JP4765042B2 - マルチデバイス上でコンテンツをレンダリングするシステムおよび方法 - Google Patents

マルチデバイス上でコンテンツをレンダリングするシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は、マルチメディア・コンテンツのレンダリング(rendering )に関し、より詳細には、マルチデバイス(multiple devices)を介するマルチメディア・コンテンツのレンダリングに関する。
(参照関連出願)
本開示は、2002年12月31日に出願された、「マルチデバイスを介してレンダリングされるマルチメディア・コンテンツをリンクする方法および装置(Method and Apparatus for Linking Multimedia Content Rendered Via Multiple Devices )」と題された自己(commonly owned)米国特許出願第10/334,848号(代理人整理番号:CS20693RL)に関連しており、全ての目的において、その全体を引用によって本明細書に援用する。
限られたディスプレイ性能を有する幾つかのモバイル・コンピューティング・デバイスには、ウェブ・ブラウジング性能も与えられている。例えば、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)には、ワイヤレス・モデムおよびウェブ・ブラウジング・ソフトウェアが含まれる場合がある。別の例として、携帯電話には、ディスプレイおよびウェブ・ブラウジング・ソフトウェアが含まれる場合がある。しかし、それらのデバイスでは、典型的な制限(例えば、動力、メモリ、ディスプレイ解像度、スクリーン・サイズ)のため、フル・サイズのコンピュータ(例えば、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータなど)向けのインターネットからのコンテンツを適切にレンダリングすることが可能でない場合がある。例えば、ディスプレイ解像度およびスクリーン・サイズのため、PDAまたは携帯電話のディスプレイではテキストまたは簡単なアイコン以外を表示することが不可能な場合がある。あるいは、デバイスでコンテンツをレンダリングしても、実用上、品質が充分でない場合がある。例えば、ウェブ・ページからの画像をモバイル・デバイス上で表示すると、ディスプレイの低い解像度のため、小さなスクリーン・サイズのため、またはそれらの両方のために、不鮮明な場合がある。
同様に、典型的には、モバイル・コンピューティング・デバイスでは、利用可能であり得る音声または映像ストリームを適切にレンダリングすることが可能でない場合がある。例えば、PDAには音声システムが含まれてない場合があり、PDAの音声システムでは低品質の音声を生成することしか可能でない場合もある。そうしたPDAでは、例えば、インターネットから利用可能なエムピースリー(MP3)音楽ファイルを、適切にレンダリングすることが可能でない場合がある。
幾つかの例では、モバイル・コンピューティング・デバイスをインターネットにリンクする通信リンクが、ボトルネック(bottleneck)である場合がある。例えば、携帯電話リンクの帯域幅では、映像ストリームを適切にレンダリングすることは可能でない。
一般に、多くのモバイル・コンピューティング・デバイス上では、インターネットを介して利用可能なコンテンツを、意図されているようにレンダリングすることが可能でない場合がある。
複数のデバイスによってコンテンツがレンダリングされ得るシステムおよび方法の例を
説明する。複数のデバイス上でコンテンツをレンダリングすることによって、単一のデバイスにおける制限は緩和される。例えば、ユーザが、低解像度のディスプレイを備えるPDAを有する場合がある。さらに、ユーザが、解像度がより高いディスプレイ、スクリーン・サイズがより大きいディスプレイ、またはそれらの両方であるディスプレイを備えるラップトップ・コンピュータへのアクセスを有する場合がある。本明細書に説明するように、ユーザは、例えば、PDAおよびラップトップ・コンピュータを用いて、テキスト、低解像度グラフィック、および高解像度グラフィックを含むウェブ・ページを、レンダリングすることが可能である。例えば、ウェブ・ページのテキストおよび低解像度グラフィックをPDAに配信し、そのPDAによってレンダリングすることが可能であり、ウェブ・ページの高解像度グラフィックをラップトップ・コンピュータに配信し、そのラップトップ・コンピュータによってレンダリングすることが可能である。
システム概観:
図1は、マルチデバイス上でレンダリングするためにコンテンツがマルチデバイスに配信される環境の一例である、環境100のブロック図である。コンテンツ・サーバ104はネットワーク108に接続されている。コンテンツ・サーバ104は、ネットワーク108を介してユーザにコンテンツを提供する。コンテンツには、例えば、ウェブ・ページ、ストリーミング映像、ストリーミング音声などが含まれる。単一のコンテンツ・サーバ104が多様な型のコンテンツ(例えば、ウェブ・ページ、映像、音声)を提供してもよく、異なるコンテンツ・サーバが異なる型のコンテンツを提供してもよい(例えば、環境100に、ウェブ・ページ・サーバ、映像サーバ、および音声サーバのうちの少なくとも1つが含まれてもよい)。ネットワーク108には、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)などが含まれる。
また、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112が、ネットワーク108,ネットワーク116に接続されており、レンダリング・デバイス120a,120bがネットワーク116に接続されている。マルチデバイス・プロクシ・サーバ112を、以下でさらに詳細に説明する。一般に、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、レンダリング・デバイス120a,120bとネットワーク108との間のゲートウェイとして機能する。例えば、コンテンツ・サーバ104など、ネットワーク108に接続されたデバイスから、レンダリング・デバイス120aに情報が伝送される場合、そうした情報はマルチデバイス・プロクシ・サーバ112を通じて引き渡される。ネットワーク116には、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット、エクストラネット、ローカル・エリア・ネットワークなどが含まれる。ネットワーク116がネットワーク108から分離しているように示しているが、ネットワーク116は、ネットワーク108のサブセットであってもよく、ネットワーク108のサブセットを含んでもよい。
リソース・マネージャ124はネットワーク116に接続されている。リソース・マネージャ124がマルチデバイス・プロクシ・サーバ112から分離しているように示しているが、リソース・マネージャ124のうち幾つかがまたは全てが、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112の構成要素であってもよい。リソース・マネージャ124およびレンダリング・デバイス120a,120bは、ボックスによって示される物理的な近傍128に位置し得る。一般に、例えばレンダリング・デバイス120bなど、近傍128の他のデバイス上でコンテンツをレンダリングするために、そうした他のデバイスにユーザがアクセスすることを可能とするように、リソース・マネージャ124はユーザ・デバイス、例えばレンダリング・デバイス120aと、対話する。
また、他のレンダリング・デバイス(例えば、レンダリング・デバイス120a,12
0b)の物理的近傍128には存在しない、1つ以上のレンダリング・デバイス120cも含まれる。そうしたレンダリング・デバイス120cは、ネットワーク108に接続されている。デバイス120cをレンダリング・デバイスと称しているが、コンテンツをレンダリングするためにデバイス120cを用いる必要はない。例えば、後に別のデバイスでレンダリングするコンテンツを記憶するために、デバイス120cを用いることが可能である。レンダリング・デバイス120には、携帯電話、ページャ、PDA、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、ワークステーション、サーバなどが含まれる。
また、トランスコーダ132もネットワーク108に接続されている。トランスコーダ132は、コンテンツ・サーバ104からのコンテンツがレンダリング・デバイス120のうちの1つではレンダリング不可能なフォーマットである場合に、レンダリング可能なフォーマットにトランスコードするために用いられる。
図2は、コンテンツをマルチデバイスに配信する方法の一例である、方法150のフローチャートである。図1に関連して図2を説明する。
ブロック152にて、ユーザは、例えば、レンダリング・デバイス120aを介して、ユーザが位置する近傍に、リソース・マネージャ124を発見する。この発見は、サービス・ロケーション・プロトコル(SLP)、ブルートゥース(BLUETOOTH (商標))規格、サン・マイクロシステムズ社のジニー(Jini(商標))技術、サリュテーション・コンソーシアム(Salutation Consortium )の技術など、規格化された発見メカニズムを含む、種々の技術を用いて達成される。
ブロック154にて、ユーザは、ユーザのメイン・デバイス以外のデバイス上でコンテンツをレンダリングするために、リソースを予約する。リソースは、ソフトウェア・リソースであっても、ハードウェア・リソースであってもよい。例えば、ユーザのメイン・デバイスがレンダリング・デバイス120aの場合、ユーザは、レンダリング・デバイス120bなど、近傍128の別のデバイス上のリソースを予約する。コンテンツをレンダリングするためにレンダリング・デバイス120b上のリソースを予約するように、ユーザは、レンダリング・デバイス120aを用いてリソース・マネージャ124と対話する。例えば、レンダリング・デバイス120bが音声システムを含む場合、ユーザはデバイス120bの音声システムを予約する。
さらに、ユーザは、デバイス120cなどのリモート・デバイス上のリソースを予約してもよく、リモート・デバイスにコンテンツが配信されるように要求してもよい。例えば、ユーザは、一定の型のコンテンツをリモート・デバイス120cに配信するように、または、一定の特定コンテンツ(例えば、ファイル、音声ストリーム、映像ストリームなど)をリモート・デバイス120cに配信するように、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112に命令する。一例では、ユーザは、リソース・マネージャ124と対話することなく、リモート・デバイス120c上のリソースを予約してもよく、またはリモート・デバイス120cへの配信を要求してもよい。
ブロック158にて、ユーザは、コンテンツ・サーバ104からのコンテンツを要求する。例えば、ユーザは、レンダリング・デバイス120aを用いてコンテンツを要求する。
ブロック162にて、レンダリング・デバイス120aによって要求された、コンテンツ・サーバ104からのコンテンツが、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112で受信される。ブロック166にて、ユーザがアクセスを有するデバイスに対する、要求されたコンテンツのマッピングが、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112によって決定され
る。このマッピングでは、例えば、テキストおよびグラフィックはデバイス120aへ向かい、音声はデバイス120bまたはデバイス120cに向かうことが示される。
幾つかの例で、レンダリング・デバイス120にはコンテンツ・サーバ104により提供されるフォーマットのコンテンツをレンダリングすることが不可能であると判定された場合、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、レンダリング・デバイス120にソフトウェアをダウンロードする(ブロック168)。ダウンロードされたソフトウェアによって、コンテンツ・サーバ104により提供されるフォーマットのコンテンツをレンダリングする性能が、レンダリング・デバイス120に提供される。
幾つかの例で、レンダリング・デバイスにはコンテンツ・サーバ104により提供されるフォーマットのコンテンツをレンダリングすることが不可能であると判定された場合、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、トランスコーダ132を利用する。そのような場合には、ブロック170にて、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112はコンテンツの一部分をトランスコーダ132に伝送する。一例として、トランスコーダはステレオ音声データをモノラル音声データにトランスコードする。続いて、ブロック174にて、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、コンテンツのトランスコードされた部分をトランスコーダ132から受信する。図1では、トランスコーダ132を単独のデバイスのように示しているが、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112には、トランスコーダ132の代わりの、すなわちトランスコーダ132に加えて、トランスコーダが含まれてよい。
ブロック178にて、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、ブロック166で決定したマッピングに従って、コンテンツまたはコンテンツの一部分をマルチデバイスに配信する。
また、幾つかの例では、ユーザは、レンダリング・デバイス120cなどのリモート・デバイスに、コンテンツが配信されることを望む。その場合、ユーザは、例えば、一定の型のコンテンツをリモート・デバイス120cに配信するように、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112に命令する。続いて、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、リモート・デバイス120cを含むユーザがアクセスを有するデバイスに対する、要求されたコンテンツのマッピングを決定する。このマッピングでは、例えば、テキストおよびグラフィックはデバイス120aへ向かい、音声はデバイス120bまたはデバイス120cに向かうことが示される。
次に、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、マッピングに従って適切なデバイスにコンテンツを配信する。例えば、テキストおよびグラフィックをユーザのPDAに配信し、音声を、ユーザの近く(例えば、ユーザの位置する会議室(conference room ))に位置する、音声システムを備えるデスクトップに配信することが可能である。さらに、ユーザのデスクトップ・コンピュータのハードドライブ、CD−ROM、DVDなどに記憶するため、またはユーザのデスクトップ・コンピュータ上でソフトウェアにより処理するため、またはそれらの両方のために、ユーザのホーム(home)のユーザのデスクトップ・コンピュータに音声を配信することも可能である。
リソース・マネージャ:
リソース・マネージャ124は、物理的近傍128の内部または付近に位置しても、物理的近傍128から離れて位置してもよい。上述のように、リソース・マネージャ124のうち幾つかは、または全ては、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112の構成要素であってもよい。代わりに、リソース・マネージャ124がマルチデバイス・プロクシ・サーバ112から完全に分離していてもよい。リソース・マネージャ124は、パーソナル
・コンピュータ、ワークステーション、サーバ、メインフレーム、セットトップボックス、携帯電話基地局のコンピュータなど、1つ以上のコンピュータを用いて実装されてよい。幾つかの例では、リソース・マネージャ124の1つのインスタンスが各近傍に対応し、別の例では、リソース・マネージャ124の1つのインスタンスが幾つかの近傍に対応する。
図3は、リソース・マネージャ124の一例のブロック図であり、リソース・マネージャ124の、レンダリング・デバイス120を含む他のシステムとの対話の一例を示している。リソース・マネージャ124には、リソース割当サブシステム204,ユーザ対話サブシステム206,リソース監視サブシステム208,および共有リソース・データベース212が含まれる。リソース・マネージャ124には、レンダリング・デバイス120およびマルチデバイス・プロクシ・サーバ112など他のシステムと通信するための、通信エージェント216も含まれる。他のシステムと通信するために、任意の型の適切なプロトコルが用いられてよい。例えば、セッション・インビテーション・プロトコル(SIP)、ハイパー・テキスト・トランスファー・プロトコル(HTTP)、シンプル・メール・トランスファー・プロトコル(SMTP)などのプロトコル、または同様のプロプライエタリな(proprietary )プロトコルが用いられる。
他のシステムとの通信は、例えば、ネットワーク108を介してもよく、ネットワーク116を介してもよく、リソース・マネージャ124に近接するリモート・デバイスと直接通信してもよく、またはそれらのうちの1つ以上であってもよい。そうした通信には、LAN、電話回線、ケーブル回線、光ファイバー回線などの有線通信リンクを介する通信、または無線LAN(例えば、IEEE802.11x 規格)、ブルートゥース(商標)規格による無線通信リンク、携帯リンク、双方向ページング・リンク(two-way paging link )などの無線リンクを介する通信が含まれる。
リソース監視サブシステム208は、近傍のデバイスと通信して、どのリソースがユーザに利用可能かを判定する。例えば、会議室には、フル・サイズのディスプレイと音響システムとを有するコンピュータが存在する場合がある。リソース監視サブシステム208は、ディスプレイおよび音響システムなど、使用に利用可能なリソースをこのコンピュータが有することを確かめるため、このコンピュータと通信する。リソース・マネージャ124は、デバイスを構成要素のリソース(component resource)の集合体として扱う。したがって、多様なユーザが単一のデバイスを共有することが可能である。
ユーザ対話サブシステム206はユーザと対話し、リソース・マネージャ124により管理される近傍のデバイス上のリソースを、ユーザが予約することを可能とする。ユーザ対話サブシステム206は、リソース・マネージャのサービスを近傍のユーザに広告する。ユーザ対話サブシステム206は、SLP、ブルートゥース(商標)規格、サン・マイクロシステムズ社のジニー(商標)技術、サリュテーション・コンソーシアムの技術などの規格化されたメカニズムを含む種々の技術を用いて広告する。
例えば、会議室に居るユーザは、会議室で利用可能なリソースを判定するため、および、その利用可能なリソースのうちの幾つかまたは全てを予約するために、PDAを用いて、ユーザ対話サブシステム206と通信する。
ユーザ対話サブシステム206は、例えば、近傍の全リソース、近傍の予約(reserved)リソース、近傍の利用可能なリソースなどに関する情報を記憶/検索するために、共有リソース・データベース212と通信する。さらに、ユーザ対話サブシステム206は、ユーザが予約を望むリソースの所有者によって設定されている、アクセス制御ポリシー、課金ポリシーなどを強制(enforce )するために、リソース割当サブシステムと通信する
リソース・マネージャ124は、レンダリング・デバイス120a,120bなど、近傍128のデバイスと通信する。レンダリング・デバイス120aは、例えば、他者に利用可能とすることをユーザが望まないリソースを有するデバイスである。そのようなデバイスを本明細書では「所有デバイス(owned device)」と称する。レンダリング・デバイス120bは、例えば、他者による使用に利用可能とされてよいリソースを有するデバイスである。そのようなデバイスを本明細書では「貸与可能デバイス(rentable device )」と称する。レンダリング・デバイス120a,120bは各々、リソース・マネージャ・クライアント230a,230bをそれぞれ有する。リソース・マネージャ・クライアント230a,230bは、例えば、対応するレンダリング・デバイスが所有デバイスであるか貸与可能デバイスであるかによって、同一であってもよく、異なってもよい。リソース・マネージャ・クライアント230は、ユーザのリソースを要求するため、デバイスのリソースに関してリソース・マネージャ124に通知するため、リソースの現在の状態についてリソース・マネージャ124を更新するため、などのために、リソース・マネージャ124と対話する。
図4は、リソース・マネージャ・クライアント230によって実装され得る方法の一例のフローチャートである。方法250は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法250の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図4のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
方法250は、リソース・マネージャ124およびマルチデバイス・プロクシ・サーバ112のうちの少なくとも1つに、リソース性能とレンダリング・リソースの利用可能性とのうちの少なくとも1つを報知するために用いられ得る。
ブロック254にて、レンダリング・デバイスの性能が判定される。例えば、デバイス性能は、システム・ソフトウェアに問い合わせること、一覧、レジストリ、データベースなどから読み出すこと、によって判定される。デバイス性能には、デバイスの型、デバイスのプロセッサ(例えば、型、速度など)、メモリ/記憶装置(例えば、型、サイズなど)、通信リンク(例えば、型、特定リンク用のプロクシ・サーバ、最大帯域幅など)、ディスプレイ(例えば、ディスプレイ・サイズ、ディスプレイ解像度、ディスプレイがカラー・ディスプレイか否か、ピクセルあたりのビット数など)、サウンド・システム(存在するか否か、型など)などに関する情報が含まれる。
ブロック258にて、リソース・マネージャ124およびマルチデバイス・プロクシ・サーバ112のうちの少なくとも1つによって、デバイス性能が登録される。例えば、所有デバイスは、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112を用いてデバイス性能を登録し、貸与可能デバイスは、貸与可能デバイスが位置する近傍に関連するリソース・マネージャ124を用いてデバイス性能を登録する。デバイス性能は、コンポジット・ケイパビリティ/プリファレンス・プロファイル(Composite Capability/Preference Profiles)(CC/PP)フレームワーク、プロプライエタリなプロトコルなどの規格化されたメカニズムを含む、種々のメカニズムを用いて表現される。
ブロック262にて、デバイスの動的状態情報が判定される。例えば、デバイスの動的状態情報は、システム・ソフトウェアに問い合わせること、一覧、レジストリ、データベースなどから読み出すこと、によって判定される。例えば、動的状態情報には、デバイスのプロセッサ(例えば、現在の負荷、ユーザに利用可能な負荷など)、メモリ(例えば、利用率(utilization )、利用可能な量など)、通信リンク(例えば、利用可能な帯域幅)、ディスプレイ(例えば、使用パーセンテージ、利用可能な最大ウインドー・サイズなど)、サウンド・システムの利用可能性(現在使用中か否か)などに関する情報が含まれる。
ブロック266にて、ブロック262で判定された動的状態情報が、リソース・マネージャ124およびマルチデバイス・プロクシ・サーバ112のうちの少なくとも1つに伝送されるべきか否かが判定される。例えば、動的状態情報は、デバイスの電源立ち上げ時、周期的、動的状態情報の変更時、などで伝送される。
動的状態情報が伝送される必要がない場合、フローはブロック262へ進む。動的状態情報が伝送されるべき場合、フローはブロック270へ進む。ブロック270にて、リソース・マネージャ124およびマルチデバイス・プロクシ・サーバ112のうちの少なくとも1つに、動的状態情報が伝送される。例えば、所有デバイスは、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112に動的状態情報を伝送し、貸与可能デバイスは、貸与可能デバイスが位置する近傍に関連するリソース・マネージャ124に動的状態情報を伝送する。動的状態を表現するために、プロプライエタリなメカニズムが用いられてもよい。デバイスに動的状態情報を提供するCC/PPフレームワークのエクステンション(extension )の一例は、以下である。
Figure 0004765042
ここで、「CPU ... Load」は、中央処理装置(CPU)の現在の負荷パーセンテージを示す、0〜1の間の数である。「CPU ... User」は、ユーザに利用可能なCPUの負荷パーセンテージを示す、0〜1の間の数である。「Memory ... Utilization」は、現在のメモリ利用率を示す、0〜1の間の数である。「Memory ... Available」は、利用可能なメモ
リ量を示す数である。「Bandwidth 」は、通信リンク上でデバイスに利用可能な現在の帯域幅を示す数である。「Display ... Available 」は、利用可能なディスプレイのパーセンテージを示す、0〜1の間の数である。「Display . . . Max-rectangle 」は、ディスプレイ上でユーザに利用可能な最大矩形のピクセル寸法を与える。「Sound . . . Status」は、サウンド・システムが使用中か否かを示すテキスト値である。
ブロック270にて、動的状態情報の完全な一覧が送信される必要はない。例えば、動的状態情報を最後に伝送した時から、特定の動的状態情報だけが変化している場合、変化した動的状態情報だけが伝送されてもよい。
動的状態情報が伝送された後、フローはブロック262へ戻る。
図5は、リソース・マネージャ124によって実装され得る方法の一例である、方法300のフローチャートである。詳細には、方法300はリソース監視サブシステム208によって実装され得る。方法300は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法300の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図5のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
方法300は、特定近傍の貸与可能なレンダリング・デバイスから受信したデバイス性能および動的状態情報を処理するために用いられ得る。
ブロック304にて、レンダリング・デバイス120から受信した情報が新たなデバイスの登録に対応するか否かが判定される。新たなデバイスの登録である場合、フローはブロック308へ進む。ブロック308にて、新たなデバイスのデバイス性能が、1つ以上のリソースに変換される。ブロック312にて、ブロック308で判定された1つ以上のリソースが、リソース・レジストリに記憶される。リソース・レジストリは、例えば、1人以上のユーザによって予約および使用/共有され得る近傍のリソースを示してもよい。前の図3を参照すると、共有リソース・データベース212にリソース・レジストリが含まれてもよい。
ブロック304にて、受信情報は新たなデバイスの登録ではない、と判定された場合、フローはブロック316へ進む。ブロック316では、受信情報がレンダリング・デバイス120に対する動的状態情報に対応するか否かが判定される。動的状態情報に対応する場合、フローはブロック320へ進む。ブロック320にて、動的状態情報を用いて、リソース・レジストリの対応するリソース情報が更新される。
図6は、リソース・マネージャと対話するためにユーザが用いる所有レンダリング・デバイスのリソース・マネージャ・クライアント230によって実装され得る方法の一例である、方法350のフローチャートである。方法350は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法350の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図6のフローチ
ャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
方法350は、リソース・マネージャ124を用いて近傍のレンダリング・デバイス120のリソースを予約するため、または予約取消(unreserve )するため、またはその両方のために用いられて得る。リソースの予約/予約取消には、完全なリソースまたはリソースの一部分の予約/予約取消が含まれる。例えば、ユーザがディスプレイ・スクリーンの50%を予約している場合、ユーザはそのリソースのうち半分を予約取消してもよく、したがって、ユーザにはディスプレイ・スクリーンの25%が与えられる。
ブロック352にて、ユーザが追加のリソースを予約することを望むか否か、すなわちユーザがリソースを予約取消することを望むか否かが判定される。追加リソースを予約することをユーザが望む場合、フローはブロック354へ進む。
ブロック354にて、近傍の利用可能なリソースの指標に対する要求がリソース・マネージャ124に伝送される。ブロック356にて、近傍の利用可能なリソースの指標がリソース・マネージャ124から受信される。利用可能なリソースの指標には、例えば、リソースの一覧が含まれる。さらに、利用可能なリソースの指標によって、利用可能なリソースに関連するデバイスの指標が提供されてもよい。
ブロック358にて、ユーザは、ユーザが予約することを望む1つ以上のリソースを選択する。例えば、ユーザは、タッチスクリーン、キーパッド、スタイラス、マウスなどを用いて、リソースの一覧から特定のリソースを選択する。ブロック360にて、選択されたリソースがリソース・マネージャ124に伝送される。
ブロック362にて、ブロック360で送信された選択リソースをユーザが予約したことを、リソース・マネージャ124が確認したか否かが判定される。確認が受信された場合、フローはブロック364へ進む。ブロック364では、方法350を実装するレンダリング・デバイス120がマルチデバイス・プロクシ・サーバ112へ通知を送信し、ブロック360で選択された追加リソースを、ユーザに関連する利用可能なリソース・プールに追加すべきことを示す。これに代えて、後に説明するように、そうした通知をリソース・マネージャ124が送信してもよい。
ブロック362にて、選択リソースをユーザが予約したことを、リソース・マネージャ124が確認していないと判定された場合、フローはブロック358へ戻る。
ブロック352にて、ユーザがリソースを予約取消することを望むと判定された場合、フローはブロック380へ進む。ブロック380にて、ユーザに予約された近傍のリソースの指標に対する要求が、リソース・マネージャ124に伝送される。ブロック382にて、予約リソースの指標がリソース・マネージャ124から受信される。予約リソースの指標には、例えば、リソースの一覧が含まれる。さらに、予約リソースの指標によって、予約リソースに関連するデバイスの指標が提供されてもよい。
ブロック384にて、ユーザは、ユーザが予約取消することを望む1つ以上のリソースを選択する。例えば、ユーザは、タッチスクリーン、キーパッド、スタイラス、マウスなどを用いて、リソースの一覧から特定のリソースを選択する。ブロック368にて、選択されたリソースがリソース・マネージャ124に伝送される。
ブロック388にて、ブロック386で送信された選択リソースをユーザが予約取消したことを、リソース・マネージャ124が確認したか否かが判定される。確認が受信され
た場合、フローはブロック390へ進む。ブロック390では、方法350を実装するレンダリング・デバイス120がマルチデバイス・プロクシ・サーバ112へ通知を送信し、ブロック384で選択されたリソースをユーザに関連する利用可能なリソース・プールから取り除くべきことを示す。これに代えて、後に説明するように、そうした通知をリソース・マネージャ124が送信してもよい。
ブロック388にて、選択リソースをユーザが予約取消したことを、リソース・マネージャ124が確認していないと判定された場合、フローはブロック384へ戻る。
図7は、リソース・マネージャ124によって実装され得る方法の一例である、方法400のフローチャートである。詳細には、方法400はユーザ対話サブシステム206によって実装され得る。方法400は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法400の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図7のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
方法400は、ユーザの近傍のレンダリング・デバイス120のリソースを予約するため、または予約取消するため、またはその両方のために用いられ得る。
ブロック402にて、ユーザが追加リソースを予約することを望むか否か、すなわちユーザがリソースを予約取消することを望むか否かが判定される。追加リソースを予約することをユーザが望む場合、フローはブロック404へ進む。
ブロック404にて、特定の近傍の利用可能なリソースが判定される。これには、近傍に存在するリソースを判定することと、それに続いてそれらのうち利用可能なリソースを判定することとが含まれる。ユーザ対話サブシステム206は、共有リソース・データベース212に問い合わせることによって、近傍の利用可能なリソースを判定する。さらに、リソースが貸与可能なリソースの場合、ユーザ対話サブシステム206は、リソース割当サブシステム204によって強制される、アクセス制御ポリシー、課金ポリシーなどに基づいて、利用可能なリソースを判定する。
ブロック406にて、近傍の利用可能なリソースの指標がユーザの所有レンダリング・デバイス120に送信される。利用可能なリソースの指標には、例えば、リソースの一覧が含まれる。さらに、利用可能なリソースの指標によって、利用可能なリソースに関連するデバイスの指標が提供されてもよい。ブロック408にて、ユーザによって選択されたリソースの指標が受信される。
ブロック410にて、選択リソースが依然利用可能か否かが判定される。例えば、ユーザ対話サブシステム206は、共有リソース・データベース212に問い合わせることによって、選択リソースが依然利用可能か否かを判定する。選択リソースがもはや利用可能でない場合、フローはブロック406へ戻る。選択リソースが依然利用可能な場合、フローはブロック412へ進む。
ブロック412にて、選択リソースはユーザに対して予約される。例えば、ユーザ対話サブシステム206は、選択リソースがユーザに予約されていることを示すように、共有リソース・データベース212を修正する。
ブロック414にて、ユーザに確認が送信されて、選択リソースが予約されたことを確認する。ブロック416では、リソース・マネージャ124がマルチデバイス・プロクシ・サーバ112へ通知を送信し、ブロック412で予約した追加リソースをユーザに関連する利用可能なリソース・プールに追加すべきことを示す。これに代えて、先に説明したように、そうした通知をレンダリング・デバイスが送信してもよい。
ブロック402にて、ユーザがリソースを予約取消することを望むと判定された場合、フローはブロック430へ進む。ブロック430にて、近傍のユーザによって現在予約されているリソースが判定される。例えば、リソース割当サブシステム204は、共有リソース・データベース212に問い合わせることによって、近傍のユーザに予約されたリソースを判定する。
ブロック432にて、近傍の予約リソースの指標がユーザの所有レンダリング・デバイス120に送信される。予約リソースの指標には、例えば、リソースの一覧が含まれる。さらに、予約リソースの指標によって、予約リソースに関連するデバイスの指標が提供されてもよい。ブロック434にて、ユーザによって選択されたリソースの指標が受信される。
ブロック436にて、選択リソースは予約取消される。例えば、リソース割当サブシステム204は、選択リソースがユーザによって予約取消されており、他のユーザに利用可能とされたことを示すように、共有リソース・データベース212を修正する。
ブロック440にて、ユーザに確認が送信されて、選択リソースが予約取消されたことを確認する。ブロック442では、リソース・マネージャ124がマルチデバイス・プロクシ・サーバ112へ通知を送信し、ブロック436で予約取消したリソースをユーザに関連する利用可能なリソース・プールから取り除くべきことを示す。これに代えて、先に説明したように、そうした通知をレンダリング・デバイスが送信してもよい。
マルチデバイス・プロクシ・サーバ:
上述のように、典型的には、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、マルチデバイス通信環境においてユーザに対するプロクシとして機能する。単なる一特定例としては、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル(wireless application protocol )(WAP)プロクシ・サーバに対するエクステンションとして実装される。マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、パーソナル・コンピュータ、ワークステーション、サーバ、メインフレームなど、1つ以上のコンピュータを有する。
図8は、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112の一例のブロック図であり、レンダリング・デバイス120を含む他のシステムとの対話の一例を示している。図8を図1に関連して説明する。
マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、配信制御サブシステム504を有する。配信制御サブシステムは、通信エージェント508を介して、レンダリング・デバイス120およびリソース・マネージャ124など他のシステムと通信する。通信エージェント508は、リソース・マネージャ124の通信エージェント216と同一であってもよく、同様であってもよい。
さらに、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、ユーザ・プリファレンス・データベース512、ユーザ・リソース・データベース516、およびセッション状態データ
ベース520を有する。配信制御サブシステム504は、それらのデータベースの各々にデータを記憶し、各々からデータを読み出す。
ユーザ・プリファレンス・データベース512には、マルチデバイス上でのコンテンツのレンダリングにおけるユーザのプリファレンスに関する情報が含まれる。ユーザ・プリファレンス・データベース512には、例えば、一定の型のコンテンツのレンダリングに優先するデバイス(例えば映像は、携帯電話ではなく、フル・サイズのディスプレイを備えるコンピュータ上でレンダリングされることが好適である)、優先するコンテンツ分配(例えば、2つの異なる音声ストリームでは、同一のデバイスではなく異なるデバイスを経由させることを優先する)、優先する配信ネットワーク(例えば、携帯電話に配信されるデータは、無線LANネットワークではなく携帯電話ネットワークを介して配信されることを優先する)に関する情報が含まれる。
ユーザ・リソース・データベース516には、特定ユーザに利用可能なリソースに関する情報が含まれる。例えば、特定ユーザが所有PDAを有し、デスクトップ・コンピュータのディスプレイを予約していることが、ユーザ・リソース・データベース516に記憶される。
セッション状態データベース520には、特定ユーザのセッションの状態に関する情報が含まれる。この情報には、例えば、配信されている、または配信されるべきコンテンツの型(例えば、テキスト、映像、音声)が含まれる。コンテンツ型情報には、コンテンツのフォーマットに関する情報(例えば、映像データ・レート、ステレオ音声かモノラル音声か)も含まれる。セッション状態データベース520には、使用されるリモート・デバイスのアドレス、そのデバイス上で使用されるポート番号など、トランスポート層に関する情報も含まれる。
マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、さらに、例えば、コンテンツのレンダリングを容易にするために、アプリケーションをレンダリング・デバイスにダウンロードする、アプリケーション・ダウンローダーを有する。アプリケーション・ダウンローダー524は、配信制御サブシステム504によって制御される。
さらに、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、トランスコーダ・インタフェース528を有する。トランスコーダ・インタフェース528は、ローカル・トランスコーダ532(任意)と1つ以上の外部トランスコーダとに対するインタフェースを、配信制御サブシステム504に提供する。トランスコーダ・インタフェース528は、シンプル・オブジェクト・アクセス・プロトコル(Simple Object Access Protocol )(SOAP)、コモン・ゲートウェイ・インタフェース(Common Gateway Interface)(CGI)、サン・マイクロシステムズ社のリモート・メソッド・インヴォケーション(Remote Method Invocation)(RMI)技術、インターネット・コンテンツ・アダプテーション・プロトコル(Internet Content Adaptation Protocol)(ICAP)など、リモート・プロシージャ呼出用の規格化されたメカニズムを含む種々のプロトコルを介して、外部トランスコーダと通信する。
コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536には、異なるプロトコルに対応する1つ以上の異なるプロクシが含まれる。例えば、コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536には、HTTPプロクシ、リアル・タイム・プロトコル(RTP)プロクシ、リアル・タイム・ストリーミング・プロトコル(RTSP)プロクシなどが含まれる。コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536には、コンテンツ型に従ってコンテンツをパースするためのパーサーも含まれる。コンテンツ型には、例えば、マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション(multipurpose internet mail extensions )(MIME)型が
含まれる。コンテンツ型には、例えば、注釈ファイルを用いて、例えば、コンテンツの著作者によって規定される型も含まれる。例えば、コンテンツの一定部分が、一定の人物、一定のデバイスによって視聴されることが可能であるように、コンテンツが認可されてもよい。
一般には、コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536は、一ユーザに宛てられたコンテンツを受信し、そのコンテンツをコンテンツ型にパースし、続いて、配信制御サブシステム504の制御下で、そのコンテンツを1つ以上のレンダリング・デバイス120に配信する。例えば、コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536は、テキストおよびグラフィックをレンダリング・デバイス120aに配信し、音声をレンダリング・デバイス120bに配信する。さらに、コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536は、トランスコーダ・インタフェース528の制御下で、トランスコーダ(例えば、ローカル・トランスコーダ532または外部トランスコーダ)へコンテンツを送信し、トランスコーダからコンテンツを受信する。さらに、コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536は、セッションの状態に関する情報を、セッション状態データベース520に記憶する。例えば、コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536は、ユーザに要求されたコンテンツ・セッションの異なるコンテンツ型に関する情報を記憶する。
マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、レンダリング・デバイス120a,120b,120c(図8には示さず)などのレンダリング・デバイスと通信する。レンダリング・デバイス120a,120cは、例えば、所有デバイスであり、レンダリング・デバイス120bは、例えば、貸与可能デバイスである。レンダリング・デバイス120a,120b,120cには、各々、それぞれのマルチデバイス・プロクシ・クライアント550が含まれる。マルチデバイス・プロクシ・クライアント550は、各レンダリング・デバイスに対して同一であってもよく、例えば、対応するデバイスが所有デバイスか貸与可能デバイスかによって、異なってもよい。所有デバイス上のマルチデバイス・プロクシ・クライアント550は、例えば、ユーザに利用可能なリソースをマルチデバイス・プロクシ・サーバ112に通知するため、ユーザに利用可能な特定デバイスへのコンテンツ配信に関するユーザ・プリファレンスをマルチデバイス・プロクシ・サーバ112に通知するため、コンテンツのレンダリングを容易にするアプリケーションのダウンロードを調整するため、などのために、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112と対話する。さらに、マルチデバイス・プロクシ・クライアント550は、コンテンツのレンダリングを容易にするために、レンダリング・デバイス120上で、アプリケーション562などのアプリケーションを起動する。例えば、マルチデバイス・プロクシ・クライアント550は、レンダリング・デバイス120に映像コンテンツが配信されること、または配信され始めたことを感知して、レンダリング・デバイス120上で映像再生アプリケーションを起動する。
図9は、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112によって実装され得る方法の一例である、方法570のフローチャートである。方法570は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法570の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図9のフローチャートに関連して説明しているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
ブロック572にて、ユーザからコンテンツ要求が受信される。この要求はコンテンツ・サーバに宛てられてもよい。ブロック574にて、一覧のにエントリ(entry )が作成されるが、このエントリは要求を送信したユーザに対応している。このエントリには、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112が要求コンテンツを受信する時に、そのコンテンツに対応するユーザを判定可能な情報が含まれてもよい。そうした情報の例には、ユーザ要求をユニークに(uniquely)識別し得るセッション識別子、要求が受信されたポート番号、ユーザをユニークに(uniquely)識別し得るユーザ識別子などが含まれる。
ブロック576にて、コンテンツ・サーバがマルチデバイス・プロクシ・サーバ112に要求コンテンツを送信するように、要求は再フォーマットされる。例えば、要求者のアイデンティティ(identity)は、ユーザのデバイスから、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112に変更される。続いて、ブロック578にて、再フォーマットされた要求がコンテンツ・サーバに送信される。
図10は、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112によって実装され得る方法の別例である、方法584のフローチャートである。方法584を図9に関連して説明する。方法584は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、DVDなど有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法584の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図10のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
ブロック586にて、ユーザに要求されたコンテンツがコンテンツ・サーバから受信される。例えば、このコンテンツは、図9のブロック578でコンテンツ・サーバへ送信された、再フォーマットされた要求に応じる。ブロック588にて、コンテンツを要求したユーザが判定される。例えば、図9のブロック574でユーザのエントリを作成した一覧を調査することによって、ユーザが判定される。
ブロック590にて、要求コンテンツを処理して、コンテンツに含まれる異なるコンテンツ型(テキスト、グラフィック、映像、音声など)を判定する。
ブロック592にて、ユーザに利用可能なリソースに対する、ブロック590で判定されたコンテンツ型のマッピングが決定される。利用可能なリソースがマルチデバイス上に存在してもよい。さらに、マルチデバイスには、近傍のデバイスや、リモート・デバイスも含まれてよい。ブロック594にて、ブロック592で決定されたマッピングに従って、マルチデバイスにコンテンツ型が送信される。
図11は、配信制御サブシステム504の一例のブロック図である。図11を図8に関連して説明する。配信制御サブシステムには、ユーザ・リソース・マネージャ604,マッピング・ジェネレータ610,セッション・オーケストレータ(orchestrator)620が含まれる。一般に、ユーザ・リソース・マネージャ604は、通信エージェント508を介して、ユーザに利用可能なリソースに関する情報を、所有レンダリング・デバイス120またはリソース・マネージャ124から受信する。この情報は、ユーザ・リソース・データベース516を更新するために用いられる。さらに、ユーザ・リソース・マネージャ604は、ユーザ・プリファレンスに関する情報を所有レンダリング・デバイス120から受信し、この情報をユーザ・プリファレンス・データベース512に記憶する。
一般に、マッピング・ジェネレータ610は、ユーザ・プリファレンス・データベース512からユーザ・プリファレンス情報を受信し、ユーザ・リソース・データベース516からユーザに利用可能なリソースに関する情報を受信し、セッション状態データベース520からユーザに要求されたコンテンツに関する情報を受信する。マッピング・ジェネレータ610が、それらの情報に基づいて、ユーザに利用可能なデバイスに対するコンテンツ型のマッピングを生成する。このデバイス・マッピングが、セッション・オーケストレータ620に与えられる。
一般に、セッション・オーケストレータ620はマッピング・ジェネレータ610からデバイス・マッピングを受信し、セッション状態データベース520からコンテンツ型情報を受信する。この情報に基づいて、セッション・オーケストレータ620は、アプリケーション・ダウンローダー524,トランスコーダ・インタフェース528,コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536を制御するための制御情報を生成する。
ユーザ・リソース・マネージャ:
図12は、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112によって実装され得る方法の一例のフローチャートである。詳細には、方法650はユーザ・リソース・マネージャ604によって実装され得る。方法650は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法650の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図12のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
所有レンダリング・デバイスから情報を受信すると、方法650が実装され得る。例えば、図4に関連して説明したように、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、デバイスのリソースおよび性能を示す情報を所有レンダリング・デバイスから受信する。方法650は、図5に関連して説明した、方法300と同様である。
ブロック652にて、ユーザのアイデンティティが判定される。ユーザのアイデンティティに関する情報(例えば、名前、ユーザ識別情報(identification)、ログイン・ネームなど)は、所有レンダリング・デバイスからの受信情報に含まれている。さらに、ユーザ・リソース・マネージャ604は、所有デバイス120にメッセージを送信し、ユーザのアイデンティティに関する情報(例えば、名前、ユーザ識別情報、ログイン・ネーム、パスワードなど)をユーザに提出させてもよい。
ブロック654にて、所有レンダリング・デバイス120から受信された情報が新たなデバイスの登録に対応するか否かが判定される。新たなデバイスの登録である場合、フローはブロック658へ進む。ブロック658にて、新たなデバイスのデバイス性能は1つ以上のリソースに変換される。ブロック662にて、ブロック658で判定された1つ以上のリソースが、ユーザに関連するリソース・レジストリに記憶される。リソース・レジストリは、例えば、ユーザに利用可能なリソースを示す。前の図8を参照すると、リソース・レジストリは共有リソース・データベース516に含まれてもよい。
ブロック654にて、受信情報が新たなデバイスの登録ではないと判定された場合、フ
ローはブロック668へ進む。ブロック668では、受信情報が所有レンダリング・デバイス120の動的状態情報に対応するか否かが判定される。動的状態情報に対応する場合、フローはブロック670へ進む。ブロック670にて、動的状態情報は、ユーザに関連するリソース・レジストリの対応するリソース情報を更新するために用いられる。
図13は、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112によって実装され得る方法の一例のフローチャートである。詳細には、方法700はユーザ・リソース・マネージャ604によって実装され得る。方法700は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法700の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図13のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
ユーザに利用可能なデバイスの追加または取り除きに関する情報を受信すると、方法700が実装され得る。例えば、図6,7に関連して説明したように、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、追加リソースが利用可能であること、またはリソースがもはや利用可能でないことを示す情報を、所有レンダリング・デバイスまたはリソース・マネージャ124から受信する。
ブロック704にて、ユーザのアイデンティティが判定される。ブロック704は、図12のブロック652と同様の手法によって実装されてよい。ブロック708にて、追加リソースがユーザに利用可能か否かが判定される。追加リソースがユーザに利用可能である場合、フローはブロック712へ進む。ブロック712にて、ユーザに関連するリソース・レジストリに、追加リソースが追加される。
ブロック708にて、追加リソースが利用可能でないと判定された場合、ブロック716にて、ユーザに利用可能であったリソースはもはや利用可能でないか否かが判定される。リソースがもはや利用可能でない場合、フローはブロック720へ進む。ブロック720にて、ユーザに関連するリソース・レジストリから、ユーザにもはや利用可能でないリソースが取り除かれる。
ユーザ・プリファレンス:
再び図8,11を参照すると、ユーザ・プリファレンス・データベース512からの情報は、デバイスに対するコンテンツ型のマッピングを生成するために、マッピング・ジェネレータ610によって用いられ得る。ユーザ・プリファレンス情報は、1つ以上の標準設定(default configuration )に基づいてユーザに指定されてもよく、または、例えば、ユーザがマルチデバイス・プロクシ・サーバ112の使用を登録する時、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112を介してコンテンツを要求する際、などに、ユーザから獲得されてもよい。ユーザ・プリファレンス情報は、例えば、ユーザの要求の際、まだユーザがプリファレンス情報を提供していないコンテンツの型を受信する際、まだユーザがプリファレンス情報を提供していない特定デバイスまたはデバイス型を用いる際、などに、修正される。
データベース512に記憶されたユーザ・プリファレンス情報は、種々のフォーマットで表現される。例えば、ユーザ・プリファレンス情報は効用関数のフォーマットで表現さ
れる。効用関数のフォーマットでのユーザ・プリファレンス情報の例を、図14,15,16に関連して説明する。説明を容易にするため、表のフォーマットで示した特定の例を説明する。
図14は、特定の型のコンテンツをレンダリングするために優先するデバイスに関する、ユーザ・プリファレンスを表現するフォーマットの一例を示す表である。詳細には、図14は、特定デバイスにコンテンツの型を配信することに関するユーザ・プリファレンスを表現する表の一例である、表800を示す。
表800の行は、特定デバイスまたはデバイスの型に対応し、表800の列は、コンテンツ型(テキスト、グラフィック、映像、音声など)に対応する。デバイスの一覧には、現在ユーザに利用可能なデバイス、過去にユーザが使用したデバイスの一覧、ユーザに指定されたデバイスの一覧、標準のデバイスの一覧、などが含まれる。
特定デバイスに配信される特定型のコンテンツの効用は、ある範囲の数として表現される。図14の例では、この範囲は両端も含む0〜10の間で、値0は最小の効用を示し、値10は最大の効用を示す。表800の例では、テキストのコンテンツをPDAに配信することによって大きな効用が与えられるのに対し、グラフィックをPDAに配信することによって、より小さな効用が与えられ、映像または音声をPDAに配信することによって最小の効用が与えられることが示される。例えば、PDAのディスプレイはテキストを表示するには適切であるが、PDA上では映像の品質は低い。同様に、PDAには音声システムは含まれていない。
図15は、特定の型のデバイスに対してコンテンツを配信するために優先する通信リンクに関する、ユーザ・プリファレンスを表現するフォーマットの一例を示す表である。詳細には、図15は、特定デバイスにコンテンツを配信するために優先する通信リンクに関するユーザ・プリファレンスを表現する表の一例である、表840を示す。
表840の行は、特定デバイスまたはデバイスの型に対応し、表840の列は、特定通信リンクまたは通信リンクの型(例えば、無線LAN(WLAN)、ゼネラル・パケット・ラジオ・サービス(general packet radio service)(GPRS)ネットワークなど)に対応する。デバイスの一覧には、現在ユーザに利用可能なデバイス、過去にユーザが使用したデバイスの一覧、ユーザに指定されたデバイスの一覧、標準のデバイスの一覧、などが含まれる。リンクの一覧には、現在ユーザに利用されているリンク、過去にユーザが使用したリンクの一覧、ユーザに指定されたリンクの一覧、標準のリンクの一覧、などが含まれる。
特定通信リンクを用いて特定デバイスにコンテンツを配信することの効用は、ある範囲の数として表現される。図15の例では、この範囲は両端も含む0〜10の間で、値0は最小の効用を示し、値10は最大の効用を示す。表840の例では、GPRSリンクを介して携帯電話にコンテンツを配信することによって、WLANリンクを介するよりも大きな効用が与えられることが示される。さらに、表840の例では、WLANリンクを介してPDAまたはラップトップ・コンピュータにコンテンツを配信することによって、GPRSリンクを介するよりも大きな効用が与えられることが示される。
図16は、同一のデバイスまたは異なるデバイスに対してコンテンツが配信されるべきか否かに関する、ユーザ・プリファレンスを表現するフォーマットの一例を示す表である。詳細には、図16は、1つ以上のコンテンツ・セッションの成分が同一または異なるデバイスに配信されるべきか否かに関するユーザ・プリファレンスを表現する表の一例である、表860を示す。例えば、1つの動画に対応する映像および音声を単一のデバイスを
介して同期させることの方が、2つのデバイスに分配された映像および音声を同期させること、すなわち、映像および音声の間にわずかな遅延時間しか持たせずに2つのデバイス上でその音声および映像を視聴しなければならないことよりも容易である。
表860の行および列は、1つ以上のコンテンツ・セッションの特定の成分に対応する。図16の例では、末尾によって、成分が属するセッションが示される(すなわち、「キャプション(caption )1」、「音声1」、「映像1」は第1のコンテンツ・セッションの成分であり、「音声2」は、第1のコンテンツ・セッションと異なる第2のコンテンツ・セッションの成分である)。成分の一覧には、ユーザが配信を要求したセッションの成分、可能な成分の一覧、標準の成分の一覧などが含まれる。
同一のデバイスを介して別の成分として配信されている成分の効用は、ある範囲の数として表現される。図16の例では、この範囲は両端も含む0〜100の間で、値0は最小の効用を示し、値100は最大の効用を示す。さらに、同一のデバイスを介して成分が配信されないことに対する強いプリファレンスを表現するために、大きな負の数(例えば、−100)が用いられる。
表860の例では、第1のセッションの音声および映像成分(すなわち、音声1および映像1)が同一のデバイスに配信される場合、大きな効用が示される。さらに、表860では、第1のセッションのキャプションおよび映像成分(すなわち、キャプション1および映像1)が同一のデバイスに配信される場合、それより小さな効用が示される。同様に、表860では、第1のセッションのキャプションおよび音声成分(すなわち、キャプション1および音声1)が同一のデバイスに配信される場合、小さな効用が示される。さらに、表860では、第1のセッションの成分が配信されているデバイスと同一のデバイスに、第2のセッションの音声成分(すなわち、音声2)が配信されないような、強いプリファレンスが示される。
上述の効用関数表現の例では表のフォーマットで説明したが、効用関数表現が種々のフォーマットで与えられることを当業者は認めるであろう。さらに、上述の例では特定の数値および範囲を説明したが、異なる実装では種々の値および範囲を利用し得ることを当業者は認めるであろう。
さらに、上述では効用関数表現においてユーザ・プリファレンスを説明したが、ユーザ・プリファレンスが他の方法で表現されてもよいことを当業者は認めるであろう。さらに、他の型のユーザ・プリファレンスも用いられてよい。例えば、プリファレンスはデバイス性能に基づく。例えば、ユーザは、モノラル音声性能しか有しないデバイスよりも、ステレオ音声性能を有するデバイス上で音声をレンダリングすることを優先する。さらに、プリファレンスがコンテンツに含まれる情報の性質に基づいてもよい。例えば、大量のテキストを表示するには、PDAよりもデスクトップ・コンピュータが好適である。さらに、共有ディスプレイがPDAよりも適切にコンテンツをレンダリングし得る場合であっても、ユーザが他者に視聴させたくない一定の情報は、共有ディスプレイ上ではなくユーザのPDA上で表示することが好適な場合がある。
マッピング・ジェネレータ:
再び図8,11を参照すると、一般に、マッピング・ジェネレータ610は、ユーザ・プリファレンスデータベース512からユーザ・プリファレンス情報を受信し、ユーザ・リソース・データベース516からユーザに利用可能なリソースに関する情報を受信し、およびセッション状態データベース520からユーザに要求されたコンテンツに関する情報を受信する。マッピング・ジェネレータ610は、これらの情報に基づいて、ユーザに利用可能なデバイスに対するコンテンツ型のマッピングを生成する。このマッピングには
、特定の通信リンク(例えば、WLANリンクかGPRSリンクか)を介してコンテンツを配信するための情報も含まれる。
図17は、配信制御サブシステム504によって実装され得る方法の一例のフローチャートである。詳細には、方法900はマッピング・ジェネレータ610によって実装され得る。図8,11に関連して方法900を説明する。方法900は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法900の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図17のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
ブロック904にて、特定セッションに対するコンテンツ型情報が受信される。コンテンツ型情報は、例えば、セッション状態データベース520から受信される。コンテンツ型情報は、例えば、特定セッションが、テキスト、映像、および音声を含むことを示す。
ブロック908にて、セッションに関連するユーザに利用可能なリソースの指標が受信される。例えば、利用可能なリソースの一覧がユーザ・リソース・データベース516から受信される。例として、携帯電話上の音声システムおよびディスプレイシステムとラップトップ・コンピュータ上のディスプレイ・システムとが利用可能なリソースに含まれることが、リソースの一覧によって示される。さらに、携帯電話およびラップトップ・コンピュータの両方でWLANおよびGPRSリンクが利用可能であることが、リソースの一覧によって示される。
ブロック912にて、ユーザ・プリファレンス情報が、例えば、ユーザ・プリファレンス・データベース512から受信される。図14〜16に関連して説明したように、ユーザ・プリファレンス情報は1つ以上の効用関数表現として表現される。
ブロック916にて、最良の効用値は初期化される。例えば、非常に低い効用を反映するために、最良の効用値は初期化される。ブロック920にて、ユーザに利用可能なデバイスおよび通信リンクに対するそのセッションのコンテンツ型の、多様な可能なマッピングが生成される。例えば、可能なマッピングの全てが生成される。そのセッションのコンテンツ型は、ブロック904にて受信された情報によって示される。ユーザに利用可能なデバイスおよび通信リンクは、ブロック908にて受信された情報によって判定される。多様な可能なマッピングは、例えば、可能なマッピング一覧として生成される。
ブロック924にて、ブロック920で生成された可能なマッピングのうちの1つが選択される。例えば、ブロック920で可能なマッピングの一覧が生成される場合、一覧の最初のマッピングが選択される。これに代えて、マッピングのうちの1つがランダムまたは擬似ランダムに選択される、一覧の最後のマッピングが選択される、などしてもよい。
ブロック928にて、選択されたマッピングの効用値が生成される。効用値は、例えば、ブロック912で受信された1つ以上の効用関数表現に従って、生成される。ブロック932にて、ブロック928で生成された効用値が最良の効用値と比較される。ブロック932にて、ブロック928で生成された効用値が現在の最良の効用値より大きな効用を
示す場合、フローはブロック936へ進む。ブロック936にて、ブロック928で生成された効用値が新たな最良の効用値として記憶される。さらに、新たな最良の効用値に対応するマッピングの指標が記憶される。ブロック932にて、ブロック928で生成された効用値が現在の最良の効用値より大きな効用を示さない場合、フローはブロック940へ進む。
ブロック940にて、ブロック920で生成された全てのマッピングが試行されたか否かが判定される。全てのマッピングが試行されていない場合、ブロック944にて新たなマッピングが選択されて、フローはブロック928へ戻る。ブロック940にて、全てのマッピングが試行されたと判定された場合、フローはブロック948へ進む。ブロック948にて、セッション・オーケストレータ620に最良のマッピングが与えられる。
図18は、配信制御サブシステム504によって実装され得る方法の別例のフローチャートである。詳細には、方法960はマッピング・ジェネレータ610によって実装され得る。図8,11に関連して方法960を説明する。方法960は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、DVDなど有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法960の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図18のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
方法960には、図17の方法900と同一のブロックが多く含まれる。例えば、ブロック904,908,912,916,928,932,936,948は同一である。
ブロック964にて、可能なマッピングがランダムまたは擬似ランダムに決定される。ブロック968にて、全てのマッピングが試行されたか否かが判定される。一例として、全ての可能なマッピングが試行されたか否かが判定される。別例として、所定の数のマッピングが試行されたか否か、すなわちブロック964が所定の回数呼び出されたか否かが判定される。
マッピング・ジェネレータ610(図11)が、セッションの間に1回以上呼び出されてもよい。例えば、ユーザに要求されたコンテンツを最初に受信することに応じて、マッピング・ジェネレータ610が呼び出される。さらに、セッションの間、追加リソースがユーザに利用可能となった時またはユーザに割り当てられたリソースが利用可能でなくなった時に、マッピング・ジェネレータ610が呼び出されてもよい。さらに、ユーザが近傍から退出する時または新たな近傍に進入する時に、マッピング・ジェネレータ610が呼び出されてもよい。近傍への進入または近傍からの退去は、例えば、ユーザが近傍の変更をマルチデバイス・プロクシ・サーバ112に通知することによって、手動で検出される。さらに、近傍への進入または近傍からの退去は、例えば、ユーザ・デバイスのリソース・マネージャ124との対話を介すること、広域測位システム(例えば、全地球測位システム(global positioning system )(GPS)、ロラン−C・システムなど)、局所的測位システム(例えば、室内位置検出システム(in-building location system )など)などの位置検出システムを介すること、などによって自動的に検出されてもよい。
セッション・オーケストレータ:
再び図8,11を参照すると、一般に、セッション・オーケストレータ620は、マッピング・ジェネレータ610からのユーザ・マッピング情報と、現在のセッションのコン
テンツの型に関する情報とを受信する。続いて、セッション・オーケストレータ620は、マッピング情報に従って、適切な通信リンクを介して適切なレンダリング・デバイスに種々の型のコンテンツが配信されるように、コンテンツ転送プロトコル・プロクシを制御するための制御信号を生成する。以下でより詳細に説明するように、セッション・オーケストレータ620は、アプリケーション・ダウンローダー524を制御するための制御信号、およびトランスコーダ・インタフェース528を介してトランスコーダ(ローカル・トランスコーダまたは外部トランスコーダ)を制御するための制御信号も生成する。
図19は、配信制御サブシステム504によって実装され得る方法の一例のフローチャートである。詳細には、方法1000はセッション・オーケストレータ620によって実装され得る。図8,11に関連して方法1000を説明する。方法1000は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法1000の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図19のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
ブロック1004にて、マッピング情報、ユーザ・リソース情報、およびコンテンツ型情報が、それぞれ、マッピング・ジェネレータ610、ユーザ・リソース・データベース516、およびセッション状態データベース520から受信される。ブロック1008にて、そのセッションのコンテンツ型から第1のコンテンツ型が選択される。ブロック1012にて、そのコンテンツ型に対応するリソース/デバイスが存在することをマッピングが示すか否かが判定される。対応するリソース/デバイスが存在しない場合、フローはブロック1016へ進む。ブロック1016にて、リソース/デバイスが利用可能でないコンテンツ型のコンテンツが記憶される。例えば、そのコンテンツ型をレンダリングするためのリソースが利用可能となるまで、一時的にコンテンツが記憶される。続いて、フローはブロック1020へ進み、そのセッションに他のコンテンツ型がまだ残っているか否かが判定される。そのセッションの全てのコンテンツ型が取扱われた場合、フローは終了する。他のコンテンツがまだ残っている場合、フローはブロック1024へ進む。ブロック1024にて、そのセッションの次のコンテンツ型が選択されて、フローはブロック1012へ戻る。
ブロック1012にて、そのコンテンツ型に対応するマッピングされたデバイスが存在すると判定された場合、フローはブロック1028へ進む。ブロック1028にて、コンテンツ型が対応するマッピングされたリソースが、その現在のフォーマットでコンテンツ型をレンダリングすることが可能であるか否かが判定される。例えば、音声コンテンツがMP3フォーマットであるのに対し、マッピングによって選択されたデバイスの音声リソースは異なるフォーマットでしか音声を取扱うことが可能でない場合がある。マッピングされたリソースがその現在のフォーマットでコンテンツ型をレンダリングすることが可能な場合、フローはブロック1032へ進む。ブロック1032にて、コンテンツ転送プロトコル・プロクシ536は、ブロック1004で受信されたマッピング情報によって示されるデバイスにコンテンツ型を配信するように制御される。
ブロック1028にて、マッピングされたリソースが、その現在のフォーマットでコンテンツ型をレンダリングすることが可能でないと判定された場合、フローはブロック10
36へ進む。ブロック1036にて、マッピングされたデバイスが、その現在のフォーマットでコンテンツ型をレンダリングすることを可能とするソフトウェア・ダウンロードを、受信することが可能であるか否かが判定される。例えば、デバイスがダウンロードを受信する性能を有さない場合がある。また、デバイスのユーザが、そうしたダウンロードを許可することに同意しない場合もある。さらに、その現在のフォーマットでコンテンツ型をレンダリングすることをデバイスに可能とするソフトウェア・ダウンロードが、利用可能でない場合もある。マッピングされたデバイスがソフトウェア・ダウンロードを受信することが可能な場合、フローはブロック1040へ進む。
ブロック1040にて、アプリケーション・ダウンローダー524は、マッピングされたデバイスにアプリケーション・ソフトウェアをダウンロードするように制御される。さらに、ダウンロードされたアプリケーションを介してデバイスのリソースが変更されたことを反映するために、ユーザ・リソース・データベース516が更新される。続いて、フローはブロック1032へ進む。
ブロック1036にて、デバイスがアプリケーション・ダウンロードを受信することが可能でないと判断される場合、フローはブロック1044へ進む。ブロック1044にて、トランスコーダを用いて、コンテンツ型の現在のフォーマットを、マッピングされたリソースによってレンダリングされることが可能な新たなフォーマットに変換するように、トランスコーダ・インタフェース528が制御される。トランスコーダ・インタフェース528が、コンテンツ転送プロトコル・プロクシに、コンテンツ型をトランスコーダ(ローカルまたは外部)へ送信させ、コンテンツ転送プロトコル・プロクシは、トランスコーダから新たなフォーマットのコンテンツ型を受信する。続いて、フローはブロック1032へ進む。
マルチデバイス・レンダリング用のユーザ・インタフェース・メカニズム:
幾つかの例では、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112は、ユーザ・インタフェース・メカニズムを用いてコンテンツを修正する。ユーザ・インタフェース・メカニズムは、マルチデバイス上でレンダリングされているコンテンツを解釈およびナビゲートすることによって、ユーザを補助する。図20は、そうしたユーザ・インタフェース・メカニズムを提供するためのサブシステムの一例である、サブシステム1100のブロック図である。一例のサブシステム1100によって提供される特定のユーザ・インタフェース・メカニズムは、「ワームホール(wormhole)」と称される。そのようなユーザ・インタフェース・メカニズムを実装するためのシステムのさらなる詳細は、「マルチデバイスを介してレンダリングされるマルチメディア・コンテンツをリンクする方法および装置」と題された、米国特許出願第10/334,848号(代理人整理番号:CS20693RL)に与えられている。一般に、ワームホールは、ユーザのデバイス上でレンダリングされるコンテンツ内の、アイコンまたは他の標識であり、コンテンツのその部分は取り除かれて異なるデバイス上にあること、または異なるデバイス上でレンダリング可能であることをユーザに示す。ワームホールによって、この取り除かれたコンテンツの元のコンテンツのコンテキスト(context )をユーザに理解させることが可能である。さらに、取り除かれたコンテンツをレンダリングする、またはユーザに示すために、ユーザがワームホール・メカニズムを用いる場合もある。例えば、画像が取り除かれたウェブ・ページをPDA上で視聴しているユーザが、PDA上でワームホールを作動させて、取り除かれた画像を共有ディスプレイ上に点灯させることが可能である。
説明を容易にするため、ワームホール・サブシステム1100をウェブ・ページのコンテキストで説明する。さらに、図8に関連して、ワームホール・サブシステム1100を説明する。
ワームホール・サブシステム1100は、完全または部分的に、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112の構成要素であってもよく、分離したシステムとして実装されてもよい。一般には、ワームホール・サブシステム1100は、マルチデバイス上でレンダリングするためにトランスコードされているコンテンツを受信し、続いて、そのトランスコードされているコンテンツがユーザ・インタフェース・メカニズム(ワームホール)を含むように修正する。さらに、ワームホール・サブシステム1100は、ワームホールが作動されたことの指標を受信し、作動に応答するようにレンダリング・デバイス120上のワームホール・クライアントに命令する。例えば、ユーザは、テキストおよびワームホールがPDA上に現れ、イメージ(image )がデスクトップ・コンピュータ上に現れるようにレンダリングされたウェブ・ページを視聴する。ユーザがPDAを介してワームホールを作動させると、ワームホール・サブシステム1100は、ワームホールに関連するイメージを表示しているデスクトップ・コンピュータに、そのイメージを明滅させるように命令する。
ワームホール・サブシステムには、ワームホール・インサータ(inserter)1104、ワームホール・データベース1108、およびワームホール・マネージャ1112が含まれる。ワームホール・インサータ1104がローカル・トランスコーダ532の構成要素であってもよい。ワームホール・インサータ1104は要求されたコンテンツの第1のサブセットを受信し、ワームホールを含む修正されたコンテンツの第1のサブセットを生成する。
図21は、ワームホール・インサータ1104によって実装され得る方法の一例のフローチャートである。方法1140は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法1140の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図21のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
ブロック1144にて、要求されたコンテンツの第1のサブセットが受信される。例えば、ユーザに要求されたウェブ・ページは、コンテンツ型(例えば、テキスト、グラフィックなど)に分割されていてもよい。コンテンツの第1のサブセットは、要求されたウェブ・ページのテキストを含むがグラフィックのうちの多くを含まない、第1のトランスコードされたウェブ・ページに対応する。コンテンツの第2のサブセットは、第1のトランスコードされたウェブ・ページから欠落しているグラフィックを含む、第2のトランスコードされたウェブ・ページに対応する。
ブロック1148にて、第1のサブセットから欠落している当初要求されたコンテンツのうち幾らかまたは全てが判定される。例えば、第1のウェブ・ページから欠落しているグラフィックが判定される。
ブロック1152にて、欠落コンテンツに対応するワームホールがコンテンツの第1のサブセットに挿入される。ワームホールには、ワームホールが対応するコンテンツの指標が含まれる。さらに、ワームホールには、欠落コンテンツがレンダリングされている、またはレンダリングされるべき、レンダリング・デバイスの指標が含まれてもよい。これらの指標は、ワームホール自身に含まれてもよく、ワームホール・データベース1108に
記憶されてもよい。
例えば、第1のウェブ・ページから欠落しており第2のウェブ・ページに含まれるグラフィックに対応するワームホールが、第1のウェブ・ページに挿入される(inserted)。このワームホールに、第2のウェブ・ページに対応するコンテンツの指標と、第2のウェブ・ページがレンダリングされているデバイスの指標とが含まれてもよい。
ワームホールには、例えば、ボタン、リンク、アイコンなどが含まれる。ワームホールに、取り除かれたコンテンツまたはコンテンツ型の指標が含まれてもよい。例えば、画像が取り除かれた場合、ワームホールには、画像が取り除かれたことを示すアイコン、画像を説明するテキスト、などが含まれる。
さらに、ワームホール・インサータ1104が、挿入されたワームホールに関する情報をワームホール・データベース1108に記憶してもよい。ワームホール情報には、例えば、関連する欠落コンテンツの指標、欠落コンテンツがレンダリングされているまたはレンダリングされるデバイス、などが含まれる。これに代えて、この情報のうち幾らかまたは全てが、ワームホール自身にエンコードされて(encoded )もよい。
ユーザがレンダリング・デバイス120上でワームホールを作動させる(例えば、ワームホールを選択する、ワームホールをクリックするなどによって)と、レンダリング・デバイス120は、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112へワームホール選択の指標を伝送する。この指標には、ワームホール・サブシステム1100に、選択されたワームホールをワームホール・データベース1108で判定させることが可能な情報が含まれる。これに代えて、指標には、ワームホール・サブシステム1100に、選択されたワームホールが関連する欠落コンテンツおよび、欠落コンテンツがレンダリングされているまたはレンダリングされるレンダリング・デバイス120を判定させることが可能な情報が含まれてもよい。
レンダリング・デバイス120は、例えば、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112のコンテンツ転送プロトコル・プロクシ536または通信エージェント508に、指標を伝送する。
図22は、ワームホール・マネージャ1112によって実装され得る方法の一例のフローチャートである。方法1170は、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)など有形の媒体上のソフトウェアまたはプロセッサに関連するメモリ上のソフトウェアにより設定されるプロセッサによって、実装されてよい。これに代えて、方法1170の全体または部分が、周知の手法にて、プロセッサ以外のデバイスによって実行され得ること、またはファームウェアおよび専用のハードウェアのうちの少なくとも1つに組み込まれ得ること、またはそれらの両方であることを、当業者は容易に認めるであろう。さらに、この方法例は図22のフローチャートに関連して説明されているが、多くの他の方法が代わりに用いられてよいことを、当業者は容易に認めるであろう。例えば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、ブロックが変更、削除、または結合されてもよく、それらの両方であってもよい。
ブロック1174にて、ワームホール選択の指標が受信される。この指標は、例えば、マルチデバイス・プロクシ・サーバ112のコンテンツ転送プロトコル・プロクシ536または通信エージェント508を介して、受信される。
ブロック1178にて、ワームホールが対応するコンテンツが決定される。さらに、この対応するコンテンツをレンダリングしているまたはレンダリングするべきデバイスが決
定される。例えば、ワームホール・マネージャ1112は、ワームホール自身を介してまたはワームホールデータベース1108を介して、ワームホールが対応する欠落コンテンツと、欠落コンテンツがレンダリングされることになる、すなわちレンダリングされるべきレンダリング・デバイス120とを決定する。
ブロック1182にて、対応するコンテンツをレンダリングしているまたはレンダリングしているべきデバイスは、ワームホールが対応するコンテンツを示すように命令される。例えば、コンテンツがレンダリングされている場合、レンダリング・デバイス120は、そのコンテンツを明滅させるように命令されてもよく、そのコンテンツの周囲に輪郭を生成してもよく、そのコンテンツの下方または上方にキャプションを現してもよく、そのキャプションを明滅させてもよい。レンダリング・デバイス上でまだコンテンツがレンダリングされていない場合、ワームホール・マネージャ1112は、そのコンテンツを適切なレンダリング・デバイスへ送信させてレンダリングさせる。
本発明には種々の修正および代替の構成が可能であるが、本発明の一定の実施態様を図面に示し、本明細書にて詳細に説明している。しかしながら、開示した特定の形態に開示を限定する意図はなく、反対に、添付の特許請求の範囲によって定義される開示の精神および範囲内にある全ての修正、代替構成、および均等物を包含することを意図するものである。
マルチデバイス上でレンダリングするためにコンテンツをマルチデバイスに配信することが可能であるシステムの一例のブロック図。 マルチデバイス上でレンダリングするためにコンテンツをマルチデバイスに配信する方法の一例のフローチャート。 一例のリソース・マネージャが他のシステムと対話する一例を示すブロック図。 リソース・マネージャ・クライアントによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 リソース・マネージャによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 所有レンダリング・デバイスのリソース・マネージャ・クライアントによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 リソース・マネージャによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 一例のマルチデバイス・プロクシ・サーバが他のシステムと対話する一例を示すブロック図。 マルチデバイス・プロクシ・サーバによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 マルチデバイス・プロクシ・サーバによって実装され得る方法の別例のフローチャート。 配信制御サブシステムの一例のブロック図。 マルチデバイス・プロクシ・サーバによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 マルチデバイス・プロクシ・サーバによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 特定型のコンテンツをレンダリングするために優先するデバイスに関するユーザ・プリファレンスを表現するフォーマットの一例を示す表。 特定型のデバイスにコンテンツを配信するために優先する通信リンクに関するユーザ・プリファレンスを表現するフォーマットの一例を示す表。 同一のデバイスまたは異なるデバイスにコンテンツが配信されるべきか否かに関するユーザ・プリファレンスを表現するフォーマットの一例を示す表。 配信制御サブシステムによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 配信制御サブシステムによって実装され得る方法の別例のフローチャート。 配信制御サブシステムによって実装され得る方法の一例のフローチャート。 マルチデバイス上でレンダリングされているコンテンツを解釈およびナビゲートすることでユーザを補助し得るユーザ・インタフェース・メカニズムを提供するためのサブシステムの一例のブロック図。 図20のサブシステムの例によって実装され得る方法の一例のフローチャート。 図20のサブシステムの例によって実装され得る方法の一例のフローチャート。

Claims (7)

  1. 複数のデバイスによってレンダリングされるコンテンツを配信する方法であって、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、ユーザに利用可能なリソースの指標をリソース・マネージャから受信するステップと、前記リソースの指標はコンテンツをレンダリングすることの可能なレンダリング・リソースに関する情報を含み、前記レンダリング・リソースは複数のデバイスによって提供され、前記複数のデバイスの各デバイスはネットワークに接続され、前記複数のデバイスのうち少なくとも1つのデバイスは前記ユーザによる使用に利用可能な少なくとも1つのレンダリング・リソースを提供しかつ別のユーザによる同時の使用に利用可能な少なくとも1つのレンダリング・リソースを提供することと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記ユーザによって要求されたコンテンツを受信するステップと、前記コンテンツは複数のコンテンツ型を含むことと、前記コンテンツ型のうちの1つは第1のフォーマットであることと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記複数のデバイスに対するコンテンツ型のマッピングを決定するステップと、前記マッピングは前記リソースの指標および前記コンテンツ型の種類に基づくことと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記ユーザによって要求された前記コンテンツのコンテンツ型を前記マッピングに従って前記複数のデバイスに配信するステップと、前記コンテンツのコンテンツ型はネットワークを介して複数のデバイスに配信されることと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスは前記第1のフォーマットを処理することが可能であるか否かを判定するステップと
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスが前記第1のフォーマットを処理することが不可能であると判定した場合、前記第1のフォーマットを処理することが可能であるアプリケーションを前記1つのコンテンツ型がマッピングされている前記デバイスにダウンロードするステップとから成る方法。
  2. 前記マッピングを決定するステップにおいて、さらにマッピングはユーザのプリファレンスに基づく請求項1に記載の方法。
  3. 前記プリファレンスは、効用関数と、同一のセッションのコンテンツのコンテンツ型を単一のデバイスに配信するか否かに関するプリファレンスと、異なるセッションのコンテンツのコンテンツ型を単一のデバイスに配信するか否かに関するプリファレンスと、コンテンツのコンテンツ型を前記複数のデバイスに配信するための通信リンクに関するプリファレンスとのうち少なくとも1つを含む請求項2に記載の方法。
  4. 複数のデバイスによってレンダリングされるコンテンツを配信するためのマルチデバイス・プロクシ・サーバであって、
    第1のネットワークを介してコンテンツ・サーバと操作可能に接続されかつ第2のネットワークを介して複数のレンダリング・デバイスと操作可能に接続されたコンピュータを備え、前記複数のレンダリング・デバイスのうち少なくとも1つはユーザの使用に利用可能な少なくとも1つのレンダリング・リソースを提供し、かつ別のユーザの同時の使用に利用可能な少なくとも1つのレンダリング・リソースを提供し、
    前記コンピュータは、メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、
    ユーザに利用可能なレンダリング・リソースの指標を受信することであって、前記レンダリング・リソースの指標はコンテンツをレンダリングすることの可能なレンダリング・リソースに関する情報を含む前記複数のレンダリング・デバイスによって提供されることと、
    前記ユーザによって要求されたコンテンツを受信することであって、前記コンテンツは複数のコンテンツ型を含み、前記コンテンツは前記第1のネットワークを介して前記コンテンツ・サーバから受信されることと、前記コンテンツ型のうちの1つは第1のフォーマットであることと、
    前記複数のデバイスに対するコンテンツ型のマッピングを決定することであって、前記マッピングは前記リソースの指標および前記コンテンツ型の種類に基づくことと、
    前記ユーザによって要求された前記コンテンツのコンテンツ型を前記マッピングに従って前記複数のデバイスに配信することであって、前記コンテンツのコンテンツ型は前記第2のネットワークを介して前記複数のデバイスに配信されることと、
    前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスは前記第1のフォーマットを処理することが可能であるか否かを判定することと
    前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスが前記第1のフォーマットを処理することが不可能であると判定した場合、前記第1のフォーマットを処理することが可能であるアプリケーションを前記1つのコンテンツ型がマッピングされている前記デバイスにダウンロードすることとを実行するように構成されている、マルチデバイス・プロクシ・サーバ。
  5. 複数のデバイス上でレンダリングするために前記マルチデバイスにコンテンツを配信するためのマッピングを決定する方法であって、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、ユーザによって要求され、かつ複数のコンテンツ型を含むコンテンツを受信する受信ステップと、前記コンテンツ型のうちの1つは第1のフォーマットであることと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記コンテンツをレンダリングするために前記ユーザに利用可能なリソースのセットを決定するセット決定ステップであって、リソースの前記セットは、複数のレンダリング・デバイスによって提供されるセット決定ステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記コンテンツを配信するためのユーザ・プリファレンスを判定する判定ステップであって、前記ユーザ・プリファレンスは単一のデバイスまたは複数のデバイスに対して前記コンテンツを配信するか否かに関するプリファレンス情報を含む判定ステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記ユーザに利用可能なリソースの前記セット、前記コンテンツ型の種類および前記ユーザ・プリファレンスに基づいて前記複数のレンダリング・デバイスに対する前記コンテンツの複数のコンテンツ型のマッピングを決定するマッピング決定ステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスは前記第1のフォーマットを処理することが可能であるか否かを判定するステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスが前記第1のフォーマットを処理することが不可能であると判定した場合、前記第1のフォーマットを処理することが可能であるアプリケーションを前記1つのコンテンツ型がマッピングされている前記デバイスにダウンロードするステップとから成る方法。
  6. 前記ユーザ・プリファレンスは、効用関数と、同一のセッションのコンテンツのコンテンツ型を単一のデバイスに配信するか複数のデバイスに配信するかに関するプリファレンス情報と、異なるセッションのコンテンツのコンテンツ型を単一のデバイスに配信するか複数のデバイスに配信するかに関するプリファレンス情報と、前記複数のデバイスにコンテンツのコンテンツ型を配信するための通信リンクに関するプリファレンス情報とのうち少なくとも1つを含む請求項5に記載の方法。
  7. 複数のデバイス上でレンダリングするために前記複数のデバイスにコンテンツを配信するためのマッピングを決定する方法であって、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、ユーザによって要求され、かつ複数のコンテンツ型を含むコンテンツを受信する受信ステップと、前記コンテンツ型のうちの1つは第1のフォーマットであることと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、コンテンツをレンダリングするために前記ユーザに利用可能なリソースのセットを決定するセット決定ステップであって、リソースのセットは、複数のレンダリング・デバイスによって提供されるセット決定ステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、コンテンツを配信するためのユーザ・プリファレンスを判定する判定ステップであって、前記ユーザ・プリファレンスは複数のデバイスにコンテンツを配信するために優先する通信リンクに関するプリファレンス情報を含む判定ステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記ユーザに利用可能なリソースのセット、前記コンテンツ型の種類およびユーザ・プリファレンスに基づいて複数のレンダリング・デバイスに対するコンテンツの複数のコンテンツ型のマッピングを決定するマッピング決定ステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスは前記第1のフォーマットを処理することが可能であるか否かを判定するステップと、
    マルチデバイス・プロクシ・サーバが、前記1つのコンテンツ型がマッピングされているデバイスが前記第1のフォーマットを処理することが不可能であると判定した場合、前記第1のフォーマットを処理することが可能であるアプリケーションを前記1つのコンテンツ型がマッピングされている前記デバイスにダウンロードするステップとから成る方法。
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