JP4751414B2 - 操作支援モジュール追加サーバ、操作支援モジュール追加プログラムおよび操作支援モジュール追加方法 - Google Patents

操作支援モジュール追加サーバ、操作支援モジュール追加プログラムおよび操作支援モジュール追加方法 Download PDF

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本発明は、操作支援モジュール追加サーバ、操作支援モジュール追加プログラムおよび操作支援モジュール追加方法に関する。
インターネット上のページを閲覧する際、ページ内の各所に設けられたハイパーリンク等を選択することにより他のページに移動していくことができるが、通常、その操作はマウスによるクリックによって行われる。
一方で、キーボードによる文字入力が必要となる場合、例えば検索サイトで検索文字列を入力し、エンターキーにより検索要求を行ったような場合において、表示された検索結果のリストからハイパーリンク等を選択するためにキーボードから手を離してマウスに持ち替えるのは煩雑である。特にその傾向はキーボード操作に熟練したユーザに顕著である。
ブラウザには標準的な機能として、タブキーを押すことによりページ内のハイパーリンク等の選択位置(フォーカス)を順次に移動(タブキーとシフトキーを同時に押すことにより逆方向に移動)することができるようになっており、所望の選択位置に達した後にエンターキーを押すことで、そのハイパーリンク等を起動することができる。そのため、キーボードから手を離さずに操作するには、このようなタブキーとエンターキーを用いることになる。
一方、特許文献1には、パソコンにおけるキーボードからの日本語入力形態である「かな漢字変換」の「変換キー」「確定キー」を用いる慣れ親しんだ操作性を利用し、キーワードを用いた検索後の結果を一覧で表示し、「変換キー」を用いて目的項目を探索し「確定キー」を用いて決定する技術が開示されている。
特開2000−331028号公報
上述したように、キーボードのみでページ内のハイパーリンク等を選択する場合は一般にタブキーとエンターキーが用いられていたが、例えば検索結果として表示される項目には、ハイパーリンクの張られたタイトルのほかに、そのサイトのキャッシュ、ブックマーク等へのリンク等が多々あり、これをタブキーによって順次に移動していくにはキーの押下回数が非常に多くなり、操作が煩雑になるという問題がある。
一方、特許文献1に開示された技術にあっても、同様に、選択する項目が多くなるとキーの押下回数が多くなり、操作が煩雑になるという問題がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、階層化されたページ内の項目の選択位置を少ないキー操作により移動可能にすることである。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する手段と、受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する手段と、前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する手段と、生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する手段とを備える操作支援モジュール追加サーバを要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、請求項1に記載の操作支援モジュール追加サーバにおいて、前記階層構造を特定する手段は、ページデータに項目を区切る表示構造が含まれている場合、当該表示構造内の項目毎の階層構造を特定するようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、請求項2に記載の操作支援モジュール追加サーバにおいて、受信したページデータを解析してWebページの表示構造を解析する手段を更に備え、前記操作支援モジュールを生成する手段は、各表示構造の隣接状態からキー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成するようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、操作支援モジュール追加サーバを構成するコンピュータを、ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する手段、受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する手段、前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する手段、生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する手段として機能させる操作支援モジュール追加プログラムとして構成することができる。
また、請求項5に記載されるように、ブラウザを構成するコンピュータを、前記ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する手段、受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する手段、前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する手段、生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する手段として機能させる操作支援モジュール追加プログラムとして構成することができる。
また、請求項6に記載されるように、ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する工程と、受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する工程と、前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する工程と、生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する工程とを備える操作支援モジュール追加方法として構成することができる。
本発明の操作支援モジュール追加サーバ、操作支援モジュール追加プログラムおよび操作支援モジュール追加方法にあっては、階層化されたページ内の項目の選択位置を少ないキー操作により移動することができ、キー操作に対応した一の入力装置を使ってカーソルを移動する際の操作性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。
図1(a)はインターネット上に操作支援モジュール追加サーバ2を設けた例であり、クライアント端末1と閲覧対象となる任意のWebサーバ3の間に操作支援モジュール追加サーバ2が介在する形となる。すなわち、クライアント端末1のブラウザ11から操作支援モジュール追加サーバ2にWebサーバ3のURL(Uniform Resource Locator)を指定したページ要求を行うと、操作支援モジュール追加サーバ2はページ要求をWebサーバ3に転送し、Webサーバ3からページデータを取得する。そして、操作支援モジュール追加サーバ2は取得したページデータに対して項目選択操作の制御モジュールを追加し、クライアント端末1のブラウザ11に返送する。
図1(b)は操作支援モジュール追加サーバ2を設けず、ダウンロードサーバ4からクライアント端末1にダウンロードした操作支援モジュール追加アプリケーション12により、ページデータに対して項目選択操作の制御モジュールを追加するようにしたものである。すなわち、クライアント端末1のブラウザ11から操作支援モジュール追加アプリケーション12にWebサーバ3のURLを指定したページ要求を行うと、操作支援モジュール追加アプリケーション12はページ要求をWebサーバ3に転送し、Webサーバ3からページデータを取得する。そして、操作支援モジュール追加アプリケーション12は取得したページデータに対して項目選択操作の制御モジュールを追加し、ブラウザ11に返送する。
図2は操作支援モジュール追加サーバ2/操作支援モジュール追加アプリケーション12の構成例を示す図である。
図2において、操作支援モジュール追加サーバ2/操作支援モジュール追加アプリケーション12は、ページ要求受信部21と、ページ要求転送部22と、ページ受信部23と、階層構造解析部24と、表示構造解析部25と、操作支援モジュール生成部26と、操作支援モジュール追加部27と、ページ送信部28とを備えている。
ページ要求受信部21は、ブラウザ11から閲覧対象のWebサーバ3のURLを指定したページ要求を受信する機能を有している。
ページ要求転送部22は、ページ要求受信部21で受信したページ要求に含まれるURLに基づき、閲覧対象のWebサーバ3にページ要求を転送する機能を有している。
ページ受信部23は、ページ要求に応じてWebサーバ3から返送されるページデータを受信する機能を有している。
階層構造解析部24は、ページ受信部23で受信したHTML(Hyper Text Markup Language)等で記述されたページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する機能を有している。なお、階層構造解析部24は、ページデータに項目を区切るフレームや枠などの表示構造が含まれている場合、当該表示構造内の項目毎の階層構造を特定する。
表示構造解析部25は、ページデータからフレームや枠によって区切られる項目のレンダリング(描画)を仮想的に行い、各項目を区切る矩形の領域の座標を取得する機能を有している。なお、階層構造解析部24によるページデータの解析により、フレームや枠などの表示構造のない、縦もしくは横に単純に項目が並ぶ構造であると判断された場合、表示構造解析部25の処理は省略される。
操作支援モジュール生成部26は、表示構造解析部25により特定された項目毎の階層構造に基づき、更に表示構造解析部25により表示構造の解析が行われる場合にはその解析結果を参照し、現在の選択位置と入力されるキー(矢印キー、タブキー等)に応じた移動先を特定し、ブラウザ11側でページデータが表示される際に入力されるキーに応じて項目の選択位置を制御する操作支援モジュールを生成する機能を有している。操作支援モジュールはJavascript等により記述される。
操作支援モジュール追加部27は、操作支援モジュール生成部26で生成された操作支援モジュールをページデータに追加する機能を有している。
ページ送信部28は、操作支援モジュールが追加されたページデータをブラウザ11に返送する機能を有している。
動作にあっては、先ず、ブラウザ11から操作支援モジュール追加サーバ2/操作支援モジュール追加アプリケーション12に閲覧対象のページを要求すると、ページ要求受信部21がページ要求を受信し、ページ要求転送部22からWebサーバ3にページ要求を転送する。
次いで、ページ受信部23はWebサーバ3から返送されたページデータを受信し、階層構造解析部24に引き渡す。
図3はHTMLによるページデータの例を示す図であり、階層構造解析部24は、<div>、<ol>、<ul>、<table>等のHTMLタグに着目して階層構造を解析し、<a href=“…”>、<input type=“…” />、<select>、<textarea>等のHTMLタグから最終的なターゲット要素(低階層)を特定する。なお、階層構造解析部24は、ページデータに項目を区切るフレームや枠などの表示構造が含まれている場合、当該表示構造内の項目毎の階層構造を特定する。
図4は階層構造の解析の例を示す図であり、トップの<body>タグから<div>タグを辿り、低階層の<a>タグを特定する様子を示している。
また、図5は階層構造の解析の他の例を示す図であり、低階層の<a>タグから順次にトップ側に辿り、上階層を包含しない範囲で低階層を包含する纏まり(破線で囲って示す)を特定していく。この手法では、HTMLが複雑である場合に解析が容易となる利点がある。
図6は階層構造解析部24による階層構造の解析結果の概念図であり、画面上に表示される項目の領域と対応付けて示してある。ここでは、各項目がフレームや枠などで区切られる場合を例としている。
すなわち、第1階層の項目A1に第2階層の項目a1が含まれ、第1階層の項目B1に第2階層の項目b1、b2が含まれ、第1階層の項目C1に第2階層の項目c1、c2が含まれ、第1階層の項目D1に第2階層の項目d1、d2、d3が含まれ、第1階層の項目E1に第2階層の項目e1が含まれ、第1階層の項目F1に第2階層の項目f1が含まれ、第1階層の項目G1に第2階層の項目g1、g2が含まれ、第1階層の項目H1に第2階層の項目が含まれていないことを示している。
図2に戻り、表示構造解析部25はページデータから仮想的にレンダリングを行い、各項目を区切る矩形の領域の座標(左上の始点の座標x、y、幅w、高さh)を取得する。図7は表示構造解析部25による表示構造の解析結果の概念図であり、第1階層の各項目A1〜H1の座標が取得された状態を示している。
図2に戻り、操作支援モジュール生成部26は、表示構造解析部25の解析結果に基づき、各項目の座標から項目同士の隣接状態を判断する。例えば、図7において、項目A1の下辺のy座標:A1y+A1hと項目B1の上辺のy座標:B1yが同じか所定範囲内(数ドット内)であれば、項目A1と項目B1が上下に隣接していることがわかる。また、項目E1も項目A1に上下に隣接しているが、項目A1の下辺の中点(x座標:A1x+A1w/2)と項目B1の上辺の中点(x座標:B1x+B1w/2)の距離|A1x+A1w/2−(B1x+B1w/2)|(||は絶対値を示す)と、項目A1の下辺の中点(x座標:A1x+A1w/2)と項目E1の上辺の中点(x座標:E1x+E1w/2)の距離|A1x+A1w/2−(E1x+E1w/2)|を比較し、小さい方を項目A1から見て下に隣接する項目であると判断することにより、ユーザから見た直感的な移動対象と一致させることができる。同様に、操作支援モジュール生成部26は、各項目につき、上下左右に隣接する項目を特定した上で、矢印キー(↑↓→←)によって移動すべき項目を特定する。
図8は項目B1、C1の右に、フォーカス要素が存在しないために項目とならない領域があるため、項目E1、F1等の左に隣接する項目が直接に判定できない場合の例である。この場合は、項目B1、C1とフォーカス要素が存在しないために項目とならない領域とを包含する領域をHTML構造を辿ることで特定し、その領域と項目E1、F1等との隣接を判断することにより、項目B1、C1、E1、F1等について、矢印キー(→↓←↑)によって移動すべき項目を特定することができる。
そして、操作支援モジュール生成部26は、ブラウザ11側でページデータが表示される際に入力されるキー(矢印キー、タブキー等)に応じて項目の選択位置を制御する操作支援モジュールを生成する。
図9は操作支援モジュールMの構成例を示す図であり、入力されたキーが何であるかを判定する入力キー判定部M−1と、現在選択されている項目をページオブジェクト(ブラウザ11の管理するオブジェクト)から取得する現在位置取得部M−2と、現在選択されている項目から入力キーに基づいて移動すべき項目を決定する移動先決定部M−3と、ページオブジェクトの変数に書き込みを行なうことで、決定された移動先に選択位置を変更する選択位置変更部M−4とを備えている。また、処理に必要なデータ要素として、項目の階層情報を保持する階層情報保持部M−5と、項目毎および矢印キー毎に移動先の項目の情報を保持する移動先情報保持部M−6と、前回の移動状態情報を保持する前回移動状態保持部M−7とを備えている。
図10は階層情報保持部M−5、移動先情報保持部M−6および前回移動状態保持部M−7の構造例を示す図である。
図10(a)は階層情報保持部M−5の構造例を示すものであり、第1階層の項目と、その項目に含まれる第2階層の項目とを含んでいる。図示の例は図6の解析結果に基づいている。なお、階層を更に増やしてもよい。
図10(b)は移動先情報保持部M−6の構造例を示すものであり、現在位置の項目と、矢印キー「→」「↓」「←」「↑」に対応する移動先の項目とを含んでいる。図示の例は図7の解析結果に基づいている。
図10(c)は前回移動状態保持部M−7の構造例を示すものであり、前回の移動における移動方向と移動前の項目の位置を含んでいる。なお、当初におけるデータはブランクである。
図2に戻り、操作支援モジュール追加部27は操作支援モジュール生成部26により生成された操作支援モジュールMをページデータに追加し、ページ送信部28は操作支援モジュールMが追加されたページデータをブラウザ11に返送する。
ブラウザ11では、ページデータを表示する際に、追加された操作支援モジュールMを実行する。
図11は操作支援モジュールMによる選択位置の制御の処理例を示すフローチャートである。
先ず、キー入力が行われて処理を開始すると(ステップS101)、入力キー判定部M−1はキーが何であるかを判定する(ステップS102)。
ここで、エンターキーもしくはリターンキーである場合、ブラウザ11の標準的な機能により、現在選択されている項目を起動し(ステップS103)、処理を終了する(ステップS111)。
また、矢印キーである場合、移動先決定部M−3は前回移動状態保持部M−7を参照することで、前回の移動方向と逆方向であるか否か判断する(ステップS104)。例えば、前回の移動方向が「←」である場合に、今回の矢印キーが「→」である場合は逆方向であると判断する。
ここで、前回と逆方向である場合、移動先決定部M−3は前回移動状態保持部M−7の移動前の位置を移動先の位置として決定し、選択位置変更部M−4はページオブジェクトに対して項目の移動を行なう(ステップS105)。この際、選択位置変更部M−4は前回移動状態保持部M−7の内容を更新する(ステップS107)。そして、処理を終了する(ステップS111)。
また、前回と逆方向でない場合、移動先決定部M−3は移動先情報保持部M−6を参照し、現在位置取得部M−2によりページオブジェクトから取得した現在の選択位置と入力された矢印キーの方向から移動先情報保持部M−6を参照し、移動先の位置を決定し、選択位置変更部M−4はページオブジェクトに対して項目の移動を行なう(ステップS106)。この際、現在の選択位置が第1階層の項目でなく、第2階層の項目である場合、階層情報保持部M−5からその項目の属する第1階層の項目を特定し、その項目を基準に移動先の項目を決定する。また、選択位置変更部M−4は前回移動状態保持部M−7の内容を更新する(ステップS107)。そして、処理を終了する(ステップS111)。
一方、入力されたのがタブキーである場合、入力キー判定部M−1は更にシフトキーが同時に押されているか否か判断する(ステップS108)。
そして、シフトキーを伴わない場合、移動先決定部M−3は階層情報保持部M−5を参照し、現時点で第1階層の項目が選択されている場合にはその第1階層に含まれる第2階層の項目を対象に、また、既にいずれかの第1階層の項目に含まれる第2階層の項目が選択されている場合はその階層内で、順方向(第1階層から第2階層に以降する場合には第2階層の最初の項目、既に第2階層内にある場合は選択されている項目の次の項目)に移動先の位置を決定し、選択位置変更部M−4はページオブジェクトに対して項目の移動を行なう(ステップS109)。現時点で第1階層の項目が選択されている場合であって、その項目に第2階層の項目が存在しない場合は、項目の移動は行なわない。そして、処理を終了する(ステップS111)。
また、シフトキーを伴う場合、移動先決定部M−3は階層情報保持部M−5を参照し、現時点で第1階層の項目が選択されている場合にはその第1階層に含まれる第2階層の項目を対象に、また、既にいずれかの第1階層の項目に含まれる第2階層の項目が選択されている場合はその階層内で、逆方向(第1階層から第2階層に以降する場合には第2階層の最後の項目、既に第2階層内にある場合は選択されている項目の前の項目)に移動先の位置を決定し、選択位置変更部M−4はページオブジェクトに対して項目の移動を行なう(ステップS110)。現時点で第1階層の項目が選択されている場合であって、その項目に第2階層の項目が存在しない場合は、項目の移動は行なわない。そして、処理を終了する(ステップS111)。
図12〜図16は選択項目の移動の例を示す図である。
図12(a)は検索結果の画面例を示しており、表示された直後は項目A1に選択位置がある。
この状態で矢印キー「↓」を押すと、図12(b)に示すように、項目A1から下に隣接する項目B1に選択位置が移動する。
更に、この状態で矢印キー「→」を押すと、図13(a)に示すように、項目B1から右に隣接する項目E1に選択位置が移動する。
更に、この状態で矢印キー「↓」を押すと、図13(b)に示すように、項目E1から下に隣接する項目F1に選択位置が移動する。
更に、この状態で矢印キー「←」を押すと、図14(a)に示すように、項目F1から左に隣接する項目B1に選択位置が移動する。
更に、この状態で矢印キー「→」を押すと、図14(b)に示すように、項目B1から右に隣接する項目F1に選択位置が移動する。ここで、本来であれば項目B1から右に移動すべき隣接する項目は移動先情報保持部M−6において項目E1となっているが、直前の操作が「←」であり、今回はそれと逆の「→」であったため、前回の項目F1(図13(b))に選択位置が移動する。
また、この状態で矢印キー「↓」「←」を連続して押した場合、図15(a)に示すように、項目C1に選択位置が移動する。
更に、この状態でタブキーを押すと、図15(b)に示すように、項目C1の中の第2階層の「ブックマーク」に選択位置が移動する。
更に、この状態で矢印キー「→」を押すと、図16(a)に示すように、項目「ブックマーク」の属する項目C1の右に隣接する項目G1に選択位置が移動する。
そして、この状態でエンターキーを押すと、項目G1のトップのホットテキストが起動され、図16(b)に示すように、そのリンク先の画面に遷移する。
なお、矢印キー、タブキー、エンターキー(リターンキー)により入力操作が行われる場合について説明したが、加速度センサを内蔵した無線式のリモコンの上下左右の振りを矢印キーに対応付け、リモコンの所定のボタン操作をタブキーやエンターキー(リターンキー)に対応付けることもできる。この場合、矩形領域の広い第1階層間をリモコンの上下左右の振りにより選択し、第1階層よりも狭い詳細な第2階層以下の項目間をタブキーやエンターキー等で選択することができ、操作性の向上が期待できる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 操作支援モジュール追加サーバ/操作支援モジュール追加アプリケーションの構成例を示す図である。 HTMLによるページデータの例を示す図である。 階層構造の解析の例を示す図(その1)である。 階層構造の解析の例を示す図(その2)である。 階層構造の解析結果の概念図である。 表示構造の解析結果の概念図(その1)である。 表示構造の解析結果の概念図(その2)である。 操作支援モジュールの構成例を示す図である。 階層情報保持部、移動先情報保持部および前回移動状態保持部の構造例を示す図である。 操作支援モジュールによる選択位置の制御の処理例を示すフローチャートである。 選択項目の移動の例を示す図(その1)である。 選択項目の移動の例を示す図(その2)である。 選択項目の移動の例を示す図(その3)である。 選択項目の移動の例を示す図(その4)である。 選択項目の移動の例を示す図(その5)である。
符号の説明
1 クライアント端末
11 ブラウザ
12 操作支援モジュール追加アプリケーション
2 操作支援モジュール追加サーバ
21 ページ要求受信部
22 ページ要求転送部
23 ページ受信部
24 階層構造解析部
25 表示構造解析部
26 操作支援モジュール生成部
27 操作支援モジュール追加部
28 ページ送信部
3 Webサーバ
4 ダウンロードサーバ
M 操作支援モジュール
M−1 入力キー判定部
M−2 現在位置取得部
M−3 移動先決定部
M−4 選択位置変更部
M−5 階層情報保持部
M−6 移動先情報保持部
M−7 前回移動状態保持部

Claims (6)

  1. ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する手段と、
    受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する手段と、
    前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する手段と、
    生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する手段と
    を備えたことを特徴とする操作支援モジュール追加サーバ。
  2. 請求項1に記載の操作支援モジュール追加サーバにおいて、
    前記階層構造を特定する手段は、ページデータに項目を区切る表示構造が含まれている場合、当該表示構造内の項目毎の階層構造を特定する
    ことを特徴とする操作支援モジュール追加サーバ。
  3. 請求項2に記載の操作支援モジュール追加サーバにおいて、
    受信したページデータを解析してWebページの表示構造を解析する手段を更に備え、
    前記操作支援モジュールを生成する手段は、各表示構造の隣接状態からキー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する
    ことを特徴とする操作支援モジュール追加サーバ。
  4. 操作支援モジュール追加サーバを構成するコンピュータを、
    ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する手段、
    受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する手段、
    前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する手段、
    生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する手段
    として機能させる操作支援モジュール追加プログラム。
  5. ブラウザを構成するコンピュータを、
    前記ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する手段、
    受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する手段、
    前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する手段、
    生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する手段
    として機能させる操作支援モジュール追加プログラム。
  6. ブラウザから受信したページ要求をWebサーバに転送し、前記Webサーバからページデータを受信する工程と、
    受信したページデータを解析して当該ページデータ内の項目毎の階層構造を特定する工程と、
    前記項目毎の階層構造に基づき、キー操作に対応した一の入力装置での入力操作に応じて項目の選択位置を階層毎に遷移させる操作支援モジュールを生成する工程と、
    生成された操作支援モジュールをページデータに追加して前記ブラウザに送信する工程と
    を備えたことを特徴とする操作支援モジュール追加方法。
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