JP4756074B2 - イーサネット(登録商標)受動光学ネットワークにおける非対称なライン速度を容易にする方法および装置 - Google Patents

イーサネット(登録商標)受動光学ネットワークにおける非対称なライン速度を容易にする方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、イーサネット(登録商標)受動光学ネットワークの設計に関する。さらに詳細には、本発明は、イーサネット(登録商標)受動光学ネットワークにおいて、非対称なライン速度を容易にする方法および装置に関する。
インターネットトラフィックを増加させることに歩調を合わせるために、光ファイバおよび光学的送信関連機器が広く配備され、バックボーンネットワークの性能を実質的に増強している。しかしながら、バックボーンネットワークの性能におけるこの増強は、対応するアクセスネットワークの性能における増強に合っていない。デジタル加入者ライン(DSL)およびケーブルモデム(CM)のような広帯域のソリューションを用いたとしても、現在のアクセスネットワークによって供給される限定された帯域幅は、エンドユーザに広い帯域幅を配信する際に障害となる。
現在開発されている様々な技術の中で、イーサネット(登録商標)受動光学ネットワーク(EPON)が次世代のアクセスネットワークの最有力候補のうちの1つである。EPONは、安価な受動光学機器にユビキタスのイーサネット(登録商標)技術を組み合わせる。故に、EPONは、イーサネット(登録商標)の単純さとスケーラビリティとを提供し、受動光学機器の費用効果と高容量とを有する。特に、光ファイバの高帯域幅により、EPONは、広帯域の音声、データ、およびビデオのトラフィックを同時に収容することが可能である。そのような統合サービスは、DSLまたはCM技術を提供することが困難である。さらに、EPONはインターネットプロトコル(IP)トラフィックにより適している。なぜならば、イーサネット(登録商標)フレームは、様々なサイズを有する元々のIPパケットを直接的にカプセル化し得るが、ATM受動光学ネットワーク(APON)は、一定のサイズのATMセルを使用し、続いてパケットの断片化および再組み立てを必要とするからである。
一般的に、EPONは、サービスプロバイダのセントラルオフィスとビジネスまたは住宅向けの加入者との間に接続性を提供するネットワークの「ファーストマイル」において使用される。論理的には、ファーストマイルは、1つのポイントからマルチポイントへのネットワークであり、セントラルオフィスが多数の加入者にサービスを提供する。ツリートポロジーがEPONにおいて使用され得、1つのファイバがセントラルオフィスを受動光学スプリッタ/コンバイナに結合する。この受動光学スプリッタ/コンバイナは、加入者に対する下流光学信号を分割して配信し、加入者からの上流光学信号を組み合わせる(図1を参照)。
EPON内での送信は、一般的に、光学ライン端末(OLT)と光学ネットワークユニット(ONU)との間で実行される(図2を参照)。OLTは、概ね、セントラルオフィスにあり、光学アクセスネットワークをメトロバックボーンに結合し、該メトロバックボーンは、一般的に、インターネットサービスプロバイダ(ISP)または地域の電話会社に所属する外部ネットワークである。ONUは、カーブ(curb)またはエンドユーザの位置のいずれかに位置を決められ得、広帯域の音声、データおよび映像のサービスを提供し得る。ONUは、一般的に、1掛けるN(1xN)の受動光学カプラに結合され、この場合、NはONUの数であり、受動光学カプラは、一般的に、単一の光学回路を介してOLTに結合される。(多数の縦続の光学スプリッタ/カプラを使用し得るということに留意されたい。)この構成は、EPONによって必要とされるファイバの数とハードウェアの量とを非常に節約し得る。
EPON内での通信は、(OLTからONUへの)下流トラフィックと、(ONUからOLTへの)上流トラフィックとを含む。下流方向において、1xNの受動光学カプラのブロードキャスト的特質のために、データフレームはOLTによって全てのONUにブロードキャストされ、次いで、宛先のONUによって選択的に引き出される。上流方向において、ONUはチャンネルの容量とリソースとを共有する必要がある。なぜならば、受動光学カプラをOLTに結合する1つの回路しかないからである。
他のイーサネット(登録商標)機器と相互動作するために、EPONは、IEEE 802規格に従うのが理想的である。従って、EPONアーキテクチャは、IEEE 802.3ah規格において規格化されている。この規格は対称的なライン速度を提供する、すなわち、上流および下流の両方の通信が、1.25Gbpsのライン速度で実行されるのみである。しかしながら、EPONのユーザは、多くの場合に、異なる上流および下流のライン速度を所望する。残念なことに、非対称のライン速度を可能にする既存のEPONアーキテクチャは存在しない。
従って、必要とされているものは、サービスプロバイダがさらに多様なサービスを提供することを可能にする、EPONにおける非対称的なライン速度を容易にする方法および装置である。
本発明の一実施形態は、中央ノードと少なくとも1つの遠隔ノードとを含むイーサネット(登録商標)受動光学ネットワーク(EPON)における非対称なライン速度を容易にする方法を提供する。動作の間、本システムは、下流符号群クロックを提供し、その各サイクルは、中央ノードから遠隔ノードに送信される符号群に対応する。本システムはまた、上流符号群クロックを提供し、その各サイクルは、中央ノードで受信される、遠隔ノードからの符号群に対応する。さらに、本システムは、マルチポイント制御プロトコル(multi−point control protocol)(MPCP)クロックを提供し、該下流符号群クロックに対するMPCPクロックの周波数率は、上流符号群クロックに対するMPCPクロックの周波数率とは異なり、それにより上流送信のライン速度よりも速いライン速度で下流送信が行われることを可能にする。
この実施形態の変形において、本システムは、上流符号群クロックの速度よりも速い速度で、下流符号群クロックを動作する。
さらなる変形において、上流符号群クロックは、1.25Gbpsであり、下流符号群クロックは、2.5Gbpsである。さらに、本システムは、上流符号群クロックの半分の速度でMPCPクロックを動作し、それにより、該MPCPクロックが、上流および下流の両方の送信が約1.25Gbpsで実行される従来のEPONにおいて動作する場合と同じままであることを可能にする。
さらなる変形において、上流符号群クロックは、1.25Gbpsであり、下流符号群クロックは、2.5Gbpsである。さらに、本システムは、下流符号群クロックの半分の速度でMPCPクロックを動作する。
本発明の一実施形態は、中央ノードと少なくとも1つの遠隔ノードとを含むEPONにおける非対称なライン速度を容易にする方法を提供する。動作の間、本システムは、約1.25Gbpsの実効データ速度で第1のデータのフローを受信し、約1.25Gbpsの実効データ速度で第2のデータのフローを受信する。次に、本システムは、第1および第2のデータのフローを多重送信し、約2.5Gbpsの実効下流データ速度を獲得する。本システムはまた、約1.25Gbpsで、少なくとも1つの遠隔ノードから中央ノードに送信された上流データのフローを受信する。
この実施形態の変形において、本システムは、下流データを受信し、受信された下流データを分離し、第1および第2のデータのフローを生成する。次に、本システムは、第1のデータのフローを光学ネットワークユニット(ONU)に転送する。
この実施形態の変形において、第1のデータのフローは、EPONフレームを含み、該EPONフレームのそれぞれは、論理リンク識別子(logical link identifier)(LLID)でラベル付けされている。第2のデータのフローは、LLIDでラベル付けされていないブロードキャストフレームを含む。
この実施形態の変形において、第1のフローは、第1の光学ライン端末(OLT)によって生成される。第2のフローは、第2のOLTによって生成される。さらに、第1のOLTは、遠隔ノードからの上流トラフィックをスケジューリングすることに責任がある。
さらなる変形において、本システムは、遠隔ノードにおいて、約2.5Gbpsで下流のデータのフローを受信し、EPONフレームをONUに選択的に転送し、ONUに転送されるデータの実効データ速度は、約1.25Gbpsを超えない。
さらなる変形において、第1および第2のデータのフローを多重送信することは、受信されたパケットをバッファリングすることと、各データフレームがバッファによって受信された順番に基づいて、約2.5Gbpsで、バッファリングされたデータフレームを送信することとを含む。
さらなる変形において、受信されたパケットをバッファリングすることは、受信されたMPCPメッセージに同期化されたMPCPクロックを提供することと、MPCPメッセージをバッファリングすることと、MPCPメッセージがMPCPクロックに基づいて下流に送信される送信時間を計算することと、計算された送信時間に基づいて、MPCPメッセージに対するタイムスタンプを更新することとを含む。
さらなる変形において、受信されたパケットをバッファリングすることは、ローカルのクロックを提供することと、MPCPメッセージをバッファリングすることと、ローカルのクロックに基づいて、MPCPメッセージがバッファリングにより被る時間遅延の量を測定することと、MPCPメッセージを下流に送信することに先立ち、測定された遅延に基づいて、MPCPメッセージに対するタイムスタンプを更新することとを含む。
さらなる変形において、本システムは、一定のバッファリング遅延を有する第1のバッファにおいて、MPCPメッセージをバッファリングする。本システムはまた、第2のバッファにおいて、第1のフローからのMPCPメッセージ以外のデータフレームをバッファリングし、第3のバッファにおいて、第2のフローからのMPCPメッセージ以外のデータフレームをバッファリングする。さらに、本システムは、MPCPメッセージに一定のバッファリング遅延を導入した後に、MPCPメッセージを送信する。
さらなる変形において、第1および第2のデータのフローを多重送信することは、第1および第2のデータのフローから受信される符号群に基づいて、約2.5Gbpsで、符号群のインターリーブを行うことを含み、受信された符号群が8B/10Bで符号化された場合には、符合群は10ビットを含み得、そうでなければ8ビットを含み得る。
この実施形態の変形において、第1および第2のデータのフローを多重送信することは、第1の波長で第1のデータのフローを光学的に送信することと、第2の波長で第2のデータのフローを光学的に送信することと、波長分割マルチプレクサを使用して、第1の波長と第2の波長とを多重送信することとを含む。さらに、本システムは、遠隔ノードにおいて該第1の波長と該第2の波長とを分離する。
表1は、本インプリメンテーションの実施形態に従った、ルックアヘッドバッファリングスキームのためのスケジューラの例示的なインプリメンテーションを例示する擬似コードを提示する。
以下の記述は、あらゆる当業者が本発明を作成し使用することを可能にするように提示され、かつ、特定の用途およびその必要性との関連で提供される。開示された実施形態に対する様々な改変が当業者には容易に明らかになり、本明細書において定義される一般的な原理は、本発明の精神および範囲を逸脱することなく他の実施形態および用途(例えば、汎用受動光学ネットワーク(PON)アーキテクチャ)に適用され得る。従って、本発明は、示された実施形態に限定されることを意図されておらず、本明細書に開示された原理および特徴に矛盾しない最も広い範囲に一致される。
この詳細な記述において記述される動作手順は、デジタル回路で読み取り可能な格納媒体に格納され得、該デジタル回路で読み取り可能な格納媒体は、デジタル回路による使用のための符号および/またはデータを格納し得る任意のデバイスまたは媒体であり得る。限定するわけではないが、これは、特定用途向け集積回路(ASIC)と、フィールドでプログラム可能なゲートアレイ(FPGA)と、半導体メモリと、ディスクドライブ、磁気テープ、CD(コンパクトディスク)およびDVD(多目的デジタルディスクまたはデジタルビデオディスク)、ならびに(信号が変調される搬送波を有する、または有していない)送信媒体内に含まれるコンピュータ命令信号のような光学的格納デバイスとを含む。
(受動光学ネットワークのトポロジー)
図1は受動光学ネットワークを例示しており、中央局と多数の加入者とが光ファイバと受動光学スプリッタとを介して結合されている(従来技術)。図1に示されているように、多数の加入者は光ファイバと受動光学スプリッタ102とを介して電話局101に結合されている。受動光学スプリッタ102はエンドユーザの位置の近くに配置され得、その結果、最初のファイバ配備コストが最小化される。電話局101は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)によって運営されるメトロポリタンエリアネットワークのような外部ネットワーク103に結合される。図1はツリーのトポロジーを例示しているが、PONはまたリングまたはバスのような他のトポロジーに基づき得るということに留意されたい。
(EPONにおける通常動作モード)
図2は、通常の動作モードにおけるEPONを例示している(従来技術)。ONUが、任意の回数、EPONにつながることを可能にするために、EPONは一般的に2つの動作モード、通常動作モードおよび発見(初期化)動作モードを有する。通常動作モードは定期的な上流データの送信に適応し、該定期的な上流データの送信において、OLTは、全ての初期化されたONUに送信の機会を割り当てる。
図2に示されているように、下流方向において、OLT201は、ONU1(211)、ONU2(212)、およびONU3(213)に下流データをブロードキャストする。全てのONUは、下流データの同じコピーを受信し得るが、各ONUは、自身に向けられたデータのみを、それぞれユーザ1(221)、ユーザ2(222)、およびユーザ3(223)である対応するユーザに選択的に転送する。
IEEE802.3規格は、符号化されたデータまたは制御情報を表す一組の符号化された記号である符号群を規定する。1000BASE−Xに関して、符号群はデータを表すときにオクテットを伝える一組の10ビットである。結果として、符号群のクロックは、全符号群の送受信を表し、125MHzで動く。
IEEE802.3ah規格に従って、(OLTまたはONUのような)EPONエンティティは、MAC制御サブレイヤの中にマルチポイント制御プロトコル(MPCP)機能をインプリメントする。MPCPは上流送信のスケジューリングのためにEPONによって使用される。
図2に示されるように、上流方向において、OLT201は、最初に、ONUのサービスレベル契約に従って各ONUに送信の時間帯をスケジュールし割り当てる。送信の時間帯ではないときには、ONUは一般的にユーザから受信されたデータをバッファリングする。スケジュールされた送信の時間帯に到達したときに、ONUは、割り当てられた送信ウインドウ内にバッファリングされたユーザのデータを送信する。
EPONシステムはMPCPクロックを使用し、上流送信の開始と持続期間とをスケジュールする。MPCPクロックは、1タイムクォンタム(TQ)の解像度を有する。TQは2つの符号群の送信時間に等しくなるように定義される。従って、1.25Gbpsのライン速度を使用するシステムにおいて、TQは16nsに一致し、従って、MPCPクロックは62.5MHzで動く。
全てのONUはOLTのスケジューリングに従って上流データを順番に送信するので、上流リンクの能力が有効に利用され得る。しかしながら、適切に働くようにスケジューリングするために、OLTは新たにつながれたONUを発見し初期化することが必要である。発見の間、OLTは、ONUのラウンドトリップ時間(RTT)、メディアアクセス制御(MAC)アドレス、サービスレベル契約などのような送信のスケジューリングにとって重要な情報を収集し得る。(一部の場合において、サービスレベル契約はOLTに既に知られているということに留意されたい)。
(EPONにおける発見モード)
図3は、発見プロセスを例示している時間間隔の図を提示している。発見プロセスの開始時に、OLT301は、最初に、OLT301が発見モードに入り新たなONUを登録することを可能にするタイムインターバルの開始時間tを設定する(このタイムインターバルは発見ウインドウと呼ばれる)。現在の時間からtの時間まで、OLT301は、登録されたONUから通常の上流データを受信し続け得るということに留意されたい。OLT301はまた、新たにつながれた各ONUが、OLT301に応答メッセージを送信し登録を要求することを可能とされるタイムインターバル(発見スロットと呼ばれる)を設定し、発見スロットの開始時間は発見ウインドウの開始時間tと同じである。1つよりも多いONUシーキング登録があり得、かつ、未登録のONUとOLT301との距離が分からないので、発見ウインドウのサイズは、少なくとも、発見スロットと、ONUとOLT301との間で許容される最大限のラウンドトリップの遅延とのサイズを含まなければならない。
時間t(t<t)において、OLT301は、(IEEE802.3ahマルチポイント制御プロトコル(MPCP)規格に従ったDISCOVERY_GATEメッセージであり得る)発見ソリシテーションメッセージ311を、新たにつながれた未登録のONUを含む全てのONUにブロードキャストする。発見ソリシテーションメッセージ311は、メッセージがOLT301によって送られる時間であるtのタイムスタンプと、発見スロットの開始時間であるtのタイムスタンプとを含む。発見ソリシテーションメッセージ311を受信する際に、ONU302は、発見ソリシテーションメッセージ311によって運ばれるタイムスタンプに従って、ローカルのクロックをtに設定する。
ONU302のローカルのクロックが発見スロットの開始時間tに到達すると、ONU302は、さらに不規則な遅延を待ち、それから(IEEE802.3ahMPCP規格に従ったREGISTER_REQUESTメッセージであり得る)応答メッセージ314を送信する。初期化されていない複数のONUからの応答メッセージが絶えず衝突するときに、この不規則的な遅延が、持続的な衝突を避けるために適用される。応答メッセージ314は、ONU302のMACアドレスと、応答メッセージ314が送られるローカルな時間であるtのタイムスタンプとを含む。
OLT301が、時間tにおいて、ONU302からの応答メッセージ314を受信したときに、OLT301は、ONU302のMACアドレスと、応答メッセージ314が送られたONU302のローカルな時間tとを記憶する。次いで、OLT301は、[(t−t)−(t−t)]=(t−t)であるONU302のラウンドトリップの遅延を計算し得る。
(遅いMPCPクロック動作)
非対称なライン速度を容易にするために、本発明の一実施形態は、下流送信および上流送信のために様々なライン速度を利用する。しかしながら、OLTまたはONUにおけるMPCPクロックは一定のままであり、より遅い上流符号群のクロック関しては1:2の周波数率を保つ。図4は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする遅いMPCPクロック動作を例示する。図4に示されているように、OLT402は、MPCP機能410とPHY層414とをインプリメントする。下流送信に関して、OLT402は、周波数がMPCPクロックの周波数の4倍である送信符号群クロックを使用する。上流送信に関して、ONU404は、周波数がMPCPクロックの周波数の2倍である送信符号群クロックを使用する。MPCPクロックは上流送信と下流送信との両方に対して同じであるということに留意されたい。このようにして、本システムは上流送信のライン速度の2倍のライン速度で下流送信を可能にする。例えば、本システムは、一定のMPCPクロックを維持しながら、2.5Gbpsの下流ライン速度と1.25Gbpsの上流ライン速度とを容易にし得る。
(速いMPCPクロック動作)
本発明の一実施形態は、より速い下流符号群クロックに関して1:2の周波数率を保つ、一定のMPCPクロックを利用する。図5は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする速いMPCPクロック動作を例示する。図5に示されているように、OLT502は、周波数がMPCPクロックの周波数の2倍である下流送信符号群クロックを使用する。上流送信に関して、ONU504は、周波数がMPCPクロックの周波数と同じである送信符号群クロックを使用する。MPCPクロックはOLT502とONU504との両方に対して同じであるということに留意されたい。
(外部マルチプレクサ/デマルチプレクサ)
上に記述されたアプローチは、下流および上流の通信のために様々な送信符号群クロックを利用する。これらのアプローチは一般的に既存のEPONデバイスの改変を必要とする。従来の1.25Gbpsのデバイスを改変することなく、EPONにおける非対称なライン速度を容易にすることが望ましい。
図6は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする追加のマルチプレクサ/デマルチプレクサの使用を例示する。この例において、外部マルチプレクサ610は、それぞれが1.25Gbpsで動作する2つのデータストリームを多重送信し、2.5Gbpsで単一のデータストリームを生成するために使用される。一方の1.25Gbpsのストリームは、OLT602からのものであり、他方のストリームは、ブロードキャストデータフレームを運び得る。この追加のブロードキャストチャンネルは、例えばTVのブロードキャスト信号を運ぶために使用され得る。次いで、多重送信された2.5Gbpsのストリームは、光学スプリッタ/カプラ620によって、分割され、ONU604のような全てのONUに配信される。デマルチプレクサ612がONU604と共に配置され、該デマルチプレクサ612は、受信した2.5Gbpsのストリームを2つの1.25Gbpsのストリームに分離する。一方の1.25Gbpsのストリームは、ONU604によって受信され、ユーザに転送される。他方のブロードキャストストリームは直接的にユーザに配信される。
本発明の一実施形態において、ブロードキャストチャンネル内のデータフレームは、LLIDタグを有していない。さらに包括的には、このブロードキャストストリームは、多種多様なデータフォーマットを収容し得る。なぜならば、このストリームはOLT610とONU612との両方を迂回するからである。このチャンネルが、例えば、IP TVのチャンネルを運ぶために使用される場合に、ユーザのセットトップボックスが対応するチャンネルを復号化およびフィルタリングを行い得るということが予期されている。
代替的に、本システムは、多重送信された下流性能を利用するために、上端において多数のOLTを利用し得る。図7は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする2つのOLT動作を例示する。この例において、下流マルチプレクサ710は、2つのOLT702および704に結合される。各OLTは1.25Gbpsのストリームを生成する。マルチプレクサ710は2.5Gbpsの集合ストリームを生成する。下端において、フィルタ712は、ONU714に下流パケットを選択的に転送する。これらの転送されたパケットは、ONU714に向けられたユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストのパケットを含む。ONU714との通信チャンネルのデータ速度が1.25Gbpsを超えないということをフィルタ712はまた確実にする。
本発明の一実施形態において、上端にある2つのOLTのうちの1つのみが、上流パケットを受信し下流送信をスケジューリングすることに責任がある。図7に示されているように、OLT702は、上流パケットを受信し、ONUに対する上流送信ウインドウをスケジューリングすることに責任がある。OLT704は、上流スケジューリングプロセスに含まれず、下流パケットを送信することにのみ責任がある。
(下流パケットのスケジューリング)
複数のデータストリームを多重送信することに関連する1つの課題は、MPCPメッセージに対する一定のラウンドトリップ時間を維持する方法である(図3に関する記述を参照)。例えば、データフレームは下流マルチプレクサの2つの入力ポートに非同期的に到達し、かつ、これらのフレームは順番に並べられているので、フレームによって経験させられる遅延は変化し得る。この遅延の変化は、MPCPプロトコルの動作に悪く影響し得る。本発明の実施形態は、この問題に対していくつかの解決策を提供する。
遅延変化の問題を解決する1つのアプローチは、パケットが下流マルチプレクサを出るときに、適切にパケットをタイムスタンプすることであり、それにより正確なラウンドトリップ時間が計算され得る。例えば、マルチプレクサは、フレームが受信された順番に基づいて、(2つのOLTそれぞれに結合された)2つの入力ポートから受信されたフレームを順番に並べる。MPCPが適切に動作するということを確実にするために、外部マルチプレクサが、自身のMPCPクロックを有することが理想的である。このMPCPクロックは、下流データに基づいており、受信された下流MPCPメッセージにおけるタイムスタンプに同期化される。MPCPメッセージ(例えば、GATEメッセージ)が、一部のデータフレームに遅れてバッファリングされた後に送信される前に、マルチプレクサが、自身のMPCPクロックに従って、MPCPメッセージのタイムスタンプ領域を更新することが理想的である。さらに、マルチプレクサは、ONUに向けて下流にフレームを送信する前に、フレームに対するチェックサムを再計算し得る。
一実施形態において、マルチプレクサは自身のMPCPクロックを維持する必要がないことがあり得る。マルチプレクサは代替的に自走クロックを提供され得る。この自走クロックに基づいて、マルチプレクサは時間遅延デルタを計算し得、該時間遅延デルタは、MPCPメッセージの到着と送信との間の時間に一致する。考えられるクロックドリフト誤差の量は無視し得る。なぜならば、最大のパケットのバッファリング遅延の期間は短いからである。例えば、マルチプレクサは、MPCPメッセージによって経験させられる時間遅延を計るためにタイマを始動し得る。マルチプレクサがメッセージを送信する準備が整ったときに、マルチプレクサは、デルタだけメッセージのタイムスタンプを増やし得る。
タイムスタンプを更新するメカニズムは、OLT ASICに隣接する上端またはONUに隣接する下端にインプリメントされ得るということに留意されたい。上端においてタイムスタンプを更新する利点は、受信された各下流MPCPメッセージが、マルチプレクサにおいてMPCPクロックを同期化するために使用され得る適切なタイムスタンプを有するということである。
下端のインプリメンテーションにおいて、第1のMPCPメッセージを受信すると、下端におけるフィルタは、一度、MPCPクロックを同期化し得る。従って、フィルタのMPCPクロックはその後も同期化されたままである。MPCPメッセージが到着したときに、MPCPメッセージは、上端のマルチプレクサで受けた遅延を既に経験している。フィルタは、誤ったタイムスタンプを有して到着するMPCPを単純に検出し、ローカルのMPCPクロックに従ってタイムスタンプを補正する。ONUが、正確なMPCPの同期化を失った場合に、ONUはOLTに再度登録し、同期化を回復する。
図8は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、先入れ先出しで多重送信するスキームを例示する。図8に示されているように、データフレーム802とMPCP GATEメッセージ810とが、マルチプレクサの入力ポート1に到着している。データフレーム804はマルチプレクサの入力ポート2に到着している。フレーム804が完全に受信される前に、フレーム802は完全に受信され、GATEメッセージ810が完全に受信される前に、フレーム804は完全に受信されるので、それらは、2.5Gbpsで同じ順番で送信される。次いで、GATEメッセージ810は、いくらかの量の遅延を経験する。なぜならば、データフレーム804が送信されるまで、GATEメッセージ810はバッファリングされる必要があるからである。GATEメッセージ810を送信することに先立ち、マルチプレクサは、メッセージ810の正確な送信時間を反映するように、タイムスタンプを更新する。
上記のアプローチは、MPCPメッセージのタイムスタンプの改変を必要とする。マルチプレクサが、MPCPメッセージに対する一定のバッファリング遅延を導入するバッファリングメカニズムに適合することがまた可能であり、このことが、遅延変化の問題を排除する。
図9は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、ルックアヘッドバッファリングスキームを例示する。この例において、MPCP GATEメッセージ910は、最大サイズを有するフレームの送信遅延と等しいか、またはそれを上回る一定のバッファリング遅延を経験する。通常のデータフレームがマルチプレクサに到着したときに、通常のデータフレームは、ランダムアクセスバッファに格納され、本システムが送信のためにバッファからデータフレームを引き出したときに応じて、バッファリング遅延は任意的になり得る。しかしながら、MPCPメッセージが到着したときに、データフレームは、最大サイズのフレームの送信遅延と等しいか、またはそれを上回る一定の遅延を有して、バッファに格納される。このようにして、データフレームがMPCPメッセージに対処する場合に、MPCPメッセージは、送信のためのデータフレームよりも優先度を与えられる。故に、全てのMPCPメッセージが同量のバッファリング遅延を経験するということを本システムは保証し得る。この一定のバッファリング遅延は上流フレームのスケジューリングを妨げない。なぜならば、この一定の遅延は、ラウンドトリップ時間の計算の目的のための伝搬遅延とは区別し得ないからである。
図9に例示されているように、データフレーム902とMPCP GATEメッセージ910とは、マルチプレクサの入力ポート1に到着する。データフレーム904はマルチプレクサの入力ポート2に到着する。フレーム904が完全に受信される前に、データフレーム902は完全に受信され、GATEメッセージ910が完全に受信される前に、データフレーム904は完全に受信される。従って、データフレーム902が最初に送信される。しかしながら、GATEメッセージ910が受信される前に、データフレーム904は受信されるが、データフレーム904はランダムアクセスバッファに格納され、GATEメッセージ910が次に送信される。結果として、GATEメッセージ910は一定の遅延を経験し、元々のタイムスタンプは更新される必要がない。
図10は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、ルックアヘッドバッファリングスキームの例示的なインプリメンテーションを例示する。この例において、マルチプレクサ1000は、3つのバッファ、すなわち最も大きいフレームの送信遅延と等しいか、またはそれを上回る一定の遅延を有するMPCPメッセージのためのFIFOバッファ1002と、データフレームに対するランダムなアクセスを有する2つのFIFOバッファ1004および1006とを含む。入力1から到着するパケットは、2つのバッファに送られる。MPCPメッセージは一定の遅延のバッファ1002に送られ、普通のデータフレームは、ランダムアクセスバッファ1004に送られる。上端における2つのOLTのうちの1つのみが、MPCPのスケジューリング目的で使用されるので、MPCPの目的のために使用されず、入力2に結合される他のOLTは、データフレームを下流に送るのみである。従って、入力2に到着するフレームは、実質的にランダムアクセスバッファ1006に送られるデータフレームのみを含む。
MPCPメッセージが、一定の遅延のバッファ1002に入るときに、ランダムアクセスバッファ1004および1006における他の全てのデータフレームは、MPCPメッセージに優先度を与えることを期待されている。一定の遅延のバッファ1002に既に他のMPCPメッセージがない場合、およびMPCPメッセージがバッファ1002から現れる前に送信され得る、ランダムアクセスバッファ1004または1006に格納されたデータフレームがある場合には、スケジューラ1008はデータフレームの送信を可能にし得る。なぜならば、データフレームはMPCPメッセージの送信を妨げないからである。さらに、スケジューラ1008は、データフレームの送信のために、ランダムアクセスバッファ1004および1006のそれぞれの中で先入れ先出しを維持し得る。バッファ1004および1006からデータフレームを引き出すときには、スケジューラ1008は、あらゆるスキームに適合し得る。例えば、スケジューラ1108は、2つのランダムアクセスバッファのうちの1つに優先度を与え得る。代替的に、スケジューラ1008は、ロードバランシングスキームまたはラウンドロビンスキームに適合し得る。
Figure 0004756074
表1は、本インプリメンテーションの実施形態に従った、ルックアヘッドバッファリングスキームのためのスケジューラの例示的なインプリメンテーションを例示する擬似コードを提示する。擬似コードにおいて、オブジェクト「M」、「D1」、および「D2」は、MPCPフレームのための一定の遅延のバッファと、2つのランダムアクセスバッファとをそれぞれ指す。
(符号群のインターリービング)
遅延変化の問題を解決するための代替のアプローチは、符号群のインターリーブを使用することである。図11は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、符号群のインターリービングの多重送信スキームを例示する。図11に示されているように、マルチプレクサは2つの入力ポートから受信された符号群をインターリーブし得る。結果として、MPCPメッセージおよび他のデータフレームに対するわずかな一定の遅延があるのみである。なぜならば、実質的なパケットレベルのバッファリングが要求されないからである。
符号群のインターリーブと共に生じ得る1つの潜在的な課題は、符号群のインターリーブが、増加したランニングディスパリティを導入し得るということである。例えば、各入力ポイントにおいて、ランニングディスパリティが、−1または+1の値を取りうる場合に、組み合わされたストリームにおけるランニングディスパリティは、−3、−1、+1、および+3の値を取り得る。最も実用的な目的に関しては、この増加したランニングディスパリティの範囲は問題を全く起こさない。しかしながら、−1/+1の範囲を厳守することが必要とされる場合には、インターリーバは単純な再符号化を行い得、不正確なランニングディスパリティを有する10Bの符号群は、反対のディスパリティ値を有する符号群によって置き換えられる。
(WDMのオーバレイ)
EPONにおける基底となる物理層の全光学的な特質のために、下流性能を増加させるために複数の波長を使用することが可能である。図12は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、波長分割多重送信スキームを例示する。この例において、それぞれが1.25Gbpsのデータを運ぶ2つの波長が、同時に送信される。波長分割マルチプレクサ(WDM)1210が、下流方向に2つの波長を組み合わせるために使用される。一方の波長が、OLT1202からの通常のEPONトラフィックを運び得る。図12に示されているように、他方がブロードキャストデータを運ぶために使用され得る。
次に、2つの波長上で組み合わされた信号が、光学スプリッタ1212によって分割され、EPONにおける全てのONUに送信される。下端において、WDMデマルチプレクサ1222は、2つの波長を分離する。一方の波長はONU1204に送られ、他方の波長は、ブロードキャストデータを受信する適切な機器に送られる。現在、IEEE802.3ah規格は下流波長が1490nmであると明記していることに留意されたい。同様に、本発明の一実施形態は、下流送信に対する他の波長として1550nmを使用し得る。
図13は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、2つのOLTを収容する波長分割多重送信スキームを例示する。この例において、2つのOLT1302および1303は、それぞれ、2つの波長λおよびλを使用して、下流トラフィックを送信する。マルチプレクサ1310は、スプリッタ1312を介して全てのONUに到達するこれら2つの波長を多重送信する。下端において、WMDデマルチプレクサ1322は、2つの波長を分離し、ONU1304および1305それぞれに波長を送る。いずれかの波長に関して、本システムは、対称または非対称のいずれかのライン速度を容易にし得るということに留意されたい。例えば、本システムは、λ、λ、または両方で2.5Gbpsの下流のライン速度を容易にし得る。非対称なライン速度を容易にする上記のアプローチのうちの任意のものが、λまたはλに適用され得る。
本明細書において提供された詳細な記述は、2.5Gbpsの下流のライン速度を例として使用しているが、システムが、同様な原理に基づいた異なる下流のライン速度をインプリメントすることを妨げるものは何もないということに留意されたい。例えば、上記のアプローチは、上記のスキームのうちの任意のものを使用して、5Gbps、10Gbps、または12.5Gbpsの下流のライン速度を容易にし得る。さらに、これらのアプローチはまた、1.25Gbpsまたは1.25Gbpsの倍数に限定されない任意的な上流のライン速度を用いて働く。例えば、システムは、上流にOC−24(1.2448Gbps)を使用し、下流にOC−48(2.488Gbps)を使用し得る。故に、本発明の実施形態は、下流および上流のライン速度の全ての可能な組み合わせを容易にし、開示された例には限定されない。
本発明の実施形態の上記の記述は、例示および記述だけの目的として提示されている。それらは、排他的であること、または開示された形式に本発明を限定することを意図されていない。従って、多くの改変および変形が当業者には明らかである。さらに、上記の開示は本発明を限定することを意図されていない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
図1は、EPONを例示しており、中央局と多数の加入者とが光ファイバとイーサネット(登録商標)受動光学スプリッタとを介して結合されている(従来技術)。 図2は、通常の動作モードにおけるEPONを例示している(従来技術)。 図3は、発見プロセスを例示している時間間隔の図を提示している(従来技術)。 図4は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする遅いMPCPクロック動作を例示する。 図5は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする速いMPCPクロック動作を例示する。 図6は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする追加のマルチプレクサ/デマルチプレクサの使用を例示する。 図7は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする2つのOLT動作を例示する。 図8は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、先入れ先出しで多重送信するスキームを例示する。 図9は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、ルックアヘッドバッファリングおよびフレーム多重送信のスキームを例示する。 図10は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、ルックアヘッドバッファリングスキームの例示的なインプリメンテーションを例示する。 図11は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、符号群のインターリービングの多重送信スキームを例示する。 図12は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、波長分割多重送信スキームを例示する。 図13は、本発明の一実施形態に従って、EPONにおける非対称なライン速度を容易にする、2つのOLTを収容する波長分割多重送信スキームを例示する。

Claims (18)

  1. 中央ノードおよび少なくとも1つの遠隔ノード含むEPONにおける非対称なライン速度を容易にする方法であって、
    該方法は、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第1のデータのフローを受信することと、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第2のデータのフローを受信することと、
    該第1のデータのフローおよび第2のデータのフローを多重送信することにより、2.5Gbpsの実効下流データ速度を取得することと、
    1.25Gbpsで、少なくとも1つの遠隔ノードから該中央ノードに送信された上流データのフローを受信することと
    を包含し、
    該第1のデータのフローおよび該第2のデータのフローを多重送信することは、
    受信されたパケットをバッファリングすることと、
    各パケットが受信された順番に基づいて、2.5Gbpsで、該バッファリングされたパケットを送信することと
    を含み、
    該受信されたパケットをバッファリングすることは、
    受信されたMPCPメッセージに同期化されたローカルのクロックを提供することと、
    MPCPメッセージをバッファリングすることと、
    該MPCPメッセージが該クロックに基づいて下流に送信される送信時間を計算することと、
    該計算された送信時間に基づいて、該MPCPメッセージに対するタイムスタンプを更新することと
    を含む、方法。
  2. 前記下流データを受信することと、
    該受信された下流データを分離し、前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを生成することと、
    該第1のデータのフローを光学ネットワークユニット(ONU)に転送することと
    をさらに包含する、請求項に記載の方法。
  3. 前記第1のデータのフローは、EPONフレームを含み、該EPONフレームのそれぞれは、論理リンク識別子(LLID)でラベル付けされており、
    前記第2のデータのフローは、LLIDでラベル付けされていないブロードキャストフレームを含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記第1のフローは、第1の光学ライン端末(OLT)によって生成され、
    前記第2のフローは、第2のOLTによって生成され、
    該第1のOLTは、前記遠隔ノードからの上流トラフィックをスケジューリングすることに責任がある、請求項に記載の方法。
  5. 遠隔ノードにおいて、2.5Gbpsで前記下流のデータのフローを受信することと、
    EPONフレームをONUに選択的に転送すること
    をさらに包含し、
    該ONUに転送されるデータの実効データ速度が1.25Gbpsを超えない、請求項に記載の方法。
  6. 中央ノードおよび少なくとも1つの遠隔ノードを含むEPONにおける非対称なライン速度を容易にする方法であって、
    該方法は、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第1のデータのフローを受信することと、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第2のデータのフローを受信することと、
    該第1のデータのフローおよび該第2のデータのフローを多重送信することにより、2.5Gbpsの実効下流データ速度を取得することと、
    1.25Gbpsで、少なくとも1つの遠隔ノードから該中央ノードに送信された上流データのフローを受信することと
    を包含し、
    該第1のデータのフローおよび該第2のデータのフローを多重送信することは、
    受信されたパケットをバッファリングすることと、
    各パケットが受信された順番に基づいて、2.5Gbpsで、該バッファリングされたパケットを送信することと
    を含み、
    受信されたパケットをバッファリングすることは、
    ローカルのクロックを提供することと、
    MPCPメッセージをバッファリングすることと、
    該ローカルのクロックに基づいて、該MPCPメッセージがバッファリングにより被る時間遅延の量を測定することと、
    該MPCPメッセージを下流に送信することに先立ち、該測定された遅延に基づいて、該MPCPメッセージに対するタイムスタンプを更新することと
    を含む、方法
  7. 前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを多重送信することは、
    一定のバッファリング遅延を有する第1のバッファにおいて、MPCPメッセージをバッファリングすることと、
    第2のバッファにおいて、該第1のフローからのMPCPメッセージ以外のデータフレームをバッファリングすることと、
    第3のバッファにおいて、該第2のフローからのMPCPメッセージ以外のデータフレームをバッファリングすることと、
    該MPCPメッセージに一定のバッファリング遅延を導入した後に、該MPCPメッセージを送信することと
    を含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを多重送信することは、
    該第1のデータのフローおよび第2のデータのフローから受信される符号群に基づいて、2.5Gbpsで、符号群のインターリーブを行うことを含み、該受信された符号群が8B/10Bで符号化された場合には、符合群は10ビットを含み得、そうでなければ8ビットを含み得る請求項に記載の方法。
  9. 前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを多重送信することは、
    第1の波長で、該第1のデータのフローを光学的に送信することと、
    第2の波長で、該第2のデータのフローを光学的に送信することと、
    波長分割マルチプレクサを使用して、該第1の波長および該第2の波長多重送信することと
    を含み、
    前記方法は、遠隔ノードにおいて該第1の波長および該第2の波長分離することをさらに包含する、請求項に記載の方法。
  10. 中央ノードおよび少なくとも1つの遠隔ノード含むEPONにおける非対称なライン速度を容易にする装置であって、
    該装置は、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第1のデータのフローを受信するように構成されている第1の入力ポートと、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第2のデータのフローを受信するように構成されている第2の入力ポートと、
    該第1のデータのフローおよび第2のデータのフローを多重送信することにより、2.5Gbpsの実効下流データ速度を取得するように構成されているマルチプレクサと、
    1.25Gbpsで、少なくとも1つの遠隔ノードから該中央ノードに送信された上流データのフローを受信するように構成されている上端のレシーバと
    を備え
    該第1のデータのフローおよび該第2のデータのフローを多重送信する間に、該マルチプレクサは、
    受信されたパケットをバッファリングすることと、
    各パケットが受信された順番に基づいて、2.5Gbpsで、バッファリングされたパケットを送信することと
    を行うように構成されており、
    該受信されたパケットをバッファリングする間に、該マルチプレクサは、
    受信されたMPCPメッセージに同期化されたローカルのクロックを提供することと、
    MPCPメッセージをバッファリングすることと、
    該MPCPメッセージが該クロックに基づいて下流に送信される送信時間を計算することと、
    該計算された送信時間に基づいて、MPCPメッセージに対するタイムスタンプを更新することと
    を行うように構成されている、装置。
  11. 前記下流データを受信するように構成された下端のレシーバと、
    該受信された下流データを分離し、前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを生成するように構成されたデマルチプレクサと、
    該第1のデータのフローを光学ネットワークユニット(ONU)に転送するように構成された転送メカニズムと
    をさらに備えている、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第1のデータのフローは、EPONフレームを含み、該EPONフレームのそれぞれは、論理リンク識別子(LLID)でラベル付けされており、
    前記第2のデータのフローは、LLIDでラベル付けされていないブロードキャストフレームを含む、請求項10に記載の装置。
  13. 前記第1のデータのフローを生成する第1の光学ライン端末(OLT)と、
    前記第2のデータのフローを生成する第2のOLTと
    をさらに備え、
    該第1のOLTは、前記遠隔ノードからの上流トラフィックをスケジューリングすることに責任がある、請求項10に記載の装置。
  14. 遠隔ノードにおいて、2.5Gbpsで前記下流のデータのフローを受信するように構成された下端のレシーバと、
    ONUにEPONフレームを選択的に転送するように構成された転送メカニズムと
    をさらに備え、
    該ONUに転送されるデータの実効データ速度が1.25Gbpsを超えない、請求項13に記載の装置。
  15. 中央ノードおよび少なくとも1つの遠隔ノードを含むEPONにおける非対称なライン速度を容易にする装置であって、
    該装置は、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第1のデータのフローを受信するように構成されている第1の入力ポートと、
    1.25Gbpsの実効データ速度で第2のデータのフローを受信するように構成されている第2の入力ポートと、
    該第1のデータのフローおよび該第2のデータのフローを多重送信することにより、2.5Gbpsの実効下流データ速度を取得するように構成されているマルチプレクサと、
    1.25Gbpsで、少なくとも1つの遠隔ノードから該中央ノードに送信された上流データのフローを受信するように構成されている上端のレシーバと
    を備え、
    該第1のデータのフローおよび該第2のデータのフローを多重送信する間に、該マルチプレクサは、
    受信されたパケットをバッファリングすることと、
    各パケットが受信された順番に基づいて、2.5Gbpsで、バッファリングされたパケットを送信することと
    を行うように構成されており、
    受信されたパケットをバッファリングする間に、マルチプレクサは、
    ローカルのクロックを提供することと、
    MPCPメッセージをバッファリングすることと、
    該ローカルのクロックに基づいて、該MPCPメッセージがバッファリングにより被る時間遅延の量を測定することと、
    該MPCPメッセージを下流に送信することに先立ち、該測定された遅延に基づいて、該MPCPメッセージに対するタイムスタンプを更新することと
    を行うように構成されている、装置
  16. 前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを多重送信する間に、前記マルチプレクサは、
    一定のバッファリング遅延を有する第1のバッファにおいて、MPCPメッセージをバッファリングすることと、
    第2のバッファにおいて、該第1のフローからのMPCPメッセージ以外のデータフレームをバッファリングすることと、
    第3のバッファにおいて、該第2のフローからのMPCPメッセージ以外のデータフレームをバッファリングすることと、
    該MPCPメッセージに一定のバッファリング遅延を導入した後で、該MPCPメッセージを送信することと
    を行うように構成されている、請求項13に記載の装置。
  17. 前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを多重送信する間に、前記マルチプレクサは、該第1のデータのフローおよび第2のデータのフローから受信される符号群に基づいて、2.5Gbpsで、符号群のインターリーブを行うように構成され、該受信された符号群が8B/10Bで符号化された場合には、符合群は10ビットを含み得、そうでなければ8ビットを含み得る、請求項13に記載の装置。
  18. 前記第1のデータのフローおよび前記第2のデータのフローを多重送信する間に、前記マルチプレクサは、
    第1の波長で、該第1のデータのフローを光学的に送信することと、
    第2の波長で、該第2のデータのフローを光学的に送信することと、
    波長分割マルチプレクサを使用して、該第1の波長および該第2の波長多重送信することと
    を行うように構成されており、
    前記装置は、遠隔ノードにおいて該第1の波長および該第2の波長分離するように構成されているデマルチプレクサをさらに備えている、請求項10に記載の装置。
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