JP4752101B2 - BARRIER LAMINATED FILM WORLD AND MANUFACTURING METHOD FOR PACKAGING BAG USING THE SAME - Google Patents
BARRIER LAMINATED FILM WORLD AND MANUFACTURING METHOD FOR PACKAGING BAG USING THE SAME Download PDFInfo
- Publication number
- JP4752101B2 JP4752101B2 JP2000307347A JP2000307347A JP4752101B2 JP 4752101 B2 JP4752101 B2 JP 4752101B2 JP 2000307347 A JP2000307347 A JP 2000307347A JP 2000307347 A JP2000307347 A JP 2000307347A JP 4752101 B2 JP4752101 B2 JP 4752101B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- barrier
- bag
- laminated
- laminated film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異物の付着や混入を防止するのに適した、酸素、二酸化炭素等のガス及び水蒸気に対するバリヤ性に優れたバリヤ性積層フィルム巻反およびこれを用いて製袋してなる包装袋に関する。
特に、半導体、精密機器、電子機器等の製造物や医療に関連する機具類、さらには清浄室内で使用される衣服や手袋等を包装する包装袋として好適に使用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】
半導体や精密機器といった製品は、極端にゴミ、埃、チリといった塵埃を嫌うため、その製造は清浄度の高い室内で行われ、さらに清浄度の高い治具を用い、製造作業員の衣服、手袋といったものも高い清浄度のものが用いられる。このような環境に清浄室外から物品を持ち込む際にはプラスチック製の袋に入れることが多いが、このプラスチック製の袋が清浄室を汚染する原因となることもある。
すなわち、プラスチック製の袋の内面及び外面が塵埃によって汚染されていることが多いためである。従って、内外面とも塵埃のない清浄なプラスチック製の袋が要求されている。
【０００３】
プラスチック袋を清浄化するには、プラスチック袋そのもの、あるいはプラスチックフィルム又はシートを清浄化し、それを清浄室内で製袋する方法が知られている。プラスチックフィルム又はシートの清浄化には、 例えばＷＯ９７−１４６２８号公報で提案されているように、プラスチックフィルム又はシートを超純水で洗浄する方法や、特開平６−２８５９４４号公報で提案されているように、包装に用いられる内層フィルム又はシートの表裏両面を外層フィルム又はシートにより剥離可能に被覆して内層フィルム又はシートの汚染を防止し、使用に際して外層フィルム又はシートを剥離し、内層フィルム又はシートにより被包装体を包装する方法などがある。また、インフレーションフィルムを利用した積層フィルムの製造方法としては、特開昭６１−１４９３６号公報で提案されているように、無菌ラミネートフィルムを製造する方法や、特開平１１−４８３８４号公報で提案されているように、バリヤ性容器用として製造する方法などがある。
【０００４】
しかしながら、上記のプラスチックフィルム又はシートを超純水で清浄化する方法では、洗浄に用いる超純水の水質管理やプラスチックフィルム又はシートを洗浄後に乾燥させるための設備等にかなりの費用がかかり、それが包装材料のコストアップへつながっている。また、上記のプラスチックフィルム又はシートを外層により被覆する方法では、剥離した後の外層が無駄になり、これも包装材料のコストアップへつながっている。
さらに、上記のインフレーションフィルムを使用した方法では、両面にバリヤ性フィルム等を積層しているが、実際にその様な製造方法を用いた場合、片面ずつ２回に渡ってラミネーションをしなければならないのと同時に、ラミネーション中にフィルム上にしわが発生して商品価値を著しく下げてしまうことがあり、結局のところ包装材料のコストアップにつながってしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、異物の付着や混入を防止するのに適した、酸素、二酸化炭素等のガス及び水蒸気に対するバリヤ性に優れたバリヤ性積層フィルム巻反およびこれを用いて製袋してなる包装袋を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するため、請求項１の発明は、成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルムの片面に、ガス及び水蒸気に対するバリヤ性のフィルムを積層した後、前記インフレーションフィルムの両端部をカットして巻き取られたことを特徴とするバリヤ性積層フィルム巻反である。
【０００９】
請求項２の発明は、請求項１に記載されたバリヤ性積層フィルム巻反を用いて製袋してなることを特徴とする包装袋の製造方法である。
【００１０】
請求項３の発明は、請求項１に記載のバリヤ性積層フィルム巻反を用いて、製袋機において、バリヤ性のフィルムの非積層側のインフレーションフィルムを剥がしながら、バリヤ性のフィルムの積層側のインフレーションフィルムを製袋してなることを特徴とする包装袋の製造方法である。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
本発明のバリヤ性積層フィルム巻反は、成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルムの片面に、ガス及び水蒸気に対するバリヤ性のフィルムを積層して巻き取られものである。
また、成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルムの片面に、ガス及び水蒸気に対するバリヤ性のフィルムを積層した後、前記インフレーションフィルムの両端部をカットして巻き取られたもの、あるいは成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルムの片面に、ガス及び水蒸気に対するバリヤ性のフィルムを積層した後、前記インフレーションフィルムの両端部をカットして、バリヤ性のフィルムの積層側のインフレーションフィルムのみを巻き取られたものであっても良い。
【００１２】
本発明で用いられる成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルムとしては、最内層としてインフレーションで製膜されるチューブ状のインフレーションフィルムであって、材質は、可能な限り酸化防止剤等の添加物を添加していないポリエチレンが最も望ましいが、これに限ったものではない。フィルムの厚みも特に制限がないが、好ましくは３０〜１５０μｍの範囲のものが使用される。
【００１３】
また、本発明で用いられる酸素、二酸化炭素等のガス及び水蒸気に対するバリヤ性を有するフィルムとしては、一般的に用いられるポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、エチレン−ビニルアルコール共重合体等のフィルム、あるいはシリカ、アルミナ等の無機質体やアルミニウム等の金属の蒸着フィルムなどが挙げられ、これらのフィルムの単層又はラミネートされた多層であっても良く、特に限定されるものではない。
【００１４】
次に、本発明のバリヤ性積層フィルム巻反の製造方法について図を参照しながら以下に説明する。
図１は、本発明のバリヤ性積層フィルム巻反の一例としての製造方法を示した模式説明図である。
本発明で使用されるインフレーションフィルムは、できれば既に高清浄度を保っているものが好ましいが、それによって本発明が限定されるものではない。
図１に示すように、バリヤ性フィルム２に接着剤３を塗布し、ドライヤ４で乾燥させた後に、成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルム１の片面上にラミネートロール５を用いて積層する。それを巻き取ったものが本発明のバリヤ性積層フィルム巻反６である。
【００１５】
また、図２は、本発明のバリヤ性積層フィルム巻反の他の例としての製造方法を示した模式説明図である。図２に示すように、バリヤ性フィルム２に接着剤３を塗布し、ドライヤ４で乾燥させた後に成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルム１の片面上にラミネートロール５を用いて積層する。バリヤ性フィルム積層後に、スリッター７でインフレーションフィルムの両端部をカットして巻き取ったものが本発明のバリヤ性積層フィルム巻反６である。
【００１６】
また、図３は、本発明のバリヤ性積層フィルム巻反のさらに他の例としての製造方法を示した模式説明図である。図３に示すように、バリヤ性フィルム２に接着剤３を塗布し、ドライヤ４で乾燥させた後に成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルム１の片面上にラミネートロール５を用いて積層する。バリヤ性のフィルムを積層した後、スリッター７でチューブ状インフレーションフィルムの両端部をカットして、バリヤ性のフィルムの積層側のインフレーションフィルムのみを巻き取ったものが本発明のバリヤ性積層フィルム巻反６である。
【００１７】
別に巻き取られたバリヤ性のフィルムの非積層側のインフレーションフィルム８は、フィルム原料として再利用することが可能である。
【００１８】
本発明のバリヤ性積層フィルム巻反によれば、基体となるフィルムがインフレーションフィルムであるため、積層フィルムの製造時や、包装袋として製袋する加工工程でも異物の付着や混入を防止することができる。
【００１９】
また、本発明のバリヤ性積層フィルム巻反を用いて、特に、より高清浄な包装袋を製造する場合は、成形された合成樹脂製のチューブ状インフレーションフィルムの片面に、ガス及び水蒸気に対するバリヤ性のフィルムを積層した後、前記インフレーションフィルムの両端部をカットして巻き取られたバリヤ性積層フィルム巻反を用いて、製袋機においてバリヤ性のフィルムの非積層側のインフレーションフィルムを剥がしながら製袋するのが異物の付着や混入を防止する上で効果的である。
【００２０】
本発明のバリヤ性積層フィルム巻反を用いて製袋してなる包装袋の内面に付着する微粒子濃度（個数）が、例えば光散乱式自動粒子計測器で計測した値で、１，０００個／ｃｍ2（粒子径０．３μｍ以上のもの）以下であって、本発明のバリヤ性積層フィルム巻反を用いた包装袋の内面は、高清浄度が保持されている。
【００２１】
【実施例】
以下、本発明の具体的な実施例を挙げて説明する。
【００２２】
〈実施例１〉
インフレーションフィルムとして、成形後にブリードアウトして清浄度を損なうような添加剤を含まないポリエチレンで製造したものを用いた。その片面に、バリヤ性フィルムとして、ナイロンにアルミニウム箔を積層したフィルムをドライラミネーションで積層し、それを巻き取った。フィルムの厚さは１００μｍ、フィルムの幅は６０ｃｍであった。
巻き取った積層フィルムの両端部を切り、非積層面を剥がしてからインフレーションフィルムを内面にするようにヒートシールして袋を作製した。
この袋の内面に付着した塵埃微粒子数は、光散乱式自動粒子計測器によって計測し、洗浄されたプラスチックフィルム面積から単位面積当たりの微粒子数が算出した。その結果、単位面積当たりの粒子径０．３μｍ以上の微粒子数は２４個／ｃｍ2であった。
【００２３】
〈実施例２〉
実施例１と同様にして積層フィルムを作製した。
巻き取った積層フィルムを製袋機にかけ、非積層面を剥がしながらインフレーションフィルムを内面にするように袋を作製した。
この袋の内面に付着した塵埃微粒子数を、実施例１と同様の評価方法に基づいて評価した結果、単位面積当たりの粒子径寸法０．３μｍ以上の微粒子数は１３個／ｃｍ2であった。
【００２４】
〈実施例３〉
実施例１と同様にして積層フィルムを作製した。
積層フィルムを巻き取る際に、非積層面を剥がしてから巻き取り、実施例２と同様に製袋機にかけ、袋を作製した。袋の内面に付着した塵埃微粒子数を、実施例１と同様の評価方法に基づいて評価した結果、単位面積当たりの粒子径０．３μｍ以上の微粒子数は７６個／ｃｍ2であった。
【００２５】
〈比較例１〉
比較例として、添加剤等について考慮されていないポリエチレンで製造したインフレーションフィルムを使用した以外は、実施例１と同様にして積層フィルムを作製した。
そのフィルムから、実施例１と同様にして袋を作製し、袋の内面に付着した塵埃微粒子数を、実施例１と同様の評価方法に基づいて評価した結果、単位面積当たりの粒子径０．３μｍ以上の微粒子数は３４，２８７個／ｃｍ2であった。
【００２６】
【発明の効果】
本発明のバリヤ性積層フィルム巻反によれば、基体となるフィルムがインフレーションフィルムであるため、積層フィルムの製造時や、包装袋として製袋する加工工程でも異物の付着や混入を防止することができる。
また、本発明のバリヤ性積層フィルム巻反およびこれを用いた包装袋の製造を、大掛かりな設備を追加することなく、連続的に、効率が良く製造できる。
【００２７】
本発明のバリヤ性積層フィルム巻反を用いた包装袋は、異物の付着や混入が殆どない、清浄度が高く、かつ酸素、二酸化炭素等のガス及び水蒸気に対する優れたバリヤ性能を有する。従って、高い清浄度が要求される半導体分野等での包装袋として好適に使用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のバリヤ性積層フィルム巻反の製造方法の一例を示す模式説明図である。
【図２】本発明のバリヤ性積層フィルム巻反の製造方法の一例を示す模式説明図である。
【図３】本発明のバリヤ性積層フィルム巻反の製造方法の一例を示す模式説明図である。
【符号の説明】
１…インフレーションフィルム
２…バリヤ性フィルム
３…接着剤
４…ドライヤ
５…ラミネートロール
６…積層フィルム
７…スリッター
８…非積層フィルム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a barrier laminated film roll which is excellent in barrier properties against gases such as oxygen and carbon dioxide and water vapor, and a packaging bag formed using the same, which is suitable for preventing foreign matter from adhering or mixing About.
In particular, it is suitably used as a packaging bag for packaging products such as semiconductors, precision equipment, electronic equipment, medical equipment, and clothes and gloves used in clean rooms.
[0002]
[Prior art]
Products such as semiconductors and precision equipment are extremely reluctant to dust, dust, and dust, so they are manufactured in a clean room, and using a highly clean jig, clothes for workers, gloves Those with high cleanliness are also used. When an article is brought into the environment from outside the clean room, it is often put in a plastic bag. However, the plastic bag may cause contamination of the clean room.
That is, the inner and outer surfaces of the plastic bag are often contaminated with dust. Therefore, a clean plastic bag free from dust on the inner and outer surfaces is required.
[0003]
In order to clean a plastic bag, a method is known in which the plastic bag itself, or a plastic film or sheet is cleaned, and the bag is made in a clean room. For cleaning a plastic film or sheet, for example, as proposed in WO97-14628, a method of washing a plastic film or sheet with ultrapure water, or in JP-A-6-285944 is proposed. Thus, the inner layer film or sheet used for packaging is releasably covered with the outer layer film or sheet to prevent contamination of the inner layer film or sheet, and the outer layer film or sheet is peeled off in use. There is a method of wrapping a packaged body. As a method for producing a laminated film using an inflation film, as proposed in Japanese Patent Laid-Open No. 61-14936, a method for producing a sterile laminated film, or in Japanese Patent Laid-Open No. 11-48384 is proposed. As described above, there is a method of manufacturing for a barrier container.
[0004]
However, in the method of cleaning the above-mentioned plastic film or sheet with ultrapure water, the water quality control of the ultrapure water used for cleaning and the equipment for drying the plastic film or sheet after washing require considerable costs. This has led to an increase in the cost of packaging materials. Further, in the method of covering the plastic film or sheet with the outer layer, the outer layer after peeling is wasted, which also leads to an increase in the cost of the packaging material.
Furthermore, in the method using the above-described inflation film, a barrier film or the like is laminated on both sides. However, when such a manufacturing method is actually used, the lamination must be performed twice on each side. At the same time, wrinkles may occur on the film during lamination, which may significantly reduce the value of the product, which ultimately increases the cost of the packaging material.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above problems, and is suitable for preventing foreign matter from adhering to or mixing in, and is a barrier laminated film roll that is excellent in barrier properties against gases such as oxygen and carbon dioxide and water vapor and the like. An object of the present invention is to provide a packaging bag formed by using a bag.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
[0007]
In order to achieve the above object, the invention of claim 1 is characterized in that a barrier film against gas and water vapor is laminated on one side of a molded tube-like inflation film made of synthetic resin, and then both ends of the inflation film are cut. It is a barrier laminated film roll that is wound around.
[0009]
Invention of
[0010]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a bag making machine using the barrier laminated film roll according to the first aspect, while peeling the inflation film on the non-laminate side of the barrier film, on the laminated side of the barrier film. This is a method for producing a packaging bag, which is formed by bag-making a blown film.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail.
The barrier laminated film roll of the present invention is obtained by laminating a barrier film against gas and water vapor on one side of a molded synthetic resin tubular inflation film.
Moreover, after laminating a barrier film against gas and water vapor on one side of a tube-shaped inflation film made of synthetic resin, both ends of the inflation film were cut or wound. After laminating a barrier film against gas and water vapor on one side of a tube-shaped inflation film made of synthetic resin, cut both ends of the inflation film and wind up only the inflation film on the lamination side of the barrier film. It may be what was made.
[0012]
The tube-like inflation film made of synthetic resin used in the present invention is a tube-like inflation film formed by inflation as the innermost layer, and the material is an additive such as an antioxidant as much as possible. Although polyethylene without added is most desirable, it is not limited to this. Although there is no restriction | limiting in particular also in the thickness of a film, Preferably the thing of the range of 30-150 micrometers is used.
[0013]
In addition, as a film having barrier properties against gas and water vapor such as oxygen and carbon dioxide used in the present invention, films such as polyethylene, polypropylene, nylon, polyester, and ethylene-vinyl alcohol copolymer that are generally used, or Examples include inorganic materials such as silica and alumina, and vapor-deposited films of metals such as aluminum. The film may be a single layer or a laminated multilayer of these films, and is not particularly limited.
[0014]
Next, the manufacturing method of the barrier laminated film roll of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic explanatory view showing a production method as an example of the barrier laminated film roll of the present invention.
The blown film used in the present invention preferably has a high cleanliness if possible, but the present invention is not limited thereby.
As shown in FIG. 1, an
[0015]
FIG. 2 is a schematic explanatory view showing a manufacturing method as another example of the barrier laminated film roll of the present invention. As shown in FIG. 2, the
[0016]
FIG. 3 is a schematic explanatory view showing a manufacturing method as still another example of the barrier laminated film roll of the present invention. As shown in FIG. 3, the
[0017]
The blown film 8 on the non-laminate side of the barrier film wound up separately can be reused as a film raw material.
[0018]
According to the barrier laminated film roll of the present invention, since the film serving as the substrate is an inflation film, it is possible to prevent foreign matter from adhering or mixing during the production of the laminated film or in the processing step of making a bag as a packaging bag. it can.
[0019]
In addition, using the barrier laminated film roll of the present invention, particularly when producing a higher-clean packaging bag, the barrier property against gas and water vapor is formed on one side of a molded synthetic resin tubular inflation film. After laminating the film, using the barrier laminated film roll wound by cutting both ends of the inflation film, the bag making machine is made to peel off the inflation film on the non-laminate side of the barrier film. Bagging is effective in preventing foreign matter from adhering and mixing.
[0020]
The fine particle concentration (number) adhering to the inner surface of the packaging bag formed by using the barrier laminated film roll of the present invention is a value measured with a light scattering type automatic particle measuring instrument, for example, 1,000 / The inner surface of the packaging bag using the barrier laminated film roll of the present invention is not higher than cm 2 (having a particle diameter of 0.3 μm or more), and high cleanliness is maintained.
[0021]
【Example】
Hereinafter, specific examples of the present invention will be described.
[0022]
<Example 1>
As the inflation film, a film made of polyethylene which does not contain an additive which bleeds out after molding and impairs cleanliness was used. On one side, as a barrier film, a film in which aluminum foil was laminated on nylon was laminated by dry lamination, and the film was wound up. The film thickness was 100 μm and the film width was 60 cm.
Both ends of the laminated film wound up were cut, the non-laminated surface was peeled off, and then heat sealed so that the inflation film was the inner surface to prepare a bag.
The number of dust particles adhering to the inner surface of the bag was measured by a light scattering type automatic particle measuring device, and the number of particles per unit area was calculated from the cleaned plastic film area. As a result, the number of fine particles having a particle diameter of 0.3 μm or more per unit area was 24 / cm 2 .
[0023]
<Example 2>
A laminated film was produced in the same manner as in Example 1.
The wound laminated film was placed on a bag making machine, and a bag was produced so that the non-laminated surface was peeled off and the inflation film was the inner surface.
As a result of evaluating the number of dust particles adhering to the inner surface of the bag based on the same evaluation method as in Example 1, the number of particles having a particle size of 0.3 μm or more per unit area was 13 / cm 2 . .
[0024]
<Example 3>
A laminated film was produced in the same manner as in Example 1.
When winding up the laminated film, the non-laminated surface was peeled off and wound up, and the bag was made in the same manner as in Example 2 to produce a bag. The number of dust particles adhering to the inner surface of the bag was evaluated based on the same evaluation method as in Example 1. As a result, the number of particles having a particle diameter of 0.3 μm or more per unit area was 76 / cm 2 .
[0025]
<Comparative example 1>
As a comparative example, a laminated film was produced in the same manner as in Example 1 except that an inflation film made of polyethylene that was not considered for additives and the like was used.
A bag was produced from the film in the same manner as in Example 1, and the number of dust particles adhering to the inner surface of the bag was evaluated based on the same evaluation method as in Example 1. As a result, the particle size per unit area was 0.00. The number of fine particles of 3 μm or more was 34,287 / cm 2 .
[0026]
【The invention's effect】
According to the barrier laminated film roll of the present invention, since the film serving as the substrate is an inflation film, it is possible to prevent foreign matter from adhering or mixing during the production of the laminated film or in the processing step of making a bag as a packaging bag. it can.
Moreover, the barrier laminated film roll of the present invention and the packaging bag using the same can be manufactured continuously and efficiently without adding large-scale equipment.
[0027]
The packaging bag using the barrier laminated film roll of the present invention has almost no foreign matter attached or mixed, has high cleanliness, and has excellent barrier performance against gases such as oxygen and carbon dioxide and water vapor. Therefore, it is suitably used as a packaging bag in the semiconductor field or the like where high cleanliness is required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic explanatory view showing an example of a method for producing a barrier laminated film roll according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic explanatory view showing an example of a method for producing a barrier laminated film roll of the present invention.
FIG. 3 is a schematic explanatory view showing an example of a method for producing a barrier laminated film roll according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (3)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000307347A JP4752101B2 (en) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | BARRIER LAMINATED FILM WORLD AND MANUFACTURING METHOD FOR PACKAGING BAG USING THE SAME |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000307347A JP4752101B2 (en) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | BARRIER LAMINATED FILM WORLD AND MANUFACTURING METHOD FOR PACKAGING BAG USING THE SAME |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002113821A JP2002113821A (en) | 2002-04-16 |
| JP4752101B2 true JP4752101B2 (en) | 2011-08-17 |
Family
ID=18787877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000307347A Expired - Fee Related JP4752101B2 (en) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | BARRIER LAMINATED FILM WORLD AND MANUFACTURING METHOD FOR PACKAGING BAG USING THE SAME |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4752101B2 (en) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63248668A (en) * | 1987-03-27 | 1988-10-14 | 出光石油化学株式会社 | Film for packaging and manufacture thereof |
| JPH11105180A (en) * | 1997-10-06 | 1999-04-20 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | Laminated film for forming barrier container and barrier container using the same |
| JP3744222B2 (en) * | 1998-09-03 | 2006-02-08 | 凸版印刷株式会社 | Clean packaging bag manufacturing equipment |
-
2000
- 2000-10-06 JP JP2000307347A patent/JP4752101B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002113821A (en) | 2002-04-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4958550B2 (en) | Self-venting polymer film | |
| JP2004115066A (en) | Deep drawing packaging method and slightly shrinkable film for deep drawing packaging | |
| BR112018000507B1 (en) | PROCESS FOR MANUFACTURING A MICROPOROUS BREATHABLE FILM | |
| JPH11300914A (en) | Heat shrinkable multi-layer film | |
| JP2004244048A (en) | Clean packaging bag and method for manufacturing the same | |
| JP7135311B2 (en) | Laminates for packaging | |
| JP4752101B2 (en) | BARRIER LAMINATED FILM WORLD AND MANUFACTURING METHOD FOR PACKAGING BAG USING THE SAME | |
| JP5166444B2 (en) | Heat-shrinkable laminated film for deep drawing, packaging body, and cheese packaging method | |
| JP4286973B2 (en) | Packaging clean film and packaging bag using the same | |
| JP2001354274A (en) | Moisture permeable and waterproof packaging material and package body | |
| JP3390201B2 (en) | Manufacturing method of clean film for packaging | |
| JP2000079949A (en) | Clean packing bag, method of manufacturing it and device of manufacturing it | |
| JP4839935B2 (en) | Packaging bag and manufacturing method thereof | |
| JP4142411B2 (en) | Method for manufacturing a wound body of packaging material | |
| JP4158366B2 (en) | Lamination method | |
| JPS6259037A (en) | Heat-shrinkable laminated packaging material | |
| TW573090B (en) | Laminate for packaging and package | |
| JP2004136592A (en) | Laminate and bag using the laminate | |
| JP2001278355A (en) | Packaging material for boiling, and packaging bag using the packaging material | |
| JP3170220B2 (en) | Polyethylene-based multilayer film for aeration and heat sterilization packaging | |
| JP2002211580A (en) | Clean packaging material and packaging bag | |
| JP5956846B2 (en) | Food packaging sheet and food packaging material | |
| JPS59212261A (en) | Heat-shrinkable multilayer film | |
| JP2011020744A (en) | Lid material | |
| JP2010228284A (en) | Laminate film and packaging bag using the same |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070920 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100316 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100413 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100611 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100928 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101117 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110426 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110509 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4752101 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |