JP4746207B2 - Combine - Google Patents
Combine Download PDFInfo
- Publication number
- JP4746207B2 JP4746207B2 JP2001182201A JP2001182201A JP4746207B2 JP 4746207 B2 JP4746207 B2 JP 4746207B2 JP 2001182201 A JP2001182201 A JP 2001182201A JP 2001182201 A JP2001182201 A JP 2001182201A JP 4746207 B2 JP4746207 B2 JP 4746207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- shaft
- case
- crankshaft
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインにおけるエンジン及び該エンジンに付属、または関連する機器の配置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12に示すように、従来のエンジン3は、機体前側方に設けたキャビン2等の下方に設けられたエンジンルーム内に収納されると共に、エンジン3の前方には、走行用のミッションケース4が配設され、エンジン3の後方には、脱穀部8から選別部を介して搬送されてきた穀粒を貯留するための穀粒タンク7が配設されている。そして、このエンジン3は、クランク軸と平行な方向84が機体左右方向と略同一となるように配置(以下「横置き」とする)されると共に、エンジン3下部に貫設されるクランク軸85の後部には、燃料噴射ポンプ86が配設され、該クランク軸85左端の出力軸9にはフライホイール87が固設されている。一方、クランク軸85の右端には、ファン駆動軸89が延設され、該ファン駆動軸89先端には、吸引方向を外側(機体進行方向右側)に向けた冷却ファン88が設けられ、該冷却ファン88の外側位置にはラジエータ90が配置されており、該ラジエータ90内に流入するエンジン3からの高温水を、クランク軸85上のファン駆動軸89で駆動される冷却ファン88により空冷した後、冷却水として再びエンジン3内に再循環させるようにしている。なお、エンジン3の出力軸9には、前記フライホイール87以外に出力プーリ10が固設され、該出力プーリ10と、前記ミッションケース4への入力軸15に固定された入力プーリ14との間には、伝達ベルト12が巻回されてベルト伝達機構16が形成されており、該ベルト伝達機構16を介して、エンジン3からの動力を前方のミッションケース4内に伝達可能な構成としている。また、出力軸9には別の出力プーリ11も固設されており、出力プーリ11→ベルト99→プーリ95→ベベルギア対93・93→プーリ96→ベルト100→プーリ97→扱胴駆動ケース94と動力が伝達され、扱胴101の扱胴駆動軸101aを回動するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記エンジン3は横置きされている分、機体幅略中央位置にある刈取軸91等までの機体側面からの距離(以下「エンジン設置幅」とする)92を大きくとる必要があり、コンバインのコンパクト化や軽量化が阻害されると共に、クランク軸85と扱胴軸101aとが直交位置にあるため、伝動経路が複雑化しており、部品点数の増加やメンテナンス性の低下を招く、という問題があった。また、燃料噴射ポンプ86は、エンジン3の背面部に配置されると共に、その後方は穀粒タンク7により覆われているため、燃料噴射ポンプ86にアクセスするには穀粒タンク7を開放する必要があり、燃料噴射ポンプ86の修理や点検作業には手間や時間がかかり、作業効率が低下する、という問題があった。そして、エンジン3本体へのアクセスに関しても、エンジン3外側位置にラジエータ90が配置されているため、該ラジエータ90がエンジン3へのアクセスの邪魔となり、エンジン3のメンテナンス性が悪化する、という問題があった。 さらに、ラジエータ90を空冷する冷却ファン88は、その吸引側(機体進行方向左側)近傍に大型装置であるエンジン3が配置されているため、冷却風の流れが阻害され、冷却風の抜けが良くなく冷却性能が低い、という問題があった。 そして、冷却ファン88の駆動構成に関しても、ファン駆動軸89はエンジン3のクランク軸85に連動連結されているため、回転数は常に一定値をとることとなり、エンジン3の稼動状況に応じた適正な冷却効率に設定できない、という問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、エンジン(35)を機体フレーム(19)の前部に配置する構成であって、該エンジン(35)の前部に、クローラ式走行装置(18L・18R)を駆動するミッションケース(36)を配置し、該エンジン(35)は、クランク軸(51)を機体前後方向に延設した縦置き状態に配置し、該エンジン(35)のクランク軸(51)の前端を出力軸(82)とし、該出力軸(82)には自在継手付きドライブシャフト(63)の後端と固設し、該自在継手付きドライブシャフト(63)の前端に、該ミッションケース(36)の上部に付設された入力ケース(79)より突出した入力軸(78)を連結し、該クランク軸(51)の後部側の出力軸(83)上にフライホイール(59)とプーリ(60)を配置し、該エンジン(35)の一側方には、各部の処理速度を適正速度に変速可能なカウンターケース(64)を配設し、該カウンターケース(64)の入力プーリ(65)には、前記クランク軸(51)後端に形成した出力軸(83)上のプーリ(60)からベルト(70)を介して動力伝達すべく構成したものである。
請求項2においては、請求項1記載のコンバインにおいて、前記エンジン(35)の、カウンターケース(64)を配置した側とは他側方の前方に、ラジエータ(102)を配置し、該ラジエータ(102)の冷却ファン(103)は、該エンジン(35)前方のミッションケース(36)上部に設けたファン駆動軸(121)に連結連動し、該ファン駆動軸(121)は、ミッションケース(36)上部に付設した、車速変更用の直進用HST(37)の出力系に連結連動したものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2記載のコンバインにおいて、前記エンジン(35)の、カウンターケース(64)を配置した側とは他側方に燃料噴射ポンプ(46)を配設したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わるコンバインの全体側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく正面図、図4は機体フレームに対するエンジンの配置構成を示す斜視模式図、図5はエンジンの縦置き状況等を示す平面図、図6は同じく正面図、図7はエンジンの左右中央配置状況を示す平面図、図8は同じく正面図、図9はエンジンの正面図、図10はミッションケースの平面一部断面図、図11はミッションケース上部の側面一部断面図、図12は従来のエンジン、ミッションケース等の配置・接続状況を示す平面模式図である。
【0006】
まず、本発明に係わるコンバインの全体構成について、図1乃至図3により説明する。コンバインは、トラックフレーム1の左右にクローラ式走行装置18L・18Rを支持した構成であり、19は前記トラックフレーム1に架設する機体フレーム、20はフィードチェーン23等を左側に張架して扱胴21及び処理胴を内蔵する脱穀部、22は刈刃24や穀稈搬送機構等を備える刈取部、25は刈取フレーム26介して刈取部22を昇降させる油圧シリンダである。
【0007】
さらに、27は排藁チェーン28の終端を臨ませる排藁処理部、29は揚穀筒30を介して前記脱穀部20からの穀粒を搬入する穀物タンク、31は前記穀物タンク29の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、34は丸型の操向ハンドル32や運転席33を配置したキャビンである。
【0008】
そして、該キャビン34の下方で前記機体フレーム19の前部には、エンジン35、該エンジン35冷却用のラジエータ102、及びミッションケース36が配置され、エンジン35からの動力により、クローラ式走行装置18L・18Rを駆動して走行すると共に、穀稈をコンバインの前方から連続的に刈取って脱穀するように構成している。
【0009】
次に、エンジン35、ミッションケース36、及び動力伝達構成について、図4乃至図11により説明する。図5、図7、図9に示すように、エンジン35は、クランクケース39、シリンダ部40、及びシリンダヘッド部41により構成され、該シリンダヘッド部41の上方には吸排気装置52が配設されている。そして、エンジン35の右側部には、燃料噴射ポンプ46が配設されており、図示せぬ燃料タンクから燃料ろ過器47を介して送られてきた燃料が、この燃料噴射ポンプ46によって、シリンダヘッド部41上の燃料噴射ノズル50からシリンダ部40の各シリンダ内に高圧で供給可能に構成されている。
【0010】
また、前記シリンダ部40内には、図示せぬ複数若しくは単数のシリンダ及びピストンが配設されており、前記燃料噴射ポンプ46から供給される燃料と、前記吸排気装置52から供給される空気とが、シリンダにおいてピストンにより圧縮され爆発した後に、排気ガスとしてシリンダ部40からシリンダヘッド部41を通り外部に排出されるようにしている。
【0011】
前記吸排気装置52のうちの吸気系は、吸気口43を開口した過給器45と、該過給器45に連通された吸気管44と、該吸気管44の先部に形成されシリンダ内に連通された図示せぬ吸気マニホールドなどより構成されており、前記吸気口43からの空気が加圧されて各シリンダ内に供給されるようにしている。また、排気系は、各シリンダから排出される排気ガスを集約する排気マニホールド48と、該排気マニホールド48に連通された排気マフラー49などより構成され、該排気マフラー49と前記排気マニホールド48との間に前記過給器45が介設されており、高速で排出される排気ガスがタービンを回して過給器45を駆動するようにしている。
【0012】
また、図4乃至図8、図10、図11に示すように、ミッションケース36は、二つの静油圧式無段変速装置(以下「HST」とする)、すなわち、第一無段変速装置である直進系の直進用HST37と、第二無段変速装置であるステアリング系の旋回用HST38とを具備しており、それぞれのHST37・38は、次のようにして前記エンジン35から駆動力を得るようにしている。
【0013】
つまり、エンジン35には図示せぬピストンの往復運動を回転運動に換えるクランク軸51が機体前後方向に延設され、該クランク軸51前端を出力軸82として該出力軸82にはプーリ62と自在継手付きドライブシャフト63の後端が固設されている。そして、該自在継手付きドライブシャフト63の前端には、入力軸78が連結され、該入力軸78は、前記ミッションケース36上部に付設された入力ケース79より突出されている。
【0014】
該入力ケース79においては、機体前後方向に前記入力軸78が軸支され、該入力軸78の前端にはベベルギア104がスプライン嵌合されると共に、機体左右方向に分配軸106が軸支されている。そして、該分配軸106の左部には、左から順にPTOギア109、分配ギア107、及びベベルギア105がスプライン嵌合され、このうちのベベルギア105は前記ベベルギア104に噛合されて、入力軸78からの動力を分配軸106に伝達するようにしている。
【0015】
分配軸106上の分配ギア107には、直進入力ギア111と旋回入力ギア112がともに噛合し、該両入力ギア111・112は、直進ポンプ軸113aと旋回ポンプ軸115a上に各々嵌合固定され、該両ポンプ軸113a・115aは、前記入力ケース79下部の左側面にセンタセクション117を介して設けられたHSTケース118より突出している。そして、該HSTケース118内には、前方から旋回用HST38、直進用HST37が配設されており、各HST37・38が、ポンプ軸115a・113aを介して前記エンジン35から駆動力を得られるようにしているのである。
【0016】
直進用HST37においては、上から入力部である直進用可変容積式油圧ポンプ113、出力部である直進用可変容積式油圧モータ114が順に並べて配設され、該直進用可変容積式油圧ポンプ113の直進ポンプ軸113a、及び該直進用可変容積式油圧モータ114の直進モータ軸114aの各々が互いに平行になるように機体左右方向に軸支され、直進用可変容積式油圧ポンプ113及び直進用可変容積式油圧モータ114の二者が、センタセクション117を介して流体的に結合されており、入力軸78から分配軸106を介して直進ポンプ軸113aに伝達された回転力を、正逆の回転方向と回転数増減の制御を行った後、直進モータ軸114aに出力するようにしている。
【0017】
同様にして、旋回用HST38でも、上から入力部である旋回用可変容積式油圧ポンプ115、出力部である図示せぬ旋回用可変容積式油圧モータが順に並べて配設され、該旋回用可変容積式油圧ポンプ115の直進ポンプ軸115a、及び旋回用可変容積式油圧モータの旋回モータ軸の各々が互いに平行になるように機体左右方向に軸支されており、旋回用可変容積式油圧ポンプ115及び旋回用可変容積式油圧モータの二者が、前記センタセクション117を介して流体的に結合されており、入力軸78から分配軸106を介して旋回ポンプ軸115aに伝達された回転力を、正逆の回転方向と回転数増減の制御を行った後、図示せぬ旋回モータ軸に出力するようにしている。
【0018】
直進モータ軸114aに出力された回転力は、ミッションケース本体53内の図示せぬ副変速機構等からなる直進系ドライブトレーンを介してプラネタリギア式差動機構に伝達される。一方、図示せぬ旋回モータ軸に出力された回転力は、ミッションケース本体53内の図示せぬ減速ギア等からなる旋回系ドライブトレーンを介してプラネタリギア式差動機構に伝達される。
【0019】
このような構成とすることにより、図示せぬプラネタリギア式差動機構に連動連結された左右の車軸55L・55Rを介して、前記左右のクローラ式走行装置18L・18Rの駆動スプロケット54L・54Rに駆動力を常時伝達するようにして、直進用HST37の制御により前後直進走行を可能としている。また、旋回用HST38の制御による左右の駆動スプロケット54L・54Rに対する回転数の相対的な増減制御により旋回を可能としているのである。
【0020】
なお、入力ケース79の上部にはファン駆動軸121が機体左右方向に軸支され、該ファン駆動軸121の右端には冷却ファン103が連結連動される一方、ファン駆動軸121の左端にはギア110が固設され、該ギア110は前記分配軸106上のPTOギア109に噛合され、エンジン35から伝達された動力で、入力ケース79の略右方の冷却ファン103を駆動し、該冷却ファン103側方で機体側面に配置されたラジエータ102を空冷できるようにしている。
【0021】
また、エンジン35の左側方には、各部の処理速度を適正速度に変速可能なカウンターケース64が配設され、該カウンターケース64からは入力軸75・76や出力軸77などが突設され、入力軸75には入力プーリ65、入力軸76には車速同調用入力プーリ66、及び出力軸77には脱穀出力プーリ67がそれぞれ固設されている。
【0022】
このうち入力プーリ65には、前記クランク軸51後端に形成した出力軸83上のプーリ60がベルト70を介して連結される一方、車速同調用入力プーリ66には、ベルト71を介して直進駆動プーリ80が連結され、該直進駆動プーリ80は、前記直進用HST37の直進モータ軸114aより側方に延出した直進駆動軸81上に固設されている。このような構成により、エンジン35からの動力が直接又は間接にカウンターケース64内に入力されるようにしている。
【0023】
該カウンターケース64と前記扱胴21との間には扱胴駆動ケース74が介設され、該扱胴駆動ケース74より突設されたプーリ68と、前記脱穀出力プーリ67との間にはベルト72が巻回されて、カウンターケース64内の動力が扱胴駆動ケース74内に伝達されるようにしている。扱胴駆動ケース74内の最終ギア73には扱胴軸21aの端部が固設されており、カウンターケース64からの動力により扱胴21を回動して脱穀作業を行うようにしている。そして、カウンターケース64には、脱穀出力プーリ67以外に、前記刈取部22、フィードチェーン23、及び前記扱胴21下方の唐箕123などへの動力を伝達する図示せぬ出力プーリが複数配設されており、エンジン35からの動力をカウンターケース64を介して各部へ供給可能な構成としている。
【0024】
以上のように、走行装置であるクローラ式走行装置18L・18R上に機体フレーム19L・19Rを架設し、該機体フレーム19L・19R前部にミッションケース36及びエンジン35を設けたコンバインにおいて、エンジン35の出力軸82とミッションケース36への入力軸78とを、自在継手付きドライブシャフト63などの接続部材63を介して直接連結したので、従来のようなベルト伝達機構などの中継機構が不要となり、機体のコンパクト化が図れると共に、伝達途中での動力の分散が軽減され伝達効率も向上させることができる。
【0025】
次に、エンジン35の配置構成、及び冷却ファン103の配置・駆動構成について、図4乃至図8により説明する。まず、図4乃至図6に示すように、本発明に係わるエンジン35は、従来のようなクランク軸51の方向(長手)84が機体左右方向と略同一となる横置きではなく、機体前後方向と略同一となるような配置(以下「縦置き」とする)がなされ、エンジン35の短手方向が機体左右方向を向いているため、機体側面から機体幅略中央位置にある刈取軸91等までの距離であるエンジン配設幅119を、従来よりも短縮することができる。加えて、クランク軸51と扱胴軸21aが平行となるため、ベベルギアなどの複雑な方向変換機構を省略することもできるのである。
【0026】
すなわち、エンジン35を機体フレーム19前部に配置する構成であって、該エンジン35を縦置き配置したので、エンジン配設幅を短縮することができ、コンバインのコンパクト化や軽量化を図ることができると共に、クランク軸51と扱胴軸21aが平行にでき、連結するための部品点数の減少やメンテナンス性の向上を図ることができるのである。
【0027】
また、前記燃料噴射ポンプ46は、縦置きしたエンジン35の右側面部に配置されると共に、燃料噴射ポンプ46の外側と機体側面との間には大きな障害物はなく、修理や点検作業時には、側板120を開くだけで簡単に燃料噴射ポンプ46にアクセスすることができるのである。すなわち、エンジン35の右側に燃料噴射ポンプ46を配設するとともに、フライホイール59をエンジン35の後部側に配置するので、燃料噴射ポンプ46へのアクセスが容易となり、燃料噴射ポンプの修理や点検作業には手間や時間がかかることなく、作業効率が大きく向上する。また、フライホイールが機体の前後中央側に配置されるようになり、重量バランスが向上し、走行安定性も向上する。
【0028】
また、前記入力ケース79の上部にはファン駆動軸121が機体左右方向に軸支され、該ファン駆動軸121の右端には冷却ファン103が伝達系122を介して連結連動される一方、ファン駆動軸121の左端は、前述したようにして入力軸78に連結連動されており、エンジン35から伝達された動力によって、冷却ファン103を駆動し、該冷却ファン103側方に配置されたラジエータ102を空冷できるようにしている。これにより、従来はエンジン35の外側と機体側面との間にあったラジエータ102や冷却ファン103をなくすことができ、修理や点検作業時のエンジン35へのアクセスを容易にすることができるのである。
【0029】
すなわち、エンジン35の右前方にラジエータ102を配置するので、エンジン35のメンテナンス時において、ラジエータ102を外す必要がなくなり、本体へのアクセスが容易となり、エンジン35のメンテナンス性が大きく向上する。
【0030】
さらに、このような構成では、冷却ファン103の冷却性能に関しても、冷却ファン103の吸引側(機体進行方向左側)の空間から、大型のエンジン35をなくすことができ、冷却風の流れの停滞を軽減することができる。すなわち、ラジエータ102の冷却ファン103は、エンジン35前方のミッションケース36上部に設けたファン駆動軸121に連結連動するので、冷却風の流れが顕著に阻害されず、冷却風の抜けが良くなり冷却性能が向上する。
【0031】
また、ファン駆動軸121を、実施例のようにエンジン35の回転と同速の一定速度とはせずに、直進用HST37の前記直進駆動軸81と連結連動させ、冷却ファン103を車速同調可能な構成としてもよい。これにより、走行速度の増減に応じて冷却ファン103の回転数を増減させ、冷却効率を変えることができる。すなわち、ファン駆動軸121は、ミッションケース36上部に付設した車速変更用のHST37の出力系に連結連動するので、エンジン35の稼動状況に応じた適正な冷却効率に設定することができるのである。
【0032】
なお、図4に示すように、左右の機体フレーム19L・19Rの前端部間は下連結フレーム124により連結され、該下連結フレームの左部上面には、左右フレーム125a・125bと上フレーム125cから成る後門型フレーム125が立設されている。該後門型フレーム125の右上端からは、上連結フレーム126が立設し、その途中部は右方に向かって屈曲し、屈曲先部は、前記下連結フレーム124右端部に立設した支持フレーム127の上部側面に連結固定されている。
【0033】
前記下連結フレーム124の右部からは平面視コ字状の前機体フレーム128が前方に突設され、該前機体フレーム128の前辺上面には、左右フレーム129a・129bと上フレーム129cから成る前門型フレーム129が立設されている。該前門型フレーム129の右上端からは支持アーム130が後方に延出され、該支持アーム130後端と前記支持フレーム127の前側面との間に、前記ラジエータ102が支持・固定されている。
【0034】
そして、前門型フレーム129の左上端と前記後門型フレーム125の右上端間には、固定プレート132・133によりアーム135が連結され、該アーム135の前後途中部と前記上連結フレーム126の上左部間には、固定プレート136・131によりアーム134が連結されており、立設する前後門型フレーム129・125と上下連結フレーム126・124とを強固に連結して強度を高めるようにしている。
【0035】
これら前後門型フレーム129・125、上下連結フレーム126・124、及び前機体フレーム128などから構成される前枠体136により、ラジエータ102、冷却ファン103が固定・保護されると共に、ミッションケース36が図示せぬ固定部材で確実に支持される構成となっている。
【0036】
また、図4、図7、図8に示すように、本発明に係わるエンジン35では、上記のように縦置きにできる以外に、機体左右中央位置56に近接した配置構成としており、機体重心も機体左右中央位置56側に大きく近づけることができる。すなわち、クローラ式走行装置18L・18R上に機体フレーム19L・19Rを架設し、該機体フレーム19L・19R前部にミッションケース36、及びエンジン35を設けたコンバインにおいて、該エンジン35を正面視で機体左右略中央位置56に配設するので、機体左右一側に設けた穀粒タンク29内の穀粒の充填量や堆積分布のばらつき具合にかかわらず、機体重心が機体左右略中央位置から大きくは変動しなくなり、刈取作業時には、機体を圃場面に対し平行に保ち易く、左右の刈り高さが均一となって穀稈長のバラツキが軽減され刈取性能が向上すると共に、選別部における被選別物の偏在が減少して選別性能も向上する。従って、前述したようなコンパクトで動力伝達効率が高いことに加え、刈取性能や選別性能も良好なコンバインを得ることができるのである。
【0037】
さらに、エンジン35は、左右の駆動スプロケット54L・54Rの間に配設されており、機体重心も該駆動スプロケット54L・54Rの間に位置させることができる。これにより、駆動スプロケット54L・54Rを介して、クローラ式走行装置18L・18Rの両下面が圃場表面に強く押し付けられることとなる。すなわち、エンジン35は、クローラ式走行装置18L・18Rの左右の駆動スプロケット54L・54Rよりも機体内方に配設するので、クローラ式走行装置18L・18Rの両下面が圃場表面に強く押し付けられ、湿田のように足場の不安定な圃場であっても、スリップしにくく、安定した走行性能を確保することができる。
【0038】
また、図1、図8に示すように、エンジン35の下端位置57は、左右の機体フレーム19L・19Rの上面位置58よりも下方となるように配設され、重いエンジン35が従来よりも低位置に配置されるため、機体重心が圃場面近くまで下降すると共に、エンジン35上方には大きな空間が確保されることとなる。
【0039】
すなわち、エンジン35下部は、左右の機体フレーム19L・19Rの上面58よりも下方に突出するので、機体重心が低くなり、圃場走行時はもちろん、脱穀作業等を終了しての路上走行や畔越え等を行う時においても、機体の左右バランスが良くなり走行安定性が全般的に向上する。また、エンジン35上方の空間が十分に確保されるため、穀粒タンク29が前後左右に拡張しやすくなり、穀粒タンク29の容量が増加できると共に、高温となる前記排気マフラー49をエンジン35よりも上方に配置して、遮熱板の省略などによる部品点数の減少や組立性の向上なども図ることができるのである。
【0040】
さらに、このエンジン35は、扱胴21の前方で該扱胴21よりも下方に配置されており、重いエンジン35・扱胴21とが機体前後に並設されて機体重量が前後に分散されると共に、脱穀処理量が多く扱胴21の部分が大きく振動しても、扱胴21よりも下方のエンジン35により機体全体の前後の揺れが抑制される。
【0041】
すなわち、前記エンジン35は、機体側面視で、機体フレーム19L・19R上方に設けた扱胴21の前方下方に配設するので、機体の前後バランスも良くなり、走行安定性が一層向上するのである。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、次に示すような効果を奏する。
請求項1のように、エンジン(35)を機体フレーム(19)の前部に配置する構成であって、該エンジン(35)の前部に、クローラ式走行装置(18L・18R)を駆動するミッションケース(36)を配置し、該エンジン(35)は、クランク軸(51)を機体前後方向に延設した縦置き状態に配置し、該エンジン(35)のクランク軸(51)の前端を出力軸(82)とし、該出力軸(82)には自在継手付きドライブシャフト(63)の後端と固設し、該自在継手付きドライブシャフト(63)の前端に、該ミッションケース(36)の上部に付設された入力ケース(79)より突出した入力軸(78)を連結し、該クランク軸(51)の後部側の出力軸(83)上にフライホイール(59)とプーリ(60)を配置し、該エンジン(35)の一側方には、各部の処理速度を適正速度に変速可能なカウンターケース(64)を配設し、該カウンターケース(64)の入力プーリ(65)には、前記クランク軸(51)後端に形成した出力軸(83)上のプーリ(60)からベルト(70)を介して動力伝達すべく構成したので、エンジン配設幅を短縮することができ、コンバインのコンパクト化や軽量化を図ることができると共に、クランク軸と扱胴軸が平行にでき、連結するための部品点数の減少やメンテナンス性の向上を図ることができるのである。
【0044】
請求項2のように、請求項1記載のコンバインにおいて、前記エンジン(35)の、カウンターケース(64)を配置した側とは他側方の前方に、ラジエータ(102)を配置し、該ラジエータ(102)の冷却ファン(103)は、該エンジン(35)前方のミッションケース(36)上部に設けたファン駆動軸(121)に連結連動し、該ファン駆動軸(121)は、ミッションケース(36)上部に付設した、車速変更用の直進用HST(37)の出力系に連結連動したので、エンジンのメンテナンス時において、ラジエータを外す必要がなくなり、本体へのアクセスが容易となり、エンジンのメンテナンス性が大きく向上する。
【0045】
また、ラジエータの冷却ファンは、エンジン前方のミッションケース上部に設けたファン駆動軸に連結連動するので、冷却風の流れが顕著に阻害されず、冷却風の抜けが良くなり冷却性能が向上する。
【0046】
また、ファン駆動軸は、ミッションケース上部に付設した車速変更用の直進用HST(37)の出力系に連結連動するので、エンジンの稼動状況に応じた適正な冷却効率に設定することができる。
【0043】
請求項3のように、請求項1又は請求項2記載のコンバインにおいて、前記エンジン(35)の、カウンターケース(64)を配置した側とは他側方に燃料噴射ポンプ(46)を配設したので、燃料噴射ポンプへのアクセスが容易となり、燃料噴射ポンプの修理や点検作業には手間や時間がかかることなく、作業効率が大きく向上する。また、フライホイールが機体の前後中央側に配置されるようになり、重量バランスが向上し、走行安定性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるコンバインの全体側面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 同じく正面図である。
【図4】 機体フレームに対するエンジンの配置構成を示す斜視模式図である。
【図5】 エンジンの縦置き状況等を示す平面図である。
【図6】 同じく正面図である。
【図7】 エンジンの左右中央配置状況を示す平面図である。
【図8】 同じく正面図である。
【図9】 エンジンの正面図である。
【図10】 ミッションケースの平面一部断面図である。
【図11】 ミッションケース上部の側面一部断面図である。
【図12】 従来のエンジン、ミッションケース等の配置・接続状況を示す平面模式図である。
【符号の説明】
35 エンジン
36 ミッションケース
46 燃料噴射ポンプ
51 クランク軸
59 フライホイール
81 車速変更用のHSTの出力系
84 長辺方向
102 ラジエータ
103 冷却ファン
121 ファン駆動軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an arrangement of an engine in a combine and equipment attached to or related to the engine.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 12, the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
In claim 1, The engine (35) is arranged at the front part of the fuselage frame (19), and the transmission case (36) for driving the crawler type traveling device (18L / 18R) is arranged at the front part of the engine (35). The engine (35) is arranged in a vertically placed state in which the crankshaft (51) extends in the longitudinal direction of the machine body, and the front end of the crankshaft (51) of the engine (35) is used as the output shaft (82). The output shaft (82) is fixed to the rear end of the drive shaft (63) with a universal joint, and the input attached to the front end of the drive shaft (63) with the universal joint is attached to the top of the transmission case (36). The input shaft (78) protruding from the case (79) is connected, and a flywheel (59) and a pulley (60) are arranged on the output shaft (83) on the rear side of the crankshaft (51), and the engine ( 35) One side Is provided with a counter case (64) capable of shifting the processing speed of each part to an appropriate speed, and the input pulley (65) of the counter case (64) has an output formed at the rear end of the crankshaft (51). Designed to transmit power from the pulley (60) on the shaft (83) via the belt (70) Is.
In
In
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 is an overall side view of a combine according to the present invention, FIG. 2 is also a plan view, FIG. 3 is a front view, FIG. 4 is a schematic perspective view showing an arrangement configuration of the engine with respect to the fuselage frame, and FIG. FIG. 6 is also a front view, FIG. 7 is a plan view showing the left and right center arrangement of the engine, FIG. 8 is a front view, FIG. 9 is a front view of the engine, and FIG. 10 is a plane of the mission case. FIG. 11 is a partial cross-sectional view, FIG. 11 is a partial cross-sectional side view of the upper part of the mission case, and FIG. 12 is a schematic plan view showing the arrangement and connection of conventional engines, mission cases, and the like.
[0006]
First, the overall structure of the combine according to the present invention will be described with reference to FIGS. The combine has a structure in which the crawler
[0007]
Further, 27 is a waste disposal unit that faces the end of the
[0008]
An
[0009]
Next, the
[0010]
A plurality of cylinders or single pistons (not shown) are disposed in the
[0011]
The intake system of the intake /
[0012]
Further, as shown in FIGS. 4 to 8, 10, and 11, the
[0013]
That is, the
[0014]
In the
[0015]
The
[0016]
In the straight-
[0017]
Similarly, also in the turning
[0018]
The rotational force output to the
[0019]
With this configuration, the left and right crawler
[0020]
A
[0021]
Further, a
[0022]
Among these, the
[0023]
A handling
[0024]
As described above, in the combine in which the machine body frames 19L and 19R are installed on the crawler
[0025]
Next, the arrangement configuration of the
[0026]
That is, the
[0027]
The
[0028]
A
[0029]
That is, since the
[0030]
Further, with such a configuration, with respect to the cooling performance of the cooling
[0031]
Further, the
[0032]
As shown in FIG. 4, the front end portions of the left and right airframe frames 19L and 19R are connected by a
[0033]
A
[0034]
An
[0035]
The
[0036]
4, 7, and 8, the
[0037]
Further, the
[0038]
As shown in FIGS. 1 and 8, the
[0039]
That is, the lower part of the
[0040]
Further, the
[0041]
That is, the
[0042]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
As in claim 1 The engine (35) is arranged at the front part of the fuselage frame (19), and the transmission case (36) for driving the crawler type traveling device (18L / 18R) is arranged at the front part of the engine (35). The engine (35) is arranged in a vertically placed state in which the crankshaft (51) extends in the longitudinal direction of the machine body, and the front end of the crankshaft (51) of the engine (35) is used as the output shaft (82). The output shaft (82) is fixed to the rear end of the drive shaft (63) with a universal joint, and the input attached to the front end of the drive shaft (63) with the universal joint is attached to the top of the transmission case (36). The input shaft (78) protruding from the case (79) is connected, and a flywheel (59) and a pulley (60) are arranged on the output shaft (83) on the rear side of the crankshaft (51), and the engine ( 35) One side Is provided with a counter case (64) capable of shifting the processing speed of each part to an appropriate speed, and the input pulley (65) of the counter case (64) has an output formed at the rear end of the crankshaft (51). Designed to transmit power from the pulley (60) on the shaft (83) via the belt (70) Therefore, the width of the engine can be shortened, the combine can be made compact and lightweight, the crankshaft and the cylinder shaft can be parallel, and the number of parts to be connected can be reduced and maintainability can be reduced. Improvements can be made.
[0044]
As in
[0045]
Also The radiator cooling fan is linked and interlocked with the fan drive shaft provided in the upper part of the transmission case in front of the engine. Therefore, the flow of the cooling air is not remarkably inhibited, and the cooling air is easily removed and the cooling performance is improved.
[0046]
The fan drive shaft is attached to the top of the mission case. For output system of HST (37) for straight running for vehicle speed change Since it is linked and linked, it is possible to set an appropriate cooling efficiency in accordance with the operating condition of the engine.
[0043]
As in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a combine according to the present invention.
FIG. 2 is also a plan view.
FIG. 3 is a front view of the same.
FIG. 4 is a schematic perspective view showing the arrangement configuration of the engine with respect to the body frame.
FIG. 5 is a plan view showing a vertical installation state of the engine and the like.
FIG. 6 is a front view of the same.
FIG. 7 is a plan view showing a state in which the engine is arranged at the center on the left and right.
FIG. 8 is a front view of the same.
FIG. 9 is a front view of the engine.
FIG. 10 is a partial cross-sectional view of a transmission case.
FIG. 11 is a partial side sectional view of the upper part of the mission case.
FIG. 12 is a schematic plan view showing the arrangement and connection status of a conventional engine, mission case, and the like.
[Explanation of symbols]
35 engine
36 mission case
46 Fuel injection pump
51 crankshaft
59 Flywheel
81 HST output system for changing vehicle speed
84 Long side direction
102 Radiator
103 Cooling fan
121 Fan drive shaft
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182201A JP4746207B2 (en) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | Combine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182201A JP4746207B2 (en) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | Combine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002370545A JP2002370545A (en) | 2002-12-24 |
JP4746207B2 true JP4746207B2 (en) | 2011-08-10 |
Family
ID=19022348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001182201A Expired - Fee Related JP4746207B2 (en) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | Combine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4746207B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198526A (en) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | Combine harvester engine support structure |
JP4551716B2 (en) * | 2004-08-18 | 2010-09-29 | ヤンマー株式会社 | Power transmission mechanism |
JP5678922B2 (en) * | 2012-05-31 | 2015-03-04 | 井関農機株式会社 | Working part structure of work vehicle |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2571031Y2 (en) * | 1992-08-19 | 1998-05-13 | ヤンマー農機株式会社 | Combine engine equipment |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001182201A patent/JP4746207B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002370545A (en) | 2002-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5275857B2 (en) | Engine equipment | |
WO2010106869A1 (en) | Engine device | |
US20070193800A1 (en) | Snowmobile with intercooler | |
JP5561944B2 (en) | Combine | |
JP2010209813A (en) | Combine harvester | |
US10836243B2 (en) | Remote located clutch | |
JP2013172720A (en) | Combine harvester | |
JP4746207B2 (en) | Combine | |
JP5828601B2 (en) | Combine | |
JP2004199447A (en) | Working vehicle | |
JP2008161067A (en) | Combine harvester | |
JP6120939B2 (en) | Combine | |
JP5595007B2 (en) | Combine | |
JP5806709B2 (en) | Engine device for combining | |
JP2002369613A (en) | Combine harvester | |
JP2630811B2 (en) | Combine | |
JP4095776B2 (en) | Combine | |
JP2006254798A (en) | Combine harvester | |
JP5828600B2 (en) | Engine device for work vehicle | |
JP5814412B2 (en) | Combine | |
JP5537699B2 (en) | Engine equipment | |
JP2006254800A (en) | Combine harvester | |
JP4540513B2 (en) | Combine | |
JP3435305B2 (en) | Transmission counter of mobile harvester | |
JP2539065Y2 (en) | Threshing equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080425 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110510 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110513 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4746207 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |