JP4763435B2 - データ送信方法、移動体通信システムおよび基地局装置 - Google Patents

データ送信方法、移動体通信システムおよび基地局装置 Download PDF

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Description

本発明はデータ送信方法、移動体通信システム、基地局装置、及びプログラムに関する。
移動体通信システムではハンドオーバが行われる。このハンドオーバ技術の詳細は移動体通信システムの種類によって異なるが、例えば次のようにして行われる。
まず、移動局装置Cは、基地局装置Aとの通信中、定期的に周辺基地局装置の報知信号を受信してその受信レベルを取得し、基地局装置Aに報告する。基地局装置Aは、当該基地局装置Aが送信している信号よりも受信レベルの高い基地局装置がある場合、その基地局装置(ここでは基地局装置Bとする)のチャネル空き状況を調査し、空きがあれば、移動局装置Cが基地局装置Bへハンドオーバすべきことを示すハンドオーバ要求を交換機に対して送信するとともに、移動局装置Cに対してハンドオーバを指示する。
ハンドオーバ要求を受信した交換機は、該ハンドオーバ要求を基地局装置Bに転送し、基地局装置Bとの間で、移動局装置Cについての通信路を確立するための処理を行う。また、ハンドオーバを指示された移動局装置Cは、基地局装置Bとの間で、無線区間の通信路を確立するための処理を行う。これらの処理が終了すると、移動局装置Cと交換機の間で通信できるようになり、交換機は移動局装置Cに対して送信するデータの送信先を基地局装置Bに変更する。こうして、ハンドオーバが実現される。
しかしながら、上記ハンドオーバでは、移動局装置Cと基地局装置Bとの間で無線区間の通信路が確立してから、交換機がデータの送信先を基地局装置Bに変更するまでに、一定の時間がかかる。このため、移動局装置Cを含む複数の端末に向けた放送や多地点テレビ会議など、データの送受信の際の再送制御が制限される通信では、移動局装置Cが通信に係るデータを適切に受信できない場合が生ずる。すなわち、移動局装置Cは上記一定時間の間データを受信することができないので、ハンドオーバの際に、適切に受信できない場合が生ずる。
この点、ProxyARP(Proxy Address Resolution Protocol,代理アドレス解決プロトコル)と呼ばれる技術を利用し、全ての基地局装置配下の移動局装置を1つのサブネットとして扱うことにすれば、基地局装置Aから送信されるデータは基地局装置Bからも送信されていることになり、移動局装置Cは、無線区間の通信路さえ確立すれば、上記一定時間の経過前に基地局装置Bが送信しているデータを受信することができることになる。しかし、これによれば移動局装置が在圏していない基地局装置からも同じデータが送信され続けることになり、無線リソースの利用効率が非常に悪いものになってしまう。
従って、本発明の課題の一つは、予め複数の基地局装置から1つの移動局装置に対して同じデータを送信しておくことなく、ハンドオーバが行われる際、移動局装置が通信に係るデータを適切に受信できるようにすることができるデータ送信方法、移動体通信システム、基地局装置、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係るデータ送信方法は、複数の基地局装置と、前記複数の基地局装置と接続される交換機と、を含む移動体通信システムにおいて、前記複数の基地局装置のそれぞれが、前記交換機からのデータを複数の移動局装置の少なくとも一部に対して送するデータ送信方法であって、前記複数の基地局装置がそれぞれ、前記交換機より送信された同一のデータを受信する複数の移動局装置を示す移動局装置グループ情報を受信する受信ステップと、前記データを受信中の移動局装置が、前記移動局装置グループ情報を受信した前記複数の基地局装置のいずれかにハンドオーバする場合、ハンドオーバ先となる前記基地局装置が、前記移動局装置グループ情報に基づいて、前記データの送信先である他の移動局装置を検索する検索ステップと、前記ハンドオーバ先となる基地局装置が、前記検索ステップにおいて検索された前記他の移動局装置に対して送信するデータを複製して、当該基地局装置にハンドオーバする移動局装置に対して送信する複製データ送信ステップと、を含み、前記交換機と前記ハンドオーバ先となる基地局装置との間で、前記ハンドオーバする移動局装置のための通信路が確立された後で、前記複製データ送信ステップが終了する、ことを特徴とする。
これによれば、各基地局装置は、移動局装置グループ情報により、当該基地局装置にハンドオーバしようとする移動局装置に対して送信すべきデータと同じデータを送信している他の移動局装置があるか否かを判断できるので、該他の移動局装置に対して送信するデータを前記ハンドオーバしようとする移動局装置にも送信することにより、予め複数の基地局装置から1つの移動局装置に対して同じデータを送信しておくことなく、ハンドオーバが行われる際、ハンドオーバしようとする移動局装置が通信に係るデータを適切に受信できるようになる。
また、上記データ送信方法において、前記移動局装置グループ情報を受信する前記基地局装置が、前記データを受信中の前記移動局装置が当該基地局装置にハンドオーバする場合に、該データを当該基地局装置から送信中の他の前記移動局装置を、前記移動局装置グループ情報に基づいて検索する検索ステップと、前記移動局装置グループ情報を受信する前記基地局装置が、前記検索ステップにおいて前記他の移動局装置を検索した場合に、該他の移動局装置に対して送信中の前記データを、さらに当該基地局装置にハンドオーバしようとする前記移動局装置に対して送信する送信ステップと、をさらに含むこととしてもよい。
これによれば、各基地局装置は、予め複数の基地局装置から1つの移動局装置に対して同じデータを送信しておくことなく、ハンドオーバが行われる際、ハンドオーバしようとする移動局装置が通信に係るデータを適切に受信できるようになる。
また、上記各データ送信方法において、前記データは、ストリーミングデータである、こととしてもよい。
これによれば、データのうち、特にテレビ放送や多地点テレビ会議などにおいて送信される映像データなどのストリーミングデータについて、予め複数の基地局装置から1つの移動局装置に対して同じものを送信しておくことなく、ハンドオーバが行われる際、ハンドオーバしようとする移動局装置が通信に係るデータを適切に受信できるようになる。
さらに、上記各データ送信方法において、前記データは、マルチキャストにより送信されるデータであり、前記移動局装置グループ情報は、マルチキャストテーブルを構成する、こととしてもよい。
放送や多地点テレビ会議に係るデータの通信に利用される技術に、マルチキャストと呼ばれるものがある。この技術では、データを送信する端末は、受信端末が複数あるとしても、1つのデータのみを送信する。こうして送信されたデータは、通信経路上のルータ等によって複製されながら、各受信端末に配信される。こうすることにより送信端末の負荷を減らし、リアルタイム性を確保しやすくしている。
移動体通信システムでは、交換機がマルチキャストテーブルを記憶しておくことにより、上記マルチキャストに対応する。マルチキャストテーブルは、同一のデータを受信すべき1又は複数の受信端末の組からなるマルチキャストグループと、移動局装置の識別情報と、を対応付けるテーブルであり、ネットワークから受信したデータがマルチキャストにより送信されたものである場合、交換機は、受信したデータに含まれる宛先情報からマルチキャストグループを取得し、このマルチキャストテーブルに従って送信先となる1又は複数の移動局装置を決定し、決定した移動局装置に対して該データを送信する。
このように、マルチキャストグループが同一であれば、同一のデータが同時に送信されている。
この点、各基地局装置は交換機からマルチキャストテーブルのうち少なくとも必要な部分を受信しているので、当該基地局装置にハンドオーバしようとする移動局装置に対して送信すべきデータを、他の移動局装置に対して送信しているか否かを判断し、送信している場合には、そのデータを、当該基地局装置にハンドオーバしようとする移動局装置に対して送信するようにすることができる。ゆえに、予め複数の基地局装置から1つの移動局装置に対して同じデータを送信しておくことなく、ハンドオーバが行われる際、ハンドオーバしようとする移動局装置が通信に係るデータを適切に受信できるようになる。
また、本発明に係る移動体通信システムは、複数の基地局装置と、前記複数の基地局装置と接続される交換機と、を含む移動体通信システムにおいて前記複数の基地局装置のそれぞれが、前記交換機からのデータを複数の移動局装置の少なくとも一部に対して送信するものであって、前記複数の前記基地局装置はそれぞれ、前記交換機より送信された同一のデータを受信する複数の移動局装置を示す移動局装置グループ情報を受信する受信手段を有し、前記データを受信中の移動局装置が、前記移動局装置グループ情報を受信した前記複数の基地局装置のいずれかにハンドオーバする場合における、該ハンドオーバ先となる前記基地局装置が、前記移動局装置グループ情報に基づいて、前記データの送信先である他の移動局装置を検索する検索手段と、当該ハンドオーバ先となる基地局装置にハンドオーバする移動局装置に対して、前記検索手段で検索された前記他の移動局装置に対して送信するデータを複製して送信する複製データ送信手段と、前記交換機と前記ハンドオーバ先となる基地局装置との間で、前記ハンドオーバする移動局装置のための通信路が確立された後で、前記複製データ送信手段による前記複製したデータの送信を終了する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る基地局装置は、移動体通信システムにおいて使用される基地局装置であって、同一のデータを受信する複数の移動局装置を示す移動局装置グループ情報を取得する取得手段と、前記データを受信中の前記移動局装置が当該基地局装置にハンドオーバする場合に、該データを当該基地局装置から受信中の他の前記移動局装置を、前記移動局装置グループ情報に基づいて検索する検索手段と、前記検索手段により前記他の移動局装置が検索された場合に、該他の移動局装置に対して送信中の前記データを複製して、さらに当該基地局装置にハンドオーバしようとする前記移動局装置に対して送信する複製データ送信手段と、交換機と当該基地局装置との間で、前記ハンドオーバしようとする移動局装置のための通信路が確立された後で、前記複製データ送信手段による前記複製したデータの送信を終了する制御手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、移動体通信システムにおいて使用される基地局装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、データを受信する複数の移動局装置を示す移動局装置グループ情報を取得する取得手段、前記データを受信中の前記移動局装置が当該基地局装置にハンドオーバする場合に、該データを当該基地局装置から送信中の他の前記移動局装置を、前記移動局装置グループ情報に基づいて検索する検索手段、及び前記検索手段により前記他の移動局装置が検索された場合に、該他の移動局装置に対して送信中の前記データを、さらに当該基地局装置にハンドオーバしようとする前記移動局装置に対して送信する送信手段、として前記コンピュータをさらに機能させることを特徴とする。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る移動体通信システム1のシステム構成を示す図である。同図に示すように、移動体通信システム1は、複数の移動局装置10、複数の基地局装置20、PDSN(Packet Data Service Node,パケット交換機)30、ネットワーク40を含んで構成される。
本実施の形態では、各移動局装置10は、ネットワーク40との間でIP通信を行う。また、ネットワーク40は、各移動局装置10に対して、ストリーミングデータをマルチキャスト送信する。以下、これらを実現するための各装置の概要について説明する。
まず、ネットワーク40は、PDSN30及び基地局装置20を介して移動局装置10と通信を行うコンピュータを含んで構成される通信ネットワークである。ここでは、ネットワーク40はTCP/IPネットワークである。ネットワーク40は、宛先をマルチキャストグループとするストリーミングデータをPDSN30に対して送信する。
PDSN30は通信中継装置として機能するコンピュータである。PDSN30は上述のマルチキャストテーブルを記憶しており、ストリーミングデータの宛先であるマルチキャストグループと、マルチキャストテーブルと、に基づいてネットワーク40から送信されたストリーミングデータを受信する移動局装置10を特定する。そして、ストリーミングデータの宛先を該特定した移動局装置10に変更し、該特定した移動局装置10が在圏する基地局装置20に対してストリーミングデータを送信する。
基地局装置20も通信中継装置として機能するコンピュータである。基地局装置20は、PDSN30から受信したストリーミングデータを、該ストリーミングデータの宛先である移動局装置10に対して送信する。基地局装置20は、移動局装置10ごとにチャネル(周波数(周波数分割多重)、タイムスロット(時間分割多重)、PN符号(符号分割多重)、アダプティブアレイアンテナ指向性(空間分割多重)などから特定される通信リソース)を確保しており、該確保しているチャネルにおいて上記ストリーミングデータを送信する。
移動局装置10は通信機能を有するコンピュータであり、基地局装置20が送信したストリーミングデータを受信して、該ストリーミングデータに応じた処理を行う。
基地局装置20は街中など様々な場所に固定設置されており、予め定められた送信電力で報知信号を送信している。移動局装置10は、基地局装置20との通信中、各基地局装置20が送信しているこの報知信号を定期的に受信する。そして、報知信号の受信状況に応じて、他の基地局装置20にハンドオーバを行う。
また、PDSN30はマルチキャストテーブルの少なくとも一部を基地局装置20に対して送信しており、基地局装置20は、PDSN30から送信されたマルチキャストテーブルを受信し、記憶する。そして、ある移動局装置10が当該基地局装置20にハンドオーバする際、基地局装置20は、記憶しているマルチキャストテーブルを用いて、該ハンドオーバする移動局装置10(以下、ハンドオーバ移動局装置10と称する。)に対して送信すべきストリーミングデータを、他の移動局装置10に対して送信中であるか否かを判断する。送信中であると判断した場合には、PDSN30からハンドオーバ移動局装置10を宛先として送信されたストリーミングデータを受信するようになるまでの間、上記他の移動局装置10に対して送信しているストリーミングデータを、ハンドオーバ移動局装置10に対しても送信するようにしている。
以下、移動体通信システム1の構成及び機能の詳細について、図2を参照しながら説明する。
図2は、移動体通信システム1の機能ブロックを示す図である。同図に示すように、移動局装置10は機能的に、受信部11、受信レベル取得部12、送信部13、ハンドオーバ実施部14を含んで構成される。基地局装置20は機能的に、受信部21、送信部22、受信部23、送信部24、マルチキャストテーブル記憶部25、同一データ送信判断部26、ハンドオーバ実施部27、マルチキャストテーブル送信要求部28を含んで構成され、送信部22はさらに複製部221を、マルチキャストテーブル送信要求部28はさらに移動局装置識別情報取得部281を含んで構成される。PDSN30は機能的に、受信部31、宛先決定部32、送信部33、受信部34、送信部35、マルチキャストテーブル記憶部36、マルチキャストテーブル送信部37、ハンドオーバ実施部38を含んで構成される。
まず、各装置間でのデータ送受信処理について説明する。
上り通信では、送信部13が移動局装置10の通信処理部(不図示)から入力されたデータを基地局装置20に対して送信する。受信部23は、こうして送信されたデータを受信し、そのうちPDSN30又はネットワーク40宛のデータについては、送信部24に対して出力する。また、基地局装置20は、後述する各部においてPDSN30に対して送信すべきデータを生成し、送信部24に出力する。送信部24は、入力されたデータをPDSN30に対して送信する。
受信部34は、基地局装置20が送信したデータを受信し、そのうちネットワーク40宛のデータについては、送信部35に出力する。送信部35は、入力されたデータをネットワーク40に対して送信する。
次に、下り通信では、受信部31は、ネットワーク40から入力されたデータを受信する。ここでは、このデータの一部はストリーミングデータであり、その宛先はマルチキャストグループにより特定されている。宛先決定部32は、受信部31が受信したストリーミングデータの宛先であるマルチキャストグループを取得し、マルチキャストテーブルに基づいて、宛先となる移動局装置10を決定する。
図3はマルチキャストテーブルの例を示す図である。同図に示すように、マルチキャストテーブルはマルチキャストグループを示すマルチキャストグループ情報と、IPアドレスと、移動局装置を識別するための移動局装置識別情報と、を対応付けて記憶している。
ネットワーク40は各移動局装置10にIPアドレスを付与している。マルチキャスト送信でない送信によりネットワーク40から移動局装置10に対して送信されるデータの宛先はこのIPアドレスによって特定されるが、マルチキャスト送信では、ネットワーク40は、あるストリーミングデータを送信すべき1又は複数の移動局装置10に、これらを代表する代表IPアドレスを付与し、この代表IPアドレスよってストリーミングデータの宛先を特定する。同一の代表IPアドレスを付与された1又は複数の移動局装置10はマルチキャストグループを構成し、代表IPアドレスがマルチキャストグループ情報となる。
ネットワーク40は、各移動局装置10のIPアドレスと、各移動局装置10の属するマルチキャストグループ情報と、を対応付け、さらに移動体通信システム1で使用される各移動局装置10を識別するための識別情報(以下、移動局装置識別情報と称する。)を対応付けることにより、移動局装置グループごとに、そのグループに属する1又は複数の移動局装置10を示す移動局装置グループ情報を生成する。ネットワーク40は、この移動局装置グループ情報によって、上記マルチキャストテーブルを構成する。ネットワーク40は、こうして構成したマルチキャストテーブルの少なくとも一部をPDSN30に対して送信する。受信部31は、ネットワーク40が送信したマルチキャストテーブルの少なくとも一部を受信し、マルチキャストテーブル記憶部36に記憶させる。
宛先決定部32は、こうして記憶されたマルチキャストテーブルに基づいて、ストリーミングデータの宛先となる移動局装置10を決定する。具体的には、宛先決定部32は、ストリーミングデータの宛先であるマルチキャストグループを取得し、さらに、取得したマルチキャストグループを示すマルチキャストグループ情報と対応付けてマルチキャストテーブルに記憶される1又は複数の移動局装置識別情報を取得する。そして、取得した各移動局装置識別情報により示される移動局装置10を、ストリーミングデータの宛先として決定する。
ここで、基地局装置20は移動局装置−基地局装置対応テーブルを記憶している。図4は、この移動局装置−基地局装置対応テーブルの例を示す図である。移動局装置−基地局装置対応テーブルは、図4にも示すように、移動局装置識別情報と、該移動局装置識別情報により識別される移動局装置10が在圏する基地局装置20を示す基地局装置識別情報と、を対応付けて記憶するテーブルである。
宛先決定部32は、移動局装置−基地局装置対応テーブルに基づいて、ストリーミングデータの宛先として決定した移動局装置10と対応する基地局装置20を取得し、取得した基地局装置20に対して該ストリーミングデータを送信するよう、送信部33に指示する。送信部33は、あるストリーミングデータについて複数の移動局装置10が宛先となっている場合には、その分ストリーミングデータを複製し、指示された基地局装置20に対して送信する。
受信部21は、PDSN30が送信したストリーミングデータを受信し、送信部22に出力する。送信部22は、入力されたストリーミングデータの宛先である移動局装置10に対して、該ストリーミングデータを無線送信する。このとき、送信部22は、同一データ送信判断部26の指示に従い、ストリーミングデータの宛先である移動局装置10以外に対しても該ストリーミングデータを無線送信することがあるが、この処理については後述する。
受信部11は、基地局装置20が送信したストリーミングデータを受信して移動局装置10の通信処理部(不図示)に出力し、該通信処理部は、該ストリーミングデータに応じた処理(例えばディスプレイに表示する処理など)を行う。
次に、ハンドオーバ処理について説明する。
各基地局装置20に備えられる送信部22は、定期的に報知信号を送信している。この送信は、所定の送信電力で行われる。受信部11はこの報知信号を定期的に受信しており、受信レベル取得部12は受信される報知信号の受信レベル(RSSI,Receive Signal Strength Indication)を取得し、各基地局装置20が送信している報知信号の受信レベルを送信部13に出力する。送信部13は、受信レベル取得部12から入力された受信レベルを基地局装置20に対して送信する。
受信部23は、当該基地局装置20と通信中の各移動局装置10から上記受信レベルを受信し、ハンドオーバ実施部27に出力する。ハンドオーバ実施部27は、各移動局装置10について、受信部23から入力された受信レベルに基づき、ハンドオーバさせるべきか否かを判断する。具体的には、例えば移動局装置10−1について、当該基地局装置20が送信している報知信号よりも受信レベルの高い報知信号を送信している基地局装置20(基地局装置20−2とする。)がある場合、その基地局装置20−2のチャネル空き状況を調査する。より具体的には、PDSN30を介して基地局装置20−2に対してチャネル空き状況を問い合わせ、その結果を取得する。この結果に基づき、ハンドオーバ実施部27は、基地局装置20−2が移動局装置10−1のハンドオーバを受け入れ、移動局装置10−1との通信を開始することが可能か否かを判断する。具体的には、チャネルに空きがあれば移動局装置10−1との通信を開始することが可能であると判断する。
ハンドオーバ実施部27は、基地局装置20−2が移動局装置10−1との通信を開始することが可能であると判断すると、移動局装置10−1に対し基地局装置20−2へハンドオーバするよう指示するとともに、PDSN30に対して、移動局装置10−1を基地局装置20−2へハンドオーバさせることを要求する。具体的には、基地局装置20−2へハンドオーバするよう指示するためのハンドオーバ指示を生成して送信部22から送信する。また、移動局装置10−1を基地局装置20−2へハンドオーバさせるよう要求するハンドオーバ要求を生成し、送信部24から送信する。
ハンドオーバ指示を受信した受信部11は、ハンドオーバ実施部14にこれを出力する。ハンドオーバ実施部14は、ハンドオーバ指示の入力を受けると、基地局装置20−2に対しチャネルの割り当てを要求する。この割り当てが完了すると、基地局装置20−2と移動局装置10−1の間で通信路が確立され、通信が開始される。
ハンドオーバ要求を受信した受信部34は、ハンドオーバ実施部38にこれを出力する。ハンドオーバ実施部38は、ハンドオーバ要求の入力を受けると、基地局装置20−2に対しこれを転送する。基地局装置20−2はその受信部21において、こうして転送されたハンドオーバ要求を受信する。そしてこのハンドオーバ要求に応じて、PDSN30との間で、移動局装置10−1についての通信路を確立する。この通信路が確立されると、PDSN30は移動局装置10−1に対して送信すべきデータの送信先を基地局装置20−2に変更する。具体的には、上述の移動局装置−基地局装置対応テーブルを書き換える。
このように移動局装置−基地局装置対応テーブルが書き換えられると、PDSN30が送信するデータのうち、移動局装置10−1を宛先とするデータは全て基地局装置20−2に送信されるようになるので、基地局装置20−2とPDSN30の間での通信路の確立は、基地局装置20−2と移動局装置10−1の間で通信路が確立されてから行われる。
こうして、移動局装置10のハンドオーバ処理が行われる。このハンドオーバに際し、上述のように、基地局装置20は、当該基地局装置20にハンドオーバしようとするハンドオーバ移動局装置10に対して送信すべきストリーミングデータを、他の移動局装置10に対しても送信中である場合には、該他の移動局装置10に対して送信しているストリーミングデータを、ハンドオーバ移動局装置10に対しても送信する。以下、このための処理について説明する。
まず、移動局装置識別情報取得部281は、当該基地局装置20と通信中の移動局装置10の移動局装置識別情報を定期的に取得する。マルチキャストテーブル送信要求部28は、移動局装置識別情報取得部281が取得した移動局装置識別情報を含むマルチキャストテーブル送信要求を生成し、送信部24に出力する。送信部24は、入力されたマルチキャストテーブル送信要求をPDSN30に対して送信する。
受信部34は、基地局装置20が送信したマルチキャストテーブル送信要求を受信し、マルチキャストテーブル送信部37に出力する。マルチキャストテーブル送信部37は、マルチキャストテーブル記憶部36に記憶されるマルチキャストテーブルから、マルチキャストテーブル送信要求に含まれる移動局装置識別情報により識別される移動局装置10が属する1又は複数のマルチキャストグループに関する移動局装置グループ情報を読み出し、送信部33に出力する。送信部33は、入力された移動局装置グループ情報を、上記マルチキャストテーブル送信要求を送信した基地局装置20に対して出力する。結果として、送信部33は、複数の基地局装置20のうち少なくとも一部、すなわち各マルチキャストグループに属する移動局装置10と通信中の基地局装置20に対し、そのマルチキャストグループに関するマルチキャストテーブルの一部、すなわちそのマルチキャストグループに関する移動局装置グループ情報を送信している。
受信部21は、こうして送信された移動局装置グループ情報を受信し、マルチキャストテーブル記憶部25に出力する。マルチキャストテーブル記憶部25は、入力された移動局装置グループ情報によりマルチキャストテーブルを構成し、記憶する。
ハンドオーバ実施部27は、ハンドオーバ処理において、PDSN30からハンドオーバ要求を受信し、又は移動局装置10からチャネルの割り当ての要求を受信すると、同一データ送信判断部26にその旨を出力する。
同一データ送信判断部26は、ストリーミングデータを受信中の移動局装置10(ハンドオーバ移動局装置10)が当該基地局装置20にハンドオーバする場合に、該ストリーミングデータを当該基地局装置20から送信中の他の移動局装置10を、マルチキャストテーブル記憶部25に記憶されるマルチキャストテーブルに基づいて検索する。すなわち、同一データ送信判断部26は、マルチキャストテーブルにおいて、ハンドオーバ移動局装置10と同じマルチキャストグループに属する他の移動局装置10を検索する。
他の移動局装置10が検索された場合、同一データ送信判断部26は、複製部221に対し、該他の移動局装置10に対して送信しているストリーミングデータを複製し、ハンドオーバ移動局装置10にも送信するよう、指示する。
送信部22は、同一データ送信判断部26の指示に従い、他の移動局装置10に対して送信中のストリーミングデータを複製部221において複製し、ハンドオーバ移動局装置10に対して送信する。
このようにして、基地局装置20は、当該基地局装置20にハンドオーバしようとするハンドオーバ移動局装置10に対して送信すべきストリーミングデータを、他の移動局装置10に対しても送信中である場合には、該他の移動局装置10に対して送信しているストリーミングデータを、ハンドオーバ移動局装置10に対しても送信している。
この複製送信処理は、PDSN30からハンドオーバ移動局装置10を宛先として送信されたストリーミングデータを受信するようになるまでの間、行われる。こうして、移動体通信システム1では、予め複数の基地局装置20から1つの移動局装置10に対して同じストリーミングデータを送信しておくことなく、ハンドオーバが行われる際、ストリーミングデータのリアルタイム性を確保するようにしている。
以下、以上説明した各処理を、処理のシーケンス図を参照しながら再度より詳細に説明する。
まず、図5は、基地局装置20がPDSN30からマルチキャストテーブルを取得する処理を示すシーケンス図である。
同図に示すように、基地局装置20は、マルチキャストテーブル送信要求をPDSN30に送信する(S1)。このマルチキャストテーブル送信要求は、当該基地局装置20と通信中の1又は複数の移動局装置10をそれぞれ識別するための1又は複数の移動局装置識別情報を含んでいる。このマルチキャストテーブル送信要求を受信したPDSN30は、記憶しているマルチキャストテーブルからその一部、すなわち、マルチキャストテーブル送信要求に含まれる移動局装置識別情報により示される移動局装置10の属するマルチキャストグループに関する移動局装置グループ情報を基地局装置20に対して送信する(S2)。基地局装置20は、こうして送信された移動局装置グループ情報を受信し、マルチキャストテーブルを構成して記憶している。
次に、図6は、移動体通信システム1においてストリーミングデータを送信する処理を示すシーケンス図である。
同図では、移動局装置10−1が基地局装置20−1に在圏し、基地局装置20−1を介してPDSN30からストリーミングデータを受信している状態を初期状態として説明する(S11,S12)。この初期状態において、基地局装置20−1は移動局装置10−1を基地局装置20−2にハンドオーバさせることを決定し、ハンドオーバ要求をPDSN30に(S13)、ハンドオーバ指示を移動局装置10−1に(S14)、それぞれ送信する。
ハンドオーバ要求を受信したPDSN30は、ハンドオーバ要求を基地局装置20−2に対して転送する(S17)とともに、後述するS26においてストリーミングデータの送信先が変更されるまでの間、引き続きストリーミングデータを基地局装置20−1に対して送信する(S15,S16)。なお、このS15において送信されたストリーミングデータは、後述するS22において基地局装置20−2が移動局装置10−1に対して基地局複製ストリーミングデータを送信開始するまでの間、移動局装置10−1により受信される。
ハンドオーバ指示を受信した移動局装置10−1は、基地局装置20−2に対しチャネル割り当てを要求し、基地局装置20−2との間で通信路を確立する(S18)。
基地局装置20−2は、ハンドオーバ要求又は移動局装置10−1からのチャネル割り当て要求のいずれか早く受信した方の受信を契機として、予め記憶しておいたマルチキャストテーブルに基づいて同一マルチキャストグループ内の移動局装置10(移動局装置10−2とする。)を検索し、移動局装置10−2を示す移動局装置識別情報を取得する(S19)。
基地局装置20−2は、S19において移動局装置識別情報を取得すると、移動局装置10−2に対して順次送信しているストリーミングデータを順次複製し、基地局複製ストリーミングデータとして、移動局装置10−1に順次送信するようにする(S22)。
移動局装置10−1は、S22において基地局複製ストリーミングデータが受信されるようになると、基地局装置20−1との通信路を解放する(S23)。基地局装置20−1は、S23において移動局装置10−1との通信路が解放されると、PDSN30との通信路を解放する(S24)。PDSN30は、S24において基地局装置20−1との通信路が解放されると、基地局装置20−2との通信路を確立し(S25)、その後移動局装置10−1に対して送信するストリーミングデータの送信先を基地局装置20−2に変更する(S26)。すると、移動局装置10−1に対して送信するストリーミングデータが基地局装置20−2において受信されるようになるので(S27)、基地局装置20−2は複製送信を終了し(S28)、PDSN30から受信されるストリーミングデータを移動局装置10−1に対して送信する処理を開始する(S29)。以降、PDSN30が順次送信するストリーミングデータは、基地局装置20−2を介して、移動局装置10−1に受信されるようになる(S30,S31)。
以上のようにして、各基地局装置20は、移動局装置グループ情報により、当該基地局装置20にハンドオーバしようとする移動局装置10(ハンドオーバ移動局装置10)に対して送信すべきストリーミングデータと同じストリーミングデータを送信している他の移動局装置10があるか否かを判断できるので、該他の移動局装置10に対して送信するストリーミングデータをハンドオーバ移動局装置10にも送信することにより、予め複数の基地局装置20から1つの移動局装置10に対して同じストリーミングデータを送信しておくことなく、ハンドオーバが行われる際、ハンドオーバしようとする移動局装置が通信に係るストリーミングデータを適切に受信できるようになる。換言すれば、ストリーミングデータのリアルタイム性を確保することができるようになる。
また、移動体通信システム1では、「マルチキャストグループが同一であれば、同一のストリーミングデータが同時に送信されている」というマルチキャスト送信の性質を利用して、上記効果を実現している。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態ではストリーミングデータについて説明したが、ストリーミングデータに限らず、リアルタイム性が要求され、再送制御が制限されるデータ(リアルタイムデータ)について本発明を適用することにより、上記効果を得ることができる。
また、ハンドオーバの処理について、上記実施の形態では基地局装置20主導のハンドオーバ処理を例にとって説明したが、移動局装置10主導など他のハンドオーバ処理についても、本発明を適用することができる。
さらに、上記実施の形態では、ストリーミングデータを複製して送信することにより、他の移動局装置10に対して送信中のストリーミングデータを、さらに当該基地局装置20にハンドオーバしようとする移動局装置10に対して送信するものとして説明したが、1つのデータを複数の移動局装置10が受信できる場合(例えば、ストリーミングデータに複数の宛先を設定可能な場合など)には、ストリーミングデータの複製を行うことなく、他の移動局装置10に対して送信中のストリーミングデータを、さらに当該基地局装置20にハンドオーバしようとする移動局装置10に対して送信することも可能である。
本発明の実施の形態に係る移動体通信システムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る移動体通信システムの機能ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態に係るマルチキャストテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る移動局装置−基地局装置対応テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態に係るマルチキャストテーブル取得処理を示す図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングデータ送信処理を示す図である。
符号の説明
1 移動体通信システム、10 移動局装置、11,21,23,31,34 受信部、12 受信レベル取得部、13,22,24,33,35 送信部、14,27,38 ハンドオーバ実施部、20 基地局装置、25,36 マルチキャストテーブル記憶部、26 同一データ送信判断部、28 マルチキャストテーブル送信要求部、30 PDSN、32 宛先決定部、37 マルチキャストテーブル送信部、40 ネットワーク、221 複製部、281 移動局装置識別情報取得部。

Claims (5)

  1. 複数の基地局装置と、前記複数の基地局装置と接続される交換機と、を含む移動体通信システムにおいて、前記複数の基地局装置のそれぞれが、前記交換機からのデータを複数の移動局装置の少なくとも一部に対して送するデータ送信方法であって
    記複数の基地局装置がそれぞれ、前記交換機より送信された同一のデータを受信する複数の移動局装置を示す移動局装置グループ情報を受信する受信ステップと、
    前記データを受信中の移動局装置が、前記移動局装置グループ情報を受信した前記複数の基地局装置のいずれかにハンドオーバする場合、ハンドオーバ先となる前記基地局装置が、前記移動局装置グループ情報に基づいて、前記データの送信先である他の移動局装置を検索する検索ステップと、
    前記ハンドオーバ先となる基地局装置が、前記検索ステップにおいて検索された前記他の移動局装置に対して送信するデータを複製して、当該基地局装置にハンドオーバする移動局装置に対して送信する複製データ送信ステップと、を含み、
    前記交換機と前記ハンドオーバ先となる基地局装置との間で、前記ハンドオーバする移動局装置のための通信路が確立された後で、前記複製データ送信ステップが終了する、
    とを特徴とするデータ送信方法。
  2. 請求項1に記載のデータ送信方法において、
    前記データは、ストリーミングデータである、
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ送信方法において、
    前記データは、マルチキャストにより送信されるデータであり、
    前記移動局装置グループ情報は、マルチキャストテーブルを構成する、
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  4. 複数の基地局装置と、前記複数の基地局装置と接続される交換機と、を含む移動体通信システムにおいて、
    前記複数の基地局装置のそれぞれが、前記交換機からのデータを複数の移動局装置の少なくとも一部に対して送信するものであって、
    前記複数の前記基地局装置はそれぞれ、前記交換機より送信された同一のデータを受信する複数の移動局装置を示す移動局装置グループ情報を受信する受信手段を有し、
    前記データを受信中の移動局装置が、前記移動局装置グループ情報を受信した前記複数の基地局装置のいずれかにハンドオーバする場合における、該ハンドオーバ先となる前記基地局装置が、
    前記移動局装置グループ情報に基づいて、前記データの送信先である他の移動局装置を検索する検索手段と、
    当該ハンドオーバ先となる基地局装置にハンドオーバする移動局装置に対して、前記検索手段で検索された前記他の移動局装置に対して送信するデータを複製して送信する複製データ送信手段と、
    前記交換機と前記ハンドオーバ先となる基地局装置との間で、前記ハンドオーバする移動局装置のための通信路が確立された後で、前記複製データ送信手段による前記複製したデータの送信を終了する制御手段と、を備える
    ことを特徴とする移動体通信システム。
  5. 移動体通信システムにおいて使用される基地局装置であって、
    同一のデータを受信する複数の移動局装置を示す移動局装置グループ情報を取得する取得手段と、
    前記データを受信中の前記移動局装置が当該基地局装置にハンドオーバする場合に、該データを当該基地局装置から受信中の他の前記移動局装置を、前記移動局装置グループ情報に基づいて検索する検索手段と、
    前記検索手段により前記他の移動局装置が検索された場合に、該他の移動局装置に対して送信中の前記データを複製して、さらに当該基地局装置にハンドオーバしようとする前記移動局装置に対して送信する複製データ送信手段と、
    交換機と当該基地局装置との間で、前記ハンドオーバしようとする移動局装置のための通信路が確立された後で、前記複製データ送信手段による前記複製したデータの送信を終了する制御手段と、
    を含むことを特徴とする基地局装置。
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