JP4768808B2 - スペクトル拡散携帯無線通信システムの方法および装置 - Google Patents

スペクトル拡散携帯無線通信システムの方法および装置 Download PDF

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Description

発明の背景
発明の分野
本発明は、広く、無線通信システムに関するものである。特に、本発明は、1xEV−DOシステムなど(例えば、1xEV−DOシステムでの擬似雑音デジタル符号列)のビーコン信号を、システム内の順方向通信リンクの一部として用いた、スペクトル拡散携帯無線通信システムに関するものである。
従来技術
CDMA2000(あるいはIS−2000として知られているもの)など、現在のスペクトル拡散携帯無線技術は、音声帯域容量とデータサービスを飛躍的に改善した特長を有している。しかし、これらの技術は、高速のIP通信に対しては、完全には最適化されているとはいえない。例えば、順方向通信の最大伝送速度は、1X拡散版(1.25MHz)を用いて、307.2kbpsである。従って、IS−856あるいは1xEV−DOという名称で知られている新しい携帯無線技術が、従来からのレガシーな動作モードをサポートしなければならないという制約に縛られずに、効率的な高速パケットデータサービスを提供するために開発されている。
1xEV−DOシステムでは、複数のアクセスポイント(サーバと称する場合もある)のネットワークは、無線CDMAチャネルを介した、静止又は移動する複数のアクセス端末(ユーザ端末と称される場合もある)の集団に対する高速データアクセスを提供している。アクセスポイントは、IS―95システムの基地局に対応するものであり、その名称で呼ばれる場合もある。また、アクセス端末は、IS−95システムの移動ユニットに対応するものであり、その名称で呼ばれる場合もある。
情報は、図1に示したフレーム構造で編成した形で、順方向リンクを介してアクセスポイントからアクセス端末へ伝送される。全フレーム長は、26.67msであり、各フレームは、各タイムスロットが時間幅1.666msで2048(=1.2288Mcps×1.666ms)チップを搬送する16個のタイムスロットに均等に分割されている。各スロットは、更に、2つの半スロットに分割されていて、各半スロットは、図2Aおよび図2Bに示すようなパイロット・バーストを含んでいる。各パイロット・バーストは、96チップの長さを有し、半スロットの中央部にその中心位置が合わされている。各スロット内部では、パイロットチャンネル(パイロット・バーストによって実現されている)と、順方向メディアアクセス制御(MAC)チャンネルと、トラフィック制御チャンネルとが時間多重化されている。図2Aおよび図2Bに示すように、1xEV−DO順方向リンクタイムスロットの構成には、2種類ある。一つは、(図2Aに示すように)データ転送を行うアクティブ・スロットであり、もう一つは、(図2Bに示すように)いかなるユーザに対してもデータ伝送を行わないアイドル・スロットである。
時分割多重化されたチャンネルは、セクタの最大電力で伝送され、そのため、活動しているユーザ間で電力共有を行なわない。データ伝送の最中は、1つのアクセス端末に向けてのみデータを一度に送り、アクセスポイントの全電力を用いて、その一人のユーザに対して可能な最大データ伝送速度をもたらすようにする。
MACチャンネルは、2つのサブチャンネルから構成されている。リバースパワー制御(RPC)チャンネルとリバース・アクティビティ(RA)チャンネルである。トラフィック/制御チャンネルは、アクセスポイントとアクセス端末の間で、ユーザデータと制御データを搬送する。これらのチャンネルで搬送するデータの詳細は、3GPP2 C.0024第2版“CDMA2000高速パケットデータ無線インターフェース仕様”に記載されており、本明細書の一部を構成するものとしてその内容を援用する。
1xEV−DOシステムは、バーストパイロットを用いているが、それは、バースト状パケットのデータサービスに最適なものである。バーストパイロットは、IS−95にあるように、独立したコードチャンネルで伝送され、図3に示すように予め定められた時間間隔で、順方向リンク波形に展開される。バーストパイロットは、セルが伝送可能となる最大電力で伝送される。変化するチャネル状態にあっても、正確なチャンネル評価を迅速に行うことが可能となるように、パイロットに対してセルの最大電力を用いることにより、可能な限り最大の信号対雑音比(SNR)を達成する。
バーストパイロットは、長さが32,768チップの基準擬似雑音(PN)符号列から切り出された、長さが96チップの符号列である。基準PN符号列は、その中の対応する96チップの下位符号列(あるいはチャンク)を選択するために、予め定めらた96チップ間隔で展開される。予め定められた間隔は、512(=32,768/64)個のバーストパイロット符号列が存在できるように、64チップだけオフセットさせる。この512個のバーストパイロット符号列の各々は、0から511の値をもつインデックスによって識別される。512個の可能なバーストパイロット符号列の1つ1つを、ネットワーク内の各アクセスポイントに割り当てる。このバーストパイロット符号列によって、アクセス端末は、アクセスポイントを識別し、初期獲得、位相再生、タイミング再生および最大比結合のためのタイミングを獲得できる。また、バーストパイロット符号列は、順方向データ伝送速度制御(DRC)のための、受信信号強度の予測手段を提供している。
1xEV−DOシステムのアクセスポイント間の同期は、各アクセスポイントの場所に配置された、全地球測位システム(GPS)受信機を用いて行う。適切な安定クロック発生器により、このGPS受信機は、正確なタイミング情報をアクセスポイントに提供する。
1xEV−DOシステムの受信可能領域内で、相対的に等しい信号強度を持つ多数のパイロット信号が受信されると、パイロット錯綜が起こる。このようなパイロット錯綜は、データ転送の欠落や伝送容量の減少を引き起こすため、不利な状況をもたらす。従って、このようなパイロット錯綜を最小限にとどめるためには、ネットワーク内のアクセスポイントへのバーストパイロット符号列の割当を最適化することが有効なものとなる。
通常、この最適化は、1xEV−DO携帯無線システムの対象とする受信可能領域内の多数の地点で受信したパイロット信号を検出し、検出したパイロット信号の信号強度を測定、記録するパイロット走査を用いて、1xEV−DO携帯無線システムの対象とする受信可能領域をパイロット走査することよって行われる。パイロット走査は、正確なクロック源にアクセスする必要がある。通常、クロック源として、全地球測位システム(GPS)受信機を用いる。従って、これらの装置は、通常、GPS受信機を装備している。
1xEV−DOシステムでは、全てのアクセスポイントは、その電力を制限して、バーストパイロット符号列が、信号経路上の伝播による64チップの最大遅延以内で受信されるようになっていることを想定している。しかし、バーストパイロット符号列が、さらに遠距離地点で受信できるように、ネットワークが設定されている場合(あるいは、アクセスポイントが、システムクロックとの同期を失った場合)には、64チップ以上の遅延を伴って、バーストパイロット符号列を受信する可能性がある。
現状の1xEV−DOのパイロット走査システムでは、これらの状況を検出するために、64チップよりも長い検索ウインドを用いることができる。しかし、長い検索ウインドを用いると、このようなバーストパイロット符号列の検出に曖昧さを生じることになる。ここでは、特に、アクセスポイントは、インデックスが256であり、伝播による信号遅延がないバーストパイロット符号列を送信しているものと仮定する。パイロット走査が、このバーストパイロット符号列を検索する際に、チップ遅延がないバーストパイロット符号列256を見つけ出し、さらに、64チップの遅延をもつバーストパイロット符号列255も見つけ出す場合がある。この状況が発生する原因は、1xEV−DOシステムにおいては、隣り合う2つのパイロット信号は、32チップの重なりを有しているためである。この曖昧さは、L3メッセージ検出・記録によって解決され、この場合、2つのパイロット信号のインデックスを再生し、重複したパイロット信号(上記の例では、64チップの遅延をもつバーストパイロット符号列255)が無視される。
一方、このようなL3メッセージ検出・記録の処理が不利な点は、設計と実装が複雑となりコスト高になることである。さらに、L3メッセージ検出・記録のための信号処理時間が、走査の処理時間に加わり、結果として、走査速度が低下してしまう。従って、1xEV−DOシステムにおいて、バーストパイロット計測を含む、信号伝播と受信可能範囲の評価のための改良された装置及び方法の提供が求められている。
発明の概要
本発明の目的は、拡張された検索ウインドによって、相関に基づき効率的にパイロット検出を行うための改良された装置及び方法を提供することである。
本発明の目的は、さらに、L3メッセージ検出・記録に伴う複雑さと計算上の問題を解決するための改良された装置及び方法を提供することである。
上記の目的は、以下で詳細に説明するが、その解決のために、スペクトル拡散無線通信システムのビーコン信号を発見するための改良された装置(および対応した方法)を提供する。この装置では、ビーコン信号は、各々に対してインデックス値と、互いに重なり合った部分とを備えた、複数の異なる符号列を含んでいる。拡張された検索ウインド上で、相関を求める。重複する符号列に対応し、予め定められた許容ウインド内に収まる時間オフセットを有する相関ピークの組を識別することにより、検出された相関ピーク間の曖昧さを解消する。この相関ピークの各組を分析することにより、低い電力レベル値を持つピークを識別し、この低い電力レベルピークに関する情報を、それ以降の出力操作および処理操作から取り除く。
上記の機構は、64チップよりも長い最大遅延を伴って、アクセス端末によってバーストパイロット符号列を受信するアプリケーションにおいて、検出されたパイロット信号に対して、インデックスを正確に割り当てる際に、1xEV−DOに適用することができる。このようなパイロット走査機構は、(信号伝播データ及び通信可能範囲データを収集し保存する)試験計測装置に適用可能であると同時に、1xEV−DOネットワークや、システムの順方向リンクに同一のビーコン信号を用いる他のスペクトル拡散携帯無線通信システムでのネットワーク障害対策に用いる他の無線受信機にも適用可能である。
本発明の他の目的及び利点は、添付の図面と詳細な説明とを合わせて引用することにより、当業者には明らかなものとなる。
詳細な説明
図4に、典型的な1xEV−DOネットワークの略ブロック図を示す。無線ネットワーク制御/パケットデータ・サービスノード10は、ネットワークのアクセスポイント14とパケットスイッチネットワーク12(例えば、インターネットあるいは広域情報通信網)との間のパケット経路指示を行うために設けられ、さらに、ネットワークの無線通信リソースの管理と、ネットワーク内のアクセスポイント間のハンドオフを担うものである。各アクセスポイント14は、固定位置に置かれ、携帯無線アンテナ16に接続された多チャンネルトランシーバを含んでいる。各アクセスポイント14とアンテナ16は、セル18と称する地理上の局所的な領域に対する通信ゲートウェイとして作用する。ネットワークのセル18は、ネットワークの受信可能領域を定義するように地理的に分散している。いくつかのセル18は、通常、一つの共用アンテナ塔の周辺に扇状に設けられる。アンテナ塔は、複数の指向性アンテナを備え、各アンテナは特定の領域をカバーするように構成されている。複数のアンテナが置かれている場所は、しばしば、セルサイトあるいはトランシーバ・ステーションと呼ばれる。
各アクセスポイントは、図1から図3に示すように、パイロットチャンネルで、バーストパイロット符号列を送信する。バーストパイロット符号列は、長さが32,768の基準擬似雑音(PN)符号列から切り出された、長さが96チップのPN符号列である。基準PN符号列は、その中の96チップの下位符号列(あるいはチャンク)を選択するために、予め定められた96チップ間隔で展開される。従って、総数512(=32,768/64)個のバーストパイロット符号列が存在しうるようになっている。この512個のバーストパイロット符号列の各々は、0から511の値をもつインデックスによって識別される。このバーストパイロット符号列により、アクセス端末20は、このバーストパイロット符号列を送信する特定のアクセスポイント14を識別し、初期獲得、位相再生、タイミング再生および最大比結合のためのタイミングを獲得することが可能となる。また、このバーストパイロット符号列は、順方向データ伝送速度制御(DRC)のための、受信信号強度の予測手段を提供している。ここでは、無線対応のコンピュータ、無線対応のPDA、デュアルモード対応の携帯電話/PDA(例えば、1xEV−DOパケットデータアクセスと、セルベースの音声通話とに対応したIS−95機能を備えた装置)、無線対応の車載コンピュータ、あるいは、他の1xEV−DO無線対応に適したデータ処理装置などにより、アクセス端末20を実現することが可能である。
アクセスポイント14のシステム時刻とその同期化は、全地球測位システム(GPS)衛星22と、各アクセスポイント位置14のGPS受信機によって行なう。適切な安定クロック発生器を用いて、これらのGPS受信機は、正確なタイミング情報をアクセスポイント14に対して供給する。
本発明によるパイロット走査装置100は、ネットワークのセル18のいずれか一つに配備される。パイロット走査装置100は、対応するアクセスポイント14から送信された1xEV−DO信号の信号品質指標を求め、それを保存するためのコンピュータシステム131に接続されて、ともに協調して動作するように構成されている。通常、この指標は、ネットワークのセル18内の複数地点で行われる実動作試験の一部として収集され、周波数計画最適化や受信可能範囲最適化など、後処理で行うネットワーク最適化に用いられる。
図5に、本発明のパイロット走査装置100のブロック図を示す。一般的に、パイロット走査装置100は、各々、処理プラットフォーム107に接続された、無線サブシステム103(例えば、RFチューナと直交復調器)とGPS受信機105とを含んでいる。無線システム103は、ポート101を介してそれに接続されたRFアンテナ97とともに動作し、1xEV−DO携帯無線システムのバーストパイロット信号を搬送するRF周波数帯域(中心周波数が1.9GHz、800MHzの、あるいは他の予め定められたRF周波数帯域)を受信する。無線サブシステム103は、受信したRF周波数帯域を、ベースバンド信号にダウンコンバートし、ベースバンド信号をサンプリングして、受信したパイロット信号を表すベースバンド直交(I,Q)サンプルをデジタル形式で求める。処理プラットフォーム107は、それぞれ、ベースバンドI及びQサンプルを格納したI及びQサンプルバッファ109を含んでいる。GPS受信機105は、ポート104を介してそれに接続されたGPSアンテナ99とともに動作し、GPSシステムのGPS信号を搬送するRF周波数帯域を受信する。GPS受信機105は、受信したRF周波数帯域をダウンコンバートした後、信号処理して、その中からGPS時間信号を取り出す。
また、処理プラットフォーム107は、タイミング信号発生器111、パイロット検出ブロック113及び入出力インターフェースブロック115を含んでいる。処理プラットフォーム107は、デジタル信号プロセッサによって実現することが好ましい。それに代えて、処理プラットフォームは、FPGA、ASICあるいは他の好適なデータ処理手段によって実現することも可能である。タイミング信号発生器111は、処理プラットフォーム107の一部として構成された、プログラム可能なタイマとして実現することが好ましい。それに代えて、タイミング信号発生器は、処理プラットフォーム107あるいは他の好適な手段に接続された電子回路によって実現することも可能である。
タイミング信号発生器111は、GPS受信機105から出力されたGPS時間信号を受信し、GPS時間信号を用いてGPS基準タイミング信号を生成する。一実施例において、GPS基準タイミング信号は、1xEV−DOアクセスネットワークによって用いられるシステム全体で共通な時間スケールと同期する。このGPS基準タイミング信号の周期は2秒であり、その周期は、システム全体で共通な時間スケールの偶数秒と同期する。パイロット検出ブロック113は、96チップよりも長く拡張された検索ウインドによって、サンプルバッファ109に格納されたベースバンドI及びQ信号サンプルと、512個の可能なバーストパイロット符号列の各符号列との間の相関を求める。一実施例において、この検索ウインドは、256チップの長さを持ち、その長さは1024チップまで拡張可能である。局所的な相関ピークは、局所的に生成されたバーストパイロット符号列に対応するパイロット信号が検出されたことを示している。相関ピークは、対応するバーストパイロットインデックス(例えば、0から511の間の数)にマッピングされる。一実施例において、この相関ピークの値は、予め定められた閾値と比較される。相関ピーク値が、この閾値を越える場合は、有効な検出パイロット信号が存在することを示している。予め定められた閾値を越える各相関ピークに対する、バーストパイロットインデックス(例えば、0から511の間の数)と、信号品質データと、(到着時間に基づく)時間オフセット値とをメモリに格納する。一実施例において、所定のピークに対する信号品質データは、チャネルで受信した全エネルギーに対して規格化された、所定のピークの相関電力によって表される。この相関電力は、信号電力の大きさを表す。さらに、格納したデータを解析し、検出したパイロットの組の中から無効ピークを識別する。この無効ピークは、拡張された検索ウインドによる相関の結果として生じるものである。この無効ピークに関するデータは削除する(あるいは、以下の処理において無視する)。隣接するパイロット信号の組を定め、この隣接するパイロット信号の組に対する相対電力レベルを分析することによって、無効ピークを識別し、パイロット信号の組の中から最小の電力レベルを持つパイロットを選び出す。残りのデータ(無効ピークを取り出した残りのデータ)を、入出力インターフェースブロック115に送り、ポート127を介して接続されたコンピュータシステム131への出力とする。コンピュータシステム131は、多数の地点に関するデータを格納するためのデータ格納手段と、ユーザに対してリアルタイムでデータを表示する既知のグラフィカルユーザインターフェースとを提供することが好ましい。
図6に、本発明の一実施例による、パイロット検出ブロック113で実行する処理手順を示す。処理は、ステップ601で開始し、I及びQサンプルバッファ109に格納されたベースバンドサンプルと、96チップ(すなわち、各バーストパイロット符号列の長さ)よりも長い、拡張された検索ウインドによって、512個の予め定められたバーストパイロット符号列との間の相関を求める。一実施例において、検索ウインドは、256チップの長さを持ち、その長さは1024チップまで拡張可能である。予め定められた閾値を超える相関ピークを識別する。各ピークは、局所的に生成された512個のバーストパイロット符号列に対応するパイロット信号が検出されたことを示している。
ステップ603において、ステップ601で識別した各相関ピーク(P)に対する以下のパラメータを求める。
−相関ピーク(P)から得られた、局所的に生成されたバーストパイロット信号のバーストパイロットインデックス(0から511の値)
−所定の相関ピーク(P)の到着時間と、基準タイミング信号の開始時間との間の時間オフセット(TOpx
−チャネルで受信した全エネルギーに対して、所定のピークの相関電力を規格化して得られる、所定の相関ピーク(P)の相関電力レベル
上記のパラメータは、所定の相関ピーク(P)に対応した(メモリに格納された)テーブル要素に保存する。
ステップ605とステップ607において、ブロック603に保存されたこれらのテーブル要素の中から、拡張された検索ウインドによって相関を求めた結果得られた無効ピークに対応したテーブル要素を識別し、この無効ピークに対応したテーブル要素を削除する。ブロック605において、パイロットの各組(Pi,Pj)のパイロットインデックスを分析し、それらが連続したものであるか(すなわち、(Indexpi−Indexpj)の絶対値が1に等しいか)を判定する。これらの組を、無効パイロットを有する可能性があるものとしてマーク付けする。これらのマーク付けされた組を分析して、その組の時間オフセットが、予め定められた、好ましくは64チップの長さをもつ許容ウインド内に入るかどうかを判定する。(例えば、(TOPi―TOPj)の絶対値が64チップ以下であるかを判定する。)この条件を満足する相関ピークの各組は、上記のステップ601の相関で用いた、拡張された検索ウインドのために生じた曖昧さに対応している。ステップ607において、ステップ605で“無効ピーク”と識別された各相関ピークの組(Pi,Pj)に対して、最小の電力レベルを有する組の相関ピークを識別する(例えば、Piの電力レベルが、Pjの電力レベルより小さい場合には、Piであり、Pjの電力レベルが、Piの電力レベルより小さい場合には、Pjである。)この“より低い電力レベル”相関ピークに対応したテーブル要素を削除する。このようにして、L3メッセージ検出・記録を行うことなく、ステップ605で識別した曖昧さを解消する。
最後に、ステップ609において、残りのテーブル要素を、コンピュータ131に出力し、そこに格納する。ステップ609の出力処理では、ステップ607で識別した“より低い電力レベル”ピークに対応したテーブル要素を省き、これにより、ステップ607で判定した曖昧な相関ピークの解消が可能となる。コンピュータ131は、多数の地点に関するデータを格納し、ユーザに対してリアルタイムでデータを表示する既知のグラフィカルユーザインターフェースとを提供することが好ましい。
本方法を更に改良するために、ステップ607を変更し、より強い電力レベルをもつパイロットとより弱い電力レベルをもつパイロットとの間の距離が、予め定められた閾値を超えた際に、より弱い電力レベルをもつパイロットを削除する処理とする。すなわち、もし、(Pi<Pj)かつ(Pj―Pi)>差に関する予め定められた閾値、ならば、パイロットPiを削除する。もし、(Pj<Pi)かつ(Pi―Pj)>差に関する予め定められた閾値、ならば、パイロットPjを削除する。
図6の処理手順を以下の例で具体的に示す。ここでは、パイロット走査装置100は、セル内の1xEV−DOネットワークで、インデックス値256のバーストパイロット信号を送信するアクセスポイントとともに動作するものとし、ステップ601の処理は、以下のパラメータで、2つの相関ピークを識別するものとする。

ピーク番号 パイロットインデックス値 規格化電力(dB) 時間オフセット
(チップ)
#1 255 −10 9
#2 256 0 73
これらの2つのピークは、連続したパイロットインデックス値を持ち、予め定められた長さ64チップの許容ウインド内に収まる時間オフセットを持つ。従って、2つのピーク(#1、#2)は、ステップ605の制約を満足するものとして識別される。ステップ607において、ピーク#1は、“より低い電力ピーク”として識別し(その理由は、電力―10dBは、ピーク#2の電力0dBよりも低いため)、ピーク#1のテーブル要素は削除する。ここでは、有効な相関ピークと無効な相関ピークとの間には約10dBの差がある。二つの連続したバーストパイロット符号列(バーストパイロット符号列255及びバーストパイロット符号列256)が、図7に示すように、32チップの重なり(例えば、dBで定義した差=20log10(96/32)=9.5dB)を持っていることによって、この差が生じている。このように、ステップ605で識別した曖昧さは、L3メッセージ検出・記録を用いなくても、効率的に解決できる。
本発明のパイロット走査装置は、改良された機構を用いて、拡張された検索ウインドによってパイロット信号を相関に基づく検出を行う際に生じる曖昧さを解決できるという利点がある。改良された機構によって、L3メッセージ検出・記録を不要とし、従来のシステムに比べて、設計と実装が複雑となりコスト高になることを抑える。さらに、走査の処理時間を短縮し、結果として走査速度を向上することができる。
以上の実施例において、1xEV−DOネットワークなどのスペクトル拡散携帯無線通信システムのためのパイロット走査装置と、その処理方法を説明した。ここでは、本発明の特定の実施様態を説明したが、本発明は、従来技術に許されるものと同様の広さであり、明細書も同様に広く解釈できるため、本発明は、説明したものに限定されるものではない。このパイロット走査機構は、(信号伝播データ及び通信可能範囲データを収集し保存する)試験計測装置に適用可能であると同時に、1xEV−DOネットワークでのネットワーク障害対策に用いる他の無線受信機にも適用可能である。さらに、順方向チャンネルでの同期を行うための、重なり合う部分やチャンクをもつビーコン信号を用いた、他のスペクトル拡散携帯無線通信システムでのネットワーク障害対策に用いる試験計測装置にも適用可能である。さらに、ここでは、特定のタイミング信号について説明したが、異なるアーキテクチャの元で他のタイミング信号を用いることも可能である。例えば、相関のための基準タイミング信号は、(GPSシステムクロックに同期した、あるいは同期しない)局所的なタイミング源から取得するものであってもよい。当業者によれば認識されるように、発明の精神と範囲とから逸脱することなく、開示された発明に対してさらに他の変更を加えることが可能である。
図1は、アクセスポイントとアクセス端末間の1xEV−DO順方向リンクで用いられるフレーム構造を図解したものである。 図2Aは、図1の1xEV−DOフレーム構造におけるアクティブ時間スロットを図解したものである。 図2Bは、図1の1xEV−DOフレーム構造におけるアイドル時間スロットを図解したものである。 図3は、図1の1xEV−DOフレーム構造で伝送されるバーストパイロット信号を図解したものである。 図4は、本発明のパイロット走査装置を用いることが可能な1xEV−DOネットワークの略ブロック図である。 図5は、本発明によるパイロット走査装置の機能ブロック図である、 図6は、図5のパイロット検出ブロックにより実行される、相関に基づくパイロット検出手順の一実施例を示したフローチャートである。 図7は、1xEV−DOネットワークにおいて、隣接する2つのパイロット・バースト信号により共有される32チップの重なりを示す図である。

Claims (6)

  1. スペクトル拡散無線通信システムの無線順方向リンクを介して、送信機から受信機に通信されるビーコン信号を発見するための方法であって、ビーコン信号は、割り当てられたインデックス値と、互いに重なり合う部分とを有する、複数の異なる符号列を含み、
    該方法は、
    受信したRF信号を、ベースバンド信号にダウンコンバートし、ベースバンド信号をサンプリングして、少なくとも一つの受信したビーコン信号を表すベースバンドサンプルをデジタル形式で取り出すステップと、
    前記ベースバンドサンプルを格納するためのステップと、
    基準タイミング信号を生成するステップと、
    ビーコン信号を発見するステップであって、
    i) 前記複数の符号列の特徴的な長さよりも長く拡張された検索ウインドによって、前記ベースバンド信号と前記複数の符号列との間の相関を求め、その相関結果を解析して、予め定められた閾値を超える相関ピークの組を識別し、
    ii) i)で識別した組の中の所定の各相関ピークに対して、所定の相関ピークを取り出す元の特定の符号列に割り当てられたインデックス値を取り出して格納し、
    iii) i)で識別した組の中の所定の各相関ピークに対して、所定の相関ピークの受信信号電力を表す電力レベル指標を取り出して格納し、
    iv) i)で識別した組の中の所定の各相関ピークに対して、前記基準タイミング信号に基づく時間オフセットを取り出して格納し、
    v) 重なり合う部分を有する符号列に対応し、予め定められた許容ウインド内に入る時間オフセットを有する相関ピークの組を識別し、
    vi) 所定の相関ピークの各組に対して、所定の相関ピーク組の他方の相関ピークに比べ、より低い電力レベル指標を有する一方の相関ピークを、所定の相関ピーク組の中から一つ識別し、一方の相関ピークに関する情報を以降の出力および処理から除外することによって、ビーコン信号を発見するステップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法は、さらに、以降の処理手順のために、検出したビーコン信号に割当てられたインデックス値を、それらに対応した電力レベル指標に対応付けるステップを含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法は、さらに、GPS信号を受信し再生するステップと、前記GPS信号に基づき、前記基準タイミング信号を生成するステップを含むことを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、前記スペクトル拡散無線通信システムは、1xEV−DOネットワークを含むことを特徴とする方法。
  5. スペクトル拡散無線通信システムの無線順方向リンクを介して、送信機から受信機に通信されるビーコン信号を発見するための装置であって、ビーコン信号は、割り当てられたインデックス値と、互いに重なり合う部分とを有する、複数の異なる符号列を含み、
    該装置は、
    受信したRF信号を、ベースバンド信号にダウンコンバートし、ベースバンド信号をサンプリングして、少なくとも一つの受信したビーコン信号を表すベースバンドサンプルをデジタル形式で取り出す無線サブシステムと、
    前記無線サブシステムに動作可能なように接続され、前記ベースバンドサンプルを格納するためのバッファ手段と、
    基準タイミング信号を生成するタイミング信号発生器と、
    前記バッファ手段と前記タイミング信号発生器とに動作可能なように接続されたビーコン発見手段であって、
    i) 前記複数の符号列の特徴的な長さよりも長く拡張された検索ウインドによって、前記ベースバンドサンプルと前記複数の符号列との間の相関を求め、その相関結果を解析して、予め定められた閾値を超える相関ピークの組を識別し、
    ii) i)で識別した組の中の所定の各相関ピークに対して、所定の相関ピークを取り出す元の特定の符号列に割り当てられたインデックス値を取り出して格納し、
    iii) i)で識別した組の中の所定の各相関ピークに対して、所定の相関ピークの受信信号電力を表す電力レベル指標を取り出して格納し、
    iv) i)で識別した組の中の所定の各相関ピークに対して、前記基準タイミング信号に基づく時間オフセットを取り出して格納し、
    v) 重なり合う部分を有する符号列に対応し、予め定められた許容ウインド内に入る時間オフセットを有する相関ピークの組を識別し、
    vi) 所定の相関ピークの各組に対して、所定の相関ピーク組の他方の相関ピークに比べ、より低い電力レベル指標を有する一方の相関ピークを、所定の相関ピーク組の中から一つ識別し、一方の相関ピークに関する情報を以降の出力および処理から除外するビーコン発見手段を含むことを特徴とする装置。
  6. 請求項5記載の装置において、前記ビーコン発見手段は、以降の処理手順のために、検出したビーコン信号に割当てられたインデックス値を、それらに対応した電力レベル指標に対応付けることを特徴とする装置。
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