる又は十分な余裕をもって機械的応力を吸収できるコントロール装置が得られる。
モジュールの一端縁に設けられバックボードにそれぞれコネクタ接続されるコネクタは、モジュールのずれを吸収してコネクタ接続するフローティングコネクタ手段が使用されたので、バックボードに対する2箇所と隣り合うモジュール基板の1箇所の計3箇所の固定のずれ等による機械的応力を更に吸収できるコントロール装置が得られる。
図1は本発明の一実施例の要部構成斜視説明図である。
図において、図3、図4と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図3、図4との相違部分のみ説明する。
基板2a,2bの一端縁に実装されたコネクタ3a,3bは、それぞれコネクタ6a,6bに接続されている。
基板2a,2bは、それぞれモジュール11a,11bに収納されている。
コネクタ12a,12bは、それぞれ基板2a,2bに設けられている。
フローティングコネクタは、コネクタ同士が位置ずれをしても、その位置ずれに追従し、機械的応力がかからないような機構を有するコネクタで、例えば、ケル株式会社ホームページ/新着情報/0.5mmピッチフローティングコネクタ「DYシリーズ」新発売!、[平成18年5月29日検索]インターネット<http://www.kel.jp/news/dy.html>に示されている。
ホルダ15には、フローティングコネクタ13a,13bが実装された小型基板14が取り付けられている。
フローティングコネクタ13a,13bが実装された、小型基板14のアッセンブリをホルダ15に収納する。
小型基板14上のフローティングコネクタ13bと基板2b上のコネクタ12bをコネクタ接続させる。
モジュール11bにはホルダ14を取付けるための穴112bが設けられている。
ホルダ14内のフローティングコネクタ13aと基板2a上のコネクタ12aをコネクタ接合させて基板2a,2b同士を電気的に結合させる。
結合された基板2a,2bのコネクタ3a,3bを、それぞれバックボード4上のコネクタ6a,6bとコネクタ接合させる。
バックボード4に接続するためのコネクタ同士3aと6aまたは3bと6bが取り付け誤差の範囲内で位置ずれを起こした場合、フローティングコネクタ13a,13bが位置ずれに追従し、機械的応力が加わらないようになる。
モジュール11aまたは12b内の基板2aまたは2bがずれた場合、フローティングコネクタ13a、13bが位置ずれに追従し、機械的応力が加わらないようになる。
すなわち、隣接基板間の機械的な振動・衝撃に対しても、フローティングコネクタ13a,13bによって、応力の吸収が可能となる。
上記の理由により、コネクタ12a、12bによる電気的接続が可能になる。
バックボード4に接続するためのコネクタ同士3aと6a、3bと6bがリジットに接続された状態でも、フローティングコネクタ手段による電気的接続が可能になり、別ルートの電気的接続が可能なコントロール装置が得られる。
バックボード4で流している信号よりも高速な信号をやり取りすることが出来るようになったため、モジュール11a、11bの高機能化ができるコントロール装置が得られる。
即ち、フローティングコネクタ手段によって、バックボード4に対するn箇所と隣り合うモジュール同士の(n−1)箇所の計(2n−1)箇所の固定のずれによる機械的応力を吸収できるコントロール装置が得られる。
フローティングコネクタ手段によって、隣接モジュール間の振動・衝撃に対しても、機械的な破損が無いよう、応力の吸収が可能になるコントロール装置が得られる。
本実施例において、図1実施例の小型基板14をフレキシブル基板21で置き換えた実施例である。
コネクタ22a、22bを取り付けたフレキシブル基板21のアッセンブリをホルダ23に収納する。また、ホルダ23とフレキシブル基板21の間には、図2(b)に示す如く、隙間σ,δが設けられている。
図1実施例と同様な効果が得られる。
特に、フレキシブル基板21に取り付けられたコネクタ22a、22bが、ホルダ23に隙間σ,δを有して収納されているので、コネクタ22a、22bの位置はある程度規制できるので、コネクタ接続の脱着が容易なコントロール装置が得られる。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
1a モジュール
1b モジュール
2 基板
2a 基板
2b 基板
3a コネクタ
3b コネクタ
4 バックボード
5 バックボードの基板
6a コネクタ
6b コネクタ
7a コネクタ
7b コネクタ
11a モジュール
112a 穴
11b モジュール
111b 内壁
112b 穴
12a コネクタ
12b コネクタ
13a フローティングコネクタ
13b フローティングコネクタ
14 小型基板
15 ホルダ
151 つめ
21 フレキシブル基板
22a コネクタ
22b コネクタ
23 ホルダ
σ 隙間
δ 隙間
Claims (5)
- 平面状のバックボードの面に直交しそれぞれが互いに平行して設けられた複数のモジュールと、このモジュールの一端縁に設けられ前記バックボードにそれぞれコネクタ接続されるコネクタとを有するコントロール装置において、
前記隣り合うモジュールの対向する面に対向して設けられこの隣り合うモジュール同士のずれを吸収してコネクタ接続されるフローティングコネクタ手段と、
前記隣り合うモジュールの一方のモジュールと他方のモジュールとの間に配置され前記隣り合うモジュールのいずれか一方に着脱自由に取付けられ前記フローティングコネクタ手段が収納されるホルダと
を具備したことを特徴とするコントロール装置。 - 前記フローティングコネクタ手段は、フローティングコネクタが使用されたこと
を特徴とする請求項1記載のコントロール装置。 - 前記フローティングコネクタ手段は、一方のモジュールに設けられた第1のコネクタと、
他方のモジュールに設けられこの第1のコネクタにフレキシブル基板を介して接続される第2のコネクタと
を具備したことを特徴とする請求項1記載のコントロール装置。 - 前記フローティングコネクタ手段は少なくとも2個以上連続に連結して使用されたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のコントロール装置。 - 前記モジュールの一端縁に設けられ前記バックボードにそれぞれコネクタ接続されるコネクタは、モジュール基板のずれを吸収してコネクタ接続するフローティングコネクタ手段が使用されたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のコントロール装置。
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