JP4754707B2 - Arc processing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は加工物の角に中心角が90度の円弧を加工する円弧加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、中心角が90度の円弧を加工するには一般に数値制御輪郭加工機(NCルータ)を用いている。また、特開平7−329003号公報に示すコーナ円弧加工機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
NCルータ機によれば輪郭加工に対しての制限がなく、汎用性ですぐれているが、NCルータ機が大きな機械であるため、小さな加工物を取り付けて加工するのに適した取付治具の構成が困難であり、小さな加工物の角に中心角90度の円弧加工を行うには装置が高価にすぎるし、設置床面積も大きく、装置を移動自在に構成できない。
【0004】
特開平7−329003号公報に示されるものは、装置は小型であるが、設定操作が繁雑である。
【0005】
本発明は上記従来の技術を更に発展させたものであり、円弧径の設定、加工物位置の設定がきわめて容易で操作性のすぐれた円弧加工機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る第1の発明は加工物の角の一側面とこの一側面に交叉する端面とを当接して加工物の位置を決める位置決め部と加工物を固定するための固定手段を有し加工物が位置決め固定されると共にテーブルに対して加工物の一側面に対して45度の方向に移動可能で位置を調節可能にテーブルに取り付けられた加工物取付台と、
台板と、
加工物取付台を移動可能とするガイドレールを有し加工物取付台に取り付けた加工物と重なる位置に設けられた枢軸でもって台板に90度旋回可能に取り付けられたテーブルと、
枢軸と平行な回転中心を有する工具と工具を支持して回転する駆動手段を有し、工具と枢軸との距離を調節可能に台板に取り付けられた工具台と、
を有し、加工物の角に形成する円弧が加工物の角をなす一側面と端面に接する円弧、この円弧よりも追い込んだ又は後退したもしくは加工物の角を二等分する二等分線に対して非対象な円弧形成ができる工具位置及び加工物位置とすることができる加工物取付台と工具台を有することを特徴とする円弧加工機である。
【0007】
本出願に係る第2の発明は加工物取付台をテーブルに対して移動可能とするのは加工物取付台とテーブル間に設けられた直動ガイド手段であり、加工物取付台をテーブルに対して位置を調節可能とするのは加工物取付台とテーブル間に設けられたねじ送り装置である第1の発明に記載の円弧加工機である。
【0008】
本出願に係る第3の発明は工具台を台板に対して移動可能とするのは工具台と台板間に設けられた直動ガイド手段であり、工具と枢軸との距離を調節可能とするのは工具台と台板間に設けられたねじ送り装置である第1の発明に記載の円弧加工機である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0010】
図1、図2、図3は円弧加工機全体を示す図面であって、図1は正面図、図2は側面図、図3は平面図である。
【0011】
(全体構成)
加工物の一側面を当接して位置決めする位置決め部1aと加工物の一側面に交叉する端面を当接して位置決める位置決め部1bを有する加工物取付台1は図3に示すように位置決め部1aに対して45度の角度をなす矢印A方向に移動可能で位置を調節可能にテーブル2に取り付けてある。テーブル2は枢軸3を中心にして台板4上で図3に矢印Bで示すように90度旋回可能に取り付けてある。工具台5は回転工具6を枢軸3の中心に向って進退可能に台板4上設けられている。台板4は床上で移動可能なフレーム7上に設けてある。
【0012】
ここで、本実施の形態では台板4の上面は水平面となっているが、上面は垂直面でも傾斜面(スラント)であってもよい。
【0013】
上記構成の作用は、加工物Wとして例えばアングルのような条材の長手方向の一側面(アングルのフランジの縁)を位置決め部1aに当接すると共にアングルの端面を位置決め部1bに当接して加工物取付台1に取り付ける。そして、加工物取付台1を図3の矢印A方向に位置を調節して枢軸3の中心3a(図4参照)から加工物Wの1側面W1に到る設定距離L1、1側面W1に交叉する端面W2までの設定距離L2を夫々加工物Wに設ける円弧W3の半径Rと等しくなるようにする(図5参照)。ただし図6に示すように追い込んだ円弧W4を加工物Wに設ける場合は設定距離L1,L2は加工物Wに設ける半径R−追込量L3となる。また図7に示すように角面取り状に円弧W5を加工物Wに設ける場合は設定距離L1,L2を半径R+後退量L4とする。その他の加工物Wに設ける円弧形状としては設定距離L1とL2の大きさを異にすると加工物Wに円弧を付す角をとおり、この角を二等分する二等分線に対して非対象の円弧が形成されるものである。
【0014】
工具台5を枢軸3に近ずけて工具6の外周と枢軸3の中心3aとの距離を円弧半径Rと等しくする(図5の場合)。工具6を回転し加工物取付台1を図3において枢軸3を中心にして反時計回りに90度旋回すると、加工物Wには図5に示すように加工物Wの一側面W1及び端面W2に接する円弧W3が形成される。この円弧W3の半径はRである。図6の場合は工具6の外周と枢軸3の中心をR−L3に設定し、図7の場合は工具6の外周と枢軸3の中心をR+L4に設定して、加工物取付台1を90度旋回する。
【0015】
以下、各部の説明をする。
【0016】
(加工物取付台)
加工物取付台1は断面L形の加工物取付台本体1cに長手方向(図1、図3において左右方向)に加工物Wの1側面W1を位置決めするため位置決め部1aが設けてある。この位置決め部1aは垂直面である。この位置決め部1aに交叉する方向、本例では直角方向の垂直面で位置決め部1bが設けられている。この位置決め部1a,1bと枢軸3の中心3aとの距離L1、L2は等しい。図5、図6、図7のようなすべての円弧加工を行うには位置決め部1a,1bにおいて加工物取付台本体1cに調節ねじを設けて調節ねじ先端を加工物Wに当接するようにする。
【0017】
加工物取付台本体1cには加工物Wを上記位置決め後に、この本体1cに対して固定するためのクランプ装置8が取り付けてある。このクランプ装置8は図8に示すように把手8aを細線位置から反時計方向に実線位置まで回転させると、加工物押え8bが細線位置から実線位置まで回転するようになっており、実線位置近傍ではトッグル作用で加工物Wを強固に押える形式のもの例えば製造者ナベヤ型式番号No.6800−0Aを採用できる。もちろん、クランプ装置8としては、手動、自動にかかわらず加工物を固定できるものであれば差し支えない。
【0018】
加工物取付台本体1cの底面にはスライドガイド9が固定されている。テーブル2にはガイドレール11が固定されている。ガイドレール11にスライドガイド9が移動自在に係合している。ガイドレール11の方向は位置決め部1a,1bのなす角を2等分する線に平行している。即ち、位置決め部1aに対して45度の角度に配設されている。上記ガイドレール11とスライドガイド9でもって加工物取付台1をテーブル2に移動可能に取り付けてある。
【0019】
また、加工物取付台1の底面にはボール循環式ナット(ボールナット)12が固定されている。一方テーブル2にはガイドレール11に平行してボールナット12に係合するボールねじ13が軸受部材14に軸方向に移動しないように且つ回動可能に支持されている。
【0020】
軸受部材14はテーブル2に固定されている。このボールねじ13にはハンドル15が固定されている。ハンドル15には目盛が設けてあり、軸受部材14に設けた基準位置の零目盛に目盛を合せることにより、加工物取付台1の位置が分るようになっている。上記ボールナット12、ボールねじ13、軸受部材14、ハンドル15でもって加工物取付台1をテーブル2に対する位置を調節可能なねじ送り装置を構成している。
【0021】
(テーブル)
テーブル2上には前述のガイドレール11、ボールねじ13、軸受部材14、ハンドル15が設けられている。
【0022】
加工位置における加工物取付台1と重なる位置に設けられた枢軸3でもって台板4に90度旋回可能にテーブル2が設けてある。テーブル2が90度旋回した限度位置においてテーブル2に当接するストッパ16,17が設けてある。このストッパ16,17は台板4に固定したストッパ本体16a,17aに調節ねじ16b,17bをねじ込んだものである。この調節ねじ16b,17bの先端をテーブル2に当接することによりテーブル2の旋回角は90度となる。なお、この調節ねじ16b,17bの調節は工具台5をガイドするガイドレール25と、加工物取付台1の位置決め部1aを平行となるように調節ねじ16bとテーブル2を当接し、この位置からテーブル2が90度旋回した位置で調節ねじ17bがテーブル2に当接するように調節ねじ17bを調節する。
【0023】
(工具台)
工具台5は枢軸3と平行な回転中心を有する工具6と取り付けられた工具6を回転する駆動手段を有する。工具6と枢軸3との距離を調節可能に工具台5は設けられている。
【0024】
工具6は外周に切刃を有する円筒形のカッタ、外周が研削作用面となった円筒砥石等である。工具6は主軸端に備えたチャック19aに把持される。チャック19aを取り付けた主軸は主軸頭19に回転駆動されるように支持されており、該主軸は圧縮空気配管21から給送される圧縮空気で回転するエアーモータにより駆動される。この主軸駆動手段はエアーモータに限定するものではなく電動機、油圧モータ等何れであってもかまわない。
【0025】
主軸頭19は取付具22でもってコラム23の前面に固定されている。ここで、前面とは加工物Wの端面W2に対向する側を指す。
【0026】
コラム23の下面にはスライドガイド24が固定されている。このスライドガイド24は台板4に固定された2本のガイドレール25に係合している。ガイドレール25は互に平行であり、台板4に対しても平行である。ガイドレール25は図3の実線の状態に加工物取付台1が位置している状態で位置決め部1aと平行である。
【0027】
コラム23の下面にはガイドレール25間において、ボールナット26が固定されている。このボールナット26にはガイドレール25に平行なボールねじ27がねじ込まれている。ボールねじ27は軸受部材28に回転自在に且つ軸方向に移動しないように支持されている。ボールねじ27にはハンドル29が固定されている。軸受部材28は台板4に固定されている。上記ボールナット26、ボールねじ27、軸受部材28及びハンドル29でもって工具台5を進退するためのねじ送り装置を構成している。ハンドル29には目盛が切ってあって軸受部材28に設けた基準目盛と合せることにより工具台5の位置が分るようになっている。
【0028】
工具台5の位置が分るとは次の意味である。平面で見て工具6の中心は枢軸3の中心3aをとおり、図3の実線で示す状態の加工物取付台1の位置決め部1aに平行な直線上に位置する。従って、ハンドル29を回転することによりボールねじ27が回転すると、コラム5は進退するので工具6は前述の枢軸3の中心3aをとおり、位置決め部1aに平行な直線上を進退する。そこで、位置決め部1aに直角な位置決め部1bをとおる垂直面と工具6の外周間の距離を所望の加工物Wに設定する円弧の半径Rとすることができる。
【0029】
ハンドル15を回転するとボールねじ13が回転してボールナット12を送り加工物取付台1も共に送られる。この際の加工物取付台1のガイドレール11方向の変位量Sに対して、位置決め部1a,1bの夫々に対する直角方向の変位成分はS/√2となる。一方、工具6はハンドル29を回転することにより進退するボールナット26の変位と同変位量である。従って、加工物取付台1のねじ送り装置と、工具台5のねじ送り装置のボールねじ13,27のピッチを同一としたとすると、加工物取付台1を送るためのハンドル15と、工具台5を送るハンドル29を回転する回転角は異なり、加工物取付台1を送るハンドル15の回転角は工具台5を送るハンドル29の回転角の√2倍となる。そこで、ボールねじ13,27のピッチを同一とし、ハンドル15,19の目盛を同一とした場合は換算表を作成しておく。また、加工物取付台1を進退するねじ送り装置のボールねじ13のピッチを工具台5を進退するねじ送り装置のボールねじ27のピッチの√2倍にしてもよい。こうすると、加工物取付台1を操作するハンドル15と工具台5を操作するハンドル29の目盛を同一としておくことができ、加工物Wに形成する円弧の半径Rの変更に対して両ハンドル15,29を同目盛に合せるだけで、加工物Wに形成する円弧の半径Rの変更に速かに対応可能となる。
【0030】
なお、実施の形態はハンドルに目盛りを設けたが、これらはエンコーダでハンドルの回転を読み取ってデジタル表示してもよい。又、リニアスケールで加工物取付台1、工具台5の位置を読み取り表示してもよい。
【0031】
上述のように本発明の実施の形態によれば、ねじ送り装置で加工物取付台及び工具台位置を調節するだけで加工物の変更に対して段取り換えが簡単である。又、加工物に円弧を形成する際にテーブルを回転するだけで達成できる。
【0032】
(フレーム)
上記台板4はフレーム7に固定されている。フレーム7は主としてアングル型材を六立方形に枠組みし、下端にキャスタ31を備え、装置全体に可搬性を与えている。
【0033】
(実験例)
(1)加工物
断面アングル形状のアルミ押出金型を加工した。
【0034】
加工物の片方のフランジ幅は25mm、
他の片方のフランジ幅は25mm、加工物の端部に形成する円弧の半径は12mm、
(2)工具の直径6.25mm、工具の材質SKH56
(3)工具回転速度 毎分18,000回転
(4)切削条件 ドライ(エアー冷却)
(5)送り条件 テーブルを手送り
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、加工物の角に90度の円弧を形成するのに、円弧半径の変更に素早く半径の設定変更ができる。又、加工物取付台の位置決め部に加工物を当接して固定し、テーブルを90度回転するだけ加工が終るので操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し、
【図1】円弧加工機の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】加工物取付台の平面図である。
【図5】加工例の平面図である。
【図6】加工例の平面図である。
【図7】加工例の平面図である。
【図8】加工物固定手段の側面図である。
【符号の説明】
L1,L2…距離 L3…進入量 L4…後退量
R…半径
W…加工物 W1…1側面 W2…端面 W3,W4,W5…円弧
1…加工物取付台 1a…位置決め部 1b…位置決め部 1c…加工物取付台本体
2…テーブル
3…枢軸 3a…テーブル2の回転中心
4…台板
5…工具台
6…回転工具
7…フレーム
8…クランプ装置 8a…把手 8b…加工物押え
9…スライドガイド
11…ガイドレール
12…ボールナット
13…ボールねじ
14…軸受部材
15…ハンドル
16…ストッパ 16a…ストッパ本体 16b…ストッパ本体
17…ストッパ 17a…調節ねじ 17b…調節ねじ
19…主軸頭 19a…チャック
21…圧縮空気配管
22…取付具
23…コラム
24…スライドガイド
25…ガイドレール
26…ボールナット
27…ボールねじ
28…軸受部材
29…ハンドル
31…キャスタ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an arc processing machine for processing an arc having a central angle of 90 degrees at a corner of a workpiece.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a numerically controlled contour machine (NC router) is generally used to machine an arc having a central angle of 90 degrees. Further, there is a corner arc processing machine disclosed in JP-A-7-329003.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
According to the NC router machine, there is no restriction on contour processing and it is excellent in versatility. However, since the NC router machine is a large machine, it is suitable for mounting jigs suitable for mounting small workpieces. The construction is difficult, and the apparatus is too expensive to carry out arc machining with a central angle of 90 degrees on the corner of a small workpiece, and the installation floor area is large, and the apparatus cannot be configured to be movable.
[0004]
The device disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 7-329003 is small in size, but the setting operation is complicated.
[0005]
The present invention is a further development of the above-described conventional technique, and an object of the present invention is to provide an arc machine having excellent operability and extremely easy setting of an arc diameter and a workpiece position.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
First invention of the present application has a fixing means for fixing the workpiece positioning unit to position the workpiece and the end face intersecting with one aspect this one side of the corner of the workpiece in contact with A workpiece mounting base mounted on the table so that the workpiece is positioned and fixed and movable in a direction of 45 degrees relative to one side of the workpiece with respect to the table, and the position can be adjusted;
A base plate,
A table having a guide rail that allows the workpiece mount to move, and a table pivotably attached to the base plate by a pivot provided at a position overlapping the workpiece mounted on the workpiece mount;
A tool base having a rotation center parallel to the pivot and drive means for supporting and rotating the tool, the tool base being attached to the base plate so that the distance between the tool and the pivot can be adjusted;
The arc formed at the corner of the workpiece has one side and the end surface forming the corner of the workpiece, and the bisector dividing the corner of the workpiece into two halves driven or retracted from this arc. an arc processing machine, characterized in that it comprises a workpiece mount and the tool stand may be non-symmetric arcs formed Ru can tool position and workpiece position relative.
[0007]
According to a second aspect of the present application, the workpiece mounting base is movable with respect to the table by linear motion guide means provided between the workpiece mounting base and the table, and the workpiece mounting base with respect to the table. The position can be adjusted by the arc processing machine according to the first aspect, which is a screw feeding device provided between the workpiece mounting table and the table.
[0008]
According to a third aspect of the present application, the tool base can be moved relative to the base plate by linear guide means provided between the tool base and the base plate, and the distance between the tool and the pivot can be adjusted. The arc processing machine according to the first aspect is a screw feeding device provided between the tool table and the base plate.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
1, 2, and 3 are drawings showing the entire arc processing machine, in which FIG. 1 is a front view, FIG. 2 is a side view, and FIG. 3 is a plan view.
[0011]
(overall structure)
A workpiece mounting base 1 having a
[0012]
Here, in the present embodiment, the upper surface of the base plate 4 is a horizontal surface, but the upper surface may be a vertical surface or an inclined surface (slant).
[0013]
The operation of the above-described configuration is that the workpiece W is processed by contacting one side surface in the longitudinal direction of the strip such as an angle (the edge of the flange of the angle) with the
[0014]
The tool table 5 is moved closer to the pivot 3 so that the distance between the outer periphery of the
[0015]
Hereinafter, each part will be described.
[0016]
(Workpiece mounting base)
The workpiece mounting base 1 is provided with a
[0017]
A clamp device 8 for fixing the work W to the main body 1c after the positioning is attached to the work mount main body 1c. As shown in FIG. 8, when the grip 8a is rotated counterclockwise from the thin line position to the solid line position, the
[0018]
A slide guide 9 is fixed to the bottom surface of the workpiece mounting body 1c. A
[0019]
A ball circulation nut (ball nut) 12 is fixed to the bottom surface of the workpiece mounting base 1. On the other hand, a
[0020]
The bearing
[0021]
(table)
On the table 2, the above-described
[0022]
A table 2 is provided on a base plate 4 so as to be capable of turning 90 degrees with a pivot 3 provided at a position overlapping the workpiece mounting base 1 at the processing position.
[0023]
(Tool table)
The tool table 5 has a
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
A
[0027]
A
[0028]
Knowing the position of the tool stand 5 has the following meaning. The center of the
[0029]
When the
[0030]
In the embodiment, a scale is provided on the handle, but these may be digitally displayed by reading the rotation of the handle with an encoder. Further, the positions of the workpiece mounting base 1 and the tool base 5 may be read and displayed with a linear scale.
[0031]
As described above, according to the embodiment of the present invention, it is easy to replace the workpiece with respect to the change of the workpiece only by adjusting the positions of the workpiece mounting base and the tool base with the screw feeder. Also, this can be achieved by simply rotating the table when forming an arc on the workpiece.
[0032]
(flame)
The base plate 4 is fixed to a frame 7. The frame 7 mainly forms an angle-shaped material into a six-cubic shape, and includes a
[0033]
(Experimental example)
(1) An aluminum extrusion die having an angled cross section was processed.
[0034]
The flange width on one side of the workpiece is 25mm,
The flange width of the other half is 25 mm, the radius of the arc formed at the end of the workpiece is 12 mm,
(2) Tool diameter 6.25mm, tool material SKH56
(3) Tool rotation speed 18,000 rotations per minute (4) Cutting conditions Dry (air cooling)
(5) Feed conditions Manually feed the table
[0035]
【The invention's effect】
According to the present invention, in order to form a 90 degree arc at the corner of the workpiece, the radius can be quickly changed to change the arc radius. In addition, the workpiece is abutted and fixed to the positioning portion of the workpiece mounting base, and the processing is completed by rotating the table 90 degrees.
[Brief description of the drawings]
Each drawing shows an embodiment of the present invention,
FIG. 1 is a front view of an arc processing machine.
FIG. 2 is a side view of FIG.
3 is a plan view of FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is a plan view of a workpiece mounting base.
FIG. 5 is a plan view of a processing example.
FIG. 6 is a plan view of a processing example.
FIG. 7 is a plan view of a processing example.
FIG. 8 is a side view of the workpiece fixing means.
[Explanation of symbols]
L1, L2 ... Distance L3 ... Amount of entry L4 ... Retraction amount R ... Radius W ... Workpiece W1 ... One side W2 ... End face W3, W4, W5 ... Arc 1 ...
Claims (1)
台板と、
加工物取付台を移動可能とするガイドレールを有し加工物取付台に取り付けた加工物と重なる位置に設けられた枢軸でもって台板に90度旋回可能に取り付けられたテーブルと、
枢軸と平行な回転中心を有する工具と工具を支持して回転する駆動手段を有し、工具と枢軸との距離を調節可能に台板に取り付けられた工具台と、
を有し、加工物の角に形成する円弧が加工物の角をなす一側面と端面に接する円弧、この円弧よりも追い込んだ又は後退したもしくは加工物の角を二等分する二等分線に対して非対象な円弧形成ができる工具位置及び加工物位置とすることができる加工物取付台と工具台を有することを特徴とする円弧加工機。A positioning part for determining the position of the workpiece by contacting one side surface of the corner of the workpiece and an end surface intersecting the one side surface and a fixing means for fixing the workpiece, and the workpiece is positioned and fixed. A workpiece mounting base attached to the table so as to be movable in a direction of 45 degrees relative to one side surface of the workpiece and adjustable in position;
A base plate,
A table having a guide rail that allows the workpiece mount to move, and a table pivotably attached to the base plate by a pivot provided at a position overlapping the workpiece mounted on the workpiece mount;
A tool base having a rotation center parallel to the pivot and drive means for supporting and rotating the tool, the tool base being attached to the base plate so that the distance between the tool and the pivot can be adjusted;
The arc formed at the corner of the workpiece has one side and the end surface forming the corner of the workpiece, and the bisector dividing the corner of the workpiece into two halves driven or retracted from this arc. arc processing machine, characterized in that it comprises a workpiece mount and the tool stand can be a non-target arc formation can be Ru tool position and workpiece position relative.
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