JP4748478B2 - 風力発電装置 - Google Patents
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Description
斯かる複合翼型風力発電装置は、始動時や風速が所定値以下の微風状態時には低速回転特性に優れた前記サボニウス翼による回転を利用しつつ、風速が所定値を越えると高速回転特性に優れた前記ダリウス翼による回転を利用し得る点で有効であるが、一般的な複合翼型風力発電装置においては、前記サボニウス翼及び前記ダリウス翼が同一回転軸に支持されている為に、高速回転時においては前記サボニウス翼が前記ダリウス翼に対する回転抵抗となるという問題がある。
これに代えて、若しくは、加えて、前記サン部材への前記起動トルクの付与は、所定時間経過後に解除されるように構成し得る。
好ましくは、前記無端帯式伝動機構は張力が調整可能とされる。
より好ましくは、前記無端帯式伝動機構は、前記サン部材の回転を前記発電機へ増速伝達するように構成される。
好ましくは、前記ブレーキ機構は、前記ダリウス翼用出力回転体の前記第1方向への回転数が所定の閾値を超えると、前記ダリウス翼始動用制動力を解除するように構成される。
好ましくは、前記ブレーキ機構は、前記発電機の入力軸に対して前記ダリウス翼始動用制動力を付加するように構成される。
さらに、本発明によれば、前記ダリウス翼の回転始動時に、前記サン部材に軸線回り前記第2方向への起動トルクを付与するように構成しているので、風速の如何に拘わらず、自己回転始動性を有さない前記ダリウス翼の回転始動を行うことができる。従って、従来の風力発電装置においては発電状態となり得なかった風速状態においても、有効に発電を行うことができる。
さらに、本発明によれば、前記サン部材には、前記サボニウス翼は回転し始めているが前記ダリウス翼は未回転状態の際に、前記サボニウス翼の回転に伴って該サン部材が回転することを防止し得る大きさのダリウス翼始動用制動力が作動的に付加されているので、前記サボニウス翼の回転を利用して、自己回転始動性を有さない前記ダリウス翼の回転始動を行うことができる。従って、従来の風力発電装置においては発電状態となり得なかった風速状態においても、有効に発電を行うことができる。
又、前記無端帯式伝動機構の張力を調整可能とすれば、前記ダリウス翼始動用制動力の調整を容易に行うことができる。
例えば、前記ダリウス翼用出力回転体の前記第1方向への回転数が所定の閾値以下の際には前記ダリウス翼始動用制動力を付加し、且つ、前記ダリウス翼用出力回転体の前記第1方向への回転数が前記閾値を超えると前記ダリウス翼始動用制動力を解除するように構成すれば、前記ダリウス翼の始動性を向上させつつ、前記ダリウス翼始動用制動力によって発電効率が悪化することを防止できる。
前記ブレーキ機構が前記発電機の入力軸に対して前記ダリウス翼始動用制動力を付加するように構成すれば、該ブレーキ機構の小型化を図ることができる。
以下、本発明に係る風力発電装置の好ましい一実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施の形態に係る風力発電装置1Aの概略正面図を示す。
具体的には、該風力発電装置1Aは、ダリウス翼20と、サボニウス翼40と、前記ダリウス翼20の回転に伴って軸線回りに回転するダリウス翼用出力回転体10と、前記サボニウス翼40の回転に伴って軸線回りに回転するサボニウス翼用出力回転体30と、発電機200と、前記ダリウス翼用出力回転体10及び前記サボニウス翼用出力回転体30と前記発電機200を作動連結する遊星伝動機構50とを備えている。
詳しくは、図1に示すように、前記サボニウス翼用出力回転体30は、略垂直方向に立設され、且つ、該風力発電装置1Aの全長と略等しい全長を有する回転軸とされている。
一方、前記ダリウス翼用出力回転体10は、前記サボニウス翼用出力回転体30を構成する前記回転軸の下方部分に相対回転自在に外挿された中空形状とされている。
これに対し、前記サボニウス翼40は、前記所定方向の風によって前記サボニウス翼用出力回転体30を軸線回りに前記第1方向とは反対の第2方向へ回転させるように該サボニウス翼用出力回転体30に作動連結されている。
従って、前記ダリウス翼20及び前記サボニウス翼40は、所定方向の風によって互いに反対方向に回転するような翼の向きで、対応する出力回転体10,30に支持されている。
図2に示すように、前記ダリウス翼20は、所定方向Xの風によって前記ダリウス翼用出力回転体10を軸線回り第1方向R1へ回転させるように翼の向きが設定された状態で、該ダリウス翼用出力回転体10に相対回転不能に支持されている。
なお、該ダリウス翼20は、図1に示すように、下端部が前記ダリウス翼用出力回転体10に相対回転不能に支持され、且つ、上端部が軸受部材を介して前記サボニウス翼用出力回転体30に相対回転自在に支持されている。
なお、本実施の形態に係る風力発電装置1Aは、図1に示すように、前記サボニウス翼40として、上下に配設された第1サボニウス翼40a及び第2サボニウス翼40bを有している。
図1及び図3に示すように、前記支持ボックス100は、ビルの屋上やタワー又は送電用鉄塔に設けた設置面に載置されるベースプレート101と、前記ベースプレート101の周縁から上方へ延びる周壁部102と、前記周壁部102の上端部に設けられた上方プレート103と、前記上方プレート103及び前記ベースプレート101の間において略水平に延びる中間プレート104とを備えている。
なお、本実施の形態においては、図1〜図3に示すように、前記中間プレートは、上方から下方へ順に第1〜第3中間プレート104a,104b,104cを含んでいる。
前記サボニウス翼用回転軸30は、上下に離間配置された複数の軸受部材を介して、中空形状の前記ダリウス翼用出力回転体10の内周面に軸線回り回転自在に支持されている。
斯かる遊星ギヤ機構に代えて、前記遊星伝動機構50をトラクション式すなわち摩擦伝動方式とすることも可能である。
この摩擦伝動方式の遊星伝動機構は、前記サン部材51,前記キャリア部材52,前記インターナル部材53及び前記遊星部材54として、それぞれ、太陽車,キャリア,インターナルリング及び遊星車を有し、前記太陽車、前記インターナルリング及び前記遊星車を互いに圧接することによってトルクを摩擦伝達するように構成される。
斯かる増速伝動機構60を備えることにより、前記発電機200への回転入力をより高速化させることができ、これにより、該発電機200として、より高速回転型の発電機を使用することが可能となる。
詳しくは、該第2遊星ギヤ機構は、第2インターナルギヤ63と、前記第2インターナルギヤ63に係合する第2遊星ギヤ64と、前記第2遊星ギヤ64を枢支する第2キャリア62と、前記第2遊星ギヤ64を介して前記第2インターナルギヤ63に係合する第2サンギヤ61とを有している。
前記第2インターナルギヤ64は、回転不能となるように前記第2中間プレート104bに固定され、前記第2キャリア62は前記サン部材51に作動連結され、且つ、前記第2サンギヤ61が前記発電機200に作動連結されている。
なお、本実施の形態においては、前述の通り、前記サン部材51と前記発電機200との間には前記増速伝動機構60が介挿されている。
該発電機200は、前記第3中間プレート104cに支持されている。
図5(a)〜(c)は、それぞれ、前記サボニウス翼40の回転始動時、前記ダリウス翼20への起動トルク付与状態、及び、発電状態を示している。
この際、自己始動性を有さない前記ダリウス翼20は、風力によっては回転を開始できない。
なお、前記ダリウス翼用出力回転体10に作動連結された前記インターナル部材51は、前記キャリア部材52の第2方向への回転に伴って若干第2方向R2へ回転するが、前記ダリウス翼20の回転抵抗によって停止する。
又、前記発電機200に作動連結された前記サン部材51は固定状態とされており、従って、前記遊星部材54は前記キャリア部材52回り第2方向R2に回転する。
斯かる発電機200のモータ作用によって、前記サン部材51が前記キャリア部材52の回転方向と同じ第2方向R2へ回転し、これにより、前記インターナル部材53が第1方向R1へする(図5(b)参照)。このインターナルギヤ部材53の第1方向R1への回転によって、前記ダリウス翼20が第1方向R1へ回転し始める。
なお、この際、前記遊星部材54は、前記キャリア部材52回りに、前記サボニウス翼40の回転始動時とは反対の第1方向へ回転する。
前記ダリウス翼20が回転し始めると、前記発電機200への給電を停止して、該発電機200に発電作用を行わせる。
即ち、本実施の形態においては、所定方向の風によって前記ダリウス翼20が回転する際の前記ダリウス翼用出力回転体10の回転方向(第1方向R1)と、前記所定方向の風によって前記サボニウス翼40が回転する際の前記サボニウス翼用出力回転体30の回転方向(第2方向R2)とを反対とし、前記ダリウス翼用出力回転体10の第1方向R1への回転及び前記サボニウス翼用出力回転体30の第2方向R2への回転をそれぞれ前記インターナル部材53及び前記キャリア部材52へ入力させて、前記サン部材51から合成出力を前記発電機200に向けて出力させている。
従って、前記ダリウス翼20の回転数及び前記サボニウス翼40の回転数を加算した高回転数を前記発電機200へ出力させることができ、これにより、発電効率の向上を図ることができる。
即ち、前記風力発電装置1Aにおいては、前記遊星伝動機構50及び前記増速伝動機構60によって、前記発電機200への入力回転数を、市販流通量が多くて安価な自動車用オルタネータ等の高速回転型発電機が安定して発電動作する高回転数(例えば、1000rpm程度)まで、増速させることができる。従って、前記発電機200のコスト低廉化を図ることができる。
斯かる構成により、従来の風力発電装置においては発電作動状態へ移行できなかったような微風状態においても発電することができ、これにより、発電効率の向上を図ることができる。
該ダリウス翼20は、一旦回転を始めると、自己の回転慣性モーメントによって、ある程度の微風状態であっても回転し続けることができる。
該起動用モータ70は、例えば、無端帯式伝動機構60Cを介して前記サン部材51に作動連結され得る。
このように、起動用モータを別途備える構成においては、前記発電機として、例えば、オルタネータ等のモータ作用を有さない安価な発電機200Cを使用することができる。
斯かる構成に備えることにより、実質的に発電作業を自己完結状態で行うことができる。
なお、前記バッテリとしては、例えば、街路灯用の電源や避難場所における通信用電源、教材用の簡易電源、無人地等で使用される補助電源が例示される。
詳しくは、前記風力発電装置1Aは、前記サボニウス翼40の回転数を検出するサボニウス翼回転速度センサ45を有している。
本実施の形態においては、該サボニウス翼回転速度センサ45は、図3に示すように、前記サボニウス翼用出力回転体40に相対回転不能に支持された後述するブレーキディスク151の回転速度を検出するように構成されている。
詳しくは、該サボニウス翼回転速度センサ45は、前記ブレーキディスク151に設けられた被検出体46の回転速度を検出するように構成されている。
詳しくは、前記風力発電装置1Aは、前記ダリウス翼20の回転数を検出するダリウス翼回転速度センサ25を有している。
本実施の形態においては、該ダリウス翼回転速度センサ25は、図3に示すように、前記ダリウス翼用出力回転体10の回転速度を検出するように構成されている。
詳しくは、該ダリウス翼回転速度センサ25は、前記ダリウス翼用出力回転体10の外周面に設けられた被検出体26の回転速度を検出するように構成されている。
又、当然ながら、前記ダリウス翼20への起動トルクの付与及び解除を、手動操作で行うように構成することも可能である。
該ブレーキ装置150は、前記サボニウス翼40及び前記ダリウス翼20の回転停止時に、前記風力発電装置1Aを選択的に発電可能状態又は発電停止状態に設定する為に備えられる。
従って、該ブレーキ装置150は、自己始動性を有する前記サボニウス翼40に対して制動力を付加し得るように構成されている。
前記一対のブレーキパッド155は、少なくとも一方が外部操作に基づき前記ブレーキディスク151を押圧する可動パッドとされている。
本実施の形態においては、前記一対のブレーキパッド155の双方が可動パッドとされている。
本実施の形態においては、該作動機構160は、油圧によって前記ブレーキパッド155を作動させるように構成されている。
図6に示すように、該油圧作動機構160は、前記ブレーキパッド155を前記ブレーキディスク151と直交する方向に移動可能に保持するブレーキパッド保持ケース161と、一端部が前記ブレーキパッド155の背面側(ブレーキディスク151との対向面とは反対側)に流体接続された油圧ライン162と、前記油圧ライン162の他端部に流体接続されたマスタシリンダ163と、前記マスタシリンダ163の油圧ライン接続端部163aとは反対側の端部に軸線方向摺動可能且つ液密に挿入された油圧ピストン164と、前記油圧ピストン164を前記油圧ライン接続端部163aとは反対側へ向けて付勢する付勢部材165と、前記付勢部材165の付勢力に抗して前記油圧ピストン164を前記油圧ライン接続端部163aへ向けて押動し得るように、該ピストン164の移動方向と直交する枢支軸166a回り揺動可能とされた押動アーム166とを備えている。
なお、本実施の形態においては、前記押動アーム166は、手動操作可能なように、前記ピストン167との係合部166bに加えて、手動操作用の係合部166cを有しており(図6参照)、該手動操作用係合部166cには、手動操作部材190が係合されている(図3参照)。
以下、本発明に係る風力発電装置の他の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図8に、本実施の形態に係る風力発電装置1Dの概略正面図を示す。
なお、図中、前記実施の形態1におけると同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
さらに、前記風力発電装置1Dは、前記ダリウス翼用出力回転体10及び前記サボニウス翼用出力回転体30並びに前記遊星伝動機構500D及び前記発電機200Cを支持する支持フレーム100Dを備えている。
図8及び図9に示すように、前記遊星伝動機構50Dは、ダブル遊星伝動機構とされている。
詳しくは、該遊星伝動機構50Dは、前記サン部材51と、前記サン部材51に係合する第1遊星部材541であって、自転しつつ該サン部材51の回りを公転する第1遊星部材541と、前記第1遊星部材541を枢支する第1キャリア部材521と、前記インターナル部材53と、前記第1遊星部材541及び前記インターナル部材53の双方に係合する第2遊星部材542であって、自転しつつ前記インターナル部材53の内周に沿って公転する第2遊星部材542と、前記第2遊星部材542を枢支する第2キャリア部材522とを備えている。
これに対し、前記サボニウス翼用出力回転体30は、前記第1キャリア部材521及び前記第2キャリア部材522の双方に作動連結されている。
なお、該遊星伝動機構50Dの動作説明については後述する。
又、本実施の形態においては、図8及び図9に示すように、前記遊星伝動機構50Dとして遊星ギヤ機構が用いられているが、当然ながら、トラクション式すなわち摩擦伝動方式とすることも可能である。
なお、図8及び図9中の符号110は、前記発電機200C及び前記遊星歯車機構50Dを覆うように前記ベースプレート101及び前記中間プレート104a,104cに取り付けられるカバーである。
該ブレーキ装置150Dは、前記実施の形態1における前記ブレーキ装置150と同様、前記サボニウス翼40及び前記ダリウス翼20の回転停止時に、前記風力発電装置1Dを選択的に発電可能状態又は発電停止状態に設定する為に備えられる。
従って、該ブレーキ装置150Dも、自己始動性を有する前記サボニウス翼40に対して制動力を付加し得るように構成されている。
詳しくは、前記クランクアーム730は、基端部が前記ブレーキディスク151と略平行な第1枢支ピン781を介して前記固定部材700に揺動自在に連結され、さらに、該基端部が前記第1枢支ピン781と略平行な第2枢支ピン782を介して前記操作アーム740の先端部に揺動自在に連結されている。
斯かる一対のクランクアーム730は、それぞれ、対応する前記操作アーム740によって、前記第1枢支ピン781回り一方側(先端部が前記ブレーキディスク151に近接する側)へ揺動されることでブレーキ作動位置をとり、且つ、前記第1枢支ピン781回り他方側(先端部が前記ブレーキディスク151から離間する側)へ揺動されることでブレーキ解除位置をとるようになっている。
該リンク部材751は、一端部が、前記第1及び前記第2枢支ピン781,782と略平行な第3枢支ピン783を介して前記固定部材700に揺動自在に連結され、且つ、他端部が、前記第3枢支ピン783と略平行な第4枢支ピン784を介して対応する前記操作アーム740の先端部に揺動自在に連結されている。
斯かるトグル機構750を備えることにより、前記クランクアーム730がブレーキ作動位置に位置されると、前記操作レバー740に外力を加えない限り、該クランクアーム730をブレーキ作動位置に保持することができる。
即ち、本実施の形態においては、前記手動アクチュエータ760及び前記電動アクチュエータ770の何れによっても、前記操作アーム740を移動させ得るようになっている。
該手動操作部材761は、一端部が前記操作アーム740の基端部に連結された状態で長手方向に移動可能とされている。
斯かる手動操作部材761を長手方向一方側(図示の形態においては上方)へ移動させると、これに連動して、前記操作アーム740が前記クランクアーム730をブレーキ作動位置へ移動させる。
反対に、該手動操作部材761を長手方向他方側(図示の形態においては下方)へ移動させると、これに連動して、前記操作アーム740が前記クランクアーム730をブレーキ解除位置へ移動させるようになっている。
前記操作部材772は、前記電動モータ771によって長手方向に移動され得るようになっている。
斯かる電動アクチュエータ770は、前記電動モータ771が前記一対の操作アーム740の一方に連結され且つ前記操作アーム772の自由端部が前記一対の操作アームの他方に連結されている。
本実施の形態に係る前記風力発電装置1Dにおいては、前記サン部材51に、前記サボニウス翼40は回転し始めているが前記ダリウス翼20は未回転状態の際に、前記サボニウス翼40の回転に伴って該サン部材51が回転することを防止し得る大きさのダリウス翼始動用制動力が付加されるように構成されており、これにより、前記サボニウス翼20の自己始動を、複雑で高コストにつく回転センサーやそれに付随する電気制御系を一切不要としながら実現させている。
図10は、前記遊星伝動機構50Dの動作を説明する為の横断平面図であり、図10(a)は前記ダリウス翼20へ始動トルクが付与されている状態を示し、図10(b)は前記発電機200Cによる発電可能状態を示している。
つまり、前記サボニウス翼用出力回転体30に作動連結されている前記第1キャリア部材521及び前記第2キャリア部材522は、前記サボニウス翼40の回転に伴ってR2方向へ公転するが、この際、前記サン部材51は前記ダリウス翼始動用制動力によって固定状態に保持されたままとなる。
従って、前記第1及び第2キャリア部材521,522のR2方向への公転に伴って、前記第1遊星部材541は該第1キャリア部材521回りにR2方向へ自転し、該第1遊星部材541と係合する前記第2遊星部材542は前記第2キャリア部材522回りにR1方向へ自転する(図10(a))。
斯かる前記第2遊星部材542のR1方向への自転は、前記インターナル部材53に対してR1方向への起動トルクとして作用し、これにより、前記ダリウス翼20がR1方向へ回転し始める。
従って、前記サン部材51は、前記サボニウス翼40のR2方向への回転数及び前記サボニウス翼20のR1方向への回転数を合成した回転数で回転し、該合成回転数に応じた回転数によって前記発電機200Cが発電を行う。
従って、前記ダリウス翼20がR1方向へ回転し始めた後においては、前記サン部材51は、前記サボニウス翼40の回転及び前記ダリウス翼20の回転の合成回転によって、前記ダリウス翼始動用制動力に抗してR1方向に回転する。
従って、自己始動性を有さない前記ダリウス翼20を有効に回転始動させることができる。
斯かる構成においては、前記ダリウス翼始動用制動力は、前記発電機200Cの内部抵抗及び前記無端帯式伝動機構60Bの回転抵抗によって得られる。
本実施の形態においては、図9に示すように、前記発電機200Cは、前記ベースプレート101に立設された取付ステー300によって、前記サン部材51に対する相対位置が調整可能に支持に支持されており、これにより、前記無端帯式伝動機構60Bの張力を変更し得るようになっている。
前記発電機200Cは、支持プレート350を介して前記上壁部303に支持されている。
前記支持プレート350は、前記上壁部303に載置される載置部351と、前記側壁部302と対向するように前記載置部351から下方へ延びる対向部352とを有している。
そして、前記側壁部302には、ボルト等のテンション付与部材330が軸線位置調整可能に設けられており、該テンション付与部材330の自由端部が前記対向部352と当接するようになっている。
このように、前記無端帯式伝動機構60Bの張力を可変とすることにより、前記ダリウス翼始動用制動力の調整が可能となる。従って、前記ダリウス翼始動用制動力を所望の大きさに容易に調整することができる。
又、本実施の形態においては、前述の通り、前記サボニウス翼40の回転を利用して前記ダリウス翼20に始動トルクを付与するように構成されており、その為、前記発電機200Cとしてモータ作用を備えた発電機を採用する必要がなく、又、専用の駆動モータを備える必要もない。従って、前記ダリウス翼20の始動性向上を図りつつ、コスト低廉化を図ることができる。
従って、前記発電機200Cとして、安価な自動車用オルタネータ等の高速回転型発電機を好適に使用することができる。
以下、本発明に係る風力発電装置のさらに他の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図11に、本実施の形態に係る風力発電装置1Eの概略正面図を示す。
なお、図中、前記実施の形態1又は2におけると同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
これに対し、本実施の形態に係る風力発電装置1Eは、前記サン部材51に作動的に制動力を付加する始動用ブレーキ機構400を備えており、前記始動用ブレーキ機構400によって前記ダリウス翼始動用制動力が得られるように構成されている。
なお、本実施の形態においては、前記始動用ブレーキ機構400によって前記ダリウス翼始動用制動力を得るように構成した為、該風力発電装置1Dは、前記無端帯式伝動機構60Bに代えて、遊星式伝動機構60を備えている。
斯かる構成を備えることにより、前記ダリウス翼始動用制動力を高速回転する前記入力軸210に付加させることができ、これにより、前記始動用ブレーキ機構400の小型化を図ることができる。
斯かる構成を備えることにより、前記ダリウス翼20の始動時にのみ前記ダリウス翼始動用制動力を付加させ、前記発電機200Cの発電中においては前記ダリウス翼始動用制動力を解除することができる。
従って、前記ダリウス翼20の始動性向上を図りつつ、前記発電機200Cによる発電効率の向上を図ることができる。
即ち、前記ダリウス翼用出力回転体10の前記第1方向R1への回転数が所定の閾値以下の場合には前記始動用ブレーキ機構400が前記ダリウス翼始動用制動力を付加し、且つ、前記ダリウス翼用出力回転体10の前記第1方向R1への回転数が前記閾値を超えると前記始動用ブレーキ機構400が前記ダリウス翼始動用制動力を解除するように、自動制御され得る。
10 ダリウス翼用出力回転体
20 ダリウス翼
30 サボニウス翼用出力回転体
40 サボニウス翼
50 遊星伝動機構
51 サン部材
52 キャリア部材
53 インターナル部材
60 増速伝動機構
60B 無端帯式伝動機構
200,200C 発電機
400 ダリウス翼始動用ブレーキ機構
X 風の向き
R1 第1方向
R2 第2方向
Claims (13)
- ダリウス翼と、サボニウス翼と、前記ダリウス翼の回転に伴って軸線回りに回転するダリウス翼用出力回転体と、前記サボニウス翼の回転に伴って軸線回りに回転するサボニウス翼用出力回転体と、発電機と、前記ダリウス翼用出力回転体及び前記サボニウス翼用出力回転体と前記発電機とを作動連結する遊星伝動機構とを備えた風力発電装置であって、
前記ダリウス翼は、所定方向の風によって前記ダリウス翼用出力回転体を軸線回り第1方向へ回転させるように該ダリウス翼用出力回転体に作動連結され、
前記サボニウス翼は、前記所定方向の風によって前記サボニウス翼用出力回転体を軸線回りに前記第1方向とは反対の第2方向へ回転させるように該サボニウス翼用出力回転体に作動連結され、
前記遊星伝動機構を構成するインターナル部材,キャリア部材及びサン部材は、それぞれ、前記ダリウス翼用出力回転体,前記サボニウス翼用出力回転体及び前記発電機に作動連結されており、
前記ダリウス翼の回転始動時に、前記サン部材に軸線回り前記第2方向への起動トルクが付与されるように構成されていることを特徴とする風力発電装置。 - 前記サボニウス翼用出力回転体の前記第2方向への回転数が所定の閾値を超えると、前記サン部材に前記起動トルクが付与されることを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
- 前記サン部材への前記起動トルクの付与は、前記ダリウス翼用出力回転体の前記第1方向への回転数が所定の閾値を超えると、解除されることを特徴とする請求項1又は2に記載の風力発電装置。
- 前記サン部材への前記起動トルクの付与は、所定時間経過後に解除されることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の風力発電装置。
- 前記サン部材への前記起動トルクの付与は、前記発電機に給電することにより行われることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の風力発電装置。
- ダリウス翼と、サボニウス翼と、前記ダリウス翼の回転に伴って軸線回りに回転するダリウス翼用出力回転体と、前記サボニウス翼の回転に伴って軸線回りに回転するサボニウス翼用出力回転体と、発電機と、前記ダリウス翼用出力回転体及び前記サボニウス翼用出力回転体と前記発電機とを作動連結する遊星伝動機構とを備えた風力発電装置であって、
前記ダリウス翼は、所定方向の風によって前記ダリウス翼用出力回転体を軸線回り第1方向へ回転させるように該ダリウス翼用出力回転体に作動連結され、
前記サボニウス翼は、前記所定方向の風によって前記サボニウス翼用出力回転体を軸線回りに前記第1方向とは反対の第2方向へ回転させるように該サボニウス翼用出力回転体に作動連結され、
前記遊星伝動機構は、前記発電機に作動連結されるサン部材と、前記ダリウス翼用出力回転体に作動連結されるインターナル部材と、前記サボニウス翼用出力回転体に作動連結される第1及び第2キャリア部材と、前記サン部材に係合した状態で前記第1キャリア部材に枢支される第1遊星部材と、前記第1遊星部材及び前記インターナル部材の双方に係合した状態で前記第2キャリア部材に枢支される第2遊星部材とを備え、
前記サン部材には、前記サボニウス翼は回転し始めているが前記ダリウス翼は未回転状態の際に、前記サボニウス翼の回転に伴って該サン部材が回転することを防止し得る大きさのダリウス翼始動用制動力が作動的に付加されていることを特徴とする風力発電装置。 - 前記サン部材と前記発電機とを作動的に連結する無端帯式伝動機構を備えていることを特徴とする請求項6に記載の風力発電装置。
- 前記無端帯式伝動機構の張力を調整可能とされていることを特徴とする請求項7に記載の風力発電装置。
- 前記サン部材に作動的に制動力を付加するブレーキ機構を備え、
前記ブレーキ機構によって前記ダリウス翼始動用制動力が得られるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の風力発電装置。 - 前記ブレーキ機構は、前記ダリウス翼用出力回転体の前記第1方向への回転数が所定の閾値以下の際には前記ダリウス翼始動用制動力を付加し、且つ、前記ダリウス翼用出力回転体の前記第1方向への回転数が前記閾値を超えると前記ダリウス翼始動用制動力を解除するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の風力発電装置。
- 前記ブレーキ機構は、前記発電機の入力軸に対して前記ダリウス翼始動用制動力を付加するように構成されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の風力発電装置。
- 前記ダリウス翼用出力回転体及び前記サボニウス翼用出力回転体は同芯上に配置されていることを特徴とする請求項1から11の何れかに記載の風力発電装置。
- 前記サン部材と前記発電機との間には、増速伝動機構が備えられていることを特徴とする請求項1から12の何れかに記載の風力発電装置。
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