JP4762956B2 - Imsネットワーク環境におけるコール連続性を管理するためのシステムおよび方法 - Google Patents

Imsネットワーク環境におけるコール連続性を管理するためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4762956B2
JP4762956B2 JP2007210025A JP2007210025A JP4762956B2 JP 4762956 B2 JP4762956 B2 JP 4762956B2 JP 2007210025 A JP2007210025 A JP 2007210025A JP 2007210025 A JP2007210025 A JP 2007210025A JP 4762956 B2 JP4762956 B2 JP 4762956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
network node
imrn
network
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007210025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008048406A5 (ja
JP2008048406A (ja
Inventor
バックリー エイドリアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BlackBerry Ltd
Original Assignee
Research in Motion Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Research in Motion Ltd filed Critical Research in Motion Ltd
Publication of JP2008048406A publication Critical patent/JP2008048406A/ja
Publication of JP2008048406A5 publication Critical patent/JP2008048406A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4762956B2 publication Critical patent/JP4762956B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5061Pools of addresses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5084Providing for device mobility
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/102Gateways
    • H04L65/1023Media gateways
    • H04L65/103Media gateways in the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/102Gateways
    • H04L65/1033Signalling gateways
    • H04L65/104Signalling gateways in the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1083In-session procedures
    • H04L65/1095Inter-network session transfer or sharing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/08Upper layer protocols
    • H04W80/10Upper layer protocols adapted for application session management, e.g. SIP [Session Initiation Protocol]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1016IP multimedia subsystem [IMS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/04Network layer protocols, e.g. mobile IP [Internet Protocol]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

本特許開示は、一般的に通信ネットワークにおけるコール処理に関する。より具体的には、限定のためではなく、本特許開示は、回線交換(CS)ネットワークおよびIPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークを含むネットワーク環境におけるコール連続性を管理するためのシステムおよび方法に向けられる。
モバイルボイスオーバIP(VoIP)ハンドオーバは、ユーザが、IPベースのネットワーク(たとえばワイヤレスLAN(WLAN)またはWi−MAXネットワークなど)と回線交換セルラネットワークとの間で移動する際に、音声コールを継続するプロセスである。そのようなハンドオーバを実現するために、現在の第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)(3GPP)規格は、デュアルモードワイヤレスユーザ機器(UE)デバイスがドメイン間連続性をリクエストするコールを発呼するときに、該コールが、IPマルチメディアサブシステム(IMS)と呼ばれる新しいIPベースのネットワークアーキテクチャに配置されるコール連続性制御機能(CCCF)エレメントにルーティングされることを指定する。コールルーティング処理をインプリメントする、提案された解決法の1つは、E.164番号の形態で公衆サービス識別(Public Service Identity)(たとえば呼び出されたパーティの番号)を提供することであり、該公衆サービス識別に対してコール参照識別が付加され得ることによって、IPマルチメディアルーティング番号(IMRN)を生成する。しかし、コール参照識別ディジットがE.164番号に付加されるときに、ITU−T規格の下で指定される15ディジット長の制限よりも長い番号に帰結する。したがって、そのような番号がネットワークを介してルーティングされるときに、余分のディジットが失われ得る可能性がある。さらに、IMSネットワークにおけるCCCFエレメントに提供される発信者ID情報への依存がある場合には、この情報は、ISDNユーザパート(ISDN User Part)(ISUP)信号方式を使用する国際ISDNインフラストラクチャにおいて失われ得る。さらに、IMSは、UEデバイスからの異なる共通の公衆識別(Public Identity)の複数の登録をサポートするように設計されているので、正確なコールレッグ(call leg)を確立することは、コール連続性を実現する上で最も重要になる。
(概要)
本特許開示は、回線交換(CS)ネットワークおよびIPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークを含むネットワーク環境において、コール連続性を管理するためのスキームに広く向けられ、ユーザ機器(UE)デバイスによって供給される一定の一意の識別(ID)情報が利用される。一意のID情報は、インスタンスIDおよび/または広域にルーティング可能なユーザエージェントユニフォームリソース識別子(Globally Routable User Agent Uniform Resource Identifier)(GRUU)を含み得る。さらに、インスタンスIDは、IMEI、IMEISV、MIN、ESN、MACアドレス、またはUEデバイスを識別するために使用され得る任意の他の一意のレイヤ2アドレスであり得る。UEデバイスによってコールが発呼されるときに、コールに関連するコール情報(一意のID情報を含む)は、IMSネットワークに配置されたノードに提供される。ネットワークノードにおいて、E.164番号のプールは、IPマルチメディアルーティング番号(IMRN)として維持され、IMRNは、UEデバイスから受信されたコール情報の少なくとも一部分に関連づけるために、動的にアロケートされ得る。ネットワークノードは、関係をマッピングすることにおいて、選択IMRNをコール情報の少なくとも一部分と関連づけ、一意のID情報が、進行中のコールに対応する。ネットワークノードは、該コールをUEデバイスに返す。動的にアロケートされたIMRNがUEデバイスによって送信されるときに、ネットワークノードは、呼び出されたパーティに関してコール連続性を実現するために、IMRNマッピングを利用する。次にIMRNは、将来の使用のために、IMRNのプールに解放し戻され得る。適切なタイマーがデバイスおよびCCCFエンドポイントにおいて提供され得、その結果、コールに関連するコール参照番号が有効である(たとえばタイムアウトしていない)か、または動的にアロケートされたIMRNが有効である(たとえばタイムアウトしていない)かが検証され得る。オプションとして、解放されたIMRNは、ある期間にわたって隔離され得る。
一局面において、IMSネットワークにおいてコールに関連するUEデバイスを用いて動作可能な方法の実施形態が開示される。クレームされる実施形態は、以下の動作のうちの1つ以上を含む:該コールに関連するコール情報を、該UEデバイスによって、該IMSネットワークに配置されるネットワークノードに提供することと;動的にアロケートされたIMRNを該ネットワークノードから受信することに応答して、該コールに関連するコール参照番号が有効であることを検証することとであって、該動的にアロケートされたIMRNはコール情報の少なくとも一部分にマッピングされる、ことと;検証する際に、該動的にアロケートされたIMRNと該コール情報の該部分との間の関係に基づいて、コール連続性を実現するために、該動的にアロケートされたIMRNを、該UEデバイスによって該ネットワークノードに提供すること。
別の局面において、IMSネットワークにおいてコールを発呼するように動作可能なUEデバイスの実施形態が本明細書中に開示される。クレームされる実施形態は、以下のエレメントのうちの1つ以上を含む:該コールに関連するコール情報を、該IMSネットワークに配置されたネットワークノードに提供するための手段と;動的にアロケートされたIMRNをネットワークノードから受信することに応答して、該コールに関連するコール参照番号が有効であることを検証するための手段であって、該動的にアロケートされたIMRNは、該コール情報の少なくとも一部分にマッピングされる、手段と;該検証に応答して、該動的にアロケートされたIMRNと該コール情報の該部分との間の関係に基づいて、コール連続性を実現するために、該動的にアロケートされたIMRNを該ネットワークノードに提供するための手段。
さらに別の局面において、IMSネットワークノードの実施形態が本明細書中に開示され、以下のエレメントのうちの1つ以上を含む:IMRNのプールを維持するための手段であって、選択IMRNは、UEデバイスによって発呼されたコールに関して、該UEデバイスから受信されたコール情報の少なくとも一部分に動的にアロケートされることが可能である、手段と;該選択IMRNを該UEデバイスから受信された一意のIDパラメータ(すなわち、GRUU、IMEI、IMEISV、MIN、ESN、MACアドレス、または任意の他の一意のレイヤ2アドレスなど)に関連づけ、該選択IMRNを該UEデバイスに提供する手段と;該コールに関してコール連続性プロセスを実現するために、該選択IMRNが該ネットワークノードに返されたときに、該選択IMRNが有効であることを検証するための手段。
本発明はさらに、以下の手段を提供する。
(項目1)
インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)ネットワーク(112)において、コールに関連するユーザ機器(UE)デバイス(302)を用いて動作可能な方法であって、該コールは、呼び出されたパーティに向けて発呼され、該方法は、
動的にアロケートされたIPマルチメディアルーティング番号(IMRN)をネットワークノード(308)から受信することに応答して、該コールに関連するコール参照番号が有効であることを検証することであって、該動的にアロケートされたIMRNは、該UEデバイス(302)によって提供されたコール情報の少なくとも一部分にマッピングされる、ことと、
検証する際に、該動的にアロケートされたIMRNと該コール情報の該部分との間の関係に基づいて、コール連続性を実現するために、該動的にアロケートされたIMRNを、該UEデバイス(302)によって該ネットワークノード(308)に提供することと
を包含する、方法。
(項目2)
上記コール情報は、上記UEデバイス(302)に関連する一意の識別(ID)パラメータおよび上記呼び出されたパーティの番号のうちの、少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記一意のIDパラメータは、グロバリールータブルユーザエージェント(UA)ユニフォームリソースアイデンティファイヤ(URI)(GRUU)、インターナショナルモバイルステーションイクイップメントアイデンティティ(IMEI)、IMEIソフトウェアバージョン(IMEISV)、エレクトロニックシリアルナンバー(ESN)、モバイルアイデンティティナンバー(MIN)、および該UEデバイス(302)に関連する一意のレイヤ2アドレスのうちの、少なくとも1つを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記コール情報は、ユーザ間信号方式メッセージ、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)メッセージ、およびアンストラクチャードサプリメンタリーサービスデータ(USSD)メッセージのうちの、1つを介して、上記ネットワークノード(308)に提供される、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記動的にアロケートされたIMRNは、SIPメッセージおよびUSSDメッセージのうちの1つを介して、上記UEデバイス(302)によって受信される、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記ネットワークノード(308)は、CCCFノードおよびVCCアプリケーションのうちの1つを含む、項目1、項目2、項目3、項目4、または項目5に記載の方法。
(項目7)
インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)ネットワーク(112)においてコールを発呼するように動作可能なユーザ機器(UE)デバイス(302)であり、該コールは呼び出されたパーティに向けられており、該UEデバイスは、
手段(633、648)であって、動的にアロケートされたIPマルチメディアルーティング番号(IMRN)をネットワークノード(308)から受信することに応答して、該コールに関連するコール参照番号が有効であることを検証する手段であって、該動的にアロケートされたIMRNは、該UEデバイス(302)によって提供されるコール情報の少なくとも一部分にマッピングされる、手段と、
手段(602、604、648)であって、該検証に応答して、該動的にアロケートされたIMRNと該コール情報の該部分との間の関係に基づいて、コール連続性を実現するために、該動的にアロケートされたIMRNを該ネットワークノード(302)に提供する手段と
を備える、UEデバイス。
(項目8)
上記コール情報は、上記UEデバイス(302)に関連する一意の識別(ID)パラメータおよび上記呼び出されたパーティの番号のうちの、少なくとも1つを含む、項目7に記載のUEデバイス(302)。
(項目9)
上記一意のIDパラメータは、グロバリールータブルユーザエージェント(UA)ユニフォームリソースアイデンティファイヤ(URI)(GRUU)、インターナショナルモバイルステーションイクイップメントアイデンティティ(IMEI)、IMEIソフトウェアバージョン(IMEISV)、エレクトロニックシリアルナンバー(ESN)、モバイルアイデンティティナンバー(MIN)、および該UEデバイス(302)に関連する一意のレイヤ2アドレスのうちの、少なくとも1つを含む、項目8に記載のUEデバイス(302)。
(項目10)
上記コール情報は、ユーザ間信号方式メッセージ、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)メッセージ、およびアンストラクチャードサプリメンタリーサービスデータ(USSD)メッセージのうちの、1つを介して、上記ネットワークノード(302)に提供される、項目7に記載のUEデバイス(302)。
(項目11)
上記動的にアロケートされたIMRNは、SIPメッセージおよびUSSDメッセージのうちの1つを介して、上記UEデバイス(302)によって受信される、項目7、項目8、項目9、または項目10に記載のUEデバイス(302)。
(項目12)
インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)ネットワーク(112)の中で動作可能なネットワークノード(308)であって、該ネットワークノードは、
IPマルチメディアルーティング番号(IMRN)のプールを維持するための手段(122、126)であって、選択IMRNは、ユーザ機器(UE)デバイス(302)によって発呼されたコールに関して、該UEデバイス(302)から受信されたコール情報の少なくとも一部分に動的にアロケートされることが可能である、手段と、
該選択IMRNを該UEデバイス(302)から受信された一意の識別(ID)パラメータに関連づけ、該選択IMRNを該UEデバイス(302)に提供する手段(126)と、
該コールにするコール連続性プロセスを実現するために、該選択IMRNが該ネットワークノード(308)に返されたときに、該選択IMRNが有効であることを検証する手段(124、126)と
を備えている、ネットワークノード。
(項目13)
上記選択IMRNは、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)メッセージおよびアンストラクチャードサプリメンタリーサービスデータ(USSD)メッセージのうちの1つを使用して、上記UEデバイス(302)に提供される、項目12に記載のネットワークノード(308)。
(項目14)
カスタマイズドアプリケーションズフォーモバイルエンハンストロジック(CAMEL)アプリケーションパート(CAP)メッセージ、USSDメッセージ、およびRFC3033に準拠したメカニズムのうちの1つを介して、上記一意のIDパラメータを受信する手段をさらに備えている、項目12に記載のネットワークノード(308)。
(項目15)
上記選択IMRNを将来の使用のためにIMRNのプールに解放する際に、該選択IMRNを隔離する手段(124、126)をさらに含む、項目12、項目13、または項目14に記載のネットワークノード(308)。
(摘要)
一実施形態において、回線交換(CS)ネットワークおよびIPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワーク(112)を含むネットワーク環境(100)において、コール連続性を管理するためのスキームが開示され、ユーザ機器(UE)デバイス(302)によって供給される一意の識別(ID)情報が利用される。IMSネットワークノード(308)において維持される、動的にアロケート可能なIPマルチメディアルーティング番号(IMRN)のプールは、IMRNをUEデバイス(302)から受信されたコール情報に関連づけるために使用される。該コール情報は、GRUU、インスタンスID、およびコールに関連する呼び出されたパーティ番号のうちの少なくとも1つを含み得る。動的にアロケートされたIMRNがUEデバイス(302)によって返されるときに、ネットワークノード(308)は、呼び出されたパーティに関するコール連続性を実現するために、IMRNマッピングを利用する。
(詳細な説明)
本特許開示のシステムおよび方法は、どのようにしたら実施形態が最良に作られて使用され得るかという種々の実施例を参照して、ここで説明される。図面およびいくつかの図面の全体を通して、同様の参照番号が使用されることによって、同様のまたは対応するパーツを示し、種々のエレメントは必ずしも縮尺通りに描かれていない。ここで図面(より具体的には図1)を参照すると、例示的なネットワーク環境100が示され、本特許開示の実施形態は、UEデバイスによって発呼されたコールに関するコール連続性を管理するために実施され得る。示されるように、ネットワーク環境100は、アクセススペース104を含み、アクセススペース104は、複数のUEデバイス102−1〜102−Nにとって利用可能な多数のテクノロジーからなる。本開示の目的のために、UEデバイスは、テザー(tether)されたかまたはテザーされていない任意の通信デバイスであり得、適切なワイヤレスモデムまたはモバイル通信デバイス(たとえば携帯電話またはメッセージの送受信やウェブ閲覧などができるデータイネーブルのハンドヘルドデバイス)を備えた任意のパーソナルコンピュータ(たとえば、デスクトップ、ラップトップ、パームトップ、またはハンドヘルドコンピューティングデバイス)、または電子メール、ビデオメール、インターネットアクセス、企業データアクセス、メッセージング、カレンダリング(calendaring)およびスケジューリング、情報管理、および同様なことができる、任意の拡張PDAデバイスまたは統合された情報機器を含み得る。好ましくは、UEデバイスは、回線交換(CS)ならびにパケット交換(PS)通信の両方に従事し得るという点と、連続性を失うことなく通信の1つのモードから通信の別のモードへと移行し得るという点とにおいて、複数のモードで動作可能である。
アクセススペース104は、CSネットワークおよびPSネットワークの両方からなり得、ワイヤレス技術、ワイヤライン(wireline)技術、ブロードバンドアクセス技術などを含み得る。たとえば、参照番号106は、モバイル通信のためのグローバルシステム(Global System for Mobile Communications)(GSM)および符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)(CDMA)などのワイヤレス技術を指すが、本明細書の教示は、任意の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)に準拠したセルラネットワーク(たとえば3GPPまたは3GPP2)にも拡張され得ることが考えられる。参照番号108は、ブロードバンドアクセスネットワークを指し、ブロードバンドアクセスネットワークは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク、またはWLAN、Wi−MAXネットワーク、ならびにDSL、ケーブルブロードバンドなどの固定ネットワークを含む。アクセススペース104の一部として、従来のワイヤラインPSTNインフラストラクチャ110も例示されている。
IPマルチメディアサブシステム(IMS)コアネットワーク112は、任意のCSベースのネットワークを含む上述の種々のアクセスネットワークに結合される。周知のように、3GPPによって定義されるIMS規格は、サービスプロバイダが、任意のネットワークタイプにわたるIPを介して配信され得る種々のサービスを管理することを可能にするように設計されており、IPは、ベアラ(bearer)トラフィックおよびセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol)(SIP)ベースの信号方式トラフィックの両方を移送するために使用される。概して、IMSは、マルチメディアサービスを提供することができるアプリケーション(すなわちサービス)およびネットワーク(すなわちアクセス)を管理するためのフレームワークである。IMSは、「アプリケーションサーバ」を、サブスクライバが利用するサービス(たとえば音声コール連続性(VCC)、プッシュトーク(Push−To−Talk)(PTT)など)を配信するネットワークエレメントとして定義する。IMSは、各アプリケーションサーバ(AS)が有することを要求される共通の制御コンポーネント(たとえば、サブスクライバプロフィール、IMSモビリティ、ネットワークアクセス、認証、サービス認可、課金および支払い請求、オペレータ間機能、および従来の電話ネットワークとの相互使用)を定義することによって、アプリケーションを管理する。
IMSは、主にGSMネットワークを扱う3GPP規格本文によって定義されるが、別のグループである3GPP2は、マルチメディアドメイン(Multimedia Domain)(MMD)と呼ばれるきわめて類似したアーキテクチャを定義することに関与する。MMDは基本的にCDMAネットワークのためのIMSであり、MMDおよびIMSはおおよそ同等であるので、「IMS」という用語は、適用可能な場合には、本特許開示において、IMSおよびMMDの両方を集合的に指すために使用され得る。
図1を参照し続けて、参照番号114−1〜114−Nは、上で触れたように、種々のサービス(たとえばVCC、PTTなど)をサポートするように動作可能な複数のASノードを指す。特に、VCC ASノード114−Nは、VCC可能なデバイスによって発呼されたコールに関して、コール連続性および適切なドメイン選択を実現するように動作可能である。一般的に、AS114−Nは、サブスクライバのホームIMSコアネットワークの一部として提供され得、ホームIMSコアネットワークは、コール連続性制御機能(CCCF)116およびネットワークドメイン選択(NeDS)118と呼ばれる機能をインプリメントする。本質的に、AS114−NのCCCF部分116は、新しいIMSアプリケーションサーバエレメントとして動作可能であり、該IMSアプリケーションサーバエレメントは、ホームIMSネットワークに常駐し、CDドメインとIMSドメインの間のコールハンドオーバ/ルーティングを含むすべてのコールセッションおよび関連するモバイルボイスオーバIP(VoIP)ベアラトラフィックを追跡する。AS114−NのNeDS部分118は、とりわけ、IMSネットワークとCSネットワーク(たとえばGSMまたはCDMA)との間の登録/登録抹消の管理を実行することを担う。潜在的には別々の機能であるが、図1に図示されるように、CCCF機能およびNeDS機能の両方を単一のIMS互換ネットワークエレメント114−Nに統合することが可能である。また、適切なセッション制御機能(SCF)120は、適用可能な無線アクセス技術(たとえばgsmSCF)に関して、VCC ASノード114−Nの一部として提供され得る。追加のVCC関連の機能的エンティティは、以下を含み得る:ドメイン転送機能(Domain Transfer Function)(DTF)(機能的エンティティFE−A(Functional Entity FE−A)とも呼ばれる)、CS適合機能(CS Adaptation Function)(CSAF)(FE−Bとも呼ばれる)、CAMELサービス(CAMEL Service)(FE−Cとも呼ばれる)、およびドメイン選択機能(Domain Selection Function)(DSF)(FE−Dとも呼ばれる)。これらは「VCCアプリケーション(VCC Application)」を形成する。したがって、本開示の目的のために、IMSコアネットワーク(たとえばAS114−Nなど)に関する「ネットワークノード」という用語は、適用可能な場合には任意の組み合わせにおける以下の機能のうちの1つ以上を含み得る:FE−A〜FE−D、gsmSCF、CCCF、およびNeDS。
さらに、図1には示されないが、VCCノード114−Nなどの、コールまたはセッションを実際に管理する種々のIMSネットワークエンティティをサポートするために、ホームIMSネットワーク112の一部として、ホームサブスクライバサーバ(Home Subscriber Server)またはHSSと呼ばれるマスターユーザデータベースが提供される。一般的に、HSSデータベースは、ユーザプロフィール(すなわちサブスクリプション関連情報)を含み得る。ユーザプロフィールは、国際モバイルサブスクライバ識別(International Mobile Subscriber Identity)(IMSI)、時間的モバイルサブスクライバ識別(Temporal Mobile Subscriber Identity)(TMSI)、国際モバイル機器識別(International Mobile Equipment Identity)(IMEI)、モバイルサブスクライバISDN番号(Mobile Subscriber ISDN Number)(MSISDN)、ならびにTelユニフォームリソース識別子(Tel−Uniform Resource Identifier)(URI)またはSIP−URIとしてインプリメントされるIMマルチメディア私設識別(IM Multimedia Private Identity)(IMPI)およびIPマルチメディア公衆識別(IP Multimedia Public Identity)(IMPU)などの追加のIMS特有の識別などの、種々のユーザ識別およびデバイス識別を含む。IMPIは特定のUEデバイスに一意のものであるが、IMPIごとに複数の公衆識別(すなわちIMPU)を有することが可能である。さらに、IMPUはまた、別のUEデバイスと共有され得、その結果、同一の識別(たとえば家族全体のための単一の電話番号)によって2つ以上のデバイスが到達され得る。
さらに、適切なデータベース構造(たとえばDB122)、タイマーメカニズム(たとえばタイマー124、および適切な論理126は、IPマルチメディアルーティング番号(IMRN)のプールを構成および管理する目的のために、AS114−Nに関連して提供され得る。IMRNは、VCCディレクトリ番号またはVDNとも呼ばれ、以下にさらに詳細に説明されるように、コールルーティングおよびコール連続性を管理する目的のために、IMRNから、選択IMRN/VDNが動的にアロケートされ得る。
本特許出願の「背景」項目において触れたように、コールが進行中である間に、コール連続性を必要とするコールをUEデバイスが発呼するときに、そのコールは、サブスクライバのホームIMSネットワークのネットワークノードにルーティングされる。しかし、上で指摘したように、そのようなルーティング処理は、種々の欠陥を有することが公知である。
本特許開示の教示に従って、CCCF機能を有するIMSネットワークノードには、好ましくは、以下を実行するための適切な論理/構造/ソフトウェア/ファームウェアモジュールが提供される:ネットワークノード上で終結するIMRNとして動作可能なE.164番号のプールを管理すること;呼び出されたパーティ番号および/またはUEデバイスから受信された一定の一意のID情報に、選択IMRNを動的にアロケートし、該選択IMRNをUEデバイスに提供すること;呼び出されたパーティ番号に関してコールルーティング/連続性処理を実現するために、選択IMRNがネットワークノードに返されたときに、該選択IMRNがタイムアウトしていないことを検証すること;および、オプションとして、該選択IMRNを将来の使用のためにIMRNプールに解放し戻したときに、ある期間にわたって該選択IMRNを隔離すること。
動的にアロケート可能なIMRNのプールを管理するために、ネットワークノード(たとえばVCC AS114−N)は、E.164番号に関して多数の方法で構成され得る。たとえば、特定のE.164番号は、IMRN範囲の「開始アドレス」番号として提供され得る。別のE.164番号は、該IMRN範囲に関して、範囲区切りとして動作し得る。柔軟性を可能にするために、様々な番号範囲から構成されるように様々なIMRNのプールを提供することが望ましくあり得る。さらに、アロケートされたIMRNが有効であり続ける(たとえばIMRNがタイムアウトしていない、すなわちIMRNが適切な時間制限の範囲内で使用される)こと、または適切な隔離時間が適用されることを保証するために、適切なタイマーメカニズムが、ネットワークノードにおいてインプリメントされ得る。以下にさらに詳細に説明されるように、ネットワークノードにおけるIMRNに関連するタイマーの管理、および発呼するUEデバイスにおけるコール参照番号に関連するタイマーの管理は、IMRNの動的な提供を可能にし、該IMRNは、IMRNを生成するためにE.164番号に余分のディジットを付加する必要なしに、コールルーティング/連続性のために使用され得る。
図2Aは、UEデバイスによるコールに関してコールルーティング/連続性を管理するための本特許開示の全体的な方法の例示的実施形態のフローチャートを示す。ブロック202において、コールに関連する種々の情報の断片(本明細書では集合的に「コール情報」と呼ばれ得る)(コールに関連するコール参照番号、呼び出されたパーティ番号(またはB番号)、サブアドレス情報、ならびにUEに関連する一意のID情報など)は、発呼するUEデバイスによって、IMSネットワークノード(たとえばASネットワークノード114−N)に提供される。本明細書における教示に従って、一意のID情報は、インスタンス識別子(Instance Identifier)(ID)および/またはUEデバイスに関連するGRUUを含み得る。ここで、インスタンスIDは、IMEI、IMEIソフトウェアバージョン(IMEI Software Version)(IMEISV)、MACアドレスまたは一意のレイヤ2アドレス、電子シリアル番号(Electronic Serial Number)(ESN)、およびデバイスに提供されるモバイル識別番号(Mobile Identification Number)(MIN)のうちの、少なくとも1つを含み得る。また、タイマーは、コール情報の少なくとも一部分を監視するために使用されるUEデバイス上で開始され得る。特に、タイマーは、特定のコール参照番号が生成されてネットワークノードに転送されてからの経過時間を監視するためにインプリメントされる。ネットワークノードにおいて、IMRNのプールから選択されたIMRNは、コール参照番号に動的に関連づけられる。ここで、IMRNは、コール情報(たとえば受信された呼び出されたパーティ番号、またはインスタンスIDおよび/またはGRUU)の少なくとも一部分にマッピングされる(ブロック204)。また、タイマーは、動的にアロケートされたIMRNに関連する活動時間変数を監視するために、ネットワークノードにおいて開始され得る。その後、下記に説明されるように、動的にアロケートされたIMRNは、適切なメッセージングを使用してUEデバイスに提供される。動的にアロケートされたIMRNがUEデバイスにおいて受信されると、IMRNが期限経過していないことを保証するために、コール参照番号に関連する経過時間が監視される(ブロック206)。経過時間が選択条件を満たす(たとえば活動時間値の範囲内にある)場合には、動的にアロケートされたIMRNは、UEデバイスによって受け入れられる(ブロック208)。次に、動的なIMRNを使用して、UEデバイスによって適切な設定が開始され、それによって、受け入れられたIMRNは、ネットワークノード上で終結するので、ネットワークノードに返される。IMRNがネットワークノードにおいて受信されると、活動時間変数がタイムアウトしていないことを保証するために活動時間変数が監視される。その後、動的にアロケートされたIMRNに関連する、呼び出されたパーティ番号、GRUU、および/またはインスタンスID(すなわち一意のIDデータ)は、コールレッグの間で適切な接続を行うことによって、コールをルーティングするために利用される(ブロック210)。1つのインプリメンテーションにおいて、動的なIMRNは、オプションとしてIMRNのプールに返され得る。ここで、IMRNは、再使用されるかまたは将来の使用のために利用可能になる前に、一定期間にわたって隔離され得る。(ブロック212)。
ここで図2Bおよび2Cを参照すると、上述の方法論のデバイス中心の部分およびネットワーク中心の部分が、例示的なアプリケーションにおいてさらに詳細に述べられる。ブロック222において、UEデバイスの適切な論理は、コールに関連するコール情報を、図1におけるAS114−NなどのVCCノードに提供するように動作可能である。動的にアロケートされたIMRNを受信することに応答して、UEデバイスは、コールに関連するコール参照番号が有効であることを検証するように動作可能である(ブロック224)。検証すると、UEデバイスは、その後、IMRNをVCCノードに提供することによって、出て行くコールレッグを設定し、異なるドメインにおける、既存のコールとの連続性を維持する(ブロック226)。ネットワークノード(たとえばAS114−N)における動作に関して、GRUUおよび/またはインスタンスID情報を含むコール情報を受信すると、ノードにおける適切な論理は、そのデータベースに多数の検証を実行するように応答指令信号を送る。検証は、ユーザがVCCサービスを取得することを許可されるかどうかを決定するために行われ得る。別の検証は、UEデバイスから受信された一意のID情報がネットワークノードのデータベースに存在するかどうかに関連し、そうである場合には、動的なIMRNが割当てられて、受信された一意のID情報に対応する進行中のコールに関連づけられる(ブロック252)。その後、動的なIMRNは、適切なメッセージングを介してUEデバイスに提供される(ブロック254)。動的なIMRNがUEのVCCコール設定の一部としてネットワークに返されるときに、ネットワークノードは、VCCコールレッグを進行中のコールにリンクさせるために以前に生成されたGRUU/インスタンスIDレコードに対して、返されたIMRNを相関させる(ブロック256)。また、上述されたように、ネットワークノードは、受信されたIMRNがタイムアウトしていないことを検証するために適切な論理を含み得る。
コール情報(すなわち呼び出されたパーティ番号)、コール参照番号、一意のID情報などが、UEデバイスによって、サービスするネットワークノードに送信されたときには、ネットワークノードにおける適切な論理が、受信されたコール情報をE.164ベースのIMRNにマッピングするレコードを生成し得、該レコードはUEデバイスに送信し戻されることを、当業者は上述に基づいて理解する。関連して、例示的なアプリケーションにおいて、進行中のSIPダイアログと、そのダイアログについてのSIP請求メッセージにおいてその一意のID情報が提供されているUEデバイスとがある場合であって、UEデバイスが、GRUUおよび/またはそのVCCリクエストメッセージングにおけるインスタンスID(たとえばブロック202において提供されたようなもの)をVCCノードに送信することによってドメイン間転送を実現するときには、VCCノードはリクエストを進行中のダイアログに相関させ得、そこで、動的なIMRNは、進行中のコールセッションにリンクされ得る。デバイス側において、受信されたIMRNをコール参照番号に相関させると、UEは、ネットワークノード上で終結するIMRNを使用してコールを設定する。次に、IMRNは、進行中のコールを呼び出されたパーティに継続するためのIMRN/コール情報マッピングに対して、応答指令信号を送られる。
UEデバイスとホームIMSネットワークのVCC/ネットワークノードとの間のメッセージフローは、他の多数の適切なネットワークインフラストラクチャエレメントを通して取り次がれ得、デバイス性能ならびにネットワーク特徴および使用されるプロトコルに依存して、多数の方法でインプリメントされ得ることが、当業者によって理解されるべきである。一般的に、メッセージフローは、UEデバイスとそのホームIMS VCC/ネットワークノードとの間に配置された、モバイル交換センター(MSC)およびメディアゲートウェイ制御機能(MGCF)エレメントなどのネットワークエレメントを介して取り次がれ得る。また、MGCFノードとVCCノードとの間に配置された、インタロゲーティングコールセッション制御機能(Interrogating Call Session Control Function)(I−CSCF)およびサービングCDCF(Serving CDCF)(S−CSCF)ノードなどの、追加のIMS制御プレーンノードがあり得る。メッセージフローの多数の例示的インプリメンテーションが以下に述べられ、そこでは、動的にアロケートされたIMRNが、CSドメインにおいて発呼されたコールに関してコールルーティング/連続性を実現するために利用される。
図3Aは、メッセージフローの実施形態300Aを示し、モバイル拡張論理のためのカスタマイズされたアプリケーション(Customized Applications for Mobile Enhanced Logic)(CAMEL)を含むユーザ間(User−to−User)信号方式がインプリメントされる。機能のCSドメインモードおよびIMSドメインモードを有する例示的なUEデバイス302は、設定メッセージ(310)を、訪問されるMSC304に対して生成するように動作可能であり、設定メッセージは、コール参照識別または番号、呼び出されたパーティ番号、サブアドレス情報など、ならびにGRUUおよび/またはインスタンスID情報などの、適用可能なコール情報を含む。コール参照番号に関連する活動時間変数を監視するために、適切なタイマーメカニズム309が、UEデバイスにおいて開始され得る。設定メッセージ310に応答して、MSC304は、CAMELアプリケーションパート(CAMEL Application Part)(CAP)互換メッセージ312、初期検出ポイント(Initial Detection Point)(DP)メッセージを生成し、これらのメッセージは、ユーザのホームIMSネットワークに配置されたネットワークノード308に対して、コール情報の少なくとも一部分を運ぶ。ユーザがVCCコールを行うことを許可されていることを検証すると、ネットワークノードのgsmSCF機能は、受信された呼び出されたパーティ番号に基づいて、選択IMRNを動的にアロケートし、CAP接続(CAP Connect)メッセージ314を介して、それをMSC304に戻す。動的にアロケートされたIMRNに関連する活動時間変数を監視するために、適切なタイマーメカニズムが、ネットワークノード308において開始され得る(ブロック316)。UEデバイスのタイマーメカニズムに基づいて、コール参照がタイムアウトしていないことを検証した後、CAP接続メッセージ314の受信に応答して、MSC304は、初期アドレスメッセージ(Initial Address Message)(IAM)318を開始する。初期アドレスメッセージは、動的なIMRNならびにGRUUおよび/またはコールルーティングのためのMGCFに向けたユーザ間信号方式におけるインスタンスIDを含む。SIP請求メッセージ320はMGCF306によって生成され、MGCF306はネットワークノード308に向けたRFC3033によるユーザ間信号方式を含み、次にネットワークノード308は、GRUUおよび/またはインスタンスIDを使用し、オプションとして、呼び出されたパーティ(図示せず)に対してコールを継続するための原動力を利用する。ネットワークノード308は、GRUUおよび/またはインスタンスIDが見いだされ得るかどうかを知るために、その出て行くコールを調べるように動作可能である。SIP請求320に続いて、MGCF306と呼び出されたパーティとの間で、種々の中間SIPメッセージおよびリソースアロケーション/リザベーションネゴシエーションが生じ得ることが、認識されるべきであり、そのことは本明細書中には特に詳細には記載されない。また、UEデバイス302と呼び出されたパーティとの間にベアラ経路が確立される前に生じる追加のISUPメッセージングは、本明細書中には示されない。
動的にアロケートされたIMRNがネットワークノード308においてSIP請求320を介して受信されると、タイマーメカニズムは、IMRNがタイムアウトしたかどうかを検証するために停止され得る(ブロック322)。タイムアウトした場合には、SIP請求メッセージは放棄され得、コールルーティング処理は終了させられ得る。IMRNがタイムアウトしていない場合には、CCCFは、もともとの呼び出された番号を使用してコールレッグを設定し得、一意のID−IMRN相関関係に基づいて、それを進行中のセッションにリンクさせ得る。さらに、発呼者ID(CallerID)(CID)がSIP請求メッセージ320において受信されなかった場合には、ネットワークノード308は、適切なプライバシーオプションを有するCIDを挿入し得る。CCCFによってコールルーティングのためのIMRNを使用した後、IMRNはIMRNプールに戻され得、そこで隔離タイマーが開始され得(ブロック324)、その結果、IMRNは、ある期間の後に隔離タイマーが停止される(ブロック326)まで、さらなる使用を禁止される。
上述に指摘されたように、デバイス側におけるタイマーメカニズムはまた、コール参照番号がタイムアウトしていないことを保証するために使用され得、その参照番号は、ネットワークノードから受信された情報(たとえば動的なIMRN)を相関させるために、UEデバイスによって使用される。同一の参照番号がネットワークノードから受信し戻される前にタイマーが期限切れになる場合には、UEデバイスは所定の回数(たとえば5回の試み)にわたってコール処理を再試行し得、その後、応答が受信されない場合には、コール手続きは失敗したと見なされ得る。言い換えると、UEデバイスが、もはや有効ではない参照番号を受信する場合には、参照番号は放棄され得、コール手続きは終了され得る。
メッセージフローの別のバリエーションである実施形態300Bが図3Bに示される。メッセージフローの実施形態300Bは、一意のIDデータを取得するためにUEデバイス302とMSC304との間に追加のメッセージングが提供される点を除いて、上述の実施形態300Aと同様である。UE302からの設定メッセージ352は、種々のコール情報の断片を含むが、GRUU/インスタンスID情報は有さない。設定メッセージ352に応答して、UE302に向けてその一意のID(たとえば3GPPにおけるProvide IMEI)に対してMSC304によってリクエスト354が生成される。それに応答して、UE302は、その一意のIDを、メッセージ356を介してMSC304に提供し、次にMSC304は、ネットワークノード308に向けてCAP初期DPメッセージ358を生成し、該メッセージは、UEデバイスの一意のIDデータを含む。ユーザがVCCコールを行うことを許可されていることを検証すると、ネットワークノード308のgsmSCF機能は、受信された一意のIDについて進行中のコールがあるかどうかを決定するために、一意のIDデータを使用する。進行中のコールがある場合には、上述のように、動的なIMRNを含むCAP接続メッセージ314がネットワークノード308によって提供される。UEデバイスのタイマーメカニズムに基づいてコール参照がタイムアウトしていないことを検証した後で、CAP接続メッセージ314の受信に応答して、MSC304は、コールルーティングのためにMGCF306に向けたIAM318を開始する。SIP請求メッセージ362は、ネットワークノード308に向けてMGCF306によって生成され、次にネットワークノード308は、呼び出されたパーティ(図示せず)に対するコールを継続するために動的なIMRNを使用する。また、上述の実施形態300Aと同様に、種々の中間SIMメッセージおよびタイマーメカニズムが生じ得る。
図4は、メッセージフローの実施形態400を示し、ここではメッセージングのためにSIP通知(SIP Notify)手続きがインプリメントされる。上述のCAMELベースのメッセージング手続きと同様に、CDドメインモードおよびIMSドメインモードの機能を有するUEデバイス302は、MSC304に対して設定メッセージを生成するように動作可能であり、それに応答して、SIP通知メッセージ404がネットワークノード308に直接的に転送され得る。上述のように、SIP通知メッセージ404は、コール参照番号、呼び出されたパーティ番号、サブアドレス情報、および一意のID情報などの、適用可能なコール情報を含む。コール参照番号に関連する活動時間変数を監視するために、適切なタイマーメカニズム402が、UEデバイスにおいて開始され得る。SIP通知メッセージ404に応答して、ネットワークノード308は、UEデバイス302に向けてOKメッセージ(406)を生成する。その後、ユーザがVCCコールを行うことを許可されていることを検証すると、ネットワークノードは、受信されたコール情報に基づいて選択IMRNを動的にアロケートし、該IMRNをSIP通知メッセージ410を介してUE302に返す。この場合もやはり、動的にアロケートされたIMRNに関連する活動時間変数を監視するために、適切なタイマーメカニズムが、ネットワークノード308において開始され得る(ブロック408)。UEデバイスによってネットワークノード308に向けてOKメッセージ414が生成されることによって、SIP通知メッセージ410の受信を確認通知する。UEデバイスのタイマーメカニズムに基づいてコール参照がタイムアウトしていないことを検証した後で(ブロック412)、動的なIMRNを含む設定メッセージ416がUEデバイス302によってMSC304に提供される。これに応答して、動的なIMRNを有するIAMメッセージ418は、コールルーティング/連続性を実現するために、MSC304によってMGCF306に向けて生成される。CAMELベースのインプリメンテーションにおけるメッセージングと同様に、SIP請求メッセージ420が、ネットワークノード308に向けてMGCF306によって生成され、SIP請求メッセージは、動的なIMRNを利用する(呼び出されたパーティ(図示せず)にコールを継続するために、一意のIDをマッピングする)。また、上述のように、SIP請求420に続いて、MGCF306と呼び出されたパーティとの間で、種々の中間SIPメッセージおよびリソースアロケーション/リザベーションネゴシエーションが生じ得る。UEデバイス302と呼び出されたパーティとの間でベアラ経路が確立される前に、追加のISUPメッセージングが生じ得る。
動的にアロケートされたIMRNをネットワークノード308においてSIP請求420を介して受信すると、IMRNがいまだに有効であるかどうかを監視するために、タイマーメカニズムが停止され得る(ブロック422)。その後、IMRNがタイムアウトしていない場合には、CCCFは、上述に説明されたように、コール連続性を実現するためにコールレッグを設定し得る。上述のプロセスと同様に、IMRNの解放および隔離などの追加のプロセスは、ネットワークノード308によって実現され得る。したがって、適切なタイマーメカニズム(ブロック424、426)は、ネットワークノード308においてインプリメントされ得る。さらに、コールに関連するコール参照番号に関して、デバイス側におけるタイマーメカニズムが同様に使用され得る。
図5Aは、メッセージフローの実施形態500Aを示し、ここでは非構造化補足サービスデータ(Unstructured Supplementary Service Data)(USSD)メッセージングがインプリメントされる。上述のように、UEデバイス302は、MSC404に対してUSSDメッセージ504を生成するように動作可能であり、それに応答して、別のUSSDメッセージ506がネットワークノード308に転送され得る。上述と同様に、USSDメッセージ504、506は、コール参照番号、呼び出されたパーティ番号、サブアドレス情報、一意のID情報、および同様のものなどの、適用可能なコール情報を含む。コール参照番号に関連する活動時間変数を監視するために、適切なタイマーメカニズム502が、UEデバイスにおいて開始され得る。USSDメッセージ506に応答して、ネットワークノード308は、USSDメッセージ510を生成し、USSDメッセージ510は、確認通知ならびに動的なIMRNおよびMSC304に向けたコール参照番号情報の両方を含む。このUSSDメッセージ510は、UE302に転送される。この場合もやはり、動的にアロケートされたIMRNに関連する活動時間変数を監視するために、適切なタイマーメカニズムが、ネットワークノード308において開始され得る(ブロック508)。UEデバイスのタイマーメカニズムに基づいてコール参照がタイムアウトしていないことを検証した後で(ブロック514)、動的なIMRNを含む設定メッセージ516が、UEデバイス302によってMSC304に提供される。これに応答して、動的なIMRNを有するIAMメッセージ518が、コールルーティング/連続性を実現するためにMGCF306に向けてMSC304によって生成される。上述のメッセージングフローと同様に、SIP請求メッセージ520は、呼び出されたパーティ(図示せず)にコールをルーティングするために、MGCF306によってネットワークノード308に向けて生成される。動的にアロケートされたIMRNを、ネットワークノード308においてSIP請求520を介して受信すると、IMRNがタイムアウトしているかどうかを監視するために、タイマーメカニズムが停止され得る(ブロック522)。その後、IMRNがタイムアウトしていない場合には、上述に説明されたように、CCCFは、コール連続性を実現するためにコールレッグを設定し得る。さらに、上述のプロセスと同様に、IMRNの解放および隔離などのプロセスが、ネットワークノード308によって実現され得る。したがって、ネットワークノード308において、適切なタイマーメカニズム(ブロック524、526)がインプリメントされ得る。さらに、コールに関連するコール参照番号に関して、デバイス側におけるタイマーメカニズムも同様に使用され得る。
USSDメッセージフローの別のバリエーションである実施形態500Bが図5Bに示される。メッセージフローの実施形態500Bは、別々のUSSD確認通知メッセージ550および556がUE302とCCCF308との間で伝達される点を除いて、上述の実施形態500Aと本質的に同一である。したがって、IMRN情報をCCCF308からUE302へ運ぶために、追加のUSSDメッセージング554が提供される。
例示的な使用シナリオが以下に述べられ、上述の実施形態のうちの1つ以上が有利に適用され得る。家族にVCCサービスが提供され、ユーザA(父親)がUE Aを有し、ユーザB(母親)がUE Bを有することを考える。サービスは、各UEが2つのIMPU(仕事用の番号および共通の家庭用の番号)を有するように構成されている。以下の表は、プロフィールを述べる:
Figure 0004762956
両方のUEデバイスは、同一のアクセスポイント(Access Point)(AP)から登録するように動作可能であり、さらにそれらのデバイスは両方とも家庭のIMSネットワークの同一のCSCFインフラストラクチャを使用し、そこでS−CSCFは同一のVCCアプリケーションにおいてそれらのデバイスを登録した。ここで、UE Bは、IMPU Zを使用して彼女の友人に電話をかけるために、家庭内のWLANを使用していると考える。コールはVCCアプリケーションにおいてアンカー(anchor)されており、その結果、母親は必要に応じて「VCCアウト(VCC out)」し得る。ここで父親は、仕事へ行く途中に配管工に電話をかける必要があり、彼も同一の共通の公衆識別(Public Identity)(すなわちIMPU Z)を使用してUE Aから電話をかける。したがって、ネットワークは以下の情報を有する:
Figure 0004762956
ここで、父親は家から出て、VCCを使用したコールを、彼がサブスクライブするセルラネットワークへと継続する必要があるとする。このVCCリクエストは、正しい進行中のコールセッション(すなわちUE BのではなくUE Aの進行中のコール)に相関される必要がある。本開示の実施形態は、このプロセスを有利に実現するためのメカニズムを提供し、それによって、ユーザがドメイン間コールセッションを維持する際に正しいコールレッグが継続される、ということが理解される。
図6は、本特許開示の目的のためのワイヤレスUEデバイス(たとえばUE302)として動作可能な通信デバイスの実施形態のブロック図を示す。UE302の実施形態は、図6に示される実施形態に類似した配置を含み得るが、示される種々のモジュールに関して、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアにおいて、多数のバリエーションおよび改変があり得る、ということが、本明細書への参照によって、当業者によって認識される。したがって、図6の配置は、本特許開示の実施形態に関して限定的なものではなく説明的なものとして取られるべきである。UE302の実施形態の全体的な制御を提供するマイクロプロセッサ602は、マルチモード通信(たとえばCDドメイン、IMSなどのIPドメインなど)が可能な通信サブシステム604と動作可能に結合されている。通信サブシステム604は、一般的に、1つ以上の受信器608および1つ以上の送信機614、ならびに1つ以上のローカルオシレータ(LO)モジュール610などの関連するコンポーネント、およびデジタル信号プロセッサ(DSP)612などのプロセッシングモジュールを含む。通信の分野における当業者にとって明らかであるように、通信モジュール604の特定の設計は、モバイルデバイスが動作することを意図される通信ネットワーク(たとえばCDMAネットワーク、GSMネットワーク、WLANなど)に依存し得る。しかし、特定の設計とは関係なく、適切なアクセスインフラストラクチャ605(たとえばセルラベースステーションタワー、WLANホットスポットなど)を通してアンテナ606によって受信される信号は、受信器608に提供され、受信器608は、信号増幅、周波数ダウン変換、フィルタリング、チャネル選択、アナログデジタル(A/D)変換などの一般的な受信器機能を実行し得る。同様に、送信されるべき信号は、たとえばDSP612によって、変調および符号化を含む処理をされ、デジタルアナログ(D/A)変換、周波数アップ変換、フィルタリング、増幅、およびアンテナ616を介したエア無線インタフェースによる送信のために、送信機614に提供される。
マイクロプロセッサ602はまた、補助入力/出力(I/O)618、シリアルポート620、ディスプレイ622、キーボード/キーパッド624、スピーカ626、マイクロホン628、ランダムアクセスメモリ(RAM)630、短距離通信サブシステム632、および参照番号633として一般的にラベリングされる任意の他のデバイスサブシステム(たとえばタイマーメカニズム)などの、さらなるデバイスサブシステムとインタフェースし得る。アクセスを制御するために、サブスクライバ識別モジュール(Subscriber Identity Modudle)(SIM)または取り外し可能ユーザ識別モジュール(Removable User Identity Module)(RUIM)インタフェース634もまた、マイクロプロセッサ602と通信するように提供され得る。1つのインプリメンテーションにおいて、SIM/RUIMインタフェース634は、多数のキー構成644と、識別およびサブスクライバ関連データなどの他の情報646とを有する、SIM/RUIMカードとともに動作可能である。
オペレーティングシステムソフトウェアおよび適用可能なサービス論理ソフトウェアは、フラッシュメモリ635などの永続的ストレージモジュール(すなわち非揮発性ストレージ)において具体化され得る。1つのインプリメンテーションにおいて、フラッシュメモリ635は、たとえば、コンピュータプログラム(たとえばサービスプロセッシング論理)のためのストレージ領域636、ならびにデバイス状態637、アドレスブック639、他の個人情報マネージャ(PIM)データ641、および参照番号643として一般的にラベリングされる他のストレージ領域のようなデータストレージ領域などの、異なる領域に分離され得る。トランスポートスタック645は、1つ以上の適切な無線パケットトランスポートプロトコルを実現するために提供され得る。さらに、上述のように、コール参照IDの生成、バリデーション、検証、およびIMRNとの相関を実現するために、コールハンドオーバ/連続性論理モジュール408が提供される。
本特許出願の実施形態の動作および構成は、上述の詳細な説明から明らかであると考えられる。示されて説明された例示的な実施形態は、好ましいものとして特徴づけられ得るが、添付の特許請求の範囲に述べられる本開示の範囲から逸脱することなく、種々の変更および改変がなされ得ることが容易に理解されるべきである。
本特許開示の実施形態のより完全な理解は、添付の図面とともに、詳細な説明を参照することによって得られ得る。
図1は、回線交換ネットワークインフラストラクチャおよびIMマルチメディアサブシステム(IMS)を含むネットワーク環境を示し、そこで本特許開示の実施形態が実施され得る。 図2A〜図2Cは、本特許開示の1つ以上の例示的な実施形態に関連するフローチャートを示す。 図2A〜図2Cは、本特許開示の1つ以上の例示的な実施形態に関連するフローチャートを示す。 図2A〜図2Cは、本特許開示の1つ以上の例示的な実施形態に関連するフローチャートを示す。 図3Aおよび図3Bは、実施形態に従って、動的にアロケートされたIPマルチメディアルーティング番号(IMRN)を使用することによってコール連続性を実現するための、メッセージフロー図を示す。 図3Aおよび図3Bは、実施形態に従って、動的にアロケートされたIPマルチメディアルーティング番号(IMRN)を使用することによってコール連続性を実現するための、メッセージフロー図を示す。 図4は、別の実施形態に従って、動的にアロケートされたIMRNを使用することによってコール連続性を実現するための、メッセージフロー図を示す。 図5Aおよび図5Bは、さらに別の実施形態に従って、動的にアロケートされたIMRNを使用することによってコール連続性を実現するための、メッセージフロー図を示す。 図5Aおよび図5Bは、さらに別の実施形態に従って、動的にアロケートされたIMRNを使用することによってコール連続性を実現するための、メッセージフロー図を示す。 図6は、本特許開示の目的のために動作可能な通信デバイスの実施形態のブロック図を示す。
符号の説明
100 ネットワーク環境
102 ユーザ機器(UE)デバイス
104 アクセススペース
106 モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)および符号分割多元接続(CDMA)
108 ブロードバンドアクセスネットワーク
110 PSTNインフラストラクチャ
112 インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)コアネットワーク
114 アプリケーションサーバ(AS)ノード
116 コール連続性制御機能(CCCF)
118 ネットワークドメイン選択(NeDS)
120 セッション制御機能(SCF)
122 データベース(DB)
124 タイマー
126 論理

Claims (16)

  1. インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークにおいて、継続中のコールに関連するユーザ機器(UE)デバイスを用いて動作可能な方法であって、該方法は、
    該IMSネットワーク内に配置されたネットワークノードに、1つのドメイン内の該継続中のコールに関連するコール情報を提供することであって、該コール情報は、呼び出された相手との該継続中のコールに関連するコール参照番号を含む、ことと、
    IPマルチメディアルーティング番号(IMRN)および該コール参照番号を、該ネットワークノードから受信することと、
    該ネットワークノードから戻って受信された該コール参照番号が有効なままであることを検証することと、
    別のドメイン内の該継続中のコールに対してコール連続性を実現するために、該IMRNを含むメッセージを、該ネットワークノードに送信することと
    を包含する、方法。
  2. 前記コール情報は、一意のIDパラメータを備えているインスタンス識別子をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記一意のIDパラメータは、Globally Routable User Agent(UA)Uniform Resource Identifier(URI)(GRUU)、International Mobile station Equipment Identity(IMEI)、IMEI Software Version(IMEISV)、電子シリアルナンバー(ESN)、Mobile Identification Number(MIN)、および前記UEデバイスに関連する一意のレイヤ2アドレスのうちの、少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記コール情報は、ユーザ間信号方式を介して前記ネットワークノードに提供される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記コール情報は、Session Initiation Protocol(SIP)メッセージを用いて前記ネットワークノードに提供される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記コール情報は、Unstructured Supplementary Service Data(USSD)メッセージを用いて前記ネットワークノードに提供される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記IMRNは、SIPメッセージおよびUSSDメッセージのうちの1つを介して受信される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ネットワークノードは、CCCFノードおよびVCCアプリケーションのうちの1つを含む、請求項1に記載の方法。
  9. インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークにおいて動作可能なユーザ機器(UE)デバイスであって、該UEデバイスは、
    該IMSネットワーク内に配置されたネットワークノードに、1つのドメイン内の継続中のコールに関連するコール情報を提供するために、複数のサブシステムのうちの少なくとも1つを制御するように構成されているプロセッサであって、該コール情報は、呼び出された相手との該継続中のコールに関連するコール参照番号を含む、プロセッサ
    を備え、
    該プロセッサは、該ネットワークノードから受信されたIPマルチメディアルーティング番号(IMRN)を処理するために、該複数のサブシステムのうちの少なくとも1つを制御するようにさらに構成され、
    該プロセッサは、該ネットワークノードから受信された該コール参照番号が有効であることを検証するために、該複数のサブシステムのうちの少なくとも1つを制御するようにさらに構成され、
    該プロセッサは、別のドメイン内の該継続中のコールに対するコール連続性を実現する、IMRNを含むメッセージを該ネットワークノードに送信するために、該複数のサブシステムのうちの少なくとも1つを制御するようにさらに構成される、UEデバイス。
  10. 前記コール情報は、一意のIDパラメータを含むインスタンス識別子を含む、請求項9に記載のUEデバイス。
  11. 前記一意のIDパラメータは、Globally Routable User Agent(UA)Uniform Resource Identifier(URI)(GRUU)、International Mobile station Equipment Identity(IMEI)、IMEI Software Version(IMEISV)、電子シリアルナンバー(ESN)、Mobile Identification Number(MIN)、および前記UEデバイスに関連する一意のレイヤ2アドレスのうちの、少なくとも1つを含む、請求項10に記載のUEデバイス
  12. 前記コール情報は、ユーザ間信号方式を介して、前記ネットワークノードに提供される、請求項9に記載のUEデバイス。
  13. 前記コール情報は、Session Initiation Protocol(SIP)メッセージを用いて前記ネットワークノードに提供される、請求項9に記載のUEデバイス。
  14. 前記コール情報は、Unstructured Supplementary Service Data(USSD)メッセージを用いて前記ネットワークノードに提供される、請求項9に記載のUEデバイス。
  15. 前記IMRNは、SIPメッセージおよびUSSDメッセージのうちの1つを介して受信される、請求項9に記載のUEデバイス。
  16. 前記ネットワークノードは、CCCFノードおよびVCCアプリケーションのうちの1つを含む、請求項9に記載のUEデバイス。
JP2007210025A 2006-08-11 2007-08-10 Imsネットワーク環境におけるコール連続性を管理するためのシステムおよび方法 Active JP4762956B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06118838.9 2006-08-11
EP06118838.9A EP1887752B1 (en) 2006-08-11 2006-08-11 System and method for managing call continuity in IMS network environment

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008048406A JP2008048406A (ja) 2008-02-28
JP2008048406A5 JP2008048406A5 (ja) 2009-07-02
JP4762956B2 true JP4762956B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=37648379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007210025A Active JP4762956B2 (ja) 2006-08-11 2007-08-10 Imsネットワーク環境におけるコール連続性を管理するためのシステムおよび方法

Country Status (10)

Country Link
EP (2) EP2802121B1 (ja)
JP (1) JP4762956B2 (ja)
KR (1) KR100950006B1 (ja)
CN (1) CN101141812B (ja)
AU (1) AU2007205728B2 (ja)
CA (1) CA2596774C (ja)
HK (1) HK1112126A1 (ja)
MX (1) MX2007009711A (ja)
SG (2) SG139728A1 (ja)
TW (1) TWI359599B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE602006006018D1 (de) * 2006-01-10 2009-05-14 Research In Motion Ltd Verfahren und System zur Verwaltung der Rufweiterleitung in einer Netzwerkumgebung umfassend ein leitungsvermittelndes Netzwerk und ein IP Multimedia Subsystem IMS
CN101527891B (zh) 2008-04-30 2011-04-20 华为技术有限公司 一种跨网络呼叫保持方法和设备
CN101610503A (zh) * 2008-06-20 2009-12-23 华为技术有限公司 一种呼叫建立方法及装置
KR101467392B1 (ko) * 2008-08-18 2014-12-01 에스케이텔레콤 주식회사 회선교환망과 패킷교환망을 이용한 음성호 통화에 대한 과금 시스템 및 과금 방법
CN102165751B (zh) * 2008-09-29 2014-05-28 诺基亚公司 隐藏设备身份
KR101659412B1 (ko) * 2010-06-30 2016-09-23 주식회사 케이티 핸드오버하는 단말기에 선불 서비스를 제공하는 방법 및 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7898990B2 (en) 2003-03-25 2011-03-01 Spyder Navigations L.L.C. Method, system and gateway device for enabling interworking between IP and CS networks
JP3924554B2 (ja) * 2003-07-03 2007-06-06 松下電器産業株式会社 ハンドオーバ方法およびゲートウェイ装置
US7885208B2 (en) 2003-09-11 2011-02-08 Nokia Corporation IP-based services for circuit-switched networks
US7359373B2 (en) * 2003-10-17 2008-04-15 Nokia Corporation System, apparatus, and method for establishing circuit-switched communications via packet-switched network signaling
KR100957327B1 (ko) * 2004-02-02 2010-05-12 삼성전자주식회사 이종 이동통신 시스템 사이에서 아이피 멀티미디어 서브시스템을 이용한 음성 호 처리 방법
US8694008B2 (en) * 2005-06-16 2014-04-08 At&T Mobility Ii Llc Multi-mode handset services
DE602006006018D1 (de) * 2006-01-10 2009-05-14 Research In Motion Ltd Verfahren und System zur Verwaltung der Rufweiterleitung in einer Netzwerkumgebung umfassend ein leitungsvermittelndes Netzwerk und ein IP Multimedia Subsystem IMS

Also Published As

Publication number Publication date
EP1887752B1 (en) 2015-02-25
CN101141812B (zh) 2014-12-24
EP1887752A1 (en) 2008-02-13
AU2007205728A1 (en) 2008-02-28
KR100950006B1 (ko) 2010-03-29
EP2802121B1 (en) 2020-01-22
TWI359599B (en) 2012-03-01
MX2007009711A (es) 2009-01-27
CA2596774A1 (en) 2008-02-11
CA2596774C (en) 2012-01-24
HK1112126A1 (en) 2008-08-22
SG139728A1 (en) 2008-02-29
TW200818818A (en) 2008-04-16
KR20080014686A (ko) 2008-02-14
CN101141812A (zh) 2008-03-12
EP2802121A1 (en) 2014-11-12
SG159544A1 (en) 2010-03-30
JP2008048406A (ja) 2008-02-28
AU2007205728B2 (en) 2010-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7760712B2 (en) System and method for managing call continuity in IMS network environment
US7769000B2 (en) System and method for managing call routing in a network environment including IMS
US7995565B2 (en) System and method for managing call continuity in IMS network environment using SIP messaging
US7830868B2 (en) System and method for effecutating a SIP call in a network environment including IMS
JP4772021B2 (ja) Sipメッセージ伝達を用いるimsネットワーク環境において、コール連続性を管理するシステムおよび方法
EP1816823B1 (en) Method and system for routing a SIP call in a network environment including a circuit-switched network and an IP Multimedia Subsystem IMS
JP4762956B2 (ja) Imsネットワーク環境におけるコール連続性を管理するためのシステムおよび方法
JP5520349B2 (ja) Imsを含んでいるネットワーク環境における呼のルーティングを管理するシステムおよび方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090520

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090520

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100910

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110111

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110606

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4762956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250