JP4770209B2 - File reciprocation system and program - Google Patents
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Description
本発明は、発信元から相手方へのファイルの往信及び相手方から発信元へのファイルの返信の一連した手続を好適に支援するシステムに関する。 The present invention relates to a system that suitably supports a series of procedures for sending a file from a sender to a partner and returning a file from the partner to the sender.
情報通信関連技術の普及に伴い、パーソナルコンピュータの高性能化及び低価格化が実現し、並びにデータ通信の高速化及び高信頼化がもたらされた。近時のオフィスでは、各ワーカーにパーソナルコンピュータが配給され、これらパーソナルコンピュータがLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の電気通信回線に接続されていることが一般的となった。そして、ワーカーがパーソナルコンピュータを使用して必要な文書や図表を作成し、これをそのまま電子メール(例えば、下記特許文献を参照)で相手方に送信することもごく当たり前の所作となった。
電子メールの利便性については言を待たないが、現状の電子メールシステムに全く不満を感じない訳ではない。例えば、契約書や帳票、調査票等の文書ファイルを送信し、その文書ファイルに電子署名または回答の上返信してもらう状況を想定する。発信元となるユーザは、電子メールクライアントを使用して、ファイルを添付したメールを相手方に送信し、相手方から返信されるファイルが添付されたメールを受信する。このとき、発信元のユーザ側では、往信メールと返信メールとの明確な関係性を見出すことができない。つまり、電子メールクライアントでは相手方からの返信メールとそれ以外のメールとが同列に扱われ、これらが区別されずごちゃ混ぜになって表示されてしまう。従って、相手方から返信ファイルを回収しようとする場合に、何れの相手方から回収でき、何れの相手方から回収できていないのかを掌握することが難しくなる。とりわけ、相手方の数が多かったり、複数種類の往信メールを同時期に送っていたり、あるいは日々受け取るメールの数が多かったりすると上記の問題が顕在化する。 I don't wait for the convenience of email, but I'm not completely dissatisfied with the current email system. For example, assume a situation in which a document file such as a contract, a form, or a survey form is transmitted and the document file is returned with an electronic signature or a reply. A user who is a transmission source uses an electronic mail client to send a mail with a file attached to the other party, and receives a mail with a file returned from the other party. At this time, the sender user cannot find a clear relationship between the outgoing mail and the reply mail. In other words, in the e-mail client, the reply mail from the other party and the other mail are handled in the same line, and these are displayed without being distinguished from each other. Therefore, when collecting the reply file from the other party, it becomes difficult to grasp from which party it can be collected and from which party it cannot be collected. In particular, the above problems become apparent when the number of counterparts is large, when multiple types of outgoing mails are sent at the same time, or when the number of mails received every day is large.
以上に鑑みてなされた本発明は、相手方より返信されるファイルを好適に回収し、かつその進捗を簡便に掌握できるようなシステムを実現しようとするものである。 The present invention made in view of the above is intended to realize a system capable of suitably collecting files returned from the other party and easily grasping the progress thereof.
上述した課題を解決するべく、本発明では、図1に示すように、電気通信回線を介して一または複数の相手方に往信ファイルを送り届け、かつ各相手方より送り返される返信ファイルを集約するシステムであって、発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段101と、前記往復要求受信手段101が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段102と、前記往信ファイル送信手段102が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段103と、前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段104と、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段105と、前記ファイル往復要求を受け付けた事実に関するログである往復要求受付ログ、前記相手方の各々に向けた往信ファイルの送信の進捗に関するログである往信ログ、及び、前記相手方の各々から前記発信元に向けた返信ファイルの返信の進捗に関するログである返信ログを関連づけて前記ファイル往復要求毎に記録するログ記録手段106と、前記ログ記録手段106が記録したログに基づく進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段107とを具備してなるファイル往復システムを構成した。前記ログ記録手段106は、前記往信ファイルをダウンロードするためにアクセスするべきウェブページのURIを含む通知メールを前記相手方に向けて送信した日時のタイムスタンプ及び往信ファイルを前記相手方に向けてダウンロード送信した日時のタイムスタンプを前記往信ログとして記録し、なおかつ、前記相手方より前記返信ファイルを受信した日時のタイムスタンプを前記返信ログとして記録する。
In order to solve the above-described problems, the present invention is a system for sending and receiving outgoing files to one or a plurality of other parties via a telecommunication line and collecting return files sent back from each other party as shown in FIG. A round-trip
このようなものであれば、相手方より返信される返信ファイルを簡便に回収し得るのみならず、ある往信に対して何れの相手方が既に返信し、何れの相手方が未だ返信していないのかを(ファイル往復要求毎の進捗情報として)掌握することが容易になる。そして、発信元から相手方への往信、相手方から発信元への返信という一連した手続を好適に支援することができる。但し、返信ファイルは、必ずしも往信ファイルを基にして作成されたものであるとは限られない。 If this is the case, not only can the reply file returned from the other party be easily collected, but also which party has already responded to a certain outgoing message and which other party has not yet responded ( It is easy to grasp (as progress information for each file round-trip request). Then, it is possible to favorably support a series of procedures such as transmission from the sender to the other party and reply from the other party to the sender. However, the reply file is not necessarily created based on the outgoing file.
前記ファイル往復要求に、複数の相手方に係る相手方識別子が含まれる場合において、前記返信アドレス送信手段103が、前記相手方毎に相異なる返信アドレスを決定して送信し、前記ログ記録手段106が、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルが何れの返信アドレスに返信されたのかによって相手方を特定し前記進捗情報を記録するものとすれば、ユーザ認証等の処理手順を実施することなく返信ファイルを返信してきた相手方を特定可能である。また、相手方にとっても、ユーザ認証のためのID・パスワード入力等の操作を省くことができる。但し、相手方のユーザが往信ファイルを取得する際にこのユーザを認証する処理を実施することを妨げるものではない。
When the file round-trip request includes partner identifiers related to a plurality of opponents, the return
前記ファイル往復要求に、前記発信元で指定された返信に関する条件を規定する条件情報が含まれる場合において、前記条件情報に規定された条件を満たしている返信に係る返信ファイルのみを前記返信ファイル格納手段105に格納するように構成すれば、発信元の所望する態様の返信ファイルのみを確実に回収することができる。ここで、返信に関する条件とは、返信ファイル自体に直接関連する条件(例えば、返信ファイルの容量、返信ファイルの数、返信ファイルの種別やデータ形式等)であることもあれば、返信ファイル自体に直接関連しない条件(例えば、返信の期限、一の相手方が複数回返信することを許容する場合における返信可能な回数等)であることもある。
When the file round-trip request includes condition information that defines a condition related to the reply specified by the sender, only the reply file related to the reply that satisfies the condition specified in the condition information is stored in the reply file. If it is configured so as to be stored in the
加えて、前記ログ記録手段106が、前記往信ファイルのハッシュ値である往信ハッシュと前記返信ファイルのハッシュ値である返信ハッシュとを生成し、往信ハッシュを前記往信ログとして、返信ハッシュを前記返信ログとして、両者を関連付けて記録するものとすれば、発信元から相手方に往信ファイルが送り届けられた事実と、相手方から発信元に返信ファイルが送り返された事実とを組にして記録し事後的に確認することが可能になる。即ち、往復のやり取りが行われたという事実を証明し得るシステムとなり、業務上、商取引上の文書の移送や取り交わしにおいて極めて有効に利用できる。また、前記進捗情報送信手段107は、前記各相手方毎の前記往信ログ及び前記返信ログを前記発信元の使用する情報処理端末上で一覧表示させるための情報を生成して送信するものとすることが好ましい。
In addition, the
本発明に係るファイル往復システムによれば、相手方より返信されるファイルを好適に回収でき、かつその進捗を簡便に掌握することが可能となる。 According to the file reciprocation system according to the present invention, it is possible to preferably collect files returned from the other party and easily grasp the progress.
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態のファイル往復システムの全体概要を、図2に示す。本システム上には、ノードとして、発信元となるユーザが使用する情報処理端末2、相手方となるユーザが使用する情報処理端末3、及び、これら情報処理端末2、3と協働するサーバコンピュータ1が存在する。情報処理端末2及びサーバコンピュータ1は、LAN、WAN、インターネット等の電気通信回線4を介して相互に通信可能に接続している。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. An overall outline of the file reciprocation system of this embodiment is shown in FIG. On this system, as a node, an
本実施形態では、サーバコンピュータ1が主体となってファイル往復サービスを提供する。発信元のユーザは、本システムを利用してデータファイル(往信ファイル)を所望の相手方に送り届けることができ、並びに相手方から送り返されるデータファイル(返信ファイル)を回収することができる。 In this embodiment, the server computer 1 serves as a main body and provides a file round-trip service. The user of the transmission source can use this system to send the data file (outgoing file) to a desired partner and collect the data file (reply file) sent back from the partner.
発信元のユーザが使用する情報処理端末2は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端末等の如く、各種データファイルを扱う情報処理を実行可能である。この情報処理端末2は、例えば、図3に示すように、プロセッサa、メインメモリb、補助記憶デバイスc、表示制御デバイスd、ディスプレイe、入力デバイスf、通信インタフェースg等のハードウェア資源を備えており、これらハードウェア資源はコントローラ(即ち、システムコントローラやI/Oコントローラ)hにより制御されて連携動作する。補助記憶デバイスcは、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、光学ディスクドライブ、その他である。表示制御デバイスdは、プロセッサaより受けた描画指示をもとに表示させるべき画像データを生成してディスプレイeに向けて送出するビデオチップ(あるいは、グラフィクスチップ)、画像データ等を一時的に格納しておくビデオメモリ(Video RAM)等を要素とする。入力デバイスfは、手指で操作可能な押下ボタン、キーボードや、マウス、トラックパッド、タッチパネル等のポインティングデバイスである。通信インタフェースgは、電気通信回線4を介した通信を行うためのデバイスであり、NIC(Network Interface Card)、無線トランシーバ、モデム等に代表されるが、これら以外にIEEE1394、USB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを採用することもできる。
The
通常、プロセッサaによって実行されるべきプログラムが補助記憶デバイスcに格納されており、プログラムの実行の際には補助記憶デバイスcからメインメモリbに読み込まれ、プロセッサaによって解読される。本実施形態における情報処理端末2には、既知のGUI(Graphical User Interface)型のOS(Operating System)やこれに付帯する各種デバイスドライバがインストールされ、他のプログラムによる上記ハードウェア資源の利用を仲介する。また、アプリケーションプログラムとして、データファイルを作成ないし修正するためのプログラム(ワードプロセッサアプリケーション、表計算アプリケーション、グラフィックアプリケーション、他)や電子メールクライアント、ウェブブラウザ等がインストールされている。その上で、本システムを利用するためのクライアントプログラム(ウェブブラウザ等と連携するプラグインプログラムであることがある)がインストールされている。
Normally, a program to be executed by the processor a is stored in the auxiliary storage device c, and when the program is executed, it is read from the auxiliary storage device c into the main memory b and decoded by the processor a. The
相手方のユーザが使用する情報処理端末3は、情報処理端末2と同様のハードウェア資源を備えるもので、やはり予め既知のGUI型のOSやこれに付帯する各種デバイスドライバがインストールされている。また、アプリケーションプログラムとして、データファイルを作成ないし修正するためのプログラムや電子メールクライアント、ウェブブラウザ等がインストールされている。
The
サーバコンピュータ1は、例えば、図4に示すように、プロセッサi、メインメモリj、補助記憶デバイスk、通信インタフェースl等のハードウェア資源を備えており、これらハードウェア資源はコントローラmにより制御されて連携動作する。通信インタフェースkは、電気通信回線4を介した通信を行うためのデバイス(NIC等)である。
For example, as shown in FIG. 4, the server computer 1 includes hardware resources such as a processor i, a main memory j, an auxiliary storage device k, and a communication interface l. These hardware resources are controlled by a controller m. Operates cooperatively. The communication interface k is a device (NIC or the like) for performing communication via the
通常、プロセッサiによって実行されるべきプログラムが補助記憶デバイスkに格納されており、プログラムの実行の際には補助記憶デバイスkからメインメモリjに読み込まれ、プロセッサiによって解読される。本実施形態におけるサーバコンピュータ1には、既知のOSやこれに付帯する各種デバイスドライバがインストールされ、他のプログラムによる上記ハードウェア資源の利用を仲介する。また、既知の電子メールサーバプログラム、ウェブサーバプログラムがインストールされており、電子メールサーバ、ウェブサーバとして働く。その上で、本発明に係るプログラムが(ウェブサーバに対するバックエンドプログラムとして)インストールされており、このプログラムに従い上記ハードウェア資源を作動して、図5に示す往復要求受信手段101、往信ファイル格納手段108、往信ファイル送信手段102、返信アドレス送信手段103、返信ファイル受信手段104、返信ファイル格納手段105、ログ記録手段106、進捗情報送信手段107及び返信ファイル送信手段109としての機能を発揮する。 Usually, a program to be executed by the processor i is stored in the auxiliary storage device k. When the program is executed, the program is read from the auxiliary storage device k into the main memory j and decoded by the processor i. The server computer 1 in this embodiment is installed with a known OS and various device drivers attached thereto, and mediates the use of the hardware resources by other programs. Also, a known e-mail server program and web server program are installed, and the server functions as an e-mail server and web server. In addition, a program according to the present invention is installed (as a back-end program for the web server), and the hardware resources are operated according to this program, so that the round-trip request receiving means 101 and the outgoing file storage means shown in FIG. 108, the outgoing file transmission means 102, the reply address transmission means 103, the reply file reception means 104, the reply file storage means 105, the log recording means 106, the progress information transmission means 107, and the reply file transmission means 109.
以降、情報処理端末2、サーバコンピュータ1及び情報処理端末3が実行する処理を詳述する。まず、本システムを利用して往信ファイルの送信、返信ファイルの回収を行おうとする発信元のユーザは、情報処理端末2上でクライアントプログラムを起動する。起動したクライアントプログラムは、図6に例示するようなウィンドウをディスプレイeの画面に表示する。そして、発信元のユーザによる、往信ファイルの指定、相手方の指定、返信の条件の指定等を受け付ける。
Hereinafter, processing executed by the
往信ファイルは、その送信に先んじて作成され、補助記憶デバイスcに格納されている。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、補助記憶デバイスcに格納されている一または複数のデータファイルを往信ファイルに指定する操作を行う。具体的には、ウィンドウ上に表示されている「ファイル追加」ボタン201をクリックする。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、データファイルを選択させるためのダイアログ(図示しない)をディスプレイeの画面に表示する。次に、発信元のユーザは、ダイアログに一覧表示されるデータファイルの中から所望のファイルを選択する。結果として、クライアントプログラムは、指定された往信ファイルを識別するパス情報を得る。同時に、クライアントプログラムは、指定された往信ファイルのファイル名やアイコン等を、ウィンドウにおける領域202に表示する。
The outgoing file is created prior to the transmission and is stored in the auxiliary storage device c. The user of the transmission source uses the input device f to perform an operation of designating one or a plurality of data files stored in the auxiliary storage device c as an outgoing file. Specifically, an “add file”
並びに、発信元のユーザは、往信ファイルとともに、あるいは往信ファイルに替えて、相手方のユーザに伝達すべきメッセージ文を記述できる。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、メッセージ文を記述する操作を行う。具体的には、ウィンドウ上に表示されている「オプション」ボタン203をクリックする。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、図7に例示するようなオプション設定を行うためのダイアログをディスプレイeの画面に表示する。しかる後、発信元のユーザは、ダイアログ内のテキスト入力欄204にメッセージ文を入力する。結果として、クライアントプログラムは、相手方に伝達すべきメッセージ文のテキストデータを得る。
In addition, the sender user can describe a message to be transmitted to the other user together with or in place of the outgoing message file. The user of the transmission source uses the input device f to perform an operation for describing a message sentence. Specifically, the “option”
また、発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、往信ファイルを送り届けるべき一または複数の相手方を規定する相手方識別子を入力する操作を行う。本実施形態では、相手方識別子として、相手方のユーザが使用する電子メールアドレスを入力する。但し、この電子メールアドレスを直接の宛先として往信ファイルを送信する訳ではない(電子メールアドレスの役割については、後述する)。具体的には、ウィンドウ上に表示されている「一件追加」ボタン205、または「アドレス帳追加」ボタン206をクリックする。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、相手方の電子メールアドレスを入力させるためのダイアログ(図示しない)、またはアドレス帳(補助記憶デバイスcの所要の記憶領域を用いて構成される)に予め登録されている電子メールアドレスを選択させるためのダイアログ(図示しない)をディスプレイeの画面に表示する。次に、発信元のユーザは、ダイアログの入力領域に電子メールアドレスを手入力するか、またはダイアログに一覧表示される電子メールアドレスの中から所望のものを選択する。結果として、クライアントプログラムは、相手方識別子となる電子メールアドレスの情報を得る。同時に、クライアントプログラムは、指定された電子メールアドレス等を、ウィンドウにおける領域200に表示する。
In addition, the user of the transmission source uses the input device f to perform an operation of inputting a counterparty identifier that defines one or a plurality of counterparties to which the outgoing file is to be delivered. In the present embodiment, an e-mail address used by the partner user is input as the partner identifier. However, the outgoing mail file is not transmitted with this electronic mail address as a direct destination (the role of the electronic mail address will be described later). Specifically, an “add one”
さらに、本実施形態では、往信ファイルを相手方に送り届ける日時を、発信元のユーザの側で指定することが可能である。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、ウィンドウ上に表示されている指定日時入力欄207に、往信ファイルを送り届けるべき日時を入力する操作を行う。この操作を受け付けることで、クライアントプログラムは、往信ファイルを送り届けるべき日時の情報を得る。
Furthermore, in this embodiment, it is possible to designate the date and time when the outgoing file is delivered to the other party on the side of the user of the transmission source. Using the input device f, the transmission source user performs an operation of inputting the date and time when the outgoing file should be delivered to the designated date and
加えて、発信元のユーザは、相手方のユーザによる返信ファイルの返信に関して条件を指定することができる。返信に関する条件とは、例えば、返信ファイルの容量、返信ファイルの数、返信ファイルの種別やデータ形式(例えば、ファイル名に付される拡張子)、返信の期限、一の相手方が返信可能な回数等である。発信元のユーザは、入力デバイスfを使用して、オプション設定ウィンドウ上に表示されている返信条件入力欄208に、各種条件を入力する操作を行う。この操作を受け付けることで、クライアントプログラムは、返信に関する条件を規定する条件情報を得る。
In addition, the sender user can specify conditions regarding the reply of the reply file by the other user. Response conditions include, for example, the size of the reply file, the number of reply files, the reply file type and data format (for example, the extension attached to the file name), the reply deadline, and the number of times one partner can reply Etc. The transmission source user uses the input device f to input various conditions in the reply
往信ファイルの指定、相手方の指定、返信の条件の指定等を受け付けたクライアントプログラムは、往信ファイルの送信を実行すべき旨の指示を待ち受ける。往信ファイルを送信することを決断した発信元のユーザは、入力デバイスfを使用し、ウィンドウ上に表示されている「送信登録」ボタン209をクリックする操作を行うことで送信の実行を指示する。この操作を受け付けたクライアントプログラムは、往信ファイルの送信及び返信ファイルの回収を委託するためのファイル往復要求を生成し、これをサーバコンピュータ1に向けて電気通信回線4を介して送信する。このときの情報処理端末2は、HTTP(HyperText Transfar Protocol)等に則ってサーバコンピュータ1と通信する。情報処理端末2とサーバコンピュータ1との通信は、SSL(Secure Socket Layer)等により暗号化することが望ましい。なお、クライアントプログラムは、発信元のユーザを認証するためのユーザ認証子(例えば、ユーザID及び/またはパスワード、バイオメトリックデータ等)及び発信元のユーザが使用する電子メールアドレスをメインメモリbまたは補助記憶デバイスcに予め保持しており、サーバコンピュータ1にアクセスする際にはユーザ認証子を送信してその認証を受ける。ファイル往復要求は、以下の内容を含む。
・発信元のユーザが使用する電子メールアドレス
・(一または複数の)相手方識別子
・(一または複数の)往信ファイル
・メッセージ文
・往信ファイル送信の指定日時
・条件情報
但し、メッセージ文、往信ファイル送信の指定日時、条件情報は必須でない。また、往信ファイルが指定されないことも許容される。往信ファイルが指定されない場合には、メッセージ文のテキストデータを以て往信ファイルとする。
The client program that has received the designation of the outgoing file, the designation of the other party, the designation of the reply condition, etc. waits for an instruction to execute transmission of the outgoing file. The user of the transmission source who has decided to transmit the outgoing file uses the input device f to instruct execution of transmission by performing an operation of clicking the “transmission registration”
-E-mail address used by the sending user-(One or more) partner identifier-(One or more) outgoing file-Message text-Forwarded file transmission specified date-Condition information However, message text, outgoing file transmission The specified date / time and condition information are not required. Also, it is allowed that no outgoing file is specified. If no outgoing file is specified, the text data of the message text is used as the outgoing file.
往信ファイルの送信に際してサーバコンピュータ1が実行する処理を、図8のフローチャートに示す。サーバコンピュータ1で起動したプログラムは、発信元のユーザが使用する情報処理端末2によるアクセスを待ち受ける。情報処理端末2によるアクセスを受け付けたサーバコンピュータ1は、ユーザ認証を実行する(ステップS1)。サーバコンピュータ1側では、正当な権限を有するユーザを識別するユーザ認証子をメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに予め保持しており、情報処理端末2によるアクセスがあったときに、この情報処理端末2よりもたらされるユーザ認証子と自身が保持しているユーザ認証子とを比較して発信元のユーザを認証する。ユーザ認証に失敗した場合には、情報処理端末2によるアクセスを拒絶することは言うまでもない。
The process executed by the server computer 1 when sending the outgoing file is shown in the flowchart of FIG. The program activated on the server computer 1 waits for access by the
ユーザ認証を経て、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、情報処理端末2よりもたらされるファイル往復要求を受信する(ステップS2)。このときのサーバコンピュータ1は、往復要求受信手段101として働く。
After user authentication, the server computer 1 receives a file round-trip request from the
ファイル往復要求を受信したサーバコンピュータ1は、プログラムに従い、ファイル往復要求に含まれる往信ファイルを所定の暗号アルゴリズム及び暗号鍵を用いて暗号化し、補助記憶デバイスkの所要の記憶領域に格納する(ステップS3)。ファイル往復要求に往信ファイルが含まれていない場合には、ファイル往復要求に含まれているメッセージ文のテキストデータを往信ファイルとして格納する。往信ファイルは、これを相手方に送り届ける処理を完遂するまでの間、または所定の有効期限を過ぎるまでの間保存される。このときのサーバコンピュータ1は、往信ファイル格納手段108として働く。加えて、ファイル往復要求に往信ファイル送信の指定日時及び/または条件情報が含まれている場合には、これをメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持しておく。 The server computer 1 that has received the file round-trip request encrypts the outgoing file included in the file round-trip request using a predetermined encryption algorithm and encryption key in accordance with the program, and stores the encrypted file in a required storage area of the auxiliary storage device k (step). S3). When the outgoing file is not included in the file round-trip request, the text data of the message text included in the file round-trip request is stored as the outgoing file. The outgoing mail file is stored until the processing for delivering it to the other party is completed or until a predetermined expiration date is passed. At this time, the server computer 1 functions as the outgoing file storage means 108. In addition, if the file round-trip request includes the specified date / time and / or condition information for outgoing file transmission, it is stored in the main memory j or the auxiliary storage device k.
ここまでの手順を経て、ファイル往復要求が正式に受け付けられたことになる。サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、往復要求受付ログを生成して記録する(ステップS4)。往復要求受付ログは、メインメモリjまたは補助記憶デバイスkに格納する。往復要求受付ログは、ファイル往復要求を受け付けた事実に関するログであって、例えば、以下の内容を含む。
・ファイル往復要求を識別する識別子
・発信元のユーザを示す情報(ユーザ認証子及び/または電子メールアドレス)
・ファイル往復要求を受信した日時(タイムスタンプ)
・ファイル往復要求受信時における、各往信ファイルのハッシュ値
ハッシュ値は、一方向性(ハッシュ値から原文を求めることが困難)及び衝突耐性(同じハッシュ値を生成する二つの原文を見出すことが困難)を有するハッシュ関数に、原文となる往信ファイルの一部または全部を代入して算出する。但し、ハッシュ値ではなくファイル自体を複製してログとして記録しておくことも当然に考えられる。因みに、タイムスタンプの値は、電気通信回線4を介して接続している所定のネットワークタイムサーバ(NTS(Network Time Protocol)サーバ。図示しない)より取得することが好ましい。
Through the procedure so far, the file round-trip request is officially accepted. The server computer 1 generates and records a round-trip request acceptance log according to the program (step S4). The round-trip request acceptance log is stored in the main memory j or the auxiliary storage device k. The round-trip request acceptance log is a log relating to the fact that a file round-trip request has been accepted, and includes, for example, the following contents.
・ Identifier that identifies the file round-trip request ・ Information indicating the user of the sender (user authenticator and / or email address)
-Date and time when the file round-trip request was received (time stamp)
-When receiving a file round-trip request, the hash value hash value of each outgoing file is unidirectional (difficult to find the original text from the hash value) and collision resistance (difficult to find two original texts that generate the same hash value) ) And substituting a part or all of the outgoing message file as the original text. However, as a matter of course, it is conceivable that the file itself is copied and recorded as a log instead of the hash value. Incidentally, the value of the time stamp is preferably obtained from a predetermined network time server (NTS (Network Time Protocol) server, not shown) connected via the
ファイル往復要求の受信後、サーバコンピュータ1は、ファイル往復要求に含まれる往信ファイルを相手方に送り届けるための具体的な処理手順を実行開始する。サーバコンピュータ1は、HTTP等に則って往信ファイルを相手方のユーザにダウンロードさせ、並びに相手方のユーザより返信ファイルをアップロードさせるウェブページを電気通信回線4上に公開する。往信ファイルをダウンロードし、返信ファイルをアップロードするためにアクセスするべきウェブページのURI(Uniform Resource Identifier)は、相手方のユーザ毎に相異なるものとする。そのために、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、相手方毎に相異なる一意のURIを生成して(ステップS5)各URIをメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持しておく。その上で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、上記のURIを記述した通知メールを各相手方に向けて送信する(ステップS6)。但し、ファイル往復要求に往信ファイル送信の指定日時の情報が含まれている場合には、その日時が訪れる時まで通知メールの送信を行わない。この通知メールの送信先は、ファイル往復要求に相手方識別子として含まれている電子メールアドレスである。
After receiving the file round-trip request, the server computer 1 starts executing a specific processing procedure for sending the outgoing file included in the file round-trip request to the other party. The server computer 1 publishes a web page on the
通知メールを送信した時点で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、往信ログを生成して記録する(ステップS7)。往信ログは、メインメモリjまたは補助記憶デバイスkに格納する。往信ログは、各相手方に向けた往信ファイルの送信の進捗に関するログである。この時点での往信ログは、例えば、以下の内容を含む。
・往信セッションを識別する識別子
・相手方のユーザを示す情報(電子メールアドレス)
・通知メールを送信した日時(タイムスタンプ)
往信ファイルを送り届けるべき相手方が複数存在する場合には、各相手方毎に往信ログを生成し、それら往信ログに相異なる識別子を付与する。なお、往信ログは、往復要求受付ログに関連付けられる。往復要求受付ログと往信ログとの関連付けの態様は種々考えられるが、本実施形態では、ファイル往復要求を識別する識別子と往信セッションを識別する識別子との間に明示的な関係性を持たせるようにしている。例示すると、あるファイル往復要求に従って往信ファイルを2人の相手方に送信する状況下で、このファイル往復要求を識別する識別子が「015」である場合に、1人目の相手方に向けた往信セッションには識別子「015−1」を付与し、2人目の相手方に向けた往信セッションには識別子「015−2」を付与する。
At the time when the notification mail is transmitted, the server computer 1 generates and records the outgoing communication log according to the program (step S7). The outgoing communication log is stored in the main memory j or the auxiliary storage device k. The outgoing mail log is a log relating to the progress of sending outgoing mail files to each other party. The outgoing log at this point includes, for example, the following contents.
・ Identifier that identifies the outgoing session ・ Information indicating the other user (e-mail address)
-Date and time when notification email was sent (time stamp)
When there are a plurality of counterparties to which the outgoing file is to be delivered, a forward log is generated for each counterpart and different identifiers are assigned to the outgoing logs. The outgoing log is associated with the round-trip request acceptance log. There are various ways of associating the round-trip request acceptance log with the outgoing log, but in this embodiment, an explicit relationship is provided between the identifier for identifying the file round-trip request and the identifier for identifying the outgoing session. I have to. For example, in a situation where an outgoing file is transmitted to two other parties according to a certain file round-trip request, when the identifier for identifying this file round-trip request is “015”, the outgoing session for the first party is The identifier “015-1” is assigned, and the identifier “015-2” is assigned to the outgoing communication session directed to the second partner.
他方、相手方のユーザは、情報処理端末3を使用して往信ファイルをダウンロードする。相手方のユーザは、電子メールクライアントを起動して通知メールを受信し、ウェブブラウザを起動して通知メールに記述されたURIにより指し示されるウェブページにアクセスする。サーバコンピュータ1のウェブサーバは、情報処理端末3によるアクセスを受け付け(ステップS8)、往信ファイルをダウンロードさせるウェブページを構成するデータ(HTML(HyperText Markup Language)ファイル等)を生成して情報処理端末3に向けて送信する(ステップS9)。なお、ファイル往復要求にメッセージ文が含まれている場合には、このメッセージ文をウェブページを構成するデータ中に含めておく。情報処理端末3とサーバコンピュータ1との通信も、SSL等により暗号化することが望ましい。
On the other hand, the other user uses the
データを受信した情報処理端末3のウェブブラウザは、当該ウェブページをディスプレイeの画面に表示する。往信ファイルをダウンロードするためのウェブページを、図9に例示する。しかして、相手方のユーザは、入力デバイスfを使用して、各往信ファイルをダウンロードする操作を行う。具体的には、ウェブページ上に表示されている「受取」ボタン301または「一括受取」ボタン302をクリックする。この操作を受け付けたウェブブラウザは、「受取」ボタン301に対応する往信ファイルのダウンロード要求、または「一括受取」ボタン302がクリックされた場合には全ての往信ファイルのダウンロード要求をサーバコンピュータ1に向けて送信する。このダウンロード要求を受信した(ステップS10)サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、補助記憶デバイスkに暗号化して格納している往信ファイルを復号化した上で情報処理端末3に向けて送信する(ステップS11)。このときのサーバコンピュータ1は、往信ファイル送信手段102として働く。なお、往信ファイルを送信する際には、送信対象となる往信ファイルの一部または全部よりハッシュ値を生成して、先に記録した往復要求受付ログにおけるハッシュ値と比較する。両ハッシュ値が一致すれば、補助記憶デバイスkに保存していた往信ファイルの同一性保持が証明されることになる。
The web browser of the
往信ファイルを送信した時点(上記のダウンロード要求を受信した時点)で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、相手方に往信ファイルを送信した事実に関する情報を往信ログに追記する(ステップS12)。往信ファイルをダウンロードするためのウェブページのURIは相手方に応じて異なり、そのURIはダウンロード要求に含まれてサーバコンピュータ1にもたらされることから、サーバコンピュータ1は何れの相手方にどの往信ファイルを送信したかを知得し得る。よって、サーバコンピュータ1は、往信ファイルを送信した相手方に係る往信ログに、各往信ファイルについての以下の情報を追記する。
・当該往信ファイルを相手方に送信した日時(タイムスタンプ)
・相手方への送信時における、当該往信ファイルのハッシュ値
続いて、相手方からの返信ファイルの回収について述べる。返信ファイルの回収に際してサーバコンピュータ1が実行する処理を、図10及び図11のフローチャートに示す。既に述べたように、サーバコンピュータ1は、往信ファイルをダウンロードさせかつ返信ファイルをアップロードさせるウェブページを電気通信回線4上に公開している。また、返信ファイルをアップロードするためにアクセスするべきURIは相手方のユーザ毎に相異なるものとしており、ステップS5で各相手方に対応する各URIを予め生成してメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持している。返信ファイルをアップロードさせるURIは、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスに相当する。返信ファイルを回収するには、各相手方に対して上記のURIを知らしめる必要がある。本実施形態では、往信ファイルをダウンロードさせるウェブページに、返信ファイルをアップロードさせるURIへのリンクを張っておき、当該URIを宛先として返信ファイルを送信させるものとしている。つまり、ステップS9で情報処理端末3に向けて送信するHTMLファイル等に、返信アドレスとなるURIを記述している。このときのサーバコンピュータ1は、返信アドレス送信手段103として働く。
At the time when the outgoing file is transmitted (when the download request is received), the server computer 1 adds information regarding the fact that the outgoing file has been transmitted to the other party in the outgoing log according to the program (step S12). Since the URI of the web page for downloading the outgoing file differs depending on the other party, and that URI is included in the download request and brought to the server computer 1, the server computer 1 sent which outgoing file to any other party. You can know. Therefore, the server computer 1 adds the following information about each outgoing file to the outgoing log related to the other party who sent the outgoing file.
-Date and time (time stamp) when the outgoing file was sent to the other party
-Hash value of the outbound file at the time of transmission to the other party Next, the collection of the reply file from the other party will be described. The processing executed by the server computer 1 when collecting the reply file is shown in the flowcharts of FIGS. As already described, the server computer 1 publishes on the telecommunication line 4 a web page for downloading the outgoing file and uploading the reply file. Further, the URI to be accessed for uploading the reply file is different for each partner user, and in step S5, each URI corresponding to each partner is generated in advance and stored in the main memory j or the auxiliary storage device k. is doing. The URI for uploading the reply file corresponds to a reply address that defines the reply destination of the reply file. In order to collect the reply file, it is necessary to inform each partner of the URI. In the present embodiment, a link to a URI for uploading a reply file is provided on a web page for downloading an outgoing file, and the reply file is transmitted with the URI as a destination. That is, the URI that becomes the return address is described in the HTML file or the like transmitted to the
相手方のユーザは、ウェブブラウザを利用して上述したウェブページにアクセスし、所要の返信ファイルをアップロードする。返信ファイルは、その返信に先んじて作成され、補助記憶デバイスcに格納されている。返信ファイルは、往信ファイルを基に作成したものであってもよく、往信ファイルとは別個に作成したものであってもよい。相手方のユーザは、入力デバイスfを使用し、補助記憶デバイスcに格納されている一または複数のデータファイルを返信ファイルに指定して返信する操作を行う。具体的には、ウェブページ上に表示されている「ファイル追加」ボタン303をクリックする。この操作を受け付けたウェブブラウザは、データファイルを選択させるためのダイアログ(図示しない)をディスプレイeの画面に表示する。次に、相手方のユーザは、ダイアログに一覧表示されるデータファイルの中から所望のファイルを選択する。結果として、ウェブブラウザは、指定された返信ファイルを識別するパス情報を得る。同時に、ウェブブラウザは、指定された返信ファイルのファイル名やアイコン等を、ウェブページにおける領域304に表示する。しかる後、相手方のユーザは、ウェブページ上に表示されている「返信」リンクボタン305をクリックする。以上を経て、ウェブブラウザは、指定された返信ファイルを、リンクとして記述されているURIに向けて送信するアップロード要求(典型的には、HTTPのPOSTメソッド)を実行する。
The partner user accesses the above-described web page using a web browser and uploads a required reply file. The reply file is created prior to the reply and is stored in the auxiliary storage device c. The reply file may be created based on the outgoing file, or may be created separately from the outgoing file. The counterpart user uses the input device f to perform an operation of specifying one or a plurality of data files stored in the auxiliary storage device c as a reply file and replying. Specifically, an “add file”
サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、アップロード要求を受け付けて(ステップS13)情報処理端末3よりもたらされる返信ファイルを受信する(ステップS14)。このときのサーバコンピュータ1は、返信ファイル受信手段104として働く。なお、ファイル往復要求に条件情報が含まれていた場合には、相手方のユーザによる返信がこの条件情報に規定された条件を満たしているかどうかを判断する処理を伴う。即ち、サーバコンピュータ1が、プログラムに従い、受信した返信ファイルの容量やファイル数、ファイル名に付されている拡張子等を参照して、返信ファイルが条件に合致した妥当なものであるか否かを判断する。あるいは、情報処理端末3からの返信の日時または返信の回数を確認し、返信に関する条件を満足しているか否かを判断する。返信ファイルが条件に合致しないものであったり、返信時点や返信回数が条件を逸脱していたりする場合、情報処理端末3よりもたらされる返信ファイルを破棄する。但し、このような返信ファイルの制限は、必ずしもサーバコンピュータ1側で実施するとは限られない。ウェブページを構成するデータ中にスクリプトを記述しておけば、情報処理端末3のウェブブラウザ側で返信ファイルの制限を実施することも可能である。
In accordance with the program, the server computer 1 accepts an upload request (step S13) and receives a reply file provided from the information processing terminal 3 (step S14). At this time, the server computer 1 functions as the reply file receiving means 104. In the case where the condition information is included in the file round-trip request, a process for determining whether a reply by the other user satisfies the condition defined in the condition information is involved. That is, the server computer 1 refers to the capacity of the received reply file, the number of files, the extension attached to the file name, etc. according to the program, and whether or not the reply file meets the conditions. Judging. Alternatively, the date and time of reply from the
返信ファイルを受信したサーバコンピュータ1は、プログラムに従い、返信ファイルを所定の暗号アルゴリズム及び暗号鍵を用いて暗号化し、補助記憶デバイスkの所要の記憶領域に格納する(ステップS15)。返信ファイルは、これを発信元に送り返す処理を完遂するまでの間、または所定の有効期限を過ぎるまでの間保存される。このときのサーバコンピュータ1は、返信ファイル格納手段105として働く。 The server computer 1 that has received the reply file encrypts the reply file using a predetermined encryption algorithm and encryption key according to the program, and stores it in a required storage area of the auxiliary storage device k (step S15). The reply file is stored until the process of sending it back to the sender is completed or until a predetermined expiration date is passed. At this time, the server computer 1 functions as the reply file storage means 105.
ここまでの手順を経て、返信ファイルの返信が正式に受け付けられたことになる。サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、返信ログを生成して記録する(ステップS16)。返信ログは、メインメモリjまたは補助記憶デバイスkに格納する。返信ログは、各相手方から発信元に向けた返信ファイルの返信の進捗に関するログである。この時点での返信ログは、例えば、以下の内容を含む。
・返信セッションを識別する識別子
・相手方のユーザを示す情報(電子メールアドレス)
・返信ファイルを受信した日時(タイムスタンプ)
・返信ファイル受信時における、各返信ファイルのハッシュ値
ハッシュ値は、所定のハッシュ関数に、返信ファイルの一部または全部を代入して算出する。なお、返信ファイルをアップロードする宛先のURIは相手方に応じて異なり、そのURIはアップロード要求に含まれてサーバコンピュータ1にもたらされることから、サーバコンピュータ1は何れの相手方が返信ファイルを返信してきたかを知得し得る。よって、サーバコンピュータ1は、各相手方毎に返信ログを生成するものとし、それら返信ログに相異なる識別子を付与する。なお、返信ログは、往復要求受付ログ及び往信ログに関連付けられる。往復要求受付ログ及び往信ログと返信ログとの関連付けの態様は種々考えられるが、本実施形態では、ファイル往復要求を識別する識別子と返信セッションを識別する識別子との間に明示的な関係性を持たせるようにしている。例示すると、あるファイル往復要求に従って往信ファイルを送信した2人の相手方から返信ファイルを回収する状況下で、このファイル往復要求を識別する識別子が「015」である場合に、1人目の相手方から発信元への往信セッションには識別子「015−1R」を付与し、2人目の相手方に向けた往信セッションには識別子「015−2R」を付与する。これら往復要求受付ログ、往信ログ、返信ログの関係を、図12に例示する。
Through the procedure so far, the reply file has been officially accepted. The server computer 1 generates and records a reply log according to the program (step S16). The reply log is stored in the main memory j or the auxiliary storage device k. The reply log is a log related to the progress of reply of the reply file from each partner to the sender. The reply log at this point includes, for example, the following contents.
・ Identifier that identifies the reply session ・ Information indicating the other user (e-mail address)
-The date and time when the reply file was received (time stamp)
The hash value hash value of each reply file when the reply file is received is calculated by substituting a part or all of the reply file into a predetermined hash function. The URI of the destination to which the reply file is uploaded differs depending on the other party, and the URI is included in the upload request and provided to the server computer 1, so that the server computer 1 determines which party has returned the reply file. You can know. Therefore, the server computer 1 generates a reply log for each partner, and gives different identifiers to these reply logs. The reply log is associated with the round-trip request acceptance log and the outbound log. There are various ways of associating the round-trip request acceptance log and the outgoing and outgoing logs with the reply log. In this embodiment, an explicit relationship is established between the identifier for identifying the file round-trip request and the identifier for identifying the reply session. I try to have it. For example, in a situation where a reply file is collected from two opponents who have transmitted an outgoing file according to a certain file round-trip request, if the identifier identifying this file round-trip request is “015”, the call is sent from the first partner An identifier “015-1R” is assigned to the outgoing communication session, and an identifier “015-2R” is assigned to the outgoing session directed to the second party. The relationship between these round-trip request acceptance log, outgoing communication log, and reply log is illustrated in FIG.
総じて言えば、サーバコンピュータ1は、ファイル往復要求の受信、通知メールの送信、往信ファイルのダウンロード送信、返信ファイルのアップロード受信という4段階の処理を実行する。そして、これら各段階の処理をリアルタイムに監視してそのログを記録することができる。つまり、このサーバコンピュータ1は、ログ記録手段106として働いている。 Generally speaking, the server computer 1 executes four steps of processing: reception of a file round-trip request, transmission of a notification mail, transmission transmission of an outgoing mail file, and reception of uploading of a reply file. And the process of each of these steps can be monitored in real time and the log can be recorded. That is, this server computer 1 works as the log recording means 106.
また、サーバコンピュータ1は、各相手方より返信ファイルを回収しつつ、返信ファイルを発信元に送り返すための具体的な処理手順を実行する。サーバコンピュータ1は、HTTP等に則って返信ファイルを発信元のユーザにダウンロードさせるウェブページを電気通信回線4上に公開する。返信ファイルをダウンロードするためにアクセスするべきウェブページのURIは、ファイル往復要求毎に相異なるものとする。そのために、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、ファイル往復要求毎に相異なる一意のURIを生成して(ステップS17)各URIをメインメモリjまたは補助記憶デバイスkに保持しておく。その上で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、上記のURIを記述した通知メールを発信元に向けて送信する(ステップS18)。通知メールの送信先は、ファイル往復要求に含まれている、発信元のユーザが使用する電子メールアドレスである。
In addition, the server computer 1 executes a specific processing procedure for returning the reply file to the transmission source while collecting the reply file from each partner. The server computer 1 publishes a web page on the
他方、発信元のユーザは、情報処理端末2を使用して返信ファイルをダウンロードする。発信元のユーザは、電子メールクライアントを起動して通知メールを受信し、ウェブブラウザを起動して通知メールに記述されたURIにより指し示されるウェブページにアクセスする。サーバコンピュータ1のウェブサーバは、情報処理端末2によるアクセスを受け付け(ステップS19)、往信ファイルをダウンロードさせるウェブページを構成するデータ(HTMLファイル等)を生成して情報処理端末2に向けて送信する(ステップS20)。ここでの情報処理端末2とサーバコンピュータ1との通信も、SSL等により暗号化することが望ましい。なお、ステップS19でサーバコンピュータ1が送信するウェブページのデータには、各相手方が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を含める。進捗情報は、サーバコンピュータ1が記録していたログを基に生成する。このときのサーバコンピュータ1は、進捗情報送信手段107として働く。
On the other hand, the transmission source user uses the
データを受信した情報処理端末2のウェブブラウザは、当該ウェブページをディスプレイeの画面に表示する。返信ファイルをダウンロードするためのウェブページを、図13に例示する。図示例のごとく、このウェブページには進捗情報、即ちあるファイル往復要求に対する各相手方からの返信の進捗状況が一覧表示される。しかして、相手方のユーザは、入力デバイスfを使用して、各返信ファイルをダウンロードする操作を行う。具体的には、ウェブページ上に表示されている「受取」ボタン210または「一括受取」ボタン211をクリックする。この操作を受け付けたウェブブラウザは、「受取」ボタン210に対応する返信ファイルのダウンロード要求、または「一括受取」ボタン211がクリックされた場合には全ての返信ファイルのダウンロード要求をサーバコンピュータ1に向けて送信する。このダウンロード要求を受信した(ステップS21)サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、補助記憶デバイスkに暗号化して格納している返信ファイルを復号化した上で情報処理端末2に向けて送信する(ステップS22)。このときのサーバコンピュータ1は、返信ファイル送信手段109として働く。なお、返信ファイルを送信する際には、送信対象となる返信ファイルの一部または全部よりハッシュ値を生成して、先に記録した返信ログにおけるハッシュ値と比較する。両ハッシュ値が一致すれば、補助記憶デバイスkに保存していた返信ファイルの同一性保持が証明されることになる。
The web browser of the
返信ファイルを送信した時点(上記のダウンロード要求を受信した時点)で、サーバコンピュータ1は、プログラムに従い、発信元に返信ファイルを送信した事実に関する情報を返信ログに追記する(ステップS23)。返信ファイルをダウンロードするためのウェブページのURIはファイル往復要求毎に異なり、そのURIはダウンロード要求に含まれてサーバコンピュータ1にもたらされることから、サーバコンピュータ1は何れのファイル往復要求に係るどの返信ファイルを発信元に送信したかを知得し得る。よって、サーバコンピュータ1は、対応したファイル往復要求に係る返信ログに、各返信ファイルについての以下の情報を追記する。
・当該返信ファイルを発信元に送信した日時(タイムスタンプ)
・発信元への送信時における、当該返信ファイルのハッシュ値
本実施形態によれば、電気通信回線4を介して一または複数の相手方に往信ファイルを送り届け、かつ各相手方より送り返される返信ファイルを集約するシステムであって、発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段101と、前記往復要求受信手段101が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段102と、前記往信ファイル送信手段102が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段103と、前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段104と、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段105と、前記相手方の各々が返信ファイルを返信してきたか否かに関する進捗情報を前記ファイル往復要求毎に記録するログ記録手段106と、前記ログ記録手段106が記録した進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段107とを具備してなるファイル往復システムを構成したため、相手方より返信される返信ファイルを簡便に回収し得るのみならず、ある往信に対して何れの相手方が既に返信し、何れの相手方が未だ返信していないのかを(ファイル往復要求毎の進捗情報として)容易に掌握可能となる。そして、発信元から相手方への往信、相手方から発信元への返信という一連した手続を好適に支援することができる。
At the time when the reply file is transmitted (when the download request is received), the server computer 1 adds information on the fact that the reply file has been transmitted to the sender in the reply log according to the program (step S23). Since the URI of the web page for downloading the reply file is different for each file round-trip request, and the URI is included in the download request and provided to the server computer 1, the server computer 1 determines which reply to which file round-trip request is associated. You can know if you sent the file to the source. Therefore, the server computer 1 adds the following information about each reply file to the reply log related to the corresponding file round-trip request.
-The date and time (time stamp) when the reply file was sent to the sender
-Hash value of the reply file at the time of transmission to the sender According to the present embodiment, the outgoing file is delivered to one or a plurality of other parties via the
前記ファイル往復要求に、複数の相手方に係る相手方識別子が含まれる場合において、前記返信アドレス送信手段103が、前記相手方毎に相異なる返信アドレス(URI)を決定して送信し、前記ログ記録手段106が、前記返信ファイル受信手段104が受信した返信ファイルが何れの返信アドレスに返信されたのかによって相手方を特定し前記進捗情報を記録するものとしたため、ユーザ認証等の処理手順を実施することなく返信ファイルを返信してきた相手方を特定可能となっている。また、相手方にとっても、ユーザ認証のためのID・パスワード入力等の操作を省くことができる。
In the case where the file round-trip request includes counterparty identifiers related to a plurality of counterparties, the reply
前記ファイル往復要求に、前記発信元で指定された返信に関する条件を規定する条件情報が含まれる場合において、前記条件情報に規定された条件を満たしている返信に係る返信ファイルのみを前記返信ファイル格納手段105に格納するように構成したため、発信元の所望する態様の返信ファイルのみを確実に回収することができる。
When the file round-trip request includes condition information that defines a condition related to the reply specified by the sender, only the reply file related to the reply that satisfies the condition specified in the condition information is stored in the reply file. Since it is configured so as to be stored in the
加えて、前記ログ記録手段106が、前記往信ファイルのハッシュ値である往信ハッシュ(往信ログに含まれるハッシュ)と前記返信ファイルのハッシュ値である返信ハッシュ(返信ログに含まれるハッシュ)とを生成し、かつこれら往信ハッシュ及び返信ハッシュを関連付けて記録するものとしているため、発信元から相手方に往信ファイルが送り届けられた事実と、相手方から発信元に返信ファイルが送り返された事実とを組にして記録し事後的に確認することが可能になっている。即ち、往復のやり取りが行われたという事実を証明し得るシステムとなり、業務上、商取引上の文書の移送や取り交わしにおいて極めて有効に利用できる。
In addition, the
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。特に、ファイル往復要求は、発信元のユーザが使用する情報処理端末2より直接的にファイル往復システム(のサーバコンピュータ1)にもたらされるとは限られない。ファイル往復要求は、自動化されたコンピュータより発されることがあり得る。
The present invention is not limited to the embodiment described in detail above. In particular, the file round-trip request is not always brought directly to the file round-trip system (the server computer 1) from the
発信元のユーザから相手方のユーザに向けて行われる一の往信において複数個の往信ファイルが一括に送信される場合に、ファイル往復システム(のログ記録手段106)では、各往信ファイル毎に(往信ファイルと同数の)往信ハッシュを生成してもよく、全往信ファイルを単一のファイルと見立てて(単一の)往信ハッシュを生成してもよい。同様に、ある相手方のユーザから発信元のユーザに向けて行われる一の返信において複数個の返信ファイルが一括に送信される場合に、ファイル往復システムでは、各返信ファイル毎に返信ハッシュを生成してもよく、全返信ファイルを単一のファイルと見立てて返信ハッシュを生成してもよい。一括に送信される全ファイルを基に単一のハッシュを生成しログとして記録しておくものとすれば、それら複数個のファイルの相互の関連を事後的に証明し得ることになる。 When a plurality of outgoing files are transmitted in a batch in one outgoing message sent from the sender user to the other user, the file reciprocating system (log recording means 106) (for each outgoing file) The same number of outgoing hashes may be generated, or all outgoing files may be considered as a single file and a (single) outgoing hash may be generated. Similarly, when a plurality of reply files are sent in a batch in one reply sent from a partner user to the sender, the file reciprocation system generates a reply hash for each reply file. Alternatively, a reply hash may be generated by regarding all reply files as a single file. If a single hash is generated and recorded as a log based on all the files sent in a batch, the mutual relationship between the plurality of files can be proved later.
また、情報処理端末2上で起動するクライアントプログラムに、返信ファイルをサーバコンピュータ1からダウンロードする機能や、進捗情報を受信して一覧表示する機能を実装しても構わない。この場合、情報処理端末2とサーバコンピュータ1との間でユーザ認証子を授受して発信元のユーザの認証が可能であるため、より確実に該当ユーザに返信ファイルを送り届けられるようになる。また、サーバコンピュータ1が発信元のユーザに向けて通知メールを送信する手順等も省略できる。
In addition, a function for downloading a reply file from the server computer 1 or a function for receiving progress information and displaying a list may be installed in a client program that is activated on the
さらに、フラッシュメモリ(特に、いわゆるUSBメモリ)、ICカード等の情報処理端末2、3に対し着脱可能な補助記憶デバイスを応用することが考えられる。例えば、発信元のユーザが使用するクライアントプログラムを格納した補助記憶デバイスを提供すれば、発信元のユーザはこれを所持して任意の情報処理端末2から往信を行うことができる。言い換えるならば、情報処理端末2に予めクライアントプログラムをインストールしておく必要がなくなる。また、このような補助記憶デバイスを所持しているユーザのみが往信(及び返信ファイルの回収)を行い得ることとなり、ファイル往復システムの利用者を制限できる。加えて、相手方に送り届けるべき往信ファイルを格納する手段として、及び/または、サーバコンピュータ1よりダウンロードする返信ファイルを格納する手段として、上記の補助記憶デバイスを機能させるものとすれば、発信元となるユーザはこの補助記憶デバイスのみを以てファイル往復手続の用をなすことが可能となる。
Furthermore, it is conceivable to apply an auxiliary storage device that can be attached to and detached from the
情報処理端末2にインストールされているクライアントプログラムを起動するためのキーとなるデータを格納した補助記憶デバイスを提供すれば、これを所持しているユーザのみがクライアントプログラムを起動して往信を行い得ることとなる。この場合のクライアントプログラムは、起動開始時に、情報処理端末2に接続されているであろう補助記憶デバイスからキーとなるデータを読み出す処理を試行し、データの読み出しに成功しなければプログラムの実行を中断ないし終了する。
If an auxiliary storage device that stores data serving as a key for starting a client program installed in the
既に述べたように、本システムでは、情報処理端末2とサーバコンピュータ1との間でユーザ認証子が授受されて発信元となるユーザの認証が行われるが、そのユーザ認証子を着脱可能な補助記憶デバイスに格納したものを提供すれば、やはりこれを所持しているユーザのみが往信を行い得ることになる。この場合のクライアントプログラムは、起動開始時、ファイル往復要求の送信時または返信ファイルのダウンロード時等に、情報処理端末2に接続されているであろう補助記憶デバイスからユーザ認証子を読み出す処理を試行し、ユーザ認証子の読み出しに成功しなければファイル往復要求の送信や返信ファイルのダウンロード等を実施しない(あるいは、サーバコンピュータ1が、発信元のユーザの認証に失敗したとしてこれらの要求を拒絶する)。
As described above, in this system, a user authenticator is exchanged between the
その他、各部の具体的構成や具体的な処理手順等は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。 In addition, the specific configuration of each unit, the specific processing procedure, and the like are not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
1…サーバコンピュータ(ファイル往復システム)
101…往復要求受信手段
102…往信ファイル送信手段
103…返信アドレス送信手段
104…返信ファイル受信手段
105…返信ファイル格納手段
106…ログ記録手段
107…進捗情報送信手段
4…電気通信回線
1. Server computer (file reciprocation system)
DESCRIPTION OF
Claims (6)
発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段と、
前記往復要求受信手段が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段と、
前記往信ファイル送信手段が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段と、
前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段と、
前記返信ファイル受信手段が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段と、
前記ファイル往復要求を受け付けた事実に関するログである往復要求受付ログ、前記相手方の各々に向けた往信ファイルの送信の進捗に関するログである往信ログ、及び、前記相手方の各々から前記発信元に向けた返信ファイルの返信の進捗に関するログである返信ログを関連づけてファイル往復要求毎に記録するログ記録手段と、
前記ログ記録手段が記録したログに基づく進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段とを具備してなり、
前記ログ記録手段が、前記往信ファイルをダウンロードするためにアクセスするべきウェブページのURIを含む通知メールを前記相手方に向けて送信した日時のタイムスタンプ及び往信ファイルを前記相手方に向けてダウンロード送信した日時のタイムスタンプを前記往信ログとして記録し、なおかつ、前記相手方より前記返信ファイルを受信した日時のタイムスタンプを前記返信ログとして記録する
ことを特徴とするファイル往復システム。 A system that sends outgoing files to one or more other parties via a telecommunication line and aggregates the return files sent back from each other,
A round-trip request receiving means for receiving a file round-trip request including a counterpart identifier that identifies a counterpart specified by a sender and an outgoing file;
Referring to the file round-trip request received by the round-trip request receiving means, and sending a forward file to the other party identified by the other party identifier;
In response to the process of sending the outgoing file by the outgoing file sending means, a reply address sending means for sending a reply address defining a reply destination of the reply file to the other party,
A reply file receiving means for receiving a reply file that is replied to the reply address from the other party;
Reply file storage means for storing the reply file received by the reply file receiving means;
A round-trip request acceptance log that is a log relating to the fact that the file round-trip request has been accepted, an outgoing log that is a log relating to the progress of transmission of an outgoing file to each of the other parties, and from each of the other parties to the sender A log recording means for associating a reply log, which is a log related to a reply progress of a reply file, for each file round-trip request;
Ri Na progress information based on the log that the log recording unit was recorded and a progress information transmitting means for transmitting to said source,
The date and time when the log recording means sent the notification mail including the URI of the web page to be accessed to download the outgoing file to the other party and the date and time when the outgoing file was downloaded and sent to the other party. Is recorded as the outgoing log, and the time stamp of the date and time when the reply file is received from the other party is recorded as the reply log.
A file round-trip system characterized by that .
前記返信アドレス送信手段は、前記相手方毎に相異なる返信アドレスを決定して送信し、前記ログ記録手段は、前記返信ファイル受信手段が受信した返信ファイルが何れの返信アドレスに返信されたのかによって相手方を特定し前記返信ログを記録する請求項1記載のファイル往復システム。 In the case where the file round-trip request includes partner identifiers related to a plurality of opponents,
The reply address sending means determines and sends different reply addresses for each of the opponents, and the log recording means responds to which reply address the reply file received by the reply file receiving means is sent back to. 2. The file reciprocation system according to claim 1, wherein the reply log is recorded by specifying the reply.
前記条件情報に規定された条件を満たしている返信に係る返信ファイルのみを前記返信ファイル格納手段に格納するように構成した請求項1または2記載のファイル往復システム。 In the case where the file round-trip request includes condition information that defines conditions regarding a reply specified by the sender,
3. The file reciprocation system according to claim 1, wherein only a reply file related to a reply that satisfies a condition defined in the condition information is stored in the reply file storage unit.
発信元で指定された相手方を識別する相手方識別子及び往信ファイルを含むファイル往復要求を受信する往復要求受信手段、A round-trip request receiving means for receiving a file round-trip request including a counterparty identifier for identifying a counterparty specified by a sender and an outgoing file;
前記往復要求受信手段が受信したファイル往復要求を参照し、相手方識別子で識別される相手方に向けて往信ファイルを送信する往信ファイル送信手段、Referring to the file round-trip request received by the round-trip request receiving means, and sending a forward file to the other party identified by the other party identifier,
前記往信ファイル送信手段が往信ファイルを送信する処理に付随して、返信ファイルの返信先を規定する返信アドレスを前記相手方に向けて送信する返信アドレス送信手段、A reply address sending means for sending a reply address for specifying a reply destination of a reply file to the other party in association with the process of sending the outgoing file by the outgoing file sending means,
前記相手方より前記返信アドレスに向けて返信される返信ファイルを受信する返信ファイル受信手段、A reply file receiving means for receiving a reply file that is replied to the reply address from the other party;
前記返信ファイル受信手段が受信した返信ファイルを格納する返信ファイル格納手段、Reply file storage means for storing the reply file received by the reply file receiving means;
前記ファイル往復要求を受け付けた事実に関するログである往復要求受付ログ、前記相手方の各々に向けた往信ファイルの送信の進捗に関するログである往信ログ、及び、前記相手方の各々から前記発信元に向けた返信ファイルの返信の進捗に関するログである返信ログを関連づけてファイル往復要求毎に記録するログ記録手段、並びに、A round-trip request acceptance log that is a log relating to the fact that the file round-trip request has been accepted, an outgoing log that is a log relating to the progress of transmission of an outgoing file to each of the other parties, and from each of the other parties to the sender Log recording means for associating a reply log, which is a log related to the progress of reply of a reply file, and recording each file round-trip request; and
前記ログ記録手段が記録したログに基づく進捗情報を前記発信元に向けて送信する進捗情報送信手段Progress information transmitting means for transmitting progress information based on the log recorded by the log recording means to the transmission source
として機能させ、Function as
前記ログ記録手段が、前記往信ファイルをダウンロードするためにアクセスするべきウェブページのURIを含む通知メールを前記相手方に向けて送信した日時のタイムスタンプ及び往信ファイルを前記相手方に向けてダウンロード送信した日時のタイムスタンプを前記往信ログとして記録し、なおかつ、前記相手方より前記返信ファイルを受信した日時のタイムスタンプを前記返信ログとして記録するThe date and time when the log recording means sent the notification mail including the URI of the web page to be accessed to download the outgoing file to the other party and the date and time when the outgoing file was downloaded and sent to the other party. Is recorded as the outgoing log, and the time stamp of the date and time when the reply file is received from the other party is recorded as the reply log.
ことを特徴とするプログラム。A program characterized by that.
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005070647A JP4770209B2 (en) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | File reciprocation system and program |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP4770209B2 true JP4770209B2 (en) | 2011-09-14 |
Family
ID=37092798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005070647A Active JP4770209B2 (en) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | File reciprocation system and program |
Country Status (1)
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2005
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