JP4746172B2 - シールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、石炭、鉱石、その他の粒状固形物を屋外搬送するコンベアケーシングを覆うシールベルトの浮上防止アームの自動開閉装置とそのロック装置、並びに、シールベルトの浮上防止装置に関する。
【0002】
具体的には、石炭火力発電所の近傍の専用埠頭に設備された運炭用ベルトコンベアのコンベアケーシングを覆うシールベルトの浮き上がり防止アーム(以下、浮上防止アームという)を、埠頭に着岸した石炭輸送船から揚炭してベルトコンベアへ供給する揚炭機と、その搬送台車の往復移動に伴って自動開閉したり、自動ロックするために利用される。
【0003】
【従来の技術】
先ず、石炭火力発電所で使用される石炭の運炭設備の概要を説明する。
火力発電所の近傍の専用埠頭には、2連程度の運炭用ベルトコンベアが並設され、専用埠頭に着岸した1又は2隻程度の石炭輸送船から、1又は2機程度の揚炭機により揚炭した石炭を、運炭用ベルトコンベアへ供給して貯炭場までコンベア輸送し、それをスタッカにより貯炭場に積み上げて貯炭する。
その後、各ボイラの石炭消費に合わせ、リクレーマにより掬い上げ、ベルトコンベアにより各ボイラの石炭バンカへ送られる。
【0004】
前記のような運炭設備において、本発明の対象となる運炭用ベルトコンベアBは、前記の専用埠頭の高所部に2連程度が並設され、その全長が1連当り600m程度を超える長尺なものが施設されている。
このベルトコンベアは、トラフローラの上に敷設され、揚炭機から荷揚げされた石炭を、貯炭場へ輸送する最初のコンベアであって、具体的には、図11(A)、(B)に示すように、ベルトコンベアBの左右側壁部1と屋根部の左右肩庇部2と底板部(図示せず)を、フレームとプレートにより取り囲むことで形成した、長尺なコンベアケーシングTの内部に収容されている。
【0005】
また、コンベアケーシングTの上方部で、左右肩庇部2の間には開口部3が形成され、当該開口部3を1.5〜1.8m程度のベルト幅のシールベルトSと称するゴム製ベルトで覆うことで、輸送される石炭Xの飛散を防止している。
【0006】
ところが、前記シールベルトSは長尺である上に、張設したシールベルトSの自重のみでコンベアケーシングTの開口部3を塞ぐ程度では、強風時の風圧等によりシールベルトSが浮き上って捲くれ揚がる事態ともなる。
【0007】
その為、前記シールベルトSの上部には、それと直交状に角棒状のアーム4が差し渡して跨設され、アーム基端部を回動自在に支持し、アーム先端部をピン5により止着することで閉成し、シールベルトSの浮き上がりを防止している。
この浮上防止アーム4は、シールベルトSの上側の長手方向に10m程度の間隔で跨いで取り付けられ、1連のベルトコンベア当り60本程度が平面柵状に取り付けられている。
【0008】
他方、揚炭機で揚炭された石炭Xを、揚炭機に設けた搬送台車Dの投入シュート6からベルトコンベアBに供給するためには、シールベルトSの一部を開口して投入シュート6を臨ませる必要がある。
【0009】
その為、図12に示すように、揚炭機の往復走行に追随して移動する搬送台車Dの前後位置に、ガイドローラ7と補助ローラ8とからなるベルト巻き上げ装置が形成され、その内、前後4体のガイドローラ7によりシールベルトSの一部を側面逆台形状に捲回して張設し、これにより投入シュート6の開口部9を形成している。
そこで、搬送台車Dの進退移動に追随してシールベルトSのベルト巻き上げ装置を巻き上げ操作することにより、前記ガイドローラ7の間には開口部9が次々と連続的に形成され、この開口部9に臨ませた投入シュート6からベルトコンベアBに石炭Xが投入される。
図中、Rは搬送台車Dのガイドレールであって、コンベアケーシングTの左右側壁部1の上部位置に並設状態に敷設している。
【0010】
ところが、揚炭機とその投入シュート6を備えた搬送台車Dが進退移動し、埠頭に着岸した石炭輸送船の船首と船尾の間を往復移動しながら揚炭した石炭Xを、ベルトコンベアBへ投入する際には、搬送台車Dの移動範囲に跨設されたシールベルトSの浮上防止アーム4が、当該シールベルトSのベルト巻き上げ時に干渉することになる。
【0011】
その為、運炭作業が開始されるまでに、浮上防止アーム4におけるアーム先端部の止めピン5を、作業者が手作業で取り外した上で、当該アームを90度程度旋回し、シールベルトの外側位置に旋回したアーム先端部を再びピン止めすることで、シールベルトSの拘束を解除しなければならない。
そこで、従来、揚炭機の移動範囲に跨設された全ての浮上防止アーム4について、作業者がシートベルトSの上を歩いて移動しながら、繰り返し浮上防止アーム4の開成作業を手作業により行っている。
当然のことながら、揚炭作業の終了後には、前記とは逆の手順で、再び、手作業により浮上防止アーム4の閉成作業を行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
それが為、前記のような浮上防止アームの開閉作業に手間を要する上に、通常、埠頭のかなり高所部に設備された運炭設備のシールベルトに上がっての作業となるため、作業者に対する安全性の点で問題があるばかりか、手作業によるアーム開閉操作を腰を折り曲げて1本ごと繰り返すことから、開閉作業の省力迅速化の要請に欠ける。
また、時には、風雨により浮上防止アームの開成作業が遅れたり、開始できないことで、揚炭作業が遅れたり、中止せざるを得ない事態を惹き起こす。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、請求項1に記載するように、搬送台車の前後位置にフレーム構成した台枠を連結し、当該台枠には、シールベルトの浮上防止アームのロック装置を解除するロック解除用ガイドフレームと、ロック解除した浮上防止アームを開閉成するアーム開閉用ガイドフレームと、開成した浮上防止アームの開成状態を維持するアーム開成維持用ガイドフレームを構成してなるシールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置を提供する。
【0014】
これにより、搬送台車の移動範囲に跨設されている浮上防止アームが自動開成されるので、アーム開閉作業の省力化と合理化に貢献でき、また、天候の影響を受けることなく、揚炭作業を行うことができる。特に、搬送台車とその前後位置に張り出した台枠の範囲内にある浮上防止アームが自動開成され、それ以外の前方部と後方部にあるシートベルトに対しては、浮上防止アームが跨設したロック状態を維持する為、風圧等によるシールベルトの浮き上がりを防止し、輸送中の石炭の飛散防止に貢献する。
【0015】
この点、従来の手動式浮上防止装置の場合には、着岸した石炭輸送船の船首と船尾の間にある全部の浮上防止アームを事前に開成しておく必要があり、特に、着岸した石炭輸送船の2隻からの運炭作業が、同時併行的に行なわれる場合には、ベルトコンベア2連で合計120本を総て開成状態にして作業している。
その為、揚炭機が位置していない箇所のシールベルトは、風圧等により浮き上がり易く、輸送中の石炭を飛散させる事態も発生している。
【0016】
ところが、本発明の自動開閉装置による場合には、搬送台車とその前後位置に張り出した台枠の範囲内にある浮上防止アームのみが自動開閉され、それ以外の前方部と後方部にあるシートベルトに対しては、浮上防止アームが跨設した状態を維持する為、風圧等による浮き上がりを防止し、輸送中の石炭の飛散防止に貢献する。
【0017】
また、請求項2では、フレーム構成した台枠に、搬送台車のガイドレールに沿って転動する車輪を設け、前記台枠の一側方には、浮上防止アームのロック解除用ガイドフレームを前記ガイドレールと略平行で、ロック装置を前後に結ぶ線上に設け、前記台枠の他側方には、アーム開成維持用ガイドフレームを搬送台車の他側方で、浮上防止アームの基端部寄りの位置を前後に結ぶ線上に設け、前記台枠の一側方から他側方へ向かって平面視して斜めにアーム開閉用ガイドフレームを設け、当該アーム開閉用ガイドフレームの先端部を前記ロック解除用ガイドフレームの先端部寄りの位置に形成し、その基端部を前記アーム開成維持用ガイドフレームの前後端部に連設している。
これにより、搬送台車の前後位置に張り出した台枠を吊り上げ構造とする場合に比して、その先端部が風圧等により横振れすることなく、安定的な進退走行を可能とし、浮上防止アームの開閉操作を確実且つ円滑に行うことができる。
【0018】
また、請求項3では、浮上防止アームのロック装置を、コンベアケーシングの肩庇部に固定した固定台と、当該固定台の前後位置に外側から切込み形成した嵌合溝と、当該固定台の下部位置に下端部を枢設した前後一対の起立ロッドと、当該起立ロッドの内側部に縦方向に固定され、前記嵌合溝に嵌め込まれる仕切板と、前記起立ロッドを起立方向に付勢する手段とから構成している。
これにより、浮上防止アームの先端部の係合・離脱が、確実且つ円滑に行なわれる。
【0019】
また、請求項4では、浮上防止アームの基端部の軸筒とその回転軸を、略水平状態に閉成した浮上防止アームに対し、僅かな角度を傾けて取り付けることで、浮上防止アームの先端部を僅かに斜め上向き勾配に押し上げて開成させ、押し上げた浮上防止アームが、その位置エネルギーによりアーム閉成方向へ自動復帰するように付勢している。
【0020】
また、請求項5では、シールベルトの上部に、それと直交状にシールベルトの浮上防止アームを跨設し、当該浮上防止アームを旋回自在に支持してなるシールベルトの浮上防止装置において、前記浮上防止アームの先端部と対向する位置に、当該アーム先端部を係合・離脱自在とするロック装置を設けたことを特徴とし、また、請求項6では、当該ロック装置を、コンベアケーシングの肩庇部に固定した固定台と、当該固定台の前後位置に外側から切込み形成した嵌合溝と、当該固定台の下部位置に下端部を枢設した前後一対の起立ロッドと、当該起立ロッドの内側部に縦方向に固定され、前記嵌合溝に嵌め込まれる仕切板と、当該仕切板の上方部に斜設したガイドピースと、前記起立ロッドを起立方向に付勢するウエイト又はコイルスプリング等の付勢手段とからなるシールベルトの浮上防止装置や、或いは、請求項8に記載する浮上防止アームのロック装置としている。
【0021】
また、請求項7では、浮上防止アームの基端部の固定台をコンベアケーシングの肩庇部に固定し、当該固定台の軸受に浮上防止アームの軸筒とその回転軸を、略水平状態に閉成した浮上防止アームに対し、僅かな角度を傾けて取り付け、前記回転軸には、係合凹部を備えたカムプレートを軸着し、当該カムプレートの対向位置には、先端部にローラを枢設して付勢したロッドを配設し、当該ロッド先端部のローラを前記カムプレートの係合凹部に押圧付勢することにより、浮上防止アームを振れ止め支持するシールベルトの浮上防止装置や、或いは、請求項9に記載する浮上防止アームの振れ止め装置としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
先ず、揚炭機の走行に追随して移動する搬送台車Dの概要を、図1(A)、(B)と図2、並びに、図12に基づいて説明する。
この搬送台車Dは、側面台形枠状にフレーム構成され、その前後位置の傾斜フレームには、シールベルトSのガイドローラ7が軸受支持され、当該ガイドローラ7にシールベルトSの一部を側面視して逆台形状に捲回して張設している。
当然のことながら、搬送台車Dの車輪10は、ガイドレールRに乗架支持され、また、搬送台車Dの底部フレームの左右位置を風除け用スカート11により閉成している。
【0023】
搬送台車Dの前後位置には、平梯子状に張り出してフレーム構成した台枠Fが連結支持され、当該台枠Fは、左右両側位置に並設した側梁12A、12Bと、側梁12A、12Bの先端部に差し渡して連結した先頭桁13と、その中間部には前後に間隔を隔てた横設した中間桁14と後部桁15とからなる。
その内、先頭桁13の左右両端部には、ガイドレールRに沿って転動する車輪16を取り付け、また、側梁12A、12Bの基端部を搬送台車Dの底部フレームに連結ジョイントJにより固定している。
【0024】
17は後記する浮上防止アームAのロック装置Lを解除するためのガイドフレーム(以下、ロック解除用ガイドフレームという)であって、前記台枠Fの下側で、片方の側梁12A寄りの位置、例えば、コンベアケーシングTが内外2連に亙って並設されている場合には、外側となる側梁12Aに、当該側梁12AやガイドレールRと平行で、且つ、水平状態に取り付けている。
また、ロック解除用ガイドフレーム17の先端部17Aは、前記先頭桁13より先方まで突き出して延設され、その後端部17Bは、搬送台車Dのガイドローラ7の直下部付近まで延設している。
そして、前記ガイドフレーム17の先端部17Aと後端部17Bは、共に、内側に向けて斜めに折曲形成すると共に、若干、上向きに曲げ上げている。
【0025】
18はロック解除した浮上防止アームAを開閉成するガイドフレーム(以下、アーム開閉用ガイドフレームという)であって、前記台枠Fの下側に略水平状態で、且つ、平面視して左右の側梁12A、12Bの間を斜め30度程度の角度で、一側方から他側方に向かって斜設している。
このアーム開閉用ガイドフレーム18の先端部18Aは、前記ロック解除用ガイドフレーム17寄りの位置で、台枠Fの先頭桁13から若干、先方へ突き出した上で、外側に向けて折曲形成され、その基端部18Bは、鈍角状に後方へ折り曲げ形成した上で、他側方の側梁12B寄りの後部桁15付近に取り付けている。
【0026】
19は開成した浮上防止アームAの開成状態を維持するガイドフレーム(以下、アーム開成維持用ガイドフレームという)であって、搬送台車Dの前後位置に張り出し形成した他側方の側梁12B寄りの後部桁15の間を、前後に一直線状に結んで連結形成している。
尚、20はガイドフレーム18の先端寄りの位置を補強するフレームである。
【0027】
前記のように、フレーム構成した台枠Fにロック解除用ガイドフレーム17と、アーム開閉用ガイドフレーム18と、アーム開成維持用ガイドフレーム19を取り付け、当該台枠を搬送台車Dの前後位置に連結することにより、シールベルトSの浮上防止アームAの自動開閉装置が構成される。
【0028】
次に、本発明に係るシールベルトSの浮上防止アームAと、当該アーム先端をロックするロック装置Lとからなる浮上防止装置の構成を、図3と図4(A)、(B)と、図5と図6の各図に基づいて説明する。
【0029】
先ず、シールベルトSの上部位置に差し渡して跨設され、旋回自在に支持した浮上防止アームAの基端部の構成を、図3〜図5に基づいて説明する。
21はコンベアケーシングTの一方の肩庇部2に設置する固定台であって、その内側上部位置に固定した軸受22には、浮上防止アームAの基端部を回転自在に支持している。
具体的には、浮上防止アームAの基端部には、当該アームAの軸筒23が、図4(A)に示すように、閉成時に水平状態となる浮上防止アームAに対して、斜めに2度程度の傾斜角度θを付けて固定され、それに応じて浮上防止アームAの回転軸24も、斜めに2度程度の傾斜角度θを付けて軸受22に貫通支持している。
即ち、軸受22を取り付けた固定台21を、2度程度傾けて設置することで、浮上防止アームAの回転軸24を僅かに傾けている。
【0030】
これにより、浮上防止アームAが、図3に示すように、平面視して90度弱程度の角度旋回すると、当該アームAの先端部が、水平状態より僅かに斜め上方へ押し上げられて開成される。
要するに、浮上防止アームAの基端部の軸筒23と、それを支持する回転軸24を、僅かな角度θを傾けることにより、開成した浮上防止アームAの先端部が斜め上向き勾配に押し上げて開成され、当該浮上防止アームAが閉成する場合に、その位置エネルギーにより自動的に旋回復帰する。
【0031】
25は回転軸24の下部突出軸に軸着固定した半弧状のカムプレートであって、その半弧状カム縁の中央部には係合凹部26を窪ませている。27は固定台21の内側下部位置に、略水平に固定した軸筒であって、水平に自由転するローラ28を先端部に枢設したロッド29を貫通し、その後端部に突出したネジ部にナット30を螺合して抜け止め支持し、軸筒27に装填したコイルスプリング31によりロッド29を付勢支持している。
これにより、ロッド29先端部のローラ28が、浮上防止アームAと一体動するカムプレート25のカム縁に押圧付勢され、特に、浮上防止アームAの閉成時には、図4(B)や図5に示すように、カムプレート25の係合凹部26にローラ28が落し込まれて押圧付勢され、閉成時における浮上防止アームAの振れ止めに対処している。
【0032】
浮上防止アームAのロック装置Lは、図4(A)、(B)や図6(A)、(B)に示すように、シールベルトSを跨いで閉成した浮上防止アームAの先端部と対向する位置のコンベアケーシングTの肩庇部2に形成され、当該浮上防止アームAの先端部を係合・離脱自在に支持する。尚、32は浮上防止アームAの先端部に枢設したローラであって、水平に自由転する。
【0033】
33はロック装置Lの固定台であって、その上面板部33Aに沿ってロック解除用ガイドフレーム17が進退移動する。
固定台33の内側位置の中間部には、棚板部33Bが形成され、当該棚板部13Bと前記上面板部33Aにより、浮上防止アームAの先端部を旋回案内したり、ロック状態を係合維持するコ字状開閉通路34が形成される。
【0034】
35は固定台33の前後位置に外側から切込み形成した嵌合溝、36は固定台33の下部位置に突設した軸受33Cに、下端部を枢設した前後一対の起立ロッドであって、その上端部には水平に自由転するローラ37を枢設している。38は嵌合溝35に嵌め込まれる仕切板であって、前記起立ロッド36の内側位置に縦設固定している。
39は起立ロッド36を内側方向へ向けて付勢することで起立維持するウエイトであって、前記棚板部33Bの下側で、仕切板38の下方部に取り付けている。40は仕切板38の上方部の片側に斜設したガイドピースであって、前部側の仕切板38の場合には前部位置に、後部側の仕切板38の場合には後部位置にそれぞれ斜設している。
前記の場合、ウエイト39に代えて仕切板38と固定台33との間にコイルスプリング(図示せず)を掛架することで、起立ロッド36を内側方向へ向けて付勢支持することもできる。
【0035】
而して、揚炭機が駆動して埠頭に着岸した石炭輸送船からの揚炭作業が開始されると、揚炭された石炭は、搬送台車Dの投入シュートからベルトコンベアBに供給されて輸送される。
その後、揚炭機が石炭輸送船の船首と船尾の間を進退走行し、それに伴って搬送台車Dが、例えば、図1(A)、(B)の右側方向へ前進移動すると、当該搬送台車Dの前後位置に連結した台枠Fが一体となって前進移動し始める。
【0036】
そこで、右側の前部側の台枠Fに形成したロック解除用ガイドアーム17とアーム開閉用ガイドフレーム18より、シールベルトS上に跨設された浮上防止アームAを旋回しながら開成する。
また、前部側の台枠Fの後部桁15と、左側の後部側の台枠Fの後部桁15との間では、浮上防止アームAの開成状態を維持する。
そして、左側の後部側の台枠Fに、略前後対称的に形成したロック解除用ガイドフレーム17とアーム開閉用ガイドフレーム18により、開成した浮上防止アームAを復帰方向へ旋回させることで閉成する。
【0037】
それを詳説すれば、前部側の台枠Fに設けたロック解除用ガイドフレーム17の先端部17Aが、ロック装置Lにおける固定台33の上面板部33Aに最先に到達する。
すると、当該ガイドフレーム17の先端部17Aが、手前側の起立ロッド36の上端ローラ37の内側位置に臨ませられ、更に前進するに連れて、当該ローラ37を介して起立ロッド36を外側に向けて押し出しことで、押し倒し操作する。
【0038】
これにより、ウエイト39による付勢力に抗して、起立ロッド36と仕切板38が、30度程度の角度、外側へ向けて斜めに倒し込まれ、次いで、前後に間隔を隔てて位置する次の起立ロッド36も、同様に斜めに倒し込み操作する。
これにて、前後一対の仕切板38の間に、先端部を係合維持していた浮上防止アームAに対するロック状態が解除される。
【0039】
即ち、前後一対の仕切板38の間に臨ませた浮上防止アームAの先端部を、前記起立ロッド36の上端部を外側方向へ斜めに倒し込むことによりロック解除し、ロック解除用ガイドフレーム17の後端部17Bに到達する迄のストロークに亙ってロック解除状態を維持する。
そして、当該ガイドフレーム17の後端部17Bで、且つ、搬送台車Dの前部側のガイドローラ7付近において、起立ロッド36に対する倒し込みが一旦解除され、搬送台車Dの前部側と後部側のガイドローラ7間では起立状態に自動復帰する。
【0040】
勿論、ガイドフレーム17を、アーム開成維持用ガイドフレーム19の場合と同様に、前部側と後部側の台枠Fを結んで一直線に形成しておけば、その間にあるロック装置Lは、総てロック解除状態に維持される。
【0041】
次いで、アーム開閉用ガイドフレーム18の先端部18Aが、ロック解除された浮上防止アームAの先端部寄りの側面に押し付けられ、搬送台車Dの更なる前進移動に従って、アーム先端部を押し込んで行くことにより、浮上防止アームAの先端部を若干斜め上方へ押し上げながら旋回させる。
そして、アーム開閉用ガイドフレーム18の基端部18Bに、浮上防止アームAの先端ローラ32が到達した段階で、当該浮上防止アームAを略90度弱程度の角度に亙って押し広げて開成する。
【0042】
開成した浮上防止アームAの先端ローラ32が、搬送台車Dの更なる移動によって、アーム開成維持用ガイドフレーム19の前端部から後端部に沿って転動する間、即ち、図1(A)に示す前部側と後部側の台枠Fの後部桁15の間において、アーム開成状態を連続的に維持して転動案内される。
【0043】
これにより、搬送台車Dは、ベルト巻き上げ装置により前部側のシールベルトSを連続的に巻き取り、その後部側で巻き戻しながら移動する。その結果、シールベルトSの一部に開口部9が連続的に形成され、当該開口部9に臨ませてある搬送台車Dの投入シュート6からベルトコンベアBに石炭Xが送り込まれて輸送される。
【0044】
搬送台車Dが更に前進して後部側に差し掛かり、前部側のロック解除用ガイドフレーム17の後端部17Bで、一旦、ロック解除したロック装置Lの起立ロッド36に、再び、後部側のロック解除用ガイドフレーム17の後端部17Bが当接することで、ロック解除した状態を維持しながら前進移動する。
【0045】
他方、アーム開成維持用ガイドフレーム19により開成状態を維持している浮上防止アームAの先端ローラ32が、やがて左側の後部側台枠Fの後部桁15を過ぎ、アーム開閉用ガイドフレーム17の後端部17Bに差し掛かると、当該ガイドフレーム17側に浮上防止アームAの先端ローラ32が乗り移り、アーム開閉用ガイドフレーム17に沿って転動案内され、これにより、浮上防止アームAを閉成方向へ旋回させながら復帰回転する。
【0046】
そして、アーム開閉用ガイドフレーム17の先端部17Aから浮上防止アームAの先端ローラ32が離れた上で、当該先端ローラ32がロック装置Lの開閉通路34に臨ませられ、他方、浮上防止アームAの基端部の回転軸24とカムプレート25が一体的に復帰方向へ回転し、当該カムプレート25の係合凹部26に、ロッド29先端のローラ28が押圧状態に付勢係合することで、閉成した浮上防止アームAの基端部を振れ止め支持する。
【0047】
これにより、浮上防止アームAの先端部のローラ32が、ロック解除状態にある前後の仕切板38の間に位置して制止され、引き続いてロック解除用ガイドフレーム17の先端部17Aによる拘束が解放された段階で、前後一対の起立ロッド36が鉛直に立ち上がり、これにてアーム先端部が前後の仕切板38の間にホールドされることでロックされる。
従って、搬送台車Dにおける後部側では、再び、浮上防止アームAがシールベルトSの上側に直交状に跨設されてロックされる。
【0048】
尚、前記した浮上防止アームの自動開閉装置によるアーム閉成時のフェイルセーフや、その自動閉成を企図し、ロック装置Lの仕切板38にはガイドピース40を斜設している。
その為、浮上防止アームAの先端部が閉成する際に、その先端部のローラ32がガイドピース40に当たって転がることで、仕切板38を介して起立ロッド39を押し倒し、これにて前後いずれか一方の仕切板38によるロック状態を解除し、当該仕切板38の間にアーム先端部が係合してホールドされる。
【0049】
【変形例】
前記の場合、開成した浮上防止アームAを、その位置エネルギーにより閉成方向へ旋回して自動復帰するように構成したが、図7に示すシールベルトSの浮上防止装置の変形例の場合は、浮上防止アームAの基端部と、その固定台21との間に複数枚の板バネ41を鉛直に重ね合わせることで、当該浮上防止アームAを旋回自在とすると共に、復帰自在に付勢支持することもできる。
【0050】
また、図8に示す浮上防止装置の変形例の場合は、旋回自在に枢設したアーム基端部の軸筒23と、その固定台21の前後位置との間に前後一対のコイルスプリング42を掛架することで、一方のコイルスプリング42の引っ張り力に抗して開成した浮上防止アームAを、その付勢力により旋回復帰するようにしている。
或いは、図示しないが、浮上防止アームの基端部の軸筒や回転軸に、コイルスプリングを巻き付けることで、閉成時の浮上防止アームに復帰用の弾性付勢力を付与することもできる。
【0051】
更には、図9に示す変形例の場合は、浮上防止アームAの基端部寄りの位置に、ウエイト43を吊り下げ、浮上防止アームAを開成方向へ旋回することで、当該ウエイト43を引き上げ、復帰時には、ウエイト43が降下することで、浮上防止アームAが旋回復帰するようにしている。
【0052】
また、前記の場合では、浮上防止アームAの先端部に対向設置したロック装置Lを、起立方向へ付勢する起立ロッド36と、仕切板38等により、外側へ向かって押し倒すことによりロック解除したり、前後の仕切板38の間にホールドすることで、ロックされるように形成したが、それに代えて図10(A)、(B)に示すようなロック装置Lとすることもできる。
【0053】
同図において、44はロック装置Lの固定台であって、その外側位置の中央部に軸筒45を固定し、当該軸筒45には、上端部にローラ46を枢設した昇降ロッド47を、軸筒45に装填したコイルスプリング48により昇降自在に付勢している。
49は上向きコ字状に突出形成した昇降枠であって、その前後両端部に間隔を隔てて形成したロックピン50を、固定台44の内側位置の棚板部44Bから上方へ突出自在に形成し、当該昇降枠49の中間部と前記昇降ロッド47の下端部とを底部連結アーム51により固定している。
【0054】
而して、搬送台車Dの移動によって台枠Fに設けたロック解除用ガイドフレーム17の先端部17Aが、前記ロック装置Lの昇降ロッド47のローラ46を押し下げると、同時に昇降枠49の前後位置のロックピン50が押し下げられ、これにて浮上防止アームAの先端部のロック状態が解放される。
次いで、アーム開閉用ガイドフレーム18の先端部18Aが、浮上防止アームAの先端よりの側面に当接して前進することで、当該浮上防止アームAを旋回することで開成する。
その後の作用は、前記の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0055】
斯様な実施形態のロック装置Lにおける昇降ロッド47の上部にローラ46に、ロック解除用ガイドフレーム17を臨ませて押し下げ作動し、昇降枠49の前後位置のロックピン50を出没自在に構成することで、浮上防止アームAの先端部をロック解除したり、或いは、ガイドフレーム17による押し下げ操作を解除することで、ロックピン50を突出させることで、当該ロックピン50の間に浮上防止アームAの先端部をロックすることもできる。
【0056】
【発明の効果】
本発明は、前記のように構成してなるシールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置とそのロック装置、並びに、シールベルトの浮上防止装置としたので、これにより、搬送台車の移動範囲に跨設されている浮上防止アームが自動開成されるので、アーム開閉作業の省力化と合理化に貢献でき、また、天候の影響を受けることなく、揚炭作業を行うことができる。
【0057】
特に、搬送台車とその前後位置に張り出した台枠の範囲内にある浮上防止アームが自動開成され、それ以外の前方部と後方部にあるシートベルトに対しては、浮上防止アームが跨設したロック状態を維持する為、風圧等によるシールベルトの浮き上がりを防止し、輸送中の石炭の飛散防止に貢献する。
【0058】
その際、フレーム構成した台枠が、搬送台車の進退移動と一体にガイドレールに案内されて移動する構造にしている為、前記の効果に加えるに、搬送台車の前後位置に張り出した台枠を吊り上げ構造とする場合に比して、その先端部が風圧等により横振れすることなく、安定的な進退走行を可能とし、浮上防止アームの開閉操作を確実且つ円滑に行うことができる。
【0059】
また、浮上防止アームのロック装置を、ベルトコンベア装置の肩庇部に固定した固定台と、当該固定台の前後位置に外側から切込み形成した嵌合溝と、当該固定台の下部位置に下端部を枢設した前後一対の起立ロッドと、当該起立ロッドの内側部に縦方向に固定され、前記嵌合溝に嵌め込まれる仕切板と、前記起立ロッドを起立方向に付勢する手段とから構成しているので、これにより、浮上防止アームの先端部の係合・離脱が、確実且つ円滑に行なわれる。
【0060】
また、浮上防止アームの基端部の軸筒とその回転軸を、略水平状態に閉成した浮上防止アームに対し、僅かな角度を傾けて取り付けることで、浮上防止アームの先端部を僅かに斜め上向き勾配に押し上げて開成させ、押し上げた浮上防止アームが、その位置エネルギーによりアーム閉成方向へ自動復帰するように付勢している。
その為、本発明の浮上防止アームを、仮に、従来と同様に手作業で開成操作して、そのアーム先端部をピン等により止着するような場合にも、当該止着ピンを抜き取れば、アームが高所側の開成側から低所部のロック装置に向かって自動的に旋回復帰してロックされる。
【0061】
また、浮上防止アームの基端部の固定台をコンベアケーシングの肩庇部に固定し、当該固定台の軸受に浮上防止アームの軸筒とその回転軸を、略水平状態に閉成した浮上防止アームに対し、僅かな角度を傾けて取り付け、前記回転軸には、係合凹部を備えたカムプレートを軸着し、当該カムプレートの対向位置には、先端部にローラを枢設して付勢支持したロッドを配設し、当該ロッド先端部のローラを前記カムプレートの係合凹部に押圧付勢することにより、風圧等に対して浮上防止アームを効果的に振れ止め支持することができる、等の諸効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送台車の前後位置にフレーム構成したシールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置を示す図であって、その内、図(A)は平面図、図(B)は側面図である。
【図2】同、正面図である。
【図3】シールベルトの浮上防止装置を示す平面図である。
【図4】同、浮上防止装置の要部を示す図であって、その内、図(A)は平面図、図(B)は縦断面図である。
【図5】浮上防止アームの基端部を示す斜視図である。
【図6】浮上防止アームのロック装置を示す斜視図であって、その内、図(A)は内側から見たロック状態を、図(B)は外側から見た状態を示している。
【図7】浮上防止アームの基端部を板バネ構造とした場合の変形例を示す斜視図である。
【図8】浮上防止アームの基端部を引っ張りバネ構造とした場合の変形例を示す斜視図である。
【図9】浮上防止アームの基端部を重錘構造とした場合の変形例を示す斜視図である。
【図10】浮上防止アームの先端部に対向させたロック装置を、上下に出没自在に付勢したロックピン構造とした場合の変形例を示す図であって、その内、図(A)はロック状態の斜視図、図(B)はその縦断面図である。
【図11】従来のシールベルトの手動開閉装置を示す図であって、その内、図(A)は、それをコンベアケーシングに跨設した状態を示す平面図、図(B)はその縦断正面図である。
【図12】搬送台車の投入シュートからベルトコンベアに石炭を供給するため、搬送台車に形成したベルト巻き上げ装置によりシールベルトの一部を巻き上げ、ベルトコンベアとシールベルトとの間に投入シュートの開口部を形成した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
B:ベルトコンベア
S:シールベルト
T:コンベアケーシング
D:搬送台車
R:ガイドレール
X:石炭
F:台枠
J:連結ジョイント
A:浮上防止アーム
L:ロック装置
1:側壁部
2:肩庇部
3:開口部
4:浮上防止アーム(手動式)
5:ピン
6:投入シュート
7:ガイドローラ(ベルト巻き上げ装置)
8:補助ローラ
9:開口部
10:車輪
11:風除け用スカート
12A、12B:左右側梁
13:先頭桁
14:中間桁
15:後部桁
16:車輪
17:ロック解除用ガイドフレーム
17A:先端部 17B:後端部
18:アーム開閉用ガイドフレーム
18A:先端部 18B:基端部
19:アーム開成維持用ガイドフレーム
20:補強フレーム
21、33、44:固定台
22:軸受
23、27、45:軸筒
24:回転軸
25:カムプレート
26:係合凹部
28、32、37、46:ローラ
29:ロッド
30:ナット
31、42、48:コイルスプリング
33A:上面板部 33B:棚板部 33C:軸受
34:開閉通路
35:嵌合溝
36:起立ロッド
38:仕切板
39、43:ウエイト
40:ガイドピース
41:板バネ
47:昇降ロッド
49:昇降枠
50:ロックピン
51:連結アーム
Claims (3)
- 搬送台車Dの前後位置にフレーム構成した台枠Fを連結し、当該台枠Fには、シールベルトSの浮上防止アームAのロック装置Lを解除するロック解除用ガイドフレーム17と、ロック解除した浮上防止アームAを開閉成するアーム開閉用ガイドフレーム18と、開成した浮上防止アームAの開成状態を維持するアーム開成維持用ガイドフレーム19を構成したシールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置において、
フレーム構成した台枠Fに、搬送台車DのガイドレールRに沿って転動する車輪16を設け、前記台枠Fの一側方には、浮上防止アームAのロック解除用ガイドフレーム17を前記ガイドレールRと略平行で、ロック装置Lを前後に結ぶ線上に設け、前記台枠Fの他側方には、アーム開成維持用ガイドフレーム19を搬送台車Dの他側方で、浮上防止アームAの基端部寄りの位置を前後に結ぶ線上に設け、前記台枠Fの一側方から他側方へ向かって平面視して斜めにアーム開閉用ガイドフレーム18を設け、当該アーム開閉用ガイドフレーム18の先端部18Aを前記ロック解除用ガイドフレーム17の先端部17A寄りの位置に形成し、その基端部18Bを前記アーム開成維持用ガイドフレーム19の前後端部に連設したことを特徴とするシールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置。 - 浮上防止アームAのロック装置Lを、コンベアケーシングTの肩庇部2に固定した固定台33と、当該固定台33の前後位置に外側から切込み形成した嵌合溝35と、当該固定台33の下部位置に下端部を枢設した前後一対の起立ロッド36と、当該起立ロッド36の内側部に縦方向に固定され、前記嵌合溝35に嵌め込まれる仕切板38と、前記起立ロッド36を起立方向に付勢する手段39とから構成したことを特徴とする請求項1に記載のシールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置。
- 浮上防止アームAの基端部の軸筒23とその回転軸24を、略水平状態に閉成した浮上防止アームAに対し、僅かな角度θを傾けて取り付けてなり、浮上防止アームAの先端部を僅かに斜め上向き勾配に押し上げることで開成させ、押し上げられた浮上防止アームAが、その位置エネルギーによりアーム閉成方向へ自動復帰するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシールベルト用浮上防止アームの自動開閉装置。
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