JP4760140B2 - 表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置および作成方法 - Google Patents
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Description
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データを、基本形状データとして入力する基本形状データ入力手段と、
オペレータの指示に基づいて、基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義する第1の基準線定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義するパイプ断面パラメータ定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義するパイプ配置パラメータ定義手段と、
第1の基準線とパイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成する第2の基準線作成手段と、
第2の基準線とパイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成するパイプ形状データ作成手段と、
基本形状データにパイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成する合成形状データ作成手段と、
を設け、
パイプ形状データ作成手段が、第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、当該代表点における前記第2の基準線の接線ベクトルに対して直交する向きに配置する処理を行い、配置された二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データを作成するようにしたものである。
第1の基準線定義手段が、オペレータの指示に基づいて、基本形状データに含まれる直線もしくは曲線のデータ、または基本形状データに含まれる2つの面のデータを用いて演算された当該2つの面の交線のデータを利用して、第1の基準線を定義するようにしたものである。
第1の基準線定義手段が、オペレータの指示に基づいて、基本形状データで示される物体が定義された三次元空間上に、直線もしくは曲線からなる参照線と、所定の投影方向を示す投影方向ベクトルと、を定義する機能を有し、参照線を投影方向ベクトルの示す投影方向に投影したときに、基本形状データで示される物体の表面上に形成される投影像を第1の基準線として定義するようにしたものである。
パイプ断面パラメータ定義手段が、xy二次元直交座標系において、(x/a)2/ε+(y/b)2/ε=1(但し、εは所定の定数)なる式によって示される超二次曲線を用いてパイプ断面パラメータを定義するようにしたものである。
パイプ断面パラメータ定義手段が、rθ極座標系において、角度θ(0≦θ<2π)と、この角度θに対応する距離r(θ)と、の組み合わせを示す断面形状テーブルを用いてパイプ断面パラメータを定義するようにしたものである。
パイプ配置パラメータ定義手段が、パイプの浮き上がり量を示す所定の定数hをパイプ配置パラメータとして定義する機能を有し、
第2の基準線作成手段が、第1の基準線上の点Pに関して、当該点Pの位置に立てた物体表面についての法線nを求め、この法線n上にあり、点Pから距離hだけ隔たった位置にある点Qを求め、点Qの集合によって第2の基準線を作成する機能を有するようにしたものである。
パイプ配置パラメータ定義手段が、パイプの浮き上がり量を示す所定の関数h(s)をパイプ配置パラメータとして定義する機能を有し、
第2の基準線作成手段が、第1の基準線上にあり、第1の基準線上に定義された所定の始点からの第1の基準線に沿った距離がsの位置にある点Pに関して、当該点Pの位置に立てた物体表面についての法線nを求め、この法線n上にあり、点Pから距離h(s)だけ隔たった位置にある点Qを求め、点Qの集合によって第2の基準線を作成する機能を有するようにしたものである。
点Pが複数の面の交線上の点もしくは複数の面の交点であった場合に、当該複数の面のうちのいずれか1つの面についての法線を、点Pの位置に立てた物体表面についての法線とするようにしたものである。
点Pが複数の面の交線上の点もしくは複数の面の交点であった場合に、当該複数の面のそれぞれについて点Pの位置における法線ベクトルを求め、これら法線ベクトルを合成して得られる合成ベクトルに沿った直線を、点Pの位置に立てた物体表面についての法線とするようにしたものである。
第2の基準線作成手段が、方程式により表現可能な第2の基準線を作成する機能を有し、
パイプ形状データ作成手段が、所定の代表点における第2の基準線の接線ベクトルを、この方程式の当該代表点における微分値を利用して求める機能を有するようにしたものである。
第2の基準線作成手段が、第1の基準線上に所定間隔で標本点P(i)を定義し、パイプ配置パラメータに基づいて各標本点P(i)を変位させることにより、第2の基準線を構成する代表点Q(i)を求めるようにしたものである。
パイプ形状データ作成手段が、第i番目の代表点Q(i)における第2の基準線の接線ベクトルT(i)を、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)を利用して、点Q(i)とQ(i+1)とを結ぶ線分に沿ったベクトルとして求める機能を有するようにしたものである。
パイプ形状データ作成手段が、個々の代表点Q(i)について、第2の基準線上の点であって、隣接する代表点よりも近くに存在する近接点QQ(i)を定義し、各代表点Q(i)における第2の基準線の接線ベクトルT(i)を、当該代表点Q(i)と当該代表点について定義された近接点QQ(i)とを結ぶ線分に沿ったベクトルとして求める機能を有するようにしたものである。
第2の基準線作成手段が、標本点P(i)の位置に立てた物体表面についての法線n(i)を求め、この法線n(i)上にあり、標本点P(i)からパイプ配置パラメータに基づいて定まる所定距離だけ離れた位置にある点を代表点Q(i)とする処理を行い、
パイプ形状データ作成手段が、代表点Q(i)の位置にパイプの二次元断面図形C(i)を配置する際に、代表点Q(i)を含み、代表点Q(i)における第2の基準線の接線ベクトルT(i)に直交する投影面を定義し、接線ベクトルT(i)を法線n(i)の方向へ投影することによって投影面上に得られる投影ベクトルTT(i)の位置を基準として配置を行うようにしたものである。
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データを、基本形状データとして入力する基本形状データ入力手段と、
オペレータの指示に基づいて、基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義する第1の基準線定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義するパイプ断面パラメータ定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義するパイプ配置パラメータ定義手段と、
第1の基準線とパイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成する第2の基準線作成手段と、
第2の基準線とパイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成するパイプ形状データ作成手段と、
基本形状データにパイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成する合成形状データ作成手段と、
を設け、
パイプ形状データ作成手段が、第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、それぞれ所定の向きに初期配置する処理を行った後、初期配置された各二次元断面図形に対して、隣接する二次元断面図形との間の最近接部の距離と最遠隔部の距離との差が縮小するように、配置の向きを補正する処理を行い、配置補正された各二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データを作成するようにしたものである。
パイプ形状データ作成手段が、
パイプの各二次元断面図形の輪郭線上にそれぞれ複数J個の制御点を定義し、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された第j番目の制御点G(i,j)と、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)について定義された第j番目の制御点G(i+1,j)と、の間に接続された仮想ばねEα(i,j)を定義し、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された第j番目の制御点G(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)について定義された第j番目の制御点G(i−1,j)と、の間に接続された仮想ばねEβ(i,j)を定義し、
各二次元断面図形が、位置は各代表点に固定されているが、向きに関する自由度を有しており、かつ、各仮想ばねが物理的に同一のばねであると仮定したときに、各仮想ばねから個々の制御点に加えられる力に基づいて各二次元断面図形が向きを変える物理現象をシミュレートすることにより、各二次元断面図形を配置補正するようにしたものである。
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について、
第j番目の制御点G(i,j)が、仮想ばねEα(i,j)から受ける力Fα(i,j)と、仮想ばねEβ(i,j)から受ける力Fβ(i,j)と、の差ΔF(i,j)を、全J個の制御点についてそれぞれ求め、
二次元断面図形C(i)を含む平面上に、代表点Q(i)から制御点G(i,j)へ向かう方向を向き、大きさがΔF(i,j)に相当する変位ベクトルV(i,j)を定義し(ΔF(i,j)が負の場合には、逆方向を向くベクトルとする)、合計J個の変位ベクトルの和として総合変位ベクトルΣV(i)を求め、
代表点Q(i)を通り、二次元断面図形C(i)上に含まれ、かつ、総合変位ベクトルΣV(i)に直交する直線を回転軸として、二次元断面図形C(i)を、総合変位ベクトルΣV(i)の大きさに応じた変位角ξ(i)だけ回転させることにより、配置補正された二次元断面図形C(i)′を求めるようにしたものである。
個々の二次元断面図形C(i)について、それぞれ配置補正された二次元断面図形C(i)′を求める補正処理を行った後、求められた個々の二次元断面図形C(i)′を新たな二次元断面図形C(i)として、補正処理を繰り返し実行するようにしたものである。
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データを、基本形状データとして入力する基本形状データ入力手段と、
オペレータの指示に基づいて、基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義する第1の基準線定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義するパイプ断面パラメータ定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義するパイプ配置パラメータ定義手段と、
第1の基準線とパイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成する第2の基準線作成手段と、
第2の基準線とパイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成するパイプ形状データ作成手段と、
基本形状データにパイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成する合成形状データ作成手段と、
を設け、
パイプ形状データ作成手段が、第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、それぞれ所定の向きに配置する処理を行った後、所定の皺発生区間内に配置された各二次元断面図形に対して、第2の基準線に沿った方向に関して周期的なサイズの変動を加えることにより、表面に皺が形成されたパイプの三次元形状データを作成するようにしたものである。
パイプ形状データ作成手段が、
パイプの各二次元断面図形の輪郭線上にそれぞれ複数個の制御点を定義し、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について、第j番目の制御点G(i,j)を、代表点Q(i)との距離r(i,j)が新たな距離R(i,j)となるように、代表点Q(i)と制御点G(i,j)とを結ぶ直線上で移動させて位置変動を生じさせることにより、サイズの変動を行うようにしたものである。
個々の制御点について、それぞれ隣接する二次元断面図形の対応する制御点との間の距離を制御点間距離として求め、求めた制御点間距離が小さい場合ほど、周期的な位置変動の振幅がより大きくなるように、個々の制御点の移動を行うようにしたものである。
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)の第j番目の制御点G(i,j)について、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)の第j番目の制御点G(i+1,j)との間の距離dα(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)の第j番目の制御点G(i−1,j)との間の距離dβ(i,j)と、を求め、距離dα(i,j)と距離dβ(i,j)との平均値dαβ(i,j)が小さい場合ほど、制御点G(i,j)について施される周期的な位置変動の振幅がより大きくなるように、個々の制御点の移動を行うようにしたものである。
dαβ(i,j)のとるべき値に関して複数段階の近接度を定義し、個々の段階ごとに、周期的な位置変動の振幅を設定するようにしたものである。
最も小さい近接度を示す段階については、周期的な位置変動の振幅を0に設定するようにしたものである。
所定の変動関数Ψを定義し、R(i,j)=r(i,j)+(r(i,j)×Ψ)なる演算により、新たな距離R(i,j)を求めるようにしたものである。
変動関数Ψとして、変数sについての関数Ψ(s)を定義し、
第i番目の代表点Q(i)について、第2の基準線上に定義された所定の始点Qsからの第2の基準線に沿った距離sを求め、関数Ψ(s)を用いて、新たな距離R(i,j)を求めるようにしたものである。
所定の振幅定数Aおよび皺の周期λを用いて、Ψ=A・(sin(2πs/λ))γなる変動関数(但し、γは所定の定数)を定義するようにしたものである。
振幅A(i,j)および皺の周期λを用いて、Ψ=A(i,j)・(sin(2πs/λ))γなる変動関数(但し、γは所定の定数)を定義し、制御点G(i,j)に関する移動量が振幅A(i,j)に応じて定まるようにし、個々の制御点ごとに異なる振幅をもった変動関数が適用されるようにしたものである。
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)の第j番目の制御点G(i,j)について、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)の第j番目の制御点G(i+1,j)との間の距離dα(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)の第j番目の制御点G(i−1,j)との間の距離dβ(i,j)と、を求め、距離dα(i,j)と距離dβ(i,j)との平均値dαβ(i,j)と、所定の比例定数Kとを用いて、A(i,j)=K/dαβ(i,j)なる式によって、制御点G(i,j)に対して適用されるべき振幅A(i,j)を定義するようにしたものである。
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)の第j番目の制御点G(i,j)について、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)の第j番目の制御点G(i+1,j)との間の距離dα(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)の第j番目の制御点G(i−1,j)との間の距離dα(i,j)と、を求め、距離dα(i,j)と距離dα(i,j)との平均値dαβ(i,j)を求める制御点間距離演算処理を実行し、
予めdαβ(i,j)のとるべき値に関して複数段階の近接度を定義しておき、個々の段階ごとに、それぞれ所定の振幅を設定しておき、制御点G(i,j)を移動させる際には、制御点間距離演算処理によって求められた値dαβ(i,j)に応じた近接度についての振幅を適用して移動量の演算を行うようにしたものである。
最も小さい近接度を示す段階については、振幅=0に設定するようにしたものである。
パイプ形状データ作成手段が、パイプの二次元断面図形の輪郭線上に複数の制御点を定義し、第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された1つもしくは複数の制御点と、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)について定義された1つもしくは複数の制御点と、を頂点とするポリゴンの集合によって、パイプの三次元形状データを作成するようにしたものである。
パイプ形状データ作成手段が、第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された第j番目の制御点G(i,j)および第(j+1)番目の制御点G(i,j+1)と、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)について定義された第j番目の制御点G(i+1,j)および第(j+1)番目の制御点G(i+1,j+1)と、の合計4点を頂点とする四角形の集合によって、パイプの三次元形状データを作成するようにしたものである。
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データが、コンピュータ内の記憶手段に、基本形状データとして入力される基本形状データ入力段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義し、これを記憶手段に格納する第1の基準線定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ断面パラメータ定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ配置パラメータ定義段階と、
コンピュータが、第1の基準線とパイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成し、これを記憶手段に格納する第2の基準線作成段階と、
コンピュータが、第2の基準線とパイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成し、これを記憶手段に格納するパイプ形状データ作成段階と、
コンピュータが、基本形状データにパイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成し、これを記憶手段に格納する合成形状データ作成段階と、
を行い、
パイプ形状データ作成段階において、第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、当該代表点における前記第2の基準線の接線ベクトルに対して直交する向きに配置する処理を行い、配置された二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データを作成するようにしたものである。
(37) 本発明の第37の態様は、上述の第35の態様に係る表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成方法におけるパイプ形状データ作成段階で行う処理の代わりに、第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、それぞれ所定の向きに配置する処理を行った後、所定の皺発生区間内に配置された各二次元断面図形に対して、第2の基準線に沿った方向に関して周期的なサイズの変動を加えることにより、表面に皺が形成されたパイプの三次元形状データを作成するようにしたものである。
基本形状データ入力段階では、多数のポリゴンもしくはパラメトリック曲面によって物体表面を表現した三次元形状データが、基本形状データとして入力されるようにしたものである。
本発明では、表面にパイプを有する物体について、パイプを含めた三次元形状データの作成が行われる。この§1では、この本発明の基本手順を、簡単なモデルを用いて説明する。
続いて、本発明に係る表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置の基本構成を、図8のブロック図を参照しながら説明する。前述したとおり、本発明は、基本的にコンピュータを利用することを前提とした発明であり、この図8に示す装置は、コンピュータに専用のプログラムを組み込むことによって実現される装置である。したがって、個々のブロックとして示されている構成要素の機能は、実際には、いずれもコンピュータに組み込まれたプログラムによって実現される機能ということになる。
続いて、図1のステップS2もしくは図8の第1の基準線定義手段20において行われる第1の基準線L1の具体的な定義方法の一例を述べる。第1の基準線L1は、たとえば、図3に示すように、パイプの物体表面上での位置を示す線であり、物体の表面上に定義された線であれば、直線であろうが、曲線であろうがかまわない。
次に、図1のステップS3もしくは図8のパイプ断面パラメータ定義手段30において行われるパイプ断面パラメータPcの具体的な定義方法の一例を述べる。パイプ断面パラメータPcは、パイプの断面形状とそのサイズとを示すパラメータであるので、パイプの二次元断面図形とその大きさを定めることができれば、どのような形態のパラメータであってもかまわない。
続いて、図1のステップS4もしくは図8のパイプ配置パラメータ定義手段40において行われるパイプ配置パラメータhの具体的な定義方法の一例を述べる。パイプ配置パラメータhは、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパラメータであり、所定の単位(たとえば、mm)を指定して、オペレータに数値を指定させることにより容易に定義することが可能である。あるいは、予め複数通りのhの値を用意しておき、その中から、オペレータに所望の値を選択させるようにしてもよい。
次に、図1のステップS5もしくは図8の第2の基準線作成手段50において行われる第2の基準線の具体的な作成方法の一例を述べる。図7に示されているように、第2の基準線L2は、パイプの三次元空間上での位置を示す線(パイプ断面が円の場合は、パイプの中心線)であり、第1の基準線L1をパイプ配置パラメータhが示す距離だけ、物体表面から浮き上がらせた線ということができる(負の距離だけ浮き上がらせることは、実質的に物体内部に沈み込ませることと同義である)。
ここでは、図1のステップS6もしくは図8のパイプ形状データ作成手段60において行われるパイプの三次元形状データの具体的な作成方法の一例を述べる。図6に示す第2の基準線L2が、太さをもたない幾何学的な線であるのに対して、図7に示すパイプの三次元形状データDpは、円柱状の三次元形態を示すデータになる。このような三次元形状データDpを作成するには、第2の基準線L2上に所定間隔で代表点Qを定義し、各代表点位置に、パイプ断面パラメータPcで示されるパイプの二次元断面図形を、当該代表点Qにおける第2の基準線L2の接線ベクトルTに対して直交する向きに配置する処理を行い、配置された二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データDpを作成すればよい。
前掲の§7では、パイプの三次元形状データDpを作成する際に、たとえば、図21に示すように、第2の基準線L2上に所定間隔で代表点Q(i),Q(i+1),Q(i+2),…を定義し、各代表点位置に、パイプの二次元断面図形C(i),C(i+1),C(i+2),…を、各代表点における第2の基準線L2の接線ベクトルT(i),T(i+1),T(i+2),…に対して直交する向きに配置する処理を行う例を説明した。このように、各二次元断面図形を、第2の基準線L2に直交する向きに配置する、という方法は、第2の基準線L2が直線もしくは直線に近い曲線の場合には、極めて有効な手法である。しかしながら、第2の基準線L2が、かなり屈曲した曲線であった場合、必ずしも最適な手法にはならない。
が正であったとすると、図36に示すように、代表点Q(i)から制御点G(i,0)へ向かう方向を向き、大きさがΔF(i,0)に相当する変位ベクトルV(i,0)を定義する。同様に、図35において、第7番目の制御点G(i,7)に加わる力ΔF(i,7)が負であったとすると、図36に示すように、まず、代表点Q(i)から制御点G(i,7)へ向かう方向を向き、大きさがΔF(i,7)の絶対値に相当する変位ベクトルV(i,7)′を定義し(図では、破線で示す)、続いて、これを反転させた変位ベクトルV(i,7)を定義する。変位ベクトルV(i,7)′とV(i,7)とは、大きさが等しく、向きが反対のベクトルである。
表面にパイプを有する物品は、ソファなどの家具、自動車の内装、衣服、バッグ、靴、鞄など、多岐にわたるが、パイプ部分の材質としては、布、皮、合成皮革など、柔軟な素材が用いられることが多い。このような柔軟な素材からなるパイプは、自由に湾曲することができ、物品の表面における取り回しが容易であり、その特性上、表面に皺が形成されることも少なくない。ここでは、パイプの三次元形状データDpを作成する際に、表面に皺を形成する手法を述べることにする。
20…第1の基準線定義手段
30…パイプ断面パラメータ定義手段
40…パイプ配置パラメータ定義手段
50…第2の基準線作成手段
60…パイプ形状データ作成手段
70…合成形状データ作成手段
A,A(i,j)…変動関数Ψの振幅
C,C1〜C13,C(i),C(i)′,C(i+1),C(i+2)…パイプの二次元断面図形
Db…基本形状データおよび当該データで示される物体の三次元形態
Dp,Dp1,Dp2…パイプの三次元形状データおよび当該データで示されるパイプの三次元形態
Dbp…合成形状データ
dα(i,j),dβ(i,j),dαβ(i,j)…制御点間距離
Eα(i,j),Eβ(i,j)…仮想ばね
Fα(i,j),Fβ(i,j),ΔF(i,j)…力
G0〜G11,G(i,j),G(i,j+1),G(i+1,j),G(i+1,j+1),G(i−1,j)…制御点
h…パイプ配置パラメータ
K…輪郭点/比例定数
K11…参照線
KL,KS…振幅
L1,L11,L12…第1の基準線
L2,L21,L22…第2の基準線
M(i),M(i)′,M(i+1),M(i+1)′…作用点
n,n′,n*,n0〜n8,n(i),n(i+1),n(i+2),nn(i),nn(i+1),nn(i+2)…法線
n**…法線の中間線
P,P′,P0〜P8,P(i),P(i+1),P(i+2)…第1の基準線上の標本点
PP(i),PP(i+1),PP(i+2)…近接点
Pc…パイプ断面パラメータ
Q,Q′,Q*,Q**,Q0〜Q8,Q(i),Q(i+1),Q(i+2)…第2の基準線を構成する代表点
Qs…始点
QQ(i),QQ(i+1),QQ(i+2)…近接点
r,r0,rmax,rmin …円の半径
r(θ)…rθ極座標系における角度θに対応する長さ
r(i,j),R(i,j)…代表点から制御点までの距離
S…グラフの基準線(物体の表面位置)
S1〜S7…流れ図の各ステップ
s…始点Qsからの距離
T(i),T(i+1),T(i+2)…接線ベクトル
TT(i),TT(i+1),TT(i+2)…投影ベクトル
U0〜U3…物体の面
V…投影方向ベクトル
V(i,j),V(i,j)′…変位ベクトル
Wr,Wr(in),Wr(out)…皺発生区間
x,y…二次元直交座標系の各座標軸
γ…定数
δ…近接点までの距離
ε…定数
θ…角度
λ…皺の周期
μ(i+1),μ(i+1)′…作用点
ξ(i)…変位角
ΣV(i),ΣV(i)′,ΣV(i+1),ΣV(i+1)′…統合変位ベクトル
Ψ…変動関数
Ω…回転軸
Claims (38)
- 表面にパイプを有する物体について、パイプを含めた三次元形状データを作成する装置であって、
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データを、基本形状データとして入力する基本形状データ入力手段と、
オペレータの指示に基づいて、前記基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義する第1の基準線定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義するパイプ断面パラメータ定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義するパイプ配置パラメータ定義手段と、
前記第1の基準線と前記パイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成する第2の基準線作成手段と、
前記第2の基準線と前記パイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成するパイプ形状データ作成手段と、
前記基本形状データに前記パイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成する合成形状データ作成手段と、
を備え、
前記パイプ形状データ作成手段が、前記第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、前記パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、当該代表点における前記第2の基準線の接線ベクトルに対して直交する向きに配置する処理を行い、配置された二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1に記載の作成装置において、
第1の基準線定義手段が、オペレータの指示に基づいて、基本形状データに含まれる直線もしくは曲線のデータ、または基本形状データに含まれる2つの面のデータを用いて演算された当該2つの面の交線のデータを利用して、第1の基準線を定義することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1に記載の作成装置において、
第1の基準線定義手段が、オペレータの指示に基づいて、基本形状データで示される物体が定義された三次元空間上に、直線もしくは曲線からなる参照線と、所定の投影方向を示す投影方向ベクトルと、を定義する機能を有し、前記参照線を前記投影方向ベクトルの示す投影方向に投影したときに、前記基本形状データで示される物体の表面上に形成される投影像を第1の基準線として定義することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の作成装置において、
パイプ断面パラメータ定義手段が、xy二次元直交座標系において、(x/a)2/ε+(y/b)2/ε=1(但し、εは所定の定数)なる式によって示される超二次曲線を用いてパイプ断面パラメータを定義することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の作成装置において、
パイプ断面パラメータ定義手段が、rθ極座標系において、角度θ(0≦θ<2π)と、この角度θに対応する距離r(θ)と、の組み合わせを示す断面形状テーブルを用いてパイプ断面パラメータを定義することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の作成装置において、
パイプ配置パラメータ定義手段が、パイプの浮き上がり量を示す所定の定数hをパイプ配置パラメータとして定義する機能を有し、
第2の基準線作成手段が、第1の基準線上の点Pに関して、当該点Pの位置に立てた物体表面についての法線nを求め、この法線n上にあり、点Pから距離hだけ隔たった位置にある点Qを求め、点Qの集合によって第2の基準線を作成する機能を有することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の作成装置において、
パイプ配置パラメータ定義手段が、パイプの浮き上がり量を示す所定の関数h(s)をパイプ配置パラメータとして定義する機能を有し、
第2の基準線作成手段が、第1の基準線上にあり、前記第1の基準線上に定義された所定の始点からの前記第1の基準線に沿った距離がsの位置にある点Pに関して、当該点Pの位置に立てた物体表面についての法線nを求め、この法線n上にあり、点Pから距離h(s)だけ隔たった位置にある点Qを求め、点Qの集合によって第2の基準線を作成する機能を有することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項6または7に記載の作成装置において、
点Pが複数の面の交線上の点もしくは複数の面の交点であった場合に、当該複数の面のうちのいずれか1つの面についての法線を、点Pの位置に立てた物体表面についての法線とすることを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項6または7に記載の作成装置において、
点Pが複数の面の交線上の点もしくは複数の面の交点であった場合に、当該複数の面のそれぞれについて点Pの位置における法線ベクトルを求め、これら法線ベクトルを合成して得られる合成ベクトルに沿った直線を、点Pの位置に立てた物体表面についての法線とすることを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の作成装置において、
第2の基準線作成手段が、方程式により表現可能な第2の基準線を作成する機能を有し、
パイプ形状データ作成手段が、所定の代表点における第2の基準線の接線ベクトルを、前記方程式の当該代表点における微分値を利用して求める機能を有することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の作成装置において、
第2の基準線作成手段が、第1の基準線上に所定間隔で標本点P(i)を定義し、パイプ配置パラメータに基づいて各標本点P(i)を変位させることにより、第2の基準線を構成する代表点Q(i)を求める機能を有することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項11に記載の作成装置において、
パイプ形状データ作成手段が、第i番目の代表点Q(i)における第2の基準線の接線ベクトルT(i)を、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)を利用して、点Q(i)とQ(i+1)とを結ぶ線分に沿ったベクトルとして求める機能を有することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項11に記載の作成装置において、
パイプ形状データ作成手段が、個々の代表点Q(i)について、第2の基準線上の点であって、隣接する代表点よりも近くに存在する近接点QQ(i)を定義し、各代表点Q(i)における第2の基準線の接線ベクトルT(i)を、当該代表点Q(i)と当該代表点について定義された近接点QQ(i)とを結ぶ線分に沿ったベクトルとして求める機能を有することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項11〜13のいずれかに記載の作成装置において、
第2の基準線作成手段が、標本点P(i)の位置に立てた物体表面についての法線n(i)を求め、この法線n(i)上にあり、標本点P(i)からパイプ配置パラメータに基づいて定まる所定距離だけ離れた位置にある点を代表点Q(i)とする処理を行い、
パイプ形状データ作成手段が、代表点Q(i)の位置にパイプの二次元断面図形C(i)を配置する際に、前記代表点Q(i)を含み、前記代表点Q(i)における第2の基準線の接線ベクトルT(i)に直交する投影面を定義し、前記接線ベクトルT(i)を前記法線n(i)の方向へ投影することによって前記投影面上に得られる投影ベクトルTT(i)の位置を基準として配置を行うことを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 表面にパイプを有する物体について、パイプを含めた三次元形状データを作成する装置であって、
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データを、基本形状データとして入力する基本形状データ入力手段と、
オペレータの指示に基づいて、前記基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義する第1の基準線定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義するパイプ断面パラメータ定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義するパイプ配置パラメータ定義手段と、
前記第1の基準線と前記パイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成する第2の基準線作成手段と、
前記第2の基準線と前記パイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成するパイプ形状データ作成手段と、
前記基本形状データに前記パイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成する合成形状データ作成手段と、
を備え、
前記パイプ形状データ作成手段が、前記第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、前記パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、それぞれ所定の向きに初期配置する処理を行った後、初期配置された各二次元断面図形に対して、隣接する二次元断面図形との間の最近接部の距離と最遠隔部の距離との差が縮小するように、配置の向きを補正する処理を行い、配置補正された各二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項15に記載の作成装置において、
パイプ形状データ作成手段が、
パイプの各二次元断面図形の輪郭線上にそれぞれ複数J個の制御点を定義し、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された第j番目の制御点G(i,j)と、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)について定義された第j番目の制御点G(i+1,j)と、の間に接続された仮想ばねEα(i,j)を定義し、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された第j番目の制御点G(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)について定義された第j番目の制御点G(i−1,j)と、の間に接続された仮想ばねEβ(i,j)を定義し、
各二次元断面図形が、位置は各代表点に固定されているが、向きに関する自由度を有しており、かつ、各仮想ばねが物理的に同一のばねであると仮定したときに、各仮想ばねから個々の制御点に加えられる力に基づいて各二次元断面図形が向きを変える物理現象をシミュレートすることにより、各二次元断面図形を配置補正することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項16に記載の作成装置において、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について、
第j番目の制御点G(i,j)が、仮想ばねEα(i,j)から受ける力Fα(i,j)と、仮想ばねEβ(i,j)から受ける力Fβ(i,j)と、の差ΔF(i,j)を、全J個の制御点についてそれぞれ求め、
二次元断面図形C(i)を含む平面上に、代表点Q(i)から制御点G(i,j)へ向かう方向を向き、大きさがΔF(i,j)に相当する変位ベクトルV(i,j)を定義し(ΔF(i,j)が負の場合には、逆方向を向くベクトルとする)、合計J個の変位ベクトルの和として総合変位ベクトルΣV(i)を求め、
代表点Q(i)を通り、二次元断面図形C(i)上に含まれ、かつ、総合変位ベクトルΣV(i)に直交する直線を回転軸として、二次元断面図形C(i)を、総合変位ベクトルΣV(i)の大きさに応じた変位角ξ(i)だけ回転させることにより、配置補正された二次元断面図形C(i)′を求めることを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項17に記載の作成装置において、
個々の二次元断面図形C(i)について、それぞれ配置補正された二次元断面図形C(i)′を求める補正処理を行った後、求められた個々の二次元断面図形C(i)′を新たな二次元断面図形C(i)として、補正処理を繰り返し実行することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 表面にパイプを有する物体について、パイプを含めた三次元形状データを作成する装置であって、
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データを、基本形状データとして入力する基本形状データ入力手段と、
オペレータの指示に基づいて、前記基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義する第1の基準線定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義するパイプ断面パラメータ定義手段と、
オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義するパイプ配置パラメータ定義手段と、
前記第1の基準線と前記パイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成する第2の基準線作成手段と、
前記第2の基準線と前記パイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成するパイプ形状データ作成手段と、
前記基本形状データに前記パイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成する合成形状データ作成手段と、
を備え、
前記パイプ形状データ作成手段が、前記第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、前記パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、それぞれ所定の向きに配置する処理を行った後、所定の皺発生区間内に配置された各二次元断面図形に対して、第2の基準線に沿った方向に関して周期的なサイズの変動を加えることにより、表面に皺が形成されたパイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項19に記載の作成装置において、
パイプ形状データ作成手段が、
パイプの各二次元断面図形の輪郭線上にそれぞれ複数個の制御点を定義し、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について、第j番目の制御点G(i,j)を、前記代表点Q(i)との距離r(i,j)が新たな距離R(i,j)となるように、前記代表点Q(i)と前記制御点G(i,j)とを結ぶ直線上で移動させて位置変動を生じさせることにより、サイズの変動を行うことを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項20に記載の作成装置において、
個々の制御点について、それぞれ隣接する二次元断面図形の対応する制御点との間の距離を制御点間距離として求め、求めた制御点間距離が小さい場合ほど、周期的な位置変動の振幅がより大きくなるように、個々の制御点の移動を行うことを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項21に記載の作成装置において、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)の第j番目の制御点G(i,j)について、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)の第j番目の制御点G(i+1,j)との間の距離dα(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)の第j番目の制御点G(i−1,j)との間の距離dβ(i,j)と、を求め、距離dα(i,j)と距離dβ(i,j)との平均値dαβ(i,j)が小さい場合ほど、制御点G(i,j)について施される周期的な位置変動の振幅がより大きくなるように、個々の制御点の移動を行うことを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項22に記載の作成装置において、
dαβ(i,j)のとるべき値に関して複数段階の近接度を定義し、個々の段階ごとに、周期的な位置変動の振幅を設定することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項23に記載の作成装置において、
最も小さい近接度を示す段階については、周期的な位置変動の振幅を0に設定することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項20に記載の作成装置において、
所定の変動関数Ψを定義し、R(i,j)=r(i,j)+(r(i,j)×Ψ)なる演算により、新たな距離R(i,j)を求めることを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項25に記載の作成装置において、
変動関数Ψとして、変数sについての関数Ψ(s)を定義し、
第i番目の代表点Q(i)について、第2の基準線上に定義された所定の始点Qsからの前記第2の基準線に沿った距離sを求め、前記関数Ψ(s)を用いて、新たな距離R(i,j)を求めることを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項26に記載の作成装置において、
所定の振幅定数Aおよび皺の周期λを用いて、Ψ=A・(sin(2πs/λ))γなる変動関数(但し、γは所定の定数)を定義することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項26に記載の作成装置において、
振幅A(i,j)および皺の周期λを用いて、Ψ=A(i,j)・(sin(2πs/λ))γなる変動関数(但し、γは所定の定数)を定義し、制御点G(i,j)に関する移動量が振幅A(i,j)に応じて定まるようにし、個々の制御点ごとに異なる振幅をもった変動関数が適用されるようにしたことを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項28に記載の作成装置において、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)の第j番目の制御点G(i,j)について、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)の第j番目の制御点G(i+1,j)との間の距離dα(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)の第j番目の制御点G(i−1,j)との間の距離dβ(i,j)と、を求め、距離dα(i,j)と距離dβ(i,j)との平均値dαβ(i,j)と、所定の比例定数Kとを用いて、A(i,j)=K/dαβ(i,j)なる式によって、制御点G(i,j)に対して適用されるべき振幅A(i,j)を定義することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項28に記載の作成装置において、
第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)の第j番目の制御点G(i,j)について、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)の第j番目の制御点G(i+1,j)との間の距離dα(i,j)と、第(i−1)番目の代表点Q(i−1)の位置に配置された二次元断面図形C(i−1)の第j番目の制御点G(i−1,j)との間の距離dα(i,j)と、を求め、距離dα(i,j)と距離dα(i,j)との平均値dαβ(i,j)を求める制御点間距離演算処理を実行し、
予めdαβ(i,j)のとるべき値に関して複数段階の近接度を定義しておき、個々の段階ごとに、それぞれ所定の振幅を設定しておき、制御点G(i,j)を移動させる際には、前記制御点間距離演算処理によって求められた値dαβ(i,j)に応じた近接度についての振幅を適用して移動量の演算を行うことを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項30に記載の作成装置において、
最も小さい近接度を示す段階については、振幅=0に設定することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜31のいずれかに記載の作成装置において、
パイプ形状データ作成手段が、パイプの二次元断面図形の輪郭線上に複数の制御点を定義し、第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された1つもしくは複数の制御点と、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)について定義された1つもしくは複数の制御点と、を頂点とするポリゴンの集合によって、パイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項32に記載の作成装置において、
パイプ形状データ作成手段が、第i番目の代表点Q(i)の位置に配置された二次元断面図形C(i)について定義された第j番目の制御点G(i,j)および第(j+1)番目の制御点G(i,j+1)と、第(i+1)番目の代表点Q(i+1)の位置に配置された二次元断面図形C(i+1)について定義された第j番目の制御点G(i+1,j)および第(j+1)番目の制御点G(i+1,j+1)と、の合計4点を頂点とする四角形の集合によって、パイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置。 - 請求項1〜33のいずれかに記載の作成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 表面にパイプを有する物体について、パイプを含めた三次元形状データを作成する方法であって、
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データが、コンピュータ内の記憶手段に、基本形状データとして入力される基本形状データ入力段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、前記基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義し、これを記憶手段に格納する第1の基準線定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ断面パラメータ定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ配置パラメータ定義段階と、
コンピュータが、前記第1の基準線と前記パイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成し、これを記憶手段に格納する第2の基準線作成段階と、
コンピュータが、前記第2の基準線と前記パイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成し、これを記憶手段に格納するパイプ形状データ作成段階と、
コンピュータが、前記基本形状データに前記パイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成し、これを記憶手段に格納する合成形状データ作成段階と、
を有し、
前記パイプ形状データ作成段階において、前記第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、前記パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、当該代表点における前記第2の基準線の接線ベクトルに対して直交する向きに配置する処理を行い、配置された二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成方法。 - 表面にパイプを有する物体について、パイプを含めた三次元形状データを作成する方法であって、
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データが、コンピュータ内の記憶手段に、基本形状データとして入力される基本形状データ入力段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、前記基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義し、これを記憶手段に格納する第1の基準線定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ断面パラメータ定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ配置パラメータ定義段階と、
コンピュータが、前記第1の基準線と前記パイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成し、これを記憶手段に格納する第2の基準線作成段階と、
コンピュータが、前記第2の基準線と前記パイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成し、これを記憶手段に格納するパイプ形状データ作成段階と、
コンピュータが、前記基本形状データに前記パイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成し、これを記憶手段に格納する合成形状データ作成段階と、
を有し、
前記パイプ形状データ作成段階において、前記第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、前記パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、それぞれ所定の向きに初期配置する処理を行った後、初期配置された各二次元断面図形に対して、隣接する二次元断面図形との間の最近接部の距離と最遠隔部の距離との差が縮小するように、配置の向きを補正する処理を行い、配置補正された各二次元断面図形を利用して、パイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成方法。 - 表面にパイプを有する物体について、パイプを含めた三次元形状データを作成する方法であって、
パイプの情報を含まない物体の三次元形状データが、コンピュータ内の記憶手段に、基本形状データとして入力される基本形状データ入力段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、前記基本形状データで示される物体の表面上に、パイプの物体表面上での位置を示す第1の基準線を定義し、これを記憶手段に格納する第1の基準線定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、パイプの断面形状と、そのサイズと、を示すパイプ断面パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ断面パラメータ定義段階と、
コンピュータが、オペレータの指示に基づいて、物体表面に対するパイプの浮き上がり量を示すパイプ配置パラメータを定義し、これを記憶手段に格納するパイプ配置パラメータ定義段階と、
コンピュータが、前記第1の基準線と前記パイプ配置パラメータとに基づいて、パイプの三次元空間上での位置を示す第2の基準線を作成し、これを記憶手段に格納する第2の基準線作成段階と、
コンピュータが、前記第2の基準線と前記パイプ断面パラメータとに基づいて、パイプの三次元形状データを作成し、これを記憶手段に格納するパイプ形状データ作成段階と、
コンピュータが、前記基本形状データに前記パイプの三次元形状データを合成することにより、パイプの情報を含んだ物体の三次元形状データである合成形状データを作成し、これを記憶手段に格納する合成形状データ作成段階と、
を有し、
前記パイプ形状データ作成手段が、前記第2の基準線上に所定間隔で代表点を定義し、各代表点位置に、前記パイプ断面パラメータで示されるパイプの二次元断面図形を、それぞれ所定の向きに配置する処理を行った後、所定の皺発生区間内に配置された各二次元断面図形に対して、第2の基準線に沿った方向に関して周期的なサイズの変動を加えることにより、表面に皺が形成されたパイプの三次元形状データを作成することを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成方法。 - 請求項35〜37のいずれかに記載の作成方法において、
基本形状データ入力段階では、多数のポリゴンもしくはパラメトリック曲面によって物体表面を表現した三次元形状データが、基本形状データとして入力されることを特徴とする表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成方法。
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JP2005155487A JP4760140B2 (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置および作成方法 |
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