JP4762837B2 - xDSLモデムおよびトレーニング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メタリックケーブル上で高速通信を行うxDSLモデムのトレーニング技術に関する。
近年のインターネットの発展に伴い、従来のメタリックケーブルを用いて高速通信を行うADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)やVDSL(Very high speed Digital Subscriber Line)などxDSLモデムを用いたアクセス通信が幅広く普及してきている。例えば、ADSLに関する技術は、非特許文献1のITU−T勧告G.992シリーズに詳しく記載されており、使用する周波数帯域は図9に示したように配置されている。図9(a)は、G.992.2のG.lite方式の周波数帯域を示しており、通常の電話通話の音声帯域401よりも高域部分の25.875kHzから138kHzを上り回線に、138kHzから552kHzを下り回線に、それぞれ割り当てている。また、それぞれの回線は、複数チャネルのサブキャリア402を直交周波数多重して通信し、上り回線が22チャネルで下り回線が106チャネルある。図9(b)は、G.992.1のG.dmt方式の場合の周波数帯域を示しており、上り回線はG.liteと同じだが、下り回線は138kHzから1104kHzの帯域が割り当てられている。このため、下り回線に234チャネルのサブキャリア402が直交周波数多重され、G.liteよりも高速な通信が可能になっている。
また、映像配信などインターネットコンテンツの大容量化に伴って、更なる通信の高速化が求められ、回線に使用する周波数帯域はさらに高域へと拡張されてきている。この様子を示したのが図9(c)で、403はG.liteおよびG.dmtの上り回線のU0バンド、404はG.liteの下り回線のD1バンド、405はD1バンド404よりも広帯域のG.dmtの下り回線帯域をそれぞれ示しており、U0バンド403は276kHzへ、D1バンド404はG.dmtの1.1MHzから3.75MHzまで拡張されてきた。さらに、非特許文献2のITU−T勧告G.993シリーズに標準化されているVDSLでは、上り回線の場合、U1バンド406の5.2MHz,U2バンド407の12MHzおよびU3バンド408の30MHzまで拡張され、下り回線の場合、D2バンド409の8.5MHzやD3バンド410の18.1MHzまで拡張されている。
一般に、xDSLモデムは、メタリックケーブルを用いて高速通信を行うため、回線接続毎にトレーニングを行う必要がある。トレーニングは、予め定められた信号を送受信することによって、通信回線の状態を把握し、通信回線の状態に応じて歪みなどの補正を行って、高品質な通信を実現するために行われる。このため、トレーニングが終了するまでに約数十秒を必要とする。
このような問題を解決するために、xDSLモデム以外のモデムでも、トレーニング時間を短縮する様々な方法が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−136112号公報 ITU−T勧告 G.992シリーズ ITU−T勧告 G.993シリーズ
一般に、xDSLモデムのトレーニング時間は、通信帯域全体にわたってノイズを測定する時間、測定した時間からSNR(Signal to Noise Ratio)マージンを算出する時間、算出したSNRマージンに応じてビット積み上げを行う時間などがあり、特に、通信帯域全体にわたる特性を測定する必要があるため、時間が長く掛かる要因となる。
図10は、xDSLモデムのトレーニング処理の流れを示した図である。図10において、301は通信開始時のハンドシェーク手順、302は本通信前のトレーニング手順、303はデータ通信、304はトレーニング信号、305はノイズフロア測定処理、306はSNR算出処理、307はビット積み上げ計算処理、308はビット積み上げテーブルの送信をそれぞれ示している。
図10において、ハンドシェーク手順301では、例えば、ADSLのG.dmtやG.liteなど使用する通信方式や伝送モードの選択、或いはメーカー独自データの送受信などを行う。トレーニング手順302では、先に述べたようにノイズフロアの測定,SNRの算出およびビット積み上げの処理などが行われ、通信する回線の特性に応じて、xDSLモデムの各部のパラメータなどトレーニングデータを決定する。つまり、トレーニング信号304が集合モデム側から端末モデム側に送られ、通信帯域内のノイズフロアを計測し、許容できるSNRを算出し、それに従った割り当てビット数を求め、ビット積み上げテーブルを作成する。作成されたビット積み上げテーブルデータ308は、データ送信部102によって集合モデム側に送信される。集合モデム側でも同様に処理され、端末モデム側にもビット積み上げテーブルが送られてくると、集合モデム側および端末モデム側の各サブキャリアに割り当てられるビット数が決まる。集合モデム側および端末モデム側のデータ送信部は、ビット積み上げテーブルで決められたビット数で変調処理を行い、データ通信303が開始される。
このように、xDSLモデムは、新たな通信を確立する前に、必ず上記のようなトレーニングを行う必要があり、ユーザーは直ぐにインターネットにアクセスすることができないという問題がある。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、メタリックケーブル上で高速通信を行うxDSLモデムにおいて、トレーニング時間を大幅に短縮することができるxDSLモデムおよびトレーニング方法を提供することである。
回線接続前のトレーニング時に計測した接続データを通信先のモデムに送信して回線を接続するxDSLモデムにおいて、前記接続データを記憶する記憶手段と、次に回線接続する際に、前記通信先のモデムから送られてくる接続データと前記記憶手段に記憶されている接続データとを比較し、一致する場合はトレーニングを行わず前記記憶手段に記憶されている接続データを用いて回線接続し、一致しない場合はトレーニングを行って回線接続する制御手段を設けたことを特徴とする。
特に、前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号としたことを特徴とする。
或いは、前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号および受信レベルとしたことを特徴とする。
または、前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号およびビット積み上げテーブルとしたことを特徴とする。
或いは、前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号,受信レベルおよびビット積み上げテーブルとしたことを特徴とする。
さらに、前記記憶手段に記憶されている接続データは、前記通信先のモデムの接続ポート番号毎に関連づけて記憶することを特徴とする。
または、前記記憶手段に記憶されている接続データに使用年月日を付加して記憶し、前記制御手段は、回線接続する際に、前記記憶手段に記憶されている接続データが所定期間よりも古かった場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行うことを特徴とする。
或いは、接続中の回線のSNRマージンを測定するSNRマージン測定手段を設け、前記制御手段は、回線接続する際に、前記SNRマージン測定手段が測定するSNRマージンが所定値以下の場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行うことを特徴とする。
本発明に係るxDSLモデムのトレーニング方法は、回線接続前のトレーニング時に計測した接続データを通信先のモデムに送信して回線を接続するxDSLモデムのトレーニング方法において、前記xDSLモデムは、前記接続データを記憶手段に記憶し、次に回線接続する際に、前記通信先のモデムから送られてくる接続データと前記記憶手段に記憶されている接続データとを比較し、一致する場合はトレーニングを行わず前記記憶手段に記憶されている接続データを用いて回線接続し、一致しない場合はトレーニングを行って回線接続することを特徴とする。
さらに、前記xDSLモデムは、前記記憶手段に記憶されている接続データに使用年月日を付加して記憶し、回線接続する際に、前記記憶手段に記憶されている接続データが所定期間よりも古かった場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行うことを特徴とする。
または、前記xDSLモデムは、回線接続する際にSNRマージンを測定し、測定したSNRマージンが所定値以下の場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行うことを特徴とする。
本発明に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法は、過去の接続データを記憶しておいて、次の通信時にその接続データを使用するので、トレーニング時間を大幅に短縮することができる。特に、使用する過去の接続データが正しいか否かを確認するので、より確実に安定して回線接続することができる。
以下、図面を参照して本発明に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法について詳しく説明する。尚、本実施形態では、端末側のxDSLモデムを中心に説明するが、上り回線と下り回線とが逆になる以外は、集合モデムの各ポートに配置されているxDSLモデムであっても同じである。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るxDSLモデム100のブロック図である。xDSLモデム100は、加入者側に設置される端末側のモデムで、図2に示すように、集合モデム151に接続され、集合モデム151から上位IP網154に接続される。集合モデム151には、xDSLモデム100と同様にxDSLモデム152やxDSLモデム153など複数の端末側のモデムが集合モデム151の複数のポートにそれぞれ接続されている。例えば、集合モデム151のポート155はxDSLモデム100に、ポート156はxDSLモデム152に、それぞれ接続される。
また、集合モデム151の各ポートには、図1に示すxDSLモデム100に対向する同じ構成のxDSLモデムが配置されている。尚、以降の各実施形態の説明において、端末側のxDSLモデム100の構成および動作を主体に説明し、集合モデム151側の各ポートに配置された対向するxDSLモデムの構成および動作については、必要な場合を除いて省略する。
図1において、100はxDSLモデム、101はコンピュータやネットワーク機器など外部から送信データを入力するデータI/F、102は送信データあるいはビット積み上げテーブルなどの制御データを所定の方法によって送信するデータ送信部、103は平衡二線のメタリックケーブル104に接続して送信信号と受信信号とに分離するトランスなどからなる2/4変換部、105は2/4変換部103から受けた受信信号を所定の方法によって受信データやビット積み上げテーブルなどの制御データを復調するデータ受信部、106は復調された受信データを外部のコンピュータやネットワーク機器などに出力するデータI/F、107は2/4変換部103から受けた受信回線のノイズフロアデータを測定するノイズフロア測定部、108は接続データ(例えば、集合モデムのポート番号,受信レベル(または接続距離),ビット積み上げテーブル、SNRマージンなど)を記憶する接続データ記憶部、109は最大受信レベルとノイズフロアデータとから許容できるSNRマージンを算出するSNR算出部、110はSNR算出部109が算出したSNRマージンに従って通信帯域内の各サブチャネルに割り当てるビット数を決定しビット積み上げテーブルを作成するビット積み上げ部、111はxDSLモデム100の各部を制御する制御部である。
尚、集合モデム151側にも接続データ記憶部108に相当する記憶部があり、端末側のxDSLモデム100から送られてくる接続データ(例えば、受信レベル(または接続距離),ビット積み上げテーブルなど)を集合モデム151自身のポート番号に関連づけて記憶している。また、集合モデム151は、xDSLモデム100と回線を接続する際に、ポート番号などの接続データをxDSLモデム100に送信する。
ここで、ビット積み上げテーブルについて説明する。ビット積み上げテーブルは、例えば、図9(a)において、端末モデム側から集合モデム側への下り回線404に使用される#22から#127の各サブキャリアに何ビットを割り当てるかを示すテーブルである。端末モデム側から集合モデム側への下り回線に使用するビット積み上げテーブルは、集合モデム側が受信ノイズレベルに基づいて決定し、端末モデム側に送られる。逆に、集合モデム側から端末モデム側への上り回線に使用するビット積み上げテーブルは、端末モデム側が受信ノイズレベルに基づいて決定し、集合モデム側に送られる。これらの詳しい手順は、非特許文献1に標準化されている。この手順に従って、図1では、ビット積み上げ部110が作成したビット積み上げテーブルは通信先の集合モデム側に送られ、集合モデム側はこのビット積み上げテーブルに基づいて送信データを変調する。また、逆に、集合モデム側から送られてきたビット積み上げテーブルは、データ受信部105で復調され制御部111に渡される。制御部111はこのビット積み上げテーブルに基づいてデータ送信部102を設定し、データ送信部102はデータI/F101から入力する送信データを変調して、2/4変換部103およびメタリックケーブル104を介して集合モデム側に送信する。このように、トレーニング時には、集合モデム側と端末モデム側とでビット積み上げテーブルなどのトレーニングデータを互いに送受信して、通信できる状態にする。
ここで、データ送信部102およびデータ受信部105の処理は、非特許文献1および2に記載されているような一般的なものなので、これ以上の詳細な説明は省略する。また、本実施形態では特に言及しなかったが、2/4変換部103以外はデジタル処理で行うので、制御装置、演算装置、記憶装置、各種インターフェースなどからなり、プログラムによってソフトウェア処理される。但し、ノイズフロア測定部107のノイズ測定はアナログ的に行っても構わない。
さらに、本実施形態では、トレーニング時において、制御部111は、SNR算出部109が出力するSNRマージンやビット積み上げ部110が出力するビット積み上げテーブルなどの接続データを接続データ記憶部108に記憶する。この時、制御部111は、トレーニングに先立って集合モデム側からデータ受信部105に送られてきたポート番号に関連づけて、接続データを接続データ記憶部108に記憶する。
ここで、ビット積み上げテーブルを作成する基になるノイズフロアとSNRマージンについて図3を用いて説明する。図3(a)は横軸に周波数、縦軸に信号レベルを示した図で、最大受信レベル200と、自回線の通信システムのノイズフロア201との関係を示している。図3(b)は横軸に周波数、縦軸にSNRを示した図で、図3(a)のノイズフロア201のノイズレベルが高い部分は許容できるSNRが低く、ノイズレベルの低い部分は許容できるSNRが高くなっている。つまり、許容できるSNRが低い部分は通信エラーが起こりやすいので、割り当てるビット数を少なくし、許容できるSNRが高い部分は通信エラーが起こりにくいので、割り当てるビット数を多くするようにビット積み上げを行う。例えば、割り当てるビット数が多い場合は、64QAMや128QAMなど高いSNRを必要とする多値変調でサブキャリアを構成し、割り当てるビット数が少ない場合は、4QAMやBPSKなど低いSNRでも誤りにくい変調方式で各サブキャリアを変調する。図3(c)は横軸に周波数、縦軸にSNRを示した図で、図3(b)に示した許容できるSNR特性を示すSNR202に対して少しマージンを持たせたSNR203の特性を基準に、帯域内の各サブキャリア毎に最適なビットを割り当てていく。これをビット積み上げと呼び、どのサブキャリアに何ビットを割り当てるかを示すデータがビット積み上げテーブルで、例えば、SNRの良いキャリアC1およびC2には6ビット、SNRの良くないキャリアCnには4ビットなどのように割り当てる。
次に、図4のフローチャートを用いて、第1の実施形態に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法の処理の流れについて説明する。尚、これらの処理は、制御部111を構成するCPUおよびプログラムによって動作する。
(ステップS201)回線接続処理を開始する。
(ステップS202)図1のデータ受信部105は、集合モデム側から送られてくるポート番号を受信する。
(ステップS203)受信したポート番号が接続データ記憶部108にあるか否かを確認する。尚、過去に接続したことがある場合はポート番号が記憶されており、初めて接続する場合はポート番号が記憶されていない。ポート番号が記憶されていた場合はステップS204に進み、記憶されていなかった場合はステップS205に進む。
(ステップS204)ポート番号が記憶されていた場合は、そのポート番号に関連づけて記憶されているトレーニングデータを読み出す。
(ステップS205)ポート番号が記憶されていなかった場合は、フルトレーニング(通常のトレーニング)を実行し、受信レベル,ビット積み上げテーブル,SNRマージンなどのトレーニングデータを求める。
(ステップS206)ステップS205で新たに求められたトレーニングデータは、集合モデムのポート番号に関連づけて接続データ記憶部108に記憶する。
(ステップS207)ステップS204から進んできた場合は、ステップS204で読み出されたトレーニングデータのビット積み上げテーブルを使用し、ステップS206から進んできた場合は、ステップS205で新たに求められたトレーニングデータのビット積み上げテーブルを使用して、集合モデム側と回線を接続する。
(ステップS208)回線接続処理を終了する。
このように、本実施形態では、過去に回線接続したことがあるか否かを集合モデムのポート番号で判別し、そのポート番号に関連づけて記憶してある過去のトレーニングデータを用いて回線接続するので、フルトレーニングを行う必要がなく、トレーニング時間を大幅に削減することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法の第2の実施形態について、図5を用いて説明する。尚、本実施形態のxDSLモデムは、図1に示した第1の実施形態に係るxDSLモデム100と同じ構成で、図2の集合モデム151に接続する。
本実施形態では、制御部111の処理が異なる。図5は制御部111のフローチャートで、第1の実施形態の図4のフローチャートに相当する。尚、図4と同符号のものは同じ処理を示す。第1の実施形態と異なるのは、ステップS301およびS302で、ステップS201で回線接続処理が開始される。
(ステップS301)図1のデータ受信部105は、集合モデム151側から送られてくるポート番号と前回の距離データを受信する。尚、距離データは先に述べてきた受信レベルと等価の情報で、送信レベルが分かっているので受信レベルから減衰量がわかり、減衰量からおよその距離が求められる。従って、距離データではなく受信レベルとしても構わない。
(ステップS203)第1の実施形態と同じ処理で、受信したポート番号が接続データ記憶部108にあるか否かを確認する。ポート番号が記憶されていた場合は、ステップS302に進み、ポート番号が記憶されていない場合は、第1の実施形態と同様にステップS205に進んでフルトレーニングを実行する。
(ステップS302)ポート番号が記憶されていた場合は、そのポート番号に関連づけて接続データ記憶部108に記憶されている前回の距離データとステップS301で受信した距離データとを比較して、一致するか否かを確認する。一致する場合はステップS204に進み、一致しない場合はステップS205に進んでフルトレーニングを実行する。
以降の処理は、第1の実施形態の図4と同じなので、説明を省略する。
このように、本実施形態では、過去に回線接続したことがあるか否かを集合モデムのポート番号で判別し、さらに、集合モデム151とxDSLモデム100との距離データが過去に接続した時の距離データと一致するか否かで確認し、一致する場合のみ、そのポート番号に関連づけて記憶してある過去のトレーニングデータを用いて回線接続するので、フルトレーニングを行う必要がなく、トレーニング時間を大幅に削減することができる。特に、引っ越しなどでxDSLモデム100を移動した場合に、移動先で接続した集合モデムのポート番号がたまたま一致した場合でも、距離データが一致するか否かを確認することで、過去に回線接続したことがあるか否かを判断できるので、誤接続による通信不良を回避することが可能になる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法の第3の実施形態について、図6を用いて説明する。尚、本実施形態のxDSLモデムは、図1に示した第1の実施形態に係るxDSLモデム100と同じ構成で、図2の集合モデム151に接続する。
本実施形態では、制御部111の処理が異なる。図6は制御部111のフローチャートで、第2の実施形態の図5のフローチャートに相当する。尚、図5と同符号のものは同じ処理を示す。第2の実施形態と異なるのは、ステップS401およびS402で、ステップS201で回線接続処理が開始される。
(ステップS401)図1のデータ受信部105は、集合モデム151側から送られてくるポート番号と前回の距離データと前回のトレーニングデータとを受信する。第2の実施形態と異なるのは、前回のトレーニングデータを受信することである。
(ステップS203)第1の実施形態と同じ処理で、受信したポート番号が接続データ記憶部108にあるか否かを確認する。ポート番号が記憶されていた場合は、第2の実施形態と同様にステップS302に進み、ポート番号が記憶されていない場合は、第1の実施形態と同様にステップS205に進んでフルトレーニングを実行する。
(ステップS302)ポート番号が記憶されていた場合は、第2の実施形態と同じ処理を行い、接続データ記憶部108に記憶されている前回の距離データとステップS401で受信した距離データとを比較して、一致するか否かを確認する。一致する場合はステップS402に進み、一致しない場合はステップS205に進んでフルトレーニングを実行する。
(ステップS402)ステップS302で距離データが一致した場合は、そのポート番号に関連づけて接続データ記憶部108に記憶されている前回のトレーニングデータとステップS401で受信した集合モデム151から送られてくるトレーニングデータとを比較して、一致するか否かを確認する。一致する場合はステップS204に進み、一致しない場合はステップS205に進んでフルトレーニングを実行する。
以降の処理は、第1および第2の実施形態と同じなので、説明を省略する。
このように、本実施形態では、過去に回線接続したことがあるか否かを集合モデムのポート番号で判別し、さらに、集合モデム151とxDSLモデム100との距離データが過去に接続した時の距離データと一致するか否かで確認し、さらに、集合モデム151とxDSLモデム100とのトレーニングデータが過去に接続した時のトレーニングデータと一致するか否かを確認する。全て一致する場合のみ、そのポート番号に関連づけて接続データ記憶部108に記憶してある過去のトレーニングデータを用いて回線接続するので、フルトレーニングを行う必要がなく、トレーニング時間を大幅に削減することができる。
特に、引っ越しなどでxDSLモデム100を移動した場合に、移動先で接続した集合モデムのポート番号や距離データがたまたま一致した場合でも、トレーニングデータが一致するか否かを確認することで、過去に回線接続したことがあるか否かを判断できるので、誤接続による通信不良をより確実に回避することが可能になる。
(第4の実施形態)
次に、本発明に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法の第4の実施形態について、図7を用いて説明する。尚、本実施形態のxDSLモデムは、図1に示した第1の実施形態に係るxDSLモデム100と同じ構成で、図2の集合モデム151に接続する。
本実施形態では、制御部111の処理が異なり、制御部111はカレンダー機能を有すると共に、接続データ記憶部108にポート番号に関連づけて記憶されている一連の情報(ポート番号,距離データ,トレーニングデータなど)の有効期間(例えば、3ヶ月間など)が予め制御部111のプログラムに設定されている。また、接続データ記憶部108に、ポート番号,距離データ,トレーニングデータなどを記憶する際に、記憶した年月日も関連づけて記憶するようになっている。
図7は制御部111のフローチャートで、第3の実施形態の図6のフローチャートを基にしたものである。尚、図6と同符号のものは同じ処理を示す。第3の実施形態と異なるのは、ステップS501およびS502である。ステップS201で回線接続処理が開始され、ステップS402までは第3の実施形態と同じである。ステップS402において、トレーニングデータが一致した場合に、ステップS501に進む。
(ステップS501)ここで、先に一致した一連の情報が記憶された年月日と現在の年月日とを比較して、有効期間内か否かを判断する。有効期間内であれば、ステップS204に進み、以降、第3の実施形態と同様に処理される。有効期間外であれば、ステップS502に進む。
(ステップS502)接続データ記憶部108に記憶されているポート番号に対応する一連の情報が有効期間外であれば、ポート番号,距離データ,トレーニングデータなどの関連する情報を削除し、ステップS205に進んでフルトレーニングを実行する。
以降の処理は、第1から第3の実施形態と同じなので、説明を省略する。
このように、本実施形態では、ポート番号,距離データ,トレーニングデータなど接続データ記憶部108に記憶してある全ての一連の情報が一致した場合でも、記憶されている情報の有効期間が過ぎている場合には、記憶されたデータを使用せずに接続データ記憶部108から削除し、新たにフルトレーニングを実行するので、常に、ある期間内の新しいデータを利用することができる。
一般に、通信回線の状態は、集合モデム151からxDSLモデム100までの配線に隣接する設備の増減などによって、変化するものであり、所定期間が過ぎると、通信回線の特性が変わってしまうことがある。本実施形態では、このような場合であっても、常に、所定期間内の新しいデータを用いて回線接続するので、通信回線の特性が変化することによって通信不良が生じることがない。しかも、所定期間内ではフルトレーニングを行う必要がなく、トレーニング時間を大幅に削減することができる。
尚、本実施形態では、ポート番号,距離データ,トレーニングデータの全ての一致を確認した後で有効期間を確認するようにしたが、ポート番号の一致を確認した後で有効期間を確認するようにしても構わない。
(第5の実施形態)
次に、本発明に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法の第5の実施形態について、図8を用いて説明する。尚、本実施形態のxDSLモデムは、図1に示した第1の実施形態に係るxDSLモデム100と同じ構成で、図2の集合モデム151に接続する。
本実施形態では、制御部111の処理が異なり、第1の実施形態の図3で説明したSNRマージンが予め設定した所定値以上か否かを比較するようになっている。
図8は制御部111のフローチャートで、第3の実施形態の図6のフローチャートを基にしたものである。尚、図6と同符号のものは同じ処理を示す。第3の実施形態と異なるのは、ステップS601,S602およびS603である。ステップS201で回線接続処理が開始され、ステップS207までは第3の実施形態と同じである。ステップS207で、一旦、回線接続した後、制御部111は図1のSNR算出部109の出力をモニタし、SNRマージンを監視する。
(ステップS601)回線接続した後も、図1のノイズフロア測定部107およびSNR算出部109は動作し、図3(c)に示すSNRマージンを測定し、制御部111に出力する。
(ステップS602)ステップS601で測定されたSNRマージンを所定値と比較する。例えば、所定値を6dBとすると、測定したSNRマージンが6dB以上ある場合は、ステップS208に進み、回線接続処理を終了する。測定したSNRマージンが6dB以下の場合は、SNRマージンが少なく、通信不良を起こす可能性が高いと判断して、ステップS603に進む。
(ステップS603)接続データ記憶部108に記憶されているポート番号に対応する一連の情報(ポート番号,距離データ,トレーニングデータなど)を削除し、ステップS205に進んでフルトレーニングを実行する。
このように、本実施形態では、過去に回線接続した際のトレーニングデータを用いて、フルトレーニングを省略して回線接続した際に、回線接続後にSNRマージンを測定して、回線品質を保つための十分なSNRマージンが確保されているか否かを確認し、十分なSNRマージンが確保されていない場合は、過去のトレーニングデータなど一連の情報を接続データ記憶部108から削除して、新たにフルトレーニングを実行するので、回線品質の良い状態で回線接続することができる。
以上、各実施形態において説明してきたように、本発明に係るxDSLモデムおよびトレーニング方法は、過去の接続データを記憶しておいて、次の通信時にその接続データを使用するので、トレーニング時間を大幅に短縮することができる。特に、使用する過去の接続データが正しいか否かを確認するので、より確実に安定して回線接続することができる。また、所定期間が過ぎた古い接続データは使わずに更新するので、回線環境が変わっても安定した回線品質を得ることができる。
本発明に係る各実施形態に共通のブロック図である。 通信システム全体の構成を示すブロック図である。 トレーニング時のノイズフロアやSNRマージンの測定およびビット積み上げの概要を示す説明図である。 本発明に係る第1の実施形態の回線接続手順を示すフローチャートである。 本発明に係る第2の実施形態の回線接続手順を示すフローチャートである。 本発明に係る第3の実施形態の回線接続手順を示すフローチャートである。 本発明に係る第4の実施形態の回線接続手順を示すフローチャートである。 本発明に係る第5の実施形態の回線接続手順を示すフローチャートである。 xDSL回線のバンドモデルを示す説明図である。 一般的なトレーニング時の接続手順を示す説明図である。
符号の説明
100・・・xDSLモデム
102・・・データ送信部
105・・・データ受信部
107・・・ノイズフロア測定部
108・・・接続データ記憶部
109・・・SNR算出部
110・・・ビット積み上げ部
111・・・制御部
151・・・集合モデム

Claims (11)

  1. 回線接続前のトレーニング時に計測した接続データを通信先のモデムに送信して回線を接続するxDSLモデムにおいて、
    前記接続データを記憶する記憶手段と、
    次に回線接続する際に、前記通信先のモデムから送られてくる接続データと前記記憶手段に記憶されている接続データとを比較し、一致する場合はトレーニングを行わず前記記憶手段に記憶されている接続データを用いて回線接続し、一致しない場合はトレーニングを行って回線接続する制御手段と
    を設けたことを特徴とするxDSLモデム。
  2. 請求項に記載のxDSLモデムにおいて、
    前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号としたことを特徴とするxDSLモデム。
  3. 請求項に記載のxDSLモデムにおいて、
    前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号および受信レベルとしたことを特徴とするxDSLモデム。
  4. 請求項に記載のxDSLモデムにおいて、
    前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号およびビット積み上げテーブルとしたことを特徴とするxDSLモデム。
  5. 請求項に記載のxDSLモデムにおいて、
    前記通信先のモデムから送られてくる接続データを前記通信先のモデムの接続ポート番号,受信レベルおよびビット積み上げテーブルとしたことを特徴とするxDSLモデム。
  6. 請求項からのいずれか一項に記載のxDSLモデムにおいて、
    前記記憶手段に記憶されている接続データは、前記通信先のモデムの接続ポート番号毎に関連づけて記憶することを特徴とするxDSLモデム。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載のxDSLモデムにおいて、
    前記記憶手段に記憶されている接続データに使用年月日を付加して記憶し、
    前記制御手段は、回線接続する際に、前記記憶手段に記憶されている接続データが所定期間よりも古かった場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行うことを特徴とするxDSLモデム。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載のxDSLモデムにおいて、
    接続中の回線のSNRマージンを測定するSNRマージン測定手段を設け、
    前記制御手段は、回線接続する際に、前記SNRマージン測定手段が測定するSNRマージンが所定値以下の場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行うことを特徴とするxDSLモデム。
  9. 回線接続前のトレーニング時に計測した接続データを通信先のモデムに送信して回線を接続するxDSLモデムのトレーニング方法において、
    前記xDSLモデムは、前記接続データを記憶手段に記憶し、次に回線接続する際に、前記通信先のモデムから送られてくる接続データと前記記憶手段に記憶されている接続データとを比較し、一致する場合はトレーニングを行わず前記記憶手段に記憶されている接続データを用いて回線接続し、一致しない場合はトレーニングを行って回線接続する
    ことを特徴とするxDSLモデムのトレーニング方法。
  10. 請求項に記載のxDSLモデムのトレーニング方法において、
    前記xDSLモデムは、前記記憶手段に記憶されている接続データに使用年月日を付加して記憶し、回線接続する際に、前記記憶手段に記憶されている接続データが所定期間よりも古かった場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行う
    ことを特徴とするxDSLモデムのトレーニング方法。
  11. 請求項9または10に記載のxDSLモデムのトレーニング方法において、
    前記xDSLモデムは、回線接続する際にSNRマージンを測定し、測定したSNRマージンが所定値以下の場合には、当該接続データを削除して新たにトレーニングを行う
    ことを特徴とするxDSLモデムのトレーニング方法。
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