JP4819118B2 - スペクトル拡散セルラー無線通信システムにおいてビーコンを発見するための方法および装置 - Google Patents

スペクトル拡散セルラー無線通信システムにおいてビーコンを発見するための方法および装置 Download PDF

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Description

(発明の背景)
(1.発明の分野)
本発明は、広義には無線通信システムに関し、より詳細には本発明は、セルラー通信システム内の基地局からモバイルユニットへ通信するのにビーコン信号(例えばCDMAにおける疑似ノイズデジタルシーケンス)を使用する、CDMAシステムのようなパーソナル通信サービス(PCS)セルラー通信システムに関する。
(2.技術の状態)
符号分割マルチアクセス(CDMA)セルラーシステムは、基地局からモバイルユニットへパイロット信号を送信するデジタル無線送信方法を使用している。このパイロット信号は、基地局によって連続的に送信される無変調の直接シーケンスのスペクトル拡散信号である。パイロット信号により、モバイル局は(基地局からモバイルユニットへの)順方向チャンネルのタイミングを取得することができ、コヒーレント復調のための位相基準を提供し、いつハンドオフすべきかを決定するための基地局の間の信号強度の比較を行うための手段を提供している。パイロット信号は、一対の変調された最大長さの疑似ノイズシーケンスによって拡散されたウォルシュ符号「0」である。疑似−ランダムシーケンスペアの相対的位相は、(現在のシステムでは約800MHzまたは1900MHzを中心とする)共通周波数バンド内の異なる順方向チャンネルに対応している。この疑似−ランダムシーケンスペアは、一般にショートPNシーケンスまたは符号と称される。このショートPNシーケンスは、正確に215(すなわち32,768個の)チップの周期を有し、ショートPNシーケンスの相対的位相は、64個のチップ(これらチップは52.083μsecである)の整数倍だけオフセットしている。従って、正確に32,768/64の位相オフセット、すなわち64のチップごとに512の位相オフセットがある。従って、各基地局に、可能性のある512個の位相オフセットのうちの1つが割り当てられる。一般にPNオフセットと称されるこの位相オフセットにより、モバイルユニットはそのオフセットでその基地局を識別できる。
CDMAシステムの基地局の同期は、各基地局ロケーションにある全地球測位システム(GPS)受信機を使用することによって達成される。これらGPS受信機は、適当な安定クロック発生器の助けを借りて、基地局へ正確なタイミング情報を提供する。
多数のパイロット信号が比較的等しい信号強度で受信されると、CDMAセルラーシステムのカバーエリア内でパイロット信号の干渉が生じる。かかるパイロットの干渉は、通話の脱落および容量の低下を生じさせ得るので、致命的である。従って、パワーを最適化することは、異なるオフセットパイロットからの干渉を低減できるので有利である。かかる最適化は、CDMAセルラーシステム内の、使用を意図するカバーエリア内の種々のロケーションで受信パイロット信号を検出し、これらロケーションにおいて検出されたパイロット信号の信号強度を測定/記録するパイロットスキャナーにより、CDMAセルラーシステムの意図するカバーエリアをドライブテストすることによって一般に達成される。パイロットスキャナーは正確なクロックソースでのアクセスを必要とする。一般に全地球測位システム(GPS)がクロックソースとして使用される。このように、これらデバイスは一般にGPS受信機を有する。ほとんど屋外の環境では、GPS信号を利用できるときはいつも、GPS受信機は同期化を行う正確かつ便利な方法を提供できる。しかしながら屋内の環境、一部の都市のロケーションおよびGPSへのアクセスに妨害がある場合のように、信頼できるGPSによりカバーされていないような環境では実用的ではない。
GPSへのアクセスが妨害される屋内の解析に適した別の可能なアプローチは、正確な周波数およびタイミング情報を誘導するのにCDMA信号自体に含まれる情報に依存する。このアプローチでは、同期化チャンネルを復調し、同期化チャンネル内のL3メッセージの本文からPNオフセットを再生する。再生されたPNオフセットに対応するパイロットの到着時間を、別の検出されたパイロット信号のタイミングのための基準として使用し、次に、他の検出されたパイロットに対するPNインデックスを決定するために、かかるタイミングを使用する。同期化チャンネル処理のために選択されたパイロット信号は、他のパイロット信号を正しく検出する上で重要な役割を果たす。パイロットスキャナーからかなり遠い基地局から、この選択されたパイロット信号が生じている場合、選択されたパイロットに対する基準となるタイミングには、一般に大きな誤差があり、これによってこのパイロットに基づくPNインデックスの決定に更に誤差を生じさせる。従って、所定の環境では、このアプローチは検出されたパイロットのPNインデックスを正確に識別することはできない。
従って、GPS信号へのアクセスができないか、または限られている屋内および同様な環境において、パイロット番号のオフセット特性を含む、CDMA信号の伝搬およびカバーを評価するための改良された装置および方法を提供する必要が残っている。
従って、本発明の目的は、GPS信号へアクセスできるロケーションだけでなく、GPS信号へのアクセスができないか、または限られたロケーション(例えば屋内の設定または妨害された設定)における有効なパイロット番号のオフセット測定をするための改良された装置および方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、GPS信号へのアクセスができないか、または限定されたロケーションに2つ以上のパイロットが発見され、装置が位置するときに、パイロット番号オフセット測定における誤差を最小にする、かかる装置および方法を提供することにある。
本発明の目的は、ロケーションに適した複数のモードのうちの1つのモードで(例えばGPS信号にアクセスできるロケーションに位置するか、またはGPS信号にアクセスできないロケーションに位置するかに応じて)作動するように、ユーザーによって容易に制御されるかかる装置および方法を提供することにある。
以下、詳細に説明するこれら目的によれば、スペクトル拡散無線通信システム内のビーコン信号を発見するための装置(および対応する方法)は、2つのモードのうちの一方で選択的に作動可能である。第1モードは、ローカル基準タイミング信号を使用し、一方、第2モードは、GPSから誘導した基準タイミング信号を使用する。第1モードは(送信基地局の相対的距離を示す検出されたビーコン信号に対する時間遅延、および(検出されたビーコン信号の強度を示す)パワー値に基づき制限を満たすベースラインビーコン信号を識別し、従って、相対的に近い基地局から生じたベースラインビーコン信号を選択する。ベースラインビーコン信号のインデックスを再生し、ローカル基準タイミング信号から誘導した相対的タイミングと共に、このインデックスを使って、検出された他のビーコン信号にインデックスを割り当てる。
別の特徴として、(制御手段がGPS信号受信ステータスに基づく第1モードと第2モードとを自動的に切り換えるような)GPS優先モードと、(制御手段がGPS信号受信ステータスに係わらず第1モードで作動する)屋内モードとを好ましく含むユーザーが選択可能な複数のモードに従って、第1モードと第2モードとを選択的に切り換えるための制御手段が提供される。
かかる機構は、パイロット信号を検出し、GPS信号が利用できるとき、および利用できないときに、ロケーション内の検出されたパイロット信号にインデックスを正確に割り当てる際に使用するためのCDMAシステムに適用可能であることが理解できよう。更に、かかる機構は、異なるロケーションに対して適当な作動モード(例えばGPS信号にアクセスできるロケーションに適当な作動モードおよびGPS信号にアクセスしないロケーションに適当な別の作動モード)に対して容易かつ有効なユーザー制御を提供できる。かかるパイロットスキャニング機構は、CDMAネットワーク内の(信号伝搬データおよびカバーデータを収集し、記憶する)テスト測定デバイスだけでなく、システムのうちの基地局とモバイルユニットとの間で通信するためにビーコン信号を使用する他のスペクトル拡散セルラー無線通信システムにも使用できる。
添付図面を参照し、次の詳細な説明を読めば、当業者には本発明の上記以外の目的および利点が明らかとなろう。
(詳細な説明)
次に、図1を参照する。ここには、代表的なCDMAネットワークの略図が示されている。一般にモバイル交換センター(MSCとも称される)のモバイル電話交換局(MTSO)10は、ネットワークのうちの基地局14と、公衆交換電話ネットワーク12との間の通話のルーティングを可能にするものである。各基地局14は、セルラーアンテナ16に結合された、固定された位置にあるマルチチャンネルトランシーバを含む。各基地局14およびアンテナ16は、セル18と称されるローカルな地理的エリアにわたった通信ゲートウェイとして働く。ネットワークのセル18はネットワークのカバーエリアを定めるように地理的に分布している。共通するアンテナタワーのまわりにいくつかのセル18をセクター状にすることが一般的である。このタワーは、数個の指向性アンテナを有し、各アンテナは特定のエリアをカバーしている。このような数個のアンテナの同一ロケーションは、セルサイトまたは基地トランシーバ局と称されることがある。
各基地局は、対応するセル18内にある任意のモバイルユニット20に対するビーコンを提供するパイロット信号を連続的に送信する。このパイロット信号は、無変調の、ダイレクトシーケンスのスペクトル拡散信号であり、このスペクトル拡散信号は、コヒーレント復調のための位相基準として、かついつハンドオフするかを決定するための基地局間の信号強度比較のための手段として、(基地局からモバイルユニットへの)順方向チャンネルのタイミングを取得するために、セル内のモバイルユニットにより受信され、使用される。このパイロット信号は、一対の変調された最大長さの疑似ノイズシーケンスによって拡散されたウォルシュ符号「0」である。疑似−ランダムシーケンスペアの相対的位相は、(現在のシステムでは約800MHzまたは1900MHzを中心とする)共通周波数バンド内の異なる順方向チャンネルに対応する。この疑似−ランダムシーケンスペアは、一般にショートPNシーケンスまたは符号と称される。このショートPNシーケンスは、正確に215(すなわち32,768個の)チップの周期を有し、ショートPNシーケンスの相対的位相は、64個のチップ(これらチップは52.083μsecである)の整数倍だけオフセットしている。従って、正確に32,768/64の位相オフセット、すなわち64のチップごとに512の位相オフセットがある。従って、各基地局に、可能性のある512個の位相オフセットのうちの1つが割り当てられる。一般にPNオフセットと称されるこの位相オフセットにより、モバイルユニット20は、その位相オフセットでその基地局を識別できる。0〜511の範囲内にある整数であるPNオフセットインデックスは、ゼロオフセットPNシーケンスから(64個のチップの倍数としての)オフセット時間を指定し、このゼロオフセットPNシーケンスは、システム時間内の偶数秒が開始するごとにスタートする。
システム時間および従って基地局14の同期化は、各基地局ロケーション14における全地球測位システム(GPS)衛星の配置22と、GPS受信機を使用することによって達成される。これらGPS受信機は、適当な安定なクロック発生器の助けにより、正確なタイミング情報を基地局14に供給する。
本発明にかかわるパイロットスキャナーデバイス100は、ネットワークのうちのセル18のうちの任意の1つに設けることができる。パイロットスキャナーデバイス100は、このデバイスに作動的に結合されたコンピュータシステム131と協働し、対応する基地局14から送信されたCDMA信号の信号の質の計量値を測定し、記憶する。かかる計量値は一般に、ネットワークのセル18内の多数のロケーションにわたるドライブテストの一部として収集され、その後、ネットワークの最適化を処理するのに、例えば周波数プランニングの最適化およびカバー範囲の最適化を処理する際に使用される。
次に、図2を参照すると、ここには本発明に係わるパイロットスキャナーデバイス100のブロック図が示されている。このパイロットスキャナーデバイス100は、一般に無線サブシステム103(例えばRFチューナーおよび直交復調器)と、処理プラットフォーム107にインターフェースするGPS受信機105とを含む。無線サブシステム103は、ポート101を介してシステムに結合されたRFアンテナ97と協働し、(現在のシステムでは約800MHzまたは1900MHzを中心とする)CDMAセルラーシステムのパイロット信号を搬送するRF周波数バンドを受信するようになっている。この無線サブシステム103は、受信したRF周波数バンドをベースバンド信号にダウンコンバートし、ベースバンド信号をサンプリングし、受信したパイロット信号を示すデジタルフォームの、ベースバンド直交(I、Q)サンプルを誘導する。処理プラットフォーム107は、ベースバンドのIサンプルおよびQサンプルをそれぞれ記憶するIサンプルバッファおよびQサンプルバッファ109を含む。GPS受信機105は、ポート105により受信機に結合されたGPSアンテナ99と協働し、RF周波数バンドを受信する。このRF周波数バンドはGPSシステムのGPS信号を搬送するようになっている。GPS受信機105は、受信したRF周波数バンドをダウンコンバートし、これを処理し、GPS時間信号を再生する。このGPS時間はユニバーサルコーディネート時間(UCT)と同期化し、CDMAネットワークのためのシステムワイドな時間フレームを提供する。
処理プラットフォーム107は、第1タイミング信号発生器111と、第2タイミング信号発生器113と、パイロット検出ブロック123も備え、これらの各々は制御ブロック115とインターフェースしている。処理プラットフォーム107はデジタル信号プロセッサによって構成することが好ましい。これとは異なり、このプラットフォームはFTGA、ASICまたは他の適当なデータ処理手段によっても構成できる。タイミング合成コンポーネント(111、113)は、処理プラットフォーム107の一部であるプログラムタイマーとして実現することが好ましい。これとは異なり、かかるコンポーネントを処理プラットフォーム107または他の適当な手段とインターフェースされた電子回路によって構成することもできる。
第1タイミング信号発生器111は、GPS受信機105が出力したGPS時間信号を受信し、このGPS時間信号を使ってGPSに基づく基準タイミング信号を発生する。好ましい実施例では、GPSに基づく基準タイミング信号は、PN0パイロット信号のタイミング(このタイミングはGPS時間信号が定めるように偶数秒ごとに生じる)のスタートと同期化している。このような好ましい実施例では、GPSに基づく基準タイミング信号は、ゼロオフセットパイロットフレームのスタートで発生する立ち上がりエッジを有する2秒の周期を有し、75個のパイロットフレームを含む。第2タイミング信号発生器113は、ローカル基準タイミング信号を発生し、好ましい実施例では、ローカル基準タイミング信号は2秒の周期を有するという点で、GPSに基づく基準タイミング信号に類似している。しかしながら、このローカル基準タイミング信号は、GPS受信機105が出力するGPS時間信号に同期化せず、従ってPN0パイロット信号タイミングのスタートに対してランダムな遅延時間を有することができる。
パイロット検出ブロック123は、異なる位相遅延にわたってサンプルバッファ109内に記憶されていたベースバンドのIおよびQ信号サンプルと、所定のPNシーケンスとを相関化する。所定のスレッショルドを超える相関化ピークを識別する。これら相関化ピークの各々は、局部的に発生されたPNシーケンスのうちの1つと同じ位相を有する検出されたパイロット信号が存在することを示す。これら相関化ピークは次に、GPS/CDMAシステムの時間フレーム内のPN0位相のスタートに対する相関化ピークの推定される時間オフセットを識別する対応するPNインデックスにマッピングされる。各相関化ピーク/PNインデックスの到達時間と最も近いパイロットオフセットのスタートとの差を測定し、記憶する。信号の質のデータ、例えば信号対干渉信号比、すなわちEc/Ioおよび集団Ec/Ioを測定し、各相関化ピーク/PNインデックスに対して記憶する。Ec/Ioとは、特定のパワーチャンネルにわたって受信された相対的信号強度すなわち受信された部分全パワー(fractional total power)のことであり、Ecはチップ当たりのエネルギーを示し、Ioは受信した全パワーを示す。PNインデックスおよびこれに関連する信号の質のデータを入出力インターフェースブロック125に供給し、ポート127を介してこのブロックに結合されているコンピュータシステム131へ出力する。このコンピュータシステム131は、周知のようにリアルタイムでかかるデータをユーザーにディスプレイするグラフィックユーザーインターフェースと共に、多数のロケーションにわたるかかるデータを記憶するためのデータ記憶手段を提供することが好ましい。
パイロット検出ブロック123の一部として、PNインデックスに対する相関化ピークのマッピングは、制御部ロック115によって決定されるような2つの作動モードのうちの1つで達成される。第1モード「use_GPS_timing」と表示)で相関化ピークの相対的タイミング(およびこれに基づくPNインデックスの割り当て)は、第1タイミング信号発生器111が出力するGPSに基づく基準タイミング信号を基準とする。第2モード「use_local_timing」と表示)では、相関化ピークの相対的タイミング(およびこれに基づくPNインデックスの割り当て)は、第2タイミング信号発生器113が出力するローカル基準タイミング信号を基準とする。図4のフローチャートを参照し、以下、パイロット検出ブロック123が実行する作動例の詳細について説明する。
好ましい実施例では、入出力インターフェースブロック125と制御ブロック115は、ユーザーが選択した複数の作動モードのうちの1つに従い、デバイスを制御する能力をユーザーに提供するように協働する。好ましくは、コンピュータ131のグラフィックユーザーインターフェースはユーザーと相互作用し、ユーザーが選択したかかる複数の作動モードのうちの1つを選択できるようにし、コンピュータ131は、選択されたモードをポート127を介して入出力インターフェースブロック125に、識別するデータを伝送する。かかるデータ(またはそれに基づくステータスフラグ)が、制御ブロック115に伝送され、この制御ブロックは選択されたモードに従い、デバイス100の作動を制御する。ユーザーが選択する複数の作動モードのうちのいずれかを選択できるようにする他の入力機構、例えばキーパッドおよび/またはスクロールディスプレイも同じように使用できる。
図3は、ユーザーが選択できる前記複数のモードが、GPS優先モードおよび(GPSを用いない)屋内モードを含む好ましい実施例を示す。GPS優先モード(ステップ301、303)では、制御ブロック115がGPS受信機105のステータスをモニタしており、このステータスはパス119を通してブロック115を制御するように供給されるGPS受信ステータス信号によって示される。GPS受信機105がGPS信号の受信に成功すると、所定の作動モードのフラグを「use_GPS_timing」(このフラグは上記のようにパイロット検出のためにブロック123へ伝送される)へセットされ、第1タイミング信号発生器111はGPSに基づく基準タイミング信号を発生するように、パス117を通してイネーブル/初期化され、第2タイミング信号発生器113は、ローカル基準タイミング信号を発生しないように、パス121を介してディスエーブルされる。これとは異なり、制御ブロック115は、ブロック113によって発生されたローカル基準タイミング信号がブロック123により無視されるようにする。更に、GPS受信機105は、(例えば信頼性のないGPSカバー範囲、例えば屋内設定、所定の市街地ロケーションおよびGPSへのアクセスが妨害されるような場所にて)GPS信号の受信に失敗すると、所定の作動モードフラグが「use_local_timing」(このフラグは、上記のようにパイロット検出のためにブロック123へ送られる)にセットされ、第2タイミング信号発生器113は、ローカル基準タイミング信号を発生するように、パス121を通してイネーブル/初期化され、第1タイミング信号発生器111は、GPSに基づく基準タイミング信号を発生しないように、パス117を介してディスエーブルされる。これとは異なり、制御ブロック115は、ブロック111によって発生されたGPSに基づく基準タイミング信号がブロック123により無視されるようにする。従って、このGPS優先モードでは、GPS時間信号を利用できるとき、GPS誘導タイミング基準信号をパイロット検出のために使用し、GPS時間信号が利用できないときには、ローカルに誘導したタイミング基準信号をパイロット検出のために使用する。
(GPSを用いない)屋内モード(ステップ305、307)では、制御ブロック115が所定の作動モードフラグを「use_local_timing」(このフラグは上記のようにパイロット検出のためにブロック123へ伝送される)へセットし、第2タイミング信号発生器113がローカル基準タイミング信号を発生するように、パス121を介してイネーブル/初期化され、第1タイミング信号発生器111がGPSに基づく基準タイミング信号を発生しないように、パス117を介してディスエーブルされる。これとは異なり、制御ブロック115は、ブロック111によって発生されたGPSに基づく基準タイミング信号がブロック123によって無視されるようにする。従って、この(GPSを用いない)屋内モードでは、GPS時間信号が利用できても、パイロット検出のためにローカルに誘導されたタイミング基準信号が使用される。
図4は、本発明の好ましい実施例に従ってパイロット検出ブロック123によって実行される作動例を示す。これら作動は、ブロック401でスタートし、このブロックでは、IおよびQサンプルバッファ109内に記憶されていたベースバンドサンプルが異なる位相遅延時間にわたって所定のPNシーケンスと相関化される。所定のスレッショルドを超えるような相関化における局部的ピークの結果が識別される。これら相関化ピークの各々は、局部的に発生されたPNシーケンスのうちの1つと同じ位相を有する検出されたパイロット信号が存在することを示す。
ブロック403では、(好ましくは図3の制御作動に従って制御ブロック115によってセットされる)所定の作動モードフラグが「use_GPS_timing」にセットされているかどうかを判断する。そうである場合、作動はブロック405〜409のパスに沿って進み、ここでブロック403で識別された相関化ピークが第1タイミング信号発生器111により発生されたGPSの誘導したPN0タイミング基準信号を使ってPNインデックスにマッピングされる。そうでない場合、作動はブロック413〜425のパスに分岐し、ここでブロック403で識別された相関化ピークは下記のように第2タイミング信号発生器113によって発生されたローカルに誘導されたタイミング基準信号を使ってPNインデックスへマッピングされる。
ブロック405では、ブロック403内で識別された所定の各相関化ピークに対し、PN0基準タイミング信号のスタートと所定の相関化ピークの到達との間の時間オフセットが、対応するPNインデックス(例えば0〜511の間の整数の範囲によって定められる512個の可能なPNインデックスのうちの1つ)へマッピングされる。PN0基準タイミング信号のスタートから64個のチップインターバルで発生するタイムオフセットで相関化ピークが到達することになることが理想的であることに留意されたい。しかしながら、基地局からデバイス100のロケーションまでのパス遅延により、理想的なケースとの偏差を生じさせるので、所定のPNインデックスに、ある範囲のタイミングオフセットをマッピングしなければならない。より詳細には、整数0のPNインデックスに対し、0〜63チップの時間オフセットをマッピングし、整数1のPNインデックスに対し、64チップから127チップまでの間の時間オフセットをマッピングし、整数2のPNインデックスに対し、128個のチップから191個のチップまでの時間オフセットをマッピングする。
ブロック407では、信号の質データ、例えば信号対妨害波比Ec/Ioおよび集団Ec/Ioを測定し、ブロック405で発生された各相関化ピーク/PNインデックスに対し記憶する。
最後に、ブロック409において、各相関化ピーク/PNインデックスに対するパイロット遅延を誘導し、記憶し、特定のロケーションに対するパイロット検出作動が終了する。ブロック409において、(PN0基準タイミング信号のスタート後に(パイロットに対する64個のチップ×PNインデックス(64 chipsthe PN index for the pilot)で)生じる)パイロットに対する理想的なPNタイミング基準と検出された相関化ピークの到達時間との間の時間遅延として、パイロット遅延を計算する。
ブロック413〜425の作動中、所定の作動モードフラグを「use_local_timing」にセットする。このフラグは、好ましくは図3の制御作動に従い、制御ブロック115によってセットされる。ブロック413では、ブロック403で識別された所定の各相関化ピークに対し、ローカル基準タイミング信号のスタートと所定の相関化ピークの到達時間との間の時間オフセットを誘導し、記憶する。
ブロック415では、信号の質データ、例えば信号対妨害波比Ec/Ioおよび集団Ec/Ioを測定し、ブロック417で発生された各相関化ピーク/PNインデックスに対し記憶する。
ブロック417では、各相関化ピークインデックスに対するパイロット遅延を誘導し、記憶する。ブロック417では、パイロット遅延をブロック413で計算された時間オフセット(チップを単位とする)を64チップで割った残りとして計算することが好ましい。
ブロック419では、ブロック417で発生したパイロット遅延を使って検出されたパイロット信号の間から、ベースラインパイロットを識別する。好ましい実施例では、比較的近い基地局の群に属す基地局からベースラインパイロットが生じる。ブロック419の作動は、所定の検出されたパイロットとその他の検出されたパイロットとの間のパイロット遅延差を累積することにより、検出された所定の各パイロットに対するスコアを発生することが好ましい。このうち、最低スコアを有する検出パイロットを選択する。2つ以上の検出されたパイロットが最低スコアを共に有する場合、これら2つ以上のパイロットから最高のパワーを有する検出パイロットを選択する。パイロット遅延差の累積スコアによって、比較的近い基地局の群に属す基地局から生じたベースラインパイロットをアルゴリズムが自動的に選択できるようになる。ベースラインパイロットを選択する際に、比較的遠い基地局から生じた強力なパイロットを考慮しないことが好ましい。これにより、そうしない場合に、かかる選択から生じるはずのPNインデックス割り当ての誤差が少なくなる。
ブロック421において、他の検出されたパイロットに対するパイロット遅延および時間オフセットを正規化するのに、ベースラインパイロットのパイロット遅延を使用する。かかる正規化は、
i)ベースラインパイロットの時間オフセットだけでなく、他の検出されたパイロットの時間オフセットからも、ベースラインパイロットのパイロット遅延を減算し、
ii)ベースラインパイロットのオフセット自身だけでなく、他の検出されたパイロットからも、ベースラインパイロットのパイロット遅延を減算することによって行うことが好ましい。
正規化されたパイロット遅延のいずれか1つが負である場合、この負の遅延時間に64のチップを加え、この遅延時間を正にする。
ブロック423において、対応するCDMA順方向リンク内の同期化チャンネル(例えばL3メッセージ)から、ベースラインパイロットに対するPNインデックス(例えば0〜511の間の整数の範囲内にある512個の可能なPNインデックスのうちの1つ)を再生する。
最後に、ブロック425では、ベースラインパイロット以外の群内の検出された所定の各パイロットに対し、ベースラインパイロットのPNインデックスおよびベースラインパイロットと検出された所定のパイロットとの間の相対的タイミングに基づき、対応するPNインデックスに検出された所定のパイロットの時間オフセットをマッピングする。かかるマッピングはベースラインパイロットの時間オフセットと検出された所定のパイロットの時間オフセットとの差を計算することによって行うことができる。この差を64チップで割るが、かかる除算の商は、ベースラインパイロットのPNインデックスに加えられるインデックス調整量となる。このインデックス調整量はベースラインパイロットが検出された所定のパイロットを進める場合、負の整数となり、ベースラインパイロットが検出された所定のパイロットを送らせる場合、正の整数となる。最終のPNインデックスの数が負の値となる場合、この数は補正されたMOD(512)となる。検出されたパイロットのすべてにPNインデックスを割り当てた後に、信号の質データ(例えばEc/Io比および集団Ec/Io比)および検出された各パイロットに対するパイロット遅延は、これらがブロック425において割り当てられたPNインデックスと関連するようにバック注釈する(back annotated)。
次の例において、図4の作動を示す。
GPSが利用できず、従ってパイロット検出のためにローカル基準タイミング信号を使用するような屋内または障害のある環境で、パイロットスキャナーデバイス100が作動中であり、ブロック401の作動が次のパラメータを有する4つの相関化ピークを識別すると仮定する。
Figure 0004819118

ここで、時間オフセットはローカル基準タイミング信号の開始から所定の相関化ピークの到達時間までのオフセットである。
GPSを利用できないので、作動モードフラグをuse_local_timingにセットし、作動はブロック413〜425に分岐する。分岐417で4つの相関化ピークに対するパワー遅延を次のように誘導する。
Figure 0004819118
ブロック419において、ブロック417で発生したパイロット遅延を使って、検出されたパイロット信号からベースラインパイロットを識別する。好ましい実施例では、比較的近い基地局の群に属す基地局からベースラインパイロットが生じる。ブロック419の作動は、検出された所定のパイロットとその他の検出されたパイロットとの間の絶対的パイロット遅延時間差を累積することによって、所定の各検出されたパイロットに対するスコアを発生する。次の表は、パイロットの各ペアと各パイロットの累積した遅延時間(スコア)との間の絶対的遅延時間差を示すものである。
Figure 0004819118

最低のスコアを有する検出されたパイロットをベースラインパイロットとして選択する。2つの検出されたパイロット(ピーク番号1と2)が最低スコアを共に有する場合、これら2つのパイロットから最大パワーを有する検出パイロット(ピーク番号1)をベースラインパイロットとして選択する。
ブロック421では、他の検出されたパイロットに対するパイロット遅延および時間オフセットを正規化するのに、ベースラインパイロットのパイロット遅延を使用する。かかる正規化は、
i)ベースラインパイロットの時間オフセットだけでなく、他の検出されたパイロットの時間オフセットからも、ベースラインパイロットのパイロット遅延を減算し、
ii)ベースラインパイロットのオフセット自身だけでなく、他の検出されたパイロットからも、ベースラインパイロットのパイロット遅延を減算することによって行うことが好ましい。
4つの相関化ピークに対する正規された時間オフセットおよびパイロット遅延を次のように調整する。
Figure 0004819118
正規化されたパイロット遅延のいずれか1つが負である場合、この負の遅延時間に64のチップを加え、この遅延を正にする。従って、4つの相関化ピークに対する正規された時間オフセットおよびパイロット遅延を次のように調整する。
Figure 0004819118
ブロック423では、対応するCDMA順方向リンク内の同期化チャンネル(例えばL3メッセージ)からベースラインパイロットのためのPNインデックスを受信する。図示されている例では、ベースラインパイロット(相関化ピーク番号1)に57のPNインデックスを割り当てる。
最後に、ブロック425では、ベースラインパイロット以外の検出された所定の各パイロットのために、ベースラインパイロットのPNインデックスおよびベースラインパイロットと検出された所定のパイロットとの間の相対的タイミングに基づき、検出された所定のパイロットの時間オフセットを対応するPNインデックスにマッピングする。かかるマッピングは、検出された所定のパイロットの時間オフセットからベースラインパイロットの時間オフセットを減算することによって達成される。この差を64のチップで割り、かかる除算の商はベースラインパイロットのPNインデックスに加えられるインデックス調整量を提供する。このインデックス調整量はベースラインパイロットが検出された所定のパイロットを進める場合、負の整数となり、ベースラインパイロットが検出された所定のパイロットを送らせる場合、正の整数となる。最終PNインデックスの番号が負の値となる番号、MODで補正する(512)。かかる演算は次の結果をもたらす。
Figure 0004819118
検出されたパイロットのすべてにPNインデックスを割り当てた後に、検出された各パイロットに対する信号の質データ(例えばEc/Io比および集団Ec/Io比)およびパイロット遅延がブロック425で割り当てられたPNインデックスに関係するようにバック注釈する。
本発明に係わるパイロットスキャンニング装置は、異なる作動モードで作動するようにユーザーによって効率的に制御できるので、使用が簡単であることが好ましい。かかる作動モードはGPS優先モードと屋内モードとを含むことが好ましい。GPS優先モードでは、GPS信号を利用できるときにはGPSから誘導したタイミング基準信号に基づき、検出されたパイロット信号にPNインデックスを割り当て、GPS信号を利用できないときはローカルに発生されたタイミング基準信号に基づき、PNインデックスを割り当てる。屋内モードでは、(GPS信号が利用できるかできないかにかかわらず、ローカルに発生されたタイミング基準信号に基づき、検出されたパイロット信号にPNインデックスを割り当てる。更に、本発明のパイロットスキャニング装置は、GPSに基づくタイミング信号を利用できない場合、本発明に係わるパイロットスキャニング装置は、PNインデックスの割り当てのためのタイミング基準として使用されるパイロット信号を識別するために改良されたアルゴリズムを使用することが好ましい。このアルゴリズムは、理想的な64チップのインターバルからの検出されたパイロットの到達時間のオフセットを示すパイロット遅延を解析することによって、基準パイロット信号を選択する。このパイロット遅延を処理し、互いに地理的に相対的に近い基地局の群を識別する。この群から、基準パイロット信号を選択する。GPS信号を利用できないアプリケーションで使用されるとき、かかる選択に基づくPNインデックス割り当て作動は、従来の方法よりも改善された精度を有する。
以上でスペクトル拡散セルラー無線通信システム、例えばCDMAネットワークのためのパイロットスキャニング装置のいくつかの実施例および関連する作動方法について説明し、図示した。本発明の特定の実施例について説明したが、本発明は当業者が認めるように範囲が広く、かつ本明細書も同様に理解すべきものであるので、本発明は開示した実施例だけに限定されるものではない。従って、特定のスペクトル拡散アーキテクチャについて開示したが、基地局とモバイルユニットとを同期化するために、ビーコン信号に依存する他のスペクトル拡散アーキテクチャも同じように使用できると理解できよう。更に、特定のタイミング信号について開示するが、別のアーキテクチャで他のタイミング信号も使用できると理解できよう。従って、当業者であれば、本発明の要旨から逸脱することなく、発明について他の変形を行うことも理解できよう。
本発明のパイロットスキャナーデバイスを使用できるCDMAネットワークのブロック略図である。 本発明に係わるパイロットスキャナーデバイスの機能ブロック図である。 図2の制御ブロックで実施できる制御動作の好ましい実施例を示すフローチャートである。 図2のパイロット検出ブロックで実行できる相関化に基づくパイロット発見動作の好ましい実施例を示すフローチャートである。

Claims (7)

  1. スペクトル拡散無線通信システムにおいて基地局からモバイルユニットに伝送されるビーコン信号を発見するための方法であって、前記ビーコン信号は互いに所定の位相遅延で送信される共通符号シーケンスを備え、各所定の位相遅延はこれに関連したインデックス値を有し、前記ビーコン信号は前記基地局と前記モバイルユニットとの間の対応するチャンネルの一部となっているビーコン信号を発見するための方法において、
    受信したRF信号をベースライン信号にダウンコンバートし、このベースバンド信号をサンプリングし、少なくとも1つの受信したビーコン信号を示すデジタルフォームで、ベースバンドサンプルを誘導するステップと、
    前記ベースバンドサンプルを記憶するステップと、
    ローカル基準タイミング信号を発生するステップと、
    i)複数の検出されたビーコン信号に対応する相関化ピークの一組を識別するために、異なる位相遅延にわたって前記ベースバンドサンプルと前記共通符号シーケンスとを相関化し、
    ii)前記i)のうちの組における各相関化ピークに対し、前記ローカル基準タイミング信号に基づき、時間オフセットを誘導し、これを記憶し、
    iii)前記i)のうちの組における各相関化ピークに対し、前記ii)における相関化ピークに対する前記時間オフセットおよび前記所定の位相遅延に基づく、前記時間オフセットに対する時間遅延を誘導し、記憶し、ここで前記時間遅延は前記装置と、前記相関化ピークに対応する検出されたビーコン信号を送信する基地局との間の距離を示し、
    iv)前記iii)で誘導された各相関化ピークの前記時間遅延に基づき、制限を満たす、前記複数の検出されたビーコン信号のうちの検出された特定のビーコン信号を識別し、
    v)前記検出された特定のビーコン信号に対応するチャンネルから、前記検出された特定のビーコン信号のためのインデックス値を再生し、
    vi)前記検出された特定のビーコン信号を含まない前記複数の検出されたビーコン信号のサブセット内の検出された所定の各ビーコン信号に対し、前記検出された特定のビーコン信号のための前記再生されたインデックス値および前記検出された特定のビーコン信号と前記検出された所定のビーコン信号との間の相対的タイミングに基づき、前記検出された所定のビーコン信号にインデックス値を割り当て、記憶することにより、ビーコン信号を発見するための方法。
  2. 前記相関化ピークの組に関する信号の質データを誘導し、記憶するステップと、
    前記検出されたビーコン信号に割り当てられ、記憶されたインデックス値を、その後の処理動作のために前記信号の質データに関連付けするステップを更に備えた請求項記載の方法。
  3. 前記検出された特定のビーコン信号に関する前記時間遅延に従い、前記検出された所定のビーコン信号に対する前記時間オフセットを正規化することにより、前記検出された特定のビーコン信号と前記検出された所定のビーコン信号との間の前記相対的タイミングを誘導する、請求項記載の方法。
  4. 前記検出された特定のビーコン信号に対する前記時間遅延に従い、前記検出された所定のビーコン信号に対する前記時間遅延を正規化するステップを更に備えた、請求項記載の方法。
  5. 前記制限は、更に前記相関化ピークの受信されたパワーレベルに基づくものである、請求項記載の方法。
  6. スペクトル拡散無線通信システムにおいて基地局からモバイルユニットに伝送されるビーコン信号を発見するための装置であって、前記ビーコン信号は互いに所定の位相遅延で送信される共通符号シーケンスを備え、各所定の位相遅延はこれに関連したインデックス値を有し、前記ビーコン信号は前記基地局と前記モバイルユニットとの間の対応するチャンネルの一部となっているビーコン信号発見装置において、
    受信したRF信号をベースライン信号にダウンコンバートし、このベースバンド信号をサンプリングし、少なくとも1つの受信したビーコン信号を示すデジタルフォームで、ベースバンドサンプルを誘導する無線サブシステムと、
    前記無線サブシステムに作動的に結合されており、前記ベースバンドサンプルを記憶するためのバッファ手段と、
    ローカル基準タイミング信号を発生するための手段と、
    前記バッファおよびローカル基準タイミング信号を発生するための前記手段に作動的に結合されたビーコン発見手段とを備え、このビーコン発見手段は、
    i)複数の検出されたビーコン信号に対応する相関化ピークの一組を識別するために、異なる位相遅延にわたって前記ベースバンドサンプルと前記共通符号シーケンスとを相関化し、
    ii)前記i)のうちの組における各相関化ピークに対し、前記ローカル基準タイミング信号に基づき、時間オフセットを誘導し、これを記憶し、
    iii)前記i)のうちの組における各相関化ピークに対し、前記ii)における相関化ピークに対する前記時間オフセットおよび前記所定の位相遅延に基づく、前記時間オフセットに対する時間遅延を誘導し、記憶し、ここで前記時間遅延は前記装置と、前記相関化ピークに対応する検出されたビーコン信号を送信する基地局との間の距離を示し、
    iv)前記iii)で誘導された各相関化ピークの前記時間遅延に基づき、制限を満たす、前記複数の検出されたビーコン信号のうちの検出された特定のビーコン信号を識別し、
    v)前記検出された特定のビーコン信号に対応するチャンネルから、前記検出された特定のビーコン信号のためのインデックス値を再生し、
    vi)前記検出された特定のビーコン信号を含まない前記複数の検出されたビーコン信号のサブセット内の検出された所定の各ビーコン信号に対し、前記検出された特定のビーコン信号のための前記再生されたインデックス値および前記検出された特定のビーコン信号と前記検出された所定のビーコン信号との間の相対的タイミングに基づき、前記検出された所定のビーコン信号にインデックス値を割り当て、記憶するためのものである、ビーコン信号を発見するための装置。
  7. 前記ビーコン発見手段は、前記相関化ピークの組に関する信号の質データを誘導し、記憶すると共に、前記検出されたビーコン信号に割り当てられ、記憶されたインデックス値を、その後の処理動作のために前記信号の質データに関連づけする、請求項記載の装置。
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