JP4752683B2 - 画像処理装置および時刻情報証明処理プログラム。 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置および時刻情報証明処理プログラムに関する。
各種法令により保存が義務付けられた文書を電子化して保存することを認めるe−文書法(電子文書法)が施行され、企業等においては、紙媒体を用いて文書を保存する必要が無くなり、ペーパレス化を図れる他、文書の保存に伴うスペースやその管理費を削減できる。
e−文書法の対象となる文書を電子化して保存する際には、その文書に対し署名処理とタイムスタンプ処理とを行って、当該文書の作成者、作成時刻、非改竄であることを証明し真正性を確保する必要がある。
署名処理は、電子文書に電子署名を付与することにより、電子文書の作成者やその文書が改竄されていないことを証明する技術である。また、タイムスタンプ処理は、ある情報(例えば、当該文書から生成したハッシュ値)と時刻情報とを組み合わせることにより、文書の作成時刻やその文書が改竄されていないことを証明する技術であり、例えば、特許文献1には、このタイムスタンプ処理を画像処理装置において実行する技術について提案されている。
特開2005−123980号
e−文書法の対象となる文書を電子化して保存するには、スキャナあるいは複合機等を用いて原稿を読み取り、その読み取った電子文書をパーソナルコンピュータ等に転送後、かかるコンピュータ上で動作するアプリケーションを用いて署名処理やタイムスタンプ処理を行うといった手順を踏むことが多かった。
公的な機関を利用してタイムスタンプ処理を行う場合、スタンプ発行毎に費用が発生してしまう。そのため、大量の文書を処理する際などに一件毎にタイムスタンプ処理を実施した場合、その費用が膨大となってしまう。
本発明は、所定の条件によりまとめられた文書単位でタイムスタンプ処理(時刻情報証明処理)を行うようにした画像処理装置および時刻情報証明処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の画像処理装置の発明は、原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段で原稿から読み取られた電子文書に対して署名処理を行う署名処理手段と、前記署名処理手段で署名処理された電子文書を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を所定の条件に応じて分類する文書分類手段と、前記文書分類手段により分類された電子文書単位に時刻情報証明処理を実行する時刻情報証明処理手段と、前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合の該異常を通知する異常通知処理および該異常に対応して実行する異常処理の処理方法を指示する指示情報を設定する設定手段と、前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合に、該異常を前記設定手段で設定された指示情報に基づき該当の電子文書に付された署名情報の属性から取得した情報に関連する宛先に通知する処理を実行する異常通知手段と、前記異常の発生に対応して前記指示情報で指示された異常処理を実行する異常処理手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記異常処理手段は、前記異常の発生に対応して前記設定手段で設定された指示情報に基づき、該当の電子文書を削除、該当の電子文書に付された署名情報を削除、該当の電子文書に付された署名情報の効力失効、のいずれかの処理を実行する
また、請求項3の発明は、請求項の発明において、前記時刻情報証明処理手段は、前記時刻情報証明処理を、所定の時刻に到達した時点、前記蓄積手段に所定数の電子文書が蓄積された時点、のいずれかで実行する
また、請求項4の発明は、請求項2または3の発明において、前記異常通知手段は、前記署名処理が実行されてから一定時間以上経過しても前記時刻情報証明処理の実行が開始されない場合に、異常が発生したと判断する判断手段を具備する
また、請求項5の発明は、請求項の発明において、前記文書分類手段は、前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を該電子文書の形式に基づき分類する。
また、請求項6の発明は、請求項の発明において、前記文書分類手段は、前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を該電子文書内に含まれる文字情報に基づき分類する
また、請求項7の時刻情報証明処理プログラムの発明は、画像処理装置に内蔵されたコンピュータを、原稿を読み取る読取手段、前記読取手段で原稿から読み取られた電子文書に対して署名処理を行う署名処理手段、前記署名処理手段で署名処理された電子文書を蓄積する蓄積手段、前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を所定の条件に応じて分類する文書分類手段、前記文書分類手段により分類された電子文書単位に時刻情報証明処理を実行する時刻情報証明処理手段、前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合の該異常を通知する異常通知処理および該異常に対応して実行する異常処理の処理方法を指示する指示情報を設定する設定手段、前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合に、該異常を前記設定手段で設定された指示情報に基づき該当の電子文書に付された署名情報の属性から取得した情報に関連する宛先に通知する処理を実行する異常通知手段、前記異常の発生に対応して前記指示情報で指示された異常処理を実行する異常処理手段として機能させる
本発明によれば、画像処理装置において、所定の条件によりまとめられた文書単位で原稿から読み取った電子文書に時刻情報証明処理を行うため、時刻情報証明処理を行うためのサーバ装置などを配したシステムを組まずに画像処理装置単体で時刻情報証明処理を行えるので、その分コストを軽減できる。
また、公的な機関を利用した場合、時刻情報証明処理一件毎に所定の費用がかかるが、本発明によれば、所定の条件によりまとめられた文書単位で時刻情報証明処理を行うため、この時刻情報証明処理にかかる費用の負担を軽減させることができる。
また、時刻情報証明処理に際し異常が発生した際に、所定の異常通知先に異常を通知することができるので、ユーザの管理負担を軽減させることができる。
以下、本発明に係わる画像処理装置および時刻情報証明処理プログラムの実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる画像処理装置を配して構成した画像読取システムの全体構成の一例を示す図である。なお、本実施例においては、本発明に係わる画像処理装置を複合機10に適用した場合を例に挙げて説明する。
この画像読取システムは、複合機10と、クライアント端末30と、認証局40と、タイムスタンプ局50とを具備して構成され、この複合機10およびクライアント端末30と、認証局40およびタイムスタンプ局50は、イントラネット61およびインターネット62を介して通信可能に接続される。
ここで、複合機10は、コピー、スキャナ、およびファックス等の各種機能を備えており、イントラネット61およびインターネット62を介して接続された認証局40との間で署名処理を、同じくイントラネット61およびインターネット62を介して接続されたタイムスタンプ局50との間でタイムスタンプ処理を実行する。
複合機10は、e−文書法の対象となる原稿を読み取り、その読み取った電子文書に対し署名処理およびタイムスタンプ処理を実行し、公的文書として電子化して保存する機能を有する。複合機10においては、この電子化に際して、予め決められた任意の条件(所定の条件)によりまとめられた文書単位でタイムスタンプ処理を実行する。例えば、フォーム(電子文書の形式)等に基づき同一のフォームを有する文書をまとめ、そのまとめられた複数文書単位で署名処理およびタイムスタンプ処理を実行する。
クライアント端末30は、ユーザが扱う汎用的なパーソナルコンピュータ等である。クライアント端末30では、複合機10において行われた署名処理等の処理結果(正常、異常)の通知を受ける。そのため、通知先となるクライアント端末30は、複合機10と同じイントラネット61上に配されことが多いと考えられるが、インターネット62上に配されてもよい。
認証局40は、証明書を発行する公的な機関である。認証局40では、電子文書の発行元が信頼のおける組織であることを証明するための電子証明書を発行する。すなわち、認証局40により電子証明書が発行された電子文書は、認証局40が信頼を保証することになる。認証局40において署名処理が行われ、電子文書に電子署名が付与されることで、電子文書の作成者やその文書が改竄されていないことが証明されることになる。
タイムスタンプ局50は、時刻情報を保証する公的な機関である。このタイムスタンプ局50において、電子文書に対し信頼ある時刻情報を発行することで電子文書の検証が可能になる。タイムスタンプ局50においてタイムスタンプ処理が行われ、電子文書にタイムスタンプが付与されることで、文書の作成時刻やその文書が改竄されていないことが証明されることになる。
次に、図2を用いて、図1に示す複合機10の機能的な構成の一部について説明する。
複合機10は、その機能構成として、読取部11と、読取制御部12と、画像形成制御部13と、画像形成部14と、ジョブ制御部15と、指示書情報認識部16と、記憶データ処理部17と、記憶部18と、画像処理部19と、署名処理部20と、タイムスタンプ処理部21と、タイムスタンプ処理起動部22と、ネットワーク制御部23とを具備して構成される。
読取部11は、原稿から電子文書を読み取る機能を果たし、読取制御部12は、この読取部11の動作を制御する機能を果たす。また、画像形成部14は、用紙等の記録媒体上に画像を形成する機能を果たし、画像形成制御部13は、この画像形成部14の動作を制御する機能を果たす。
ジョブ制御部15は、ジョブの実行を統括して制御する機能を果たす。すなわち、複合機10を構成する各種処理機能は、ジョブの実行に際しこのジョブ制御部15からの指示に従って動作する。なお、ジョブ制御部15では、各処理機能間で発生するデータの入出力も制御する。
指示書情報認識部16は、指示書から読み取られた指示情報を認識する機能を果たす。指示書には、文書名や保存形式、タイムスタンプ処理の有無等が記入されており、これが読取部14において読み取られると、指示書情報認識部16では、この読み取られた情報に基づいて指示情報を認識する。この指示書から認識された指示情報は、記憶部18に動作設定情報として格納される。
記憶部18は、電子文書や動作設定情報等の各種データを記憶する機能を果たし、記憶データ処理部17は、この記憶部18にデータを格納する機能を果たす。なお、この記憶部18に記憶される動作設定情報は、上述した指示書による設定の他、例えば、操作パネル(不図示)、クライアント端末30等からも設定できる。
画像処理部19は、読取部11で読み取られた電子文書に対し画像処理を行う機能を果たす。画像処理部19は、電子文書の画像を文字情報に変換して認識する文字認識部19aを備えて構成される。
署名処理部20は、認証局40との間で行う署名処理を司り、電子文書に署名を付与する機能を果たす。署名処理部20における署名処理は、例えば、公開鍵を用いた認証方式を採用する電子署名が用いられることが多い。
タイムスタンプ処理部21は、タイムスタンプ局50との間で行うタイムスタンプ処理を司り、電子文書にタイムスタンプを付与する機能を果たす。タイムスタンプ処理部21におけるタイムスタンプ処理は、基本的に、署名処理部20において電子署名が付与された電子文書に対して行われる。すなわち、署名処理部20において署名処理が行われた電子文書に対し公的に証明される時刻情報等(時刻情報、ハッシュ値等)を付与することになる。
タイムスタンプ処理起動部22は、タイムスタンプ処理の起動を指示する機能を果たす。このタイムスタンプ処理起動部22の起動指示に対応してタイムスタンプ処理が開始される。ここで、タイムスタンプ処理起動部22からの起動指示の発行タイミングは、記憶部18に格納された動作設定情報に基づき行われ、例えば、所定の時刻に到達した時点、記憶部18に所定数の電子文書が格納された時点、等に行われる。
ネットワーク制御部23は、各種装置との通信を制御する機能を果たす。具体的には、イントラネット61を介して接続されたクライアント端末30や、イントラネット61およびインターネット62を介して接続された認証局40、タイムスタンプ局50との通信を制御する。以上が、複合機10を構成する各種処理機能の説明である。
次に、図3を用いて、上記図2で説明したタイムスタンプ処理部21の機能的な構成の一部について説明する。
タイムスタンプ処理部21は、その機能構成として、電子文書分類部71と、タイムスタンプ付与部72と、エラー通知部73と、エラー処理部74とを具備して構成される。
電子文書分類部71は、予め決まられた任意の条件に基づき電子文書を分類する機能を果たす。この電子文書分類部71で分類された文書単位でタイムスタンプ処理が実行される。この電子文書分類部71における電子文書の分類は、例えば、電子文書のフォーム、電子文書内に含まれる所定の文字列等に基づき行われる。フォームに基づき電子文書を分類した場合、例えば、帳票の種類によって電子文書を分類できる。また、所定の文字列に基づき電子文書を分類した場合には、例えば、「領収書」などの所定の文字列が含まれている電子文書だけを分類できる。
タイムスタンプ付与部72は、電子文書にタイムスタンプを付与する機能を果たす。電子文書へのタイムスタンプの付与は、タイムスタンプ局50にタイムスタンプの付与を要求することで行われる。
エラー通知部73は、タイムスタンプ処理に際してエラーが発生した際に任意のエラー通知先にエラーを通知する機能を果たす。このエラー通知部23によるエラーの通知先は、記憶部18に格納された動作設定情報に基づき決められる。なお、エラー通知方法としては、電子メールによる通知、アラーム鳴動による通知、表示器への表示による通知、等が挙げられるが、これ以外の方法でエラーを通知してもよい。
エラー処理部74は、タイムスタンプ処理に際してエラーが発生した際にエラー処理を行う機能を果たす。このエラー処理部74では、記憶部18に格納された動作設定情報に基づきエラー処理を行う。以上が、タイムスタンプ処理部21を構成する各種処理機能の説明である。
ここで、図4から図6を用いて、図1に示す複合機10において紙媒体の文書を電子化して公的文書として保存する際の動作について説明する。
まず、図4を用いて、全体動作について説明する。
複合機10は、原稿の読み取り指示があるか、タイムスタンプ処理が起動されるまで待機している(ステップS101でNOの後、ステップS102でNO)。この待機中にユーザが、操作パネル(不図示)から読み取り指示を行うと、複合機10のジョブ制御部15から読取制御部12へ読取指示が発行され、これを受けた読取制御部12が読取部11を動作させ、原稿から電子文書が読み取られる(ステップS103)。
画像処理部19は、この読み取られた電子文書を蓄積に適したフォーマットに変換し、記憶データ処理部17は、この変換された電子文書を記憶部18の所定の領域に蓄積させることになるが(ステップS104でNOの後、ステップS106)、この記憶部18への蓄積に際して、複合機10の動作設定情報において署名処理の実行が指定されている場合には(ステップS104でYES)、署名処理部20による署名処理が実行された後(ステップS106)、電子文書は記憶部18に蓄積される。複合機10はその後、再び、ステップS101の処理に戻る。
また、ステップS101およびステップS102における待機中に、タイムスタンプ処理起動部22によりタイムスタンプ処理が起動されると(ステップS101でNOの後、ステップS102でYES)、タイムスタンプ処理部21によるタイムスタンプ処理が開始される。
このタイムスタンプ処理ではまず、電子文書分類部71が記憶部18に記憶された電子文書を予め決められた任意の条件により分類する(ステップS107)。すなわち、フォームや所定の文字列等に基づいて電子文書を分類する。
この分類が済むと、タイムスタンプ付与部72は、この分類された文書単位にタイムスタンプを付与する(ステップS108)。先に述べた通り、このタイムスタンプ付与部72によるタイムスタンプの付与は、タイムスタンプ局50にタイムスタンプの付与を要求することで行われる。
この結果、タイムスタンプ処理が正常に終了した場合(ステップS109でYES)、複合機10は再び、ステップS101の処理に戻ることになるが、タイムスタンプ処理でエラーが発生した場合には(ステップS109でNO)、再処理を実行するか否かの判断が行われる。この判断はエラーの発生原因に基づき行われ、エラーからの回復の余地がある場合には再処理を行うと判断されるが、エラーからの回復の余地がない場合には再処理を行わないと判断される。ここで、回復の余地がないエラーには、例えば、タイムスタンプ局50との間の通信が断線された等の複合機10外部で発生する異常、複合機10内部で発生した異常等がある。また、例えば、署名処理から一定時間以上経過してもタイムスタンプ処理が実行されなかった場合、それ以降タイムスタンプを付しても公的文書として認められないことがあるため、このような場合にもエラーからの回復の余地がないとされ、再処理は行われない。
ここで、ステップS110における判断により、再処理を行うと判断された場合には(ステップS110でYES)、ステップS108におけるタイムスタンプ処理を再度実行することになるが、再処理を行わないと判断された場合には(ステップS110でNO)、エラー通知部73によるエラー通知(ステップS111)、エラー処理部74によるエラー処理を実行した後(ステップS112)、複合機10は再び、ステップS101の処理に戻る。
次に、図5を用いて、図4のステップS110におけるエラー通知処理の詳細について説明する。
この処理が開始されると、エラー通知部73はまず、記憶部18に格納された動作設定情報を参照してエラー通知先を確認する(ステップS201)。この結果、署名情報の属性からエラー通知先を取得する旨の設定がなされていた場合には、エラー通知部73は、該当の電子文書の署名情報の属性に含まれた宛先情報を取得して(ステップS202)、その宛先をエラー通知先としてエラー通知を行う(ステップS205)。
また、動作設定情報の確認の結果、予め決まられた固定の宛先をエラー通知先(例えば、監督者等)とする旨の設定がなされていた場合には、エラー通知部73は、動作設定情報から固定の宛先を取得して、その宛先をエラー通知先としてエラー通知を行う(ステップS205)。
また、動作設定情報の確認の結果、署名と関連する宛先をエラー通知先とする旨の設定がなされていた場合には、エラー通知部73は、該当の電子文書の署名情報を取得してその署名情報と関連する宛先を記憶部18に予め登録された宛先表から取得し(ステップS204)、その宛先をエラー通知先としてエラー通知を行う(ステップS205)。なお、このエラ通知とともにアラームを鳴動させてもよい、アラームを同時に鳴動させた場合エラー通知効果が高まるため、特に、重要な電子文書の処理に際してエラー通知とともにアラームを鳴動させてやると複合機10を使用するユーザにとって非常に有用である。
次に、図6を用いて、図4のステップS111におけるエラー処理の詳細について説明する。
この処理が開始されると、エラー処理部74はまず、記憶部18に格納された動作設定情報を参照してエラー処理方法を確認する(ステップS301)。この結果、電子文書を削除する旨の設定がなされていた場合には、エラー処理部74は、該当の電子文書を記憶部18から削除する。
また、動作設定情報の確認の結果、署名を削除する旨の設定がなされていた場合には、エラー処理部74は、記憶部18から該当の電子文書に付された署名を削除する(ステップS303)。この場合、署名が削除されるだけで電子文書自体は残ることになる。
また、動作設定情報の確認の結果、署名を失効させる旨の設定がなされていた場合には、エラー処理部74は、該当の電子文書に付された署名を失効させる(ステップS304)。この場合、署名の効力だけを失効させるため、電子文書に付された署名も、電子文書自体も残ることになる。
以上が本発明の代表的な実施形態の一例であるが、本発明は、上記および図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記実施例においては、本発明に係わる画像処理装置を複合機10に適用して実施する場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、本発明に係わる画像処理装置をスキャナ、複写機あるいはファックス等に適用して本発明を実施してもかまわない。
また、上記実施例において説明した処理を、コンピュータにインストールされた時刻情報証明処理プログラムにより実施するように構成してもよい。なお、この制御プログラムは、ネットワーク等の通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
本発明の画像処理装置および時刻情報証明処理プログラムは、原稿から電子文書を読み取る機能を有する画像処理装置および、この処理をコンピュータに実行させる時刻情報証明処理プログラム全般に適用可能である。
本発明に係わる画像処理装置を配して構成した画像読取システムの全体構成の一例を示す図である。 図1に示す複合機10の機能的な構成の一部を示す図である。 図2に示すタイムスタンプ処理部21の機能的な構成の一部を示す図である。 図1に示す複合機10の動作を示すフローチャートである。 図4のステップS110におけるエラー通知処理の動作を示すフローチャートである。 図4のステップS111におけるエラー処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 複合機
11 読取装置
12 読取制御装置
13 画像形成制御部
14 画像形成部
15 ジョブ制御部
16 指示書情報認識部
17 記憶データ処理部
18 記憶部
19 画像処理部
19a 文字認識部
20 署名処理部
21 タイムスタンプ処理部
22 タイムスタンプ処理起動部
23 ネットワーク制御部
30 クライアント端末
40 認証局
50 タイムスタンプ局
61 イントラネット
62 インターネット
71 電子文書分類部
72 タイムスタンプ付与部
73 エラー通知部
74 エラー処理部

Claims (7)

  1. 原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で原稿から読み取られた電子文書に対して署名処理を行う署名処理手段と、
    前記署名処理手段で署名処理された電子文書を蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を所定の条件に応じて分類する文書分類手段と、
    前記文書分類手段により分類された電子文書単位に時刻情報証明処理を実行する時刻情報証明処理手段と、
    前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合の該異常を通知する異常通知処理および該異常に対応して実行する異常処理の処理方法を指示する指示情報を設定する設定手段と、
    前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合に、該異常を前記設定手段で設定された指示情報に基づき該当の電子文書に付された署名情報の属性から取得した情報に関連する宛先に通知する処理を実行する異常通知手段と、
    前記異常の発生に対応して前記指示情報で指示された異常処理を実行する異常処理手段と
    を具備する画像処理装置。
  2. 前記異常処理手段は、
    前記異常の発生に対応して前記設定手段で設定された指示情報に基づき、該当の電子文書を削除、該当の電子文書に付された署名情報を削除、該当の電子文書に付された署名情報の効力失効、のいずれかの処理を実行する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記時刻情報証明処理手段は、
    前記時刻情報証明処理を、所定の時刻に到達した時点、前記蓄積手段に所定数の電子文書が蓄積された時点、のいずれかで実行する請求項記載の画像処理装置。
  4. 前記異常通知手段は、
    前記署名処理が実行されてから一定時間以上経過しても前記時刻情報証明処理の実行が開始されない場合に、異常が発生したと判断する判断手段
    を具備する請求項2または3記載の画像処理装置。
  5. 前記文書分類手段は、
    前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を該電子文書の形式に基づき分類する請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記文書分類手段は、
    前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を該電子文書内に含まれる文字情報に基づき分類する請求項記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置に内蔵されたコンピュータを、
    原稿を読み取る読取手段、
    前記読取手段で原稿から読み取られた電子文書に対して署名処理を行う署名処理手段、
    前記署名処理手段で署名処理された電子文書を蓄積する蓄積手段、
    前記蓄積手段に蓄積された複数の電子文書を所定の条件に応じて分類する文書分類手段、
    前記文書分類手段により分類された電子文書単位に時刻情報証明処理を実行する時刻情報証明処理手段、
    前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合の該異常を通知する異常通知処理および該異常に対応して実行する異常処理の処理方法を指示する指示情報を設定する設定手段、
    前記時刻情報証明処理手段による時刻情報証明処理に際して異常が発生した場合に、該異常を前記設定手段で設定された指示情報に基づき該当の電子文書に付された署名情報の属性から取得した情報に関連する宛先に通知する処理を実行する異常通知手段、
    前記異常の発生に対応して前記指示情報で指示された異常処理を実行する異常処理手段
    として機能させるための時刻情報証明処理プログラム
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