JP4752115B2 - Printing ink composition and coating method using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷インキの分野、特に金属印刷インキに関し優れた印刷適性、及び塗膜物性を有する印刷インキ組成物及びそれを用いた金属板の被覆方法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷面の保護を目的として、印刷インキ層の上にオーバープリント用ワニスを用いることが行われている。オーバープリント用ワニスとしては従来から、溶剤系のワニスが用いられてきているが、近年、作業環境等の保護を目的として、水性のオーバープリント用ワニスが用いられている。しかしながら一般に、水性のオーバープリント用ワニスの使用は、印刷インキ層にハジキやインキの凝集等の現象が発生していた。
【0003】
果汁飲料・清涼飲料・炭酸飲料・ビール等のアルコール飲料・食品等の包装容器として広く使用されている金属缶の分野に於いても、金属缶の外面は、腐食防止、美装等の目的で印刷・塗装が施されている。この印刷・塗装方法としては、アルミ、鉄等の金属素材上或いは熱可塑性樹脂被覆金属板上に、場合によってはベースコートを施した上に、インキを印刷し、この上に表面保護や外観向上のために溶剤型のオーバープリント用ワニスを塗装し焼付乾燥させる方法が従来採用されてきた。近年、有機溶剤による大気汚染防止、作業環境改善の見地から金属印刷の分野においても水性型オーバープリント用ワニスが使用されつつある。
【0004】
従来の印刷インキは水性型オーバープリント用ワニスと共に使用されると、塗膜にハジキやインキの凝集等の現象が発生し、光沢や密着性等の塗膜性能の低下を生じることが問題であった。
【0005】
水性型オーバープリント用ワニスに対して適性を有する金属印刷インキとして、その樹脂成分を特定化したものが種々提案されている。例えば、特定の一価アルコールを必須成分とした樹脂を使用したインキ組成物(特開平2−127484)、特定の一価カルボン酸を必須成分とした樹脂を使用したインキ組成物(特開平2−127485)、アルキレンオキサイド変性物をグリコール成分としてなるポリエステルを使用したインキ組成物(特開平6−25583)等が挙げられる。しかし、これらの樹脂を用いたインキは印刷時にミストの発生が多く、さらに、塗膜の耐水性、とりわけ内容物のレトルト殺菌処理に対する耐性が十分でないという問題を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、印刷時のミストの発生が少なく、未乾燥インキ皮膜上の水性オーバープリント用ワニスの受理性が良好で、且つ耐レトルト性に優れる皮膜を形成しうる印刷インキ組成物とそれを用いた金属板の被覆方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討の結果、以下の発明に至った。すなわち、本発明は、油長が25〜50%であり、水酸基価が70〜200mgKOH/gであるアルキッド樹脂(a)と、単核体量が30〜50重量%、アルコキシ基のうちメトキシ基がトリアジン核当たり1.5〜5.0モルであるメラミン樹脂(b)とを含有し、(a)と(b)の重量比(a):(b)が97:3〜65:35であることを特徴とする印刷インキ組成物を提供する。
【0008】
又本発明は、基材上に、前記した印刷インキ組成物で印刷し、未乾燥印刷面上に、熱硬化性を有する水性オーバープリント用ワニスを塗布し、加熱硬化させることを特徴とする被覆方法、特に基材が金属板である金属板の被覆方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の印刷インキ組成物について詳細に説明する。本発明で使用するアルキッド樹脂(a)の製造方法は、特に制限はなく、油を原料とするエステル交換法、脂肪酸を原料とする脂肪酸法など公知の方法が利用できる。
【0010】
本発明で使用するアルキッド樹脂(a)の油成分としては、あまに油、桐油、大豆油、サフラワー油、ひまわり油、米ぬか油、(脱水)ひまし油、トール油、椰子油、パーム核油等がある。これらの油は単独または、2種以上併用して使用される。
【0011】
また、本発明で使用するアルキッド樹脂(a)の脂肪酸成分としては、上述の油成分の脂肪酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸等がある。これらの脂肪酸は単独または、2種以上併用して使用される。さらに、これらの脂肪酸のメチルエステル化物も使用できる。
【0012】
他の一塩基酸としては、安息香酸、p−t−ブチル安息香酸、アビエチン酸、水素添加アビエチン酸等も使用可能である。
【0013】
多塩基酸としては、(無水)フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の芳香族二塩基酸、テトラヒドロ(無水)フタル酸、ヘキサヒドロ(無水)フタル酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族二塩基酸、(無水)コハク酸、アルケニル(無水)コハク酸、フマル酸、(無水)マレイン酸、イタコン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、(無水)ハイミック酸等の脂肪族二塩基酸、(無水)トリメリット酸、(無水)ピロメリット酸、(無水)メチルシクロヘキセントリカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸等が挙げられる。これらの多塩基酸は単独または、2種以上併用して使用される。
【0014】
本発明のアルキッド樹脂(a)で使用する多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、(ポリ)テトラメチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールA、スピログリコール、トリシクロデカンジメタノール等の二価アルコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等の三価アルコール、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ジトリメチロールプロパン、ジトリメチロールエタン、ジペンタエリスリトール等の四価以上のアルコールがある。これらは単独、または2種以上併用して使用される。
【0015】
アルキッド樹脂(a)の油長は25〜50%の範囲であると、インキ流動性、塗膜硬度の低下がなく良好に用いられる。より好ましくは30〜45%である。
【0016】
本発明のアルキッド樹脂(a)の水酸基価は70〜200の範囲に於いて、水性型オーバープリント用ワニスに対する適性が十分であり、インキの流動性も低下せず良好に用いられる。より好ましくは90〜180である。
【0017】
本発明におけるメラミン樹脂(b)としては、メラミンとホルマリンの反応により得られるメチロール化メラミンのメチロール基がアルキルエーテル化されたものであって、アルキル基としてはメチル、エチル、(イソ)プロピル、(イソ)ブチル等が例示できる。また、イミノ基、メチロール基が残存してもよい。
【0018】
本発明に用いられるメラミン樹脂は、単核体が30〜50重量%の範囲に於いて、インキ転移性、ミスチング性に良好な性能を示す。より好ましくは35〜45重量%である。
【0019】
また、アルコキシ基のうちメトキシ基がトリアジン核当たり1.5〜5.0モルの範囲に於いて良好な耐レトルト性を発揮する。より好ましくは2.0〜4.0モルである。
【0020】
本発明における前記アルキッド樹脂(a)とメラミン樹脂(b)の重量比が97:3〜65:35の範囲で所定の効果が得られる。より好ましくは90:10〜70:30である。
【0021】
本発明のアルキッド樹脂(a)の重量平均分子量は、通常1,000〜40,000の範囲で、良好なミスチング性、インキの流動性が得られる。より好ましくは2,000〜30,000である。
【0022】
本発明のアルキッド樹脂(a)の酸価は、通常60以下、好ましくは40以下である。60を超えるとインキの流動性が低下し好ましくなく、また、インキの保存安定性が劣化する。
【0023】
本発明の印刷インキ組成物は、本発明の樹脂成分と顔料、溶剤を主成分として構成される。顔料としては、なんら制限が無く通常の無機顔料、有機顔料、染料が使用できる。
【0024】
本発明のインキ組成物の溶剤としては、従来のインキ溶剤が使用できる。たとえば、飽和炭化水素、芳香族炭化水素、(ポリ)オキシアルキレングリコール、(ポリ)オキシアルキレングリコールのアルキルエーテル、(ポリ)オキシアルキレングリコールのアルキルエステル、高級アルコール等が例示できる。これらの使用量は、通常印刷が行われるインキのT.Vが例えば2〜30の範囲に調整できれば良く特に制限はないが、通常5〜60重量%の範囲である。
【0025】
また、従来より用いられている樹脂を本発明の樹脂と混合して使用できる。すなわち、本発明のアルキッド樹脂(a)以外のアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、エポキシエステル樹脂、アクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、石油樹脂、ケトン樹脂、あるいはこれらの変性樹脂等が必要に応じて使用できる。
【0026】
本発明のその他の成分としては、必要に応じて公知の顔料分散剤、ワックス、ドライヤー、安定剤、酸触媒等を添加することが可能である。
【0027】
本発明のインキ組成物は、上述した各種原料を使用して従来の方法にて製造でき、たとえば、3本ロールミル、ボールミル等を使用した常法にて製造できる。
【0028】
本発明の印刷インキ組成物は、オフセット方式、ドライオフセット方式など通常の印刷方式によって容易に印刷する事が出来る。インキ膜厚は任意であるが、例えば0.1〜6ミクロンの範囲で行えばよい。
【0029】
基材としては、紙、フィルム、木製品、金属板等が挙げられるが、特に、加熱硬化のし易い金属板の場合に顕著な効果を示す。
【0030】
本発明の印刷インキ組成物と組み合わせるオーバープリント用ワニスは、加熱によって硬化する通常に使われる水性型のオーバープリント用ワニスが好適に使用でき、さらには従来から使用されている溶剤型オーバープリント用ワニスも使用できる。特に金属板用のオーバープリント用ワニスが好ましい。
【0031】
本発明の印刷インキ組成物と組み合わされるオーバープリント用ワニスは、基本的に金属板上に印刷された未乾燥のインキ上にロールコーター塗装された後、150〜300℃で5秒〜15分間加熱乾燥されることにより、外観、硬度、加工性、耐レトルト性に優れる塗膜を形成することができる。
【0032】
本発明の印刷インキ組成物と組み合わせるオーバープリント用ワニスは表面保護のため、塗布されるが、通常、ウェット状態で塗布される。水性オーバープリント用ワニスは、バインダー樹脂、硬化剤、溶剤より主として構成される。バインダー樹脂としては、例えば、水溶性アクリル樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性アルキッド樹脂等が用いられる。硬化剤としては、尿素樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等が用いられ、溶剤としては、水、セロソルブ系溶剤、水混和性溶剤等を用いる。水性オーバープリント用ワニスの塗装方法は、通常のコーター方式で行うことができる。オーバープリント用ワニスの膜厚は任意であるが、例えば3〜20ミクロンの範囲で行えばよい。
【0033】
以下本発明の理解を容易にするため、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものではない。なお、各例中の部及び%は重量基準によるものである。
【0034】
【実施例】
(合成例1)
攪拌機、精留塔、水分離器、コンデンサー、窒素導入管、温度計を具備した反応装置に、脱水ひまし油脂肪酸303部、トリメチロールプロパン76部、ペンタエリスリトール121部、ジエチレングリコール143部、イソフタル酸357部を仕込み、常法によりエステル化を行い、酸価12のアルキッド樹脂(a−1とする)を得た。
【0035】
(合成例2)
合成例1と同様の反応装置に、大豆脂肪酸409部、トリメチロールプロパン201部、ペンタエリスリトール107部、無水フタル酸282部を仕込み、常法によりエステル化を行い、酸価8のアルキッド樹脂(a−2とする)を得た。
【0036】
(合成例3)
合成例1と同様の反応装置に、椰子油脂肪酸355部、トリメチロールプロパン110部、ペンタエリスリトール155部、ネオペンチルグリコール52部、無水フタル酸328部を仕込み、常法によりエステル化を行い、酸価10のアルキッド樹脂(a−3とする)を得た。
【0037】
(比較合成例1)
合成例1と同様の反応装置に、椰子油脂肪酸220部、トリメチロールプロパン290部、ペンタエリスリトール103部、イソフタル酸386部を仕込み、常法によりエステル化を行い、酸価13のアルキッド樹脂(c−1とする)を得た。
【0038】
(比較合成例2)
合成例1と同様の反応装置に、脱水ひまし油脂肪酸551部、トリメチロールプロパン179部、ネオペンチルグリコール80部、無水フタル酸191部を仕込み、常法によりエステル化を行い、酸価6のアルキッド樹脂(c−2とする)を得た。
【0039】
(比較合成例3)
合成例1と同様の反応装置に、大豆脂肪酸356部、ペンタエリスリトール235部、1,6−ヘキサンジオール93部、イソフタル酸316部を仕込み、常法によりエステル化を行い、酸価11のアルキッド樹脂(c−3とする)を得た。
【0040】
(合成例1〜3)及び(比較合成例1〜3)で得たアルキッド樹脂の油長、水酸基価及び重量平均分子量は、表1のとおりである。
【0041】
【表1】
【0042】
以下の実施例で用いたメラミン樹脂(b−1)〜(b−4)、(d−1)〜(d−2)は表2のとおりである。
【0043】
【表2】
【0044】
(実施例1)
カーボンブラック(商品名:ラーベン1100、コロンビヤン・カーボン日本(株)製)30部、アルキッド樹脂(a−1)34部、メラミン樹脂(b−1)6部、アルキルベンゼン(商品名:アルケン56N 日本石油洗剤(株)製)25部を3本ロールミルにて混練した後、アルキルベンゼン5部を加えてよく混合しインキ組成物を得た。
【0045】
(実施例2〜9、比較例1〜7)
表3、表4に各々示した組成にて、実施例1と同様にして3本ロールミルを用いてインキ組成物を調製した。
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
上記*1〜3は以下を示す。
*1 カーボンブラック(商品名:ラーベン1100/コロンビヤン・カーボン日本(株)製)
*2 アルキルベンゼン(商品名:アルケン56N/日本石油洗剤(株)製)
*3 アルキッド樹脂/メラミン樹脂の比率
【0049】
(試験方法)
(1)ミスチング試験
実施例1〜9、比較例1〜7で得られたインキ組成物を各々2.64CC採取し、予めローラー温度を40℃に設定したインコメーターのローラー上に均一に塗布した後、1600rpmで5分間回転させた。ローラー下部に置いた白紙上へのインキの飛散の程度を目視判定した。良好なものを○、中程度のものを△、不良なものを×として評価した。
【0050】
(2)流動性
実施例1〜9、比較例1〜7で得られたインキ組成物について、スプレッドメーターにてフロー値を測定し、フロー傾斜(スロープ)値にて評価した。フロー傾斜値が5以上のものを○、5未満のものを×として評価した。
【0051】
(3)塗装性(水性型オーバープリント用ワニス適性;ハジキ・光沢)
実施例1〜9、比較例1〜7で得られたインキ組成物を、各々インキ皮膜厚が1.0μmとなるようにアルミ板にRIテスターで印刷した。印刷に引き続きインキをウェット状態のままで、アクリルアミノの水性樹脂を主成分とする水性オーバープリント用ワニスを40mg/100cm2(焼き付け後固形分)の塗膜量となるように塗装した。上記の条件で印刷塗装した印刷塗装板を200℃で120秒(ピーク温度)の条件で焼き付け乾燥する。塗膜を目視して、良好なものを○、不良なものを×として評価した。
【0052】
(4)耐レトルト性
上記塗装性にて作成した試験片を未処理、及び加圧容器中で加湿下にて、125℃30分間処理した後、(4−1)外観、(4−2)塗膜密着性、および(4−3)塗膜硬度の試験を行った。
【0053】
(4−1)外観
処理後の試験片を未処理のものの塗膜状態を視覚にて比較し、差の無いものを○、やや劣るものを△、劣るものを×として評価した。
【0054】
(4−2)塗膜密着性
JIS−K−5400に準じて、塗膜面にカッターナイフで1mm間隔で100個の碁盤目を作り、セロハンテープによる剥離状態を調べ、剥離していないマス目の個数で示した。
【0055】
(4−3)塗膜硬度
塗膜面の硬度を、室温および85℃の温浴中で鉛筆引っ掻き試験(JIS K 5400)を行い鉛筆硬度で示した。
【0056】
以上の結果を表5、及び表6にまとめた。
【0057】
【表5】
【0058】
【表6】
【0059】
【発明の効果】
以上、実施例等で示した通り、本発明で特定する樹脂成分を含有する印刷インキ組成物は、印刷時のミスチングが防止でき、インキを印刷後ウェットの状態で水性タイプのオーバープリント用ワニスを塗装・加熱乾燥する印刷塗装方式において優れた適性を有し、さらには優れたレトルト耐性を有している。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention seeks to provide a printing ink composition having excellent printability and coating film properties in the field of printing ink, particularly metal printing ink, and a method for coating a metal plate using the same.
[0002]
[Prior art]
For the purpose of protecting the printing surface, an overprint varnish is used on the printing ink layer. Conventionally, solvent-based varnishes have been used as overprint varnishes, but in recent years, aqueous overprint varnishes have been used for the purpose of protecting work environments and the like. However, in general, the use of a water-based overprint varnish causes phenomena such as repelling and ink aggregation in the printing ink layer.
[0003]
Even in the field of metal cans, which are widely used as packaging containers for fruit drinks, soft drinks, carbonated drinks, alcoholic beverages such as beer, and foodstuffs, the outer surface of metal cans is used for the purpose of preventing corrosion and dressing. Printed and painted. This printing / coating method involves printing ink on a metal material such as aluminum or iron or on a thermoplastic resin-coated metal plate, possibly with a base coat, to protect the surface and improve the appearance. For this purpose, a method of applying a solvent-type overprint varnish and baking and drying it has been conventionally employed. In recent years, aqueous overprint varnishes are being used also in the field of metal printing from the viewpoint of preventing air pollution by organic solvents and improving the working environment.
[0004]
When conventional printing inks are used together with varnishes for water-based overprints, problems such as the occurrence of repellency and ink agglomeration occur in the coating film, resulting in a decrease in coating film performance such as gloss and adhesion. It was.
[0005]
Various types of metal printing inks having specific resin components have been proposed as metal printing inks having suitability for water-based overprint varnishes. For example, an ink composition using a resin having a specific monohydric alcohol as an essential component (Japanese Patent Laid-Open No. 2-127484), and an ink composition using a resin having a specific monovalent carboxylic acid as an essential component (Japanese Patent Laid-Open No. Hei 2-127484). 127485), and an ink composition (Japanese Patent Laid-Open No. 6-25583) using a polyester having a modified alkylene oxide as a glycol component. However, inks using these resins frequently generate mist during printing, and further have a problem that the water resistance of the coating film, particularly the resistance to retort sterilization treatment of the contents is not sufficient.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a printing ink composition capable of forming a film with less mist during printing, good acceptability of an aqueous overprint varnish on an undried ink film, and excellent retort resistance. An object of the present invention is to provide a method of coating a metal plate using
[0007]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventors have reached the following invention. That is, the present invention relates to an alkyd resin (a) having an oil length of 25 to 50% and a hydroxyl value of 70 to 200 mgKOH / g, a mononuclear amount of 30 to 50% by weight, and a methoxy group among alkoxy groups. Contains 1.5 to 5.0 moles of melamine resin (b) per triazine nucleus, and the weight ratio (a) to (b) of (a) and (b) is 97: 3 to 65:35 A printing ink composition is provided.
[0008]
Further, the present invention is a coating characterized by printing on the base material with the above-described printing ink composition, applying a thermosetting aqueous overprint varnish on the undried printed surface, and heat-curing the coating. Provided is a method, particularly a method for coating a metal plate, wherein the substrate is a metal plate.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the printing ink composition of the present invention will be described in detail. The production method of the alkyd resin (a) used in the present invention is not particularly limited, and known methods such as a transesterification method using oil as a raw material and a fatty acid method using fatty acid as a raw material can be used.
[0010]
Examples of the oil component of the alkyd resin (a) used in the present invention include sesame oil, tung oil, soybean oil, safflower oil, sunflower oil, rice bran oil, (dehydrated) castor oil, tall oil, coconut oil, palm kernel oil, and the like. There is. These oils are used alone or in combination of two or more.
[0011]
In addition, as the fatty acid component of the alkyd resin (a) used in the present invention, the above-mentioned oil component fatty acid, caprylic acid, capric acid, lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid, ricinoleic acid, linoleic acid There are acids, linolenic acid, eleostearic acid and the like. These fatty acids are used alone or in combination of two or more. Furthermore, methyl esterified products of these fatty acids can also be used.
[0012]
As other monobasic acids, benzoic acid, pt-butylbenzoic acid, abietic acid, hydrogenated abietic acid, and the like can also be used.
[0013]
Examples of polybasic acids include (anhydrous) phthalic acid, isophthalic acid, terephthalic acid, 2,6-naphthalenedicarboxylic acid, aromatic dibasic acids such as 5-sodium sulfoisophthalic acid, tetrahydro (anhydrous) phthalic acid, hexahydro (anhydrous) ) Aliphatic dibasic acids such as phthalic acid, 1,4-cyclohexanedicarboxylic acid, (anhydrous) succinic acid, alkenyl (anhydrous) succinic acid, fumaric acid, (anhydrous) maleic acid, itaconic acid, adipic acid, sebacic acid , Azelaic acid, aliphatic dibasic acids such as (anhydrous) hymic acid, (anhydrous) trimellitic acid, (anhydrous) pyromellitic acid, (anhydrous) methylcyclohexenticarboxylic acid, benzophenone tetracarboxylic acid, and the like. These polybasic acids are used alone or in combination of two or more.
[0014]
Examples of the polyhydric alcohol used in the alkyd resin (a) of the present invention include ethylene glycol, propylene glycol, 1,3-butanediol, 1,4-butanediol, 1,5-pentanediol, and 1,6-hexanediol. 1,9-nonanediol, 2-methyl-1,8-octanediol, neopentyl glycol, diethylene glycol, triethylene glycol, dipropylene glycol, tripropylene glycol, (poly) tetramethylene glycol, 1,4-cyclohexanediol Dihydric alcohols such as 1,4-cyclohexanedimethanol, hydrogenated bisphenol A, spiroglycol and tricyclodecane dimethanol, trihydric alcohols such as glycerin, trimethylolpropane and trimethylolethane, Lithol, diglycerol, ditrimethylolpropane, di-trimethylol ethane, there is a tetravalent or more alcohol dipentaerythritol. These are used alone or in combination of two or more.
[0015]
When the oil length of the alkyd resin (a) is in the range of 25 to 50%, the ink fluidity and the coating film hardness are not decreased and the alkyd resin (a) is used favorably. More preferably, it is 30 to 45%.
[0016]
When the hydroxyl value of the alkyd resin (a) of the present invention is in the range of 70 to 200, the suitability for the aqueous overprint varnish is sufficient, and the fluidity of the ink is not lowered and it is used favorably. More preferably, it is 90-180.
[0017]
As the melamine resin (b) in the present invention, the methylol group of methylolated melamine obtained by the reaction of melamine and formalin is alkyl etherified, and the alkyl group includes methyl, ethyl, (iso) propyl, ( An example is iso) butyl. Moreover, an imino group and a methylol group may remain.
[0018]
The melamine resin used in the present invention exhibits good performance in ink transfer properties and misting properties in the range of 30 to 50% by weight of mononuclear bodies. More preferably, it is 35 to 45% by weight.
[0019]
Also, the methoxy group of the alkoxy group exhibits good retort resistance in the range of 1.5 to 5.0 moles per triazine nucleus. More preferably, it is 2.0-4.0 mol.
[0020]
A predetermined effect is obtained when the weight ratio of the alkyd resin (a) and the melamine resin (b) in the present invention is in the range of 97: 3 to 65:35. More preferably, it is 90:10 to 70:30.
[0021]
The weight average molecular weight of the alkyd resin (a) of the present invention is usually in the range of 1,000 to 40,000, and good misting properties and ink fluidity can be obtained. More preferably, it is 2,000-30,000.
[0022]
The acid value of the alkyd resin (a) of the present invention is usually 60 or less, preferably 40 or less. If it exceeds 60, the fluidity of the ink is lowered, which is not preferable, and the storage stability of the ink is deteriorated.
[0023]
The printing ink composition of the present invention is composed mainly of the resin component of the present invention, a pigment, and a solvent. As the pigment, there are no restrictions and ordinary inorganic pigments, organic pigments and dyes can be used.
[0024]
As the solvent of the ink composition of the present invention, a conventional ink solvent can be used. Examples include saturated hydrocarbons, aromatic hydrocarbons, (poly) oxyalkylene glycols, alkyl ethers of (poly) oxyalkylene glycols, alkyl esters of (poly) oxyalkylene glycols, higher alcohols, and the like. The amount of these used is the T.I. There is no particular limitation as long as V can be adjusted in the range of 2 to 30, for example, but it is usually in the range of 5 to 60% by weight.
[0025]
Further, conventionally used resins can be mixed with the resin of the present invention. That is, an alkyd resin other than the alkyd resin (a) of the present invention, a polyester resin, an epoxy resin, an epoxy ester resin, an acrylic resin, a benzoguanamine resin, a urea resin, a phenol resin, a petroleum resin, a ketone resin, or a modified resin thereof. Can be used as needed.
[0026]
As other components of the present invention, known pigment dispersants, waxes, driers, stabilizers, acid catalysts, and the like can be added as necessary.
[0027]
The ink composition of the present invention can be produced by a conventional method using the various raw materials described above, and can be produced by a conventional method using, for example, a three-roll mill, a ball mill or the like.
[0028]
The printing ink composition of the present invention can be easily printed by a normal printing method such as an offset method or a dry offset method. Although the ink film thickness is arbitrary, it may be performed in the range of 0.1 to 6 microns, for example.
[0029]
Examples of the base material include paper, film, wood product, metal plate, and the like, and in particular, a remarkable effect is exhibited in the case of a metal plate that is easily heat-cured.
[0030]
As the overprint varnish to be combined with the printing ink composition of the present invention, a commonly used water-based overprint varnish that is cured by heating can be preferably used, and further, a solvent-type overprint varnish that has been conventionally used can be used. Can also be used. In particular, an overprint varnish for a metal plate is preferable.
[0031]
The varnish for overprinting combined with the printing ink composition of the present invention is basically coated on a wet ink printed on a metal plate with a roll coater and then heated at 150 to 300 ° C. for 5 seconds to 15 minutes. By drying, a coating film having excellent appearance, hardness, workability, and retort resistance can be formed.
[0032]
The overprint varnish combined with the printing ink composition of the present invention is applied for surface protection, but is usually applied in a wet state. The aqueous overprint varnish is mainly composed of a binder resin, a curing agent, and a solvent. As the binder resin, for example, a water-soluble acrylic resin, a water-soluble polyester resin, a water-soluble alkyd resin, or the like is used. As the curing agent, urea resin, melamine resin, benzoguanamine resin or the like is used, and as the solvent, water, cellosolve solvent, water miscible solvent or the like is used. The coating method of the aqueous overprint varnish can be performed by a normal coater method. The film thickness of the overprint varnish is arbitrary, but may be in the range of 3 to 20 microns, for example.
[0033]
Hereinafter, in order to facilitate understanding of the present invention, the present invention will be specifically described by way of examples. However, the present invention is not limited to the examples. In addition, the part and% in each example are based on a weight standard.
[0034]
【Example】
(Synthesis Example 1)
In a reactor equipped with a stirrer, rectifying column, water separator, condenser, nitrogen inlet tube, thermometer, dehydrated castor oil fatty acid 303 parts, trimethylolpropane 76 parts, pentaerythritol 121 parts, diethylene glycol 143 parts, isophthalic acid 357 parts Was esterified by a conventional method to obtain an alkyd resin (referred to as a-1) having an acid value of 12.
[0035]
(Synthesis Example 2)
In the same reactor as in Synthesis Example 1, 409 parts of soybean fatty acid, 201 parts of trimethylolpropane, 107 parts of pentaerythritol, and 282 parts of phthalic anhydride were esterified by an ordinary method, and an alkyd resin having an acid value of 8 (a -2).
[0036]
(Synthesis Example 3)
In a reaction apparatus similar to Synthesis Example 1, 355 parts of coconut oil fatty acid, 110 parts of trimethylolpropane, 155 parts of pentaerythritol, 52 parts of neopentyl glycol, and 328 parts of phthalic anhydride were prepared and esterified by a conventional method. An alkyd resin having a value of 10 (referred to as a-3) was obtained.
[0037]
(Comparative Synthesis Example 1)
In the same reactor as in Synthesis Example 1, 220 parts of coconut oil fatty acid, 290 parts of trimethylolpropane, 103 parts of pentaerythritol, and 386 parts of isophthalic acid were esterified by an ordinary method, and an alkyd resin having an acid value of 13 (c -1).
[0038]
(Comparative Synthesis Example 2)
In the same reactor as in Synthesis Example 1, 551 parts of dehydrated castor oil fatty acid, 179 parts of trimethylolpropane, 80 parts of neopentyl glycol, and 191 parts of phthalic anhydride are esterified by a conventional method, and an alkyd resin having an acid value of 6 (C-2) was obtained.
[0039]
(Comparative Synthesis Example 3)
In the same reactor as in Synthesis Example 1, 356 parts of soybean fatty acid, 235 parts of pentaerythritol, 93 parts of 1,6-hexanediol, and 316 parts of isophthalic acid were esterified by a conventional method, and an alkyd resin having an acid value of 11 (C-3) was obtained.
[0040]
The oil length, hydroxyl value, and weight average molecular weight of the alkyd resins obtained in (Synthesis Examples 1 to 3) and (Comparative Synthesis Examples 1 to 3) are shown in Table 1.
[0041]
[Table 1]
[0042]
The melamine resins (b-1) to (b-4) and (d-1) to (d-2) used in the following examples are as shown in Table 2.
[0043]
[Table 2]
[0044]
(Example 1)
Carbon black (trade name: Raven 1100, Colombian Carbon Japan Co., Ltd.) 30 parts, alkyd resin (a-1) 34 parts, melamine resin (b-1) 6 parts, alkylbenzene (trade name: Alkene 56N Nippon Oil Corporation After mixing 25 parts of detergent (manufactured by Detergent Co., Ltd.) with a three roll mill, 5 parts of alkylbenzene was added and mixed well to obtain an ink composition.
[0045]
(Examples 2-9, Comparative Examples 1-7)
Ink compositions were prepared using a three-roll mill in the same manner as in Example 1 with the compositions shown in Table 3 and Table 4, respectively.
[0046]
[Table 3]
[0047]
[Table 4]
[0048]
The above * 1 to 3 indicate the following.
* 1 Carbon black (trade name: Raben 1100 / Colombian Carbon Japan Co., Ltd.)
* 2 Alkylbenzene (trade name: Alkene 56N / Nippon Petroleum Detergent Co., Ltd.)
* 3 Ratio of alkyd resin / melamine resin [0049]
(Test method)
(1) Misting test 2.64 CCs of the ink compositions obtained in Examples 1 to 9 and Comparative Examples 1 to 7 were sampled and applied uniformly onto an incometer roller whose roller temperature was set to 40 ° C. in advance. Then, it was rotated at 1600 rpm for 5 minutes. The degree of ink scattering on the white paper placed under the roller was visually judged. The good one was evaluated as ◯, the middle one as Δ, and the poor one as ×.
[0050]
(2) Fluidity For the ink compositions obtained in Examples 1 to 9 and Comparative Examples 1 to 7, the flow value was measured with a spread meter, and the flow gradient (slope) value was evaluated. When the flow slope value was 5 or more, the evaluation was evaluated as ○, and the case with less than 5 was evaluated as ×.
[0051]
(3) Paintability (suitability for water-based overprint varnish; repellent / glossy)
The ink compositions obtained in Examples 1 to 9 and Comparative Examples 1 to 7 were printed on an aluminum plate with an RI tester so that each ink film thickness was 1.0 μm. Following the printing, the ink was kept in a wet state, and an aqueous overprint varnish mainly composed of an acrylicamino aqueous resin was applied to a coating amount of 40 mg / 100 cm 2 (solid content after baking). The printed coated plate printed and coated under the above conditions is baked and dried at 200 ° C. for 120 seconds (peak temperature). By visually observing the coating film, a good one was evaluated as ◯, and a poor one was evaluated as x.
[0052]
(4) Retort resistance After treating the test piece prepared with the above paintability untreated and in a pressurized container under humidification at 125 ° C. for 30 minutes, (4-1) appearance, (4-2) The coating film adhesion and (4-3) coating film hardness were tested.
[0053]
(4-1) The test piece after the appearance treatment was visually compared with respect to the coating state of the untreated ones, and those with no difference were evaluated as “◯”, those with a slightly inferiority as “B”, and those with the inferiority as “B”.
[0054]
(4-2) Coating film adhesion According to JIS-K-5400, 100 grids were made at 1 mm intervals on the coating film surface with a cutter knife, the peeled state with cellophane tape was examined, and the squares that were not peeled off It was shown by the number of.
[0055]
(4-3) Coating Film Hardness The hardness of the coating film surface was shown by pencil hardness by performing a pencil scratch test (JIS K 5400) in a warm bath at room temperature and 85 ° C.
[0056]
The above results are summarized in Tables 5 and 6.
[0057]
[Table 5]
[0058]
[Table 6]
[0059]
【The invention's effect】
As described above, as shown in the examples, the printing ink composition containing the resin component specified in the present invention can prevent misting at the time of printing, and can form an aqueous overprint varnish in a wet state after printing the ink. It has excellent suitability for printing / coating by heating and drying, and it has excellent retort resistance.
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