JP2007180815A - 無線通信システム - Google Patents

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英 小川
Yuji Hayashino
裕司 林野
Yoichi Masuda
洋一 増田
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宏典 中江
Yosuke Ukita
陽介 浮田
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Abstract

【課題】 無線ブリッジを切り替える際には、通信の一時停止や、遅延が発生する。宅内等を端末が移動する際に、端末に対する帯域保証を確保したまま、通信の切り替えや遅延を伴わずに、無線ブリッジを切り替える。
【解決手段】 移動端末5とサーバ60の間の無線ブリッジ100、200のうち、無線ブリッジ100をAPとし、残りはAPに帰属するSTAで有線ブリッジ機能を備えるもの(BSTAと呼ぶ)として構成し、移動端末は、BSTAとダイレクトリンク接続することで、移動端末とサーバ間の無線ブリッジとして、APと、BSTAの両方を使用可能にすることで、シームレスな無線ブリッジの切り替えを実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、宅内等において無線ブリッジ間を端末が移動する際の無線通信方法に関するものである。
図9は、従来技術における、無線ブリッジ間を端末が移動する際のネットワーク構成図である。
サーバ60は、映像配信サーバであり、有線ネットワークからデータ転送開始要求フレームを受信すると、データ転送開始要求フレームの送信元に対して、映像ストリーム等のデータフレームの送信を開始する。
ブリッジ50は、スイッチングハブ等の中継器であり、サーバ60と、無線親機10と、無線親機20をLANケーブルによって接続し、フレームの中継を行う。
無線ネットワーク1、2は、IEEE802.11を基本とする無線LANで、インフラストラクチャネットワークとして動作する。
無線親機10、20はそれぞれ無線ネットワーク1、2におけるアクセスポイントであり、有線ネットワークと無線ネットワークのブリッジを行う。
無線移動端末5は、例えば携帯用映像表示端末で、無線ネットワークにおけるステーションとしての機能を有し、ネットワークを経由して映像配信サーバへデータ転送開始要求フレームを送信、及び、映像配信サーバからの映像データの受信を行う。
図4は、ブリッジ50の構成を示すブロック図である。
ポート501、502、503は、例えばLANケーブル等の有線ネットワークによってそれぞれ、無線親機10、無線装置20、サーバ60と接続されており、有線ネットワークを通してフレームの送受信を行う。
中継判定部520はポート501、502、503から受信したフレームをどのポートから送信するかの判定を行う。
MACアドレス管理テーブル531は、各ポートに接続している端末のMACアドレスを保持する。図5にMACアドレス管理テーブル531の構成例を示す。
このMACアドレス管理テーブル531は、中継判定部520によって更新される。
中継判定部520は、いずれかのポートからフレームを受信したとき、フレームの送信MACアドレスと、フレームを受信したポートを対応づけてMACアドレス管理テーブル531に登録する。
かかる構成において、無線親機10、20は、アクセスポイントとしてそれぞれ異なる無線ネットワーク1、2を構成し、無線移動端末5は、無線ネットワーク1、2のうち、いずれか通信状態の良いものに接続し、無線ネットワーク区間における帯域保証を行いながらサーバ60との通信を行う。
ブリッジ50は、サーバ60が送信した無線移動端末5宛のデータフレームを受信すると、自身のMACアドレス管理テーブルを参照して、無線親機10、または無線親機20へと送信する。
無線移動端末5が、無線ネットワーク1に接続している状態から、無線ネットワーク2へ接続を切り替える場合は、無線親機10、20と制御フレームの交換を行い、その後ブリッジ50に対して経路変更を行う必要がある。
以下に処理の詳細を示す。
無線移動端末5は、接続するネットワークを切り替えるため、無線親機20との間にローミング要求フレームの交換を行う。
なお、このとき、無線移動端末5は、無線親機20へローミング要求フレームを送信後、無線親機20からの応答を待つために、無線親機10との通信を一時停止する。そこで、無線移動端末は、予め無線親機10に、スリープ通知フレームを送信しておく。
また、この間も、サーバ60から無線移動端末宛のデータフレームは送信され続け、ブリッジ50はこれを無線親機10へ中継を行う。無線親機10は、無線移動端末5と通信できない状態にあるので、このフレームを内部にバッファする。
その後、無線移動端末5と無線親機20との間の制御フレームの交換が完了し、無線移動端末5がネットワーク2に接続すると、無線移動端末5は、ARPなどのブロードキャストフレームを送信し、ネットワーク内の全てのブリッジに対して経路変更を要求する。
このとき、ブリッジ50の中継判定部520によってMACアドレス管理テーブル531が更新されるため、サーバ60から送信されたデータフレームは、ブリッジ50によって無線親機20に中継されるようになる。
その後、無線親機20は、無線親機10に、無線移動端末5がネットワーク2に接続を変更したことを通知する。
無線親機10は、無線親機20からの通知を受けて、内部にバッファしていた無線移動端末5宛のデータフレームを、ブリッジ50を経由して無線親機20へ送信する。
従来の無線親機切り替え方法としては、無線親機10に送信されるデータフレームを減少させるために、制御フレームの交換と同時に無線親機20が無線移動端末5に代わって、ブリッジ50に対し経路変更を行うものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−304570号公報
特許文献1では、無線親機20が、制御フレームの交換が完了した後に、無線移動端末5に代わって、前記ARPなどのブロードキャストフレームを送信することで、制御フレームの交換が完了してから、無線移動端末5が経路変更を行うまでの間、サーバから送信されたデータフレームは無線親機10へ中継されずに無線親機20へ中継される。
これによって、遅延が発生するフレームを減少させることができるが、制御フレームの交換中に、親機10へフレームが中継されることを抑止することはできないため、依然としてローミング時に伝送の遅延が発生するという課題が発生している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、帯域保証を行いながら無線親機を切り替える際に遅延が発生しない無線親機切り替え方式を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の無線親機切り替えは、無線親機のひとつをアクセスポイントとし、残りはアクセスポイントに接続するステーションとして構成し、無線移動端末と、アクセスポイント間の通信は通常の無線リンク、無線移動端末とステーション間の通信はダイレクトリンクを使用することで、サーバとの通信で同時に複数の無線経路を確保することができる。
本発明の無線親機切り替え方式によれば、無線ブリッジを切り替えるときなどに、通信の一時停止、保証帯域の変更が必要ないため、頻繁に無線ブリッジを切り替えた場合でも、映像伝送に影響を与えずに通信を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における無線ブリッジ間を移動端末が移動する際のネットワーク構成図である。
図1において、図9と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。本実施の形態は、図9の構成における無線親機10、20を本発明による主無線親機100、副無線親機200に置き換えたものである。
無線ネットワーク3は、IEEE802.11を基本とする無線ローカルエリアネットワークで、インフラストラクチャネットワークとして動作する。
主無線親機100は無線ネットワーク3におけるアクセスポイントであり、有線ネットワークと無線ネットワークのブリッジを行う。
副無線親機200は無線ネットワーク3におけるステーションであり、有線ネットワークと無線ネットワークのブリッジを行う。
図2は、本実施の形態における主無線親機100のブロック図である。
主無線親機100おいて有線ポート111は、LANケーブル等の有線によってブリッジ50と接続しており、有線ネットワークに対するフレームの送受信を行う。
中継判定部120は、有線ネットワーク、または無線ネットワークから受信したフレームをそれぞれ、無線ネットワーク、または有線ネットワークに中継するかどうかの判定を行う。
クラシファイ判定部121は、有線ネットワークから受信したフレームを無線ネットワークに送信するときに、そのフレームが無線送信時に帯域保証を必要とするフレームかそうでないかの判定を行う。
通常バッファ141と、ストリーム用バッファ142はそれぞれフレームを一時保存するためのバッファである。これらはそれぞれ帯域保証を必要としないフレームと、必要とするフレームが格納される。
送信制御部122は、通常バッファ141または、ストリーム用バッファ142に設定されたフレームをバッファから読み出して、無線ポート112から送信する。また、制御部124から制御用フレームの送信要求信号を受けると、無線ポート112から制御フレームの送信を行う。
無線ポート112は、アンテナを介して無線ネットワークに対するフレームの送受信を行う。
受信制御部123は、無線ポート112から受信したフレームが制御フレームか、データフレームかの判別を行い、それぞれ制御部124か、中継判定部120へ中継を行う。
制御部124は、受信制御部123から受信した、制御フレームの処理や、送信制御部122からフレームを送信するタイミングの制御、無線ネットワーク内の帯域保証管理を行うため、無線ネットワーク内の端末に送信タイミングの制御フレームを送信する。
経路切り替え検知部125は、サーバ60、無線移動端末5間のネットワークにおける経路が変更されたことを検知する。
MACアドレス管理テーブル131は、無線、有線の各ポートに接続している端末の情報を保持する。図6にMACアドレス管理テーブルの構成例を示す。
帯域管理テーブル132は、制御部124が管理する帯域情報の一覧と、使用可能な帯域の空き状態に関する情報を保持する。図7に帯域管理テーブルの構成例を示す。
図3は本実施の形態における副無線親機200のブロック図である。
副無線親機200において、有線ポート111、クラシファイ判定部121、ストリーム用バッファ142、通常バッファ141、送信制御部122、無線ポート112受信制御部123、MACアドレス管理テーブル131、経路切り替え検知部125は主無線親機100と同等の構成である。
中継判定部220は主無線親機100の中継判定部120とほぼ同等の構成であるが、ブロードキャストフレームの中継を行わない点が異なる。
帯域管理テーブル232は、主無線親機100の帯域管理テーブル132とほぼ同等の構成であるが、帯域の空き情報を保持しない点が異なる。図8に帯域管理テーブル232の構成を示す。
制御部224は、主無線親機100の制御部124とほぼ同等の構成であるが、受信した制御フレームの取り扱い方法と、無線ネットワーク内の帯域保証管理を行わない点が異なる。
以上のように構成した本実施の形態のネットワークにおいて、サーバ60から無線移動端末5へデータフレームの送信中に、データフレームの通信経路を主無線親機100から、副無線親機200へ切り替える方法を説明する。
まず、無線移動端末5が無線ネットワーク3に参加してから、サーバ60から無線移動端末5にストリームの送信が開始されるまでの処理について説明する。
無線移動端末5は、まず主無線親機100(以後APと呼称する)に接続する。APは無線ポート112から接続要求を受信すると、そのフレーム種別から、受信制御部123はこれを制御部124に中継する。
制御部124は、接続要求を受理する場合は、接続応答を無線移動端末5に送信する前に、有線ポート111を経由して、ARP等任意のブロードキャストフレームを、送信元アドレスを無線移動端末5のものに設定して送信する。
ブリッジ50はポート501からこのデータフレームを受信すると、中継判定部520はフレームの宛先アドレスがマルチキャストアドレスであるため、ポート501を除く全てのポート(502、503)へフレームを中継する。このとき中継判定部は、フレームの送信元MACアドレスから、無線移動端末5が、ポート501に接続していることをMACアドレス管理テーブル531に学習しておく。
APの制御部124は、接続要求に対する応答フレームを、送信制御部122を経由して無線移動端末5に送信すると同時に、MACアドレス管理テーブル131に無線ポート112に無線移動端末5が接続していることを登録し、有線から来た無線移動端末5宛のフレームを、無線に中継する必要があることを学習する。なお、ここでMACアドレス管理テーブル131に登録された、無線移動端末5の情報は、無線移動端末5がAPとの接続を切断するまで保持される。
また、無線移動端末5はAPからの応答を受信すると、副無線親機200(以後BSTAと呼称する)に対してDirect Link Setup(DLS手順、改訂版802.11高速無線LAN教科書 株式会社インプレス ISBN4−8443−2060−2 P.140記載)を行っておく。DLS手順は同じ無線ネットワーク内にいる端末間の直接通信機能を提供するプロトコルで、802.11の規格には含まれていなかった、端末間の直接通信を可能にする。DLS手順は、DLPリクエストと、DLP応答を、無線移動端末5とBSTAの間でAPを中継して送受することで行われる。
BSTAは、DLS手順が完了すると、MACアドレス管理テーブル131に無線ポート112に無線移動端末5が接続していることを登録し、有線ポート111からきた無線移動端末5宛のフレームを中継する必要があることを学習する。
DLS手順が成功したら、次に無線移動端末5は、APに対し、サーバ60との通信に必要な帯域確保を要求する。APは帯域確保要求を受信すると受信制御部123は、これを制御部124に中継する。制御部124は、帯域管理テーブル132を参照し要求された帯域が確保可能かチェックする。
帯域確保が可能かどうかは、帯域管理テーブル132に設定された空帯域と要求された帯域の比較を行うことで判別することができる。
ここで、帯域確保が可能ならば、帯域管理テーブル132の更新を行い、無線移動端末5に対する帯域の確保を行う。帯域管理テーブル132の更新では、空帯域から新たに確保する帯域量を減算して空帯域を更新し、さらに使用中の帯域情報として、無線移動端末5のMACアドレス、帯域の向き及び帯域幅を新たに設定する。
また、このとき、制御部124は、送信制御部122を経由して、BSTAに無線移動端末5から帯域確保要求があった旨を通知すると同時に無線移動端末5に対しても帯域保証が成功したことを通知する。BSTAに対する通知には、帯域要求端末5のMACアドレス、帯域の向き、帯域幅などが含まれる。これは、IEEE802.11のフレームを拡張しても良いし、ADD−TS通知を用いても良い。
BSTAはこのフレームを無線ポート112から受信すると、受信制御部123はこれを制御部224に中継する。
制御部224はこの通知を元に帯域管理テーブル232の更新を行う。BSTAの帯域管理テーブル232には、空帯域情報は含まれないため、制御部224は使用中の帯域情報として、無線移動端末5のMACアドレス、帯域の向き、帯域幅の設定のみを行う。
無線移動端末5は、帯域確保が成功したこと示すAPからの帯域確保成功の通知フレームを受信すると、APを経由してサーバ60宛にデータ転送開始要求フレームを送信する。このフレームには、無線区間宛先アドレスにAPのMACアドレス、宛先アドレスにはサーバ60のMACアドレス、送信元アドレスには無線移動端末5のMACアドレスを設定する。
APの無線ポート112からデータ転送開始要求フレームを受信すると、受信制御部123はデータ転送開始要求フレームを中継判定部220に中継する。
中継判定部220はフレームの宛先アドレスと、MACアドレス管理テーブルの比較を行い、ここでは、MACアドレス管理テーブルにサーバ60のMACアドレスは有線へ中継すべきと設定されているため、有線ポートからフレームの送信を行う。
ブリッジはポート501からデータ転送開始要求フレームを受信すると、中継判定部520に中継する。
中継判定部520はデータ転送開始要求フレームの宛先アドレスと、MACアドレス管理テーブルの比較をおこない、ここでは、MACアドレス管理テーブル531にサーバ60のMACアドレスはポート503へ中継するよう設定されているため、ポート503からデータ転送開始要求フレームを中継する。
このとき中継判定部520は、中継判定と同時に、フレームの送信元MACアドレスから、無線移動端末5が、ポート1に接続していることをMACアドレス管理テーブル531に学習しておく。
サーバ60は、ブリッジ50のポート503から中継されたデータ転送開始要求フレームを受信するとこれを受理し、無線移動端末5宛にデータフレームの送信を開始する。
なお、本実施の形態では、BSTAが一台の構成の場合について説明したが、BSTAを複数台もつ構成にしてもよい。
この場合、全てのBSTAは、APとブリッジ50を経由して有線ネットワークで接続され、無線ネットワーク3にステーションとして接続し、APは上記のDLS手順と、帯域確保要求の通知を、全てのBSTAに対して行い、全てのBSTAは、これらに対応する上記の処理を行う。
次に、サーバ60がAP経由で無線移動端末5にデータフレームを送信する場合のネットワークの動作ついて説明する。
サーバ60から送信されたデータフレームは、ブリッジ50のポート503で受信され、中継判定部520に中継される。
中継判定部520は、データフレームの宛先アドレスとMACアドレス管理テーブル531の比較を行い、ここでは、MACアドレス管理テーブル531に、無線移動端末5宛のデータフレームは、ポート501に中継するよう学習しているため、データフレームはポート501から中継される。
ポート501から中継されたデータフレームは、APの有線ポート111によって受信されAPの中継判定部120へ送られる。
中継判定部120は、フレームの宛先アドレスと、MACアドレス管理テーブル131の比較を行うが、MACアドレス管理テーブル131には、接続中の端末として無線移動端末5のMACアドレスが登録されているため、中継判定部120は、データフレームをクラシファイ判定部121へ中継する。
クラシファイ判定部121は、データフレームの情報から、帯域確保を行うべきかどうかを判定する。たとえば、クラシファイ判定部121はデータフレームのアドレス情報などから、帯域確保を行うべきかどうか判定を行う。
クラシファイ判定部121は、データフレームを帯域保証する必要があると判定した場合、さらに、帯域管理テーブル132を参照し、データフレームを送信するための帯域が確保されているかどうかの確認を行う。ここで、データフレームを送信する帯域が確保されていた場合、データフレームはストリーム用バッファ142へ格納される。データフレームを送信するための帯域が確保されているかどうかの確認は、帯域管理テーブル132の使用中帯域情報のMACアドレスや、向きなどをデータフレームのアドレス情報と比較することにより行われる。
もし、クラシファイ判定部121が、データフレームに対して帯域制御を行わないと判断した場合は、データフレームは通常バッファ141に格納される。
また、クラシファイ判定部121が、データフレームに対して帯域制御を行う必要があると判断しても、帯域管理テーブル132を参照した結果、帯域が確保されていない場合は、データフレームを通常バッファ141へ格納する。
ストリーム用バッファ142に格納されたデータフレームは、送信制御部122が、制御部124から、ストリームの送信タイミングであることを通知された期間中に、送信制御部122によってストリーム用バッファ142から読み出され、無線ポート112から送信される。
通常バッファ141に格納されたデータフレームは、送信制御部122が、制御部124から、通常データの送信タイミングであることを通知された期間中に、送信制御部122によって、バッファから読み出されて、無線ポート112から送信される。
なお、ここでは、クラシファイ判定部121が、帯域保証をするフレームとしないフレームを、それぞれ、ストリーム用バッファ142と、通常バッファ141に格納する構成を例にして説明したが、各フレームに帯域保証の是非を示すIDを設定して単一のバッファに格納する構成としても良い。
また、ここでは説明のためクラシファイ判定部121は、帯域保証をするかどうかのみを判定しているが、帯域保証をする場合に、2つ以上のレベルをもつ優先度の判定を行うことや、優先度のレベルの数に応じたストリーム用バッファを用意し、クラシファイ判定部121はフレームの優先度に応じて格納するバッファを切り替えることは、当業者には容易に推測可能である。
なお、ここでは、バッファを優先度ごとに用意する構成を例にして説明したが、これ以外に、更に宛先端末ごとにバッファを用意する構成としても良い。
次に、サーバ60がAP経由で無線移動端末5にデータフレームを送信している最中に、無線移動端末5の移動などによって、BSTA経由でデータフレームを送信するよう切り替えるシーケンスについて説明する。
無線移動端末5はAPとBSTAについて電波状態の比較を行い、BSTAの方が電波状態が良いことを判断した場合、サーバ60との通信の中継を行う無線親機をAPからBSTAへと切り替える。無線移動端末5による電波状態の比較は、例えば以下のような方法で行うことができる。
無線移動端末5から、AP及びBSTAに対してARP等のフレームを送信すると、ARPを受信したAP及びBSTAは、ARP応答を無線移動端末5に対して送信する。無線移動端末5は、受信したそれぞれのARP応答を比較することで、APとBSTAのどちらの電波状態が良いかを知ることができる。
無線移動端末5は、サーバ60との中継を行う無線親機をBSTAに切り替えるため、BSTAを経由してサーバ60に任意のフレームを送信する。このフレームのアドレス情報には、無線区間の宛先アドレスとしてBSTAのMACアドレスが、宛先アドレスとしてサーバ60の宛先アドレスが、送信元アドレスとして無線移動端末5のアドレスが設定されている。BSTAは、無線ポート112でこのフレームを受信し、受信制御部123によって中継判定部220へ中継される。
中継判定部220は宛先アドレスと、MACアドレス管理テーブル131の比較を行い、ここでは、MACアドレス管理テーブル131にサーバ60のMACアドレスは有線ポート11へと中継すべきと設定されているため、中継判定部220は有線ポート111からフレームの送信を行う。
このフレームはブリッジ50のポート502で受信され、中継判定部520に中継される。
中継判定部520はフレームの宛先アドレスと、MACアドレス管理テーブルの比較をおこない、ここでは、MACアドレス管理テーブル531にサーバ60のMACアドレスはポート503へ中継するよう設定されているため、中継判定部520はポート503からフレームを中継する。
このとき中継判定部520は、中継判定と同時に、フレームの送信元MACアドレスから、無線移動端末5が、ポート502に接続していることをMACアドレス管理テーブル531に学習しておく。このとき、既にMACアドレス管理テーブル531には、無線移動端末5がポート501に接続していることを学習しているため、これのポート情報をポート501からポート502に変更することで、MACアドレス管理テーブル531の更新を行う。
ブリッジ50のポート503から送信されたフレームはサーバ60によって受信され、サーバ60によってフレームに応じた処理が行われる。
サーバ60は、前述したフレームが、無線移動端末5からサーバ60に送信されている間も無線移動端末5宛のフレームを送信し続けている。
ただし、前述したフレームがブリッジ50の中継判定部520に渡されたとき、中継判定部520はその送信元アドレスから、無線移動端末5がポート501ではなく502にいることをMACアドレス管理テーブル531に学習しているため、それ以降、サーバ60から送信されるデータフレームは、全てブリッジ50のポート502から出力される。
そのため、サーバ60から送信されるデータフレームは、ポート502に接続されたBSTAに中継されるようになる。
BSTAは無線ポート112で受信したデータフレームを、まず中継判定部220で処理する。
中継判定部220は、MACアドレス管理テーブル131とデータフレームの宛先を比較し中継するか否かを判定する。ここで、MACアドレス管理テーブル131には、DLS手順時に無線移動端末5宛のデータフレームは無線ポート112へ中継するよう設定されているため、中継判定部220はこのデータフレームをクラシファイ判定部121に中継する。
BSTAのクラシファイ判定部121は、APのクラシファイ判定部121と同様にデータフレームの情報と、帯域管理テーブル232の情報から、データフレームをストリーム用バッファ142に格納するか、通常バッファ141に格納するかの判定を行い、ここでは、データフレームはストリーム用バッファ142に格納される。
ここで、データフレームは、BSTAの送信制御部122に読み出され、無線ポート112へ送信されるのを待つ。
ところで、APは、経路切り替え検知部125によってブリッジのMACアドレス管理テーブル131が更新され、経路が切り替わったことを検知すると、制御部124に対し経路切り替えを通知する。ここで、経路切り替えを検出する方法としては様々な方法があるが、例えば以下のような方法を用いることができる。
経路切り替わりの検知は、例えば、送信制御部が、制御部124からストリーム送信タイミングであることを通知されているにもかかわらず、ストリーム用バッファ142が空であることから推定することが可能である。
さらに、前述した推定方法に無線移動端末5との電波状態を加味することで、電波状態が悪化していたならば、無線移動端末5に経路切り替えた可能性が高いとすることも可能である。また、BSTAが、APに対し無線移動端末5へ送信するストリームの有無や、無線移動端末5との電波状態を有線または、無線経由で通知することも可能である。
経路が変わったことを検知した制御部124は、BSTAから、無線移動端末5への通信を帯域保証するために、BSTAに対し、帯域制御フレームを送信制御部122から送信する。このフレームは、BSTAに対して無線移動端末5宛のストリームデータフレームの送信を許可するものである。 APはこれ以降、特に経路切り替えを検知しない限り、ストリームの送信タイミングになるとBSTAに対し前記帯域制御フレームの送信を行う。
BSTAはこの制御フレームを無線ポート112から受信すると、受信制御部123は制御部124にこれを中継する。
制御部124は、帯域制御フレームを受信すると、送信制御部122にストリームの送信タイミングであることを通知する。
送信制御部122は制御部124からストリーミングの送信タイミングであることを通知されると、ストリーム用バッファ142からフレームを読み出し、無線ポート112から送信する。
かかる構成と手順によれば、サーバ60から送信されたデータフレームは、BSTAによって無線移動端末5に中継されるようになり、無線移動端末5は、帯域保証を維持したまま、通信の遅延や停止を発生させることなくより良い無線親機に切り替えることができる。
なお、本実施の形態として、無線経路の切り替えを無線移動端末5が自発的に、DLS手順や無線親機との電波状態の比較、無線親機の切り替えを行ったが、主無線親機が、無線移動端末5との通信状態の劣化を検知したことに応じて、無線移動端末5にDLS手順、無線親機の切り替えを促すフレームを行っても良い。
また、本実施の形態では、無線経路の切り替えをAPからBSTAに切り替える方法について説明したが、前述したようにAPが経路切り替えを検知し、無線移動端末へ送信するストリームを有するBSTAに帯域制御フレームの送信することで、BSTAからBSTA、BSTAからAPの切り替えについても、同様の処理により行える。
なお、ブリッジにおけるエージング処理などによって、ブリッジのMACアドレス管理テーブル531から無線移動端末5の情報が削除された場合、ブリッジは、宛先ポートが不明な場合は全てのポートに中継をおこなうため、サーバから送信された無線移動端末宛のデータフレームがAP、BSTAの両方から中継されてしまう。このようなケースでは、無線区間で重複したデータが送信されることになり、帯域が無駄に使用されてしまう。
無線移動端末5は、AP、STAから重複した同一のフレームを受信したことを検知したとき、受信したフレームの一方を廃棄すると共に、サーバ60に対し、APを経由して任意のフレームを送信する構成としても良い。
このような構成にした場合は、フレームがブリッジ50によって中継される際にブリッジ50の中継判定部520がMACアドレス管理テーブル531に無線移動端末5がポート501に接続していることを学習するため、サーバ60から無線移動端末5宛に送信されたデータをAPのみに中継するようになり、帯域を無駄に使用されることを抑制することができる。
無線移動端末5によるフレームの重複判定は、例えば、TCP/IPのシーケンス番号の比較や、MPEGのタイムスタンプなどを比較することによって可能である。
なお、ここでは、サーバ宛のフレーム送信はAP経由で行ったが、電波状態に応じてはBSTAを経由しても良い。
また、ここでは、無線移動端末はAP、BSTAからの重複受信を検知してから、サーバに対して任意のフレームの送信を行ったが、エージング処理によるブリッジのMACアドレス管理テーブル531から無線移動端末5の情報が削除されるのを防止するため、無線移動端末5は、サーバからのデータフレームの中継を行っている無線親機経由で、サーバに対して何らかのフレームを定期的にサーバに送っても良い。
なお、本実施の形態として、有線ネットワークの接続は、単一のLANケーブルによって行ったが、中間にブリッジやリピータ等の装置を介しても良い。
なお、以上に述べた実施の形態における主無線親機100及び副無線親機200の構成は、集積回路であるLSIとして実現することもできる。これらは、個別に1チップ化されても良いし、すべての構成、または一部の構成を含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法は、LSIに限るものではなく、専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩、または派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。
本発明にかかるネットワーク構成は、無線帯域の有効活用、帯域保証をしながらのシームレスな親機切り替えを実現し、ストリーム伝送のための無線通信方式として有用であり、宅内における無線LANを使用した無線IPテレビ電話等の用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1におけるネットワークの構成図 本発明の実施の形態1における主無線親機のブロック図 本発明の実施の形態1における副無線親機のブロック図 従来技術におけるブリッジのブロック図 従来技術におけるブリッジのMACアドレス管理テーブルの構成図 本発明の実施の形態1における主無線親機、副無線親機のMACアドレス管理テーブルの構成図 本発明の実施の形態1における主無線親機の帯域管理テーブルの構成図 本発明の実施の形態1における副無線親機の帯域管理テーブルの構成図 従来技術におけるネットワークの構成図
符号の説明
1、2、3 無線ネットワーク
5 無線移動端末
10、20 無線親機
50 ブリッジ
60 サーバ
100 主無線親機(AP)
200 副無線親機(BSTA)
111 無線ポート
112 有線ポート
120、220,520 中継判定部
121 クラシファイ判定部
122 送信制御部
123 受信制御部
124、224 制御部
125 経路切り替え検知部
131、531 MACアドレス管理テーブル
132、232 帯域管理テーブル
141 通常バッファ
142 ストリーム用バッファ
501、502、503 ポート

Claims (7)

  1. 有線で相互に接続された複数の無線親機と無線端末との間で通信を行う無線通信システムであって、
    前記複数の無線親機は、
    他の無線親機全てと通信可能な主無線親機と、
    前記主無線親機に帰属する副無線親機とから構成され、
    前記無線端末は、
    前記主無線親機に帰属し、
    前記副無線親機のうち直接無線通信可能な副無線親機と無線接続することにより、前記主無線親機と無線接続された副無線親機とのうちから無線親機を選択して通信を行う無線通信システム。
  2. 前記主無線親機は、前記無線端末の通信に必要な帯域を保証するために、一定周期ごとに所定の期間を前記無線端末の通信に割り当て、
    前記無線端末と通信を行う無線親機は、前記無線端末の通信に割り当てた期間に無線端末との通信を行う請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記主無線親機は、
    前記無線端末と通信を行っている無線親機が副無線親機である場合に、
    前記副無線親機に対して前記無線端末の通信に割り当てた期間を通知する管理フレームを送信する請求項2記載の無線通信システム。
  4. 前記主無線親機は、前記無線端末に対して接続可能な副無線親機の情報を通知する請求項1記載の無線通信システム。
  5. 前記無線端末は、通信を行う無線親機を前記主無線親機から通知された副無線親機へ切り替える請求項4記載の無線通信システム。
  6. 前記無線端末は、前記選択可能な無線親機のうち電波状態の良好な無線親機を選択して通信を行う請求項1記載の無線通信システム。
  7. 前記主無線親機はIEEE802.11で規定されたアクセスポイントであり、前記副無線親機はIEEE802.11で規定されたステーションである請求項1記載の無線通信システム。
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