JP4744705B2 - Hair cosmetics - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪化粧料に関し、更に詳しくは、べとつきのない使用感で、頭髪に滑り性、光沢及びまとまりを与えることができる毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、毛髪化粧料に用いられる油剤の多くは、製品への配合量や頭髪への塗布量に比例してべとつき等の悪い使用感が強まることが知られている。そもそも毛髪化粧料における油剤の使用目的の一つは、頭髪にまとまり感や落ちつきを与え、かつ、使用感においては、しっとり感やなめからさを与えることにある。しかしながら、これまでに用いられてきた油剤の多くは、頭髪に十分なまとまり感や落ちつき感を与えようとすると製品への配合量が増大し、その結果、べとついた使用感になってしまい、一方、最適な使用感に合わせて製品への配合量を決めると頭髪に十分なまとまり感や落ちつきを与えられないという問題があった。またカチオン性オルガノポリシロキサンではべとつく問題もあった。
【0003】
本発明の課題は、頭髪に十分なまとまり感や落ちつき感を与え、かつべとつきがなく使用感の良好な毛髪化粧料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、分子中に1個以上のカルボキシ基及び/又はその塩を有するオルガノポリシロキサンであって、カルボキシ基及び/又はその塩とケイ素原子との間に、エステル結合又はアミド結合を含むが、その間にアミノ基及びアンモニウム基を有しないオルガノポリシロキサンを含有する毛髪化粧料、並びに更に界面活性剤及び/又は毛髪セット用ポリマーを含有する毛髪化粧料を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
[オルガノポリシロキサン]
本発明に用いられるオルガノポリシロキサンにおいて、カルボキシ基及び/又はその塩(以下カルボキシル基等という)は、好ましくは−COOM(ここでMは水素原子、金属、アンモニウム、総炭素数1〜22のアルキルもしくはアルケニルアンモニウム、炭素数1〜22のアルキルもしくはアルケニル置換ピリジニウム、総炭素数1〜22のアルカノールアンモニウム、又は塩基性アミノ酸を示す。)で表される基である。
【0006】
本発明に用いられるオルガノポリシロキサンは、分子中に1個以上カルボキシ基等を有するものであり、その構造は特に限定さないが、これらカルボキシ基等とケイ素原子との間に、エステル結合又はアミド結合を含むが、その間にアミノ基及びアンモニウム基を有さない。カルボキシ基等が、一般式(1)又は(2)の少なくともいずれか一方で表わされる構造でケイ素原子に連結されているものが特に好ましい。
【0007】
【化3】
【0008】
[式中、R1及びR2は同一又は異なって、窒素原子を除くヘテロ原子を含む置換基を有していてもよい、炭素数2〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基、アルケニレン基又はアリーレン基を示す。Xは−O−又は−NH−基を示す。Mは前記の意味を示す。]
【0009】
【化4】
【0010】
[式中、R1、R2、X及びMは前記の意味を示し、R3及びR4は同一又は異なって、窒素原子を除くヘテロ原子を含む置換基を有していてもよい、炭素数2〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基、アルケニレン基又はアリーレン基を示す。]
一般式(1)及び(2)中、R1は、好ましくは炭素数2〜12の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基又はアルケニレン基であり、R2及びR4は、好ましくは炭素数2〜8の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基又はアルケニレン基、あるいはフェニレン基であり、R3は、好ましくは炭素数2〜8の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基又はアルケニレン基であり、より好ましくはエチレン基である。R1〜R4において、窒素原子を除くヘテロ原子を含む置換基としては、エステル基、エーテル基等が挙げられる。
【0011】
M中、金属は、アルカリ金属、アルカリ土類金属及び遷移金属を含むが、アルカリ金属、アルカリ土類金属が好ましく、ナトリウム、カリウムがより好ましい。アルカノールアンモニウムは、総炭素数1〜9のアルカノールアンモニウムが好ましく、更に好ましくは、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウムである。これらのアルカノールアンモニウムは、pHによりアルカノールアミンにもなりうる。塩基性アミノ酸としては、アルギニン、ヒスチジン、リジン等が挙げられる。
【0012】
カルボキシル基等を有するオルガノポリシロキサンは、水酸基及び/又はアミノ基を有するオルガノポリシロキサン(以下、前駆体オルガノポリシロキサンという)と、酸無水物又は酸塩化物とを反応させることで合成することができ、酸無水物を用いることがさらに好ましい。酸無水物としては、無水フタル酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水グルタル酸、無水アジピン酸の中から選ばれる1種以上を用いることが好ましい。
【0013】
前駆体オルガノポリシロキサンの水酸基、アミノ基の部分構造は特に限定されないが、一般式(3)又は(4)で表されるものが好ましい。
【0014】
【化5】
【0015】
また、前駆体オルガノポリシロキサンのポリシロキサン鎖としては、[R2SiO]単位(ここで、Rはメチル基等の低級アルキル基、フェニル基又はビニル基を示す。)が直鎖状又は分岐鎖状に結合している構造を有するものが挙げられ、これらは架橋していても、架橋していなくてもよい。この前駆体オルガノポリシロキサンの中では、粘度30〜10万mPa・sのものが好ましい。
【0016】
前駆体オルガノポリシロキサンと、酸無水物との反応の際に、溶媒は、何も用いないか、あるいは酸無水物と反応しないものであれば特に制限はなく、例えば、2−ブタノン等のケトン類、ヘプタンやシクロヘキサン等の飽和炭化水素類、トルエン等の芳香族炭化水素類、1,4−ジオキサンやジエチレングリコールジエチルエーテルやアニソール等のエーテル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、酢酸エチルや安息香酸メチル等のエステル類、1,2−ジクロロエタンやクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、スルホラン等のスルホン類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類等が挙げられる。
【0017】
反応温度は、酸無水物の開環反応を早め、前駆体オルガノポリシロキサンと酸無水物とを混合し易くし、またポリシロキサン鎖の断裂等の副反応が起こりにくく、また変色などを引き起こさない観点から、30℃〜150℃が好ましく、50℃〜110℃がさらに好ましい。
【0018】
反応時間は、充分な反応を行い、またポリシロキサン鎖の断裂や変色等の好ましくない副反応を引き起こさない観点から、2〜23時間が適当である。反応雰囲気は、乾燥窒素などの不活性気体雰囲気が好ましい。
【0019】
前駆体オルガノポリシロキサンと酸無水物との割合は、求められる性質に依存して決められるが、生成物にカルボキシル基等を含有させる特徴を出し、反応しないで残留する酸無水物量を抑え、その後の変質や使用時の副反応を引き起こさない観点から、前駆体オルガノポリシロキサンの水酸基とアミノ基との合計当量モル数に対して0.3倍〜1.2倍当量モルの酸無水物が仕込まれることが好ましく、0.6倍〜1.1倍当量モル用いることが特に好ましい。ここで、酸無水物1モルは、反応性から1当量モルとする。特に式(4)においてXがNHである基を有する、前駆体オルガノポリシロキサンを用い、これに酸無水物を反応させる場合には、全てのアミノ基の0.7倍当量モル以上用いることが好ましい。
【0020】
本発明においては、カルボキシル基等を有するオルガノポリシロキサンは水性エマルジョンとして用いるのが好ましい。水性エマルジョンの製造は特に限定されず、必要に応じて高圧剪断や超音波照射を施して粒子を微細にすることもできる。エマルジョンの平均粒径は、好ましくは0.01〜100μm、更に好ましくは0.01〜30μm、特に好ましくは0.01〜10μmである。
【0021】
本発明の毛髪化粧料中、分子中に1個以上のカルボキシ基等を有するオルガノポリシロキサンの含有量は、好ましくは0.01〜30重量%、さらに好ましくは0.1〜20重量%、特に好ましくは0.1〜5重量%である。
【0022】
[界面活性剤]
本発明の毛髪化粧料は、上記オルガノポリシロキサンと共に界面活性剤を含有することが好ましい。例えば、本発明の毛髪化粧料の剤型がシャンプー剤である場合は、アニオン界面活性剤及び/又は両性界面活性剤を配合することが好ましい。
【0023】
アニオン界面活性剤としては、例えば次のものが挙げられる。
(1)平均炭素数が10〜16のアルキル基を有する、直鎖又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。
(2)平均炭素数が10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均で0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドあるいはそれらの2種以上が付加した(例えばエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1のモル比で、あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1のモル比で付加)アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩。
(3)平均炭素数が10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する、アルキル又はアルケニル硫酸塩。
(4)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有する、オレフィンスルホン酸塩。
(5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有する、アルカンスルホン酸塩。
(6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する、飽和又は不飽和脂肪酸塩。
(7)平均炭素数が10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均で0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドあるいはそれらの2種以上が付加した(例えばエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1のモル比で、あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1のモル比で付加)アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩。
(8)平均10〜20の炭素原子からなるアルキル基又はアルケニル基を有する、α−スルホ脂肪酸塩又はエステル。
(9)炭素数が8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸残基又はスルホン酸残基を有する、N−アシルアミノ酸型界面活性剤。
(10)炭素数が8〜24のアルキル基、アルケニル基又はそれらのエトキシレートを有する、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤。
(11)炭素数が8〜22の高級アルコールもしくはそのエトキシレート等のスルホコハク酸エステル又は高級脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。
(12)炭素数が8〜20の高級脂肪酸モノエタノールアマイド、ジエタノールアマイド、又はそれらのエトキシレート等のスルホン酸塩。
(13)炭素数が8〜20のモノグリセライドのスルホン酸塩。
(14)炭素数が8〜20の高級脂肪酸とイセチオン酸との縮合物の塩。
【0024】
また、両性界面活性剤としては、例えば次のものが挙げられる。
(1)炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基又はアシル基を有する、α位付加型、2級アミド又は3級アミド型のイミダゾリン系両性界面活性剤。
(2)炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基又はアシル基を有する、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系又はアミドスルホベタイン系の両性界面活性剤。
【0025】
上記界面活性剤のなかでも、特に、下記(a)〜(g)に示す化合物が好ましい。
(a)式(5)で表されるN−アシル−L−グルタミン酸及びその塩。
【0026】
【化6】
【0027】
[式中、R5は炭素数12〜18の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を示し、Y1及びY2は水素原子、ナトリウム、カリウム又はトリエタノールアミンを示し、Y1とY2は同一でも異なっていてもよい。]
(b)式(6)で表されるN−アシル−N−メチル−β−アラニン及びその塩。
【0028】
【化7】
【0029】
[式中、R5は前記と同じ意味を示し、Yは水素原子、ナトリウム、カリウム又はトリエタノールアミンを示す。]
(c)式(7)で表されるアミノアルキルタウリン酸及びその塩。
【0030】
【化8】
【0031】
[式中、R5及びYは前記と同じ意味を示す。]
(d)式(8)で表されるアミドエーテルサルフェート及びその塩。
【0032】
【化9】
【0033】
[式中、R5及びYは前記と同じ意味を示し、R6は炭素数1〜3の直鎖アルキル基を示し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を示し、nはアルキレンオキサイドの平均付加モル数を示す1〜5の数である。]
(e)式(9)で表されるモノアルキル又はジアルキルリン酸及びそれらの塩。
【0034】
【化10】
【0035】
[式中、R5及びYは前記と同じ意味を示し、R7は水素原子、あるいは炭素数12〜18の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す(R7が水素原子の場合、式(9)はモノアルキルリン酸及びその塩を示す)。]
(f)式(10)、(11)又は(12)で表される2級アミド型及び3級アミド型のイミダゾリン系両性界面活性剤及びその塩。
【0036】
【化11】
【0037】
[式中、R8は炭素数7〜18の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、Yは前記と同じ意味を示す。]
【0038】
【化12】
【0039】
[式中、R8及びYは前記と同じ意味を示す。]
【0040】
【化13】
【0041】
[式中、R8及びYは前記と同じ意味を示す。]
(g)式(13)又は(14)で表されるカルボベタイン系、スルホベタイン系及びヒドロキシスルホベタイン系の両性界面活性剤。
【0042】
【化14】
【0043】
[式中、R9は炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基又はアシル基を示す。]
【0044】
【化15】
【0045】
[式中、R9は前記と同じ意味を示し、Zは水素原子又は水酸基を示す。]
これらのアニオン界面活性剤及び両性界面活性剤は単独でも2種以上を混合しても用いることができ、その配合量は全組成中に0.01〜25重量%が好ましく、更に0.1〜20重量%、特に0.1〜10重量%配合すると、特に感触等の面にも優れ好ましい。
【0046】
また、本発明の毛髪化粧料の剤型がリンス剤である場合は、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤及び/又は両性界面活性剤を配合することが好ましい。
【0047】
カチオン界面活性剤としては、例えば次の一般式(15)、(16)、(17)又は(18)で表わされるものが挙げられる。
【0048】
【化16】
【0049】
[式中、R10は、炭素数8〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R11は水素原子、メチル基、エチル基又は炭素数8〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基あるいはアルケニル基を示し、R12及びR13はそれぞれ水素原子、メチル基又はエチル基を示し、R14は炭素数2〜3のアルキレン基を示し、p及びqはそれぞれ1〜10の数を示し、Aはハロゲン原子又は有機アニオン基を示す。]
【0050】
【化17】
【0051】
[式中、R15は直鎖もしくは分岐鎖の炭素数7〜35のアルキル基又はアルケニル基を示し、R16、R17及びR18は同一又は異なって、炭素数1〜4のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基又は水素原子を示し、Bは−CONJ−(Jは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基を示す)、−O−又は−COO−を示し、Dは水素原子、ヒドロキシル基、炭素数1〜36の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はヒドロキシアルキル基あるいは式
【0052】
【化18】
【0053】
で表わされる基を示し、Eは水素原子又はヒドロキシル基を示し、rは2又は3の数を示し、sは0又は1〜5の整数を示す。ただし、s=1の場合、Eは水素原子又はヒドロキシル基を示し、s=0、2、3、4、5の場合、Eは水素原子を示す。Aは前記と同じ意味を示す。]
【0054】
【化19】
【0055】
[式中、R19は総炭素数8〜35の、−O−,−CONH−,−OCO−もしくは−COO−で表わされる官能基で分断又は−OHで置換されていてもよい、直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R20及びR21は同一又は異なって、炭素数1〜22のアルキル基、アルケニル基又はヒドロキシアルキル基を示す。]
これらのカチオン界面活性剤のうち、特にステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルメチルアミン、ジオレイルメチルアミン、ジパルミトイルメチルアミン、ステアリルジメチルアミン、ステアリルジエチルアミン、ベヘニルジメチルアミン、ベヘニルジエチルアミン、オレイルジメチルアミン、パルミトイルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドエチルジメチルアミンが好ましい。
【0056】
カチオン界面活性剤は、全組成中に合計で0.01〜25重量%配合するのが好ましく、さらに0.1〜20重量%、特に0.1〜15重量%配合するのが好ましい。
【0057】
非イオン界面活性剤としては、例えば平均炭素数10〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドを付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテル;炭素数8〜20の脂肪酸のグリセリンエステル;炭素数8〜20の脂肪酸のグリコールエステル;炭素数8〜20の脂肪酸のモノグリセライドのエトキシレート;炭素数8〜20の高級脂肪酸のショ糖エステル;炭素数8〜20の高級脂肪酸のソルビタンエステル;炭素数8〜20のアシル基を有するポリグリセリン脂肪酸エステル;炭素数8〜20の高級脂肪酸のモノエタノールアミド又はジエタノールアミド又はそれらのエトキシレート;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル;炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル;炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を有するアルキルサッカライド系界面活性剤;炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有するアルキルアミンオキサイド又はアルキルアミドアミンオキサイド;炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有する多価アルコールのエーテル化合物又はエステル化合物;シロキサン誘導体(特開平4-108795号に記載のもの)、ポリオキシ変性シリコーン等のシリコーン系界面活性剤;ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシアルキレンラノリンアルコール、ポリオキシアルキレングリセリルモノ脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、高級脂肪酸グリセリンエステル、プルロニック型ブロックポリマーノニオン活性剤、テトロニック型ブロックポリマーノニオン活性剤、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、ポリエチレンイミン誘導体等が挙げられる。
【0058】
非イオン界面活性剤は、1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.01〜25重量%配合するのが好ましく、さらに0.1〜20重量%、特に0.1〜15重量%配合することが好ましい。
【0059】
[毛髪セット用ポリマー]
本発明の毛髪化粧料の剤型が、ヘアセット剤、ヘアフォーム剤、ヘアスプレー剤等である場合は、毛髪セット用ポリマーを配合することが好ましい。毛髪セット用ポリマーとしては以下に示すものが挙げられる。
(1)ポリビニルピロリドン系高分子化合物
・ポリビニルピロリドン;市販品としてルビスコールK12,K30(以上、BASF社製)、PVPK15,K30(以上、GAF社製)等が挙げられる。
・ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体;市販品としてルビスコールVA28,VA73(以上、BASF社製)、PVP/VA E−735,S−630(以上、GAF社製)等が挙げられる。
・ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル三元共重合体;市販品としてルビスコールVAP343(BASF社製)等が挙げられる。
・ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート共重合体;市販品としてルビフレックス(BASF社製)、コポリマー845,937,958(以上、GAF社製)等が挙げられる。
・ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体;市販品としてルビフレックスVBM35(BASF社製)等が挙げられる。
・ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体;市販品としてコポリマーVC−713(GAF社製)等が挙げられる。
(2)酸性ビニルエーテル系高分子化合物
メチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体;市販品としてガントレッツES−225,ES−425,SP−215(以上、GAF社製)等が挙げられる。
(3)酸性ポリ酢酸ビニル系高分子化合物
・酢酸ビニル/クロトン酸共重合体;市販品としてレジン28−1310(ナショナル・スターチ社製)、ルビセットCA66(BASF社製)等が挙げられる。
・酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体;市販品としてレジン28−2930(ナショナル・スターチ社製)等が挙げられる。
・酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体;市販品としてルビセットCAP(BASF社製)等が挙げられる。
・酢酸ビニル/tert−ブチル安息香酸ビニル/クロトン酸共重合体;例えば特表平6−507646号公報に記載されているもの等が挙げられる。
(4)酸性アクリル系高分子化合物
・(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体;市販品としてプラスサイズL53P(互応化学社製)、ダイヤホールド(三菱化学社製)、アマホールド・DR−25(アマコール社製)等が挙げられる。
・アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体;市販品としてウルトラホールド8(BASF社製)、アンフォマーV−42(ナショナル・スターチ社製)等が挙げられる。
(5)両性アクリル系高分子化合物
・(メタ)アクリルエチルベタイン/(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体;例えばN−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウムα−N−メチルカルボキシベタインと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体等が挙げられ、市販品としてはユカフォーマーM−75、SM(以上、三菱化学社製)等が挙げられる。
・アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体;例えばオクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー等が挙げられ、市販品としてアンフォーマー28−4910(ナショナル・スターチ社製)等が挙げられる。
(6)塩基性アクリル系高分子化合物
アクリルアミド・アクリルエステル系四元共重合体;特開平2−180911号公報、特開平8−291206号公報に記載されているもの等が挙げられる。
(7)セルロース骨格を有する高分子化合物
カチオン性のセルロース骨格を有する高分子化合物;市販品としてセルコートH−100,L−200(ナショナル・スターチ社製)等が挙げられる。
(8)キチン・キトサン骨格を有する高分子化合物
・ヒドロキシプロピルキトサン;市販品としてキトフィルマー(一丸ファルコス社製)等が挙げられる。
・カルボキシメチルキチン、カルボキシメチルキトサン、キトサンとピロリドンカルボン酸、乳酸、グリコール酸等の一価酸又はアジピン酸、コハク酸等の二価酸との塩;市販品としては、カイトマーPC(ピロリドンカルボン酸塩)、カイトマーL(乳酸塩)(以上、ユニオンカーバイド社製)等が挙げられる。
(9)水分散性ポリエステル
市販品としてAQ38S、AQJIS(イーストマン・コダック社製)等が挙げられる。
(10)ポリ(N−アシルエチレンイミン)が連結したオルガノポリシロキサン特公平9−2716831号公報、特開平7−133352号公報、特開平5−112423号公報、特開平3−287509号公報に記載されているものが挙げられる。
【0060】
これらの毛髪セット用ポリマーは、1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.1〜10重量%配合するのが好ましく、特に0.5〜6重量%、更に1.0〜5重量%配合すると、必要かつ十分なセット力が得られるので好ましい。
【0061】
[その他の成分]
本発明の毛髪化粧料には、上記以外の成分として、油分、多価アルコール、溶剤、コンディショニング成分等を適宜配合することができる。油分としては、ステアリン酸等の高級脂肪酸、セタノール等の高級アルコール、コレステロール、ワセリン、コレステリルイソステアレート、スフィンゴ脂質等の固体脂、スクワレン、ホホバ油、その他のシリコーン誘導体等の液体脂等が挙げられる。多価アルコールとしては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリグリセリン、ソルビトール等が挙げられる。溶剤としては、水、炭素数1〜6のアルコール、ベンジルアルコール、2−ペンジロキシエタノール、N−アルキルピロリドン、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等が挙げられる。コンディショニング成分としては、カチオン化セルロース、カチオン化グアガム、マーコート550(メルク社製)等のカチオン化ポリマー等が挙げられる。
【0062】
また、その他通常に使用される成分、例えばメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム等の多糖類等の水溶性高分子;ポリオキシアルキレンソルビタンエステル、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、エタノール等の粘度調整剤;エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ホスホン酸塩類等のキレート剤;メチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;ビタミン又はその前駆体等の栄養成分、レシチン、ゼラチン等の動植物抽出物又はその誘導体;ナイロン、ポリエチレン等のポリマー微粉体;グリチルリチン酸カリウム等の消炎剤、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤;トリクロサン、トリクロロカルバン、オクトピロックス、ジンクピリチオン等の殺菌剤や抗フケ剤;ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤;その他パール化剤、紫外線吸収剤、乳酸、クエン酸等のpH調整剤、色素、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて配合することができる。
【0063】
これらの成分のうち、水及び炭素数1〜6のアルコールを配合し、これに他の成分を所望により配合するのが望ましい。
【0064】
[毛髪化粧料の剤型]
本発明の毛髪化粧料は、常法に従って製造することができ、その剤型は毛髪に適用するものであれば特に制限はなく、種々の剤型とすることができる。その剤型として具体的には、ヘアフォーム、ヘアスプレー、ヘアセットミスト、ヘアセットジェル、カラーローション、ヘアセットローション、ブローローション、シャンプー、リンス、トリートメント等が挙げられる。
【0065】
【実施例】
例中の部及び%は、特記しない限り重量基準である。また以下の合成例において、アミノ基、カルボキシル基及び水酸基は以下の方法で定量した。
【0066】
<アミノ基の定量>
クロロホルム・メタノール混合溶媒(容量比1:1)の中で、過塩素酸の酢酸溶液を用いて電位差滴定によって分析した。
【0067】
<カルボキシル基の定量>
クロロホルム・メタノール混合溶媒(容量比1:1)の中で、フェノールフタレインを指示薬とし、水酸化カリウムのエタノール溶液を用いて滴定した。
【0068】
<水酸基の定量>
クロロホルム溶媒中、無水酢酸のピリジン溶液で処理し、水を加えて過剰の無水酢酸を酢酸に変え、フェノールフタレインを指示薬として、生成した酢酸を水酸化カリウムで逆滴定した。得られた値からカルボキシル基の滴定値を差し引いて、残存している水酸基量に換算した。
【0069】
合成例1(連結基にアミド結合を含むもの)
KF−8002(信越化学工業(株)製、アミノ基含有ポリジメチルシロキサン)200部と無水コハク酸(和光純薬工業製)12.0部とを混合して、窒素雰囲気下、85〜88℃で4時間攪拌し、カルボキシル基を有するポリジメチルシロキサンを薄黄色の糊状物として得た。
【0070】
このポリジメチルシロキサンは、元のアミノ基の92%が消失していた。また、カルボキシル基の定量の結果は、22.5mg水酸化カリウム当量/gサンプルであった。液膜法で赤外線吸収スペクトルを測定した結果、1708cm-1にカルボキシル基の吸収が、1641cm-1にアミド基の吸収が観測された。
【0071】
こうして得たカルボキシル基を有するポリジメチルシロキサン100部に、未変性99.5%エタノール400部を室温で加えて攪拌し、懸濁させた。ここに、水酸化ナトリウム1.0部のイオン交換水560部溶液を1分かけて加え、攪拌しながら10,600〜13,300Pa(80〜100torr)に減圧して加熱し、全体量が470部になるまで濃縮した。これに、イオン交換水300部を加えて再び同様に濃縮し、全体量を410部にして、アニオン性のポリシロキサンエマルジョンを乳濁液として得た。このエマルジョンの平均粒径は1.9μmであった。
【0072】
合成例2(連結基にエステル結合を含むもの)
KF−6003(信越化学工業(株)製、水酸基含有ポリジメチルシロキサン)200部と無水コハク酸(和光純薬工業製)7.14部とを混合して、窒素雰囲気下、90〜95℃で9時間攪拌し、カルボキシル基を有するポリジメチルシロキサンを無色の糊状物として得た。
【0073】
このポリジメチルシロキサンは、元の水酸基の93%が消失しており、カルボキシル基の定量の結果は、18.8mg水酸化カリウム当量/gサンプルであった。液膜法で赤外線吸収スペクトルを測定した結果、1716cm-1にカルボキシル基の吸収が、1730cm-1にエステル基の吸収が観測された。
【0074】
水酸化ナトリウム0.96部のイオン交換水299部溶液を45℃以下に保って、分散機によって7000rpmで攪拌した。ここに、上記で得たカルボキシル基を有するポリジメチルシロキサン100部を加え、さらに20分間攪拌を続けて、ポリシロキサンのアニオン性エマルジョンを乳濁液として得た。このエマルジョンの平均粒径は0.9μmであった。
【0075】
実施例1
表1に示した各組成を順次混合し、本発明品1〜2及び比較品1〜3のシャンプー組成物を調製した。これらシャンプー組成物の性能を10名の専門パネラーによって以下の方法で評価した。結果を表1に示す。
【0076】
<髪のまとまり感>
専門パネラー自身が常法に従って表1記載のシャンプー組成物を使用して洗髪を行い、リンス、トリートメント等のヘアコンディショニング剤は用いずにタオルで髪を拭き、その後、そのまま髪を自然乾燥した時の髪のまとまり状態を以下の基準に従い自己評価した。
◎:髪にまとまりを感じる。
○:髪にややまとまりを感じる。
△:髪にあまりまとまりを感じない。
×:髪にまとまりを感じない。
【0077】
<髪の滑り感>
専門パネラー自身が常法に従って表1記載のシャンプー組成物を使用して洗髪を行い、リンス、トリートメント等のヘアコンディショニング剤を用いずにタオルで髪を拭き、その後、そのまま髪を自然乾燥した時の髪のべとつきのなさを以下の基準に従い自己評価した。
◎:髪にサラサラした滑り感を非常に高く感じる。
○:髪にサラサラした滑り感を感じる。
△:髪にやや滑り感を感じる。
×:髪に滑り感を感じないで、べとつきを感じる。
【0078】
<髪のつや>
専門パネラー自身が常法に従って表1記載のシャンプー組成物を使用して洗髪を行い、リンス、トリートメント等のヘアコンディショニング剤を用いずにタオルで髪を拭き、その後、そのまま髪を自然乾燥した後で鏡を見て髪のつやの様子を以下の基準に従い自己評価した。
◎:髪に非常に美しいつやが増した感じがする。
○:髪につやが増した感じがする。
△:髪につやが増した感じはしない。
×:髪のつやが減った感じがする。
【0079】
【表1】
【0080】
実施例2
表2に示した各成分を順次混合し、本発明品3、4及び比較品4〜6のヘアセットフォーム組成物を調製した。これらのヘアセットフォーム組成物の性能を10名の専門パネラーによって以下の方法で評価した。結果を表2に示す。
【0081】
<髪のセット感>
専門パネラーが実施例1と同様の方法に従い表1の比較品1で示したシャンプー剤を使用して洗髪し、タオルで髪を拭いて、そのまま髪を自然乾燥した。続いて、表2記載のヘアセットフォーム組成物を適量手あるいはブラシ上に取って髪に付け、手あるいはブラシで整髪した後自然乾燥した後の髪のまとまり状態を以下の基準に従い評価した。
◎:髪が良好にセットされていて、動いても崩れ難い。
○:髪にまとまりを感じる。
△:髪にややまとまりを感じる。
×:髪にまとまりを感じない。
【0082】
<髪の感触>
専門パネラーが実施例1と同様の方法に従い表1の比較品1で示したシャンプー剤を使用して洗髪し、タオルで髪を拭いて、そのまま髪を自然乾燥した。続いて、表2記載のヘアセットフォーム組成物を適量手あるいはブラシ上に取って髪に付け、手あるいはブラシで整髪した後自然乾燥した後の髪の感触を以下の基準に従い評価した。
◎:髪にサラサラとした非常に良い感触を感じる。
○:髪に良い感触を感じる。
△:髪に特によい感触は感じない。
×:髪にべとつきを感じる。
【0083】
【表2】
【0084】
実施例3
下記に示した組成のヘアセットフォーム原液を、各成分を混合することにより調製した。得られた原液と、噴射剤として液化石油ガスとを、原液:ガス=70:30の比率で混合し、ヘアセットフォームを得た。
このヘアセットフォームについて、実施例2と同様の評価方法に従い髪のセット感および髪の感触を評価したところ、結果は共に◎であった。
【0085】
実施例4
下記に示した組成のブロー用ローション原液を、各成分を混合することにより調製した。得られた原液をポンプスプレー用容器に充填しブロー用ローションとした。
【0086】
このブロー用ローションについて、実施例2と同様の評価方法に従い髪のセット感および髪の感触を評価したところ、結果は前者が◎で、後者は○であった。
【0087】
実施例5
下記に示した組成のヘアスプレー原液を、各成分を混合することにより調製した。得られた原液と、噴射剤として液化石油ガスとを、原液:ガス=55:45の比率で混合し、ヘアスプレーを得た。
【0088】
このヘアスプレーについて、実施例2と同様の評価方法に従い髪のセット感および髪の感触を評価したところ、結果は共に◎であった。
【0089】
実施例6
下記に示した組成のヘアセットジェル原液を、各成分を混合することにより調製した。得られた原液を容器に充填し、ヘアセットジェルを得た。
【0090】
このヘアセットジェルについて、実施例2と同様の評価方法に従い髪のセット感および髪の感触を評価したところ、前者については○、後者については◎であった。
【0091】
実施例7
下記に示した組成のシャンプー原液を、各成分を混合することにより調製した。得られた原液を容器に充填し、シャンプーを得た。
【0092】
このシャンプーについて、実施例1と同様の評価方法に従い髪のまとまり感、髪の滑り感、および髪のつやを評価したところ、髪のまとまり感については○、髪の滑り感については○、髪のつやについては○であった。
【0093】
実施例8
下記に示した組成のトリートメント原液を、各成分を混合することにより調製した。得られた原液を容器に充填し、トリートメントを得た。
【0094】
実施例1と同様の方法に従い表1の比較品1で示したシャンプー剤を使用して洗髪し、タオルで拭かないでこのトリートメントを適量手にとって髪に付け、掌と指で充分に髪全体に広げてなじませた後に、髪を水で充分にすすぎ、タオルで拭いて、自然乾燥により乾燥させた。この髪について実施例1と同様のパネラーおよび評価基準に従って髪のまとまり感、髪の滑り感、および髪のつやを評価したところ、髪のまとまり感については○、髪の滑り感については◎、髪のつやについては◎であった。
【0095】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料は、毛髪に対し、べとつきがなく、まとまりを与え、良好な使用感を付与することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair cosmetic, and more particularly to a hair cosmetic that can give slipperiness, gloss, and unity to hair with a non-sticky feeling.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Conventionally, it has been known that many of the oils used in hair cosmetics have an unpleasant feeling of use such as stickiness in proportion to the amount added to the product and the amount applied to the hair. In the first place, one of the purposes of using the oil in hair cosmetics is to give the hair a cohesive feeling and calmness, and to give a moist feeling and smoothness to the feeling of use. However, many of the oil agents that have been used so far increase the blending amount in the product when trying to give the hair a cohesive and calm feeling, resulting in a sticky feel. On the other hand, there is a problem that when the blending amount of the product is determined in accordance with the optimal feeling of use, the hair is not sufficiently cohesive and calm. In addition, the cationic organopolysiloxane has a sticky problem.
[0003]
An object of the present invention is to provide a hair cosmetic that gives a sufficient unity feeling and calmness to the hair, and that has no stickiness and has a good feeling of use.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is an organopolysiloxane having one or more carboxy groups and / or salts thereof in the molecule, and includes an ester bond or an amide bond between the carboxy group and / or salt thereof and a silicon atom. The present invention also provides a hair cosmetic containing an organopolysiloxane having no amino group or ammonium group therebetween, and a hair cosmetic containing a surfactant and / or a hair setting polymer.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[Organopolysiloxane]
In the organopolysiloxane used in the present invention, a carboxy group and / or a salt thereof (hereinafter referred to as a carboxyl group or the like) is preferably —COOM (where M is a hydrogen atom, metal, ammonium, alkyl having 1 to 22 carbon atoms in total). Or a group represented by alkenyl ammonium, alkyl or alkenyl substituted pyridinium having 1 to 22 carbon atoms, alkanol ammonium having 1 to 22 carbon atoms, or a basic amino acid.
[0006]
The organopolysiloxane used in the present invention has one or more carboxy groups in the molecule, and the structure thereof is not particularly limited. However, an ester bond or an amide is present between these carboxy groups and the silicon atom. Contains a bond but does not have an amino group or an ammonium group between them. It is particularly preferable that a carboxy group or the like is connected to a silicon atom in a structure represented by at least one of general formulas (1) and (2).
[0007]
[Chemical 3]
[0008]
[Wherein R 1 And R 2 Are the same or different and each represents a linear or branched alkylene group, alkenylene group or arylene group having 2 to 22 carbon atoms, which may have a substituent containing a hetero atom excluding a nitrogen atom. X represents —O— or —NH— group. M represents the above meaning. ]
[0009]
[Formula 4]
[0010]
[Wherein R 1 , R 2 , X and M are as defined above, R Three And R Four Are the same or different and each represents a linear or branched alkylene group, alkenylene group or arylene group having 2 to 22 carbon atoms, which may have a substituent containing a hetero atom excluding a nitrogen atom. ]
In general formulas (1) and (2), R 1 Is preferably a linear or branched alkylene group or alkenylene group having 2 to 12 carbon atoms, and R 2 And R Four Is preferably a linear or branched alkylene group or alkenylene group having 2 to 8 carbon atoms, or a phenylene group, and R Three Is preferably a linear or branched alkylene group or alkenylene group having 2 to 8 carbon atoms, more preferably an ethylene group. R 1 ~ R Four In the above, examples of the substituent containing a hetero atom excluding a nitrogen atom include an ester group and an ether group.
[0011]
In M, the metal includes an alkali metal, an alkaline earth metal, and a transition metal, but an alkali metal and an alkaline earth metal are preferable, and sodium and potassium are more preferable. The alkanol ammonium is preferably an alkanol ammonium having 1 to 9 carbon atoms, more preferably monoethanol ammonium, diethanol ammonium, or triethanol ammonium. These alkanol ammoniums can also be alkanolamines depending on the pH. Examples of basic amino acids include arginine, histidine, lysine and the like.
[0012]
An organopolysiloxane having a carboxyl group or the like can be synthesized by reacting an organopolysiloxane having a hydroxyl group and / or an amino group (hereinafter referred to as a precursor organopolysiloxane) with an acid anhydride or acid chloride. It is more preferable to use an acid anhydride. As the acid anhydride, it is preferable to use one or more selected from phthalic anhydride, maleic anhydride, succinic anhydride, glutaric anhydride, and adipic anhydride.
[0013]
The partial structure of the hydroxyl group and amino group of the precursor organopolysiloxane is not particularly limited, but those represented by the general formula (3) or (4) are preferable.
[0014]
[Chemical formula 5]
[0015]
In addition, as the polysiloxane chain of the precursor organopolysiloxane, [R 2 SiO] units (wherein R represents a lower alkyl group such as a methyl group, a phenyl group, or a vinyl group) may be linear or branched, and these may be crosslinked. It may or may not be cross-linked. Among these precursor organopolysiloxanes, those having a viscosity of 300 to 100,000 mPa · s are preferable.
[0016]
In the reaction between the precursor organopolysiloxane and the acid anhydride, the solvent is not particularly limited as long as it does not use anything or does not react with the acid anhydride. For example, ketones such as 2-butanone , Saturated hydrocarbons such as heptane and cyclohexane, aromatic hydrocarbons such as toluene, ethers such as 1,4-dioxane, diethylene glycol diethyl ether and anisole, amides such as dimethylformamide, ethyl acetate and methyl benzoate And the like, halogenated hydrocarbons such as 1,2-dichloroethane and chlorobenzene, sulfones such as sulfolane, and sulfoxides such as dimethyl sulfoxide.
[0017]
The reaction temperature accelerates the ring-opening reaction of the acid anhydride, facilitates mixing of the precursor organopolysiloxane and the acid anhydride, does not easily cause side reactions such as polysiloxane chain breakage, and does not cause discoloration. From the viewpoint, 30 ° C to 150 ° C is preferable, and 50 ° C to 110 ° C is more preferable.
[0018]
The reaction time is suitably 2 to 23 hours from the viewpoint of performing a sufficient reaction and not causing undesirable side reactions such as polysiloxane chain breakage or discoloration. The reaction atmosphere is preferably an inert gas atmosphere such as dry nitrogen.
[0019]
The ratio between the precursor organopolysiloxane and the acid anhydride is determined depending on the required properties, but the product is characterized by containing a carboxyl group, etc., and the amount of acid anhydride remaining without reacting is suppressed. From the standpoint of not causing side effects during use or deterioration, 0.3 to 1.2 times equivalent mole of acid anhydride is charged relative to the total number of moles of hydroxyl groups and amino groups of the precursor organopolysiloxane. It is preferable to use 0.6 to 1.1 times equivalent mole. Here, 1 mol of acid anhydride is defined as 1 equivalent mol in view of reactivity. In particular, when a precursor organopolysiloxane having a group in which X is NH in the formula (4) is used and an acid anhydride is reacted with this, it is necessary to use 0.7 times equivalent mole or more of all amino groups. preferable.
[0020]
In the present invention, the organopolysiloxane having a carboxyl group or the like is preferably used as an aqueous emulsion. The production of the aqueous emulsion is not particularly limited, and the particles can be made fine by performing high-pressure shearing or ultrasonic irradiation as necessary. The average particle size of the emulsion is preferably 0.01 to 100 μm, more preferably 0.01 to 30 μm, and particularly preferably 0.01 to 10 μm.
[0021]
In the hair cosmetic composition of the present invention, the content of the organopolysiloxane having one or more carboxy groups in the molecule is preferably 0.01 to 30% by weight, more preferably 0.1 to 20% by weight, particularly Preferably it is 0.1 to 5 weight%.
[0022]
[Surfactant]
The hair cosmetic composition of the present invention preferably contains a surfactant together with the organopolysiloxane. For example, when the dosage form of the hair cosmetic composition of the present invention is a shampoo agent, it is preferable to blend an anionic surfactant and / or an amphoteric surfactant.
[0023]
Examples of the anionic surfactant include the following.
(1) A linear or branched alkylbenzene sulfonate having an alkyl group having an average carbon number of 10 to 16.
(2) It has a linear or branched alkyl group or alkenyl group having an average carbon number of 10 to 20, and an average of 0.5 to 8 moles of ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide or those thereof in one molecule Two or more kinds were added (for example, ethylene oxide and propylene oxide at a molar ratio of 0.1 / 9.9 to 9.9 / 0.1, or ethylene oxide and butylene oxide at 0.1 / 9.9 to 9 .9 / 0.1 molar ratio addition) alkyl or alkenyl ether sulfate.
(3) An alkyl or alkenyl sulfate having an alkyl group or alkenyl group having an average carbon number of 10 to 20.
(4) An olefin sulfonate having an average of 10 to 20 carbon atoms in one molecule.
(5) Alkane sulfonate having an average of 10 to 20 carbon atoms in one molecule.
(6) A saturated or unsaturated fatty acid salt having an average of 10 to 24 carbon atoms in one molecule.
(7) It has an alkyl group or alkenyl group having an average carbon number of 10 to 20, and an average of 0.5 to 8 mol of ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide or two or more of them are added in one molecule. (For example, ethylene oxide and propylene oxide are in a molar ratio of 0.1 / 9.9 to 9.9 / 0.1, or ethylene oxide and butylene oxide are 0.1 / 9.9 to 9.9 / 0.1. ) Alkyl or alkenyl ether carboxylates.
(8) α-sulfo fatty acid salt or ester having an alkyl group or alkenyl group consisting of 10 to 20 carbon atoms on average.
(9) An N-acyl amino acid type surfactant having an acyl group having 8 to 24 carbon atoms and a free carboxylic acid residue or sulfonic acid residue.
(10) A phosphoric acid mono- or diester-type surfactant having an alkyl group having 8 to 24 carbon atoms, an alkenyl group, or an ethoxylate thereof.
(11) A sulfosuccinic acid ester such as a higher alcohol having 8 to 22 carbon atoms or an ethoxylate thereof or a higher fatty acid amide.
(12) Sulfonates such as higher fatty acid monoethanol amides, diethanol amides, or ethoxylates having 8 to 20 carbon atoms.
(13) Monoglyceride sulfonate having 8 to 20 carbon atoms.
(14) A salt of a condensate of a higher fatty acid having 8 to 20 carbon atoms and isethionic acid.
[0024]
Moreover, as an amphoteric surfactant, the following are mentioned, for example.
(1) An α-position addition type, secondary amide or tertiary amide type imidazoline-based amphoteric surfactant having an alkyl group, alkenyl group or acyl group having 8 to 24 carbon atoms.
(2) A carbobetaine-based, amidebetaine-based, sulfobetaine-based, hydroxysulfobetaine-based or amidesulfobetaine-based amphoteric surfactant having an alkyl group, alkenyl group or acyl group having 6 to 24 carbon atoms.
[0025]
Among the above surfactants, compounds shown in the following (a) to (g) are particularly preferable.
(A) N-acyl-L-glutamic acid represented by formula (5) and a salt thereof.
[0026]
[Chemical 6]
[0027]
[Wherein R Five Represents a linear or branched alkyl or alkenyl group having 12 to 18 carbon atoms, Y 1 And Y 2 Represents a hydrogen atom, sodium, potassium or triethanolamine, Y 1 And Y 2 May be the same or different. ]
(B) N-acyl-N-methyl-β-alanine represented by the formula (6) and a salt thereof.
[0028]
[Chemical 7]
[0029]
[Wherein R Five Represents the same meaning as described above, and Y represents a hydrogen atom, sodium, potassium or triethanolamine. ]
(C) Aminoalkyl tauric acid represented by formula (7) and a salt thereof.
[0030]
[Chemical 8]
[0031]
[Wherein R Five And Y have the same meaning as described above. ]
(D) Amide ether sulfate represented by the formula (8) and a salt thereof.
[0032]
[Chemical 9]
[0033]
[Wherein R Five And Y have the same meaning as described above, and R 6 Represents a straight-chain alkyl group having 1 to 3 carbon atoms, AO represents an oxyalkylene group having 2 to 4 carbon atoms, and n represents a number of 1 to 5 representing an average number of added moles of alkylene oxide. ]
(E) Monoalkyl or dialkyl phosphoric acid represented by formula (9) and salts thereof.
[0034]
[Chemical Formula 10]
[0035]
[Wherein R Five And Y have the same meaning as described above, and R 7 Represents a hydrogen atom or a linear or branched alkyl group or alkenyl group having 12 to 18 carbon atoms (R 7 When is a hydrogen atom, formula (9) represents a monoalkyl phosphoric acid and a salt thereof. ]
(F) Secondary amide type and tertiary amide type imidazoline type amphoteric surfactants represented by the formula (10), (11) or (12) and salts thereof.
[0036]
Embedded image
[0037]
[Wherein R 8 Represents a linear or branched alkyl or alkenyl group having 7 to 18 carbon atoms, and Y represents the same meaning as described above. ]
[0038]
Embedded image
[0039]
[Wherein R 8 And Y have the same meaning as described above. ]
[0040]
Embedded image
[0041]
[Wherein R 8 And Y have the same meaning as described above. ]
(G) Carbobetaine-type, sulfobetaine-type and hydroxysulfobetaine-type amphoteric surfactants represented by the formula (13) or (14).
[0042]
Embedded image
[0043]
[Wherein R 9 Represents an alkyl group, alkenyl group or acyl group having 6 to 24 carbon atoms. ]
[0044]
Embedded image
[0045]
[Wherein R 9 Represents the same meaning as described above, and Z represents a hydrogen atom or a hydroxyl group. ]
These anionic surfactants and amphoteric surfactants can be used alone or in admixture of two or more, and the blending amount is preferably 0.01 to 25% by weight in the total composition, and more preferably 0.1 to When blended in an amount of 20% by weight, particularly 0.1 to 10% by weight, it is particularly excellent in terms of touch and the like.
[0046]
Moreover, when the dosage form of the hair cosmetic of the present invention is a rinse agent, it is preferable to blend a cationic surfactant, a nonionic surfactant and / or an amphoteric surfactant.
[0047]
Examples of the cationic surfactant include those represented by the following general formula (15), (16), (17) or (18).
[0048]
Embedded image
[0049]
[Wherein R Ten Represents a linear or branched alkyl group or alkenyl group having 8 to 22 carbon atoms, and R 11 Represents a hydrogen atom, a methyl group, an ethyl group, or a linear or branched alkyl group or alkenyl group having 8 to 22 carbon atoms; 12 And R 13 Each represents a hydrogen atom, a methyl group or an ethyl group, and R 14 Represents an alkylene group having 2 to 3 carbon atoms, p and q each represent a number of 1 to 10, and A represents a halogen atom or an organic anion group. ]
[0050]
Embedded image
[0051]
[Wherein R 15 Represents a linear or branched alkyl group or alkenyl group having 7 to 35 carbon atoms, and R 16 , R 17 And R 18 Are the same or different and each represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms or a hydroxyalkyl group or a hydrogen atom, and B represents -CONJ- (J represents a hydrogen atom, an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms or a hydroxyalkyl group). , -O- or -COO-, wherein D represents a hydrogen atom, a hydroxyl group, a linear or branched alkyl group having 1 to 36 carbon atoms, an alkenyl group, a hydroxyalkyl group, or a formula
[0052]
Embedded image
[0053]
E represents a hydrogen atom or a hydroxyl group, r represents a number of 2 or 3, and s represents 0 or an integer of 1 to 5. However, when s = 1, E represents a hydrogen atom or a hydroxyl group, and when s = 0, 2, 3, 4, 5, E represents a hydrogen atom. A has the same meaning as described above. ]
[0054]
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[0055]
[Wherein R 19 Is a linear or branched alkyl group having a total carbon number of 8 to 35, which may be divided by a functional group represented by —O—, —CONH—, —OCO— or —COO— or substituted with —OH. Or an alkenyl group and R 20 And R twenty one Are the same or different and each represents an alkyl group, alkenyl group or hydroxyalkyl group having 1 to 22 carbon atoms. ]
Among these cationic surfactants, stearyl trimethyl ammonium chloride, cetyl trimethyl ammonium chloride, behenyl trimethyl ammonium chloride, distearyl methylamine, dioleylmethylamine, dipalmitoylmethylamine, stearyldimethylamine, stearyldiethylamine, behenyldimethylamine , Behenyl diethylamine, oleyldimethylamine, palmitoyldimethylamine, stearamidepropyldimethylamine, stearamidepropyldiethylamine, stearamideethyldiethylamine, stearamideethyldimethylamine are preferred.
[0056]
The total amount of the cationic surfactant is preferably 0.01 to 25% by weight, more preferably 0.1 to 20% by weight, and particularly preferably 0.1 to 15% by weight.
[0057]
Nonionic surfactants include, for example, polyoxyalkylene alkyl ethers or polyoxyls having a linear or branched alkyl group or alkenyl group having an average carbon number of 10 to 24, to which ethylene oxide, propylene oxide or butylene oxide is added. Alkylene alkenyl ether; glycerin ester of fatty acid having 8 to 20 carbon atoms; glycol ester of fatty acid having 8 to 20 carbon atoms; ethoxylate of monoglyceride of fatty acid having 8 to 20 carbon atoms; sucrose of higher fatty acid having 8 to 20 carbon atoms Ester; sorbitan ester of higher fatty acid having 8 to 20 carbon atoms; polyglycerin fatty acid ester having an acyl group having 8 to 20 carbon atoms; monoethanolamide or diethanolamide of higher fatty acid having 8 to 20 carbon atoms or ethoxylate thereof; Polyoxy Tylene hydrogenated castor oil; polyoxyalkylene sorbitan fatty acid ester having an acyl group having 8 to 20 carbon atoms; polyoxyethylene sorbite fatty acid ester having an acyl group having 8 to 20 carbon atoms; linear or branched chain having 8 to 18 carbon atoms An alkyl saccharide surfactant having an alkyl group, an alkenyl group or an alkylphenyl group; an alkylamine oxide or alkylamidoamine oxide having a linear or branched alkyl group or alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms; Polyhydric alcohol ether compounds or ester compounds having 20 linear or branched alkyl groups or alkenyl groups; siloxane derivatives (described in JP-A No. 4-108795), silicone surfactants such as polyoxy-modified silicones Polyoxyalkylene ethers, Polyoxyalkylene alkyl allyl ether, polyoxyalkylene lanolin alcohol, polyoxyalkylene glyceryl mono fatty acid ester, polyoxyalkylene fatty acid ester, higher fatty acid glycerin ester, pluronic block polymer nonionic activator, tetronic block polymer nonionic activator, poly Examples include oxyalkylene fatty acid amides, polyoxyalkylene alkyl amides, and polyethyleneimine derivatives.
[0058]
The nonionic surfactant can be used alone or in combination of two or more, and is preferably blended in an amount of 0.01 to 25% by weight, more preferably 0.1 to 20% by weight, especially 0 It is preferable to mix 1 to 15% by weight.
[0059]
[Polymer for hair setting]
When the dosage form of the hair cosmetic composition of the present invention is a hair set agent, a hair foam agent, a hair spray agent or the like, it is preferable to blend a hair set polymer. Examples of the hair set polymer include the following.
(1) Polyvinylpyrrolidone polymer compound
-Polyvinylpyrrolidone; Commercially available products include Rubiscol K12, K30 (above, manufactured by BASF), PVPK15, K30 (above, manufactured by GAF), and the like.
-Polyvinylpyrrolidone / vinyl acetate copolymer; commercially available products include Rubiscol VA28, VA73 (above, manufactured by BASF), PVP / VA E-735, S-630 (above, manufactured by GAF), and the like.
-Polyvinylpyrrolidone / vinyl acetate / vinyl propionate terpolymer; commercially available products include Rubiscol VAP343 (manufactured by BASF).
-Polyvinylpyrrolidone / alkylaminoacrylate copolymer; commercially available products such as rubiflex (manufactured by BASF), copolymers 845, 937, 958 (manufactured by GAF) and the like.
Polyvinylpyrrolidone / acrylate / (meth) acrylic acid copolymer; commercially available products such as Rubyflex VBM35 (manufactured by BASF) and the like.
-Polyvinylpyrrolidone / alkylamino acrylate / vinyl caprolactam copolymer; as a commercial product, copolymer VC-713 (manufactured by GAF) and the like can be mentioned.
(2) Acidic vinyl ether polymer compounds
Methyl vinyl ether / maleic anhydride alkyl half ester copolymer; commercially available products such as GANTREZ ES-225, ES-425, SP-215 (manufactured by GAF) and the like.
(3) Acidic polyvinyl acetate polymer compound
-Vinyl acetate / crotonic acid copolymer; Resin 28-1310 (manufactured by National Starch Co., Ltd.), Ruby Set CA66 (manufactured by BASF Corp.) and the like are listed as commercial products.
-Vinyl acetate / crotonic acid / vinyl neodecanoate copolymer; Resin 28-2930 (manufactured by National Starch Co., Ltd.) and the like are listed as commercial products.
-Vinyl acetate / crotonic acid / vinyl propionate copolymer; Rubyset CAP (manufactured by BASF) and the like are listed as commercial products.
-Vinyl acetate / tert-butyl vinyl benzoate / crotonic acid copolymer; for example, those described in JP-A-6-507646.
(4) Acidic acrylic polymer
・ (Meth) acrylic acid / (meth) acrylic acid ester copolymer; plus size L53P (manufactured by Kyoyo Chemical Co., Ltd.), diamond hold (manufactured by Mitsubishi Chemical Co., Ltd.), Amahold DR-25 (manufactured by Amacol) Etc.
-Acrylic acid / acrylic acid alkyl ester / alkyl acrylamide copolymer; Examples of commercially available products include ULTRAHOLD 8 (manufactured by BASF) and Amphomer V-42 (manufactured by National Starch).
(5) Amphoteric acrylic polymer compound
(Meth) acrylic ethyl betaine / (meth) acrylic acid alkyl ester copolymer; for example, a copolymer of N-methacryloyloxyethyl-N, N-dimethylammonium α-N-methylcarboxybetaine and (meth) acrylic acid alkyl ester Examples of the commercial products include Yuka Former M-75 and SM (manufactured by Mitsubishi Chemical Corporation).
-Acrylic acid alkyl ester / butylaminoethyl methacrylate / acrylic acid octylamide copolymer; for example, octylacrylamide / acrylate / butylaminoethyl methacrylate copolymer and the like, and commercially available products such as Anformer 28-4910 (National Starch) Manufactured) and the like.
(6) Basic acrylic polymer compound
Examples include acrylamide / acrylic ester-based quaternary copolymers; those described in JP-A-2-180911 and JP-A-8-291206.
(7) Polymer compound having cellulose skeleton
Polymer compounds having a cationic cellulose skeleton; examples of commercially available products include Cellcoat H-100 and L-200 (manufactured by National Starch).
(8) Polymer compound having chitin / chitosan skeleton
-Hydroxypropyl chitosan; As a commercial product, chitofilmer (manufactured by Ichimaru Falcos) and the like can be mentioned.
・ Carboxymethyl chitin, carboxymethyl chitosan, chitosan and monovalent acids such as pyrrolidone carboxylic acid, lactic acid, glycolic acid or salts with divalent acids such as adipic acid, succinic acid, etc .; Salt), kaitomer L (lactate) (above, manufactured by Union Carbide) and the like.
(9) Water dispersible polyester
AQ38S, AQJIS (Eastman Kodak Co., Ltd.) etc. are mentioned as a commercial item.
(10) Organopolysiloxane linked with poly (N-acylethyleneimine) described in JP-B-9-2716831, JP-A-7-133352, JP-A-5-112423, JP-A-3-287509 What is being done is mentioned.
[0060]
These hair set polymers can be used alone or in combination of two or more, and are preferably blended in an amount of 0.1 to 10% by weight, particularly 0.5 to 6% by weight, It is preferable to add 1.0 to 5% by weight because necessary and sufficient setting force can be obtained.
[0061]
[Other ingredients]
In the hair cosmetic composition of the present invention, an oil, a polyhydric alcohol, a solvent, a conditioning component, and the like can be appropriately blended as components other than those described above. Examples of oils include higher fatty acids such as stearic acid, higher alcohols such as cetanol, solid fats such as cholesterol, petrolatum, cholesteryl isostearate, and sphingolipids, liquid fats such as squalene, jojoba oil, and other silicone derivatives. . Examples of the polyhydric alcohol include glycerin, 1,3-butylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, polyethylene glycol, polyglycerin, and sorbitol. Examples of the solvent include water, alcohol having 1 to 6 carbon atoms, benzyl alcohol, 2-pentyloxyethanol, N-alkylpyrrolidone, diethylene glycol monoethyl ether, and the like. Examples of conditioning components include cationized polymers such as cationized cellulose, cationized guar gum, and Marcoat 550 (manufactured by Merck).
[0062]
In addition, other commonly used components such as water-soluble polymers such as polysaccharides such as methylcellulose, hydroxyethylcellulose, carboxyvinyl polymer, xanthan gum; viscosity of polyoxyalkylene sorbitan ester, polyoxyethylene glycol distearate, ethanol, etc. Conditioning agents; Chelating agents such as ethylenediaminetetraacetic acid (EDTA) and phosphonates; Preservatives such as methylparaben and butylparaben; Nutritional components such as vitamins and their precursors; Animal and plant extracts such as lecithin and gelatin; Polymer fine powders such as polyethylene; anti-inflammatory agents such as potassium glycyrrhizinate; anti-inflammatory agents such as tocopherol acetate; bactericides and anti-dandruff agents such as triclosan, trichlorocarban, octopirox, zinc pyrithione; dibutyl Antioxidants such as droxytoluene; other pearlizing agents, UV absorbers, pH adjusters such as lactic acid and citric acid, pigments, fragrances, and the like, if necessary, within a range not impairing the effects of the present invention. Can do.
[0063]
Among these components, it is desirable to mix water and an alcohol having 1 to 6 carbon atoms, and mix other components as desired.
[0064]
[Forms for hair cosmetics]
The hair cosmetic composition of the present invention can be produced according to a conventional method, and its dosage form is not particularly limited as long as it is applied to hair, and can be various dosage forms. Specific examples of the dosage form include hair foam, hair spray, hair set mist, hair set gel, color lotion, hair set lotion, blow lotion, shampoo, rinse, treatment and the like.
[0065]
【Example】
Parts and% in the examples are based on weight unless otherwise specified. In the following synthesis examples, amino groups, carboxyl groups and hydroxyl groups were quantified by the following method.
[0066]
<Quantification of amino group>
Analysis was carried out by potentiometric titration using an acetic acid solution of perchloric acid in a chloroform / methanol mixed solvent (volume ratio 1: 1).
[0067]
<Quantification of carboxyl group>
In a chloroform / methanol mixed solvent (volume ratio 1: 1), phenolphthalein was used as an indicator, and titration was performed using an ethanol solution of potassium hydroxide.
[0068]
<Quantification of hydroxyl group>
The mixture was treated with a pyridine solution of acetic anhydride in a chloroform solvent, water was added to change excess acetic anhydride to acetic acid, and the resulting acetic acid was back titrated with potassium hydroxide using phenolphthalein as an indicator. The titration value of the carboxyl group was subtracted from the obtained value and converted to the amount of remaining hydroxyl group.
[0069]
Synthesis Example 1 (Containing group containing an amide bond)
200 parts of KF-8002 (manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd., amino group-containing polydimethylsiloxane) and 12.0 parts of succinic anhydride (manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) are mixed, and 85 to 88 ° C. in a nitrogen atmosphere. Was stirred for 4 hours to obtain a polydimethylsiloxane having a carboxyl group as a pale yellow paste.
[0070]
In this polydimethylsiloxane, 92% of the original amino groups had disappeared. Moreover, the result of the quantification of the carboxyl group was 22.5 mg potassium hydroxide equivalent / g sample. As a result of measuring the infrared absorption spectrum by the liquid film method, 1708 cm -1 The absorption of carboxyl groups is 1641 cm -1 Absorption of an amide group was observed.
[0071]
To 100 parts of the polydimethylsiloxane having a carboxyl group thus obtained, 400 parts of unmodified 99.5% ethanol was added at room temperature and stirred to be suspended. To this, a solution of 560 parts of ion-exchanged water of 1.0 part of sodium hydroxide was added over 1 minute, and the pressure was reduced to 10,600 to 13,300 Pa (80 to 100 torr) with stirring, and the total amount was 470. Concentrated to part. To this, 300 parts of ion-exchanged water was added and concentrated again in the same manner to make the total amount 410 parts to obtain an anionic polysiloxane emulsion as an emulsion. The average particle size of this emulsion was 1.9 μm.
[0072]
Synthesis Example 2 (Containing an ester bond in the linking group)
200 parts of KF-6003 (manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd., hydroxyl group-containing polydimethylsiloxane) and 7.14 parts of succinic anhydride (manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) were mixed, and the mixture was 90 to 95 ° C. in a nitrogen atmosphere. The mixture was stirred for 9 hours to obtain a polydimethylsiloxane having a carboxyl group as a colorless paste.
[0073]
In this polydimethylsiloxane, 93% of the original hydroxyl groups disappeared, and the result of quantitative determination of the carboxyl groups was 18.8 mg potassium hydroxide equivalent / g sample. As a result of measuring an infrared absorption spectrum by a liquid film method, 1716 cm -1 The absorption of carboxyl groups is 1730 cm -1 Absorption of ester groups was observed.
[0074]
A solution of 299 parts of ion-exchanged water of 0.96 parts of sodium hydroxide was kept at 45 ° C. or lower and stirred at 7000 rpm by a disperser. 100 parts of the polydimethylsiloxane having a carboxyl group obtained above was added thereto, and stirring was further continued for 20 minutes to obtain an anionic emulsion of polysiloxane as an emulsion. The average particle size of this emulsion was 0.9 μm.
[0075]
Example 1
The compositions shown in Table 1 were mixed in order to prepare shampoo compositions of the present invention products 1-2 and comparative products 1-3. The performance of these shampoo compositions was evaluated by 10 expert panelists in the following manner. The results are shown in Table 1.
[0076]
<A feeling of unity hair>
When the specialized panelists themselves wash their hair using the shampoo compositions listed in Table 1 in accordance with conventional methods, wipe the hair with a towel without using hair conditioning agents such as rinses, treatments, etc. The hair condition was self-evaluated according to the following criteria.
A: Feels unity in hair.
○: Feels a little untidy in the hair.
Δ: The hair does not feel too coherent.
×: The hair does not feel unity.
[0077]
<Hair slipping>
When the professional panelists themselves wash their hair using the shampoo compositions listed in Table 1 according to conventional methods, wipe the hair with a towel without using a hair conditioning agent such as a rinse, treatment, etc. The non-stickiness of hair was self-evaluated according to the following criteria.
A: The hair feels smooth and smooth.
○: The hair feels smooth and slippery.
Δ: Slightly slippery feeling in hair.
X: The hair does not feel slippery but feels sticky.
[0078]
<Glossy hair>
After specialized panelists themselves wash their hair using the shampoo compositions listed in Table 1 according to conventional methods, wipe the hair with a towel without using a hair conditioning agent such as rinsing or treatment, and then naturally dry the hair as it is. I looked in the mirror and self-assessed my hair gloss according to the following criteria.
A: The hair has a very beautiful gloss.
○: The hair feels shiny.
Δ: The hair does not feel glossy.
×: The hair feels less glossy.
[0079]
[Table 1]
[0080]
Example 2
Each component shown in Table 2 was mixed in order to prepare hair set foam compositions of Invention Products 3, 4 and Comparative Products 4-6. The performance of these hair set foam compositions was evaluated by 10 expert panelists in the following manner. The results are shown in Table 2.
[0081]
<Hair set feeling>
A professional panelist washed the hair according to the same method as in Example 1 using the shampoo agent shown in Comparative Product 1 in Table 1, wiped the hair with a towel, and dried the hair naturally. Subsequently, an appropriate amount of the hair set foam composition shown in Table 2 was placed on the hair by hand or brush, and after the hair was conditioned with the hand or brush and then naturally dried, the state of the hair was evaluated according to the following criteria.
(Double-circle): The hair is set satisfactorily and hardly breaks down even if it moves.
○: Feels unity in hair.
Δ: A little untidy in hair.
×: The hair does not feel unity.
[0082]
<Hair feel>
A professional panelist washed the hair according to the same method as in Example 1 using the shampoo agent shown in Comparative Product 1 in Table 1, wiped the hair with a towel, and dried the hair naturally. Subsequently, an appropriate amount of the hair set foam composition described in Table 2 was placed on the hair by hand or brush, and the feel of the hair after being naturally dried after being conditioned by hand or brush was evaluated according to the following criteria.
A: The hair feels very smooth and smooth.
○: Feels good to hair.
Δ: The hair does not feel particularly good.
X: The hair feels sticky.
[0083]
[Table 2]
[0084]
Example 3
A hair set foam stock solution having the composition shown below was prepared by mixing each component. The obtained stock solution and liquefied petroleum gas as a propellant were mixed at a ratio of stock solution: gas = 70: 30 to obtain a hair set foam.
With respect to this hair set foam, the hair setting feeling and the hair feeling were evaluated according to the same evaluation method as in Example 2. As a result, both results were ◎.
[0085]
Example 4
A lotion solution for blow having the composition shown below was prepared by mixing each component. The obtained stock solution was filled in a pump spray container to obtain a lotion for blow.
[0086]
With respect to this lotion for blow, the setting feeling of hair and the feel of hair were evaluated according to the same evaluation method as in Example 2. As a result, the former was ◎ and the latter was ○.
[0087]
Example 5
A hair spray stock solution having the composition shown below was prepared by mixing each component. The obtained stock solution and liquefied petroleum gas as a propellant were mixed at a ratio of stock solution: gas = 55: 45 to obtain a hair spray.
[0088]
With respect to this hair spray, the hair setting feeling and the hair feeling were evaluated according to the same evaluation method as in Example 2. As a result, both results were ◎.
[0089]
Example 6
A hair set gel stock solution having the composition shown below was prepared by mixing each component. The obtained stock solution was filled in a container to obtain a hair set gel.
[0090]
With respect to this hair set gel, the hair setting feeling and the hair feel were evaluated in accordance with the same evaluation method as in Example 2. As a result, the former was ◯ and the latter was ◎.
[0091]
Example 7
A shampoo stock solution having the composition shown below was prepared by mixing each component. The obtained stock solution was filled in a container to obtain a shampoo.
[0092]
This shampoo was evaluated for hair feeling, hair slippage, and hair shine according to the same evaluation method as in Example 1. As for hair feeling, ○ for hair feeling, ○ for hair slipping, The gloss was ○.
[0093]
Example 8
A treatment stock solution having the composition shown below was prepared by mixing each component. The obtained stock solution was filled into a container to obtain a treatment.
[0094]
Wash the hair using the shampoo shown in Comparative Product 1 in Table 1 according to the same method as in Example 1, apply this treatment to the hair for the appropriate amount of the hand without wiping with a towel, and use the palm and fingers to cover the entire hair. After spreading and acclimatizing, the hair was rinsed thoroughly with water, wiped with a towel and dried by natural drying. When this hair was evaluated for hair feeling, hair slippage, and hair gloss according to the same panelists and evaluation criteria as in Example 1, the hair feel was good, the hair feel was good, and the hair slipperiness was ◎, It was ◎ for no gloss.
[0095]
【The invention's effect】
The hair cosmetic composition of the present invention has no stickiness, gives a unity, and can impart a good feeling to the hair.
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